501:2017/05/20(土) 01:32:50.70 ID:
提督「ええ、通販の買い物は楽しいでしょうし、別に自分のお金なんだから私が止めさせるものでもないけど…あんまりいい買い物とは言い難いわよ?」

リベッチオ「そうだったんだねぇ…」

提督「ごめんなさいね、楽しみに水を差すようで」

グレカーレ「ううん…おかげで無駄遣いしないで済んだもの♪」

ヌロ「でも、この番組がないと見るものがないので…」

提督「あー…そうねぇ」待機室にある新聞を取り、テレビ欄をめくった…

提督「じゃあ、これは?…同じチャンネルのアニメ「春霧イ・ドライヴ」…特殊能力の持ち主たちが集められている島に連れてこられた「春雨」「霧島」が島の統治者、「イ四〇〇」たちと脱出を図る能力者もの…だそうよ?」

リベッチオ「面白そう♪」

ヌロ「そうですね、それを見ます♪」

提督「面白いといいわね…私は工作室の方に行くから、何かあったら呼んで?…カヴール、行きましょうか」

カヴール「はい…それではアッテンドーロ、引き続き待機をお願いします」

アッテンドーロ「了解、任せといて♪」

………



502: :2017/05/20(土) 09:57:10.55 ID:
…工作室… 

フィエラモスカ「待っていましたよ、提督♪」工作室では大型潜水艦エットーレ・フィエラモスカが椅子に腰かけて待っていた…ふんわりした彼女によく似合う白のサマードレススタイルで、どうしても汚れが付いてしまう工作室には向いていない可愛らしさがあった…手には「潜水艦運用教本」と書かれた本を持ち、銀鎖付きの丸縁眼鏡をかけていた 

提督「お待たせ♪」さっそく建造の準備に入る提督。カヴールも慣れたもので、準備を手伝ってくれた 

提督「準備よし…と。それじゃ、フィエラモスカ…いい?」 

フィエラモスカ「はい、いいですよ」 

提督「そう、それでは…建造開始♪」 

カヴール「時間は…四時間です」 

提督「まぁ、来ていないのは潜水艦くらいだからそのくらいが妥当ね…大型潜水艦ってところかしら?」 

フィエラモスカ「同じ大型潜水艦が増えるのは嬉しいですね」 

提督「大型潜水艦二隻が増えれば、バリラ級四隻と貴女を加えて七隻体勢になるわね」 

フィエラモスカ「そうですね、楽しみです」 

提督「じゃあ、その間にお菓子でもいただきましょうか…コーヒーでも準備するわね」 

フィエラモスカ「私がやりますよ?」 

提督「いいの、やってあげたい気分だから座ってて?…カヴールも座って?」 

カヴール「そ、そうですか?…どうも提督にお給仕して頂くというのは…なんというか」 

フィエラモスカ「こそばゆいと言いますか…」 

カヴール「ええ…提督、せめて何かお手伝いをさせて下さい」 

提督「気にしないで?…お湯はあるし」ほうろうびきのポットを簡易コンロに乗せ、置いてあるコーヒーセットを取り出した 





503: :2017/05/20(土) 10:58:26.23 ID:
…しばらくして… 

提督「さぁ、召し上がれ♪」コーヒーポットからいい香りが漂い、小さいテーブルの上には手際よく菓子皿も並んでいる… 

フィエラモスカ「このお菓子は…見たことがありませんねぇ」 

提督「あぁ…それは姫のお土産で、たしか愛知の「青柳ういろう」って言ったはずよ?」 

カヴール「そう言えば「固くなるといけないから早く食べてね」とおっしゃっていましたね…もっちりしていますが、「ようかん」の一種なのでしょうか?」ビニールを剥いて厚めに切った「白」と「さくら」のういろうを見て言った… 

提督「詳しい事は姫に聞かないと分からないけど、どうも材料が違うみたいね」(※ういろう…上新粉) 

フィエラモスカ「んーっ、それはそうともっちりしていて美味しいですねぇ♪」フォークで刺して口に運ぶと、頬を手で押さえた 

カヴール「そうですね。んむっ…フォークにくっついてしまうのが難点ですが、ほのかに甘くて桜のいい香りがします♪」淡い桜色をして、きめ細かい舌触りのういろうを美味しそうに頬張り、ミルク入りのコーヒーをすする… 

提督「日本らしくて美味しいわよね♪…お皿は私が片づけてくるからいいわ」 

フィエラモスカ「片づけまでしてもらって、ありがとうございます」 

提督「いいのよ…その分美味しいお菓子を楽しめたから♪」 

カヴール「あとは時間までお話でもしていましょうか」 


…数時間後… 


提督「そろそろね」 

カヴール「誰が来るのでしょうね」 

フィエラモスカ「3…2…1……」 


…ドアが開くと同時に出てきたのは、ぴっちりした水着風の艤装に錬金術士風のお洒落な帽子とケープをなびかせ、ずっしりした感じの茶色い髪を長く伸ばした艦娘たちで、片方は磁石らしいものを持ち、もう片方の艦娘はピサの斜塔の像を抱えている… 


提督「初めまして…ようこそタラント第六へ♪」 

潜水艦「こちらこそ初めまして…アルキメーデ級大型潜水艦、ガリレイです。物には「引力」って言うものがあるんですよ♪…浮上しても勇敢ですし、紅茶も嫌いではありませんが、バッテリーと月の石は嫌いです」…滑らかな腰のラインが淡い灰色の水着で強調されている 

潜水艦「初めまして、提督。アルキメーデ級潜水艦、フェラリスです♪…磁石をこうすると……ほぉら、回転するでしょう♪今度は最後まで頑張りますから、どうぞよろしく♪」…手の間で磁石を浮かべると、磁石が回転し始めた…そのままぱしっと受け止めると、可愛らしく敬礼してみせた 

提督「ええ、よろしく。カンピオーニ少将です…名前はフランチェスカだけど、好きな呼び方でいいわよ♪」 

フェラリス「グラシアス、提督…」(※グラシアス…スペイン語で「ありがとう」) 

ガリレイ「…!」脇を肘で突いた 

フェラリス「じゃなかった…グラツィエ♪」 

提督「デ・ナーダ♪…こちらは秘書艦のコンテ・ディ・カヴール。こちらは大型潜水艦のエットーレ・フィエラモスカ」(※デ・ナーダ…スペイン語で「どういたしまして」) 

カヴール「よろしくお願いします」 

フィエラモスカ「私たちに何でも聞いてね♪」 

ガリレイ「はい、よろしくお願いします」 

提督「…では、最初の任務です」 

フェラリス「さっそくですね…緊張します」 

提督「私たちの後についてくること…それから、食堂でお茶を飲んで交流を図ること。以上♪」 

フェラリス「…なんだ、よかったぁ」 

ガリレイ「了解。では任務遂行します♪」 

………
504: :2017/05/20(土) 11:32:01.96 ID:
…艦娘紹介… 


大型潜水艦 

アルキメーデ級。1934~35年生まれ。四隻(参戦時二隻) 


30年代のイタリア王国海軍拡張期に建造された大型潜水艦。下側一部が単殻の部分複殻。「大型」と言ってもバリラ級ほど大きくはなく、970/1239トンと中型潜水艦に近いが成功作と言われる。 
31年に同級四隻が起工されたが、ネームシップ「アルキメーデ」と「トリチェリ」はスペイン内乱時の1937年、極秘裏にフランコ側に引き渡された。 

速力は3000(ディーゼル)/1100(電動機)馬力で17ノット/8ノット。 
兵装は533ミリ魚雷発射管八門(艦首四/艦尾四門)、100ミリ単装砲二基(司令塔前後に一基ずつ)13.2ミリ連装機銃一基(司令塔後部張り出しに装備) 


戦時は紅海艦隊に属していたが二隻とも戦没。特に「ガリレイ」は1940年、英軍と交戦中に電動機用のバッテリーに不具合が発生、やむを得ず浮上したところを英軍トローラー「ムーンストーン」に発見され、さらに交戦。バッテリーの有毒ガスと砲戦で多数の死傷者を出しついに降伏、鹵獲され英軍潜水艦「X2」になった 

…艦名は著名な学者で、「アルキメーデ」は言わずと知れたアルキメデス、「ガリレイ」は物理・天文学者のガリレオ・ガリレイ、「フェラリス」は回転磁界を発見した物理学者ガリレオ・フェラリス。「トリチェリ」は物理・数学者のエヴァンジェスタ・トリチェリから。 



艦娘の彼女たちはそれぞれ由来になった人物にゆかりのあるアイテムを持っていて、豊かな長い茶色の髪をしている。艤装は灰色の競泳水着風にハイヒール、錬金術士風のケープと可愛い帽子、潜望鏡支柱の飾り。…二人がスペインに引き渡されたためかスペイン語が混じることがあるが、当人たちは隠そうと思っている。頭はいいが実験好きで、時々妙な発明のせいで騒ぎを起こす。 

507
:2017/05/21(日) 00:06:38.63 ID:
…しばらくして・食堂…

バリラ「あらぁ、ガリレイちゃんにフェラリスちゃん♪ひさしぶりねぇ」


…食堂で言わずと知れた三重県銘菓「赤福」と、百合姫提督が淹れてくれた緑茶をすすりつつ、まったりしている大型潜水艦たち…バリラ級のたゆんと揺れる胸と甘やかしてくれる性格は母性の固まりのようで、今も数人の駆逐艦たちがおしゃべりに加わり、また別の数人は椅子を近づけて膝枕をしてもらい、優しく頭を撫でてもらっている…


ガリレイ「これはこれは、バリラ級のみなさんですね」

ミレリーレ(バリラ級)「お久しぶりです♪」

シエスタ(バリラ級)「お久しぶりね…すぅ…」シエスタと言う名前のせいなのか、テーブルに突っ伏して寝ながら答えた…

トーティ(バリラ級)「まぁまぁ♪ガリレイたちが来てくれたのなら訓練をお任せ出来るわぁ♪」

フェラリス「訓練…とは?」

バリラ「対潜訓練の仮想敵よ、駆逐艦の娘たちを相手にしているのだけど…どうしてもお母さんたちは潜るのが遅いから♪」

ガリレイ「なるほど…でも、フルット級の娘たちもいるようですし、彼女たちではいけないのですか?」髪をかきあげながら聞いた

フィエラモスカ「そうですねぇ、いけない…という訳でもないのですが」教本を閉じた

フェラリス「?」

提督「フルットたちはあの顔で結構積極的だから…訓練が終わる度に「撃沈」された駆逐艦を「補習」とか言って部屋に連れ込んだり、船渠でいやらしい事したりで大変なのよ…駆逐艦の方もまんざらでもないって感じで……別に訓練時間でなければ百合百合したって構わないけど、訓練だけは真面目に取り組んで欲しいから…」

カヴール「結構悩みのタネなのですよ」

ガリレイ「なるほど…」

フェラリス「ふむふむ」磁石を空中に浮かべつつ、金属のスプーンを近づけてみたり離したりしながらうなずいていた…

提督「さっそくで悪いけど…どう?できる?」

ガリレイ「まぁ、やってみましょう…物には引力というものがありますから♪」

フェラリス「そういうことですね」

提督「引力…なのかどうかはさておき、数日後からちょっとずつよろしくお願いするわ」

ガリレイ「了解」
508:2017/05/21(日) 00:50:20.01 ID:
…その日の夜・執務室…

提督「ふぅ…そろそろ寝ましょうか」朝からトレーニングに潜水艦の建造と忙しく、しかも運動不足でなまりきっている提督は身体中の筋肉がきしんでいた…

カヴール「そうですか、それでは私は失礼して……こんな時間に誰でしょうね」コン、コンッ…とノックの音がした

提督「アルキメーデ級の二人にはフィエラモスカを付けたから、分からないことがあるわけもないし…どうぞ?」

フルット「こんばんは、提督」

ムレーナ「やぁ…」

トリトーネ「なんで来たか分かっているわよね?」

提督「いいえ?…何か相談でも?」

トリトーネ「…分かってないのね?」三つ又鉾の柄で床を突いた…石突きと床の石材が鈍い音を立てる…

ムレーナ「提督…どういうつもりだ」

提督「まぁ、待って…そんな「ゴッドファーザー」のアル・パチーノみたいな話し方をして、どうしたの?」

ムレーナ「似ているか」

提督「ええ、上手よ…じゃなくて、一体どうしたの?怒っているようだけど」

フルット「そうなるのも無理からぬ事なのよ…提督が私たちから愉しみを取り上げようと言うのだから」

提督「…もしかして対潜訓練の事?」

フルット「そうよ」

ムレーナ「対潜訓練に出られないって言うのなら、こっちにも考えがある」

提督「そうは言っても…対潜訓練の後、必ず駆逐艦とえっちしているじゃない?」

フルット「補習とごほうびですよ、提督…やる気になってくれますから♪」

提督「むしろ成績が下がっているのだけど…」

カヴール「その通りです。最近の対潜訓練の成績は、あなたたちの時だけ一回りは悪いのですよ」

トリトーネ「それだけ私たちが優秀…とは思ってくれないのね」

提督「いいえ、もちろん貴女たちが優秀なのもあるわ…でも、明らかに回避できる攻撃を受けたり、爆雷の投下が遅すぎるし…要はうわついているの……訓練をおろそかにしては駄目よ」

フルット「そうね、一理あるわ…でも、私たちは可愛い駆逐艦たちとなめくじが絡み合うような濃厚なレズセックスがしたいのよ…♪」

提督「気持ちは分かるけれど…」

カヴール「あ、あの……その…いくら何でも直球すぎです///」

フルット「失礼…教養に欠ける言い方だったわ。…私たちは無垢で可愛らしい駆逐隊の娘たちを愛でていたいのよ…」

カヴール「言い方を変えても駄目です…よね、提督?」

提督「ええ、そうね…それに任務中以外なら、双方の合意次第で好きにしていていいし、私も何も言わないわ」

ムレーナ「本当だな…?」

提督「ええ、嘘は言わないわ…だいたい私も、この後カヴールとしっぽりさせてもらう予定だから♪」

カヴール「え、えぇ?…聞いてないですよ、提督?」

提督「今決めたわ…カヴールは嫌?」

カヴール「嫌ではないですが…その、だったらもう少し飾り気のある下着を身に付けて…お化粧もしないと……」

フルット「ふふ…ド級戦艦のカヴールでもそんなに慌てることがあるのね♪……分かったわ、提督。今後は任務に差し支えない範囲で愉しませていただきます。…これでいいかしら?」

提督「それで十分よ…では、お休みなさい♪」…フルットの艶やかで繊細な唇との優しい触れ合い、ムレーナの荒々しく押さえつけるようなキス、トリトーネとしっとりと吸いつくようなキスを交わすと、三人は納得して出て行った…
509:2017/05/21(日) 01:40:12.10 ID:
………

…ある日・食堂…

提督「あいたた…」席からそろそろと立ちあがり、うめき声をあげる提督…

ドリア「あら、どうしました?」

カヴール「昨日トレーニングを張りきり過ぎてしまって、筋肉痛だそうで」

提督「腹筋を一分間に三十回も出来るようになったのよ…でも、うちももと腹筋が引きつってて…いたた…ぁ」顔をしかめてももをさする…

ドリア「うふふ、まぁまぁ♪…ごほうびは何でした?」

提督「一分間にできた腹筋の回数一回につきキス一秒…つまり三十秒のキスだったわ」

ドリア「もう、私なら提督が腹筋なんかしなくてもキスくらいしてあげますよ♪」

ライモン「提督とのキスならどんな時でも最優先なのに…提督、無理しないで私とキスしましょう……///」

カヴール「二人とも、それではせっかく提督がやる気になっているのに無駄になってしまうじゃありませんか」

ドリア「いいじゃない♪制服のタイトスカートからふともものお肉がはみ出すような提督も…♪」

ライモン「胸がはち切れそうな提督…いいですね……///」

カヴール「もう、そうなっては困るでしょう…だから運動してもらっているのですよ?」

提督「んー…ドリアとライモンがいいって言ってくれるならそれでもいいのだけど…着るものが無くなると困るから……」

エウジェニオ「裸で過ごせばいいじゃない♪」

アオスタ「だ、駄目よそんなの!」

デュイリオ「私はいいと思いますよ♪」

チェザーレ「ふむ…もしそうなっても、大きいタオルを巻いてトーガのようにすればいいではないか」(※トーガ…古代ローマの長衣)

カヴール「もう、そう言う問題ではありませんよ…とにかく、私は提督をお連れして大浴場に行ってきますから」

デュイリオ「なら私も行きましょう♪」

チェザーレ「むむ…チェザーレは先約があるのでご一緒できん、デュイリオ、カヴール。お任せするぞ」

ドリア「私も駆逐艦の娘たちにお茶を振る舞ってあげる約束をしておりますので…また後で、提督♪」

ライモン「私も菜園のお手入れがあるので…残念です」

提督「また機会があるわよ、ライモン。…ドリア、チェザーレも、また後でね…あいたたっ……」

カヴール「さぁ、行きますよ」

デュイリオ「反対側は私が」両脇を支えてもらうようにして、ゆっくりと歩く提督…

エウジェニオ「…ふふふ、年上好きの提督と、甘やかすのが好きな二人…きっと面白いことになるわね♪」

………
511:2017/05/22(月) 01:12:23.93 ID:
…大浴場…

提督「うー…はぁー…」そろそろと脚を浸けていき、ちゃぽん…とお湯に浸かると呻き声が出た…

デュイリオ「ふふ、まるでお婆ちゃんみたい♪」

カヴール「あんまり言わないであげて下さい…提督も頑張って運動しているんですから」と、また誰かが大浴場に入ってきた

ジョヴァンニ・ダ・プロチーダ(マメリ級)「はぁーい、提督♪こんな朝っぱらからお風呂なんてどうしたの?」

ティト・スペリ(マメリ級)「なになに?…朝からベッドでお楽しみだったのかな?」

カヴール「違います、提督ったら…無理に運動しすぎて筋肉痛なんです」

プロチーダ「そうなの…つまんないわ」

スペリ「ねー♪」

提督「二人は訓練の後よね?」

プロチーダ「そ…わたし、訓練は好きなんだよね♪」

スペリ「うんうん♪」

提督「あら、偉いわね」

プロチーダ「実戦では嫌なんだけど…なんて言うか、訓練で追い回されて次第に追いつめられる感じが…たまらないんだよね」

スペリ「浮上させられて…駆逐艦の娘たちに何をされるだろうと思うと……濡れてきちゃうのよね」

提督「あー…「訓練が好き」ってそういう……よかったらナヴィガトリ級のニコに声をかけてみたら?」

プロチーダ「えーと「ニコ」って、「ニコロソ・ダ・レッコ」のこと?」

提督「ええ、そうよ…きっと仲良く出来るはずだから♪」

カヴール「提督…彼女は、その///」

提督「だからよ♪…って、あら、カッポーニ…セラとクリスピもお疲れさま♪」

カッポーニ(マメリ級)「おや、提督…ごきげんよう♪」片膝を曲げて優雅にお辞儀をしたが裸なので、高貴な貴婦人が舞踏会か何かの会場に裸で来ているような背徳感を覚え、提督は少し怪しい妄想を膨らませてぞくぞくした…

提督「…ごきげんよう。対潜訓練、お疲れさま///」

カッポーニ「これはこれはご丁寧に…ところで提督、どうなさいました」

提督「ちょっと筋肉痛で…お湯に浸かったらだいぶ良くなったわ」

クィンティノ・セラ(セラ級)「提督も大変なのね…って、大きい……///」

フランチェスコ・クリスピ(セラ級)「三人が並んでいるとなおの事…ね///」

提督「そう?」たゆん♪…提督が改めて自分の胸を見おろすようにすると、水面に波紋を広げつつ柔らかい乳房が揺れた…

カヴール「そうまじまじと見られると…ちょっと恥ずかしいですね///」ゆさゆさっ♪…少しの恥じらいと、頬を赤らめているセラ級に覚えた「手ほどきしてあげたい」と思うみだらな感情から、ほんの形ばかり胸に手を当てる…と、丸い艶やかな胸の谷間に、ぽたりと汗がしたたり落ちた……

デュイリオ「まぁまぁ…減るものではありませんし、よかったら触ってみます?」ばいんっ、ぶるんっ♪…しっとりと柔らかそうな巨乳を下から持ち上げて揺すった…セラ級とマメリ級の視線はゆさゆさと揺れる白い柔肌にクギづけで、プロチーダは半ば無意識的に手を伸ばした…

デュイリオ「はい、捕まえた♪」むにゅっ、ぐにっ♪…プロチーダを抱きかかえると、あっという間に手を重ねて胸を揉ませた…

プロチーダ「…お、おぉー!……柔らか…すご…♪」

デュイリオ「おっぱいは二つあるから…はい、スペリも♪」ぐいっと腰に手を回し引き寄せると、ふとももの上にスペリを乗せて乳を触らせた…目を糸のように細めにこにこしている様子は母親のようだが、プロチーダたちにこねくり回すように揉ませ、甘い喘ぎ声を立てている様子はかなりいけない雰囲気を醸し出している…

