ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」(前編)

502:2012/10/04(木) 00:09:48 ID:
CC「これ、ラクシャータに作らせよう」

ルルーシュ「輻射波動機構搭載型ナイトメアか」

ルルーシュ「だが、これをどうするんだ?」

CC「カレンを乗せるに決まっている」

ルルーシュ「ぶっ」ぶはっ

CC「こら、牛乳は掃除しにくいんだ、吐き出すな」

                       引用元: ・ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」


503: :2012/10/04(木) 00:21:38 ID:
ルルーシュ「それがどれだけ大変なことか、わかって言っているのか?」

CC「それを実現させるのがお前の仕事だろう」

ルルーシュ「無茶苦茶なことを言うんじゃない!」

CC「大丈夫だ、おそらくあそこの連中はそこまで気にせんよ」

ルルーシュ「流石にナイトメアだぞ?」

ルルーシュ「どんな馬鹿なら元敵に開発段階のテストパイロットなぞやらせるか」

CC「あれだ、ほら枢木が呼ばれてるやつ」

ルルーシュ「デヴァイサーか?」

CC「そうだ、それ」

CC「それにしてしまえばいい」

ルルーシュ「お前、やけっぱちで適当なことを言ってるんじゃないか?」

504: :2012/10/04(木) 00:36:09 ID:
CC「そんなことはない」

CC「それで?できるのか?できないのか?」

ルルーシュ「…難しい」

CC「ということなら、できるんだな?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「よし、お前を信じる」

ルルーシュ「カレンの件は任せておけ」

CC「そうこなくてはな」

CC「さて、話はまとまった」

CC「明日のロイド・ラクシャータ戦役もためにも、早く寝よう」

ルルーシュ「なんだその名前は」

CC「さあさあ」

ルルーシュ「分かったから押すな」

505: :2012/10/04(木) 01:17:28 ID:
~特派トレーラー~

ロイド「…」ぶすっ

ラクシャータ「…」ふんっ

セシル「はい、二人とも、お茶ですよ」

ロイド「ありがと、セシルくん」

ラクシャータ「ありがとねぇセシルぅ」

ロイド・ラクシャータ「…」

スザク「これは、いつにもまして特派がギスギスしてるや」

ルルーシュ「べつにいつもはギスギスしていないだろう」

スザク「そういえばそっか」

ルルーシュ「お前、よくそれで軍人なんてやってられるな」

スザク「なにか問題があるのかい?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「いや、そのままでいいさ」

506
:2012/10/04(木) 01:27:01 ID:
セシル(ルルーシュくん、これどうするの?)

ルルーシュ(とりあえず、スザクを外に連れて行ってくれますか?)

セシル(…そうね)

セシル(スザクくん、行きましょう?)

スザク「あれ、セシルさんどこに行くんですか?あの、ちょっと?」

ルルーシュ「さて」

ロイド&ラクシャータ「…」

507:2012/10/04(木) 01:38:30 ID:
ルルーシュ「ロイドさん、嘆願書は読んでいただけましたか?」

ロイド「ラクシャータを特派に加えたいってやつでしょお?」

ロイド「読んだけどさあ」

ルルーシュ「お願いします」

ロイド「でもぉ」

ラクシャータ「…相変わらずなよなよっちいねぇ」

ロイド「…」

ロイド「何か言った?ラクシャータ」

ラクシャータ「何も?プリン伯爵」

ロイド「…」

ルルーシュ(やはり一筋縄ではいかんか)

CC(お、やってるな)

508:2012/10/04(木) 01:50:02 ID:
ルルーシュ(CCか)

CC「二人とも、喧嘩はダメです」

ラクシャータ(あ、この子ここでは猫かぶってるんだったわねぇ)

ロイド「喧嘩なんかしてないよぉ」

CC「ロイドさんもラクシャータさんの有能さは知っていらっしゃいますよね?」

ロイド「そりゃあ、ゼミの頃から一緒にやってたし」

ロイド「その点では不足も何もないけどぉ」

ラクシャータ「…」

ロイド「でも、ラクシャータは僕と仕事したくないと思うよ?」

ルルーシュ「…ん?」

CC「は?」(素)

ラクシャータ「…なんだって?」

509:2012/10/04(木) 02:03:37 ID:
ルルーシュ「あの、ロイドさんが嫌なのでは?」

ロイド「そんなこと一度も言ったことないよ」

ロイド「でも、ラクシャータは兵器なら兵器として造るべきだって言うし」

ロイド「僕は科学者としては甘ちゃんだとか言って…」

CC「じゃあ、ロイドさんはラクシャータさんが自分のことを嫌がっていると思っているんですね?」

ロイド「だって、そう言って出て行ったし…」

ルルーシュ「…」じと

CC「…」じとじと

ラクシャータ「あ、あはは、そんなこともあったかもねぇ…」

510:2012/10/04(木) 02:14:32 ID:
ルルーシュ「はあ、ただの誤解だったわけですか」

ロイド「どういうこと?」

CC「お互いがお互いを嫌ってると思っていたってことですよ」

ルルーシュ「ロイドさんは、別にラクシャータのことが嫌なわけではないんですね?」

ロイド「そりゃあ対抗心はあるけど」

ロイド「僕にまともに意見してきたのなんてラクシャータくらいだったし」

ロイド「嫌だとかはないよ」

CC「ですって、ラクシャータさん」

ラクシャータ「…」

511:2012/10/04(木) 02:37:48 ID:
ラクシャータ「なぁんだ、バカみたいだねぇあたし」

ラクシャータ「意地張って、勘違いして」

ロイド「ラクシャータ?」

ラクシャータ「改めて言うよロイド」

ロイド「あれ、今名前で…」

ラクシャータ「悪かった、昔のことは全部謝る」

ラクシャータ「だから、また一緒に研究しないか?」

ロイド「…」

ロイド「君がそれでいいなら、構わないよぉ」

512:2012/10/04(木) 02:38:08 ID:
ルルーシュ「まったく、科学者は不器用な奴が多いのか?」

CC「お前も人のことは言えないがな」

ルルーシュ「なんだと?」

CC「ふふん、本当のことだろ?」

セシル(なんとかまとまったみたいね)

セシル(これの出番が来なくてよかったわ)つロイドの日記

セシル(さすがに良心が咎めるし、返しておきましょう)

ラクシャータ「早速だけど、この前来た技師がこんなものを置いていってねぇ」

ロイド「これは、エナジーフィラーの新型?」

ラクシャータ「そうそう、実は従来のものに比べて…」

ロイド「ふんふん」

スザク(今日も特派は平和だな…)

517:2012/10/04(木) 21:58:02 ID:
~風呂場~

ルルーシュ「ふんふふんふふーん」しゃかしゃか

CC「どうした?ルルーシュ、ご機嫌だな」

ルルーシュ「自然に入ってくるな」

ルルーシュ「もうすぐ出るから待っていろ」

CC「ところがもう湯船に入ってしまったのだ」ぴゅー

ルルーシュ「冷たっ何をする!」

CC「今日スーパーに置いてあったんだ、水鉄砲」

CC「ほれほれ」ぴゅっぴゅー

ルルーシュ「やめんか、子供じゃあるまいし」ざばー

CC「あ、次私の番な」

ルルーシュ「俺はもう出る、好きにすればいい」

CC「おいおい、淋しいこと言うなよ、いいから湯船に浸かっていけ」

ルルーシュ「お前慣れすぎだろ、この状況に」

CC「お前に言われたくはないな」

519:2012/10/04(木) 22:24:52 ID:
ルルーシュ「む、まあそれもそうか」ちゃぽん

CC「しゃわしゃわー」

ルルーシュ「だが、今時一緒に風呂なんて、恋人同士でもするかどうか」

CC「ルルーシュ、周りなんて関係ないさ」

CC「私たちは共犯者、運命共同体というやつだ」

CC「裸の付き合いくらいなんのことはないだろう」

ルルーシュ「そういうものか?」

CC「お互いに隠し事があれば、それは共倒れの原因にしかならん」

CC「包み隠さずいるのが一番だろ?」

ルルーシュ「なんだか、論点がずれているような」ぴゅー

520:2012/10/04(木) 22:36:03 ID:
>>518実は毎晩そうなんですぜ

CC「本音を言えば、電気代が節約できる」

ルルーシュ「おい」

CC「結構馬鹿にならないんだぞ、風呂というものは」

CC「恥ずかしいくらいでお金がもらえると思えばいいじゃないか」

ルルーシュ「一気に所帯じみたな」

ルルーシュ「ま、そういうことならたまには大目に見ようか」

CC「私が、大目に見てやっているんだ」

CC「私と風呂に入りたい男なんて、いくらでもいるんだからな?」

ルルーシュ「はいはい、わかってるさ」

CC「軽くあしらうな!」ばしゃっ

ルルーシュ「うおっ」

521:2012/10/04(木) 22:46:47 ID:
ルルーシュ「…」

CC「…」

ルルーシュ「…うりゃ」ぴゅっ

CC「冷たっ」

ルルーシュ「ふふ」

CC「それは私の武器だぞ、返せ」

ルルーシュ「返せば、俺が撃たれるのだろう?」

CC「当然だ」

ルルーシュ「ならば、返すわけにはいかんな」

CC「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある人間だけ」

CC「じゃなかったのか?」

ルルーシュ「自ら撃たれに行くのはまた別だろう」

CC「それもそうか」

522:2012/10/04(木) 22:59:16 ID:
ルルーシュ「ナナリーは元気だろうか」

CC「学園でたまに会うだろう?」

ルルーシュ「最近会ってないからな」

CC「たかだか三日で、何も変わらないと思うが?」

ルルーシュ「気になるものは気になるんだ」

CC「なら会いにいくか?」

ルルーシュ「そういうわけにも行かん」

CC「まあカレンのこともあるし、ゼロの準備もしないとだからな」

ルルーシュ「衣装と仮面は?」

CC「今日咲世子が持ってきた、正直趣味を疑うぞ、あれは」

ルルーシュ「む、かっこよくないか?」

CC「…」

CC「いや、お前が気に入っているならそれでいいさ」

523:2012/10/04(木) 23:26:49 ID:
CC「予定は明日だったか?」

ルルーシュ「ああ、実行するのは明後日だが、説明と顔合わせも必要だろう」

CC「まあ、お前は誰にも会ってないからな」

CC「しかし狭いな」

ルルーシュ「おい、突然思いついたことを喋るのはやめろ」

CC「本当のことだろ?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「外でアイスでも食うか」

CC「そうするか」

524:2012/10/04(木) 23:40:57 ID:
リビング

ルルーシュ「ほら、お前の分だ」

CC「おお、いただきます」はむっ

ルルーシュ「行儀が悪いぞ」

CC「ふふーひゅ、はみふいふぇふへ」

ルルーシュ「髪拭いてくれ?か」

CC「ひょふわはっは…」

ルルーシュ「そのまましゃべるんじゃない」

ルルーシュ「ったく、髪くらい拭いてやるから」ごしごし

CC「ふへへ」にへー

ルルーシュ「まったく、お前は子供か」

525:2012/10/04(木) 23:41:16 ID:
CC「私からすればお前の方が全然子供だがな」

ルルーシュ「なら、もっと大人らしくしてくれ」

CC「善処する」

ルルーシュ「そうしてくれ」ごしごし

CC「小倉アイスは美味しいな」

526:2012/10/05(金) 00:01:43 ID:
ルルーシュ「チェック」

CC「ナイトでポーンを」べしっ

ルルーシュ「よし、これでチェックメイトだ」

CC「待った」

ルルーシュ「何度目だ?」

CC「13回目だ、待った」

ルルーシュ「そろそろ諦めれば…」

CC「私に後退の文字はない」

ルルーシュ「いや、状況的にあまりカッコよくないぞ」

527:2012/10/05(金) 00:08:42 ID:
CC「やった、また子供が生まれたぞ」

ルルーシュ「おい、もう車からはみ出ているぞ」

CC「もう一つ使えばいい」

CC「さあ祝儀をよこせ」

ルルーシュ「くそ、順調に金を稼ぎおって」

CC「人生ゲームなど、たやすいたやすい」

ルルーシュ「まだ勝負はわからんぞ」

CC「この差をどう覆すつもりだ」

ルルーシュ「まあ見ていろ」

528:2012/10/05(金) 00:26:03 ID:
CC「ば、馬鹿な…」

ルルーシュ「株を買っておいたことが勝負の分かれ目になったな」

CC「くっ、また負けてしまった」

ルルーシュ「ん、そろそろ夕食にするか」

CC「お前が早く風呂に入りすぎなんだ」

ルルーシュ「暑かったんだ、仕方がないだろう」

CC「時間つぶしとはいえ、負けっぱなしは癪だが」

ルルーシュ「またあとでやればいいだろう」

CC「次は負けん」

ルルーシュ「俺も負けるつもりはないがな」

CC「ふふ」

ルルーシュ「さあ作るか」

CC「そうだな」

529:2012/10/05(金) 00:40:08 ID:
ルルーシュ「いただきます」

CC「いただきます」

ルルーシュ「…」かちゃかちゃ

CC「…」ぱくぱく

ルルーシュ「む、この卵焼き、うまい…」

CC「ふふ、自信作だ」

ルルーシュ「卵焼きは甘いほうが好きなんだ、俺は」

CC「私はどちらも好みだがな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「甘い」(゚д゚)ウマー

CC「ほら、どんどん食え食え」

530:2012/10/05(金) 01:12:25 ID:
ルルーシュ「ごちそうさまでした」

CC「おそまつさまでした」

ルルーシュ「こういう挨拶は素晴らしい文化だ」

ルルーシュ「きちんと継承していかないとな」

CC「今お茶を淹れてやろう」

ルルーシュ「なら、会長にもらったクッキーも出すか」

CC「食後だぞ?」

ルルーシュ「別腹というものだ」

CC「意外と食いしん坊め」

531:2012/10/05(金) 01:26:51 ID:
CC「今日は何もしなかったな」

ルルーシュ「別に毎日波乱万丈である必要はない」

ルルーシュ「急いては事を仕損じる、という言葉がある」

ルルーシュ「俺もミスのないように慎重にことを運ぶべきだと思うからな」

CC「どうした?なんだか後ろ向きな意見だが」

ルルーシュ「詰めが甘いといたるところで言われる夢を見てな」

CC「地味にきついな、そういう評価って」

ルルーシュ「うむ」ずずず

CC「ま、焦らずじっくりやればいいか」ずずっ

ルルーシュ「その通りだ」ずずず

532:2012/10/05(金) 01:47:36 ID:
CC「さて、明日に備えてそろそろ寝るか」

ルルーシュ「そうだな…」

CC「どうした?」

ルルーシュ「歯を磨いてから、なんだか眠いんだ…」

CC「子供かお前は」

ルルーシュ「お前から見たら、皆子供なんだろ…」

CC「ああ、わかったわかった寝るならベッドにしろ」

ルルーシュ「うむ…」

533:2012/10/05(金) 02:00:04 ID:
ルルーシュ「…」すぅすぅ

CC「そんなに疲れていたのか」

CC「ま、まだ学生なのに学園と特派、それにレジスタンス」

CC「あまりに忙しい生活だ」

CC「今は眠れルルーシュ、お前は私が守ってやる」なでり

ルルーシュ「…むぅ」いやいや

CC「やはりまだ子供だな」うりうり

ルルーシュ「…うう」がばっ

CC「うわっ」とすっ

534:2012/10/05(金) 02:16:45 ID:
ルルーシュ「ううん…」ぎゅっ

CC「こ、こらどこを触っている」ぺしぺし

ルルーシュ「んんっ」ぎゅう

CC「ふぁっ」

CC「ちょ、ちょっと…」////

ルルーシュ「CC…」

CC「…」

CC「仕方のないやつだ、お前は」なでりこ

ルルーシュ「…」すぅすぅ

CC「おやすみ、ルルーシュ」ちゅっ

CC「これはサービスだぞ?」ふふふ

543:2012/10/07(日) 01:29:55 ID:
~ゲットー内部~

CC「ルルーシュ、そろそろ時間だ」

ルルーシュ「今はゼロだ、忘れるな」

CC「そうだったな、ゼロ」

ゼロ「うむ、扇たちの様子はどうだ?」

CC「今のところはおとなしく待っているようだな」

CC「いくか?」

ゼロ「…」

ゼロ「いや、まずはお前だけで行け」

CC「ん?何故だ?」

544:2012/10/07(日) 01:37:33 ID:
ゼロ「明確に俺とお前のつながりをちらつかせるのは危険だ」

ゼロ「あくまで私が利用しているというスタンスを保とう」

CC「カレンの方に影響が出ないか?」

ゼロ「カレンは個別にフォローする」

ゼロ「ともかく、現状は性質の不明なメンバーが多い」

ゼロ「ここは慎重に行くべきだ」

CC「まあ、お前に任せるが」

CC「あまり腰の引けたことはするなよ?」

ゼロ「ふっ、誰にものを言っている」

546:2012/10/07(日) 01:48:10 ID:
カレン「…」

カレン「やっと来たね、CC」

扇「ゼロは?」

CC「少し遅れてくる」

玉城「時間も守れねぇのかよ、新しいリーダー候補は」

CC「言葉は謹んだほうがいい」

CC「ゼロに逆らえば、どんな恐ろしいことになるか…」

547:2012/10/07(日) 01:48:30 ID:
玉城「な、なんだよ、脅かしやがって」

カレン「ゼロがなんだっていいわ」

カレン「問題は、約束通りナイトメアを手に入れられるか、よ」

ゼロ「ふむ、いい心がけだな」

扇「!?どこだ?」

ゼロ「上だよ」ばさっ

井上(うわぁ、ひどいセンスね…)

杉山(なんかカッコイイな、あれ)

南(流石に幼女ではないか…)

549:2012/10/07(日) 02:06:37 ID:
ゼロ「お初にお目にかかる」

ゼロ「私がゼロだ」

扇「お、俺はこのレジスタンスを率いている扇要だ」

玉城「おい、どもるなよ」

カレン「茶化さない」べしっ

玉城「あでっ」

ゼロ「ふむ、君がカレンか」

カレン「私のことを知ってるの?」

ゼロ「CCの報告は聞いている」

ゼロ「先日は迷惑をかけたようだな」

ゼロ「残念なことだが、私には今のところ腹心と呼べるような存在は居ない」

550:2012/10/07(日) 02:08:14 ID:
カレン「い、いいわよもう済んだ話だから」

ゼロ「そうか、それは助かる」

ゼロ(後で話がある)

カレン(え?)

ゼロ(会合後、ここに来い)

カレン(一体何を…?)

ゼロ「それでは早速本題に移る」

カレン「ちょっ…」

CC「今はダメだ」がし

カレン「CC!」

CC「直ぐに分かる、今は待て」

551:2012/10/07(日) 02:21:10 ID:
ゼロ「計画の徹底は前提条件だ」

ゼロ「各々、概要は理解してるか?」

扇「一応大丈夫なはずだ」

ゼロ「私が求めているのは一応でもはずでもない」

ゼロ「ひとえに確証だ」

ゼロ「不安のあるものは今のうちに申し出ろ」

ゼロ「一人のミスで全員が命を落とす」

玉城「おいおい、突然出てきてゼロだなんだ言ってるけどよ」

玉城「いくらなんでも偉そうにしすぎじゃねえのか?」

井上(馬鹿ね、どうせぼこぼこにされるのに)

杉山(あれ、予備とかあるのかな?)

南(いや待て、まだ女でないと決まったわけではないか…)

552:2012/10/07(日) 02:32:57 ID:
ゼロ「貴様、名前は?」

玉城「玉城だよ」

ゼロ「では玉城、君に質問しよう」

ゼロ「君はどんな人間の言うことなら聞く?」

玉城「イキナリ何を言い出すんだよ」

ゼロ「いいから答えろ」

玉城「そんなの、条件なんていろいろあんだろうが」

ゼロ「その通りだ」

玉城「は?」

553:2012/10/07(日) 02:42:34 ID:
ゼロ「私は今、何故君たちに命令をするのか」

ゼロ「何故偉そうにするのか」

ゼロ「それを君に納得させるのには膨大な時間がかかるだろう」

玉城「そりゃあおめぇ俺は上から言われたことをただ聞くだけじゃねえからな」

井上(いるわよね、こういう突っかかってる俺かっこいいな人)

杉山(いやー、正直言われたこともできないのは引くわー、っべーわー)

南(カレンCCゼロの三百合なら薄い本も熱くなる勢いだな)んふー

カレン(また、南がろくでもないことを考えているわね)

554:2012/10/07(日) 02:56:24 ID:
ゼロ「だが、私にはそれに費やす時間はない」

ゼロ「今必要なのは、与えられた命令に口を挟む人間ではなく」

ゼロ「ただ愚直に命令を完遂出来る人間だ」

ゼロ「私の求めるものに、玉城君のような輩は入っていない」

玉城「な、なんだと?」

扇「やめろ玉城!」

扇「すまないゼロ、こいつはこういう奴なんだ」

ゼロ「計画の足を引っ張るようなら実行メンバーから外す」

ゼロ「それが嫌なら、まずは能力を見せるところから始めるのだな、玉城」

玉城「じょ、上等だよ!!」

玉城「俺様の実力を見て、腰抜かすんじゃねえぞ!?」

井上(うわー、あっさり丸め込まれた)

杉山(ああはなりたくないな)

南(…)きりりっ

CC(なぜだろう、あの真面目にしている風の男が、この中で一番ダメなやつな気がする)

555:2012/10/07(日) 03:17:21 ID:
ゼロ「さあ、話は付いたな」

ゼロ「時間がない、君たちには最善と最速を求める」

ゼロ「さあ、今すぐ配置についてくれ」

皆「はいっ!!」

ゼロ「いい返事だ」

ゼロ「それでは以上で会合は終了だ、次の指令を待て」

ざっざっざっ

カレン(…さっきのは一体…)

CC(おい、カレン行くぞ)

カレン(…それがアンタの本性?)

CC(どちらも私だ)

CC(分かるな?)

