59: 名無しさん 2018/06/26(火)21:34:05 ID:DiK
~どっかの亜熱帯な森中~

幸子「【~どっかの亜熱帯な森中~】て、バカじゃないですか?」

番組D「のっけからメタいねえ幸子ちゃん」

幸子「ただでさえ暑い時期にわざわざこんな場所に来させますか普通!!!」


引用元: ・加蓮「イモ掘ったら何か食いついてきた」ぷちかれ「ポテエエ」

60: 名無しさん 2018/06/26(火)21:34:30 ID:DiK
幸子「常々思うんですけどね、アイドルのやる仕事じゃないと思うんですよねホント」

番組D「そうは言うけどホラ、幸子ちゃん出ると出ないとで全然違うのよねぇ、コレ、数字」

幸子「それはまぁ……カワイイボクが出るからには高視聴率なのは間違いないと思いますよ、えぇ…でもですね、いくらなんでも…」

番組D「やっぱさあ、今をときめく天下一カワイイアイドル輿水幸子ちゃんがね、時に涙し、時に汗を流しながらひたむきに頑張る姿にボクら胸を打たれるんじゃないかなあって思うんだ」

番組D「こんなにカワイイのに打たれ強い!こんなにカワイイのに諦めない!ボクらの幸子ちゃんですよぉ、ねえ?」

幸子「フ……フフーン!まぁそこまで言われちゃうとカワイイボクとしても引き下がれないですよねえ、何せ数字で証明されちゃってるんですから!」

61: 名無しさん 2018/06/26(火)21:35:13 ID:Deo
幸子「それで、テンプレートはこのくらいにして、今日は何やるんです、こんなジャングルで…暑いんですけど」

番組D「冷めてるねえ…いや、まぁアレよ、いわゆるゲテモノ食いのね、アイドルがキャ~キャ~言っとけばまぁ、撮れ高としては充分なんだけど…でも、さ」ポン

幸子「はい?……この手は何ですかこの手は」

番組D「大丈夫、幸子ちゃんならイケるから」グッ

幸子「わかってましたけど!!!でも丸投げはないんじゃないですか!!?」


番組D「大丈夫大丈夫、ちゃんと毒は抜いて、きちんと加熱してあるし、ねえ」

幸子「まず毒があるものを食べさせようとしないでくれませんかねぇ…わかります?仮にもボク、ア・イ・ド・ル!」

番組D「大丈夫だって、幸子ちゃんほら、肝が太いからオオアナコンダくらいなら丸飲みいけそうじゃない」

幸子「こんなに小さいボクのどこに入ると思うんですか!!アナコンダ!!」


参考:オオアナコンダの体長は4.6m。

62: 名無しさん 2018/06/26(火)21:35:36 ID:Deo
番組D「さ、四の五の言わないで食べないとこの後のスケジュール遅れちゃうでしょ、マイてマイて」

幸子「うう……覚えといてくださいよまったく……それで、何の蛇を食べさせられるんです、もうこうなったらヤケですからね、カワイイヤケですから」

番組D「何って、そこに置いてあるでしょ、大きな……あれ?」

幸子「何にもないですけど…まさかこのお皿を食べろなんてムチャ言いませんよねぇ?」

番組D「変だな、逃げたのか…そういやまだちょっと動いてたかも…」

幸子「ちょっと、ホント泣きますよ?何だったんです?ねぇ」グスグス

スタッフ「ありました、ディレクター!あれ、あそこに!」

番組D「んん、あれは…」

幸子「ふぇぇっ!?ちょっと!!」

みにさち「アガアガ」ガブガブ

みにさち「ゴクン」

みにさち「フフーン」

63: 名無しさん 2018/06/26(火)21:35:51 ID:Deo
番組D「あらぁ丸飲み……こんなに小さいのに…」

幸子「あ、あああ……」ガタガタ

みにさち「フフン」

幸子「こんなにカワイイのに…こんなにボクソックリなのに……あんなモノを……丸飲み……」


幸子「ブクブクブク…」


みにさち「フフン?」

番組D「あわわあ撮影中止!!誰か、幸子ちゃんに氷持ってきて氷~!」



この日、幸子に新たなトラウマが増えたとか。

64: 名無しさん 2018/06/26(火)21:36:19 ID:Deo
かいせつ。

※みにさちです。

さち「フフン」

※いつもドヤ顔です。

※何でも食べられます。鍛えられていますね。

さち「フッフーン!」

※因みに、カミナリが苦手です。

ゴロゴロゴロ…ピシャアアア

さち「フギャーーー」アワアワアワ

※カミナリの日は抱きしめて撫でてあげると良いでしょう。

65: 名無しさん 2018/06/26(火)21:36:53 ID:Deo
ここからおまけ。

~~~~~



P(事務所にぷち達が現れてしばらく経った。相変わらずよくわからん生き物だ。)

ぷちかれ「ポヒュ……ポヒュ…」

加蓮「あ、こんなとこで寝て…風邪ひくよ~」

響子「何か、そうしてると加蓮さん、すごくお母さんっぽいですよね」

加蓮「え、そ、そう…?……あ~、誰かさんの過保護がうつったりしたのかな、あはは…」

幸子「どちらかと言うと子煩悩で親ばかって感じしますけどね」

加蓮「この口かそんなこと言うのは」ムニーッ

幸子「ふぉんほのほほひゃないひぇすかあ」ジタバタ


ユミラウネ「オクジョウノオハナニミズヤリシテキタヨッ」

加蓮「お、お疲れ~」

P(もうツッコむまい……)

66: 名無しさん 2018/06/26(火)21:37:36 ID:Deo
P「さて、今日の予定はと……あ、そうだ…例のブーブーエスの特番、幸子のおかげで視聴率凄かったらしいな」

幸子「まぁ、ボクですからね!」フフーン

加蓮「どんな番組?」

響子「えっと、確かあちこち海外を飛び回る…?」

幸子「皆さん忙しいですからねぇ、チェックできないのは仕方ないですよ」

P(その割に事務所でのんびりしてるのは……まぁSSだ、細かいことはいいんだ…)

加蓮「Pさん、メタい」


P「メタついでだからぶっちゃけるけど、バトルものもいいと思うんだよ、能力持ちのぷちもいるんだし」

幸子「あぁ……まぁ茜さんのぷちとか凄そうでしたしねぇ」

響子「私のぷちは今のところやたら素早いだけですね」

加蓮「私なんかぷちどころか竜巻だよ」

P「…………」

響子「………」

幸子「…まぁ、よくありますよ」

加蓮「よくあってたまるかっ」ベシ

幸子「あう」

P「けどな~、気分次第だな」

加蓮「あまり大風呂敷広げちゃうと大変だしね」

P「そしたら夢オチで」

幸子「スローライフ・ファンタジーですね」

P「というか、やるとは言ってないからな、今の雰囲気を壊すのもアレだし」


67: 名無しさん 2018/06/26(火)21:37:56 ID:Deo
加蓮「人の頭から竜巻出させといて言うセリフ?」

P「…………」

響子「…………」

幸子「あ、今日はスイカバー入ってないですね」

ユミラウネ「エー、タネガオイシイノニ」

加蓮「…はぁ」

ぷちかれ「ミント!」ボウン

加蓮「誰!食べさせたの!!!」

おわれ。