スペリ「わー…最高じゃない♪…朝からド級戦艦の爆乳を揉ませてもらえるなんて、ついてるぅ♪」

デュイリオ「私も、揉まれて気持ちいいですから…朝からごほうびですね♪……あんっ♪」

セラ「…わぁ///」

クリスピ「///」

提督「…セラ、クリスピ。…私の胸でよかったら触る?」

セラ「その、私でいいの?」

クリスピ「は、恥ずかしい…///」

提督「大丈夫、女の子とお姉さんだから♪」

………
512:2017/05/22(月) 01:25:02.39 ID:
プロチーダ「えー、提督はお姉さんじゃなくてむしろ…」

提督「…んー?」

プロチーダ「…何でもない、提督は優しいお姉さんだよっ♪」

提督「そうよね♪……セラ、遠慮しないでもっと好きなようにしていいのよ♪」

セラ「う、うんっ…♪」

クリスピ「柔らかい……いい匂いがする」

提督「ふふっ…うふふっ♪」無垢な感じが漂う二人の小柄な女の子に両の乳房をこね回され、甘い白粉のような髪の香りを嗅いでにやけている…

カヴール「全くもう…///」そっと提督のふとももに手を置いた…

513:2017/05/22(月) 02:06:24.57 ID:
…しばらくして…

プロチーダ「…もう、最高だったよ……♪」

スペリ「はひぃ……デュイリオ…激しすぎぃ……♪」

デュイリオ「あらあら…ちょっと遊んでみたつもりだったのですが、お二人には刺激が強すぎたようですね♪…カッポーニ、貴女はもう一戦……いかがですか?」

カッポーニ「…わたくしも……ふぅ……腰がガクガクして…///」

デュイリオ「そうですか?……私はまだまだ不完全燃焼なのですが…んっ♪」くちゅり♪…デュイリオがとろっとした目をして、お湯の中に手を沈めている隣では、提督とセラ級の二人、カヴールが甘いやり取りを楽しんでいた…

セラ「…はぁぁ……提督♪」ちゅっ♪

クリスピ「こんなに優しい指揮官を持てて…幸せです♪」ちゅぅ♪

カヴール「全くです…愛しの提督♪」んちゅっ、ちゅぷっ♪

提督「うふふっ、もう…ほめ過ぎよ♪……ところでセラ、洗面器に入っているそれは?」

セラ「…あっ///」

提督「別に怒らないから、よかったら見せて?」

セラ「えーと…これなんですが」洗面器に入れてあったのは二十センチほどの模型のボートで、よく見るとただのモーターボートの玩具ではなくて、セラ級が積んでスダ湾奇襲を敢行したMTM艇の精巧な模型だった…

提督「爆装艇?…良くできてるわね」

セラ「その…ここのお風呂広いし、ちょっと遊んでみようかな…なんて///」

提督「人の迷惑にならない限り、好きにしていいと思うけど?」

クリスピ「…いいのですか?」

提督「ええ。…クリスピも自分のを持って来たかったのでしょうに、遠慮したのね?」

クリスピ「ええ、まぁ…」

提督「ふふ、じゃあ…人の少ない時か、個室の浴槽で遊ぶこと♪」

セラ「分かったわ…じゃあ、あんまり人がいないときに使うことにする♪」

提督「そうね。…誰も怒らないとは思うけど、そうしてくれれば助かるわ♪」

セラ「了解♪」

カヴール「…ふふ、セラもクリスピもいい子ですね♪」

………
514:2017/05/23(火) 10:32:44.90 ID:
…しばらくして・工作室…


カヴール「最近は建造が多いですね、数日に一回といった具合で」

提督「んー…まぁ、せっかく建造できるから」

カヴール「それにしても、いくら小柄な潜水艦の娘たちとはいえ急に増えると準備が大変ですよ?」

提督「そうよね…でも中型潜水艦もマメリ級、フルット級だけだと負担が大きいから」

カヴール「まぁ、それは確かにそうですが」

マメリ「なに、気にすることはありません。これもイタリアのため…そして麗しい提督のためなれば」

提督「ふふ、ありがとう♪…それに、マメリも味方が多い方が心強いでしょう?」

マメリ「それはそうですとも。それにここはいいところですから、早く来てもらいたい気持ちで心は一杯です」

提督「そう言ってもらえて、嬉しい限りよ…♪」

マメリ「おぉ、これはこれは…「唇の頬に触れるは春の吐息」と言ったところか///」

提督「誰の言葉?…この場にぴったりね」

マメリ「即興のたわむれです…さぁ、建造にかかりましょう!」

カヴール「やっと用事を思い出してくれました」

提督「ふふ、二人でいちゃいちゃしてごめんなさいね♪…では、建造開始と行きましょう!」



………

…数時間後…


提督「相変わらずまぶしいこと…今回は中型潜水艦なのは分かっているけど、誰が来るのかしら?」

マメリ「さぁて…それが分からないのもまた一興というもの」

カヴール「…あ、来ましたよ」

潜水艦「命令に応じて着任いたしました!」出てきた四人の艦娘はぴったりのウェットスーツ風艤装の上に、金モールと肩飾りのある上着を羽織り、黒革の靴にストッキング、頭には三角帽子を被った中世の提督風で、ぴしりと敬礼を決めた…

提督「休め!私はここの司令官フランチェスカ・カンピオーニです。…ご苦労さま、自己紹介をお願いね♪」答礼すると微笑みかけた

潜水艦「は!…中型潜水艦ピサニ級、ヴェットール・ピサニ!…先代は装甲巡洋艦でした。ようやく活躍する機会を頂けて、感謝いたします!」

潜水艦「同じくピサニ級、ジョバンニ・バウサン!…先代は防護巡洋艦でしたが、今度は海中で戦ってみせましょう」

潜水艦「ピサニ級、マルカントニオ・コロンナ!…レパントで活躍した栄光を再びこの手に」

潜水艦「同じく、デス・ジェネイス!…今度は解役ではなく、活躍したいものです」

マメリ「おぉ、ピサニ級か!…このマメリ級と同時期に生まれた中型潜です」

提督「みんな偉大な提督の名前がついているのね…未熟な少将ですが、なにとぞよろしく♪」

ピサニ「いやいや、今どきはこのようなうら若い女性が少将なのか!…それだけの実力があると言うことでしょう、上手く本官たちを使いこなしてほしいものだ」

コロンナ「さよう、名前負けしないようわれわれも努力するのでね」

提督「ええ、これからよろしくお願いしますね…提督がた♪」…それぞれの頬にキスをした

ピサニ「おぉ…最近の提督は良い匂いだな…♪」

バウサン「うむ…女性の提督もなかなかいいものだ」

ジェネイス「むむむ…これは相当頑張らなければなるまいな」

コロンナ「確かに…甘い香水の匂いがして、くらっときたぞ」

………
515:2017/05/23(火) 11:45:06.96 ID:
…紹介…


中型潜水艦…ピサニ級。1929年生まれ。四隻


「マメリ級」中型潜水艦と同時期に建造された中型潜水艦で、単殻サドル・タンク構造。866トン/1040トン、3000馬力(ディーゼル)/1100馬力(電動機)で15ノット/8.2ノット。
兵装は533ミリ魚雷発射管6門(艦首4門/艦尾2門)、102ミリ単装砲一基(司令塔前面)13.2ミリ連装機銃一基(司令塔後部張り出し上)


大きさ、カタログデータはマメリ級と変わらないように見えるが安定性が悪く、サドル・タンクを大型化することになり速度が2ノット/1ノット低下した。戦前の建造で、性能面でも特に優れた点はない。戦中は旧式で性能もよくなかったことから活躍することもなく、港内で係留されて重油用の浮きタンクや練習用、他艦の充電用に使われ、47年解役の「ヴェットール・ピサニ」を除く三隻は戦時に解役。



…艦名はいずれも中世の提督の名から取っていて、ネームシップの「ヴェットール・ピサニ」(Vettor Pisani)は海戦でジェノアに勝利したヴェネチアの提督。先代は1899年生まれの装甲巡洋艦「ヴェットール・ピサニ級」のネームシップで、日露戦争時活躍した「日進」、「春日」のもとである「ジュセッペ・ガリバルディ」級の前級

「マルカントニオ・コロンナ」(Marcantonio Colonna)は「レパントの海戦」で法王庁艦隊の副司令官(形式上指揮は王族が執っているので実際は指揮官)を務め、トルコ艦隊を撃破したコロンナ公爵…当初はデュイリオ級戦艦の次級として第一次大戦中に計画された34000トンの大戦艦「フランチェスコ・カラッチォロ」級三番艦になる予定だったが、イタリアの国力では建造できず中止に

「ジョバンニ・バウサン」(Giovanni Bausan)はナポリ海軍の中将で政治家。…先代は1885年竣工したイタリア初の防護巡洋艦でイギリス人ジョージ・レンデル(レンデル式砲艦で有名)に設計してもらった「ジョバンニ・バウサン」

「デス・ジェネイス」(Des Geneys)はジェノアの提督で、バーバリ海賊の退治などをしたナポレオン時代の提督らしい…が、日本では有名ではないので、詳細はよく分からない…


…いずれも提督の名前がついていることから中世の提督らしい三角帽子に、金モールと肩章の付いた上着に白いストッキングと立派な格好をしている…が、出撃時はウェットスーツ風の艤装に少し金モールがついているだけと地味になる。びしっとした性格は並みの提督よりもよほど提督らしい。…とはいえ艦娘たちや提督が女性であることに驚きもし、同時に周囲が可愛い女の子だらけで嬉しくも思っている…



516:2017/05/24(水) 00:54:12.67 ID:
…ある日・菜園…


…鎮守府の横手にある菜園に植えてあるバジルやパセリ、数本のトマト、それに奥に生えている一本のオレンジの木はいずれも良く実っていて、今日もまた数人の艦娘が簡単な格好をして収穫に励んでいた。提督もガーデニングや庭いじりは好きな方なので、執務を手早く済ませるとふにゃふにゃのワンピースに着がえ、一応ゴム長靴に履き替えて表に出た…


提督「んーっ…いい天気」麦わら帽子をあみだにかぶり、手には小さいハサミを持っている

カヴール「そうですね…風が涼しくて心地いいです」つばの広い布の帽子を優雅に被り、柳のバスケットを持ち、暑気を忘れさせる優しい風に目を細めた…

ライモン「提督、カゴの準備も出来ました」収穫用のカゴを持ち、そこへ作業にいそしんでいる数人へ渡すレモン水の水差しとグラスを入れている…

提督「ありがとう♪」黄色いレンガの道のかたわらに、上手く手入れされた菜園が出来ている。図書室の園芸図鑑のおかげか、どれも艶やかないい色をしている…

ザラ「提督、来たのね♪」

ポーラ「待ってましたよぉ~♪」声を聞きつけ、畝の間から顔を出して手を振る二人…真っ赤なトマトとこんもりと茂ったバジルを仲良く摘み取っている

提督「ライモンがレモン水を持ってきたから、休憩にしたら?」

ザラ「いいわね♪ライモンド、ありがとう…ちょうど欲しかったわ♪」

ポーラ「ポーラはぁ…ワインがいいのぉ~♪」

提督「この暑いさなかにワインをがぶ飲みしたら頭に来るわよ?」

ポーラ「そんなに飲まないですよぉ~…」

提督「まぁまぁ、そう言わずに…ライモンが頑張ってレモンを絞ってくれたんだから」

ライモン「いえ、そんなわざわざ言うようなことじゃありませんよ…!」

ザラ「わざわざどうもね♪…ポーラ、あんまり無茶言わないの」

ポーラ「はぁーい…ライモンドがわざわざ絞ってくれたのですしぃ~…ザラ姉さまもそう言うなら仕方ないですねぇ~…」そう言いつつ、地面に置いてあった瓶からワインを注ぎ、素焼きのコップでぐいぐいとあおる…田舎風の分厚い丸い瓶には持ち手がついていて、底面は柳を編んだカゴに収まっている…

ザラ「あ!…もう、一体どこからこんなの持ってきたの?」

ポーラ「えへへぇ…作業前にワインセラーから持ち出して置いておいたのです~…ひっく♪」

ザラ「ちょっと貸しなさい…って、半分は飲んでるじゃない」

ポーラ「さっぱりしてるから大丈夫です~…お庭でワインを頂くのもぉ…南イタリア風でいいでしょ~…♪」

ザラ「もう…提督」

提督「はいはい、預かればいいのね」

ポーラ「あ~…それはぁ、ポーラのですよぉ~」

提督「分かってます…残りはお昼のパスタと一緒に頂きましょう?」きゅっとコルク栓をして、カヴールに持っていくように頼んだ

ポーラ「むぅ…分かりましたぁ~」

提督「よろしい…ところで、収穫はどう?」

ザラ「おかげさまで、よく取れてます♪」

ポーラ「今日はトマトのパスタですねぇ~♪」

提督「ピッツァ・マルゲリータも捨てがたいわ♪」

ライモン「カプレーゼなんかもいいですね♪」

提督「むむむ…どれもいいわね」

ザラ「とりあえず、収穫はたくさんあるからどれも出来そうよ」

ポーラ「楽しみですねぇ~…♪」

520:2017/05/25(木) 01:41:27.48 ID:
…一方・トマト畑の片隅…

ザラ「カゴを持ってきて、ポーラ」

ポーラ「はい、ザラ姉さまぁ~…♪」すでに結構な数の熟したトマトが入っているカゴを持ち、足取りも軽くやって来た

ザラ「ありがとう、ポーラ♪」片手で実が落ちないように支え、もう片方の手で鋏を入れた…茎の断面からトマトの香りがつんと漂う…

ポーラ「ここに置きますよぉ~…きゃっ!」ザラに気を取られ、足元に置いてあった鍬に気づかなかったポーラは柄に脚をひっかけると、前につんのめった…

ザラ「きゃあっ!…あいたた……ポーラ、大丈夫?」慌てて受け止めようとしてトマトの棚の間に派手に倒れ、寝ころぶ形になってしまったザラ…麦わら帽子が株の間に転がっている…

ポーラ「ポーラはぁ、大丈夫ですよぉ~…それより、ザラ姉さまはぁ~?」カゴのトマトがあちこちに散らばり、あお向けになったザラがポーラの腕の間に身体を投げ出している…

ザラ「大丈夫?…もう、ポーラ…注意力が散漫になるし、だからワインは止めておきなさいって言ったでしょう?…今後はけがしないように気をつけるのよ……っ!?」…ちゅっ、ちゅるっ…ちゅぷっ……草いきれで青い匂いの漂う空気、蜂の羽音とわずかな波の寄せ返し、みんなのおしゃべりと笑い声がわずかに聞こえる中、不意にポーラが身体を沈めて唇を重ねた…最初はついばむような初々しいキスだったが、甘いぷるっとした唇を重ねているうちに、次第に口づけが激しくなっていく……

ポーラ「ザラ姉様…ザラ姉さま…っ、大好きなの…ぉ♪……んちゅっ、ちゅぅっ…ちゅぷっ、れろっ、じゅる…っ♪」抑えが効かなくなったように舌を絡め、口中を蹂躙した…

ザラ「ポーラ…ポーラぁぁ♪…れる…っ、じゅるぅぅっ…ぴちゃ…っ…ちゅぅぅっ♪」片腕をポーラの背中に回し、ぐいと引き寄せると、こちらもタガが外れたように舌を絡め、唾液をすすった…

ザラ「…んんっ、もう我慢できない…っ♪…お願い、ポーラ…舐めて、しゃぶって…ポーラの好きなようにして…ぇ♪」キスの嵐がようやく静まりポーラが舌を引き抜くと、ザラはもどかしげにブラウスの前を開き、形の良いふっくらと乳房を惜しげもなく晒した…それから、頬を染めてまじまじと凝視しているポーラにまくしたてるように言った…

ポーラ「はぁ~い…ポーラはぁ、ザラ姉さまのお乳も大好きですよぉ~…えへへぇ♪」…じゅるっ、ちゅぷっ、んちゅっ♪…耳元でささやくと、白くて大きい乳房にむしゃぶりつき、しばらく谷間に顔を埋めて舐めまわしていたが、そのうちにポーラは膝立ちになると白いワンピースをたくし上げて裾を咥えた…

ザラ「んんぅ…いいっ、いいわ…ポーラぁ♪」…ポーラの、紅色の生地に同色のレースをあしらった下着と白いふともも、むっちりしたヒップが暖かい外気にさらされると、ザラは背中に回した手を下ろしていき、張りのあるヒップをわしづかみにしてこね回した…

ポーラ「えへへぇ…ザラ姉さまぁ~…、もっとぉ、ポーラのことぉ…めちゃくちゃにして…ぇ♪」ポーラは恥ずかしさと嬉しさの混じった表情で眉をひそめ、首を傾げた…明るい灰色がかった髪がひと房、豊かな胸元にかかっている。…ワインレッドの下着からは早くもとろりと蜜を垂らし、ぐちゅりといやらしい水音を立てている…

ザラ「んんぅ…ちゅぅぅ♪…じゅるっ、ぐちゅっ……じゅぶっ♪」身体をずらすと、ポーラの花芯をすべすべしたランジェリーの上から責めた…舌を差しこみ、わざと激しい水音をさせながら舐めまわした…


………
523:2017/05/27(土) 00:40:54.14 ID:
…十数分後…


ザラ「んぁぁっ♪…はぁん…んんっ、いいっ……ポーラ、もっと…ぉ♪」

ポーラ「えへへぇ…ザラ姉さまぁ…ん、じゅるぅぅっ…ぴちゃ、くちゅっ♪」

ザラ「んぁぁぁっ!…いいっ、そこっ…いいの……ぉ♪」


…照りつける南イタリアの太陽の下、汗を滴らせながらザラとポーラは絡み合っていた。甘い睦言、密かなささやき、優しい口づけ…とろりと熱く、頭がぼーっとなるほどのひととき…


ポーラ「ザラ姉さま…もっと、したいのぉ…♪」

ザラ「もう、仕方ないわね…♪」ちゅっ…ちゅるぅっ、くちゅっ、ぐちゅっ♪…ポーラの両頬を手でそっと押さえると、そのまま引き寄せて口づけした…ポーラの方はキスを楽しみつつ、ねっとりと濡れているザラを花芯を優しくかき回した…

ポーラ「んふ…ぅ、んんぅ…ザラ姉さま…ぁ……れろっ、んちゅっ…ちゅる……っ♪」

ザラ「んんぅ♪……なぁに、ポーラ?」

ポーラ「ポーラは…ぁ……ザラ姉さまのこと…大好きなの…ぉ♪…ポーラのぉ…アモーレ・ミーオ(愛しい人)なのぉ~…♪」

ザラ「私もよ…ポーラ…ぁ、アモーレ、アモーレ…アモーレ・ミーオ♪」

ポーラ「えへへぇ…嬉しい…っ♪」ちゅっ…ちゅぷっ、んちゅっ♪

ザラ「私も…嬉しいわ。…ポーラに、フィウメ、ゴリツィア……みんなとまた会えたこと、提督と会えたこと……それから、こうやって空の下で愛しあえることも…っ♪」

ポーラ「ちょっと、変態さんみたいだけどねぇ~♪」

ザラ「ポーラとなら何だっていいわ♪」

ポーラ「ザラ姉さま…っ♪」

ザラ「愛すること以外に、大事なことなんてありはしないわ…ポーラ♪」…ちゅっ、ちゅるっ…んちゅぅぅ♪

ポーラ「そうですねぇ~……あれぇ、ザラ姉さま…誰かがポーラたちの事を呼んでますよ~…」とろりと地面に蜜を垂らしているザラを、ふっくらした柔らかい指二本で責めたてつつ言った

ザラ「…そう?」畝間の黄色っぽくて乾いた地面に背中をつけ、キスしながら耳を澄ました…確かに、畑の向こうから提督たちの声が聞こえてくる…


ライモン「ザラ、ポーラぁ!作業はおしまいにして、お昼にしましょーう!」

提督「二人ともぉー、早くしないとお昼が冷めるわよー!」


ポーラ「ザラ姉さまぁ…どうしましょ~?」

ザラ「私はまだ…二人でいたいわ…♪」

ポーラ「お昼が冷めちゃいますよぉ~…?」そう言うものの、くすくす笑って身体をどけようとはしない…

ザラ「冷めたっていいわ。…その分、ポーラが私のこと…熱くしてくれるもの…ね♪」

ポーラ「そうですよねぇ~…んふふっ、ザラ姉さま♪」

ザラ「んんぅ…ポーラ♪」んちゅっ、ぐちゅり…じゅぶっ♪


………
524:2017/05/27(土) 01:32:27.48 ID:
…畑の外側…

ライモン「ふー、これだけ声を張り上げたのに聞こえないなんて…二人とも暑気あたりでも起こして倒れているんじゃないでしょうか」心配げにそう言った

提督「んー…そうねぇ。ポーラったら、ワインを飲みながら作業していたもの……ちょっと見て来るわ」

ライモン「わたしはどうしましょうか?」

提督「先に戻っていていいわ…お昼も始めていていいから。せっかく新鮮なハーブを収穫したんですもの、ね♪」

ライモン「了解…でも、よかったらわたしも一緒に探しますよ?」

提督「気にしないでいいの♪」

ライモン「分かりました、では、先に戻っていますね」

提督「ええ」


…畑の奥…

ポーラ「提督たち…いっちゃったみたいですねぇ~♪」

ザラ「ふふっ…ポーラぁ、もう一戦しましょう♪」

ポーラ「お任せです~♪」…くちゅっ、じゅるっ…じゅぶっ!

