1: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:20:29.76 ID:HO6MQQ4DO
初投稿かもしれない
前作
ダークイルミネイトと前川の日常的観測
前前作
モバP「飛鳥が可愛い」
前前前作
忘れた
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481124029
前作
ダークイルミネイトと前川の日常的観測
前前作
モバP「飛鳥が可愛い」
前前前作
忘れた
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481124029
引用元: ・モバP「俺に好意を寄せているアイドルがいるらしい」
2: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:23:43.38 ID:HO6MQQ4DO
モバP「どうやら俺に好意を寄せているアイドルがいるみたいだ」
モバP「ここは一つ、好いてくれるアイドルには悪いが嘘をついておこう」
…………
……
モバP「おまえたちに聞いてもらいたいことがある」
モバP(嘘をつくのは心が痛むが……)
モバP「彼女ができました」
モバP「ここは一つ、好いてくれるアイドルには悪いが嘘をついておこう」
…………
……
モバP「おまえたちに聞いてもらいたいことがある」
モバP(嘘をつくのは心が痛むが……)
モバP「彼女ができました」
3: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:27:16.56 ID:HO6MQQ4DO
まゆ(親愛度600/600)「はい?」
凛(親愛度600/600)「プロデューサー、今日はエイプリルフールじゃないよ」
卯月(親愛度600/600)「嘘……ですよね?」
未央(親愛度523/600)「おめでとう……が正解なのかな」
響子(親愛度600/600)「……」
凛(親愛度600/600)「プロデューサー、今日はエイプリルフールじゃないよ」
卯月(親愛度600/600)「嘘……ですよね?」
未央(親愛度523/600)「おめでとう……が正解なのかな」
響子(親愛度600/600)「……」
4: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:30:40.76 ID:HO6MQQ4DO
まゆ「……どんな人なんですかぁ?」
P「あ、あぁ、えっと……」
P「優しくて……えっと……かわいくて……」
凛「それなら私たちでも変わらないよ、プロデューサーが選んだんだから」
P「あぅ……あの……えっと……」
卯月「そんなにしどろもどろになるなんて……本当に嘘だっ
「すまないね、Pの彼女はボクさ」
P「!?」
P「あ、あぁ、えっと……」
P「優しくて……えっと……かわいくて……」
凛「それなら私たちでも変わらないよ、プロデューサーが選んだんだから」
P「あぅ……あの……えっと……」
卯月「そんなにしどろもどろになるなんて……本当に嘘だっ
「すまないね、Pの彼女はボクさ」
P「!?」
5: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:34:09.45 ID:HO6MQQ4DO
飛鳥「お疲れ様、P」
P「あ、飛鳥!?」
飛鳥「どうしたんだい?一日ぶりの彼女の姿を、忘れたとは言わないだろうね」
飛鳥(ボクが助ける。話を合わせて)ボソッ
P「ま、まさか!可愛い彼女の顔を忘れるわけないだろ!」
飛鳥「ふふっ、ありがとう」
飛鳥「というわけさ、キミ達から奪う形になってしまったことは謝るよ」
P(そんな挑発的な!?まゆとか凛が怒るんじゃないか!?)オロオロ
P「あ、飛鳥!?」
飛鳥「どうしたんだい?一日ぶりの彼女の姿を、忘れたとは言わないだろうね」
飛鳥(ボクが助ける。話を合わせて)ボソッ
P「ま、まさか!可愛い彼女の顔を忘れるわけないだろ!」
飛鳥「ふふっ、ありがとう」
飛鳥「というわけさ、キミ達から奪う形になってしまったことは謝るよ」
P(そんな挑発的な!?まゆとか凛が怒るんじゃないか!?)オロオロ
6: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:38:18.45 ID:HO6MQQ4DO
まゆ「あ、飛鳥ちゃんでしたかぁ……おめでとうございます」
凛「飛鳥なら……うん……おめでとう」
卯月「あは、あはは……やっぱり……」
P(あら?)
飛鳥「さ、P。デートに行こうか」
飛鳥「仕事は終わってるみたいだからね、冬の震える風に晒されたボクを温めてくれるだろう?」
P「そ、そうだな。いこうか」
凛「飛鳥なら……うん……おめでとう」
卯月「あは、あはは……やっぱり……」
P(あら?)
