6: 名無しさん 2017/07/29(土)00:27:12 ID:maJ
以前書いてた「男三人駄弁り場」の没ネタ供養です。

プロデューサー三人が同僚設定です。






モバP「おーう、お前等、揃ってるかー??」


未央「あれ?モバPさん??どしたの??」

みりあ「ココはCPの部屋だよー?」

莉嘉「武内プロデューサーはー!?」


モバP「うむ、専務からの指示でな。 
たまには別のアイドルのプロデュースをして、互いに色々勉強しろ、とのお達しが下ったのだ」

アーニャ「Исследование……、ベンキョウ、ですか……」

モバP「武ちゃんは炎陣、タクは俺の担当アイドル達のプロデュースに向かった。
タクはなんか顔が死んでたな…」

きらり「モバPチャンの担当アイドル、数多いしにぃ……」

かな子「第三芸能課が出来たと言っても、まだまだ、多いですよねぇ……」

杏「作業量、想像もしたくない……」

モバP「そっか? 別にスタドリ飲めば余裕だろ?」

蘭子「漆黒の世界で蠢く闇の尖兵の理(コトワリ)よ……」(完璧にブラック企業で働く人の考えだ…)



引用元: ・アイドルマスターシンデレラガールズSS投稿スレ

7: 名無しさん 2017/07/29(土)00:27:32 ID:maJ

モバP「と、言う訳で、今日からしばらく俺がお前らの担当だ! ビシビシ行くから覚悟しろよ!?」


凛「ふーん、まぁ、気分悪いかな」

モバP「え……、酷くない……??」

卯月「わ、私、頑張って我慢します!!相当頑張ります!!」

モバP「相当頑張らないとダメなのかよ……、何だか凹んできた……」


李衣菜「そりゃ武内プロデューサーとモバPさんじゃねぇ……」

みく「信頼感と頼りがいが全然違うにゃ」

美波「あ、あの……、みんなそれくらいで……」


モバP「お前らなぁ……、武ちゃんにプロデュースされたからそんな事言ってるけど、俺がスカウトしてたら案外、
俺にベタ惚れだったかも知れんのだぞ……!?」

蘭子「永遠(トワ)に訪れぬ、虚無の宿命(サダメ)よ……」(ないわー)

モバP「分かんねーだろ!? もしかしたら、渋谷が俺に「隣に居ると安心するんだ♪」とか、
島村が「私、モバPさんの為ならなんだってできます!!」とか言ってたかもしれねーじゃねぇか!!」

凛「本っ気で気持ち悪いんだけど……、やめてくれない??」

島村「私達の台詞汚さないで下さい!!其処まで我慢する事までは頑張れません!!」


モバP「く、くそう……、武ちゃんに飼いならされやがって……」(涙目)



8: 名無しさん 2017/07/29(土)00:31:39 ID:maJ
【そして、二日後】


モバP「じゃあ、レッスンは以上だ。午後からは今朝のミューティングの指示通りにそれぞれ仕事に向かってくれ。
翌日以降のスケジュールは定時に此方から連絡する、何か質問が有る奴は遠慮なく俺に連絡を」(テキパキ)


未央「うーん……。モバPさん、仕事は出来るんだよねぇ……」

凛「まぁ、クローネの方でお世話になってるから、それは知ってるけど、ね……」

卯月「ソレがなかったらただの人格破綻者ですしね!!」


モバP「島村…、てめーいい加減にしろよ……」


美城専務「ほう…、中々仲良くやれている様だな」


モバP「あ?? コレがそう聞こえてるなんて、さてはテメー耳腐ってやがる……これは専務、お早うございます」(深々と一礼)

専務「うむ、最初の方の台詞は聞かなかった事にしておいてやろう」


美波「ところでどうしたんですか??レッスン室まで来るなんて珍しいですね??」

専務「ああ、問題が発生したのでプロデューサー交代を取りやめにする、と伝える為に、な」

モバP「もう取りやめですか?? 随分短いけど何か問題が??」

専務「うむ、その説明だが……」

巴「そこから先はうちが説明するけぇ」

モバP「おっ、巴」

巴「内匠Pも頑張っとったみたいなんじゃがのう……、イキナリ百人近いアイドルをプロデュースするのは無理が有ったみたいでの」

巴「ちひろからスタドリを買って誤魔化しとったみたいなんじゃが……、うちとテレビ局向かっとる最中に、本日三十数本目のスタドリを飲んだ瞬間、訳の分からん極彩色の反吐を撒き散らしながらぶっ倒れたんじゃ」

李衣菜「うわぁ……、ロックだねぇ……」

みく「内匠Pチャンは大丈夫なのかにゃ……??」

9: 名無しさん 2017/07/29(土)00:32:04 ID:maJ

巴「うむ、ピクピク痙攣しだしてちぃとばかり焦ったが、ウチの若いモンが直ぐ病院に運び込んだけぇ、命に別状は無い様じゃ」

智絵里「そうですか……良かったですねぇ……」

モバP「なんだ30本ぐらいで情けない……、アイツ、イベント走れんな。虚弱体質め……」

巴「皆が皆、ワレみたいに規格外じゃないんじゃから、其処は勘弁したれや…」





拓海「うーっす……。 あ?? 何だ、オメーラ揃いも揃って。この時間からは炎陣のレッスンの時間じゃねーのか??」

未央「あっ、たくみん、おはよー」

専務「うむ、カクカクシカジカでプロデューサー交代の中止を告げにな…。
丁度良かった。武内は居るか??奴にも告げねば、な」

里奈「え……マジで中止ぽよ??」

涼「ヤバ……」

専務「うむ…、何か問題あるのか??」

亜希「問題と言うかなんといいますか……」

夏樹「拓海と里奈が『炎陣のプロデューサーをやるには気合が入ってねぇ!!』って言い始めてな……??」

涼「ちょっと、と言うかかなり気合の入った見た目にイメチェンを……」

モバP「なんだ見た目くらい。 元々相当イカツイ感じだろうし、問題ないだろ??」

拓海「ああ……でも…、ちょっとやり過ぎたと言うか……」

里奈「改造しすぎた、ってゆーかー…」

10: 名無しさん 2017/07/29(土)00:32:32 ID:maJ

武内P「おや…、皆さんお揃いで……、お早うございます」

モバP「おお、武ちゃん、丁度みんなで武ちゃんの話を……」

武内P【オールバックにサングラス、黒スーツ】

モバP「うわぁ……、ザ・ヤクザ……」
巴「なんじゃろ、見てると実家に帰ったみたいでエラい落ち着く」

みりあ「…プロデューサー…怖い……」(モバPの後ろに)

莉嘉「うん…怖い…」(同じく、モバPの後ろに)


武内P「そ、そんな……赤城さん…、城ケ崎さん………」

巴「エライ迫力じゃのう…、武内、ワレ、ウチの組に来んか?? カタギにしておくのは惜しいわい」

武内P「………謹んで遠慮させて頂きます……」




【完】

11: 名無しさん 2017/07/29(土)00:33:13 ID:maJ
終わりです。速報と仕様が違ったので少し投下遅くなりました。
申し訳ありません。