ザラ「んぁぁぁっ!…いいのっ、そこ…もっと、奥までぇ…ぇ♪」身体を引きつらせ、甘い叫び声をあげる…

提督「ザラぁ、ポーラぁ…いないのぉー?」畑のどこからか聞こえてきた提督の声…まだ遠いが次第に近づいてくる…

ザラ「!」

ポーラ「!」…んちゅぅぅ♪…ねちっこいキスでザラの声を抑えた…

提督「二人ともー、そんなに作業を頑張っていると疲れちゃうわよー?」

ザラ「んんぅ…んふ…ぅ…んっ、んっ……んーっ♪」口を封じられつつ思い切り責めたてられると、ザラはびくっ、びくんっ!と身体をけいれんさせ、ぶしゃぁぁっ…と蜜を噴き出した…トロ顔で秘部を重ね合わせながら髪を振り乱し、すっかり目の焦点も合わないでいる…

ポーラ「んふふぅ…んっ、んっ…くちゅっ、にちゅっ♪」姉の乱れた様子を見ていたずらっぽく微笑むと、ねっとりと粘っこい液体にまみれたふとももを重ね合わせ、静かに責め続けた…

提督「ポーラぁ?…飲み過ぎて倒れちゃったりしてないわよねー?」

ポーラ「んふふ♪…ちゅるっ、じゅぼっ…ぐちゅり、ぐちゅっ♪」

ザラ「ん…んっ、んーっ…んんーっ♪」

提督「…二人ともー、どこにいるのかしらぁー」

ポーラ「…えへへっ、開放的で気持ちよかったです…ザラ姉さま♪」

ザラ「…あふぅ、はひぃ……私は…息が切れて……ふぅー…でも、そうね。…開放的だったし、「見られるかも」って思うとどきどきして、それもよかったわ…♪」

ポーラ「もう、ザラ姉さまってばぁ~♪」

提督「ザラ、ポーラぁ…?」だいぶ近い位置から声が聞こえる…

ポーラ「はぁ~い!ポーラはぁ、ここですよぉ~♪」さっと服を着直し、土ぼこりを払うと声を上げた

ザラ「どうしたんですか、提督?」ぐしゃぐしゃになったランジェリーで膝まで垂れた蜜をどうにか拭いとると、転がったトマトの入っていたカゴの底に放り込み、上から拾い直したトマトを放り込んだ…

提督「あぁ、二人とも…こんなところにいたの?…とっくにお昼の時間よ、行きましょう?」

ポーラ「はぁ~い。午前中のワインが残ってますからぁ、それを頂きましょ~♪」

提督「はいはい…あら、よく取れたわね♪…一ついただこうかしら?」

ザラ「!…だ、駄目ですよ、まだ洗っていませんし…それに、これからお昼なんですから」

提督「それもそうね♪」

ザラ「…ふぅ」

提督「…で、どうだった?」

ザラ「!」

ポーラ「!?」

提督「うふふっ…二人とも、すっかりとろけた顔をしているもの……言わないでいてあげるから、先にお風呂にでも入っていらっしゃい♪」

ザラ「は、はい…///」

ポーラ「はぁ~い///」
525:2017/05/27(土) 02:24:59.79 ID:
………

…食堂…

ライモン「あぁ、お帰りなさい。提督…ザラとポーラ、いました?」

提督「いたわ。こっちに来る前に、先にシャワーでも浴びてくるつもりみたいね」

ライモン「まぁ、今日は暑いですからね」

提督「そうね…あら、美味しそう♪」席に着いて目に飛び込んできたのは紅い縁どりがされた大皿に、スライスされたトマト、モッツァレラ、バジルを重ね、オリーブオイルを垂らした冷菜、カプレーゼ…田舎風のワインとよく合う南部らしい一品に、あちこちで絶賛する声が上がる…

提督「どれどれ?…んんぅ、美味しい…暑いところから戻ってきたからなおの事♪」ちびりちびりとワインをすすりつつ、カプレーゼと、細いカッペリーニに和えたトマトの冷製パスタを賞味した…

カヴール「んっ、美味しいですよ…ディアナ♪」

ディアナ「暑いなか作業されたのですから、なおのこと美味しいでしょう」

カヴール「それを抜きにしてもです」

ディアナ「これは嬉しいお言葉です、ではもっとお召し上がりになって下さい♪」

カヴール「ええ、頂きます♪」


…遅れてやって来た提督の側には新しく「建造」した、アルキメーデ級大型潜水艦とピサニ級中型潜水艦が座っていて、それぞれさっぱりした昼食に感嘆の声をあげつつ、提督との会話にも興じていた…


ガリレイ「しかし、これほどとは思っていませんでした」

提督「何が?」

ガリレイ「美味しい食事にぜいたくな部屋、優しい提督、任務にあくせくすることもない暮らし…」

フェラリス「そうね…後は実験用の器材でもあれば十分」

提督「実験?」

フェラリス「ええ、だって学者の名前がついているんだもの、私も実験したいのよね」磁石の上にフォークを浮かせつつ言った…

ガリレイ「いいものができるかも知れませんよ、提督?」

提督「失敗して大爆発…なんていうのはやめてね?」

フェラリス「大丈夫、最初は「中和剤」みたいな簡単なのからやるから」

提督「…たーる♪」

ライモン「なにか言いましたか?」

提督「いいえ、何でもないわ」

ライモン「…かわいかったです///」

提督「///」

ジョバンニ・バウサン(ピサニ級)「まったく…提督も他の艦も可愛い娘だらけで…甘い匂いがたまらないですね」

ヴェットール・ピサニ「ふふ、ヴェネチアよりも美人が多いように思えますね。…それどころか私たち自身もこんな華奢な娘っ子になって」

マルカントニオ・コロンナ「ふふ、全くです。しかしなかなか良いではありませんか…可愛い娘たちと過ごせるというのは」

デス・ジェネイス「ええ。それに、積極的な娘たちも多いようですし…提督も嫌いではないのでしょう?」

提督「ええ。できれば貴女がたとも交流を持ちたいわね♪」

バウサン「おぉ…?なかなか積極的でよろしいですね、ナポリ美人を忘れてしまいそうだ♪」

ジェネイス「ジェノアの女性は素晴らしいですよ…提督♪」

ピサニ「美人の多いヴェネチアには敵わないでしょう?」

提督「うふふっ…どうかしらね、比べてみないと♪」

………


526:2017/05/27(土) 09:53:14.25 ID:
…食後・リットリオ級の部屋…


…提督は食後のひとときを艦隊唯一の超ド級戦艦、リットリオの部屋で過ごすことにした。…食後すぐに「よかったらお茶でも飲みに来てください」と誘いを受け、建造・開発の時間まで用事もないので、そのお誘いを受けることにしていた…


提督「リットリオ、いる?」コン、コンと軽くノックをして、ドアの前で待った

リットリオ「あ、提督…どうぞ♪」

提督「失礼するわね」…室内はまだ調度品が少ないので簡素な印象をうけるが、倉庫から持って来たスタンドや小机やちょっとした雑貨が可愛らしく並べてあり、まだ空きの多い本棚には数人が貸した百合漫画が立てかけてある…

リットリオ「よく来てくれました…さぁ、どうぞ座って下さい」…ライトグレイのスカートとフリルブラウスはおしゃれで、その上に着ている穏やかなえんじ色の胴衣が形のいい胸をほどよく強調していて、軽やかに歩くたびに小気味よく揺れる…

提督「…♪」にっこり微笑して席に座ると、今度はお茶の支度をするリットリオのふとももを後ろから眺めた…

リットリオ「どうですか?」

提督「いい眺めよ♪」…ティーセットの用意をして身動きするたびにふわりとフレアースカートの裾が持ち上がり、提督の視線に白い物が入ってくる…

リットリオ「そうですか、気に入ってもらえて何よりです♪」

提督「ええ…白もいいわね」

リットリオ「よかったです。上手く合わせられたか気になっていたので…」

提督「いいと思うわ、純粋な感じで」

リットリオ「純粋…ですか、提督は詩人でいらっしゃいますね」

提督「そう?」

リットリオ「ええ、だって棚の色の話をしているのに、「純粋」だなんて…素敵ですよ♪」

提督「あー…まぁ、そうね。おとめ座の私としては、センティメンタルにならずにはいられないの」

リットリオ「あれ、提督っておとめ座でした?」

提督「いいえ?」

リットリオ「ですよねぇ?」

提督「でも、「おとめ座」って響きがいいじゃない?」

リットリオ「確かにそうですね。…さぁ、お茶が入りましたよ、どうぞ♪」ティーカップは食器室にしまってある端数のカップで、ポットとミルク入れはブランドも柄も違うバラのものだが、それぞれ上手く組み合わせてある

提督「ん…美味しい……ダージリンね」

リットリオ「はい…お菓子もどうぞ♪」丸いクッキーはリットリオが焼いたらしく、反応を熱心に見ている…

提督「美味しいわよ…上手ね♪」

リットリオ「///」

提督「もう、そんな顔されたら…期待しちゃうわ♪」右手を重ね、指を絡めた…小さい机の上に置かれたティーカップの湯気が、開いた窓から入ってくる南風に揺れた…

リットリオ「…提督」

提督「なぁに?」

リットリオ「その、恥ずかしいです…♪」

提督「あら、「恋人つなぎ」が?」

リットリオ「ではなくて…反対の手です///」

提督「そう?…柔らかくていいわ♪」むにゅ、むにっ♪…さりげなく提督の左手が袖から入っている…

リットリオ「もう…提督ってば♪」そう言いつつ、明るい茶色の目をきらきらさせて期待している…

提督「うふふっ…地中海的でいいでしょう♪」

リットリオ「それ、私の台詞ですよっ…いけない提督です♪」

提督「ふふ、そうかもね…♪」

527:2017/05/27(土) 10:37:09.32 ID:
提督「…では、いけない提督は……もっと触っちゃうわね♪」

リットリオ「きゃん、あうんっ♪」

提督「んー…しっとりもちもちで、手触りがいいわ♪」

リットリオ「もぅ…プリエーゼ・シリンダーは触っちゃ駄目ですっ♪」

提督「ふふ、そう言いつつ右手も案内してくれるなんて♪」

リットリオ「せっかく来てくれたのですから。…こっちも触ってみてください、提督♪」

提督「ええ…ふふ、超ド級ね…柔らかくて指が埋まるわ♪」胸を強調するようなぴったりしたボディス(胴衣)の下から手をあてがい、ゆさゆさ揺らしたり揉みしだいたりした…むっちりとした柔肌が指に合わせて形を変える…

リットリオ「んっ、んぅ…あふぅ♪」

提督「おぉー…すごいもち肌…どうやったらこんなに白くて柔らかい肌になるのかしらね♪」

リットリオ「…んんぅ…普通に…石鹸で洗っているだけですよ…ぉ…あっ、あっ…あぁぁ…ん♪」

提督「そう?…おかしいわね、私だって肌には気を使っているつもりなのに…っ♪」むにっ、むにゅっ♪

リットリオ「はぁ…ふぅ、ふぅぅ…もう、提督ったら胸ばかり触り過ぎです♪」

提督「そう言いつつも、リットリオは私の手をふとももの方に引っぱっていって…?」

リットリオ「…こっちも触って下さい♪」少し恥ずかしげに目をそらし机の下でスカートをたくし上げると、白い吸いつくような肌をさらした…

提督「ええ、さっそく♪」

リットリオ「んんぅ…はぅ…んっ♪」

提督「いいわねぇ…すべすべでもちもち…♪」

リットリオ「もう…提督だってむちむちで柔らかいですよ♪」

提督「あー…最近食べ過ぎているせいね…やっぱり少し食事制限した方がいいのかしら」

リットリオ「…私はこのくらいむっちりしている方が好みですよ♪」

提督「そう?…ならいいわ♪」

リットリオ「そうですよぉ…ふとももに隙間があるなんて嫌ですよぉ」

提督「そうよね…だってこうやって、間に手を入れようとすると……♪」

リットリオ「もう、いけませんっ♪」ぐいっ…むちっ♪

提督「んふふっ…リットリオのふとももに手が挟まれちゃった♪」

リットリオ「ねっ♪」

提督「ええ、手が幸せ♪」

リットリオ「でも…せっかくですから♪」

提督「あら…いいの?」いやらしい笑みを浮かべにやにやしている…

リットリオ「はい…リットリオの秘密の花園へ、どうぞ♪」

提督「んふふっ…では失礼して♪」くちゅっ…♪

リットリオ「ふふっ…あっ、あぁっ…いいですっ♪」

提督「そう?」

リットリオ「ええ…あ、あっ♪…もう、きゅんきゅんしちゃいますっ♪」

提督「もう…私たちったら、昼下がりから何をしているのかしら♪」

リットリオ「ふふっ、私は提督と百合えっちしたいですよ♪」

提督「そう…では要望にお応えしないとね♪」

リットリオ「はいっ♪」

………
528:2017/05/28(日) 00:24:01.72 ID:
…しばらくして…

提督「ふふ、リットリオ♪」

リットリオ「はい、提督。なんですか?」

提督「呼んでみただけよ♪」

リットリオ「もう♪」

提督「リットリオ…はい、あーん♪」

リットリオ「あーん…っ♪」かぷっ…ちゅぷっ♪

提督「あんっ、もう…指まで食べちゃ駄目♪」

リットリオ「甘くて美味しいですよ?」れろっ…ちゅるっ♪

提督「んっ…もう、私の指は砂糖菓子じゃないのよ♪」

リットリオ「そうですか?…白くて甘くて、まるでクリームみたいです♪」

提督「んー…さっきリットリオの甘い蜜を付けたからじゃないかしら?」

リットリオ「///」

提督「ところで…ここの生活には慣れた?」

リットリオ「はい。みなさん優しいですし、美味しい食事に素敵なお部屋までもらえて…♪」二人が向かい合っている卓上には花瓶が置かれ、クリーム色のオリエンタル・リリーが数本活けてある。リットリオはそっぽを向いてしまっている花の向きを直しつつ言った…

提督「そう、よかったわ…特に仲のいい娘はいる?」

リットリオ「そうですねぇ…戦艦の中でもカヴールとデュイリオは優しくしてくれますし、駆逐艦のみんなはどの娘も色々誘ってくれて楽しいです…あと、軽巡ではライモンドが丁寧に色々教えてくれるのと、エウジェニオがすごく優しくしてくれます♪」

提督「エウジェニオね…そう♪」

リットリオ「なにかまずい事でも?」

提督「いいえ?…その本棚に置いてある漫画やゲームもエウジェニオから?」

リットリオ「あっ…は、はい///」本棚に置いてある伊日合作「レオーネ×舞風」の百合ゲーム…通称「れおまい」のケースを見て言った

提督「ふふ、でしょうね…ところで、その花びらにくちづけはした?」リットリオが向きを変えた一輪のオリエンタル・リリーを指して言った

リットリオ「いいえ…?」

提督「そう…では♪」花瓶の花を一本抜き取ると、甘い芳香を嗅いでからひんやりした花弁にくちづけをした…

提督「はい、お返しするわ♪」手首を回して花の方をリットリオに向けると、にっこりと微笑んだ

リットリオ「…はい///」

提督「鼻に花粉を付けないようにね♪」

リットリオ「はい。…甘い…いい匂いです♪」

提督「そうね…それじゃあ、それそろ失礼するわ。またお話しましょうね♪」ウィンクをすると立ち上がった

リットリオ「はい///」

………
529:2017/05/28(日) 01:09:05.22 ID:
…しばらくして・待機室…

カヴール「お待ちしていましたよ、提督♪」待機室のソファーで優雅に座っていたが、提督が入ってくると立ち上がった

提督「待たせたわね、カヴール。…リットリオに優しくしてくれてありがとう♪」

カヴール「彼女から聞いたのですか?…うふふ、彼女はいい娘ですから♪」

提督「…可愛くて♪」

カヴール「初々しくて♪」

提督「いじらしくて♪」

カヴール「目がくりっとしてて♪」

提督「それなのに身体は超ド級で♪」

カヴール「…まさに条約違反の可愛さですね♪」

提督「そうよね…エウジェニオ?」

エウジェニオ「ええ、そうね♪」…録画してある再放送の「くっつきぼし」を見ながら言った

提督「うふふっ、可愛かったわ♪」

カヴール「…その、提督。私はどうでしょう?……「可愛い」でしょうか?」

提督「そうねぇ…カヴールは「可愛い」よりは「おっとり」と…「美人」かしら♪」

カヴール「そうですか…提督は「おっとりした美人」はお好きですか?」

提督「ええ♪」ちゅっ♪…と頬にくちづけをすると、エウジェニオが映像を止めて微笑を浮かべた

提督「…見ないで♪」

エウジェニオ「ふふっ、いい眺めじゃない…私にも見せて♪」

カヴール「その…ちょっと恥ずかしいので///」

エウジェニオ「待機室の真ん中でキスするのが?」

カヴール「だって…提督の唇ったら……柔らかくて///」

アヴィエーレ(ソルダティ級)「ひゅぅ♪…お熱いねぇ」テーブルのお菓子をつまんでいるアヴィエーレは「航空兵」らしく、ソファーで身体を伸ばし、革長靴を履いた脚は組んでテーブルに乗せ、憂いを帯びた格好いい表情でからかった…胸元から深青色の箱を取り出すと一本抜き取り、口にくわえた…

提督「…アヴィエーレ…それ、煙草?」

アヴィエーレ「海軍施設が禁煙なのは知ってるよ…その後だいたい、「身体に悪いから」って続くんだろう?」

提督「まあね…でも、どうしても吸いたいなら裏手でどうぞ?」

アヴィエーレ「仕方ないな…」そう言ってぽりぽりと噛んで食べた…

提督「…それ、煙草じゃないの?」

アヴィエーレ「ああ…この間日本の提督からもらったんだ、一本いるかい?」箱を振って一本差しだした

提督「え、ええ…」箱を見ると「オリオン・ココアシガレット」と印字してある

アヴィエーレ「何でもココアシガレットとか言うらしいね…ただのお菓子さ」

提督「へぇ…」薄い小豆色をした棒をぽりぽりと噛むと、薄荷の清涼感とココアの甘い味がする…

カヴール「提督…私も欲しいです♪」半分ほど減ったところでカヴールがそう言うと、頬を押さえて反対側の端から食べ始めた

エウジェニオ「あらあら♪」

アヴィエーレ「おぉ…やっぱり熱々だねぇ♪」

カヴール「…」ぽりぽり…

提督「…」ぽりぽりっ…ぽりっ

カヴール「♪」ぽりっ…んちゅっ♪

提督「♪」…んちゅ、ちゅぅぅっ♪

カヴール「ん…ちゅっ……ふふ♪」

提督「…ちゅ…っ♪…甘くて美味しかったわね、カヴール♪」

カヴール「はい…///」

530:2017/05/28(日) 01:50:24.38 ID:
カラビニエーレ(ソルダティ級)「あぁ、もう!…これが提督でなかったら逮捕するところよ!」

ランチエーレ(ソルダティ級)「おぉ♪…提督!カヴール!遠慮することはないよ、そのまま「槍構え」で突撃あるのみっ♪」ランチエーレ(槍騎兵)は三角ペナントの付いた短槍を振って応援した

