ちひろ「プロデューサーさんが休暇を取ってる間に」(前編)

376: :2013/12/02(月) 15:44:32.42 ID:
──CGプロ事務所 ~朝~ 

 ガチャ 

モバP(以後P)「おはようございまーす」 

ちひろ「あっ、プロデューサーさん。おはようございます」 

P「おはようございます、ちひろさん」 

 ギィ 

P「輝子も早いな。おはよう」 

 モゾモゾ 

輝子「お、おはよう、P。キ、キノコも、おはようございます…フヒ」 

P「おう。おはようございます」 

 ギシッ 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368193397

                                                            引用元: ・ちひろ「プロデューサーさんが休暇を取ってる間に」 

377:2013/12/02(月) 15:44:58.29 ID:
P「談話室の方に何人か集まってたけど、輝子は行かないのか?」

P(ちひろさんのドッキリに付き合うのがめんどくさいから俺は行かないけど)

ちひろ(……って顔をしてますね。まぁ、いいですけど)

輝子「い、行かない。友達が、こっちにいるから」

P「そうは言ってもなぁ。新しい子もいるから栽培セットをあっちに置くのは遠慮して欲しいけど、みんな別にキノコが嫌いなわけじゃないと思うぞ?」

P「ただ、入ったばかりだから、大量のキノコが栽培されててびっくりしただけでさ」

P「ほら、キノコにも色々あるだろ? いかがわしいヤツの栽培してる事務所なのかも…って心配になっただけなんだよ」

輝子「だ、大丈夫。それは、分かってる。けど、ここの方が、Pもいるし……」

P「俺といたって楽しくないだろう」

ちひろ(そういう事じゃないと思うんですけど)

378:2013/12/02(月) 15:45:26.48 ID:
輝子「そ、そんな事ない。親友だから、ずっと一緒…で、でもPはわ、私がいると、邪魔、ですか…?」

P「いや、そんな事ないけどさ。輝子の独り言は結構面白いしな」

輝子「フフフ…だからずっと、一緒。結婚しても、ずっと…」

P「えっ、輝子結婚するのか?」

輝子「フヒッ? あ、あの、違くて。Pが……」

P「は? え、あ、あぁ。そうだった」

P(完全に忘れてた。ていうかちひろさんのアイコンタクトがなければ思い出せなかった)

ちひろ(……って顔をしてますね)

輝子「あ、あの、結婚おめでとう。黙ってるのは、水臭いと、思うけど。あ、な、なんでもないです…フヒ」

P「おう。ありがとなー」

379:2013/12/02(月) 15:45:53.26 ID:
P「けど、(もし)俺が結婚したら、輝子も机の下を卒業しないとなー」

輝子「フヒッ!?」

P「え、そこ驚くとこなのか。だってそうだろ、事務所の机の下に女の子入れてますなんて、嫁さんに知られたらなんて言い訳すればいいんだ」

輝子「だ、大丈夫。し、親友だから。だ、だからずっと一緒でもおかしくない。大丈夫、大丈夫…」

P「いや、駄目だろ」

輝子「な、なんで……」

P「ていうかなんでそんな机の下にいたがるん──」

輝子「xxxx!!」

P「うわ、急に怒鳴るなよ」

輝子「あ、ハイう、うるさいですか。ち、違くて」

380:2013/12/02(月) 15:46:30.79 ID:
輝子「ど、どういう事でしょうか。わ、私はここにいたらい、いけないの」

P「い、いや、どうしてもここがいいって事ならまぁ、俺が別の机に…」

輝子「xxxx!!それじゃ意味ねぇじゃねぇか!あ、な、ないじゃないですか」

P「どういう事なの…」

輝子「ね、ねぇP。Pの机の下にい、いたら駄目かな」

P「そ、そりゃ……」

輝子「こ、これあげるから」

P「うわ臭っ…な、なんらこれ(なんだこれ)」

輝子「イ、イカタケ。友達の中でもす、すごく珍しい」

P「いやこんな臭……こ、これを貰っても。輝子の大事な友達なんだろ?」

381:2013/12/02(月) 15:46:59.83 ID:
輝子「じゃ、じゃあこれ、クチキトサカタケ。こ、これならどう?」

P「そういう事じゃなくてな」

輝子「じゃ、じゃあどうすればPのそ、そばにいれるの。け、結婚するのは、我慢するから」ジワッ

P「輝子……」

輝子「お、お願いします、Pの傍がいいんです。一生一緒にいでぼじいんでずぅぇぇぇっ……!」ポロポロ

P「え、う、うわ、マジ泣き!? キャラ崩壊してるぞ輝子!」

輝子「ギャラどがどうでぼいぃ、Pと一緒がいいよぉ、遠ぐに行っぢゃやだよぉぉぉ…!」ウワーーン

P「わ、分かったから!いかないから!もういいですよねちひろさん!」

ちひろ「は、はい。私もここまでするつもりは……。私からもお願いします、輝子ちゃんを安心させてあげて下さい」

382:2013/12/02(月) 15:47:25.85 ID:
P「結婚しないから。な? あれ、全部嘘だから。ごめんな?」

輝子「……」グスッ グスッ

輝子「…………ふぇ?」

P「ちひろさんのドッキリだから。ホントしょうがないよなちひろさんは」

P「後でスタエナ買い占めの刑にしとくから、泣きやんでくれ。な、な?」

輝子「え? え? あの、えっと……ど、ドッキリ大成功、てこと?」

P「そうそう! 不本意だがそういう事」

輝子「えぇと……?」

輝子「つまり……」

輝子「…………」


 ボンッ(///

383:2013/12/02(月) 15:47:52.54 ID:
ちひろ(あっ、爆発した)

 カサカサカサ

P「いや、真っ赤になって机の下に潜るな! ホント悪かった、謝るから」ガシッ

輝子(尻)「も、もうここに住みますし…わ、私の事はそっとしておいて欲しい」ジタバタ

P「なにもりくぼみたいな事言ってんだ」グググ

輝子(尻)「う、嘘を嘘とみ、見抜けない人にドッキリはムズカシイ…」ギギギ

P「いやむしろ適任…」グググ

輝子(尻)「く、空気ですけど、空気とか読めないから…」ギギギ

P「じゃなくって。いいから。話が済んだら入ってて良いから、今は謝らせてくれ。な!」グググ

輝子(尻)「む、無理。い、今多分す、すごい顔してるから、ヤバイ…」ギギギ

P「そ、そうか……分かった」

384:2013/12/02(月) 15:48:23.32 ID:
ガラガラガラ

ちひろ(プロデューサーさんが椅子をどけて床に正座した…?)


P「輝子。聞いてくれ。輝子の気持ちも考えずに、騙したりして済まなかった。許してくれ。この通りだ」

ちひろ(机の下に潜った輝子ちゃんのお尻に向かって土下座するプロデューサー……顔は真剣だけど正直シュールだわ)

P「正直あんまり菌の繁殖に適した環境にされるとキノコ以外も繁茂するんじゃないか心配だったりもするんだが、そこは輝子の友達がいるんだもんな」

P(なんで俺の机の下で友達の栽培をしてるのかはよく分からないけど)

輝子(尻)「……」

P「約束する。もう二度とこんな事しない。だから許してくれないか」

輝子(尻)「……!」

 モゾモゾ

385:2013/12/02(月) 15:48:54.55 ID:
輝子「ほ、ホント? け、結婚したりしない?」

P「えっ」

輝子「えっ」

ちひろ(えっ?)

P「い、いや。しないというのは悪質な悪戯をしないという意味で…」

輝子「あ、そ、そうですよね、はい、いや、分かってました」

 モゾモゾ

P「あー分かった! 分かった、机の下に戻らないでくれ! 結婚しないから!」

輝子(尻)「そ、それはそれで困る…というか…(///」

P「どういう事なの……。ま、まぁ俺もこんなところで独身の誓いを立てたくないので助かるけど」

386:2013/12/02(月) 15:49:20.46 ID:
輝子(尻)「い、一緒。大親友だから、キノコと、ずっと。それがいい…そ、それだけで…フヒ」

P「つ、机の下はいいのか。それならえーと、机の下にずっといるのは世間的にまずいので、そこだな。俺も考えるから、二人で一緒にだんだんと直していこう」

 モゾモゾ

輝子「い、一緒? Pも」

P「おう。思いついたら何でも言ってくれ」

輝子「な、何でも? それじゃあね…」

P「お、早速なにか思いついたのか。なんだなんだ、言ってみろ」

輝子「フヒヒ…ええとですね……」



――――
――

387:2013/12/02(月) 15:50:22.38 ID:
──後日・CGプロ事務所 ~朝~

 ガチャ

P「おはようございまーす」

ちひろ「あっ、プロデューサーさん。おはようございます」

P「おはようございます、ちひろさん」

 モゾモゾ

輝子「お、おはよう、P。キ、キノコも、おはようございます…フヒ」

P「輝子も早いな。おはよう」

 ギシッ

388:2013/12/02(月) 15:50:56.31 ID:
輝子「キーノコノコノコ…フフ…」

 ノシッ

ちひろ(当たり前のように膝に乗った…!)

輝子「~♪ ~~♪」


ちひろ(あのとき輝子ちゃんがした提案……それは『プロデューサーさんがデスクワークしてる間は、膝に乗って良い事にする』というもの)

ちひろ(交換条件としてプロデューサーさんが出したのは、『膝に乗ってる間は出来るだけ色んな人と会話する』というもの)

ちひろ(輝子ちゃんは幸せそうだし、少しずつみんなと話すようにもなってきたし、何より笑顔が明るく魅力的になったって評判です)

ちひろ(なんですけど……)

389:2013/12/02(月) 15:51:28.33 ID:
輝子「ブ、ブナシメジはね。ブナの木じゃなくてもいいんだけど…倒木とか、朽木に生えるキノコでね…」

P「へー、そうなのか。そういやブナシメジって言うけど、ブナじゃないシメジもあるのかー?」 カタカタ

輝子「う、うん…ホンシメジ…高級キノコでね、そ、それで、他にもヒラタケが……」

P「輝子は物知りだなぁー」 カタカタカタ


ちひろ(あれって○○○○…いわゆる”だいしゅきホールド”じゃないんですかね!?)

ちひろ(平然とそれをさせておくのはどうなんですかねぇぇぇ!?)


輝子「そ、それでね…今度一緒に…」


ちひろ(幸せそうな輝子ちゃんの笑顔を見れるのはいいんですけど、他のアイドルが見たら…)


 ガチャ

凛「おはようございまー…」

凛「」

ちひろ(あかん…)

390:2013/12/02(月) 15:53:00.94 ID:
おしまい




394:2013/12/03(火) 02:04:57.95 ID:
CGプロダクション事務所…


ガチャ


ほたる「プロデューサーさん、おはようございます」ペコッ


モバP「ん、おはようほたる。今日はいつもよりはやいね?」


ほたる「あ、はい…その、これをプロデューサーさんにチェックして欲しくて…」パサッ


モバP「ん…、これは…アンケート、か?」ペラッ、ペラッ


ほたる「えっと、はい…。似たような物で…出来るだけ、早めに答えてもらえると嬉しいです…」


モバP「わかった。今日中にはやらせてもらうよ」


ほたる「あ、ありがとうございます。では私はレッスンに行きますね」


モバP「あぁ。レッスン中、怪我しないように気をつけてな」


ほたる「はい、では…」ガチャ

395:2013/12/03(火) 02:06:04.75 ID:
バタン…


モバP「…むむ、ほたるは結婚(ドッキリ)の話の事はまだ聞いてないのか?」


ちひろ「いいえ?ちゃんと耳に入るように噂話を流しましたよ?」ヒョコッ


モバP「!?」ビクッ


ちひろ「何でそんなにびっくりしてるんですか…」


モバP「いや、気配も無くいきなり背後を取られれば、誰だって驚きますよ…」


ちひろ「普通に近付いただけなんですが…。で、それには何て?」


モバP「んー、えっと『貴方の交際相手についてアンケート』…?」


モバP「やっぱりほたるも女の子ですねぇ。色恋沙汰はやっぱり気になるみたいですよ」


ちひろ「(あー、こうきたかー…)プロデューサーさん、ちゃんと答えてあげないとですね?」


モバP「はは、ですね。これ送迎車の手配とルートの書類です」


ちひろ「確かに、事故の無いよう気をつけてくださいねー」


モバP「はい、ではいってきます」

396:2013/12/03(火) 02:07:15.92 ID:
モバP「ふぅ、やっと一息つけるな…今日は朝から仕事が詰まってて大変だ…」


モバP「っと、ほたるのアンケート。余裕のある今のうちにしておかないと…」


何々…『その人は家庭的であることをよくアピールしている』…?


