1:2013/05/10(金) 22:43:17.38 ID:
ちひろ「結婚のために相手方のご実家へご挨拶に行ったと噂を流しておきましたよ!」

P「え? 誰にも言ってなかったのによく分かりましたねちひろさん」

ちひろ「ええ!?」

P「ドッキリです」

ちひろ「……性格良くなりましたねプロデューサーさん」

P「そりゃこんな騒動に毎度付き合わされれば皮肉の一つも言いたくなりますよ」

ちひろ「またまたー、可愛いアイドルの慌てぶりを見て楽しんでるくせに」

P「下手な子相手なら死ぬことだってありえますし、役得くらいはないとやってられません」

ちひろ「うふふ、プロデューサーさんのそういうところ、わたし好きですよ」

P「じゃあ結婚しましょうか」

ちひろ「えっ!?」

P「ドッキリです」

ちひろ「……ぐぬぬ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368193397

                                                            引用元: ・ちひろ「プロデューサーさんが休暇を取ってる間に」 



2: :2013/05/10(金) 22:46:54.77 ID:
―― 
―――― 

ちひろ「さて、一通り打ち合わせも終わりました。トップバッターはすでに事務所に呼んであります」 

P「いつも通りのすばらしい段取りですね。仕事の時もそうあってほしいですが」 

ちひろ「ありがとうございます」 

P「これを褒めてると思えるあなたの面の皮を見習いたい。で、それは誰ですか?」 

ちひろ「モバプロきっての正妻力、渋谷凛ちゃんです」 

P「いきなり重いですねぇ……」 

ちひろ「最初重い方が後々楽になりますよ?」 

P「どれだけやらせるつもりなんですか。というかメンツ的に重い子だらけで圧死するのが先の気がしますが」 

ちひろ「まあ、頑張ってください♪」 

P「可愛く言っても誤魔化されませんよ」 

ちひろ「まあ、可愛いなんてそんな……。結婚しますか?」 

P「いいですよ」 

ちひろ「冗談ですよね?」 

P「ええ、もちろん」 

ちひろ「ちぇっ」

4: :2013/05/10(金) 22:50:59.24 ID:
―― 
―――― 

凛「おかえり。プロデューサー」 

P「おう」 

凛「結婚、するんだ?」 

P「……ああ」 

凛「そっか」 

P「すまん」 

凛「何で謝るの? 私に関係ないじゃん」 

P「……」 

凛「そこで黙るんだ」 

P「……すまん」 

凛「……、こっちこそごめん。ちょっと意地悪だった」 

P「……ああ」 

凛「私がどうこう言えることでもないよね」

5: :2013/05/10(金) 22:52:39.42 ID:
P「……」 

凛「……」 

P「……」 

凛「ね、どんな人?」 

P「……何が?」 

凛「相手の人」 

P「……っ」 

凛「……プロデューサー?」 

P「悪い、聞かないでくれ」 

凛「?」 

P「少し、出てくる」 

凛「う、うん……」

7
:2013/05/10(金) 22:57:36.72 ID:
――
――――


ちひろ「あら? 凛ちゃん、プロデューサーさんは?」

凛「……ちひろさん」

ちひろ「?」

凛「プロデューサー、全然嬉しそうじゃなかった」

ちひろ「……っ! ……そう」

凛「どうして?」

ちひろ「それは……」

凛「私、結婚って幸せなものだと思ってた」

ちひろ「……」

凛「なのに、なんで?」

ちひろ「凛ちゃん」

凛「?」

ちひろ「凛ちゃんにだけは、話しておくわね」

8:2013/05/10(金) 23:01:59.98 ID:
――
――――

P「一旦退出して、モニター室に来ました」

ちひろ『この間の収録中にね、スポンサーに気に入られちゃって……』

P「今、ちひろさんと凛は俺の結婚話(ドッキリ)についての裏について話している」

ちひろ『それが、たちの良くない人で……』

P「要約すると、収録中たちの悪い女スポンサーに見初められた俺が
  このプロダクションへの資金援助と引き替えに身請け、つまり買われたという設定だ」

凛『なに、それ』

P「ちなみにその人には裏世界の繋がりももっていて、拒否したらこのプロダクションを潰すということになってる」

凛『……ひどいよ、プロデューサーは仲間じゃないの?』

ちひろ『私たちも止めたわ。社長も、会社を潰してでもって引き留めた。でも、プロデューサーさんが……』

P「そして凛たちの代わりに俺が犠牲になるという筋書きだ」

凛『……』

10:2013/05/10(金) 23:06:19.08 ID:
P「……いやありえないだろ普通。一介のプロデューサーが大金持ちに気に入られるとかどこの漫画だよ」

P「そんなんで凛が騙されるとも思えないけど、ちひろさんはなぜか自信満々でいけるって言ってたんだよなぁ」

ちひろ『……』

P「……あと、話の流れ的に確実にまずくなるでしょうからそこは止めてくださいねとか言ってたけどなんだろうな」

凛『……バカ』

P「お、そろそろ次のシーンの準備だな、屋上に向かわないと……」


凛『……みんな、バカ』

ちひろ『……』

凛『……私も、バカ』

ちひろ『凛ちゃん』

凛『……私、あの人にひどいこと言った』

ちひろ『……』

凛『どうしたらいい?』

ちひろ『……たぶん、屋上にいると思うわ』

13:2013/05/10(金) 23:11:01.11 ID:
――
――――


凛「……ここにいたんだ」

P「急に空が見たくなってな」

凛「……」

P「マリッジブルーって奴だ、……って逆か、ははっ」

凛「……ちひろさんから聞いた」

P「……。そう、か」

凛「どうして?」

P「そいつはなんについてのどうしてだ?」

凛「……どうして、なにも言ってくれなかったの?」

P「お前らに話してどうなる」

15:2013/05/10(金) 23:15:11.19 ID:
凛「っ」

P「プロダクションがなくなる。それがどういう意味か分かるか?」

凛「……でも」

P「他に移籍したって実績もなければ名前も売れてないお前らだ。
  まともな仕事なんて回してもらえない。いや、仕事ならまだましだ」

凛「……」

P「じゃあ、諦めるか? アイドルを諦めて普通の人間になって……。
  お前だけならいいかもしれない。でも、社長は? ちひろさんは?
  他にも俺たちに関わっている全ての人の夢を、一緒に捨てられるのか?
  そんな重さに、お前は耐えられるのか?」

凛「……」

P「確かにお前たちの知名度はまだまだ低い
  でも力は確実についてきてる
  ここでなら、きっとお前たちはいつか花開くはずなんだ」

凛「……」

P「……頼む。お前らの、トップアイドルのプロデューサーだったんだっていう誇りを、俺に残してくれないか」

凛「……」

P「凛っ」

16:2013/05/10(金) 23:17:49.37 ID:
凛「……確かに、アイドルは小さい頃からの夢だよ」

P「……ああ」

凛「今でも、諦めるなんて夢にも思えない」

P「だったら……」

凛「でも、今の夢はちょっと違うの」

P「っ」

凛「アイドルになって、テレビに出て、歌を歌って……。そのあとにね?
  それが終わったら、ここはよかった、ここはダメだったって言ってもらって
  そして、最後に、頑張ったな、って笑いながら頭をなでてくれる人がいる」

凛「それがね、今の私の夢だよ」

P「……凛」

凛「あなたが側で見ててくれないと、やだ」

P「……」

凛「あなたがいなくちゃ、意味ないよ」

P「……」

凛「私、あなたが」

P「駄目だ」

凛「っ」

P「俺は戻る。……凛はちょっとここで頭冷やしてけ」

凛「……っ、プロデューサー!!!」

17:2013/05/10(金) 23:19:25.67 ID:
――
――――


凛「待ってよプロデューサー! ……っ!?」
テッテレー
ちひろ「はい、ドッキリ大成功~~~!」

凛「!?!?!?」

ちひろ「結婚とか悪徳スポンサーとか嘘です」

凛「……」

凛「…………」
ギギギギギ

凛「……プロ、デューサー?」

P「ごめんなさいでした!!!」

凛「……」

P「……凛?」

凛「……」

P「……凛、さん?」

18:2013/05/10(金) 23:22:15.01 ID:
凛「バカ」

P「……ぉう」

凛「サイテー」

P「……ぐぅ」

凛「すごい、心配したのに」

P「あぅあぅあぅ……」

凛「……一週間」

P「?」

凛「一週間の予定、全部私にくれたら許してあげる」

P「ぐはっ……!?」

凛「……ダメ?」

P「あぐぐ……。ちょっと待て、何とかやりくりして……」

凛「……なんてね」

P「???」

凛「ふふ、ドッキリのお返し」

P「」

凛「ビックリした?」

P「」

凛「? プロデューサー?」

ちひろ「……気絶してますね」

凛「……はぁ」

19:2013/05/10(金) 23:22:59.17 ID:
とりあえず凛おわり

28:2013/05/17(金) 16:31:50.63 ID:
ちひろ「さあ次のプロデューサードッキリチャレンジはー?」

P「……、!? いやあれはシャレになりませんて!!」

ちひろ「シャレにならないのはあれに限った話でもないですけどねー」

P「……実際俺、よく生きてますよね」

ちひろ「実は死ぬたびに生き返ってるんじゃありません?」

P「この人でなし!」

ちひろ「ふふふ、まああることないこと吹き込んだのでいい感じに煮詰まってますよ?」

P「いやいや俺はまだ死にたくないんですが」

ちひろ「アイドルの可愛い姿を見るためですよ?」

P「……しかし」

ちひろ「大丈夫骨は拾ってあげますよ」

P「……任せましたよ、死んだら化けて出てやりますから」

ちひろ「あら、私のところに出てくれるなんて光栄ですね!」

P「そういう意味じゃねえ!!」

29:2013/05/17(金) 16:33:52.53 ID:
※正直キャラ合ってるか分からん


――
――――


P「……ただいま」

巴「……」

P「巴?」

巴「……」

P「……巴さん?」

巴「聞こえんのう」

P「!?」

巴「ぶんぶん虫がうるさいわ」

P「え」

巴「……」

P「……」

巴「……ふん」

P「その……、巴。怒ってるのか?」

巴「なんでうちが怒る必要があるんじゃ!」

P「いや、その……。結婚の件で」

巴「……ふんっ」

P「……」

巴「まあ怒っとるんとは違うが、言わせてもらわないかんことはあるのぅ」

30:2013/05/17(金) 16:38:33.65 ID:
P「……」

巴「Pよ、うちと組んだ最初の時、アンタなんちゅーた」

P「……」

巴「巴をトップアイドルにしてやる、そういうたよな?」

P「……」

巴「うちはこがーちゃらちゃらのひらひらはよう着らん
  けど目の中にアンタの本気を感じたけぇアイドルやっとった」

P「……」

巴「売れん時は悲惨じゃったな。二人で一つのカップ麺食うのがやっとじゃったり車で雑魚寝もいつものことじゃったのう」

P「……」

巴「それでもうちは楽しめとった。衣装なんかはともかく
  アンタの本気でトップアイドルにしてやるっていう心意気を感じたからじゃ」

P「……」

巴「その甲斐もあってうちもそれなりに名前が売れ出したわ
  しかし道は半ば、アンタの言うたトップアイドルはこんなもんじゃないじゃろ」

P「……」

巴「それを……」

P「……」

巴「ここで、アンタが手を離すんかっ! 女にうつつを抜かして結婚かっ!」

P「……別に事務所を辞めるわけじゃないぞ」

巴「……そ、そんな半端が通る思うんか!!」

31:2013/05/17(金) 16:39:27.52 ID:
P「……」

巴「トップアイドルにするっちゅーことは生半可なことと違うじゃろ
  女をあ、愛するのと、同じようなことじゃ」

P「……」

巴「Pよ、アンタ二人の女を愛せるんか」

P「……それは」

巴「アンタはそんな器用な男と違うんじゃ」

P「……じゃあ、どうしろって言うんだ」

巴「別れぇ」

P「!?」

巴「ちぃと話つけちゃるけぇ、呼び出しぃ」

P「……それはできない」

巴「あ?」

P「……」

巴「いまなんちゅーた」

P「できない、といった」

巴「……聞こえん」

P「……できないんだ、それは」

巴「……」

P「……」

32:2013/05/17(金) 16:40:54.37 ID:
巴「なあ、P」

P「……」

巴「……うちとの約束と、その女。どっちが大事なんじゃ」

P「……」

巴「……答えられんか」


巴「勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて」

P「……」

巴「その裏であんたは好きな女とよろしくやっとって」

P「」

巴「そんなん、うちが阿呆みたいじゃ……」

P「……」

巴「……もうええ。そんなに好きなら勝手にせぇ」

P「……」

巴「ただ、……担当は代わってくれ。しばらく顔は見とうないんじゃ」

P「……、いやだ」

巴「!?」

33:2013/05/17(金) 16:41:27.60 ID:
P「俺は巴と離れたくない」

巴「……な、なにを今更。だったらその女を連れてこんかい!」

P「それはできない」

巴「……ふざけちょるんか?」

P「そうじゃない」

巴「?? なにを言ってるんじゃ」

P「……」
スッ

テッテレーッ
ちひろ「どっきり大成功、ですねっ」

巴「」

34:2013/05/17(金) 16:45:35.97 ID:
――
――――


ちひろ「うふふふふー」

巴「」

ちひろ「……『勝手に盛り上がって、張り切って、アンタが喜ぶ顔が嬉しくて』」

巴「!!」

ちひろ「……『うちが阿呆みたいやないか……』」

巴「……」
ブルブル

ちひろ「いやー巴ちゃん可愛いですねぇ……」

P「……ノーコメントで」

巴「……ふ、ふふふふふ」

ちひろ「あら?」

巴「……二人とも、覚悟はええんじゃろな……?」

ちひろ「あらあらー?」

P「……お手柔らかにお願いします」

巴「さーて、のぅ……?」
ニヤァ

ちひろ・P「」


ちひろ「いやーあやうく泣いたり笑ったりできなくなるところでしたね」

P「」

ちひろ「あら、プロデューサーさん? プロデューサーさーん?」

P「」

ちひろ「……まあそのうち起きるでしょ。今のうちに次の仕込みを……」

P「」


おわり

36:2013/05/17(金) 17:18:31.00 ID:
「結婚するんだ」

事務所のデスクでパソコンと睨めっこしていた俺は呟くように言う。

隣のデスクでアクセサリー作りに没頭していた裕美は

少し不思議そうな顔でこちらを見る。

「誰が…?」

…あ、あれ?

…ちひろさん噂は流したって言ってたはずだけど…?

37:2013/05/17(金) 17:19:55.36 ID:
「お、俺…かな?」

「そうなの?」

裕美は少しびっくりした顔で俺を見る。

「あっ、あぁ…」

裕美が偶然聞いていないだけなのだろうか…?

「えっ、えっと…?」

「こういう時なんて言えばいいんだろうね…?」

38:2013/05/17(金) 17:20:26.90 ID:
「お、おめでとう…?」

「お、おう。ありがとう」

凄く調子が狂う。

「そっか…プロデューサーもそういう歳だもんね…」

裕美は少し寂しそうに笑う。

39:2013/05/17(金) 17:21:11.46 ID:
「お仕事は…」

「プロデューサーは…続けるんだよね…?」

少し不安そうにこちらを見つめてくる裕美。

「…そうだな。お前らをほっぽっとくほど無責任じゃないからな」

正直そこまで設定を考えていなかった。

「そっか」

そう言うと裕美は視線を作りかけのアクセサリーを持った手元に戻す。

40:2013/05/17(金) 17:24:07.89 ID:
「えっとさ…」

俺はなんとも言えない空気になりそうだったのを遮って一言。

「嘘なんだ。結婚の話」

「な、なんちゃってってやつ…?」

何も反応が無いので振り向くいて裕美の方を見てみると

裕美はソファから立ち上がってゆっくりと俺の隣まで歩いてくる。

41:2013/05/17(金) 17:25:46.61 ID:
「うん、知ってるよ」

はは、やっぱりか…。

「バレてたかぁ…」

「あはは、私をアイドルにしたのはプロデューサーさんだよ…?」

「演技のお仕事だって一杯したし…」

そうだったな。

「えへへ、そういえば、私の演技どうだったかな?」

「参った、完敗だよ」

俺がそう言って両手をあげて降参のポーズをすると

ニコリと笑顔を浮かべる裕美。

こりゃもう騙せそうにないな…。

42:2013/05/17(金) 17:26:26.97 ID:
裕美は小さく微笑みを浮かべながら事務所の窓を開けて深呼吸をする。

「それに……」




『嘘つきさんがモテるはずないもんね?』

ごもっともだ。

開いた窓ガラスに映る俺は苦笑いを浮かべていた。

END

49:2013/05/18(土) 02:15:49.76 ID:
ばたーんっ

李衣菜「ぷぷっぷろぷろプロデューサー!!」

P「どうした李衣菜、えらくロックな登場だな」

P(ターゲットは李衣菜か……可愛い反応をしてくれそうだ)

李衣菜「えっそうですか? いやー参っちゃうなぁ……って違いますよ!」

李衣菜「プロデューサー、結婚するってホントですか!?」

P「あぁ、そうだよ。この前の休暇に、向こうのご両親にも挨拶しに行った」

李衣菜「あ、挨拶……!」フラッ

50:2013/05/18(土) 02:17:20.60 ID:
P「どうしたんだ李衣菜、顔真っ青じゃないか」

李衣菜「だって、だって! ほ、ホントに? ホントに結婚しちゃう、の……?」

P「そう言ってるだろう? まぁ、確かにみんなにはすぐ言うべきだと思ったけど」

李衣菜「そんな……なんで」

P「なんでって……俺だって男だ、好きな女性くらい――」

李衣菜「だ、ダメッ!!」

P「!」

51:2013/05/18(土) 02:18:24.66 ID:
李衣菜「っあ、ご、ごめんなさい……大声出しちゃって」

P「……いや、いいよ」

P(よくねーよ! 今にも泣きそうだし! まだやるんですかちひろさん!?)

ちひろ(まだです!)

P(マジで!?)

李衣菜「…………」

P「李衣菜?」

52:2013/05/18(土) 02:19:45.33 ID:
李衣菜「あのっ! ……その」

李衣菜「そ、そう! 結婚なんてロックじゃないですよ! 全然ロックじゃない!」

李衣菜「えと、だってそうじゃないですか!」

李衣菜「ほ、ほらっ、私まだギターちゃんと弾けないし!」ポロッ

李衣菜「ぐす、う、歌もダンスもっ、まだまだだしっ」ポロポロ

李衣菜「ひぐ、ったくさん、ぷろでゅぅさ、に、おそわることあるしっ!」

李衣菜「や、やだっ、やです! ずっとわたしと、うぅぅ……!」

53:2013/05/18(土) 02:22:39.33 ID:
李衣菜「やだ、やだよぉ……!」ボロボロ

P「……李衣菜、ごめんな」

ぎゅぅっ

李衣菜「……あ、だめ、だめですっ……けっこんする、のに」

P「いいんだ」ナデナデ

李衣菜「! ふ、ぅ……むねが、すごくいたいんです……Pさん、が……いないと……!」ギュゥゥ

P「大丈夫だ。だって」

李衣菜「……?」





ちひろ「じゃじゃーん! ドッキリ大成功!」

P「……こういうことなんだ」

李衣菜「………………えっ?」グスッ

54:2013/05/18(土) 02:24:23.06 ID:
P(ネタばらしのあと、李衣菜にこっぴどく叱られた。当たり前だけど)

P(罰として、『一週間は私のそばから離れるな』と言われた)

李衣菜「Pさん、ここってどうすれば?」

P「あぁ、ここはな――」

李衣菜「う、指つりそう……え、いっ!」

ジャラーン♪

P「お、出来たじゃないか!」

李衣菜「おおお! ありがとうございますPさんっ!」

李衣菜「ウッヒョー♪」ニコニコ

P(……うん、李衣菜は笑顔が一番可愛いな)



おわり

58:2013/05/18(土) 20:53:22.69 ID:
少しずつでもこの調子で増えていくといいなぁ
ロムってる人とか、もしいたら書いてもいいんですよ?