オリアーニ「わ、わぁぁ…♪」

ジオベルティ(オリアーニ級)「いいよ…ぉ、すっご…い♪」

フィエラモスカ(大型潜)「あらあら…私も、見てみたいですね♪」

カヴール「もう、見せ物じゃありません…///」

提督「そうよ…誰かに「見せてあげる」ためにするんじゃないの、「したい」からしているの♪」

エウジェニオ「うふふっ、そうよね♪」

提督「ええ…だからカヴール、もう一回キスしましょう♪」

カヴール「も、もう…提督ったら///」…ちゅっ♪

エウジェニオ「いいものを見せてもらったわ♪…カラビニエーレ、貴女も我慢しないで…正直に言ってみなさい?」

カラビニエーレ「そんなの…駄目です///」

エウジェニオ「…じゃあ、お願い。…私と……キス、して?」

カラビニエーレ「あぁぁっ、もう…我慢してたのにっ!……こんなの…耐えられる訳ないじゃない!」ちゅっ、ちゅるっ…ちゅぷっ♪

エウジェニオ「んふふっ…はい、おしまい♪」ちゅっ♪…ふとももに手を置きほんの数回キスを交わしただけで、つと唇を離した…

カラビニエーレ「な…なんでっ……どうしてっ///」

エウジェニオ「だって、待機中よ?…待機時間が終わったら…私のお部屋に来てね?」

カラビニエーレ「え、ええ…分かったわ///」

提督「…」

カヴール「見事なテクニック…ですね」

提督「どこで覚えたのかしらねぇ…」辺りはまた普通の空気になり、エウジェニオは駆逐艦オリアーニを横に座らせてアニメの続き、駆逐艦数人はお菓子と漫画に戻った…

カヴール「さて、提督…そろそろ建造に行きましょう、お手伝いの娘が工作室で待っているはずですよ?」

提督「そうね…ではみんな、チャオ♪」

エウジェニオ「チャオ♪」振り向くと投げキッスを送ってくる

提督「ふふっ♪」それに応えるようにひらひらと手を振ると、カヴールを連れて部屋を出た…

………
534:2017/05/30(火) 00:17:05.61 ID:
…工作室…

提督「お待たせ」


…すっかり慣れた建造なので、気負うこともなくてきぱきと準備を進める提督…今回建造するのは潜水艦なので、順番が回ってきた中型潜水艦、ピサニ級のネームシップ「ヴェットール・ピサニ」と、バリラ級大型潜水艦「アントニオ・シエスタ」が待機していた…


ピサニ「待っていたぞ、さて…誰が来るか楽しみだ」

シエスタ「そうねぇ…お母さんも楽しみよぉ……ぐぅ…」

カヴール「寝てないで、起きて下さい」

シエスタ「それもそうね。はい、起きたわ♪……すぅ…」

カヴール「起きないと…提督にいたずらされますよ?」

シエスタ「あらぁ……くぅ…すぅ…提督のいたずらなら……むにゃ…歓迎よ…ぉ…」

提督「…シエスタ…起きてくれたらごほうびをあ・げ・る♪」耳元でささやいた…

シエスタ「…おはようございます、提督♪」

提督「おはよう、眠り姫さん…お目覚めのくちづけよ♪」濃い紅色のルージュをひいた唇に軽くキスをした

シエスタ「キスのおかげで、お母さん元気いっぱい♪」

提督「よかった…じゃあ、建造しましょうか」

ピサニ「待ちくたびれたぞ。さぁ、参ろう!」

提督「了解♪」

………

539:2017/05/30(火) 11:08:21.36 ID:
…一方、食堂の中央部では愛国者を艦名に持つ一団がイタリア国旗を振って声を上げていた…


バンディエラ「イタリアに栄光あれ!」

マメリ(マメリ級中型潜)「いかにもさよう!…この三色旗に集え、イタリアの英雄たちよ!」すらりと長剣を抜き放ち、即席の詩を詠んだ…

ガリバルディ「イタリア統一は近いわ…いざ、ローマに向けて進め!」

マナラ「おぉー!」

メノッティ「イタリア万歳!」

サンタローサ「イタリアのために!」

オリアーニ「おー!」

ジオベルティ(オリアーニ級)「フォルツァ・イターリア!」(※フォルツァ…「頑張れ」)

カルドゥッチ「サウロもこっちに!」

サウロ「はい!…イタリアの……提督のために頑張ります!」

マニン「そうよね、イタリアと…提督のために!」

ヌロ「はい、提督のためなら頑張れます!」

バティスティ「そうね、提督万歳!」

ガリバルディ「…ふふ、私はそんな貴女たちが大好きよ♪」順繰りに抱きしめたりキスしたり、駆逐艦の引き締まった乳房を触ったりした…(※イタリア統一の英雄ガリバルディはかなりの女好きだったらしい)

提督「…口説き上手ねぇ」

カヴール「このままいくと私まで巻き込まれそうなので…ちょっと厨房でディアナを手伝ってきます」

提督「ええ、行ってらっしゃい♪」
542:2017/05/31(水) 10:42:52.81 ID:
…しばらくして…

提督「はぁ…はぁ…ふぅ…」


…愛国者の一団に担ぎあげられ、触られたりキスされたり、はては胴上げされたりした提督はやっとのことで騒ぎをしずめ、ぐったりと椅子に座りこんでいた…が、ほっぺたやうなじについたキスの跡を手鏡で見てはまんざらでもない顔をしている…


百合姫提督「お疲れさま」

提督「いいえ、大丈夫よ…ふぅ」持ってきてくれた氷水をあおりつつ、乱れた服を直した

百合姫提督「あら、カヴールは?」

提督「厨房に行ったわ、夕食の準備を手伝ってくるって」

百合姫提督「ここの夕食は準備が大変そうだものね…あら、いい匂い」

提督「トマトがたくさん取れたから、きっとソースにしているのね」

龍田「…そう言えば」

百合姫提督「なに、龍田?」

龍田「イタリアに来たのに、まだナポリタンは食べてないわねぇ…提督の作ったあれは美味しかったから、本場のも味わってみたかったのだけど」

百合姫提督「あ…」

バウサン(ピサニ級中型潜)「…ナポリがどうしたって?」(※ジョバンニ・バウサン…中世ナポリの提督)

ライモン「ナポリですか、懐かしい響きですね」(※40年開戦時「第2巡洋艦戦隊」で在ナポリ)

コレオーニ「あの時はボクとライモンドで一緒だったもんね♪」(※同じく開戦時に「第2巡洋艦戦隊」所属)

アッテンドーロ「ナポリに何かあったの?」(※40年開戦時「第7巡洋艦戦隊」所属で在ナポリ…43年戦没もナポリ港)

アオスタ「ライモンドにムツィオ、提督まで…どうかしたの?」(※同じく「第7巡洋艦戦隊」所属)

リットリオ「ナポリがどうかしましたか?」(※40年開戦時にティレニア(チレニア)海管区旗艦で在ナポリ)

提督「あーあ…」

龍田「あの、何か悪い事言ったかしらぁ…?」

提督「あれは好きじゃないのよね…明太子のパスタは美味しいと思うけど」

足柄「龍田、「ナポリタン」って言うけど「ナポリタン」はイタリアにはないのよ?…まぁ、欧州歴訪したから私だからこそ知っている訳だけど?」少し優越感をにじませる

龍田「そうなのねぇ…」

百合姫提督「だいたい戦前にはなかったはずだもの…確か戦後に駐留軍の兵士がケチャップだけでスパゲッティを食べているのを見て、地元の料理屋さんの主人が「それだけじゃあいくら何でも粗末すぎるけど、アレンジしたら美味しいかもしれない」って改良して店に出したのが始まりだったはずよ?」

ディアナ「皆さん、パスタがどうかしましたか?」

提督「あぁ、いえ…龍田が「食べたいものがある」って」

ディアナ「あら、せっかく来て下さっているのです…でしたら作ってあげますよ?」

百合姫提督「あの、それが「ナポリタン」なので…」

ディアナ「ナポリタン…?」

リットリオ「そもそも「ナポリの」って言いたいなら、「ナポリターナ」か「ナポリターノ」ですよ?」

提督「あの…ディアナ、「ナポリタン」ってイタリア知識がない時に日本で生まれた物だから…」

ディアナ「同じような経緯で生まれたそうですが、ドリアは美味しかったですよ?」


543:2017/05/31(水) 11:29:11.48 ID:
提督「あれは受け入れやすいけど…これはちょっと……」

ミッチャー提督「要はキャリフォルニア・ロールだとか、「テクス・メクス」みたいなもんでしょ?」(※テクス・メクス…アメリカ南部で生まれた「メキシコ風」料理。偽メキシカンなのでメキシコ人は激怒するらしい)

アッテンドーロ「…まぁ、せっかくなんだから作ってもらったら?」

ディアナ「でしたら準備いたしましょう」

提督「…嵐の予感がするわ」

百合姫提督「私の料理を「美味しい♪」って食べてくれた貴女でさえ、微妙な顔してたものね…」


………

…厨房…


ディアナ「さて…と、材料はこれでいいですか?」

百合姫提督「ええ…でも、本当に無理しないでいいのよ?」

ディアナ「まぁまぁ、せっかくの機会ですから。見聞を広めると言うのもいいでしょう」

百合姫提督「そう?そう言ってくれるなら…」

ディアナ「では、作り方を教えて下さい」

百合姫提督「ええ。それじゃあ、玉ねぎは薄切り。ピーマンは薄い輪切り…ウィンナーソーセージは…斜めに」

ディアナ「はいはい…」トン、トンッ…トトトンッ…

百合姫提督「パスタは少し太い目の…七分くらいのを時間通りに」

ディアナ「アルデンテはみなさんには固すぎるようですものね」大きいパスタ鍋にたっぷりの塩を入れ、手際よくパスタを捻りつつ入れる…ぐらぐら沸き立つ熱湯の中でパッとパスタが広がった…

百合姫提督「その間に…フライパンで具材を炒めます」バターの大き目のかけらを入れると、香ばしい香りが漂う…

アッテンドーロ「結構おいしそうな感じがするわね」後ろからのぞきつつ言った

ディアナ「そうですね」玉ねぎがしっとりと透けてきたところでウィンナーソーセージとピーマンを入れ、玄人はだしの腕でフライパンを振る

百合姫提督「あ、パスタが茹で上がったわ」上着を脱いだエプロン姿の百合姫提督がパスタ鍋からざるを引き上げる…少々ゆで過ぎなようにも見えるが、それでいいらしい…

ディアナ「それで…次は?」

百合姫提督「フライパンにバターをひいて…」

ディアナ「はい」じゅーっ…と泡立つバター

百合姫提督「そこに茹でたパスタを入れます」

ディアナ「!?」

アッテンドーロ「は?」

リットリオ「えーっ!?」

ライモン「え、パスタを炒めるのですか!?」

ディアナ「…わ、分かりました」フライパンに張りつきそうになるパスタを木べらと腕ふりでしのぐ…

百合姫提督「先に炒めておいた具材を入れます」

ディアナ「はい…もう何を言われても驚きませんよ?」

百合姫提督「ケチャップを回しかけて炒めます」

アッテンドーロ「はぁ!?」

リットリオ「え…えぇ?」

ディアナ「あの…今日収穫したトマトを二時間かけて作ったサルサ・ポモドーレがありますが」(※サルサ・ポモドーレ…そのままの意味で「トマトのソース」)

百合姫提督「分かっているけど…」

ディアナ「…わかりました」渋い顔でケチャップをかけると、何かぶつぶつ言いながらフライパンを回す

百合姫提督「最後に塩胡椒で味を調えて…はい、出来上がりです」

ディアナ「なるほど…その、日本にイタリア料理の知識がないころはこういうものだと思われていたのでしょうね」オレンジ色ががったナポリタンを皿に盛ると、異形の物でも見るようにしげしげと眺めた…
544:2017/05/31(水) 12:02:07.36 ID:
…食堂…

百合姫提督「龍田、できたわよ」

龍田「あら、美味しそうねぇ♪」

足柄「ふんふん、良い匂いじゃない♪」

コレオーニ「…これは、ボクの知ってるパスタじゃないよ」

リットリオ「あ…あぁ……」

ライモン「食べ物の趣味はそれぞれですが…その…」

アッテンドーロ「ナポリって言う名前なのに…なんなのよこれ!」

バウサン「おかしいな、ナポリにこんな料理はなかったぞ……戦後にできたのか?」

ディアナ「手作りのサルサ・ポモドーレよりこちらが食べたいとおっしゃると言うことは…日々情熱と努力を傾けてきた、わたくしの料理とは一体なんだったのでしょう…」

提督「あぁ、やっぱり…まるでシャドウでも生まれそうな雰囲気じゃない……」

龍田「ず…ずずっ…んむ、んむ……美味しいわぁ♪」

足柄「そうね、この…ずず……甘っぽい味が…」

百合姫提督「あ…ごめんなさい」小声で謝る…

ディアナ「なるほど…日本の方はパスタをすするようほどですし、きっと本場の味も分からなかったのですね…なぁーんだ、そうだったのですね♪」

提督「ディアナが壊れた…ところでみんな、そのー…」

アッテンドーロ「…なに?」

提督「味見…してみる?」

アッテンドーロ「はぁ!?」

リットリオ「あの…リットリオはそこまでお邪魔だったですか?それとも提督への愛が少なかったですか?…この前えっちしたときにお気にさわる事でもありましたか…でも、直しますから…リットリオの事、嫌わないで下さい…」

提督「いや、そこまで悲しげにしなくても…私はそんなに好きじゃないけど、もしかしたら美味しいかも知れないでしょう?…とりあえず食べてみたら?」

バウサン「取りあえず食べろ?この私は実験用のネズミか何かか?」

提督「ネズミだなんて思ってないわ…スネークでもないし」

バウサン「ならいいが…」

548:2017/06/01(木) 02:25:02.29 ID:
…しばらくして…

提督「ま…まぁ、味見程度にしておきましょうね」小皿とフォークを並べた

リットリオ「ぐすっ…私が戦艦ですし最初に食べますから…ぁ」

バウサン「あー…まぁ、その…なんだ…食べないで済ますのも悪いからな…」

アッテンドーロ「ええ、でも一口だけよ?捨てるのも悪いし…」

コレオーニ「お願いだから、本当に一口だけにしてね…」

ライモン「せっかく作ってくれたのですし…わたしはちゃんと頂きますから……」

アオスタ「…」

ディアナ「作ったのはわたくしですし、責任を取って食べます…」


…フォークを取り上げくるりと巻くと、リットリオたちはおそるおそる口に入れた…かたわらでは美味しそうにナポリタンをすすっている龍田と足柄、途中からやってきて、これまた美味しそうにナポリタンをぱくついているエンタープライズとフレッチャーがいる分、余計対照的に見える…


リットリオ「あぁ……何でしょう…この……茹ですぎてコシも何もないところに、べったりと甘い味つけ…うぅ…」半泣きで小皿のナポリタンを食べているる…

ライモン「んむ……あー…なんというか、戦後の日本ではきっとごちそうだったのでしょうね…」あからさまにどうこう言わないのは優しいライモンらしいが、ふたくち目から一向にフォークを取り上げようとしない…

アッテンドーロ「!?…うわ…何よこれ……甘ったるくて…ポモドーロでも何でもないわね…こんなの店で出されたら主砲叩き込んでやるわ!」勝ち気なアッテンドーロはナポリ風の「べらんめえ」でまくしたてた

バウサン「中世じゃなくてよかった…もし従兵にこれを出されたら艦隊引き回しの鞭打ち刑にしていたところだ」

コレオーニ「…いや…まぁ…そりゃあ、不味くはないよ?……でも「ナポリ風」かと言われたら違うよね…」微妙な顔でしげしげと皿を眺める…

アオスタ「うー…ソ連にも似たようなものがあったとはいえ…これは…」貧しいソ連の食事を引き合いに出すあたり、よほど微妙に思っているらしい…

ディアナ「その…味よりも何よりも……常識からは考えられない料理を作るというのは恐ろしいことですね…」料理人として真面目に味を確かめつつも、フォークが進まない…

百合姫提督「その…あんまり好きじゃないようでしたら、私が食べますから……」

ライモン「そんな…わたしの食べかけなんて食べさせるわけにはいきません…んむ…っ」目をつぶって最後の一口を飲みこんだ…

リットリオ「どうにか…完食です……うぅ、提督…リットリオは頑張りました…」

提督「偉いわね、ライモン、リットリオ。…じゃあ、口直しに…♪」ちゅっ…ちゅぅぅっ♪

アッテンドーロ「!?……んぐっ…んんっ…んむぅ。…食べたわよ、提督!」

提督「無理しなくてもいいのに…はい♪」ちゅ…っ♪

コレオーニ「んむ…んむ……味にはびっくりしたけど、こうして食事を食べられるのはいいことだよね」戦前の貧しかったイタリアを思い出したのか、達観した様子のコレオーニ…

提督「けなげね…そんなコレオーニにはごほうびをあげるわ」…ちゅっ…ちゅぷっ♪

バウサン「うむ…確かに食事に文句をつけてはいかん……食べられるのだからな」

提督「バウサンも頑張ったわね」ちゅっ♪

アオスタ「私も食べました…夕食には美味しいものが出てほしいです」

ディアナ「わたくしもそう思っておりました…うんと腕によりをかけて美味しい物をつくりますので!」

提督「そうね…じゃあ、口の中の後味を打ち消してあげるわね♪」ちゅっ…ちゅるっ……ちゅぷっ♪

ディアナ「んんぅ…ぷは…ぁ。…大変すばらしい口直しでした///」

アオスタ「…え、ええ…そうね///」

提督「ふふっ…今日の夕食は何かしらね♪」キスで口の端についたケチャップを指で拭うと、にっこりと微笑みかけた…

………
552:2017/06/02(金) 02:06:32.34 ID:
…夕食後…

ディアナ「ようやく味覚が元に戻った気がします…」

ライモン「ええ、とっても美味しかったですよ」

リットリオ「私もそう思います♪」ディアナがサルサ・ポモドーレと白ワインを煮詰めて作った「本物の」ナポリ風パスタを食べ、すっかりご満悦でいる…

提督「本当に美味しかったわよ、ディアナ♪」

ディアナ「よかったです…午後のあれは「黒歴史」として、山に埋めてしまいたいほどでした…」

提督「まぁまぁ…結局、姫と足柄たちが食べてくれてよかったじゃない」

ディアナ「まぁ、そうですが…」

コレオーニ「ふぅ…食べた…お腹いっぱいだよ」

バウサン「うむ…ぅ…。あまりに美味いので食べ過ぎたな…」

アッテンドーロ「最高に美味しかったわよ…なんだかナポリを思い出すわ」

提督「ふふ、私も♪「歌の街」ナポリ…ね。あれだけ歌になっている街もそうないものね♪」

アッテンドーロ「まぁね、「ピエディグロッタの歌祭り」からだもの、歴史が違うわ」

(※「ピエディグロッタの歌祭り」…15世紀ごろからナポリの教会にある「ピエディグロッタの聖母」に歌を奉げていたものがお祭りになったもの。数々のカンタウトーレ(カンツォーネ歌手…広く歌い手のこと)と名曲が生まれた)

提督「…せっかくだからナポリの曲でもかけましょうか♪」隅っこに置いてあるレコード・プレーヤーに近づき、下の棚からレコードを取り出した…鎮守府に寄付されたレコード・プレーヤーは古めかしいがちゃんと動き、アンプにもつないである…

リットリオ「あ、「帰れソレントへ」ですか!」

(※「帰れソレントへ」(TORNA A SURRIENTO)…1902年の「ピエディグロッタ」で生まれた。ナポリ対岸の漁港ソレントから出て行った恋人に戻ってくるよう頼む名曲。作曲、作詞はジョヴァンニ・バティスタとエルネストのデ・クルティス兄弟)

ライモン「いいですね…」

提督「これは…60年代のミルバが歌ったバージョンね」色あせたカバーからレコードを取り出した…

(※ミルバ(MILVA)…カンツォーネ(イタリアン・ポップス)の女性歌手で、60年代~90年代まで活躍した。パワフルな圧倒的声量と、元はシャンソンである「愛の讃歌」(エディット・ピアフ)をイタリア語でカヴァーしたり「ウナ・セラ・ディ・東京」を日本語で歌うなど、幅の広さもあわせ持っていた女性カンタウトーレ)

アッテンドーロ「提督、せっかくだから歌って?」

提督「ふふ、いいわよ…でも、貴女も一緒にね♪」

アッテンドーロ「ええ…ライモンド姉さんもよ♪」

ライモン「あんまり自信はないけど…分かったわ、ムツィオ♪」立ち上がると数回深呼吸をして、「あー」と声を出した…

提督「いい?…かけるわよ」

………


554:2017/06/03(土) 01:10:22.05 ID:
…提督は木目調のレコード・プレーヤーに「帰れソレントへ」のレコードを乗せ、針を置いた…数秒ほど砂を流したような音がしていたが、すぐに明るいナポリ湾とほのかな哀愁を思わせる叙情的な前奏が始まり、提督はライモン、アッテンドーロたちの方を向くと胸に手を当てて、始めは静かに、次第に高らかに歌った…


提督「♪~ヴィデーオーマーレ、クァンテ、ベーッロ…スピーラ、タントゥ、セッティメーントーぉ…」

(ご覧、何と美しい海…限りないときめきが息吹いている)

提督「♪~コンメトゥアー、キティエーネーメーンテーぇぇ…!カーシェタ、トォー、ファイエ、スンナーぁー…!」

(まるで貴女の優しい言葉が私を夢心地にするように)

提督「♪~グァールダ、グァチストゥクァル、ディーノ…スィエンテ、シィスクゥーナ、ランチェーぇぇ…!」

(ご覧、この庭を…オレンジの香りが漂ってくる)

提督「♪~ヌゥープルフゥーモー、アッスィ、フィーノ…ディーントーォコーレ、セネヴァーぁー…」

(恋人たちにとって、この繊細な芳香に勝るものがあるだろうか?)

