1: 名無しさん 2013/09/15(日) 04:02:00.00 ID:eYE7nUSQ0
佐天「ねぇ、お兄ちゃん。なんであたしには、こんな能力があるんだろ?」

ディオ「さぁな…だが、それは神が涙子に与えたものだ。大切にしろ」ぺら…

佐天「ふぅん…」

佐天「それ、何読んでるの?」

ディオ「人妻と不倫して画家になった男の話さ、涙子にはまだ早い」

佐天「!…もう、お兄ちゃんの馬鹿!あたしだって真剣なんだよ!レベル5ってだけで…」

ディオ「で?」

佐天「友達は離れていくし…変な人たちが実験実験うるさいし…」

ディオ「選ばれた者のさだめだ。お前のホワイトスネイク〔白蛇円盤〕を羨む奴らが、何人いると思う?」

佐天「そういうけどね!あたしだって好きでこんな能力に目覚めたわけじゃ…」

ディオ「そこから先は口にするな」

佐天「なんでよ!?」

ディオ「時計を見ろ、学校に遅れるぞ」

佐天「えぇ!?ほんとだ!わわわ!いってきまぁーす!」

ガチャ!バタン!

ディオ「…我が義妹ながら…もう行動、言動が読めんな…年頃というわけだ…さて…夜まで一眠りするとしよう…」

ディオ「天国への道はまだ遠し…か…zzz」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379185319

引用元: ・佐天「ホワイトスネイクかぁ…」〔ジョジョ〕

12: 名無しさん 2013/09/15(日) 15:46:47.54 ID:fhv9e0ji0
キングクリムゾン!!時間は放課後へ消し飛ぶ!

佐天「…能力なんか…欲しがらなきゃよかった…あの矢に 触れて以来…」

佐天「はぁ…御坂さんがいつもいってた…めんどくさいっ て…」

佐天「レベル0のころは嫌味だと思ってたけど…今ならそ の気持はすごいよくわかる」

佐天「私のことをわかってくれるのは…一部の親友たち と、お兄ちゃんだけ…」

佐天「えぃ」

ホワイトスネイク「呼んだか?」

佐天「うん」

ホワイトスネイク「何のようだ?」

佐天「用がなきゃ呼んじゃいけないの?」

ホワイトスネイク「そんなことはない。悩んでいるの か?」

佐天「お見通しなんだね」

ホワイトスネイク「私は涙子。涙子は私だ」

佐天「何でもわかるってことね…ねぇ、あたしが第一位 になったら、誰かが喜ぶかな?」

ホワイトスネイク「喜ぶだろう」

佐天「なんで?」

ホワイトスネイク「1とは名誉なことだからだ」

佐天「そんなもん?」

ホワイトスネイク「そんなもんだ」

佐天「はぁ…ありがと…戻って、ホワ…」

きゃー!!ひったくりよォーーーッ!!

佐天「!?」

チンピラ「へへ…ちょろいぜ!あ?邪魔だぞ!そこのお んなぁ!」ぼぅう!メラメラ!

ホワイトスネイク「いつの世もこういったクズがいるか ら困ったものだ」

佐天「ホワイトスネイク…能力を奪って攻撃。気絶させ るだけだからね」

ホワイトスネイク「了解した」

13: 名無しさん 2013/09/15(日) 15:51:00.41 ID:fhv9e0ji0
チンピラ「どかねぇならどかしてや…な、なんだて めぇ!」

ホワイトスネイク「ほう?私が見えるのか?ということ は少なくともレベル3以上の能力者というわけか」

チンピラ「ご、ごちゃごちゃうるせぇ!灰に…し、て や……る…」ズズズ…

ホワイトスネイク「遅い…おまえからディスクを抜き取 るのは、たやすすぎる」

佐天「これが、ホワイトスネイク。能力をディスクにし て奪い、この人はもうレベル0になった…」

チンピラ「な、何が起こったんだぁ…あ、頭が…く、くそ アマがぁあああ!」バッ!

チンピラ「は!?火が!?能力がでない!」

ギャラリー「「「どよどよ!?」」」

佐天「もうやめて下さい。あなたはあたしには絶対に勝 てない」

チンピラ「なんだと!俺はレベル3だぞぉ!」

佐天「わからず屋……ホワイトスネイク!」

ホワイトスネイク「あぁ、わかった……クズが、何度も言 わせるな、もう0だといっただろう!」ゴワァ!

シュパンッ!!

チンピラ「げ………」どさっ!

佐天「記憶を、ディスクにして奪った…っん!」ズズズ…

シーン…

佐天「記憶のディスクを読んだ…この人の過去は…悲し い…」

佐天「ホワイトスネイク、彼に二枚のディスクを返し て…そして、新しく命令を書き込んだこのディスクも、 一緒に差し込んで」

ホワイトスネイク「優しいな、だが、私は涙子のそうい うところも好きだ…」シュカカカン!

チンピラ「う…」

黒子「ジャッジメントですの!…て、佐天さん!何をし てるんですの!?」

佐天「白井さん、ごめんなさい。でも、終わりましたか ら、許してください!ね?」

白井「はぁ…いいですの。犯人逮捕にご協力ありがとう ございましたわ。では、佐天さん。明日また…ごきげん ようですの」ガシッ… シュン!

佐天「…ふう、おわったぁ…」

パチパチパチパチ

モブA「あの!この能力なんですか?」

モブB「かっこよかったです!」

モブC「新しくレベル5になった、佐天涙子さんですよ ね!サインください!」

モブD「ほんとかよ!?俺もサインくださーい!」

佐天「いえ、あの…その…ご、ごめんなさぁい!!」 ダッ!

17: 名無しさん 2013/09/15(日) 16:43:03.47 ID:fhv9e0ji0
展開楽。

その件はマジごめん。>>1のド低脳が招いたことです。
スマホやりづれぇ

佐天「はぁ、はぁ…もう、いっつもこんなの調子だし…あ!」

佐天「かみじょーさーん!!」

上条「?…おー!佐天さんじゃねぇか。今帰りか?」

佐天「そうなんです。途中まで、一緒に帰りませんか?」

上条「おぉ、いいよ」

佐天「助かりました!一人で歩いてると、いろんな人が寄ってきて…」

上条「はっはっは、レベル5さんは大変だな?」

佐天「もう!茶化さないでくださいよ?♪これでも真面目に悩んでるんだから!」

上条「わりぃわ…」

美琴「ゴラァー!」ドウン!!

上条「ビリビリ!?」

佐天「御坂さん!?」

美琴「佐天さんに何してんのよ!こォのやろォー!!」

上条「おい!まて!ここには佐天さんが…ひっ!」

佐天さ 「上条さん!くっ…ホワイトスネイク!!」

ホワイトスネイク「かあ!!」パキン!…ちゅどーん!

佐天「ありがとう!ホワイトスネイク」

美琴「はぁはぁ…は!?あたし、今佐天さんを…!?」

ホワイトスネイク「…」スッ…ゴオァ!

美琴「え…!?」

佐天「待ちなさい!ホワイトスネイク!!」

ぴた!

美琴「ふぁ…」ぺたん…

上条「な、何が起こったんだ?ビリビリがレールガン撃ったと思ったら…途中で跳ね返った!?」

佐天「御坂さん!大丈夫ですか!?ほら!ホワイトスネイク!あなたも謝って!」

ホワイトスネイク「…すまなかった」

20: 名無しさん 2013/09/15(日) 16:59:40.16 ID:fhv9e0ji0
美琴「い、今のは佐天さんの…」

上条「?」

佐天「はい…あたしの能力。ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕です…発動するしないはあたしの自由なんですけど…それ以降はあたしの指示通りに動くだけで、指示しなければ勝手に動いちゃうんです…多分、まだあたしが未熟だから…」

美琴「聞いてはいたけど…あんなに不気味なんて…あ!ごめん!」

佐天「あはは、いいんですよ…あたしも初めはそう思いましたから…」

佐天「すいません…上条さん、御坂さん…あたし、帰ります…」ダッ!

上条「あ!おい」

美琴「まって、佐天さん!」



美琴「あたしが…佐天さんを傷つけてしまった…」

上条「明日、謝ればいいじゃねぇか…ほれ帰るぞ」

美琴「うん…」

22: 名無しさん 2013/09/15(日) 17:24:09.52 ID:fhv9e0ji0
ガチャ!バターン!

ディオ「お帰り、涙子」ぺら…

佐天「う…うう…お兄ちゃん……!310…310…310…310…」だきっ!

ディオ「どうした?動揺している時の癖がでているぞ?」

佐天「なんでもないよ…」

ディオ「そうか」

佐天「お兄ちゃん…あたしホワイトスネイクのことは好き…でも!レベル5にはなりたくない!」

ディオ「無茶をいうな」ぺら…

佐天「どうして?あたしが我儘言っちゃいけないの!?」

ディオ「…なら、今の台詞…今なお能力が発現せず、それでも努力しているレベル0たちの前で言えるのか?」

佐天「…」

ディオ「いいか?その能力と涙子は、引かれあって結びついたのだ。引力を信じるか?涙子」

佐天「引力…」

ディオ「ホワイトスネイクは、いずれお前を天国に導く…周りのカス共など、ほうっておけ。しらんぷりしてればいいんだよ」

佐天「しらんぷり…」

ディオ「涙子…ホワイトスネイクの力はこんなものではないはず…いずれその時が来たら……このディオのザ・ワールドをやろう」

佐天「お兄ちゃん!本当!」

ディオ「このディオが嘘をついたことがあったか?」

佐天『何個かあるけど…』

佐天「ううん、ないよ」

ディオ「ならば、そういうことだ。涙子…もっと強くなれ…もっと強くな…」

佐天『もっと…強く…』

ディオ「さぁ、食事にしてくれ」

佐天「うん、ありがとう。お兄ちゃん。あたし、自分の正義が見えた気がする…すぐご飯にするね!」

23: 名無しさん 2013/09/15(日) 17:45:36.24 ID:fhv9e0ji0
キングクリムゾン!!時間は消し飛び!朝になる!

佐天「お兄ちゃん!あたし、ローマ聖教の教会に行ってくるね!」

ディオ「そうか、いってらっしゃい。せっかくの休みだ。有意義に使え」

佐天「はぁーい!いってきまーす!」

ガチャ…バタン

ディオ「教会か、寝心地だけはいい場所だな…zzz」

24: 名無しさん 2013/09/15(日) 18:05:45.06 ID:fhv9e0ji0
佐天「ふんふ?ん♪」

ナンパ男A「よぉーカワイコちゃん♪俺らと」

ナンパ男B「遊ばな…」

ザザンッ!!!

ナンパ男A「…あれ?俺たち…何してるんだっけ…」

ナンパ男B「は…れ…れ?」 ポカーン…

佐天「?♪」

佐天「先に突っかかってきたのは、あっちだからね…正当なる防衛だよ…」

佐天「ホワイトスネイク、収穫は?」

ホワイトスネイク「風を操るレベル2、念力のレベル1だな」チャッ…

佐天「あんまり、使えないね。でも、一応のこしておこ」

ホワイトスネイク「…それにしても…変わったな、涙子」

佐天「ううん、今までが間違ってたの。力があるなら、使わなきゃ」

ホワイトスネイク「フフフ…そうだな、そうでなければな」

佐天「あたしは、自分だけの力で、レベル6になる…そして、その時にお兄ちゃんの能力をもらって、あたしはさらにその先にある。天国へいくの♪」

ホワイトスネイク「そうか、では、私は全力で支援しよう」

佐天「ありがと、取り敢えず、学園都市を出て、ローマ聖教の教会にいくんだ」

ホワイトスネイク「面倒なことは…全てディスクで…」

佐天「命令する!」

30: 名無しさん 2013/09/15(日) 22:58:14.75 ID:fhv9e0ji0
シスターA「暇ですね…土曜日だと言うのに」

シスターB「そうですね…でも、日本ではこんなものでしょう」

ギギギィ……

シスターA「教徒の方でしょうか?」

シスターB「暇ですし、お茶でもお出ししましょうか?」

シスターA「いいですね、最近ローマ聖教は悪い噂が囁かれているそうですから」

シスターB「シスターアニェーゼもどこかにいってしまわれましたし…ここは少しでも好感度を上げましょう♪」

シスターA「そうしましょう♪」

テクテクテク…

佐天「おはようございます」

シスターA「はい、おはようございます。ようこそお越しくださいました」

シスターB「お祈りの前に、美味しいお茶はいかがですか?」

佐天「すいません…あたし、初めてで…」

シスターA「まぁ!そうでしたか」

シスターA「シスターB!チャンスですよ!」ボソッ…

シスターB「えぇ!ここはお任せを」ボソッ…

シスターB「お気になさらず、ローマ聖教は、迷える子羊を導くもの…この十字に祈りを捧げれば、あなたもローマ聖教の加護の下、祝福されることでしょう」ニコッ

佐天「そうですか…わかりました…お祈りを捧げてもいいですか?」

シスターA「どうぞ…たとえあなたがどんな宿命の星の下に生まれたとしても、我らが主はあなたを赦し、祝福してくださいます」ニコッ

佐天「では…」スッ…

佐天「天にまします主よ…私を導いてください…」

佐天「…ダメ……」

シスターA「へ?」

佐天「声が聞こえない…天国へ導いてくれる…声が…」

佐天『お兄ちゃんは言ってた…引力…』

佐天「それが…感じられない…ホワイトスネイク!」

シパパーン!!

シスターA「私たち…?」

シスターB「何を…」

ホワイトスネイク「フム…何らかの力を秘めているが…これは能力のディスクではない…調べる必要がありそうだ…」

佐天「そう?ま、いいや。ホワイトスネイク、命令のディスクを!あたしに出会ったことを忘れ、今から十分間、神様にお祈りを捧げる…」

ホワイトスネイク「ふん!」シュカカン!

シスターA「あ…あぁ!そうでした!お祈りを…」

シスターB「捧げなくては…」

31: 名無しさん 2013/09/15(日) 23:01:36.83 ID:fhv9e0ji0
佐天「ホワイトスネイク、二人の記憶は読んだ?」

ホワイトスネイク「あぁ、全て読んだ…記憶のディスクも抜き取るか?」

佐天「それはダメ。植物人間になったらどうするの。記憶は後で読むから、ノートにまとめてメモして、能力のディスクを奪った場所と日時、持ち主の名前もね」

ホワイトスネイク「…ここまですることはないんじゃあないのか?」

佐天「あたしは、好きな人みんなと天国に行きたいの。人殺しはしないし、できるだけ、返すつもりだよ…おわったらね」

ホワイトスネイク「やはり…涙子は涙子か…」

佐天「魔法使いの都市伝説も、嘘じゃないみたいだし、必ず天国に行く方法はある。あたしは、必ずそれを手に入れる…」

佐天「行こ!ホワイトスネイク!ここには神様も天国もなかったから」

ホワイトスネイク「あぁ、もどる…」フォン…

佐天「取り敢えず…魔法使いはしばらくいいかな…学園都市に戻って…ゆっくり続けよ…

36: 名無しさん 2013/09/16(月) 01:11:51.65 ID:f+mTM8F10
キングクリ…!?俺のそばに近寄るなァーーーーッ!!!


佐天「ふぁ…朝かぁ…んぃ」ちょい…

ホワイトスネイク「呼んだか?」

佐天「ん…ひっぱって起こして…」

ホワイトスネイク「…」グイ…

佐天「洗面所までつれてって…顔洗わせて…」

ホワイトスネイク「……」グイッ…キュッ…バシャバシャ…キュッ…

佐天「ブラとパンティと制服とって、着せてー」

ホワイトスネイク「もう目は覚めたろう?」

佐天「いいじゃん~それくらい~」

ホワイトスネイク「………」テキパキ…サッサッ…

佐天「よし!さわやかな朝!ありがと♪ホワイトスネイク♪休んでいいよ」

ホワイトスネイク「…」フォン…

佐天「きょっおっは~なんに~しようかな~♪」

佐天「よーし!お兄ちゃんの大好きなトマトを使った、フレッシュサンドイッチにしよ~♪」

37: 名無しさん 2013/09/16(月) 01:36:49.06 ID:f+mTM8F10
佐天「お兄ちゃん起きてるかな?」ガララ…

ディオ「…zzz」

佐天「まだ、寝てる…そだ!」

佐天「ホワイトスネイク…」ボソ…

佐天「ベッドで寝てるお兄ちゃんに…この記憶のディスクを差し込んできて…」

ホワイトスネイク「いいのか?兄上殿の頭ににディスクを差し込んで、本当にいいのか?」

佐天「いいよ…ほら、早く!」

ホワイトスネイク「了解した…」

そ~~…

ホワイトスネイク『完璧に、射程に入った…ところで、何のディスクだ?これは…オスのニワトリのディスク…涙子なりのジョークということか…』

ディオ「…zzz」

佐天『やったね!これで少しはお兄ちゃんのねぼすけ、直るかな?』

ホワイトスネイク「決まった!カァッ!!」

スカッ…

佐天「!?」

ホワイトスネイク「な!?」

ディオ「おはよう、涙子。ん~♪今朝の朝食は、なかなかおいしいじゃあないか…いいトマトだ…国産だな」もきゅもきゅ

佐天「お、お兄ちゃん…気づいてたの…?」

ディオ「このディオの寝込みを襲おうなど、無駄だ」

佐天「…やっぱり、お兄ちゃんには…かなわないや…」

ホワイトスネイク「さすが…」フォン…

ディオ「涙子。何をしている?今日は大事な日だ。涙子が皆に認められ、正式にレベル5に認定されるのだからな…早く一緒に朝食を済ませてしまおう」

佐天「お兄ちゃん…うん!」パクパク!

38: 名無しさん 2013/09/16(月) 03:22:26.65 ID:f+mTM8F10
佐天「ねぇ、お兄ちゃん」んぐんぐ

ディオ「なんだ?」んむんむ

佐天「お兄ちゃん。今はあたしの保護者としてこの家に一緒に住んでるけど、数年前は学園都市の学生だったんでしょ?」ズゾゾゾ!

ディオ「そうだ、最終的に大学を主席卒業だったかな…」ズズ…

佐天「すごいなぁ…あたしとは大違い」パクパク

ディオ「そんなことは無いぞ?涙子も今日の認定式を終えれば、正式にレベル5だ。このディオと何も変わらなくなる」ハムハム…

佐天「……ね?ザ・ワールド〔世界〕のこと、未だに知ってる人はいないの?」

ディオ「いないな。このディオの能力は、ここではレベル5のテレポーターということになっていたからな…もう学生ではないから順位には入っていないが」

佐天「おかしいよ。時を止める能力がテレポートだなんて」

ディオ「仕方があるまい…涙子の様に、記憶のディスクを通してみれば、知覚できるだろうがな。常人には知覚はおろか、AIM拡散力場を探知できる装置でさえ、反応できぬのだからな」

佐天「ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕を使えるようになって、すぐに見せてくれたもんね。お兄ちゃんの記憶を通した、時の止まった世界…綺麗だった…」

ディオ「うむ、ご馳走様。涙子、出かける準備をしろ。式に遅れるわけにはいかん」

佐天「えぇ!?お兄ちゃん、来てくれるの!?」

ディオ「当然だ。義妹の晴れ舞台だ。見ないわけにもいくまい」

佐天「やった!お兄ちゃん大好きー♪」

ディオ「日傘をどこにやったかな…?」

49: 名無しさん 2013/09/16(月) 15:50:23.37 ID:f+mTM8F10
キングクリムゾン時間は消し飛び、認定式の会場へ向かう!


佐天「お兄ちゃんと~おっでかっけ~うれぴぃ~な~♪」ぴょんぴょん

ディオ「涙子…もう、そんな歳でもあるまい?が、今日は何も言わない。兄として嬉しいよ」

佐天「お兄ちゃんのそういうたまに優しいとこ、すっごく好き!甘いだけじゃないもんね!」

ディオ「ふふふ…こんなに身も心も立派に育ってくれて、このディオも誇らしい」

佐天「…!ありがと…お兄ちゃん♪」ギュッ!

ディオ「おいおい、こんなところで抱きつくな…歩きにくいし、日傘がぶれる」

佐天「ごめんね…でも、ちょっとだけ…」


黒子「佐天さぁ~ん!!」


佐天「あ!白井さんと御坂さん」パッ!


黒子「おはようございます。佐天さん。佐天さんのお兄さま」

佐天「おはようございます!」

ディオ「おはよう」

黒子「相変わらず、ご兄妹、仲がよろしいですのね♪」

佐天「でしょ~♪自慢のお兄ちゃんです」

黒子「本当ですわね、私も同じテレポーターとして、深く尊敬しておりますわ」

ディオ「ありがとう」

美琴「あ、あの…佐天さん…おはよう」

佐天「御坂さぁん!こないだは、すみませんでした」ダキッ!

美琴「へ?」

佐天「あの頃のあたし、どうかしてたんです。許してくださいね…これからは!同じレベル5同士、もっと仲良くしましょうね!」

美琴「あ……う、うん!ありがとう!佐天さん」

黒子「ち、ちょっと!佐天さん!お姉さまから離れてくださいまし!」グイィ!!

佐天「あぁん、いけずぅ!」

ディオ「…涙子、悪ふざけはもういいだろう?」

佐天「う…ごめん、お兄ちゃん…」

ディオ「御坂さん…君達がここで私達と合流したのは偶然ではなく、同じ会場に行くため。そうじゃないかな?」

美琴『この人が…かつて、学園都市最強の天才と謳われた、レベル5テレポーター…ディオ・ブランドー…今は佐天 ディオか…』

美琴「はい、佐天さんのレベル5認定式に、ほとんどのレベル5が顔合わせで呼ばれていまして…あたしも式に出席するんです」

黒子「黒子はその荷物もち兼ボディーガードとして参りましたの」

ディオ「そうか、では一緒に行こう。涙子も喜ぶ」なでなで…

佐天「えへへ…」テレッ///

56: 名無しさん 2013/09/16(月) 23:37:13.45 ID:f+mTM8F10
キングクリムゾン!時間は消し飛び、会場のビルに着く!


係員A「いらっしゃいませ。佐天涙子様、佐天ディオ様、御坂美琴様、白井黒子様ですね…承っております。会場は、奥のエレベーターで、29階です」

佐天「~♪」

係員A「申し訳ございません。佐天涙子様。あなたは今回の主賓でいらっしゃいますので、こちらの者が特別、ご案内いたします」

係員B「私が、ご案内させていただきます」

佐天「え…!?お、お兄ちゃん…」

ディオ「…何も心配することは無い…行っておいで」

ディオ「ホワ……クに……を……命令……ておけ…」ボソ…

佐天「…」コク…

佐天「じゃあ!みんな!主賓はいってくるよ♪」

係員B「こちらでございます」



黒子「いってらっしゃいですの~」ノシ

美琴「おめでと!佐天さん!あたし達は先行ってまってるからね~」ノシ

ディオ「…」パサッ…クルクル…パチン!