ちひろ「さてお次の子は、あの子です」

P「ずいぶん導入も雑になってきましたね」

ちひろ「……それは言わない約束ですよおとっつぁん」

P「だれがおとっつぁんですかだれが」

ちひろ「それはさておき、このくらいの子だと反応が読みにくいですが」

P「……ですねぇ」

ちひろ「さすがに若い衆に囲まれたり刺されたりはしないでしょうけどね」

P「その心配はないでしょうね」

ちひろ「でも意外にこういう子ががおーっ! ってなることも?」

P「いやいやいや……。ある意味ビジュアルは合ってるかもですが」

ちひろ「とりあえず今回は安心していけるんじゃないですか?」

P「でも何となく嫌な予感もするんですよねぇ……」

59:2013/05/18(土) 21:06:30.23 ID:
――
――――


仁奈「あ、おかえりなさいでごぜーますよプロデューサー!」

P「ああ、ただいま仁奈」

仁奈「お休みうらやましいのです。仁奈も遊びに行きたいのです」

P「こらこら、杏みたいなこと言わない。それに遊びに行ったわけじゃないぞ」

仁奈「あ、そうです! むふふぅ、仁奈のうさぎのお耳はしかと聞きやがりましたよ?」

P「んー、なにをだ?」

仁奈「プロデューサーがケッコンしやがることです!」

P「ああ、それか」

仁奈「ふふふー」

P「……」

仁奈「えへへへへー」

P「仁奈、もしかして嬉しいのか?」

仁奈「はいっ!」

60:2013/05/18(土) 21:11:10.04 ID:
P「そ、そうか……」

仁奈「? プロデューサー、悲しそうな顔してどうしやがりました?」

P「……いや、……なんでもないよ?」

仁奈「そうなのです?」

P「……ちなみに、なんで嬉しいのか聞いていい?」

仁奈「プロデューサー、パパになりやがるんですよね?」

P「え? あ、ああ。まあそうなるが」

仁奈「だったら、仁奈はプロデューサーの赤ちゃんのお姉ちゃんになりやがるのです」

P「……あー、そういう」

仁奈「いっぱいしたいことがありやがるのですね」

P「……(なんだか嫌な汗が)」
ダラダラ

61:2013/05/18(土) 21:16:04.55 ID:
仁奈「仁奈のおうちはいっぱい着ぐるみがあるから、着ぐるみの着せっこするですよ」

P「うん」

仁奈「ほかにも、遊んであげて、お菓子も食べて、お歌も歌ってあげて
   ここのお姉ちゃんたちにしてもらったこと、いっぱいしてあげるです」

P「……うん」

仁奈「仁奈のパパはあまりおうちにいないけど、仁奈はプロデューサーがいて寂しくねーです」

P「…………うん」

仁奈「でも、仁奈がプロデューサーとっちゃったら赤ちゃんが寂しいので
   その分仁奈がいっぱいいっぱい一緒にいてあげるですよ」

P「………………うん(もうやめてとっくに俺のライフはゼロよ)」

仁奈「ふふふ、楽しみなのですね」

62:2013/05/18(土) 21:19:22.06 ID:
P「えっと」

仁奈「あ、プロデューサーと三人で遊ぶのもきっとすごく楽しいのです!」

P「あー」

仁奈「お休みの日にみんなで着ぐるみ着て遊園地にいくです!」

P「その、だな」

仁奈「? なんですか?」

P「……仁奈、あっちをみてくれ」

ちひろ「ドッキリ大成功ではさらば!」
ピューッ

P(あんちくしょう逃げやがった!!!)

63:2013/05/18(土) 21:21:37.10 ID:
仁奈「???」

P「……」

仁奈「ドッキリ?」

P「あのな?」

仁奈「?」

P「嘘だったんだ。結婚のこと」

仁奈「嘘?」

P「うん」

64:2013/05/18(土) 21:22:19.02 ID:
仁奈「……えっと」

P「……」

仁奈「…………うんと」

P「……」

仁奈「赤ちゃん、いねーのですか?」

P「…………うん」

仁奈「…………」

P「……」

仁奈「………………うぇ」

P「……」

仁奈「うぇぇぇえええぇぇん」
ボロボロ

P「ごめんな仁奈ぁぁぁぁ!!!!!」
ギューッ

65:2013/05/18(土) 21:23:52.14 ID:
P「悪かった……」
ナデナデ

仁奈「……いーです」

P「……ごめん」
ナデナデ

仁奈「……プロデューサー、謝ってばっかです」

P「……うん、ごめん」

仁奈「……もー!」

P「ははは」

仁奈「そもそも、こんな酷いことするプロデューサーがパパになれるわけねーです」

P「……ああ」

仁奈「……だから、しょうがねーので仁奈がママになってやるですよ」

P「……ははは、そうだな。仁奈が大きくなって一人だったら貰ってもらうか」

仁奈「……むぅ」


これから七年後、人気絶頂のとあるトップアイドルが
突如プロデューサーとの結婚引退を発表することになるのは、また別のお話

67:2013/05/18(土) 22:24:50.69 ID:
P「……」

乃々「……」

P(次は乃々か、いつもと変化が無いっていうか)

P「……」ジッ

乃々「……」サッ

P(目を合わしてくれないのは普段通りだよなぁ)

P「乃々、何か用か?」

乃々「……け、結婚おめでとうございますって言いにきたんですけど……」

P「……あ、ああ。そうだったのか、ありがとうな。いやー、向こうの人が美人さんで俺も嬉しくてさ、挨拶の時も……乃々?」

乃々「……ほ、本当だったんですか……酷いじゃないですか」ボソ

P「何が酷いって?」

乃々「……な、なんでもないです」

P「そうか」

P(やけにあっさりだな)

乃々「……」ギュッ

P「今度はなんだ? 服の裾はあまり摘まないで欲しいんだが」

乃々「……あたし、アイドル辞めようかなって……」

P「な、何!? ……ああ、そっか、また辞めたくなったのか。ははは、仕事し続ければ少しはやりたくなるさ」

乃々「う、うぅ、今回ばっかりは本気の本気なんですけど……」

P(ドッキリどころの話じゃないっ!?)

P「な、何があった? 相談ならいつでも……今なら2人っきりだ! 話してくれないか!?」

P(別室でちひろさんが見てるけど)

乃々「……で、でもぉ……」

P「しっかり聞いてやる! 何かしてもらいたいことがあったら何でもしてやるから!」

68:2013/05/18(土) 22:27:45.30 ID:
乃々「……じゃ、じゃあ……結婚の取りやめとか……」

P「何でだ?」

乃々「だ、だって……結婚されたらプロデューサーさんと……その……うぅ」カァァァ

P「何か困るのでもあるのか? 何でもするとは言ったが、もう決まったことを取りやめにするのは――」

乃々「あ、あたしが……プ、プロデューサーさんと……結婚できないじゃないですか」

P「へ? お、俺と……?」

乃々「あぅぅ……言っちゃった、言っちゃった……」カァァァ

P「……な、なんだ、その……うん……ごめんな、乃々」

乃々「ぅぅ……恥ずかしい……」

P「……乃々、後ろ」

乃々「……え?」

ちひろ「……乃々ちゃん、これ読める?」

>ドッキリ大成功!<

P「実は結婚がどうのこうのとか嘘でさ、うん」

ちひろ「ごめんなさい、話とか殆ど聞いちゃってました」

乃々「……」

ちひろ「……」

P「……」

乃々「」ボンッ!

ちひろ「の、乃々ちゃんが顔真っ赤で倒れちゃいました!?」

P「と、と、とりあえず寝かせましょう!」

―――――

P「乃々、お仕事お疲れ様」

乃々「は、はい……」

ちひろ(ドッキリがあってから乃々ちゃんとプロデューサーの距離が縮まった感じですね)

乃々「プ、プロデューサーさん、お仕事、いつも以上に頑張ったんですけど……」

P「大成功だったらしいな。偉いぞ、乃々!」ナデナデ

乃々「……♪」

ちひろ(さて、プロデューサーさんはいつ気がつくんですかねぇ……)

ちひろ(乃々ちゃんと当たり前のように目を合わせてる事に)

P「……作業しないといけないんだが、離れてくれないか?」

乃々「むーりぃー♪」ギュウ

―短いけど終わり―

73:2013/05/21(火) 01:50:50.20 ID:
ちひろ「さて、一人一人に時間をかけすぎてもなんなのでちゃっちゃといきましょうか」

P「紹介面倒になったんですね」

ちひろ「聞こえませーん。さ、お次はあの子です」

P「」

ちひろ「おや、どうしたんですかプロデューサーさん、固まっちゃって」

P「」

ちひろ「おーい、プロデューサーさーん?」

P「」

ちひろ「ふふふ、そんなに無防備だとちゅーしたくなっちゃいますよ?」

P「」

ちひろ「おお? 返事がないというのは肯定ですか? つまりドッキリをドッキリじゃなくしてしまおう、ちひろってことですねっ!?」

P「んなわけないでしょう!」

ちひろ「ちぇー」

74:2013/05/21(火) 01:52:13.05 ID:
P「……言ったんですか、あの子に」

ちひろ「言いましたよー」

P「今回ばかりは俺死にませんか」

ちひろ「うーん。案外冷静でしたけどねー」

P「……しかし」

ちひろ「包丁抱えて押しかけるかと思ってたんですけど」

P「なんでそんな予想をしていながらやろうとするんですか!?」

ちひろ「楽しそうだからです♪」

P「なにか、俺に恨みでも?」

ちひろ「そんな恨みなんて、……ふふっ」

P「最後の笑みが怖いっ!」

75:2013/05/21(火) 01:53:20.96 ID:
ちひろ「まあ好きな人にはいじわるしたくなるんですよ。……特に他の子といちゃいちゃされると」

P「意外に乙女なところがあるんですね」

ちひろ「惚れましたか」

P「惚れませんが」

ちひろ「ちぇー。……というところでそろそろお時間となりました」

P「……やらないとダメですか」

ちひろ「ほっといていつ刺されるか分からない状況よりは今刺された方がいいと思いますよ?」

P「自分で言うのもあれですが、あなた本当に俺のこと好きなんですか?」

ちひろ「お? 意識しはじめましたか?」

P「微塵もありませんが」

ちひろ「ちゅー」

P「なぜキス顔で迫ってくるんです?」

ちひろ「ちぇーとちゅーを間違えて見逃してくれるかなって」

P「ねーよ!!!」

76:2013/05/21(火) 01:57:58.30 ID:
――
――――


P「……」
ガチャ

まゆ「……?」

P「お、おう……」

まゆ「あ」

P「その、ひさしぶr」

まゆ「おかえりなさぁい、あなた♪」

P「 ! ? 」

まゆ「あ、ちょっと気が早かったですね、うふふ」

P「」

まゆ「それに、公私のけじめはきちんとしておかないと」

P「」

まゆ「仕事場では今まで通りちゃんとプロデューサーさんって呼びますね?」

P「」

まゆ「でも、……誰もいないときに少しだけならいいですよね?」

P「」

まゆ「……? プロデューサーさん……?」

P「はっ!?」

77:2013/05/21(火) 01:58:48.58 ID:
まゆ「どうしたんですか……? もしかして具合でも……」

P「い、いや……。ちょっと驚いただけだ」

まゆ「? はぁ……」

P「えっと……、とりあえず一つ聞いていいか?」

まゆ「はい」

P「あなた、ってなに?」

まゆ「あなたはあなたですよ? あ・な・た♪」

P「……えっと、俺が結婚するって話、聞いてる?」

まゆ「ええ」

P「それで、なんでまゆがあなたって呼ぶの?」

まゆ「???」

P「いや???じゃなくて」

まゆ「……え?」

P「え? でもなくて」

まゆ「結婚、するんですよね?」

P「……ああ」

まゆ「まゆと」

P「いやいやいや……」

78:2013/05/21(火) 02:01:17.99 ID:
まゆ「最初にちひろさんに聞いたとき、まゆ、おかしいなぁって思ったんです」

P「豪快にスルーするね。で、なにが?」

まゆ「この休暇中、相手方へのご挨拶にいく暇なんてありませんでしたよね?」

P「なん……だと?」

まゆ「X月Y日、○時×分から□時△分までを最寄りの――駅からご実家のある~~駅の移動に費やしています」

まゆ「その後☆分で駅からご実家に到着。あ、その間に飲み物を買いにコンビニに寄っていますね」

まゆ「その日はそのままご家族と食事をされました」

まゆ「で、次の日はご友人たちと飲みに。ちなみに女性はいなかったですね」

(十数分経過)

まゆ「……そしてX月Z日、□時×分駅からアパートに無事帰宅、……以上です」

まゆ「このとおり、プロデューサーさんはご挨拶どころか女性と会った事実もないんです。
   あ、もちろん通りすがりの人や駅員・店員さんなんかはノーカウントですけど」

P「ねぇなんで知ってるの休暇中の俺の全行動!?」

79:2013/05/21(火) 02:06:48.07 ID:
まゆ「最初は、ちひろさん、なんでそんな嘘をついたんだろうって思ったんですけど」

P「答えてっ! スルーしてないで答えてっ!」

まゆ「まゆ、色々考えてわかっちゃったんですよ」

P「……うん、たぶん絶対にわかってない」

まゆ「プロデューサーさんは、ご実家にまゆのことをお話しに言ってくれたんだなぁって」

P「やっぱりね!」

まゆ「でもダメですよ? お嫁さんもちゃんと連れて行かないと、常識ないってご家族に悪印象与えちゃいますし
   ……やっぱりまゆはプロデューサーさんのご両親とも仲良くしたいですから」

P「もう駄目だ聞いちゃいねぇ!!!」

まゆ「やっぱり子供は二人はほしいですねぇ、女の子と男の子が一人ずつで
   あ、アイドルは残念だけどやめちゃいますね? プロデューサーさん以外から見られるの嫌だし
   プロデューサーさんもプロデューサーはやめてくださいね。まゆ以外の子を見るのはすごく嫌ですから」

P「……かくなる上は。これしかない!」

まゆ「収入的には苦しくなるかも知れませんけど、大丈夫です
   まゆはプロデューサーさんがいれば贅沢なんていいません
   それにちょっとしたおうちくらいなら買える程度の貯金はありますし」

P「……違うんだ、まゆ」

80:2013/05/21(火) 02:08:26.59 ID:
まゆ「え?」

P「……確かに実家で結婚を考えてる人がいるといったのは事実だ」

まゆ「だからそれがまゆのこと……」

P「……違う」

まゆ「!?」

P「俺が……」

まゆ「……」

P「俺が愛してるのは……、ちひろさんなんだ」

まゆ「!?」

ちひろ(!?)

まゆ「……」

ちひろ(ついに決心したんですねプロデューサーさん!
    ……なんてそう何度も愉快に騙されませんよ! なに考えてるんですか!)

P(ふはははは、この状況で一人だけ安穏となんてさせるものですかっ! 一緒に地獄を見て貰いますよっ!)

ちひろ(やべえこいつマジだっ!!)

81:2013/05/21(火) 02:09:34.26 ID:
まゆ「ちひろ……さん」

P「……」

まゆ「ふ、ふふ、ふふふふふふふふふ……」

P「ま、まゆ?」

まゆ「……まゆ、ちょっと用事を思い出しましたぁ……」

P「」

まゆ「ねこ、……ねこを駆じょしないと……」

P「……ねこ?」

まゆ「……ええ、てくせのわるいどろぼうねこを……。ふふ、ふふふふ……」

P「……いってらっしゃい」

マ、マユチャン!? カエシテ、ワタシノプロデューサーサン、カエシテ・・・ハ、ハナセバワカルワ ソレニコレドッ モンドウムヨウ キャーーーッ

P「……」

P「…………」

P「は、はは……。……ドッキリ、大成功、かな」

83:2013/05/21(火) 02:12:33.70 ID:
――
――――


ちひろ「うー……、酷い目に遭いましたよ、もう……」

P「自業自得です。いつも高みの見物とはいきませんよ」

ちひろ「うう、プロデューサーさんがどんどん擦れていく……」

P「ちひろさんのおかげでね。あと、ちゃんと助けてあげたじゃないですか」

ちひろ「包丁握った子に押さえつけられてる状態をちゃんととはいいませんっ!」

P「※収録には人の切れない安全な包丁を使用しております……、と」

ちひろ「切れないったって結構尖ってて押しつけられたら痛いんですよ! ほらお腹赤くなってるでしょ?」
ペロン

P「そんなもん出さないでしまってください! ブラまで見えそうになってます!」

ちひろ「見せてんのよ!!」

P「なっ……///」

ちひろ「あらあら赤くなっちゃって可愛いですね」

P「……///、……これに懲りたらもうちょっと控えてください」

ちひろ「ご指摘を厳粛に受け止め、前向きに検討し善処いたしていく所存であります」

P「……つまり、やめる気はない、と」

ちひろ「てへっ」

P「はぁ……。ちょっと出てきます」

ちひろ「あら、どちらへ?」

P「食事です。1時間ほどで戻りますよ」

ちひろ「はいはい、いってらっしゃい」

ちひろ「……」

ちひろ「……」

ちひろ「……さてと」
カチッ……キュルキュルキュルキュル……カチカチッ……

ちひろ「……」
……カチッ

『俺が愛してるのは……、ちひろさんだ』

ちひろ「HDD、フラッシュメモリ、クラウドストレージ、磁気テープに保存完了
    まあ、酷い目にあった分の見返りには十分ですかね、……うふふ」



おわり

90:2013/05/23(木) 01:44:54.38 ID:
P(おかしい。間違いなくおかしい)

日菜子「・・・・・・」

P(はた目から見れば普段と変わらないだろう。普段から割と静かにしている方ではある)

日菜子「・・・・・・ふぅ」

P(しかし今日は、事務所に来てこれまで、時たま漏らす『むふふ』という吐息・・・吐息?まぁ良い、あれが無い。つまり)

日菜子「・・・・・・はぁ」

P(日菜子は今・・・・・・妄想をしていない!)

P「ひ、日菜子」

日菜子「・・・あ、プロデューサーさん」

P「どうしたんだ?何か元気がないみたいだが・・・」

日菜子「っ、何でもありませんよぉ・・・」

P(露骨に目を逸らされてしまった・・・)

91:2013/05/23(木) 01:46:18.22 ID:
P「何も無いってことはないだろ。妄想ぱわーはどうしたんだよ」

日菜子「ほ、本当に何でもないですよぉ」

P(まぁ十中八九ちひろさんのせいだろうが・・・)

ちひろ(せいとは何ですかせいとは)

P(こいつ、直接脳内に・・・!?)

日菜子「・・・何でもないんです。ただ」

日菜子「やっぱり、現実って、妄想みたいにはいかないんだなぁって、気がついただけですから」

P「・・・・・・」

日菜子「王子様が、日菜子だけを見ていてくれるなんて。やっぱり、都合が良すぎましたねぇ」

P「日菜子」

日菜子「だから、もう妄想は卒業なんです。・・・結婚、おめでとうございます、プロデューサーさん」

P「日菜子、聞いてくれ」

日菜子「・・・・・・日菜子、もうお仕事の時間なので、失礼しますねぇ」

P「日菜子っ」

ぎゅっ

92:2013/05/23(木) 01:47:12.64 ID:
日菜子「っ、ぷ、プロデューサーさん・・・」

P「ごめん、日菜子」

日菜子「・・・謝らなくてもいいんですよぉ。日菜子が子供だっただけなんですから」

日菜子「だから、離して下さい。こんな、後ろから抱き締められるなんて・・・これじゃぁ、日菜子っ、ぷろ、でゅーさーさんのっ、ことっ」

日菜子「ひっく、うっ、あき、らめられないじゃ、っ、ないですかぁ・・・っ」ぽろぽろ

P「本当にごめん。・・・あっち、見てくれるか」

日菜子「ぐすっ、っく、ふぇ・・・」

ちひろ「じゃじゃーん!!」

\ドッキリ大成功/

日菜子「・・・どっ、きり」

P「ごめん、ホントごめんな日菜子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」ナデナデナデナデ

日菜子「・・・へ、あ、あぅぅ・・・///」カァァァァ

93:2013/05/23(木) 01:48:08.91 ID:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日菜子「むふふぅ・・・プロデューサーさぁん」ぎゅぅっ

P(しばらく真っ赤になったまま固まっていた日菜子だが、どうにかいつもの調子に戻ってくれたようだ)

P「いや、いつも通りでもないな」

日菜子「むふっ、むふふっ」ぎゅぅぅっ

P(反動なのか、ただ妄想するだけでは足りず、何かとひっついてくるようになった)

日菜子「♪~」ぎゅぅぅぅっ

P「日菜子、流石にちょっと痛い」

日菜子「あぁ、ごめんなさぁい」ぱっ

P(まぁ、泣かせちゃったわけだしな。少しくらいなら良いか)

日菜子「・・・むふっ、ねぇプロデューサーさぁん?」

P「ん、どうしたんだ?」

日菜子「・・・日菜子、やっぱり式は、海の見える教会が良いと思うんです・・・むふっ♪」

97:2013/05/24(金) 03:16:47.38 ID:
ちょっと長くなるけど早苗さん&ルキトレちゃん行くでー
漫画版での名前出てくるから注意やでー

98:2013/05/24(金) 03:18:01.26 ID:
早苗「おっはよー」ガチャ

P「あ、早苗さん。おはようございます」

早苗「おーP君戻ってきてたんだ。聞いたぞー結婚だって?このこのぉ」ツンツン

P「ちょ、やめて下さいよ」

早苗「あんだけ忙しそうにしておいて、隅に置けないなぁまったく」クスクス

P「あはは、ありがとうございます」

P(・・・・・・うーむ、ここまで全面的に祝福モードなのも何か物足りなく感じる)

早苗「で?下手人はちひろちゃんかな?」

P「・・・へ?」

早苗「んー、そっちのドアの向こうでスタンバってると見るね」

P「い、いやいや早苗さん、一体何のことですか?」(え、何?気づいてんのこの人!?)

