1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:03:10.66 ID:kuRqogwA0
えりな「うぅ~…歯が、歯が痛い」ズキズキ
えりな「なんでこんなに痛いのよ…まさか虫歯?」
えりな「高校生になってからちゃんと一人で歯を磨いていたのに…」
えりな「…緋沙子にばれてしまったら」
えりな「いえ、これは虫歯なんかであるはずがありません」
えりな「この薙切えりなともある者が歯の一つや二つ磨き損ねる訳が」
緋沙子「あ、えりな様。こんな所にいらっしゃったんですね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442894590
えりな「なんでこんなに痛いのよ…まさか虫歯?」
えりな「高校生になってからちゃんと一人で歯を磨いていたのに…」
えりな「…緋沙子にばれてしまったら」
えりな「いえ、これは虫歯なんかであるはずがありません」
えりな「この薙切えりなともある者が歯の一つや二つ磨き損ねる訳が」
緋沙子「あ、えりな様。こんな所にいらっしゃったんですね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442894590
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:04:06.72 ID:kuRqogwA0
えりな「!」
緋沙子「…どうかされましたか?」
えりな「へぁっ!?な、なにもないのよ!緋沙子が心配するようなことは!」
緋沙子「は、はぁ…」
えりな「…それで?なにかしら」
緋沙子「ところでえりな様そろそろお時間ですので車に乗っていただかないと」
えりな「そ、そうね…」
緋沙子「…どうかされましたか?」
えりな「へぁっ!?な、なにもないのよ!緋沙子が心配するようなことは!」
緋沙子「は、はぁ…」
えりな「…それで?なにかしら」
緋沙子「ところでえりな様そろそろお時間ですので車に乗っていただかないと」
えりな「そ、そうね…」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:15:43.37 ID:kuRqogwA0
車内
緋沙子「本日の予定は午前中に大手氷菓子会社14社の検食」
えりな「…」
緋沙子「午後は来月行われる世界激辛料理典に出店される29店から依頼が来ております」
えりな「」
緋沙子「本日の予定は午前中に大手氷菓子会社14社の検食」
えりな「…」
緋沙子「午後は来月行われる世界激辛料理典に出店される29店から依頼が来ております」
えりな「」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:23:04.33 ID:kuRqogwA0
えりな「…」ズキズキズキズキ
えりな(…こ、これはまずいわね)
えりな(おそらくこんな状態でアイスクリームや辛い食べ物なんて食べてしまったら…)
ーーーーー
えりな「…うっ!痛い……」ズキッ
緋沙子「えりな様!まさか虫歯に!」
えりな「ち、違うの緋沙子!」
緋沙子「だから申したのです!仕上げは私がすると!」
えりな「だってそれは…」
緋沙子「言い訳は聞きません!今日からまた最後は私が磨きます!」
えりな「そんな…」
ーーーーー
えりな(なんてことに成りかねないわね…)
えりな(…こ、これはまずいわね)
えりな(おそらくこんな状態でアイスクリームや辛い食べ物なんて食べてしまったら…)
ーーーーー
えりな「…うっ!痛い……」ズキッ
緋沙子「えりな様!まさか虫歯に!」
えりな「ち、違うの緋沙子!」
緋沙子「だから申したのです!仕上げは私がすると!」
えりな「だってそれは…」
緋沙子「言い訳は聞きません!今日からまた最後は私が磨きます!」
えりな「そんな…」
ーーーーー
えりな(なんてことに成りかねないわね…)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:28:49.93 ID:kuRqogwA0
えりな(まずいわね…一刻も早くこの車から逃げないと)
緋沙子「…」ペラ
えりな(今!緋沙子が資料を確認している今!この時がチャンスよ!)
えりな「ね、ねぇ緋沙子?(シャクリ声)」
えりな(やだ!変な声が出ちゃったじゃない…)
緋沙子「は、はい?」
えりな「今日の占い見たかしら…?」
えりな(もっと上手に話を振れないの!?私は!)
緋沙子「…」ペラ
えりな(今!緋沙子が資料を確認している今!この時がチャンスよ!)