カレン(ま、私も似たようなものよね)はあ

561:2012/10/08(月) 13:21:28 ID:
カレン「ゼロ、来たわよ」

CC「敬語を使わんか」ゲシッ

カレン「痛ッわかったわよ」

ゼロ「よく来たなカレン」

ゼロ「君には別途伝えておきたいことがあってな」

カレン「伝えておきたいこと、ですか?」

ゼロ「ああ、まず、君はナイトメアの操縦ができるようだが」

カレン「はい」

ゼロ「今回ナイトメアは持っていかない」

カレン「でも、いざ発見されたときに相手のナイトメア部隊をどう足止めするんです?」

562:2012/10/08(月) 13:29:19 ID:
ゼロ「君は少し誤解しているようだ」

カレン「何をですか?」

ゼロ「現場にはナイトメアを持っていかないということだ」

ゼロ「今回はCCに君たちを援護させる」

ゼロ「CCはナイトメアで遠方待機となる予定だ」

カレン「つまり、ナイトメアの鹵獲は白兵で行う、と?」

563:2012/10/08(月) 13:39:45 ID:
ゼロ「その通りだ」

ゼロ「仮に戦闘になった場合も、鹵獲予定のうち一気のみで応戦してもらう」

カレン「それは、流石に難しいのでは?」

ゼロ「他のナイトメアには既に細工済みだ」

ゼロ「そう遠くまでは追って来られない」

カレン(どうやってそんなことを…)

ゼロ「そして、大切なのはここからだ」

ゼロ「君には今回の作戦の総指揮をしてもらう」

カレン「扇さんじゃないんですか?」

ゼロ「扇では心もとないのでな」

カレン(CCあんたなんて報告したのよ?)

CC(ありのままに、さ)

565:2012/10/09(火) 01:59:13 ID:
ゼロ「作戦の内容を理解しているか?」

カレン「はい、ナイトメア鹵獲後私と杉山が搭乗し速やかに離脱」

カレン「他はサポートですよね」

ゼロ「そう、作戦はいたってシンプル」

ゼロ「だが、警報器の遮断時間、カメラの停止時間、門の開閉時間」

ゼロ「とにかくタイミングが物を言う」

ゼロ「無論、私も無線による指示は欠かさないが」

ゼロ「現場での判断は君に一任する」

ゼロ「どうだ?やれるか?」

カレン「…」

カレン「はい、やります!」

CC(期待に応えたがるのは優等生のあらわれか?)

CC(かわいいものだな、素直なのも)

566:2012/10/09(火) 02:07:34 ID:
ゼロ「そこで、君の配置を少し変更する」

ゼロ「具体的にはここだ」

カレン「しんがりですか?」

ゼロ「そして玉城のフォローも兼ねている」

ゼロ「全員が無事に脱出できるように、誘導するんだ」

ゼロ「お前と杉山がナイトメアに搭乗している間に、他の兵器や車輌には細工をしているはずだ」

ゼロ「レジスタンスメンバーが外に待機している車に乗り込むまでの時間を稼げ」

カレン「了解しました」

ゼロ「そして一つだけ」

ゼロ「いいか、白いカブトをつけたナイトメアに遭遇したら」

ゼロ「交戦せずに速やかに撤退しろ」

ゼロ「その場合、所持しているナイトメアフレームを放棄しても構わない」

カレン「はい?」

567:2012/10/09(火) 02:22:04 ID:
カレン「あの、どういうことですか?」

ゼロ「どうもこうもない」

ゼロ「白カブトとの交戦は危険だ、絶対に避けろ」

ゼロ「そう言っているだけだ」

カレン「でも、私も操縦技術には自信があります」

カレン「遅れをとることはありません」

ゼロ「この件に関しては、議論するつもりはない」

ゼロ「とにかく、自身の成すべきことを成せ」

ゼロ「以上だ」

568:2012/10/09(火) 02:44:59 ID:
カレン「ゼロっ!!」がたっ

CC「話は終わりだ、早く行くぞ」

カレン「でも」

CC「ゼロも万全を期すためにああ言っている」

カレン「それは、わかるけど…」

CC「期待に応えたいのならば、ぜいぜい励むことだ」

CC「私はあくまで援護しかできん」

CC「仮にお前が白カブトに挑んで敗北しても、助けには行けない」

カレン「私は負けないわ!!」

CC「…カレン、あなたのためを思って言っているの」

CC「聞き分けてちょうだい」

カレン「…」

570:2012/10/09(火) 03:00:07 ID:
カレン「わかったわ」

CC「大丈夫、白カブトが出てこなければ気にする必要はないわ」

カレン「そうよね」

CC「…よし、さっさと行くぞ」

カレン「ええ、援護はお願いするわ」

CC「ふん、私を誰だと思っている?」

カレン「CCでしょ、頼りにしてるわ」

CC(さて、あとは私たちの思惑通りの行動をカレンがしてくれるかだな)

CC(罠にはめるようで少し気が引けるが)

CC(…私も随分丸くなったものだ)

CC(あいつの影響かな…)

575:2012/10/10(水) 00:48:08 ID:
~ゲットー某所~

ゼロ「ふう」ヌギヌギ

ルルーシュ「仮面はもう少し通気性を考える必要があるな」

CC「いちおう細工は終えてきたぞ」

ルルーシュ「…急に出てくるな、少し驚いたぞ」

CC「こんなところに来る人間が私以外にいるものか」

ルルーシュ「まあそうだな」

ルルーシュ「本当にカレンはランスロットに立ち向かうと思うか?」

CC「おそらくはな」

ルルーシュ「しかし、あれだけ念を押して言って…」

CC「それが重要なんだ」

576:2012/10/10(水) 01:07:58 ID:
CC「私もただ学園に入り浸っていたわけではない」

CC「少なからず生徒の情報や、お前の学友を調べていた」

ルルーシュ「そんなことをしていたのか」

CC「考えても見ろ、今のお前の弱点で一番わかりやすいものがあそこには詰まっている」

CC「警戒はしておくべきだ」

ルルーシュ「確かに」

CC「まあいい、それでな」

CC「レジスタンスの件以降、特にカレンには気をつけていた」

CC「だからあいつの特徴は把握している」

CC「カレンはどちらかといえば命令に従う方を好む」

CC「そして、功名心と責任感は人一倍だ」

577:2012/10/10(水) 01:26:07 ID:
ルルーシュ「いまいち要領をえんな」

CC「わかりやすく言えば、褒められたい子といったところだ」

ルルーシュ「…なんだか一気にわかったような気がする」

CC「だろ?」

ルルーシュ「つまり、ゼロやCCに認めてもらいたいカレンは」

CC「そうだ、言われれば言われただけランスロットに立ち向かおうとするだろう」

ルルーシュ「…俺はあまりあの状態のカレンと接したことはないが」

ルルーシュ「イメージがありありと浮かぶな」

CC「最悪ダメなら私が出るさ」

ルルーシュ「何がだ?」

578:2012/10/10(水) 01:51:00 ID:
CC「あいつらが手間取って逃げ遅れるかもしれないだろう?」

ルルーシュ「ああ、そのことか」

CC「なんだその顔は」

ルルーシュ「心配はない」

ルルーシュ「そもそも、警報器も監視カメラもすべて無力化してある」

ルルーシュ「スザクを引っ張り出すための特派のもの以外は動いていない」

CC「それなら、あいつらだけでも…」

ルルーシュ「ああ、十分に作戦の実行は可能だ」

CC「お前、私を騙したな?」

ルルーシュ「騙したわけではない」

ルルーシュ「そもそも、ろくに訓練もされていない人間を軍に送り込むんだぞ?」

ルルーシュ「最大限の措置をとっておくべきだ」

CC「それはそうだが…」

579:2012/10/10(水) 02:20:12 ID:
CC「…」ムスッ

ルルーシュ「なぜそんなに拗ねるんだ」

CC「知らん」

ルルーシュ「教えなかったのは悪いと思うが、お前も知らない方があいつらも信用するかもと思ったんだ」

CC「知らんと言っている」ムスッ

ルルーシュ「…」ハァ

ルルーシュ「分かったよ、もう騙さないし、嘘もつかない」

ルルーシュ「これで許してくれ」

580:2012/10/10(水) 02:21:44 ID:
CC「絶対だぞ?」

CC「秘密は、二人で共有だからな!」ズイッ

ルルーシュ「分かったから、身を乗り出すな」

CC「絶対だぞ、次やったら泣くからな」ウルウル

ルルーシュ「もう泣きそうじゃないか」

ルルーシュ「そこまで気にすることなのか?」

CC「なんか嫌なんだ、隠し事をされるのは…」

ルルーシュ「それにしたってだな…」

CC「理由などない!」

ルルーシュ「…まあそういうことにしておこう」

581:2012/10/10(水) 02:41:19 ID:
ルルーシュ「ほら、ハンカチだ」つハンカチ

CC「う、ありがとう」ゴシゴシ

ルルーシュ「なんだか、今のお前は普通の少女のようだな」

CC「そんなことはない」ぐしぐし

ルルーシュ「ほら、そんなに乱暴にしたら赤くなるぞ」そっ

CC「うー、子供扱いするな!!」

ルルーシュ「ならまずはシャキっとすることだな」

ルルーシュ「そろそろ俺たちも特派トレーラーに行くぞ」

CC「夜勤のお前はいいとして、私は本当に大丈夫か?」

ルルーシュ「お前は後で仕事があるし」

ルルーシュ「夜一人にさせるのは危険だから、とでも言えばいい」

CC「おお、賢い」

ルルーシュ「ふっ、もっと褒めろ」ドヤァ

CC「お前も随分変わったと思うがな」

582:2012/10/10(水) 03:02:15 ID:
扇『ゼロ、聞こえるか?』

ゼロ『どうした扇』

扇『こっちは準備が終わった』

カレン『ナイトメア鹵獲部隊も準備できました』

ゼロ『作戦は予定通り行う、そのまま待機せよ』

カレン『了解しました』

扇『わかった、次の指示を待つ』

583:2012/10/10(水) 03:03:21 ID:
ルルーシュ「さて、急がなければ」

CC「ここからが骨だからな…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「お前が立てた作戦だ、うまくいくに決まっている」

ルルーシュ「いつもどおりやればいい」

CC「ふっ、気を使っているつもりか?」

ルルーシュ「歴とした気遣いだ」

CC「…」

CC「ま、お前もいるしな」

ルルーシュ「ああ、そうだな」

CC「よし、作戦の第二段階開始だ」

587:2012/10/10(水) 12:38:28 ID:
~特派トレーラー付近ラクシャータラボ~

ルルーシュ「さて、始めるか」

CC「すまんな、ラクシャータ」

ラクシャータ「別に構わないよぉ」

ラクシャータ「あんたらの悪巧み、なんか楽しそうだしぃ」

ルルーシュ「特派トレーラーへの監視映像は既に管理済みだ」

ルルーシュ「タイミングを見計らってスザクを出動させる」

CC「私はこのままトレーラーに移動するぞ」

ルルーシュ「頼む」

ルルーシュ「問題が発生した場合は連絡をくれ」

CC「了解した」

ラクシャータ「次からは私も混ぜてよねぇ」

ルルーシュ「心配せずとも、すぐに仕事がある」

ラクシャータ「そりゃあ楽しみにしとくよぉ」

588:2012/10/10(水) 12:44:12 ID:
ルルーシュ『カレン、扇作戦開始だ』

扇『分かった』

カレン『了解です、ゼロ』

ルルーシュ「さて、後はフォローに徹するか」

CC『ルルーシュ、咲世子から報告だ』

CC『レジスタンスメンバーが目標ナイトメアに到達』

CC『扇の方も軍車輌への工作に入った』

ルルーシュ『よし、そのまま監視を続けさせろ』

CC『了解した』

ルルーシュ「よし、順調に事は進んでいるな」

ラクシャータ「ルルーシュ、コーヒー飲むかぃ?」

ルルーシュ「いただこう」

589:2012/10/10(水) 12:50:37 ID:
~ナイトメア鹵獲部隊~

カレン「ゼロの言っていた通り、倉庫内のナイトメアはセキュリティが働いていないわ」

杉山「よし、さっさと乗り込んでズラかろう」

玉城「あれ、扉ぶち破る用の爆弾、配線がわからねぇぞ」

井上「玉城、なにもたもたしてんのよ」

玉城「うるせー、ちょっと待てよ」

カレン「ああもう、私がやるから」ぺたっプスッカチッ

カレン「皆、離れて」ポチッ

どんっ

玉城「意外としょぼい爆発だな」

井上「いや、目立ってどうするのよ」

カレン「さ、行くわよ」

杉山(今日のカレン、やたらと張り切ってるな…)

590:2012/10/10(水) 12:56:19 ID:
ルルーシュ「そろそろか…」

CC『ルルーシュ、ナイトメアの鹵獲を確認した』

CC『今からなら丁度いいはずだ』

ルルーシュ『扇隊は?』

CC『既に離脱している』

ルルーシュ『よし、今から特派の警報を作動させる』

ルルーシュ『次の仕事に備えておけ』

ルルーシュ「さぁ、本日のメインディッシュだな」ポチッ

ルルーシュ『カレン、聞こえるか』

カレン『はい、こちらは問題なくナイトメアを鹵獲しました』

ルルーシュ『扇隊は既に離脱した、そちらも速やかに撤退せよ』

カレン『了解しました!』

ルルーシュ「さぁ、ショータイムだ」ズズッ

591:2012/10/10(水) 13:01:03 ID:
~ナイトメア鹵獲部隊~

玉城「うおー、軍の車ははえーなー!」

井上「玉城、あんたルートから外れてるわよ!」

玉城「大丈夫だよ、誰も来やしねぇじゃねぇか」

カレン『まだ油断は禁物だって…』

スザク『そこの侵入者、今すぐ武装を放棄して投降するんだ』

カレン「あれは、白カブト!!」

スザク『君たちを拘束する』ギャアアア

玉城「や、やべぇあのナイトメアなんてスピードだ!」

井上「だから言ったのに!!」

杉山『カレン、どうする!?』

カレン「…」

592:2012/10/10(水) 13:05:26 ID:
カレン『私があの白カブトを引きつけるわ』

カレン『皆は先に離脱して』

杉山『でも、あいつ相当ヤバそうだぞ!?』

井上「カレンが取り残されちゃうわ!」

カレン『私は大丈夫だから、早く!!』

井上「…」

杉山『井上、玉城、早く行くぞ』

井上「で、でも…」

杉山『どのみち、このままじゃ全員お終いだ』

杉山『俺よりカレンの方がナイトメアの扱いも上手い』

カレン『そうよ、だから早く!』

スザク『誰も逃がさない!』

カレン『あんたの相手はこの私だ、白カブト!!』

593:2012/10/10(水) 13:10:51 ID:
CC『ルルーシュ、思惑通りカレンとスザクが戦闘を開始した』

ルルーシュ『分かった、レジスタンスの方は俺が何とかする』

ルルーシュ『CCはそちらに専念してくれ』

CC『分かった、トレーラーで会おう』

ルルーシュ『了解だ』

ルルーシュ「ラクシャータもくるか?」

ラクシャータ「いや、あたしはいいよ、また今度でさぁ」

ルルーシュ「そうか、それではな」

ラクシャータ「まったねぇ~」

ルルーシュ「さて、扇に指示を出すか…」

594:2012/10/10(水) 13:17:29 ID:
~ゲットー入り口付近~

扇「そうか、分かったゼロに任せる」

杉山「ゼロは何だって?」

扇「カレンの方はゼロが何とかするらしい」

扇「俺たちは速やかにこのナイトメアを安全な所に隠して解散する」

井上「そんな事言って、流石にゼロでもできる事と出来ない事があるでしょ!?」

扇「だからと言って、今俺たちにできる事はそのくらいなんだ」

玉城「ちくしょー、俺がカレンを助けに行ってやる!」

井上「やめなさいよ!」

井上「それに、あんたがもっとキビキビゼロの指示通りに動いていれば…」

玉城「なんだよ、俺が悪いってのか!?」

595:2012/10/10(水) 13:19:15 ID:
扇「仲間割れはよせ!!」

扇「とにかく、今はゼロを信じるしかない」

南「皆、早くこいつを移動した方がいい」

玉城「お前いたのか」

南「ずっといたよ!!」

扇「さ、俺たちがヘマをするわけにはいかない」

扇「行くぞ」

596:2012/10/10(水) 13:39:54 ID:
カレン「ハァッ!」ギャアアア

スザク「ふんっ!」クルルッスタッ

カレン(何なの、あのナイトメアは…)

カレン(こっちの攻撃が全然通用しない…)

スザク(あのサザーランドのパイロット)

スザク(ランスロットで押し切れないなんて、凄い腕だ)

スザク『何故、君のようなパイロットがレジスタンスなんかにっ!』ビュッ

カレン『ブリタニアの間違いを正す為よ!』

カレン『これで決めてやる!!』ギャアアア

スザク(急制動からの突撃かっ!)

スザク(でも、これならっ!)ヒュンッ

カレン(ハーケン!?しまっ)ガシャァァン

スザク『大人しく降伏するんだ』ジャキ

597:2012/10/10(水) 13:43:47 ID:
カレン『化け物め…』ピッカシュッ

スザク『き、君は…』

カレン「何?早く拘束でもなんでもしなさいよ」

ルルーシュ『スザク!』

スザク『ルルーシュかい?』

スザク『大変なんだ、カレンが…』

ルルーシュ『ああ、映像は確認した』

ルルーシュ『先程の戦闘は時間外れの演習と報告しておく』

ルルーシュ『見つからないように、トレーラーまで連れてきてくれ』

スザク『そんな事をして大丈夫かい?』

ルルーシュ『事情は分からないが、カレンをみすみす犯罪者には出来ない』

スザク『…』

スザク『分かった、ルルーシュに任せるよ』

ルルーシュ『スザク、ありがとう』

ルルーシュ(計画通り)ニヤリ

598:2012/10/10(水) 13:48:14 ID:
~特派トレーラー内~

スザク「さぁ、中に入って」

カレン「拘束しなくていいわけ?」

スザク「何かするつもりなら、僕も容赦しない」

カレン「…何もしないわよ」

ルルーシュ「やぁ、待っていたよカレン」

カレン「ルルーシュ…」

ルルーシュ「スザク、取り敢えずカレンを休憩室に案内してくれ」

スザク「分かった」

スザク「行くよ、カレン」

カレン「…ええ、言うとおりにするわ」

ロイド「それで?彼女は誰なの?」

ラクシャータ「あたしも結局呼ばれるわけね」

セシル「ルルーシュくん、教えてもらえる?」

599:2012/10/10(水) 13:53:49 ID:
ルルーシュ「彼女はカレン・シュタットフェルト」

ルルーシュ「シュタットフェルト家の長女です」

セシル「凄いお嬢様じゃない!」

ラクシャータ「そんな子がナイトメア乗りねぇ」

ラクシャータ「ちょっと興味あるかも」

ロイド「その辺の事情は聞いてみないと分からないけどぉ」

ロイド「一体君たちは彼女をどうしたいのかな?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「事情を聞いて、出来れば大事にはしたくないです」

セシル「確かに、醜聞どころの騒ぎじゃなくなるものね」

ロイド「でもねぇ、やった事がやった事だし」

ルルーシュ「どうにかなりませんか?」

ロイド「まぁ僕は今更犯罪者捕まえてポイントアップって柄じゃないし」

ロイド「見逃す分には構わないけどね」

セシル「問題は彼女の気持ちじゃないかしら」

600:2012/10/10(水) 14:00:34 ID:
CC「あの、私がカレンさんとお話しするのはダメですか?」

セシル「CCさん、聞いていたの?」

CC「ええ、聞こえていました」

ラクシャータ「あんたが話してどうするのさ?」

CC「私は彼女とも親交がありますし」

CC「軍の関係者という訳ではありませんから、警戒もされにくいのではないでしょうか」

ルルーシュ「まぁ、一理あるな」

ロイド「別にいいんじゃない?僕は面倒なのは嫌いだし」

セシル「ロイドさん!」

601:2012/10/10(水) 14:01:39 ID:
ロイド「取り敢えず、話は聞いて見なきゃならないんだから、いいんじゃないの?」

ルルーシュ「CC、頼めるか?」

CC「はい、頑張ります」

ラクシャータ(この二人、猫のかぶり用が板についてるねぇ)

スザク「カレンは休憩室で大人しくしているよ」

スザク「CCさん、よろしく」

CC「はい」

602:2012/10/10(水) 14:09:12 ID:
~休憩室~

CC「失礼します」

カレン「CC!?」

CC(静かにしろ)シッ

カレン「な、なんであんたが…」

CC「言っただろう?お前のフォローだ」

CC「ゼロからの伝言だ、そのまま軍の内部に潜入しろ」

カレン「ど、どういうこと?」

CC「簡単だ、このまま特派に入って貰う」

カレン「い、嫌よブリタニア軍の手伝いなんて…」

CC「お前が言われた通りに逃げなかったおかげで、私は今こうして出張ってきているのだが」

CC「これ以上ゼロの信頼を裏切るつもりか?」

カレン「それは…」

603:2012/10/10(水) 14:12:25 ID:
CC「話を合わせれば私とルルーシュで何とかする」

カレン「ルルーシュ?なんであいつが…」

CC「お前がこうして軍部に突き出されていないのは、ルルーシュのおかげなんだぞ?」

CC「あいつは優しいからな」

カレン「…」

CC「ルルーシュは私たちの事情を知らない」

CC「だが、あいつはお前を助けようとするはずだ」

カレン「お人好しね」

CC「本人は無自覚のようだがな」

CC「それで?どうする?」

カレン「…」

カレン「分かった、ゼロの指示に従います」

CC「よし、なら協力してやろう」

607:2012/10/11(木) 02:10:38 ID:
CC「ただいま戻りました」

セシル「ど、どうだった?」

CC「肝心なことは何も…」

CC「ただ、自分の意思でレジスタンスにいる、と」

セシル「そうなの…」

ロイド「本人がそう言ってるなら、どうしようもないかもねぇ」

CC(ルルーシュ、後は任せるぞ?)