早苗「・・・P君、自分では気づいてないだろうけどね。君、嘘つくとき右の眉がちょっと釣り上がるんだよ」

P「いっ!?いや、そんなはずは」サッ

早苗「うん、そんなはずはないよね。マヌケは見つかったようだけど」

99:2013/05/24(金) 03:19:49.65 ID:
P「・・・・・・早苗さん、アレ読んでたんですか」

早苗「こないだから比奈ちゃんに借りててねー。四部が一番好きかな」

P「あぁ、良いですよね四部」

早苗「で、いつまで隠れてるのちひろちゃーん?」

ガチャ

ちひろ「あ、あはは・・・こんなにあっさり気づかれるとは思ってませんでしたよ・・・」

早苗「本気にした子たちがコンディション崩したらどうするつもりだったのかなー、んー?」

ちひろ「うぅ、面目ないです・・・」ションボリ

早苗「ちゃんとフォローしておくんだぞー?あたしも初めて聞いたときはビックリしたんだから」

P「ちゃんと順次説明していきますよ。・・・そうだ、早苗さんこの後レッスンですよね?お詫びと言ったらなんですけど、送りましょうか?」

早苗「お、良いの?じゃーお言葉に甘えちゃおっかなー」

P「ちょうど年少組のレッスンも終わる頃ですし、迎えにいかないといけませんから。・・・こう言うとついでみたいで申し訳ないですけど」

早苗「・・・せめて向こう着くまで黙ってるもんだよ、そういうのは」ハァ

100:2013/05/24(金) 03:21:07.50 ID:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ルキトレ「・・・はい、じゃあ今日のレッスンはここまで。みんなお疲れ様でした!」

「「「お疲れ様でしたー!!」」」

P「お、丁度終わったところみたいですね」

薫「あ、せんせぇ!」

千佳「Pくん帰ってきてたんだー、おはよー!」

千枝「お、おはようございます、プロデューサーさん・・・」

ルキトレ「へ、ぁ、ぷ、ぷろでゅーさーさん!!?」

P「おおぅ!?ど、どうしたんですか慶さん?」

ルキトレ「ぇ、ぁ、い、いえなんでもないでひゅ!!」

P(噛んだ)

千佳(噛んだね)

千枝(噛みましたね)

薫(噛んじゃったね)

早苗(ほほぅ?)

101:2013/05/24(金) 03:22:17.29 ID:
薫「あ、そうだせんせぇ!」

P「ん、どうした薫?」

薫「えっとね、せんせぇがけっこんするってほんとなの?」

ルキトレ「っ!」

P「あー、それなんだがな・・・ん?」クイクイ

早苗「P君、ちょっとこっち」

P「ちょ、引っ張らないでくださいよ」

早苗(おねーさん、ちょっと面白そうなこと思いついちゃってねー♪)

P(・・・何を企んでるんですか)

早苗(企むだなんて人聞きの悪い。いい?こんな感じで・・・)ゴニョゴニョ

P(・・・いや、ちひろさんのいないところでドッキリやってどうすんですか)

早苗(あたしが楽しむ!)キリッ

P(あんた酒入ってないだろうな!?)

早苗(そこはキチンと分別ついてるわよ、大人なんだから)

P(素面かい!なお質悪いわ!!)

千佳「むー、内緒話なんてあやしーなー」

P「あー、まぁあれだ。事務所に戻ってから、他のみんなとも一緒に説明するよ。ほら、とりあえず着替えてきなさい」

千枝「・・・わかりました。千佳ちゃん、薫ちゃん、行こっか」

千佳・薫「「はーい」」

P「ん、素直でよろしい」

102:2013/05/24(金) 03:23:33.39 ID:
早苗「んじゃ、その間に慶ちゃんには説明しとこっか?」

P「そうですね、わざわざ事務所まで来てもらうのも手間でしょうし」

ルキトレ「あの、やっぱりあの話って・・・」

P「え、えぇ、本当です。いい加減身を固めようかなーと」

ルキトレ「そ、そうなんですか・・・その、お相手の人って・・・」

P「えー、あー、その・・・・・・」

早苗「何よー、今さら照れなくてもいいでしょ?」きゅっ

ルキトレ「・・・ふぇ?」

P「ちょ、いきなり腕に抱きつかないで下さいよ!?」

早苗「なにさー、嫌だっていうの?」

P「い、嫌じゃないですけど、その・・・」

早苗「今さら照れない照れない。もっと凄いことまでしちゃってるのに♪」

ルキトレ「・・・・・・え、あれ?」

P「ちょ、ちょっと早苗さん!!?」

早苗「というわけで、P君のお相手はあたし、早苗おねーさんだよ」ぎゅっ

ルキトレ「」

P(ちょ、なにこれやわらかい)むにゅん

103:2013/05/24(金) 03:24:56.00 ID:
早苗「ほら、鼻の下伸ばしてないのっ」バシッ

P「おふっ!?そ、そういうわけなんで、その」

ルキトレ「」

P(完全に固まってる・・・ちょっとどうするんですかこれ)

早苗(うひひ・・・あー楽し)

P(悪魔や・・・悪魔がおる・・・)

ルキトレ「・・・で、でも早苗さん、アイドル活動は」

早苗「いやー、この年になるとファンの人も流石に心配してくれるみたいでさー。
   結構『婚期逃さないで下さいね』って声多かったのよ?余計なお世話だー、なんて冗談めかして返してたけどねー」

早苗「それに親もねー。いい加減いい人いないのかってうるさくてうるさくて。流石に今すぐってわけにもいかないけど、挨拶だけでもってね」

P(よくもまあいけしゃあしゃあと出てくるもんだわ・・・・・・早苗さん、恐ろしい娘!)

ルキトレ「」ジワァ

P「・・・え?」

早苗「・・・あれ」

ルキトレ「っく、ひっ」グスッ

104:2013/05/24(金) 03:26:50.55 ID:
P(ちょ、慶さん今にも泣き出しそうなんですけど!?)

早苗(あちゃー、ちょっとやりすぎたかなー)

P(何を呑気なこと言ってんですか!流石にこれは洒落になりませんよ!?)

早苗(んー、そろそろだと思うんだけどなー)

P(そろそろって何が・・・)

ガチャ

マストレ「じゃじゃーん!!」

\ドッキリ大成功/

P「」

ルキトレ「・・・・・・へ?」グスッ

早苗「いえーい!」ハイターッチ

マストレ「いえーい!」パシッ

ビシバシグッグッ

P・ルキトレ「」

105:2013/05/24(金) 03:28:25.26 ID:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

P「いつの間に打ち合わせしたんですかアンタら・・・」

早苗「車に乗ってる間にメールでちょちょいとねー。いやー助かったわ、麗」

マストレ「早苗の頼みとあらば、乗らないわけにはいくまい?まさか泣き出しそうになるとは私も思わなかったが」

P(そういえば同い年だしよく呑みに行くって言ってたっけ、この二人)

P「・・・で。慶さん?」

ルキトレ「・・・・・・ふんっ」ムスッ

P「いや、ホントごめんなさい。すいませんでした」

マストレ「惚れぼれするほど迷いのない土下座だな」

早苗「いろいろ頭を下げなきゃいけないお仕事だしねー。P君も大変だ」

P「誰のせいでこうなったと思ってんですか・・・」

ルキトレ「・・・もう、こんなことしないって、約束して下さい」

P「誓います。金輪際こんなバカなことしません」

ルキトレ「・・・じゃあ、指きりです」スッ

P「・・・はい」スッ

ルキトレ「今度は、もう許しませんからねっ。しばらく口もきいてあげないんですからねっ」きゅっ

P「レバーに銘じます・・・・」きゅっ

106:2013/05/24(金) 03:29:49.83 ID:
ルキトレ「ん。じゃあこれで許してあげますっ・・・えへへ」

P(かわいい)

マストレ「うむ、まぁ元の鞘に収まったようでなにより。それはそれとしてP殿」

P「はい、何でしょう?」

マストレ「次に暇ができるのはいつ頃かな?」

P「え?えーと、休暇明けたばっかりなんでちょっと先ですけど・・・三週間後くらいなら、まあ時間も作れると思いますよ」

マストレ「ふむ、ではその辺りで慶をどこかへ連れて行ってやってくれたまえ。可愛い妹を泣かせた責任だ」

P「・・・ん、え?」

ルキトレ「ちょっ、お姉ちゃん!?」

マストレ「甘いぞ慶、このくらいはねだっても罰は当たらん」

ルキトレ「え、いや、待って待って!?それってその、つまり、ぴ、Pさんと、えと」

早苗「まー有り体に言えばデートよねー」

ルキトレ「ででででででででぇとっ!!?///」ボフン

P「うお、慶さん!?」

早苗「うひひひ、もーホント面白いわー慶ちゃん」

P「もうやめたげてよぉ!!」

107:2013/05/24(金) 03:30:58.94 ID:
早苗「あははは!・・・あーそうそう、P君?」

P「今度は何ですか・・・」

早苗「さっきの、あたしはドッキリで済ますつもりはないからね?覚悟しときなさいよー?」

P「・・・・・・んん?」

ルキトレ「なっ、さ、早苗さん!?」

マストレ「ほほぅ、言うじゃないか早苗」

早苗「あたしだって意識してもいないオトコにあこまでやらないわよ。これでも結構身持ち固いのよ?」

マストレ「ふむ、これは私もあまりうかうかしていられないかな?」

P「・・・・・・あれー?」

ルキトレ「お、お姉ちゃんまで何言ってるの!?」

早苗「ほー、麗もそういうこと言っちゃう?いくら親友でもこれだけは容赦しないわよ?」

マストレ「当然だ。正々堂々、真っ向からぶつかろうじゃないか。なぁ慶?」

ルキトレ「う、うぅぅ・・・これだけは、いくらお姉ちゃんにだって負けないからねっ!!」

P「・・・・・・えーと、これ俺どうしたらいいんだろうか・・・?」

108:2013/05/24(金) 03:32:26.37 ID:
以上やでー
コレジャナイ感は自分が一番感じとるからごめんやでー

111:2013/05/24(金) 08:59:57.41 ID:
冒頭ちひろさんが聞いているのは例のあれでございます



ちひろ「……でへへ」

P「……至福の表情で何か聞いているところすみません、次の準備はどうですか」

ちひろ「……うへへ……、……あらプロデューサーさん、もちろん抜かりはありませんよ」

P「……表情を引き締める前にまずは涎をふいた方がよいかと」

ちひろ「おおっと失礼、いい女が台無しだ」
フキフキ

P「ええ、全くそうですね」

ちひろ「って自分で言うんかーい! なーんちゃ……、……え?」

P「まあ、これでもいい女なのは認めてますよ」

ちひろ「ははは、またまたー」

P「……」
……ジッ

ちひろ「……」

P「……」
……ジーッ

ちひろ「……え? ええ? ……その、それって……」

P「……はい」

ちひろ「……ぷ、プロデューサーさん」
キュン

P「もちろん、ドッキリです」
ニッコリ

ちひろ「xxxx!!!」

112:2013/05/24(金) 09:02:20.72 ID:
――
――――


みく「あ、Pチャンおかえりだにゃ」

P「ああ、ただいま」

みく「Pチャン結婚するの?」

P「あ、ああ……」

みく「おめでとうだにゃ。お祝いにこのお弁当の焼き魚あげる」

P「……誠意がこもってない結婚祝いだなぁ」

みく「失礼にゃ! みくの誠意こもりまくりにゃよ?」

P「ただの食べ残しだろ」

みく「みくはお魚がなくなって嬉しい、Pチャンはみくのお魚食べられて嬉しい。Win-Winにゃ」

P「いや俺は別段嬉しくないが」

みく「むー、Pチャンはみくの有り難みが分かってないのにゃ、……ぶつぶつ」

P「……で、それだけ?」

みく「? なにがにゃ?」

P「いや……、なんでもないよ、ははは」

みく「? 変なPチャン」

P(まあさすがにみんながみんな泣いてくれたりはしないか
  みくとはわりと仲いい方だと思ってたからちょっと寂しいけど)

113:2013/05/24(金) 09:05:42.41 ID:
みく「ふふふふーふふふふふふん♪ ふふふふーふふふふんふん♪」

P(今回はこんな感じでダラダラして終了って感じかな
  ……いつも巴とかまゆみたいなのじゃ身が持たないし、こういうのもいいか)

みく「んー、そういえば」

P「? どうしたー?」

みく「Pチャン、新しいおうちはどんな感じ? もう決めた?」

P「あ? ああ……。分譲マンションを買ったぞ。なんとキャッシュ一括でだ!」

みく「おお、リッチマンだにゃ!」

P「ふふふ、崇めろー」

みく「ははーっ」

P(……こんな時くらい見栄張ってもいいよね?)

みく「んー、そんじゃ引っ越しの日取りとかは? 決めてるのかにゃ?」

P「ん? ああ、まだだけど」

みく「じゃあ、みくの都合にもちゃんと合わせてね。あとから調整するのは面倒にゃ」

P「え? 手伝ってくれるのか? みくにしては珍しいな」

みく「? なに言ってるにゃ」

P「いや、だってあんまりそう言うのやりたがらんだろお前」

みく「いやーさすがにみくも一緒に住むとこだし、一緒に行くのは当然にゃ」

P「…………は?」

みく「だーかーらー、みくのおうちにもなるんだからついてくって言ってんの!」

P「お前はなにを言ってるんだ」

114:2013/05/24(金) 09:10:16.24 ID:
みく「?」

P「俺、結婚するんだよ」

みく「うん」

P「で、新居への引っ越しをするわけだ」

みく「うん」

P「まあ、当然そこには嫁さんもいるわな」

みく「うん」

P「そこにさ、旦那がアイドルも一緒に住みますから連れてきましたってなったらどうなると思う?」

みく「わー、かわいい仔だにゃー、ってなるにゃ!」

P「なんねーよ! むしろなにがどうなったらそうなるんだよっ!!」

みく「だいじょーぶ! みくはネコだからペット!」

P「だいじょばねーから!! どこの世界にこんなネコがいるんだよ!!
  新居に現役アイドル連れ込んでペットですって成田どころか不動産離婚コースまっしぐらだわ!」

みく「にゅっふっふ、世の中案ずるより産むがやすしにゃのよPチャン?」

P「産む難易度以前の問題で人間どう頑張ったって魚は産めねーんだよおおおっ!!!」

みく「うーん。確かにみくもお魚の赤ちゃんはほしくないにゃあ」

P「そういう問題じゃない。もう一度言う、 そ う い う 問 題 じ ゃ な い 」

115:2013/05/24(金) 09:14:05.33 ID:
みく「もう、Pチャンは細かいにゃ。それより大事なのは今後の生活設計だにゃ」

P「また人の話を聞かない奴が……」

みく「失礼にゃ! ほんとに聞こえなくなるまゆにゃんとは違うにゃ。みくはちゃんと聞いて流してるにゃ」

P「余計タチ悪いじゃねーか!」

みく「収入はまあ基本みくとPチャンで十分賄っていけるけど、みくがお産の時はお休みしなきゃいけないし
   人気も復帰前と比べるとだいぶ落ちちゃうだろうから金額的にあんまり当てには出来ないにゃ
   やっぱりそういうことするのは安定して生活できるだけの貯蓄が出来てからじゃないと厳しいし
   お金が貯まるまでしばらくはお互い我慢するかちゃんと妊娠しないようにコントロールしないと駄目なのにゃ」

P「宣言通り流しやがった! それよりなんでペットが嫁差し置いてヤったり子供産んだりする気満々なんですかね……」

みく「だいじょーぶ! 動物虐待とか認知してとか面倒くさいこと絶対言わないよ!」

P「ペット云々が一転して生々しいわっ!!」

みく「もう! Pチャンわがままなのにゃ! じゃあどうしたらいいの!?」

P「俺が悪いのか……? いや普通に嫁と二人で暮らせばいいと思うんだが」

みく「それは考えないものとして!」

P「なんでだよっ!」

みく「Pチャンはみくのご主人様なんだから捨てちゃ駄目なのっ!!!」

P「別に担当はずれるわけじゃないぞ? 仕事は続ける」

みく「……みくは不器用だから公私のけじめがつかないのっ!」

P「いや、普通自分で高らかに宣言するこっちゃねーだろ」

みく「もう、そんな褒められるとみく照れちゃうにゃ……」

P「褒めてねーよ」

116:2013/05/24(金) 09:16:50.62 ID:
みく「……ということでお話もまとまったしみくは帰るのにゃ」

P「まとまるどころか一度として交錯すらしてないんだがな」

みく「ふーんだ! 聞く耳持たないにゃ! みくのこと飼ってくれないなら絶対に認めんにゃ!」

P「……、いい加減収拾つきそうにないからそろそろネタばらししとくか」

みく「……にゃ? ネタばらし?」

P「はいあっち見てー」

ちひろ「……はいはいドッキリ大成功。……はぁ」

みく「……」

P「……」

みく「……ドッキリなのはわかったけど、なんでちひろさんあんなにテンション低いんだにゃ?」

P「いやそれは知らんが」

みく「んー。……まあPチャンがみくのこと捨てないんならどうでもいいや」

P「軽いなー」

みく「Pチャン以外のことならにゃー」

P「……重いなー」

みく「それじゃあみくは帰るのにゃ」

P「おう」

みく「あ、もちろんみくは本気だから、Pチャンはちゃんとペットおっけーなお嫁さん探すのにゃよ?」

P「」

117:2013/05/24(金) 09:19:09.96 ID:
――
――――


ちひろ「……」

P「ちひろさん?」

ちひろ「つーん」

P「……さっきからどうしたんですか」

ちひろ「……どーせ、プロデューサーさんは私の事なんて嫌いなんですよねー」

P「なにむくれてるんですか」

ちひろ「何度も何度も騙されれば普通こうなります!」

P「ことある事にアイドルにドッキリ企画仕掛けたがる人が言っても……」

ちひろ「だまらっしゃい! するのとされるのは別なんです!」

P「下衆の極みですねぇ」

ちひろ「ふん、今更どう思われようが知ったことじゃないですよーだ」

P「これまでは気を遣っていたという事実が驚きなんですが……
  だいたい、嫌いならいちいちこんな事に付き合ったりしませんよ」

ちひろ「……。……ふんだ、もう騙されません」

P「本当ですよ。なんなら誓いましょうか?」

ちひろ「……プロデューサーさん、宗教信じてないじゃないですか」

P「神仏でなくてもいいじゃないですか。なんならちひろさんでも」

ちひろ「……、一番好きなアイドルとかにでも?」

P「もちろん、誓えますとも」

ちひろ「……、……ほんとに?」

P「ええ」

ちひろ「……嫌いじゃない?」

P「ええ、……とても大切な」

ちひろ「……」
ドキドキ

P「友人です」
ニッコリ

ちひろ「どちくしょーーーっ!!!」
ダダダダダッ

P「……、あっれー?」

118:2013/05/24(金) 09:23:44.09 ID:
うちのみくにゃんが書いてくうちに盛っていくのはなぜなのか
仕方ないのでファンやめます

131:2013/05/28(火) 21:35:25.97 ID:
P(営業から帰ってくると)

あずき「う~ん・・・やっぱりこっちの方が・・・」

P(あずきが何やら神妙な顔でうんうん唸っていた)

あずき「んー、でもこっちも・・・どうしようかなぁ・・・」

P(かなり集中しているようで、俺が帰ってきたことにも気付いていないようだ)

P「あずき、どうしたんだ?何か新しい作戦でも立案中か?」

あずき「ん~?・・・うん、プロデューサーさん奪還大作戦」

P「・・・だ、奪還か」(いつ俺はあずきのものになってたんだろうか・・・)

あずき「うん、なかなかこれだー、っていうのが思いつかなくてさー・・・」

P「そ、そうか・・・。ちなみに、今候補に挙がってるのは何かあるのか?」

あずき「えっとね、しばらく口きいてあげない大作戦とか、ひっつき甘えんぼ大作戦とか・・・」

P「ほうほう」(まあその位なら可愛いもんだな)

あずき「あとね、えーっと・・・きせーじじつ?大作戦とか」

P「ぶっ」

132:2013/05/28(火) 21:36:56.06 ID:
あずき「わっ、ど、どうしたの?」

P「ど、どうしたもこうしたもあるか!お前それ意味わかって言ってるか!?」

あずき「え?えっと、意味までは教えてくれなかったけど、さっき志乃さんに相談してみたら『こうすればどんな男だってイチコロよ』って・・・」

P「何でよりによってあの酔っ払いに相談するかなぁおまえ・・・」

あずき「あ、今日はお酒呑んでなかったみたいだよ志乃さ、ん・・・ん?」

P「素面でそれも色々問題だろ・・・15歳相手に何言ってんだよあのひt「え、ええええええ!!?」っとおおぅ!!」

あずき「ぷ、ぷろ、え、ぷろでゅーさ、へ、な、なんで!!?」

P「何でって・・・まさか今まで相手が俺だって気付かずに喋ってたのか?」

あずき「え、や、やだ、えっと、あれ、その、ええと・・・」

P「・・・あーもう、とりあえず落ち着け」ぽふっ

なでなで

あずき「あ・・・」

P「たぶん俺が結婚するって話のことだろうが、あれちひろさんの嘘だからな」

133:2013/05/28(火) 21:38:29.58 ID:
あずき「・・・えーと、つまり・・・ドッキリ大作戦?」

P「そういうこと。・・・いろいろ考えてくれたのは嬉しいが、もうちょっと周りに気をつけろな?考えながら歩いてて、つまづいて怪我したりしたらそれこそ一大事なんだから」