えりな「ね、ねぇ緋沙子?(シャクリ声)」
えりな(やだ!変な声が出ちゃったじゃない…)
緋沙子「は、はい?」
えりな「今日の占い見たかしら…?」
えりな(もっと上手に話を振れないの!?私は!)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:33:32.73 ID:kuRqogwA0
緋沙子「もちろんです、えりな様は本日の占い1位でした」
えりな「そ、そう…」
緋沙子「はい!さすがはえりな様です!占いですら頂点を極めるなんて!」
えりな「…」
緋沙子「…えりな様?」
えりな「わ、私が見た占いだと私が最下位だったのよね…」
緋沙子「!」
えりな「そ、そう…」
緋沙子「はい!さすがはえりな様です!占いですら頂点を極めるなんて!」
えりな「…」
緋沙子「…えりな様?」
えりな「わ、私が見た占いだと私が最下位だったのよね…」
緋沙子「!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:40:01.27 ID:kuRqogwA0
えりな「しかも家で大人しくって言っていたのよね…」
緋沙子「そ、それでは…」
えりな(なに言ってるのかしら私…こんなことで)
緋沙子「本日の予定を取りやめた方がよろしいでしょうか?」
えりな「!?」
緋沙子「なににおかれましてもえりな様の体調が一番です」
えりな(…む、胸が痛くなってきたわね)
緋沙子「先ほどからどこかよろしくない様に見られましたし」
緋沙子「そ、それでは…」
えりな(なに言ってるのかしら私…こんなことで)
緋沙子「本日の予定を取りやめた方がよろしいでしょうか?」
えりな「!?」
緋沙子「なににおかれましてもえりな様の体調が一番です」
えりな(…む、胸が痛くなってきたわね)
緋沙子「先ほどからどこかよろしくない様に見られましたし」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:45:23.99 ID:kuRqogwA0
えりな「そ、そんなことは…」
えりな(ここで身を乗り出してしまったらもう後に戻ることは出来ない)
緋沙子「いえ!今の声ではっきりわかりました!」
えりな(ひっ!お、怒られる…)
緋沙子「今日はゆっくりとお休みになるべきです!」
えりな「ひ、緋沙子…」
緋沙子「連絡はすぐに済ませますのですぐに戻りましょう!」
えりな(あぁ…なぜかことが大きく……)
えりな(ここで身を乗り出してしまったらもう後に戻ることは出来ない)
緋沙子「いえ!今の声ではっきりわかりました!」
えりな(ひっ!お、怒られる…)
緋沙子「今日はゆっくりとお休みになるべきです!」
えりな「ひ、緋沙子…」
緋沙子「連絡はすぐに済ませますのですぐに戻りましょう!」
えりな(あぁ…なぜかことが大きく……)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 13:55:21.14 ID:kuRqogwA0
私室
緋沙子「えりな様、眠れない時もなるべく横になっていてください」
えりな「…」
緋沙子「私は一度失礼させていただきます」
えりな「緋沙子…」
緋沙子「はい!」
えりな「ごめんなさいね…」
緋沙子「いえ、それよりも早く元気になってください」
えりな「…」
緋沙子「では」
緋沙子「えりな様、眠れない時もなるべく横になっていてください」
えりな「…」
緋沙子「私は一度失礼させていただきます」
えりな「緋沙子…」
緋沙子「はい!」
えりな「ごめんなさいね…」
緋沙子「いえ、それよりも早く元気になってください」
えりな「…」
緋沙子「では」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:09:18.13 ID:kuRqogwA0
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキ
えりな「これはまずいわね…」
えりな「なにか調べる方法があればいいのだけど」
えりな「…!」
えりな「いつも緋沙子が使っているぱそこん?を使えば!」
えりな「…どこにあるのかしら?」
えりな「…うぅ~…痛い」グスッ
えりな「これはまずいわね…」
えりな「なにか調べる方法があればいいのだけど」
えりな「…!」
えりな「いつも緋沙子が使っているぱそこん?を使えば!」
えりな「…どこにあるのかしら?」
えりな「…うぅ~…痛い」グスッ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:13:28.90 ID:kuRqogwA0
えりな「こんなの今日だけで治るわけが…」
えりな「…少なくてもこの連休で治さなくてはいけないのよね」
えりな「…」
えりな「眠れなくても横になっていた方が良いと言っていたけど」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「眠れる訳がない…」
えりな「…な、なにかいいことを考えていれば!」
えりな「…少なくてもこの連休で治さなくてはいけないのよね」
えりな「…」
えりな「眠れなくても横になっていた方が良いと言っていたけど」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「眠れる訳がない…」
えりな「…な、なにかいいことを考えていれば!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:17:22.09 ID:kuRqogwA0
えりな(あの人の料理をいただいて…)
えりな(次に私の料理を召し上がっていただくの)
えりな(その日はきっと最高の日になるわね!)
