1: 名無しさん 2018/02/05(月) 11:44:48.85 ID:k2DnoGaeo
チボデー「おいお~い、トボけるんじゃねえよジャパニーズ!」

ドモン「悪いがチボデー、何を言ってるのかサッパリわからない」

チボデー「……なあ、ドモン・カッシュ……本気で言ってるのか?」

ドモン「無論だ」

チボデー「シコった経験は?」

ドモン「そもそも、シコるって言葉すら初めて聞いたんだ」

ドモン「経験を聞かれた所で、知らんとしか答えられん」

チボデー「……ジーザス、なんてこった」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517798688

引用元: ・ドモン「シコる? 一体何の話だ」

2: 名無しさん 2018/02/05(月) 11:50:49.16 ID:k2DnoGaeo
https://www.youtube.com/watch?v=ss1D_-fnT1c



  ・  ・  ・

ストーカー「……さて、今回は一風変わったお話です」

ストーカー「シコる……クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケットのこの言葉」

ストーカー「それが、キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュにある変化をもたらします」

ストーカー「彼を待ち受けるのは希望の未来か」

ストーカー「はたまた、絶望の明日か」

ストーカー「ドモン・カッシュは、シコるという意味を理解する事が出来るのか」

ストーカー「――それでは!」

ストーカー「ガンダムファイト! レディィィ……ゴー!」

3: 名無しさん 2018/02/05(月) 11:52:15.87 ID:k2DnoGaeo



    放て! 絶頂、セルフゴッドフィンガー



4: 名無しさん 2018/02/05(月) 11:57:14.33 ID:k2DnoGaeo
ドモン「教えてくれ、チボデー」

ドモン「シコるってのは、一体何だ?」

チボデー「そりゃあお前……[田島「チ○コ破裂するっ!」]の事だ」

ドモン「おなにー? おい、そいつは一体何だ?」

チボデー「[田島「チ○コ破裂するっ!」]も知らねえのか!?」

ドモン「ああ」

チボデー「それじゃあ、別の言い方……マスターベーションは!?」

ドモン「マスターベーションだって!?」

チボデー「! さすがに行為自体は知ってたか!」

ドモン「おい、チボデー! シコるってのは、東方不敗と何か関係があるのか!?」

チボデー「知らねえのかーい!」

5: 名無しさん 2018/02/05(月) 11:58:19.14 ID:k2DnoGaeo
ドモン「教えてくれ、チボデー」

ドモン「シコるってのは、一体何だ?」

チボデー「そりゃあお前……オナニーの事だ」

ドモン「おなにー? おい、そいつは一体何だ?」

チボデー「オナニーも知らねえのか!?」

ドモン「ああ」

チボデー「それじゃあ、別の言い方……マスターベーションは!?」

ドモン「マスターベーションだって!?」

チボデー「! さすがに行為自体は知ってたか!」

ドモン「おい、チボデー! シコるってのは、東方不敗と何か関係があるのか!?」

チボデー「知らねえのかーい!」


saga忘れのハリ直し

6: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:03:26.83 ID:k2DnoGaeo
ドモン「教えてくれ、チボデー!」

ドモン「奴が……マスターアジアが関係しているとしたら……!」

ドモン「俺は、シコるって意味を知る必要がある!」

チボデー「ああ、いや……奴は関係ない」

ドモン「何っ、本当か?」

チボデー「本当だ。関係してるなんて、考えただけで寒気がするぜ」

ドモン「だったら……シコるってのは、一体……?」

チボデー「まさかとは思うが、お前はその股間についてるブツの使いみちを――」

ドモン「? ちんこは用を足す時に便利な、ホースみたいなもんだろう?」

ドモン「玉は、ファイトの時の弱点にしかならない邪魔者だな」

チボデー「――なんてこった、そいつも知らねえってのか……!」

7: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:07:52.58 ID:k2DnoGaeo
ドモン「コイツらに、何か別の使い道が……?」