ルルーシュ(ああ、お前も合わせてくれ)

ルルーシュ「ロイドさん、セシルさん」

ルルーシュ「一つ、提案があるのですが」

ロイド「ん~?なぁに?」

ルルーシュ「カレンをここにおいてやってくれませんか?」

ロイド「まあ、言うとは思っていたけどね」

ロイド「一応意見は聞くよぉ」

608:2012/10/11(木) 02:10:58 ID:
ルルーシュ「このままでは、カレンはまたレジスタンスに戻るでしょう」

ロイド「それはそうだ」

ルルーシュ「それよりは、ここで監視を兼ねて働かせたほうがいいと思うんです」

ロイド「え~、でももう仕事がないよ?」

ルルーシュ「それは…」

スザク「彼女も、デヴァイサーにしてはどうですか?」

ルルーシュ「スザク?」

609:2012/10/11(木) 02:21:28 ID:
スザク「自分は先ほどランスロットでカレンの乗るサザーランドと対峙しましたが」

スザク「かなりの苦戦を強いられました」

セシル「え?でもランスロットのスペックなら…」

ロイド「なるほどねぇ、それほど彼女は腕がいいってこと…」

スザク「自己流のようでしたが、非常に機敏です」

ロイド「まぁ、他でもない現デヴァイサーが言うんだから間違いないかぁ」

ラクシャータ「もしそれで決まりなら、あの子はアタシが貰うけどねぇ」

ルルーシュ「ロイドさん、お願いします」

ロイド「うーん」

610:2012/10/11(木) 02:34:14 ID:
ロイド「それじゃあ、彼女に選ばせようか」

ルルーシュ「え?」

ロイド「だあってぇ、僕らがここで話してたってどうしようもないし」

ロイド「早速聞いてみようかなぁ」

ルルーシュ(CC、カレンは大丈夫か?)

CC(問題ない、ロイドのおかげで早く事が済みそうだ)

ルルーシュ(そうか、安心した)

CC(私は少し用事が出来た、待っていろ)

ルルーシュ(ん?何処へ行く?)

CC「ラクシャータさん、少しいいですか?」

ラクシャータ「ん?なんだぁい?」

612:2012/10/11(木) 02:51:12 ID:
CC(例の輻射波動ナイトメア、カレン用に作れるか?)

ラクシャータ(やっぱりアンタもそれ考えてたのねぇ)

ラクシャータ(任せておきなさいな~)

CC(よし、これで完璧だな)

613:2012/10/11(木) 03:02:53 ID:
~休憩室~

ロイド「失礼しまぁす」

カレン「…っ!?」ビクッ

ロイド「はじめましてぇ」

ロイド「僕はここのボス、ロイド・アスプルンド」

ロイド「よろしくね」

カレン「…」

カレン「紅月、カレンです」

ロイド「そう、カレンさんねぇ」

ロイド「さぁっそくだけど、本題」

ロイド「君、ここでデヴァイサーやってみない?」

カレン「デヴァイサー?」

CC「平たく言えば、テストパイロットのことですよ」

カレン「CC!」

614:2012/10/11(木) 03:29:57 ID:
ロイド「それでどうするぅ?」

ロイド「一応、君のことは報告してないから、このまま帰ってもいいけど」

カレン「…」

CC(分かっているな?)

カレン(…ええ)

カレン「ロイドさん?でしたっけ」

カレン「デヴァイサーに、私なります」

ロイド「ふーん」

615:2012/10/11(木) 03:58:59 ID:
カレン「あの、何か?」

ロイド「いや、やけにあっさり受け入れるなぁってさ」

カレン「…っ!」

ロイド「まあ君が何をどう考えているかはわからないけどぉ」

ロイド「もし、あの子たちの優しさを裏切るつもりなら、容赦はしないから」

ロイド「分かったぁ?」

カレン「は、はいっ」

ロイド「よろしい」

ロイド「それじゃ、みんなに挨拶に行くよぉ」

CC(なんとか乗り切ったか)

CC(しかし、カレンには後で説教だな)

623:2012/10/13(土) 02:55:14 ID:
~帰宅後~

ルルーシュ「ふう、なんとか終わったか…」

CC「まさかロイドがカレンの適正試験を始めるとはな…」

ルルーシュ「流石に眠い」

CC「同じくだ」

ルルーシュ「カレンもよく乗り切ったものだ」

CC「結果認められたのは良かったな」

ルルーシュ「風呂、入らないとな」

CC「一緒でいいか?」

ルルーシュ「ああ、時間がかかるとお互い寝てしまうだろう」ふああ

CC「初めて正当な理由で一緒に入るのに、なんだその態度は」

ルルーシュ「いや、俺も嬉しいぞ?お前の裸が見られて大歓喜だ」ふああ

CC「おい、眠気に任せてとんでもないことを口走るな」

624:2012/10/13(土) 03:23:53 ID:
~お風呂~

CC「こら、ルルーシュ寝るな」

ルルーシュ「だが、思うように思考がまとまらない…」

CC(「このもやしっ子め、たかだかゲットーとトレーラーの移動くらいで…」

CC(そうか、そういえば今日は学園も午後の特派の仕事もやっていたのか)

CC「仕方あるまい、また私が洗ってやる」

ルルーシュ「う、すまないCC」

ルルーシュ「うー、体が動かん」

CC「ほら、腕を上げろ」ごしごし

625:2012/10/13(土) 03:43:28 ID:
~ベッドルーム~

CC「まさか歯磨きまでさせられるとは」

CC「お前、器用な寝方するんだな」

ルルーシュ「…」すぅすぅ

CC「さて、きちんと寝かせて…」ヨイショッ

CC「よし、私も寝るか」ゴソゴソ

ルルーシュ「…CC」ギュウ

CC「おいおい、寝ながら抱きつくなよ」

CC「ほらほら、寝違えるぞ?」

ルルーシュ「…」ぎゅう

CC「ああもう、しょうがないな」

626:2012/10/13(土) 04:05:22 ID:
CC「ほら、こうしてやる」ぎゅっ

CC「ふはは、頭を抱えられては動けまい」ボソボソ

ルルーシュ「…」

CC「しかし、こうして見ている分には見てくれのいいただの学生だな」

CC「いや、実際そのとおりか」

CC「ずっと無理しているものな」ナデナデ

CC「お前も随分甘えん坊になってしまって」

CC「これじゃあ私が母親じゃないか」ナデナデ

ルルーシュ「…」ぎゅ

CC「…」

CC「まあ、今は甘えるといいさ」

CC「おやすみルルーシュ」

627:2012/10/13(土) 04:31:25 ID:
~朝~

ルルーシュ「む、朝か…」

ルルーシュ「昨日の風呂から記憶が曖昧だな…」

ルルーシュ「それにしても、なにか息苦し…」むにゅ

CC「うンっ」ビクン

ルルーシュ(な、なんだこの状況は!!)

ルルーシュ(おちけつ、まずは状況整理だ)

ルルーシュ(今CCは俺の頭を抱える形で眠っている)

ルルーシュ(まずはこの体勢を脱しなければ)ずる

CC「…ううん」ぎゅうっ

ルルーシュ「うわっ」

ルルーシュ(こ、今度は俺の胸に擦り寄っている!)

628:2012/10/13(土) 04:35:16 ID:
ルルーシュ(む、だが待てよ)

ルルーシュ(今ならばすべてCCのせいに出来る…)

ルルーシュ(例えば、すこし抱き返してみたり)ぎゅ

CC「…ふふっ」にへ

ルルーシュ(ほら、本人も嬉しそうだ)

ルルーシュ(よし、このまま寝てやろうさっきの俺と同じ葛藤をするがいいCC)←実際に何かして怒られたくない人

ルルーシュ(CCの髪、いい匂いだ)

ルルーシュ(しかし、また染めに連れて行かなくてはならんな)なでなで

CC「どうした?ルルーシュ」

ルルーシュ「む、起きたのか?」

CC「まだ眠いがな」ふああ

CC「って、なんだこの体勢は」

ルルーシュ「すまない、すぐにどく…」がし

CC「別にどけとは言っていないだろう」

629:2012/10/13(土) 04:45:51 ID:
CC「もう少しこのままがいい」

ルルーシュ「苦しくないか?」

CC「そう思うなら、もっとやさしく抱いてくれ」

ルルーシュ「そうはいっても、加減がわからん」

CC「仕方ないな、こうするんだよ」ぎゅっ

ルルーシュ「お、おいこれでは普通に向かい合ってしまうじゃないか!」

CC「ああ、これでキスできる距離だな…」スッ

CC「…私としたいか?」

ルルーシュ「…」

630:2012/10/13(土) 05:12:52 ID:
ルルーシュ「…あまり俺をからかうな」

CC「ふっ、バレたか」

ルルーシュ「確認するようなタマじゃないだろう」

CC「まあ、たまには私の美貌で目の保養でもしておけ」

ルルーシュ「ふむ、そうするとしよう」ジー

CC「どうだ?」

ルルーシュ「…そうだな」

ルルーシュ「素直に美しいな」

CC「…ま、真顔でそういうことを言うな!」

ルルーシュ「別に構わんだろう」

CC「その、少し意外だったというか…」////

631:2012/10/13(土) 05:32:18 ID:
ルルーシュ「そうかもな」

ルルーシュ「まあ、朝の妄言と思えばいい」

CC「それはそれで何か嫌だな」

ルルーシュ「そういうものか?」

CC「まあ、お前も男だということか」

632:2012/10/13(土) 05:35:49 ID:
ルルーシュ「どういうことだそれは」

CC「ちゃんと私にも興味があるんだな、ということだ」

ルルーシュ「今まではなんだと思っていたんだ」

CC「んー、内緒だ」

ルルーシュ「…はあ」

ルルーシュ「そろそろ起きるか?」

CC「…そうだな、でもその前に」

CC「んっ」チュッ

ルルーシュ「な、お前」

CC「頬くらいならいいだろう」

ルルーシュ「…全く、行動が唐突すぎるんだよ、お前は」

CC「ああ、私はCCだからな」

ルルーシュ「…意味がわからん」

CC「ふふっ」

639:2012/10/14(日) 01:51:02 ID:
~ある日の特派~

ルルーシュ「ふぅ、学園がなくても仕事はあるか…」

CC「何かお手伝いしましょうか?」

ルルーシュ「いや、大丈夫だ、ありがとう」ニコッ

ルルーシュ(まあ、本当なら手伝わせたいところだが…)

CC(ふっ、猫をかぶっている私に死角はなかった)

ラクシャータ「またあのふたりは仲がいいねぇ」

ロイド「あれが若さってやつさ、ほい、調整してみたよぉ」

ラクシャータ「あんたも慣れすぎだと思うけどねぇ…」

640:2012/10/14(日) 02:20:01 ID:
スザク「枢木スザク、ただいま帰還しました!」

ルルーシュ「おかえりスザク」

スザク「ただいま、ルルーシュ」

スザク「そうだ、君に渡すものがあるんだ」

ルルーシュ「俺に?」

スザク「はい、これ正式な辞令だよ」ペラ

スザク「まあ、うちはどちらかといえば嫌われているせいか、受け渡しまで適当だけど…」

ルルーシュ「別に構わないさ、それで?なんの話なんだ?」チラ

ルルーシュ「…」

CC「どうかしましたか?」チラ

641:2012/10/14(日) 02:33:04 ID:
スザク「すごいよね、さすがルルーシュだよ!」

ラクシャータ「うん?何が書いてあったんだぁい?」

ルルーシュ「あの、技術士官から正式な准尉に昇進だと…」

ロイド「おめでとぉ~」パチパチパチ

ロイド「でも、なんでぇ?」

CC「何かありましたっけ?」

ラクシャータ「ルルーシュは基本的に経理とか手続きの仕事ばかりだものねぇ」

ルルーシュ「一体何が…」

642:2012/10/14(日) 02:46:46 ID:
セシル「あら、みんなで集まってどうしたの?」

CC「実は…」カクカクシカジカ

セシル「なるほど…」

セシル「でも、気にしなくてもいいんじゃないかしら?」

ルルーシュ「そ、そういうわけには…」

セシル「だって、お給金は上がるし、お仕事は変わらないじゃない?」

ルルーシュ「しかし、あまりに不気味です」

セシル「うーん」

セシル「なら、聞きに行ってみたらどうかしら?」

ルルーシュ「誰にですか?」

セシル「もちろん人事課によ?」

643:2012/10/14(日) 02:49:45 ID:
CC「で、これはどういう事なんだろうな?」

ルルーシュ「分からん」

ルルーシュ「もともと技術士官の肩書きもロイドのおかげみたいな物だし」

ルルーシュ「まさかシュナイゼルが!?」

CC「いや、気づいたとすればそんな面倒なことはしないだろう」

ルルーシュ「…それはそうだ」

644:2012/10/14(日) 03:07:06 ID:
~人事課~

職員「ルルーシュ准尉」

職員「先ほど確認しましたが、やはり辞令に問題は無いようです」

ルルーシュ「なにか辞令の理由はわかりませんか?」

職員「そうですね…」

職員「理由は特に明記されていませんが、申請者はロイド・アスプルンド博士になっていますね」

ルルーシュ「は?」

CC「確かですか?」

職員「ええ、間違いありません」

ルルーシュ「どういうことだ?」

645:2012/10/14(日) 03:27:32 ID:
~トレーラー~

ルルーシュ「どういうことですか?」

ロイド「え?いや僕にも何が何だか…」

セシル「でも、ロイドさんが出したんですよね?」

ロイド「いや、記憶にないよぉ?」

ラクシャータ(ん?なんか見覚えあるような…)

ラクシャータ(あ!?)

ラクシャータ(ま、まずいかも…)ソワソワ

CC(ん?ラクシャータの様子がおかしいな)チラ

646:2012/10/14(日) 03:40:49 ID:
ラクシャータ「あ、あたしちょーっとお手洗いに行って…」ガシッ

CC「ラクシャータさん?少しお話が…」

ラクシャータ「…はい」

~別室~

CC「はぁ?酔った勢いで勝手に出した?」

ラクシャータ「わ、悪かったってばぁ」

CC「それで?なんて書いたんだ?」

ラクシャータ「いやー、思わずあることないこと書きまくっちゃったァ」テヘペローイ

CC「…」ジー

ラクシャータ「だ、大丈夫大丈夫、まだ枢木と同じ階級だし…」

CC「しかし、これではいつか戦場に召還されてしまうかもしれん」

ラクシャータ「あれえ?心配してるのぉ?」

CC「当たり前だ」

CC「あいつが死んでしまっては困る」

651:2012/10/15(月) 02:39:21 ID:
ラクシャータ「ふぅん、そういうことなら考え方を変えてみなぁい?」

CC「どういうことだ?」

ラクシャータ「あたしもこの原因作っちゃったわけだし、全力で協力するからさぁ」

ラクシャータ「作っちゃおうよ、あの子用のナイトメア」

CC「何を言っている、ただ動かすならまだしも、戦闘なんてあいつには…」

ラクシャータ「だから、適任がいるでしょぉ?」びしっ

CC「私か?」

ラクシャータ「そうそう、あるじゃない?二人で一つのナイトメアがさぁ」

CC「まさか、ガウェインを作る気か?」

ラクシャータ「あったり~」

652:2012/10/15(月) 02:56:44 ID:
ラクシャータ「あれのドルイドシステム、使いこなすならルルーシュレベルの頭は欲しいのよねぇ」

ラクシャータ「うちのデヴァイサーはちょっと心もとないし」

CC「根本的な問題として、出来るのか?」

ラクシャータ「大丈夫よぉ、あたしもただ適当に今まで過ごしていたわけじゃあないんだから」

ラクシャータ「とにかく、これでルルーシュの昇進の件は許してくれない?」

CC「…」

CC「そうだな、許してやってもいい」

CC「だが、必ず完成させることだ」

ラクシャータ「あたしとロイドの腕を甘く見ないことだねぇ」パシ

653:2012/10/15(月) 03:09:06 ID:
CC「ならば、まずはあの場を収めねばな」

ラクシャータ「…あのさ」

CC「分かっている、私がやっておくから、奥でさっさとガウェインのハドロンを安定させる研究でもするがいい」

ラクシャータ「助かるぅ、じゃあねぇー」だだだだ

CC「これからは酒も控えさせないとな…」

654:2012/10/15(月) 03:22:48 ID:
セシル「ロイドさん、いい加減白状したほうがいいんじゃないですか?」

ロイド「いや、本当に何もしてないんだってばぁ」

スザク「ルルーシュ、何してるの?」

ルルーシュ「一応撤回する方法を考えていた」

ルルーシュ「確かに、仕事自体はそう変わらないだ…」バッ

ルルーシュ「何をする?CC」

CC「いえ、もういいのではないですか?」

ルルーシュ「何のことだ」

CC「昇進したなら、運が良かったと思って利用することを考えましょう、ということです」

655:2012/10/15(月) 03:40:52 ID:
ルルーシュ「CC、一体何を」

CC「どのみち、ルルーシュさんの最終目的はラウンズ」

CC「遅かれ早かれこうなっていたでしょう」

ロイド「ふうん、やっぱり目的はそういう感じだったんだねぇ」

スザク「本当なのかい?ルルーシュ!?」

ルルーシュ「おい、CCなにをいきなり…」

CC(大丈夫だ、事情は後で説明する)

ルルーシュ(この場を収められるのか?)

CC(任せろ、お前は今晩の夕食について考えていればいい)

ルルーシュ(…)

ルルーシュ(おまえが言うなら任せよう)

656:2012/10/15(月) 03:41:13 ID:
CC「ルルーシュさんはこの国を救うのが目的ですから」

スザク「僕と同じだ」

CC「ええ、それが恥ずかしくて今まで言えなかったのかもしれませんね」

スザク「なんだー、言ってくれればよかったのに」バシバシ

ルルーシュ(ウザイ)

CC(あの絡み方はウザイな)

セシル(悪い子じゃないんだけどね…)

657:2012/10/15(月) 04:01:57 ID:
CC「ロイドさん、この件に関しては、このままでいいですか?」

ロイド「いやぁ、僕は別に皆が困らないならいいんだけどねぇ」

セシル「真相は気になりますけど」

セシル「ルルーシュくんがそれでいいなら、あえて追及する必要も無いでしょう」

ルルーシュ「CCのせいで変な空気になった…」

CC「まあまあ、隠しておく必要もないことでしょう?」

ルルーシュ(後できっちり説明してもらうからな?)

CC(分かっている、今はこの話を終結させるほうが先だ)

ルルーシュ(…仕方あるまい、協力しよう)

スザク「二人とも何を話しているんだい?」

ルルーシュ「なんでもないさ」

スザク「そっか、ならいいんだけど」

CC(こういう時は、単純さが役に立つな…)

658:2012/10/15(月) 04:18:42 ID:
~アパート~

ルルーシュ&CC「ただいま」

ルルーシュ&CC「そしておかえり」

ルルーシュ「おい、今日のこと、早速教えてくれるんだろうな?」

CC「いや、今後のことも合わせて話す必要がある」

CC「食事や入浴を済ませてからだ」

ルルーシュ「そうか、まあいい」

ルルーシュ「今日は俺が夕食を作る」

659:2012/10/15(月) 04:19:00 ID:
ルルーシュ「お前は早く風呂に入ってこい」

CC「ああ、任せた」

CC「…今日はロールキャベツがいい」

ルルーシュ「いきなり準備の面倒な料理を言うな」

CC「ダメか?」

ルルーシュ「…仕方ない、作ってやる」

CC「やった、それじゃあお風呂に行ってくる」さっ

ルルーシュ「まったく、あれじゃまるっきり子供だな…」

664:2012/10/16(火) 01:47:25 ID:
CC「なあルルーシュ?」

ルルーシュ「どうした?CC」

CC「いや、どうしたもこうしたも…」

ラクシャータ「なぁに?イライラして」

ラクシャータ「CC、もしかして生理?」

CC「私はお前のことを聞いているんだ!ラクシャータ!!」

ラクシャータ「おおこわぁい」

ルルーシュ「俺が呼んだんだ、今後に関わるからな」

ルルーシュ「さっそく話に入ろう」

ラクシャータ「あたしンちとこんなに近いとは思わなかったねぇ」ゴロゴロ

CC「お前はくつろぎすぎだ」

665:2012/10/16(火) 02:01:20 ID:
ラクシャータ「それで?あたしはなんで呼ばれた訳?」

ルルーシュ「ああ、実は聞きたいことがあってな」

ルルーシュ「キョウト、という組織を知っているか?」

CC「キョウト?」

ラクシャータ「うーん、まあ知ってるよぉ、もちろん」

ラクシャータ「いくつか技術提供もしていたしぃ」

ルルーシュ「ふむ、やはりそうか…」

CC「だーかーらー、キョウトって何か聞いている!!」

ルルーシュ「ああもう静かにしろ」

ルルーシュ「簡単に言えば日本のレジスタンスに資金援助等を行っている組織だ」

666:2012/10/16(火) 02:15:32 ID:
CC「そんな情報、どこで手に入れたんだ?」

ルルーシュ「扇に一通りの事情は説明させた」

ルルーシュ「軍の捜査資料にもそういった機関があるらしいと書かれていたしな」

ラクシャータ「それで?キョウトがどうかしたわけ?」

ルルーシュ「ああ、そのキョウトに接触することは可能か聞きたい」

ラクシャータ「え?そりゃあできなくはないと思うけどぉ」

ラクシャータ「お偉いさんにはあたしも会ったことがないしぃ」

ルルーシュ「情報を伝えるだけなら上にも届けられるか?」

ラクシャータ「それなら出来ると思うけどぉ」

ルルーシュ「ふむ」

CC「おい、何が言いたいんだ?」

667:2012/10/16(火) 02:31:05 ID:
ルルーシュ「そうだな、CCは知っておいたほうがいいか」

ルルーシュ「実はキョウトの元締めを、俺は桐原泰三と踏んでいる」

CC「誰だそいつは?」

ルルーシュ「日本の敗戦後にブリタニアの植民地支配への積極的協力者となり、「売国奴の桐原」の異名を持つ男だ」

ルルーシュ「サクラダイト採掘業務を一手に担う桐原産業の創設者でもある」

CC「そんな男がレジスタンスに資金援助?」

ルルーシュ「むしろそんな男だからだ」

ルルーシュ「今この国にブリタニアの干渉を受けずに大金を動かせる人間は限られる」

ルルーシュ「とにかく、キョウトに桐原泰三が絡んでいるならば、かなり楽にことが進められる」

CC「どんな裏技があるんだ?」

668:2012/10/16(火) 02:49:56 ID:
ルルーシュ「俺は昔、桐原泰三に会ったことがある」

CC「面識か」

CC「だが、向こうは覚えていないんじゃないか?」

ルルーシュ「あの時期に敵国の皇族に会っているんだぞ?」

ルルーシュ「少なくとも名前くらいは覚えているはずだ」

ルルーシュ「ラクシャータ、面会を求める文面に」

ルルーシュ「喪われた皇子について話がある、と付け加えて欲しい」

ラクシャータ「それで上手くいくわけ?」

669:2012/10/16(火) 02:50:15 ID:
ルルーシュ「これでダメなら次を考える、というだけだ」

ルルーシュ「どのみち、コーネリアを引き摺りだすには全国各地で同時多発的に騒ぎを起こす必要がある」

ルルーシュ「手順が短縮される可能性はすべて試すつもりだ」

ラクシャータ「ま、細かいことは聞かなかったことにしてあげるよぉ」

ラクシャータ「あたしの仕事が分かったから、そろそろ帰るかねぇ」

ルルーシュ「すまない、電話では手間取るかと思ったのでな」

ラクシャータ「べつにぃ、近いからいいよ」

ラクシャータ「じゃあねぇ」ノシ

CC「あいつは何が目的で生きているんだ?」

ルルーシュ「さてな」

670:2012/10/16(火) 03:03:34 ID:
ルルーシュ「一応これからの目標としてはコーネリアをエリア11総督にすることだ」

ルルーシュ「本国の動向を調査し、コーネリアの手が空いた時を狙って事件を起こせば」

ルルーシュ「血の気が多い姉上のことだ、嬉々として現れるだろう」

ルルーシュ「さて、そろそろ昇進の件について聞いておかねばな」

CC「ああ、ラクシャータを返さなければよかったな」

CC「実は…」

671:2012/10/16(火) 03:16:31 ID:
ルルーシュ「なるほどな…」

CC「すまないな、勝手に決めてしまって」

ルルーシュ「いや、むしろ最善の手かもしれん」

ルルーシュ「これでナイトメアは揃うわけだ」

CC「今後の作戦に生かせればいいが」

ルルーシュ「とにもかくにも完成予定がないことには分からんがな」

CC「明日にでも聞いてみるといい」

ルルーシュ「そうしよう」

672:2012/10/16(火) 03:45:45 ID:
ルルーシュ「…」

CC「どうした?もう寝るか?」

ルルーシュ「CC」

CC「なんだ、改まって」

ルルーシュ「これからは、今までより忙しくなるだろう」

ルルーシュ「お前に頼む仕事も増える」

ルルーシュ「それでも、俺についてきてくれるか?」

CC「…」

CC「愚問だな」ぎゅうっ

CC「私とお前は共犯者」

CC「覆ることのない事実だ、しっかり覚えておけ」

ルルーシュ「…ああ、そうだな」

CC「ふふっ、ああ、そうだ」

678:2012/10/17(水) 01:52:51 ID:
~キョウト本部~

神楽耶「ようこそいらっしゃいました」

ゼロ「これはこれは、皇神楽耶様ですか」

神楽耶「あら、ご存知でしたか」

神楽耶「我々キョウトはあなたがたを歓迎いたしますわ」

ゼロ「恐縮です」

井上(あー、緊張でふわふわするなぁ)