ディオ「では、私達は29階の会場に行こう」

黒子「はいですの!」



ポチ…チーン!…ガー…



黒子「29階と」ポチ


グーン…↑


ディオ「…」

黒子「…」

美琴『会話がない…そういえば…』

美琴「あの…失礼だったらごめんなさい…どうして、日傘をさしていたんですか?」

ディオ「私は、太陽の光にアレルギーなんだ…直射日光を浴びるだけで、死ぬほど体調が悪くなる…だから、外出時は日傘をさしているのさ…」

美琴「そうだったんですか…でも、それだけじゃ、日光は防げないんじゃ…」

ディオ「私の体質に、興味が湧いたのかな?…最近の日焼け止めはすごいものだ。体に塗るだけで光から守ってくれるし、保湿もできる…まだ質問はあるかな?」

美琴「い、いえ!ありません」

黒子「じゃ、黒子がしますの!黒子は佐天さんのお兄さまのテレポートが見たいですの!」

美琴「黒子!?こんなところで能力を見せろだなんて!」

ディオ「いいよ。見せよう。白井さんも、私の能力が物騒な物では無いことを知っているうえで、見たいと言ったんだろう?」

美琴『レベル5のテレポートか…確かに、危険では無いし…あたしもちょっと見たいかも…』

黒子「そうですの!では、お願いしま…」

ディオ「もう見せた」ドドドドド…

59: 名無しさん 2013/09/17(火) 01:22:10.08 ID:Nzh/xi940
美琴「え…?」

黒子「へ…?」

美琴「こ…これは!?」

黒子「何が起こったんですの!?」

美琴『あたしが立ってた位置は…エレベーターの行き先階ボタンが無いほうだった…なのに…』

美琴「あたしの立っていた位置と…」

黒子「黒子の立っていた位置が…」

美琴 黒子「「逆に!?」」

美琴『い、今、何をしたの!?…訳がわからない!?』

黒子『まさか、これは…結標淡希のムーブポイント〔座標移動〕!?…いえ、あんな生易しい物では断じてない…何の前兆もなく…既に入れ替わっているなんて…』

美琴『これが…絶対無敵の揺るがなかった…佐天さんのお兄さん…』

黒子「あ、ありがとうございました。黒子は、感激致しました…」

美琴「これが…レベル5テレポーター…黒子!あんたもがんばりなさいよね!」

黒子「えぇ!?お、お姉さまといえど、無茶言わないで欲しいですの!」

ディオ「ふふふ…なかなか面白いお嬢さんたちだ、涙子もこんな友達がいて、幸せだろう」

美琴「そ、そんなことないです!」


チーン!ただいま 29階です。ドアが開きます。ご注意ください。 ガー…


ディオ「おや…着いたようだ。行こう」

黒子「はい!お供しますの!」

美琴「ちょっと!あんたはあたしの荷物もちでしょーが!!」


62: 名無しさん 2013/09/17(火) 05:40:42.07 ID:Nzh/xi940

グーン↑…

佐天「あの…会場って29階ですよね…」

係員B「はい」

佐天「ここ、30階ですよね…一つ下では…」

係員B「はい…ですが、こちらで、この式の主催者にお会いしていただきます。挨拶をしたいと…」

佐天「そ、そういうことですか…310 310 310 310 310 310 310 310 310………」ぶつぶつ…

チーン!ただいま 30階です。ドアが開きます。ご注意ください。 ガー…

係員B「こちらへ…」

トントン…

係員B「御連れしました…」

はいりたまえ。

がちゃ…

係員B「どうぞ」

佐天「ど、どうも…」

重役「やぁ、よくきてくれた。さぁ!座りたまえ」

佐天「は、はい!」

重役「改めて、レベル5認定おめでとう。君は、現在の学園都市における8人目のレベル5となる」

佐天「はい…!」

重役「…聞くところによると、君は以前、レベル0だったそうだね…どうだね?私に教えてはくれんかな?レベルアップの秘訣を…」

佐天「そ、そんな大そうなもの!ありません…ただ…」

重役「?…ただ?」

佐天「幸せ…幸福になりたいと…思いました」

63: 名無しさん 2013/09/17(火) 05:45:25.70 ID:Nzh/xi940
重役「…ほぅ、そうか…」

佐天「あ、あはは…」

重役「ところで、レベル5になるにあたって、君にはたくさんの問題が降りかかる」

佐天「も…問題…」ごくり

重役「実は…この学園都市には、様々な組織が乱立していてね…結局は彼らの活動は、学園都市の進化につながっているのだが…いかんせん、荒っぽい連中が多くてね…」

重役「君の能力は、おそらくほとんどの組織が知っているだろう」

佐天「え!?」

重役「そうだ、君。この少年に見覚えはないかね?」ぴらっ

佐天「この写真の人は…いつぞやのチンピラさん!」

重役「やはり、覚えがあるようだね…この少年だが、今は更正施設でまじめに勉強し、奉仕活動まで自主的に行う素晴らしい模範的生徒となった…」

佐天「…」

重役「しかし、以前の彼は、とてもではないが、模範的とは程遠い。そんな彼が、何故ここまで劇的な変化を遂げたのか?」

佐天「え、えっと…」

重役「答えは明白だ。君の能力。ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕によって、彼の思考は根底から書き換えられ、現在に至る…」

佐天「…」

重役「素晴らしい能力ではないかね!普段の君からは微塵もAIM拡散力場が感知されることは無いが、ひとたび能力が発動されれば、装置のメーターを振り切るほどの強力な力を発する…普通の検査では見つからないわけだ…」

重役「すまないね…少し取り乱した…」

佐天「はぁ」

重役「とにかく、君のその能力は、誰がどう見ても魅力的過ぎる。応用性に長け、どんな能力をも奪い取る君の能力は、まさにダイヤの原石」

重役「先ほどの話に戻るが、学園都市に存在する組織たちには、ほとんどのレベル5が関与している。中にはそのリーダーを務めるものもいる」

佐天「ほとんどですか!?」

重役「うむ…君が、どの組織に入ろうと、入るまいと、君の自由だ。だが、学園都市のルールに反することをすれば、処罰される。これは忘れないで欲しい」

重役「いいかな?くれぐれも、甘い誘いには注意したまえ。今日の式はパーティ形式。顔合わせということで集合したレベル5たちも、こぞって君をスカウトしようとするだろう」

佐天「あ…はい!」

重役「私が伝えたかったのは、これだけだ…うん。そろそろ、開式の時間だ。怖い話をして、すまなかったね。レベル5。本当におめでとう」

佐天「ありがとうございます!」

重役「係員B。主賓を会場にご案内しろ」

係員B「かしこまりました。さ、こちらへ」

佐天「あ!あの!」

重役「ん?どうしたのかね?」

佐天「あなたは…天国を信じますか?」

重役「天国?…はっはっはっは!天国だのと!面白い冗談だ!この老いぼれに、天国はよしてくれ!」

佐天「……………あはは!そうですよね?すみませんでした。では、これで」ペコ!


シパンッ…


係員B「では、ご案内します」

佐天「ありがとうございましたー!」

重役「…」

バタン…

66: 名無しさん 2013/09/17(火) 10:57:40.71 ID:Nzh/xi940
佐天「すみません。ちょっと…」

係員B「いかがなされました?」

佐天「あの…お、お手洗いは…」

係員B「これは失敬致しました!こちらでござます」

佐天「あ、ありがとうございますぅ!」ピュー!




佐天「…ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「あぁ、既にあの老人の記憶をディスクにし、ここに持ってきてある…」

佐天「ノートは?」

ホワイトスネイク「このディスクの中の、涙子にとって重要な情報をまとめて、書き留めた…ボールペンでな」

佐天「さすがね♪…このディスク。あたしも直接見てみたいかも、差し込んで」

ホワイトスネイク「了解した」シュカン!

シーン…

佐天「んん……ぐぐ…あぅ…!!!!!」プルプル…

ホワイトスネイク「涙子!?くっ!」シパンッ!

佐天「……はっ!」

ホワイトスネイク「涙子、大丈夫か?」

佐天「…うん、ありがと、ホワイトスネイク…この記憶のディスクは、さっきのおじさんに返してきて、あたしはここで待ってるから」

ホワイトスネイク「命令のディスクはどうする?」

佐天「気が利くね。じゃ、天国のくだりを忘れて、ディスクを抜かれた瞬間の記憶も忘れる…。これでお願い」

ホワイトスネイク「了解した」



佐天『幻想殺し…なんで…上条さんが…そして、魔法使いじゃなく、魔術師…やっぱり、教会も絡んでる…』

佐天『まだ、情報は少ないけど…やはり、天国は実在する!』

73: 名無しさん 2013/09/17(火) 14:25:22.97 ID:Nzh/xi940
佐天「すいませーん!お待たせしちゃって…」

係員B「滅相もございません。では、エレベーターで会場に向かいましょう」


ポチ…チーン!…ガー…


佐天「あの、式ってもう始まっちゃってます?」

係員B「はい、開式しました。皆さんは、主賓の佐天様がお見えになるのを、心待ちにしているのです」

佐天「そんな、大げさな…でも、悪い気はしないかも…」


チーン!ただいま 30階です。ドアが開きます。ご注意ください。 ガー…


係員B「こちらへどうぞ…」

ガチャリ…キィ…

佐天「わぁ…」


司会「御会場にお集まりの皆様。認定式の主賓。佐天涙子様がお見えになりました。拍手でお迎えください!」


パチパチパチパチパチ!


佐天「すご…なんか、豪華な格好してる人ばっか…白衣の人もたくさんいる…」

係員B「さ、上座に席がございます。そちらへ…」

佐天「は、はい…310 310 310 310……」

カチンコチン…ストン…

佐天『座ったら、もっと緊張してきた…310 310 310…あ、さっきのおじさん…』


司会「それでは、重役様の祝辞と、認定式についての説明がございます。皆様、どうかご静聴のほど、よろしくお願いいたします」


重役「皆様、本日は学園都市レベル5認定式にお集まりいただき、まことにありがとうございます。彼女こそ、本日の主賓。佐天涙子です」

パチパチパチパチ!

重役「彼女がレベル5の超能力者であることは、学園都市、研究機関によって証明済みですが、本日、皆様の眼前で、能力を披露していただき、これを、完了とさせていただきます」


おおぉぉぉぉぉ…!


佐天「え!?」

重役「既に、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、彼女の能力の名は、ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕。その能力の全貌を口頭でお伝えするのは難しいのですが、簡単に、申しますと、他人から、記憶や能力を奪ったり、与えたりすることのできる。超能力者なのです!!」


おおおおおぉぉ…どよどよ…ざわざわ…っ!!!

74: 名無しさん 2013/09/17(火) 14:27:39.84 ID:Nzh/xi940
重役「さて、では、彼女の能力を見せていただきましょう……さぁ、お願いするよ」

係員B「どうぞ、私に能力を…私はレベル3の水の能力者です」ドルル…

佐天「…わかりました」

佐天「ホワイトスネイク!」

シュパン!

係員B「う…」

ホワイトスネイク「見せ物か…気に食わない…」チャ…

佐天「この人に合う能力のディスクはある?」

ホワイトスネイク「…これだ、風を操るレベル2のディスク」

佐天「よかった…それをこの人に差し込んで。早く終わらせよ?」

ホワイトスネイク「ウム…」シュカン!

係員B「こ、これは…水の演算ができなくなり…風の演算ができる!?」


おおおおおおおお!!!

80: 名無しさん 2013/09/17(火) 15:49:51.27 ID:Nzh/xi940
垣根「…欲しい」



麦野「へぇ~…使えそうじゃない」

絹旗「麦野!強い後輩、超欲しいです!」



美琴「おめでとう!佐天さん!」

黒子「いつの間にか越えられてましたのねぇ…写真。初春にも送ってあげましょ」パシャ!

ディオ「ここからだな…涙子」



食蜂「ふぅん?なんだかぁ♪気が合いそうだわぁ~♪お友達になれるかしらぁ☆」



削板「うおおお!誰だか知らんが!おめでとう!!おめでとう!!!おめでとォーッ!!!!」



打ち止め「そんなこと気にせず、ケーキを口いっぱいに頬張ってみたり!ってミサカはミサカは子供をアピールしてみたり!」モグモグ!

一方「けッ…くだらねぇ…おい、クソガキ!もっと綺麗に食え!口周りが汚れてっぞ!」ふきふき…

黄泉川「まあまあ…でも、新しいレベル5が、普通そうな子でよかったじゃん…」



パチパチパチパチパチパチパチパチッ!!!


ホワイトスネイク「…ふん」シパン!

佐天「能力、戻しましたよ」

係員B「は!?…ありがとうございました」

重役「うん、すまなかったね、君の能力を見せ物にしてしまって…さぁ、後は自由だ。思う存分。パーティを楽しんでくれたまえ!」

佐天「は…はーい…」

佐天『な、なんか大人に混じって、キャラの濃ゆい人たちがすっごいこっち見てる…お兄ちゃんたちどこにいるんだろう…』

93: 名無しさん 2013/09/17(火) 19:14:29.18 ID:Nzh/xi940
佐天『とりあえず…お兄ちゃんたちを…』テクテク…

学者A「いや~!このたびは、レベルアップ。おめでとうございます!」

佐天「え!?あの…どうも」

学者A「驚かしてしまって申し訳ない。私、超能力の研究をしているものでして…どうぞ、私の名刺です!」

佐天『…苦手だな…こういうの…実験実験実験…キリがないもん…』

学者B「どけ!貴様!!」ズイ!

学者A「うわ!」

学者B「どうも♪わたくし、学生達の能力の可能性について、模索しているものでして…あなたの能力。使い方次第で多くの学生を救えるわ!」

学者C「そんなことに耳を貸してはなりませんぞ!わしが考案した理論に、貴女の能力が力を貸してくだされば!それが学園都市の発展のためになるのです!謝礼も払いますぞ♪」グイ!

学者D「まて!何を戯言を!佐天さんは我々が!」ズン!


あーだ!こーだ!やんややんや!!!


佐天「いえ…そ、その…あの…あたしは…!?」あわわ!


麦野「ちょっとさー…どいてくれない?」


がやがやがや!!!


麦野「邪魔だ!っつってんだろぉが!!蒸発してぇのか!?糞学者ども!!!」


サーーーーーーッ!!しーーーーーん…

94: 名無しさん 2013/09/17(火) 19:17:01.54 ID:Nzh/xi940
絹旗「麦野…ちょっと怖いですよ…ターミネーターじゃあないんですから…あの子の前では、超笑顔で行きますよ…」ボソソ…

麦野「わかってるわよ…笑顔、笑顔ね…」ボソ…

ツカツカツカ…

佐天「ひっ…」ビクッ!

麦野「うふふ♪はじめまして♪私は麦野沈利」

絹旗「絹旗最愛と申します!超お見知りおきを!」

佐天「は、はぁ…」

麦野「ごめんなさいね、驚かせてしまって…大丈夫だった?あーゆう学者たちの言うことは、みーんな嘘ばっかり…私の頃もそうだったわ…」フッ…

絹旗「うぅ…いたいけな乙女を騙すなんて…超罪深いですっ…」よよよ…

佐天「…!?あなたはもしかして!」

麦野「そう♪佐天さん。あなたと同じレベル5よ。能力はメルトダウナー〔原子崩し〕よろしくね♪」

絹旗「ちなみに、私は、レベル4です!能力はオフェンスアーマー〔窒素装甲〕っていいます!」

佐天「そ、そうですか…あの、ありがとうございました。では、あたし…もういきま…」スッ…

ガシィィッ!!ドドドドドドドドドドドドドドドド……!!!

麦野「んふふ♪、まぁ、ちょっと待って?私達、あなたとすこーし、話がしたいの。いいでしょ?すこーし…ね?」ニコッ!

絹旗「ほらほらぁ♪あっちに私達の席がありますから♪」グイイ!!

佐天「え!ちょ…」

佐天『お兄ちゃん…どうしよ…』

垣根「待ちな…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!

112: 名無しさん 2013/09/18(水) 00:09:24.18 ID:s80/EIA30
麦野「チッ…面倒なメルヘンやろーがきたわね…」

絹旗「あーゆーやさ男、私超キライです!!」

垣根「ふっ…俺はてめぇらみてぇな弱小組織や糞ビッチなんか、どうだっていいんだよ…」

佐天『なんだろ…この人…わ!かっこいい!…いや、そうでもないな。お兄ちゃんや上条さんの方がかっこいいや…!?まさか…この人も!?』

クルッ!

垣根「はじめまして…佐天涙子さん。僕は、垣根 帝督と申します。はじめてあなたを見たときから…何といいますか?…運命を感じていました」ニッコリ♪

佐天「運命って…あ!?…あの、もしかしてあなたも…」

垣根「ふふふ…感じますか?…はい。あなたと同じ、レベル5です。能力名は、ダークマター〔未元物質〕。学園都市第二位です」

佐天「第二位!?垣根さん!すごい人なんですね!」

垣根「いえ、順位など、それほど意味はありませんよ…あくまで、能力に対する序列というだけで、性格や人間性は、本人次第ですし…」

佐天「わぁ~!すごくご立派な考えですね♪」

垣根「いいえ、それほどでも…どうですか?立ち話もなんですし、僕の席でお話でも…」

麦野「駄目よ…先にアプローチしたのはこちら…あれぇ?第二位は順番も守れないのかな?」

絹旗「超子供ですwwwぷぷぷwww」

垣根「チッ…めんどくせぇ糞ビッチどもが…」

佐天『な、なんか、周りがうるさくて聞こえないけど…やばそうな雰囲気…に、逃げなきゃ…』

ディオ「やぁ…可愛い後輩諸君…義妹が、迷惑をかけていないかな…?」

麦野「!?」

垣根「!?」

佐天「お兄ちゃん!!!」

116: 名無しさん 2013/09/18(水) 02:14:14.89 ID:s80/EIA30



垣根「は!?」

一方「…」

垣根「な!?なんでこんな近くにお前が!?」

一方「こっちが聞きてェ………なンでてめェが俺の膝の上に乗ってるのか、知らねェけどよォ…」

垣根「な、なにぃ!?膝の上!?」

垣根『馬鹿な!?何が起こったというんだ!?』

一方「喧嘩売るなら!相手を選びやがれェ!!!」ドゴンッ!!

垣根「おぶぁっ!」


麦野「は!?え!重!?」ガクン↓!

打ち止め「あれあれ?あの人の膝に乗ってたと思ったのに、いつの間にか綺麗なお姉さんが目の前に!って!ミサカはミサカは実況してみる!」

麦野「な、何なの!?この子!?いつの間に抱きついて…」

打ち止め「せっかくなので、この立派なふくらみを堪能してみる!ってミサカはミサカはぐりぐり顔を押し付けてみたり!」むにゅ♪

麦野「わ!?ちょっと…まっ!」

絹旗「む、麦野!?いつの間に、そんな大きい子を…誰との子ですか?超気になります!」

麦野「ば、馬鹿!違う!あんたも見てないで引き剥がすの手伝ってよ!!」

黄泉川「ちょ!お前らこんなとこでやめるじゃん!?こらーー!!」


ぎゃーぎゃーわーわー!!


ディオ「さぁ、行くぞ涙子。あっちで御坂さんたちが待っている」

佐天「さっすが!お兄ちゃん♪ねぇ…使ったの?ザ・ワールド」

ディオ「さぁな?もっとも、あそこで仲良くしている人たちは、何も知らないだろうがな…」

佐天「うふふ♪やっぱり、お兄ちゃんがかっこいい!」

ディオ「?」

佐天『お兄ちゃん…探しに来てくれたんだ///そういえば…レベル5って御坂さんみたいな人ばかりじゃないんだな…気をつけよ』

121: 名無しさん 2013/09/18(水) 03:37:33.30 ID:s80/EIA30
黒子「あ!佐天さーん。こっちですのよー」ノシ



黒子「色々とお疲れになったでしょう?ほらお座りになって。このぶどうジュース、すごく美味ですのよ?」

佐天「わぁ、白井さん!ありがとうございます。喉渇いてたんです!いただきますね!」んくんく…

美琴「なんか、あっちの方が騒がしいわね…何かあったのかしら?」

ディオ「あぁ…何でも、第一位に求愛する男性と、今ここで隠し子が発覚した女性がいるらしい…」

美琴「え!?そうなんですか!?」

黒子「世も末ですわね」

美琴「あんたがいうな」ぺしっ

5人「「ハッハッハッハッ…」」

美琴「ん!?5人いる!1人多い!?」

食蜂「あらぁ☆バレちゃったぁ♪」

美琴「食蜂…あんた何しに来たわけ!」ビリビリ!

食蜂「ちょっとぉ、危ないじゃなぁい?無関係な人も巻き込みたいの?」

黒子「お、お姉さま!ここは抑えて…」

美琴「ぐ…うん」

佐天「あの、あなたは?」

食蜂「えへへ☆はじめましてぇ♪わたしぃ、食蜂 操祈でぇす!よろしくね~♪」

佐天「はい!よろしくお願いします!あの…もしかして食蜂さんも…」

食蜂「あったりぃ!ご多分にもれず、レベル5でぇす♪名前は、メンタルアウト〔心理掌握〕。簡単に言うとぉ、あなたと近いタイプの能力かしらぁ?」

佐天「おそろですか!?」

食蜂「うん♪おそろねぇ~♪」


きゃっきゃ!!

122: 名無しさん 2013/09/18(水) 08:44:08.24 ID:s80/EIA30
美琴『こいつ…何を企んでいるのやら…』

ディオ「少し…いいかな」

食蜂「あらぁ、先輩じゃないですかぁ。お久しぶりですぅ♪」

黒子「お知り合いでしたの!?」

ディオ「いや、昔、少し話した程度だが、元気そうでなによりだ」

食蜂「おかげさまでぇ☆あなたにお会いできて、わたしも光栄ですぅ♪」

ディオ「もしよければ…涙子の友人に…なってはくれないかな?」

食蜂「あらぁ☆………」

美琴「え…!お兄さん!こいつはとんでもないやつなんですよ!?」ビリビリ

黒子「お゛姉ざま゛お゛ざえ゛でぐだざいまじ…」ビビビ…

美琴「あ!…ごめん」

ディオ「澄んだ目をしている…そして、どの組織にも属していないレベル5…こういった友人が、今の涙子には必要だ…」

佐天「お兄ちゃん!あたしも友達くらい自分で作れるよ!でも…食蜂さん、なんだかすき~♪」ぎゅ~

食蜂「相性いいのかもねぇ♪」にへ~

133: 名無しさん 2013/09/18(水) 16:59:01.56 ID:s80/EIA30
黒子「まぁ、相性はありますわね。私とお姉さまの様に…」

美琴「あんたはだぁーっとれぃ!!!」

黒子「はいですの…ぐすっ…」

美琴「食蜂!今は何も言わないし、黙ってるけど…佐天さんにちょっとでも何かしたら、あたしが絶対に許さない!!」

ディオ『ほぅ…ここまで言い切れるか…涙子はいい友人をもったな…』

食蜂「すごい誤解されてるみたいだけどぉ、わかったわぁ」スッ…

佐天「食蜂さん…もう行っちゃうんですか?」

食蜂「うん♪…そんな顔しないでぇ?大丈夫。すぐあえるわぁ……」

食蜂『天国でね』

食蜂「じゃあねぇ」ノシ

黒子「帰っちゃいましたの」

美琴「いいのよ!あんなひとでなし!佐天さんも騙されちゃダメよ!」

佐天「わかりました。御坂さんが言うんだもん、気をつけます」

ディオ「まぁ、せっかくのパーティだ。あとは身内で楽しもうじゃないか…さて、まだしていなかったね…」

黒子「お姉さま、グラスですの」

美琴「ありがと♪」

ディオ「では、涙子のレベルアップに…」

「「「「かんぱーい」」」」チン!×4

136: 名無しさん 2013/09/18(水) 17:35:09.97 ID:s80/EIA30
わいわい!!…

佐天「…」

佐天「ごめんなさい、あたし、ちょっとお手洗いいってきます」

美琴「場所わかる?案内しよっか?」

佐天「だ、大丈夫ですよ!さすがに…じゃ、行ってきますね…」


美琴「大丈夫かな…」

黒子「今日のお姉さまは心配性ですのね」

美琴「うっさい!」

ディオ「うむ…美味い…モッツァレラチーズとトマトか…」もぐもぐ…



垣根「うぅ…ひどい目にあった…あ!」


麦野「あらぬ誤解をかけられた…超ームカつくわ…あ!」

絹旗「んっ?麦野!今超パクリましたね!…あ!」


佐天「…」スタスタ…

垣根 麦野「「佐天さん!!」」

佐天「…」スタスタ…

垣根『無視…いや、違う、あんな子が急にこんな態度をとるわけが……聞こえていないのか!まさか…』

麦野『先手をうたれたか……あの女…』

絹旗「超シカトされました!!」ぷんすか!


どよよ!おお、佐天さんだぞっ!!がやがや!!


垣根『人だかりが…いかん!見失う!』バッ!


麦野「絹旗!佐天涙子を探せ!」

絹旗「り、了解!」


垣根「どけ!邪魔だ!」ドン!!


麦野「くそ!この害虫ども…!」

絹旗「麦野!見当たりません!」


垣根「見失った…だが…まだこのビルの中にいる…見つけるぞ!絶対に!!」

垣根『彼女の力さえあれば…あの糞第一位を打倒できるんだからな!!必ず味方にする!!!』

139: 名無しさん 2013/09/18(水) 18:11:06.76 ID:s80/EIA30
ガチャ…コツコツコツ…

食蜂「ほらぁ☆すぐあえたぁ♪」

佐天「…ん」

食蜂「ここぉ、個室はいってねぇ♪」

キィ…バタン…カチン!

食蜂「ごめんなさぁい…ほんとはこんなことしたくなかったけどぉ…」

食蜂「佐天さんの頭の中に、いーっぱいある(天国)って言葉に興味を持っちゃったのよねぇ…」

食蜂「悪いけど、深く覗かせてもらうわぁ♪」

佐天「…んぁ」

食蜂「♪~……!?」

食蜂「な、無い!?さっきは確かに…(天国)についての記憶がいっぱいがあったのに!?」

食蜂「え…?こ、これ…記憶が無い!?何も思い出が無い!?」

食蜂「あ…あるのは、ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕の記憶と…その使い方だけ…」

食蜂『こ、こんな脳の構造…知らない!?こんなことって…!?』

食蜂「に…人間じゃない…」ガタガタ…

ガシィィィィィッ!!!!

食蜂「!?」

ホワイトスネイク「…」ギリリッ!!!

食蜂「こ、これって…」

ホワイトスネイク「やはり…このビルに入る直前。涙子自身に命令のディスクを入れておいて正解だったな…」

食蜂「め、命令?…い、痛い…」

ホワイトスネイク「お前のような能力者が、どんな形であれ、涙子に能力を行使した場合…私が発動されるよう、自分自身に命令した…」

ホワイトスネイク「念のため…涙子から私に関する記憶以外をディスクにして奪ったが…どうやらそれで驚いているようだな」

食蜂「能力が…1人歩きするなんて…きいたこと…ないわぁ…」

食蜂『この子…なんて能力を…』

佐天「…んが」

ホワイトスネイク「そして…私はどんなことがあろうと涙子を守るよう命令されている!!カァッ!!」

ザンッ!!!

