1: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:20:29.76 ID:HO6MQQ4DO
初投稿かもしれない

前作
ダークイルミネイトと前川の日常的観測

前前作
モバP「飛鳥が可愛い」

前前前作
忘れた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481124029

引用元: ・モバP「俺に好意を寄せているアイドルがいるらしい」

2: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:23:43.38 ID:HO6MQQ4DO
モバP「どうやら俺に好意を寄せているアイドルがいるみたいだ」

モバP「ここは一つ、好いてくれるアイドルには悪いが嘘をついておこう」

…………
……
モバP「おまえたちに聞いてもらいたいことがある」

モバP(嘘をつくのは心が痛むが……)

モバP「彼女ができました」

3: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:27:16.56 ID:HO6MQQ4DO
まゆ(親愛度600/600)「はい?」

凛(親愛度600/600)「プロデューサー、今日はエイプリルフールじゃないよ」

卯月(親愛度600/600)「嘘……ですよね?」

未央(親愛度523/600)「おめでとう……が正解なのかな」

響子(親愛度600/600)「……」

4: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:30:40.76 ID:HO6MQQ4DO
まゆ「……どんな人なんですかぁ?」

P「あ、あぁ、えっと……」

P「優しくて……えっと……かわいくて……」

凛「それなら私たちでも変わらないよ、プロデューサーが選んだんだから」

P「あぅ……あの……えっと……」

卯月「そんなにしどろもどろになるなんて……本当に嘘だっ

「すまないね、Pの彼女はボクさ」

P「!?」

5: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:34:09.45 ID:HO6MQQ4DO
飛鳥「お疲れ様、P」

P「あ、飛鳥!?」

飛鳥「どうしたんだい?一日ぶりの彼女の姿を、忘れたとは言わないだろうね」

飛鳥(ボクが助ける。話を合わせて)ボソッ

P「ま、まさか!可愛い彼女の顔を忘れるわけないだろ!」

飛鳥「ふふっ、ありがとう」

飛鳥「というわけさ、キミ達から奪う形になってしまったことは謝るよ」

P(そんな挑発的な!?まゆとか凛が怒るんじゃないか!?)オロオロ

6: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:38:18.45 ID:HO6MQQ4DO
まゆ「あ、飛鳥ちゃんでしたかぁ……おめでとうございます」

凛「飛鳥なら……うん……おめでとう」

卯月「あは、あはは……やっぱり……」

P(あら?)

飛鳥「さ、P。デートに行こうか」

飛鳥「仕事は終わってるみたいだからね、冬の震える風に晒されたボクを温めてくれるだろう?」

P「そ、そうだな。いこうか」

7: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:41:21.07 ID:HO6MQQ4DO
…………
……

まゆ「……はぁ……」

凛「あの感じ、絶対嘘だよね」

まゆ「だと思いますけど……」

まゆ「名乗りをあげておけばよかったんでしょうか……」

凛「いや、相手が悪いよ……」

…………
……
飛鳥「さぁ、P。助けたお礼をくれるかい?」

飛鳥(親愛度600/0)「ふふっ♪」

18: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:26:48.99 ID:eXwB5kpDO
P「お礼って……」

飛鳥「そうだね、美味しいコーヒーでもお願いしようかな」

P「あぁ、それならいい店があるんだ」

…………
……
飛鳥「随分と洒落た店だね、キミにピッタリだ」

P「はは、お世辞をありがとう。入ろうか」

飛鳥「エスコートしてくれるかい?」

P「エスコート……わかった」

ギュッ(飛鳥の手を握る音)

P「飛鳥、いこう」

飛鳥「うん」

19: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:30:43.05 ID:eXwB5kpDO
飛鳥「これが、キミのオススメのコーヒーか……頂くよ」

飛鳥「……」ズズッ

P(……ちょっと眉をしかめたな、やっぱり佐藤なしは苦かったんだろう)

飛鳥「……ふむ、確かにいつものとは違う。香りも、深みも」

P(今日は他に人はいないし、美味しく飲んでもらいたいからなぁ)