杉山(俺たちがなんでこんなところにいるんだか…)

南(生神楽耶ktkr wwwww)

南(サインとかもらえないかな?)ジュルリ

CC(しかし、随分と順調にことが進められているな…)

679:2012/10/17(水) 02:18:30 ID:
~数時間前~

ラクシャータ「おはよ~う、ルルーシュ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「今日は休日なんだが」

ラクシャータ「知ってるわよぅ、何?CCとお楽しみ?」

ルルーシュ「そんなことはCC「ああそうだ」」

ルルーシュ「CC!」

CC「いいからとりあえずラクシャータを家に入れてやれ」

CC「玄関で騒ぐとご近所に迷惑がかかる」

ルルーシュ「す、すまない」

ラクシャータ(あらあら、随分と尻に敷かれているわねぇ)

680:2012/10/17(水) 02:42:58 ID:
ルルーシュ「ほら、コーヒーだ」コトッ

ラクシャータ「お、悪いわねぇ」ズズズ

ラクシャータ「ああ、美味しい(゚д゚)ウマー」

CC「で?用件はなんだ?」

ラクシャータ「せっかちねぇ」ゴソゴソ

ラクシャータ「はい、例のキョウトの件について」バサッ

681:2012/10/17(水) 03:04:23 ID:
ルルーシュ「ついこの間頼んだばかりなのに」

ラクシャータ「それがねぇ、あんまりサラッと話が通ったもんだから」

ラクシャータ「あたしの方がビビっちゃうくらい」

ルルーシュ「…本当にあの文言が効いたのか?」

CC「あるいは、それを知る人間を呼びつけて始末する算段かもな」

682:2012/10/17(水) 03:32:43 ID:
ルルーシュ「まあなんでもいい」

ルルーシュ「話せる状況さえ整えば、口八丁で丸め込んでやる」

CC「…お前、自覚していたんだな」

ルルーシュ「もちろんだ、自分の長所は自覚的であるべきだろう?」

CC「おい、あまり褒めてない流れじゃないか?今のは」

ラクシャータ「はいはい、夫婦喧嘩はあとで頼むよぉ?」

CC「いやあ」////

ルルーシュ「お前は何故喜ぶ?」

691:2012/10/18(木) 01:15:51 ID:
CC「おほん、すまない取り乱した」

ルルーシュ「まったく、しっかりしてくれ」

ラクシャータ「ま、なんでもいいけどぉ」

ラクシャータ「で?どうするわけ?」

ルルーシュ「善は急げだ、早速メンバーを集めてキョウトに接触する」

CC「分かった、すぐに連絡しよう」

ルルーシュ「素直だな」

CC「私はCCだぞ?」

ラクシャータ「いや、訳がわからないよ…」

692:2012/10/18(木) 01:41:09 ID:
ラクシャータ「それじゃ、あたしはこの辺で…」

CC「何を言っている、お前も行くんだよ」グイ

ラクシャータ「な、なんでぇ?」

ルルーシュ「おいおい、話をつけた本人を置いていくわけがないだろう?」

ラクシャータ「いや、あたしって今軍属だし…」

CC「心配するな、私以外は軍属だ」

ラクシャータ「…ああもう、分かったわよ、行けばいいんでしょ!!」

CC「だからそう言っているだろう」

ルルーシュ「何を言ってるんだ?ラクシャータ」

ラクシャータ「もう嫌、このバカップル!!」

693:2012/10/18(木) 02:06:16 ID:
~そして、時は動き出す~

ラクシャータ「しかし、でっかいところだねぇ」

神楽耶「当然ですわ、なにせこの国のサクラダイト産業の中心地といっても過言ではありませんもの」

CC「まあ、これみよがしにある大きな窓のせいで、成金趣味がむき出しだがな」

ゼロ「CC、言いすぎだ」

神楽耶「構いませんわ、わたくしもそう思いますから」

CC「ほう?お前とは仲良くやれそうな気がするな」

神楽耶「はい、そうですわね」フフフ

ラクシャータ「…相変わらず、すぐに仲良くなるねぇCC」

694:2012/10/18(木) 02:28:55 ID:
神楽耶「ゼロ様、ここですわ」

ゼロ「案内、ありがとうございました、神楽耶様」ペコリ

神楽耶「いえ、わたくしも十分見極められましたから」フフフ

ゼロ「見極める?」

神楽耶「こちらの話ですわ、それではゼロ様、また近いうちに…」

CC「…どういうことだろうな?」

ゼロ「分からん、だが今は桐原だ」

695:2012/10/18(木) 03:21:21 ID:
CC(桐原のことは、全部お前任せでいいのか?)

ゼロ(いや、お前にも参加してもらう)

ゼロ(俺は命を狙われる可能性があるからな)

CC(いざという時の盾か、私の使い方といえばそれくらいだがな)

ゼロ(勘違いするな、お前を盾になどするものか)

ゼロ(ただ桐原や側近に銃撃させにくい状況を作るためだ)

ゼロ(お前は自分のことだけを考えておけ、間違ってもかばって死のうとするなよ?)

CC(私は不死者だが?)

ゼロ(それでもだ、お前が死ぬ姿など、俺はもう二度と見たくない)

CC(ルルーシュ…)

ラクシャータ(あいつらぁ、入口の前でなぁにいちゃついてんのかしら?)

700:2012/10/19(金) 03:17:07 ID:
桐原「ゼロというのは貴様か」

ゼロ「いかにも」

ゼロ「本日はお招きいただき、まことに感謝しております」スッ

桐原「礼など良い、それよりも」

桐原「ほかの者に聞かれたくないことがある、こちらに寄れ」

ゼロ「ふむ、構いませんが、控えている大男は、当然どけてくださるのでしょうね?」

桐原「ああ、そうしよう」

ゼロ「扇、ほかの皆と待っていてくれ」

ゼロ「私とCCは少し話がある」

扇「…構わないが」

ラクシャータ「ああ、カレンのことは後でねぇん」

扇「なんでそれを…」

ラクシャータ「事情は概ね聞いてるの、いいから今はおとなしくしなさぁい」

ゼロ「では、いくぞCC」

CC「ああ」

701:2012/10/19(金) 03:45:34 ID:
桐原「なぜ女を連れてくる」

CC「私はゼロのボディガードのようなものだ、武器は持っていないがな」

ゼロ「心配せずとも、危害を加えるために連れてきたわけではない」

桐原「…まあよい」

桐原「それで?喪われた皇子のことじゃが」

桐原「どこでその情報を手に入れた?」

ゼロ「それに関しては、こうした方が早いでしょう」スッ

ルルーシュ「お久しぶりです」

桐原「は、ははははは」

桐原「なるほど、そういうことか!」

桐原「覚えておるよ、ブリタニアから送られてきた兄妹のことは」

ルルーシュ「恐縮です」カポッ

ゼロ「それでは、早速本題に入らせていただきたい」

702:2012/10/19(金) 04:02:06 ID:
桐原「そうだな、聞こうか」

ゼロ「単刀直入に言って、うちに大量の資金と各地の兵力の指揮権をいただきたい」

桐原「即決しかねる提案だ」

桐原「理由を言え」

CC「コーネリアを引っ張り出すためだ」

桐原「なに?コーネリアを?」

ゼロ「ああ、クロヴィスは政治に関しては素人以下」

ゼロ「あいつが治めているうちはどんな活動も本国に届きはしない」

ゼロ「今必要なのは、影響力のある人間をトップに据えなおすことだ」

桐原「話は分かった」

桐原「して、その方法は、どうするつもりだ?」

706:2012/10/21(日) 02:16:37 ID:
ゼロ「コーネリアは軍事活動に長けている」

ゼロ「このエリアでテロが頻発すれば、必ず自ら出てくるだろう」

桐原「そこまでわかりやすく行動に移してくるか?」

ゼロ「もちろん、根拠はある」パラッ

ゼロ「これは、コーネリアの活動拠点の遷移をまとめたものだ」

桐原「…なるほど、日本近辺の支配を強めようとしておるのか」

ゼロ「ああ、そのために周囲の国々に圧力をかけている」

707:2012/10/21(日) 02:46:29 ID:
ゼロ「ここが情勢不安定となれば、それを契機に本格的に乗り込んでくるだろう」

ゼロ「そこを落とす」

桐原「そうか、お主の目論見は分かった」

桐原「だが、儂とて慈善事業ではない、結果を出してもらわねば困る」

ゼロ「分かっている、後悔はさせん」

桐原「…ふっ、全く不遜なやつよ」

桐原「あい分かった、資金援助請け負おう」

ゼロ「感謝します」

CC(このジジイ、どんな理由でも援助するつもりだったな?)

桐原(さて、なんのことやら)

CC(そもそもお前が欲しかったのは旗頭だろうが)

桐原(ほう)

桐原(お前のような娘がいるならば、なおのこと援助は正解だな)

CC(馬鹿が、ルルーシュが気づかないわけがないだろう!)

ゼロ(…微妙に聞こえてきて反応しづらいな…)ポリポリ

708:2012/10/21(日) 03:03:49 ID:
CC「おい、ゼロもう用は済んだ」

CC「帰ろう」

桐原「そうするといい、見送りは必要かな?」

CC「要らん、それではな」

ゼロ「CC!!すみません、機嫌が良くないようです」

桐原「構わん、お前が利用されるのがあの娘には許せんのだろうな」

ゼロ「…そのあたりはギブアンドテイクですから」

桐原「女とはそういうものだ、お主も心に留めておけ…」

ゼロ「肝に銘じましょう、それでは」バサッ

桐原(修羅を行くか、喪われた皇子…)

桐原(せいぜい、儂の役に立つが良い)

神楽耶「…あの方しかおりませんわ…」

709:2012/10/21(日) 03:44:43 ID:
扇「…」

ゼロ(ラクシャータ、何があった?)

ラクシャータ(カレンのこと、スパイにしたって話をしたんだよねぇ)

ラクシャータ(そしたらさぁ、あんまり煮え切らない態度取るんで、オシオキ、しちゃったぁ)

井上「ラクシャータコワイ」

杉山「コワスギワロエナイ」

ゼロ「…」

ゼロ「次からは程ほどにな?」

ラクシャータ「りょうかーい」

神楽耶「あの、ゼロ様!」

ゼロ「む、あそこにいらっしゃるのは神楽耶様か」

CC「なにかお呼びだぞ?」

ゼロ「…行くしかあるまい」

717:2012/10/21(日) 17:17:10 ID:
ゼロ「他のみんなは先に帰っていろ」

ゼロ「ラクシャータ、頼めるか?」

ラクシャータ「りょうか~い、さ、皆いくわよぉん」

ゼロ「CCは私と一緒に来い」

CC「当然だ」

ゼロ「さて、一体何の用だ?」

CC「さあな、小娘の考えることだ、そう複雑でもあるまい」

ゼロ「…だといいがな」

718:2012/10/21(日) 17:35:12 ID:
神楽耶「ゼロ様、お呼びだてして申し訳ありませんわ」

ゼロ「いえ、お気になさらないでください」

ゼロ「それで、要件はなんでしょう?」

神楽耶「はい、それはもう単純なことでございまして」

神楽耶「わたくし、皇神楽耶はゼロ様に嫁ぐことに決めました」スッ

神楽耶「不束者ですが、よろしくお願いいたします」

ゼロ「…は?」

CC「何を突然…」

神楽耶「物怖じしない態度、自らの力を把握したものの余裕」

神楽耶「大望を抱く志、そして人を動かすカリスマ」

神楽耶「あなたほどの人物を、わたくしはいままで見たことがありません」

神楽耶「わたくしの夫になるのは不服ですか?」

719:2012/10/21(日) 17:41:50 ID:
ゼロ「不服もなにも…」

神楽耶「あ、ご心配なさらずとも、妾に関しましては、わたくし、干渉するつもりはございません」

神楽耶「その方は美しいですし、妾にはちょうど良いかと」

CC「…私が妾!?」

神楽耶「本妻はわたくしですから、そうなりますでしょう?」

ゼロ「しかし、自分で言うのもなんですが、私は仮面をつけています」

ゼロ「そもそも男か女か、人種すらわからないでしょう?」

721:2012/10/21(日) 18:31:41 ID:
神楽耶「関係ありませんわ」

神楽耶「あなたがゼロ様である、それだけで十分です」

ゼロ「あ、いや、それは」

CC(まったく、想定していない答えがくるとこれだ)

CC「神楽耶さま?ゼロは少しお疲れのようですから、また改めてこのお話はいたしましょう?」

神楽耶「まあそうでしたの、これは配慮が足りませんでしたわ」

神楽耶「それではゼロ様、またいずれ…」

ゼロ「…」

CC「情けないぞ、全く」

ゼロ「…すまない」

728:2012/10/21(日) 23:21:25 ID:
~アパート~

CC「…」

ルルーシュ「ただいまー」

CC「…ただいま」

ルルーシュ「お帰り」

CC「…おかえり」

ルルーシュ「…まだ怒っているのか?」

CC「ああ、そうだ」

ルルーシュ「…」

CC「…」

ルルーシュ(空気が、重い…)

729:2012/10/21(日) 23:43:02 ID:
ルルーシュ「CC、一緒にゲームでもするか?」

CC「どうせお前が勝つ、今はやりたくない」

ルルーシュ「なら、映画でも」

CC「気分じゃない」

ルルーシュ「そうか、ならもう寝るか?」

CC「ああ、そうする」スッ

ルルーシュ「どこに行くんだ?」

CC「風呂だ」バタン

ルルーシュ(これはまずい)

730:2012/10/21(日) 23:59:51 ID:
~ベッドルーム~

ルルーシュ「…CC、もう寝たか?」

CC「…ああ、寝た」

ルルーシュ「…悪かった」

CC「何がだ?」

ルルーシュ「俺が神楽耶の話を即座に突っぱねなかったから怒っているんだろう?」

CC「…」

CC「どうせ、ああいう子供が好みなんだろう?」

ルルーシュ「俺を南と一緒にするな」

ルルーシュ「俺は、その…」

731:2012/10/22(月) 00:13:42 ID:
CC「…なんだ煮え切らないな」

ルルーシュ「…俺は、どちらかといえばお前みたいな方がいい」

CC「…」

CC「へっ?」////

ルルーシュ「べ、別に好きとかそういうわけではないからな!」

CC「そ、そのくらいわ、分かってるさ」

CC「まあ、◯◯坊やにしては、頑張った方だな」

ルルーシュ「と、とにかく、もう機嫌を直してくれ」

CC「…ああ、分かったよ」

CC「ほら、こっちに来い」ポンポン

ルルーシュ「なんだ?って、うわっ」

732:2012/10/22(月) 00:27:34 ID:
CC「ふふふ、捕まえたぞ」ギュッ

ルルーシュ「おい、CC、何も見えないぞ!?」

CC「どうせ暗くて見えなかっただろう?」

ルルーシュ「いや、でもこれは…」ポヨンッ

CC「…っこら、どこを触っている!」ポカポカ

ルルーシュ「わ、悪かった、頼むとりあえず離してくれ…」イタイイタイ

CC「まったく、まったく!!」バシバシ

ルルーシュ「だから痛いって…」

733:2012/10/22(月) 00:46:04 ID:
CC「何か言うことは?」

ルルーシュ「だから、何度も謝っているだろう」

CC「いきなりびっくりするじゃないか」

ルルーシュ「いきなりじゃなければ良いような口ぶりだな…」ボソッ

CC「…っ」

CC「…ああ、そうだ!」

ルルーシュ「は?お前は何を言っているんだ…」

CC「だから、いきなりじゃなければ触ってもいい!!」

ルルーシュ「…いや、自棄になるなよ」

CC「自棄になどなっていない!」

734:2012/10/22(月) 03:04:41 ID:
ルルーシュ「ほら、聞かなかったことにするから」

CC「うう、絶対だぞ!」

ルルーシュ「ほら、おとなしく寝よう、今日は疲れただろう?」ポンポン

CC「露骨に気を遣うな!私はああいういやらしい雰囲気が好きじゃないだけだ」

ルルーシュ「ま、確かに風呂に入っているときは何も言わないものな」

CC「そう言われると確かに風呂は気にならん」

ルルーシュ「状況が大切なのか?」

735:2012/10/22(月) 03:05:00 ID:
CC「…いや、お前の視線次第だな」

ルルーシュ「ああ、風呂の時は俺もイロイロ頑張っているからな…」

CC「ほう?」

ルルーシュ「正常な男子があの状況で平静でいるのに、どれだけの精神力が必要だと思う?」

CC「そういうものか」

ルルーシュ「まあ、だいぶ慣れたな」

ルルーシュ「主に見ない方法に」

CC「水着でも買うか?」

ルルーシュ「入ってこなければいいんじゃないか?」

CC「それは嫌だ」

ルルーシュ「…やれやれ」

736:2012/10/22(月) 03:19:28 ID:
ルルーシュ「…CC」

CC「なんだ?」

ルルーシュ「…いや、なんでもない」

CC「そうか…」

CC「なあ、ルルーシュ」

ルルーシュ「なんだ?」

CC「もう少し寄っていいか?」

ルルーシュ「…ああ」

737:2012/10/22(月) 03:42:15 ID:
CC「ルルーシュ、これからどうなるんだろうな」

ルルーシュ「何も変わらんさ」

ルルーシュ「これからも、俺もお前も、やるべきことも目的も」

ルルーシュ「何も変わらない」

CC「…時々、不安になるんだ」

CC「私は永い時間を生きてきた」

CC「その中で変わらなかったものは、無かった」

CC「この平穏も、いつかは無くなってしまう」

CC「それが、たまらなく嫌なんだ」

ルルーシュ「…」

738:2012/10/22(月) 03:58:32 ID:
ルルーシュ「CC、それは考えすぎだ」ナデ

ルルーシュ「大丈夫だ、心配ない」ナデナデ

CC「…珍しいな、お前が気休めを言うなんて」

ルルーシュ「気休めじゃないさ」

ルルーシュ「俺たちはひとりじゃない、二人いるだろ?」

ルルーシュ「お互いが、この平穏を守ればいい」

ルルーシュ「片方が間違えたなら、それを言ってやれる」

ルルーシュ「一人だった頃のことは、忘れてしまえばいいんだ」ギュッ

CC「…」

CC「ああ、そうだな」

CC「…眠るまで、そうしていてくれ」

ルルーシュ「分かっているさ」

ルルーシュ「おやすみ、CC」

CC「おやすみ、ルルーシュ…」

739:2012/10/22(月) 04:05:24 ID:
ルルーシュ(そうだ、俺は大切なものを失わない道を選ぶ)

ルルーシュ(自分の目的のために、他を切り捨てたりはしない)

ルルーシュ(CC、お前も俺にとって大切な相棒だ)

ルルーシュ(…)

ルルーシュ(俺も寝るか)

CC(あたたかい)

CC(そうだ、私はもう一人じゃないんだ)

CC(…ルルーシュ)

CC(ふふっ、今日のお前はちょっとかっこよかった)

CC(本当にちょっとだけ、な)