食蜂「あ…あぅ…はわ?」ぼけ~

ホワイトスネイク「フフフ…もらったぞ……レベル5…メンタルアウト〔心理掌握〕のディスクを!!!!」

143: 名無しさん 2013/09/18(水) 19:19:26.16 ID:s80/EIA30
佐天「…ん…は!?」

ホワイトスネイク「起きたな…大丈夫か?涙子」

佐天「ホワイトスネイク!?ここは…トイレ!?あたし…どうしちゃったんだろう…席で食蜂さんとじゃれてた辺りから…何も憶えてない…」

ホワイトスネイク「当然だ。涙子はこの女に洗脳されていたからな。この女は、涙子の記憶を覗こうとしていた…私が阻止したがな」

食蜂「…うぁ…むふぅ~?」

佐天「え!?ま、まさか…!?し、食蜂さん!?ホワイトスネイク!食蜂さんに何をしたの!?」

ホワイトスネイク「安心しろ、命令は遂行したが、涙子のいいつけは守っている…肉体的にも、精神的にも殺してはいない」

佐天「まって…ちょっとまって…310 310 310 310 310 310 310 310………」ぶつぶつ…



ホワイトスネイク「落ち着いたか?」

佐天「うん……あたしの洗脳は…ホワイトスネイクが解いてくれたの?」

ホワイトスネイク「結果的にはそうだな。一度この女の能力を奪い、何も考えず、涙子にかけた洗脳を解く命令のディスクを差し込んだ。次に、能力のディスクを戻し、涙子の洗脳を解かせた上で、もう一度能力のディスクを奪い、今度は思考しようとしたら思考しようとしたことを永遠に忘れ続ける命令のディスクを入れた」

食蜂「あふぅ~?」

佐天「さすが、ホワイトスネイク…頭いいね…でも、そこまでする必要あった?」

ホワイトスネイク「相手はレベル5だ。細心の注意を払った結果だ」

佐天「何はともあれ、助けてくれてありがとう♪ホワイトスネイク♪」

ホワイトスネイク「いや、はじめに命令のディスクを涙子に差し込めといったのは兄上だろう?礼なら兄上に言え」

ホワイトスネイク「そして…これだ。これがこの女の能力のディスクだ。これは、涙子の物だ」

佐天「…レベル5のディスク………」

佐天「…食蜂さん、あたしは…本当に、あなたのことを信じたかった…」

食蜂「はぇ…ぁぅ?」

ホワイトスネイク「とんだ雌狐だったな……」

佐天「信じたい…今でも、それは変わらない…」チャッ…

ホワイトスネイク「!?…涙子!まさか!」

佐天「信じてる…食蜂さん」

佐天『だって…あたしの頭の中を見たいと思ったのは…たぶん…(天国)に惹かれたから…そうですよね?…そう、信じる…食蜂さん』

147: 名無しさん 2013/09/19(木) 00:48:08.82 ID:HQGuepfz0
食蜂『はっはっはっ…ダメ…あの能力には、絶対勝てない…』ダッダッ…!

ホワイトスネイク「…」

食蜂『ひっ!ホワイトスネイク!!』ダッ!!

食蜂『逃げなきゃ!!こ、殺される…全部奪われて…殺される!!』

ドロォ…ズブブ…ブスブス…

食蜂『え…なにこれぇ…脚…溶けて…』

ホワイトスネイク「…」

食蜂『う、動けない!?や、奴が来る!助けてぇ!誰か!死にたくない!死にたくないぃ!!』ジタバタ!!!

ホワイトスネイク「…」スッ…

食蜂『や…!いや…全部…奪われる…死…助けて、誰か助けてぇ!!!』

パァアーー!!

食蜂『!?ひ、光が…』

ホワイトスネイク「グワァアア……」ボワァー…

食蜂『奴が…消えていく…』

食蜂『あぁ…あたたかい…優しい光…!?』

食蜂『光の中にいるのは…天使……』

食蜂『違う…あれは…さてんるい…』

150: 名無しさん 2013/09/19(木) 01:33:08.17 ID:HQGuepfz0
食蜂「んん……はっ!?」ガバッ!

佐天「あ!起きた!」ぱぁ!

食蜂「い、いや…な…な、何が望みなのぉ…」ガタガタ…

佐天「お、怯えないでください!何もしませんよ!」

食蜂『もう…イヤ…』ガタガタ…

食蜂「ほ、ほわいとすねいく、ほわいとすねいく、ほわいとすねいく、ほわいとすねいく、ほわいとすねいく……」ガタガタ…

ぎゅっ……

食蜂「あ…」

佐天「食蜂さん…あたしを信じて…あたしも信じてるから…」

食蜂「な、何を…」

佐天「今のあたしは、ホワイトスネイクを発動させていません。だから、ただの女子中学生…」

食蜂「わたしに何をしろっていうのぉ…?」ビクビク…

佐天「あたしの頭の中を見たかったんですよね?…見てください…そのために、あなたに能力をお返ししたんです」

食蜂『え…!演算ができる!』

食蜂「し、正気?わたしが、その気になれば…」

佐天「…今度は間違いなく…食蜂さんのいいなりになっちゃいます…でも、見てください…興味をもってくれた食蜂さんに…見てほしいんです…あたしの(天国)を…」

食蜂「…わかったわぁ」

シーン…

食蜂『これが…この子の描く…(天国)…』

食蜂『馬鹿げてる…でも…おもしろい…この子になら…』

食蜂『この子の心には…何も偽りが無い…この子は、何かを素直に信じる才能を持っている…それに、他人の心を覗いて、こんなに安らぐのは初めて…』

佐天「…見終わりました?」

食蜂「あなた…本気なのぉ?」

佐天「はい。あたしは、大好きな人たちと一緒に、(天国)にいきます。とても幸せな、(天国)に」

食蜂「…」

佐天「だから…食蜂さん!手伝ってください!(天国)へ行くために…お願いします!!」

食蜂「……うふ☆わかったわぁ♪わたしぃ、あなたが創った(天国)に、あなたと一緒に行ってみたくなったわぁ♪」

佐天「食蜂さん!」

みさきち「うふ♪涙子♪これからは、みさきち♪って呼んでいいんだゾ☆」ぎゅ~♪

佐天「ぁう…うん!みさきち♪」

きゃっきゃ!うふふ♪♪

161: 名無しさん 2013/09/19(木) 09:27:28.83 ID:HQGuepfz0
垣根「くそ!第五位め!俺の佐天さんをどこに…な!?」

麦野「なに…あれ…」


みさきち「えへへ♪涙子!なんでもいってねぇ?わたしぃ、力になってあげるんだゾ☆」スリスリ♪

佐天「みさきち♪くっつきすぎだよ♪歩きにくいよ~」

みさきち「いいじゃない♪見せ付けちゃえば!」チラ…


垣根「ぐぐ…ッ」

麦野「かッ…あのタンカス女…!」


佐天「あ!」

佐天「みさきち、ちょっとここで待っててね」

みさきち「はぁい☆」


佐天「垣根さん、麦野さん」

垣根『戻ってきてくれたのか!?好機だ!』

麦野『何まだ希望はある!みてーな顔してんだ!おめーのためじゃあないのよ!この私だ!』

垣根「佐天さん、どうしました?」ニコ!

麦野「うん♪どうしたのかしら?」ニッコリ♪

佐天「この式も、そろそろ終わります。かといって、お誘いを受けたのに、何も言わず帰るのは先輩に無礼かと思いまして」

垣根「いえ!滅相もない!気にしなくていいんですよ」ニコ

麦野「あなたってよくできた子なのねぇ~偉いわ!」ニコ

佐天「なので、一人ずつ、日を改めてお話をすることにしました。よろしければ、ですが…」

垣根「本当ですか!」

麦野「うれしいわ!」

垣根『これで、スカウトは保留…』

麦野『お互いの交渉術が物を言うというわけね…』

佐天「では、これ、あたしの連絡先のメモです」

垣根「おお!ありがとうございます」

麦野「また、会えるわけね」

佐天「はい♪では、あたしはこれで」ペコッ

垣根「えぇ、お気をつけて。次に会える日を楽しみにしていますよ」ノシ

麦野「佐天さん。またね♪」


垣根「…」チラ

麦野「…」チラ


垣根『糞が!どうして邪魔をするんだ!佐天さんさえ味方につければ…』スタスタ…


麦野『このメルヘン野郎…何考えてるかは知ったこっちゃないわ…順位がなによ!いつか蒸発させてやる!!』

麦野「絹旗ぁ!帰るわよ」

絹旗「ちょっと待ってください…いま、ケーキとかケーキとかタッパーに超詰めてますから…」せっせ!!

麦野「…」イライラ…

184: 名無しさん 2013/09/20(金) 03:17:54.22 ID:LOfwvhMG0
美琴「そろそろ、パーティ終わりなのに…佐天さん迷っちゃったのかな…」

ザッ…

美琴「佐天さん!?…げ」クル!

削板「よう!第三位!」

美琴「第七位…あんた、何の用よ…?」

黒子「見るからに…むさくるしい殿方ですこと…」

ディオ『この少年…あなどれんな…』

削板「なんだ?新入りはいないのか…じゃあこれ!わたしておいてくれ!」

美琴「何…これ…」

削板「レベル5に新入りが入るって言うから、二週間前からがんばって刺繍した、〔熱血〕タオルだ!刺繍したタオルも、いいもの使ってるから、新入りもきっと気に入るぞ!!」

美琴「そ…そうなの…けっこうマメなのね…」

黒子「あらま…綺麗に刺繍されてますの…」

美琴「これ、佐天さんのために?」

削板「あぁ!あと少しで、大覇星祭だろう?タオルが入用かとおもってな!!」

黒子「結構優しい方ですのね」

美琴「そう…ありがとう。佐天さんに代わって、お礼を言うわ」

削板「いいってことよ!!んじゃ、俺は帰るぜ!!新入りによろしくな!」ダッ!!

ディオ「最近稀に見る好青年だな」


佐天「お兄ちゃん!御坂さん!白井さん!ただいま!」

美琴「あ!もう…佐天さん、今までどこ…はぁぁぁ!!??」

黒子「ま♪///」

ディオ「…」

みさきち「ただいまぁ~☆」スリスリ…

佐天「あ…あはは…」

186: 名無しさん 2013/09/20(金) 10:20:14.11 ID:LOfwvhMG0
美琴「あんた…帰ったんじゃ…」

みさきち「うっふふ~♪」

佐天「あの…御坂さん、実は…かくかくじかじか…」


美琴「えぇ!?ふたりが実は幼馴染だったぁ!?」

黒子「おどろきですわねぇ」

みさきち「そーなのー♪涙子はちぃちゃい頃からの大親友だったの~☆」

みさきち『これくらい大きい嘘じゃないとぉ、御坂さん騙せないんだもん☆』

佐天「お互い成長しちゃったから、わからなかったけど、ちょっと話し合った結果、お互いの記憶が合致して、わかったんです」

黒子「素敵ですわね…あぁ…百合のつぼみ…」

美琴「そ、そんな馬鹿な…!お兄さん!この話!ほんとなんですか!?」

佐天『ギク!』

みさきち『…』

ディオ「…そうだな。そんなことがあった…懐かしい。涙子がまだこんなに小さかった頃かな…あの頃は、私もまだ学生だった…」

美琴「そ、そんなぁ…」

佐天『ありがとう…お兄ちゃん…』

みさきち『ほっ…』

ディオ『さすが、我が妹とでもいうべきか、ふふふ…友達は大切にしろ…』

みさきち「がっかりするなんてぇ、御坂さんひどぉい…でもぉ☆安心してぇ♪友達の友達は友達☆これからはもっと仲良くしましょ♪」

美琴「ぐぐぐ…う、うん」

黒子「よかったですわね♪お姉さま。では、そろそろ帰りましょうか?」

美琴「もういいわ…疲れた…うん、かえろ」

210: 名無しさん 2013/09/20(金) 23:11:46.93 ID:LOfwvhMG0
係員A「ありがとうございました。お気をつけて、お帰りください」ペコ


黒子「閉式に立ち会わなくて、よかったのでしょうか?」

ディオ「ああいうものは、偉い方に任せておけばいい」

黒子「そうですわね」

美琴「あ、そうそう、佐天さん」

佐天「はい?」

美琴「これ、第七位の削板ってやつから、プレゼントだそうよ」

佐天「え!?プレゼント?…わぁ、おっきくてきれいなタオル!」

佐天「嬉しいなぁ!削板さんかぁ、今度お礼言わなきゃ!」


みさきち「じゃ~あ~、帰りましょうかぁ?ここで、解散ってことでぇ」」


黒子「そうですわね。では、お姉さま。つかまってくださいまし」

美琴「うん。佐天さん、お兄さん。あたし達はこれで失礼します…食蜂!いつか、化けの皮はがしてやる!」ヒュン…!!


佐天「いいなぁ、テレポート…」

みさきち「?お兄さんもテレポーターじゃないのぉ?」

ディオ「私は、運動が好きでね。あまり移動には瞬間移動は用いないようにしているのさ」

佐天「そ、そういうわけなの。じゃ、みさきち、またね、あたし達も帰るから」

みさきち「…そう……うん。またね…」


スタスタ…


みさきち「涙子…」

みさきち「…!」ピコーン!

211: 名無しさん 2013/09/20(金) 23:54:41.46 ID:LOfwvhMG0
キングクリムゾン!!以下略!佐天さんは帰宅後、お風呂に入った!!

カポーン…

佐天「♪~今日は色んなことがあったなぁ~」シャワワ~

佐天「よいしょっと…」

みさきち「背中ながそっかぁ?」

佐天「うん、お願い♪ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「…涙子。私はここにいるぞ…」

佐天「え!?ほんとだ!いやん♪ホワイトスネイクのエッチ♪あなた一応オスでしょ♪」

ホワイトスネイク「そうだが……本当にわかっていないのか?」

佐天「何が?」

ホワイトスネイク「ほら」グイッ…クルリ!

みさきち「やっほぉ☆」

佐天「…ホワイトスネイク。あたし、幻だせってお願いしたっけ?」

ホワイトスネイク「していない…その食蜂操祈は本物だ」

みさきち「みさきちは、みさきちなんだゾ♪」

佐天「……………えぇーー!!」ガラッ!ダッダッダッ…!!ガチャ!


みさきち「あれぇ?涙子ー?」

ホワイトスネイク「…」

みさきち「こんどは…首、絞めないのぉ?」

ホワイトスネイク「お前が苦しめば、涙子は悲しむ。お前が死ねば、涙子は怒る。私は涙子であり、涙子は私だ。私は絶対に涙子を守る」

みさきち「ふぅん?結構きむずかし屋なのねぇ☆よろしくね♪ホワイトスネイクぅ☆」

ホワイトスネイク「あぁ」


佐天「お、お兄ちゃん!!みさきちがお風呂場に!!」

ディオ「涙子…部屋に入るときは、ノックをしろ…そして、服を着なさい。どうせ全裸なんだろう?」

佐天「…きゃ!?んもぉー!!おにーちゃんのエッチ!!!ばか!!!」

ディオ「安心しろ。妹に欲情する私では無いし、今、目をつむっている…」

佐天「…そ、そうだ!なんでうちにみさきちがいるの!?」

ディオ「今しがた、訪問してきてな、家事をするから居候させてくれというので、快く受け入れた。この家には空き部屋がたくさんあるしな…風呂場に彼女がいるのは、涙子の背中でも流してあげたかったんじゃあないのか?」

佐天『お兄ちゃん…みさきちが仲間になったことを…やっぱり知って…そうだよね…仲間は近くにいたほうがいい…みさきちも、きっとそう思って…』

佐天「…なぁんだぁ♪そうだったんだ!ごめんね、お兄ちゃん。あたし、お風呂場に戻るね」

ディオ「ん…体を冷やさぬようにな…」


ガチャン…



ディオ「心通じるとは、まさにこのことだな…しかし…」

ディオ「いつからだろうか…涙子が背中を流してくれなくなったのは…ん?このディオの視界が…かすむだと?」ごしごし…

223: 名無しさん 2013/09/21(土) 00:28:06.01 ID:M9I4ggAB0
ガララ…ぺたぺた…

佐天「あれ?みさきちー?どこー?」

佐天「おかしいな…もうあがっちゃったのかな?」

ザバァッ!!!

佐天「!?」

みさきち「えへ………涙子…」キュン///

佐天「へ?ちょ…ちょおーーッ!!」

228: 名無しさん 2013/09/21(土) 00:56:24.41 ID:M9I4ggAB0
タララララララ~ン♪ ラ♪ ラ~ン♪ ラ♪ ラ~ン♪…… 


ザプーンッ!!

佐天「み…みさきち…湯船の中にいたんだね…」

みさきち「…ふふ…かくれんぼ♪」スリスリ…

佐天『な…なんか、変な雰囲気…』

佐天「あ、あの…湯船広いし…こんなに…くっつかなくても…」

みさきち「涙子…今日は…疲れたでしょ?」

ぎゅ~ッ!!

佐天「え!?う、うん…そりぁまぁ…」

みさきち「やっぱり…能力使わなくても、わかっちゃうんだゾ…♪」

佐天「ひっ…」

みさきち「大好きな涙子にぃ…わたしがぁ…マッサージしてあげる♪」

むにゅ!

佐天「ひぁ!!ちょっと…や、やめ…!」

むにゅにゅん♪

みさきち「やっぱり…相性よかったんだぁ…おおあたりぃ♪肌ぷにぷに☆」

佐天「お、お願いだから…くすぐったいよー!!やめてー!!キャハハハハハ!」

みさきち「うりうり~☆マッサージぃ♪」

佐天「だから…それくすぐり…あはははははは!」


ディオ「うむ…目のかすみは止んだか…ん?これは…涙子…いつも使っている入浴用の髪留めを落としていったな…」

ディオ「どれ、困っていることだろう…風呂場の入り口のそばまで持っていってやるか…」


スタスタ…


ディオ「涙子、いつものかみど…ん?」


みさきち<ほらぁ…どう?涙子ぉ…>

佐天<ぅあ…だ、だから…やめ…ソコは…ダメ!…感じる!…感じるぅ…>


ディオ「…」

ディオ「…ふふふ…いかんな…今日は朝から出ずっぱりだったからか…そのせいだな…きっと。このディオに幻聴が聞こえるなど…」

ディオ「今日は…もう寝よう」

キィ…バタン…

236: 名無しさん 2013/09/21(土) 09:12:53.12 ID:M9I4ggAB0
キングクリムゾン!時間は消し飛び!朝になる!

チュン…チュン……

佐天「ん…ふあぁぁ~」

佐天「あれ?…あたし…ベッドに…」

佐天『昨晩…みさきちにくすぐられ過ぎて、気を失っちゃったんだっけ…』

トットット…ズシ…

佐天「なんだろ?…台所のほうが騒がしい…」


みさきち「♪~」トントントン…

佐天「あ!みさきち」

みさきち「おはよぉ☆良い朝ねぇ♪」

佐天「ご飯作ってくれてるの?」

みさきち「そうよぉ?一応家事する。って言っちゃったしぃ、やらなきゃ!って思ったのよぉ」

佐天「なるほど…あ、お兄ちゃんは?」

みさきち「まだねてるんじゃなぁい?」

佐天「もう…ほんと、ねぼすけなんだから…起こしてくるね」



コンコン!

佐天「入るよ?お兄ちゃん」

ガチャ…

ディオ「…やぁ、涙子。おはよう」ペラ…

佐天「あれ?起きてる!?…そのノートは!!!!」

ディオ「あぁ、読ませてもらったぞ。なかなかよくできている計画じゃあないか。偉いぞ」

佐天「…お兄ちゃん。えへへ…ありがと…いけるかなぁ…(天国)…」

ディオ「行ける。涙子ならな…」

佐天「お兄ちゃん…」

ディオ「さて…朝食にしよう」

佐天「うん!今日はね、みさきちが朝ごはん作ったんだよ!」

ディオ「それはたのしみだ」

238: 名無しさん 2013/09/21(土) 09:45:06.34 ID:M9I4ggAB0
佐天「みさきち!ごはんおいしいよ!」

みさきち「大げさよぉ☆ハムエッグとお味噌汁とサラダ。不味く作れる人がいたら見てみたいわぁ♪」

ディオ「うむ…美味い」もぐもぐ



みさきち「…ところで、涙子。今日はどうするのぉ?」

佐天「…とりあえず、まだ、垣根さんや麦野さんから連絡ないから、情報収集とか、ディスクの研究でもしようかなって」

みさきち「?…ディスクって…記憶と能力だけじゃないのぉ?」

佐天「それがね、ちょっと前に、教会に行ったことがあって、そのときシスターさんたちから奪ったディスクが、そのどっちでもないみたいなの」

ディオ「涙子…そのディスク。自分に入れたことはあるか?」

涙子「んーん。入れようとしたけど、ディスクがはじかれて頭に入らないの」

みさきち「こわいわねぇ」

ディオ「…おそらく…魔術だな。能力と魔術は反発しあう…魔術ディスクとでも呼ぼうか…」

佐天「魔術!?…でも、その可能性高いかも。あたしもまだそっちの情報に弱いけど、あたしなりに情報集めて、魔術師のこと知ってたんだ」

みさきち「そういうことだったのぉ…なんだか難しくなってきたわねぇ」

佐天「魔術師って聞いて、驚かないね?みさきち」

みさきち「うふふ~☆情報集めるの得意だし~以前暇だったからそういうこと調べたことがあったのぉ♪」

佐天「なるほど!さすがみさきち!」

みさきち「えへへ☆」



ディオ「涙子。ちょっと、テレビをつけてくれ。ニュースの天気予報が見たい」

佐天「はーい」ピッ!


…それでは、次のニュースです。

昨晩。またもや能力者達による。レベル0を狙った無差別暴力事件がありました。

重軽傷者13名、不幸中の幸いにも死者はいませんでした。

アンチスキルは、街の警備をさらに強める方針です。次のニュースです…



佐天「……」

240: 名無しさん 2013/09/21(土) 09:58:09.46 ID:M9I4ggAB0
ご馳走様でした×3


みさきち「それにしても…さっきのニュース。いやぁねぇ、行動が低レベルで…涙子?」

涙子「…みさきち。この事件、何か知ってることある?」

みさきち「うふ♪涙子の考えてること、わかっちゃったぁ☆それじゃ、ちょっと情報集めてくるから、待っててねぇ♪」タッタッタ…


ディオ「能力のディスク。大量入荷…かな?」

佐天「ううん…お兄ちゃん。今度は…感覚のディスクが増えるかも…」ドドドドド…

ディオ「ふふふ…そうか…では、諜報員の帰りを待つとするか…」

佐天「うん」

251: 名無しさん 2013/09/21(土) 11:51:27.04 ID:M9I4ggAB0
みさきち「たっだいまぁ~☆」ガチャ!

佐天「おかえり!みさきち!首尾は?」

みさきち「じょーじょーね♪やっぱり、おバカさんたちの無能力者狩り、はやってるみたい。ポイント制でうんぬんかんぬん…とにかくムカつくわぁ」

佐天「そう…で、次の発生場所はわかった?」

みさきち「もちろん☆情報収集能力はわたしピカイチなんだゾ♪場所は…」ごにょごにょ…

佐天「うん…あそこで…わかった…じゃあ今が16時だから、あと4時間後ってことね…」

みさきち「…いくのねぇ…涙子。わたしもお供するぅ♪」

佐天「ありがとう…みさきち」

ディオ「あまり、やりすぎるな?いざというとき、感情は邪魔になる」

佐天「はい、お兄ちゃん。でも、今夜は…この涙子…容赦しないッ!!」ゴゴゴゴゴ…

271: 名無しさん 2013/09/21(土) 23:24:34.38 ID:M9I4ggAB0
キングクリムゾン!時間は消し飛び!現在夜の8時だッ!


ダッダッダッダッ……ハッハッ…ボムン!!

少女「きゃあ!!!」バタン!

少女「ひ…い…ぁぁ…」

不良A「へへ…この時間帯は、無駄な努力してる無駄な奴らが無駄に多くいるからな~」

不良B「あぁ…このレベル0の恐怖で声も出せない姿を見るのが、たまんねぇなwww」

不良A「それそれ!ほんと、間抜けだよなwwwこの街には選ばれた人間しかいちゃあいけねぇのによwww」

不良B「まったくだぜwwwほら、仕上げといこうぜ。他のチームにポイント負けしちまうぜ?」

不良A「おう!へへへ…今日はもっとハイスコア目指すぜwww」

少女「ひ!!きゃあああああああああああああああ!!!」

不良A「あっははははははは!!!見ろよ!?あまりの恐怖にとうとう泣き喚きやがったwwwこりゃ俄然やる気出るぜ!ハイスコアでるなwww」

少女「ひ…あ!ああ…あぁぁ…」ガタガタガタガタ!!

ホワイトスネイク「ほぅ?ところで、前回は何人襲って何点だった?」

不良A「へへへ…チーム全部で13人ぶちのめして、俺らのコンビはそのうち4人だぜwww」

不良B「内3人は女だったから、男1、女6で7ポイントだったよなwww」

ザンッ…

不良A『あれ?なんで俺達2人して質問に…』

不良A「おい!お前誰…………え?…う…うわぁぁぁああああああッ!!!!」

不良B「…ぁが…げ…」ブラーン…

少女「ひっ…おば…け…」ペタン…ガク…

ホワイトスネイク「クズが…」ポイッ!

ドサッ…

不良B「…」

不良A「ば、ばけものォーーーッ!」ダッ!

シパンッ!

不良A「は…?なんだ…夜って言っても…街灯くらい…え?え?まさか…あ、ああ…」

不良A「わあああああ!目が!!目がみえないいいいい!!た、たすけてええ!!みんな…!!あぐッ!…ぐ、ぐるじぃ…」グィィ…↑

ホワイトスネイク「……怖いか?」ギリリ…!!

282: 名無しさん 2013/09/22(日) 11:59:23.35 ID:muDxnCU20
ホワイトスネイク「お前たちは蛙だ…虫を食べてはいい気になり、水中も陸上も我が物顔で闊歩する蛙…」

不良A「は……はぁぁ?…ぐぇッ…」ギリッ!