P「飛鳥」

飛鳥「ん……なんだい?」

20: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:33:47.91 ID:eXwB5kpDO
P「俺の前では、着飾らなくていいさ」

P「飛鳥は飛鳥だ。俺はありのままの飛鳥が好きだよ」

P「無理はしないでいい、砂糖を少し加えようか」

P「二人だけの、甘い一時にしよう」

飛鳥「……」

飛鳥「……う、うん」ドキドキ

P(俺、口下手だから……ちゃんと伝えられたかな……)

27: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:49:01.53 ID:lTKN4zLDO
P「飛鳥……?顔赤いぞ?」

飛鳥「コーヒーの温もりに、君の優しさが加わったからね」

飛鳥「熱も帯びるさ」

P「もしかして、風邪か?」

P「最近寒いもんな……それに」

ギュッ

P「手、冷たいもんな」

P「俺、結構暖かい方だから、しばらくこうしてようか」

飛鳥「……うん……」

28: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:51:43.84 ID:lTKN4zLDO
P「飛鳥の手、すべすべだな」

P「絹のようだ」

飛鳥「好きなだけ触ってくれても構わないよ」

P「いや、あまり触ってると迷惑だよな、すまない」

P「飛鳥もお年頃だもんな」

29: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:54:48.38 ID:lTKN4zLDO
P「今日は助けてくれてありがとうな」

飛鳥「今日は?違うね、今日もになるさ」

飛鳥「明日からいつも通り戻ったら、キミもボクも面目が丸潰れさ。一過性じゃない愛を示そう」

P「……たしかに、そうだな」

P「明日もよろしく頼むよ」

30: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:07:52.78 ID:lTKN4zLDO
…………
……
P「……まてよ」

P「アイドルとの恋愛沙汰は御法度だから、そのカモフラージュにアイドルとつきあうって」

P「……意味ないんじゃないか?」

P「……飛鳥にちゃんと話そう」

31: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:11:35.62 ID:lTKN4zLDO
事務所

ガチャッ(ドアか開く音)

P「おはようございます」

飛鳥(790/0)「おはよう、今日も身を差す寒さが際だつが、キミの存在が日差しになるよ」

飛鳥「だから、ぎゅっ」ギュムッ

飛鳥「……ふふっ、好きだよ、P」

P「……」

P(言えねえ……)ナデナデ

32: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:13:50.51 ID:lTKN4zLDO
誤字修正

佐藤→砂糖
ドアか→ドアが
21>>→>>21

33: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:18:51.85 ID:lTKN4zLDO
みく(240/300)「朝っぱらからいちゃいちゃが凄いにゃ?」

P「あ、あぁ」

飛鳥「念願が、遙か彼方にいた夢が、手元にいるんだ。少しばかりの強欲は許してくれないかな」

みく「みくはかまわないにゃ、だけど」

凛「ぐほっ」

まゆ「力が……欲しい……」

ヘレン「地球レベルだったわ」

みく「死にそうなのがいっぱいいるにゃ」

34: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:20:46.25 ID:lTKN4zLDO
P「……飛鳥、ちょっと二人きりになりたい」

飛鳥「……思ったよりえっちなんだね」

P「違う、違うんだ」

飛鳥「冗談さ、仮眠室にいこう」

…………
……
飛鳥「嫌だよ」

P「まだなにもいってないぞ」

35: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:43:36.85 ID:lTKN4zLDO
飛鳥「婚約の解消だろう?」

P「話が進みすぎだ、すこし落ち着け」

飛鳥「どうせキミのことだ、矛盾に気づいてしまったんだろう」

P「理解力すげえな、その通りだよ」

飛鳥「答えはノーだ」

飛鳥「昨日伝えただろう?ボクにも立場がある」

飛鳥「せめて一週間は共にいてくれないか」

P「……わかった」

36: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:45:50.83 ID:lTKN4zLDO
…………
……