チボデー「……ああ、その通りだ」

ドモン「成る程。だが、それとシコるってのは別の話だろう?」

チボデー「いいや、大いに関係がある!」

ドモン「何だとッ!?」

チボデー「良いかドモン・カッシュ! よく聞け!」

ドモン「!」

チボデー「シコる、ちんこ、玉! この3つは、大きく関係している!」

チボデー「どれが欠けても駄目だ!」

ドモン「だが……一つくらい欠けても問題無いんじゃないか?」

チボデー「ガンダムの無いガンダムファイターをお前さんはどう思う?」

ドモン「そりゃあ……ただの武闘家、ただのファイターだ」

チボデー「だろう? 何一つ、欠けちゃいけないのさ」

8: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:13:34.94 ID:k2DnoGaeo
ドモン「教えてくれ、チボデー!」

ドモン「俺に……シコるという、その本当の意味を!」

チボデー「……良いだろう、ドモン・カッシュ!」

チボデー「俺がお前に、セルフ・バーニングの何たるかを教えてやる!」

ドモン「くっ……! なんて気迫だ!」

ドモン「シコるってのは、そんなに凄いもんなのか!?」

チボデー「凄いなんてもんじゃねえ……ありゃ最高さ」

ドモン「……そいつは知るのが楽しみだぜ!」

ドモン・チボデー「――フッ!」


レイン「――ちょっとアナタ達!? 昼間から大声で何の話をしてるの!?」


ドモン・チボデー「!?」

9: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:18:05.32 ID:k2DnoGaeo
ドモン「おい、レイン。何をそんなに怒ってるんだ」

レイン「これが怒らずにいられますか!」

チボデー「お、落ち着けってレイーン! 綺麗な顔が台無しだぜ?」

レイン「あのね、アナタ達は国家の代表――ガンダムファイターなのよ?」

レイン「それがあんな大声で……恥ずかしいとは思わないの!?」

ドモン「……確かに、少し盛り上がりすぎたかも知れないな」

レイン「あら、ドモンにしてはやけに素直じゃない」

ドモン「馬鹿にするな。俺だって、そのくらいの配慮は出来る」

ドモン「――さあ、チボデー。シコるってのは、一体なんだ?」

レイン「大声を出さなきゃ良いってものでもないわよ!」

10: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:21:42.65 ID:k2DnoGaeo
ドモン「おい、お前の声がうるさいぞ、レイン」

レイン「アナタが変な話を続けようとするからでしょ!」

ドモン「変な話なもんか」

ドモン「俺たちはただ、シコるって事に関して話してただけだ」

ドモン「なあ、そうだろう、チボデー?」

チボデー「んっ!? あ、お、おう……そうだな」

レイン「……チボデー?」

チボデー「……」


チボデー「はっはぁ、悪いなジャパニーズ!」

チボデー「シコる話に関しては、一旦お預けだ!」


ドモン「!? おい、どこへ行く気だ、チボデー!」

12: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:27:09.44 ID:k2DnoGaeo
チボデー「――ドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ!」

ドモン「……何だ、クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケット!」

チボデー「今まではお前に一歩及ばなかった!」

チボデー「だが、最終的に――バトルロイヤルで勝利を掴むのはこの俺だ!」

チボデー「お前に破れたことで、俺はまた大きく進化した!」

チボデー「……お前とのファイトを楽しみにしてるぜ、ドモン!」

ドモン「……ああ、俺もだ、チボデー!」


チボデー「……フッ」


ドモン「……」

ドモン「……お前との再戦、楽しみだ」

ドモン「!? おい、シコるって意味を教えずに行くな、チボデー!」

ドモン「……くそっ! もう見えなくなりやがった!」

13: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:31:56.88 ID:k2DnoGaeo
ドモン「レイン! お前のせいで、シコるって意味を聞きそびれたじゃないか!」