ホワイトスネイク「そんな蛙だが、天敵である蛇には、睨まれただけですくみ上がり…だらしなく脂汗を流す…まるで涙ながらに命ごいするみたいにな…」

不良A「た…すけ…」

ホワイトスネイク「おまえはもうおしまいだ」

不良A「そ、そんな!?…も、ぅ…こんなことしない…!学校もいくし…真面目になります…!!…ぁぼあッ…」

ホワイトスネイク「ダメだな」スッ…ズズズ…ズブブ…

不良A「な…なんだぁ…なにかが…あたまにぃーーーッ!!」

ホワイトスネイク「ゆっくり味わえ…これは、お前そのものだ…それが、お前の頭の中から、徐々に出てくるのだ…後に残るのは…絞りカスになったお前だけだッ!!」

不良A「うあ!あ…あ…ぅああああぎゃあああああああああ!!!………」ガクッ…

ズパ…

不良A「…」

ホワイトスネイク「フン…気を失ったか……レベル3の能力ディスクが2枚…が、所詮は下っ端のカス能力だがな…」チャッ…

スタスタ…

佐天「それでも、使い方次第で、0にも5にもなるよ」

みさきち「そうよねぇ♪レベル0がレベル5を倒したなんて話もあるしぃ」

ホワイトスネイク「涙子、こいつらはどうする?」

みさきち「わたしがロボットにしちゃおっかぁ?いつまでもどこまでも走り続けるロボット♪」

佐天「ううん、みさきちは何もしないでいいよ」

みさきち「そぅ」しゅん…

佐天「ホワイトスネイク。ディスクをこっちに、何の能力?」

ホワイトスネイク「肉体強化のレベル3。もう一つは、空気を固めたり、爆発させたりできる、空気を操る能力だな。こちらもレベル3だ」

佐天「へぇ、使えそうだね。じゃあ…」

佐天「その2人に能力以外のディスクを返して、あと、命令のディスク。命令は、究極に真面目になる」

ホワイトスネイク「…了解した」シュカカン!

みさきち「それだけでいいのぉ?」

佐天「うん。この2人は、能力没収で許す。そんなことより…」

少女「…ん…」

ホワイトスネイク「この少女がどうかしたか?」

佐天「この子、レベル0なの?」

ホワイトスネイク「あぁ、間違いない。能力者の感じがない」

佐天「じゃあ、なんでホワイトスネイクが見えたの?」

みさきち「!?」

ホワイトスネイク「は!?そ、そういえば…私のことを!?」だらだら…

285: 名無しさん 2013/09/22(日) 12:36:18.15 ID:muDxnCU20
佐天「ホワイトスネイク、あなたを見ることができるのは、少なくとも、レベル3以上か、その素質を持ってる人、あるいは、AIM拡散力場を肉眼で確認できるようにする何か、を持ってる人だけ…」

みさきち「なるほどぉ♪知らなかったからびっくりしちゃったぁ☆」

ホワイトスネイク「私としたことが…」

サッ…

佐天「がんばったんだね…すごいよ…あたしなんか、何の努力もしなかったのに…」

佐天「ホワイトスネイク。命令のディスクを…命令は、才能を開花させる」

ホワイトスネイク「あぁ…わかった」シュカン…

少女「ん…」

佐天「ごめんね…余計なことしちゃって…でも、これで大丈夫…これからも、自分を信じて、がんばってね…」なで…

少女「ん…くぅ…zzz」

みさきち「……っと!涙子ぉ、この2人、ふんじばったけどぉ、どうするぅ?」

佐天「ほうっておこう。連絡しといたから、アンチスキルがそろそろ来るだろうし」

みさきち「じゃ☆あとはそれから逃げる無能力者狩りを狩るのねぇ♪」

佐天「うん…こんな風に、可能性のある人たちを、何の理由もなしに傷つける。それが許せないから…あたしはやるよ」


290: 名無しさん 2013/09/22(日) 17:50:59.69 ID:muDxnCU20
警備員A「この辺だ…」

警備員B「気をつけろよ…通報するにしても、普通こんなはっきりとした場所を何箇所も伝えてきたりしないからな…」


警備員C「おーい!こっちだ来てくれ!!」


警備員A「どうした!警備員C!」ダッ!!


警備員B「こ、これは…こいつら全員、能力者か…?」

警備員C「それが…わからないんだ。自分が到着した頃には、既にこの学生達は縛られていて…この少女はどうやら被害者で、レベル0だそうなんだが…」

警備員A「ということは!こいつらが例のレベル0狩りか!!このガキども!!」

警備員C「落ち着けよ、最後まで聞けって!自分が保護した少女なんだが…この少女、言ってることがわけわからなくて…」

警備員B「とりあえず、このガキどもを護送車に乗せよう。こいつらは気を失ってるみたいだしな。細かいことは後で考えようぜ!!」

警備員A「そ、そうだな…目を覚ましたら…厄介だし」

警備員C「わかった。じゃあ、自分は、この少女を病院に連れていく」

警備員B「それでいいな。D、E、F、Gにも、連絡して、こいつらを運ぶの手伝わせよう。総員撤収だ」

警備員A「お嬢さん。もう大丈夫だからね、少し病院で診て貰って、何事も無かったら、すぐ自宅に帰れるからね」

少女「はい…」

警備員C「では、自分と一緒に」

バタン!ブロロロロ…

警備員A「なぁ…なんか不気味じゃないか…」

警備員B「あぁ…このことは、黄泉川さんに急いで伝えよう…なにかがおかしい…」




警備員C『それにしても…奇妙な事件だったな…被害者はこの少女のみ、あとは能力者と見られる犯人グループがその場に縛られて、放置…』

警備員C『一体誰があんなことを…?まぁ、考えていても、しかたな…』

少女「あの…」

警備員C「ん?なんだい?」

少女「わたし…悪魔と天使を見たんです…」

警備員C『またか…』

少女「悪魔が…あの男の人たちを食べて…天使はわたしに頭に触れて…」

警備員C「大丈夫だよ。この街には、そんなもの居やしない。だから、我々がいるのさ」

少女「…天使さん…また、逢えるかな」


ブロロロロロロ…

294: 名無しさん 2013/09/22(日) 20:14:46.16 ID:muDxnCU20
キングクリムゾン!時間は消し飛び!帰宅した!


佐天「と、いうことなの」

みさきち「ちょっと物足りなかったわぁ…」ポフ↓

ディオ「ふむ…しかし、この枚数。なかなかの収穫じゃあないか。能力ディスクは、どんな物とて貴重だからな…」

みさきち「でもおにいさぁん。レベル3が2枚で、後は全部それ以下ですよぉ?」

佐天「まぁ、仕方ないよ。普通、もっとレベルが高い人は、あんなことしようとも思わないよ。きっと」

ディオ「2人とも、能力を甘く見てはいけない…これ一枚一枚が、天国への階段だと思うんだ」

佐天「階段…?」

みさきち「よわっちぃのがぁ?」

佐天「じゃあ、お兄ちゃん。お兄ちゃんが出会ったなかで、一番弱い能力って、何?」

みさきち「それ!わたしも気になるぅ☆」

ディオ「涙子、操祈、人にはそれぞれ、その個性にあった適材適所がある」

ディオ「王には王の…料理人には料理人の…」

ディオ「それが生きるということだ」

佐天「なるほど…」

みさきち「ほぇ~…」

ディオ「能力も同様、強い、弱いの概念は無い」

佐天「ご、ごめん、お兄ちゃん。聞き方が悪かったみたい…子供が遊びで話す、どのガンダムが一番強い?レベルでいいよ」

みさきち「イデオン?」

ディオ「……」

ディオ「イマジンブレイカー〔幻想殺し〕と呼ばれる能力が…もっとも弱い………だが、手にあまる…」

佐天「イマジンブレイカー〔幻想殺し〕?名前は強そうだね」

みさきち「そうねぇ?」

佐天「それで、どんな能力なの?」

ディオ「………続きは、明日話そう。今日はもう遅い」

佐天「えー!?」ぶーぶー!

みさきち「いけずぅ!!」ぶーぶー!

ディオ「寝なさい…」ドドドドド…

佐天「はッ!はいーッ!お休みお兄ちゃん!!」

みさきち「おなじくぅ!!」

バタンッ!

ディオ「……天国には近づいたが…障害は……このディオは…必ず、涙子を天国に連れて行く…ジョジョ…やはり…お前はいずれ…」

ディオ「このディオが…!」

302: 名無しさん 2013/09/22(日) 22:35:21.52 ID:muDxnCU20
キングクリムゾン!今は朝だぞッ!!


佐天「…ふあぁぁ…ん~おはよ、ほら、みさきち、あたしは抱き枕じゃないよ?」

みさきち「うにゅ~ん…おはよぉ~」スッ…

佐天「今日は学校だね~」

みさきち「めんどくさいけどぉ…行くしかないのよねぇ」

佐天「仕方ないよ、ほら、朝ごはんつくろ!」ムクッ!↑

みさきち「やっぱり、料理の腕じゃ涙子に勝てないわぁ~」のそ~↑

佐天「えへへ…ずっとお兄ちゃんのご飯作ってきたからね♪じゃ、今日はみさきちがお兄ちゃん起こしてきてくれる?」

みさきち「はいはぁ~い」

コンコン…

みさきち「おにぃさぁ~ん、朝だゾ~♪」

シーン…

みさきち「ノックしたしぃ、入っちゃうもん☆」

ガチャ…

ディオ「ぐー…zzz」

みさきち「そういえば…日光アレルギーだったっけぇ?換気口だけで、窓が無いのねぇ…」

みさきち「ほらぁ、おにぃさぁん!おきてぇ!!」ゆさゆさ!

ディオ「…む…」

みさきち「あ☆やっと起きたぁ♪」

みさきち「…て!?あれぇ?ベッドに…いない?」

ディオ「驚いたな…今朝は操祈が起こしにきてくれたのか…」

ディオ「涙子は?」

みさきち「涙子はご飯作って待ってるんだゾ♪」

ディオ「そうか、では、行こうか…」

みさきち『なんかぁ…おにぃさん機嫌悪いかもぉ?…シスコン?』

ガチャ!

ディオ「涙子…おはよう」

佐天「あ、やっと起きた♪朝ごはんできてるから。みさきち!あたしたちは急いで食べて行っちゃおう!」パクパク!

みさきち「はぁーい☆」もぐもぐ

ディオ「忙しないな」

佐天「いつも日曜日ならいいんだけどね!でも、それじゃあ人間ダメになっちゃうもん!」ガツガツ!

みさきち「ん~…涙子の作った卵焼き、おいしぃ~♪」んむんむ

佐天『昨晩の話…してくれないんだ…今はあたしが知る必要ないってことだよね…信じてるよ…お兄ちゃん』

みさきち「む…ちょっと嫉妬しちゃうわぁ…」プイ!

佐天「?」

ディオ「…」

303: 名無しさん 2013/09/22(日) 22:36:43.93 ID:muDxnCU20
佐天「ご馳走様!じゃ!いってきまーす!」

みさきち「まーす☆」

ディオ「いってらっしゃい。しっかり、勉強しておいで…」ノシ…


ガチャ!タッタッタッ…


佐天「みさきち、そっちの授業おわったら、連絡してね。一緒にかえろ♪じゃあね」

みさきち「はぁ~い☆じゃあ、お互いがんばりましょうねぇ~♪」ノシ!

304: 名無しさん 2013/09/22(日) 22:51:02.20 ID:muDxnCU20
キングクリムゾン!時間は消し飛び!下校時間になるッ!


佐天「あ!みさきち!こっちこっち~!」

みさきち「おまたせぇ♪御坂さんにつかまっちゃってぇ、ちょっと遅れちゃった…ごめんね涙子」

佐天「御坂さんに?」

みさきち「わたしが涙子を洗脳したぁ~!って言って聞かなくて…御坂さんには手も足も出ないしぃ…ちょっぴり怖かったかも」

佐天「あは♪御坂さんらしいね、大丈夫だよ♪こんど御坂さんたちと一緒に、遊びに行くから!そのとき、みさきちも一緒においでよ。一緒に遊べば、誤解も解けるよ!御坂さん、優しいから」

みさきち「だといいんだけどぉ…ね!ね!それよりぃ☆今、水面下で話題のレストランが、この近くにあるらしいんだけどぉ、今からいかない?」

佐天「ええ!?レストラン?ダメだよ。晩御飯食べられなくなっちゃう…」

みさきち「だいじょーぶ♪スイーツもあるらしいからぁ♪…ねぇ…わたしと一緒じゃいやぁ?」うるうる…

佐天「い、いくよ!わー♪楽しみだなぁ!スイーツ!」

みさきち「じゃ☆善はいそげぇ♪」

みさきち『えへ☆だから涙子すき~♪』

佐天「れっつらごー!!」

みさきち「おー!」

307: 名無しさん 2013/09/23(月) 01:15:23.14 ID:xBtBH6gr0
佐天「…でさ」



佐天「ここ?」

みさきち「そぉ…のはずなんだけどぉ…」


ぽつーん


佐天「大きい建物に囲まれた、学園都市でも珍しい…レンガと木でできた、小さな家…だね…」

みさきち「む~ん…あ!涙子!看板がでてるわぁ☆営業中だって♪」

佐天「…なんて読むんだろ…?ツレサルデェーイ…?」

みさきち「うふふ☆涙子おもしろい♪これはぁ、Trussardi(トラサルディー)って読むんだゾ♪」

佐天「へー!さっすが、みさきち!…あれ?…本日の料理…お客様次第…コーヒー…デザート付…3500円より」

佐天「お客様次第?なんだろこれ?」

みさきち「どぉしたの?涙子?はやくいこぉ!」

佐天「あ、うん…」


ガチャ…チャリ~ン♪


みさきち「わぁ~☆いい雰囲気ぃ♪わたしぃこーゆうデザインとかセンスすっごく好きだなぁ♪」

佐天「あたしも♪…あれ?でも、テーブルがふたつしかないよ?」


???「それはワタシがヒトリでやってるからでス」ニコッ…

310: 名無しさん 2013/09/23(月) 02:47:59.23 ID:xBtBH6gr0
佐天「…」

みさきち「…」

???「ヒトリでウエイター兼ねていますから、テーブル2コで精一杯なんデス。いらっしゃいマセ、さ!お席へドーゾ♪」ス…


ストン↓×2


佐天「あの…外人さんですか?」

みさきち「あはぁ♪今日の涙子おもしろぉい♪」

???「セ…セニョリータ、ワタシ(イタリア人)でス。トニオ・トラサルディー といいます」

トニオ「トニオと呼んでください」

みさきち「涙子ぉ♪わたしたちハッピーかもぉ!本場のイタリアスイーツが食べられるなんて♪」

トニオ「おフタリとも、学生さんデスね。学生さん向けのドルチェ(イタリアの甘いもののこと)のコースもございますヨ」

佐天「やったぁ♪」

みさきち「なに食べようかしらぁ?さっそくメニュー見せてちょうだい♪」

トニオ「メニュー?リスタのことですか?」

トニオ「そんなもの…ウチにはないよ…」

佐天「!?」

みさきち「…」

みさきち「どーいうことぉ?メニューがないって…」

トニオ「料理もドルチェも、献立はお客様次第で決定するからです」ニコッ!

みさきち「だからぁ、わたしがなにを食べるか決めるからメニューを見せてっていってるの!」

トニオ「チガウ!チガウ!ワタシがお客様を見て献立を決めるというコトでス」

315: 名無しさん 2013/09/23(月) 10:27:54.34 ID:xBtBH6gr0
みさきち「なにそれぇ!このお店はお客さんの食べたいもの食べさせてくれないのぉ!?」

佐天「みさきち、抑えて抑えて…」

トニオ「…フゥーム」

トニオ「アナタ…最近肩こりがヒドクないですか?」

みさきち「え!?」

トニオ「アナタ…肩の血行が悪いデス。それに睡眠不足でス。4時間ぐらいしか寝てませんですネ?目がハレぼったいハズでス…」

佐天「肩こりかぁ、あたしも最近ひどくて…睡眠不足?一緒の時間に寝たのに…」

みさきち「あ…あぁ…!?ち、ちがうわよぉ涙子…♪わたし!涙子になにもしてないよぉ…!」

佐天「?」

トニオ「チョット左手もみせて」サッ…

みさきち「ほぇ!?」

トニオ「フムフム…猫背で腰も痛めていまス。虫歯が2本。両肩がコッていますネ?」

みさきち「そ…そんな…?なんでわかるの?」

佐天「え!?今の、当たってたの?」

みさきち「こ、こうなったら…」ぷるぷる…

佐天「ダメだよ!みさきち…能力使ったら…もう口きかないよ…」ボソ…

みさきち「うにゃん!…ううう~…」


トニオ「ワタシは、両手をみれば肉体全てがわかりまス」ニコッ!

みさきち「そ、そのとおりよ…全部当たってるわぁ…」


トニオ「ワタシは、人々が快適な気分になるための料理をもとめて世界中を旅して来ました」ニコッ!

トニオ「中国の漢方料理も習いました…アマゾンの薬使い師にも修行しました…アフリカの山野草も研究しました…」

佐天「実はスゴイ努力家だったんだ…」

トニオ「…そしてワタシの祖国、イタリア料理に取り入れたのです」

トニオ「数千年の歴史ある、南イタリアの地中海沿岸の人々というのは、成人病が少なく、長生きです」

トニオ「それは、ヘルシーなイタリア料理を食べているからです。ワタシはあなた方を快適な気持ちにするための料理を出します…」

佐天「…」

みさきち「…」

319: 名無しさん 2013/09/23(月) 11:00:33.21 ID:xBtBH6gr0
佐天「…」

みさきち「…」

トニオ「オー!ゴメンナサイ!」

佐天「!」

みさきち「!」

トニオ「説明するヒマあったら料理お出ししなくてはイケませんでス」ニッコリ!

トニオ「えーと、こちらのセニョリータは?たしかあなたも肩こりが…」

佐天「あ!えーと…あたし、とりあえずコーヒーだけでいいです!カプチーノひとつ!」

トニオ「オ・カピートォ かしこまりました♪」ス…


佐天「ねぇ、みさきち、ヘルシーとか健康とか重視すると、料理もスイーツも大抵マズくなるんだよね…」

佐天「もし、ちょっとでもマズかったら、最初のお皿だけ受けて、あとはキャンセルしちゃえばいいよ」

みさきち「モチロンよぉ…」くい…んく…


ゴク…


みさきち「…え……!!」

みさきち「る…涙子ぉ…このお水…」

佐天「お水がどうかしたの?」

みさきち「う…ううん…ミネラルウォーターかぁ…」

佐天「?」

みさきち「わたしぃ♪こ~んな☆おいしぃ~!お水♪生まれて初めて飲んだわぁ~♪」

みさきち「涙子も飲んでみて!なんてゆーかぁ…気品に満ちたお水っていうかぁ♪」

みさきち「たとえると、三日間砂漠で遭難して初めて飲んだお水って感じ♪とにかくさわやかなのぉ♪」

佐天「ほんと!どれ♪」ゴクッ!

佐天「…わぁ!ほんとだ♪おいしー!」

みさきち「ん…」んくんく……ゴクリ…

みさきち「……………」ぷるぷる…

みさきち「ンまぁ~い♪」キラッ☆


323: 名無しさん 2013/09/23(月) 11:34:14.46 ID:xBtBH6gr0
佐天「たしかに、このお水…すっごくおいしい!なんて銘柄かな?これ?」

みさきち「な…なんか…あまりのおいしさに涙がでちゃうよぉ…」ポロポロ…

佐天「み、みさきち大丈夫!?」

みさきち「清らかさのせいかなぁ…?」

みさきち「は…ハンカチ」スル…ごしごし…

みさきち「あれぇ~!?ど、どんどん泣けてくるよぉ~止まんないよぉ~…」ポロポロ!

佐天「み…みさきち!なんか、変だよ!?ほんとに大丈夫!?」

みさきち「う…うん…だいじょ…ぶ…らか…らぁ」

佐天「うずくまってどうしたの!?どこか痛いの?ねぇ!みさきちぃ!!」ガタッ!↑

トニオ「モメントォー(待ちなさい)…ドーカ、アワテないでくだサイ…」

佐天「う!?」

佐天「あ…あなた…みさきちに何を…」ドドドドド…

トニオ「落ち着いテ!目がしみるのは一時的なものでス…」

トニオ「ワタシは自分の料理に誇りをもってまス。お客様の健康を害するものは、決してお出ししません」

トニオ「そのミネラルウォーターは、アフリカ、キリマンジャロの5万年前の雪どけ水で…」

トニオ「眼球内をよごれとともに洗い流し、睡眠不足を解消してくれる水なのでス…」

トニオ「あなたも飲んだのに涙が出ないのは、あなたはきのうバッチリ睡眠をとっているからデス」

みさきち「る~いこぉ♪♪♪」

佐天「はっ!」クルッ!

みさきち「気分爽快ぃ☆ぜんぜん眠気がないの!10時間熟睡したみたいにバッチリの気分なんだゾ♪」パァ!

トニオ「さっ!料理を続けましょうか?まず一皿目のドルチェは、カンノーロとジャンドゥーヤでス」

佐天「わ、わけわかんない~~~」

324: 名無しさん 2013/09/23(月) 11:53:53.49 ID:xBtBH6gr0
佐天「み…みさきち、本当に何ともないの?」

みさきち「うん☆何ともないどころか、誇張じゃあなくスンゴイさわやかな気分♪」

佐天「で、でも…あんなに涙ってでるものかなぁ~」チラ…

トニオ「……」

佐天『ま、いっか…あたしも飲んでなんともなかったし…みさきちは喜んでるし♪』

みさきち「それでぇ?トニオさん♪これはなぁに?」

トニオ「カンノーロとジャンドゥーヤです」ニコッ!

みさきち「かんのーろ?」

トニオ「そう、カンノーロは、イタリアでは一年中みんな食べている、イタリアを代表するドルチェのひとつデス」


カンノーロ

小麦粉ベースのパスタを薄くのばし、正方形 に切ってから金属製の円筒に巻き付けて低温の植物油かラードで筒状に揚げた皮の中に、甘みをつけたリコッタ・チーズにバニラ、チョコレート、ピスタチオ、 マルサラ酒(シチリア地方のワイン)、ローズウォーターやそのほかの風味のうちいくつかをまぜ合わせたクリームを詰めたものです。シチリア地方では羊乳製 リコッタが使用されます。

(賞味時期1日以内)


ジャンドゥーヤ

ヘーゼルナッツを主としたナッツ類のぺーストとチョコレートを混ぜたあま~いクリーム。
ビスケットなどにはさまれてお皿に乗ることが多い。

(賞味時期1日以内)

329: 名無しさん 2013/09/23(月) 12:30:43.00 ID:xBtBH6gr0

佐天『す、すごく…』

みさきち『おいしそう…』

トニオ「ワタシは一部の食通ダケが食べてる料理は出しまセン」

トニオ「母カラ娘ニ受け継ぐヨーナ、素材を生かした人々の歴史とともに歩んでいる料理をお出しシマス。ドルチェもまた、叱りデス…」

トニオ「さっ!めし上がってみてクダサイ」ニコッ!

佐天「み、みさきち!あたしにも、ひ…一口ちょうだい!」

みさきち「もちろんあげるわぁ☆はい♪あ~ん♪」

佐天「あ~ん…」もぐもぐ…

みさきち「うふ♪そんでぇ☆わたしもぉ♪」ぱくっ…もぐもぐ…

佐天「…」

みさきち「…」


佐天「…」ゴクン…

みさきち「…」ゴクン…


佐天「…」チラ…

みさきち「…」チラ…


佐天『みさきちも、そうおもう?……』

みさきち『うん……』こくり…


トニオ「…」

みさきち「まぁ…おいしかったわぁ…見た目ほどではないけどぉ…」

佐天「まぁ…こればっかりは…ね…」

みさきち「このカンノーロって…味がはっきりしないっていうかぁ…よくわからないもの…」

331: 名無しさん 2013/09/23(月) 13:54:59.39 ID:xBtBH6gr0
トニオ「チガウ!チガウ!」

トニオ「ジャンドゥーヤといっしょに口の中に入レルンデス!」

みさきち「えぇ~?クリームといっしょに~?…まぁ、もともと外国の人と味覚が合うとはおもってないけどぉ~…一応…」ぱく…

みさきち「」

佐天「?…みさきち?」


みさきち「ンまぁぁ~~い♪♪♪」にへ~


みさきち「こ、これ!この味!」ガタッ↑

佐天「!?」

トニオ「…」ニコニコ!

みさきち「ふんわりとした生地に、クリームの甘さが程よく絡んで…味の調和?っていうのかなぁ♪とにかくおいし~い♪」

佐天「ふぇ~…」

トニオ「グラッツェ~♪喜んでいただいて、この上ない幸せでス♪」ニコニコ!

佐天「ね…ねぇ、みさきち…ちょっとだけ、それあわせたやつ…ちょーだい…?」

みさきち「いいわよぉ☆あと3切れもあるものぉ♪は~い♪もいっこ、あ~ん♡」

佐天「わぁ♪ありがと!みさきち♪あ~ん…」ぱく…

佐天「」

佐天「ほんとだぁ!!おいしい~♪♪♪」

トニオ「…」ニコニコ!

