36: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:21:11.82 ID:2wHw08WOo
未央「一体、どうしてそんな真似を!?」 

美波「なんでも、シンデレラプロジェクトから外される、って……」 

莉嘉「えーっ!? Pくんが!? 嘘でしょ!?」 

アーニャ「ニェート! ダメです、そんなの!」 

ちひろ「お、落ち着いて皆!」 

未央「こうしちゃいられない! すぐに、私達も行こう!」 

美波・アーニャ・莉嘉「!」コクリ 


ちひろ「うろたえるな小娘ども!!」 

ガカァッ!! 


未央・美波・アーニャ・莉嘉「うわあああっ!?」


引用元: ・武内P「クローネの皆さんに挨拶を」

37: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:24:56.20 ID:2wHw08WOo
未央「むうう……!」

美波「どうして止めるんですか、ちひろさん!?」

莉嘉「そうだよ! アタシ達が行かないと、Pくんが!」

アーニャ「お願い、です! 行かせて下さい!」


ちひろ「笑止」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「……!」


ちひろ「貴女達が行って何になるんですか?」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「それは……!」


ちひろ「プロデューサーさんも、覚悟を決めての事」

ちひろ「貴女達が行ったら、邪魔になる可能性もあります」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「っ……!」

38: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:29:33.93 ID:2wHw08WOo
未央「それでも! 私達はシンデレラプロジェクト!」

美波「ええ! 平和と愛を守る、プロデューサーさんのアイドル!」

莉嘉「だから、こんな所で立ち止まってる訳にはいかないって☆」

アーニャ「そこを通してください。アー、力ずくでも、通ります!」


ちひろ「フ……何を言っても無駄みたいですね」

ちひろ「わかりました、もう止めません」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「ちひろさん!」


未央「――いこう、皆! プロデューサーを助けに!」

美波・アーニャ・莉嘉「おーっ!」

ダダダダッ!



ちひろ「……プロデューサーさんをお願いします」

ちひろ「シンデレラプロジェクトの、アイドル達よ……!」

39: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:34:11.21 ID:2wHw08WOo
  ・  ・  ・

未央・美波・アーニャ・莉嘉「……!」

ダダダダッ!

未央「もうすぐ、二階へ行く階段だね!」

美波「まさか、エレベーターが点検中だと思わなかったわ……!」

アーニャ「だったら、階段で行けばいいだけ、ですね?」

莉嘉「うん☆ ちょっと上らないとだけど、ヨユーヨユー☆」


凛「――待って」


未央「しぶりん?」

美波「凛ちゃん、プロデューサーさんが大変なの!」

アーニャ「リン、そこを通してください」

莉嘉「っていうか、一緒に行こうよ!」


凛「この私の目が黒い内は、先に行かせないから」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「何っ……!?」

40: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:41:37.07 ID:2wHw08WOo
未央「どうしてそんな事言うの、しぶりん!?」

美波「プロデューサーさんに、危機が迫ってるのよ!?」


凛「知ってるよ」

凛「シンデレラプロジェクトの担当、外されそうだって」


莉嘉「だったら、ここでモタモタしてる場合じゃないよ~!」

アーニャ「……リン、何を考えていますか?」


凛「仕事だったらさ、仕方ないと思う」

凛「別に、プロジェクトを外したら、一緒の時間を増やす」

凛「――なんて、そんな事微塵も言われてないから」


未央「むうう……! なんて強大な小宇宙……!」

美波「一見サバサバしてる子に限って独占欲が強いって言うものね……!」


凛「そんなんじゃないから、違うから」

凛「でも……此処から先へは、行かせない」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「……!」

43: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:46:54.39 ID:2wHw08WOo
未央「……皆! ここは、私に任せて先へ!」

未央「モタモタしてる時間は、無いんだから!」

美波・アーニャ・莉嘉「……!」コクリ


凛「行かせない、って言ったよ」スッ…


未央「しぶりんの小宇宙が、より大きく……!?」

美波「でも、両腕を組んでるわ!」

莉嘉「今がチャンスだね☆」

アーニャ「リン、通してもらいます!」

未央「――待って皆! あれは――」


凛「グレートふーん!」

ギロオオッ!


未央・美波・アーニャ・莉嘉「うわああっ!?」

44: 名無しさん 2018/03/15(木) 22:53:22.40 ID:2wHw08WOo
美波「な……なんて怖い目付きなの……!?」

アーニャ「ダー……人間のものとは思えない、です……!」

莉嘉「やめて! あんまりこっち見ないでー!」


凛「その反応は流石にショックだから、やめて!」

ギロオオッ!