レイン「も、もう! そんなにシコるシコる言わないで!///」

ドモン「! レイン、お前まさか……!?」

レイン「? どうしたの、ドモン?」

ドモン「レイン! お前は、シコるって事が何なのか知ってるのか!?」

レイン「ふえっ!?///」

ドモン「そうなんだろう、レイン!?」

レイン「そ、それは……知ってはいる、けど……///」

ドモン「教えてくれ、レイン! 俺に、シコるって事を!」

レイン「――もうっ! 女の子にそういうのを聞くのはマナー違反よ!///」

ドモン「女の子? だったらレイン、お前なら問題無いだろう」

レイン「……」

レイン「ドモンの馬鹿っ! もう、絶交よ!」

14: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:37:09.79 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ドモン「クソッ! レインの奴、何をあんなに怒ったんだ!」

ドモン「さっさとどっかへ行っちまいやがって……!」

ドモン「行くならせめて、シコるって意味を説明してから――」


???「あっちゃー! 随分と荒れてるじゃないか、アニキ!」

???「シャッフルの紋章に導かれてみれば……これはこれは」


ドモン「! お前達――」

サイ・サイシー「――よっ、ドモンのアニキ!」

ジョルジュ「何やら、ピンチのようですね」

ドモン「サイ・サイシー! それに、ジョルジュまで!」

サイ・サイシー「オイラ達は、同じシャッフル同盟の一員だかんね!」

ジョルジュ「友の危機に駆けつけるのは、騎士として当然の事ですよ」

ドモン「お前ら……!」

15: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:44:36.77 ID:k2DnoGaeo
サイ・サイシー「所で、一体何があったんだい?」

ジョルジュ「そうですね……敵の姿は、どこにも見えませんが……」

ドモン「ああ、いや……少し、気になることがあってな」

サイ・サイシー「気になること?」

ジョルジュ「ふむ……良ければ、話してみてください」

ドモン「いや、だが……」

サイ・サイシー「な~に遠慮してんのさ! 水臭いよ、アニキ!」

ジョルジュ「その通り。そして、アナタらしくありませんね、ドモン・カッシュ」


サイ・サイシー「――クラブ・エース、サイ・サイシー! あちょー!」

ジョルジュ「――そして、ジャック・イン・ダイヤのジョルジュ・ド・サンド!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「我ら、シャッフル同盟!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュの力になりに来た!」


ドモン「ふっ……お節介なと言いたい所だが……頼もしい仲間達よ!」

16: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:50:26.98 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

サイ・サイシー、ジョルジュ「シコる?」

ドモン「ああ。お前達、何かこの言葉に心当たりは無いか?」

サイ・サイシー「……ごめんよアニキ。オイラ、そんな言葉初めて聞いたよ」

ドモン「いや、気にするな、サイ・サイシー」

ジョルジュ「私も初耳ですね……他に、シコるに関しての情報は無いのですか?」

ドモン「他に? そうだな、確か……オナニーとか、何とか……」

サイ・サイシー「それも聞いたこと無いや。他には?」

ドモン「あとは、マスターベーションとか……」

ジョルジュ「!? シコるとは、奴が……東方不敗マスターアジアに関係が!?」

ドモン「俺もそう思ったさ。だが、どうやら無関係らしい」

ドモン、サイ・サイシー、ジョルジュ「……う~ん」

17: 名無しさん 2018/02/05(月) 12:56:49.26 ID:k2DnoGaeo
サイ・サイシー「――駄目だ! 全っ然わかんないや!」

ジョルジュ「ここで顔を突き合わせていても、答えは出そうにありませんね」

ドモン「レインが何か知ってるみたいなんだが、ヘソを曲げちまってるんだ」

サイ・サイシー「! じゃあさ、アニキは姉ちゃんと仲直りしてよ!」

ドモン「何っ? どうして俺がそんな事をしなきゃならない」

ジョルジュ「成る程……考えましたね、サイ・サイシー」

サイ・サイシー「へへへっ!」

ドモン「おい、どういう事だ?」

サイ・サイシー「バッカだなぁ、アニキは!」

ドモン「何だとっ!?」

ジョルジュ「マドモワゼル・レインから、少しでも話を聞き出し……」

サイ・サイシー「……そして、オイラはじっちゃん達から!」

ドモン「!」

ジョルジュ「そして、私はレイモンドから話を聞いて、それを総合すれば――!」

ドモン「シコるって意味が……わかる!」

18: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:06:48.73 ID:k2DnoGaeo
https://www.youtube.com/watch?v=KeoeHQZqiqs