飛鳥「一週間……か」

飛鳥「ここでPを落とせなかったら、永遠にチャンスはこない」

飛鳥「……よし」

飛鳥「P、覚悟して」

飛鳥「気持ちを切り替えたボクの怖さ、見せてあげるよ」

40: 名無しさん 2016/12/11(日) 09:28:06.95 ID:cwynuT9DO
…………
……
飛鳥「P、キミは食生活に難がある。彼女としてそれは見過ごせないね」

飛鳥「だから、はい」

P「おぉ……弁当か……!」

P「ありがとう」ナデナデ

飛鳥「……♪」

41: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:48:53.43 ID:cwynuT9DO
P「丁度昼にしようと思ってたんだ、せっかく目の前にいるんだし、感想を伝えようか」

飛鳥「そ……それは気恥ずかしいな……でも、オブラートの無い意見は、糧になる」

飛鳥「キミの為にも、伝えてほしいな」

P「オッケー、じゃあ早速」

パカッ(弁当を開ける音)

P「桜でんぶでハートか、いきなりぶっ込んできたな」

P「……たこさんウィンナーにハートのハンバーグに」

P「このデザートって書かれた箱に入ってた飛鳥の写真はなんだ?」

飛鳥「……キミはせっかちだね///」

P「俺が悪かった、デザートは今度にしよう」

P「早速頂くよ」

42: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:53:21.30 ID:cwynuT9DO
飛鳥「P、口を開けて、あーん」

P「あー」

P「……うまい」

P「うまいんだけど、自分で食べれるぞ」

飛鳥「これも作法さ、付き合うなら行うべきものだよ」

飛鳥「美味しいならよかった、味見はしたけれど、キミの口に合うかは解らなかったからね」

飛鳥「もっとボクのことを好きになりそうかい?」

P「なるなる、次お願い」

飛鳥「…………んふ」ニヤニヤ

飛鳥「はい、あーん♪」

43: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:57:32.77 ID:cwynuT9DO
P「美味しかった、自分の分はいいのか?」

飛鳥「ボクは大丈夫、この後適当にすますさ」

P「俺だけ食べるのも悪いな……そうだ」

P「明日も作ってくれよ、俺も作ってくるからさ」

P「一緒に食べような」

飛鳥「うん……♪」

飛鳥「……えへへ」ニヘラニヘラ

飛鳥「あ、デザートが残って

P「おなかいっぱいだ、明日にしような」

飛鳥「食欲を満たしたなら次は

P「さ、レッスンいこうな」

45: 名無しさん 2016/12/13(火) 02:09:51.19 ID:kSM0IQJDO
飛鳥「何故だ……うまくいかない……」

ありす「そりゃああれじゃ駄目ですよ」

飛鳥「キミは……ワンダーランド、何が駄目だというんだ」

ありす「ありすです、女性はおしとやかでなければいけないと聞きました」

飛鳥「成る程……おしとやかなら得意だ、任せてくれ」

飛鳥「ありがとうテミス」

ありす「ありすです」

46: 名無しさん 2016/12/13(火) 02:34:19.90 ID:kSM0IQJDO
「P、お待たせ」

P「ん?飛鳥か、どうし……」

P「どうした」

飛鳥「和服を纏ったのさ、普遍ではなく新しいセカイを見せようとね」

P「……綺麗だな」

飛鳥「っ!」パァァ

飛鳥「本当かい!?」

P「あぁ、うそつく必要がないからな」

48: 名無しさん 2016/12/15(木) 01:03:47.56 ID:C8Bcyr7DO
P「飛鳥にはドレスが似合うと思っていたが……和服のほうが似合うかもしれないな」

P(でるとこでてないし)

飛鳥「え、えへ、えへへ……///」

飛鳥「そ、そんな……P……式はどこにしようか……///」

飛鳥「ごはんにする……それとも……やんっ!ボクはデザートだよ……///」

P「戻ってこい飛鳥」

49: 名無しさん 2016/12/15(木) 01:09:45.23 ID:C8Bcyr7DO
P「あ、そうだ。写真とってもいいか?」

飛鳥「待ち受けにするのかい?」

P「そうそう、はいっチーズ」

P「あ、こら、こっちをみてくれないと」

飛鳥「冗談を本気にされると……困るよ」

飛鳥「今にやにやが止まらないからちょっと待って……///」ニヤニヤ

52: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:26:09.65 ID:jRNjCOQDO
飛鳥「本当に待ち受けにするんだね」