あずき「・・・そっか、嘘だったんだ。えへへ、よかった・・・」

P「・・・あずきー、聞いてるかー?」

あずき「へ!?あ、あぁうん聞いてる聞いてる!今度からは気を付けるよっ」

P「ん、よろしい」

あずき「あ、そうだプロデューサーさん」

P「おう、どうした?」

「おっはよー!」ガチャ

あずき「きせーじじつ、って結局どういう意味なの?」

P「」

早苗「・・・P君?ちょーっとこっち来ようか?」

P「ちょ、ちょっと待って早苗さんちがうんですこれ俺悪くないんです」

\ギャァァァァァァ/



その後きちんと説明を受け、顔が真っ赤になったあずきがしばらく口をきいてくれなかったのは別のお話

134:2013/05/28(火) 21:38:56.16 ID:
あずきちちっこくてかわいい
お粗末でした

137:2013/05/29(水) 00:52:39.47 ID:
P「はぁ……婚約ドッキリだなんて、ちひろさんのいたずらにも困ったもんだ」

P「誰に話したか教えてくれないし……」

P「まったく、こっちの身にもなってほしいよ」

がちゃ

P「戻りましたーっと」

加蓮「…………」

P「お、加蓮。ただいま、レッスンおつかれ」

加蓮「…………」

P「おーい、加蓮? まさか具合でもわる――」

加蓮「あのさ」

P「え」

加蓮「私、アイドル辞めるから」

138:2013/05/29(水) 00:53:18.65 ID:
P「…………へ?」

加蓮「聞こえなかった? アイドル辞めるって言ったの」

P「え、ちょ……ど、どうしたんだよ急に!?」

加蓮「別になんでもいいでしょ。じゃ、そういうことだから」スタスタ

P「…………あ。ち、ちょっと待ってくれ! お前もしかして」ガシッ

加蓮「……ッ、離してよっ!!」

バシィッ

P「いっ……!?」

139:2013/05/29(水) 00:54:10.39 ID:
加蓮「……はぁっ、はぁっ……!」

P「か、加蓮……話を」

加蓮「知らないっ! アンタと話すことなんかない!」

加蓮「嘘つき、嘘つきっ!」

加蓮「ずっと一緒だって言ってくれたのに!」

加蓮「私バカみたいじゃん! 一人で浮かれてただけ!?」

140:2013/05/29(水) 00:54:57.83 ID:
加蓮「こんな、こんなのってないよ……!」

加蓮「また……昔みたいに独りぼっちなの……?」

加蓮「やだよ……ひぐ、一緒にいてよぉ……!」ポロポロ

P「加蓮……」

ぎゅっ

加蓮「ぐす、結婚なんかしないでよ……! ずっと私と……!」

P「大丈夫、大丈夫だ。結婚なんてしないよ、加蓮と一緒にいるから」ナデナデ

加蓮「っ! ぅぐ、うぅぅぅ……!」ギュゥゥ

P「よしよし、大丈夫だから……」ポフポフ

加蓮「うぁぁぁぁぁぁん……!」

141:2013/05/29(水) 00:56:07.43 ID:
―――
――


加蓮「……ドッキリ?」グスッ

P「ホントごめん、加蓮。この通りだ」

加蓮「……結婚しないの? 寿退社って言ってた」

P「しないしない。そんな話はないし、そもそも相手がいないよ」

加蓮「…………は」

P「加蓮?」

加蓮「はぁぁぁぁぁぁぁ…………良かったぁ」ストン

142:2013/05/29(水) 00:56:45.35 ID:
P「うおっ! っとと、大丈夫か?」ギュ

加蓮「あはは、安心して腰抜けちゃった……そっか、結婚しないんだね」

P「あぁ。加蓮と一緒にいなきゃならないからな」

加蓮「えへ……私となら結婚してもいいよ?」

P「こらアイドル」

加蓮「あははっ!」

143:2013/05/29(水) 00:58:46.68 ID:
P「ったく……」

加蓮「…………あ」

P「今度はなんだ?」

加蓮「その……私もごめんなさい。手、痛かったでしょ?」

P「ああいや、いいよ。気にしてないから」

加蓮「ううん、それにひどいことも言った。アイドル辞めるなんて……」

P「本気で言ってたんじゃないって分かってるよ。加蓮はそんな子じゃないもんな」

144:2013/05/29(水) 01:00:09.94 ID:
加蓮「ふふ、ありがと。私、絶対諦めないから」

加蓮「Pさんは最高のプロデューサーだって証明するんだもん!」

加蓮「そのために……Pさんが見ててくれないとね?」

P「……あぁ! 見てるよ、ずっと!」

加蓮「うんっ!」



加蓮「ずーっと一緒だからね、Pさん!」



おわり

149:2013/06/02(日) 13:12:26.07 ID:
愛野渚「おっはよう! プロデューサー」

P「おはよう、渚」

渚「そしておめでとうッ!」

P「へ?」

渚「いやー、ちひろさんから聞いたよ。結婚するんだってさ!」

P「……」

P(色々と反応は想像していたが、ここまで全面的に祝福されるのは想定外。さすがは明朗快活少女、ってところか……)

渚「? プロデューサー?」

P「ん? ああ、すまん、考え事をしていた」

渚「ははッ、プロデューサーらしいね。……あ、そうだ。結婚式はいつになるのかな?」

P「ああ。調整中ではあるが、秋辺りを予定している。本当なら六月が良かったんだろうが……先方が希望した場所で予約が取れなくてな」

渚「だったらさ、私の予定も調整しといてよ。プロデューサーのこと、祝福したいしさッ」

P「おう、そうだな。今からだったら十分調整効くだろうし、何とかならないかやってみよう」

P(しかし……なんというかこう、騙しがいがないなぁ……。何かいい手は……)

渚「あ、そうだ。プロデューサー、今時間ある?」

P「ん……そうだな、少しならあるぞ」

渚「だったらさ、付き合ってよ。久々に、プロデューサーと体を動かしたくなったんだ!」

150:2013/06/02(日) 13:14:01.55 ID:
――
――――

P(そして俺達は、事務所近くのバスケットコートへとやって来た。ちなみにちひろさんもこっそり同行している)

渚「久々だね、プロデューサーとこうして向かい合うのも」

P「ああ、すまないな。あんまりかまってやれなくて」

渚「いいっていいっって! プロデューサーが忙しいし、あんなに沢山のアイドルを一人一人、丁寧にプロデュースしてくれてるってことも分かるしさ」

渚「それに、感謝もしてるんだよ」

P「感謝?」

渚「本当ならアイドルとバスケ、どっちかに専念しないといけないでしょ? でも、プロデューサーはきちんとスケジュールを調節して、両方できるようにしてくれてる。私に、二足のわらじを履かせてくれている」

渚「普通ならないって、こんなこと!」

P「渚は両方共、手を抜くことなく頑張ってくれているからなぁ。問題ないと判断した……お前が頑張った結果だよ」

P「俺はそのサポートをしているに過ぎない。だから……」

渚「だったらさァ……」

P「ん?」

渚「頑張ったご褒美代わりに、一つ賭けをしない?」

P「賭け?」

渚「勝負は1on1三本勝負。賭けの内容は……私が勝ったら、プロデューサーは結婚を諦める、ってねッ!」

P「……え?」

渚「さァ、行くよッ!!」

P(俺の返事も聞かず、渚は勝負を仕掛けてきた)

P(戸惑いながらも体は覚えているもので、俺はすかさず動いてボールを奪おうと試みた)

P(結婚のことがなくとも全力を尽くして応対するのが礼儀だと、渚との約束だと、心もすぐに勝負の中へと埋没した)

P(そして……)

151:2013/06/02(日) 13:15:40.23 ID:
――
――――

P(あの後、2対1で渚との勝負に勝利した)

渚「……あー、負けちゃったなァ」

P「渚……」

渚「ま、勝ったところでプロデューサーが結婚を諦めるとも思ってなかったけどさ。踏ん切りとか、色々と付けたいと思うじゃない?」

P「……」

P(明るい表情に隠れていたが、渚はあれで色々と考えた結果祝福してくれたのだろう。色々な思いを押し込んで、幸せを願う道を選んでくれたのだろう)

P(だからこそ、努めて明るく振舞っていてくれたのだろう……)

P「……渚、あのな」

渚「ね? 嘘つきプロデューサー?」

P「そう、嘘……って、え?」

渚「多分、ちひろさんも近くにいるんだよね? 出てきていいよ」

ちひろ「……あらあら」

ちひろ「どうしてバレてしまったのでしょう?」

152:2013/06/02(日) 13:17:07.90 ID:
渚「最初は信じてたけどさァ、どうも結婚を喜んでいない風だったり、会話の途中に考え事をしてたり、仕掛けても即座に体が動かなかったり……色々と変だったもの」

渚「それに、バスケをすればわかるさ! これでも、バスケ部のキャプテンだからねッ!」

P「分かったのはついさっき、ってことか。……ったく、こりゃ一本取られたな」

渚「反省してよね。特にちひろさん!」

ちひろ「えと、その……」

渚「悩んだり、落ち込んだりしてる子も多かったんだよ。私だって……」

ちひろ「……ごめんなさい」

渚「……ま、私は許すけどね。それじゃちひろさんは、先に戻ってみんなの誤解を解いておいてね」

ちひろ「はーい……」

P(プラカード片手にとぼとぼと立ち去っていくちひろさんを見送った後、俺は渚に向き直った)

P「さて、それじゃ俺達も戻るか」

渚「あ、ちょっと待って。もう一回、1on1やってかない?」

P「え?」

渚「今度は、将来の約束を賭けて! どうかなッ?」


おしまい

158:2013/07/02(火) 21:18:00.01 ID:
ずいぶん間が空いてしまった上下手なシリアスもどきですが



ちひろ「さてお次のアイドルさんはー」

P「おやちひろさん、憑き物が落ちたような顔をしてどうしました?」

ちひろ「そうですねー、どうやってもプロデューサーさんの思うつぼに嵌りそうなのでもう深くは考えないことにしました」

P「そうなんですか?」

ちひろ「ええ」

P「寂しくなるなぁ」

ちひろ「なら結婚を前提としたお付き合いはいかがですか?」

P「……深く考えないというのはどちらへ?」

ちひろ「深く考えずに攻めて攻めての基本に立ち返ろうと」

P「……なるほど」

ちひろ「とりあえずそれはいいので次の登場者ですよ」

P「あー。……うん、今回は安パイですかね」

ちひろ「でもそういう子に限ってとんでもないことになったりとかも?」

P「……いやだってあいつですよ?」

ちひろ「まあとにかく行ってみればわかりますよ」

P「ええ、それじゃあ」

ちひろ「はいはい行ってらっしゃい」



ちひろ「……よく考えたら今の嫁っぽくないかしら、デュフフ」

159:2013/07/02(火) 21:25:25.07 ID:
杏「ねえねえプロデューサー」

P「ん?」

杏「結婚するって本当?」

P「ああ、そのことか。本当だぞ?」

杏「ふーん。そういう話、聞かなかったけどな」

P「社長に言われて見合いをすることになってな。若いアイドル担当してるんだからいつまでも一人身はまずかろうって」

杏「へー」

P「確かに、それで変に警戒されたりするのも悲しいしな」

杏「……むしろ逆な子が多いと思うけど」
ボソッ

P「は?」

杏「独り言」

P「そっか。まあ、今時見合いなんてとは思ったが会ってみれば案外気があってな。トントン拍子で話が進んでいったんだ」

160:2013/07/02(火) 21:26:13.01 ID:
杏「ふーん、……よかったね」

P「そうだな。なにがいいってまずは生活の質の向上だ」

杏「?」

P「カップ麺に弁当、見切り品おかずなんかのコンビニ・スーパー飯から解放されるんだ。それだけですばらしい」

杏「……言ったらしてくれる子は山ほどいたと思うけどなー」
ボソッ

P「ん?」

杏「独り言」

P「……ふむ? しかしそこに留まらない、炊事洗濯から掃除に至るまでの手間も大きく減じるんだぞ? ビバ、結婚生活」

杏「あー、確かにそれはあるね」

P「それにしたって杏は溜めすぎだ。洗濯物やら洗い物やら……」

杏「プロデューサーがしてくれてもいいんだよ?」

P「お前、そんなナリでも女の子だろ?」

杏「ま、一応ね」

P「なら男にそんなもん頼むなよ」

杏「ん? パンツとか気になる?」

P「なんつーか……。ピンポイントにくるねお前」

杏「わざわざそんな濁し方するんだからそういうことでしょ。……で、どうなの?」

161:2013/07/02(火) 21:30:36.87 ID:
P「……杏だしなぁ、そういう感情は沸かんね」

杏「むー、失礼なっ」

P「っつってもパンツ被って変態仮面ッとかされるよりはいいだろ」

杏「どうしてそう極端から極端に行くかなぁ……」

P「いやお前想像してみろよ仕事帰りに部屋に戻ったら俺が変態仮面ッとかしてるとか」

杏「さすがに無理だね」

P「だろ」

杏「……まゆ辺りならいけそうだけど」
ボソッ

P「は?」

杏「独り言ー」

P「……ふむ。まあもちろん嫁さんだけに家事をさせるつもりもないけどな」

杏「おお、意外に紳士だね」

P「失礼な、これでも一部でレディーファーストの鬼と評判な俺を捕まえて」

杏「じゃあ杏にも少しは気を遣ってよ」

P「ツッコミなしか。……これでも遣ってるぞつもりだぞ?」

杏「その割りにお休みが少ないよね?」

162:2013/07/02(火) 21:34:43.46 ID:
P「お前の要求全部飲んだら仕事が月一レベルになるだろうが」

杏「甘いね、半年に一度だよっ」

P「誇るなっアホ!」

杏「へへっ。……んー、でもさ」

P「む?」

杏「家事ばっかで、あんまりお嫁さんの話が出てこないけど」

P「どうした」

杏「だからさ、そこに愛はあるのかーって」

P「それは当然だろ。その上でって話だ」

杏「そっか。……じゃあ、いいや」

P「??」

杏「独り言」

163:2013/07/02(火) 21:37:51.52 ID:
P「??? ……まあしかし杏はあっさりしてるな。らしいっちゃらしいが」

杏「……」

P「? どうした?」

杏「……そうだね、杏らしいよね」

P「なんか人ごとみたいな言い方だな」

杏「そう?」

P「まあ、そこも杏らしいのかね」

杏「……へへっ」

P「他には洒落にならん、……ならなそうなやつが多いから」

杏「プロデューサーは、こういう杏がいいんだ?」

P「そうだな、気楽でいいな」

杏「そっか」

P「ああ」

164:2013/07/02(火) 21:45:08.53 ID:
杏「……ふぅん。あ、でもさ。いくら気が合ったからってそんなにぽっと決めちゃってよかったの?」

P「まあそうだな、でも人生勢いってのも重要だからな」

杏「勢いねぇ。杏には縁のない言葉かな」

P「ある意味真逆だよな」

杏「まったりだらだら各駅停車が杏の生きる道だからねー」

P「確かにな」

杏「自分の手の届くことだけやるって感じ?」

P「うーん。でも、たまには頑張ってみるのもいいんじゃないか?」

杏「頑張ったって、なんにも変わんないもん」

P「おいおい、なにもそこまでいわんでも」

杏「……これでもさ、昔は夢は叶うとか努力は実るとかそういう事を純真に信じていた頃があったんだ」

P「ああ」

杏「頑張ってかけっこで一等賞になりたいとかね」

P「ほう、微笑ましいじゃないか」

165:2013/07/02(火) 21:46:02.24 ID:
杏「買ったら貰えるメダルとかほしくて一生懸命練習してさ。……今考えたらバカみたいだけど」

P「……杏?」

杏「体が小さくて、体力もなくて、そんな杏が一番になれると思う?」

P「……それは」

杏「無理だよね。うん、実際無理だったし」

P「……」

杏「それで他にも色々頑張ってダメだったってのを繰り返して、結局今に至ったわけ」

P「……」

杏「頑張らなきゃならないなら諦めるのが楽でいいよ」

P「……そんなこと」

166:2013/07/02(火) 21:46:50.79 ID:
杏「だったらさ。……頑張ってお願いしたら、プロデューサーは結婚やめてくれる?
  サボらないから。ちゃんとお仕事もするから。お休みも……、あんまりいらないから
  だから、結婚するの、やめてください。……杏を、これからもずっと見ててください」

P「……」

杏「……って、もしもお願いしたとしたら、さ」

P「無理、だな」

杏「ほらね。……結果変わらないなら、なにもしない方がお得じゃん」

P「……お前」

杏「だから杏は頑張らないの。……頑張ったって、叶わなきゃ疲れるだけだもん」

P「……いや、そんなことは」

杏「あー、ちなみにお説教なら聞き飽きたよ。でも実際杏はこうして生きてきた
  不都合なんて感じなかったし、頑張って何か叶えるより楽する方が杏にとって重要なのさ」
ヘラッ

P「……」

杏「そんじゃ杏は帰って寝るよ。……ばいばい、プロデューサー」

167:2013/07/02(火) 22:09:12.10 ID:
P「だったら」

杏「ん?」

P「もしも俺が結婚しないって言ったら、お前は頑張れるのか?」

杏「……なにいってんの? 杏がいったのがもしもだよ」
ヘラヘラ

P「真面目に答えてくれ」

杏「……」

P「頼む」

杏「……そうだね」

P「……」

杏「…………やめて、ほしい」

P「……」

杏「……でも」

P「じゃあ、結婚しない」

杏「え……」

P「結婚しないし、お前の面倒もみてやるさ」

杏「……そ、そんなのどうとでも言えるじゃん」

168:2013/07/02(火) 22:09:38.84 ID:
P「確かにな……。それは俺には信じてくれとしか言えない」
ギュッ

杏「ふあっ!?」

P「杏」

杏「……ぁぅっ」
フルフルゾワッ

P「結婚はしない。誓う」

杏「……プ、プロデューサー」
ジワッ

P「……」

杏「……」
キュッ

P「……杏」

杏「……な、なにさ」

P「……あっちを見ろ」

169:2013/07/02(火) 22:12:35.64 ID:
杏「え」

ちひろ「ドッキリ大 成 功!」

杏「」

P「……さーて、これから仕事頑張ろうな?」
ニヤリ

杏「……」
プルプル

ちひろ(あ、これアカンやつや)

P「まずは一週間ぶっ続けで鈍った体を慣らしてくぞー」

杏「……プロデューサーの」
ブルブル

P「って杏?」

杏「バカーーーーーっ!」
パァーーーンッ

170:2013/07/02(火) 22:13:29.35 ID:
ちひろ「杏ちゃん怒っちゃいましたねー」

P「いや……、あの杏がまさかあそこまで怒るとは思わなかったんですが」

ちひろ「人ごとながらあそこまでやって怒らないと思う方がおかしいですけどね」

P「そうですかね」

ちひろ「そうですよ」

P「ふむ……。正直杏ってもうちょっと気安い関係だと思っていたもので」

ちひろ「その割りに完全に落としにいってましたよね? 特に終盤」

P「??」

ちひろ(まさかこいつ、天然かっ!?)

P「……まあとにかく今後は多少気をつけることにします」

ちひろ「その認識じゃたぶん気をつけても意味ないでしょうけどね……」

P「???」

ちひろ「杏ちゃんもお年頃の女の子なんですから」

P「まあそれはわかっていますが」

171:2013/07/02(火) 22:14:51.12 ID:
ちひろ「……ちなみに、面倒見てやるっていうのは?」

P「え? 普通にこれまでどおり面倒事を引き受けてやるって事ですけど」

ちひろ「抱きしめたのは?」

P「抱きしめられると総じて人は安心すると聞きまして」

ちひろ「……杏ちゃん、お気の毒に」
ボソッ

P「は?」

ちひろ「独り言です」

P「それ、流行ってるんですか?」

ちひろ「プロデューサーさんの周りでは流行るんじゃないですかね」

P「? はぁ」

ちひろ「……まあある意味ライバル脱落と取れなくもないし杏ちゃんには悪いけどチャンスではあるのかしら」
ボソッ

P「……独り言ですか」

ちひろ「ですよ」

P「……ふむぅ」




杏書いてるとなぜかこうなる

174:2013/07/14(日) 00:28:30.03 ID:
初めてだから多少の事は許して欲しいッス

―――

比奈(コレ、本当に大丈夫ッスかねぇ……でもこれ位やらないとプロデューサーさんは気付いてくれないだろうし……)

比奈「まぁ、やるだけやってみるッス」


―――


P「ただいま戻りました」

比奈「お疲れ様ッス、プロデューサー。帰って早々で悪いッスけど、少しいいッスか?」

P「ん?どうした?」

P(ちひろさんから『次は荒木さんに仕掛けてみます』ってメール来てたからな、比奈はどう来るかな)

比奈「夏のアレに出す原稿を手伝って欲しいッス」

P(いきなり結婚の事には触れないか、なら少し揺さ振ってみるか)

P「あぁ、悪い比奈。ちひろさんから聞いてると思うけど、向こう一、二ヶ月俺忙しくなるから」

比奈「そうなんスか?」

比奈(そう言えばコレ画いてる時何か言ってたような…?)