ドモン「全員、やることは決まったな」

サイ・サイシー「オイラは、じっちゃん達にシコるって何かを聞く」

ジョルジュ「そして私は、レイモンドに」

ドモン「俺は……あの、わからず屋のレインを!」

ジョルジュ「ドモン・カッシュ、レディーに対してその物言いは関心しませんね」

サイ・サイシー「そうだよ! これから、ご機嫌取りをしなきゃいけないんだから!」

ドモン「むっ」

ジョルジュ「いくらシャッフル同盟といえど、その争いには介入出来ませんからね」

サイ・サイシー「そうそう! オイラ、巻き込まれたくないもん!」

ドモン「フン! 言ってくれるぜ!」

ドモン、サイ・サイシー、ジョルジュ「……はっはははは!」


ドモン「――行くぞおおおおっ! お前達!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「おおおおっ!」

20: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:15:16.58 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

サイ・サイシー「じっちゃ~~~ん!!」

瑞山・恵雲「サイ・サイシー!」

瑞山「また修行をサボって、どこへ行っていたのだ!」

恵雲「こんな事では、決勝戦を勝ち残れんぞ! なあ、瑞山よ!」

瑞山「左様! お主はまだまだ修行が必要! なあ、恵雲よ!」

恵雲・瑞山「無様な戦いぶりを晒しては、お父上に申し訳ないと思わんのか!」

サイ・サイシー「そ、そりゃあわかってるけど……」

恵雲・瑞山「ならば!」

サイ・サイシー「でも、その前に聞きたい事があるんだよ!」

サイ・サイシー「それを教えてくれたら、修行でもなんでもするからさー!」

恵雲・瑞山「はて? 聞きたいこと?」

サイ・サイシー「シコるって何? なんだか、最高らしいんだよね!」

恵雲「瑞山……」

瑞山「恵雲……」

恵雲・瑞山「……何と答えれば良いものやら……!?」

21: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:22:38.19 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ジョルジュ「今、帰った」

レイモンド「お帰りなさいませ、ジョルジュ様」

ジョルジュ「レイモンド、お前に聞きたい事がある」

レイモンド「聞きたい事ですか?」

ジョルジュ「ああ、そうだ」

レイモンド「まあまあ、今、丁度お茶を淹れた所です」

レイモンド「何やらお疲れの様子、せめて一口だけでも……」

ジョルジュ「……ふむ、では、頂こうか」

レイモンド「……」

ジョルジュ「さて、レイモンド。シコる……とは……」

ジョルジュ「何だ……急に眠気が……」

レイモンド「ご安心くださいジョルジュ様。ベッドまで、お運びします」

レイモンド「……そして、アナタはそれを知る必要は無いのです」

レイモンド「……申し訳ありません、ジョルジュ様」

レイモンド「無垢な騎士のままでと……マリアルイゼ様たっての願いですので……」ペコリ

22: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:29:24.97 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ドモン「――クソっ! レインの奴!」


『ネオ・ロシアのナスターシャさんとお話してきます』

『彼女なら、そういった教育に関して詳しそうだから』

『追伸、晩御飯は外で食べてきてください』


ドモン「この置き手紙はどういうつもりだ!」

ドモン「まるで母親気取りじゃないか……聞きたい事があったってのに!」

ドモン「こんな事じゃ、シコるって意味を知ることが出来ない!」

ドモン「……クソッ! 一体、どうすりゃ良いってんだ……!」


???「フフフフフッ……フハハハハハッ!」


ドモン「!? 誰だっ!?」


(Gガン、アイキャッチ)

23: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:31:10.39 ID:k2DnoGaeo

25: 名無しさん 2018/02/05(月) 13:54:21.19 ID:k2DnoGaeo
(Gガン、アイキャッチ)

???「フフフフフッ……フハハハハハッ!」


ドモン「……おい、笑ってないで姿を見せたらどうだ!」

ドモン「シュバルツ!」


シュバルツ「――とうっ!」

ヒュンッ…スタッ!