749:2012/10/23(火) 01:10:19 ID:
~ブリタニア本国皇族専用機発着場~

ダールトン「お帰りなさいませ、姫様」

コーネリア「うむ、出迎えご苦労」

ダールトン「姫様不在の間、領地にも変わりなく、アジア地域の制圧も順調に勧めております」

コーネリア「結構、ユフィの様子は?」

ダールトン「ユーフェミア様は…」

コーネリア「…よい、その顔で分かった」

コーネリア「とにかく、何もなかったのだな?」

ダールトン「いえ、それが…」

ギルフォード「姫様!おかえりでしたか!」

コーネリア「ギルフォードか、久しいな」

750:2012/10/23(火) 02:00:13 ID:
ギルフォード「我々を置いて単身で行かれると聞いたときは思わず倒れそうでした」

コーネリア「私一人で十分だと判断したまでだ」

コーネリア「お互い、変わりないようでなによりだ」

ギルフォード「はい、よくぞご無事で」

ダールトン「すみません、すこしお耳に入れたい事案がございまして」

コーネリア「なんだ?先ほど言いかけていたことか?」

ダールトン「はい、実はエリア11に少々問題が」

コーネリア「問題?」

ダールトン「最近、各地の暴動やテロ行為が頻発しているようで」

ダールトン「このままではブリタニアの支配力に対する不信につながりかねません」

751:2012/10/23(火) 02:14:56 ID:
コーネリア「エリア11か、クロヴィスが治めているのだったな」

ダールトン「はい、しかし…」

コーネリア「分かっている、あいつにはこういう荒事は向かん」

コーネリア「あいつはいい絵を書く、やつの手は血に染まるべきではない」

ダールトン「いかがなされますか?」

コーネリア「決まっている、ちょうど私も遠征を終えて時間がある」

コーネリア「今すぐクロヴィスに連絡をとり、総督の交代手続きを進めるのだ」

ダールトン「はっ、御意に」タッタッタ

ギルフォード「本気ですか、姫様」

コーネリア「当然だ、何か不都合があるのか?」

ギルフォード「…気になることがございまして」

コーネリア「もったいぶるな、申せ」

752:2012/10/23(火) 02:34:03 ID:
ギルフォード「実は、今回頻発しているテロ行為、少し妙なのです」

コーネリア「妙?」

ギルフォード「あれだけ大規模に襲撃しているにもかかわらず、人的被害がほとんどないのです」

ギルフォード「従業員が休みであったり、偶然避難経路が無傷のままであったり」

ギルフォード「まるで、意図的に被害を抑えようとしているかのようです」

コーネリア「…襲われているのは?」

ギルフォード「軍の施設や工場です、機材や設備をメインに攻撃されています」

コーネリア「死者はいない、ということか」

ギルフォード「はい」

ギルフォード「これは、相当な統率力を持つ何者かが挑発している可能性もあります」

753:2012/10/23(火) 02:46:30 ID:
コーネリア「…確かに不自然ではある」

コーネリア「しかし、だからといって私がすべきことは変わらない」

コーネリア「仮にそのような人物がいたとして、それならば尚の事私が行かねばならん」

ギルフォード「…そうかもしれませんが」

コーネリア「…はぁ」

コーネリア「今回はギルフォード、お前も連れて行く」

コーネリア「心配ならば、全力で私を守るがいい」

ギルフォード「…はっ!そうさせていただきます!」

コーネリア「いい返事だ」

コーネリア「手続きが済むまで時間がある」

コーネリア「万全を期して臨め」

ギルフォード「了解しました!!」

ユーフェミア「…」コソッ

754:2012/10/23(火) 03:02:45 ID:
ユーフェミア「お姉さま、日本に行かれるそうですね」

コーネリア「立ち聞きとは感心せんな」

コーネリア「それに、日本ではない、エリア11だ」

ユーフェミア「わたくしも連れて行ってください!」

コーネリア「聞いていただろう?あそこは危険なところだ」

コーネリア「ユフィはこちらで騎士でも探しておくんだ」

ユーフェミア「…騎士ならば、日本で探します!!」

コーネリア「何を馬鹿な…」

ユーフェミア「わたくしは、お飾りではありません!」

ユーフェミア「きちんとブリタニア皇族として、成すべきことを成す責務があります!」

コーネリア「ユフィ…」

755:2012/10/23(火) 03:20:39 ID:
コーネリア「そんなことをしなくても、ユフィにはユフィにしかできないことがある」

コーネリア「その時までは力を蓄えるべきだろう?」

ユーフェミア「もう決めたことです」

ユーフェミア「お姉さまのお手伝いをさせてください」

コーネリア「しかし…」

ユーフェミア「もし、まだわたくしを邪魔だとおっしゃるのなら」

ユーフェミア「もうお姉さまとは口をききません!」

コーネリア「…っ!?」

756:2012/10/23(火) 03:29:25 ID:
コーネリア「おいユフィ、冗談だろう?」

ユーフェミア「…」ツーン

コーネリア「何とか言ってくれ、私を困らせないでくれ」オロオロ

ユーフェミア「…」ナニモキコエマセン

コーネリア「…ユフィ…」グスッ

ユーフェミア「…」

コーネリア「…」

757:2012/10/23(火) 03:41:15 ID:
コーネリア「…分かった、私の負けだ」

コーネリア「ユフィを副総督に任命する」

コーネリア「これでいいだろう?」

ユーフェミア「はいっ!お姉さまだーいすき!!」ダキッ

コーネリア「こ、こら、急に抱きつくんじゃない」

ユーフェミア「わたくし、精一杯お仕事を頑張りますね!」

コーネリア「…肩の力を抜いて、程ほどにな」

ユーフェミア「はいっ!!」

コーネリア(はあ、大丈夫だろうか…)

758:2012/10/23(火) 03:53:42 ID:
~アパート~

CC「ルルーシュ、ニュース見たか?」

ルルーシュ「ああ、予定通りコーネリアが総督になるようだな」

CC「ここからが正念場、といったところか?」

ルルーシュ「どうだろうな」

CC「ん?どうした、不安顔で」

ルルーシュ「コーネリアの出方次第では、早期に手を打つ必要があるからな」

CC「出方?」

ルルーシュ「今はまだいい、その時になったら話す」

CC「おい、隠し事は無しのはずだぞ」

759:2012/10/23(火) 04:16:10 ID:
ルルーシュ「いや、隠すつもりはない」

ルルーシュ「おそらく、コーネリアは軍の実態を知るために名簿を見るだろうというだけだ」

CC「なるほど、お前の正体についてか」

ルルーシュ「ああ、姉上とは交流もあった、覚えている可能性は高い」

CC「それで出方次第か、それで?何を話すつもりだったんだ?」

ルルーシュ「今は言えない、いや、言わない方がいい」

760:2012/10/23(火) 04:16:53 ID:
CC「それは私が判断することだ」プンスカ

ルルーシュ「…はあ、仕方がないな」

ルルーシュ「その記事の続き、読んだか?」

ルルーシュ「副総督のユーフェミア、彼女はいろいろと予定外の人物だ」

ルルーシュ「CCには出来るだけ素の反応でいて欲しかっただけだ」

CC「…この娘、何かあるのか?」

ルルーシュ「お前も会えばわかる、とにかく、いつもどおりの自分でいればいい」

CC「よくわからんが、分かった」

ルルーシュ(姉上、なぜユフィを連れてきたんだ?)

ルルーシュ(何の思惑が…)

CC(ユーフェミアか、少し興味がわいたな…)

766:2012/10/26(金) 00:57:40 ID:
~エリア11 国際空港~

SP「クロヴィス様、あと一時間で搭乗機が到着するようです」

SP「VIP用のスペシャルルームをご用意しております」

クロヴィス「まだいい、こういう雑踏から、インスピレーションが沸くかもしれん」

SP「しかし…」

クロヴィス「心配せずとも、私を暗殺して利益を得る人間などいない」

クロヴィス「…なんだか虚しい話だ…」

SP「そ、そのようなことは…」

767:2012/10/26(金) 01:30:23 ID:
クロヴィス「しかし、唐突に転任が決まるのは、気持ちの整理がつかんな」

クロヴィス「私は、結構この国が好きだったよ」

クロヴィス「この気持ちを絵にして行きたかった…」

クロヴィス(それに、あの娘)

クロヴィス(あの後、少し調べてみた)

クロヴィス(たしか、名前は…)

マオ「へえ、CCはこんな国に来ていたのかぁ…」

クロヴィス「…っ!?」

768:2012/10/26(金) 01:50:01 ID:
SP「貴様、何者だ」

マオ「少なくとも、君が思っているように」

マオ「そこの男を殺そうとは思っていないよ」

マオ「むしろ、感謝したいくらいさ、CCの情報をくれてね」

クロヴィス「…お前、人の心を…」

マオ「おっと、口に出さなくてもいい」

マオ「答えはイエスだ、そして、こんどはノー」

マオ「残念だけど、君が思うような繋がりはないよ」

マオ「それじゃあね、もう二度と会うこともないだろうけど」ヒラヒラ

769:2012/10/26(金) 02:06:39 ID:
SP「すみません、なにやら言い知れぬ不気味さが…」

SP「なんというか、余計なことはしないほうがいい、というような…」

クロヴィス「…」

クロヴィス「いや、いい、私も感じたことだ」

クロヴィス(嫌な胸騒ぎのする男だった…)

クロヴィス(あの娘、何事もなければいいが…)

770:2012/10/26(金) 02:27:22 ID:
~アパート~

CC「…っ!?」パリンッ

ルルーシュ「おい、大丈夫か?」テテテ

CC「あ、ああ」

CC「手が滑ってな…」

ルルーシュ「気をつけろよ?」

ルルーシュ「皿の破片は俺が片付ける、お前は指の治療をしろ」

CC「いや、私には必要ないが…」

ルルーシュ「あ、そうだったな」

ルルーシュ「まあいい、とりあえず少し休むといい」

ルルーシュ「俺も、お前に頼りすぎていた、今日は代わろう」

CC「ルルーシュ…」

771:2012/10/27(土) 01:16:30 ID:
CC(なんだ、あの悪寒は…)

CC(…何事もなければいいが…)

ルルーシュ「CC、本当になんともないのか?」

CC「あ、ああ…」

ルルーシュ「む、熱はないな…」ピト

CC「私は風邪などひかない」

ルルーシュ「まあいい、何かあったらすぐに言え」

ルルーシュ「さ、特派に行くぞ」

CC「私もか?」

ルルーシュ「今のお前を一人にしたくない、何が起こるかわからんからな」

CC「む、…だが、一応は従おう…」

ルルーシュ「どうせ今日はゴロゴロする予定だと言っていたじゃないか」

ルルーシュ「そんな不健全な行為よりは、よほど生産性がある」

CC「なんか言い方がいかがわしいぞ、ルルーシュ」

ルルーシュ「…言うな」

772:2012/10/27(土) 01:38:09 ID:
~特派トレーラー~

セシル「あら、ルルーシュくん」

ルルーシュ「どうも、セシルさん」

CC「私も居るぞ」

セシル「あら、二人で来たのね」

ルルーシュ「ちょっと、CCが体調を崩しまして」

ルルーシュ「一人で残してくるのは不安ですから」

セシル「そういうことだったの…」

セシル「あ、そういうことなら、この前もらった生姜湯の素があるから、もってきてあげる」

ルルーシュ「わざわざすみません」

CC(あいかわらず変なものを収集しているのか…)

773:2012/10/27(土) 02:47:22 ID:
セシル「いいのいいの」

セシル「それじゃ、帰りに持って行って?」

ルルーシュ「はい、ありがとうございます」

CC「…」

CC「なあルルーシュ」

ルルーシュ「言いたいことはわかる、だが、俺に聞くな、そしてそれに触れるな…」

カレン(だったもの)「…」チーン

CC「…安らかに眠れ」

カレン(っぽいもの)「か、勝手に、殺さないでよ…」

ルルーシュ「生きていたのか…」

カレン(風のもの)「…なんとか、ね」

774:2012/10/27(土) 03:18:12 ID:
ルルーシュ「原因はその黒い塊か…」

カレン(印象派)「ええ、セシルさん曰くおにぎりよ…」

カレン「ふう、なんとか戻って来られたわ」

CC「よく食べたな」

カレン「そういう空気だったから…」

ルルーシュ「スザクはどうした?」

カレン「空気読まずにいりませんって断ってたわよ」

CC「ふむ、さすが枢木だ…」

カレン「てか、CCもだいぶ打ち解けたわね…」

ルルーシュ「こっちのほうがCCには合っているな」

CC「どちらも私だ、気にすることはない」

775:2012/10/27(土) 03:21:00 ID:
ラクシャータ「あ、CCじゃなぁい」

CC「ん?ラクシャータか?」

ラクシャータ「あら?カレンもいるしぃ」

ラクシャータ「ちょうどいいわぁ」

ラクシャータ「CC、例のやつ、完成したわよぉ?」

CC「何?もう出来たのか?」

ラクシャータ「ま、設計はしてあったからねぇ」

ラクシャータ「向こうの格納庫にあるから、カレン、アンタも行ってくれば?」

776:2012/10/27(土) 03:24:07 ID:
カレン「あれって何?」

CC「見ればわかる、あとラクシャータ、お前も来い」

ラクシャータ「えぇ?あたし眠いんだけど…」

CC「お前がいなければ、誰が説明をするんだ?」

ラクシャータ「…しょうがないねぇ」

CC「さ、ルルーシュも行くぞ」

ルルーシュ「ああ、俺も見ておきたいからな」

カレン「なんだかわからないけど、ついて行かなきゃみたい…」

ルルーシュ「大丈夫、君も気に入るさ」

カレン「どういうこと?」

784:2012/10/29(月) 01:05:40 ID:
~格納庫~

カレン「これは…」

ラクシャータ「どう?自信作よん」

ロイド「いやあ、僕も手伝っちゃったからねぇ」

ロイド「きっと最高の乗り心地だよぉ?」

CC「ロイドさんはカレンの機体を作ることに抵抗はなかったんですか?」

ロイド「ははっ、大丈夫だよ」

ロイド「ちゃあんと遠隔停止装置も付いているからねぇ」

ラクシャータ「管理はあたしがするからねぇ」

ルルーシュ「なるほど、一応警戒はしているわけですか」

785:2012/10/29(月) 01:18:35 ID:
ロイド「ま、あの日からのこの子の仕事を見る限り」チラッ

ロイド「使わなくて済みそうだけどねぇ」

カレン「…ありがとうございます」

ラクシャータ「ま、そんなことより、乗ってみたらぁ?」

ラクシャータ「気に入ってもらえるといいんだけどぉ」

ルルーシュ「ほら、行ってくるといい」

カレン「え、ええ、それじゃあ」

CC「頑張ってくださいね!」

ロイド「じゃあ、僕は一旦トレーラーに行くけど」

ロイド「ラクシャータ、あとはよろしくねぇ」

ラクシャータ「はいはぁい」

786:2012/10/29(月) 01:41:54 ID:
ラクシャータ「カレーン?調子はどぉ?」

カレン「このナイトメア、すごいですね…」

カレン「乗り方は、ちょっぴり変だけど…」

ラクシャータ「ああ、そのほうが体感的に操縦できると思ってねぇ」

カレン「そういうものですか?」

ルルーシュ「少し動かしてみたらどうだ?」

カレン「ええ、ちょっとどいていてね…」

CC「おお、迫力があるな」

ラクシャータ「うーん、カラーリングの効果かしらねぇ」

ルルーシュ「いいじゃないか、いい色だ」

CC「赤は目立つからな」

787:2012/10/29(月) 01:57:29 ID:
カレン「ラクシャータさん、これすごく使いやすいです」

ラクシャータ「はは、そう?なら良かった…」

ルルーシュ(一時間も乗り回すとは…)

ルルーシュ(あの壊れた資材、恐らくは先週の追加購入分だな…)

ルルーシュ(カレンの給料から分割で処理するか…)

ラクシャータ「…ルルーシュ、怒らないよね?」

ルルーシュ「お前もキャラを忘れるほど狼狽するな」

ルルーシュ「何とかする、お前はあのナイトメアの調子を確かめておけ」

ラクシャータ「ありがとぉ、ルルーシュ」

CC「カレン、やりすぎだ」

カレン「え?そう?」

788:2012/10/29(月) 02:06:09 ID:
ラクシャータ「あ、カレン、そういえば、この子の名前教えてなかったわよねぇ」

カレン「え?は、はい」

ラクシャータ「一応最終調整してから、キーもちゃんとしたものを渡すけどぉ」

ラクシャータ「この子の名前は紅蓮弐式よぉ」

カレン「紅蓮弐式?」

CC「何故弐式なんだ?」

789:2012/10/29(月) 02:50:13 ID:
ラクシャータ「この輻射波動機構、試作品があるからねぇ」

ラクシャータ「もちろん、かなり改良と小型化はしたつもりなんだけどぉ」

ラクシャータ「それも、今までがあったおかげだから、弐式にしてみたのよぉ」

ルルーシュ「…思い入れか、ちなみに提案したのは?」

ラクシャータ「あたしよ、なぁに?似合わない?」

CC「いいんじゃないか?なあカレン」

カレン「うん、気に入った!」

ラクシャータ「ならよかったぁ」

790:2012/10/29(月) 11:43:43 ID:
CC(どうした?反応が妙だが?)

ラクシャータ(正直、設計の関係上コックピットはあれしか無理だからね)

ラクシャータ(ごねられたら困るなぁってねぇ)

CC(なるほど)

ルルーシュ「ん?こっちの機体はなんだ?」

ラクシャータ「ああ、それはあんたのよぉ」

ルルーシュ「俺の?」

CC(あ、何となくうやむやにしてガウェインのことを話していなかった…)

ルルーシュ(CCめ、何か話し忘れていたな?)

ラクシャータ「ま、そっちは完成までもう少しかかるかなぁ?」

ラクシャータ「だからぁ、完成まではこっちねぇ」

ルルーシュ「あのナイトメアの後ろにもう一機?」

791:2012/10/29(月) 11:48:33 ID:
ラクシャータ「じゃじゃぁん、どぉ?」

ルルーシュ「これは…」

CC「まるで、黒いランスロットだな…」

ロイド「そのとぉり~」

ルルーシュ「ロイドさん、来てたんですか」

ロイド「随分長引いているみたいだったから、様子を見にきたんだよ~」

ルルーシュ「それで、このナイトメアは?」

ロイド「この子はランスロットプロトタイプとでも言うべき機体だね~」

ロイド「ランスロットに比べると、サクラダイトの量も落ちるし、性能も少し下だけど」

ロイド「サザーランドよりは強いんじゃないかな?」

ルルーシュ「これを、俺が?」

ロイド「君用に調整したんだ」

ロイド「明日から訓練もしてもらうよぉ、ちゃんと乗れるようになってもらからね~」

ルルーシュ「突然、何でですか?」

792:2012/10/29(月) 11:54:27 ID:
ロイド「今の君は命令次第で戦場に出なきゃならないからね」

ロイド「死にたくなければ、頑張らないと~」

ルルーシュ「なるほど…」

ロイド「ランスロットプロトタイプは、ランスロットや紅蓮に比べるとかなり装甲が厚めに出来ている」

ロイド「頑丈だから、死ににくいとは思うけどね~」

ルルーシュ「ありがとうございます」

ロイド「どうせ余っていたパーツで出来た物だし、気にしな~い」

ラクシャータ「ルルーシュ、あんたに合わせてコックピットも変える予定だから、これから付き合ってもらうよぉ?」

CC「私たちはトレーラーに戻りましょうか」

カレン「そうね」

ルルーシュ「それでは、またなCC」

CC「ええ、早めに終わらせて下さいね?」

ラクシャータ「大丈夫、何となくアイディアはあるからぁ」

799:2012/10/31(水) 02:06:47 ID:
~数時間後~

CC「それで、これが試作か?」

ラクシャータ「どぉ?なかなかいい仕上がりでしょう?」

ロイド「ルルーシュくんの腕力や持久力を考えると、レバータイプは相性悪いしぃ」

ロイド「いっそサブに回して、キー操作をメインにしてみたんだ~」

ルルーシュ「これは、正直使いやすいぞ」

CC「随分個性的なコックピットになったな」

ラクシャータ「いいじゃない?本当はドルイドつなげて全部キー操作にしてみても面白そうなんだけどねぇ」

ラクシャータ「このプロトタイプじゃ処理間に合わなくてさぁ…」

ルルーシュ「そういえば、なんでプロトタイプなんですか?」

ロイド「あ、聞いちゃう?」キラキラ

CC(おお、ロイドが輝いているな…)

800:2012/10/31(水) 02:28:35 ID:
ロイド「実はね、この機体はランスロット”の”試作型ではないんだよねぇ」

CC「どういうことですか?」

ルルーシュ(もう素を出しても何も言わないと思うが…)

CC(そうかな?まあ、お前がそう言うなら…)

ロイド「これはね、次期量産計画に合わせて考えた、ランスロット系列を意識したモデルなんだよ~」

ロイド「ラクシャータ、できる~?」

ラクシャータ「はいはい、今やるよぉ」カタカタ

ルルーシュ「む、装甲がパージされた?」

ロイド「そう、この中身がプロトタイプの。文字通り肝なんだぁ」ペチペチ

CC「見た目はほぼランスロットなんだな」

ロイド「中身はだいぶ変えているんだよぉ?」

ロイド「サクラダイトの量を減らしても高いパフォーマンスを実現できるように」

801:2012/10/31(水) 02:34:58 ID:
ロイド「ランスロットの運用データから計算されたバランス調整ぃ!」

ラクシャータ「もちろん、今のランスロットみたいに、デヴァイサーを選ぶようなこともないしぃ」

ロイド「まあ、これから君が使って、もっとデータを取る予定だからねぇ」ポン

ルルーシュ「は、はあ、頑張ります」

ラクシャータ「この装甲パーツも、もう少しいろいろしてみたくはあるんだけどねぇ」カタカタ

CC「まあ、このままでも強そうだぞ?」

ラクシャータ「そぉ?」

ロイド「携行武装はランスロットと同じだよぉ」

ロイド「ハーケンだけは、装甲に二つ追加してみたけど」

CC「ミサイルとか、そういうのはダメなのか?」

802:2012/10/31(水) 02:35:22 ID:
ロイド「…なるほどぉ、それは考えてなかったなぁ…」

ラクシャータ「面白そうだねぇ」

ラクシャータ「ま、あたしらはルルーシュ用のコックピット仕上げちゃうからぁ」

ラクシャータ「そろそろふたりは帰りなさいな、時間も遅いしぃ」

ルルーシュ「そうさせてもらいます」

CC「また明日な」

ロイド「さて、いっちょやりますか~」

ラクシャータ「はいはい、とりあえず作業服着なって…」

803:2012/10/31(水) 02:54:14 ID:
~総督府~

コーネリア「ふむ、ここがエリア11か…」

ダールトン「今日はお休みになられますか?」

コーネリア「…ああ、明日から、現状の把握を最優先で行う」

ギルフォード「了解しました」

コーネリア「ユフィ、私たちは部屋に行こう」

ダールトン「あ、荷物を…」

コーネリア「よい、そう重いものでもない」

ダールトン「…はっ」

ユーフェミア「わたくしも、自分で荷物を運びます」ググッ

コーネリア「ユフィの分は私が持つからいい」

ユーフェミア「あ、お姉さま!わたくしも自分でやりますから!」

ギルフォード(仲睦まじいおふたりだ…)