P「あれ?聞いてない?―――

―――俺、結婚するんだ」

比奈「ス?」

175:2013/07/14(日) 01:05:35.22 ID:
比奈(結婚って、あの結婚…?)

P「式の準備とか色々やらないといけないからな、比奈には悪いけど…比奈?」

比奈「ぁ…そうッスね…それじゃ仕方ないッス…」

P(ちひろさーん?)

比奈「ぷ、プロデューサーが結婚するならP×社長本画かないといけないッスね!由里子ちゃんや日菜子ちゃんにも手伝ってもらうッス!」

P「イヤ待て!なんで社長が」

比奈「プロデューサーは受けがいいッスか、じゃあ社長×P本にするッス。会議室借りるッスよー」

P「ぉ、おぅ…」

P(行っちゃったよ…)

P「ちひろさん、どうしましょう」

ちひろ「取り敢えずモニターで鑑sy…監視しましょう」

P「鑑賞って言おうとしただろ」

ちひろ「のヮの」

176:2013/07/14(日) 01:42:10.07 ID:
パタン―――

比奈「私…バカみたいッスね」グスッ

比奈(私×Pさん本24P…こんなもの画いても…Pさんは読んでくれないのに…)

比奈「こんなもの見せても…Pさんを困らせるだけなのに…」

比奈(コミマを出汁に…Pさんにこんなの見せて…こんな風に告白して…それで……っ!)

比奈「マンガみたいになんて…なるはずないのにっ…自分の事だけ考えて…ホント…滑稽ッス…!」グシャグシャ!

比奈「見せなくて…良かったッスよ……こんな原稿…!」ビリビリッ

177:2013/07/14(日) 02:02:49.71 ID:
―――パタン

P「ところでちひろさん、比奈に言わなかったんですか?」

比奈『私…バカみたいッスね』グスッ

ちひろ「言いましたよ、執筆中で聞いてなかったみたいですけど」

比奈『こんなもの見せても…Pさんを困らせるだけなのに…』

P「そうですか」

比奈『マンガみたいになんて…なるはずないのにっ…自分の事だけ考えて…ホント…滑稽ッス…!』グシャグシャ!

ちひろ「って…これ以上はマズイですね」っプラカード

P「じゃ、ここまでにしましょうか」



ちひP「「ドッキリ大成功!」」バン!

比奈「!?」

178:2013/07/14(日) 02:28:35.32 ID:
比奈「P、さん…?ドッキリ…ッスか?」

ちひろ「はい、全部ウソです」っ\ドッキリ/

P「どんなマン…って、破いちゃったのか…比奈のマンガ読んでみたかったのに」

比奈「……ッス」

ちひろ(ぁ、逃げなきゃ)

P「?」

比奈「…しつッス」

P「比奈?」

比奈「悪質ッス!非道ッス!最低の屑ッス!!」

P「うん、正直ごめんなさい」

比奈「許さない、絶対にッス」

P「そこをなんとか!この通りなんでもするので!」ドゲザー

180:2013/07/14(日) 02:55:03.79 ID:
ちひろ(プロデューサーさんが軽々しく『なんでもする』なんて言った所為で今日もコーヒーが甘いです)

比奈「Pさんっ」

ちひろ(荒木さんのマンガを再現する、それがプロデューサーさんに与えられた罰でした)

ちひろ「荒木さん、そろそろ上条さんと収録じゃないですか」

比奈「ぁ、もうッスか…」

ちひろ(正直糖尿病になりそうです)

ちひろ「そんな枚数なかったはずなのに…」ボソッ

比奈「…そろそろ第二部も終わりッス」ボソッ

ちひろ「そう言う事ですか…」ハァ…

ちひろ(さすがに第三部は無いですよね…)

比奈(……)


比奈「第四部は○○○、ッスねぇ」

181:2013/07/14(日) 02:59:11.87 ID:
以上です。幾つかミスったところは見逃して下さいorz

186:2013/07/15(月) 18:26:07.96 ID:
城ヶ崎美嘉「ね、ねえ、プロデューサー… 今ちょっといいかな?」

P(ん? 今度は美嘉か)

美嘉「…プロデューサーがさ、付き合ってる人がいて、その人と結婚するんだってちひろさんが言ってたんだけど」

美嘉「それって本当の事なのかな…?」

P「…ああ、本当の事だぞ」

美嘉「……そっか。そうなんだ」

187:2013/07/15(月) 18:27:15.65 ID:
美嘉「……」

P「……」

美嘉「な~んだ、いきなり結婚なんて水くさいよ!プロデューサーっ!」

P(なんだ!?いきなりテンションが上がったぞ!?)

美嘉「とりあえず、…うん、結婚おめでとう!」

美嘉「いや~。びっくりしたよ。担当アイドルのアタシにそんなそぶりなんて、まっっったく見せないでいきなり結婚ってさ」

美嘉「莉嘉もさ~、『Pくんが取られっちゃったー!』とか言って今拗ねちゃってるから、後でちゃんとフォローしとかないとダメだからねっ!」

美嘉「ああ、もちろんアタシからも莉嘉にフォローしとくね。やっぱお姉ちゃんだからね★」

P「あ、ああ。よろしく頼むよ」

188:2013/07/15(月) 18:28:19.63 ID:
美嘉「まったく、プロデューサーも隅におけないね★ あっ、でも!」

P「えっ!?」

美嘉「結婚するんだったら今みたいなダラシナイかっこーとかあんまよくないよ?」

P「え~と。やっぱ、そんなもんなのかな?」

美嘉「そうだよ~。やっぱり男の人はしっかりしてしなきゃ!」

美嘉「あっ!それならさ、今度アタシが服とか見てあげよっか?」

美嘉「莉嘉もいっしょに連れてさ色々見たりさ、ついでにカラオケとかも行ったりしてさ」

P(なんかいつも以上に美嘉のテンションが高いな)

P(それにさっきからこっちの方向向いてないし)

189:2013/07/15(月) 18:29:23.70 ID:
美嘉「あ! この間、おいしいデザートのお店見つけちゃってさ。プロデューサーも好きだったよね!」

P「なあ、美嘉」

美嘉「あー、でも莉嘉も一緒だとあの子食べ過ぎちゃうかも。この間もさー」

P「こっちを向いてくれないか?」

美嘉「……。えっ?プロデューサー今何か言ったかな?」

P「こっちを向いて俺と向かい合って話してくれないか、って言ったんだ」

美嘉「……。いや~、この間の莉嘉がまた傑作でね」

P「美嘉。何度も言わせないでくれ」

美嘉「……」

P「……」

190:2013/07/15(月) 18:31:42.03 ID:
美嘉「……」

P「なあ、美嘉頼むよ」

美嘉「……ごめんプロデューサー、今たぶんアタシひどい顔してるから見られたくない」

美嘉「今日さ…マスカラ盛りすぎちゃったかな?目の周り、まっくろになちゃってる」

美嘉「なに気合入れてんだろうね……。もうとっくに負けちゃってんのにさ」

191:2013/07/15(月) 18:32:41.48 ID:
美嘉「ねえ、プロデューサー覚えてるかな?」

美嘉「私がオンリーワンよりナンバーワンのアイドルになりたい、って最初に言ったの」

P「ああ、もちろん覚えてるさ」

美嘉「笑えるよね。カリスマギャルだって言われててもさ、アタシは本当になりたかったオンリーワンにもナンバーワンにもなれなかった」

美嘉「結局さ…、私なんて…」

P「おい、自分で自分なんてなんか言う――」

美嘉「もうアタシはほっといてよッ! これ以上、やさしくしないで!」

P「おい、美嘉ッ!!」

192:2013/07/15(月) 18:34:06.56 ID:
P(思わず肩をつかんで振り向かせてしまったが、美嘉はうつむいたままでこっちを見てくれない)

P「もう少し落ち着いてくれ。な?」

美嘉「…やめてよ」

P「どうしたんだ?落ち着いてくれって」

美嘉「…やめてって」

P「美嘉、俺が悪かった、だから――」

美嘉「違うッ!プロデューサーは悪くなんてない!」

P(勢いよく上げた美嘉の顔は、滲んだマスカラで酷いもんだった)

P(涙で赤くなった目で美嘉は俺を見つめながら)

美嘉「悪いのは…悪いのはあきらめの悪いアタシ」

美嘉「素直に祝福したいのにできないよ……」

美嘉「なんで?なんで……? アタシだってプロデューサーといっしょに居たい。プロデューサーのナンバーワンになりたいよ……」

P(まっすぐ俺を見つめ純粋な気持ちを俺に伝える美嘉)

P(……俺は)

193:2013/07/15(月) 18:35:29.56 ID:
――
――――


P「ほんとーっに、すいませんでしたー!!!」ドゲザー

美嘉「つまり、またいつものちひろさんの冗談だった、って訳ね」

P「はい、誠にすいませんでしたー!!」

P(あの後、『いい雰囲気。今がチャンス!』とばかりにちひろさんがプラカード片手に乱入してきてネタばらしとなり)

P(そして現在美嘉に許してもらう為に全身全霊の土下座を敢行しているところだ)

P(ちひろさんはどさくさにまぎれて姿をくらましたし…)

P「……でもあの上目使いはやばかったな~」ボソ

美嘉「プロデューサー!ちゃんと聞いてるの!」

P「はいっ!すいませんでしたー!!」

美嘉「まったく、こういった事はもうしないでよね」

P(いや、そこらへんはちひろさんしだいとしか)

美嘉「わかったの!?」

P「はいっ!もう二度としません!!」

美嘉「もう…。罰としてプロデューサーは今度アタシの買い物に付き合うこと。いいね?」

P「はいっ!よろこんでー!!」ドゲザー

194:2013/07/15(月) 18:36:35.66 ID:
美嘉「ふう…」

美嘉(いつもの事なんだろうけどプロデューサーとちひろさんは困ったもんだよね)

美嘉(でも、なんだかんだでデートの約束もできたし、結果オーライかな)

美嘉(うん…。まだチャンスはあるんだ)

美嘉(アタシは諦めたりもしないし、迷ったりもしない)

美嘉(…アイドルだって、あの人の隣にだって)

美嘉「絶対にナンバーワンになるのはアタシだからねっ!★」

199:2013/07/16(火) 20:59:38.43 ID:
P「お疲れ様でーす」ガチャ

美優「あ…お疲れ様です…プロデューサーさん…」

P「あぁ、美優さん。お疲れ様です…なんか暗いですね…?どうかしたんですか?」

美優「…」

P「美優さん?」

美優「結婚…」

P「えっ?」

美優「結婚…するんですよね…プロデューサーさん」

P「……えっと、誰から聞きました?」

美優「ちひろさんから聞きました…」

P「そうですか…やー、まいったな…もうしばらく経ってから話そうと思ってたんだけど…」

-------------------------------

☆ドッキリ大作戦~Pが結婚!?~☆

ちひろ「どうも。こちら放送席です。このドッキリはPさんに好意を持っている(Pは気づいていない)アイドルを

対象に行っております。ちなみにアシスタントはこの方」

杏「どーもー。なんか知らないうちに連れてこられた杏ですー」ダラッ

ちひろ「むっ。やる気が全く感じられませんね。どうしてそんなに無気力なんですか?」

杏「いや当たり前でしょ…これが杏だししかもなんでドッキリとはいえこんなもの見なきゃいけないのさ」

杏(よりにもよってプロデューサーだし。その上ドッキリじゃなくなる可能性が高い企画を選ぶなんて拷問じゃん)

ちひろ「無気力なアシスタントは置いといて、とりあえず現場を見てみましょうか」LIVEエイゾウデス

200:2013/07/16(火) 21:01:47.02 ID:
-------------------------------

美優「お相手は…どなたなんですか?」

ちひろ(ちょうどいい場面ですね…ファイトですPさん!)

P「残念だけどそれは言っちゃいけないって相手方のご両親との約束なんだ…」

美優「そうなんですか…じゃあせめて職業とかは…?」

P「あー…メディア関係というかなんというか…」ポリポリ

美優「もしかして…アイドル…とか…」

P「…っ!」

ちひろ(おぉぉぉ!いい表情ですよPさん!!最高です!!!)

杏(うるさいよちひろさん…ここ狭いんだからもう少し静かにしてよ…)

美優「…っ。そう…なんですね…?」

P「…はい、そうです…ここで名前を言っちゃうとみんながその人と仕事しづらくなってしまいますから…」

美優「そうですか…あははっ…」

P「美優さん…?」

美優(Pさんの好きな人はアイドル…どうして私じゃないんだろう…)

美優(ここに来てからできるだけ頑張った…私を変えてくれたのはPさんだったから…)

美優(Pさんが私のことを真剣に考えてくれているのがわかったから…どんなことでも出来た…)

美優(Pさんは私に笑顔を教えてくれた…輝かせてくれた…暖かくしてくれた…それでいつしかPさんのことを…)

美優「好きに…なっちゃってたんです…」ボソッ

P「えっ?何か言いました?」

ちひろ(鬼畜!鬼畜ですよPさん!!今のは口の動きでも何を言ってるかわかっちゃいますよ!!!)

杏(確かに今のはないわ)

ちひろ(杏ちゃん何だかんだで見てるじゃないですか)

杏(だってプロデューサーがとってきた仕事だし)

美優(選ばれはしなかったけど…辛いけど…祝福しなきゃ…幸せになって欲しいから…)

美優「いえ…何でも…とにかくおめでとうございます…」ニコッ

P「あ…ありがとうございます。美優さんに祝福してもらえるなんてホント嬉しいですよ!」ニコッ

ちひろ(外道ォォォォォ!しかもここでダメ押しの笑顔!!気づけバカ!!!)バンバン

杏(うわぁ…)ドンビキ

美優「いえ…どうぞお幸せに…っ…!」ホロッ

201:2013/07/16(火) 21:03:06.91 ID:
P「えっ…美優さん…?涙が…」

美優「えっ…あれ?なんで…?」ツー

ちひろ(やばっそろそろネタばらしの準備だ!)

杏(看板はここにあるから後は行くだけだねー)

P「大丈夫ですか!?どこか悪くなったりとか…」

美優「いえ…!ほんと、なんでも…」ポロポロ

美優(止まらない…どうして…痛い…祝福したいのに…心が痛い…)ポロポロ

美優「わたし…あれ…ごめんなさ…」ポロポロ

P「あ…えっと…」

P(うそだろこの状況考えてなかったマジどうしようチッヒ早くスタドリいっぱい買うからハリーハリー!!!)

ガチャ

ちひろ「ドッキリ大ッ成功ー!!!!!!」てってれー!

美優「…ぇ?」ポカン

P「ど、どっきりでしたー!!けっこんあいてはいません!!!!」ドキドキ

杏「ま、そういうわけなんだよ。美優さん、とりあえず涙ふいて」ハンカチスッ

美優「あ…あり、がとう?」フキフキ

ちひろ「い、いやー!!この番組入って以来のはまり役でしたねプロデューサーさん!!!」

P「そ、そうですねー!!ここまでひっかかるとはー!!!」バクバク

杏「はぁ…もう疲れた…」

美優「あの…Pさ」「はいホントすんませんでした許してください何でもしますから!」

美優「ほんと…ですか…?」

P「はっはい!何でも!」

美優「ふふっ…じゃあ…」

--------------------------

「では誓いのキスを…」

P「美優さん…」

美優「Pさん…ほんとによかったんですか…あんな約束守るなんて…」

P「…」

美優「Pさん…?」

P「実はあの時婚約指輪を用意していたっていうのは信じてもらえます?」

美優「えっ…?」

P「一目惚れだったんですよ…あの時の約束、否定的なことじゃなかったらそのまま告白するつもりでした」

美優「うそ…本当に…?」

P「これが俺が仕掛けた一番のドッキリですよ」ニコッ

二人は幸せなキスをして終了

208:2013/07/18(木) 21:53:08.99 ID:
P「もー。なんでちひろさんは耳だけ早いんですか…」ハァ

ちひろ「いえいえ。それほどでもありませんよ♪」ニコニコ

P「褒めてないですy」「見つけた」ぎゅっ「ぉ?」

輝子「親友…捕まえた…フヒヒ♪」スリスリ

P チラッ(First comes rock)

ちひろ コクッ(This way!)

P「なんだ輝子か。お疲れ様」ナデナデ

ちひろ「お疲れ様です輝子ちゃん。お茶でも飲みますか?」

輝子「フヒ…あ、ありがと…」ニヘ

ちひろ「あ、そういえば二人ともおめでとうございます」

P「どうもありがとうございます。ほら輝子も」ナデナデ

輝子「フヒッ!?な、なんのこと!?」ビクッ

ちひろ「あれ?まだ言ってなかったんですか?」

P「あ。やっべ忘れてた」

輝子「だからなんのこと…?新SR人気なかった…とか…フヒ…」ショボン

ちひろ「えぇ、実はですね」「待ってくださいちひろさん」

P「俺から言います。…実はな、休暇の間に結婚相手の実家に挨拶に行ってたんだ」

209:2013/07/18(木) 21:54:00.79 ID:
輝子「ぁ…お、おめで」「輝子ん家」「…フヒ?」

P「だから輝子ん家」

輝子「………………………フヒィッ!?」ビビクーン!

P「うぉ、オーバーリアクション」「そ!う、じゃなくて!」

輝子「ど!どういうこと!よくわからなゲホッゲホッ!」

ちひろ「ああ…大声出しなれてないから…」

P「おちつけーおちつけー」ナデナデ

輝子「…ケホッ。あ…ありがと…それで、どういう、こと?」

P「あーそれはな」「3行でお願いしますPさん」「おk把握」

P「輝子親友とずっといたいて言った
  結婚が手っ取り早いと思った
  説得が意外にあっさりと成功した」

輝子「ほ…ほんとに…?」

P「ロンオブモチ!」グッ

ちひろ「他スレのネタはやばいですって」

輝子「そ、そんないきなり…で…でも…嬉しい…フヒ♪」ニコ

P(かわいい)

ちひろ(かわいい)

210:2013/07/18(木) 21:55:07.52 ID:
P「ありがとな。正直勘違いしてるかもって思ってたからさ」ナデナデ

ちひろ「本当におめでとうございます二人とも」

輝子「あ…ありがと…」ギュー ←Pの腰あたり

ちひろ「…ねぇPさん、ネタばらしはいつ?」ボソボソ

P「正直このままでもいい気がしますけど今やりましょうか」ヒソヒソ

ちひろ「了解です!ちひろ、いっきまーす!」ヒッソー!

ちひろ「さて輝子ちゃん。これをどうぞ」すっ

輝子「フヒ?」ペラッ<ドッキリ大成功!>           <てってれ~!

ちひろ「大成功でーす!」

P「いやー引っかかってくれてよかったです。今回は結構楽しかったっすわ」フゥ























P「な、輝子」輝子「う、うん…大成功…」

211:2013/07/18(木) 21:55:55.68 ID:
ちひろ「……へ?」ポカーン

ちひろ「ど、どういうことですかPさん!?」

P「どういうことも何も今回の企画自体がドッキリ、俺たちは本当に婚約者。OK?」

輝子「そ、そういうこと…です…フヒヒ」カァ

P「可愛いなぁ輝子は」ナデナデギュー

ちひろ「(゚д゚ )」

ちひろ「( ゚д゚ )」



220:2013/07/19(金) 00:27:56.56 ID:
ちひろ「さぁ次ですよ次!」

P「まだやる気なんですか・・・」

ちひろ「そりゃあもちろん!・・・あ、来ましたね。では私は隣でスタンバってますので」

P「はいはい、了解です・・・次は誰なのやら」


ガチャ

卯月「おはようございまーす」

P「おぉ、卯月。おはよう」

ちひろ(・・・さて、正直卯月ちゃんに関しては読めないんですよねー。どんな反応をしてくれるのか・・・)

卯月「あ、そうだプロデューサーさん」

ちひろ(来たっ!)

222:2013/07/19(金) 00:28:50.49 ID:
卯月「洗濯用の洗剤、そろそろなくなりそうでしたよ」

P「あれ、そうだっけ?帰りに買っとかないとな」


ちひろ(・・・あ、あれ?)


P「っと、忘れてた。今度の金曜日なんだが、帰り夜中になりそうなんだ」

卯月「そうなんですか?あんまり無理しないで下さいよ?」

P「わかってるって。先に寝ててくれていいから」

卯月「はーい」


ちひろ(・・・いやいやいや、ちょっと待って。違う、これもうプロデューサーさんの結婚について切り出さないとかそういう話じゃない)

223:2013/07/19(金) 00:29:24.66 ID:
ガチャ

ちひろ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん?コレどういうことですか?」

卯月「あ、おはようございます、ちひろさん」

ちひろ「え、あぁ、おはよう卯月ちゃん・・・じゃなくって!」

「「??」」

ちひろ「二人そろって『何を言ってるんだこの人は?』って顔しないで下さいよ!どういうことですか!」

P「いや、どうと言われても・・・」

卯月「なんに対しての『どう』なのかがわからないというか・・・」

ちひろ「卯月ちゃんがプロデューサーさんの家の洗剤が無いことを知ってたりとか、帰りが遅いから先に寝ててくれとかですよ!」

P「・・・ん?」

ちひろ「何ですか、どういうことですか!これじゃまるで二人が・・・」

224:2013/07/19(金) 00:29:59.44 ID:
卯月「・・・プロデューサーさん、もしかして」

P「んー、そういえば言いそびれてた気もするな・・・」

ちひろ「・・・何をですか?」

P「いやね?