飛鳥「さ、P。デートに行こうか」
飛鳥「仕事は終わってるみたいだからね、冬の震える風に晒されたボクを温めてくれるだろう?」
P「そ、そうだな。いこうか」
7: 名無しさん 2016/12/08(木) 00:41:21.07 ID:HO6MQQ4DO
…………
……
まゆ「……はぁ……」
凛「あの感じ、絶対嘘だよね」
まゆ「だと思いますけど……」
まゆ「名乗りをあげておけばよかったんでしょうか……」
凛「いや、相手が悪いよ……」
…………
……
飛鳥「さぁ、P。助けたお礼をくれるかい?」
飛鳥(親愛度600/0)「ふふっ♪」
……
まゆ「……はぁ……」
凛「あの感じ、絶対嘘だよね」
まゆ「だと思いますけど……」
まゆ「名乗りをあげておけばよかったんでしょうか……」
凛「いや、相手が悪いよ……」
…………
……
飛鳥「さぁ、P。助けたお礼をくれるかい?」
飛鳥(親愛度600/0)「ふふっ♪」
18: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:26:48.99 ID:eXwB5kpDO
P「お礼って……」
飛鳥「そうだね、美味しいコーヒーでもお願いしようかな」
P「あぁ、それならいい店があるんだ」
…………
……
飛鳥「随分と洒落た店だね、キミにピッタリだ」
P「はは、お世辞をありがとう。入ろうか」
飛鳥「エスコートしてくれるかい?」
P「エスコート……わかった」
ギュッ(飛鳥の手を握る音)
P「飛鳥、いこう」
飛鳥「うん」
飛鳥「そうだね、美味しいコーヒーでもお願いしようかな」
P「あぁ、それならいい店があるんだ」
…………
……
飛鳥「随分と洒落た店だね、キミにピッタリだ」
P「はは、お世辞をありがとう。入ろうか」
飛鳥「エスコートしてくれるかい?」
P「エスコート……わかった」
ギュッ(飛鳥の手を握る音)
P「飛鳥、いこう」
飛鳥「うん」
19: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:30:43.05 ID:eXwB5kpDO
飛鳥「これが、キミのオススメのコーヒーか……頂くよ」
飛鳥「……」ズズッ
P(……ちょっと眉をしかめたな、やっぱり佐藤なしは苦かったんだろう)
飛鳥「……ふむ、確かにいつものとは違う。香りも、深みも」
P(今日は他に人はいないし、美味しく飲んでもらいたいからなぁ)
P「飛鳥」
飛鳥「ん……なんだい?」
飛鳥「……」ズズッ
P(……ちょっと眉をしかめたな、やっぱり佐藤なしは苦かったんだろう)
飛鳥「……ふむ、確かにいつものとは違う。香りも、深みも」
P(今日は他に人はいないし、美味しく飲んでもらいたいからなぁ)
P「飛鳥」
飛鳥「ん……なんだい?」
20: 名無しさん 2016/12/09(金) 02:33:47.91 ID:eXwB5kpDO
P「俺の前では、着飾らなくていいさ」
P「飛鳥は飛鳥だ。俺はありのままの飛鳥が好きだよ」
P「無理はしないでいい、砂糖を少し加えようか」
P「二人だけの、甘い一時にしよう」
飛鳥「……」
飛鳥「……う、うん」ドキドキ
P(俺、口下手だから……ちゃんと伝えられたかな……)
P「飛鳥は飛鳥だ。俺はありのままの飛鳥が好きだよ」
P「無理はしないでいい、砂糖を少し加えようか」
P「二人だけの、甘い一時にしよう」
飛鳥「……」
飛鳥「……う、うん」ドキドキ
P(俺、口下手だから……ちゃんと伝えられたかな……)
27: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:49:01.53 ID:lTKN4zLDO
P「飛鳥……?顔赤いぞ?」
飛鳥「コーヒーの温もりに、君の優しさが加わったからね」
飛鳥「熱も帯びるさ」
P「もしかして、風邪か?」
P「最近寒いもんな……それに」
ギュッ
P「手、冷たいもんな」
P「俺、結構暖かい方だから、しばらくこうしてようか」
飛鳥「……うん……」
飛鳥「コーヒーの温もりに、君の優しさが加わったからね」
飛鳥「熱も帯びるさ」
P「もしかして、風邪か?」
P「最近寒いもんな……それに」
ギュッ
P「手、冷たいもんな」
P「俺、結構暖かい方だから、しばらくこうしてようか」
飛鳥「……うん……」
28: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:51:43.84 ID:lTKN4zLDO
P「飛鳥の手、すべすべだな」
P「絹のようだ」