ダールトン(ああ、そうだな)

808:2012/11/01(木) 02:04:53 ID:
~生徒会室~

ミレイ「みんな、よく集まってくれたわね」

リヴァル「会長、一体なんなんです?」

シャーリー「私たちに話があるなんて」

ニーナ「…」カタカタ

ナナリー「お兄様たちにはお話しなくていいんでしょうか?」

ミレイ「いいの、今回はサプライズなんだから」

シャーリー「サプライズぅ?」

ミレイ「スザクくんとルルーシュ、最近はカレンも軍のお仕事でほとんど生徒会にはこないじゃない?」

809:2012/11/01(木) 02:06:02 ID:
リヴァル「でも、CCさんはたまに来てくれてますよ?」

シャーリー「この前も仕事を手伝ってもらっちゃった」

ミレイ「CCさんは確かにいい人だけど、今はそのことはいいのよ」

ミレイ「このままでは、生徒会メンバーの鉄の結束に支障をきたすわ」

リヴァル「言うほど結束してないと思いますけど」

ミレイ「しゃーらっぷ!!とにかく、私たちに今必要なのは交流よ」

シャーリー「まあ話はわかりましたけど、それなら何をするんですか?」

ミレイ「よくぞ聞いてくれたわね、じゃーん、これよ!!」

ナナリー「どれですか?」

ミレイ「あ、ナナちゃんごめん、宿泊券よ、宿泊券」

810:2012/11/01(木) 02:27:30 ID:
リヴァル「宿泊券?どこかに行くんですか?」

ミレイ「河口湖湖畔のホテルよ」

ミレイ「そこで生徒会の合宿をします!!」

シャーリー「合宿ですか?」

ミレイ「そう、まあ深く考えなくていいのよ」

ミレイ「つまりは、皆で遊びに行くって事なんだから!!」

シャーリー「わー!!いつ行くんですか?」

ミレイ「この前確認したら、一週間後は三人とも非番らしいの」

ミレイ「その日に、皆で出発します」

リヴァル「会長と泊まり…」

ミレイ「そこ、邪な想像は控えなさい」

811:2012/11/01(木) 02:40:04 ID:
ミレイ「とにかく、分かった?」

シャーリー「はーい、わっかりましたー」

ミレイ「ちなみに、水着も持参すること、ね」

ニーナ「み、水着…」

ナナリー「あの、私も行っていいんでしょうか?」

ミレイ「もっちろん、そのために呼んだんだから」

ナナリー「ありがとうございます、ミレイさん」

ミレイ「イイってことよ~」

ミレイ「さ、そうと決まれば、さっそく水着を買いに行くわよ」

ミレイ「リヴァル、戸締まりよろしくね~」

リヴァル「えー?またですかー?」

ミレイ「なぁに?私の新しい水着姿が見たくないとでも?」

リヴァル「しっかり戸締りしておきます!」

ミレイ「よろしい」

812:2012/11/01(木) 02:57:55 ID:
~アパート~

ルルーシュ「ふう、ただいま」

CC「おお、お帰り」パタパタ

ルルーシュ「すまないな、あの後まだやることがあってな…」

CC「気にするな、上着をよこせ」

ルルーシュ「ああ」

CC「風呂は沸いているぞ、夕食はもう少し待つがいい」

ルルーシュ「じゃあ、先に風呂に入ってくる」

CC「それがいい」

ルルーシュ「お前はいいのか?」

CC「一緒に入りたいのか?」

ルルーシュ「そういうわけではないが」

813:2012/11/01(木) 03:04:58 ID:
CC「ふふっ、冗談だ」

CC「さあ、早く入って来い」

ルルーシュ「まったく…」パタン

CC「さて、早くご飯を作らないと」

CC「ルルーシュが腹減りだ…」くぅ

CC「…私もか」フフ

814:2012/11/01(木) 03:10:17 ID:
ルルーシュ「…」カポーン

ルルーシュ(コーネリア、予定ではもうエリア入りしているだろう)

ルルーシュ(問題は、奴に接触するタイミングだ…)

ルルーシュ(早すぎれば情報を手に入れる下準備をする余裕がなくなる)

ルルーシュ(遅ければ、聞き出すまでの手順が煩雑になりすぎる)

ルルーシュ(適切な時期を見て、レジスタンス側の操作も考えなければな…)

ルルーシュ(最近日本解放戦線絡みで不穏な報告がキョウトから入っているし…)

ルルーシュ(…まあ、考えても仕方がない)

ルルーシュ(常に先を見据えた作戦の進行を心がけよう)ザバッ

ルルーシュ「…大丈夫だ、心配ない」

ルルーシュ「…」

819:2012/11/02(金) 02:37:51 ID:
~政庁~

コーネリア「さて、始めるか」

ギルフォード「はっ、姫様」

ユーフェミア「お姉さま!!」バタン

コーネリア「ユフィ、もう少し静かに…」

ユーフェミア「そんなことはどうでも良いのです!」

ユーフェミア「なんですか、わたくしを護衛ばかりの部屋に押し込めて!」

コーネリア「いま、このエリアは決して安全とは言えない」

コーネリア「護衛が必要なのはわかるだろう?」

ユーフェミア「それにしても、あれはやりすぎです!」

ユーフェミア「あんなお部屋では、ろくに政務のお手伝いもできません」

820:2012/11/02(金) 02:52:13 ID:
コーネリア「政務ならいい」

コーネリア「私とギルフォードで十分だ」

ユーフェミア「それでは、わたくしは何をすれば良いのですか!?」

コーネリア「ユフィは有事の際に動けるように準備していてくれればいい」

ユーフェミア「…お姉さまも、わたくしをお飾りにするおつもりですか…?」

コーネリア「そんなことはない」

コーネリア「人にはすべきことと、やれることがある」

コーネリア「政務はユフィ、お前のすべきことではない」

ユーフェミア「…」

821:2012/11/02(金) 03:12:40 ID:
ユーフェミア「それで、わたくしを籠の中に押し込めるおつもりですか…」

コーネリア「…何か言いたいことがあるなら、まずは騎士を見つけることだ」

コーネリア「そうすれば、護衛もその者に任せられる」

ユーフェミア「…それは」

コーネリア「ユフィ、なぜそうまでする?」

コーネリア「ユフィは他の人間にはない魅力も、能力もたくさんある」

コーネリア「それを活かせばいいじゃないか」

822:2012/11/02(金) 03:28:37 ID:
ユーフェミア「…」

ユーフェミア「もう、お姉さまなんて知りません!!」

ギルフォード「あ、ユーフェミア様!!」

コーネリア「大丈夫だ、放っておけ」

ギルフォード「し、しかし…」

コーネリア「護衛はついている」

コーネリア「私も、ずっと甘いままではいかん」

コーネリア「ここは本国とは違う、私もわからないことばかりだ」

コーネリア「ユフィにも、早く自分の立場を理解してもらいたいものだが…」

823:2012/11/02(金) 04:11:39 ID:
~市街地~

ユーフェミア「…」

SP1「おい、見つけたか?」

SP2「いや、意外に足が速い」

SP3「とにかく探し出せ、さもないと俺たちの首が飛ぶ」

ユーフェミア「…なんとか撒いたみたい…」ホッ

スザク「あれ?こんなところで何をしているんだい?」

ユーフェミア「ひゃいっ!?」

スザク「あ、驚かせてごめんね」

スザク「でも、路地裏なんて、どんな人間がいるかわからないから、気を付けないと」

ユーフェミア「あ、貴方はどうしてこんなところにいるのですか?」

スザク「僕かい?ここが近道だからだけど…」

ユーフェミア「近道?」

スザク「うん、マーケットに行くならね」

828:2012/11/03(土) 02:06:56 ID:
SP1「ここにおられましたか…」ハァハァ

ユーフェミア「貴方は…」

スザク「知り合いかい?」

SP1「おいお前、この方がどなただと…」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「いいえ、実は追われていて逃げているところなんです」

ユーフェミア「助けてください」

スザク「むっ、そうなのか」

SP1「おいおい、やめておけ」スチャ

スザク「銃か」

スザク「少なくとも、平和な人種ではないみたいだね」

SP1「おとなしくその方をこちらへ」

SP1「抵抗しなければ撃たない」

ユーフェミア「…」

829:2012/11/03(土) 02:21:04 ID:
スザク「仕方ない、僕も拳銃相手に事を荒立てたくはないし」

スザク「さ、おとなしくあの人のところに」ギュッ

ユーフェミア「あっ…」

スザク「なんてね」ゲシッ

SP1「なっ…!?」

スザク「こんな近距離で銃を突きつけたって、有利にはなれないよ」

スザク「まして、絶対に撃つ気のない銃なんてね」

SP1「くそっ」

スザク「少し眠っているといい」ドスッ

SP1「がはっ…」ドサッ

ユーフェミア「あ、貴方は一体…」

スザク「話はあとにしよう、今はこの場を離れるんだ」ギュッ

スザク「さあ、こっち」

ユーフェミア「…はいっ」

830:2012/11/03(土) 02:34:08 ID:
~公園~

スザク「ここなら、ほかに追っ手が来てもすぐに見えるかな」

ユーフェミア「あ、あの、すみません巻き込んでしまって…」

スザク「ははっ、気にしないで」

スザク「困っている時は、お互い様だからね」

スザク「まあ、あの人には悪いことをしてしまったけど」

ユーフェミア「あ、あの」

スザク「ん?なんだい?」

ユーフェミア「お名前を、伺ってもよろしいでしょうか?」

スザク「あ、まだ自己紹介もしていなかったっけ」

831:2012/11/03(土) 02:52:32 ID:
スザク「僕の名前はスザク、枢木スザクだ」

ユーフェミア「くるるぎ?」

スザク「ああ、僕は名誉ブリタニア人だからね」

スザク「呼ぶならスザクでいいよ」

ユーフェミア「…スザク、いい名前ですね」

スザク「そうかい?そう言ってもらえると、悪い気はしないね」ハハ

ユーフェミア「さっきのキック、何かそういうお仕事をされているのですか?」

スザク「ああ、今は私服だったっけ」

スザク「僕は軍人さ、ブリタニアの」

832:2012/11/03(土) 03:03:26 ID:
ユーフェミア「え?軍人さんですか?」

スザク「うん、特別派遣嚮導技術部所属」

スザク「あ、こういうのは言っちゃいけないってセシルさんが言っていたっけ…」

ユーフェミア「そうなんですか…」

スザク「ごめん、怖いかい?」

ユーフェミア「いえ、そういうわけではないのですが…」

833:2012/11/03(土) 03:18:57 ID:
スザク「?」

ユーフェミア「あの、不躾なことだと承知で言いますが」

ユーフェミア「わたくしを、ゲットーまで連れて行ってくださいませんか?」

スザク「ゲットー?なんでわざわざそんなところに?」

ユーフェミア「この国の現状を、この目で見たいのです」

スザク(さっきまでの優雅な感じから、随分強い目をするんだな…)

スザク「…」

ユーフェミア「だめ、でしょうか?」

スザク「…約束が守れるなら、連れて行ってもいいよ」

ユーフェミア「約束?」

834:2012/11/03(土) 03:29:14 ID:
スザク「うん、僕のそばから離れたりしないこと」

スザク「これだけ」

ユーフェミア「なぜですか?」

スザク「…行けばわかると思う」

スザク「とにかく、約束できないなら、連れて行くわけにはいかない」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「分かりました、お約束します」

スザク「絶対だよ?」

ユーフェミア「はい、この名に賭けて」

スザク「あ、そういえば僕も名前を聞いていなかったっけ」

ユーフェミア「わたくしは…ユフィです」

スザク「ユフィだね、じゃあ、こっちだ、ついてきて」

ユーフェミア「はい、よろしくお願いします」

838:2012/11/04(日) 01:23:29 ID:
~ゲットー外縁部~

スザク「…ここを行けば、ゲットーだよ」

ユーフェミア「…なんだか、空気がピリピリしていますね」

スザク「最近、軍部の締めつけが強化されているからね」

スザク「ゲットーの人も生活しにくいんだ」

ユーフェミア「…レジスタンスの活動は、死傷者を出していないのではないのですか?」

スザク「ユフィ、一体どうしてそれを…」

ユーフェミア「そんなことはどうでもいいんです」

ユーフェミア「なぜ軍の取締が増えるのですか?」

840:2012/11/04(日) 01:42:58 ID:
スザク「…当然さ」

スザク「どれだけ被害が少なくても」

スザク「自分たちの支配が揺るがないようにするのは当然だ」

ユーフェミア「しかし、レジスタンスというのは」

ユーフェミア「日本人の方々の思いを体現しているのではないのですか?」

ユーフェミア「なぜ反抗するのか、それを知らない限り、問題は解決しません…」

スザク「…」

スザク「彼らの願いは一つだよ」

スザク「日本を取り戻したい、それだけさ」

ユーフェミア「取り戻す?」

ユーフェミア「ですが、この国はここにあるではありませんか」

841:2012/11/04(日) 01:57:41 ID:
スザク「ユフィ、君はブリタニアがなくなるという事が、想像できるかい?」

ユーフェミア「どういうことですか?」

スザク「国というのは、土地で決まるものじゃないんだ」

スザク「ここは今、日本ではなくエリア11なんだ」

スザク「ブリタニアの支配下にある限り、彼らの思いは遂げられない」

ユーフェミア「”日本”が、彼らの心を癒してくれるのでしょうか?」

スザク「自分たちの国を失うことは、本当に辛いことだからね」

842:2012/11/04(日) 02:33:39 ID:
ユーフェミア「スザク、貴方はそういう思いはないのですか?」

ユーフェミア「なぜ、貴方はブリタニアの軍人になったのですか?」

スザク「…僕は、ブリタニアという国の内側から、変えるためだ」

ユーフェミア「内側から?」

スザク「レジスタンスのやり方は、間違っている」

スザク「間違った手段で得た結果に、意味はないよ」

ユーフェミア「…そう、ですか」

844:2012/11/04(日) 02:59:47 ID:
スザク「まあ、僕のことはいい」

スザク「それより、長居しすぎたみたいだ…」

ユーフェミア「…なにかあるんですか?」

スザク「いや、これからあるかもしれないんだ」

カレン「…あんたたち、こんなところで何してるわけ?」

スザク「カレン!?」

スザク「なぜここに…」

845:2012/11/04(日) 03:12:59 ID:
カレン「何故ってあんた…」

カレン「今日はあたしが警邏当番なのよ、それも、あんたの代わりに!!」

カレン「用事があるからってシフト変えたくせに、忘れないでよね」

カレン「しかも用事って、女絡みだったのか…」

カレン(…あれ?この顔、どこかで…)ジロジロ

ユーフェミア「あ、あの、何か?」

カレン「ああ、ごめん、ジロジロ見たりして」パタパタ

カレン「とりあえず、この辺はまだまだ治安が良くないの」

カレン「すぐに離れたほうがいいわ」

846:2012/11/04(日) 03:24:27 ID:
スザク「カレン、この人はそういうのじゃ…」

カレン「じゃあ何なのよ?」

ユーフェミア「わたくしは…ユフィと呼んでください」

カレン「はあ、じゃあユフィ」

カレン「あんた、スザクの彼女じゃないの?」

ユーフェミア「はい、スザクとは今日会ったばかりです」

スザク「ほ、ほらね、僕もユフィと遊んでいたわけじゃなくて…」

カレン「会ったばかりの男女がお互いを名前で呼ぶ?」

カレン「やっぱり怪しいわ」

スザク「そ、そんな…」

847:2012/11/04(日) 03:49:30 ID:
ユーフェミア「貴女はカレンさん、でよろしいのですか?」

カレン「あー、うん、カレンでいいわ」

カレン「それで、スザク、あんた人に仕事押し付けてこんな美人ひっかけてたの?」

ユーフェミア「そんな、美人なんて」////

カレン「…それに、何?このマイペース娘は」

スザク「ゲットーに興味があるらしくて」

スザク「それに、何者かに追われていたんだよ」

カレン「何?まるでお姫様ね、この子」

848:2012/11/04(日) 03:59:07 ID:
スザク「とりあえず、僕はユフィを送っていかないと」

カレン「それならあたしが行くわ」

カレン「あんたはサボってた分、ここの警邏ね」

スザク「え?いや、ちょっと…」

カレン「ほら、ユフィ、行くわよ」グイ

ユーフェミア「スザクー!また会いましょうねー!」ノシ

スザク「あ…」

スザク「うーん、今日は変な日だなぁ…」

???「ふーん、なるほどね…」

スザク「!?」キョロキョロ

スザク(…今の感じ、一体…?)

852:2012/11/05(月) 10:16:53 ID:
カレン「それで?あんたはどこの子なの?」

ユーフェミア「あの、わたくしは…」

SP2「探しましたよユーフェミア様」

ユーフェミア「あ…」

カレン「あんた、誰?この子に用事なら、まずあたしが聞くわよ?」

SP2「この子?お前はこのお方を誰だと思っているんだ」

カレン「そんなの関係ないわね」

カレン「それに、この服が見えない?一応あたしは軍人なんだけど」

SP2「軍人なら、ユーフェミア様を知らずにどうする!」

カレン(そういえば、ユーフェミアって…)

ユーフェミア「もう結構です、SPの方」

カレン「SP?」

853:2012/11/05(月) 10:23:24 ID:
ユーフェミア「申し遅れました」

ユーフェミア「わたくしは、ユーフェミア・リ・ブリタニア」

カレン「ブリタニアって…皇族!?」

ユーフェミア「…わたくしはメディアの露出が他の皇族に比べて少ないですから、知らないのも無理はありません」

ユーフェミア「ここまでありがとうございました」

ユーフェミア「あとはもう大丈夫です」

カレン(どうする?今このSPを倒して誘拐すれば…)

カレン(いや、でもゲットー付近ならともかく、ここから運び出すのは難しいか…)

ユーフェミア「スザクにも、よろしくお伝え下さい」

ユーフェミア「…さあ、参りましょう」

SP2「は、はっ!」

854:2012/11/05(月) 10:28:18 ID:
ユーフェミア「さようなら、カレンさん」

ユーフェミア「また、近々お会いできるとは思いますが…」

カレン「え?それってどういう…」

ユーフェミア「そのままの意味ですよ」

ユーフェミア「それでは」スタスタ

カレン「あっ…」

カレン(どうしよう、とにかくゼロに連絡しようかしら)

カレン(今は一応特派の肩書きもあるし、顔がバレたのはそこまで問題にはならないと思うけど)

カレン(こういう時の為のスパイだよね?)

???(CC、やっと君の居場所が掴めたよ)

???(記憶のカケラから繋いだんだ、偉いでしょう?)

???(大丈夫、すぐに迎えに行くからね…)

???(でも、まずはいろいろ調べないと…)

855:2012/11/05(月) 10:35:01 ID:
~アパート~

CC「ぐっ!?」ズキンッ

CC(これは、ギアスの共振っ)

CC(ルルーシュのギアスはまだ大丈夫)

CC(ということは…)

ルルーシュ「どうした?CC、何かあったのか?」

856:2012/11/05(月) 10:37:07 ID:
CC「…いや、ちょっと小指を角にぶつけてな」

ルルーシュ「大丈夫か?」

CC「問題ない、すぐに治る」

ルルーシュ「とことん便利な奴だ」

ルルーシュ「それより、会長に言われている旅行の準備はいいのか?」

CC「何?私も行くのか?」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「せっかくの旅行だ、お前も楽しめ」

ルルーシュ「どのみち、今のところ情勢は大きく動かん、コーネリアの出方を待つ他はない」

ルルーシュ「そのくらいの余裕はある」

CC「そうか…」

ルルーシュ「おい、やっぱり変だぞ?」

CC「女には、色んな秘密があるんだ、詮索するもんじゃない」

CC「水着をどうするか考えていただけだ」

857:2012/11/05(月) 10:40:38 ID:
ルルーシュ「今から買いに行くか?」

ルルーシュ「髪も、染め直した方がいい」

CC「またあのオカマの所に行くのか」

ルルーシュ「まあ、今回は普通に客として行けばいい」

CC「そうか、じゃあ水着のついでに行くか」

ルルーシュ「先に髪の方がいい、時間がかかるかもしれないしな」

ルルーシュ「ついでに少し切りそろえてもらえ」

858:2012/11/05(月) 10:44:48 ID:
CC「しかし、その間暇じゃないか?」

ルルーシュ「リヴァルに渡された懸賞の詰めチェスでもしているさ」

ルルーシュ「それに、どうせ連れ歩くなら完成されている方がいい」

CC「…ふっ、なんだそれは」

CC「だが、まあいい、その案で行こう」

ルルーシュ「そうと決まれば迅速に行動だ」

ルルーシュ「とりあえず予約を…」

CC(この感覚を信じるなら、外出は控えるべきかもしれないが…)

CC(変に警戒すれば、鋭いルルーシュの事だ)

CC(…面倒事になる前に方をつけたいが…)