えりな(はぁ…なんだかいい気持ね、これなら眠れそう…)
えりな(それに寝れば治るかもしれないし…)
えりな「…」
えりな「…」zzz
えりな(次に私の料理を召し上がっていただくの)
えりな(その日はきっと最高の日になるわね!)
えりな(はぁ…なんだかいい気持ね、これなら眠れそう…)
えりな(それに寝れば治るかもしれないし…)
えりな「…」
えりな「…」zzz
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:24:11.27 ID:kuRqogwA0
ーーーーー
えりな「結局治らなかったわ…」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「どうしましょう…」
えりな「学校は始まってしまったし、これじゃあ…」
「もう気を付けないとダメだよ?」
「いや、まさか虫歯になるなんてなww」
えりな「!」
えりな「虫歯!?…でもこの声は」
えりな「…いえ話を聞くだけでも」
えりな「結局治らなかったわ…」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「どうしましょう…」
えりな「学校は始まってしまったし、これじゃあ…」
「もう気を付けないとダメだよ?」
「いや、まさか虫歯になるなんてなww」
えりな「!」
えりな「虫歯!?…でもこの声は」
えりな「…いえ話を聞くだけでも」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:36:10.10 ID:kuRqogwA0
恵「もう、笑ってるけど歯は大事なんだよ!」
創真「いや、でも俺結構歯医者好きなんだよな」
恵「か、変わってるね…」
創真「あの歯を削ってる感じが好きなんだよな」
恵「そんな風に感じるのは創真君だけだと思うよ…」
創真「でもよかったぜ、小さい虫歯で」
恵「でも、また歯医者さんに行くんでしょ?」
創真「まぁ、流石に一回じゃ終わんないからな」
えりな「…」
創真「いや、でも俺結構歯医者好きなんだよな」
恵「か、変わってるね…」
創真「あの歯を削ってる感じが好きなんだよな」
恵「そんな風に感じるのは創真君だけだと思うよ…」
創真「でもよかったぜ、小さい虫歯で」
恵「でも、また歯医者さんに行くんでしょ?」
創真「まぁ、流石に一回じゃ終わんないからな」
えりな「…」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:42:43.24 ID:kuRqogwA0
えりな「…幸平君」
創真「あ、薙切じゃん珍しい」
恵「な、薙切さん!お、おはよう…」
えりな「おはよう…幸平君ちょっと」
創真「え、なに?」
えりな「いいからちょっと来なさい!」
創真「なんだよ、めんどくせぇなぁ~」
えりな「はやく!」
創真「…わりい田所、ちょっと行ってくる」
創真「あ、薙切じゃん珍しい」
恵「な、薙切さん!お、おはよう…」
えりな「おはよう…幸平君ちょっと」
創真「え、なに?」
えりな「いいからちょっと来なさい!」
創真「なんだよ、めんどくせぇなぁ~」
えりな「はやく!」
創真「…わりい田所、ちょっと行ってくる」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:46:52.13 ID:kuRqogwA0
創真「で、なんだよこんなとこに連れ出して」
えりな「…」
創真「…薙切?」
えりな「そ、その…虫歯ってどんな感じなのかしら?」
創真「…は?」
えりな「いいから答えなさい!」
創真「どんなって…俺の場合はいつも早めに見つかるからな」
えりな「…」
えりな「…」
創真「…薙切?」
えりな「そ、その…虫歯ってどんな感じなのかしら?」
創真「…は?」
えりな「いいから答えなさい!」
創真「どんなって…俺の場合はいつも早めに見つかるからな」