飛鳥「好きなだけ触ってくれても構わないよ」
P「いや、あまり触ってると迷惑だよな、すまない」
P「飛鳥もお年頃だもんな」
P「絹のようだ」
飛鳥「好きなだけ触ってくれても構わないよ」
P「いや、あまり触ってると迷惑だよな、すまない」
P「飛鳥もお年頃だもんな」
29: 名無しさん 2016/12/10(土) 02:54:48.38 ID:lTKN4zLDO
P「今日は助けてくれてありがとうな」
飛鳥「今日は?違うね、今日もになるさ」
飛鳥「明日からいつも通り戻ったら、キミもボクも面目が丸潰れさ。一過性じゃない愛を示そう」
P「……たしかに、そうだな」
P「明日もよろしく頼むよ」
飛鳥「今日は?違うね、今日もになるさ」
飛鳥「明日からいつも通り戻ったら、キミもボクも面目が丸潰れさ。一過性じゃない愛を示そう」
P「……たしかに、そうだな」
P「明日もよろしく頼むよ」
30: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:07:52.78 ID:lTKN4zLDO
…………
……
P「……まてよ」
P「アイドルとの恋愛沙汰は御法度だから、そのカモフラージュにアイドルとつきあうって」
P「……意味ないんじゃないか?」
P「……飛鳥にちゃんと話そう」
……
P「……まてよ」
P「アイドルとの恋愛沙汰は御法度だから、そのカモフラージュにアイドルとつきあうって」
P「……意味ないんじゃないか?」
P「……飛鳥にちゃんと話そう」
31: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:11:35.62 ID:lTKN4zLDO
事務所
ガチャッ(ドアか開く音)
P「おはようございます」
飛鳥(790/0)「おはよう、今日も身を差す寒さが際だつが、キミの存在が日差しになるよ」
飛鳥「だから、ぎゅっ」ギュムッ
飛鳥「……ふふっ、好きだよ、P」
P「……」
P(言えねえ……)ナデナデ
ガチャッ(ドアか開く音)
P「おはようございます」
飛鳥(790/0)「おはよう、今日も身を差す寒さが際だつが、キミの存在が日差しになるよ」
飛鳥「だから、ぎゅっ」ギュムッ
飛鳥「……ふふっ、好きだよ、P」
P「……」
P(言えねえ……)ナデナデ
32: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:13:50.51 ID:lTKN4zLDO
誤字修正
佐藤→砂糖
ドアか→ドアが
21>>→>>21
佐藤→砂糖
ドアか→ドアが
21>>→>>21
33: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:18:51.85 ID:lTKN4zLDO
みく(240/300)「朝っぱらからいちゃいちゃが凄いにゃ?」
P「あ、あぁ」
飛鳥「念願が、遙か彼方にいた夢が、手元にいるんだ。少しばかりの強欲は許してくれないかな」
みく「みくはかまわないにゃ、だけど」
凛「ぐほっ」
まゆ「力が……欲しい……」
ヘレン「地球レベルだったわ」
みく「死にそうなのがいっぱいいるにゃ」
P「あ、あぁ」
飛鳥「念願が、遙か彼方にいた夢が、手元にいるんだ。少しばかりの強欲は許してくれないかな」
みく「みくはかまわないにゃ、だけど」
凛「ぐほっ」
まゆ「力が……欲しい……」
ヘレン「地球レベルだったわ」
みく「死にそうなのがいっぱいいるにゃ」
34: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:20:46.25 ID:lTKN4zLDO
P「……飛鳥、ちょっと二人きりになりたい」
飛鳥「……思ったよりえっちなんだね」
P「違う、違うんだ」
飛鳥「冗談さ、仮眠室にいこう」
…………
……
飛鳥「嫌だよ」
P「まだなにもいってないぞ」
飛鳥「……思ったよりえっちなんだね」
P「違う、違うんだ」
飛鳥「冗談さ、仮眠室にいこう」
…………
……
飛鳥「嫌だよ」
P「まだなにもいってないぞ」
35: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:43:36.85 ID:lTKN4zLDO
飛鳥「婚約の解消だろう?」
P「話が進みすぎだ、すこし落ち着け」
飛鳥「どうせキミのことだ、矛盾に気づいてしまったんだろう」
P「理解力すげえな、その通りだよ」
飛鳥「答えはノーだ」
飛鳥「昨日伝えただろう?ボクにも立場がある」