アッテンドーロ「♪~エートゥ、ディチェイァルディーオー…!」

(なのに貴女はいう「私は行くの、さようなら」と…!)

アッテンドーロ「♪~タァァール、ダルナ!…ストゥルコォーレーぇぇ!」

(きみは私の心から遠くに行ってしまう…!)

アッテンドーロ「♪~ダッラ、テッラ、ディアモーレーぇぇ!!」

(そして、この恋の思い出の地へも)

アッテンドーロ「♪~ティエ、オコレントルゥーナー…」

(本当に戻って来てくれないの…?)


…そして曲は一番有名な部分にさしかかり、提督やアッテンドーロ、ライモンをはじめ、辺りにいた十数人も一緒になって声を張りあげた…


一同「♪~マァーヌメーラー、サーァぁぁ!!ヌンダルナ、ストゥルミエント!」

(行ってはいけない!私を悲しませないで!)

一同「♪~トーぉぉルナぁぁー、スリエントエぇぇー!…ファーぁムメーぇぇ、カムパーぁぁ!!」

(帰れソレントへ!私の生きがいを消さないで!)


………


555:2017/06/03(土) 01:39:50.18 ID:
…しばらくして…


アッテンドーロ「上手だったわよ、提督♪」ウィンクしてレモン水のグラスを渡してきた…曲の流れるままに二番も歌い、その後もアンコールで数曲歌わされた提督は額の汗を拭いて、レモン水をあおった…

提督「ムツィオこそ…もっと歌えばいいのに」

アッテンドーロ「ありがと…今日は提督と歌えてよかったわ♪」

ライモン「ええ、素敵な時間でした」

リットリオ「はぁぁ…提督、とっても綺麗なお声で…もう、夢心地でした…♪」

バウサン「あぁ…もし私が提督にこんなことを言われたら、絶対ナポリに残るよ」

アオスタ「素晴らしい歌声でした…」

コレオーニ「ボクもそう思うよ…提督ってば、なんて豊かな声なんだろう……」

提督「もう、ほめ過ぎよ…みんなだって上手だったじゃない♪」

百合姫提督「フランチェスカ、とっても上手だったわ♪…せっかくなんだし時々歌ったら?」

足柄「ね、そうすればいいんじゃない?…うちの鎮守府でも演習の後とかにカラオケ大会みたいなのやってるわよ?」

提督「なるほどねぇ…考えてもいなかったわ」

百合姫提督「こっちには「カラオケ」みたいなのは、あまりないものね?」

提督「んー…そうね。でも、せっかくだから時々やってみましょうか♪」

アッテンドーロ「賛成!…提督が歌うならなおの事♪」

リットリオ「私も賛成です…提督、二人で歌いましょう♪」

ライモン「あ、ならわたしも提督と歌いたいです!」

提督「はいはい♪…私は一人なんだから、そんなにいっぺんには歌えないわ…週末ごとにでもやることにしましょうね」

ライモン「はい♪」

アッテンドーロ「ええ♪」

リットリオ「わぁ…嬉しいですっ♪」

アオスタ「…ヴォイストレーニングしないと」

バウサン「む…提督となら大人の恋愛ソングでも歌いたいが、この小柄な身体では背伸びに見えてしまうか……うーむ…」

………
556:2017/06/03(土) 10:40:23.92 ID:
…別の日・工作室…

提督「さぁ、今日は何ができるかしらね?」


…ここ最近でずいぶん増えた艦娘たちのために兵装の充実を図ろうと、提督は戦艦カヴールとリットリオ、セラ級駆逐艦の「クィンティノ・セラ」、スクアロ級中型潜水艦の「ナルヴァーロ」を連れて工作室に来ていた…


セラ「何ができても嬉しいです。でも…私の爆装艇は使い捨てなので、たくさんあれば嬉しいです」小脇に抱えたMTM艇を撫でているさまは、おもちゃのモーターボートで遊ぼうとしている女の子にしか見えない…

リットリオ「私も副砲の予備があれば助かります♪」超ド級戦艦の艦娘とは思えない可愛らしいブラウスと、折り目ごとに紅白が分かれているプリーツスカート、紅いエナメルハイヒールと髪のリボン…ポニーテールに結い上げた髪も相まって、涼しげで清楚に見える

ナルヴァーロ「私は…魚雷ですかね。高速魚雷があればもっと活躍できると思います」艦名の「ナルヴァーロ」(イッカク)にちなみ、額から斜めにつき出した角のティアラをつけ、プラチナとジルコニウムのネックレスを首にかけている…清楚な飾りと、色白で角の生えた姿はユニコーンやペガサスのようにも見える…

カヴール「ふふ、みんな欲しいものはいっぱいありますから」そう言っているカヴールは超ミニの黒いワンピースにオニキスのネックレスと、大人の女性らしい格好できめている…

提督「みんな工作室に来るのに、そんなにおしゃれしなくてもいいのに…せっかくの服が汚れちゃうわよ?」そういう提督は機械に絡まないよう長髪をまとめ、多少使いふるしたドレスシャツと、食生活のせいでぴっちりしているスラックス姿で、足下も動きやすいローヒールと簡素にまとめていた

カヴール「ふふ、だって提督と一緒に過ごせるのですから…おめかししたいです♪」

提督「あら、ありがとう…じゃあ、期待に応えられるように開発しましょうか」

カヴール「はい♪」


………

…数十分後…


カヴール「ブレダ20/65対空機銃です」

提督「役には立つけど…さっきからそればっかり続いているわね」青い縁のタロット・カードをめくり、投げ上げ、ドローするたびにカヴールたちが絵柄を確認してくれる…が、無難でありふれた対空機銃が続き、カードを引くたびに力を使っている気がする提督は額から汗を垂らし、とうとう椅子に腰かけた…

提督「ふー、ふー…ちょっと休憩…これ、意外に疲れるの」

カヴール「そんなに無理をなさらず…どうぞ、お菓子でも食べて」そう言うと棚に置いてあった石川県銘菓の高級落雁「長生殿」の箱を取り出した…百合姫提督のお土産の一つで、カヴールは甘い紅白の落雁と一緒に飲んでもらおうとストレートの紅茶を淹れた…

提督「ありがとう…みんなもどうぞ」ぽりぽりとした食感の落雁をつまむと、甘い砂糖の味がくたびれた身体に染みる…いい砂糖ならではの爽やかな後味に感心しつつ、セイロン・キャンディ紅茶をすする…

セラ「わぁ、お菓子ですね…いただきます」

リットリオ「嬉しいです…ふふ、甘くて美味しいです♪」

ナルヴァーロ「本当に…でも、砂糖だけで出来たお菓子というのも面白いです」

提督「そうね…っ!?」提督の向かいに座っているカヴールが脚を組み、そのつやつやしたむちむちのふとももから下着がのぞいている…黒いレースのランジェリーはほとんどつけていないような薄さで、割と奥ゆかしいはずだったカヴールの大胆な格好にむせた…

提督「けほっ、ごほっ…!」

カヴール「だ、大丈夫ですか…?」

提督「え、ええ…秘密の花園、わずかに生えた柔らかい草が…///」

カヴール「その…黒はお気に召したでしょうか///」ちょっと恥ずかしげにうつむき、はにかんだような笑みを浮かべつつも期待して上目使いで見ている…

提督「…破壊力抜群だったわ///」

リットリオ「むぅー…なら、リットリオも超ド級戦艦の意地を見せちゃいます、カヴールには負けませんっ…///」スカートの裾をまくりはじめ、ちらりと白い下着が見えそうになったところで止めた…ひらひらと闘牛士のムレータのようにスカートを動かすと、真っ白い雪のようなふとももがのぞく…

セラ「わ、わぁ///」

ナルヴァーロ「何と…素晴らしい…///」食いいるように隣に座ったカヴールのふとももを凝視しているセラと、リットリオのきめ細やかな肌を眺めているナルヴァーロ…

提督「うふふ…で、どっちが私を大破させてくれるのかしら?」鼻血が出そうな光景ににやけた笑みを浮かべつつ、あわてて鼻を押さえた

リットリオ「リットリオですよ、提督♪だって…超ド級戦艦は、ベッドでも…すごいんですから♪」きらきらと期待しているような目で提督を見て、待ちきれないかのようにふとももをこすり合せた…

カヴール「ふふ、私ですよ♪……何しろ、実戦経験豊富ですし…身体は新造艦並みですもの…ねっ♪」少し恥ずかしげな表情を浮かべつつも、指をぺろりと舐めてみせた…

提督「あぁ、もう♪…午後には建造するつもりだったのに、こんなに予定が入ったら明日になっちゃうわね♪」


………



558:2017/06/04(日) 01:21:15.49 ID:
>>557 同じ地中海でも…


「哀愁のポルトガル」…大航海時代のはしり、「エンリケ航海王子」以降はいいところなしでWW2は無難に中立のポルトガル海軍


「情熱たぎるスペイン」…フランコ独裁で枢軸側と蜜月な割に中立といい続け、イギリスにはジブラルタルを持たせたまんまにしてやり(独裁ではあったものの)平和を謳歌…これがアルマダ・エスパニョーラ(※スペイン無敵艦隊)とは…一体いつまでそう呼ぶつもりなのか


「血沸き肉躍る冒険活劇イタリア」…MAS艇(魚雷艇)で船団に突っこみ暴れ回る、潜水工作員がジブラルタルに侵入、港内の英艦を沈めて回る、豆潜水艦で英戦艦二隻を大破させる…と、アクション小説ばりのわくわくするようなエピソード満載…が、集団になると王制派とファシスタ派、ナポリ人、シチリア人、ヴェネチア人など仲たがいが続き、結局その力が発揮されず…


「外国嫌いフランス」…ドイツ侵攻にあっても議論と議論と議論を重ね、机上の空論を振り回す…結局、すべての行動原則は「フランス万歳!フランス語をしゃべらない外人はみんな嫌い!」というだけ…ヴィシーフランス側は英軍、米軍、自由フランス側は伊軍、独軍と戦うが、とにかく「フランスのため」が行動原則なので、勇敢だとしても敵と同じくらい味方も迷惑する。負けたら負けたで軍艦を自沈させる徹底ぶり…なぜ最初からその勢いで戦わないのか…


「過去の栄光に浸るギリシャ」…貧乏な二流、三流国になったのにやたら気位だけは高く、何かにつけて「欧州文明発祥の地」と自慢げで、常に外国は「バルバロイ」(蛮族)で自分たちは「ヘレネス」(古代ギリシャの英雄「ヘレン」の子孫)だと思っている…まぁ個人レベルでは勇敢であるが陸海軍ともに大した装備も実力もなく、英軍魚雷艇隊と共闘した海上パルチザングループ以外は結局なにもできず


「オスマン帝国の誇り、トルコ」…ケマル・アタテュルクが進めた民主化、近代化で列強による植民地化を辛くもかわし、WW1で共闘したドイツとは親しくしつつもWW2では中立を掲げ、ソ連の南下とドイツの東進で戦場にされることを上手く防いだ…「死をも恐れない」最強の兵を擁するが、中立ゆえに兵器は型落ちだったり、近代兵器の導入はいまいち進まず…ドイツ製のメッサーシュミットBf109とイギリス製のホーカー・ハリケーンが仲良く編隊飛行していたのはフィンランドとトルコくらいなもの。…海軍はWW1時地中海の封鎖で逃げ場を失い、あえて東に突破してトルコ海軍に編入を「志願」した旧ドイツ帝国海軍の巡洋戦艦「ヤウズ・スルタン・セリム」(「ヤウズ」とも…元「ゲーベン」)を大事に使って過ごした…


…と、色々です(個人の感想です。お友達のフランス人やギリシャ人にこの通り言って、怒り狂ったお友達に刺されても知りません)

…長文になりましたが、また次から投下していきます…





559:2017/06/04(日) 01:54:06.20 ID:
…結局…

提督「建造、頑張りましょうね」

カヴール「はい♪」

リットリオ「そうですねっ、提督♪」

ナルヴァーロ「あの…潜水艦の建造は潜水艦が横につくのだとうかがったのですが…狭いです……///」横からリットリオの張りのある乳房が押し付けられ、もごもごと言った

リットリオ「ナルヴァーロ、何か言いました?…それより提督っ、一緒に建造しましょうねっ♪」

カヴール「建造、楽しみですね♪」

提督「んむ…ぅ、そうね。……って、暑いわ///」横にカヴールが抱きつき、ほっぺたが柔らかい巨胸で押されている…

ナルヴァーロ「早く建造しましょう…そうしないと、離してもらえそうにないです」

提督「そ、そうね…」

リットリオ「提督も、ナルヴァーロも…ぎゅーっとしちゃいます♪」

カヴール「うふふ…提督、私のプリエーゼ・シリンダー…触っていいですよ///」

提督「二人とも…まずは離れて……」

ナルヴァーロ「お…重いです」

リットリオ「む…リットリオは重くないですよ!」

提督「4万1377トンは十分重いわよ…」

リットリオ「もう…そういうことは言わないで下さい」

提督「いや、だって…ナルヴァーロが押しつぶされちゃうから」

カヴール「ええ、そうですよね」

提督「…あの、カヴールも少し離れて?」

カヴール「え…提督はカヴールのお乳、お嫌いですか?」

提督「いいえ、もちろん好きよ…柔らかくて…なのに、むっちりと張りがあって♪……でも、音楽だって一つの音階では歌にならないわ…カヴールの優しい瞳も、ぱっちりしたまつ毛も、さらさらの髪も、お腹のくびれも、むっちりしたふとももにきゅっと引き締まったふくらはぎも…いっぺんに視界におさめたいの♪」

カヴール「あらあら…うふふっ♪提督さんったら、よくばりさんですね♪」

提督「ええ、そうよ♪」

カヴール「それでは仕方ありませんね♪…はい、離れましたよ」

提督「ありがとう。じゃあ、ナルヴァーロ…建造、始めましょうか」

ナルヴァーロ「…ふぅー…了解です」


………





561:2017/06/05(月) 00:56:26.62 ID:
…真面目な話になりますが、本来イタリア王国陸軍はフランスやオーストリアに対する郷土防衛軍の役割を担うもので、しかも国境線はアルプス山脈に守られ、国土も山がち、しかも当時は道路も整備されていなかったので機動力は(国家予算に余裕もなかったので)大して必要ありませんでした。
また、各地に(「アリエテ」や「リットリオ」師団など一部を除いて)「ナポリ」「カターニア」「フリウリ」などと地元の地名がついた師団があり、その地域の出身者はその師団に入隊するのが一般的でした

…つまり、戦前のイタリア陸軍は「背後の自分の家を守るために戦う」ための軍であって、派兵された兵たちは「ムッソリーニの思いつきにつき合って北アフリカで死ぬなんて嫌だ!」となり、休養なども与えられなかったことや、無能な(たいてい貴族階級の)士官が多かったことから「士気が低かった」と言われています

また、集団戦闘が苦手なのも予算不足で大規模演習がなかなか出来ず、かわりに銃剣、フェンシング、白兵戦、銃剣突撃の訓練ばかりやっていたためと考えられます…結果、「一個分隊(12人)以下なら最強」と言われるように…


海軍も同郷の兵で固められる規模のMAS艇、MS艇(モート・シルランティ…MAS艇の後継になった魚雷艇。ドイツSボートを参考にしつつ、イタリア魚雷艇のノウハウも詰め込んだきわめて優秀な魚雷艇)なら団結力を発揮でき、個人の力に頼るコマンドなら勇敢だったのですが、大艦隊になると途端に支離滅裂に…何しろ燃料がなく、しかも「英地中海艦隊に勝てる訳がない」(仮想敵はフランス海軍で、それなら互角以上だったはず)と、及び腰だったと言われています


…「人間魚雷」ですが、「絶対に死ぬ」(自殺する)事はキリスト教的に重い罪であり、カトリックのイタリアはもちろん、ドイツでも絶対にやらせませんでした(ドイツの場合、「育てた兵士が生きて戻ってくるほうが、脱出装置つけるコストよりも結果として得だ」と、厳密に計算したとは思いますが…)どんな無茶な兵器でも脱出だけは出来るようになっているのはそのためです…
また欧州では戦闘はあくまでも「その時だけ」のもので、終われば(大抵の場合)同じ人間同士「手を上げる」ことが許され、糾弾されることもないということが、日本との絶対的な差かと…
562:2017/06/05(月) 01:43:37.05 ID:
………

…数時間後…

ナルヴァーロ「そろそろですね…」

提督「そうね、潜水艦がくるのは楽しみ?」

ナルヴァーロ「はい、戦友が増えるのはいいことです」

提督「そう…あ、来たわ♪」


…まず出てきた潜水艦の艦娘は大柄でむっちり気味だが、腰に長剣を差し、なかなかきびきびしている。両脇には機雷格納用の筒を提げているところから敷設潜水艦らしい…続いて出てきたのはやはり大柄な潜水艦で、一人は青白い姿でどこかはかなげ、一人はドイツ風の革長靴にウェットスーツ風の艤装で、その上からバスローブのように着物を羽織っているせいで、かなりおかしなことになっている…髪は後ろで結い、金のかんざしを差している。最後の一人は後ろは明るい茶色の髪をポニーテールのようにして、銀のかんざしを差しているが、こめかみの所は縦ロールにしていてお洒落な様子でいる。提督は自己紹介を済まし、それぞれの名前を聞いた…


潜水艦「大型潜水艦、ピエトロ・ミッカです。戦中は敷設任務だけでなく、改装されて輸送任務にも就きました…姉妹はいませんが、機雷敷設も補給もお任せです」

潜水艦「大型潜水艦カルヴィ級、ピエトロ・カルヴィ…戦中はフランスにいたから、イタリアに戻ってきたのは久しぶりなのよ。ちなみにイギリス海軍にも捕まらない忍び足が特技よ。よろしくお願いね、提督」

潜水艦「カルヴィ級、ジュセッペ・フィンチ。はるばる日本まで長躯したぞ…イタリアに戻れてうれしいよ。…ちなみに日本通なのでな、何でも聞いてくれ」

潜水艦「同じく…カルヴィ級…エンリコ・タッツォーリ…よ……ふふ…私の身体…どこに行っちゃったの……かしらね…ぇ…」青白い手で頬を撫でられ、提督の背中に冷たいものが走った…

提督「よ、よろしくね…タッツォーリ……手が冷たいのね…暖めてあげる」手を握ると、タッツォーリははかなげに微笑した

タッツォーリ「そんなに優しく…しなくていいのよ…優しくすると……連れて行ってしまうかも…しれないから…///」

提督「大丈夫…たとえ地獄の底だろうと、私が貴女を連れ戻してみせるわ♪」

タッツォーリ「ふふ…ありがとう……」

セラ「こ…怖いですよ…」カヴールの後ろに隠れてそっとのぞいている

タッツォーリ「そう…でも、あれ…貴女の後ろに……」

セラ「ひぃ…!」

タッツォーリ「なんてね…」

提督「もう、怖がらせないの」

セラ「こうなったらMTMをぶつけるしか……」顔をこわばらせ、赤で「MUNIZIONI」(弾薬・火薬)と書かれた箱を取り出し、MTM艇に積もうとした

提督「セラ、駄目よ!…タッツォーリも、今度そういうことしたら怒るわよ?」

タッツォーリ「はーい…」

563:2017/06/05(月) 02:48:09.85 ID:
…まず訂正を…

>>562 ジュセッペ・フィンチ「はるばる日本まで長躯したので」は「長躯する予定だったので」です…意味が全く違いますね、ゴメンなさい


………

…艦娘紹介…


大型潜水艦…ピエトロ・ミッカ。1935年生まれ。単艦


31年に起工され、かなり時間をかけて建造された大型の機雷敷設潜水艦で、1545トン/1940トンとかなり大型。部分複殻構造で、船体中央部の複殻部分の内側、縦に機雷格納筒を装備して船底から機雷を敷設する。

大型で航洋性がよく、運動性能もよかったと言うが、大型ゆえに建造コストが高く、後継艦となる中型敷設潜水艦「フォカ」級の建造計画が進んでいたため、一隻のみの建造で終わった。戦中は機雷敷設から北アフリカへの補給任務向けに改装されて13回、2000トンあまりの補給任務を行ったとされる…最後は43年7月29日、英潜により撃沈された

速力は3000馬力(ディーゼル)/1500馬力(電動機)で15.5ノット/8.5ノット。
兵装は533ミリ魚雷発射管6門(艦首4/艦尾2)、120ミリ単装砲二基(司令塔前後に各1基)、13.2ミリ連装機銃1基(司令塔後部張り出し上)、機雷20個