えりな「…」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:52:49.92 ID:kuRqogwA0
創真「でも、放っておくとなにもしなくてもズキズキするらしいぜ」
えりな「!」
創真「…え?まさかお前」
えりな「は、はぁぁぁ!?そんなわけないじゃない!」
創真「…」
えりな「この私がなんで虫歯なんて!」
創真「そっか…ま、気をつけろよな…最悪氏ぬらしいから」
えりな「」
創真「んじゃまたな」
えりな「!」
創真「…え?まさかお前」
えりな「は、はぁぁぁ!?そんなわけないじゃない!」
創真「…」
えりな「この私がなんで虫歯なんて!」
創真「そっか…ま、気をつけろよな…最悪氏ぬらしいから」
えりな「」
創真「んじゃまたな」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:57:20.11 ID:kuRqogwA0
えりな「…」
えりな「しんじゃう…わたし…しんじゃうのてん?」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「うそ…」
えりな「…」グスッ
えりな「…うぇ~~~~ん」ポロポロ
えりな「いやだよぉ~…グスッ…うぇ~~ん」ポロポロポロ
えりな「ひさこ~~」ポロポロポロポロ
えりな「しんじゃう…わたし…しんじゃうのてん?」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「うそ…」
えりな「…」グスッ
えりな「…うぇ~~~~ん」ポロポロ
えりな「いやだよぉ~…グスッ…うぇ~~ん」ポロポロポロ
えりな「ひさこ~~」ポロポロポロポロ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 14:58:50.34 ID:kuRqogwA0
えりな「…」
えりな「しんじゃう…わたし…しんじゃうの…?」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「うそ…」
えりな「…」グスッ
えりな「…うぇ~~~~ん」ポロポロ
えりな「いやだよぉ~…グスッ…うぇ~~ん」ポロポロポロ
えりな「ひさこ~~」ポロポロポロポロ
えりな「しんじゃう…わたし…しんじゃうの…?」
えりな「…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
えりな「うそ…」
えりな「…」グスッ
えりな「…うぇ~~~~ん」ポロポロ
えりな「いやだよぉ~…グスッ…うぇ~~ん」ポロポロポロ
えりな「ひさこ~~」ポロポロポロポロ
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:16:54.01 ID:kuRqogwA0
「だからもう緋沙子は…」
「だ、大丈夫だって!新戸さんはそんな風に薙切さんを思ってなんかいないよ!」
「…」
「…それに、二人とも仲良くしたいと、元に戻りたいと思ってるんでしょ?」
「ひ、緋沙子は思ってないかも…」
緋沙子「…」
「そんなことないよ!それにもしそうだとしても薙切さんは仲直りしたいんでしょ?」
「…えぇ」
緋沙子「…」
「じゃあ大丈夫だよ!ちゃんと言葉にしよ」
「た、田所さん…」
創真(さすが田所!)
緋沙子「えりな様!」ガチャ
創真「おい!新戸!」
「だ、大丈夫だって!新戸さんはそんな風に薙切さんを思ってなんかいないよ!」
「…」
「…それに、二人とも仲良くしたいと、元に戻りたいと思ってるんでしょ?」
「ひ、緋沙子は思ってないかも…」
緋沙子「…」
「そんなことないよ!それにもしそうだとしても薙切さんは仲直りしたいんでしょ?」
「…えぇ」
緋沙子「…」
「じゃあ大丈夫だよ!ちゃんと言葉にしよ」
「た、田所さん…」
創真(さすが田所!)