美波・アーニャ・莉嘉「うわああっ!?」

未央「ぐううっ……! これじゃ、近づくことすら出来やしない……!」

美波「せめて……一瞬だけでも隙が作れれば……!」

アーニャ「何か……アー、方法は、ないでしょうか?」

莉嘉「マジで怖いって! 写真撮って、Pくんに送っちゃお!」


凛「待って! そういうのズルくない!?」


美波・アーニャ・莉嘉「! チャンス!」

45: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:02:41.49 ID:2wHw08WOo
凛「くっ……!」


未央「しぶりん! ここは通してもらうよ!」

未央「はあああっ……!」ユラアアッ


凛「何……!? 未央の元気な小宇宙が高まって……!?」


未央「小宇宙を燃やせ友情! パッションは!」

未央「ミツボシ☆☆★! 流星(りゅーせー!)拳!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドッ!


凛「くうううっ!?」


未央「……私の勝ちだね、しぶりん! 通してもらうよ!」

未央「でないと――このブラジャーは返さないから!」


凛「……うん、私の負けみたいだね」

凛「だから、その……か、返して?」

凛「それに、プロデューサーにはこの事は――」


未央「しっかり報告するから!」

ポイッ!


凛「あっ、ちょっと! 待って――」

46: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:11:53.90 ID:2wHw08WOo
美波・アーニャ・莉嘉「……!」

ダダダダッ!


早苗「――待ちなさい!」

ピピーッ!


美波「!? どうして、貴女が!?」

アーニャ「お願い、です! そこを通してください!」

莉嘉「時間が無いの! お願い!」


早苗「廊下は走らない! 階段だったら、尚更よ!」

早苗「言うこと聞かないとタイホよ、タイホ!」


美波「……二人共、ここは私に任せて」

アーニャ「美波!?」

莉嘉「……行こう! 捕まったら、ガチのお説教が始まっちゃう!」


早苗「……いや、歩いて上れってだけなんだけど」

48: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:19:18.72 ID:2wHw08WOo
早苗「そもそも、この私の警棒から逃げられると思ってるの?」


美波「ええ……貴女の相手は、私です」

スルスルッ…


早苗「!?」

ピピーッ!

早苗「ストップストップ! どうして服を脱ぎだすのよ!?」


美波「……衣服を脱ぎ捨て、小宇宙を最大限まで高めるためです」

美波「そうでなきゃ、勝てそうにありませんから」

スルスルッ…


早苗「むうう……!?」

早苗「……いやいや! 普通にタイホよそれ!?」


美波「フ……覚悟など、とうの昔に決めています」


早苗「……良いわ。そっちがその気なら」

スッ…

早苗「倒してでも、服を着させてあげるわ!」

49: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:25:55.05 ID:2wHw08WOo
早苗「……!」

カツッ

美波「……!」

ぺたっ


早苗「……ねえ、裸足の足音で緊張感が――」

美波「――隙ありっ!」


美波「んんっ、はぁっ、あっああぁん!」


早苗「くううっ!? なんて、いやらしい小宇宙なの!?」


美波「露出! 昇天波!」

ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ!


早苗「あっ!? ちょっと!? その格好でどこへ行くつもり!?」

早苗「止まりなさい! ちょっ、コラ! 待ちなさい!」

ピピーッ!


美波「皆……後は頼んだわよ……!」

ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ!

50: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:33:12.82 ID:2wHw08WOo
  ・  ・  ・

アーニャ・莉嘉「……!」

ダダダダッ!


奏「――はい、そこでストップ」


アーニャ「……カナデ?」

莉嘉「……ここはアタシに任せて」

アーニャ「莉嘉?」

莉嘉「アタシ一人辿り着いても、何言ったら良いかわかんないし!」

アーニャ「アー、それは私も同じ、ですね?」

アーニャ・莉嘉「むうう……!?」


奏「そうそう、そうやって大人しくしてて」

奏「ふふ……そうすれば、私はご褒美に彼が貰えるかもしれないから」


アーニャ「……ここは、任せます」

莉嘉「オッケー☆ すぐ追いつくから!」


奏「……ふぅ、そう簡単にはいかないみたいね」

51: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:40:57.22 ID:2wHw08WOo
奏「ねぇ、大人しく言うことを聞いてくれない?」

奏「そうでないと……お仕置き、する事になっちゃうわ」


莉嘉「……くうっ!? なんて色っぽい小宇宙なの……!?」

莉嘉「だけど……アタシだってカリスマJC!」

莉嘉「シンデレラプロジェクトの、アイドルなんだから!」


奏「……へえ、やるつもりなのね」


莉嘉「トーゼン☆」

莉嘉「カッコイイ・シール!」

ペタッ!