艦名は1706年Tulin(トゥリン?)防衛に功績のあった兵士の名「Pietro Micca」から…らしいが詳しくはよく分からない


艦娘の「ピエトロ・ミッカ」は豊満でむちむちな身体をはち切れそうな艤装に包み、けっこう機敏。両脇に筒状の機雷敷設筒を装備している。…腰に剣を差しているのは兵士の名前が由来で、よくお菓子をくれるのは補給任務を行っていたからか

………


大型潜水艦…カルヴィ級。1935~36年生まれ。三隻


「バリラ」級から発達し、「アルキメーデ」級、「グラウコ」級潜水艦と並行して建造された大型潜水艦。1525トン/2028トンの完全複殻型。

大戦中は地中海、フランスが降伏してからはボルドー「ベタソム」基地に派遣され(この時の二隻「カルヴィ」と「フィンチ」(フィンツィ)はジブラルタルの警備を最初にすり抜けたイタリア潜とされる…その後もイタリア潜はちょくちょくジブラルタルをすり抜けて大西洋に進出している)大西洋で作戦を行った

…しかしイタリア潜は性能的にドイツの「U・ボート」に劣り、戦術、装備の規格の違いからも共同作戦は難しく、42年戦没の「ピエトロ・カルヴィ」を除く二隻は大型であることを活かして日本への物資輸送用に回されることになった…が、イタリアの休戦で「ジュセッペ・フィンチ」はドイツ潜「UIT.21」となったりとごたついているうちに戦局が悪化、輸送に使用されることもなく44年に自沈…「エンリコ・タッツォーリ」は先に改装されたが、43年5月にビスケー湾で行方不明…三隻とも失われた


速度は4400馬力(ディーゼル)/1800馬力(電動機)で17.1ノット/7.9ノット。兵装は533ミリ魚雷発射管8門(艦首4/艦尾4)、120ミリ単装砲2基(司令塔前後各1基)、13.2ミリ連装機銃1基(司令塔後部張り出し上)


艦娘の「カルヴィ」級は、「ピエトロ・カルヴィ」がジブラルタルをすり抜けたためか忍び足が得意で、こめかみはフランス風に緩く縦ロール、姉妹が日本へ航海する予定だった影響か、後ろを結って日本風の銀のかんざしをしている。「ジュセッペ・フィンチ」は競泳水着風の艤装にドイツ風の革長靴、日本の着物をバスローブのように羽織り、頭には金のかんざしと国籍不明…自称「日本通」だが、結局派遣されてはいないので知識はかなりいい加減。
「エンリコ・タッツォーリ」は43年喪失のせいか、髪と肌は青白く、手も冷たくて幽霊のよう…実際は別に幽霊でも何でもないが、時々相手を怖がらせてはからかっている

………
565:2017/06/06(火) 00:31:52.62 ID:
………

…夕食時・食堂…

カヴール「それにしても…ずいぶん増えたものですね」

提督「胸が?」…ぽよんっ♪

カヴール「違います、潜水艦の娘たちですよ」

提督「あー。だって、ねぇ…せっかく建造できるならみんなにここでの暮らしをさせてあげたいじゃない?」

カヴール「提督は優しいですね…まぁ、仲もよさそうで何よりです」

提督「ええ、そうね♪」提督がワインを傾けつつ視線を向けた先では、潜水艦たちと駆逐艦たちが一緒の食卓を囲み、バジルと香ばしいチーズがとろけるピッツァ・マルゲリータと、ペンネで作ったひき肉入りのポモドーロを味わっている…

バリラ(バリラ級大型潜)「はーい、おかわりが欲しい人は取ってあげますよ♪」おっとりとした若奥様のようなバリラたちは目じりを下げ、にこにこしながら駆逐艦に料理を取り分けてやっている…が、欲求不満なので、可愛らしい駆逐艦を見てはぺろりと舌なめずりをしている…

提督「…バリラ級と駆逐艦は離した方がよさそうかもしれないわ」

カヴール「あ、あぁ…あの触り方は……」皿を差しだす駆逐艦のすんなりした手に自分の手を重ねる様子は明らかに怪しい…

提督「あっちは逆に穏やかなものね…」

フィエラモスカ(大型潜)「なるほど…参考になります」戦前生まれの大型潜水艦で、戦中は訓練用だった「エットーレ・フィエラモスカ」は優しい先生のようで、今は学者の名前が付いた二人から物理の講義を受けているらしい…

ガリレイ(アルキメーデ級大型潜)「と、まぁ…このように引力は働くわけなの」

フェラリス(アルキメーデ級)「そうね…まぁ、頼まれれば講義から「うに」の調達まで何でもやってあげるわよ?…お金はいるけどね♪」

フィエラモスカ「どうして「うに」だけなんです?他の貝とかはダメなんですか?」

ガリレイ「あー…中世の学者っていうのは多かれ少なかれ錬金術にも傾倒していたから」

フィエラモスカ「ですから、それがどうして「うに」の調達だけできることになるんです?…先生にはわかりません」

フェラリス「まぁ、つまりはそういうことなのよ…ちなみにこの「うに」は食べられないから」

フィエラモスカ「ますます訳が分かりませんね…」

フェラリス「ねぇ、ガリレイ先生?…作った「うに」を深海棲艦にぶつけてやれないかな?」

ガリレイ「なら「うに!」って叫ばないとだめよ…フェラリスちゃん♪」

フェラリス「はい、先生!」

ガリレイ「ふふふっ」

フェラリス「あははっ♪」

フィエラモスカ「…何がおかしいのか先生にはさっぱりわかりません」

提督「あー…「錬金術士」が二人もいる…お願いだから「うに」にしておいて…「N/A」の調合とかで部屋を吹き飛ばしたりしないように祈るわ」

カヴール「?」




567:2017/06/06(火) 02:06:36.71 ID:
提督「…」

カヴール「…」

提督「あー…で、ここは提督たちの集まり…と。ジェーンにマリー、姫もいるし」

カヴール「そのようですね」

ミッチャー提督「だね…この娘たちもさすが提督たちだよ♪」

百合姫提督「ええ、本当に」

エクレール提督「…ナポリにしろヴェネチアにしろ、ナポレオンに敗れた国ばかりなのに生意気ですわね」

提督「んー?そう言えばまた「革製品」の手入れが必要ね…♪」

エクレール提督「い…言い過ぎましたわ///」

提督「…結構♪」

ジョバンニ・バウサン(ピサニ級中型潜)「まぁ、許して差し上げましょう」

マルカントニオ・コロンナ(ピサニ級)「カタツムリを食べる国ですから…まぁ仕方ないですね」

デス・ジェネイス(ピサニ級)「フランス海軍の活躍…はて、聞いたことがありませんな」

ヴェットール・ピサニ「まぁまぁ…諸君、その程度にしておこうではないか。古傷をえぐることはあるまい」

エクレール提督「くっ…!」

ジャンヌ・ダルク「よろしいのですか、こんなことを言わせておいて!」

リシュリュー「落ち着くことです、ジャンヌ…時には妥協も必要なのですよ」

ジャンヌ「むぅぅ…」

フレッチャー「ま、ソーナーも爆雷投射機もある私に潜水艦がかなう訳ないけど?」

エンタープライズ「こら、そういうことを言っては駄目でしょうが!」

龍田「潜水艦ねぇ…好きじゃないわぁ」

足柄「…龍田にしてみたら無理もないわね。とはいえ味方の潜水艦なんだから」

龍田「まぁ…ね」

ジュセッペ・フィンチ(カルヴィ級大型潜)「日本の艦娘か…日本は素晴らしいところだと聞いていますよ」そばにいたフィンチが話に入ってきた

百合姫提督「あら、日本がお好き?」

フィンチ「何しろ日本に派遣される予定だったもので…サムライとゲイシャが手をつないでフジヤマに登り、朝日にお祈りをすることくらいは知っています」

百合姫提督「え…えーと」

フィンチ「日本の艦娘はサケを含んで兵装に吹きかけるのでしょう?」

足柄「ま、まぁ…そういう艦娘もいるんじゃないかしら」

フィンチ「やはり…私は日本が好きなので…日本への戦略物資輸送任務が取りやめになって、かえすがえすも残念でした」

龍田「そ…そうねぇ、来てくれたら嬉しかったわぁ…」

フィンチ「ええ…もっとも、今回日本の提督と随伴艦の方々が来てくれたのですから、色々教えて頂きたい」

百合姫提督「ええ…そうします」

提督「…」


………

568:2017/06/06(火) 10:29:39.09 ID:
…食後…

提督「さて…と、夕食も済んで」

カヴール「片付けも終わりましたね…この後はどうしますか?」

提督「そうねぇ…とりあえずみんなの所を回ってみようと思っているけど」

カヴール「そうですか。では私もお伴します」

提督「ありがとう♪」


………

…しばらくして・駆逐艦トゥルビーネ級居室…

提督「私だけど、ちょっといいかしら?」ノックして返事を待った

アクィローネ「はいはーい、今開けます。…あ、提督にカヴールさんも…どうぞ、入って♪」ドアが開いてアクィローネが顔を出すと、二人を見て入るよう勧めた

提督「こんばんは、みんな」

ネンボ「こんばんは、提督。こんばんは、カヴール♪」

カヴール「ええ、こんばんは」


…八人姉妹のトゥルビーネ級は大きめの部屋をあてがわれていて、手前側にサロンのような談話室を設け、奥にそれぞれの個室が並んでいた…辺りには風や気象に関係する飾り物が置いてあり、数人はテーブルで漫画を読んだり、ラジオに耳を傾けていた…


オストロ「提督、どうしたの?」読みかけの漫画をテーブルに置くと聞いた

提督「特に用事じゃないわ。ちょっとお話に来たのだけど…お邪魔かしら?」

エウロ「とんでもない!…来てくれて嬉しいです///」

提督「そう?…よかった♪……ところで、何を読んでいたの?」

エウロ「私ですか?…これです」見せてくれたのはずいぶんと直線ばかり使って描かれた漫画で、日本の物らしい…

提督「ふーん…「最強伝説・黒潮」ねぇ…」

エウロ「同じ作者の「空母黙示録・赤城」って言うのもあるらしいんだけど、そっちは図書室にないの」

提督「そう、読みたいなら姫に頼んでみるわ」

エウロ「本当?…嬉しい」

ボレア「なに…提督が来てるの?」

エスペロ「どうしたの…って、提督?」トゥルビーネ級のみんなが個室から出てきて周囲に集まってきた

提督「みんな、足りないものとかある?…よかったら今のうちに聞いておくわ」

ゼフィーロ「そうね…アクセサリーかしら」

トゥルビーネ「ええ…やっぱり八人もいるとね」

提督「分かったわ。今度一緒に買いに行きましょうね♪」

トゥルビーネ「ええ…嬉しいわっ♪」ちゅ♪…とつま先立ちで頬にキスをした

提督「まぁまぁ…ふふっ。それじゃあ、お休みなさい♪」








569:2017/06/06(火) 11:10:57.94 ID:
…重巡・ザラ級居室…

提督「さてと…普段からボルツァーノと仲良くしてくれているようだから、ザラ級のみんなにはお礼を言わないと」

カヴール「ええ、そうですね」

提督「…ザラ、いる?」

ザラ「あっ…提督!……ちょっと待ってもらえる?」ドアの向こうから騒がしい音が聞こえてきた…

提督「ええ」

ザラ「ふぅ…お待たせしたわ。どうぞ?」髪と服を乱れさせ、はーはーと肩で息をしている…

提督「…お邪魔なら入らないけど?」

ザラ「そう…ごめんなさい。…フィウメたちとちょっとはしゃいでいたから」

カヴール「そ、そうですか…///」

提督「うふふ…みたいね♪…とりあえず、「ボルツァーノと仲良くしてくれてありがとう」って言いに来ただけだから」

ザラ「いいのいいの…気にしないで?」

ポーラ「あー、提督ぅ~♪…カヴールも…こんばんは~」ひょいと顔をのぞかせたポーラが二人に手を振った。一応ネグリジェを着てはいるが、ただ羽織っているだけなので、しっとりと汗ばんでいるふくよかな胸からもっちりしたふともも、その奥の花芯さえほとんど隠れていない…柔和な笑みはいつも通りだが、それにみだらな表情が混じっている…

フィウメ「はひぃ…ふぅ…ふぅ…こんばんは、提督にカヴール…」奥から声が聞こえる…

ゴリツィア「はー…はー…ザラ姉さん…っ…んんっ///」こちらは隠す様子もなく、甘ったるい声でザラを呼んでいる…

ザラ「もう…ゴリツィア、はしたないわよ…ごめんなさい、二人とも♪」ザラが顔を引っ込めると、くちゅりと水音が聞こえてきた…

ゴリツィア「あっ…あぁっ♪」

提督「ふふ…やっぱりお邪魔みたいね。お休み、ポーラ♪」

ポーラ「はぁ~い、お休みなさぁ~い♪」ちゅぷっ♪…と深いキスを交わすと、「えへへぇ♪」と笑ってドアを閉めた…

カヴール「…はぁ、こっちの方が恥ずかしかったです///」

提督「ふふ…楽しみの間違いでしょう?」

カヴール「も、もう…提督ったら///」

提督「さ、次の娘の所に行きましょうか♪」

………
570:2017/06/07(水) 00:41:14.83 ID:
…中型潜水艦・スクアロ級居室…

カヴール「スクアロ級ですか…まだしっかりとお話はしていませんものね」

提督「ええ、私もそう思ったから…スクアロ、いる?」コンコンッ…とリズムよくノックをした

スクアロ「…どうぞ」

提督「失礼するわね…っ!?」がちゃりとドアを開けた瞬間、扉の陰に立っていたスクアロが後ろから何か固いものを押し付けて来て、提督は大人しく両手を上げた…

スクアロ「あぁ…提督だったのね」すっと下ろしたのは銃ではなくただのペーパーナイフだった…

提督「あ…あのね、心臓に悪いから止めてもらえるかしら……」

スクアロ「ふふ…悪かったわ。ちなみにナルヴァロとトリケーコは大浴場でばちゃばちゃやっているわ」ペーパーナイフをテーブルに置くと、一時停止していた映画を再生した

提督「何を見ているの?」

スクアロ「これよ…面白いわね」小さいテレビでテーマソングが有名なサメ映画を見ている…時おりテレビの調子がおかしくなると一時停止して立ち上がり、側面を引っぱたいた…

提督「そのうちに予算が回ってきたら新しいのを買いましょうね」

スクアロ「ええ、お願いするわ」

デルフィーノ「うわぁ…こんな映画を大画面で観るなんて嫌ですぅ…」縮こまっているデルフィーノ…

提督「そこはスクアロもちゃんと分かってくれているわ。…ね、スクアロ?サメ映画だけじゃないわよね?」

スクアロ「もちろん…サメ映画だけじゃなくて恐怖映画も取り揃えておいたわ」

提督「もう…妹を怖がらせてどうするの」

スクアロ「ふふ…提督、耳を貸して?」

提督「なぁに?」

スクアロ「デルフィーノはね、恐怖映画とかを見せられると夜になってベッドにもぐり込んできてね…怖いのが収まるとそこでし始めるから…ふふ♪」

提督「あぁ、なるほど…デルフィーノったら、可愛い顔して意外と盛んだから…って、…それ、すごくいいわね♪」ひそひそ話を交わしている様子を見て、きょとんとしているデルフィーノ…しかし、提督とスクアロが視線を向けているので、頬を赤らめて恥ずかしげにもじもじしている…

スクアロ「でしょう?…本人もいやらしいことが大好きだし♪」

提督「何しろデルフィーノ(イルカ)だものね…♪」

スクアロ「そういうこと。…可愛いし、甘噛みするといい声で鳴くから……たまらないわ」

提督「うふふっ…今度、私も誘ってみるわね♪」

スクアロ「ええ…楽しいわよ♪」

提督「んふふっ。もう、楽しみ…♪」かなり気持ち悪い笑みを浮かべている…

カヴール「…提督ったら……私がおりますのに…」小声でつぶやいた…

提督「んー?カヴール、ご奉仕してくれるの?…嬉しいわ♪」

カヴール「!?…聞こえていたんですか」

提督「ええ…遠慮しないで?…ベッドが待っているわ♪」

カヴール「あぁ…もう、次に行きますよ///」

提督「ふふ…了解。じゃあ、スクアロ、デルフィーノ…またね♪」

………
573:2017/06/10(土) 10:05:58.23 ID:
…翌朝…

提督「んーっ…」ベッドの上で伸びをする提督。部屋に射しこむ曙光がまぶしく、打ち寄せる波の音が心地よい…

カヴール「おはようございます、提督」魅力的な身体にぴったりしたナイトドレスをまとったカヴールがコーヒーマグを渡してきた。昨夜二人で甘い時間を過ごしたためか、少し恥ずかしげに頬を赤らめている…

提督「ありがとう」ナイトガウンだけ羽織って窓辺に立つと、海を見ながらコーヒーをすする

カヴール「…いい眺めですね」隣に立って窓枠に手をつき、身体を寄せた…

提督「ええ…綺麗な海……」日の出のカナリア色からクローム・イエロー、それから徐々に青さを取りもどしていく海を見てつぶやいた

カヴール「なんだか、こうして話していると恋人同士みたいですね…///」

提督「事実、恋人でしょう?」

カヴール「もう…からかわないで下さい///」ぷい、と視線をそらしたが、耳まで赤くなっている…

提督「…私は、貴女のこと…愛しているけど?」

カヴール「これまでに何人に向けてそう言ってきたのですか?」

提督「あら…信用されてないわね。…カヴールほどの奥ゆかしい美人には初めてよ?」

カヴール「もう…提督ったら///」

提督「ふふっ♪…カヴール。私の愛しい人……」腰に手を回し、そっと唇を近づける…

カヴール「太陽のように暖かで、花のように可憐な、私の提督…///」目をつぶり、そっと唇を重ねた…


………

…しばらくして…


提督「カヴール…///」窓辺で抱き合っている間にも日は昇っていき、気付けば朝焼けの黄金色はすっかり消えていた…いくつか白い綿雲が浮かび、黄色い砂浜が陽光を反射しきらめいていた

カヴール「提督…///」

提督「カヴール…もう一度…キス…しましょう……」そう言って柔らかな唇に触れようとした瞬間、空腹を訴えてお腹が鳴った…

カヴール「ふふ、くすくすっ…さすがの提督もキスだけではお腹いっぱいにはならないようですね?」

提督「みたいね…食堂に行きましょうか///」

カヴール「はい♪」


………
575:2017/06/10(土) 10:55:30.08 ID:
…食堂…

提督「おはよう、ディアナ」

ディアナ「おはようございます、提督…もう少しお待ちください」…いつも食堂は朝早くからディアナがきりもりしていて、黎明時哨戒を終えた駆逐隊や早起き組に美味しい朝食を提供していた…が、今日は出遅れたのか、まだエプロン姿で忙しげに立ち回っている。とはいえ、数人の哨戒組には手際よくパンと冷蔵庫に入っていたコールド・チキンを出してある…

提督「手伝うわよ?」

ディアナ「そうですか?…でも、わたくしの務めですから」

提督「そう言わずに…ね?」ぱちりとウィンクをすると、袖口が広がっていて邪魔な羽織りものを脱いでカウンターに放り出し、キャミソール一枚になってエプロンをつけた

ディアナ「なら、お願いできますか?」

提督「ええ…カヴール、少し手伝って?」厨房に入ると包丁を取り出し、取り出してあるマッシュルームを切り始めた…壁には料理のレシピが留めてあり、今朝の献立に合わせて手早く刻みだした

カヴール「はい♪」カヴールもおっとりしているようで意外と手際が良く、ハーブを刻んだり卵をかき混ぜたりとテンポがいい…

提督「ディアナ、炒り卵はやっておくわよ?」

ディアナ「はい、お願いします」

提督「了解♪」ディアナはスープを相手に目が離せないので、かわりに大きいフライパンにバターをいれ、刻んだホワイト・マッシュルーム、溶き卵を注ぎ入れる…香ばしい匂いといい音がして、それを手早く木べらでほぐす…手早く火を通すと置いてある大皿に入れ、また次の分に取りかかる…

カヴール「では…私も」じゅーっ…といい音がしてカヴールは素早くフライパンを振る…重くて提督ではまともに振れないパエリェーラ(パエリア鍋)ほどもある一番大きいフライパンで十数人分を一気に作り、大皿に盛ると丁寧にパセリを乗せた

提督「…ディアナ、マッシュルーム入りの炒り卵はできたわ」

ディアナ「助かりました…何しろこちらは見ていないと噴きこぼれるので」ミルクたっぷりのクリームスープは滑らかに仕上げる火加減が難しく、ディアナは目を離せないまま言った