ドモン「……相変わらず派手な登場だな」

ドモン「それで? 俺に、一体何の用だ」

シュバルツ「ふん、知れたこと! ドモン、お前を笑いに来たのよ!」

ドモン「何だとっ!? おい、そりゃどういう意味だ!」


シュバルツ「この未熟者があっ!」


ドモン「っ!?」

27: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:01:11.29 ID:k2DnoGaeo
シュバルツ「ドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ!」

シュバルツ「まさか、お前がシコるの何たるかを知らなんだとは!」

シュバルツ「このシュバルツ・ブルーダー、呆れても物も言えん!」

シュバルツ「……いや、笑いしか起きんというものよ!」

シュバルツ「フハハハハッ、フハハハハハッ!」

ドモン「何が可笑しいっ!?」

シュバルツ「それがわからんから未熟と言うのだ、この馬鹿者があっ!」

ドモン「ぐっ……!?」

シュバルツ「フン……どうした、言い返してみろ」

ドモン「……いや、確かに俺はシコるってのが何かわかっちゃいない」

ドモン「だが、アンタの言い方じゃ、知ってて当然の事なんだろう?」

ドモン「……だから、言い返す気が起きなかっただけだ」

シュバルツ「ほう……予期せずとは言え己を知り、少しは成長したようだな」

28: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:07:06.60 ID:k2DnoGaeo
ドモン「なあ、教えてくれ、シュバルツ!」

ドモン「アンタなら、シコるって事について何か知ってるんだろう!?」

シュバルツ「ほう、例えば何が聞きたい」

ドモン「た、例えば?」

シュバルツ「ふむ……本当に、何も知らんらしいな」

ドモン「……ああ、俺はどうやら、本当になっちゃいなかったらしい」


シュバルツ「……お前の兄――キョウジは、シコるスペシャリストだった」


ドモン「兄さん……いや、キョウジが!?」

シュバルツ「ああ、そうだ」

シュバルツ「その天才的な頭脳が編み出した、数々のシコリ方……」

シュバルツ「私は、その全てを知っている」

ドモン「シコリ方……つまり、何かする、ってことか!」

シュバルツ「察しが良いな。それでこそ、教え甲斐があると言うものよ」

29: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:14:14.55 ID:k2DnoGaeo
ドモン「だが……シュバルツ、どうしたアンタがそれを知ってるんだ?」

シュバルツ「そんな事はどうでも良いっ!」

ドモン「!」

シュバルツ「答えろ、ドモン!」

シュバルツ「キョウジが編み出したシコりに挑むか、否かを!」

ドモン「お、俺は……!」

シュバルツ「そらそらそらそら! どうしたどうしたぁ!」

シュバルツ「臆したか、キング・オブ・ハート!」

シュバルツ「逃げるのか!? 兄の――キョウジの影から!」

ドモン「! 俺は……俺は逃げない!」

ドモン「例え相手が誰だろうと、皆纏めて叩き潰してやる!」

シュバルツ「ほう……ならば、シコるのだな? ドモンよ」

ドモン「ああ、シコる! シコってみせる!」

シュバルツ「……フッ、よく言った。それでこそ――……」

シュバルツ「……」

30: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:22:11.38 ID:k2DnoGaeo
ドモン「シュバルツ! キョウジが編み出した、シコりってのは何だ!?」

シュバルツ「……見事な気迫だ」

シュバルツ「――良いだろう! その気迫に! その質問に答えよう!」

シュバルツ「キョウジが編み出した、至高のシコり!」

シュバルツ「それは、即ち――!」

ドモン「……!」ゴクリ


シュバルツ「――ガンダムファイトだッ!」ビシィッ!