338: 名無しさん 2013/09/23(月) 15:27:30.88 ID:xBtBH6gr0
みさきち「でしょ~♪」

佐天「ねぇ!みさきち!これおいしいからもう一皿頼もうよ!」

みさきち「そうねぇ♪トニオさん。これ、もう一皿くださぁい♪」

トニオ「かしこまりました…しかし…」

トニオ「一切れ食べれば、(肩こり)は治りますので…」

佐天「?」

みさきち「?」

みさきち「(肩こり)…そういえばぁ…妙に汗ばんできたしぃ…」だらだら…

佐天「なんか…首の付け根が…暑いかも…」だらだら…

トニオ「…」

トニオ「お客様…上着を脱ぐことを…おすすめシマス…」ゴゴゴゴゴ…

トニオ「ワタシは後ろ向いてマスから…」クルリ…



ディオ「…zzz」

ディオ「…!?」

ディオ「はっ!?」ガバッ!

ディオ「…」

ディオ「今…涙子の身に…何か…良からぬことが起きているのでは…!?」

ディオ「…いや…気のせいか…あまり…悪い夢は見るものではないな…」スッ…

ディオ「…zzz」

339: 名無しさん 2013/09/23(月) 15:30:40.91 ID:xBtBH6gr0
みさきち「か、肩がすごくあついぃ…」

佐天「み、みさきち!!…服が透けるほど濡れてるよ!?」バサッ!

みさきち「涙子もよぉ!?」

ぺた…ジトォ…

佐天「!!」

みさきち「わわぁ!!なにこれぇ!?この液体は…!?」バサッ!

トニオ「それは…(汗)です…」後ろ向き

みさきち「あせぇ~!?

佐天「こッ…こんなに流れてるのが!?」

トニオ「そう!皮膚から分泌される体液のこと…(汗)デス…」後ろ向き

トニオ「肩部分の新陳代謝がよくなって、血行が進んでイル証拠デス」後ろ向き

トニオ「それは、今めしあがったカンノーロとジャンドゥーヤに含まれる栄養素が、あなたたちの(汗腺)を特別に活発にしたからデス」後ろ向き

トニオ「(汗腺)は体の中の悪いものを汗に混ぜて体の外に出したり、汗の蒸発熱の放射により、体温を調節するところデス…」後ろ向き

トニオ「あなたたちの肩の血行が良くなり、それによる体温の急激な上昇を下げ、体の中の悪いものを外へ出すため、(汗)は流れているのデス…なので…」後ろ向き

トニオ「もっともっと、(汗)を出してくだサイ」後ろ向き


みさきち「わあぁぁぁ~ま、まだとまんないぃ~!!」ボタボタ…

佐天「み、みさきち!!あ、あのトイレ借りますよ!…ほら、上着着て…」バサ!

トニオ「オー!失礼致しました。ソコのドアでス」後ろ向き

みさきち「あぅぅ…」べたべた…


ダッダッダ…ッ!ガチャ!バタン!!

342: 名無しさん 2013/09/23(月) 17:57:15.54 ID:xBtBH6gr0
佐天「あ、汗…やっと止まった…うえ~下着までが~びしょびしょだ…」たゆんっ!

みさきち「るいこぉ~」ゆさっ!

佐天「みさきちもこんなにびしょ濡れに…大丈夫?」ふきふき

みさきち「ううん☆ちがうのぉ!涙子♪」グイーン!

佐天「なに…やってるの…?」

みさきち「ほらほらぁ!肩の関節がこんなに柔らかくなってる~♪今まで痛くて、後ろで手くっつけられなかったのにぃ~!」ググン!

佐天「そういえば…あたしも!!軽い!!肩こりが……なくなったッ!?」バン!

みさきち「ところでぇ、なんで涙子もわたしも下着姿なのぉ?」

佐天「なんでって…さっきあんなに汗が流れて服が濡れちゃったから…あれ?」

パサ…

佐天「さっきまで…びしょ濡れだったのに…ちょっと湿気っぽいだけ…?」

みさきち「なぁんだぁ♪そこまで濡れてなくてよかったぁ♪着ちゃいましょう」

佐天「ん…そうだね…」

スルスル…キュ…

佐天『肩こりが治ったのは嬉しいけど…なんだろう…この違和感…』

みさきち「まだ一皿目だしぃ♪次はもっとおいしいんでしょうねぇ♪」

佐天「そ、そだね!もどろっか…」


ガチャ…


トニオ「お帰りナサイ。それでは、次のドルチェは…氷菓子」

トニオ「こちら…ジェラートでス」

トニオ「さっ!料理を続けましょうか♪」ニコニコ!

347: 名無しさん 2013/09/23(月) 21:22:38.57 ID:xBtBH6gr0
ズ……ゴクン…

佐天『カプチーノ…甘さ控えめで、ふんわりしておいしい…さすがに、もうあんなことは起きないよね…うん、おいしい』


みさきち「あのぉ…このアイス…ミントが入ってるんですかぁ?」

佐天「…」

トニオ「ハイ…さまざまな(香草)がブレンドされてマスから、その中にミントも入ってマス」


ジェラート

ジェラートはイタリア語で「凍った」と言う意味の名前がついた氷菓子。 果汁、果肉、牛乳、砂糖、時にはコーヒーや香草などを混ぜた物を凍らせて作るジェラ-トは、イタリア人にとっては欠かせないスイーツ。


トニオ「(ジェラート)はイタリアで生まれた氷菓子で、その発祥はフィレンツェだといわれています。ワタシの生まれ故郷はナポリですが…ナポリでもみんなが食べているおいしい氷菓子デス」

トニオ「ですから、ワタシのおすすめドルチェのひとつデス♪」

みさきち「ああーその!わたしぃ…ミントが苦手で…」

トニオ「…」

みさきち「トニオさんの料理がダメとかじゃなくて…ミントが嫌いで…アイスに入ってるのなんか特にぃ…チョコミントとか…」クイ…

ソロソロ…ぺろ…

みさきち「あ!ダメッ!やっぱりミント苦手!!」

佐天「しょうがないよ、みさきち…ミントが苦手なら…」

佐天「食べるのをやめなよ」

トニオ「…」

佐天「…」

トニオ「そうデスか、ミントダメでスか…でも、ワタシのジェラートはどんな人でも食べられるように作ってあるんですヨ…」ニコッ!

みさきち「…」

トニオ「しかし、まぁ、ダメならダメでお気にナサらずニ…そのジェラートの代金はいただかなくてもケッコウですので…」

トニオ「それではワタシ…最後のドルチェを作ってまいりまスのデ…」ス…

350: 名無しさん 2013/09/23(月) 22:34:20.26 ID:xBtBH6gr0
みさきち「代金いらないって言われてもなぁ~…」ぺろ…

みさきち「んん!やっぱりムリぃ!…ヘンに渋いしぃ…」

みさきち「わたし…トニオさんの腕は認めたんだけどなぁ~…おしいなぁ~…」

みさきち「…」ピコーン!

みさきち「そうだ!作り直してもらえばいいんじゃなぁい♪ミント入ってないやつに!」

佐天「いや…みさきち…ミントが苦手でラッキーだったかもよ…」



みさきち「…なんでぇ?」ぺろぺろ

佐天「みさきち、さっきから何だかおかしくない?たくさん涙でたり、汗かいたり…怪しいよ…」

みさきち「怪しい?…!」

みさきち「もしかして、トニオさんが能力者かも知れないってことぉ?」ぺろぺろ

佐天「うん…それか…魔術師かも…」

みさきち「うん…言われてみれば…つぅ!」ぺろぺろ

佐天「!?」

みさきち「やっぱり…ダメだなぁ…ミント…」

佐天「みさきち!ダメだって!アイスを舐めるのやめて!!スプーンをテーブルに置いて!」

みさきち「わ、わかってる…わかってるんだけどぉ…と…止まんない…」パクパク!!

佐天「なっ!?」

みさきち「あむ!ん!な、なんだか…くせになっちゃう…」パクパク!

佐天「みさきち!食べるのをやめ…」

みさきち「あ、あれぇ~…食べれば食べるほど…もっと食べたくなっちゃう…!!」パクパク!

みさきち「ンまぁぁ~~~い♪♪♪♪」

佐天「み、みさきち!」

ボォーン!!…ガ!!

351: 名無しさん 2013/09/23(月) 22:36:35.95 ID:xBtBH6gr0
みさきち「あえ!?」

佐天「は、歯だッ!!歯がぬけ飛んだ!?」

みさきち「これ…虫歯!!たまにジ~ンて痛くなるやつ…あ!…いたぁ!…いあいおぉ!!」

グギギ…

佐天「みさきちの下あごが!?」

みさきち「そ…そういえば!もう一本の方は下あごにぃ…!!」

ボォーーーーン!!!ガツン!!

佐天「あ、あれも虫歯…はっ!」

みさきち「うわぁぁぁん!」ガガガガガ!!

グガガガガガ!!!ギギギギギィ!!

みさきち「ひやぁあああああああああ!!!」

佐天「は…歯がはえてきてる!それも…こんなスピードで!」

佐天「こ…これで決まった…これは異常すぎる…奥歯が一瞬ではえ替わるなんて、ありえない!」

佐天「なに企んでんのか知らないけど…」


佐天「ホワイトスネイク!!」


ホワイトスネイク「調べるまでもない…この皿からなにか力を感じる…ヌン!!」

グシャァアアアン!!

みさきち「あぁ…もったいなぃ…あ!?」


…メッシャアッーーーー!!ドヒュヒュン!!!


みさきち「な、なに!?今の!?」

ホワイトスネイク「ディスクにはし損ねたが…今、触れた…間違いない。アレはあの男の能力だ」

佐天「やっぱり…能力者…ッ!!」

352: 名無しさん 2013/09/23(月) 23:38:15.07 ID:xBtBH6gr0
バタ…


佐天「!?」

みさきち「うう…」

佐天「みさきち!大丈夫!」

みさきち「うん…眠気もないし…肩こりも消えて…虫歯もはえかわった…」

みさきち「でもぉ…こしが…腰が痛いぃ…スゴク…イタイよぉ~!!」

佐天「み、みさきち…」

佐天「……許せない………!!」ぎりっ!!!


ダッ…!!!ドドドド…!バン!!!!


佐天「…最後のスイーツは完成済みか…」

ぺろぺろ…むしゃむしゃ!!

佐天「?なんの音だろ?」

ホワイトスネイク「油断するな…」スゥ…

佐天「うん…」


そ~…?!!!


子犬「はぐはぐ…」

トニオ「…」

佐天『あれは…さっきと同じスイーツ…子犬に?』

トニオ「よしよし…いい食べっプリだぞ…フフフ」

トニオ「最後のドルチェ…(パンナ・コッタ)は完成のようだな…」

子犬「…!?ガバァ…」ボゴォ!

佐天「なにィ!?」


ガタッ!


トニオ「!そこで何をしている~~~ッ見タナァ~~~~ッ!!」クルリ!

佐天「!!」

ドシューーーン!!ドズゥ!!!!…ビィィーーン…

佐天『ほ…包丁!?』

トニオ「オマエッ!のぞき見に入って来たというわけデスカァーッ!!」

トニオ「ただじゃあおきませンッ!覚悟してもらいマスッ!!」

子犬「アウアウ…アガガ…ゴボェ…」パタン…


ドドドドドドドドドドドド!!!!!!

356: 名無しさん 2013/09/24(火) 01:25:58.20 ID:mSL6cKS20
みさきち「!!」パクパクパク!!

佐天「!?」クル!

佐天「みっ…」

佐天「みさきちッ!!なに食べてんの!!!」

みさきち「わ…わかってるの!!たべちゃいけないって…腰も痛くてたたないくらいなのに…たべてくてぇ…」もぐもぐもぐもぐ!!

みさきち「はわぁ…これも甘くてふわふわでおいしぃ…幸せ…」

佐天「それ以上食べちゃダメーーーッ!!」

みさきち「ンまぁぁ~い!!」

バタン…!

みさきち「あ…ぅ…」

佐天「み…みさきちーーッ!」

ドドドドドドドド……

トニオ「タダじゃあ!おきマセンッ!」グワァ!!

佐天「はっ!?ホワイトス…!」

トニオ「ここでは!(石ケン)で手を洗いなサイッ!」

ー薬用ー

佐天「え!?」

佐天「手を洗えと言ったの…?」

トニオ「ユルせないッ!断りなく調理場に入ってきたのはユルせないッ!」

トニオ「アナタ!ここに入ル前ニ手を洗いなサイッ!」

トニオ「調理場は清潔でなくてはイケないのデスヨッ!」

佐天「石ケン?…手を洗う…?」

みさきち「ねぇー!涙子ぉ♪」

佐天「みさきち!無事だったの!」

みさきち「うん♪それにぃ☆痛かった腰痛が治ったぁ~♪」

佐天「えーーーーっ!?」

トニオ「…」ニコッ!

357: 名無しさん 2013/09/24(火) 09:22:47.76 ID:mSL6cKS20

トニオ「それはよかったデスネェ~ワタシはお客様に料理を楽シンデいただいて」

トニオ「そして快適にナッテイタダクことが最高の喜びで最大の幸せデス♪」

佐天「!?」

佐天『料理人には料理人の…お兄ちゃんが言ったとおり…』

子犬「ワン♪」

佐天「あっ…子犬が…」

トニオ「この(パンナ・コッタ)は作り方が難しいのデス…味付けは秘密ネ!見ラレルのは困りマス!」

トニオ「この子犬に味見してモラッてたのデス…彼もちょっと腰が悪かったカラネ…♪」

佐天「あ…あなたは本当にみさきちにいい料理を食べさせようと…ただそれだけだったの?」

トニオ「?」

トニオ「料理人にとって、他に何があるっていうのでショウ?」

トニオ「ソレが、ワタシの生きガイでス。ワタシの望ム全てデス」

佐天「ほ、ほんとにそれだけ…?」

トニオ「……」

トニオ「…できることなら、ワタシの料理を、この学園都市にイル、レベル5さんたちに…食べてもらいタイ…そのくらいでショウカ?」

佐天「じ、実は」

トニオ「?」

みさきち「わたしたちぃ、そのレベル5なんだゾ♪」

佐天「あはは…」

ホワイトスネイク「…」

トニオ「おおっ!!信じられないッ!は…初めて出会った!!」

360: 名無しさん 2013/09/24(火) 15:34:50.15 ID:mSL6cKS20


佐天「トニオさんも、能力…もってるんですよね?」

トニオ「ハイ…」

トニオ「ワタシは…ワタシの理想とスル料理を求めて、世界中を旅してた時にハジめて自分のこの能力に気づきました」

トニオ「しかし、故郷に帰った時、ワタシのこんな料理を認めてくれる人は故郷にはイマセンでした…」

トニオ「イタリアの料理の世界は、ワタシのような若造が店を持つなど、許してくれないのです…」

みさきち「ひどぉい!あんなにおいしかったのにぃ!!」ぷんぷん!

トニオ「フフ♪…でも、日本という国は、いろんな国の料理があって、店のつぶれるのも早い競争の激しい所デスけれど、チャンスもありますよね。だから、日本に来たのデス…」

佐天「トニオさん…」

トニオ「学園都市は、スバらしい所デス。新鮮な食材はスグ手に入るし、こんな小さな店でもお客様が来てくれる…それも、未来ある学生サンたちが…スバらしい。気に入りマシタ…」

トニオ「でもねッ!アナタッ!」

佐天「へ!?」

トニオ「アナタは非常識デス!手を洗わないでいろんなとこさわったでしょッ!」

佐天「うえ!?あの…はい…」

トニオ「調理場という所は…バイキンが一番の敵デスッ!」

トニオ「ダカラ、ワタシは怒りましタッ!無断でここに入って来たコトは絶対にタダじゃあおきません!覚悟してもらいまスよッ!」

トニオ「これで、この調理場スミからスミまでキレイに拭きなおしてもらいまス!!」



みさきち「…そーだぁ!」ピコーン!


みさきち「ねぇ?トニオさん…」ごにょごにょ…

トニオ「エ!?そんなことデキマセン!ワタシには誇りが…」

みさきち「夢もいいけどぉ…わたしたちがこのお店ディスっちゃえばどうなるかなぁ…レベル5なんだゾ♪」にへ♪

トニオ「そ、そんなセッショウな!?」

佐天「みさきち!ダメだよ!あたしが悪いんだし!」

みさきち「いいっていいって♪ふたりともわたしの言うとおりにすればぁ…♪」

みさきち『えへへ~☆いっぺん、見たかったのよねぇ~♪』

みさきち「じゃあ~涙子はお兄さん呼んでねぇ♪」

362: 名無しさん 2013/09/24(火) 16:07:53.05 ID:mSL6cKS20
スタスタ…

ディオ『ここか…まっすぐ帰ってこないで、こんなところに寄っているとは…』

ディオ『しかし、ここにこのディオを呼んだのも、何か涙子なりに理由があってのことだろうが…』


ガチャ…チャリ~ン♪


佐天「お帰りなさい!お兄ちゃん♪」

みさきち「ウェルカムなんだゾ♪」

ディオ「!?…なんだ…これは…なぜ2人が使用人の格好をしている…」

佐天「ここでね…かくかくじかじか…」

みさきち「でもってぇ♪じかじかかくかくってわけですぅ!」

ディオ「…そうか、掃除はきちんとしたんだね…偉いぞ、涙子」なでなで…

佐天「♪」


ディオ「そして…あなたが、ここのシェフか…」ドドドドド…


トニオ「は、ハイ!…」

ディオ「では、私も料理を頂こうかな…それとも、ここは予約制かね?」ゴゴゴゴゴ…

トニオ「いいえ、す、スグにお出ししまス!」ダッ…

ディオ「いい店だな」

佐天「お兄ちゃんも、そう思う?」

ディオ「うむ…あの料理人…いい眼をしていた」

みさきち「じゃあ~料理が来るまで~…お兄さんにご奉仕しなくちゃ!」

トニオ『本当は、あんな服着てほしくナカッタのに…』


わいわい…♪


佐天「あ!来たよ!お兄ちゃん!」

みさきち「じゃあババ抜きはお兄さんの負け~♪」

ディオ「……ほぅ…」

トニオ「お待たせしまシタ、(チキン・ディアボロ)デス。こちらは…」

ディオ「説明は結構。知っている…」

トニオ「そ、そうデスか…では、ごゆっくり」ドキドキ…!

佐天『みさきち…ホントに成功するかな…?』

みさきち『大丈夫よぉ☆だって、わたしが認めた味だものぉ♪』

ディオ「…」ス…


パク…………………カッ!!!!!!


WRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!


佐天「その日を最後に…お兄ちゃんの太陽アレルギーは治った…うそぉーッ!!!」

みさきち「ほんとぉ♪」



みさきち『…見たかったけど…でも…涙子のお兄さんて…喜んだ時の顔、すごくこわかったかもぉ…』がくぶる…!

368: 名無しさん 2013/09/24(火) 18:29:33.18 ID:mSL6cKS20
キングクリムゾン!時間は消し飛び!朝になるッ!!


佐天「…zzz」

みさきち「…zzz」


ガチャ…スタスタ…カチ…ガララララ!!ピカー!


佐天「…?な、なにぃ?」

みさきち「ん~……?」

ディオ「2人とも、いつまで寝ているんだ?ほら…窓の外をごらん!いい天気のいい朝だ…もうご飯できてるから、早く着替えて、リビングに来なさい…」


スタスタ…バタン…


佐天「はぁ~い…いつもありがと、お兄ちゃん…zzz」

みさきち「おなづく~…zzz」


…?


佐天「!?」

みさきち「!?」


ガバッ!!


佐天「お兄ちゃんが!?」

みさきち「早起きしてる!!」

佐天「それに今…」

みさきち「太陽を浴びて…」


…!


佐天「あ、そうだった…トニオさんの料理食べたら治ったんだっけ…アレルギー」

みさきち「そうねぇ…なんだろ?いつもより明るいというかぁ…そういえば髪型かえてた」

佐天「うん、かわってた。雰囲気違うし…上着着ないでタンクトップだけなんて…」

みさきち「トニオさん、レベル5だったんじゃないかしらぁ?」

佐天「そうだね…お兄ちゃん。すごい変わり様だし…」

みさきち「とにかくリビングいきましょーかぁ?」

佐天「そうだね、ホワイトスネイク。あたしとみさきちの服とって~」

ホワイトスネイク「…ほら」ツィ…

佐天「ありがと」

みさきち「ありがとぉ~…相変わらずべんりねぇ、ホワイトスネイクwww」

ホワイトスネイク「…」フォン…

373: 名無しさん 2013/09/24(火) 19:16:57.42 ID:mSL6cKS20
佐天「お待たせ、おはよ!お兄ちゃん」

みさきち「おはよーございまぁす♪」

ディオ「ん…おはよう。2人とも、朝食を摂ったら、ゆっくり学校にいきなさい。焦っては何もいいことはないからな…」パサ…

ストン↓×2

佐天『あれ…普通にトマトジュース飲みながら新聞読んでる…』

みさきち「ごきげんですねぇ♪お兄さん♪」パクパク!

ディオ「フフフ…まぁな…どうだ?2人とも、学校は楽しいか?授業参観の日は、きちんと言うんだぞ…」

佐天『…やっぱりアレルギー治って、嬉しくて仕方ないんだ…♪』もぐもぐ…

ディオ「今日は気分がいい…散歩でもしよう…」

佐天「良かったね♪お兄ちゃん♪」

みさきち「提案した甲斐があったわぁ♪」

ディオ「2人には感謝している…そうだ、お小遣いをやろう」スッ


ドサッ…!!


佐天『あ…あの、お小遣いの日以外は微塵もお金をくれたことのないお兄ちゃんが…臨時お小遣い!?』

みさきち『へぇ~結構苦労してたのねぇ…って!驚くとこそこぉ!?』

376: 名無しさん 2013/09/24(火) 19:58:04.58 ID:mSL6cKS20
ご馳走様でした×3

佐天「じゃ、お兄ちゃん。あたしたち、学校行ってくる!」

みさきち「いってきま~す♪」

ディオ「ん…いってらっしゃい…」


バタン…


ディオ「さて…」


ガチャ…!

スタスタ…

ディオ「うむ…太陽の下を堂々と散歩か…何か、新たな世界を見出した。そんな気分だ…」


スタスタ…


イン「んきゅううううぅぅぅぅ~~…」ばたんきゅ~


ディオ「…ん?」

ディオ『この少女は…魔術の…ふふ…これも、引力か…』


ディオ「もし、シスターさん。見たところ、倒れているようだが…具合が悪いのかな?」

イン「うぅ…とーまがね、とーまが、朝からごはんつくってなくて…探しにきたら…おなかへって…」ぐぎゅうううう…


ディオ『とーま…か…やはり、ジョジョ…相変わらず、何かに巻き込まれるのが好きな男だ…』


ディオ「それは大変だ…私でよければ、シスターさんにご馳走しましょう」ニコ…

イン「ホント!金髪のひと!」ぴょん!↑

ディオ「もちろんです。少しでも聖職者の労をねぎらえれば…と」

イン「やったー!!神は、あなたの家族とその子々孫々まで幸せにしてくれるかも!!」

イン「主よ…この者に祝福があらんことを~♪」→↓

ディオ「ありがたいお言葉です。では、何をお召し上がりに…」

イン「アレ!!」ビシ!

ディオ「…ファーストフード店。あそこでいいのですか?」ニコ…

ぎゅ!

イン「うん!!はやくいこー!!」グイグイ!!

ディオ「…」

ディオ『この少女…このディオに何の物怖じもせず…ふふふ…まぁ、いいか』

イン「♪~」

ディオ『思えば…涙子にも…こんな時期があったな…』

ガー…

店員A「いらっしゃいませー」

381: 名無しさん 2013/09/24(火) 20:58:21.43 ID:mSL6cKS20
イン「わくわく♪」

店員A「お待たせしましたーご注文をドーゾー」

ディオ「…?すまないが…メニューを見せてくれないか?」

店員A「メニューですか?こちら上のパネルでございます」

ディオ「何?私が前に利用したときは、メニューがカウンターの上にあったと思ったが?」

店員A「申し訳ございません。カウンターのメニューはもう廃止されていまして」

ディオ「見にくいな…」

イン「う~ん!よく見えないんだよ!!」ぴょん!ぴょん↑

ディオ「…」

ディオ「…てこい」

店員A「はい?」

ディオ「メニューを今すぐにもってこい。といったのだ…」ドドドドドドドド…!!!!

店員A「ひッ!か、かしこまりましたァー!!」



店員A「こ、こちらがメニューです…」

ディオ「ん…」パシ…

ディオ「どれにしますか?シスターさん?」サッ↓

イン「え~とね…ん~と…これもおいしそうだし…あ、これも…おいしそうなんだよ~」


ざわ…ざわ…


客A「んだよ!いつま待たせんだよ!」

客B「はやくしろよ…」

客C「こっち、まってんだけどォー!」


ディオ「…」クルッ…ギロ…


シーン……

383: 名無しさん 2013/09/24(火) 21:07:12.53 ID:mSL6cKS20
ディオ「決まりましたか?シスターさん…」

イン「うぅ…ちょっと…迷ってるかも…」あたふた!

ディオ「そうですか…」スクッ…↑

ディオ「ちょっと…いいかな?」

店員A「は、はいッ!い…いかがなす…なされましたか?」

ディオ「注文が決まった…」

イン「え?」

店員A「ほっ…はい!ご注文承ります」

ディオ「上のパネルだ…そこから…」←ピッ…

店員A「?」

ディオ「そこまで…」ツィー…→ピッ…

ディオ「全てもらおう」

店員A「ぜ…全部ですか?」

ディオ「……早くだせ」

店員A「はッ…はいィー!!」

ディオ「言い忘れた…全て10人前だ。急げ…」ゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!