奏「……」


莉嘉「カッコイイ・シールは、アタシが集めたカッコイイシールだよ!」

莉嘉「誰もそのカッコよさからは逃げられない☆」


奏「……」

ペリッ


莉嘉「そんなっ……!? カッコイイ・シールが通じないなんて!?」

52: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:51:09.13 ID:2wHw08WOo
奏「……今度はこっちの番ね」

莉嘉「ううっ……!? 色っぽい……!」

奏「背伸びをしたいお年頃なのね……」

莉嘉「うああ……!?///」

奏「だけど、オイタする子には……」

莉嘉「……!?///」


奏「キスでお仕置きしなきゃいけないみたいね」


???「――はーい、そこまでだよ★」


奏「っ……何? この、小悪魔的な小宇宙は……!?」


美嘉「よく頑張ったね、莉嘉」


莉嘉「お姉ちゃん!」

奏「美嘉……?」

53: 名無しさん 2018/03/15(木) 23:57:38.34 ID:2wHw08WOo
美嘉「奏、よくも妹を可愛がってくれたね」

奏「……ふふ、だったらどうするつもり?」

美嘉「今度はアタシが相手だよ★」

奏「へえ? 面白い事を言うわね、美嘉」


莉嘉「ああっ!? また、奏さんが色っぽい仕草を!」

莉嘉「お姉ちゃん! 逃げて!」


美嘉「……安心しなって、莉嘉」

奏「あら? 貴女も、こういう事に耐性が出来たのかしら?」

美嘉「知らなかったの? シンデレラプロジェクトには、あっ、近いって!///」

奏「ふふ、私もちょっとドキドキしてきたわ」

美嘉「同じ技は二度、ちょっ/// タンマ!///」


莉嘉「お姉ちゃん、シンデレラプロジェクトじゃないし!」

莉嘉「だから逃げてって言ったのに!」

54: 名無しさん 2018/03/16(金) 00:05:23.28 ID:mt7ZgzDao
奏「そんな風じゃ、カリスマJKもかたなしね」

美嘉「か、カリスマは炎の中から、や、やめっ!///」

奏「それって、どんな炎なの? 教えて欲しいわ」

美嘉「顔あっつい!/// 何度でも蘇るん、マジタンマ!///」

奏「美嘉って、本当可愛いわね」

美嘉「ほっ、ほっ――」

美嘉「抱擁テンション!///」


莉嘉「お姉ちゃ~~~ん!」


   ・  ・  ・


アーニャ「!」

アーニャ「今のは……美嘉と莉嘉の声ですね?」

アーニャ「……」

アーニャ「急ぎましょう……時間がない、です」

55: 名無しさん 2018/03/16(金) 00:13:08.48 ID:mt7ZgzDao
  ・  ・  ・

アーニャ「……ここが、プロデューサーの居る部屋、ですね」

アーニャ「……」

コンコン

アーニャ「シンデレラプロジェクトの、アナスタシア、です」


『――入りたまえ』


アーニャ「……お邪魔します? アー、失礼、します」

ガチャッ!


武内P「アナスタシアさん? あの、何故、ここへ?」

アーニャ「プロデューサー! 辞めないで、ください!」

武内P「っ!?」

専務「……ふむ」

56: 名無しさん 2018/03/16(金) 00:18:28.25 ID:mt7ZgzDao
武内P「あの……辞める、とは?」

アーニャ「シンデレラプロジェクトから、外れると聞きました!」


専務「……凍気?」


武内P「いえ、それは……」

アーニャ「お願い、です! 私には、プロデューサーが必要!」


専務「くっ……!? 体が、凍りついていく……!?」


武内P「待ってください! あの、誤解をされています!」

アーニャ「お願い、です!」


専務「うおおおっ!?」

57: 名無しさん 2018/03/16(金) 00:22:16.12 ID:mt7ZgzDao
武内P「アナスタシアさん!」

アーニャ「私は……アーニャは……!」

武内P「私は、シンデレラプロジェクトを離れる気はありません」

アーニャ「……本当、ですか?」

武内P「はい」

アーニャ「でも、アー、そういう話が……」

武内P「二期生に集中するため、一時的に離れる、という話ですね」

アーニャ「……シトー?」

武内P「ですが、スケジュールの調整等で都合がつきそうだと……はい」

アーニャ「ハラショー! プロデューサーは、ずっと、プロデューサーですね?」

武内P「はい、その通りです」

58: 名無しさん 2018/03/16(金) 00:32:59.05 ID:mt7ZgzDao
  ・  ・  ・

ちひろ「ねっ? 落ち着いて、って言ったでしょう?」

未央・美波・アーニャ・莉嘉「……はい」

未央「でも良かった、誤解で!」

美波「ええ、そうね! 失ったものはあるけど!」

アーニャ「アー、迷惑をかけてしまいました」

莉嘉「大丈夫だよ☆ きっと、Pくんが何とかしてくれるって!☆」


未央・美波・アーニャ・莉嘉「私達、シンデレラプロジェクトの、アイドルだから!」ニコッ


武内P「皆さん……良い、笑顔です」


武内P「私と千川さんで謝罪して回ります」

武内P「なので、絶対に来ないでください」



おわり