ドモン「何だって!?」

ドモン「シコる事と、ガンダムファイトに関係が!?」

シュバルツ「ドモンよ……シコる別名を挙げてみろ」

ドモン「ああ、確か……オナニーとマスターベーション、だろう?」

シュバルツ「それだけではない。まだ、別名がある」

ドモン「何っ!? そりゃ一体……!?」


シュバルツ「――G行為!」ビシィッ!


ドモン「G行為……!?」

31: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:30:38.66 ID:k2DnoGaeo
シュバルツ「そうだ。本来は自慰行為というのだが……」

シュバルツ「まあ、今は関係無いので割愛しよう」

ドモン「なあ、シュバルツ。ガンダムに何の関係が……」

シュバルツ「ドモンよ。デビルガンダムの本来の名前は何だ」

ドモン「おい、質問に答えてくれ」

シュバルツ「良いから答えろ」

ドモン「……アルティメットガンダムだ」

シュバルツ「そう。アルティメットガンダムは――」


シュバルツ「究極のG行為のために生み出された機体なのだ!」


ドモン「!?」

シュバルツ「ファイティングスーツのピッチリ感……」

シュバルツ「――そして! 触手にてんやわんやされる!」

シュバルツ「その二つを同時に受けるための、悲しき機体なのだ!」

ドモン「……何てことだ!」

32: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:38:45.16 ID:k2DnoGaeo
シュバルツ「だが……キョウジは己の過ちに気付いた」

シュバルツ「触手は、少し違うな、と」

シュバルツ「スーツのピッチリ感で十分だ、と」

ドモン「しかし……どうしてそこまで知ってるんだ?」

ドモン「シュバルツ……アンタは、一体……」

シュバルツ「ドモン、今はシコる事だけ考えろ」

ドモン「いや、だが――!?」

シュバルツ「この未熟者があっ!」

ドモン「!?」

シュバルツ「シコるとは己との戦い、相手の居ないガンダムファイト!」

シュバルツ「それを知らずして、他のことに目を向けている場合ではない!」

ドモン「……そうだな。他のことを考えるには、俺はまだ未熟!

ドモン「だから、今は――」


ドモン「――シコるッ!」


ドモン「出ろおおおぉぉぉっ! ガンダアアアァァァムッ!!」


パチィィィンッ!

33: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:46:24.77 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ドモン「さあ、シュバルツ! ガンダムに乗り込んだぞ!」

