1:2015/03/09 15:59:05.89 ID:
グラグラグラ……
八幡「結構長いな」

雪乃「そうね、比企谷くんの貧乏揺すりくらい長いわね」

八幡「そんなに長くねえよ」

結衣「や、やだ、まだ揺れてるよ」ユサユサ

八幡「あ、ああ、そうだな」

雪乃「不気味なほど長いわね」シーン

八幡「ああ、無情だな」

雪乃「は?」

八幡「いや、なんでもない」

ぐらっ

八幡「!」




3: :2015/03/09 16:03:06.76 ID:
八幡「ちょ、これは」
結衣「わわ!蛍光灯がすごい揺れてる!」ユサユサ

雪乃「これは危ないわね、二人とも今すぐ机の下に避難するのよ」

結衣「う、うん」

八幡「あ、ああ」

八幡「と、その前に」

結衣「ひ、ひっきー!?」

八幡「一応ドア開けとかないとな」ガラッ

雪乃「こんな時に退路を確保するなんて落ち着いてるじゃない」

八幡「ま、一応な」

結衣「ひっきーかっこいー」

7: :2015/03/09 16:09:27.74 ID:
超ぐらっ
八幡「うわ、マジでやばいなこれ」

結衣「ひっきー、早く!」

雪乃「比企谷くん、急いで!」

八幡「お、おう!」

八幡「だがしかしここで問題がある」

結衣「え?」

八幡「今日に限ってこの教室には机が2つしかない」

雪乃「そ、そういえば」

ガシャーン

結衣「きゃあっ!」

雪乃「くっ、良いから机の下に飛び込みなさい、比企谷くん!」

八幡「つっても……どっちに入れば……」

結衣「は、はやく……!」

11: :2015/03/09 16:12:59.21 ID:
雪乃「……で、なんでこっちの机に飛び込んだのかしら?」
八幡「急いで飛び込めって言ったのは貴方なんですが」

雪乃「こちらの机とは言っていないわ」

八幡「あちらの机とも言われてないんですがそれは」

結衣「ま、まあまあ、とにかく間に合って良かったじゃん」

雪乃「……そうね」

結衣「さっき落ちた蛍光灯がひっきーの上にあったやつじゃなくて良かったし!」

八幡「そうだな……それはマジでついてたわ」

八幡(それにしても……)

16
:2015/03/09 16:18:45.18 ID:
八幡(言えないよな)
八幡(由比ヶ浜の入ってる机の下より、雪ノ下の入ってる机の下の方がスペースに余裕がありそうだったなんて)

雪乃「……何か今、良くないことを考えなかったかしら?」

八幡「か、かかかか考えてねえっすよ」

雪乃「……どうかしら」ジトー

結衣「……むー……」

八幡「おい由比ヶ浜、なんでそこでむくれてるんだお前は」

結衣「な、む、むくれてないし!ちゃんと小顔マッサージでリンパ流してるから!」

八幡「そんなことは聞いていない……」

八幡「まあ、なんだかんだ余裕があって良かったな」モゾ

雪乃「んっ、ちょっと、身動ぎしないで頂戴」ピクッ

八幡「あ、ああ、すまん」ググッ

雪乃「ちょっ……」

17:2015/03/09 16:22:55.42 ID:
雪乃「貴方……わざとやってるのではなくて?」
八幡「何をだよ?」

雪乃「くっ、貴方の濁った瞳からは何も読み取れないわね」

八幡「まるで由比ヶ浜の瞳からは某か読み取れるかのような口振りだな」

雪乃「だいたいわね」

結衣「うそっ!?」

雪乃「由比ヶ浜さんは……ねえ」

八幡「まあ、な……」

結衣「ひ、ひっきーまで……う、うそ、それじゃ……」アタフタ

八幡「?」

八幡(つーか意識しないようにしてたけどもう限界だよこれ)

八幡(雪ノ下柔らけえ……)

21:2015/03/09 16:29:34.49 ID:
八幡(なんかもっとこう、線の細い印象というか)
八幡(ガリガリってほどじゃないがそんなに肉付きの良い方じゃないし)

八幡(全然余裕だと思ってたんだけどな)

八幡「脇に当たってるやや小振りな胸も」

八幡「背中に当たる腕も」

八幡「肩に乗っかってる頬っぺたも」

八幡「腕が食い込んでる太ももも」

八幡「正直、良いもんだなと思った」

結衣「ひっきー……全部声に出てるよ」

八幡「……え?」

雪乃「…………っ//////」

26:2015/03/09 16:36:07.42 ID:
八幡「あ、あれ?もしかしてずっと?」
結衣「ずっと」

八幡「どこから?」

結衣「脇に胸が当たってるとかなんとかつてとこから」

八幡「ああ、それなら全部じゃないな」

結衣「他にももっとそんなこと考えてたの!?」

八幡「あ、やべ」

結衣「ひっき~~!最低!痴漢!変態!」

八幡(由比ヶ浜に言われるとマジ傷つくな)

結衣「もう、早くゆきのんから離れて!」

八幡「そ、そうは言ってもこの地震じゃ」

結衣「そ、そうだけど」

雪乃「……よ……」ボソッ

結衣「え、今、なんて?」

29:2015/03/09 16:43:13.99 ID:
雪乃「私なら大丈夫よ……///」
結衣「えっ」

雪乃「ね、八幡」ギュッ

八幡「…………はい?」

雪乃「私、由比ヶ浜さんみたいに女の子らしい体つきじゃないしあまり自信はなかったのと言っても別に卑屈になってはいなかったのだけれど
でもやっぱり一般的には男の子って胸の大きな女の子がすぎだって言うじゃない?
あ、もちろん比企谷君は特別よ?貴方がその他大勢のモブどもとは一線を画する素敵な人だってことは私、分かってるから
そう私だけが比企谷君のこと分かってるからだから私も比企谷君にだけ私の魅力を分かってさえもらえれば良いの
それって素敵な事じゃないかしら?世界に私と貴方お互いに唯一の存在になれたんだって感じがしてドキドキするわねだから八幡結婚しましょう」

八幡「」

結衣「」

平塚「」

31:2015/03/09 16:49:13.56 ID:
結衣「って先生!?」
平塚「……地震が治まったから確認に来てみたら気にかけていたプロポーズの現場に遭遇した」

八幡「……はっ、あまりのことに意識がほぼ逝きかけた」

雪乃「ふふ、はーちまん♪」ギュッ

八幡「なにこの可愛い生き物可愛いのにちょっとこわい」

平塚「そうか、これが吊り橋効果というやつか」

八幡「!え、じゃあまさか」

平塚「まあ、そのなんだ……」

平塚「お幸せにぃっ!!」ダダッ

八幡「先生~~!!」

八幡(誰かホントに早くもらってあげて俺じゃもらってあげられなくなっちゃったから!)

雪乃「ふふ、幸せにですって♪」

八幡「はは……もうどうにでもなーれ」

結衣「な、な、な、なんじゃヽ(♯`Д´)ノコリャーッ!!」

おわり