店員A「じゅ…10人前!?か、かしこまりましたーッ!!」

ディオ「そうだ…溶けるものは後からお前がもってこい…いいな?」

店員A「は、はぃーーッ!!」

387: 名無しさん 2013/09/24(火) 21:40:33.59 ID:mSL6cKS20

イン「あむ…はぐ!!んん~♪」もぐもぐもぐもぐもぐ!!!

ディオ『すごい食欲だな…知ってはいたが…実際に見るとすごいものだ…』

イン「…?あなたはたべないの?」

ディオ「私は、もう朝食を済ませていますから…全部食べていいのですよ…シスターさん」ニコ…

イン「そうなんだ!じゃ、遠慮なくいただきますかも!!」ぱくぱくぱくぱく!!!

ディオ『不思議だ…一体…この小さい体のどこに食物が消えていくのか…』

イン「ぷふ~~♪あなた、とってもいいひとかも!!」

ディオ「神を…信じていますから」ニコ…

イン「♪~信じるものは救われるんだよ~♪」あむあむあむあむあむあむ!!


ガツガツガツガツガツガツ!!!!!!!


ディオ『驚いたな…先ほどは6人用のテーブルに山ができるほどあったが…』

イン「ずずず~♪ぷはぁ♪ジュースおいしい~♪おかわりまだこんなにたくさん~幸せかも~♪」

ディオ『今では見る影もない…ごみの山』


店員A「あ、あの…ソフトクリームと…シェイク…10人前です…」プルプル…

ディオ「…そこのテーブルの隅に置いてくれ」

店員A「か、かしこまりました…あ!?」ツルッ!!グラッ…

店員A『わあああああ!!た、大変なミスを…どどど…どうしよう…よりによってこんな怖い人に!?』


ピタ…コトン…


ディオ「ありがとう。ほぉ、ソフトクリームを縦に支えるための、こんな紙製品があったのか、知らなかったな…ん?何をしている?向こうへいけ…」

店員A「あ…れ?さっきたしかに…手がすべって…??」

ディオ「聞こえなかったかな?」

店員A「し、失礼しました!ごゆっくりドーゾ!!!」ササーッ…

イン「わあ♪デザートまで!!きっと、あなたに出会えたのは神様からわたしへのご褒美なんだよ!!」ぺろぺろぺろぺろ!!!じゅつるるるるるる!!!

ディオ「ふふ…」ニコニコ…

ディオ『この少女が、特別な星の下に生まれたことを…誰が知り、知ってどう思うのだろうな…少なくとも…苦しめる気にはなれんな…哀れな少女だ…』

イン「むふぅ?」

392: 名無しさん 2013/09/24(火) 22:21:38.25 ID:mSL6cKS20

イン「ごちそーさまでした!!」けぷっ…

ディオ「見事な食べっぷりでした…見ていて、感動しましたよ」

イン「えへへ~それほどでもあるかも~」てれてれ

ディオ「では、ここを出ましょう…」

イン「うん♪」


店員A「あ、あの…すみません…お、お会計がまだ…」

ディオ「そうか…会計は先に済ませるんだったな…すっかり忘れていた…ほら、手を出して…」


ポン…ズシ…


店員A「へ…?えぇぇえええ!!!こ、こんなに…!?」

ディオ「なんだ?それでは足りないのか?」

店員A「い、いえ…その、今お釣りを!!」

ディオ「いらん。手間をかけないでくれ」

店員A「しッ!しかし…この額は…」あわわ…!

ディオ「面倒だな、では残りはチップだ、くれてやる。それとも、日本人だからチップを知らないのか?」

店員A「あ…あぁ…ありがとうございましたーーーーーッ!!!」ペコォーッ!

ディオ「さぁ…御住まいまでお送りしますよ」

イン「う…う…なんだか…こんなに、優しくされたの…久しぶりかも…」うるうる…

ディオ「ふふ…神は必ずご褒美をくれるのですね…きっと」

イン「うん…うっう…」

スタスタ…


店員A「…あんな人が…いるんだ…本当に…何もかも…従うしかできなかった…でも…いい人だった…」

店員A「…このお金…」ギッ…

店員A「やめよう…バイト…」

395: 名無しさん 2013/09/24(火) 23:13:46.15 ID:mSL6cKS20


ガー…スタスタ…


イン「あ、あの…」

ディオ「どうしました?シスターさん?」

イン「送ってもらえるのは…すごく、ありがたいんだよ…でも…」

ディオ「でも?」

イン「家が…わからないかも…」

ディオ「なるほど…それは困った…」

イン「どうしよぉ…遅くなったら…とーまに叱られる…」

ディオ「…」

ディオ「大丈夫ですよ…まだ、お昼ですから…ほら、あそこにアンチスキルの交番がある。あそこで聞いてみたらいいのでは?何かわかるかもしれない…」

イン「うん…」


ポチ…ピンポーン…


ディオ「ごめんください」

アバッキオ「はい、いかがいたしました?」

ディオ「実は、この子が迷子でしてね…家の場所がわからないそうなのです」

イン「うぅ…」うるうる…

アバッキオ「迷子ですか、わかりました…ん?その格好…」

アバッキオ「もしかして、教会の子かな?」

ディオ「教会…ですか?この学園都市に…」

アバッキオ「ええ、この土地に昔からある教会で、そこの神父さんが、よく学生さんに勉強を教えたり、道徳を説いているものですから…そちらなら、もっとよくわかるかも…」

イン「!…そこまで行けば家までの道わかるかも!!」

アバッキオ「あぁ、やっぱり!この辺では学生達の憩いの場として、ちょっぴり有名な場所ですからね。では本官がつれていきましょう」

イン「!?」

イン「この金髪のひとがいいんだよ!!」

アバッキオ「お嬢さん…黄泉川さん学校だしなぁ……困ったな…」

ディオ「かまいませんよ。では、私がその教会へこの子を連れて行きましょう」

アバッキオ「いいんですか?いや、助かります。場所は…はい、このメモをどうぞ」

ディオ「どうも…では行きましょう。シスターさん」

イン「うん!」パァ!

スタスタ…

401: 名無しさん 2013/09/25(水) 00:52:41.69 ID:DtVXAXD+0
ディオ「ここだ…随分…古い教会だ…木造だな…」


イン「あ!神父さん!」

エンリコ神父「おや…インデックスちゃん。今日は何を食べに来たのかな?」

イン「ぶぅ!神父さんのいじわる!私!朝からすっごく大変だったんだよ!?」

エンリコ神父「まぁまぁ…そちらの方は?」

ディオ「どうも…佐天、というものです」ペコ…

エンリコ神父「こちらこそ、私は、この教会の神父をさせていただいております。エンリコ・プッチと申します。どうぞ、よろしく」ペコ…

イン「この金髪のひと、すごくいいひとなんだよ!行き倒れた私に、ご飯を食べさせてくれたり、ここまで送ってくれたんだよ!」

エンリコ神父「そのようですね、とても落ち着いた、善意のある御方のようだ…どうです?日差しも強いですし、中で休んでいきませんか?」

ガチャ…


イン「いいの?わぁ~い!」タッタッタッ…


エンリコ神父「こらこら、あまり騒いではいけませんよ。ここは、神聖な場所ですから」


コツコツ…

ディオ「…神父さん」

エンリコ神父「はい?なんでしょうか?」

ディオ「同じ十字教とはいえ、昔からその場所や国家によって、十字教は教えが多岐に亘ったと聞きます…あなたから見れば、あの子はおそらく…」

ディオ「異教徒…ということではないのですか?」

エンリコ神父「確かに、十字教はいくつにもわかれています…しかし…」

ディオ「?」

エンリコ神父「この教会は、聖書に載ること、その教えを尊重しているのです。自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ…ただ、それだけなのです」

ディオ「…」

エンリコ神父「しかし、いつの間にか…時代はかわりました。やがて、信仰は力となり…教徒だけを愛し、異端者には、力の罰を与え粛清する…」

エンリコ神父「果たして、これが、自分にしてもらいたいことでしょうか?主は悲しんでおいででしょう…こんなはずじゃなかった。と…」

ディオ「そのとおりだ…歪めたのは、結局人だ…そういえば、あの子はなぜここに?」

エンリコ神父「あの子は、ここへよく遊びに来る高校生の妹(?)らしくて、最初は身を硬くしていましたが…今ではすっかり慣れた様で…」


イン「神父さーん!お茶のみたいんだよー!」


エンリコ神父「はいはい!…すみませんでした…さきほどは、聖職者らしからぬ発言です…忘れてください…」

ディオ「いえ、すばらしいお言葉、感服しました…」

エンリコ神父「どうも…どうぞゆっくりしていってください。では、私はあの子のところにいるので…目をはなしたら、何をするか見当もつかないもので…」

コツコツ…

ディオ「神の意志か…」


イン「金髪のひとー!!こっちで一緒に紅茶のもーよ!!」


ディオ『…涙子は、もう少し淑やかだったな…』ス…

ディオ「うん。頂こう…」


コツコツ…

413: 名無しさん 2013/09/25(水) 23:01:41.89 ID:DtVXAXD+0

わいわい…!!


イン「あはははは!!初めて聞くお話かもwww!」

エンリコ神父「いえ、それが本当なんですよ。私の弟はドメニコというのですが…気象予報士をしていましてね…」

イン「うん…ぷぷwww」

エンリコ神父「なんと弟は…沖縄と北海道の予報を間違えてしまったんですよ…!その晩に渦中の弟と、一緒に食事をしたんですが…ふふっ…」

イン「あはは!上と下間違えてるんだよwwwうぷふ…それで?…」

ディオ「ふふ…」

エンリコ神父「ふと、弟は言いました。兄さん、あれは俺のせいじゃない!衛星が嘘をついたのだ!と、顔を真っ赤にして言いましてね…いやぁ、あれは忘れられません」

イン「あっはははははははwww!機械が嘘つくわけないかもwww」

ディオ「ふふふ…それはケッサクだ…」


ボーン…!ボーン…!


エンリコ神父「おや…おっと!失礼しました…あまりに楽しい時間だったもので、時がたつのを忘れていました…今、6時になりましたね」

イン「えぇ!?帰らないと!!」

ディオ「…シスターさん、ここまで来たのです…最後まで御送りしましょう」

イン「ほんと!」

エンリコ神父「良かったですね。佐天さんなら安心です。では、玄関まで御見送りします」


こつこつ…ガチャ…

エンリコ神父「また気軽にいらしてください佐天さん。インデックスちゃん、上条君にあまり苦労をかけてはいけないよ?」

ディオ「…」

イン「わかってるんだよ!!」

エンリコ神父「では、お気をつけて…」


ガチャ…バタン…


ディオ「行きましょうか…シスターさん」

イン「うん!」


スタスタ…

415: 名無しさん 2013/09/25(水) 23:44:18.62 ID:DtVXAXD+0

イン「着いた!」

ディオ「よかったですね…では、私はこれで…」


スタスタ…


イン「ありがとーー!!金髪のひとーーー!!」ノシ


ディオ「…ふふ」ノシ

スタスタ…


ディオ『やはり、不思議な少女だ…だがもし、このディオが…あなたの頭の中にある10万3000冊の本を狙っています。と…答えたなら…きっと恐れるのだろうが…』

スタスタ…


まってー!…


ディオ『ん?…いま、あの少女の声が…』

やっぱりまってーーー!!金髪のひとーーーーー!!!!

ディオ『やはり聞こえる…』クル…

イン「まってなんだよー…はぁはぁ…まってー!!」



ディオ「…どうしました?シスターさん。何か、私に用でもありましたか?」

イン「ぜぇ、ぜぇ…えっとね…うんと…とーまが…へぇ…はぁ…」

ディオ「落ち着いて…深呼吸を…吸って」

イン「すぅー…」

ディオ「はいて…」

イン「はぁ~…」

イン「!?落ち着けたんだよ!!」

ディオ「では、もう一度」

イン「私が家にかえってみたら、とーまが帰ってなくて…家に食べ物もなくて…スフィンクスもおなかペコペコで死んじゃうかもぉ…」うるうる…

417: 名無しさん 2013/09/25(水) 23:47:11.51 ID:DtVXAXD+0

ディオ『まさか…もう腹を空かしているのか…ふふ、おもしろい…そうだ。あそこにいってみるか…』

ディオ「シスターさん。それはそれは…運の悪いことを…どうですか?私はこれから、妹たちと外食に出かけるのですが…よろしければシスターさんも」

イン「行くんだよ!!!……スフィンクスも…行っていい…?」うるうる…

スフィンクス「な~ぉ…」

ディオ「勿論ですよ。では、妹たちとは外食先でおちあうので、このまま行ってしまいましょう…」

イン「やったぁー!よかったね!スフィンクス!」

スフィンクス「んにゃ~お」

ディオ「では、上条君が帰ってきて心配させぬよう、書置きを残していきましょう。ここで待っていますから」

イン「わかったんだよ…あの、スフィンクスを…」

ディオ「…」スッ…だき…なでなで…

スフィンクス「ふにゃ!?…な~ぉ♪」ごろごろごろ…

イン「わぁ…初めてあったひとなのに、だっこされて、スフィンクス安心してるかも…やっぱり、動物は正直なんだね!」

ディオ「たまたま…この猫に好かれただけでしょう…では、この猫は見ていますから、書置きを…」ニッコリ…

イン「はーい!ちょっとまっててね!!」タッタッタッ…

ディオ「…」

ピッ…とぉるるるるるるるるる…ピッ!

ディオ「あぁ…涙子。今から…操祈と2人で…そうだ…そして…ホワイトスネイクを…なに…傷付けはせんさ…手に入れろ…うむ…ではな」ピッ…

ディオ「…これも運命だな」なでなで…

スフィンクス「にゃむ…」ごろごろ…





418: 名無しさん 2013/09/26(木) 00:25:06.65 ID:jF6C5WIt0

イン「おわったよー!ほら!はやくいこーよ!!」

ディオ「ふふふ…慌てなくても、料理は逃げませんよ」

イン「…そうかも!とにかく楽しみかも~♪」

スフィンクス「にゃ~お!」

ディオ「猫をお返しします」

イン「うん。スフィンクス、いつものとこ入ってね…」ごそごそ…

ディオ「では、いきましょうか…」

イン「よろしくおねがいしますなんだよ!」


スタスタ…


ペルラ「ん?インデックスちゃんじゃない!」

イン「あ!ペルラさんなんだよ!」

ペルラ「奇遇ね、こんな時間に…あら?もしかして…これからそのカッコイイお兄さんと夜のデート?」

イン「ちがうんだよ!このひととご飯食べるだけだもん!!」ぷんすか!

ペルラ「え!?ほんとにデートなの!?」

ディオ「…失礼ですがデートではありません…」

イン「そうなんだよ!!」

ペルラ「そ、そうよね!じょ、冗談よ!じょうだん!」

ディオ「…申し遅れました。私は、佐天ディオと申します。貴女は?」

ペルラ「あ!?えっと…ペルラ・プッチといいます…」

ディオ『プッチ…あの古教会の…』

ディオ「もしや…エンリコ神父のご家族でしょうか?」

ペルラ「はい、私…そこの教会の娘です…エンリコ神父は私の兄です。佐天さんは兄を知ってらっしゃるんですか?」

ディオ「えぇ…今日知り合ったばかりですが…立派な聖職者でいらっしゃる」

ペルラ「まぁ♪ありがとうございます。教会には、いつでも来てくださいね」

イン「しょっちゅういってるかも!」

ペルラ「あなたじゃなくて。うふ♪では、私はこれで…ばいばい、インデックスちゃん」ノシ

イン「じゃ~ね~!ペルラさん!」ノシ

ディオ「エンリコ神父によろしく…」ペコ…

419: 名無しさん 2013/09/26(木) 00:26:38.52 ID:jF6C5WIt0
ペルラ『さっき上条くんと、かわいいショートヘアの女の子が一緒に歩いてたんだけど…伝えないほうがいいわね…』スタスタ…


スタスタ…


イン「今日はなんだか、いろんなひとにあってて、楽しいかも!」

ディオ「そういっていただけると、私も嬉しいですよ…」

スタスタ…

ディオ「シスターさん。着きました…このレストランですよ」

イン「…わかるんだよ……この小さなレストランから…すっごくおいしそうな匂いがするもん!!!」

ディオ『さすがだな…』

ディオ「入りましょう」

インデックス「どきどき!」


ガチャ…チャリ~ン♪


ホワイトスネイク「…」シュッ…!

シパン…

424: 名無しさん 2013/09/26(木) 02:02:22.25 ID:jF6C5WIt0
イン「?」

イン「今…何かがあたまをさわったような…」

ディオ「シスターさん。ご紹介します…私の妹たちです」

みさきち「はろ~☆」

佐天「こんばんわ、インデックスちゃん。上条さん元気?」

イン「あ!涙子!なぁんだぁ!金髪のひとって、涙子のお兄さんだったんだね」

佐天「そうだよ!ごめんね、インデックスちゃん。お兄ちゃん、怖くなかった?」

イン「ううん!すっごく優しくてかっこいいんだよ!とーまも見習ってほしいかも!…いい匂い!!」



トニオ「皆サン。また来てくれて嬉しいデス。今日は楽しんデいってクダサイネ!では、こちら、前菜のモッツァレラチーズとトマトのサラダでス」

トニオ「もちろん、トマトと一緒に口に中に入れてクダサイ!では、」ワタシ、次の料理を作ってまいりますので…」スッ…


イン「…」ごくり…

イン「これ…食べていいの…?」

ディオ「どうぞ」ニコ…

イン「ん…」パク…

イン「んまああああああああああああいんだよおおおおおおお!!!!!!」

みさきち「わかるわぁ☆その気持ち♪」

佐天「…」

佐天『ホワイトスネイク…』

ホワイトスネイク『あぁ…既に抜き取った…今、我々の目の前にいるのは…ただの無垢な少女だ…』チャ…

佐天『ふふふ…まさか、こんなに早く手に入るなんて、思っても見なかった…』

ホワイトスネイク『しかし、運命だ』

佐天『そう…誰も抗えないよね…これも引力』



だ…だから、あんたにおいしいものってのがどんなもんか、教えようと…

はいはい、サンキューな、ビリビリ…

むっ!ビリビリじゃない!…



ガチャ…チャリ~ン♪


434: 名無しさん 2013/09/26(木) 20:58:20.78 ID:jF6C5WIt0

美琴「今晩はー…トニオさ…へ!?佐天さん!えっ!え!?」キョロキョロ!

上条「ん?どうした、みさ…インデックス!?」

インデックス「ひあわへ~♪」るんるん♪

ディオ『ジョジョ!?何故ここに…くっ…』

佐天「あ…あぁ!上条さん、御坂さん!奇遇ですね!こんなところで会うなんて!」

上条「本当だな…でも、なんでインデックスが…」

みさきち「…」

みさきち「ほんとねぇ?グーゼンってこわいわぁ☆」

上条「偶然?」

佐天「そうなんです!あの!この人、あたしのお兄ちゃんです!実は、インデックスちゃんとお兄ちゃんが、これまた偶然出会って、意気投合しちゃったらしくて…もともとここには外食に来る予定立ったんですが、インデックスちゃんもどう?…ということでして…」ペラペラ!

インデックス「そうなんだよ~♪」

上条「お前は…また人に迷惑をかけたな…すいません、えっと…佐天さんのお兄さん」ペコペコ!!

ディオ「い、いや…滅相もない…同じ、神を信じるもの同士ですから…」

ディオ『これは…どういうことだ?まさか、あの話は真実だったのか?……上条当麻の原因不明の記憶喪失…』

435: 名無しさん 2013/09/26(木) 20:58:52.46 ID:jF6C5WIt0
美琴「お、お兄さん…あ!し、食蜂…!?あんた、学生寮からいなくなったって聞いたけど…まさか…?」

みさきち「あら~バレちゃったぁ☆わたしと涙子のかんけ~♪そうなのぉ♪同棲ってやつぅ?」けたけたwww

美琴「何がバレたよ!あんた…やっぱり佐天さんとお兄さんを…」

みさきち「んもぉ~またその話ぃ?しつこいわねぇ…御坂さんだって、バレちゃったんだゾ?だぁれ?その人?」

上条「え!?いや、俺は…御坂に半ば無理やり…」

美琴「ちょ!?あ、ぁ、あんたは黙ってなさい!」たり…

みさきち「どぉしたのぉ?なんか…汗、かいてるみたいだけどぉ…」

美琴「な、なんでもないわよ!いいじゃない、汗くらい!…ひ、ひとりでこーいうとこ来るの、嫌だっただけで…」

佐天『さすが、みさきち…話のそらし方が上手い!』

みさきち「あぁ!そうだったのぉ?じゃあ、ちょうどいいじゃなぁい…皆でお食事にしましょぉ~♪」

美琴「はぁ!?誰があんたなんかと!」

佐天「まぁまぁ、御坂さん。ここは一緒しましょうよ。ね?お願いします!」

美琴「佐天さん…でも…」

インデックス「もう!たんぱつ!じれったいかも!コックさーん!」

スッ…

トニオ「ハーイ、お呼びでショウカ?」

インデックス「コース料理、7人分に変更なんだよ!」

トニオ「ハイ、かしこまりまシタ!では、もうテーブルが一杯なのでcloseをだしてキマス…オヤ!御坂サン!こんばんわ、また来てくれたんデスネ!どうぞ、ごゆっくり」スタスタ…カタン!

みさきち「これで、解決ぅ~☆」

美琴「あぁぁ…もう…わかったわよ…」すとん↓…

上条「まぁまぁ、いいじゃねぇか、皆一緒のほうが、美味しいぞ?」

美琴『はぁ…当麻…いつになったらわかってくれんのよ…』

美琴「うっさい…ばか…まぬけ…どさんぴん…たごさく…」どよーん…

上条「?」


佐天「みんな一緒なんですから!楽しくいきましょうね!!」

「「「おー!!」」」

わいわい!!がやがや…んまぁあああああああああいいい…!!

436: 名無しさん 2013/09/26(木) 21:28:07.95 ID:jF6C5WIt0

上条「ん?そういえば…インデックス、一人前多くないか?」

イン「そんなことないんだよ!ほら!」

スフィンクス「にゃあ♪」パクパク!

上条「猫にイタリア料理食わすな!!」

トニオ「モメントォー(待ちなさい)心配には及びまセン。その料理は、猫が食べても大丈夫なように作ってありマス」

上条「そ、それなら…」

佐天『まぁ、子犬が食べても平気だからね…猫がイタリア料理食べても驚かないよ』カチャリ…

カチャン…スッ…パク…

美琴「あむ…」

美琴「んふぅ♪」

上条「おっ、御坂もそんな顔するんだなwww」

美琴「し、しまっ…」

美琴『あんまりおいしいからつい…頬が緩んだ…』

美琴「うるさいわね!いちいち!おいしいんだからいいじゃない!」

みさきち「まぁまぁ~☆怒んないの~♪」

美琴「あんたに言われる筋合いはないわ!!」

みさきち「こわいよぉ~☆るいこぉ~」スリスリ!

佐天「ひゃ!み、みさきち…今はやめて…スープがこぼれる!」

わいわい!!!!!

ディオ『こうしてみれば…全員まだ子供なのだがな…運命は残酷なものだ』

ディオ『しかし…ジョジョが記憶を失っているとは好都合だ…あとは、十字を利用する阿呆どもと、アレイスターか…』

ディオ『…邪魔さえしてこなければ、こちらも動かずにすむのだがな…』

446: 名無しさん 2013/09/27(金) 09:16:49.72 ID:VdMa+KvU0
イン「はぁ~…なんか暑くなって来たかも…とーま、私、外の風にあたってくるんだよ…」

上条「おう、でも、すぐ戻って来るんだぞ」

イン「うん」

佐天「あたしも行くよ」

イン「ん、じゃ、一緒」


ディオ「…」

みさきち「…」


ガチャ…チャリ~ン♪

イン「…ぁう…」カクン↓

佐天「っと、危ない…」ガシッ…

イン「きゅ~…」

佐天「…ごめんね、インデックスちゃん…これ、貸してくれてありがとね…」

シャコン…

ホワイトスネイク「涙子、何故記憶ディスクを戻した?」

佐天「あたしは、最強になるためにこの子から記憶ディスクを奪ったわけじゃないからね」

ホワイトスネイク「しかし、あの魔導書の数々は、利用価値があるのではないか?」

佐天「いいんだって…バレたら困るし、必要なものは、もうホワイトスネイクがメモしてくれたんでしょ」

ホワイトスネイク「あぁ、書くのが苦労したぞ」

佐天「お疲れ様…あとは、この子から得られた式を、あの子に計算させて…」

ホワイトスネイク「14の合言葉を…聞かせれば」

佐天「わかるよ…ホワイトスネイク…近い…みんな一緒に幸せになれる…(天国)が」



457: 名無しさん 2013/09/27(金) 20:51:47.45 ID:VdMa+KvU0
佐天「さ…今日のことは本当に偶然の幸運だけど、これからはもっと慎重にいかなきゃね…戻って、ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「わかった」フォン…

佐天「よし…」

佐天「かみじょーさーん!!きてくださーい!!」


ガチャ…チャリ~ン♪


上条「どうした?佐天さ…まったくこいつは…」

イン「…zzz」

佐天「すみません…あたしとそこの階段に座って涼んでたら、うとうとしちゃったのか、眠っちゃって」

上条「申し訳ない…仕方ないな、そろそろ帰るか…」ひょい!おんぶ↑

上条「ごめん、佐天さん。ドア開けてくれ」

佐天「はいはい」


ガチャ…チャリ~ン♪


美琴「あれ?どうしたの?あんた…あぁ、そーいうこと」

みさきち「かわいいわねぇ♪」

ディオ「疲れてしまったんだろう…」

上条「ごめん…みんな、俺、インデックスを連れて、もう帰るよ」

ディオ「ふふふ…次からはちゃんと食事用意してあげてほしいな…」スッ…

スフィンクス「なーぉ」もぞもぞ

上条「よし、スフィンクスもOK!と…わりぃ御坂。お金3500円だっけ…あ!インデックスも…合計で7000円か…」

美琴『そうだった!私から誘ったんだった!ここは自然に奢って好印象を…!』

ディオ「上条君。気にすることは無い。既に、トニオには私が代金を全員分支払っている」

美琴「!?」

上条「え!でも、さすがに初対面の方に…」

ディオ「その気持だけで嬉しいよ。だが、今夜はもう帰りたまえ。いつまでもその子を背中で眠らせるわけにもいくまい?」

上条「お兄さん…ありがとうございます。では、お言葉に甘えて、失礼します。じゃあな、みんな!」

みさきち「ばいばーい☆」

佐天「さよなら~」

ディオ「気をつけてな」

美琴「あ…あぁ…あ……」


ガチャ…チャリ~ン♪…バタン…

458: 名無しさん 2013/09/27(金) 21:03:51.17 ID:VdMa+KvU0
ガチャ…チャリ~ン♪…バタン…




美琴「…」

美琴「じゃ、じゃあ、あたしもそろそろ帰らなきゃ…じゃあね…」ス…

佐天「あ、御坂さんもですか?」

美琴「…ん」


ガチャ…チャリ~ン♪…バタン…


佐天「あれれ…?」

みさきち「どうしたのかしらねぇ?」

ディオ『なるほどな…あーいう所は、記憶を失っても変わらない様だな…ジョジョ…ふふ』


ヒュウウウウウウ~~


美琴「あ、あ…あ…」

美琴『私だって…とうま…』

美琴「あああああんんんんまぁぁぁぁりぃぃだぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」ぼろぼろぼろ(涙

美琴「う…ぐす…」ピ!