P「あぁ、綺麗だったしな」

P「それに、写真撮って終わりじゃ、すこし寂しいだろ」

飛鳥「ふふっ、キミらしいね。ボクとしては一過性の物にすぎないけれど、受け取る手が変われば、輝きも変わるんだろうね」

P「違いないな」

P「……あれ?飛鳥、お前このあとレッスンじゃないのか?」

飛鳥「……今日は風邪気味だから休ませてもら

P「さ、いこうな」

飛鳥「は、はなしてくれ!いやだ!マストレさんはいやだ!」

飛鳥「あの変な味のドリンクは嫌だぁぁぁ!!」

53: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:30:10.26 ID:jRNjCOQDO
…………
次の日!
……

P「……飛鳥」

飛鳥「なんだい?」

P「質問していいか?」

飛鳥「なぜ遊園地に来たのかをかい?それなら答えは簡単だ」

飛鳥「イベントでボクの音楽を見せるのと、デートだ」

P「……いいか、飛鳥。俺はプロデューサー、飛鳥はアイドルだ」

P「二人でいちゃいちゃしたりなんかしたら、すぐにフライデーがやばいぞ」

飛鳥「バレなきゃいいのさ。ボクは先にイベントの仕事があるからね、キミは少し暇をつぶしていてくれるかな」

P「……大丈夫かなぁ……」

54: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:33:03.81 ID:jRNjCOQDO
…………
……

飛鳥「ありがとう、ボクの風を聞いてくれて」

ウォォォォ!!

…………
……

飛鳥「……ふぅ」

飛鳥「気持ちのいいものだね、ボクの旋律が、歓喜に変わる様は」

飛鳥「さて、Pが待ってるだろう。ボクはいこうか」

55: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:36:09.40 ID:jRNjCOQDO
ギャル「そこのお兄さぁん、あたしたちと一緒にあそばなーい?」

ギャル2「独りとか寂しいっしょ?」

P「あ、あの、その……」


飛鳥「……!」

飛鳥「すまない、ツレが迷惑をかけたみたいだね」

ギャル「はぁ?」

P「あ、ちょ、ひっぱらないで」

飛鳥「早くいくよ、ボクはお腹が減ったんだ」

P「う、うん……」

56: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:38:44.80 ID:jRNjCOQDO
P「ありがとう……」

飛鳥「キミは意志をもっと強く持った方がいい、ボクの彼氏だろう?」

P「すまん……」

飛鳥「じゃあ、助けたお礼として」

飛鳥「観覧車に乗ろうか」

P「え、めしはいいのか?」

飛鳥「いい、早くいこう」

P「わっ!ひっぱるなって!」

58: 名無しさん 2016/12/18(日) 23:50:42.95 ID:sgVlhLbDO
…………
観覧車、ゴンドラ内
……
P「あの、飛鳥?」

P「なんで手を離さないんだ?」

飛鳥「キミへの枷さ、キミはすぐに消えてしまうからね」

飛鳥(観覧車が一周する間、手をつなぎ続けた二人は結ばれる……か)

飛鳥(迷信にすぎない話だけど)

ギュッ

飛鳥(たまには信じてもいいだろう)

飛鳥(だって、今幸せなんだからね)

59: 名無しさん 2016/12/18(日) 23:55:51.66 ID:sgVlhLbDO
飛鳥「しかし、高さがあがるにつれて景色は表情を変えるものだね」

P「夜なら夜景とか見れたのかな、しかし昼でも綺麗だな」

飛鳥「そうだね、馴染みのない視界に、ボクも戸惑っているみたいだ」

飛鳥(こういうとき、気を利かせて甘い言の葉でも吐いてくれればね)

P「……まぁ、飛鳥の方が綺麗だけどさ」

飛鳥(そう、こんな風に……っ!?)