提督「いいのよ♪…あとは果物くらいね」網目模様のないつるりとしたメロンを八つに切り、皮目に沿って身を切り離すと一口大に切り分けた

カヴール「こちらも出来ましたよ」チーズの盛り合わせを持ってカウンターに置いた

ディアナ「本当に助かりました…あとはできますので、どうぞ座って召し上がってください」

提督「そう?では、お言葉に甘えて朝食にさせていただくわね♪」


………




578:2017/06/11(日) 00:36:38.78 ID:
…朝食…

提督「では…」ふんわりと仕上がったマッシュルーム入りスクランブルド・エッグにカリッとしたパン、味のいいバターにチーズ、滑らかなクリームスープ…水気滴るメロンにコーヒー、牛乳を取ると席に着いた

カヴール「いただきましょうか♪」スプーンを取り上げた

提督「ええ。…んむ…っ」

…スクランブルド・エッグは香ばしいバターの香りと、ホワイト・マッシュルームのクセのない味がお互いを活かしあって、ふわふわの卵に豊かな後味をもたらす…挽いたばかりの黒胡椒が香りと味にアクセントをつけ、パセリの爽やかな青さが卵独特の重ったるい感じを打ち消す…

提督「美味しい…」

…そう、「美味しい」と言うだけなら誰にだって言える…だが、イタリア海軍少将たる者、厨房の艦娘たちの努力をその一言で片づけてしまっては、あまりにもボキャブラリーが足りないと言うものだ…

提督「この…ふわっとまとまった卵に…んむ……歯切れのいい…マッシュルーム……「オムレツにミルクは入れない」けど…この場合……ふんわりしたスフレ状になって…舌触りがいいわ…」

…シチューや煮込み料理ならブラウン・マッシュルームの方がこっくりとした香りや味がはっきりと出て美味しいだろう…が、柔らかなクリーム色をしたふわふわの炒り卵に、無粋な茶色が広がるのは好ましくない…ホワイト・マッシュルーム…黄色い南イタリアの陽光には、やはり白い雲が必要…ということなのだろう…

提督「ふぅ…では、スープを……」

…とろりと滑らかなクリームスープは、賞味期限が近かったクリームと牛乳を一気に使うための策だろう…が、まだ寝ぼけている胃腸に優しく染みていく…滋味豊かなコンソメをベースに、たっぷりのクリームとミルク…牛乳はとかく塩が効きすぎるので塩はごくわずかに振ってあるだけだが、ベースのコンソメに溶け込んだ香味野菜の風味と相まって、ほど良い味わいで美味しい。…もし天使がクリームスープを飲むとしたら、間違いなくこのクリームスープを選ぶだろう…

提督「あー…身体に染みるのが分かるわ……」

…噴きこぼれないよう、けれど、滑らかになるようにぎりぎりの火加減で煮たたせ、ゆっくりとかき回し続けた時にだけ味わえるとろりとした滑らかさ…けれどもべっとりとくどくはない…まるで波打ち際の白い泡のようにすっと消える後味の良さ…

提督「ん…美味しいわ…」

579:2017/06/11(日) 01:22:02.91 ID:
提督「パンもいただきましょうか…」

黄色いバターが四角い形を変型させながら流れていく…香ばしく台形に切った食パンに、十文字に割れ目の入った丸いパン…丸い方をちぎろうとすると、皮目がばりばりと音を立て、中がもっちりと抵抗しながら裂けていく…

提督「いい香り…ね」

…食パンもひと噛みごとに力がいるようなしっかりしたパンで、焼き色もちょうどいい…麦秋の畑を表すような黄金の一枚は、溶けたバターが染みこみかぐわしい香りまでしている…

提督「んむ…んむ……っ」

…濃い色のチーズとバターを添えて、一口ごとに噛みしめる…焼き立てでなければ味わえない香ばしさ、風味…まさに「早起きへのごほうび」…一枚と一個のパンは、あっという間になくなってしまった…

カヴール「あら…提督ったら、そんなにお腹が空いていらしたので?」…カヴールが親切にも丸パンを一個分けてくれる…その優しさが隠し味になって、一個目よりさらに美味しい…

提督「ありがとう……んっ…」

…香ばしい丸パンに残ったバターを挟み込み、余熱で溶けるのを待ってから口に入れる…しっとりとバターが染みわたり、中からじゅっ…と溢れてくる…素朴だからこそよく分かる素材の良さ…

提督「…ふぅ…香ばしくて、いいパンだったわ」

提督「さて…と、果物も……」

…切ってあるメロンは「メロン」と言っても、甘すぎる温室のメロンと言ったものではない。露地栽培で気長に、気ままに育ったまくわ瓜のようなメロンで、その味はさっぱりと爽やかでみずみずしい…淡黄色の果肉は夏らしい鮮やかな色合いで、口の中も必要以上にべたべたしない…

提督「朝にはちょうどいいわね…さっぱりしていて」

カヴール「ええ、そうですね…お皿は私が片づけますから」すでに食べ終えていて、ゆったりとコーヒーをすすっているカヴール…ミルクを入れて相性の良さをじっくりと味わっている…

提督「ありがとう、カヴール。…ふぅ、満足したわ」


………

587:2017/06/13(火) 09:59:48.35 ID:
…午前中・工作室…

提督「さぁ、今日も張りきって建造しましょうか♪」

カヴール「分かりました…今日も潜水艦ですか?」

提督「そうね…どうかした?」

カヴール「リットリオの妹たちも呼んであげて下さいね?」

提督「あー…超ド級戦艦となると、なかなか呼べないけれど…頑張ってみるわ」

カヴール「はい…リットリオも喜びますよ♪」にっこり微笑して頬にキスをした

提督「そうね///」

ピエトロ・ミッカ(大型潜)「さぁ、提督。建造しましょう?」機雷敷設潜水艦のピエトロ・ミッカは、後ろ手に組んだ手の中でT200潜水艦用機雷(の飾り物)を転がしながら言った

バウサン(中型潜)「うむ…待ちくたびれたぞ」

コロンナ(ピサニ級中型潜)「いかにも…さぁ、提督!」

提督「はいはい♪」後ろから押されるようにして装置に手をかけると、一つ深呼吸をしてからレバーを引いた

カヴール「あとは数時間待つばかり…ですね」

提督「そうね…みんな、座って待ちましょう?」

ミッカ「ありがとうございます♪…はい、よかったらどうぞ?」両方の腰に下げている機雷格納筒をごそごそやって、白い落雁を取り出した

提督「ありがとう…って、これ、姫からもらったお菓子?」

ミッカ「はい、何でも滋賀の「近江八景糖」とか何とか…他にもお餅とかあったのですが、機雷格納筒に入れてくっ付いたら困るので」

提督「ふふ…そうね。じゃあ、頂くわ♪」…「三井の晩鐘」や「石山の秋月」といった琵琶湖畔の名所を型にした落雁を少しづつ割ってつまんだ…


………

588:2017/06/13(火) 10:39:13.55 ID:
…数時間後…

バウサン「おぉ…そろそろ頃合いだな?」

提督「そうね」

カヴール「あ、出てきましたよ?」


…クラスも隻数も多い潜水艦だが、提督は新しい艦娘たちの一人づつと話をする時間を取りたいと思っていたので、普段はひとクラスごと…多くても二、三クラス程度の建造でとどめていた。が、ここ一週間は大した予定もなかったので、思い切って大量建造を実行していた…


潜水艦「うわ…ちょっとちょっと!」

潜水艦「もう少し詰めて下さいよぉ…」帰還した潜水艦の甲板に整列するように並んで敬礼した…が、ぎゅうづめでふらついたり押しあいへし合いしている…

カヴール「…いくら何でも多すぎたのでは?」

提督「反省はしてるわ…後悔はしてないけど♪」

カヴール「全くもう…♪」

提督「うふふ…さてと、潜水艦のみなさん。自己紹介をさせてもらうわね」答礼した提督は自己紹介を済ませ、あいさつのキスをした

提督「それで、今度は貴女たちの自己紹介をお願いね?そっちから順番にどうぞ」…手で差し示した潜水艦は三姉妹らしいが、「ピエトロ・ミッカ」と同じように機雷敷設潜水艦らしく、腰のあたりにスロープのような変わった艤装がついている…


潜水艦「はい。大型潜水艦「フォカ」級のフォカです…敷設潜水艦ですが、戦中は補給任務を主にしていました」…滑らかな髪に高そうなアザラシ皮のコートを羽織り、ぴっちりした艶のある艤装がすんなりした身体を包んでいる…

潜水艦「同じく、フォカ級のゾエアです…早く大きくなりたいです」…こちらは半透明の羽衣のようなものを艤装の上に羽織り、薄い青色の髪に紅い玉の飾りを付けている。…綺麗に撫でつけられた髪に二つついている髪飾りが目のようになっていて、どこかユーモラスな蟹のようにも見える…

潜水艦「フォカ級のアトロポです…敵の寿命を切るハサミは私が持っています♪」女神のように伸ばした綺麗な髪に灰色のぴったりした艤装、手には鋏と糸を持ち、糸の先には機雷が吊るしてある…


提督「はい、ありがとう♪」

589:2017/06/13(火) 11:11:41.73 ID:
提督「では、貴女たちもお願いね?」…フォカ級の自己紹介を受け、続いて隣のグループに視線を向けた…9人はいる潜水艦はいずれも提督の格好をしていて、艤装の上に羽織った上着や三角帽の金モールがきらきらしている…

潜水艦「は!…私は大型潜水艦マルチェロ級、マルチェロです。今度は最後まで戦ってみせますとも!」

潜水艦「同じくマルチェロ級、バルバリゴ。提督、この私を使いこなしてくださいね」

潜水艦「同じくダンドロ。先代は歴史に残る戦艦でした…この名に恥じぬよう奮闘し、最後まで生き残りました」

潜水艦「マルチェロ級、エモです。由来になった提督の名前から「アンジェロ」(天使)なんて言われます」

潜水艦「同じくマルチェロ級、モチェニーゴです。提督は私たちを感心させられるかな?」

潜水艦「同じく、モロシーニ。先代は戦艦でした。オスマンを破ったヴェネチアの偉大な提督の名にふさわしいでしょう?」

潜水艦「同じくマルチェロ級、ナーニです。よろしくお願いね、提督♪」

潜水艦「マルチェロ級、プロヴァナです。今度は最後まで頑張ります」

潜水艦「で、私がマルチェロ級のヴェニエーロ。…以上9隻、無事着任いたしました!」

提督「休め!…ふふ、みんな凛々しくて素敵よ?活躍、期待しているわ♪」

マルチェロ「は、尽力させていただきます…///」

提督「結構…でも、そんなに固くならないで♪……さてと、お待たせしたわね。自己紹介をお願い♪」




592:2017/06/14(水) 00:51:48.21 ID:
………

…自己紹介を求められたのは二隻の潜水艦で、容姿や大きさから中型潜水艦だと分かる。と、同時に腰に下げた機雷格納筒を持っているので敷設潜水艦らしいことも分かった。片方は疲れたような顔の提督姿で、もう片方は映画に出てきそうな小粋なソフト帽をかぶり、メモとペンを持っている…


潜水艦「中型潜水艦…ブラガディン級のマルカントニオ・ブラガディン。第二次大戦は無事でしたが…嘘つきは嫌いです」

潜水艦「どうも、ブラガディン級のフィリッポ・コリドーニです!…提督、私たちの着任に感想はありますか!」かなり押し付けがましくメモを取ろうとしている…

提督「えー…コリドーニ、貴女を含めてこれだけの潜水艦が着任してくれた事を嬉しく思っています。…そろそろお昼なので食堂に行きましょう♪」

コリドーニ「なるほど…ムッソリーニ統領と親しかった私を抱きこもうという訳ですか!ならば、ぜひごちそうしてもらいたいものですね!」

ミッカ「…よろしくね」(声がうるさいわ…)

カヴール「さ、では参りましょう?」

提督「ヴェネチア風の昼食でよかったわ…そうでしょう、提督方?」

マルチェロ「ほほう、ヴェネチア風…楽しみですよ」

………


593:2017/06/14(水) 02:15:22.55 ID:
…艦娘紹介…


大型潜水艦…フォカ級。1937~39年生まれ。三隻


世界の緊張が高まりつつあり、イタリアも植民地拡張を進めていた35年頃に計画された大型の敷設潜水艦。1305トン/1625トン、部分複殻型。

35年就役の大型敷設潜水艦「ピエトロ・ミッカ」は建造に時間と費用がかかり過ぎたため、一回り小型化して新技術も盛り込んだ潜水艦。
サイズは「ピエトロ・ミッカ」にくらべ小さいが機雷搭載数はむしろ多く、「実績も良かった」とされるが、あくまでも「ピエトロ・ミッカ」に比べての話で、第二次大戦レベルでは「それほどでもない」との評価もある。

開戦後は機雷敷設よりも北アフリカへの燃料・物資輸送に駆け回り、ハイファ沖(エジプト)で機雷敷設中に自艦の機雷に触れたらしい「ゾエア」(詳細は分からず「戦没」ではなく「喪失」扱いになっている)以外は無事に大戦を終え、47年除籍された

速力は2880馬力(ディーゼル)/1250馬力(電動機)で16ノット/8ノット。

兵装は533ミリ魚雷発射管6門(艦首4/艦尾2)、100ミリ単装砲一基(当初は司令塔後部張り出し上だったが、後に一般的な司令塔前甲板に移設)、13.2ミリ連装機銃2基、機雷36個


艦名は「フォカ」(あざらし)、「ゾエア」(エビ・カニ類の幼生、「ゾエア幼生」)、「アトロポ」(ギリシャ・ローマ神話の「アトロポス」…人の寿命を糸として紡ぎ、計り、切る「モイライ」の一人で切る役割を持つ)


…艦娘の「フォカ」は黒くて艶やかな髪と艤装の上に羽織ったアザラシ皮のコートがお洒落な艦娘で、大のエビ・カニ好き。「ゾエア」はゾエア幼生が由来からか、艤装の上から薄い半透明の羽織り物をまとい、おかっぱ(あるいは円盤風)の薄青い髪に頭の前の方に付けた紅い髪飾りが目のように見える髪型をしている。「アトロポ」は長い金髪に鋏を持ち、糸の先に機雷をぶら下げている…


………


大型潜水艦…マルチェロ級。1938年生まれ。9隻


「フォカ」級と同時期に建造された大型潜水艦。1043トン/1290トン、単殻、サドル・タンク付き構造

元ポルトガル向け潜水艦「グラウコ」級の性能の良さを受け建造された「航洋型」の潜水艦。第二次大戦当時のイタリア潜では「最優秀艦の一つ」という評価を受け、速度、潜航時の安全性、操作性も良好といわれる。

性能は良かったが戦局は厳しく「ダンドロ」以外の全艦が戦没している。しかしながら何隻かは数万トン単位の敵船舶を沈めている


速度は3600馬力(ディーゼル)/1100馬力(電動機)で17.4ノット/8ノット。

兵装は533ミリ魚雷発射管8門(艦首4/艦尾4)、100ミリ単装砲2基(司令塔前後の甲板に各1基)、13.2ミリ連装機銃2基(司令塔後部張り出し上)と充実


艦名は

「マルチェロ」(Marcello)が「レパントの海戦」でトルコを破るも戦死したヴェネチアの「ロレンツォ・マルチェロ」(Lorenzo Marcello)提督

「バルバリゴ」(Barbarigo)が同じく「レパントの海戦」で参謀長を務めたが負傷、三日後に死亡したヴェネチアの「アゴスティーノ・バルバリゴ」提督

「ダンドロ」(Dandolo)が「東ローマ帝国」を滅ぼし「ラテン王国」を作ったヴェネチアの統領「エンリコ・ダンドロ」(Enrico Dandolo)で、先代は1880年就役の(先代の)「カイオ・デュイリオ」級戦艦二番艦の「エンリコ・ダンドロ」

「エモ」(Emo)は1700年代のヴェネチアの提督「アンジェロ・エモ」(Angero Emo)

「モチェニーゴ」(Mocenigo)はヴェネチアの名家モチェニーゴ家出身の提督「ラッツァロ・モチェニーゴ」

「モロシーニ」(Morosini)は1688~94年にヴェネチアの統領で、提督としてもオスマン・トルコと戦った「フランチェスコ・モロシーニ」(Francesco Morosini)…ちなみにモロシーニ提督がアテネに布陣していたオスマン軍を砲撃した際に、砲弾がオスマン軍の火薬庫を直撃、誘爆したせいで「パルテノン神殿」が崩壊した。先代は軍縮条約で建造途中に破棄された戦艦「フランチェスコ・カッラチォロ」級の四番艦だった

「ナーニ」(Nani)はヴェネチアの提督・政治家の「ジャコモ・ナーニ」で、41年英軍の「花」級コルヴェット「アネモネ」に撃沈された

「プロヴァーナ」(Provana)は1520年頃のヴェネチア提督で「レパントの海戦」に加わった「アンドレア・プロヴァーナ」提督らしいが日本語の資料がないのでよく分からない…40年6月17日に浮上航行中、フランス通報艦(掃海艇などのことをフランスでは「通報艦」と呼ぶ)に衝突され、撃沈したが、これがWW2フランス艦による初めてのイタリア潜撃沈だった

「ヴェニエロ」(Veniero)は「レパントの海戦」でヴェネチア海軍艦隊司令官で、後にヴェネチア統領になる「セヴァスティアーノ・ヴェニエール」提督から…いずれも中世ヴェネチアの提督・英雄からで、ナポリ王国と同じくイタリア半島最強の海軍国だったヴェネチアらしい艦名がついている


…艦娘「マルチェロ」級はいずれも艤装の上から提督らしい上着と三角帽子を被り、金モールがきらめいている(「レパントの海戦」の時は三角帽子ではない、などと言ってはいけない)ヴェネチアの栄光を重んじ、それぞれ能力も高い…

………
594:2017/06/14(水) 02:39:45.73 ID:
…艦娘紹介(続き)…


中型潜水艦…ブラガディン級。1931年生まれ。二隻。


中型潜水艦「ピサニ」級から発展した構造を持つ、中型の機雷敷設潜水艦。965トン/1068トン。単殻、サドル・タンク構造。

元になった「ピサニ」級の「単殻・サドルタンク型」は設計が良くなかったせいで性能が今一つだったが、これを受け継いでしまったため性能は良くなかったとされ、35年に艦尾の短縮とサドル・タンクの増積を行った。機雷は艦尾から敷設する。戦時は機雷敷設よりも北アフリカ、東地中海(エーゲ海)方面への補給任務に従事し、二隻とも無事に大戦を終え48年除籍


速度は1500馬力(ディーゼル)/1000馬力(電動機)で11.5ノット/7ノット

兵装は533ミリ魚雷発射管4門(艦首)、102ミリ単装砲1基(司令塔前部)、13.2ミリ連装機銃1基(司令塔後部張り出し上)、機雷16~24個


艦名は「マルカントニオ・ブラガディン」(Marcantonio Bragadin)が、今のキプロス辺りの島を増援が得られないままオスマン・トルコから一年にわたり防衛、最後は命の保証と引き換えに降伏したが惨殺され、遺体を見せ物にされたヴェネチアの提督。「フィリッポ・コリドーニ」(Filippo Corridoni)がムッソリーニと親交のあった右派活動家で記者らしいが日本では有名ではないらしくよく分からない…


艦娘の「ブラガディン」は薄幸そうな美人でトルコにアレルギーがあり、嘘をつかれるのが嫌い。コリドーニは戦前の記者らしい粋なソフト帽にメモとペンを持っている。艦名が活動家のせいか声も大きく「うるさい」と言われることもしばしば…

………
596:2017/06/15(木) 01:46:19.39 ID:
…午後・執務室…

提督「ふわ…ぁ」昼食はヴェネチアに縁のあるマルチェロたちに合わせて濃厚な「ヴェネチア風蟹のクリームパスタ」だったが、提督はそれをたっぷりと食べ、歓談しながらボトルを開けたせいか少しばかり量を過ごし、まぶたが閉じそうになっていた…

提督「午後の執務…までは時間があるわね……」上着を寝室の椅子に掛け、タイトスカートも脱ぐと下着姿でベッドに倒れ込んだ。ふんわりとしたタオルケットと羽毛の軽い布団が心地よく、掛け布団をめくり入り込もうとした…

リットリオ「失礼します、提督。いいですか?」軽やかなノックの音がすると、リットリオの可愛らしい声が聞こえた…

提督「あー…どうぞ?」

リットリオ「失礼しま…あ、お昼寝の時間でした?」

提督「いいわよ…なあに?」

リットリオ「はい…午前に行った訓練の結果報告です」

提督「あぁ、はいはい」ベッドの上で上半身を起こし、薄い黒のブラジャー姿で報告をめくった…

リットリオ「私も頑張りましたよ、提督♪」

提督「そのようね…よくやったわ♪」火力・速力・防御力の三拍子がそろったリットリオ級戦艦はさすがに成績もよく、提督はにっこりと微笑んだ

リットリオ「ところで…」

提督「ふふっ、分かってるわ…で、ごほうびは何が欲しいの?」


…訓練結果や出撃時の戦果、味方への支援や回避が優秀だった艦娘の「好きなお願い」を提督が聞いてあげる「ごほうび」は、艦娘たちが熱心なのでなくても構わなかったが、途中で止めるのも不公平だと思っていたので着任以来続いていた。…戦中の記憶もあるいい大人の「艦娘」たちとはいえ、そこは可愛いもので、たいていの「お願い」はお洒落なアクセサリーやちょっと高い化粧品、提督のキスや向かい合って「恋人のように過ごす夕食」などが多かった……