ドモン『ここからどうすれば良い!?』

ドモン『どうするのが、シコるって事なんだ!?』


シュバルツ「慌てるな、ドモンよ!」

シュバルツ「思い出せ……あの、修行の日々を!」

シュバルツ「ギアナ高地で見た――」


ドモン「ギアナ高地で……?」


シュバルツ「レインのパンツを!」


ドモン「レインのパンツ……?」

ドモン「!? なんだっ……!?」

ドモン『教えてくれ、シュバルツ! どうして俺のチンコが大きくなってきたんだ!?』

ドモン『こいつがシコるって事なのか!?』


シュバルツ「慌てるな! それは、まだシコる準備に過ぎん!」


ドモン「何だって……!?」

34: 名無しさん 2018/02/05(月) 14:55:19.71 ID:k2DnoGaeo
ドモン「くっ……!」

ドモン「ファイティングスーツの中で、チンコが暴れやがる!」

ドモン「だが……何だ……?」

ドモン『一体何なんだ……この湧き上がってくるもんは……?』


シュバルツ「……その湧き上がるもの」

シュバルツ「それを自らの手で開放し、解き放つ!」

シュバルツ「それこそがシコるという事だ!」


ドモン『! チンコを手で握れば良いんだな!?』


シュバルツ「その通りだ、ドモンよ!」

シュバルツ「そして、上下にシコシコとする! シコるのだ!」


ドモン『はいいいいいいっ!』ビクビクンッ


シュバルツ「どうだドモンよ! スーツ越しにシコる感触は!」


ドモン「これは……チボデーが最高って言ってた理由がわかるぜ!」ビクビクンッ

ドモン『最高だぜ、スーツを着ながらシコるのは!』ビクビクンッ

ドモン『てぇぇりゃああああぁぁぁっ!!』ビクビクンッ

35: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:03:19.55 ID:k2DnoGaeo
???「――いい加減にしなさいっ!!」


ドモン「!? その声は……」


レイン「ドモン!? アナタ、ガンダムに乗って何をやってるの!?」


ドモン「なんだ……!? あんな怒り方、見たことが無い……!」

ドモン「まさか……レインも、怒りのスーパーモードを……!?」

ドモン『……しゅ、シュバルツ!』

ドモン『アンタからも、何か言ってやってくれ!』


レイン「最初から、アナタしか居なかったわよ!」


ドモン「何だって!? アイツ、逃げたのか!?」


レイン「全く! ゴッドガンダムの発信信号を受信したから戻ってみれば!」

レイン「早くそこから降りてきなさい!」


ドモン『……』ショボン

36: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:13:42.55 ID:k2DnoGaeo
ドモン「……クソッ、もう少しで何か掴めそうだったってのに!」

ドモン「俺は……シコる事すら満足に出来ない奴だったのか」

ドモン「……フッ、チンコもしぼんできやがった」


シュバルツ「――諦めるな、ドモンッ!」


ドモン『! シュバルツ!』


シュバルツ「まだ勝負はついていない!」

レイン「しゅ、シュバルツさん!? アナタ、何を言ってるの!?」


ドモン『だが!……だが、もうチンコが……!』


シュバルツ「そんなもの、また奮い立たせれば良いだけの事ッ!」

シュバルツ「見ろドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ! シュトゥルム!」

レイン「えっ!? えっ!?」

シュバルツ「ウント!」

レイン「ちょっ、ちょっとヤダ! 何をする気!?」

シュバルツ「ドラングウウウウゥゥゥッ!」

レイン「きゃあああああっ!?」

ふわっ…


ドモン「……――見えたッ!」

ドモン『パンツのチラリズム!』

37: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:19:32.07 ID:k2DnoGaeo
https://www.youtube.com/watch?v=BvKWpyGQCK0



ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!」

ドモン「チンコを掴めと、轟き叫ぶぅっ!」

ドモン「イクぞッ!」


レイン「!? ドモン、まさか――!?」


ドモン『ばぁぁぁく熱ッ!』

ドモン『ゴッドッ! フィンガアアアァァァ――ッ!!』

ガシイッ!

ドモン『ぐわあああああっ!?』ビクンビクンッ!


レイン「ああっ!? やっぱり!?」

シュバルツ「そうだ! それで良い!」

レイン「良くないですから!」

38: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:26:19.18 ID:k2DnoGaeo
ドモン「おおおおおおおお――」

ドモン『――おおおおおおおッ!』ビクンビクンッ!

ミシミシッ…!


レイン「ドモン、今すぐやめなさい!」

シュバルツ「機体の股間が、ゴッドフィンガーの衝撃に耐えられていない……!?」

シュバルツ「あれでは、イク前に股間が爆発してしまう!」

シュバルツ「! レイン、キミはまさか……この事を知って止めていたのか!?」

レイン「違います! そういう問題じゃありません!」

シュバルツ「!? ならば、何故だッ!?」

レイン「~~~っ! 兎に角、今すぐやめなさい!」


ドモン『――いいや、まだだッ!!』ビクンビクンッ!


レイン・シュバルツ「!?」


ドモン「片手だけでは間に合わないのならばッ!」ビクンビクンッ!