モバP「これは…もしかして響子の事、か?」


まさか、ほたるはプロダクションの中に結婚相手がいると思ってる?


モバP「いやいや、一般論だよな?家庭的な女性が良いってよく言われるし…」


次は、…『その人は貴方に強い執着心を持っている(ような言動をする)』


モバP「…ははは、まさか」


『その人は金銭管理を率先してする』

『その人は貴方を手玉に取るような言動を繰り返す』

『その人は貴方の悪癖を矯正するために手を出す』

『その人は生活面で、貴方に依存している』

『その人はアルコール等の嗜好品をとても好む』


モバP「」

397:2013/12/03(火) 02:08:17.09 ID:
モバP「お、終わった…」


アンケート内容、ほとんどうちのアイドル達に該当するような物ばかりだった…


みんな良い子だから、ほぼ全部にチェックが入ってしまってるが…


モバP「これ、完全に勘違いされてるみたいだなぁ…」タハハ…


ほたる「お疲れ様です…」ガチャ


モバP「あぁ、お帰りほたる。丁度良かった、アンケート今終わったよ」


ほたる「本当ですか?ありがとうございます…、チェックしても?」


モバP「うん。どうぞ」スッ


ほたる「はい、確かに…!?」ペラッ、ペラッ


モバP(わぁお、凄い速度で読んでる…しかもなんか表情が強張ってるんだが…)

398:2013/12/03(火) 02:09:42.51 ID:
パサッ


ほたる「…プロデューサーさん」ユラァリ


モバP「!?は、はい…?」


モバP(え、ナニ?ほたる、だよな?なんか物凄い怖い…)


ほたる「結婚、するって聞きました」ジリッ


モバP「あ、あぁ。そう、だな」


ほたる「このアンケート、その人がどんな人か分かる様な内容にしました…」ジリッ


モバP「うん、まぁ…、そうだな?」


ほたる「このアンケートに該当する人、『交際相手を不幸にする人です』なんです」






モバP「」

399:2013/12/03(火) 02:10:32.22 ID:
ほたる「…全て伝聞ですが、本当にあった話です」


ほたる「私が芸能プロダクションを何箇所か渡り歩いたのはご存知ですよね?」


ほたる「人を魅せる仕事をするので、色恋話なんて良くある事なんです…」


ほたる「お付き合い当初はとても幸せそうで…」


ほたる「でも…、その人たちが行き着く先は、結婚詐欺や猫を被っていた人が本性を現して」


ほたる「そして、その人を壊していくんです…」


ほたる「私の元プロデューサーさんもそうでした」


ほたる「とても綺麗で、かっこよくて、一生懸命で…、私の事を妹のように可愛がってくれました」


ほたる「私が失敗しても『大丈夫だよ』って励ましてくれたり、私の為に頭を下げて仕事を貰ってくれてました…」

400:2013/12/03(火) 02:11:14.98 ID:
ほたる「でも、その人も結婚してから変わってしまいました」


ほたる「ピシッとして、かっこよかったスーツは汚れやシワが目立つようになって…」


ほたる「私が失敗すると、怒鳴り散らすようになって…」


ほたる「そして、ついに私に暴力をふるって…、解雇されました」ポタッ・・・


ほたる「あとで聞いた話ですが、ヒック、その結婚相手に暴力を受けてたみたいです…」ポタッ、ポタッ


モバP「…ほたる」


ほたる「それが、ヒック、パパラッチに撮られて…」


ほたる「グスッ、プロダクションが傾く一因になったりしているんです」ポロポロッ…


モバP「…もういい、ほたる」


ほたる「だから、ヒック、だから…!」


モバP「ほたる…ッ!」ギュッ・・・


ほたる「ッ…!」

401:2013/12/03(火) 02:11:58.01 ID:
モバP「ほたるの気持ちはわかった。…結婚はしないよ」


ほたる「ヒック、ほん、と、グシッ、ですか…?」


モバP「あぁ、本当だよ…」チラッ


ちひろ(えっ、このタイミングですか!?出辛い事、この上ないですよ!?)


モバP「(自分でまいた種でしょ!死なばもろともッ)ほたる、ほたる」


ほたる「グスッ、何、ですか?」


モバP「うしろうしろ」チョイチョイ


ほたる「う、後ろ…?」フイッ


ちひろ「や、やっほー…?」


ほたる「ちひろ、さん…?」


ちひろ「えっと、これ、読める?」チョンチョン


ほたる「えっ、と、ドッキリ大せい、こ…」





ほたる「」





ほたる「グスッ」ポロポロッ

モバP「うわぁぁぁぁぁ!すまん!ほたるぅぅぅぅぅ!!」
ちひろ「うわぁぁぁぁ!ごめんなさい!ほたるちゃーん!!」

402:2013/12/03(火) 02:13:45.08 ID:
以上、オチが中途半端だけど終わりッ!

ほたるちゃんは自分が不幸だって思ってて、頑張り屋さんで、落ち着いてたりするイメージだけど

本当は年相応に多感で、恋に恋している可愛い女の子だと思うんだ

そして何より泣き笑いが似合う子をいぢめ可愛がりしt(ry



お目汚し失礼しました

405:2013/12/03(火) 14:05:52.60 ID:
黒川Pがいないみたいなので投下
【警告】キャラ崩壊有

───

ちひろ(次の獲物は誰にしましょうか…)

千秋「お早うございます」

ちひろ「千秋ちゃん、おはようございます♪」(◇ω◇)ピコーン!

千秋「おはようちひろさん。Pさんは今日から休暇だったかしら」

ちひろ「そうですよ、どこに行ったか気になりますか♪」

千秋「いいえ、彼の事だから外出するにしても近場の銭湯か、精々お寿司屋って処でしょう?」

ちひろ「それが今回はそうでもないみたいです♪確か奈良の方に行くって言ってたので」

千秋「そう、芽衣子か美里にでも影響されたかしら?」

ちひろ「どちらかと言えば和久井さんやまゆちゃんですね♪」

千秋「和久井さんね…それより、今日のスケジュールだけど」

ちひろ「それよりって…Pさん、結婚するみたいですよ♪」

千秋「…どういう事かしら?」

406:2013/12/03(火) 14:09:21.12 ID:
ちひろ「Pさん自身から聞いたんです。お付き合いしてる方の実家が奈良の方だそうです♪」

千秋「ふふっ…そう…♪」

ちひろ(あれ…落ち込んでない…?)

千秋「相手は誰?私も知ってる人?」

ちひろ「ぇ?っと…多分知ってると思います。Pさん、外で恋人を作る時間なんて無いはずですし…」

千秋「なら…のあさんかしら、歌鈴ちゃんは結婚する歳でもないし…♪」

ちひろ(あっるぇー?なんか上機嫌じゃない?この娘…)

ちひろ「千秋ちゃん?残念じゃないんですか?」

千秋「?」

ちひろ(なんで『何言ってんの?この人』みたいな顔してるの?Pさんにベタ惚れだったでしょ?!)

千秋「何を言っているの?ちひろさん」

ちひろ(みたいじゃなかった?!)

407:2013/12/03(火) 14:11:35.38 ID:
千秋「やっと彼が他人のモノになるのよ?これで漸く私も動けるわ」

ちひろ(な、何を言ってるんですかこの人は…?)((・д・;))

千秋「もし本当にのあさんだったらどうしようかしら…強敵だわ、想像しただけでゾクゾクする……」

ちひろ「ち、千秋ちゃん?貴方は何を言ってるの?」

千秋「一度他の女へ愛を誓った男を○○る、これ以上に愛を証明する手段がある?」

ちひろ「ぇ?」

千秋「○○り以上の愛の証明はないでしょう?」

ちひろ「」



ちひろ「」

408:2013/12/03(火) 14:12:55.20 ID:
ちひろ(はっ…!)

ちひろ「千秋ちゃんは変態淑女だったんですか?!」

ヽ /  ヽ /
ヽ/ ━━ /
/    /

ちひろ「……」

ちひろ「(事務所の)中に誰もいませんよ」



ちひろ(Pさんになんて言えばいいんでしょうね…)(;´ω`)

410:2013/12/03(火) 14:15:08.31 ID:
───後日

P(千秋は冷静だからな、ドッキリなんて引っ掛からないだろ)

P「おはようございまーす」

千秋「Pさん、来なさい」

P「千秋?いきなりどうした?」

千秋「ちひろさんから聞いたわ、結婚するそうね」

P(素直に信じたかー)(ノ∀`)アチャー

千秋「おめでとう、とは言わないわ。相手はのあさん?」

P「いや、のあさんじゃない」

千秋「……歌鈴ちゃんなの?のあさん以上の難敵ね…」(・ー・)

P「別に歌鈴も関係ないんだが…」

411:2013/12/03(火) 14:16:31.94 ID:
千秋「奈良に行ったって聞いたわよ」

P「(俺の)実家が奈良だからな」

千秋「…相手は誰?」

P「なぁ千秋、なんでそんな事気にするんだ?」

P(まゆみたいな事にはならないよな…)

千秋「宣戦布告した方が燃えるからよ」

P「センセンフコク?」

千秋「誰が一番貴方を愛しているか、貴方にも奥さんにも教えてあげる…」チュッ

P「!?」

412:2013/12/03(火) 14:17:55.94 ID:
千秋「撮影が終わったらまた来るわ。その時は誰が相手か、教えなさい」

ガチャ

\ド ッ キ リ 大 成 功/

千秋「…」

ちひろ(・_・)\ドッキリ/

千秋「………」



千秋「ぇ?」

413:2013/12/03(火) 14:19:17.19 ID:
ちひろ「お疲れ様でした、NGライブラリに入れておきます」

千秋「」

ちひろ「千秋ちゃん、遅刻しますよ」

千秋「ぁ、そうね、行ってくるわ…」フラ~



<キャアアアアアアアアアアアアア!!!!

ちひろ「明日からどうしましょう」

P「俺が聞きたいですよ!!」



420:2013/12/04(水) 00:39:23.88 ID:
ちひろ「さぁてお次の犠牲者は……」

P「……なんかこうやって話すのも久しぶりな気がしますねぇ」

ちひろ「しっ! 言わなきゃバレません!」

P「それはそれであれですけどねー……」

ちひろ「まあそこはどうでもいいんです、次はこの子ですよっ、この子っ」

P「いい年してよその若いアイドルの真似とかしない」

ちひろ「……何か言いましたか?」

P「いえなんでも?」

ちひろ「ですよね。……で、いかがです?」

P「祟られそうな気がしますね」

ちひろ「まあ死ぬことはないでしょう、……多分」

P「……多分ですか」

ちひろ「ええ、……あ、心配なら今ここで子孫の可能性だけでも」

P「お断りします」

ちひろ「ちぇー」

421:2013/12/04(水) 00:40:19.05 ID:
小梅「……」

P「おはよう、小梅」

小梅「……お、おはよう、ございます……」

P(よかった、普通っぽい)

ガタガタガタガタガタ!!!

小梅「……だ、だめだよ……。……我慢、しなきゃ……」

P(……やっぱだめかも分からんね)

422:2013/12/04(水) 00:41:20.53 ID:
小梅「……プロデューサーさん……」

P「……うん?」

小梅「……け、結婚、……おめでとう、ございます……・」

P「あ、ああ……ありがt」

ガタガタゴトンッ!

P(……花瓶が俺の横に……)

小梅「……だ、だめ……、だめだよ……」
オロオロ

423:2013/12/04(水) 00:42:32.28 ID:
P「……」

小梅「……その……」

P「うん?」

小梅「……あの子、嫌わないであげて、ください……」

P「……?」

小梅「……プロデューサーさんが、結婚するって聞いて、寂しいんだと……」

P「あ、ああ」

ガタガタビュン!