859:2012/11/05(月) 12:25:17 ID:
~旅行当日 河口湖行き列車内~

ミレイ「また私が上がりね!」

シャーリー「えー、会長強過ぎー」

リヴァル「なんかズルしてません?」

ミレイ「失礼ね、実力よ、実力」

ニーナ「あ、このお菓子美味しい」

カレン「あ、気に入ってもらえた?」

カレン「これ、特派でもらって来たの」

CC(セシルは自分で作らなければ、いいものを良く知っているんだよなぁ)ポリポリ

ルルーシュ「…」ペラ

ミレイ「それにしても、スザク君は残念ね…」

シャーリー「急な仕事じゃしょうがないですよ」

シャーリー「ルル?確かそうだよね?」

860:2012/11/05(月) 12:25:47 ID:
ルルーシュ「…ああ、ナイトメアの新装備の実地テストだそうだ」

ルルーシュ「俺かカレンが残っても良かったんだが」

カレン「ロイドさんが、どうせならランスロットで試したいって言うから…」

シャーリー「ランスロットって名前なの?」

カレン「ええ、白くて綺麗なの」

シャーリー「えー、見てみたいなー」

ルルーシュ「見学くらいなら出来るかもな」

ミレイ「一応最新鋭機じゃないの?」

ルルーシュ「その辺り、うちは適当ですから」

リヴァル「すげー職場だな、ルルーシュ」

ルルーシュ「もう慣れたよ」

861:2012/11/05(月) 12:31:25 ID:
ミレイ「ま、スザク君も明日には合流できるって言ってたし」

ミレイ「今日は向こうに着いてから遊びに行く時間もなさそうだから、いいんじゃない?」

シャーリー「えー?海には入れないんですか?」

ミレイ「それは明日から、今日は着く頃には夕方よ」

ミレイ「それに、楽しみは後にとっておかないとね~」

シャーリー「そうかもしれませんけど…」

ミレイ「そうだ、CCさんとカレンはどんな水着を買ったの?」

カレン「え?わ、私は学校指定のものを…」

ミレイ「えー、嘘!」

ミレイ「こんなことなら、一緒に買いに行けば良かった…」

862:2012/11/05(月) 12:36:21 ID:
カレン「それに、水着ってプールとかだと思っていたから…」

ミレイ「ふっふーん、今は海まで高速鉄道が直通なんだから」

ミレイ「海、山どちらも楽しめるレジャーの中心地でもあるのよ!」

リヴァル「なんで会長が自慢げなんです?」

ミレイ「…リヴァル?」

リヴァル「…はい」

ニーナ「ミレイちゃん、向こうのお店で買えばいいんじゃない?」

ミレイ「あ、そっか、マリンショップくらいあるわよね」

カレン「あ、あの、そこまでしなくても…」

863:2012/11/05(月) 12:45:07 ID:
ニーナ「私も、買わされたの…」

ミレイ「結構キワドイのよねー、あの水着!」

シャーリー「あー、道連れが欲しいってことかぁ」

ナナリー「只今戻りました」

咲世子「皆様の分のお飲物もお持ちいたしました」

ミレイ「あーん、二人ともおかえり~」

ミレイ「さ、こっちこっち」

ルルーシュ(咲世子、例のものは…)

咲世子(抜かりありません、きちんと用意してあります)

咲世子(しかし、旅行の中間予定にキョウト訪問を挟むのは如何なものかと…)

ルルーシュ(仕方あるまい、先方の都合が今のところは優先だ)

ルルーシュ(むしろ、旅行の場所が近くて助かった)

咲世子(…とりあえず、トランクに紛れ込ませてあります)

ルルーシュ(管理は任せる)

咲世子(了解いたしました)

864:2012/11/05(月) 12:50:21 ID:
シャーリー「ルル?咲世子さんと何話してるの?」

ルルーシュ「ああ、酔い止めが無いか聞いていたんだ」

ルルーシュ「CCは結構乗り物酔いするから」

シャーリー「え?そうなんですか?」

CC「え、ええ、少し…」

CC(こら、急に振るな)

ルルーシュ(すまん、ごまかせ)

CC(…全く)

咲世子「CCさま、こちらが酔い止めです」

ミレイ「大丈夫?」

CC「一応飲んで来てはいますから」

CC「お守りみたいなものです」

シャーリー「あ、それ分かります」

シャーリー「なんだか、安心するんですよねー」

865:2012/11/05(月) 13:00:00 ID:
ミレイ「あ、CCさんの水着については聞いてないじゃない!」

CC「私は普通のです、ルルーシュさんに選んでもらいました」

ルルーシュ「ぶっ…」

シャーリー「えー!?ルルがー!?」

ミレイ「これは俄然興味が湧いて来たわね…」

CC「まあ、明日のお楽しみ、ということで」

ルルーシュ(おい、CC、どういうつもりだ)

CC(別に問題ないだろう?)

CC(ささやかな仕返しさ)

ナナリー「CCさん、今日こそお兄様とのお話を聞かせてくださるんですよね?」

CC「ええ、約束だったものね」

ルルーシュ「そんな約束をしていたのか!?」

ナナリー「ふふふ、お兄様には内緒です」

ルルーシュ「ナナリー…」

867:2012/11/05(月) 13:05:32 ID:
CC「ルルーシュさん、少しデッキの方に行きませんか?」

ミレイ「おやぁ?二人で何をするんですかぁ?」

CC「ふふふ」

ルルーシュ「何もしませんよ!」

ミレイ「ごゆっくり~」

シャーリー「ルル!明日は一緒に遊ぶんだからね!」

カレン「シャーリー、それじゃ全然張り合えていないわよ…」

ナナリー「行ってらっしゃいませ、お兄様」

ルルーシュ「…」

CC「さあ、行きましょう?」

ルルーシュ「…ああ」

868:2012/11/05(月) 13:10:29 ID:
>>866おお、確かに

~デッキ~

ルルーシュ「俺の知らない間に、随分ナナリーと打ち解けたようだな」

CC「さみしがっていたぞ?たまには構ってやらないと」

ルルーシュ「…これからは気をつけよう」

CC「それがいい」

CC「それと、騎士団計画の準備が整ったらしい」

CC「先程メッセージが届いた」

ルルーシュ「よし、キョウト訪問の後、タイミングを見計らって実行に移そう」

CC「扇がまとめをしているが、いいのか?」

ルルーシュ「問題ない、引き続き仕事に当たらせろ」

CC「分かった、指示しておく」

ルルーシュ「…一つ聞きたいんだが」

CC「なんだ?」

869:2012/11/05(月) 13:13:34 ID:
ルルーシュ「その服はなんだ?」

CC「白のブラウスにオーバーオールだ、変か?」

ルルーシュ「いや、まぁ似合ってはいるが…」

ルルーシュ「水着と一緒に買ったワンピースはどうした?」

CC「なんだ、着て欲しかったのか?」

ルルーシュ「…そういうわけではないが」

870:2012/11/05(月) 13:17:23 ID:
CC「まあ、お前は今日先に出たからな」

CC「着てくると思ったのも無理はない」

CC「だが、あれは特別だ」

CC「そうだな、今度のデートで着てやることにしよう」

ルルーシュ「デートだと?そんなもの…」

CC「二人の時に着てやると言っているんだ、素直に喜べ」

ルルーシュ「…さあ、戻るぞ」

CC「はぁ、面倒な男だな、お前は」

ルルーシュ「…そんなことはない」

CC「はいはい、分かってるよ」

877:2012/11/07(水) 01:07:49 ID:
ルルーシュ「…」

CC「なあルルーシュ…」

ルルーシュ(静かにしていろ、奴らを刺激するな)

CC(しかし…)

ルルーシュ(…くそっ、どうしてこうなる!)

CC(今までもトラブルに巻き込まれては来たが)

CC(まさかテロに巻き込まれることになるとはな…)

878:2012/11/07(水) 01:16:29 ID:
ルルーシュ(俺の預かり知らぬ活動だ)

ルルーシュ(騎士団計画の関連ではない)

ルルーシュ(考えられるのは…)

CC(いまだ協力体制にない解放戦線か…)

ルルーシュ(ああ、おそらく間違いないだろう…)

ルルーシュ(問題は、奴らがブリタニア人を殺すことに躊躇はないだろうということだ)

ルルーシュ(…俺の目の前で、これ以上死人なんぞださせるものか!)

CC(…ルルーシュ…)

879:2012/11/07(水) 01:24:15 ID:
ルルーシュ(咲世子の守備はどうだ?)

CC(まだ連絡は来ないが、捕まる前に潜伏はできたようだ)

ルルーシュ(よし、まだ動かせる人間がいるなら、勝機はある)

テロリスト「おい、そこのブリタニア人!おとなしくじっとしていろ!!」

ニーナ「ひっ…!?」

ミレイ「わ、分かったから、その物騒なものをしまってもらえないかしら?」

シャーリー「こ、怖がっているだけなんです」

テロリスト「…ふんっ」スタスタ

カレン(顔は完全に日本人よね)

カレン(…どこの所属なんだろう)

ルルーシュ(まずい、立てこもりから二時間は経つ、そろそろなにかしらのアクションがあってもおかしくはない)

CC(準備が整う頃だからな…)

887:2012/11/07(水) 14:35:50 ID:
ルルーシュ(おそらく、連中はブリタニアに何がしかの要求を行っているはずだ)

ルルーシュ(ブリタニアが応じる筈は無い)

ルルーシュ(つまり、奴らは何か自分達の持つ力を示そうとするだろう)

CC(兵器か?)

ルルーシュ(それならまだいい)

ルルーシュ(だが、明確にブリタニアを牽制出来るものがなければ…)

CC(なるほど、ここに居る人間そのものを材料にしてくるか)

ルルーシュ(ああ、見せしめは十分にありうる)

ルルーシュ(コーネリアがこのエリアに派遣されて直ぐのテロ)

ルルーシュ(そうとう焦っての決起だろうからな)

CC(…全く、過激な連中だ)

ルルーシュ(む、来たか…)

888:2012/11/07(水) 14:49:58 ID:
指揮官「ブリタニア人の諸君」

草薙「私は日本解放戦線の草薙だ」

草薙「諸君らには、所謂人質として、暫くお付き合いいただくことになる」

草薙「どうか、大人しくしていて欲しい」

草薙「我々とて、余計な犠牲者を出したくはないからな」

ルルーシュ(よくもヌケヌケと)

CC(交渉は行われたのだろうか?)

ルルーシュ(ここで、首謀者が名乗りを上げたんだ)

ルルーシュ(下手を打てば皆殺しだな…)

889:2012/11/07(水) 14:55:55 ID:
兵士「おい、貴様!いい加減にしないか!!」

ニーナ「は、離して!」

ルルーシュ(まずい、ニーナがこのタイミングで目立つのは…)

兵士「女子供はあっちに移すことになっている!大人しくついて…」

ニーナ「触らないで!イレブンのくせに!!」

CC(おい!ルルーシュ!)

ルルーシュ(思いつく限り最悪の状況だな…くそっ!)

兵士「イレブンだと…!?貴様!」グイッ

ニーナ「きゃあっ!?」

SP「だ、ダメです、今動かれては…」

???「ここで動かずして、何のための副総督ですか…」

ルルーシュ(む、…そこにいるのは…!)

ルルーシュ「CC、どんな方法でもいい、あの娘を黙らせろ!」

CC「一体なんだ?」

ルルーシュ「早く!」

890:2012/11/07(水) 14:59:12 ID:
CC「きゃっ!」ドサァ

兵士「貴様も、なんだ突然!」

CC「す、すみません、誰かに押されてしまったようで…」

???(あ、あなたは一体どなたなんですか!?)

CC(頼むから静かにしていてくれ!)

ルルーシュ(考えろ、CCが抑えて居られる時間はそう長くはない)

ルルーシュ(このままではニーナの安全は絶望的だ…)

ルルーシュ(…仕方ない、奴らの注目を引くことが最優先か…)

891:2012/11/07(水) 15:04:24 ID:
兵士「おい、女!一緒に来てもらおうか!」

ニーナ「い、嫌!やめて!」

ルルーシュ「やめてください」

草薙「ん?なんだ貴様は」

ルルーシュ「私はルルーシュ・ランペルージ」

???(え?ルルーシュ!?)

CC(…あの馬鹿が!)

ルルーシュ「ブリタニア軍属の研究員です」

草薙「ブリタニア軍人、だと?」

ルルーシュ「はい」

ルルーシュ「身分証もあります」

草薙「…特別派遣嚮導技術部、技術士官か」

ルルーシュ「どうでしょう?私がこの少女の代わりに、貴方がたの道具となるのは…?」

草薙「どういうことだ?」

892:2012/11/07(水) 15:10:12 ID:
ルルーシュ「恐らくですが、見せしめをするための生贄を探しに来たのでしょう?」

シャーリー「み、見せしめ!?」

ルルーシュ「こんなテロがまかり通る筈は無い」

ルルーシュ「恐らく、ここの人質を使ってブリタニアに要求を呑ませる魂胆でしょうから」

草薙「…貴様、余計なことをペラペラと」

草薙「しかし、確かに軍人が死んだとなれば、ブリタニアも動かざるを得まい」

草薙「おい、その小娘は放っておけ」

草薙「小僧、民間人の為に命を投げ出すその覚悟」

草薙「同じ軍人として、高く評価しようではないか」

ルルーシュ「恐縮です…」

草薙「連れていけ!このビルの屋上から蹴り落としてしまえ」

シャーリー「そっ!?」

ルルーシュ(シャーリー、俺は大丈夫だから、騒がないでくれ)

シャーリー(で、でも…!?)

兵士「さあ、来い!」

893:2012/11/07(水) 15:13:20 ID:
CC(ナナリーが別室に移されていて助かったな…)

カレン(あの馬鹿!どこまでお人好しなのよ!?)

シャーリー(る、ルルが死んじゃう…!)

ミレイ(ルルーシュ…)

ニーナ(…)

ユーフェミア(あれは…間違いなくルルーシュだった…)

ユーフェミア(ルルーシュが軍人?どういうこと…?)

894:2012/11/07(水) 15:17:13 ID:
ルルーシュ(さて、このままでは、俺が殺される)

ルルーシュ(当然、死ぬつもりは無いが…)

ルルーシュ(…ギアスを使うしか無いか…)

ルルーシュ(草薙は何処かへ行った、おそらく拠点として使っている部屋があるのだろう)

ルルーシュ(そこも突き止めなければ…)

兵士「随分余裕だな、ブリタニア人」

ルルーシュ「…ただ怯えているだけですよ」

兵士「…さあ、まっすぐ進め」

ルルーシュ(さて、どうする…?)

895:2012/11/07(水) 15:24:36 ID:
~30分前 ホテル外~

スザク「出撃出来ないって、どういうことですか!ロイドさん!」

ロイド「そんなこと言われたってねぇ?」

ロイド「僕らがここまで来られてることが、もうそれなりの特例なんだしぃ?」

セシル「コーネリア様の許可無しには動けないのよ」

スザク「あそこには、ルルーシュや、生徒会の皆がいるんです!」

スザク「助けに行かないと!」

セシル「す、スザクくん、落ち着いて…」

ラクシャータ「焦ってもしょうがないじゃなぁい?」

ラクシャータ「大丈夫ぅ、たぶん、直ぐにお鉢が回って来るからぁ」

スザク「どういうことですか?」

896:2012/11/07(水) 15:28:49 ID:
ラクシャータ「あの中、ユーフェミア皇女殿下もいるんだってさ~」

スザク「?ユーフェミア様?」

ラクシャータ「コーネリアの妹さんよぉ」

ラクシャータ「おかげで、あのコーネリアも迂闊に動けないみたい」

セシル「もしテロリスト側に知れれば、大変な事になってしまうでしょうし…」

ロイド「うん?ラクシャータはどうやって知ったんだい?」

ラクシャータ「コーネリアの移動拠点の通信、傍受しちゃったぁ」

セシル「ば、バレたら軍法会議ものですね…」

897:2012/11/07(水) 15:34:20 ID:
スザク「でも、それと自分が出撃出来る事の関連性は何なんですか?」

ラクシャータ「察しが悪いねぇ」

ラクシャータ「ここに来る前に説明されたこと、思い出しなさいよぉ」

スザク「確か、立て籠もっているホテルの地下には、運搬用だかの通路があるんですよね?」

ラクシャータ「ちょいちょい違うけど、まあつまりは侵入できるのはそこからだけってことよ」

ラクシャータ「当然、テロリストも守りは固めてるでしょう」

ラクシャータ「相手の武装は未確認、時間が経てばユーフェミアが見つかる可能性が高くなる」

セシル「つまり、攻めあぐねているコーネリア様が必要なのは」

ロイド「便利に切り捨てられる捨て駒ってことだねぇ」

907:2012/11/09(金) 01:30:14 ID:
ラクシャータ「うーん、まあ分かってる思惑に乗るのは、正直癪だからねぇ…」

ラクシャータ「本当は無視したいところなんだけどさぁ?」

セシル「…ちょうど通信が入ってますね」

ロイド「はいぃ、こっちら特派でぇす!」ピッ

ギルフォード「む、面妖な…」

コーネリア「貴様がロイドか」

ロイド「はぁい、ご用件は何でしょう?」

コーネリア「作戦に、貴様の開発したナイトメアと、その操縦者を使いたい」

ロイド「そぉですかぁ、ご指名ありがとうございまぁす!」

コーネリア「作戦内容は追ってデータを送る」

コーネリア「いつでも出られるように待機しておけ」

ロイド「了解しましたぁ」ピッ

ロイド「ざぁんねんでした」

ロイド「出てもいいみたいだよ?ランスロット」

909:2012/11/09(金) 01:34:14 ID:
内容一応確認してきたけど、そろそろ本編とかけ離れてきてて、参考にならんな

ラクシャータ「うーん、相手の装備は未確認なのよねぇ」

セシル「コーネリア様も、こちらに来て日が浅いですし」

セシル「まだ軍の統率がイマイチで、手間取っているみたいです」

スザク「なるほど、それで具体的な指令がすぐに出ないんですね」

ロイド「要求自体はテロリストにありがちな解放とか、そういうのらしいしぃ」

ロイド「僕としてはぁ、この行動の理由を知りたいんだよねぇ…」

スザク「理由、ですか?」

910:2012/11/09(金) 01:37:13 ID:
ロイド「だってぇ、わざわざ軍神が赴任してすぐに大規模な立てこもりだよぉ?」

ロイド「一体、何が彼らを動かしているんだろうねぇ?」

ラクシャータ「はいはい、そんなのは後で確かめるんだね」

ラクシャータ「一応プロトの外郭パーツ、ランスロットに付けとかないとぉ」

スザク「プロト?」

セシル「ルルーシュくんのナイトメアの略称」

セシル「…彼も、あの中にいるのよね…」

スザク「…」

911:2012/11/09(金) 01:44:48 ID:
~ホテル内部 通路~

ルルーシュ(さて、このあたりで動くか…)

ルルーシュ(いままであくまで影から動いてきたが)

ルルーシュ(この期に乗じて、日本人の総意を造り出す…)

ルルーシュ(兵士は二人、ギアスにかけるのは容易だ…)