ドモン『左のゴッドフィンガーも合わせればああッ!!』ビクンビクンッ!


ガシイイィッ!


ドモン『うわああああああっ!?』ビクンビクンビクンッ!

39: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:34:14.89 ID:k2DnoGaeo
ドモン「りゅ、流派……東方不敗の名の下にぃっ……ん!」ビクンビクンビクンッ!

ドモン「俺のこの手が真っ赤に、うぅん! 燃える、っうぅ!」ビクンビクンビクンッ!

ドモン「シコっ……た先の未来を掴めっ、と、ととっ、轟叫ぶぅっ!」ビクンビクンビクンッ!


ドモン『爆熱ゴッド、んっ! フィンガァァァ……!』ビクンビクンビクンビクンッ!


ドモン『石破ッ! 天驚けえええぇぇぇん!!』ビクーンッ!


ドモン「……ふぅ」


ドモン『ヒートエンド』


ドガアアアァァァンッ!!


シュバルツ「股間が爆発するのに間に合わせるとは……!」

シュバルツ「――見事ッ!!」


レイン「……」

40: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:38:17.65 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ウォン「ふむ……ゴッドガンダムの股間部分が大破したようですね」

東方不敗「恐らく、機体がアヤツの力に耐えられなかったのでしょう」

ウォン「しかし……はっは、まさかシコって機体を壊すとは!」

ウォン「キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュの中々愉快な人間のようだ!」

東方不敗「……ミスター・ウォン」

ウォン「おっと失礼。仮にも、アナタの元お弟子さんでしたね、彼は」

東方不敗「先程から気になっていたのですが……」

ウォン「? 何ですか?」

東方不敗「シコるとは……一体、何ですかな?」

ウォン「……」

ウォン「はい?」

41: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:45:17.65 ID:k2DnoGaeo
  ・  ・  ・

ドモン「やれやれ、とんでもない目にあったぜ」

ドモン「それもこれもチボデー、お前がちゃんと説明しないから……」

チボデー「いやー、悪い悪い!」

チボデー「あの時は、急に腹が痛くなっちまってなぁ、ハッハッハ!」

ドモン「フン! 抜かせ!」

チボデー「だが、もうお前さんはシコるって意味がわかったんだろう?」

ドモン「ゴッドガンダムの股間は大破」

ドモン「あの後、レインは口もきいちゃくれないがな」

チボデー「だが……知る価値はあった、だろう?」

ドモン「……悔しいが、まあな」

チボデー「ハッハッハ! そうだろうそうだろう!」

ドモン「おい、だからってお前を許したわけじゃないからな?」

チボデー「……ソーリー、悪かったよ、ドモン・カッシュ」

ドモン「……まあ、良いだろう」

42: 名無しさん 2018/02/05(月) 15:56:39.06 ID:k2DnoGaeo
ドモン「今日はチボデー、お前に聞きたい事があるんだ」

チボデー「良いぜ、今日は何でも答えてやらぁ!」


ドモン「ヒニン? ってのは一体なんだ?」


チボデー「……あん?」

ドモン「いや、この前アレンビーと夜のファイトをした後、アルゴ達に会ってな」

チボデー「まっ、待て待て! 夜のファイト!?」

ドモン「ああ。男と女ならするもんだって、アレンビーに聞いてな」

ドモン「何度かやっちゃいるんだが……」

チボデー「……ジーザス」

ドモン「俺もアレンビーも初めてでな……今は、修行の真っ最中って所だ」

ドモン「? おい、どうしたチボデー? 顔色が悪いぞ?」

ドモン「まあ、夜のファイト後にバッタリ会ったアルゴに『ヒニンはしておけ』って言われたんだ」

ドモン「だが……俺には、意味がサッパリわからないんだ」

ドモン「だから……教えてくれ、チボデー!」


ドモン「俺にヒニンの、意味ってやつを!」


https://www.youtube.com/watch?v=Zs4jZgdVl54




おわり