1:2012/11/07(水) 16:19:35.89 ID:
片桐早苗(??)
Cc4KJMLVAAAQO6a
sanae-sr-gazou-inochi-moyase-koiseyo




P「ヤバい、ちょっと置いておくぐらいのつもりだったのに長く車止めすぎた……!」

早苗「んー、管轄外だけどやっぱりしょっぴいても……ん?」

P「すみません婦警さん、ちょっとまってください! その車は……」

早苗「……お? キミのなの?」

P「は……い……」

早苗「ん、どうしたのかな?」

P「おまわりさん、俺に逮捕されてみませんか?」

早苗「は?」




3: :2012/11/07(水) 16:23:44.06 ID:
早苗「なぁに? 昼間っからお酒でも呑んでるのかな?」 

P「あ、いや。違います。俺あなたをプロデュースしたくて」 

早苗「プロデュースー? なにそれ」 

P「あー、えっと……アイドルとか、興味ありませんか? ね?」 

早苗「あたしがアイドル? キミ~、冗談は困るなぁ」 

P「冗談? 冗談でスカウトなんてしませんよ! 俺はまじめです!」 

早苗「まじめなのに駐車違反しちゃうんだ、ふーん?」 

P「そ、それは……申しわけございませんでした……」 

早苗「ま、話ぐらいは聞いてあげてもいいけど?」 

P「あ、ありがとうございます!」 

早苗「とりあえずその前に切符切っておくねー」 

P「あ、はい……」 

4: :2012/11/07(水) 16:28:03.09 ID:
早苗「それで、アイドルってどういうことかな?」 

P「あ、俺はアイドル事務所でプロデューサーやってるPって者なんですが」 

早苗「ふーん、どれどれ……」 

P「あなたを見て、こう、ビビッと……来たんですよ! プロデュースしたい! って!」 

早苗「はぁー、変わった子だね、キミ……」 

P「そうですか? というかその容姿だったらそれぐらいの誘いはもう引く手あまたでしょうに」 

早苗「いやぁ、そんな年じゃないしね。お姉さん」 

P「え?」 

早苗「ん?」 

P「失礼ですが、お年は……」 

早苗「28歳だけど、文句ある?」 

P「……むしろ良いです」 

早苗「そう、ありがと?」 

5: :2012/11/07(水) 16:33:05.81 ID:
早苗「で、これはマジなのかな」 

P「本気も本気、大マジです!」 

早苗「はぁ……んもー、そこまで言うならお試しでやってあげようか」 

P「本当ですか!?」 

早苗「もちろん副業とか禁止だから、あくまでお試しだけどね。事務所とか雰囲気とかちょっと覗いてみたいし」 

P「わかりました、案内します!」 

早苗「あ、だけどあれだよ?」 

P「はい?」 

早苗「ヘンなとこに連れてったり、変なことしようとしたら……タイホしちゃうぞ♪」 

P「は、ははは……肝に銘じておきます……怖いですからね、逮捕は」 

早苗「うん。タイホっていうか、シメる♪」 

P(目が本気だ……) 