ルルーシュ「…」ピタッ

兵士「おい、どうした…?」

ルルーシュ「いえ、少し用事が出来ましてね」

兵士「なんだと?」

ルルーシュ「…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが…」

912:2012/11/09(金) 01:45:37 ID:
咲世子「その必要はありません」シュタッ

兵士「なっ!?」

咲世子「あなたがたの記憶数分ごと、意識をいただきます」ズバシンッ

兵士「ぐふっ」

兵士「ず…だ…」ドサッ

ルルーシュ「…咲世子、お前ギアスを…」

咲世子「はて?なんのことでしょうか」

咲世子「ルルーシュ様が切り札を使おうとされているようでしたので」

咲世子「…勝利を確信してジョーカーを切るのは、最上の愚策、そうでしょう?」

ルルーシュ「…ああ、そうだな」

ルルーシュ「ともかく、助かったよ」

咲世子「自分の仕事をこなしただけですから」

913:2012/11/09(金) 01:49:01 ID:
ルルーシュ「咲世子、この建物の構造は把握しているか?」

咲世子「はい、抜かりなく」

咲世子「拠点としている部屋も突き止めました」

ルルーシュ「…さすがに頼りになるな」

咲世子「恐縮です」

ルルーシュ「例のものを用意しておけ」

ルルーシュ「俺はCCと、何人か駒を調達する」

咲世子「了解しました」

咲世子「10分後にここで」シュッ

ルルーシュ「さて、計画の第一段階だ…」ピピピ

914:2012/11/09(金) 01:53:30 ID:
ルルーシュ「扇、応答しろ」

扇『こちら扇、どうしたんだ?ゼロ』

ルルーシュ「かねてからの予定を繰り上げることになった」

ルルーシュ「昨日届いた新装備を使う」

扇『あのトレーラーか?言われていたとおり準備はしてあるが…』

ルルーシュ「ああ、十数人メンバーを見繕っておけ」

ルルーシュ「制服も着用させろ」

扇『一体何をさせるつもりなんだ?』

ルルーシュ「こちらに来ればわかる、とにかく今から送る座標までトレーラーと」

ルルーシュ「…ヘリも持って来い」

915:2012/11/09(金) 01:56:42 ID:
扇『…分かった、行けばいいんだな?』

ルルーシュ「ああ、余計な質問がなくて助かる」

扇『あんたのやり方、俺は結構気に入っているからな』

ルルーシュ「…そうか」

扇『それでは、ゼロ、武運を祈る』ピッ

ルルーシュ「…この変声機は便利だな」カチャ

ルルーシュ「あとでラクシャータを褒めよう」

916:2012/11/09(金) 02:00:24 ID:
ルルーシュ「さて、後はCCか…」

ルルーシュ「メンバーをホテル内に入れる算段はついた」

ルルーシュ「咲世子を待ち、CCを回収する」

ルルーシュ「草薙はどうするか…」

ルルーシュ「…まあいい、直接確かめればいいだけだ」

ルルーシュ「問題は、コーネリア側の対応だな」

ルルーシュ「…ここはカレンを使うしかあるまい」

ルルーシュ「向こうの準備が整う前に、行動を開始する」

921:2012/11/09(金) 10:36:21 ID:
咲世子「ルルーシュ様、持ってまいりました」トンッ

ルルーシュ「よし、まずは草薙の所から処理する」

ルルーシュ「咲世子、お前はこれを着ろ」

咲世子「ルルーシュ様はどうしますか?」

ルルーシュ「草薙が取ると予測される行動は、大別すれば二つ」

ルルーシュ「どちらにも対応するために、まずは…」

咲世子「…なるほど、了解しました」

ルルーシュ「さて、小細工をすませよう」

咲世子「はい」

咲世子「それでは、まずは縛らせていただきます」

ルルーシュ「一応解けるようにしておけよ?」

咲世子「お手の物、です」

922:2012/11/09(金) 10:45:51 ID:
~ホテル内 解放戦線暫定指令室~

草薙「ブリタニア側の返答はまだか!」

兵士「相変わらず、時間伸ばしをしているようです」

草薙「見せしめの方は!?」

兵士「未だ、報告はありません」

草薙「くそっ、何を手間取っているか!」

ゼロ「その見せしめとは、これのことですかな?」ドサッ

ルルーシュ「くっ」

草薙「き、貴様!何者だ!」

草薙「見張りの兵士はどうした!?」

ゼロ「少し眠って貰いました」

ゼロ「そして、私は貴方と同じく、ブリタニアの敵ですよ」

ゼロ「見ての通り、丸腰です、どうか銃を下ろして貰いたい」バサッ

草薙「目的は何だ?」

ゼロ「交渉、ですよ」

923:2012/11/09(金) 10:46:29 ID:
~ホテル内 解放戦線暫定指令室~

草薙「ブリタニア側の返答はまだか!」

兵士「相変わらず、時間伸ばしをしているようです」

草薙「見せしめの方は!?」

兵士「未だ、報告はありません」

草薙「くそっ、何を手間取っているか!」

ゼロ「その見せしめとは、これのことですかな?」ドサッ

ルルーシュ「くっ」

草薙「き、貴様!何者だ!」

草薙「見張りの兵士はどうした!?」

ゼロ「少し眠って貰いました」

ゼロ「そして、私は貴方と同じく、ブリタニアの敵ですよ」

ゼロ「見ての通り、丸腰です、どうか銃を下ろして貰いたい」バサッ

草薙「目的は何だ?」

ゼロ「交渉、ですよ」

925:2012/11/09(金) 10:57:26 ID:
草薙「交渉だと?」

ゼロ「ここに、キョウトのバックアップを約束する書類があります」

草薙「キョウト!あのレジスタンス支援組織か!」

ゼロ「私は、ここ最近のテロ行為の指揮をしています」

ゼロ「そして、このまま日本中のレジスタンス、テロリストを統合する予定です」

草薙「…なるほど、我々の蜂起も利用するつもりか」

ゼロ「報酬も、利益も約束しましょう」

ゼロ「これからする質問に対する、貴方の返答次第ですがね」

草薙「…言ってみるがいい」

926:2012/11/09(金) 11:00:57 ID:
ゼロ「簡単なことです」

ゼロ「今回の蜂起、その目的ですよ」

草薙「ふっ、そんなもの、決まっている」

草薙「まだ日本人は死んでいないと、世界中に知らしめるためだ!」

ゼロ「…」

ゼロ「なるほど、よもやそこまでくだらないとは」

ゼロ「私も予想外でしたよ」

草薙「何だと!?」

ゼロ「やはり、貴方には利用価値など有りはしない」

ゼロ「ここで舞台を降りて貰いましょう」

927:2012/11/09(金) 11:11:35 ID:
草薙「貴様、随分と余裕ではないか」

草薙「そこまで私をコケにしたんだ、死ぬ覚悟はできているのだろうな?」

ゼロ「無論、そんな覚悟はしていませんよ」

草薙「ふっ、ならば何も考えずに死ぬがいい!」スッズバッ

ルルーシュ?「ふっ!!」ぐいっ

ゼロ「…っ!」ドサッ

草薙「なっ!?躱しただと?」

ルルーシュ?「反応が鈍いですね」

ルルーシュ?「ふんっ!はっ!!」ヒュンヒュン

兵士「がっ!」グサッ

兵士「な、何だと!?」ザクッ

ゼロ「出来るだけ殺すな!」

ルルーシュ?「急所は外しています」

ルルーシュ?「さて、後は貴方だけですね?」

草薙「な、なんだ…?この数を一瞬で…」

928:2012/11/09(金) 11:16:33 ID:
ルルーシュ?「ふう」ベリベリ

咲世子「ゼロ様、お怪我は?」

草薙「女!?」

ゼロ「大丈夫だ」

ゼロ「背中は痛いがな」

咲世子「すみません」

咲世子「少し手荒でした」

ゼロ「構わない、予定通りにことが運べた」

草薙「き、貴様ら、一体何なんだ!」

ゼロ「お前が知る必要はない」

咲世子「…ふっ!」バシッ

草薙「がっ!!…」バタッ

929:2012/11/09(金) 11:20:54 ID:
ゼロ「他の兵士は…」

咲世子「痺れているだけです」

咲世子「一応、縛り上げておきましょう」

ゼロ「そちらは任せる」

ゼロ「私は第二段階を進めなければ」

咲世子「了解しました」

ゼロ「さて、次はCCとカレンだな…」

ゼロ「…次から綱で引っ張らせるのはやめよう…」ひりひり

934:2012/11/09(金) 20:30:45 ID:
~ホテル内 大部屋~

カレン「ルルーシュ、大丈夫かしら」

CC「心配ない、あいつなら上手くやるさ」

カレン「随分信頼しているのね」

CC「まぁ、それに足る人間だと思っているからな」

カレン「へぇ、意外ね」

ユーフェミア「あの、そのルルーシュさんについて聞きたいのですけれど」

カレン「え?ユーフェミア?」

SP「こら、様を付けんか!」

ユーフェミア「構いません」

ユーフェミア「また妙な所でお会いしましたね、カレンさん」

カレン「…ええ、お互い縁があるみたいね」

CC「なんだ、顔見知りなのか」

カレン「本当に顔を知っている程度だけどね」

935:2012/11/09(金) 20:32:17 ID:
ユーフェミア「それで、その」

CC「…たぶん、考えていることは正しい」

ユーフェミア「それでは、やはり!?」

カレン「なに?ルルーシュがどうしたの?」

CC「まだ知らなくていい」

カレン「説明しなさいよ」

CC「いずれ話すことになるかもしれん」

CC「それまでは、待っていろ」

937:2012/11/09(金) 20:38:00 ID:
CC「それより、妙だ」

CC「さっきから、見張りの兵士すら居ない」

CC「何かあったのかもしれん」

カレン「会長やニーナ、シャーリーはナナリーとリヴァルの所にいけたのかしら」

CC「そちらは大丈夫だろうが…」

ユーフェミア「ブリタニア側も動きが無いようですね」

CC「お前がここにいることは知られているのか?」

ユーフェミア「ええ、お姉さまには知らせてありますから」

CC「…そうか」

CC「ならば、そろそろか…」

カレン「なんのこと?」

CC(ゼロが来る)

カレン(え?ここに?)

CC(ああ、すぐに動けるようにしておけ)

938:2012/11/09(金) 20:46:30 ID:
ぐああっ!?

ユーフェミア「今の声は…!?」

CC「ふむ、やはりな」

ゼロ「失礼、お邪魔します」

カレン「ほ、本当にゼロ…」

ゼロ「人質の皆さん、よろしければ私の言うことを聞いていただきたい」

カレン「…にしては、なんだか丁寧すぎるような…?」

ゼロ「申し訳ないが、ここから脱出するために、移動してもらうことになります」

ゼロ「…そこの女、誘導を頼めますか?」

カレン「CC、あんたにご指名みたいよ?」

CC「ああ、仕方ない」

ゼロ「この地図に従って、誘導を」

939:2012/11/09(金) 20:48:09 ID:
ゼロ「それと、そこの二人は私に着いて来て下さい」

ユーフェミア「わたくしですか?」

ゼロ「はい」

ゼロ「赤い髪の方も一緒に」

カレン「は、はい、わかりました」

ゼロ「それでは、迅速に、慌てずに行動して下さい」

CC「…さあ、皆さんこっちです」

CC「別室の人も回収して行きますから」

945:2012/11/11(日) 16:16:27 ID:
~元解放戦線拠点前~

ゼロ「お二人は、少々こちらでお待ちください」

カレン「え?ここでですか?」

ゼロ「少し準備があるので」

ゼロ「それでは」バタン

カレン(ゼロ、どういうことかしら)

ユーフェミア「ゼロ?一体どういった方なのでしょうか」

946:2012/11/11(日) 16:22:25 ID:
~部屋内~

ゼロ?「ふぅ」カポッ

咲世子「それでは、後はよろしくお願いします」

ゼロ「ああ、咲世子も続いての準備を頼む」

咲世子「はい」サッサッ

ゼロ「さて、まずはカレンか…」

ゼロ「CCの方は、咲世子に回収させよう」

ゼロ「咲世子、準備はできたか」

兵士?「完了しました」

ゼロ「よし、作戦の段階を進行させる」

947:2012/11/11(日) 16:28:25 ID:
ゼロ「お二人とも、お待たせして申し訳ない」

ゼロ「ユーフェミア様、どうか室内へ」

ユーフェミア「カレンさんはどうされるのですか?」

ゼロ「あなたにはあなたの、彼女には彼女の役割があるのです」

ゼロ「おい、連れていけ」

兵士「はっ!」

カレン「え?あ、あの…」

ゼロ(これを持っていけ)スッ

ゼロ(あとはその兵士に聞くといい)

カレン(ゼロ?)

ゼロ「さあ、早く」

兵士「…とっとと歩け」

カレン「わ、分かってるから、押さないでよ」

ユーフェミア「カレンさん…」

948:2012/11/11(日) 16:39:07 ID:
ゼロ「おっと、あなたは自分の心配をした方がいい」

ユーフェミア「…あなたは、何者ですか?」

ゼロ「私は、ブリタニアの敵、ただそれだけですよ」

ユーフェミア「わたくしを連れてきた目的は何なんです?」

ゼロ「…目的か」カポッ

ルルーシュ「これで分かるか?」

ユーフェミア「ルルーシュ!?」

ルルーシュ「覚えていてくれたか」

ルルーシュ「…だが、感動の再会とはいかないんだよ」カチャッ

ユーフェミア「…それで、わたくしを撃つのですか?」

949:2012/11/11(日) 16:44:19 ID:
ルルーシュ「これからする質問の返答次第だな」

ユーフェミア「質問?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「マリアンヌ皇妃の死について、知る限りの情報を渡せ」

ルルーシュ「簡単な話だ」

ユーフェミア「マリアンヌ様?いえ、わたくしは何も聞いていません」

ルルーシュ「本当か?」

ユーフェミア「ええ、今ですら、わたくしはお姉さまに子供扱いされる有様ですし」

ユーフェミア「…ルルーシュ、ゼロというのは」

ユーフェミア「この国で頻発しているテロの首謀者なのですか?」

ルルーシュ「…その通りだ」

ユーフェミア「何故、そんな事をするのです」

950:2012/11/11(日) 16:55:12 ID:
ルルーシュ「目的は一つ、ブリタニアを壊す」

ルルーシュ「それだけだ」

ルルーシュ「この国は、その為の足がかりにすぎん」

ユーフェミア「どうして…」

ルルーシュ「…お前に説明しても、理解出来ないだろう」

ユーフェミア「そんな事は、聞いてみなければ分かりません!」

ルルーシュ「どの道、その意味はない」

ルルーシュ「ここで全てを忘れてもらうのだからな」

ユーフェミア「忘れる?」

ピピッ

ルルーシュ「配置についたか」

ユーフェミア「何の事です?」

ルルーシュ「お前は何も知らないままでいい」

ルルーシュ「そこで大人しくしていれば、殺しはしない」カポッ

ゼロ「さあ、騎士団の旗揚げだ」

952:2012/11/12(月) 18:34:30 ID:
~特派トレーラー~

ロイド「準備かーんりょーぉ!」

ラクシャータ「うーん、急場は凌げるかぁ…」

セシル「それにしても、動きがありませんね…」

セシル「ちょっと不気味ですけど」

ロイド「まぁまぁ、おかげで整備の時間が取れたんだしぃ」

ロイド「いいんじゃなぁい?」

スザク「しかし、本当に膠着しているんでしょうか」

スザク「今のところ、命令もおりませんし」

ラクシャータ「どうかねぇ…」

953:2012/11/12(月) 18:35:42 ID:
セシル「立て籠もりの場合、短期に終結させようとするのが定石だと思うんですけど」

ロイド「そうだねぇ、物資も潤沢に、とはいかないだろうし」

ロイド「どういうつもりなんだろうねぇ?」

ラクシャータ「…ん?」

スザク「どうかしましたか?」

ラクシャータ「いや、上空映像にさ…」

セシル「こ、これは…」

ロイド「あらぁ?見覚えある顔だねぇ」

スザク「カレン!?」

955:2012/11/12(月) 19:42:39 ID:
ラクシャータ「あら、広域通信も入ってるねぇ」ピッ

???「ブリタニア軍に告ぐ」

???「今、このホテルに向けて仲間を乗せたヘリが飛んでいる」

???「どうか、何もせずに通して欲しい」

???「この要求が呑まれない場合」

???「屋上にいる人質の安全は保証しかねる」

???「それでは、諸君の迅速かつ正しい判断を期待する」

???「繰り返す、今このホテルに…」ピッ

スザク「こんな一方的な要求が通るわけ…」

ロイド「うーん、まずいんじゃないかなぁ?」

ロイド「あの子、ブリタニア人だしぃ」

セシル「もし、ここで見殺しにすれば、大変なことになるわ」

スザク「今すぐランスロットで出れば…」

ロイド「む、無理だよぉ、あんな高い所までナイトメアじゃあ届かない」

ラクシャータ「ま、コーネリアがどうするか、だねぇ」

956:2012/11/12(月) 19:47:13 ID:
~指揮官室~

ギルフォード「姫様、いかがいたしますか」

コーネリア「…あの娘、ブリタニア人か」

ギルフォード「はい」

ギルフォード「顧客情報によれば、シュタットフェルトの令嬢のようです」ペラッ

ギルフォード「ここで見殺しにすれば、最悪、姫様の責任問題に…」

コーネリア「…くっ、テロリストどもめ…」

コーネリア「ユフィの方は…」

ギルフォード「幸いなことに、未だその連絡はありません」

コーネリア「…そうか」

コーネリア「仕方あるまい、ここはヘリ一機程度」

コーネリア「全軍に攻撃しないよう通告しろ」

ギルフォード「はっ!了解いたしました」

957:2012/11/12(月) 19:50:18 ID:
~屋上~

カレン「ねえ、あんたは誰なの?」

兵士「…」

カレン「解放戦線の兵士じゃないんでしょう?」

兵士「…ゼロの協力者です」

カレン「…どんだけ影響力と協力者がいるのよ、ゼロは…」

兵士「もう少し、人質を演じていて下さい」

カレン「分かってるわよ」

カレン「あ、あのヘリかしら」

兵士「そのようですね」

カレン「でも、ここからどうやって脱出するつもりなのかしら…」

958:2012/11/12(月) 19:53:25 ID:
~特派トレーラー~

セシル「スザクくん、作戦命令が下ったわ!」

スザク「本当ですか!?」

セシル「ええ、早速準備を」

スザク「了解しました!」タッタッタッ

ラクシャータ「いよいよかぁ」

ロイド「ふふふ、うちのランスロットは、ちょおっとすごいからねぇ」

セシル「二人とも、早く持ち場に着いて下さい」

ラクシャータ「はいはぁい」

ロイド(…さて、一体何があるのかな?)

959:2012/11/12(月) 19:57:03 ID:
~地下通路 防衛地点~

兵士1「草薙中佐は何と?」

兵士2「いや、先程から連絡が取れない」

兵士3「上で何かあったのだろうか…」

兵士長「…何があったとしても、我々の仕事は変わらない」

兵士長「ここは、まさにこの蜂起の要」

兵士長「各々、警戒は怠るな」

兵士達「は、はっ!」

960:2012/11/12(月) 20:03:28 ID:
~元解放戦線拠点~

ゼロ「よく来たな」

扇「言われた通り、いろいろ準備して来た」

扇「あとは、こいつを仕掛けるだけだ」

ゼロ「指示通りに仕掛けて来い」

ゼロ「間違った所に置けば、人質ごと我々も死ぬ」

扇「…本当に、使うのか?」

ゼロ「罪は解放戦線が被ってくれる」

扇「そうじゃなくて」

ゼロ「…言いたいことは分かる」

ゼロ「だが、安全策は講じた」

ゼロ「死人を出すつもりは無い、脱出の為だと考えろ」

扇「…」

961:2012/11/12(月) 20:06:26 ID:
ユーフェミア「お話は済みましたか?」

ゼロ「ああ、後は忘れて貰うだけだ」

ユーフェミア「…わたくしが、貴方のことを告発するつもりがないとしても?」

ゼロ「信頼するには希薄すぎる縁だ」

ゼロ「もうお前に利用価値はない、忘れた後は今まで通りの生活が待っている」

ゼロ「不満は無いだろう」

ユーフェミア「…いいえ、あります!」

ゼロ「…何?」

962:2012/11/12(月) 20:10:39 ID:
ユーフェミア「ルルーシュ、貴方とわたくしは協力出来るはずです」

ユーフェミア「二人で力を合わせれば、このエリアを救うことも…」

ゼロ「…日本だ」

ゼロ「エリアではない」

ユーフェミア「そうでした、日本」

ユーフェミア「この国を再び日本に戻せます」

ゼロ「俺の目的はそこではない」

ゼロ「お前を含む皇族にも、それ相応の罰は受けて貰う」

ゼロ「今のような、恵まれた生活は送れない」

ゼロ「それでも、俺と協力できると?」

963:2012/11/12(月) 20:16:21 ID:
ユーフェミア「…はい、出来ます!」

ゼロ「ふん、口だけなら何とでも言える」

ゼロ「そもそも、俺にはこれ以上、理解者など必要ない」

ユーフェミア「…これ以上?」

ゼロ「…っ!?」

ゼロ「今のは失言だ」

ユーフェミア「あの女性のことですか」

ゼロ「答える必要はないな」

ユーフェミア「ルルーシュ、わたくしたちは家族でしょう」

ユーフェミア「何も、争う必要は…」

964:2012/11/12(月) 20:17:40 ID:
ゼロ「もう、これ以上の会話は無意味だ」

ゼロ「全てを忘れろ…」

CC「いや、少し待つんだ」

ゼロ「CC」

CC「お呼びがかかると思ったがな」

CC「途中で扇に場所を聞く羽目になったよ」

ゼロ「何故止める」

CC「そいつには、本当の覚悟があるようだったからな」

CC「どうなんだ?」

ユーフェミア「…はい、もちろん!」

965:2012/11/12(月) 20:22:57 ID:
ゼロ「しかし、これからの作戦に支障が…」

CC「しかし、この娘を使えば、より作戦行程の短縮もできる」

ゼロ「リスクが大きすぎる!」

ゼロ「いくらお前の言うことでも、聞き入れるわけには…」

ユーフェミア「あ、あの…」

ゼロ「なんだ!」

ユーフェミア「それでは、わたくしを見張れれば良いのですね?」

ユーフェミア「裏切らないように」

ゼロ「それは…」

CC「何か案があるのか?」

ユーフェミア「ルルーシュは軍属でしたよね?」

ゼロ「ああ」

ユーフェミア「所属は特派?」

ゼロ「何が言いたい?」

966:2012/11/12(月) 20:29:29 ID:
ユーフェミア「では、こういった案ならば…」

ゼロ「…正気か?」

ユーフェミア「ええ、わたくしはいつでも正気です」

ユーフェミア「いかがですか?」

CC「確かに、見張れはするだろうが」

CC「ルルーシュの身元がバレルルーシュ可能性が高まってしまう」

ユーフェミア「何か問題なのですか?」

ゼロ「俺は公式には死んでいる」

CC「暗殺者でも送り込まれては、たまらんな」

ユーフェミア「あ、そうですか…」

ゼロ「…」

CC「悪くない提案だが…」

どおん!!!ごごごご

ゼロ「むっ!?この振動は…!?」

ゼロ「…仕方ない」

968:2012/11/12(月) 20:33:37 ID:
カレン「ゼロ!」

兵士「今の音は…」

ゼロ「いや、私たちのものではない」

ゼロ「カレン、今すぐ人質達に合流しろ」

ゼロ「君は人員名簿に載っている」

カレン「えっ?でも…」

ゼロ「まだ役割があることを忘れるな!」

カレン「は、はい!」

ゼロ「お前は扇達を集めるんだ」

ゼロ「その後は、カレン達に合流を」

兵士「はっ!」シュッ

CC「私はどうする?」

ゼロ「すぐに話す」

ゼロ「ユーフェミア」

ユーフェミア「は、はい」

969:2012/11/12(月) 20:38:52 ID:
>>967あいほんのせいだ、許せ…

ゼロ「お前を信じよう」

ゼロ「だが、忘れるな」

ゼロ「俺はお前を見張っている」

ユーフェミア「…はい、望む所です」

ユーフェミア「わたくしも、諦めませんから」

ゼロ「…勝手にするがいい」

ゼロ「さあ、人質に合流しろ、ここは危険だ」

ユーフェミア「あの、場所が…」

ゼロ「地図はこれだ」

ゼロ「行けるな?」

ユーフェミア「は、はい」

ユーフェミア「また会いましょうね!」

970:2012/11/12(月) 20:42:14 ID:
CC「さて、私はどうするんだ?」

ゼロ「今回の概要だ、すぐに目を通せ」

CC「…なるほど、服は?」

ゼロ「ここにある、すぐに着替えろ」

CC「果たして、ここまで警戒する意味があるかは疑問だがな」

ゼロ「コーネリアならやりかねん」

CC「…そうか、ならば従おう」

ゼロ「直ぐに用意しろ、扇達の所に行かねば」

CC「分かっている、急かすな」

972:2012/11/12(月) 20:52:40 ID:
~少し前 地下通路入口~

スザク「配置に付きました!」

セシル「それでは、ランスロットの発進許可を出します」

セシル「起動準備、確認を要請します」

スザク「ユグドラシルドライブ、起動!」

スザク「ファクトスフィア、正常に作動しています」

セシル「確認、了解しました」

ロイド「ま、死なないようにね~」

ラクシャータ「あんだけ調整したくせに、死ぬと思ってんの?」

ロイド「気持ちの問題だよぉ」

973:2012/11/12(月) 20:53:13 ID:
セシル「…ああもう、しゃっきり締めて下さいよ!」

スザク「許可を!」

セシル「は、はいはい」

セシル「ランスロット、発進して下さい」

スザク「MEブースト…」ヒュイイィィン

スザク「ランスロット、発進します!」ドォン

974:2012/11/12(月) 20:55:07 ID:
セシル「スザクくん、作戦内容は理解しているわね?」

スザク「はい」

スザク「ここの防衛を突破し、奥の基部を破壊します」

セシル「結構、くれぐれも安全には注意を払うこと」

スザク「了解しました!」

975:2012/11/12(月) 20:58:20 ID:
~指揮官室~

コーネリア「特派が出撃したか」

ギルフォード「はっ、すでに我が部隊も配置に付きました」

コーネリア「偵察位には役立つだろう」

コーネリア「特派のパイロットはイレブンのようだしな」

ギルフォード「そうですね」

ギルフォード「姫様も出られますか?」

コーネリア「当然だ」

ギルフォード「それでは、我々も向かいましょう」

コーネリア「ああ、ついて来い、我が騎士ギルフォード」

ギルフォード「はっ!!」