飛鳥「せめて一週間は共にいてくれないか」
P「……わかった」
P「話が進みすぎだ、すこし落ち着け」
飛鳥「どうせキミのことだ、矛盾に気づいてしまったんだろう」
P「理解力すげえな、その通りだよ」
飛鳥「答えはノーだ」
飛鳥「昨日伝えただろう?ボクにも立場がある」
飛鳥「せめて一週間は共にいてくれないか」
P「……わかった」
36: 名無しさん 2016/12/10(土) 09:45:50.83 ID:lTKN4zLDO
…………
……
飛鳥「一週間……か」
飛鳥「ここでPを落とせなかったら、永遠にチャンスはこない」
飛鳥「……よし」
飛鳥「P、覚悟して」
飛鳥「気持ちを切り替えたボクの怖さ、見せてあげるよ」
……
飛鳥「一週間……か」
飛鳥「ここでPを落とせなかったら、永遠にチャンスはこない」
飛鳥「……よし」
飛鳥「P、覚悟して」
飛鳥「気持ちを切り替えたボクの怖さ、見せてあげるよ」
40: 名無しさん 2016/12/11(日) 09:28:06.95 ID:cwynuT9DO
…………
……
飛鳥「P、キミは食生活に難がある。彼女としてそれは見過ごせないね」
飛鳥「だから、はい」
P「おぉ……弁当か……!」
P「ありがとう」ナデナデ
飛鳥「……♪」
……
飛鳥「P、キミは食生活に難がある。彼女としてそれは見過ごせないね」
飛鳥「だから、はい」
P「おぉ……弁当か……!」
P「ありがとう」ナデナデ
飛鳥「……♪」
41: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:48:53.43 ID:cwynuT9DO
P「丁度昼にしようと思ってたんだ、せっかく目の前にいるんだし、感想を伝えようか」
飛鳥「そ……それは気恥ずかしいな……でも、オブラートの無い意見は、糧になる」
飛鳥「キミの為にも、伝えてほしいな」
P「オッケー、じゃあ早速」
パカッ(弁当を開ける音)
P「桜でんぶでハートか、いきなりぶっ込んできたな」
P「……たこさんウィンナーにハートのハンバーグに」
P「このデザートって書かれた箱に入ってた飛鳥の写真はなんだ?」
飛鳥「……キミはせっかちだね///」
P「俺が悪かった、デザートは今度にしよう」
P「早速頂くよ」
飛鳥「そ……それは気恥ずかしいな……でも、オブラートの無い意見は、糧になる」
飛鳥「キミの為にも、伝えてほしいな」
P「オッケー、じゃあ早速」
パカッ(弁当を開ける音)
P「桜でんぶでハートか、いきなりぶっ込んできたな」
P「……たこさんウィンナーにハートのハンバーグに」
P「このデザートって書かれた箱に入ってた飛鳥の写真はなんだ?」
飛鳥「……キミはせっかちだね///」
P「俺が悪かった、デザートは今度にしよう」
P「早速頂くよ」
42: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:53:21.30 ID:cwynuT9DO
飛鳥「P、口を開けて、あーん」
P「あー」
P「……うまい」
P「うまいんだけど、自分で食べれるぞ」
飛鳥「これも作法さ、付き合うなら行うべきものだよ」
飛鳥「美味しいならよかった、味見はしたけれど、キミの口に合うかは解らなかったからね」
飛鳥「もっとボクのことを好きになりそうかい?」
P「なるなる、次お願い」
飛鳥「…………んふ」ニヤニヤ
飛鳥「はい、あーん♪」
P「あー」
P「……うまい」
P「うまいんだけど、自分で食べれるぞ」
飛鳥「これも作法さ、付き合うなら行うべきものだよ」
飛鳥「美味しいならよかった、味見はしたけれど、キミの口に合うかは解らなかったからね」
飛鳥「もっとボクのことを好きになりそうかい?」
P「なるなる、次お願い」
飛鳥「…………んふ」ニヤニヤ
飛鳥「はい、あーん♪」
43: 名無しさん 2016/12/11(日) 23:57:32.77 ID:cwynuT9DO
P「美味しかった、自分の分はいいのか?」
飛鳥「ボクは大丈夫、この後適当にすますさ」
P「俺だけ食べるのも悪いな……そうだ」
P「明日も作ってくれよ、俺も作ってくるからさ」
P「一緒に食べような」
飛鳥「うん……♪」
飛鳥「……えへへ」ニヘラニヘラ
飛鳥「あ、デザートが残って
P「おなかいっぱいだ、明日にしような」
飛鳥「食欲を満たしたなら次は
P「さ、レッスンいこうな」
飛鳥「ボクは大丈夫、この後適当にすますさ」
P「俺だけ食べるのも悪いな……そうだ」
P「明日も作ってくれよ、俺も作ってくるからさ」