7
:2012/11/07(水) 16:38:56.21 ID:
P「こっちです」

早苗「おー、思ってたよりも立派な建物じゃん?」

P「ははは、ありがとうございます」

早苗「悪いこととかしてないよね?」

P「してませんよ。我が社はクリーン……の、はずです」

早苗「あー、なんか今怪しい間が空いたけど?」

P「それはその……」

ちひろ「あ、プロデューサーさんおかえりなさっ……!?」

早苗「ん、どちらさま?」

P「事務員のちひろさんです」

ちひろ「け、警察……!?」

9:2012/11/07(水) 16:44:50.67 ID:
早苗「あ、この子に連れられてお試しをしにきた片桐早苗、警察官です。よろしくね?」

ちひろ「よ、よろしくお願いします……我が社は、クリーンですからね!」

早苗「あっははー、何にも聞いてませんよー?」

P「……とりあえず、いいですか?」

早苗「ん、今はお仕事のこと一旦忘れてあげるからいいよ?」

ちひろ「……」

早苗「でもぉ、悪いことしてるとバチがあたっちゃうかもしれないね?」

P「ア、アイドルのところに案内しますね」

早苗「はいはーい、くるしゅうないよ」テクテク…


ちひろ「……いきましたか」

ちひろ「まったく、またとんでもないものをスカウトしてきてプロデューサーさんって人は、本当に、もうっ……!」

12:2012/11/07(水) 16:50:01.86 ID:
P「ちなみに、うちのアイドルは割と個性派ぞろいなんですけれど……」

早苗「個性派、ねぇ……例えば?」

P「そうですね、例えば身長がケンシロウ以上にあったりとか」

早苗「は?」

P「なんでしょう?」

早苗「……あー、ごめんね。最近の漫画にはケンシロウって名前のキャラが多いのかな?」

P「北斗のアレです」

早苗「……そりゃあすごいね。お姉さんびっくりしちゃったよ」

P「でもね、可愛いもの好きで本人もかわいらしくて! いやぁ、我ながらプロデュースしてて……」

早苗「あー、お仕事には熱心なんだね……ん?」

藍子「あ、プロデューサーさん……と、そちらの方は?」

P「ん、おぉ。藍子!」


高森藍子(16)
ダウンロード
e6e5bf196e89efeb4953151d00211735


13:2012/11/07(水) 16:55:32.57 ID:
藍子「警察、の方ですよね……ひょ、ひょっとして何か」

P「あ、違うんだ。この人は俺が……」

早苗「そう、実はこの事務所にきな臭い金の流れがあるって聞いて家宅捜索の途中でね」

P「ちょっ!?」

藍子「そ、そんな! 確かに怪しい人や怪しいキノコとかも生えているけど皆まじめに頑張っている事務所なんです!」

P「藍子!?」

早苗「怪しいキノコ? へぇ?」

藍子「あ、えっと……」

P「藍子、もういいから……この人は俺がスカウトした片桐早苗さんだ」

藍子「なるほど、スカウトして……スカウトですか!?」

P「おう!」

15:2012/11/07(水) 17:00:25.71 ID:
藍子「でも、警察って副業は……」

早苗「できないねー」

藍子「プロデューサーさん、何やってるんですか……」

P「だって、ビビッて来て……」

藍子「ビビ、じゃありませんっ! もう……スカウト癖なおさないといつか逮捕されちゃいますよ?」

P「ははは、流石にそれは……」

早苗「あ、実はワッパかけちゃおうか悩んだよ?」

P「……以後気をつけます」

藍子「わかってくれればいいんですけれど……もう」

早苗「あー、お嬢ちゃん苦労してるみたいだね?」

藍子「……まじめにお仕事してる時はすっごくかっこいいんですけれど……ってひゃぁっ!?」

早苗「いいよいいよ、お姉さんにグチってみなさいな♪」

17:2012/11/07(水) 17:09:08.77 ID:
P「藍子も引き連れてレッスン室へ……えっと、今は拓海と光がいるはずだよな」

藍子「そうですね、他のみんなはお仕事とかオフとかで今は留守ですから」

P「流石藍子は頼りになるなぁ……ちなみに藍子はなんで今日ここに? オフじゃなかったか」

藍子「あ、忘れ物しちゃってとりに来たんですよ」

P「なるほどな……」

早苗「……んー、実は彼に会いたくてきちゃった♪ とかはないの?」ボソボソ

藍子「ち、違いますよ、プロデューサーさんはそういうのじゃなくて……」ボソボソ

P「片桐さん、ここがレッスン室です」

早苗「え、もう着いちゃったの? ……さて、どんな子がいるのかな?」ヒョコッ

P「藍子、なにか話してたみたいだけど……藍子?」

藍子「あっ、はい! 大丈夫ですよ?」

P「そうか? なんだかぼーっとしてたみたいだが……体、気をつけろよ」

藍子「大丈夫です……」

18:2012/11/07(水) 17:16:11.76 ID:
南条光(14)
8e9bb5d91c1612e5a4962aed94f45a78
bbcc7d08ecafb83fa87d6eb23346d512
 
向井拓海(18)
3528002
1459419073001




光「なぁなぁ拓海さん! こういう動きの方がカッコよくないか!?」バッ ビシッ!

拓海「それでリズムに合うならいいかもしれねぇけど……流石に無茶だと思うぜ」

光「う、そうか……」

拓海「……まぁ、ポーズはともかく動きの型はいいんじゃねぇの。アタシからもちょっと言ってみてやるよ」

光「ほ、本当かっ!? 流石だよ姐さん!」

拓海「誰が姐さんだ誰が!」

光「いいじゃないか!」

拓海「よかねぇっ!」

19:2012/11/07(水) 17:22:05.76 ID:
拓海「ったく、なんでアタシがこんな……」ブツブツ

光「しかし拓海さんは体力もあってすごいなぁ! 身長だって女子にしては高いしケンカも強いんでしょ!?」

拓海「あー、喧嘩な……そりゃあしたしそんじょそこらの男にだって負けねぇけどよ……」

光「けど、どうしたんだ?」

拓海「いやな、ちょっと腕力が強かろうがそれ以上に問題に……」

拓海「って、ぁ……」

光「どうしたんだ? いった……い……」


早苗「ほほう……?」

光「変な人キタァァァーッ!?」

拓海「か、片桐早苗ェェェッ!?」

21:2012/11/07(水) 17:27:58.96 ID:
早苗「おやおやー、どこかで見た顔だと思ったら拓海ちゃん? なになに、最近聞かないと思ったらアイドルしてたの!?」