  俺と卯月、もうとっくに結婚してるんですよ。


  そういえば社長以外に言ってなかったかなー、と今思い出しまして」

ちひろ「・・・・・・はい?」

P「と言うか、実はちひろさんのドッキリネタ、あながち外れてもいないんですよね」

卯月「実際は、私がプロデューサーさんの実家に挨拶に行ってたんですけどね」

P「というか、卯月も聞いてたのか」

卯月「今朝ちひろさんからメールが来て、何かおかしいなーとは思ってたんですけど・・・帰ってから聞けば良いかなぁ、と」


ちひろ「・・・・・・え?」

225:2013/07/19(金) 00:30:34.51 ID:
ある意味禁じ手だけど思いついたんだからしょうがないじゃない

229:2013/07/19(金) 00:58:03.11 ID:
『――ということで、プロデューサーさんが休暇を取ってる間に、
 とあるアイドルにドッキリを仕掛けておきましたよっ』

 受話器越しに、ちひろさんの心から楽しそうな声が聞こえてくる。
 そんなちひろさんに溜息を吐きたい気持ちを抑えて、真っ先に気になったことを訊く。

「……それで、誰に仕掛けたんです?」
『とりあえず、“さ”で始まり“ゆ”で終わる名前のアイドルではないということだけ』

「まあ、それさえ分かれば大丈夫です」
『あれ? 誰に仕掛けたのか聞きたくないんですか?』

「聞きたいと言ったら、教えてくれますか」
『もちろんです! ただし条件がありまして、まずはスタドリ10ダースとエナドリ――』

 ――ガチャッ。
 そんなやりとりを電話でしたのが早朝のこと。
 思わず反射的に電話を切ってしまった以上、そのアイドルのことは自分で探さなければならない。
 かと言って、そうそう簡単に見付かる訳が……。
 そんなことを思いながら、事務所に着いて最初に会ったアイドルに挨拶をする。

230:2013/07/19(金) 00:59:14.73 ID:
「おはよう、ありす」
「……名前で呼ばないでください、“プロデューサー”」

 ――見付かった。こんなにあっさり。
 ありすは全身から“私、不機嫌です”といったオーラを放出していた。

「はは、それ言われるの久しぶりだ。あとプロデューサーって呼び方も。
 なんか、会ったばかりの頃を思い出すよ」

「……そうですか」

「でも残念だな。“Pさん”に名前呼ばれるのは嫌じゃないって言ってくれて、嬉しかったのに」

「……あれは一時の気の迷いです。忘れてください」

 取り付く島もないとは、まさにこのことだろうか。
 最近はすっかり自分に懐いてくれていたから、この態度は懐かしくもある。
 それが少し楽しくて、本来ならすぐ誤解を解くべきなのに、ついつい意地悪をしてみたくなってしまう。

231:2013/07/19(金) 01:00:12.39 ID:
「それにしても、今日は不機嫌だね。何かあったの?」

「……分かっててそんな風に訊くなんて。
 プロデューサーは嘘付きなだけじゃなくて、意地悪だったんですね」

「嘘付き? 意地悪はともかく、嘘付きって――」

「嘘付きじゃないですかっ!
 イチゴ摘みに行った時、ずっと一緒に居てくれるって……。
 甘えさせてくれるって、そう言ったのに……。
 結婚しちゃったら、そんなの……全部、全部出来なくなっちゃうのに!!」

 堰を切ったように、言葉を溢れさせるありす。
 普段からは想像も出来ない様子に、思わず呆然としてしまう。

「それに、ジューンブライドのお仕事をした時もっ!
 私が待てますかって訊いたら、待っててくれるって!!」

232:2013/07/19(金) 01:02:04.91 ID:
「なんで、なんで、私じゃないんですか?
 やっぱり、妻の名前がありすなんて嫌だったんですか?
 でも、自分じゃ変えられないもん!!」

 ついには年齢不相応な大人びた口調を崩してしまう。
 そんなありすの態度は新鮮だったが、流石にこれはまずいと慌てて制止する。

「ありす、実はだな――」
「聞きたくないもん! プロデューサーの言うことなんかっ!」

 それは癇癪を起こした子供そのもの。
 そんなありすを刺激しないように、ゆっくりと近付く。
 可能な限り真剣な表情を作って、なるべく優しく聞こえるように口を開いた。

「お願いだから、聞いて欲しい」
「……ぐすっ」

 ややあってから、ありすが小さく頷いたのを見て、ちひろさんのドッキリのことを説明する。

233:2013/07/19(金) 01:03:16.39 ID:
「――ということだったんだ、本当にごめん」

 事の発端はちひろさんだが、変な意地悪をせずに素直に最初から誤解を解いておけば、
 少なくともここまでの事態にはならなかったはずで。
 そういう意味も込めて、ありすへと謝罪をする。

「…………」

 事務所に訪れる静寂。
 一秒、十秒、一分……。それから。

「……じゃ、じゃあ、プロ――Pさんは結婚しないんですね?」

 期待と不安が半分ずつ込められた瞳で、おずおずと訊ねてくるありす。
 そんなありすに対して強く頷く。

「……そうですか」
「うん」
「…………そうなんだ、えへへ」

 すっかり機嫌を取り戻した様子のありす。
 本来ならば一件落着と言ってもいいのだろうが、どうしても言っておきたいことがあった。

234:2013/07/19(金) 01:05:03.45 ID:
「あのさ、さっきありすが言ったことだけど」
「わ、忘れてくださいっ! 少し冷静さを失っていたので!」

 先程までの自分を思い出したことによる恥ずかしさからか、ありすは顔を真っ赤にする。

「いや、どうしてもこれだけは言っておきたい」
「……わかりました」

「何度も言ってきたけど、俺はありすの名前がおかしいなんて全く思ってないよ。
 取り敢えず、言いたいことはそれだけ」
「…………はい」

「でも、流石に今回は反省したよ。
 次からはこんな風に意地悪したりしないから」

「別に、意地悪されてもいいです」
「え?」

 返って来たのは余りに意外な言葉で、思わず呆気にとられる。
 それを知ってか知らずか、ありすは満面の笑みを浮かべて。

「そのかわり――ちゃんと待っててくださいね、Pさんっ」


 おしまい

238:2013/07/20(土) 01:51:35.81 ID:
ちひろ(アイドルにはもうそんな感じに報告しちゃいました!え?いつ止めてくれるかって?)

(Pさんが1000本買ってくれたらですかね?1日に)

みく「Pチャン、聞いたよ。結婚するんだって?おめでとう」

P「あ、ああ…」

みく「どうしたの?ポカーンとしちゃって」

P「あ、いや。何でも…みく、だよな?」

みく「何言ってるのPチャン。みくはみくだよ。」クスクス

P「だ、だよな…あははは」

P「しかし今日のみくはなんか大人っぽいな…みくは自分を曲げないんじゃなかったのか?」ニヤニヤ

みく「くす…たまには自分を曲げちゃうのもいいでしょ?女の子なんだから」

P(ドキッ)「あ、ああまあそうだな、うん」ドギマギ

P「し、しかしなんだなー。大人なみくもたまにはいいな。その方向で売るのもありかなーなんちゃって」ハハハ

「いやだよ」「え?」

239:2013/07/20(土) 01:55:39.31 ID:
みく「この”大人な私”を見せるのはPチャン一人だけ。それだけはどんな”私”であろうとも曲げない」スタスタ

みく「みんなの前では無邪気な”Pチャンのことが好きな私”」スタスタ

みく「でもこの”Pチャンを愛している私”はPチャンの前でしか見せたくない」スタスタ

みく「でも”私”を見せるのは今日でおしまい」クルリ

みく「だから今言っちゃうね?私はPチャン…プロデューサーさんのことが大好きです。愛しています」

みく「まあ結婚するから受け入れられないのはわかってるしそれがなくとも受け入れてくれないと思う。」

みく「だから私はただ言いたかった。ただ告げたかった。関係が壊れるとしても」

みく「…それじゃ言いたいことも言えたし、帰るね?じゃあまたあし「待ってくれ」」

P「すまん!結婚の話は嘘だ…ちひろさんの仕組んだドッキリだ!」

みく「…」

P「だから…それに俺はみくのことがす「ぷっ」」

みく「ぷくく…」プルプル

P「…ん?」

みく「にゃーっはっはっはっは!ひっかかったにゃー!」ゲラゲラ

P「…んん?」

みく「最初っからドッキリて知ってたにゃー!全部演技っだったんだにゃ!引っ掛かった引っ掛かっ

たー!」バンバン

P「えぇ!?まじかよ!?」

みく「ふふーん!みくの演技力を褒めるにゃ!崇めるにゃ!奉るにゃ!」ドドドヤァ

P「っこっの…!幸子よりいらつくんだこのやろー!!」グリグリ

みく「痛いにゃ!?何するんだにゃー!」



ちひろ(誰にもネタばらしした覚えないはずなんですけど…)

終わり






みく「…大人な私は本当に存在しているかもよ?Pさん…」ボソッ ギュッ

P「なっ!?」ドキン

みく「くすくす…」スリスリ

本当に終わり

251:2013/08/05(月) 22:02:32.24 ID:
ちひろ「この悲劇はPさんがスタエナ買ってくれないから起きたんです」

P「いいえちひろさんの悪意が原因です。って言うか次は誰ですか」

ちひろ「言う訳無いじゃないですか、焦って右往左往するPさんを見るのも目的ですよ」

P「xxxxxxxチッヒ」

比奈「本当に最低の屑ッスね」

P「取り敢えず比奈ではない、と」

252:2013/08/05(月) 22:17:01.40 ID:
ちひろ「…荒木さんは何故ここに?」

比奈「春菜ちゃんに買い物に付き合って欲しいって頼まれたッス」

P「いつから事務所は待ち合わせスポットになったんだ…」

ちひろ「荒木さん、コピー用紙が無いのでちょっと買って来てください」ニコ

比奈「? 昨日ちひろさんが」
ちひろ「無いので買って来てください」ニコォ…
比奈「…わかったッス」


P「春菜ですか」

ちひろ「以外な伏兵でしょう?」

春菜「こんにちはー」

ちひろ(来ましたね)

P(来ちゃったかー)

253:2013/08/05(月) 22:47:02.61 ID:
春菜「あ、Pさん、ご結婚おめでとうございます」

P「ありがとう春菜、でもなんで知ってるんだ?」

春菜「ちひろさんに教えてもらいました」

P「そっか…ちひろさん、後でお話が」

ちひろ(なんだかんだ言ってもPさんノリ良いなぁ)ニコニコ

春菜「結婚式には呼んで下さいね!比奈ちゃんや晶葉ちゃん達も集めてメガネーズ全員で特別ライブもプレゼントしちゃいますから!」

P「全員って何人になるんだよ、メガネーズは企画すらしてないだろ」

ちひろ(明るく振る舞ってるみたいですけど、すでにボロが)ニコニコ

春菜「CGプロのメガネアイドル全員ですよ?企画書なら何回も出したはずなのに…なんで進めてくれないんですか」

P「理由なら説明しただろ、アイドル全員にスポットライトが当る様にするにはそれじゃ多いんだって」

ちひろ(ボロが…)

254:2013/08/05(月) 23:11:53.75 ID:
春菜「そこを何とかするのがプロデューサーじゃないですか」

P「俺にも無理な事はあるんだよ」

ちひろ(…)

春菜「…兎に角、私は諦めませんからね!」

ちひろ(『諦めません』キター!)(゚∀゚)

春菜「Pさんの結婚式でメガネーズの力を見せてあげます」

ちひろ(あるぇー?)(・з・)

ガチャ
比奈「ちひろさん、買って来たッスよー」

P「お帰りー、じゃぁ俺は仕事戻るぞ」

春菜「私も比奈ちゃんが来たんで行きますね」

ちひろ(…)

P「お疲れー」


P「普通でしたね」

ちひろ「普通でしたね…」


ちひろ「あるぇー???」

255:2013/08/05(月) 23:26:05.15 ID:
P「どうするんですか?」

ちひろ「どうしましょう…」

P「あそこまで普通に祝福されるとかえって困りますね」

ちひろ「Pさんの親愛度が足りなかったんじゃないですか…?」

P「で、どうするんですか?」

ちひろ「つまr…しかたないので明日ネタばらししますよ…」

P「残念でしたね」


翌日

春菜「ドッキリ?」

ちひろ「はい、Pさんには結婚相手どころか恋人もいません」

春菜「そうなんですか?」

P「恋人はちひろさんだろ」

ちひろ「?!」

P「嘘ですよ」

256:2013/08/05(月) 23:45:19.18 ID:
春菜「えーっと…じゃあ昨日買った眼鏡は」

P「ちひろさんが責任を持って使うそうだ」

ちひろ「ぇ」

春菜「…お揃いのペア眼鏡なんですけど」

P「ちひろさんが責任を持って使うさ」

ちひろ「ちょっ」
P「相手ならいますよね」

春菜「……わかりました、じゃああの眼鏡はちひろさんに譲ります」

P(ちひろさんには悪いけど、俺が生き残る為の生け贄になってもらう…ちひろを犠牲に俺は)

春菜「で、Pさんは何をしてくれるんですか?」

P(…ジーザス)

春菜「……メガネーズ、ちゃんと企画して下さいね♪」

P「はい…」orz

257:2013/08/05(月) 23:53:06.93 ID:
以上です

ちゃんと騙されたのにドッキリ失敗って無かったのでやってみました。

はるにゃんは『眼鏡よりPさんの方が…』なんて言う程親愛度が上がってなかったって事で




比奈をモブで出したのははる×ひなが公式だからだよ?

260:2013/08/07(水) 06:25:43.57 ID:
ガチャ

藍子「おはようございまーす。あっ、Pさんお帰りなさい」

モバP(以後P)「おう、おはよう。ただいま」

P(来たのは藍子か……。見た限りではいつもと変わらないな)

藍子「今日、レッスンだけですよね?」

P「あ? あぁ。あと、明日の件で軽くミーティングだけいいか?」

藍子「雑誌の取材ですっけ。分かりました、今ですか?」

P「いや、あと30分もしたらレッスンだろ? その後でいいよ」

藍子「はい。…じゃあ、時間までお茶してますね。Pさんもご一緒しませんか?」

P「ああ、悪いな。頂くよ」

藍子「ふふ、はーい」

――
――――


261:2013/08/07(水) 06:27:03.84 ID:
藍子「お待たせしましたっ」

P「いつもすまないねぇ」

藍子「それは言わない約束ですよっ。ふふ♪」 ポスン

ズズ

ズズズ

藍子「……」

P「……」


藍子「そうだ。Pさん、ご結婚おめでとうございます」

P「ああ、ありがとう。…なんか、ごめんな」

藍子「? なんで謝るんですか?」

P「いや、色々と」

P(全部ドッキリとか、そういう意味で)

藍子「ふふ、変なPさん。そうだ、聞いてもいいですか?」

P(来たか)


262:2013/08/07(水) 06:28:43.07 ID:
P「ああ、なんだ?」

藍子「結婚する女性って、どんな方ですか?」

P「えっ」

藍子「えっ、変な事聞いちゃいました?」

P「あ、あぁ、いや。別に。そうだな……」

P(言える訳がない! しもしない結婚相手の事なんか分かるか!)

藍子「?」

P「そ、そうだなぁ。ま、まぁ、美人だよ」

藍子「へ、へぇー。スタイルが良いとか?」

P(そんなの知るかよ……思いつきで言っちまえ! えーっと…)

P「あ、あー。本人は寸胴体型とか言ってるけど、そんな事ないと思う。俺は嫌いじゃないよ」

藍子「ダメですよ、そんな言い方しちゃ。大好きだ!くらい、言ってあげなきゃ」

P「す、すまん。あとそうだなぁ、身長もすごく小さいってわけじゃないんだが、印象としてなんとなくちっちゃくて」

263:2013/08/07(水) 06:30:41.42 ID:
P「髪は細いんだけど、量が多くて少しくせっ毛でさ。ふわっとしてるんだ。ゆるふわ、って感じだな」

藍子「……」

P「藍子?」

藍子「あ、はい。聞いてます。それで?」

P「それでだなぁ……美人と言っても、あんまりキリッとした感じじゃなくて」

藍子「ふんふん?」

P「優しい感じだな、ゆるふわ?て言うのか、一緒にいて落ち着くんだ。何もしてなくても、ただ近所を散歩したりするだけでも楽しくてさ」

P「ああ、この人とだったら、一生連れ添っていたいな、って心から思えたんだよね」

藍子「それって……」

P「ん?」

藍子「い、いえ! そっか、Pさん、結婚しちゃうんですねー」ツー

P「お、おい? 藍子、お前泣いて……」

藍子「あ、あれー? おかしいな、えへへ、きっと、聞いてる内に実感が湧いて来て、びっくりしちゃったんです」ポロポロ

P「それにしたって……」

264:2013/08/07(水) 06:32:15.51 ID:
P(藍子の泣き顔なんて耐えられない! ちひろさんはやくきてー!)

藍子「私、Pさんとずっと一緒にお仕事して、たまにこうしてお茶したり、散歩したりして、そんな風にずーっと暮らしていくんだって」 ポロポロ

藍子「そうしていけるんだって思ってたみたいです。そんなはずないのにね、えへへ」 コツン

P「藍子……」

藍子「で、でも、最後に、Pさんの結婚相手の事聞けて良かったですっ。Pさんの、好みの、…イプ……けて…」 グスッ

藍子「わ、私それだけで満足ですっ。レッスン行ってきますね! どうかお幸せにっ」 ガタッ

P「ま、待ってくれ!」

 ソソクサ

P「ええい! ど、ドッキリ大成功っ!」



藍子「……えっ?」

――
――――


265:2013/08/07(水) 06:33:50.91 ID:
P「いやー、藍子が泣き出した時は心臓が止まるかと思ったよ」

ちひろ「ごめんね、藍子ちゃん。ちょうど電話が入っていて…」

藍子「……そう見えないかもしれませんけど、私、結構怒ってますからね?」

P&ちひろ「すいませんでした!」ドゲザー

藍子「いいですよ、もう……。ところで、その、結婚相手の話、なんですけど」

P「ああ、全くのでっちあげだから、調べても無駄だぞ」

藍子「そんなことしませんっ。でも、いやに具体的でしたけど、も、モデルとかいるんですか?」

P「そうだったか? 特にはいないかなぁ。急に聞かれて焦ったからさ、咄嗟に『自分が結婚するなら~』って考えて、思いつくままに喋った」

P「だからもう一度言ってくれって頼んでも無理だぞ」

藍子「ふーん」

P「うっ、ごめんってば。もう二度とこんないたずらしないよ」

藍子「ふふっ、いいです。許してあげます」

P「ありがとー藍子ー!」

266:2013/08/07(水) 06:34:50.65 ID:
藍子「いえいえ♪ それに、一ついい事もあったし」

P「ん?」

藍子「あ、そろそろ時間」

P「あ、ああ。いい事ってなんだ?」

藍子「分かりませんか?」

P「いえ全く」

藍子「意地悪なPさんには教えてあげませーん。レッスン行って来ますね」

P「藍子ぉー」ダバー


藍子「気づいてなかったんですか? Pさんの結婚相手の話、Pさんの高森藍子評と全く一緒」

P「えっまじ?」

藍子「まじです。それじゃ、行ってきます♪」 パタン



P「……」

267:2013/08/07(水) 06:38:47.08 ID:
ちひろ「へー、ほー、ふーん」

P「ちひろさん?」


ちひろ「Pさんの理想の結婚相手って、藍子ちゃんだったんですねー」

P「ちょ、ちひろさんっっ!?」


ちひろ「今度はそっちの噂流しちゃおっかなー」

P「ま、まじ勘弁して下さい! なんですか、スタエナですか、ガチャですか! いくらでも買いますから!」



ちひろ「まず成人組からかしらー♪」

P「鬼、悪魔、ちひろー!」

268:2013/08/07(水) 06:40:23.12 ID:
以上です。

一番泣かせたくないキャラだったのになんでこんなものを……
駄文失礼しました、次の方お願いします。

271:2013/08/16(金) 06:11:33.64 ID:
続けてちゃんみお行きます。

コレジャナイと思ったらIDであぼんして頂ければ幸いです。

272:2013/08/16(金) 06:12:16.12 ID:
バーン!