P「……」
ダラダラ

小梅「……あああああ……」
オロオロ

P(なんということだ 
  ぷろでゅーさーが だれかの しかけに
  ひっかかって しんでしまうところだった)

424:2013/12/04(水) 00:43:37.82 ID:
小梅「……」
シュン

P「……ごめんな」

小梅「……え……?」

P「小梅にはちゃんと報告しておくべきだった」

小梅「……」

P「……あの子もそうだけど、小梅にも寂しい思いをさせちゃったな」

小梅「……」

P「……大切な、パートナーだもんな」

小梅「……」

P「……」

小梅「……ゃ……」

425:2013/12/04(水) 00:44:51.65 ID:
P「?」

小梅「……やです……」

P「え?」

小梅「……パートナーじゃ、やです……」

P「……え?」

小梅「……好き、です……」

P「」

小梅「……」

P「」

小梅「……聞かせて……?」

P「はっ!?」

小梅「……その人と、私。どっちが、大切……?」

426:2013/12/04(水) 00:45:29.51 ID:
ちひろ「はいドッキリでしたー!!! ストップストップ!!」

小梅「……」

P「……」

小梅「……そ、それで、プロデューサーさん。……答え、は……?」

P「!?」

ちひろ「まさかのスルーっ!?」

小梅「…………。……ふ、ふふふ、うふふふふ……」

ちひろ「……まさか」

P「……もしかして」

小梅「……ドッキリ、でした……。……あは……」

427:2013/12/04(水) 00:46:16.68 ID:
P「……いつから知ってたんだ?」

小梅「……二人が、い、いたずらしてるって、あの子が教えてくれました……」

P「そ、そうか」

小梅「……は、はい」

P「じゃあ、全部演技だったのか」

小梅「……ふふ」

P「……あービックリした」

小梅「……楽しかった、です……」

P「でもそうなるとくやしいなー」

小梅「……?」

P「本気で驚いた小梅を見られなかったわけだしなー」

小梅「……」

428:2013/12/04(水) 00:47:20.81 ID:
P「驚かすために内緒で恋人でも作ろうかなー、……なんて」

小梅「……ふふ……」

P「何だよ、笑ったりして。あ、俺に恋人なんてできないと思ってるなー?」

小梅「……はい……」

P「……いや。ひどいな小梅。こうみても俺結構モテて」

小梅「……そ、そうじゃないです……」

P「?」

小梅「……あ、あの子が、ですね……?」

P「……え?」

小梅「……・ふふ、ふふふ……」

P「………………え?」

429:2013/12/04(水) 00:47:59.45 ID:
ちひろ「お疲れ様ですー。……どうしたんですか?」

P「……いえ」

ちひろ「?」

P「……」

ちひろ「変なプロデューサーさんですねぇ」

P「……ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「付き合ってみます?」

ちひろ「はいはい買い物ですか仕事ですかそれともジョギングにでも?」

430:2013/12/04(水) 00:49:05.25 ID:
P「いえ、そうではなく。恋人的な意味で」

ちひろ「…………は?」

P「……」

ちひろ「………………ま、またまたー! どうせいつもみたいに冗談でふきゃっ!?」

P「……」
ギュッ

ちひろ「なななななにをおおお!?」

P「ちひろさん……」

ちひろ「……プロデューサーさん?」

P「……」

ちひろ「……ほ、本気ですか?」

P「……」
コクン

ちひろ「……プ、プロデュ、……っ!!!???」

P「? ちひろさん、どうかしm」
……ゴキン

すぐに気がついたPではあったが、そこの記憶だけが綺麗に抜け落ちていたというのはまた別のお話。


おわり

439:2013/12/05(木) 04:01:53.23 ID:
──CGプロ事務所


モバP(以後P)「ふー、平和ですねー」

ちひろ「そうですねー。折角波乱の種を蒔いたのに…つまんないなぁ」

P(こいつ……!)

P「平和が一番ですよ…」

ちひろ「プロデューサーさんはいいかも知れないですけどぉー、事務員は一日中事務仕事で刺激に餓えてたりするんですぅー」

P「だからって、俺が結婚するなんて噂流してどうするんですか…。まぁ、確かに女の子が好きそうな話題ですけど」


 バタバタバタバタ


ちひろ「あっ、波乱の足音が近づいてきましたよ!」 ワクワク

P「いや、茜あたりが来ただけでしょ…」


440:2013/12/05(木) 04:02:30.92 ID:
バンッ

響子「ぴ、ぴぴぴPさんっ!?」

P「おーう。おはよう響子。響子も帰省してたんだよな。久しぶりの実家はどう──」 ガタッ

ちひろ「? どうしたんですか? おはよう響k──」 ギョッ

 つ[包丁]

響子「け、けけ、結婚って、どういう事ですか? わ、私聞いてませんよっ!?」 ズイッ

P「ま、ま、待て。まずは落ち着こう。な?」 アトズサリッ

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん逃げて! き、響子ちゃん。まずは落ち着きましょう。ね?」

響子「おおお落ち着いてますっ! ちひろさんこそどうしたんですか? あ、ひ、ひょっとして、Pさんのお相手ってちひろさん…?」 ギラリ

ちひろ「こ、こっちに向けないで…!」

441:2013/12/05(木) 04:03:38.50 ID:
響子「やっぱり、ちひろさんなんですね……? あは…おめでとぅございまぁす…」 ニタァ

ちひろ「(わ、笑った!?) ひぃっ!?」

P「い、いや、違うぞ? ちひろさんじゃないから。だからちひろさんから離れるんだ。な?」

響子「じゃあ、Pさん教えて下さい…」 ズイッ

P「い、いやその…」 ジリッ

 ジリジリ ジリジリ ドンッ

P(か、壁際に追い詰められてしまった…!?)

響子「どうして逃げるんですか? 結婚するから……もう他の女の子には触りたくもないって事ですか?」 ポロリ

P「(な、泣いた!?) 違うよ!}

響子「じゃあどうしてですか!」

P「お前が包丁持ってるからだよ!」

442:2013/12/05(木) 04:04:08.09 ID:
響子「えっ」

P「えっ?」


響子「…………」


響子「あっ……(////)」

――――
――

ちひろ「で、お土産のロールケーキを切ろうとしたところで話を聞いて、我を忘れて確認しにきただけだった……と」

響子「ごめんなさい……(////)。動転しちゃって、言われるまで全然気づきませんでした…」

P「しっかり者の響子も案外抜けたとこあるんだなぁ」

響子「うぅ…」

443:2013/12/05(木) 04:04:34.86 ID:
ちひろ「あ、あの、私に向かって微笑んだのは…?」

響子「え? あ、その、ショックだったんですけど、笑顔でお祝いしなくちゃーって…そんなに変顔してました?」

ちひろ「そ、そんなことないわよ!?」

ちひろ(ただちょっと、『ウフフ…この泥棒猫を殺せばPさんは私の元に帰ってきてくれるのね♪』って笑顔に見えただけ!)

響子「で、その…結婚というのは……?」 モジモジ

P「しないしない。もういいですよねちひろさん。ちひろさんの悪戯だよ」

ちひろ「ごめんね、響子ちゃん」

響子「じゃ、じゃあ、そういうお相手も…?(////)」 ウワメヅカイ

P「いないいない。そんな暇ないって」

響子「はぁぁぁぁぁ……よかっっ…たぁぁぁぁぁ……」

P「なんだと」

444:2013/12/05(木) 04:05:07.98 ID:
響子「あっ、いえっ…」

P「ま、当面、俺の嫁はアイドル(プロデュース)だよ」

ちひろ「!?」

響子「!!」 パァァァァ

響子「あっ、あのっ! お土産にロールケーキ買ってきたんです! 今、お茶と一緒にお持ちしますねっ♪」

P「……あ、響子、包丁忘れ── 行っちゃった。しょうがないな」

ちひろ「……」

P「あ、ちひろさん? 届けるなら俺が──」

ちひろ「どういう事ですか……?」

P「ん?」

445:2013/12/05(木) 04:05:42.42 ID:
ちひろ「お嫁さんは、アイドルしかなれないんですか…?」 チャキ

P「うわ…うわー! うわーー!! お、落ち着いて下さい、まずは包丁を置いて!」

ちひろ「嫁はアイドル……」 ジリッ

P「あれは仕事が恋人的なニュアンスですから! は、ハイライト落としましたよちひろさん? なんちゃってあはははー…」

ちひろ「……」 ジリジリッ

P「ち、ちひろさんにも素敵なお相手が見つかりますって!」

響子「すみませんっ! 包丁忘れt──」

P「あ、あーあ! その人が羨ましいなぁー! 若くて美人の事務員がお嫁さんだったら素敵だなぁー!」

ガチャン パリン

響子「」



以後ループ

449:2013/12/05(木) 08:06:43.31 ID:
CGプロ事務所

ちひろ「プロデューサーさん、ドッキリですよ。ドッキリ!」

P「…ちひろさん、人が悪いですよ」

ちひろ「ふふふ、いいじゃないですか。可愛い反応が見れるかもしれませんよ?」

P「…確かにそうかもしれませんが」

ドタドタドタ


ちひろ「静かに、来ましたよ」


450:2013/12/05(木) 08:25:57.25 ID:
バン

かな子「Pさん、いますか!」

愛梨「Pさん!」


P「おはよう。愛梨、かな子。元気なのはいいが、ドアはゆっくり開け閉めしろ」

愛梨「あっ、すいません」

かな子「愛梨ちゃん、そうじゃないよ。Pさん、結婚するんですか?」

愛梨「そうでした!本当ですかPさん」

P「あ、あぁ本当だが…」チラッ

ちひろ(プロデューサーさん、頑張って)

P「あの人は…」

451:2013/12/05(木) 08:50:12.69 ID:
かな子「なんでですか!急に結婚なんて」

愛梨「Pさん、結婚するって事は、居なくなるんですか?嫌です」

P「いや、事務所は辞めずにプロデューサーは続けるから」

愛梨「それでも、嫌です…Pさんが結婚したら、Pさんと一緒にいる時間が減っちゃいます」

P(どうしよう。ちひろさんまだか、「ドッキリでした」は…)

かな子「愛梨ちゃん、無理言っちゃあダメだよ…」

愛梨「かな子ちゃんも嫌だって」かな子「わーーーー愛梨ちゃん言っちゃ駄目ー」

P「愛梨。確かに一緒にいる時間は減るが、いなく」愛梨「嫌です、Pさんが好きなのに急に結婚なんて」


452:2013/12/05(木) 09:06:39.00 ID:
P「…えっ」

かな子「愛理ちゃん!」

愛梨「だって、私どこか抜けてて、皆に迷惑かけてるのにPさんは見捨てないでくれました」

愛梨「そして私を、初代シンデレラガールにしてくれました…Pさん!好きです。だから結婚しないでください」

P(えっ、えーー!どうすればいいんですか、ちひろさん)

ちひろ「」

P(気絶しないで、どうにかしてください)

愛梨「Pさん…」スッ

P「待て、愛梨。なぜ目を閉じる、なぜ近づく」

かな子「待ってください!」

P「かな子?」

愛梨「かな子ちゃん!」


453:2013/12/05(木) 09:30:40.68 ID:
かな子「Pさん、私もPさんが好きです、愛してます!」

P「なっ!」

愛梨「…やっぱり」

ちひろ(はっ、ここは事務所、私はちひろ。そうだプロデューサーさんは!)