P「一緒に食べような」
飛鳥「うん……♪」
飛鳥「……えへへ」ニヘラニヘラ
飛鳥「あ、デザートが残って
P「おなかいっぱいだ、明日にしような」
飛鳥「食欲を満たしたなら次は
P「さ、レッスンいこうな」
45: 名無しさん 2016/12/13(火) 02:09:51.19 ID:kSM0IQJDO
飛鳥「何故だ……うまくいかない……」
ありす「そりゃああれじゃ駄目ですよ」
飛鳥「キミは……ワンダーランド、何が駄目だというんだ」
ありす「ありすです、女性はおしとやかでなければいけないと聞きました」
飛鳥「成る程……おしとやかなら得意だ、任せてくれ」
飛鳥「ありがとうテミス」
ありす「ありすです」
ありす「そりゃああれじゃ駄目ですよ」
飛鳥「キミは……ワンダーランド、何が駄目だというんだ」
ありす「ありすです、女性はおしとやかでなければいけないと聞きました」
飛鳥「成る程……おしとやかなら得意だ、任せてくれ」
飛鳥「ありがとうテミス」
ありす「ありすです」
46: 名無しさん 2016/12/13(火) 02:34:19.90 ID:kSM0IQJDO
「P、お待たせ」
P「ん?飛鳥か、どうし……」
P「どうした」
飛鳥「和服を纏ったのさ、普遍ではなく新しいセカイを見せようとね」
P「……綺麗だな」
飛鳥「っ!」パァァ
飛鳥「本当かい!?」
P「あぁ、うそつく必要がないからな」
P「ん?飛鳥か、どうし……」
P「どうした」
飛鳥「和服を纏ったのさ、普遍ではなく新しいセカイを見せようとね」
P「……綺麗だな」
飛鳥「っ!」パァァ
飛鳥「本当かい!?」
P「あぁ、うそつく必要がないからな」
48: 名無しさん 2016/12/15(木) 01:03:47.56 ID:C8Bcyr7DO
P「飛鳥にはドレスが似合うと思っていたが……和服のほうが似合うかもしれないな」
P(でるとこでてないし)
飛鳥「え、えへ、えへへ……///」
飛鳥「そ、そんな……P……式はどこにしようか……///」
飛鳥「ごはんにする……それとも……やんっ!ボクはデザートだよ……///」
P「戻ってこい飛鳥」
P(でるとこでてないし)
飛鳥「え、えへ、えへへ……///」
飛鳥「そ、そんな……P……式はどこにしようか……///」
飛鳥「ごはんにする……それとも……やんっ!ボクはデザートだよ……///」
P「戻ってこい飛鳥」
49: 名無しさん 2016/12/15(木) 01:09:45.23 ID:C8Bcyr7DO
P「あ、そうだ。写真とってもいいか?」
飛鳥「待ち受けにするのかい?」
P「そうそう、はいっチーズ」
P「あ、こら、こっちをみてくれないと」
飛鳥「冗談を本気にされると……困るよ」
飛鳥「今にやにやが止まらないからちょっと待って……///」ニヤニヤ
飛鳥「待ち受けにするのかい?」
P「そうそう、はいっチーズ」
P「あ、こら、こっちをみてくれないと」
飛鳥「冗談を本気にされると……困るよ」
飛鳥「今にやにやが止まらないからちょっと待って……///」ニヤニヤ
52: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:26:09.65 ID:jRNjCOQDO
飛鳥「本当に待ち受けにするんだね」
P「あぁ、綺麗だったしな」
P「それに、写真撮って終わりじゃ、すこし寂しいだろ」
飛鳥「ふふっ、キミらしいね。ボクとしては一過性の物にすぎないけれど、受け取る手が変われば、輝きも変わるんだろうね」
P「違いないな」
P「……あれ?飛鳥、お前このあとレッスンじゃないのか?」
飛鳥「……今日は風邪気味だから休ませてもら
P「さ、いこうな」
飛鳥「は、はなしてくれ!いやだ!マストレさんはいやだ!」
飛鳥「あの変な味のドリンクは嫌だぁぁぁ!!」
P「あぁ、綺麗だったしな」
P「それに、写真撮って終わりじゃ、すこし寂しいだろ」
飛鳥「ふふっ、キミらしいね。ボクとしては一過性の物にすぎないけれど、受け取る手が変われば、輝きも変わるんだろうね」
P「違いないな」
P「……あれ?飛鳥、お前このあとレッスンじゃないのか?」
飛鳥「……今日は風邪気味だから休ませてもら
P「さ、いこうな」
飛鳥「は、はなしてくれ!いやだ!マストレさんはいやだ!」
飛鳥「あの変な味のドリンクは嫌だぁぁぁ!!」
53: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:30:10.26 ID:jRNjCOQDO
…………
次の日!