美琴「もしもし…うん、すぐ来て」



黒子「お待たせしましたの♪」

美琴「ありがと…ねぇ、黒子」

黒子「はい?」

美琴「今晩だけ一緒に寝よ…」

黒子「えぇ!!わ…わかりましたの!!」

黒子『なんだかわかりませんが…ラッキィーーーッ!!』

美琴「じゃ、お願い…」

黒子「はいですの♪」ピト!


ヒュン!…

461: 名無しさん 2013/09/28(土) 00:04:21.46 ID:q6dMLRxq0



佐天「ん~おなかいっぱい!」

みさきち「ごちそうさま~♪」

ディオ「トニオ、今日の料理も素晴らしいの一言に尽きる。君を心から尊敬しているよ」

トニオ「いえいえ、ワタシはただ、一生懸命に作っただけデスカラ」ニコニコ

佐天「それでもおいしいんだもん…あ、お兄ちゃん。もうこんな時間」

ディオ「そうだな…では、私たちも帰ろう。トニオ、また来る」

みさきち「今度はまたドルチェがいいなぁ~♪じゃあぇ、トニオさん」

トニオ「グラッツェ~!またのお越しをお待ちしておりマスヨ」


ガチャ…チャリ~ン♪


佐天「ふぅ…」

みさきち「ようやく終わったって感じねぇ~♪」

ディオ「あぁ…まったく、予想外な一日だった…」

みさきち「え~?お兄さんにわからないことなんてあるのぉ?」

佐天「あると思うよ?ね?お兄ちゃん♪」

ディオ「そうだ、全知全能などありえん…ところで涙子、目的の情報は手に入ったな?」

佐天「うん。ホワイトスネイクがノートに書いたから、大丈夫!」

みさきち「でもやっぱり、まどーしょ、っていうのはかえしちゃったんでしょ?もったいない!聞いた話じゃ、世界を思うがままにできるらしいのに…」

佐天「いいの♪…どうせ、(天国)に行くのに、必要なもの意外は興味なかったし…意味もなくなるんだから…」

ディオ「そうか…いい子だ、涙子。そのまま、まっすぐ目指せ、涙子の望む(天国)へな」

みさきち「ふふ~ん♪じゃ、作戦も大成功だったわけだしぃ、今は家に帰ってゆっくりしましょぉ?明日から連休だし♪」

佐天「そうだね!じゃあ!家まで競争!」

みさきち「よぉーし!まっけないんだゾ!」

ディオ『ザ・ワールド…このディオの勝ちだな…』

466: 名無しさん 2013/09/28(土) 10:36:29.62 ID:q6dMLRxq0
キングクリムゾン!時間は消し飛び、後日のお昼だ!


スタスタ…


みさきち「でね~☆」

佐天「あはは!それケッサクだよ♪」

みさきち「うふふ♪ねぇ、涙子。次は洋服買いにいきましょ~♪」

佐天「そうだね!新しいシャツとかも欲しいし…」


ピリリリリ…!


佐天「あ、メールだ」

みさきち「誰からぁ?」

佐天「えーと…麦野さんからだよ」

みさきち「む…!無視しちゃいなさいよぉ…そんなの!あのおばさん嫌い!」

佐天「おばさんって…ちょっとしか年違わないじゃない」

みさきち「もぅ!年はいいからぁ、相手することないわよぉ、どーせ、くーだらない組織への勧誘なんだから」

佐天「でも、あの会場で約束しちゃったし…嘘はつけないよ…」

みさきち「涙子、もし無理やり組織に入れられたらどうするのよぉ?」

佐天「う~ん…そ、その時はホワイトスネイクに助けてもらうよ」

ホワイトスネイク「無論だ」

みさきち「ぶー!わたしじゃあ頼りにならないってことなのぉ…?」しゅん…

佐天「そんなことないよ。みさきちはあたしの切り札だもん!」

みさきち「…」///

みさきち「えへ~☆やっぱりぃ?そうだとおもったぁ~♪」スリスリ♪

佐天「当たり前だよ♪でも…」

みさきち「…やっぱり、会いに行くのぉ?」

佐天「うん」

みさきち「わかったわぁ…わたしはどーすればいい?」

佐天「みさきちは、家で待ってて」

みさきちは「えー!?尾行もダメなのぉ!?」

佐天「ダーメ、あたしとみさきちが仲良しなこと、もうほとんどの人が知ってるし」

みさきち「そうだけど…どーしてそれがダメなのぉ!?」

佐天「仲良しのレベル5が一緒にいるなんて、麦野さんに警戒されちゃうし、刺激しちゃうよ」

みさきち「むうぅ…」

佐天「ね?そりゃあ普段から一緒にいたら、そう思われてもおかしくないよ…」

みさきち「普段の護衛が仇になるなんてぇ…」

佐天「でも、もし、危なくなったら呼び出すから…」

みさきち「……そのときは!わたし飛んでくんだゾ!」くわっ!

佐天「ありがと、みさきち♪やっぱり頼りになるよ!」

みさきち「とーぜん!じゃ、話しも固まったしぃ、帰りましょ~」

佐天「うん!」

473: 名無しさん 2013/09/28(土) 22:31:47.24 ID:q6dMLRxq0

キングクリムゾン!以下略!麦野と再会する日になった!


佐天「…っと」スタン!

佐天『時間より早く来すぎたかな…』

佐天『セブンスミストの前って言ってたけど…もしかして麦野さん本人がここに?』

佐天『使うとは思ってないけど…一応、また命令のディスク入れとこう…んっ…』シャコン…

ザッ……!

佐天「?来たかな?」

絹旗「…」

フレンダ「…」



佐天「あれ…たしか…あなたは…絹旗さん!」

絹旗「超正解です!また会えて超うれしいですよ。佐天さん」

佐天「えぇ、あたしもです…あの、そちらの方は…?」

フレンダ「お初にお目にかかるってわけよ、私はフレンダ、よろしく!」

佐天「よろしくお願いします…あの、麦野さんは…」

絹旗「…そのことですが…超重要な話があるので、何も言わずついて来て欲しいです…急で超もうしわけない…」

フレンダ「まぁ、秘密のお話ってわけよ!」

佐天「そ、そうですか…じゃあ、どこにいくんですか?」

絹旗「私たち(アイテム)の拠点です」

フレンダ「とはいっても、本拠地ってわけじゃないから、結局ただのお話の場ってわけよ」

絹旗「超来てくれますか?」

佐天「わ…わかりました。約束しましたもの…超行きます!!」

フレンダ「ぷふっ…このコ!おもしろい!!」

絹旗「…」

絹旗「…フレンダ…超見くびらない方がいいですよ…順位未定とはいえ、佐天さんは麦野と同じレベル5…その気になれば、私たちなんか超瞬殺ですよ…」

フレンダ「えぇえええ!そ、そんな話聞いてないってわけよ!!麦野の客ってだけで…」

絹旗「やめてください!お客人の前で!超みっともないです!!」

絹旗『やっぱり肝心なとこでビビリますね…この超まんもーに!』

フレンダ「うぐ…あ、あの…ささ…佐天さん…ご、ごめんなさい…な、仲良くしてほしい…です…」びくびく…

佐天『なんだろう…この人…気のせいかな…死相っていうのかな?そんなものを感じる…』

佐天「あ、あはは!気にしないでください。あなたには、まだあたしから名乗ってませんでしたよね?佐天 涙子 です。能力は、ホワイトスネイク〔白蛇円盤〕っていうの。こちらこそよろしくおねがいします♪」ぎゅ…

フレンダ『て…手を…!?…あ、あったかい…こんなに優しいレベル5…見たこも聞いたこともないってわけよ…』

絹旗「…まぁ、いいです…では、佐天さん。麦野が超待ってるのでついて来てください」

フレンダ「道案内ってわけよ~♪」

佐天「はい、お願いします」

佐天『麦野さんか…初めて会ったときは、怖かったけど…仲良くなれるかな…そして、一緒に(天国)…目指してくれるかな…』

481: 名無しさん 2013/09/28(土) 23:37:57.16 ID:q6dMLRxq0
スタスタ…

絹旗「この雑居ビルです」

佐天「こんなとこに拠点…ですか?」

絹旗「まぁ、経費削減&カモフラージュも兼ねてますから、ささ、地下へどうぞです!」

フレンダ「お茶の用意してくるってわけよ!」たったったっ…

佐天「気を使わないでいいのに…」

絹旗「いえいえ~♪あなたは超大切なお客人ですから!では、こっちです」


コツコツコツ…ギイィ…


佐天『わ…部屋の中は立派だ…』

麦野「あら、やっと会えた…」

佐天「麦野さん」

麦野「名前、覚えててくれたのね♪どう?下の名前は覚えて…」

佐天「沈利さん♪」

麦野「うふふふ…♪当たり!…心なしか、初めて会ったときより落ち着いてるわね?」

佐天「相手が麦野さんですから、安心できます」

麦野「あら、嬉しい…なに見てんだ、出てけ、絹旗」

絹旗「は!?このまま居てもいいものかと…超失礼します」ガチャ…バタン…

麦野「さぁて…ごめんなさいね?急に呼びつけて…」

佐天「いえいえ、あたしは大丈夫ですから…あの、お話というのは?」

麦野「うん。ありがとう。単刀直入に言うわ」

佐天「…」

麦野「あなた…(アイテム)に所属してくれない?」

佐天「麦野さんの組織に…ですか」

麦野「えぇ、ここからは全て本気よ?あなたが欲しいの」

佐天「しかし…」

麦野「あなたの活躍は耳に入ってるわ。どうしようもない不良を更正させたり、無能力者狩りを力づくで止めたり」

佐天「ご存知だったんですね…」

麦野「まぁね、あなたの行動は、随時監視されてるわ…この(アイテム)にも…たぶん、他の組織、研究機関にも…」

佐天『でも、(天国)のことは知らないんだ…』

482: 名無しさん 2013/09/28(土) 23:43:18.04 ID:q6dMLRxq0
佐天「そうですか…でも、あたし、何の役にもたたないし…」

麦野「役にたたない?冗談よね?」

佐天「…」

麦野「間近で見たのよ?あなたの能力…とてもじゃないけど、メルトダウナー〔原子崩し〕には真似できないわ」

佐天「でも…麦野さんの方が…」

麦野「私のことはいいから!どうなの!?仲間になるの!?ならないの!?なるわよねぇ!?」

佐天「ひっ…」


ギイィ…


フレンダ「佐天さん!麦野!お茶とお菓子持ってきたってわけよ!」

麦野「ふれんだぁ!ちっとは空気読めねえのか!?すっこんでろ!」

フレンダ「わわ!!なんだか知らないけど、ごめんってわけよー!!」ガチャ…バタン!


シーン…


麦野「…」

佐天「…」

佐天「あの…お茶…いただいていいですか…?」

麦野「どうぞ♪」

佐天『なんだか…麦野さんって人が…どういう人なのか…わかんなくなってきた…』ズズズ…



麦野「…それで、決めてくれたかしら?」

佐天「麦野さん…」コトン…

麦野「なにかな?」

佐天「これから、三つ質問をしたいんですけど…いいですか?」

麦野「…どうぞ」

佐天「あなたの幸せって、なんですか?」

麦野「…真面目に考えたことないわね」

佐天「じゃあ、何のために生きているんですか?」

麦野「そ…それもないわねぇ…」イライラ…

佐天「最後の質問です。(天国)って信じます?行きたいとか思ったこと、ありますか?」

麦野『バカにしてんのかなぁ…この私を…』ドドドドド…

麦野「…さぁ?」

佐天「そうですか…残念です…」

麦野「…それは、(アイテム)には入らないってことでいいのかしら?」ゴゴゴゴゴ…

佐天「申し訳ないですけど…あたし、夢があるんです。でも、ここにはありません。だから…ごめんなさい…麦野さんが嫌いってわけじゃあないんです…」

麦野「そぉ…へぇ~」

麦野「他のレベル5どもも、そうだ…」

佐天「はい?」

麦野「クズのくせに…」

麦野「なんで私に楯突くのかなぁ?」ゴゴゴゴゴゴ!!!

483: 名無しさん 2013/09/28(土) 23:48:10.03 ID:q6dMLRxq0

佐天「麦野さん…あたしは、何もしませんよ…」

麦野「それでも、こっちが困るのよ…あなたみたいなイレギュラーは…あっちゃあいけないんだよ…」

麦野「何もしない?通らないのよ、ここじゃあ…あなたが敵になったら…そう思うだけで、あなたは大きな脅威となんのよ…」シュウウウウ…

佐天「む、麦野さん!?」

麦野「仲間にならないなら、同等な能力者は要らない…コレ…ここのレベル5の常識よ…?ま、どーでもいい例外もいるけど?」



削板「べぁっくしょい!!!…なんだ…風邪ひいちまったか、じゃーダメだ!もっと鍛えなくては!!」



佐天「な…!みんな、争ったら、レベル5になるためにがんばってる人たちが、かわいそうじゃないですか!」

麦野「がんばるぅ?はっ!」

麦野「レベル5は、おいそれと努力でなれるもんじゃあないんだよ!!クズどもはどこまで行ってもクズ!」

佐天「…だからこそ、強者なら、弱者をいたわるものでしょう?」

麦野「最初はね!でも、途中から、利用されるだけ!なら、そいつらを利用して、もっと強くなればいい、そのために雑務をしろってんなら、引き受けてやる…」

佐天「それが…学園都市の組織群の存在理由ですか…」

麦野「いっしょにするなぁ!」ズビー!!

佐天「…あ」

ホワイトスネイク「ヌオオ!!」グイイ!!

佐天「あうっ!」ドサ!


スカッ……ドジュウウ…ドロォ…!!


麦野「久しぶりに見るわ…ホワイトスネイク!!」

ホワイトスネイク「…」

麦野「もう一度言う…仲間になりなさい。そうすれば、あなただってレベル5のその先に行ける…なんなら、私の右腕として組織に受け入れるわ」

佐天「右腕…ナンバー2ってことですか?」

麦野「そうよ…あなたが幹部に…」


佐天「だが断る」

487: 名無しさん 2013/09/29(日) 00:07:13.37 ID:2ueSpsBZ0
麦野「なぁにぃい!!」


佐天「さっきから聞いてれば…あなた、何のためにここにいるんですか?何がしたいんですか?」

麦野「新入りの分際で…!!」

佐天「麦野さん…やめましょうよ、こんなことしたって、なんの意味もない…」

麦野「だから!あんたは…!!」

佐天「それに…!あたし、2とか4とか嫌いなんですよ…割り切れるし…4なんか(死)?ですよ?それに引き換え、3・1・0…良い数字だと思いません?」

麦野「この…調子に乗るなよ…!!」ゴゴゴゴゴ…

佐天「だってそうでしょう…3を割れるのは1と3。1は自分だけ…0に至っては割るとかそーいう次元を超えてる…なんだか、勇気をもらえますよね?」

麦野「あんたはさぁ…ここで始末する!!」

佐天「310 310 310 310 310 310 310 310 310 310…」ぶつぶつ…

麦野「あはぁ!ブチコロシか・く・て・い・ね!!!」

佐天「やっぱり…こうなっちゃうんですね…」

佐天「悲しいです…麦野さん」

麦野「いまさら遅い!!!!うらぁあああ!!」


ゴォオオオオオ!!!!


佐天「麦野さんも…あたしと(天国)に行きましょう…?」

麦野「1人で行け!!ゴラァアアア!!」



佐天「大丈夫ですよ…怖がらなくても…」



佐天「ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「…」シュ~…

490: 名無しさん 2013/09/29(日) 00:52:59.62 ID:2ueSpsBZ0
麦野「は!?」

麦野『な、なんだ!?ここは一体?あいつを焼き殺した…はず…』

麦野『!?…か、火災が起きている屋内!?幻覚か!?』

ガシ…

麦野『なに?脚に何かが…!?!?』


??「うあああ…いてぇよぉ…顔が…」ベトォ…


麦野「うぁ…あ、うああああああああああああああ!?!?」

麦野「は、離せ!!この…ゾンビがぁ!!」ゲシ!


??「うげぇあああ…」


麦野「なんなの!?…まさか…これも佐天の能力!?はっ!?」


??「私も痛いのよぉ~…」

??「みてくれよぉ…へそから下が吹っ飛んじまったんだぁ…」ズリ…ズリ…

??「うばばばばばああああああ…あちぃよぉおお…」ボォオオ…

??「首がぁあああ…」ブラブラ…


麦野「うわああああああ!!来るなぁぁぁぁ!!」ダッ!!


ダッダッダッダ…


麦野「はぁ…はぁ…ゾンビを呼ぶ能力…聞いたこともない…」

麦野『それに…能力は、1人に1つのはず…』

ホワイトスネイク「どこに行くんだ?」

麦野「!?」

ホワイトスネイク「…」

麦野「ふん…自分は高みの見物ってわけね…佐天 涙子…!!さっきのゾンビも、あなたが呼んだのかしら?」

ホワイトスネイク「…なぁ、質問しているのはこっちだぞ?」

麦野「るせぇぇえええ!!」バッ!

麦野「は?」

麦野『演算してるのに!?れ、レーザーが出ない!?』

ホワイトスネイク「どうした?おかしな顔をして…あぁ、さっきの奴らだが、麦野 沈利。お前の被害者だ」

麦野「ひ、被害者!?」

ホワイトスネイク「何人かは顔を覚えているんじゃあないのか?まぁ、間接的に殺した奴もいるだろうが?お前の被害者達だ…お前は全員知っていながら、知らん振りをしているな…」

麦野「し、知るか!あんなゾンビ!!」

ホワイトスネイク「そうか、知らないか…じゃあ間違いないようにもっとよーく確認してみろ」

麦野「なっ…ま、また!!」


??「あぎゃぁぁ…」

??「助けてよぉ…うあぁ…」

491: 名無しさん 2013/09/29(日) 00:58:37.49 ID:2ueSpsBZ0
麦野「ひっ…あ…あ…ああ」ガタガタ…

ホワイトスネイク「全部お前がやったんだ…酷いな、見てみろ?彼は顔左半分が無い」

麦野「うあ!!あっ…うわわ…!!」

ホワイトスネイク「ホラ?彼女など、関係なかったのに巻き込まれ、全身を焼かれている…まだ若いだろうに」

麦野「や…やめろぉお!!卑怯だぞっ!!!こんな!こんなっ!!!」

ホワイトスネイク「利用するだけ利用した結果だろう?それとも…罪悪感でも抱いているのか?」

麦野「黙れ…黙れ…!!」

ホワイトスネイク「かわいそうに…全員生きていたというのに…お前とその組織の都合で、こうやって殺されてしまって…」

麦野「はぁ…うぁ…はぁーー!!!」

ホワイトスネイク「人を殺すのは生かすより簡単だ、死者は反撃してこれない…顔も一生見ないから、スグ忘れられる…だが、どうだ?壮観だろう?」

麦野「あぐっ…うあ…ぐがが…」

ホワイトスネイク「殺すってことは、殺されてもかまわないということだ」ガシッ!!

グググググ…↑

麦野「や…!やめ…ぐるじ…」

ホワイトスネイク「巻き込まれた者たちは、きっとそう思うこともできなかっただろうな?7人か、数字にすればあっけないが、事実を目の当たりにするとどうなんだ?」

麦野「死…じぬ…たすけ…」

ホワイトスネイク「今度はお前が死ね」スッ…

麦野「んぐ…!!い…いやだぁ…!!」ボロボロ(涙





493: 名無しさん 2013/09/29(日) 01:19:43.06 ID:2ueSpsBZ0

麦野「た、たす…」


ぐしゃああ!!


麦野「うああ!!!」ガバ!!↑

絹旗「うわあ!どうしたんですか!?麦野!?」

麦野「は…?き、絹旗…」キョロキョロ…

絹旗「麦野?」

麦野「さ、佐天は…」

絹旗「あぁ!佐天さんなら、さっき超帰っていきましたよ?」

麦野「帰った…?」はぁはぁ…

絹旗「だって、アイテムに入るか入らないか即日じゃ、決められないから、また明日ここに来るって話じゃないんですか?」

麦野「明日!?ここに!?」

絹旗「そうですよ…超おかしな麦野です?」

麦野『お、おちょくりやがって…明日来る?上等だ!私は逃げない!!あんな新入りなんか怖くない!!!』


ガチャ…


麦野「…!?」ビクッ!!

フレンダ「送って来たってわけよ♪」

麦野「そ…そう、ご苦労さま…」スク↑…スタスタ…ギィィ…

絹旗「あれ?もう寝るんですか?」

麦野「悪い?」

絹旗「いいえ~じゃ、超お休みです!」

フレンダ「お休み~」

麦野『くそ!何が〔白蛇円盤〕だ!…なに考えてんのか知らないけど…明日こそ…!!』

バタン…!!!

499: 名無しさん 2013/09/29(日) 09:34:34.59 ID:2ueSpsBZ0
スタスタ…


佐天「ねぇ…ホワイトスネイク…」

ホワイトスネイク「なんだ?」

佐天「あたしも、麦野さんの夢、一緒に見てたけどさぁ…ぷぷ…」

ホワイトスネイク「?」

佐天「結構演技派なんだねwwwあたしビックリしちゃった!」

ホワイトスネイク「そうか?」

佐天「それにしても成功してよかったよ。久しぶりに使ったし、あんまり広い部屋だと、眠らせられないからね」

ホワイトスネイク「そうだな、あの部屋に入った時点で既に私が部屋の中で気化し、充満していたのがよかった」

佐天「うん!……でもさ…あれ…被害者って、本当なの…?」

ホワイトスネイク「いや?あれはただのハッタリだ」

佐天「へ?」

ホワイトスネイク「麦野 沈利の記憶から、過去に自分たちが巻き込んでしまった人間を夢に登場させただけだ。実際に死んでいるかは知らない」

佐天「じゃあ、生きてるかも知れない人を、死人扱いしたってこと?」

ホワイトスネイク「そういうことだ。しかし、それは麦野 沈利も同じく知らない。なら、あの場面で、死んだ。と言われれば、そう錯覚するのも無理は無い」

佐天「なるほど~精神攻撃ってことか…ちょっとずるくない?」

ホワイトスネイク「むしろ、生ぬるいくらいだ。あのまま何もしなければ、脅威として排除されていたからな」

佐天「そっか」

ホワイトスネイク「そうだ」

佐天「明日は…もっと話せると良いな…麦野さん」


スタスタ…


501: 名無しさん 2013/09/29(日) 13:22:17.29 ID:2ueSpsBZ0




麦野「くそっ…許せない…よくも…この私を…」

麦野「何も手を出さず…帰ったってのもムカつく…」

麦野「…」

麦野「もうわかった…あいつは仲間になる、ならない、なんて甘っちょろい奴じゃない」

麦野「明日…ここに来る…!」

麦野「殺す…殺す殺す殺す殺す…」

麦野「必ず!!!!!」

麦野「佐天 涙子…!!」





502: 名無しさん 2013/09/29(日) 13:43:06.17 ID:2ueSpsBZ0
キングクリムゾン!時間は消し飛び!後日、約束の時間となる!