P「まっ、待ってくれ二人とも落ち着け」

かな子「だって私、お[ピザ]でのろまで、なんの取り柄もないのにPさんは私に素敵な魔法をかけてくれました」

かな子「Pさん、だから愛してます。だから結婚しないでください」

愛梨「かな子ちゃん、ずるいよ。Pさんお願いですから結婚しないでください」

P(まずい、まずい、まずい。どうしてこうなった、どうしてこうなった)

ちひろ(まずい。こうなったら今しかない)

ちひろ「二人共、ストップ!これはドッキリなの、だから待って」

愛梨「えっ」

かな子「えっ」

454:2013/12/05(木) 09:49:01.80 ID:
P「すいませんでした。」

かな子「」ムスー

愛梨「」プクー

ちひろ「えっと、ごめんなさい」

かな子「ひどいです、ちひろさん」

愛梨「そうですよ。反省してください」

ちひろ「はい。反省します」

P「ちひろさん、本当に反省してますか?」

かな子「Pさーん」

愛梨「Pさんもです!」

P「はい、おっしゃるとおりです」

かな子「許しません」

愛梨「そうです。勢いとは言え、告白したんですよ」

P「はい、何も言い返せません、なんでもしますから許してください」

ちひろ(プロデューサーさん、それは…)

455:2013/12/05(木) 10:25:38.32 ID:
後日CGプロ事務所

かな子「Pさん、クッキーを焼いてきました。食べてください」

愛梨「Pさん、新作のケーキ作ってきました。はい、あーん」

P「ふ、二人共待ってくれ。後で食べるから」

愛梨「ダメです」

かな子「そうです」

P「いや、ちょっと。ちひろさん助けて」

ちひろ「すいませんPさん。あの二人に頼まれてほかの子達を止めないと」

P「はい…わかりました」

愛梨「Pさん、あーんです」

P「あ、あーん」

かな子「Pさん、クリームついてますよ」チュッ

P「わっ、かな子」

愛梨「あっ、かな子ちゃんずるいです。私も」チュッ

P「あ、愛梨」

愛梨「Pさーん」

かな子「Pさん」

P「た、頼む、ほかの子の視線が怖い」

凛「」(##゚Д゚)イライラ

愛梨「ダメです。待ちません」


かな子「そうですよ。次はPさんの番ですよ」

ちひろ「皆さん、落ち着いて」

凛「ちひろさん、どいて!」

伊吹「何よ!恋愛映画より甘い空気だしてー」

P「は、はい。二人共。あーん」

かな子「あーん」

愛梨「あーん」

456:2013/12/05(木) 10:50:02.64 ID:
ちひろ(あの日、二人が出したお願いで、事務所の中が怖いです)

凛「ちひろさん、どいてって言ってるでしょ!」

奏「キ、キス。うふふ、Pさんは私がお願いしてもキスしてくれないのに二人は簡単にPさんに」ワナワナ

まゆ「ちひろさん、どかないと痛い目にあいますよ」

響子「ナンデナンデナンデ」

伊吹「ちひろさん、後で説明しなさいよ」

美嘉「あはは、あははは」

ちひろ(どうみても、止めれません)(´;ω;`)

かな子「Pさん」

愛梨「Pさん」

「「大好きです」」







464:2013/12/05(木) 19:38:49.13 ID:
CGプロ事務所

ちひろ「プロデューサーさん、久しぶりの休暇を楽しんでますか?」

P「はい。ちひろさん、実家でのんびりしてますよ。しかし急に電話が来たのでびっくりしましたよ」

ちひろ「ふふふ、プロデューサーさんが休暇を楽しんでる間にドッキリを考えてまして」

P「えっ、嫌な予感がするのですが…」


ちひろ「実は事務所の皆がプロデューサーさんが、休暇で何をしたのか気になってるみたいでティンと、きましたよ」


P「何ですか?ティンって。で…ドッキリの内容は?」

ちひろ「ふふふ、よく聞いてくれました。実はプロデューサーさんが休暇をとった理由は実家に結婚の報告に行った噂を、流そうと…」

466:2013/12/05(木) 19:54:46.78 ID:
P「は…ちょっ」ちひろ「では休暇を楽しんで下さいね♪」ガチャ


ちひろ「さてと…誰に話そう」凛「ふーん、ちひろさん楽しそうだね?」

ちひろ「!?り、凛ちゃん」

凛「私だけじゃないよ」

未央「ちひろさん、楽しそうな事考えてるね♪」

卯月「あ、あはは」

ちひろ「卯月ちゃん、未央ちゃんまで…」

凛「さて、ちひろさん。お話しようか」

ちひろ「は、はい」

469:2013/12/05(木) 20:33:02.93 ID:
凛「なるほど…。そんなドッキリを考えてたんだ。ふ~ん」

未央「…」

卯月「そうですよ、酷いです。皆、Pさんの事が好きなのに」

ちひろ「はい。すいませんでした、反省してます」OTL

未央「うづきん、大胆だね。でもそれなら、私達もドッキリに混ぜてよ」
ちひろ「えっ?」

凛「ちょっと、未央!」

卯月「未央ちゃん?」

ちひろ「えっと…未央ちゃんどういう事?」

未央「だから、プロデューサーが帰ったら、お祝いするんだよ。「結婚おめでとう」って」

ちひろ「!!未央ちゃん、いい考えだわ」

未央「でしょでしょ♪」
凛「なるほど、ちょっと面白そうだね」

卯月「凛ちゃん!?」

470:2013/12/05(木) 20:43:13.55 ID:
未央「たまにはいいじゃん、仕掛ける側も。ねーしぶりん」

凛「確かにプロデューサーの反応が楽しみだね」

卯月「え~、大丈夫かな」

ちひろ「なるほど、楽しくなってきましたね。もう少し人数をふやして、プロデューサーさんに逆ドッキリを仕掛けましょう」


未央「お~♪」

凛「誰に声かけようかな?」

卯月「…大丈夫かな?」
扉の前

??「ほぅ…」

471:2013/12/05(木) 21:11:00.92 ID:
後日 CGプロ事務所


ちひろ「さーて、今日プロデューサーさんが帰ってきますよ。皆さん準備はいいですか?」

歌鈴「だ、大丈夫ですけど」

頼子「いいんでしょうか…」

夕美「あはは、楽しそうだけど…ねぇ」

ちひろ「ふふふ、皆さんがお祝いしたらプロデューサーさんはどんな反応をするでしょうか?楽しみです」


コツコツ

ちひろ「しっ。帰ってきましたよ。準備はいいですか」

「「「「「「はーい」」」」」」

474:2013/12/05(木) 21:35:37.58 ID:
P「ただいま帰りました」

ちひろ「おかえりなさい、プロデューサーさん。休暇は楽しかったですか。実家に帰ったと聞きましたが」


P「はい、両親やら地元の友人達と久しぶりに会って」

ちひろ「それよりも聞きましたよ。プロデューサーさん、結婚おめでとうございます」

凛「おめでとう、プロデューサー」

未央「おめでとう♪」

卯月「おめでとうございます」


歌鈴「えっと…おめでとうございます」

頼子「…おめでとうございます」

夕美「おめでとう、Pさん」

P「なんだ皆、知ってたのか。社長から聞いたのか?」

476:2013/12/05(木) 22:14:14.76 ID:
凛「はっ?」

未央「へっ?」

卯月「えっ?」

歌鈴「…へ?」

頼子「…!?」

夕美「…はい?」

ちひろ「…は?ってプロデューサーさん、冗談は…」

社長「おや、戻ったかね。どうだったね、結婚の報告は」

P「はい、両親も「これで安心だ」と喜んでましたよ。社長がちひろさんに、言ったのですか?」

社長「?いや、言ってないが…何故だい」

P「いや、ちひろさんが結婚の報告を知ってたので」

社長「千川くん、聞いてたのかい?」

ちひろ「え?いえ知りませんでしたよ?って本当に社長はプロデューサーさんの結婚を知ってて…」

477:2013/12/05(木) 22:30:19.40 ID:
社長「そうだよ。私が彼に、「お見合いをしないか」と言ってね」


P「でも社長のおかげで、いい女性と知り合えて結婚までいけました。ありがとうございます」

社長「いやいや、よかったよ。結婚おめでとう」

ちひろ(えっ、本当に結婚!プロデューサーさんが?)

ちひろ(って、皆は)チラ

凛「」チーン

卯月「」チーン

未央「」チーン

歌鈴「」チーン

頼子「」チーン

夕美「」チーン

ちひろ「Oh…」

478:2013/12/05(木) 22:42:58.80 ID:
P「でも助かりましたよ、ちひろさん。おかげで報告が少し楽になりましたよ」

ちひろ「えっ?あ、はい」

ちひろ(ど、どうしましょう…皆さんが)チラ

凛「嘘だ…嘘だ」ブツブツ

卯月「えっ…えっ」オロオロ

未央「あはは…はは」


歌鈴「…うぅ」グス


頼子「…」ボーゼン

夕美「…あ」ズーン


ちひろ「Oh…アカン」


社長「では、私は用事があるから」

P「あ、はい。お疲れ様です」

480:2013/12/05(木) 22:52:25.99 ID:
P「さて、皆ありがとう。嬉しいよ」

ちひろ(えっ…なんでこんな事に)

凛「ねぇ、プロデューサー嘘だよね。嘘だよね?」


卯月「ほ、本当に結婚するんですかプロデューサーさん!」


未央「夢だよ、これは…夢」


歌鈴「嘘ですよね、プロデューサーさん?嘘だって言ってください」


頼子「えっ、本当に結婚するんですか…Pさん…本当に」


夕美「嘘だよねPさん、嘘だよね。そう言ってください!」


ちひろ(やばい、皆さんが壊れはじめてる)

481:2013/12/05(木) 23:29:23.08 ID:
P「み、皆どうしたんだ?様子がおかしいぞ」

ちひろ「プロデューサーさん、本当に結婚を…?」


「「「「「「うわーん」」」」」」(ノ△T)


ちひろ「ちょっ、皆しっかり」


P「…社長、そろそろ!」

ちひろ「えっ?」


社長「待ってたよ。君ぃ」

P社長「「ドッキリ大成功」」

パンパパパーン


「「「「「「「へっ?」」」」」」」

482:2013/12/05(木) 23:40:57.62 ID:
社長「大成功だよ。君ぃ」


P「はい。やりましたね、社長」


ちひろ「社長、プロデューサーさん一体これは?」


社長「実は千川君達が逆ドッキリを計画してるのを、聞いてね」


ちひろ「へっ?誰から聞いたのですか?」


社長「君たちが事務所で彼にドッキリの電話をして渋谷くん達に聞かれたときにだよ」


ちひろ「あ、あの時に聞かれてた!?」


社長「そして彼に私から電話して打ち合わせしたのだよ」


P「いやー、皆すまん。面白そうだから、つい」


凛「ふーん」

未央「ほーぅ」


卯月「む~」


歌鈴「う~」


頼子「…」ゴゴゴ


夕美「へーぇ」


P「あの~皆さん、怖いのですが」

社長「じ、じゃあ後は頼んだよ。私は営業があるから」バタン

P「あ、社長ずるいですよ。待ってください」

483:2013/12/05(木) 23:47:48.83 ID:
凛「プロデューサ~、覚悟はいい?」


未央「ふふふ、ちょっと」

卯月「痛い目にあってもらいます」


歌鈴「酷いですプロデューサーさん」


頼子「…覚悟してください」


夕美「ゆるさないよ、Pさん」


P「ひっ、ちひろさん助けて」

ちひろ「知りませんよ」(-_-#)


P「そんなー」

凛「プロデューサー」

未央「プロデューサ~」

卯月「プロデューサーさん」


歌鈴「Pさん」


頼子「…Pさん」


夕美「Pさ~ん」


「「「「「「覚悟!」」」」」」


ヤメテゴメンナサイスイマセン

484:2013/12/05(木) 23:51:41.64 ID:
社長「だ、大丈夫かね」

P「はい、なんとか生きてます」


社長「しかし君も大変だね」


P「もうドッキリは嫌です」


社長「そうだね。よそう」


「「はぁ」」


終わり

497:2014/01/12(日) 07:05:27.77 ID:
──モバPのアパート前 ~深夜~

モバP(以後P)「うー、寒…。昼でも寒いってのに、夜は殊更寒さが身にしみるなぁ」

 カンカンカンカン ←階段を登る音

P(明日も早いし、ビニ弁で晩飯済ませて今日はさっさと寝てしまおう…)



P(ん…? 俺の部屋の前に誰か……)


千秋「……Pさん」


P「って、千秋!?」

498:2014/01/12(日) 07:05:55.87 ID:
P「ど、どうしたんだ、こんな時間に」

P(ていうか何で俺んち知ってんの?)

千秋「……」


P「だんまりじゃ分からないだろ……顔まっしろじゃないか、いつから待ってたんだよ…」

千秋「……」

P「誰が見てるか分からないし、取り敢えず入ってくれ」

千秋「ええ」 コクリ

499:2014/01/12(日) 07:06:24.71 ID:
──モバPの部屋 ~深夜~

P「うー寒…暖房MAX、っと……。適当に座っててくれ。コーヒーでいいか?」

千秋「…ええ」

P「と言っても、インスタントだから期待はしないでくれよな……うわ、びっくりした。立ったままどころか動いてないのかよ」


千秋「……」

P「本当に、何かあったみたいだな…。ほら、テーブルに置いたから、座ってくれ」

千秋「ええ…」

P「クッションないから、俺はベッドに…と」 ポスン

千秋「……」 ポスン

P(え、隣…?)

500:2014/01/12(日) 07:07:15.57 ID:
千秋「……」


P「……」


 …………。


P(何この沈黙……俯いてて表情も見えないし…)

P「あ、あのさ、千秋。悩みがあるならいつでも聞くから、次からは出来れば電話で連絡して、喫茶店とか事務所の談話室とかで待ち合わせような?」


 ストン


P(な、なんだ!? もたれかかってきた…?)