未央「お疲れ様でーっす!」

モバP(以後P)「おつかれ。ドアは静かに開け閉めしようなー」

未央「おおっと怒られちまったぜぃ! すいませーん!」

P「いや、いいんだけどさ。はぁ……」

未央「おっ、プロデューサー元気がないね? 悩みがあるなら相談にのるよー?」

P(いつも以上に騒がしいと思ったら、そういう事か。やっぱ気になるのかなぁ)


P「相談して欲しいんじゃなくて、お前が聞きたい事があるだけだろ?」

未央「えへへっ♪ ばれた? てへ☆」

未央「さぁー、キリキリ吐けー」

273:2013/08/16(金) 06:13:08.63 ID:
P「取り調べかよ。別に悪い事はして……ないぞ?」

未央「えっ、今の間は何? あやしー!」

P(悪い事はしてないよな、ドッキリ以外は)

P「はいはい、ここじゃ迷惑だから、よそで話そうな。ちひろさん、ちょっと応接室借ります」

ちひろ「あら、ここで話してくれてもいいんですよ」

P「はははご冗談を」

ちひろ(ちっ)

未央「プロデューサー、早くー♪」

――
――――

274:2013/08/16(金) 06:13:44.32 ID:
P「で。何について話せばいいんですかね」

未央「えーっとですね、ごほん!」

未央「ニュージェネの本田です。この度プロデューサーさんご結婚の噂が流れておりますがー、それについて一言コメント頂けますでしょうかー?」

P「取り調べじゃなかったのかよ!?」

未央「えへへっ♪恥ずかしくなっちゃって☆」


P「レポーター風は恥ずかしくないのか……ええと、コメントと申しましてもですね」

未央「ご結婚なさるのは本当なんでしょうかー?」

P「あれはちひろさんの」

ガチャ!

ちひろ「失礼します。お茶をお持ちしましたー♪」

275:2013/08/16(金) 06:14:18.15 ID:
ちひろ(いきなりネタばらしなんてしたら、どうなるか分かってますよね?)ギラリ

P(ひっ!?)

未央「?」


ちひろ「書類仕事はこちらで片付けますけど、ほどほどでPさんを解放してあげてね?」ニッコリ

未央「あ、はーい☆」


バタン


P「」

未央「で、ちひろさんのー?」

P「あ、ああ、いや、ちひろさんの紹介で知り合った人でさ、その人と結婚するんだよ。うん」

未央「……」

P「未央?」

276:2013/08/16(金) 06:15:55.82 ID:
未央「あっ、ええと、ありがとうございます! よろしかったら馴れ初めなどお聞かせ願えますかー☆」

P「それまだ続けるのかよ……」


P「えーっと、大人組のアイドル達と飲みに行く事あるの知ってるだろ? あんなノリで、ちひろさんとも飲む事があるんだけどさ」

未央「大人はずるいなー、私も早く大人になって、プロデューサーの赤裸々な曝露話聞きたーい」

P「動機が不純すぎる!? で、まぁ、もう何人か欲しいですねって感じで、お互いの友人呼んだりしてさ、それで知り合ったんだよ」

未央「そっかー。でも、大人組の人達もすごいきれいなのに、一緒に飲みに行くぐらい仲良いのに、別の人を選ぶんだねー」

P「だってアイドルだぞ? 手出したらファンに殺されちゃうよ」


未央「そっか……。なんか、遠慮して損しちゃった。始めから、勝負にならなかったんだね…」グスッ

P「お、おい。未央?」

277:2013/08/16(金) 06:16:54.02 ID:
P(遠慮……?)


未央「あー、残念! プロデューサーがしぶりんかしまむーと結婚したら、友人代表でスピーチするのが私の夢だったのになー☆」

P「そんな事したら、ファンどころか、ロリコンのレッテル張られて社会から抹殺だなー」

未央「えーっ! でも、愛があれば関係なくない?」

P「関係あるだろ……。ていうか、未央は結婚してくれないのかー、寂しいなー」

未央「…………」


P(あっ、やべ、ヒいてる? 調子にのりすぎたか)

P「すまん、冗談だから…。未央…?」

未央「──私はっっ!!」ズイッ

P「うおっ」

未央「私は、いいの。諦めてるから」

278:2013/08/16(金) 06:18:07.82 ID:
P「諦めてるって……」

未央「そのままの意味。私なんか、振り向いて貰えないから、だから」

未央「せめて、しぶりんかしまむーと付き合って貰って、その友達、ってカンジで、それで、近くにいられたらって……」

P「未央……」

未央「ズルいよね、でも、私ね、クラスの男子が言ってるの聞いちゃったんだ」


未央「本田は友達にはいいけど彼女にはしたくないとか、見た目はいいけどがさつだから女として見れないとか」

未央「プロデューサーもそう思うでしょ? だからいいの、好きだけど、諦める」

P(すごい事を言われてるけど、これはまずい!)

ギュッ

未央「──あ…っ」

P「未央、お前はすごく魅力的な女の子だよ。男を代表して言わせてもらうけど……ごめんな。男ってバカだから、気持ちを素直に言えないんだよ」

279:2013/08/16(金) 06:19:11.41 ID:
P「お前のクラスの奴らもさ、きっとお前のファンなんだよ。ただ、アイドルのお前に気後れして、つい見栄張ってそんな事言っちゃうんだ」

未央「プロデュ…サー……?」

P「未央に言っておかないといけない事が二つあるんだ」


P「一つはさ、繰り返しになるけど。自信持て、お前は可愛いよ。うちの看板の一つ、ニュージェネの一員なんだ、可愛くないはずがない。俺が保証する」

未央「プロデューサぁぁぁ」ポロポロ

ギュウゥ

P「で、もう一つなんだが……その、未央。落ち着いて聞いてくれな?」

未央(ドキッ)

未央「う、うん……」

P「結婚の事なんだが……ゆっくり振り返って、あれを読んでくれ」

未央「あれ……?」



「ドッキリ大成功☆」

280:2013/08/16(金) 06:22:15.40 ID:
未央「」

未央「」

未央「な…な……」

P「結婚するとかいうの、全部ウソ。ちひろさんの仕掛けたドッキリだから」

未央「なぁぁああぁぁぁ!!??」

ちひろ「いつまで抱き合ってるんですかー。仕事して下さいよぉ」ニヤニヤ

P(こいつ…!)

未央「あっ」

パッ

ちひろ「私も保証しますよー。こんな可愛い未央ちゃんが、女の子らしくないはずがない!」キリッ

未央「わ、た……えぇー!?」カァァ

P「ゴメンな」

未央「ぷ、ぷ、プロデューサーのばか! ○○○!」バチーン

P「へぶっ」

281:2013/08/16(金) 06:23:41.00 ID:
未央「ぜ、全部ウソ!演技だからねっ! あはは、プロデューサーも甘いなぁー、しぶりんとしまむーがすごい落ち込んでるから、問い詰めにきたら、簡単にかまかけに引っ掛かっちゃってさっ♪」

P「うわー、おれだまされたー(棒」

ちひろ「みごとなえんぎだわー(棒」

未央「そ、そういう事だから! 全部ウソだからねっ! それじゃ、お疲れ様っ」

バタン!

P「……」

ちひろ「……」

P「あの、凜と卯月にもなんかフォローしといた方がいいんでしょうか」

ちひろ「むしろ未央ちゃんのフォローした方が良いと思いますけど……」

P「えっ、でも、ドッキリだってばらしたわけですし」

ちひろ「本気で言ってます?」

P「……すいません」

ちひろ(いつも明るい未央ちゃんだけど、そんな本音があったのねぇ)

ちひろ(看板ユニットとPを巡る四角関係! これはますますこじれてくれた方が楽しい職場になりそうね。事務員楽しい…ヤバイ…ウヘヘ…)ゲス顔

P(ダメだこいつ早くなんとかしないと)

282:2013/08/16(金) 06:25:30.88 ID:
以上でした。

ちゃんみお難しいなぁ。
喋りに特徴あるのに自分が書くと別の誰かと区別できなくなる。

あとCuPなのについパッションのキャラばっかり書いてしまう。
次はクールかな……

駄文失礼しました。読んで頂ければ嬉しいです。

285:2013/08/17(土) 05:51:33.90 ID:
──…緒。
 ──奈緒。

 誰かの声。
 あたしを呼んでる。優しい声。

──つらいのか?

 大丈夫、変な夢見ただけだから。
 酷い夢だった。あなたが、別の誰かと結婚して、あたし達から去っていく夢。

──腹減ってないか? 何か食べるか?

 あなたはちょっと慌てたような声で尋ねる。
 減ってるけど、そういうのはあたしの仕事だからさ。

──寝ぼけてるのか?

 キスしてくれたら起きるかも。

──ばか言ってないで起きなさい。

 んふふ、昔は散々からかわれたから、お返しだ。

──ったく……食欲あるか? じゃ、台所借りるからな?

 愛しい人が呆れて笑う。
 そんな幸せな気分で、あたしは目を覚ました。


286:2013/08/17(土) 05:53:30.39 ID:
////////////////////

あっと言い忘れてた。

R15表現(未成年の飲酒)が出てきます。
閲覧する方はご注意願います。

////////////////////

287:2013/08/17(土) 05:54:21.64 ID:
――
――――


奈緒(……あたしの部屋だ)

奈緒(変な夢だったなー)ズキッ

奈緒(痛つつ……。そう言えば昨日、お酒飲んだんだっけ)

奈緒(あの後どうなったんだろ、全然思い出せない)

キョロキョロ

奈緒(部屋は片付いてるけど、凜と加蓮がやってくれたのかな)


奈緒(初めて飲んだけど……全然おいしくない。なんで大人はあんなの飲むんだろ)

奈緒「あいつら、泣いてたな……」

奈緒「酒は憂いを払う玉箒なんて言うけど、絶対うそだよな。アニメの台詞なんてあてになんねーな」

奈緒(だって今、こんなに苦しい)


288:2013/08/17(土) 05:55:24.45 ID:
奈緒(今何時……うわ、着信すごいな)

奈緒「あー、もうこんな時間か。ミーティングさぼっちゃったな」

奈緒(その後レッスンだったっけ。起きないとこれもさぼっちゃうな)

奈緒「…………」

奈緒(行きたくないな……)

奈緒(はは、諦めろとか、もっといい男がいるとか言っといて、あたしも全然吹っ切れてないじゃん)

スン

奈緒(なんだろ、いい匂い)

奈緒(キッチンに気配があるな。加蓮……なわけないか)

奈緒「凜? あたしにも食わせてくれ…」

モバP(以後P)「起きたのか、奈緒?」


289:2013/08/17(土) 05:58:21.66 ID:
奈緒「な!? な、な、なんでPがここに居んだよっ!!」

P「なんでじゃないだろ。お前、未成年が飲酒とか、絶対ダメだからな」

奈緒「うっ……」

P「あんなにどうしたんだ。奈緒が買ったのか?」

奈緒「その……ある人から貰って……」

P「年長組か?」

奈緒「うん……い、いや、教えられねーな!」

P「そういうの語るに落ちるって言うんだよ……大体予想はつくけど、しょうがないな。こんな事があると女子寮での飲酒は全面禁止にするしかなくなるからな」

奈緒「ごめん、なさい……」

P「アイドルだからってのも勿論あるけど、子供があんな飲み方して体にいいわけないんだからな」

P「しかもそんなカッコで寝て…」

奈緒「あ゛……」

奈緒(う、上はTシャツ着てるけど、下は下着一枚じゃねーか!)///

P「今回は不問にするし、謝ったりもしなくて良いから、もっと結果を考えて行動しろ」


290:2013/08/17(土) 05:59:02.62 ID:
奈緒「(カチン)結果を考えて行動しろって、それはこっちの台詞だからな!」

奈緒「二人とも、泣いてたんだぞ! この世の終わりみたいな顔してさァ!」

奈緒「それでちょっとぐらい自棄になったって、Pに文句言う資格はねえよ!」

奈緒「なんで黙ってたんだよ。二人に……あたし達に何か言う事ねーのかよ!」

P「…………」

奈緒「あ……ごめ、あたし、そんなつもりじゃ…」

P「…そうだな、ごめんな」

P「……実はだな」

奈緒「ま、ま、待った! その前に、あたしの方から一つ、言わせろ」

P「…やめた方が良い。多分後悔するぞ」


291:2013/08/17(土) 06:00:22.27 ID:
奈緒「いいから黙って聞けよ!」

奈緒「あ、あたしさ、さっきまで、Pのお嫁さんになった夢…見てた」

奈緒「旦那様が先に起きてさ、腹減ってるか、何か食べるかーって優しく聞いてきて」

奈緒「あたしも、さ…すごい素直に甘えてさ」

奈緒「意識してなかったけど、凜や加蓮ほどじゃねーけど…あたしもそうだったんだな、って」

奈緒「あは、あはは。笑えるよな」

奈緒「さぁ、気は済んだから、Pの話聞かせろよ」

P「奈緒……」

P「二つ、言わなきゃいけない事がある」

奈緒「お、おう」ゴクッ


292:2013/08/17(土) 06:01:51.36 ID:
P「まず一つ。俺が結婚するとか言うのはちひろさんがいたずらで流したデマだ」

奈緒「へ?」


P「そしてもう一つ。お前が見たのは半分夢だと思うが、全部が夢じゃない」

奈緒「ファッ!?」

P「どうも様子がおかしかったから具合を見に来たんだが……」

P「そうか、いきなりキスしてくれたら起きるとか言うから何事かと思ったけど、寝ぼけてたのか」

奈緒「ま、ま、ま」カァァ

P「その……なんだ。元気出せ、人間、恥を掻いて大きくなるんだ。な?」

奈緒「まま待てっつってんだろ! いいい良い話風に纏めるんじゃねえ!」///

奈緒「わ、わ、忘れろ! いいな、絶対忘れろよ!」///


293:2013/08/17(土) 06:02:47.87 ID:
奈緒「そ、そうだ。それより時間! 夕方からレッスンだからそろそろ(ズキン)……っ痛つつ……」

P「もうオフにしてあるよ」


P「今日は休め、二日酔いだけじゃなくて、風邪も引いてるんだからな」

奈緒「け、けど……」

P「いいから横になってろよ」

P「あれの内どれだけ奈緒が飲んだのか知らないけど、結構な分量の空き缶が転がってたぞ」

奈緒「う、う……」

P「たまには旦那様を頼れよ」ニヤッ

奈緒「う、うっせーばーか!」///

ぼすん

P「うわ、枕を投げるな! ま、まて、目覚まし時計はもっと投げるな!やめて!」

グゥー


294:2013/08/17(土) 06:03:33.58 ID:
奈緒「あ…」///

P「ぷっ……」

P「食欲はあるか? 何か入りそうか?」

奈緒「うん…いい匂いだけど、何作ったんだ?」

P「サムゲタン」

奈緒「あぁ!?(怒)」

P「うそだ、うそ! そんなもん病人に食わせられるか!ただの雑炊だよ」

奈緒「ったく……」

P「持ってきてやるから、横になってろ」

奈緒「うん…」

――――
――

295:2013/08/17(土) 06:04:48.25 ID:
奈緒「P、料理とか出来たんだな」

P「まぁ、一人暮らし長いしなー」


P「よし、お待たせ。はい、熱いから気をつけてな」

奈緒「……」

P「どうした? やっぱ食欲ないか?」

奈緒「た、食べさせて」

P「……はぃ?」

奈緒「た、食べさせろっつってんだよ! いいだろ!」///

ガチャ

凜「奈緒、起きてる?」
加蓮「全部ちひろさんの悪戯だって、もー最悪!信じらんない!」

奈緒「Pはあたしの旦那様なんだろっ!」///

凜「えっ」
加蓮「えっ」
奈緒「えっ?」
P「」

296:2013/08/17(土) 06:08:32.12 ID:
おしまいです。

未央で書いたとき、「なんでこれが奈緒じゃいけないんだろ」とふと思ったんですが、
奈緒だったらどうなるんだろうと気になって考えてみました。

三連投で駄文失礼しました。

303:2013/08/25(日) 06:03:56.16 ID:
──CG事務所。


 カタカタ
   カタカタッターン


モバP(以後P)「ふわ……今日は静かだな。ちひろさんは……午後からか」

P(なんかドッキリ仕掛けたとか言ってたけど……あの人も大概にしてくれないかなぁ)

P(俺が結婚するなんて噂流してどーすんだか。あ、でも俺より年上組のアイドルは婚期焦ったりするのかな)

P「『プロデューサー、考え直して、私と結婚しなさい(裏声)!』…なーんて迫られてみてーなぁ」

P(でも、結婚してないのが不思議なぐらい美人だからなぁ。みんなプライベートではお相手が決まってたりするんだろうなぁ)

P「決まらなかった時は、俺に貴女の人生をプロデュースさせて下さい。キリッ。なんつってwwwwwwww」

 シーン…

P「…………」

P「…はぁ。仕事しよ……」

P(何か言われたら訂正すればいいや…っと)

P「今日は一日書類仕事になるなー」

 カタカタ


  カタカタカタ

 ッターン


プルルルルルル

P「うおっ!?」


304:2013/08/25(日) 06:04:52.27 ID:
ガチャ

P「はい、お電話ありがとうございます。CGプロでございます」

P(事務所の電話出るの久しぶりだな)


???「もしもし、プロデューサーですか?」

P「あれ、楓さんですか? 確かオフだったはずですが、どうかしました?」

???→楓「はい、高垣です。ふふふ、どうもしないですよー♪」

P「酔ってるんですか……今どちらです?」

楓「どこでしょう♪」

P(子供か! 可愛いなぁもう!)


P「分からないんで、ヒント下さい」

楓「えー、海が見えます」

P「海です? 伊豆あたりですか?」

楓「太平洋側じゃないですねー」

P「じゃあ日本海か……。どこかの温泉宿ですか?」

楓「あっ、温泉いいですね♪どこか良いところありませんか?」

P「そう言われても……今どちらにおられるんですか」



楓「えーと、とーじんぼー……東尋坊だそうです」

ガタッ


305:2013/08/25(日) 06:05:36.18 ID:
P(自殺の名所じゃねーか!)


P「どどどどうしてそんな場所に?」

楓「どうしてでしょうー♪プロデューサー、分かりませんか?」

P「わわわ分かるわけないでしょう!」ポワワワーン


 ──プロデューサー、分かりませんか?

 ──……プロデューサー(が原因だと)分かりませんか?


P(これは、まさか……!?)

P「い、いいですか、最速でそちらに向かいますから、変な気を起こしたりしないで待ってて下さいね!」


P「絶対に、絶対ですよ!」

楓「フリですか?」

P「フリじゃねーよ!違いますから!フリじゃありませんからね!」

楓「ふふっ。それじゃ、待ってますね♪」


306:2013/08/25(日) 06:06:02.56 ID:
――――
――




 ──その日、東京と福井を繋ぐ高速道路および主要道路のコースレコードは実にそれまでの半分以下という神がかった記録で塗り替えられた。





307:2013/08/25(日) 06:08:27.38 ID:
――――
――

 キキキキギャリギャリギャリッ

 バタン!

P「どこですか、楓さん!楓さーん!」

P「あ、あれは……っ!」

楓 グッタリ

P「楓さん!」

 カツン

P「これ…睡眠薬のビン……? うっ、酒くさっ!」


P「楓さん……こんなに冷たくなって……っ」




 クチュン!

P「か、楓さん!?」

楓「ん、ん……寒……はれ、ふろりゅーさー、早かったれすね?」

P(寝てただけかよ!?)