リットリオ「言っていいですか?」

提督「どうぞ?」

リットリオ「…提督と……したいです」少しはにかんだように言った…

提督「んっ?…もう一度言ってもらえる?」

リットリオ「…提督と…レズセックスしたいですっ♪」

提督「あー…まぁ、「ごほうび」なんだからよっぽど無理なお願いでもなければ聞くけど…夜にする?それとも今から?」

リットリオ「はい、今からです♪……実は…はぁ…はぁ…さっきから提督の……柔らかなお胸が揺れて…美味しそうで……たまりませんっ♪」普段は可愛らしい顔を情欲でたぎらせ、明るい色の瞳をらんらんと輝かせながら、ベッドにじりじりと近寄ってくる…

提督「そう?…うふふっ、いいわよ♪」ぱちりとウィンクをすると、布団をまくった…

リットリオ「嬉しい♪…では、リットリオ、行きますっ♪」


………




597:2017/06/16(金) 01:07:30.84 ID:
…数分後…

リットリオ「んんぅ…ちゅぅ……ちゅるっ…ちゅぷ…っ♪」馬乗りになって深いキスをくり返すリットリオ…リボンとレースが豪奢な雰囲気の、お洒落な桃色の下着姿でまたがっている

提督「んふふっ…ちゅっ……んちゅぅぅ…ちゅるっ…れろ…っ♪」

リットリオ「ちゅる…んはぁ♪……提督…こっち…も♪」…ぷるんっ…ゆさゆさっ…黒いレースの高級そうなブラを外すと、提督の白い柔らかな乳房が外にさらされた……リットリオは舌で頬、首筋、鎖骨と舐める場所をずらしていき、ふっくらした先端に甘噛みした

提督「んんっ!…もう、お返し♪」ずっしりと重量感があって張りのあるリットリオの胸をつかむと、丁寧に揉みしだき、下から持ち上げて揺すった…

リットリオ「あうんっ♪…もう、提督のえっち♪」

提督「ふふっ…だってリットリオが可愛いから♪」…下から乳房をこねくり回し、同時に滑らかな脇腹をれろっ…と舐めた

リットリオ「…もう、我慢の限界ですっ♪」リットリオがそう言うと、ぶつっ…と理性の糸が切れた音がしたような気がした…

提督「我慢しなくてもいいのよ…って、リットリオ?…ちょっと?」はぁはぁと息づかいの荒いリットリオに黒のランジェリーを引き下ろされ、ぐっ…と開脚させられた…同時にリットリオは座り込むような体勢をとり、互いに向かい合うような形になった

リットリオ「ふふっ…提督のここ、綺麗ですねっ♪」ぐりっ、くちゅ…ぐちゅっ!…リットリオは白いふとももを交差させるようにすると秘部を重ね、激しい前後動をかけた…

提督「あっ…んっ♪……もう、いきなり激し…んんっ♪」

リットリオ「んはぁぁ…っ♪気持ちいいっ…提督っ、気持ちいいですっ♪」ぐちゅっ、ぐじゅっ、ぐちゅっ…提督の脚を両脇に抱え込むようにして、腰を滑らかにくねらせる…

提督「んぅぅ…それは、よかっ…あっ、あっ、あぁっん゛っ♪」

リットリオ「気持ちいい…っ、提督のここ…とろっとろで気持ちいいです…っ♪」結い上げたポニーテールをほどき、髪を振り乱しながら濡れた花芯を重ね合わせる…明るい真昼の寝室に激しい水音と、汗ばんだ肌が吸いつく音が響く…

提督「あっ、あっ…リットリオも、んんっ…暖かくて…柔らか…んぁぁっ♪」とろりと濡らした秘部をリットリオに押し付け、腕を投げ出して嬌声を上げている…

リットリオ「提督と…お昼からなんて……とっても、地中海的ですねっ♪」

提督「ふふ、そんなの…ここくらいなものよ♪」頑張った腹筋の成果で勢いよく上半身を起こすと、リットリオの滑らかな背中に手を回して唇を重ねた

リットリオ「んんぅ♪…ん、んっ……んふ…ぅ♪」

提督「んぅ…ちゅる…っ♪…んちゅっ…ちゅぷ……っ♪」

リットリオ「んんぅ…ぷは…ぁ♪……奇襲だなんて、ずるいです♪」

提督「ふふっ…これから攻勢に…回らせてもらうわね…っ♪」リットリオの背中から腰へと触れるか触れないか程度の軽いタッチで手を下ろしていき、指先が瑞々しいヒップまで来るとわしづかみにした…

リットリオ「きゃ…んっ♪」

提督「とろとろなのは…リットリオの方じゃない♪」くちゅ…ぐちゅっ♪……リットリオの濡れた花芯に提督自身の秘所を重ね合わせ、ゆっくりと擦る…

リットリオ「んぁぁっ♪提督…っ…あっ、あっ、ああんっ♪」胸を揺らし、汗を滴らせながら花芯を重ねて喜悦の声を上げた

提督「うふふ…っ、リットリオほどの超ド級戦艦とあろうものが、私みたいな小娘に喘がされて悦んじゃって♪」提督がみだらな気分の時だけ浮かべる、甘ったるいようないやらしい笑みを浮かべるとリットリオに腰を打ちつけた…

リットリオ「んんっ…あんっ♪……だって、提督のっ…んぁぁっ…気持ちいいっ♪」

提督「ふふ…リットリオ、大好きよ……愛してるわ…♪」ぞくぞくするようなささやき声で耳元にささやいた

リットリオ「そんなこと…っ、耳元で言われたらっ…また、イっちゃいます…っ♪」がくがくっ…とぷっ、とろっ♪

提督「気持ちいいでしょう?…もっとしてあげるわね、私のバンビーナ(小鹿)ちゃん…脚をがくがくさせて悦んでね♪…ふー…っ♪」

リットリオ「あぁっ、んあ゛あぁぁ…っ!」ぶしゃぁぁっ…♪


………




599:2017/06/16(金) 10:32:07.50 ID:
提督「んふふっ…可愛いわね♪」うなじに手をかけ、見つめあいながらつぶやくとリットリオの胸に顔を埋め、ぺろりともち肌を舐めまわした…甘い花とベビーパウダーの混じったような香りで頭がぼーっとなり、まともな考えも浮かばないでいる…そのまましっとりした乳房に甘噛みした

リットリオ「ひゃぁ…んっ♪……もう、リットリオだって負けませんよ♪」腕で挟むように胸を寄せ、片手で包むように優しく提督の頭を押さえつけると、ぷるんと張りのある乳房に押し付けた…

提督「んんっ…んぅ、んっ…んぐぅぅっ♪」リットリオの空いている右手、そのほっそりした白い指が秘所をかき回してくちゅりと水音を立てる…わざと大きい音が出るように指を動かし、可愛らしい笑みを浮かべるリットリオ…

リットリオ「あらぁ?…提督は私の腰をがくがくさせてくれるはずでしたよね…っ?」

提督「んぁぁっ♪…リットリオが……させてくれないから…っ……あ゛っ、あぁぁっ♪」…綺麗に切ってあり、表面もつるつるに磨いてあるリットリオの爪で花芯の核をぴしっ…とはじかれ、身体をけいれんさせながら悩ましげに絶叫した…

リットリオ「あぁっ、もう…提督、可愛いっ♪」濡れそぼった花芯に長い指を突き入れ、くちゅくちゅっ…とかき回す

提督「あ゛ぁ゛ぁっ♪…いいわ…っ、リットリオ…もっと……♪」

リットリオ「ふふ…では、主砲斉射、行きますっ♪」ほっそりした人差し指と中指をとろりとした秘部に突き入れた

提督「んぁぁぁっ♪」ぶしゅっ、とぷっ…とろとろっ♪……脚を引きつらせ、白いむっちりしたふとももを震わせながら蜜を噴き出した…

リットリオ「リットリオの381ミリ主砲はいかがですか…て・い・と・く♪」ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅっ!

提督「…んふふっ」

リットリオ「…何かおかしかったですか、提督?」

提督「ふふ…だって♪……リットリオの主砲は連装だったの?…せっかくなら三連装で斉射して♪」

リットリオ「そういう…ことを言うと、私……止まりません…よっ♪」じゅぶ…っ、ぐちゅっ…じゅぶっ!

提督「んぁぁぁっ♪いいわよ、リットリオ…止めないでっ…ほら、もっと♪」

リットリオ「はぁ、はぁ…提督っ、いやらしくて…可愛いっ♪」

提督「はぁぁんっ!…リットリオ、ほら…着弾修正しないと…っ♪」重ねた指をことさら繊細な場所に誘導する…

リットリオ「ふふっ、ここが提督のクリティカル・パートですね…じゃあ、リットリオ…全装薬で行っちゃいます♪」ぐちゅり、じゅぶぅぅっ!

提督「ああ゛ぁ゛ぁっっっ!!…リットリオぉ…いいのぉ…っ♪」ひくんっ、びくびくっ…と身体を浮かせてリットリオの手とふとももに蜜をぶちまけた…が、みだらな微笑みを浮かべて、また指を案内した

リットリオ「もう、提督ったら…とっても、いやらしいっ♪」

提督「あら、そういうのは嫌い?」

リットリオ「いいえ…大好きですっ♪」ぐちゅ…じゅぶっ!

提督「んあぁぁっ♪」


600:2017/06/17(土) 01:42:22.93 ID:
提督「だけど…普段は真面目なリットリオがこうも乱れていると……」

リットリオ「…ちょっと、幻滅しちゃいました?」

提督「いいえ?…むしろ、とってもいいわ♪」

リットリオ「もう、提督の変態っ♪」

提督「ふふ…リットリオが可愛いからいけないのよ?」

リットリオ「あ、そういう言い訳はずるいですよ…っ♪」

提督「だって…ねぇ♪…普段は可愛いリットリオが絶頂しながらいやらしくねだって…ここだって……もう、とろとろでしょう?」

リットリオ「あぅ…そう言われると……は、恥ずかしいです///」

提督「じゃあ…もっと恥ずかしいこと……しちゃいましょうか♪」ねっとりと濡らした二人のふとももは身体を動かすたびに、ぐちゅ、にちゃ…とみだらな音を立て、欲望をかきたてた…提督はベッドから起きるとリットリオを窓辺に連れて行き、開け放っていた窓の枠に両手をつかせた…

リットリオ「あの…っ、これ、外から見えちゃいます…っ///」暖かい風に裸身をさらすと、振り向いて頬を真っ赤にして抵抗した…

提督「それがいいんでしょう?」…形ばかりは嫌がるそぶりを見せつつも、リットリオはわくわくしたような表情で両手を窓枠につき、腰を突きだして誘っている…

リットリオ「も…もう……恥ずかしくて…どうにかなってしまいそうです♪」そう言いつつも花芯をとろりと濡らし、提督が腰をあてがい、指でヒップをなぞると嬌声をあげた

リットリオ「ふわぁ…ぁぁっ♪…見られちゃうかも知れないのに…っ、気持ちいいっ♪」

提督「んふふっ、遠慮せずにイっちゃっていいわ♪」ぐちゅぐちゅっ、じゅぶ…じゅぶっ♪

リットリオ「あっ、あっ、あぁぁぁっっ♪」

601:2017/06/17(土) 11:32:36.12 ID:
提督「風が気持ちいいわね♪」…後ろからリットリオを抱き、くちゅりと秘所をかき回した

リットリオ「んぁぁぁっ!…もっとぉ、奥までかき回して…っ♪」…外では数人が日光浴や庭の手入れを楽しんでいて、見られるかもしれないと思うと秘部がきゅん…とうずいた

提督「そんなに大きい声を出すと…聞こえちゃうかも知れないわね♪」

リットリオ「はぁぁんっ♪…それでも、いいですからっ…もっと…私の膣内……とろけさせて下さいっ♪」

提督「はいはい、分かってます♪」…ぐちゅ、ぐちゅっ♪

リットリオ「んはぁぁぁっ!…ああっ、ひぃぃんっ♪」

提督「ふふ…そんなに大きい声で絶頂してると、気付かれるわよ?」

リットリオ「だって…ぇ、気持ちいいっ♪…あひっ、ひうっ…ひぐぅぅっ!」

提督「ふふ…♪」


…窓辺で腰を突きだし、床に水たまりを作って悦んでいるリットリオと、その後ろからすんなりした指を突き入れ、花芯を重ねてはリットリオを喘がせている提督…二人の白い肌はしっとりと濡れて、身動きするたびに汗がしたたる……と、そこにノックの音が響いた…


提督「はい、だあれ?」言いながらもリットリオの肩甲骨の間を舐めあげ、びしょびしょの秘部を水音も高くかき回した…リットリオは声を抑える努力もしないで喘ぎ、腰をがくがくさせている…

声「デュイリオですが…入ってもよろしいですか♪」…ドアの外から聞こえてきたのはデュイリオの声で、普段の優しく甘い声に混じって、いたずらっぽい響きも混じっていた

提督「ふふっ…どうぞ♪」

リットリオ「だめです…っ、みられちゃいま…ああぁぁっ♪」

デュイリオ「失礼します♪…あら、お楽しみの最中でした?」にこにこしながらぺろりと舌なめずりをしてみせた…

…鎮守府の戦艦群は武人ではっきりした性格のチェザーレ、最近はすっかり甘々なドリア、おっとりしていて控えめなカヴール…と、性格はばらばらだが、デュイリオは欲望に忠実で、ただれた甘い関係が大好きだった。…提督の着任直後はまだ控えめだったのか、ドリアに機会を譲っていたデュイリオだったが、提督が百合を公言しドリアも甘百合体質になって以来、にじみ出るような大人の色気で提督を誘惑し続けていた……近頃はカヴールやライモンも、朝方ベッドに誰かがいることにすっかり慣れっこになっていたので、デュイリオは数日おきに提督と夜を共にし、すっかり「夜の秘書艦」扱いだった…

提督「ええ♪」

デュイリオ「あらあら…とってもいやらしくて、可愛いですねぇ♪」デュイリオは淑女の優しさとみだらな色気が混じった微笑みを浮かべてリットリオのあられもない様子を眺めた…

リットリオ「ひぅぅぅっ♪…み、見ないでくださいっ///」そう言いつつも悦んで蜜を垂らし、腰をがくがくさせている…

提督「もう…こんなに可愛いんだもの、我慢なんてできっこないわよね♪」

デュイリオ「ええ♪…とろとろに濡らして、ふとももまで蜜でべとべとじゃありませんか♪」…リットリオの白いレースのストッキングが濡れて張りつき、丸いヒップが誘っているように揺れた

リットリオ「あぁぁっ…そんなに言われると…っ///」とろけた顔でよがりながら蜜を垂らし、提督に「もっと…ぉ♪」とねだる

提督「デュイリオ…一緒にいかが?」

デュイリオ「まあ、提督ったら♪…午後の執務に差し支えますよ?」そう言いつつもくねるような動きで淡い灰色の袖なしタートルネックとスカートを脱いで椅子にかけ、ハイヒールに黒いガーターベルトとストッキング、レースの際どいランジェリー姿で近寄ってきた…

………










602:2017/06/18(日) 01:51:01.72 ID:


デュイリオ「それでは…ん…んふ…っ♪」リットリオの花芯を後ろからかき回している提督…肩口から顔をひょいとのぞかせ、振り向いた提督とねちっこいキスを交わした…

提督「んんぅ♪…んちゅ…ちゅっ、ちゅる…っ♪」

デュイリオ「んちゅぅぅっ…ぷは♪……提督もリットリオの事を言えませんね♪」トロ顔で蜜をしたたらせ、甘ったるい声でリットリオと一緒になって乱れている様子を見て、デュイリオはからかった…

提督「だって…リットリオったら攻めも受けもすごくいいんだもの…ぉ♪」

デュイリオ「さすがリットリオ、三拍子揃った超ド級戦艦の面目躍如ですね♪」

リットリオ「あひっ…あふぅぅっ…そんなの、いいですから…私の事、もっとイかせてくださいぃ…っ♪」

提督「私も…っ♪……デュイリオぉ…♪」

デュイリオ「んふふっ…ではリットリオ、振り向いて下さい♪」

リットリオ「は、はい…んんっ///」頬を紅潮させ、内股になった脚をぐっしょりと濡らしながら恥ずかしげに振り向いた…困ったような表情の混じったトロ顔がいやらしく、デュイリオの気分をそそった…

デュイリオ「うふふ…提督もリットリオも可愛いですよ……さてと♪」提督を後ろからリットリオに押し付けた

提督「あんっ♪…リットリオの胸…温かくてすべすべ……で、こっちは…とろとろっ♪」思い切り抱きつく形になると、ずっしりした重量感のある乳房に頬ずりしながら腰に手を回し、秘部を重ねて優しくねっとりと動かした…

リットリオ「あひぃぃっ…ひぃぃんっ♪…提督のここだって、びちょびちょです…っ♪んちゅ、じゅるっ、じゅるぅぅっ♪」リットリオも普段の真面目さをかなぐり捨て、発情したように秘所をあてがい、涎を垂らしながら乳房にむしゃぶりついた…

提督「んっ、んはぁぁぁっ♪…だって、リットリオが可愛いから…っ、んぁぁぁっ♪」とろっ…ぶしゃぁぁっ♪

デュイリオ「ふふ…お二人とも、いやらしくて可愛いですよ…では、リットリオ♪」

リットリオ「はい…っ♪」ずりゅっ、ずりっ♪…デュイリオとリットリオは提督をサンドイッチして、身体を滑らかに動かしつつ、同時にとろけきった花芯に指を突き入れた…大柄な二人に挟まれつま先立ちになった提督は、ひくひくと身体をけいれんさせながら蜜を噴き出している…

提督「んぁぁぁっ♪…これ、いいっ♪二人に挟まれて…っ、気持ちいいの…ぉ……イくっ、イぐぅぅぅっ♪」

リットリオ「提督…、好きですっ♪」

デュイリオ「ふふっ、私は……提督のこと…めちゃくちゃにしたいです♪」

提督「リットリオ…デュイリオ……じゃあ、私のこと…めちゃくちゃにして♪」リットリオにキスをすると後ろを向いてデュイリオにウィンクした…

デュイリオ「ふふ…もう、押さえられませんよ♪」ぐちゅぐちゅっ、じゅぶっ…ぬちゅっ、ぐちゅっ♪

リットリオ「私も…理性……吹き飛びました…っ♪」じゅぶじゅぶっ、ぐじゅっ…じゅぶぅぅっ♪

提督「あっ、あっ、あっ…いいっ♪…もっと、もっとぉ♪」

デュイリオ「あんっ♪そんなに誘惑しちゃ駄目ですよ…窓辺で、みんなに見せつけたくなっちゃいますから♪」

提督「いいの、お願いっ♪…みんなにも聞こえるようにっ、窓辺でイかせ…て♪」

デュイリオ「あぁ、もう…可愛いですねぇ♪」望み通りに窓辺で喘ぎ声を上げさせながら、激しく責めたてた…

リットリオ「私も…ぉ、イきますぅぅっ♪」前で提督とイかせあっていたがとうとう膝が笑ってしまい、床にできた愛蜜の水たまりにへたり込んだ

提督「あぁっ、また…っ、イくぅぅっ♪」ぶしゃぁぁっ♪…またとろっとした蜜を噴き出すと、ちょうどへたり込んでいたリットリオに浴びせたようになった

リットリオ「あんっ…提督にシロップをかけられちゃいました♪…もう、リットリオはお菓子じゃありませんよ♪……でも…ちゅるっ…とろとろの蜜…おいひいれす…っ……じゅるぅぅ…っ♪」手首に垂れた蜜を舐めあげると、へたり込んだまま崩れた笑みを浮かべた…

提督「私も……もう…あぁぁんっ♪」がくがくと腰を動かすと、そのままデュイリオに身体を預けて脱力した…

デュイリオ「あら…二人とも、もうおしまいですか?……ふぅ…ちょっと物足りないですので、ドリアの所に行ってきます♪…二人とも、とっても良かったですよ♪」べとべとになったランジェリーをみだらに腰をくねらせて脱ぐと拾い集め、見事なプロポーションの身体に直接スカートとタートルネックを着ると出て行った…

提督「あ…腰に力が入らないわ。…後片付け……どうしようかしら」

リットリオ「ふふ…提督……カヴールさんが来るまで、一緒にいましょう♪」

提督「ふふふっ、そうね。…リットリオ、ごほうびはこれでよかったかしら?」

リットリオ「はい♪」

………