拓海「ちょ、ちょっと待て! なんでアンタがココに!?」

P「……あ、あれ? 2人は知り合いだったのか?」

拓海「テメェか! 何連れて来てんだアホ!」

P「え、ひどい」

光「お、おぉ……いったいどういうことなんだ、プロデューサー?」

P「いや、俺が駐車違反したのを取り締まろうとしてた婦警さんが美人だからスカウトしてきたんだけど」

早苗「美人だなんて照れちゃうなぁ、えへっ♪」

拓海「アンタそんなガラじゃなかっ……いてててっ! いてぇっ! はなせよ!」

早苗「んもー、拓海ちゃんてばアイドルなのにそんなに口が悪くちゃダメだゾ☆」

22:2012/11/07(水) 17:32:19.13 ID:
拓海「ふぅー、いててて……」

藍子「大丈夫ですか……?」

拓海「あ、あぁ……悪ィ……」

P「……拓海をあそこまで完璧に御するなんて、いったい……」

早苗「あー、あたし空手とか柔道とか合気道とか、一通り有段なの。うふっ♪」

拓海「うふっとかいう年じゃ……」

早苗「あぁ?」

拓海「……」

早苗「そういうわけなんだよ?」

P「な、なるほど……」

24:2012/11/07(水) 17:38:58.98 ID:
早苗「しかし拓海ちゃんがアイドルなんて……ん?」

光「……!」キラキラ

早苗「ねぇ、こっちのちっちゃい子は?」

光「ち、ちっちゃくない! 140cmはある! ……ます!」

早苗「ふーん、そう……それで?」

光「アンタ……じゃなくて、あなたは、武術の心得があるのか!? ……ですか!」

早苗「まぁちょっとね?」

光「柔道六段空手五段とか!」

早苗「え、いやいや流石にそこまでは……」

光「……」キラキラ

早苗「ま、まぁまぁかなー」

P(あ、純粋な子供の視線には若干弱いのか)

26:2012/11/07(水) 17:43:01.41 ID:
光「プロデューサー、この人は誰なんだ!? 師匠か!」

P「いや、違うけど。今回俺がスカウトした片桐早苗さん……」

拓海「……っていうか、駐禁とってたってマジかよ」

早苗「んー、マジマジ。あたしも疲れちゃって異動をねー」

拓海「そんなタマかよ。なんか問題で、もっ……いててててっ」

早苗「なんだかあたしが問題ばっかり起こすダメ婦警みたいな言い方はやめてよ、傷つくわー」

拓海「だったら手ぇ離せッ……!」

P「あの、そこらへんで……」

藍子「や、やめてくださいっ!」

早苗「おっ?」

拓海「藍子……」

27:2012/11/07(水) 17:50:21.98 ID:
藍子「昔、どんな関係だったかは知らないですけれど……今の拓海さんはアイドルとしてまじめにやってるんです!」