501:2014/01/12(日) 07:07:46.77 ID:
千秋「暖かい…」

P「そ、外は寒かったからなぁー! 千秋、寒いなら暖房強くするから、離れてくれ。な?」

千秋「迷惑かしら?」

P「いや、迷惑って事はないけど…流石にまずいかなーって」 アセッ

千秋「……Pさんは、今、幸せ?」

P「ん?」


P(えっ、なにその重い質問……)


P「いや、まぁ、幸せだけど…」

P(上向き調子のプロダクションに勤められてるし、担当アイドルともうまくいってる(多分)し、病気とかもしてないしな…)

502:2014/01/12(日) 07:08:18.10 ID:
千秋「なんで……ッ」 ギリ…

P「ん?」

千秋「……なんでもないわ」

P「そうか? …なんか今日変だぞ?」

P(唇を噛んで、白くなるほど拳を握りしめて…。何があったか知らないが、鬼気迫る何かがあるな…)

千秋「朴念仁のPさんでも、分かるのね」

P「心配してるのに、その言い草はないだろ」 ムスッ

千秋「自分の心配をした方がいいわ」

P「なんでだよ。担当アイドルが…そうじゃなくても、年下の女の子が思い詰めた様子だったら、心配になるに決まってるだろ」

千秋「貴方が…そんなだから……そういうところが心配なのよ…」

P(泣いてるのか…?)

503:2014/01/12(日) 07:09:01.58 ID:
千秋「……ねぇPさん、私が何しに来たと思う?」 ニコッ

P(やっと顔を上げ…え、笑ってる…?)

P「い、いや……相談事とか?」

千秋「違うわ」



千秋「──奪いにきたの」


 ドンッ


P「へ? あ……うわっ!?」


 ガバッ


504:2014/01/12(日) 07:09:39.64 ID:
千秋「……」

P「……」


P(え……? な、なんだ…どーなってんだ…?)

P(俺がベッドに押し倒されて… 千秋がのしかかって……?)


千秋「P……… ん……っ」 ズイッ

P「わ、ばか! よせ!」 ガシッ

千秋「駄目なの? …どうして」

P「駄目に決まってるだろ! き、キスってのは、好き合ってる同士でやるもんだ。俺と千秋はそういう関係じゃないだろ?」


P(突き飛ばすのは簡単だけど……出来るわけないよ…)

505:2014/01/12(日) 07:10:18.86 ID:
千秋「私の事、嫌いなのね?」

P「そんなわけない!」

千秋「なら、好き?」

P「どうしたんだ、おかしいぞ!」

千秋「答えてよ!」


P「す、好きな方、ではあると、思うよ? 変な意味じゃないぞ? 千秋の誰より自分に厳しい努力家なところは、本当に尊敬してる」

千秋「なら、問題ないじゃない」 ズイッ

P「わーちょっと! 駄目だっつの!」

千秋「……やっぱり、駄目なのね…」 スッ

506:2014/01/12(日) 07:12:22.50 ID:
P(離れた…分かってくれたか…!)

P「当たり前だr……って、ちょっと! ズボンのチャック下げないで! アイドルがそんな事しちゃ駄目だから!」

千秋「……だって…こうするしかないじゃない…」 カチャカチャ

P「どこをどう考えたら、そうするしかなくなるんだ!?」

千秋「…あんな女のどこがいいのよ!」 カチャカチャカチャ

P「あんな女? ……って、何の話だよ」

千秋「とぼけないで! あんな女より、私の方が若いし、ずっと貴方を満足させてあげられるわ」 キッ

P「言ってる意味が分からん!」

千秋「試しもしないで、分かる訳がないじゃない。私の事、抱きもしないで分かる訳ないじゃない……!」

千秋「ちひろなんかに渡さない…! 私が……私の方がずっと貴方を愛してるのに…!!」 ポロポロ

P「へ? ああ、ちひろさんのドッキリの話か?」

千秋「!?」 ピタッ

P(あ、固まった)

507:2014/01/12(日) 07:12:56.05 ID:
千秋「…」

P「…」

千秋「……えっ、ドッキリ?」

P「あ、うん。なんか、俺が結婚するとかなんとか吹聴して、アイドルの反応を見るとか」



千秋「……」


P「……」


 スクッ

P(あ、立った)

508:2014/01/12(日) 07:13:57.66 ID:
スタスタスタ


P(部屋の隅に行った)


千秋「………」

P(なんか苦悩してる…)



 クルッ



千秋「ど、ドッキリ大成功~♪」

509:2014/01/12(日) 07:14:27.72 ID:
P「…」


千秋「…」



P「……」



千秋「……な、何か言ってくれると嬉しいんだけど…」



P「……千秋」

千秋「…ひゃ、ひゃいっ!?」

P「顔真っ赤だぞ」

千秋「っっ──!?(////////)」


510:2014/01/12(日) 07:15:06.55 ID:
──CGプロ事務所 ~朝~

P「そんなわけで、あのドッキリのタチの悪さって奴を嫌と言うほど思い知りました。もう二度と御免ですよマジで…」

ちひろ「アパートに直接押しかけるなんて、千秋さんて行動的なんですね」

P「そもそもどうやって住所を調べたのか…」

ちひろ「さーってスタエナの補充しないと…♪」


P(露骨に逃げたな…)

P「まぁでも、人の気持ちをちゃんと考える、良い機会ではありました。その点は感謝してます」

ちひろ「いえいえ♪ それじゃ手始めに…」

P「ええ、手始めに千秋のご両親に会ってきました」

ちひろ「は?」

511:2014/01/12(日) 07:15:44.13 ID:
ガチャッ

千秋「おはようございます」

ちひろ「あ、お、おはようございます千秋さん。それで、どういう事なんですかプロデューサーさんっ」 ズイッ

P「あれ、おはよう千秋。今日は午前中から講義があるって話じゃなかったか?」

千秋「その前に、貴方に会いに来ちゃいけないの? 相変わらずちひろさんとは仲がおよろしいようで」


ちひろ「あ、そ、そんなんじゃないんですよっ?」 バッ

ちひろ「ただちょっと、気になる事を言うので身を乗り出しちゃっただけで…」

P「あのなぁ…」

千秋「何の話をしていたの?」 ズイッ

ちひろ(当たり前のように膝に乗ろうとした!?)

512:2014/01/12(日) 07:16:11.87 ID:
P「こら、やめなさい。お義父さんとお義母さん公認とはいえ、けじめはつけようって言ったろ?」

千秋「何よ…いじわる……。じゃあ…はい」 ンー

ちひろ「ファッ!?」

P「だからやめなさいってば! 事務所で公然とキスするアイドルはけじめついてないよな!?」

千秋「だってぇ…今日一日頑張るのに、Pさん成分が不足してるんだもん…」

P「俺だって寂しいけど、千秋の為に仕事頑張るからさ。千秋も我慢してくれ。な?」

ちひろ「なんだこれ」

千秋「分かったわ……なんて、隙ありっ!」 チュッ

P「あっ、お、おいっ!(////)」

千秋「頬にキスくらいなら、いいでしょ? それじゃ、大学に行ってくるわね。あ・な・た♪(////)」

P「かなわないな千秋には……。ああ、気をつけてな。…愛してるよ、千秋」

千秋「!! 私も大好き、Pさんっ!(////)」


ちひろ「なんだこれ!?」

513:2014/01/12(日) 07:23:30.22 ID:
おしまい。

518:2014/01/17(金) 12:37:57.40 ID:
CGプロ事務所

ちひろ「今日からプロデューサーさんは3日間、帰省ですか。遊び相手がいなくて暇ですね~」


ちひろ「そうだ!最近、事務所の中が平和だからきついドッキリを仕掛けましょう」ニヤリ


ちひろ「そうと決まれば、早速準備を」

519:2014/01/17(金) 13:05:46.09 ID:
茄子「さて、今日もお仕事頑張りましょうね。二人とも最近どうですか?」

美世「あたし?調子は絶好調だよ♪プロデューサーさんから体をメンテナンスして、もらってるからね」

洋子「え!?美世ちゃんそれって、どういう事?」

美世「えっ?ただのマッサージだよ」

洋子「な、なんだ。よかった」

茄子「ほっ。も~美世さん、間際らしいですよ」

美世「ごめんごめん。でも洋子ちゃんも最近、プロデューサーさんと一緒に銭湯に行ったんだよね?いいな~」

茄子「本当ですか!?洋子さん、ずるいです」

洋子「うっ。茄子ちゃんだって、プロデューサーと一緒に初詣に行ったらしい、じゃないですか?」

美世「なっ!?羨ましいよ、茄子ちゃん」


茄子「えっと、それは…。二人だってプロデューサーと二人きりじゃないですか」


美世「うっ。言い返せない」

洋子「はぁ、もうやめよう。事務所が見えたよ」

美世「そうだね」

茄子「はい」

520:2014/01/17(金) 14:41:15.14 ID:
ガチャ

美世「おはよう」

茄子「おはようございます♪」


洋子「おはよー」


ちひろ「おはようございます。皆さん早いですね」


美世「ちひろさん、おはようございます。プロデューサーさんは?」

洋子「あれ?そういえば」


茄子「確かにいつも、早いのにいませんね」

ちひろ(チャンス!)ニヤリ

ちひろ「プロデューサーさんなら、今日から3日間実家に帰省です」


美世「へぇ、そうなんだ」

洋子「いいな~」

茄子「プロデューサー、最近忙しかったですから。でも急ですね?」


ちひろ「はい。なんでも実家に結婚の報告しに行ったみたいですよ」


美世茄子洋子「「「えっ!?」」」

521:2014/01/17(金) 15:46:32.25 ID:
美世「ほ、本当ですか?ちひろさん!」


洋子「プ、プロデューサーが結婚?その為に帰省!?」


ちひろ「はい。そう聞きましたよ」


茄子「プロデューサーが結婚、結婚?嘘」

茄子「か、確認しないと」ピポパ


ちひろ「茄子ちゃん!?」

ちひろ(ま、まずい。今ばれたら。プロデューサーさん、出ないで)


茄子「プロデューサー、早く出てください、早く」

ガチャ

茄子「プロデューサー!」

タダイマデンワニデルコトガ、ピッ

美世「茄子ちゃん、プロデューサーは?」


茄子「出ません」


ちひろ(やった)


洋子「そんな!」


ちひろ「皆さん、プロデューサーが帰ったら聞けば、いいじゃないですか。そろそろ行かないと仕事が」


美世「は、はい」


洋子「…行ってきます」

茄子「…」フラフラ

ガチャ

ちひろ「ふふふ、楽しくなってきましたよ」

522:2014/01/17(金) 16:03:22.13 ID:
美世「プロデューサーさんが結婚。…なんで」


ディレクター「原田さん、時間ですよ」

美世「あ、はい。今いきます」


監督「美世ちゃん、元気ないよ、大丈夫?」


美世「大丈夫ですよ。頑張ります」


美世(取りあえず、後でプロデューサーさんに確認しないと)

523:2014/01/17(金) 16:14:04.50 ID:
洋子「プロデューサー、なんで急に結婚なんて…」


トレーナー「洋子さん、大丈夫ですか?体調が悪いなら今日は、ここまでに…」


洋子「いえ、いけます。頑張らないと…」


トレーナー「わかりました。だけど無理しないで下さいね」


洋子「はい」


洋子(いけないなー、頑張らないと)

524:2014/01/17(金) 16:26:39.21 ID:
茄子「はぁ、プロデューサー本当に…」

ディレクター「監督、機材の調子が急に!」

監督「なに!さっきまで問題は、なかったはず」

茄子「…どうかしましたか?」


監督「あぁ茄子ちゃん、急に機材が故障して」

茄子「はぁ、そうですか」

監督「しかしなんで?さっきまでは問題なく…。今日の撮影は中止だ。済まない茄子ちゃん」


茄子「いえ、じゃあ帰ります」フラフラ


監督「…大丈夫か」


茄子(プロデューサー、プロデューサー)フラフラ

525:2014/01/17(金) 17:07:42.44 ID:
2日目

CG事務所内


洋子「あの後、プロデューサーに電話通じた?」

美世「全然、駄目だよ」

茄子「今日電話しても、プロデューサー出ませんでしたね」


ちひろ「プロデューサーさんも、結婚の報告で忙しいんですよ、きっと」

美世「結婚、結婚」


茄子「うふふ」


洋子「…嫌だ、嫌だ」


ちひろ(あ、あれ。なんか様子が)