……
P「……飛鳥」
飛鳥「なんだい?」
P「質問していいか?」
飛鳥「なぜ遊園地に来たのかをかい?それなら答えは簡単だ」
飛鳥「イベントでボクの音楽を見せるのと、デートだ」
P「……いいか、飛鳥。俺はプロデューサー、飛鳥はアイドルだ」
P「二人でいちゃいちゃしたりなんかしたら、すぐにフライデーがやばいぞ」
飛鳥「バレなきゃいいのさ。ボクは先にイベントの仕事があるからね、キミは少し暇をつぶしていてくれるかな」
P「……大丈夫かなぁ……」
次の日!
……
P「……飛鳥」
飛鳥「なんだい?」
P「質問していいか?」
飛鳥「なぜ遊園地に来たのかをかい?それなら答えは簡単だ」
飛鳥「イベントでボクの音楽を見せるのと、デートだ」
P「……いいか、飛鳥。俺はプロデューサー、飛鳥はアイドルだ」
P「二人でいちゃいちゃしたりなんかしたら、すぐにフライデーがやばいぞ」
飛鳥「バレなきゃいいのさ。ボクは先にイベントの仕事があるからね、キミは少し暇をつぶしていてくれるかな」
P「……大丈夫かなぁ……」
54: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:33:03.81 ID:jRNjCOQDO
…………
……
飛鳥「ありがとう、ボクの風を聞いてくれて」
ウォォォォ!!
…………
……
飛鳥「……ふぅ」
飛鳥「気持ちのいいものだね、ボクの旋律が、歓喜に変わる様は」
飛鳥「さて、Pが待ってるだろう。ボクはいこうか」
……
飛鳥「ありがとう、ボクの風を聞いてくれて」
ウォォォォ!!
…………
……
飛鳥「……ふぅ」
飛鳥「気持ちのいいものだね、ボクの旋律が、歓喜に変わる様は」
飛鳥「さて、Pが待ってるだろう。ボクはいこうか」
55: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:36:09.40 ID:jRNjCOQDO
ギャル「そこのお兄さぁん、あたしたちと一緒にあそばなーい?」
ギャル2「独りとか寂しいっしょ?」
P「あ、あの、その……」
飛鳥「……!」
飛鳥「すまない、ツレが迷惑をかけたみたいだね」
ギャル「はぁ?」
P「あ、ちょ、ひっぱらないで」
飛鳥「早くいくよ、ボクはお腹が減ったんだ」
P「う、うん……」
ギャル2「独りとか寂しいっしょ?」
P「あ、あの、その……」
飛鳥「……!」
飛鳥「すまない、ツレが迷惑をかけたみたいだね」
ギャル「はぁ?」
P「あ、ちょ、ひっぱらないで」
飛鳥「早くいくよ、ボクはお腹が減ったんだ」
P「う、うん……」
56: 名無しさん 2016/12/16(金) 00:38:44.80 ID:jRNjCOQDO
P「ありがとう……」
飛鳥「キミは意志をもっと強く持った方がいい、ボクの彼氏だろう?」
P「すまん……」
飛鳥「じゃあ、助けたお礼として」
飛鳥「観覧車に乗ろうか」
P「え、めしはいいのか?」
飛鳥「いい、早くいこう」
P「わっ!ひっぱるなって!」
飛鳥「キミは意志をもっと強く持った方がいい、ボクの彼氏だろう?」
P「すまん……」
飛鳥「じゃあ、助けたお礼として」
飛鳥「観覧車に乗ろうか」
P「え、めしはいいのか?」
飛鳥「いい、早くいこう」
P「わっ!ひっぱるなって!」
58: 名無しさん 2016/12/18(日) 23:50:42.95 ID:sgVlhLbDO
…………
観覧車、ゴンドラ内
……
P「あの、飛鳥?」
P「なんで手を離さないんだ?」
飛鳥「キミへの枷さ、キミはすぐに消えてしまうからね」
飛鳥(観覧車が一周する間、手をつなぎ続けた二人は結ばれる……か)
飛鳥(迷信にすぎない話だけど)
ギュッ
飛鳥(たまには信じてもいいだろう)
飛鳥(だって、今幸せなんだからね)
観覧車、ゴンドラ内
……
P「あの、飛鳥?」
P「なんで手を離さないんだ?」
飛鳥「キミへの枷さ、キミはすぐに消えてしまうからね」
飛鳥(観覧車が一周する間、手をつなぎ続けた二人は結ばれる……か)