緋沙子「えりな様!」ガチャ
創真「おい!新戸!」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:22:57.04 ID:xo54pxRG0
恵(そろそろ来てよぉ創真君)
恵「じゃあ大丈夫だよ!ちゃんと言葉にしよ」
えりな「た、田所さん…」
恵「ほれ、ちゃんと新戸さんに謝りに」
緋沙子「えりな様!」ガチャ
えりな・恵「!?」
創真「おい!新戸!」
緋沙子「え、えりな様…」
えりな「緋沙子…」
えりな・緋沙子「ごめんなさい!」
創真「…」
恵「じゃあ大丈夫だよ!ちゃんと言葉にしよ」
えりな「た、田所さん…」
恵「ほれ、ちゃんと新戸さんに謝りに」
緋沙子「えりな様!」ガチャ
えりな・恵「!?」
創真「おい!新戸!」
緋沙子「え、えりな様…」
えりな「緋沙子…」
えりな・緋沙子「ごめんなさい!」
創真「…」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:33:38.50 ID:xo54pxRG0
えりな「ごめんなさい!私緋沙子に酷いこと言ってしまったし態度だって…」
緋沙子「ごめんなさい!私がえりな様にもっと説明しておけばよかったです!そうすれば…」
えりな「緋沙子…」
緋沙子「えりな様…」
えりな「ひ、ひさこ~~~~」ダキッ
緋沙子「えりなさま~~~~」ダキッ
えりな・緋沙子「うぇ~~~~~~ん」ポロポロポロポロポロ
恵「…う、うまくいったのかな?」
創真「たぶん大丈夫だろ」
緋沙子「ごめんなさい!私がえりな様にもっと説明しておけばよかったです!そうすれば…」
えりな「緋沙子…」
緋沙子「えりな様…」
えりな「ひ、ひさこ~~~~」ダキッ
緋沙子「えりなさま~~~~」ダキッ
えりな・緋沙子「うぇ~~~~~~ん」ポロポロポロポロポロ
恵「…う、うまくいったのかな?」
創真「たぶん大丈夫だろ」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:39:26.17 ID:xo54pxRG0
えりな「い、いい!?今日見たことは言うんじゃないのよ!//」
恵「そんなことしないよ」
えりな「た、田所さんに言ってるわけじゃなくて…//」
創真「言わねえよそんなこと」
えりな「どうだか」
創真「早く行けよ」
えりな「言われなくても行くわ」
創真「…それれにしても」ジー
えりな「な、なによ…そんなに見つめて//」
創真「片側だけ腫れてて変なリスみたいだな」
えりな「…」
恵(それはフォローのしようがないよ創真君)
恵「そんなことしないよ」
えりな「た、田所さんに言ってるわけじゃなくて…//」
創真「言わねえよそんなこと」
えりな「どうだか」
創真「早く行けよ」
えりな「言われなくても行くわ」
創真「…それれにしても」ジー
えりな「な、なによ…そんなに見つめて//」
創真「片側だけ腫れてて変なリスみたいだな」
えりな「…」
恵(それはフォローのしようがないよ創真君)
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:45:48.69 ID:xo54pxRG0
緋沙子「ありがとうございました田所さん」
創真「おい、俺にはないのかよ」
緋沙子「幸平もありがとう」
恵「気を付けて帰ってね」
緋沙子「はい!ではまた学校で!」
「緋沙子ーー!早くしなさーい!」
緋沙子「はい!ただいま!」ダッ
創真「なんだったんだあの二人は」
恵「でも、よかったね仲直り出来て。喧嘩別れはイヤだもんね」
創真「喧嘩って言ってもあれは親子喧嘩みたいなもんだろ」
恵「そうかなぁ…私は兄弟喧嘩みたいな感じがしたけどなぁ」
創真「…幼稚園生の妹と大学生の姉みたいなもんだな」
恵「あ、あははは…なんか否定できない」
創真「おい、俺にはないのかよ」
緋沙子「幸平もありがとう」
恵「気を付けて帰ってね」
緋沙子「はい!ではまた学校で!」
「緋沙子ーー!早くしなさーい!」
緋沙子「はい!ただいま!」ダッ
創真「なんだったんだあの二人は」
恵「でも、よかったね仲直り出来て。喧嘩別れはイヤだもんね」