藍子「そ、それを……ケガとか、したらどうするんですか!」

早苗「……おー」

拓海「ちょ、ちょっと藍子。お前……」

早苗「いや、いい子だね。オッケーオッケー、やめとくよ」

藍子「……」

早苗「ごめんね、昔のクセでさ……大丈夫だよ、ケガとかのこんないから。むしろコリほぐしてあげたぐらいだよ?」

藍子「そ、そんな……」

拓海「つぅ……お? あれ? 肩が軽い……」

早苗「まー、そんなものぶら下げてたら肩凝るよね。わかるよー」

藍子「えぇー……」

早苗「お嬢ちゃんも揉まれてみる? お姉さんの趣味、マッサージなんだけどさ」

藍子「け、結構です!」

30:2012/11/07(水) 17:53:43.64 ID:
早苗「ここだけの話、拓海ちゃんの胸があんなに大きくなったのもあたしの……」

拓海「んなわけあるかぁ! っざけんな!」

早苗「ははは、ごめんごめん。いやぁ、いいねぇ若いって」

拓海「この若づくりが」ボソッ

早苗「あ?」

拓海「……」

藍子「や、やめにしましょう! ね? やめやめ」

光「……プロデューサー、アタシだけ話についていけてない感じがする」

P「大丈夫、俺も結構ついていけてない」

32:2012/11/07(水) 17:59:53.63 ID:
P「えーっと、改めまして自己紹介お願いします」

早苗「片桐早苗、警察官。28歳で空手柔道合気道剣道、その他もろもろ一通り有段です。よろしくねっ♪」

拓海「……アタシらはいいんじゃねぇの?」

P「まぁそういわずに……」

光「はいっ! 南条光、ヒーロー見習い! 14歳、戦闘シーンでは555推しです!」

早苗「そ、そっかぁ、うん。元気だねぇ」

光「とりあえず、警察って本当にG-3システム開発してるっていうのは本当なのかな!?」

早苗「じ、じー? コンピュータおじいちゃん?」

P(あ、若干ひるんでる)

35:2012/11/07(水) 18:07:28.59 ID:
藍子「高森藍子、16歳……えぇと、趣味は近所の公園の散歩です」

早苗「へぇー、ふぅーん」

藍子「な、なんですか?」

早苗「いや、大丈夫だよ。成長期って言うのはマチマチだしお姉さんも育ち始めるのは遅くて……」

藍子「どこ見ていってるんですか!」

早苗「胸だけど?」

藍子「……もう、知りません」プイッ

早苗「あはは、うん。可愛い子だね、よろしく」

P「藍子……その」

藍子「……今度、一緒に買いものいってくださいね」

P「はい」

44:2012/11/07(水) 18:15:27.31 ID:
拓海「アタシのことは知ってんだろ……」

早苗「んー、今の拓海ちゃんのこと知らないから聞きたいなー♪」

拓海「チッ……特攻隊長。向井拓海。18歳だ」

早苗「えー、違うでしょ? 今の拓海ちゃんは……」

拓海「あぁ?」

早苗「ア・イ・ド・ル♪」

拓海「……だぁぁぁっ! そうだよ、アイドルだよ! 悪ィかよ!?」

早苗「ううん。すっごくかわいらしくていいと思うよぉ?」ニヤニヤ

拓海「くっそニヤついてんじゃねぇぞ!?」

P「ちょ、ちょっと2人ともそこらへんで……ん、光?」

光「いいんだよ、プロデューサー。やらせておこう……『友情』っていう字は友の心が青臭いと書くんだ。青臭いなりにぶつかりあって成長するんだよ」

拓海「友達じゃねぇ!」

46:2012/11/07(水) 18:23:57.26 ID:
P「というわけで、ちょっとレッスンしてくれないか。俺も指導するから」

拓海「あぁ? ……ったく、仕方ねぇな」

光「よし、任せてくれ!」

P「片桐さんはその様子を見て、アイドルをやってみてもいいかなって思えたらぜひ……」

拓海「アタシは反対だけどな」

光「そうかな、でも意外と楽しそうだったけど……」

拓海「楽しかねぇよ、アタシはいつもアイツにな……」ボソボソ

光「……なんだって、それは本当かい!?」

拓海「だからあいつは信用すんなよ。嵐みてぇなもんだからな」

光「でもアタシには優しいっぽいんだけど……」

拓海(ただひるんでるだけじゃねぇかな……とはいいづれぇな)

47:2012/11/07(水) 18:27:55.23 ID:
早苗「おー、拓海ちゃんまた胸育ったんじゃ……お? レッスン始まるのかな」

 ~♪ ~~♪

P「光ステップ早いぞー、落ちつけ!」

光「はいっ!」

P「拓海は緊張してるのか? もう少しやわらかくやれ! ほら、ライブの時みたいに!」

拓海「無茶いうんじゃねぇよ!」

P「タンタンタン、だからな! タタンタンじゃないぞ!」

拓海「解りづらいアドバイスありがとよっ……ふっ」

 ~~♪ ~♪

早苗「……おぉ」

藍子「……」

49:2012/11/07(水) 18:34:00.59 ID:
藍子「……どうですか?」

早苗「あー、いや、うん。すごいね」

藍子「はい。アイドルですから」

早苗「あのさ、正直言ってもいいかな?」

藍子「どうぞ」

早苗「からかうつもりでついてきたんだよね。ここ……変なナンパにひっかかったとでも思って時間つぶせたらって」

藍子「それで、どうでしたか?」

早苗「……なんていうか、そうだね」

藍子「燃えますか?」

早苗「お、よくわかってるね……うん。いいね、なんだかあたしも血がうずく感じだよ」

藍子「きっと、それがアイドルっていうお仕事の魅力なんだと思います」

早苗「……?」

50:2012/11/07(水) 18:42:09.93 ID:
藍子「私が、アイドルになりたかったのは……誰かの笑顔のために。癒せれたらなんて思ってなんですけれど」