美世「おかしいよ。こんなの認めたくないよ」


茄子「うふふ、プロデューサーさん、私不幸になりそうです」


洋子「なんで、私達じゃなくて…誰なの」


美世茄子洋子「…」ブツブツ


ちひろ(あれ?これって ヤバい)


洋子「もう一回電話しよう」ピポパ


洋子「…」ピリリ


茄子「洋子さん」


美世「どう?」

ガチャ、タダイマ

ピッ

洋子「…」フリフリ


茄子「そうですか」


美世「あは、あはは」


ちひろ(アカン)


ちひろ「み、皆さん明後日、プロデューサーさんが帰ってきますから、その時に話を聞きましょう」


美世「…わかりました」

茄子「じゃあ、明後日」

洋子「じゃあね、ちひろさん」

バタン

526:2014/01/17(金) 17:28:01.00 ID:
3日目


ガレージ

美世「…」ブツブツ ガチャガチャ

幸子「…あ、あの美世さん」


美世「ん」クルッ


幸子「ひっ!み、美世さん、目が」


美世「えっ、あたしの目が何?」

幸子「ひ、光が目に光がありません」

美世「あはは、大丈夫だよ。そんな事よりドライブ行かない?」


幸子「あの、美世さんその手に持ってるのは…?」

美世「えっ?ただのブレーキだよ」


幸子「ブ、ブレーキ!?それ車に必要な部品ですよ!なんで取ってるのですか」


美世「大丈夫、大丈夫。さっ、行くよ」


幸子「いっ、いえ、ボクは結構です」


美世「あはは、遠慮しないで」


幸子「ちょっ…!誰か助け…」

527:2014/01/17(金) 17:46:20.44 ID:
茄子「…」ブツブツ


ピーー

ディレクター「わー!また、カメラが壊れた」

ザーザー

監督「なっ!?さっきまでは晴天だったのに、急に大雨」


茄子「プロデューサープロデューサー」


バラバラ

ディレクター「ぎゃー、雹になった!」


監督「撤収、撤収だー」


茄子「…」ブツブツ

528:2014/01/17(金) 18:11:11.75 ID:
居酒屋


洋子「…」ゴクゴク

友紀「よ、洋子ちゃん?」

早苗「の、飲みすぎよ」

ドンッ

洋子「なんれんしゅか~。二人とも全然のんれないじゃ~ないれすか」


友紀「い、いや飲んでるけど」

早苗「の、飲みすぎよ。そろそろやめないと」

洋子「らいじょうぶ~れすって。まらまら、のめま~す」

友紀「さ、早苗さん、洋子ちゃんどうしたんだろう?」


早苗「わ、わからないわ。珍しく飲みに誘われて来てみれば」


洋子「まらまら、いくぞ~」

数時間後

洋子「す~す~」


友紀「な、何とか終わった」


早苗「え、えぇ。珍しいわね、洋子ちゃんがこんなに…」


洋子「Zzz…」

529:2014/01/17(金) 18:28:10.52 ID:
次の日

CG事務所

モバP「ただいまー。あ、ちひろさん。」


ちひろ「あら♪プロデューサーさん、お帰りなさい」


モバP「あ、これ皆にお土産です」


ちひろ「あら♪ありがとうございます」


モバP「自分がいない間に何かありませんでしたか?」

ちひろ「あっ!えっと…プロデューサーさんごめんなさい」


モバP「えっ、何かあったんですか?」


ちひろ「ちょっと、ドッキリを…」


モバP「えっ、今度は何をやらかしたのですか?」


ちひろ「えっと、それが…」

530:2014/01/17(金) 18:39:57.26 ID:
ガチャ

美世「あ、プロデューサーさん」

モバP「み、美世!?目に光がないぞ」


美世「あはは、そんな事よりあたしに言うことがない?」


モバP「えっ?」


美世「あるよね。あるでしょ!」


モバP「ひっ!?美世、どうした」

531:2014/01/17(金) 18:55:42.40 ID:
ガチャ

茄子「あ♪プロデューサー、み~つ~け~た~」ダキッ

モバP「か、茄子!急に抱きつくな、って美世まっ、待ってくれ」


美世「あはは、プロデューサーさん。茄子ちゃんにデレデレして、あたしは無視なの!」


モバP「してない、してないから。茄子、早く退いてくれ」

茄子「プロ、いいえPさん、私じゃ満足しませんか?」


モバP「えっ?」


茄子「うふふ、Pさんは、私の前から、いなくなるんですか?許しませんよ」ハイライトオフ

モバP「ひっ!?か、茄子

美世「プロデュー、Pさん、あたし怒るよ」

532:2014/01/17(金) 19:08:34.51 ID:
ガチャ

洋子「あ、プロデューサー!」


モバP「よ、洋子!た、助けてくれ」


洋子「プロデュ、いえPさん、今まで何処で何してたの!」ハイライトオフ

モバP「よ、洋子まで!?実家に帰省しただけだよ」

洋子「へー、嘘つくんだ」

モバP「本当だって」


美世「白々しいよ、Pさん」


モバP「な、本当にただの帰省だ」


茄子「Pさ~ん、いくら私でも許しませんよ」


ちひろ「…」コソコソ


モバP「こら!ちひろ、逃げるな!あんたのせいだろ!」


ちひろ「ひっ!?わ、わかりました。み、皆さん聞いて下さい。これはドッキリなんです!」

533:2014/01/17(金) 19:23:38.10 ID:
美世「…」ギロッ


茄子「…」キリキリ

洋子「…」ギョロ


ちひろ「ひっ!?ほ、本当にプロデューサーさんは結婚しないわ。ドッキリなの。ごめんなさい、最近退屈だったから」OTL


美世「本当に、Pさん?」

モバP「ほ、本当だって!ちひろさん、何てドッキリを仕掛けるんですか!」


ちひろ「はい、すいませんでした」


洋子「…本当にドッキリなの、Pさん?」


モバP「本当だって!そんな相手いないよ」

茄子「…本当みたいですね」


ちひろ「あ、あはは。よかったですね。じゃあ私はこれで…」


美世「ちひろさん!」


洋子「ちょっと」

茄子「お話が♪」


ちひろ「は、はい…」

534:2014/01/17(金) 20:17:59.63 ID:
美世「…さて」

茄子「ちひろさん」


洋子「覚悟はいいですか?」

ちひろ「み、皆さん、お手柔らかにお願いします」


美世「駄目ですよ」


茄子「それ相応の」


洋子「報いを」

会議中…


美世「では、ちひろさん」


洋子「私達、一緒にプロデューサーと温泉に行きたんです」

茄子「一泊で♪」


ちひろ「だ、駄目に決まってるじゃないですか!?」


美世「…だったらしょうがないですね」


洋子「茄子ちゃん」


茄子「は~い♪」


ちひろ「か、茄子ちゃん」

茄子「ちひろさ~ん、ちょっと耳を」


ちひろ「は、はい」


茄子「…」ボソボソ


ちひろ「!?な、なんでそれを!?」


茄子「ちひろさん、どうします?」


ちひろ「う、…わかりました。手伝います」

535:2014/01/17(金) 20:29:54.21 ID:
ガチャ

モバP「あ、話は終わりましたか?」


ちひろ「…はい」


美世「うん!」


洋子「平和に」


茄子「話し合いで」


モバP「そうか。ちひろさん、これに懲りたら自重してくださいよ」


ちひろ「…はい、身をもって知りました」


茄子「それはそうとプロデューサー?」

モバP「うん?どうした茄子?」

美世「今度、あたし達と一緒に」


洋子「温泉に行こう」

モバP「…は?」


美世「いいでしょ?洋子ちゃんとは、銭湯に行ったんでしょ?」


茄子「そうですよ♪たまには、一緒に」


洋子「ねっ、プロデューサー」


モバP「駄目だ、アイドルとプロデューサーが一緒に、そんなとこ行って見られてみろ。終わりだぞ」

536:2014/01/17(金) 20:38:58.90 ID:
モバP「ちひろさんも何か言ってくださいよ」


ちひろ「プロデューサーさん、お願いです。一緒に行ってあげてください」


モバP「…へ?」


美世「ほら、ちひろさんも、いいって言ってるし」


洋子「いいでしょ」


モバP「いや、もし問題になったら」


茄子「大丈夫ですよ♪私が、いますから」


ちひろ「プロデューサーさん、お願いします。茄子ちゃんの幸運もありますし」


モバP「いや、…ですが」

ちひろ「プロデューサーさん、本当にお願いします。私のコネでいい場所があるので」OTL


モバP「ちょっ、土下座は辞めてください」


美世「プロデューサーさん」


茄子「プロデューサー」

洋子「プロデューサー」

モバP「わ、わかったから。じゃあ、ちひろさんお願いします」


ガチャ

537:2014/01/17(金) 20:43:50.66 ID:
ちひろ「行きましたね」

美世「じゃあ、ちひろさん」

ちひろ「…はい」


茄子「希望する宿の内容ですが…」


洋子「えへへ」


ちひろ「こうなったら、どんな宿でも要望を聞きましょう」


美世「じゃあ」


洋子「私達の」


茄子「要望する宿の条件は」


ちひろ「……えー!?」

538:2014/01/17(金) 20:55:52.66 ID:
そして運命の日


温泉


モバP「ふぅ。…一時はどうなるかわからなかったが、温泉は気持ちいいな」

モバP「茄子がいるから大丈夫だとおもうが、油断しないようにしないと」

ガララ

茄子「あ♪プロデューサー」


モバP「へっ?」


洋子「やっぱりいた」


モバP「な、な、な!?」

美世「プロデューサーさん」


モバP「な、なんで3人がここにいるんだ!ここは男湯じゃあ!?」


美世「プロデューサーさん、知らないの?」


洋子「ここは貸し切りだよ」


茄子「ですから心配しなくても大丈夫です♪」


モバP「え~!」

539:2014/01/17(金) 21:03:14.20 ID:
モバP「だ、だからって」

茄子「今日は日頃の感謝にお背中を流しますね♪」

美世「あたしはマッサージしてあげる」


洋子「ほらプロデューサー、あがって」


モバP「ちょっ、恥ずかしいならやめなさい。顔赤いぞ」


美世「言わないでよ、Pさん」


洋子「私だって恥ずかしいんだから」


茄子「だったら私、一人で」


美世洋子「「それはダメー」」


モバP「今のうちに」

グイッ


モバP「うわっ!?」

540:2014/01/17(金) 21:09:21.78 ID:
茄子「ダメですよ。逃げちゃ」ハイライトオフ


モバP「ひっ!?」


美世「あはは、逃がさないよPさん」ハイライトオフ


洋子「背中を流したら次は前だから」ハイライトオフ


モバP「お、お前らまさか」


美世「大丈夫だよ、Pさん」


洋子「私達がPさんを」


茄子「たくさん気持ちよく」


美世茄子洋子「してあげるから」


モバP「う、うわー!?」


終?