創真「喧嘩って言ってもあれは親子喧嘩みたいなもんだろ」
恵「そうかなぁ…私は兄弟喧嘩みたいな感じがしたけどなぁ」
創真「…幼稚園生の妹と大学生の姉みたいなもんだな」
恵「あ、あははは…なんか否定できない」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 19:55:35.97 ID:xo54pxRG0
私室
緋沙子「えりな様…」
えりな「なあに緋沙子?」ニコニコ
緋沙子「今回のことをふまえて、やはりえりな様の歯磨きは私がしようと思うのですが」
えりな「…」
緋沙子「えりな様?」
えりな「それはいや!」
緋沙子「ですが親知らずがまた出てきたらなるべく早めに病院に行かないと」
えりな「嫌なものは嫌なの!」
緋沙子「ダメです!こればかりは譲れません!」
えりな「だって緋沙子に磨いてもらうと9時に寝ないといけなくなるじゃない」
緋沙子「…えりな様、最近は何時くらいにお休みになられていたのですか?」
えりな「い、今そんな話してないじゃない!」
緋沙子「いえ!重要なことです!抜歯後は身体の疲れをしっかり取らないと!」
えりな「いいじゃないそんなこと!」
緋沙子「よくありません!」
えりな「ひ、緋沙子なんて知らな~い」ボフッ
緋沙子「あ!またベットに制服のまま倒れこんで!」
緋沙子「えりな様…」
えりな「なあに緋沙子?」ニコニコ
緋沙子「今回のことをふまえて、やはりえりな様の歯磨きは私がしようと思うのですが」
えりな「…」
緋沙子「えりな様?」
えりな「それはいや!」
緋沙子「ですが親知らずがまた出てきたらなるべく早めに病院に行かないと」
えりな「嫌なものは嫌なの!」
緋沙子「ダメです!こればかりは譲れません!」
えりな「だって緋沙子に磨いてもらうと9時に寝ないといけなくなるじゃない」
緋沙子「…えりな様、最近は何時くらいにお休みになられていたのですか?」
えりな「い、今そんな話してないじゃない!」
緋沙子「いえ!重要なことです!抜歯後は身体の疲れをしっかり取らないと!」
えりな「いいじゃないそんなこと!」
緋沙子「よくありません!」
えりな「ひ、緋沙子なんて知らな~い」ボフッ
緋沙子「あ!またベットに制服のまま倒れこんで!」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/22(火) 20:03:03.33 ID:xo54pxRG0
緋沙子「いいですかえりな様!」
えりな「聞こえな~い」ニコニコ
緋沙子「なにを笑っているんですか!虫歯を治すときは今回の10倍は痛いんですよ!」
えりな「じゅ、10倍…」
緋沙子「そうです!ですから今後は私がえりな様の歯を最終的に磨いて」
えりな「で、でも教えてくれた磨き方をすればそんな簡単にはならないんでしょ?」
緋沙子「いえ、今日からは完璧に磨きましょう!」
えりな「だ、大丈夫よ!そんな簡単に虫歯になんか」ズキッ
えりな「」
緋沙子「…?」
えりな「…」
緋沙子「どうされました?えりな様」
えりな「緋沙子…歯痛い…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
おわり
えりな「聞こえな~い」ニコニコ
緋沙子「なにを笑っているんですか!虫歯を治すときは今回の10倍は痛いんですよ!」
えりな「じゅ、10倍…」
緋沙子「そうです!ですから今後は私がえりな様の歯を最終的に磨いて」
えりな「で、でも教えてくれた磨き方をすればそんな簡単にはならないんでしょ?」
緋沙子「いえ、今日からは完璧に磨きましょう!」
えりな「だ、大丈夫よ!そんな簡単に虫歯になんか」ズキッ
えりな「」
緋沙子「…?」
えりな「…」
緋沙子「どうされました?えりな様」
えりな「緋沙子…歯痛い…」ズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキズキ
おわり
引用元: ・薙切えりな「…歯が痛い」
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