早苗「それは立派だね、感心するよ?」

藍子「やっていくうちに、他の人に負けたくないとか……もっと、見てもらいたいって思ったりとかして」

早苗「……」

藍子「女の子って、誰でもシンデレラに憧れてるんだと思います。その程度に差はあっても、だから」

藍子「そんな憧れに、火をつけるのがすごく上手なんですよ。プロデューサーさん」

藍子「ちょっとお話したら、何故かそんな気になっちゃうんですって。不思議ですよね」

早苗「はぁぁ……難儀なのに惚れてるんだぁ」

藍子「ほ、惚れっ!? 違います!」

早苗「まぁ、それはいいよ……そうだね。確かにこれも才能かなぁ」

52:2012/11/07(水) 18:46:45.31 ID:
早苗「よし、決めた」スクッ

藍子「あ、どこに?」

早苗「今日のところは帰るよ」

藍子「あ、それなら送って……」

早苗「キミのプロデューサー君はレッスンに熱中してるみたいだからさ、騒がせるのもアレだしいいよ」

藍子「でも、夜道は危ないですし……」

早苗「少なくともキミよりは強いから平気だよ。それじゃあ、またね」

藍子「は、はい……それでは、また」


 ~~♪ ~♪

P「拓海、動きにダイナミックさが足りないぞ! ズバーンだ! ズバーン!」

拓海「だんだん意味不明さが上がってんだよふざけんなぁ!」

55:2012/11/07(水) 18:52:46.15 ID:
拓海「……で、結局レッスンの途中で帰っちまったのかよ」

藍子「う、うん……」

P「流石にお客人ほったらかしはまずかったか……」ガクッ

光「いや、大丈夫だよ」

拓海「なんでそう思うんだよ?」

光「だって、早苗さんは『またね』っていってくれたんだろ? ならきっとまた来てくれるさ!」

P「……だといいなぁ」

拓海「正直カンベンして欲しいんだけどな……」

藍子「……そう、だね。きっと、また」

57:2012/11/07(水) 18:56:19.44 ID:
3日後

P「今日はきらりと藍子、あと未央のレッスンか……えーっと」

早苗「たのもーっ!」

P「え? あっ! 片桐さん!?」

ちひろ「警察!?」ガタッ

早苗「あー、警察? 警察ね、副業ダメだからさ」

ちひろ「え?」

P「へ?」

早苗「辞めちゃった☆」

ちひろ「!?」ガタタッ

61:2012/11/07(水) 19:01:10.87 ID:
P「え、だってレッスンを1度見学しただけじゃないですか!? 本当に……」

早苗「スカウトしておいてその言い草はひどいんじゃないかなぁ……んん、もう後戻りできないのは実際のトコ仕方ないし」

P「そうですけれど、もっと慎重に考えてみても良かったんじゃ……」

早苗「ま、お堅いオシゴトってあたしには向かないかなーって思ってたから、ま、ヨロシク♪」

ちひろ「そうですか、我が社では全力でアイドルとしてのサポートをする所存ですよ! えぇ! ねぇプロデューサーさん!」

P「は、はい。まぁそうですね……よろしくお願いします」

早苗「うん……あのさ、アイドルだよね?」

P「はい、売り出し方はこれから考えるとして……」

早苗「ファンのみんな、ハートに手錠をかけちゃうぞ♪ って感じでどうかな?」

P「え、そこで警察方面に戻るのは」

ちひろ「いいですね! すごくいけてますよ! えぇ! よさげな衣装ありますよ!」

早苗「おー、事務員さん気がきくね。ありがと♪」

64:2012/11/07(水) 19:04:33.93 ID:
早苗「……よくもこんな衣装があったね」

ちひろ「こんなこともあろうかと!」

P「……突っ込みませんよ」

早苗「でもま、こんなカッコまでするんだからさ……」

P「はい?」

早苗「トップアイドルにしてくれなきゃぶち込んじゃうよ。覚悟してね♪」

P「ぶ、ぶちこむ?」

早苗「キミを牢屋に、もしくは……キミに鉛玉を?」

P「勘弁してください、おまわりさん」
b51b1bec25f83e218b1c05e591c7fa7f




おわり