飛鳥(迷信にすぎない話だけど)
ギュッ
飛鳥(たまには信じてもいいだろう)
飛鳥(だって、今幸せなんだからね)
59: 名無しさん 2016/12/18(日) 23:55:51.66 ID:sgVlhLbDO
飛鳥「しかし、高さがあがるにつれて景色は表情を変えるものだね」
P「夜なら夜景とか見れたのかな、しかし昼でも綺麗だな」
飛鳥「そうだね、馴染みのない視界に、ボクも戸惑っているみたいだ」
飛鳥(こういうとき、気を利かせて甘い言の葉でも吐いてくれればね)
P「……まぁ、飛鳥の方が綺麗だけどさ」
飛鳥(そう、こんな風に……っ!?)
飛鳥「い、いま、なんて」
P「なんでもない、気のせいだろ」
飛鳥「気のせい……?」
飛鳥(幻聴か、それでも嬉しいけどね)
飛鳥(体温が上昇している気がするよ……手を通じて悟られなければいいけど)
P「夜なら夜景とか見れたのかな、しかし昼でも綺麗だな」
飛鳥「そうだね、馴染みのない視界に、ボクも戸惑っているみたいだ」
飛鳥(こういうとき、気を利かせて甘い言の葉でも吐いてくれればね)
P「……まぁ、飛鳥の方が綺麗だけどさ」
飛鳥(そう、こんな風に……っ!?)
飛鳥「い、いま、なんて」
P「なんでもない、気のせいだろ」
飛鳥「気のせい……?」
飛鳥(幻聴か、それでも嬉しいけどね)
飛鳥(体温が上昇している気がするよ……手を通じて悟られなければいいけど)
60: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:32:58.27 ID:1RJQo49DO
飛鳥「もうすぐ頂点だ、キミは折り返しと思うのだろうか」
飛鳥「そういえば、知ってるかい?」
飛鳥「あくまで迷信のひとつにすぎない話だけど、頂点でキスをすると結ばれるって話を」
飛鳥「キミがいつかその気になったら、またボクを誘ってくれるといい」
飛鳥「迷信は真実へと変わるさ、二人の力があればね」
P「やけに詳しいな」
飛鳥「あくまで聞いた話さ、調べたりなんかはしてないよ」
飛鳥「そういえば、知ってるかい?」
飛鳥「あくまで迷信のひとつにすぎない話だけど、頂点でキスをすると結ばれるって話を」
飛鳥「キミがいつかその気になったら、またボクを誘ってくれるといい」
飛鳥「迷信は真実へと変わるさ、二人の力があればね」
P「やけに詳しいな」
飛鳥「あくまで聞いた話さ、調べたりなんかはしてないよ」
61: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:39:37.57 ID:1RJQo49DO
飛鳥「それとも、今するかい?」
飛鳥「仮初めの関係を捨てることは簡単さ」
グイッ
飛鳥「どうだい、近くでみたボクは」
飛鳥「今少しでもゴンドラが揺れれば、唇が触れそうだ」
飛鳥「ふふっ、ジョークさ」
飛鳥「もう頂点だ、からかってすまな
チュッ
飛鳥「……はえ?」
P「……ごめん」
飛鳥「仮初めの関係を捨てることは簡単さ」
グイッ
飛鳥「どうだい、近くでみたボクは」
飛鳥「今少しでもゴンドラが揺れれば、唇が触れそうだ」
飛鳥「ふふっ、ジョークさ」
飛鳥「もう頂点だ、からかってすまな
チュッ
飛鳥「……はえ?」
P「……ごめん」
62: 名無しさん 2016/12/19(月) 23:42:12.80 ID:1RJQo49DO
飛鳥「……今の……」
P「……本当にすまない……抑えきれなかった」
飛鳥「……それって」
P「駄目なことをしたのは解っている……冗談を本気にした、俺の罪だ」
飛鳥「……P……?」
飛鳥「キミは、ボクを選んでくれたのか……?」
P「……」
P「……本当にすまない……抑えきれなかった」
飛鳥「……それって」
P「駄目なことをしたのは解っている……冗談を本気にした、俺の罪だ」
飛鳥「……P……?」
飛鳥「キミは、ボクを選んでくれたのか……?」
P「……」