548:2014/01/18(土) 02:39:10.10 ID:
未央「ねえねえプロデューサー! 結婚するって本当!?」

P「あ、あぁ、本当だ」

未央「うわぁ、本当なんだ……あ、そうそう、相手はだれなの?」ウキウキ

P「なんでそんなにウキウキなんだお前」

未央「だって気になるじゃん、あのプロデューサーの結婚相手なんて」

未央「それでそれで? ご相手は?」

P「えー、あー、その、昔からの友達でな」

P「久しぶりに再会して、その、そこからなんかトントン拍子で結婚までいったんだ」

未央「ほうほう、で、そのトントン拍子には一体どんな過程が!?」

P「まあ、デートとか、いろいろあったんだよ」

未央「おぉー、デートかー!」

未央「ねえねえどんな感じのデート?」

P「え? あー、そうだな、えっと、す、水族館に行ったりとか、遊園地? とか?」

未央「もっともっと詳しく!」

P「あ、す、水族館は……ペ、ペンギンだ、ペンギンを見た」

P「遊園地は……ぱ、パレードを見たりしてな、すごい盛り上がったぞ」

未央「うわぁー、羨ましい!」

未央「あ、そうだ! 写真見せてよ! 写真!」

P「し、写真? あ、す、すまん、今は持ってないんだ」

未央「えー、じゃあ今すぐとってきてよー」

P「……」

未央「今すぐみたーい」

未央「しゃしんしゃしんー」

P「なあ未央……」

未央「ん?」

P「お前、気づいてるだろ」

未央「……バレちゃった?」

P「まぁ……いくらなんでもな」

549:2014/01/18(土) 02:52:20.82 ID:
未央「だってー、バレバレなんだもーん」

P「そ、そんなにか?」

未央「うん、顔に丸々答えが書いてあるって感じ」

P「……そこまで言われるとちょっとショックだな」

未央「なにより、プロデューサー君ではこの未央ちゃんを騙すことなど不可能なのだ!」

P「本当かー?」

未央「ふふん、当然だよっ」

未央「…………だってプロデューサーのことだもん」

P「……え?」

未央「……///」

P「……そ、それって」

未央「……なーんちゃって!」

未央「今のは全部嘘でしたー!」

P「な……騙したな!」

未央「最初に騙そうとしたのはプロデューサーでしょー」

P「そ、それはそうだけど……」

未央「だから、これはお返しだよーん、えへへ」

P「はぁ……お前には参ったよ」

未央「ふふん、これにこりたらもうこんなことしないことだね!」

P「りょーかいだ」

未央「じゃあこれから私、レッスンだから、じゃねー!」

P「頑張れよー」



バタン





未央「……なーんて、私のは嘘じゃないけど、えへへ///」

550:2014/01/18(土) 02:54:01.56 ID:
これで終了です

ちゃんみおが2回目? 気のせいです
愛があればそんなの関係ないんです

557:2014/02/14(金) 21:59:59.06 ID:
お察しの通り師匠
でもうちの師匠はちょっと同性同士のスキンシップが
行き過ぎてるだけのノンケさんだから百合派な人はスルーで
あとしおら師匠が師匠感皆無で困った



ちひろ「さてさてお次はどなたでしょうか? ……はい、プロデューサーさん!」

P「えらくテンション高いですねー」

ちひろ「はい不正解! 正解はー……、あの子です!」

P「……あー」

ちひろ「おや反応薄いですねぇ」

P「いや、だってあれはその手の枠外でしょ」

ちひろ「冷たいですねぇ、あの子もアイドルなんですよ?」

P「それ以前に行動がただの○○親父じゃないですか」

ちひろ「まあそれはそうですけど、可愛いじゃないですか」

P「見た目はね、……まあそれはみんなそうですが。あれに関しちゃ中身を知ったら百年の恋も冷めますよ」

558:2014/02/14(金) 22:00:41.45 ID:
ちひろ「でしょうか?」

P「実際、あれを俺がやったら絶対セクハラで訴えられるでしょ?」

ちひろ「……ふむ。…………」

P「? どうしました?」

ちひろ「……プロデューサーさんは、絶っ対にっ、やらないでくださいね」

P「……念を押さなくても分かってますって。俺もみんなに嫌われたくはないですし」

ちひろ「まあまあ。……とりあえず、あんまり待たせるとかわいそうですよ?」

P「……はぁ。じゃあいってきます」

ちひろ「はいいってらっしゃい。……」

ちひろ「……」

ちひろ「……ふふ。止めたのは嫌われるからじゃなくて、プロデューサーさんがやったら洒落じゃ済まなくなる子が多いからなんですけどね」

559:2014/02/14(金) 22:07:39.97 ID:
P「おう、おはよう愛海」

愛海「……あ、おはよ。プロデューサー」

P「どうした、えらくテンション低いな」

愛海「もう、あたしだって落ち込むことくらいあるよぅ」

P「どーせ、最近女の子の○が○○○ないーとかだろ」

愛海「……。んー、そうだね、そんな感じ」

P「あのなぁ」

愛海「……。……うひひ、というわけで女の子に会いにお仕事にいこう!」

P「別に女の子に会いに仕事しにいくわけじゃないし今日は打ち合わせだけって連絡いったろ」

愛海「……そだっけ?」

P「ああ」

愛海「……ぁぅ」

560:2014/02/14(金) 22:08:14.13 ID:
P「おいおい目に見えて元気がなくなったな。そんなに女の子に会えないのが寂しいのか」

愛海「う、うん、そう。そうなんだよ?」

P「……。まあいいが、あんまり溜めすぎて問題起こすなよ」

愛海「うー……」

P「どうした?」

愛海「う、ううん? ……うん。適度に発散しなきゃね、うへへ」

P「……」

愛海「ん、なに?」

P「……いや」

愛海「そう?」

P(……なんか、わざとらしいんだよな)

561:2014/02/14(金) 22:12:24.00 ID:
愛海「それで、打ち合わせって何するの?」

P(そういえばどういう話するかは決めてなかったな……)

愛海「?」

P「……いや。俺の休暇もあったし、とりあえずお互いの報告会かな」

愛海「……っ」

P「ちょうど言わなきゃならん事が」

愛海「ぷ、プロデューサー!」

P「ん?」

愛海「プロデューサーとしてはまずアイドルの状況を把握する方が先じゃないかなっ!」

P「ふむ、それもそうだな」

愛海「じゃ、じゃああたしの方から話すねっ! えっと」

P「……」

愛海「えっと……」

P「……」

愛海「……ぅぅ」

562:2014/02/14(金) 22:17:08.64 ID:
P「ないなら俺の方から」

愛海「いいからプロデューサーは待ってて! ……その」

P「……」

愛海「そだっ! プロデューサーが休んでる間に新人さんが来たんだよ!」

P「ん? ああ」

愛海「その中でも、特にあたしのイチオシなのが……」

P「くるみだろ」

愛海「なぜそれをっ!」

P「まあ、愛海だし」

愛海「むむむ……」

P「そもそもスカウトしてきたのは俺だし」

愛海「……。あうう……」

P「どうした急に俯いて」

愛海「……。プロデューサー、ああいう子が好きなの?」

P「……まあ、光る物は感じるな」

563:2014/02/14(金) 22:18:28.18 ID:
P「正直それがないとは言わんが」

愛海「はぅ……」

P「いや、お前も好きだろ……」

愛海「そうだけどっ。色々複雑なのっ」

P「? まあそれはいいよ。で?」

愛海「う、うん……。それで、お話したりして仲良くなったんだよね」

P「……オチは見えたような気がするが、それで?」

愛海「それでね、辛抱たまらーんってなっちゃって……、やっちゃった☆」

P「……お前なぁ」

愛海「大丈夫! 泣いちゃったけど土下座したら許してくれたよ!」

P「……お前はもうちょっとアイドルとしての自覚を持ってくれ」

愛海「てへっ☆」

P「可愛く笑っても駄目だ」

愛海「うへへ、可愛いなんて……」

P「いや褒めてないからな」

564:2014/02/14(金) 22:20:09.39 ID:
愛海「うぅ……」

P「というかだな」

愛海「ん?」

P「揉めてないとかいってやっちゃってるじゃねーかよ」

愛海「…………てへっ☆」

P「だから可愛く笑っても駄目だって」

愛海「うひひっ☆」

P「……だからといってその笑いはやめろ」

愛海「じゃあどうしろっていうのさっ」

P「……何でキレるのか分からんが。その話はそこで終わりか」

愛海「う、うん。くるみちゃんはおしまい」

P「それじゃあ俺の話を」

愛海「あー待って待って次はね、えっとえっと……」

565:2014/02/14(金) 22:24:42.37 ID:
P「……」

愛海「……んっと」

P「……」

愛海「……」

P「……ないか?」

愛海「……あい」

P「じゃあ、俺の番だな。とりあえずお前に報告することがある。ちひろさんと後先になったが」

愛海「……うん」

P「今度、結婚することになった」

愛海「……」

P「しばらくは忙しいかもしれんが仕事には穴を空けないようにするつもりだ」

愛海「……うん」

P「お前の暴走を止められるのは俺しかいないからな」

愛海「…………うん」

P「……」

愛海「……」

566:2014/02/14(金) 22:30:05.23 ID:
愛海「……え?」

P「お前の場合何はなくとも嫁さんの胸の大きさとか形とか聞いてきそうなもんだが」

愛海「……や、やだなー。あたしだってそのくらいの空気は読むよ?」

P「知り合ってすぐの子の○●●●泣かせる奴がか?」

愛海「いや、それはその、ね?」

P「ね? じゃないが」

愛海「ううう……。じゃあ聞くけど……」

P「やっぱ聞くんじゃないか」

愛海「……プロデューサーが聞けって言ったのに」

P「言ってはいない。聞きそうなのにって言ったんだ」

愛海「……一緒じゃん。それで、大きさは?」

P「そうだなぁ。雫やくるみクラスじゃないが、大きい方だろうな」

愛海「……そっかー」

567:2014/02/14(金) 22:30:45.28 ID:
P「俯いて、テンション低いなぁ。いつもどおり、ひゃっはー揉みちぎりてぇえええええ!!! とか言っていいんだぞ」