P「よかった……!」



楓「私も、プロデューサーが来てくれて、嬉しいです」 ニヘラッ


楓「じゃ、観光しましょう♪」 フラフラ


308:2013/08/25(日) 06:09:20.16 ID:
P「ちょっ、ふらふらじゃないですか! 帰りましょう、ほら!」

楓「むー、東尋坊でとーせんぼーですかー?」 プクー

P「ふざけてる場合じゃないですって! ああ可愛いなもう!」


楓「じゃ、こうしちゃいますっ♪」 ダキッ

P「うわ酒臭っ! じゃなくて!」



P「危ないですって!」

楓「大丈夫です、プロデューサーと一緒なら……あら?」 グラッ

P「うわ、落ち……くそっ!」



ドンッ

 どっぽーん



楓「え……」

楓「プロデューサー…?」

楓「プロデューサー! プロデューサーっ!!」



309:2013/08/25(日) 06:10:09.79 ID:
──────
────

P「はぁ、はぁ、死ぬかと思った……」 ズブヌレ

楓「もう、あまり心配かけないで下さい」

P「すいません…。まぁ、何度も飛び込んでるおじさんがいたそうで、落ちたらもう助からないってもんでもないらしいですけど……」


P「…っていうか、どっちの台詞ですか! こちらがどんなに心配したと思ってるんですか! あんなドッキリを真に受けて自殺なんて……」



楓「ドッキリ?」 キョトン

P「えっ?」

──────
────

P「……それじゃ、ドッキリの話なんて知らなかったんですね?」

楓「はい。初めて聞きました」

楓「ここにはなんとなくふらっと観光に来ただけで…」



310:2013/08/25(日) 06:10:41.63 ID:
P「あの睡眠薬は?」

楓「睡眠薬? ……それ、私のじゃありません」


P「あの地酒の空瓶は?」

楓「その、プロデューサーが来たら一緒に飲もうと思ったんですけど……」

P「待ちきれなかったんですか……ハァ…」

楓「その、ごめんなさい。浮かれちゃって」 シュン…

P「いえ、良いんです。楓さんが無事なら。ここんとこずっと仕事が入ってて、久しぶりのオフですもんね」



P「それに冷静になって考えたら、うぬぼれもいいとこですよね。俺が結婚するなんて噂が流れたから自[ピーーー]るだなんて」 ハハハ

楓「えっ?」

P「えっ?」


311:2013/08/25(日) 06:11:09.48 ID:
楓「……それより、せっかくだから観光して行きませんか? 温泉入って、美味しいお酒飲んで。」

P「はぁ。もう半年分の体力を使い果たした気分なので、そうしましょうか。でも、お酒は無理です。車で来てるんで」

楓 プクー

P「膨れても駄目です」

楓「じゃ、泊まっていけばいいじゃないですか。実は旅館は取ってあるんです」

P「旅館って一部屋ですよね。良いわけないでしょう?」

楓 プクー

P「膨れても駄目です」

楓「はぁ……。プロデューサーは私と一緒じゃ嫌なんですね…」

P「そ、そんなわけないじゃないですか!」

楓 パァァァ


312:2013/08/25(日) 06:11:39.55 ID:
楓 ニコニコ

P「か、からかわないで下さいよ! 楓さんみたいな美人にそう言われると、勘違いしてうぬぼれるような莫迦な男なんです、俺も!(///」

楓 ムー

P「唸っても駄目です」

楓「プロデューサーのうぬぼれなんかじゃないですよ?」

P「どういう意味ですか」

楓「知りたいですか?」

P「え、いや別に……」


楓「知 り た い で す か?」 ニコッ


P「は、はい」

楓「じゃ、教えてあげます♪」

P「え、ちょ、楓さん、顔近……」

 チュッ


313:2013/08/25(日) 06:13:31.43 ID:
楓「こういう意味です♪」

P「」

P「」


P「……か、楓さん!?////」

楓「プロデューサーが誰かと結婚してしまったら、世を儚んでしまうかもしれません」 ヨヨヨ

P「それって……」

楓「だから、行きましょう。ね、プロデューサー」

楓「良い感じにひなびた旅館で、私の勘だと料理も美味しいです」

P「ああもう、ふらふらしてるじゃないですか! まだ酔ってるんですか!」

楓「酔ってますけど、酔ってませーん♪ ふふっ」

P「ダジャレですか」

楓「違いますよ?」




 ──仕事の虫のプロデューサーが、仕事も何も放りだして来てくれたから、幸せに酔ってるんです。ふふっ♪


314:2013/08/25(日) 06:15:53.41 ID:
おしまいです。

ああそれにしても今思うと未央のやつはホント心残りだな……
その後のイチャイチャまで書けばよかった……

いい加減居座りが酷いですが駄文失礼しました。読んで頂ければ嬉しいです。

323:2013/10/31(木) 23:39:28.96 ID:
いまいちキャラが掴めてないので崩壊気味かも
──────────

柚「亜季さん、今日はハロウィンイベントの撮影お疲れ様!」

亜季「喜多見殿! いえ、あの程度どうと言う事はありません。それに、昨年は喜多見殿もこなされた事だと聞いています」

柚「去年は去年だよ、それに亜季さんは主役だったでしょ?私より大変だったんじゃない?」

亜季「そうでしょうか、私は主役を立てる方達の方が苦労は多いと思いますが」

柚「そう言うモンなのかな?私は楽しめれば良かったから分かんないや」

亜季「そう言うものです。楽しんで成功させたのなら、それは喜多見殿の才能でしょうな」

柚「ん~…ちょっと思ったけど、亜季さんって少し堅いね」

亜季「そう、でしょうか?」

柚「ホラそれ!私達仲間なんだからさ、もっと気楽に行こうよ」

亜季「そうは言っても、アイドルとして喜多見殿は先任ですし…」

柚「良く分からないけど、私は好きじゃないな、そう言うの」

まゆ「そうですよぉ亜季さん」

亜季「佐久間殿まで…」

324:2013/11/01(金) 00:17:15.81 ID:
まゆ「どうしてもって言うなら、先輩命令でもいいですよぉ?」

亜季「な、何がでありますか…?」

柚「私達と気楽に行こうって事」

まゆ「そう言う事です♪」

亜季「ぅぐ…そう言われるなら…」

柚「なら決定!」

まゆ「まずは軍人風の話し方から改めていきましょうか♪」

亜季「なっ! これは私のアイデンティティーです! それを改めるなど!」

─────

亜季「ふぅ…」

亜季(少しはしゃぎ過ぎやもしれないですが、パーティー自体は成功ですな…)

「──でも─結婚するなんて」

亜季(ん?)

藍子「まぁまぁ、もう過ぎた話だから…」

凛「私は許さないよ、だってPさんだよ?」

亜季「プロデューサー殿がどうかされたのでありますか?」

藍子「ぁ、なんでもないの亜季ちゃん。ちひろさんがひどい人だって話で」

凛「プロデューサーが結婚するって言ったんだよ」

亜季「」

325:2013/11/01(金) 00:47:01.54 ID:
亜季「それは…詳しく教えてくれるか…?」

凛「ちひろさんがそう言ったんだよ、この間の休暇で相手の家族に挨拶して来たって」

藍子「ちょっと凛ちゃん!」

亜季(P殿は…結婚されるのか…)

凛「藍子だって騙されたじゃない」

亜季「千川さんが…そう言ったのだな…」

藍子「ぇ?そうだけど、違うの」

亜季「千川殿に直接聞いて来る…」

藍子「あぁ待って亜季ちゃん、その話には続きがあるの~!」

ちひろ「……♪」



亜季「ちひろさん、聞きたい事が…」

ちひろ「…Pさんの休暇の理由ですか?」

亜季「……」コクッ

ちひろ「凛ちゃんが言ってた通りです、結婚のご挨拶に行ったんですよ」

亜季「本当に…で、ありますか…?」

ちひろ「大和さんは祝福出来ませんか?」

亜季「…P殿は、私の上官です…上官を祝福出来ない部下は……」

ちひろ「…Pさん、そろそろ帰って来ますよ」

亜季「っ…!」

326:2013/11/01(金) 01:27:03.24 ID:
亜季「………」

亜季(私は…Pさんを祝福出来るのか…?)

P「只今戻りましたー」

亜季「っ!!!」

ちひろ「お帰りなさいPさん、大和さんが話があるそうですよ」

P「分かりました。亜季、会議し、つは使ってるし…給湯室でもいいか?」

亜季「…構いません」

P「で、話って何だ?今日の撮影ならバッチリだったぞ?」

亜季「っ……」

亜季(祝福なんて……っ!)

亜季「P殿…部下にあるまじき行為、先にお詫びします」

P「ゑ?」

亜季「どうかこの度の決断、御考え直し下さいっ…!」

P(ぇ?決断?何の事?)

亜季「皆の士気にも係わる問題ですっ…だから…」

P(こずえを次のツアーに出す事か?アイドルを理解してないとか言うのか?んな訳ないだろ、じゃあなんだ???)

亜季「渋谷さんもっ…高森っ…高森殿もっ…明らかに平静ではありませんでした…っ!」

P「藍子と凛????」

P(二人が取り乱す事なんて…なんだ…?)

亜季「どうかご再考いただきたい…!」

327:2013/11/01(金) 02:04:42.44 ID:
P「亜季、悪いけど亜季が何を言いたいのか今一つ理解出来ないんだが…」

亜季「それは…既に作戦は引き返せない処にあると言う事ですか…?それともっ…これがP殿流のハロウィンだとでもっ!?」

P(な!?泣いた!?!?なんで!?!?)

亜季「確かにっ、自分はP殿の要求には答えられなかったっ…」

P(朝言ったTrick or treatか?!あんなの冗談だろ?!)

亜季「ですが…その報復がこれだと言うなら……あまりに酷い……」

P「ちょっと待て亜季!!亜季は何を言ってるんだ!?」

亜季「っ!…っっ!…ご結婚っ……なさるのでしょう……」

P「誰が…?」

亜季「千川殿からっ…聞きました…っ!先日の休暇は先方のご家族へ挨拶に向かったとっ…!」

P「…………」

P(ちっひーは拷問だな)

亜季「私は…Pさんと離れたくない……」

P「おい千川、出てこい。いるのは解ってる」

???「」ビクッ

328:2013/11/01(金) 02:29:22.38 ID:
ちひろ「よく分かりましたね」

P「大和軍曹、貴様に仕事をくれてやる。この悪魔をブチ殺せ」

ちひろ「!?!?」

亜季「…?」

P「漸く合点がいった。亜季は騙されたんだよ」

亜季「…下手な慰めはやめてください、藍子や凛も」

P「ちひろさんに騙された被害者だな。って言うか藍子の話をちゃんと聞いたか?」

亜季「……」

P「人の話は最後まで聞くんだ、解ってるよな千川」

ちひろ「今は解りたくないです…」

亜季「では…本当に…?」

P「本当だ。それにな亜季、さっき亜季はハロウィンのイタズラって言ったけど」

329:2013/11/01(金) 02:32:49.50 ID:
ハロウィン
『今日』はもう終わったんだよ

330:2013/11/01(金) 03:03:36.95 ID:
ちひろ(悪夢の終わりはしかし別の悪夢の始まりである)

ちひろ「大和さん、流石に洒落じゃ済まないですよ…?」ガタガタ

ちひろ(誰の言葉か知りませんが、私の悪夢が始まりそうです)

亜季「凛はちひろさんがやった事は冗談で済む事だと思う?」

凛「済まないね」

まゆ「済みませんねぇ…」

亜季「巴は?」

巴「済まんなぁ…」

亜季「加蓮」

加蓮「済まないけど…」

奈緒「まぁ一度位痛い目に合って、自分の行動を振り返って貰おう」

ちひろ(Pさん助けてー!)



イヤーーー!!!

345:2013/11/06(水) 22:04:03.86 ID:
<オハヨーゴザイマース

比奈「…」カキカキ

<ア、シノブチャンオハヨウゴザイマス

比奈「…」カキカキ

<アラキサン? オハヨウゴザイマス

比奈「…」ウーン

<シンサクノシッピツチュウダソウデスヨ?

比奈(ここのPさんは後ろ向きの方がいいッスね…)ケシケシカキ

<ア、ソウナンデスカ? ナラジャマシナイホウガイイデスネ

比奈(ぁ、この私両手とも左手になってる…orz)ケシケシカキ

<トコロデプロデューサーサンハ?

比奈(仕事終わりのPさんを引き止めて、誰もいない会議室で、で…)カキカキ

<キュウカトッテケッコンノゴアイサツデス♪

比奈(で、告白…はアイドルとしてマズいッスよね…)ウーン

<エ…?Pサンケッコンスルンデスカ…?

比奈(でもそれくらいやらないとPさんは気付いてくれないだろうし…)ケシカキ

<ハイ♪ソウキイテマス♪

比奈(…フィクションッス、実在する人物とは無関係じゃないけど無関係ッス)カキカキカキカキ

<ウソ…デスヨネ…?

比奈(漫画なら…少し位、ご都合主義でもいいよね…?)…カキカキ

<Pサンノプライベートデスカラ……


346:2013/11/06(水) 22:08:41.00 ID:
P(アイドルにドッキリって…ちひろさんひどい事するなぁ…)

P「只今戻りましたー」

比奈「!」

ちひろ「ぇ?Pさん、今日まで休暇だったはずですよね」

P「少し早い電車に乗れたので、」
比奈「Pさん、少しいいッスか?」

ちひろ(Pさん!シナリオは任せます!荒木さんも泣かせましょう!)キュピーン

P(まかせろチッヒー!)キュピーン

比奈「夏の祭典に出す原稿を見て欲しいッス」

P「ん?見るだけならいいけど、今回は手伝ってやれないぞ」

比奈「取り敢えず見るだけでいいッス。けど、何か企画でも起てたんでスか?」

P「ありゃ?ちひろさん、比奈には言わなかったんですか?」

ちひろ「忍ちゃんには話したんですけど、執筆の邪魔はしない方がいいと思いまして…」

比奈(コレ画いてた時ッスか?)

P「そうですか…まぁ私事だけどな、俺今度結婚するんだ」

比奈「………ス?」

347:2013/11/06(水) 22:13:03.08 ID:
比奈(結婚って…あの結婚ッスか…?)

P「式や何やらで色々忙しくなるからな」

比奈(っ…それって……)

P「皆には悪いけど、当面の間色々と我慢してもらう事に…」

比奈(手遅れ、じゃなくて…私の独り相撲……)

P「比奈?」

比奈「ッ! そ、そう言う事なら仕方ないッス」

ちひろ(ウヒヒ…荒木さんもいい顔しますね…♪)

比奈「p、プロデューサーが結婚するならP×社長本画かなきゃッスね!由里子ちゃんや日菜子ちゃんにも手伝ってもらうッス!」

P「?! 待て!それはどう言う意味だ?!?!」

比奈「P受けがご希望ッスか!?じゃ社長×P本ッス!会議室借りるッスよー」

P「違っ!待て比奈!俺は○○じゃない!!」

ちひろ「…行っちゃいましたね」

P「イっちゃいましたよ…」orz

ちひろ「会議室なら隠しカメラもありますし、もう少し観sy、観察しましょう♪」

P「気を遣ったつもりですか?大して良くなってないですよ」

ちひろ「そうですか?」のヮの;

348:2013/11/06(水) 22:16:49.35 ID:
パタン──
比奈「私…バカみたいッスね…」グスッ…

比奈(私×P本23P…こんなもの画いても…とっくの昔に手遅れで……)ポロポロ

比奈「こんなもの見せても…Pさんを困らせるだけなのに…」

比奈(夏コミなんてウソついて…Pさんにこんなの見せて…それでっ…もしかしたらなんてっ…!)グズッ…

比奈「漫画みたいになんて…なるはずないのに…!自分の事だけ考えてっ…ホント…滑稽ッス…!」グシャッ

比奈「見せられないッスよ……こんな原稿……っ!」ビリビリッ

349:2013/11/06(水) 22:22:47.49 ID:
パタン──
比奈『私…バカみたいッスね…』グスッ…

P「ヤベ…比奈これマジで泣いてません?」

ちひろ(こういう顔のPさんもイイですね…♪)

比奈『こんなもの見せても…Pさんを困らせるだけなのに…』

P「マズイ…やり過ぎた…」オロオロ

ちひろ(Pさんの困り顔も見られたし、そろそろ潮時かな?)

比奈『漫画みたいになんて…なるはずないのに…!自分の事だけ考えてっ…ホント…滑稽ッス…!』グシャッ!

ちひろ「そろそろネタばらししましょうか」っプラカード

P「そ、そうしましょう!」



ちひP「「ドッキリ大成功!!」」バン!

比奈「!?!?」ビクッ!

350:2013/11/06(水) 22:28:16.25 ID:
比奈「ぷ、プロデュー、サーさん…?ドッキリって…」

ちひろ「早い話全部ウソです」\ドッキリ/

比奈「嘘…ドッキリ…って…」

P「ゴメン比奈、ちょっと悪ノリし過ぎた…」

比奈「ぁ………ッス…!」プルプル

ちひろ(ぁ、マズい逃げよ)コソコソ

P「漫画ならちゃんと見るし、手伝えるとこは…って破いちゃったのか?」

比奈「ヒドイッス!悪質ッス!!本当に最低のクズッス!!!」

P「ごめんなさい!!」ドゲザー

比奈「許さない…絶っっ対に許さないッス…!!」

P「そこをなんとか!この通り!何でもするので!」orz

351:2013/11/06(水) 22:34:07.39 ID:
ちひろ(Pさんが軽々しく『何でもする』なんて言った所為で今日も事務所が修羅場です)

みちる「美味しくない…パンが美味しくない…」フゴ…

比奈「Pさん…今日、泊まっても良いッスか…」

響子「幸せになんてさせない私の幸せを奪ったんだ幸せになんか」ツメガジガジ

ちひろ(荒木さんのマンガを再現する、それがPさんに与えられた罰でしたが…)

夕美「Pさん…私もう枯れそうです…」フラフラ

ちひろ(本業、副業の合間に更なる増刷を行っていたみたいです)

こずえ「みんなどーしたのー?」ボー

ちひろ(正直いつ胃が爆裂するか分かりません)

まゆ「ナンデマユジャナイノナンデソノコナノマユガワルインデスカPサンナンデナンデナンデ」ネガティブスパイラル

ちひろ「荒木さん、事務所の平和の為にも過激な行動は慎んで下さい」(;人;)オネガイ

きらり「杏ちゃんもPちゃんもきらりんルームにお持ち帰りぃ…」ニョワァ…

比奈「…仕方ないッスね」

ほたる(みんなが不幸に……)ワタシノセイダワタシノセイダワタシノ

比奈「入籍したら自重しまス」

ちひろ(誰か助けてください)orz




比奈(第六部は必要なさそうッスね…♪)

354: :2013/11/08(金) 05:43:46.71 ID:
肇「そういえばPさん、結婚するって聞きましたが本当ですか?」トポトポトポ 

P「ん? ああ、そうだよ。誰から聞いたんだ?」 

肇「私はちひろさんから。他の皆さんも噂してましたよ」 

肇「どうぞ」コト 

P「おう、ありがとう」 

肇「Pさんが誰かとお付き合いしている。なんて聞いたことが無かったので、私もびっくりしました」 

P「ああ、皆には内緒にしていたからなぁ」ズズズ 

肇「ふふっ、駄目ですよ。皆さん随分とPさんの事を慕っているんですから段階を踏んであげないと」ズズ 

P「そうなのか? まあ兄が取られるような感覚なのかもな」 

355: :2013/11/08(金) 05:44:16.47 ID:
肇「ちょっと違いますよ、でも教えてあげません」 

P「気になるなぁ……、所で肇はどうなんだ?」 

肇「どう……とは?」 

P「いや、さっきの言い方だと肇はそうでもない。って感じだからさ、それはちょっと寂しいかなって」 

肇「そう……ですね、私も皆さんと同じです。でも、これも仕方の無い事かなって思ってますから」 

P「?」 

肇「ふふふっ、Pさんはそれでいいと思います。奥さんは苦労しそうですね」 


ちひろ(もうちょっと激しい感じのを期待してたんですけど、肇ちゃんにはちょっと無理ですかね?)コソコソ 

P(なんだか俺も本当に結婚する予定な気がしてきました)コソコソ 

ちひろ(何言ってんですか、しっかりしてください!)コソコソ 


肇「??? どうかしましたか?」 

356: :2013/11/08(金) 05:44:48.55 ID:
P「あ、いやなんでもないよ。奥さんが苦労しそうって、俺そんなにダメダメか?」 

肇「そういうわけじゃないですよ、Pさんはとっても頼りになります」 

P「良かった、肇にそう言って貰えると自信がつくよ」 

肇「………………」ズズズ 

肇「ふぅ…………」 

肇「………結婚しても」 

P「ん?」 

肇「結婚してもプロデューサーは辞めませんよね?」 

P「あ、ああ。辞めるつもりは無いがいきなりどうしたんだ?」 

肇「………」ホッ 

肇「え、えっと……私はPさんの担当アイドルですので」 

P「ああそういう事か、俺がもし辞めるなら他人事じゃないもんな!」 

肇「辞めなくても他人事じゃありませんよ」 

357: :2013/11/08(金) 05:45:22.32 ID:
P「え?」 

ちひろ(お? これはこれは??)ニヒヒ 

肇「土が私、陶芸家がPさん」 

P「?」 

肇「一度手を触れたその時から、その土と陶芸家の関係は、少なくとも出来上がりまでずっと続きます」 

肇「陶芸に於いて精神状態は作品に強く影響するように、Pさんの結婚は私という作品に少なからず影響を及ぼしますから」 

肇「この大きな出来事を、私と言う作品を良作とするきっかけにするか、粗悪品へと変えるきっかけにするかは……Pさんの腕次第ですね」フフフッ 

358: :2013/11/08(金) 05:46:04.77 ID:
ちひろ(な、なんだか寒気がしますよ!?)ブルブル 

ちひろ(ネタばらし、ネタばらし行きましょう!!)バッ 

P「え?ちょ、ちひろさん!?」 

肇「? ちひろさんがどう……か……………っ////」カァッ 


  \ドッキリ大成功/ 


ちひろ「肇ちゃん、どっきりですよ! どっきり!!」 

肇「――――――っ………よかったぁ」ホッ 

P「いやあ悪かったな肇、ちひろさんの悪戯に付き合わせて」 

肇「いえ。でもドッキリはもう少し内容を選ばないと、皆さんを傷つけるようなドッキリは駄目ですよ?」 

359: :2013/11/08(金) 05:46:37.04 ID:
ちひろ「あーっ! なに1人だけ安全圏に逃げようとしてるんですか! 自分だって楽しんでたでしょうに!!」 

P「いやーはっはっ、それにしても肇はあんまり反応しなかったな。俺としては過剰な反応じゃなくて一安心だけど、どっきりとしては今一だったかな?」 

ちひろ「え? ちょっとプロデューサーさん、さっきのアレ何とも思わなかったんですか?」 

P「アレ? アレってどれですか? 肇は分かるか?」 

肇「? 何の事でしょうか、私にもちょっと………」 

ちひろ(無自覚!? それとも私の勘違いかしら………) 




おわり 


ちひろ「プロデューサーさんが休暇を取ってる間に」(後編) に続く