64: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:48:17.27 ID:DLqOd0VDO
P「飛鳥の好意に、今まで気づいていなかった俺を許してくれ」
飛鳥「P……」
P「この数日、飛鳥と一緒にいてわかったんだ」
P「俺は、飛鳥が好きなんだ」
P「嘘の関係で、ようやく本音が理解ったんだ」
P「プロデューサーとアイドル、絶対に交わってはいけないとは承知している」
P「だけど、俺と共に来てくれないか」
飛鳥「……拒否する理由はない、答えは一つさ」
飛鳥「P、願わくば降りるまで。この手を握っていてくれるかな」
P「もちろんだ」
飛鳥「P……」
P「この数日、飛鳥と一緒にいてわかったんだ」
P「俺は、飛鳥が好きなんだ」
P「嘘の関係で、ようやく本音が理解ったんだ」
P「プロデューサーとアイドル、絶対に交わってはいけないとは承知している」
P「だけど、俺と共に来てくれないか」
飛鳥「……拒否する理由はない、答えは一つさ」
飛鳥「P、願わくば降りるまで。この手を握っていてくれるかな」
P「もちろんだ」
65: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:52:24.63 ID:DLqOd0VDO
…………
……
P「みんな、聞いてくれ」
P「今まで騙して悪かった」
P「罪滅ぼしになるかは分からないが、真実を告げる」
P「俺は飛鳥と付き合うことにした」
……
P「みんな、聞いてくれ」
P「今まで騙して悪かった」
P「罪滅ぼしになるかは分からないが、真実を告げる」
P「俺は飛鳥と付き合うことにした」
66: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:55:56.85 ID:DLqOd0VDO
まゆ「まぁ知ってました」
凛「昨日観覧車でキスしてたし」
P「おいこらなんで知ってんだ」
卯月「飛鳥ちゃん、朝からにこにこしてましたから」
まゆ「嘘から出た真ですねぇ……はっ!まゆもPさんと付き合ってるって言えば」
凛「はいはい、バレバレだよまゆ」
まゆ「もう……わかってますよぉ」
凛「だって、ねぇ」
凛「昨日観覧車でキスしてたし」
P「おいこらなんで知ってんだ」
卯月「飛鳥ちゃん、朝からにこにこしてましたから」
まゆ「嘘から出た真ですねぇ……はっ!まゆもPさんと付き合ってるって言えば」
凛「はいはい、バレバレだよまゆ」
まゆ「もう……わかってますよぉ」
凛「だって、ねぇ」
67: 名無しさん 2016/12/20(火) 00:59:17.00 ID:DLqOd0VDO
飛鳥「こんなとこにいたのか」
P「事務所だよ、こんなとことはなんだ」
飛鳥「一緒に風にあたらないか、キミと話したいことがあるんだ」
P「……しょうがないな、風邪をひかない程度にな」
飛鳥「その時は、よろしく頼むよ」
凛「二人とも、あんなにいい顔してるんだし」
まゆ「今回は認めてあげましょうかねぇ」
卯月「うぇぇぇぇん!!み゛お゛ちゃ゛ぁ゛ん!」
未央「しまむー!よく頑張った!」
P「事務所だよ、こんなとことはなんだ」
飛鳥「一緒に風にあたらないか、キミと話したいことがあるんだ」
P「……しょうがないな、風邪をひかない程度にな」
飛鳥「その時は、よろしく頼むよ」
凛「二人とも、あんなにいい顔してるんだし」
まゆ「今回は認めてあげましょうかねぇ」
卯月「うぇぇぇぇん!!み゛お゛ちゃ゛ぁ゛ん!」
未央「しまむー!よく頑張った!」
68: 名無しさん 2016/12/20(火) 01:00:31.69 ID:DLqOd0VDO
おしまい
あと少しおまけ書きます
サブタイトル
モバP「好意を抱いてくれる飛鳥と全力でいちゃいちゃする」
あと少しおまけ書きます
サブタイトル
モバP「好意を抱いてくれる飛鳥と全力でいちゃいちゃする」
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