絹旗「いや~今日も来てくれて、超うれしいです!さーさー!中へどうぞ!」

佐天「どうも♪」

フレンダ「私が案内するってわけよ!」

絹旗「そうですか?」

フレンダ「うん!!」

絹旗「なら、いいです。お任せします!私はあっちの部屋にいますから…」

佐天「ありがとうございます」ペコ…


ツカツカツカ…ピタ…


フレンダ「?どうしました?急に止まったりして…?」

佐天「…」ツカツカ…グイ…

フレンダ『うわわ!!か、壁に押し付けられてるってわけよ!!や、やっぱりレベル5は…って…顔近!!』



佐天「ねぇ…フレンダさん…あなた、引力って信じますか?」

フレンダ「引力…??」

佐天「そう…あたしとフレンダさんがこうして出会ったのも、引力」

フレンダ「そ、それがなにってわけよ…」

佐天「引力に惹かれあい、出会う運命ってわけですよ」

フレンダ「な、何が言いたいのかさっぱり…」

佐天「あたし…未来予知の能力は持っていませんが…感じるんですよ…フレンダさんから、命の翳りってやつ…」

フレンダ「こ、怖いこと言わないで欲しいってわけよ!!!!」

佐天「だから、ですよ…あたし、あなたを待ってます。もし、フレンダさんが、これから、どうしようもなく絶望的な状況に陥ってしまったら」スッ…

フレンダ「CD…?」

佐天「そのディスクを、頭に入れてみてください…きっと、あなたは助かる」

フレンダ「これを…頭に!?」

フレンダ『言ってることメチャクチャなのに…なんでこんなに優しい目を…なんだか、ホントのことに聞こえちゃうってわけ…よ…』

佐天「あ!それをあげたことは内緒ですよ?怪しいと思って捨てるのも自由だし、とりあえず持っておくのも、フレンダさんの自由ですから♪」

フレンダ「…わかった…これ、もらっとく…」ごそごそ…

佐天『スカートの中にいれた!?まぁ…いっか』


ホワイトスネイク『涙子…』

ホワイトスネイク『助けることはなかったんじゃあないのか?おそらく涙子が感じている翳りもそうだが、この小娘の精神構造では、いずれ、悲惨な死を迎えるのは当然だと思うがな…』

佐天『へぇ、ホワイトスネイクはそう思うんだ?…でもね、あたしは、引力が出会いを与えたなら、その出会いは意味があるものだと思う。だから、出会った人たちは、できるだけ、(天国)に連れて行きたいの♪』

ホワイトスネイク『そうか、さすがと、言っておこう…ふふふ』

佐天『でしょ♪でも、それに付き合ってくれるホワイトスネイクのこと、大好き!』

ホワイトスネイク『…』フォン!


佐天「えへへ♪じゃあ、案内、お願いしますね」

フレンダ「あ、はい!こっちってわけよ!」

佐天『これでこっちの違和感はよしっと♪麦野さんは…ま、昨日と同じ部屋じゃないってことは、警戒されてるんだなぁ…麦野さん…』

505: 名無しさん 2013/09/29(日) 14:37:56.85 ID:2ueSpsBZ0
コツコツコツ…



佐天「随分、下まで降りるんですね?」

フレンダ「うん、一番地下にも部屋があるとは聞いてるんだけど…中には麦野しか入ったことないってわけよ」

フレンダ「…あの」


ピタリ…


佐天「はい?」

フレンダ「気をつけたほうが、いいってわけよ…麦野、昨日はすごく様子がおかしかった…」

佐天「フレンダさん…」

フレンダ「この組織で仕事してきて…特に意味も無くこなしてきたわけよ…ターゲットだったけど…人も殺した…」

佐天「…」

フレンダ「そのときも、特に何も思わなかったけど…さっきの(引力)のこと聞いて…正直…後悔してる…」

佐天「…」

フレンダ「組織に入ったのも…軽い気持ちだったし…楽に暮らせりゃ、それでいいって思ってたってわけよ」

佐天「…後悔してるんですね?」

フレンダ「…」コク…

佐天「そうですか、良かったじゃないですか?」

フレンダ「えええ!?」

佐天「今、間違ってたって気づいたんですから…少なくとも、今までのターゲットって人たちは、狙われてもしかたなかった人たち…ってことにするしかありませんよ…」

フレンダ「うぁ…んん…」グス…

佐天「泣かないで、フレンダさん…」ぎゅ…

フレンダ『め…めがみさま…』ぎゅ!!

フレンダ「わ、私…アイテム…辞める…もう、こんなことやめる…」ぽろぽろ…(涙

佐天「そうですか…もし、行くところがなかったら、あたしの所に来てもいいですよ」

フレンダ「ほんと…?」

佐天「えぇ…でも、きちんと自分で言わなきゃ、ダメですよ。この因果を断ち切れるのは、フレンダさんです」

フレンダ「む、むり…裏切り者は…麦野に殺される…そ、それに、もしかしたらこれから佐天さんも…今日…」

佐天「あたしを信頼しているなら、できるはずです。大丈夫…あたしはここでは死んじゃう気はないし、さっきのディスクがあれば、きっと助かりますよ」

フレンダ「う…うん」

佐天「で、この部屋ですよね?」

フレンダ「そう…気をつけて…」ごしごし…


シュカン…


佐天「あ、そうそう。携帯、預かっててもらえます?」

フレンダ「わ、わかった…」パシ…


ギィィイ…


佐天『さてと…ちょっと、時間稼がないとね……』

510: 名無しさん 2013/09/29(日) 15:14:14.23 ID:2ueSpsBZ0
コツコツ…



麦野「うふふふふふふふ…また会えてうれしいわ…佐天さん」

佐天「あたしもですよ」

麦野「昨日はごめんなさいね?ちょっと取り乱しちゃって」

佐天「あはは、気にしないでください」

麦野「組織のことはいいから、少し、お話しましょうか?」

佐天「いいですね!世間話大好きなんですよ~」


ペラペラ…アハハ…ウンウン…キャハハ…


麦野「…あ、そうだわ、どう?……今回は…最初からお茶を用意しておいたから、いかが?」

佐天「そうですか!それはどうも…」カタン…ス…



ホワイトスネイク『待て!涙子!!飲み物はまずい!!毒が…!!本当に飲むことは無い!!』

佐天『いいから…ごめん、ホワイトスネイク…ちょっと眠っててね…』

ホワイトスネイク『ま、待ってくれ!他に時間稼ぎの方法など沢山ある!』

佐天『…』

ホワイトスネイク『涙子!私を解除するな!!それは自殺行為だぞ!?早く私を外にだ…せ……ぅ…ぉ………』



ゴクン!


麦野「…」ニッヤぁ~

佐天「ぷは!おいしいですね~これ、なんていうのかな?ダージリン?」

麦野「いいえ…それは、ローズティーよ…」

佐天「へぇ~薔薇のお茶かぁ、めずらしいですね♪」

麦野「…」


麦野「お前はバカだ…」くくく…


佐天「そ、そうですか…」グラ…

麦野「どうしたの?気分が優れないようだけど?」

佐天「あぁ…たぶん…今朝牛乳飲んだから…ですよ」フラフラ…

麦野「そうなのぉ…じゃ、もう痛くならないようにしてあ・げ・る…」

512: 名無しさん 2013/09/29(日) 15:44:10.74 ID:2ueSpsBZ0
バタン!!


佐天「す、すごいなぁ…メルトダウナーって…そんなこともできるんですね…」プルプル…

麦野「…」

麦野「何か…企んでるの…?それとも、本当の本当に他人を信じてる大バカなのかしら?」

佐天「さぁ?…でも…もう終わりってことは、わかってますよ…」ヨタヨタ…ガシ…スク↑

麦野「ふーん…まだ立てるんだ?」

佐天「はぁ…はぁ…うぐ…」

麦野「昨日と立場逆転ってやつ?確かに終わりよねぇ?どうしたのかな?ほら、いつもみたいにホワイトスネイクを出して、私から能力奪ってみれば?ん?」

佐天「…ぅ」


ツカツカツカ!!グイ!


佐天「あぐ…」

麦野「あらら~?どうしたの?ほら、ここよ!頭から抜き取るんでしょ?おでこ?後頭部?それとも顎ぉ?ぷっ…」

麦野「あっははははははははははははははははは!!」ゲシッ!!


ドサァッ!!


佐天「いつつ…」

麦野「もうお終いよ…能力も使えないくらい飲んじゃって…ふふっ」

佐天「これ…痺れ薬…ですよね…?」

麦野「!?」

佐天「あなたが…毒薬で殺すなんて…しないと思いましたよ…」

麦野「こ…」

佐天「あなたは…自分の圧倒的な能力…メルトダウナー〔原子崩し〕しか信じてないみたい…ですから…」

麦野「こいつ…」

佐天「だから…薬で動きを止めて…確実に殺して…安心を得るために…痺れ薬なんですね…ごらんのとおり…体に力が入らないですよ…」

麦野「なるほどね…でも、そこまで予測ついてるのに、やっぱり大バカよあんたは!!」ズォォォォォ!!!!

佐天「まって…」

麦野「は?」

佐天「ちょっと…いいですか…ね…最後に……ね?」

麦野「…」

麦野「…なにかしら?」シュゥゥゥゥン…

514: 名無しさん 2013/09/29(日) 17:41:32.18 ID:2ueSpsBZ0
佐天「あたしの…夢…聞いてもらえませんか?」

麦野『最期の言葉ってわけね…』

麦野「…いいわ。聞いてあげる」ストン↓

佐天「あ…りがとう…あたし…大好きな人たちがいるんです…」

麦野「…」

佐天「みんな、優しくて…かけがえのない人たちなんです…」

麦野「それで?」

佐天「そんなみんなと…(天国)に行きたいんです…幸せな、天国に…」

麦野「は~ぁ?」

佐天「…」

麦野「なんつーか…もう言葉もでないわ…」

麦野「最期の最期まで乙女チックだこと…」

麦野「そーゆうの、ほんとムカつく…」

麦野「じゃ、最期の言葉も言えたわけだし?そろそろ死のっか?」ゴォォォォォ…


コツコツコツコツ…


佐天「やっぱり…聞こえないんですね…」

麦野「聞こえない?」

佐天「そとが…」


ドサ…!!バタ!!…ガタン!!!…コツコツコツコツ……

はぁなて~こころ~に~きざんだゆ~めを~♪


麦野「な!?なに!?この声!?いや足音!?」クルッ!

麦野「上で何が!?」


ギィィ…コツコツコツ…

みらいさえ♪お~き~ざ~り~に~し~てぇ~♪


麦野「だ、誰このふざけた歌…!?あぐ!…」ガクン↓!

麦野『か、体が、動かない!?』

????「もぉ~…涙子!結構ギリギリじゃなぁい?」


コツコツ…

ふふふふ~ふふ~ん♪ふふふ~ん♪ふ~ん♪


麦野『こ…こいつが何故!?ここに?』

????「心配させちゃメッ!!なんだゾ♪」

佐天「えへ…まってたよ…みさきち」

みさきち「ふふん♪言ったじゃなぁい!飛んでくるって♪」

麦野『バカな!?どうしてこの場所が!?』

みさきち「バカはあなたよ?オ・バ・サ・ン♪いい気になって心に隙ができるから、こんなふーにつけ込まれるのよねぇ…」

みさきち「バリア張ってなかったとか?攻撃に集中してたとか?そんなところでしょぉ?」クスクスwww

麦野『ぐぬがが…』

524: 名無しさん 2013/09/30(月) 00:04:05.84 ID:YCyHqW2e0
佐天「よかった…」

みさきち「涙子…!?あっ!脚が赤くなって…蹴られたの!?大丈夫!?」スサッ↓

佐天「脚はだいじょぶだから…でも…薬まだ抜けてないから…動けないよ…」

みさきち「大丈夫よ!すぐに連れ帰ってあげるからね…」スリスリ…

みさきち「…」スク↑…クルリ

麦野「あ…くっ…」

みさきち「どうしてあげようかしらぁ?…このBBA…」

麦野「こ…の…!!」



みさきち「ぷっちん!」



みさきち「この!この!思い知れ!!思い知れ!!どーだ!?」ゲシ!ゲシ!!

麦野「ぐふっ…」

みさきち「よくも涙子に怪我させたわねぇ…!!このっ!!ババア!!どーだ!!思い知れ!!どーだ!!」ゲシ!!ドカ!!ポカ!ポカ!ポカ!

麦野「くぅ…」

みさきち「頭の中いじくっちゃえば、一瞬だけどぉ!それじゃ、わたしの気が治まらないっ!!ほぉら!!このっ!ババア!思い知れッーー!!」ゲシィッ!ドゴォッ!

麦野「んがぁぁ…!!」

麦野『こ、この…クソガキどもがぁ…!!!!!』

みさきち「うっさい!!しばらくねてなさいっ!!」バッ!!

麦野「ぬ…!!」

麦野『…』


佐天「みさきち…もういいよ…」

みさきち「…そう?…涙子が言うならいいや……立てる?」グググ…

佐天「うん…がんばる…」ズズイ…↑

みさきち「あぁ…涙子ぉ…かわいそうに…今日は付きっきりで看病してあげるからね…」

佐天「ありがとね、みさきち…あのさ、携帯は?」

みさきち「あ!さっきあの子から返してもらったわぁ、ハイ、返すね☆」

佐天「うん…」

みさきち「でもぉ、涙子のケータイから違う子の声がしたからビックリしたわぁ」

佐天『フレンダさん…あとは、あなた次第だよ…』

佐天「あ…上の階の人たちは?」

みさきち「のーぷろぶれむ!!言いつけどおり!みんな気絶してるだけなんだゾ♪」

佐天「そう…よかった…じゃ、帰ろ…」

みさきち「うん☆すぐだから、辛抱してね…」


コツコツコツ…


フレンダ「あわわ…本当に麦野に勝っちゃった…こ、こうなったら…私も、腹をくくるってわけよ…」

531: 名無しさん 2013/09/30(月) 01:16:45.76 ID:YCyHqW2e0


スタスタ…


みさきち「もうすぐつくけど…種明かし、してくれるのよね?」

佐天「う…ん、簡単だよ…あの子に…みさきちに助けをもとめる電話をさせる命令ディスクを入れただけで…あとは、運任せだよ…」

みさきち「それ!もしかして!わたしを信頼してこそってことぉ?」

佐天「当然だよ…みさきちが飛んでくるって、言ってくれなかったら…たぶん、ホワイトスネイクで強行突破だったよ…でも、そっちは怖くてやりたくなかったし…ね?ホワイトスネイク」

ホワイトスネイク「はぁ…今回ばかりは私も焦ったぞ…涙子、あまり無茶をするな」

みさきち「そうよぉ?無事だから良かったけどぉ…もうこんな危ないことはダメ!!」

佐天「悪かったよ…ごめんなさい…うぅっ…もどって…ホワイトスネイク…」

みさきち「あ…まだ、薬が辛いのね?」

佐天「ちょっと…ビリビリするよ…御坂さんほどじゃないけど…」

みさきち「同感…ほら、お家、ついたよ…お兄さんには黙っておきましょうねぇ?」

佐天「そうだね…もしお兄ちゃんの耳に、このことが知れたら…学区が1つ無くなるかも…」


ガチャ…ツイ×2(靴を脱ぐSE)…スタスタ…ガチャリ


みさきち「冗談に聞こえないのが、怖いところよねぇ…はい、涙子の部屋に到着ぅ!」

佐天「あぁ…ベッドって安心…ありがとう…みさきち」トサ…

みさきち「」キュン…

みさきち「ねぇ…涙子…ダメじゃなぁい…その服じゃ、汚いよぉ?」

佐天「あ…そう…だね…え!?…ちょっと…みさきち…」


パチン…パチン…


みさきち「汗もかいてるみたいだしぃ…そだ☆わたしが体フキフキしてあげる♪」

みさきち「へぇ?…フロントホック…あたしとおそろ☆」

佐天「だめ…みさきち…あぅああ…」

みさきち「涙子…果てしなくかわいい…」ポッ…///

佐天「ひゃめ…うあ!…わぁあ…」

534: 名無しさん 2013/09/30(月) 01:37:22.17 ID:YCyHqW2e0
キングクリムゾン!時間は消し飛び!後日だ!


フレンダ『今日…切りだすってわけよ…これを…麦野に!』つ[辞表]


コンコン…


フレンダ「む、麦野!ちょっと話があるってわけよ!」


…勝手に入れば?


フレンダ「う、うん」


ガチャリ…


麦野「…」

フレンダ「…」

麦野「で?何?話って?…早くしてくれないかなぁ…今すごいイラついてるからさぁ…」

フレンダ「あの…」

麦野「早くしろってんだよぉ!!こちとら、あいつらぶっ殺す作戦練りに練ってんだよぉ!!」

麦野「てめーらクズが使い物になんねぇからだろうが!!なんで、あの人数であのくそアマ1人を止められなかったんだよ!!!」

麦野「止めてりゃ、あそこで佐天 涙子は仕留めてた…ちくしょう!!!」

フレンダ「ひぅ…」

フレンダ『ここで…退いてはいけない…あたってくだけろってわけよ!!』


バン!!


麦野「…は?」

フレンダ「き、今日限りで…辞めるってわけよ!」

麦野「辞表?」

フレンダ「ふぁ…はい!」

麦野「…」

フレンダ「…ひっ!」



ガチャ!…バタン!!!ドタドタドタドタ!!!



絹旗「麦野~被害状況は皆無…わ!」

フレンダ「わぁーーーーッ!!!」

絹旗「な!なんですか!フレンダ!!超迷惑…ひっ麦野!?」

麦野「逃がすかぁ!!ふぅれんだぁあああああ!!!裏切り者は殺ーすッ!」ダッダッダッ!!

フレンダ「わぁあああああああああああああああああああ!!!」ダッダッダッダ!!

536: 名無しさん 2013/09/30(月) 02:05:26.11 ID:YCyHqW2e0
キングクリムゾン!どうやら逃げ続けているが、追い詰められている!フレンダはピンチなのだ!!


フレンダ「はぁ、はぁ、ぜ…絶対逃げなきゃ…あんな生活は…いやだ…」

麦野「ふぅれんだぁ~?隠れても無駄だ!!必ず見つけ出して真っ二つにしてやる!!」

フレンダ『も、もうだめだ…路地裏に隠れるにしたって…麦野はこの辺の地理を熟知してる…』

フレンダ『いままで、悪いことした罰?…いやだ…死にたくない…生きたい…』

麦野「こっちかぁ?ふぅれんだぁああ!!」

フレンダ『こ、こっちにきた!?に、にげ…ああ!?』ズイ…


カラン…コロン…コン…コン…


麦野「…そっちか…待ってろ…今、真っ二つだ…」ツカツカツカ…

フレンダ『…終わった…思えば…短い人生だったわけよ…これといって目指したこともないし…生きることに目標の無い、薄っぺらい人生だった…』ペタン↓カタリ…

麦野「殺す…」

フレンダ「?」

フレンダ『何か、お尻に…こ、これは!』


(佐天「そのディスクを、頭に入れてみてください…きっと、あなたは助かる」)


フレンダ「い、今はこれに賭けるってわけよ!!」ズズズ…


ズズ…ズププ…ズン…


フレンダ『…あれ?何か変わった?』

フレンダ「麦野!私はここってわけよ!」

フレンダ『口が!?か、体まで!?』

麦野「そこに居たか…自分で出てくるたぁいい度胸じゃない?」

フレンダ「…」

麦野「はっ!言ったら言ったでやっぱこわくなったかな?このクズが…」

フレンダ『麦野が間近に!?も、もうだめってわけ…!?』

フレンダ「ふぁ…は…は…」

麦野「ん?」

フレンダ「はっくしょん!!」

麦野「わぁ!!汚い!!ぐが…!!め、目に!?このクソカスがぁああああ!!」べちょ…

フレンダ『あ!麦野の脚が開いて…仁王立ちに…これなら!』


スイッ!!


麦野「ひゃ!な、なに!?」

フレンダ『麦野トンネルを通って逃げられた!!よし!このまま逃げるってわけよ!』

フレンダ「って…どこに?」ダッダッダッダ!!

フレンダ『体がかってにぃ!!』

麦野「ふざけた真似しやがって…ゴラァアアア!!」ジュウウウウ!!!

フレンダ「ひぃいい!!!」

フレンダ「私は一体どこに逃げてるってわけよーーーッ!!」ダッダッダッダ!!

539: 名無しさん 2013/09/30(月) 09:28:04.66 ID:YCyHqW2e0
ダダダダダダダダーーーッ!!!


フレンダ「はひ…もう…走れないってわけよ…」ゼェゼェ…

フレンダ「足に血豆が…痛い…」

フレンダ『どこ?ここ…変な工場の敷地みたいだけど…』



麦野「あら?鬼ごっこはもうおしまい?」ヒュ…スタン!↓



フレンダ「む、麦野…!?」

麦野「手間かけさせんじゃねぇよ…でもね…もう」

麦野「ブチコロシか…」


佐天「確定しませんよ」スッ…


フレンダ「さ…佐天さん!!」

麦野「はっ!?」

麦野『くそ…なんでこいつはこんなにタイミングがいいんだ!?ムクつくわ…!!ま、またクソアマも潜んでるかも…』

麦野「な、なるほどね…フレンダ…あんたが呼んだってわけね、昨日のクソアマも…ここにいる佐天 涙子も!!」

フレンダ「あわわ…」ガタガタ

佐天「半分当たりですよ。麦野さん…もう彼女を追うのはやめてください」

麦野「冗談じゃない!もしこいつを逃がしたら、(アイテム)の情報が漏れる!そんなことは私が許さない!」

佐天「じゃ、逃がしてくれたら、おいしい料理ご馳走しますから…」

麦野「ふざけるな!!」ゴォォォオオオ…!!

佐天「…そうですか」

佐天『もう手段は選べない…』

麦野「殺したい相手が2人揃ってるなんて、手間が省けていいわ…死ね!!」ビー!!

佐天「ホワイトスネイク!!」

ホワイトスネイク「フン!」

スカ…!

麦野「出したな!!弱点を!!」

540: 名無しさん 2013/09/30(月) 09:30:04.82 ID:YCyHqW2e0
フレンダ「え!?」

麦野「今のは大して威力も無い威嚇なんだよ!本命は至近距離でホワイトスネイクをぶっ殺す!!」

佐天「…」

麦野「てめーの能力は所詮、メンタルアウトと同系列の能力!なら近づいて殺すまでよ!!」ゴォオ!


佐天「わからずや…」


麦野『やはり!発動が遅い!これで決まった!』

麦野「てめぇは塵も残さず焼いてや…」


ゴッ…!!


佐天「…!!」

フレンダ「あ…アッパーカット!!」


麦野「な…なん…」ふわ…↑


ホワイトスネイク「…」ドドドドド…!!

佐天「…」ゴゴゴゴゴ…!!


麦野「あ」

542: 名無しさん 2013/09/30(月) 09:56:51.88 ID:YCyHqW2e0


ホワイトスネイク「ウショオオアアアアアッ!!」


佐天「無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄 無駄ッ!!!」


ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!


麦野「ブガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア゛……!!!」


佐天「すぅ…」

佐天「無駄ァーーーーーッ!!」

ホワイトスネイク「ヌゥアアア!!」


ドッゴォ!!!!


麦野「アボッ…」

麦野「ヤッダーバァアァァァァアアアアア……!!」


ヒュ~~…ボスン!↓

   《萌えないゴミは月・水・金》


麦野「が…あぅ…」ガク…


551: 名無しさん 2013/09/30(月) 14:18:11.14 ID:YCyHqW2e0


佐天「麦野さん…また会いましょう」

フレンダ「あ…ああ…あぁ…」ぶわっ…


みさきち「るーいこー?そっちおわったぁーー?」


佐天「うん。終わったよ…人払いご苦労様」

みさきち「まぁねぇ…ぱんぴー巻き込んじゃ、涙子の流儀に反するもんね♪」

佐天「そんなんじゃないって…当然のことだよ」

みさきち「その当然ができなかったから、ああなったオバサンがいるけどぉ?」


麦野「ぶげ…ごふぁ…」プルプル…


みさきち「…随分、手加減したのねぇ?」

フレンダ「さ、さ…佐天さん!と…止めを刺しておいたほうが…!!」チャ…!

佐天「まって!」

みさきち「…うふふ♪」

フレンダ「!?」

佐天「いいよ…何もしないで…麦野さんには何もしない」

フレンダ「何故!?怪我が治ったらきっとまた!!」

佐天「そのときは、また話をするまで…みさきち?」

みさきち「うん☆もう救急車呼んであるんだゾ♪」

佐天「さすがみさきち♪じゃ、かえろっか?」

みさきち「そうねぇ…なにボーっとしてんの?あなたもいくの!」グイ!

フレンダ「あ…ぅん」

フレンダ『その時…はじめて生きる意味を見つけたってわけよ』

557: 名無しさん 2013/09/30(月) 19:42:31.64 ID:YCyHqW2e0

スタスタ…


フレンダ「あの…佐天さん…」

佐天「あはは!」

フレンダ「へ?」

佐天「敬語なんてやめてくださいよ~あたしまだ中学生ですよ?フレンダさん高校生ですよね?」

みさきち「右におなづく~☆」

フレンダ「そうだけど…恩人にため口なんて…」

佐天「ダメです…かたっくるしいのって苦手で…」

みさきち「みんな一緒にしゃべってればいいじゃない?そのほうが、気楽でいいわぁ♪」

フレンダ「な、なら…そうするってわけよ…」

みさきち「ところで涙子?このフレンダ?でいいのよね?」

フレンダ「うん」

みさきち「フレンダにディスクを渡したって言うけどぉ?なんのディスク?」

佐天「あぁ…それは」