飛鳥「い、いま、なんて」

P「なんでもない、気のせいだろ」

飛鳥「気のせい……?」

飛鳥(幻聴か、それでも嬉しいけどね)

飛鳥(体温が上昇している気がするよ……手を通じて悟られなければいいけど)

60: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:32:58.27 ID:1RJQo49DO
飛鳥「もうすぐ頂点だ、キミは折り返しと思うのだろうか」

飛鳥「そういえば、知ってるかい?」

飛鳥「あくまで迷信のひとつにすぎない話だけど、頂点でキスをすると結ばれるって話を」

飛鳥「キミがいつかその気になったら、またボクを誘ってくれるといい」

飛鳥「迷信は真実へと変わるさ、二人の力があればね」

P「やけに詳しいな」

飛鳥「あくまで聞いた話さ、調べたりなんかはしてないよ」

61: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:39:37.57 ID:1RJQo49DO
飛鳥「それとも、今するかい?」

飛鳥「仮初めの関係を捨てることは簡単さ」

グイッ

飛鳥「どうだい、近くでみたボクは」

飛鳥「今少しでもゴンドラが揺れれば、唇が触れそうだ」

飛鳥「ふふっ、ジョークさ」

飛鳥「もう頂点だ、からかってすまな

チュッ

飛鳥「……はえ?」

P「……ごめん」

62: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:42:12.80 ID:1RJQo49DO
飛鳥「……今の……」

P「……本当にすまない……抑えきれなかった」

飛鳥「……それって」

P「駄目なことをしたのは解っている……冗談を本気にした、俺の罪だ」

飛鳥「……P……?」

飛鳥「キミは、ボクを選んでくれたのか……?」

P「……」

64: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:48:17.27 ID:DLqOd0VDO
P「飛鳥の好意に、今まで気づいていなかった俺を許してくれ」

飛鳥「P……」

P「この数日、飛鳥と一緒にいてわかったんだ」

P「俺は、飛鳥が好きなんだ」

P「嘘の関係で、ようやく本音が理解ったんだ」

P「プロデューサーとアイドル、絶対に交わってはいけないとは承知している」

P「だけど、俺と共に来てくれないか」

飛鳥「……拒否する理由はない、答えは一つさ」

飛鳥「P、願わくば降りるまで。この手を握っていてくれるかな」

P「もちろんだ」

65: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:52:24.63 ID:DLqOd0VDO
…………
……

P「みんな、聞いてくれ」

P「今まで騙して悪かった」

P「罪滅ぼしになるかは分からないが、真実を告げる」

P「俺は飛鳥と付き合うことにした」

66: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:55:56.85 ID:DLqOd0VDO
まゆ「まぁ知ってました」

凛「昨日観覧車でキスしてたし」

P「おいこらなんで知ってんだ」

卯月「飛鳥ちゃん、朝からにこにこしてましたから」

まゆ「嘘から出た真ですねぇ……はっ!まゆもPさんと付き合ってるって言えば」

凛「はいはい、バレバレだよまゆ」

まゆ「もう……わかってますよぉ」

凛「だって、ねぇ」

67: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:59:17.00 ID:DLqOd0VDO
飛鳥「こんなとこにいたのか」

P「事務所だよ、こんなとことはなんだ」

飛鳥「一緒に風にあたらないか、キミと話したいことがあるんだ」

P「……しょうがないな、風邪をひかない程度にな」

飛鳥「その時は、よろしく頼むよ」



凛「二人とも、あんなにいい顔してるんだし」

まゆ「今回は認めてあげましょうかねぇ」

卯月「うぇぇぇぇん!!み゛お゛ちゃ゛ぁ゛ん!」

未央「しまむー!よく頑張った!」

68: 名無しさん 2016/12/20(火) 01:00:31.69 ID:DLqOd0VDO
おしまい


あと少しおまけ書きます

サブタイトル
モバP「好意を抱いてくれる飛鳥と全力でいちゃいちゃする」