愛海「言ってないしっ! あたしそんなこと言ってないし!」

P「……ほう?」

愛海「……いや、うん。たまーに言うかもだけど、そこまで酷くないよ?」

P「ははは、まあそれはそれとして、本当にどうしたんだ? 体調でも悪いのか?」

愛海「……別に体調は悪くないよ」

P「……」
ジーッ

愛海「……な、なに?」

P「……」
サッ

愛海「……っ!」

P「……熱はないみたいだが」

愛海「///」

P「……いや、ちょっと熱いか?」

568:2014/02/14(金) 22:35:02.00 ID:
愛海「……だから、体調は悪くないもん……」

P「そうやって油断してると倒れたりするんだよ。ほら、ソファーで横になれ」

愛海「……ん」

P「ほら、毛布」

愛海「……」
スンスン

P「あんまり嗅ぐな。大体俺が使ってるんだから臭いだろ」

愛海「……うひひ」

P「どうしたんだよ」

愛海「前にプロデューサーに抱きしめられたときのこと、思い出しちゃった」

P「ああお前が暴走して羽交い締めにしたときな」

愛海「……そうだけどさ、もうちょっとさ」

P「ははは、お前相手にどうなるっていうんだ」

愛海「……」

P「?」

569:2014/02/14(金) 22:36:52.82 ID:
愛海「……あのさ、あたしってさ、そんなにアレかな」

P「アレだな」

愛海「ううっ」

P「女の子が好きなのは仕方ないにしても、ああいう迫り方じゃ……」

愛海「……別に女の子が好きなんじゃないもん」

P「……ほう?」

愛海「いや、好きだけどさ。そういう好きじゃないもん……」

P「……そうなのか? にわかには信じがたいが」

愛海「……一応、そうなんです」

P「……。まあ、お前もちゃんとしてたら可愛いんだし」
ポン

愛海「……」

P「そのうちその趣味も理解してくれる奴が見つかるよ、うん」
ナデナデ

570:2014/02/14(金) 22:38:44.02 ID:
愛海「……そのうちじゃやだ」

P「?」

愛海「……今が、いいよ」

P「どういう意味だ」

愛海「わからない?」

P「……」

愛海「じゃあ、ヒント1。あたしのこと、一番知っててくれる人がいます」

P「……」

愛海「ヒント2。その人は、馬鹿なことしてっていっつも怒ってるけど、見捨てないでくれる人です」

P「……」

愛海「ヒント3。あたしは、その人のことが大好きです」

P「……」

愛海「わかんない、かな?」

P「…………それ、分かっちゃまずいだろ」

571:2014/02/14(金) 22:42:55.61 ID:
愛海「……えへ」

P「……」

愛海「…………いつもね、ああいうことして、プロデューサー困ってるけど」

P「……」

愛海「最後にはさ、……苦笑いだけど、笑って許してくれるんだよね」

P「……ああ」

愛海「だから、……プロデューサー困らせたら、……それも、……冗談だって言ってくれるかなって……」

P「……」

愛海「……だからね、……だからぁ」
ウルウル

P「分かっちゃまずい理由、分かるか」

愛海「……?」
グス

P「ヒント1。俺とお前はプロデューサーとアイドルだってこと」

愛海「……うん」

P「ヒント2。お前は14歳だってこと」

愛海「……? うん」

P「で、一番の理由が、ヒント3」

愛海「……っ」

572:2014/02/14(金) 22:43:49.35 ID:
P「……あれだ」

ちひろっ【ドッキリ大成功万歳!】

愛海「」

P「……」

愛海「……」

ちひろ「……では」
スタスタ

P「……」

愛海「……」
グシグシッ

P「……」

愛海「プロデューサー?」

P「なんだ」

愛海「今度、『ドキッ! アイドルだらけの水泳大会! ワキワキもあるよ?』の手配、よろしくねっ☆」
ニッコリ

P「……りょーかい」

573:2014/02/14(金) 22:44:54.16 ID:
ちひろ「どうでしたか」

P「……普段とギャップがあると破壊力でかいですねぇ」

ちひろ「ふむ」

P「正直一緒に馬鹿やってる年下の友達くらいの感覚だったんですけど」

ちひろ「なるほど」

P「しおらしくしてる間は正直血迷いそうになりました」

ちひろ「ほう?」

P「直後に雫が出社してきて余韻も完膚無きまでに吹き飛びましたけど」

ちひろ「……あー」

P「所詮、愛海は愛海でしたね」

ちひろ「もう、そんなこといっちゃうとまた愛海ちゃん落ち込んじゃいますよ?」

P「ははは、ああいうのもたまにはいいですけどね」

574:2014/02/14(金) 22:47:50.32 ID:
ちひろ「もう、憎まれ口ばっかりいってるけど、そういうところがお気に入りなんでしょ?」

P「……まあ、らしさは大事ですけど」

ちひろ「ふふふ」

P「なんですか、その分かってますよーって目は」

ちひろ「ふふふふふー」

P「……ちぇっ」

ちひろ「ところで」

P「なんですか」

ちひろ「わたしがギャップをアピールするとしたらどんな風にしたらいいでしょうか」

P「あはは、ちひろさんの事は大体分かってますからどんな態度でも驚きませんよ。立ち上げからの付き合いですし」

ちひろ「そうですかね? プロデューサーさんが知らないところ、意外とあるかもしれませんよ?」

P「へえ? そうなんですか?」

ちひろ「ええ。だからお付き合いを通じてもっと深く」

P「せっかくですがお断りします」

ちひろ「……ちぇーっ」


おわりー
あまり師匠感は出なかったけどこれはこれで可愛いと思ってくれたら……

603:2014/05/16(金) 23:30:16.61 ID:
彩華「ぇ…」
奏「Pさんが」
美波「結婚…!?」
千秋「みたいよ♪」



彩華「夜の蝶…夜の蝶になる…」
奏「キス…一度でいいから…」
美波「私にアンナコトさせたのに…」

ロケから戻って来た私を出迎えたのは、生ける屍と化した同僚達だった
小梅が見たら歓ぶだろうか?そんな冗談が浮かぶ程度に深刻な事態だ

あい「な、何があったんだね…」

ちひろさんはいない様だし、正直に言えば、今の彼女達は怖い。あまり話しかけたい相手ではない
かと言って知らぬふりをする訳にも行くまい、仮にもアイドル、死人の様な顔をファン達に見せる事は出来ない

あい「仕方ない…」

こう言う事は年長者の仕事だ。私も世の中では若輩者だが、他に人がいない以上、今は私がその役だろう

あい「彩華くん…何か、あったのかい…?」

先ずは危険な事を言っている子をどうにかしよう。Pくんのいない間にスキャンダル発生、と言うのは些か都合が悪い
自分の為にも事務所の為にも、出来る事はする

彩華「あいさん……Pさんが……」
奏「」ピクッ
美波「」ビクッ

彩華くんの言葉に二人が反応する。どうやら全員原因はPくん絡みらしい

彩華「P、さん…がぁ……」

彩華(;ω;)ブワッ
奏(´;ヮ;)ボロッ
美波(;△;)ウェーン

………Pくん、女性を泣かせるなんて72をしたんだね

彩華「事務所辞めちゃう……」

なんだと!?

604:2014/05/16(金) 23:32:16.56 ID:
あい「どういうことだ!?何故彼が急に……」

奏「千秋さんが…Pさんっ、結婚するって…」

あい「っ…、……」

成る程、ね…
つまり彼女達は、アイドルで在りながら失恋の痛みに沈んでいる訳か

あい「安心したまえ、そんな事で彼は辞めたりしない…それで、君達は何時まで沈んでいるつもりだね?」

彩華(;ω;)ボロボロ
奏(´;ヮ;)シクシク
美波(;△;)グスグス

あい「……」

泣きたいのは君達だけじゃないと言うのに…自分の事で手一杯だとでも言うのか

あい「非情な事を言うが、君達もアイドルだろう?一人の女でなどいられないのは分かるはずだ」

彩華(;_;)
奏(;、;)
美波(;-;)

あい「…どうしても辛いと言うなら私の部屋に来るといい。今の君達に必要だと言うのなら、多少の自棄も見過ごそう」

──────

彩華(;∧;)ガブガブ
奏(;▽;)グビグビ
美波(;д;)クピクピ

──────

彩華(´;д;)ZZZ
奏(#;∀;)Zzz
美波(´-ω-)zzz

──────
───

605:2014/05/16(金) 23:34:11.12 ID:
─────
──
せっかくのヴィンテージ物のウイスキーをこんな形で空けることになるとはな……
思った以上に不味い酒を呷り、動かぬ頭で思う

あい「それもこれも……全部君が悪いんだ!」

こみ上げてくる思いを振り払うように投げつけたグラスがガチャン!と、音を立てる
叫んだところで何がどうなると言うモノでもない。同じ業界人でも、彼はプロデューサーで私はアイドルだ
所詮裏方でしかない彼と私とでは立場が違う、分かっていたつもりだった、覚悟していたつもりだった
光を浴びる代償に、私は『個人』でいられなくなる。交友関係も趣味にかける時間も、何もかも自由にならなくなる。理解していたつもりだった

あい「それでも…好きだったんだ…愛してしまったんだっ……!」

叶わぬ恋だと分かっていた、だからいっそのこと、誰かのモノになってしまえば、どこか遠くへ行ってしまえば、諦められると思った

あい「ぅうっ、ひぅっ!うぅぅぅ……」

そんな簡単に、割り切れなかった

606:2014/05/16(金) 23:37:51.07 ID:
彩華「ぅぅ…」

奏「気持ち悪い…」

美波「頭痛いです…」

あい「味噌汁はいるかい、生憎トイレと風呂は一つずつしかないが、朝食は人数分作らせてもらったよ」

慣れない酒を、それも、三人は初めて飲むであろう酒を、全員かなりの量飲んでいる。二日酔いになってもおかしくない
多少の経験がある私が二日酔いなのだ、起きて来た三人は予想通り青い顔をしていた

美波「あいさん…落ち着いてますね…」

美波君が尊敬とも侮蔑ともつかない顔をする

あい「……求められる自分でいるだけさ。昨日は飲み過ぎてしまったが、今日からはまたアイドルとして求められる私でいるさ」

常に余裕を持って、クールで優雅な大人の女性。求められる私でいる事に苦労などなかった
本来の私と然したる違いも無かった。だから『私』と『東郷あい』の差は───『個人』と『偶像』の差は───誰かを愛しているか否かだけだった

奏「あいさん…哀しいヒトなのね…」

奏君の落胆とも同情ともつかない微笑
その笑みが『求められるままの姿にしかなれない人形なのか』と責めている様に感じてしまう

あい「…私は…他人が思う程強い人間ではない……」

欲しい物は手に入れる、その為の努力は惜しまない。それを手に出来る人が限られているなら、私はその中で最も相応しい人間になってやる。その評価は間違っていない
でも、求める何かと何かが両立しないなら…私は片方を諦めてしまう
ドラマをやるなら、舞台が出来なくとも構わない。グラビアの為なら、嗜好品も諦める。アイドルだから…彼と結ばれないのは仕方ない…

あい「二兎を追うものは一兎も得ず、だよ…P君の事は諦めるべきだ」

まったく『諦めるべき』とは一体誰に向けた言葉だ
私自身諦め切れてないのに、偉そうにものを言う

あい「私はもう出るが、君達はどうする?君達の二日酔いがバレるのは些か問題だよ?」

彩華「今日は…Pさんに会いたくないな…」

奏「私も…」

美波「ちひろさんに、今日は休むって…お願いします」

あい「賜った。代りに今日中に気持ちの整理をすること、いいね?」

607:2014/05/16(金) 23:39:44.25 ID:
今日はP君の休暇が明ける日でもある、三人の報告がてら嫌味の一つくらい言っても罰は当るまい。そう思って事務所に足を向けていた
事務所が見えて来たところで誰かが出て来る。あれは…千秋君か
彼女の所為で余計な被害が出たのだ、八つ当たりしても

千秋「きゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

なんだ!?!?
千秋君が悲鳴を上げながら駆けて行く、事務所で何があった?
場合によってはすぐ真奈美を呼べる様に用意し、事務所の扉を開ける

あい「おはようございます、P君、ちひろさん、さっき千秋君が駆けて行くのが見えたのだが……」

ちひろ「何でもないです、千秋ちゃんが大恥かいただけですので。それこそ身内以外がいたらアイドル生命が絶たれるレベルの」

P「まぁ、そうだな…何でもないですよ…」

アイドル生命が絶たれるレベルの大恥とはよほどの事だが…何があった…?

ちひろ「それより、あいさんは今日現場直行じゃなかったですか?」

あい「速水君達に頼まれてね、速水君と新田君、それから岸部君は今日休むそうだ」

P「えっ!?三人とも収録あるし彩華のは生放送だぞ!ちひろさん奏お願いします、俺は」

あい「待ちたまえ」

慌てて電話を取るP君を制す、彼女達にも問題はあるが、大元の責任があるのはP君だ

あい「彼女達が何故私に頼んだと思う。誰とは言わないが、君に会いたくないと言ったのだよ?」

この女たらしには少し反省してもらう必要がある

あい「確かに私達と違って、君やちひろさんは自由に恋愛が出来る。だがね、だからと言って、無闇矢鱈と女性を傷つけていい訳じゃない。君は自分勝手だ、そのツケだと思って土下座の安売りでもするんだね」

このプロダクションで君に恋心を持たない娘はいない。それも知らず勝手に結婚するなんて許さない
私達の受けた痛みを、その一割でも知ってもらう

608:2014/05/16(金) 23:43:08.80 ID:
P「ぁ、あいさん…?どうしたんですか…?」

あい「結婚するんだろう?君の結婚がどれだけの娘を傷つけるか、知らないとは言わせないよ」

彼が私達の思いに気付いていない事を承知でそう言う。八つ当たりなのは解っている、大人気ないのは解っているが、それでも当たらずにはいられない
自分がここまで子供だとは思っていなかった、もう少し大人な人間だと思っていた。それでも、一度溢れた感情は止められなかった

だが、ちひろさんが掲げるプラカードを見た瞬間、私は凍りついた

ドッキリ大成功


ドッキリ大成功



ドッキリ大成功




ドッキリ大成功





ドッキリ大成功?!

610:2014/05/16(金) 23:46:39.40 ID:
ドッキリ大成功
つまり子供のまま大人になった人間の悪戯
いつから?どこから?誰の発案?P君は仕掛け人?千秋君は?彩華君達も咬んでいるのか?このやり場の無い怒りはどこにぶつければ良い?
そんな疑問だけが頭を廻る

ちひろ「千秋ちゃんが『○○る』とか言った時はどうしようかと思いましたけど結果オーライですね!」

ちひろさんがどこか満足そうに言う
なるほど、千秋君は白か
ならば彩華君達も白だ
つまりこの怒りはこの二人にぶつければ良いのか

P「ぇっと…お疲れ様です」

いいだろう

あい「………………………知ってるかな」

これは決定事項だ

あい「世の中には許される悪戯と許されない悪戯がある」

私が、今、決めた

君達には地獄を見てもらう…!

611:2014/05/16(金) 23:51:12.66 ID:
亜里紗「うさ子の酒が飲めないウサー?」

奈々「ナナは17歳です!飲んじゃダムゥググ…」

すまない奈々さん…無力な私を許してくれ…

クラリス「父なる神よ…貴方の恵みに感謝します…」

クラリスが空ボトルの森で寝ていた…まさか一人で飲んだのか?

友紀「ライガーズのバカヤロー…キャッツは強いんだぞ~…」

…確か昨日で三連敗だったか

のあ「酒に飲まれるなんて…みんなまだまだね」

…さっき青い顔でトイレに駆け込んだのは誰だい?

洋子「あははははっ!」

彼女は笑い上戸だったのか、さっきから飲む、笑う、寝る、また飲むを繰返していた

早苗「他人のお金で飲むお酒は美味しいわ~」

千秋君紹介のレストラン
ドレスコードは勿論、いくつもの制限を設ける最上級の店を貸し切り、ちひろさんの所為で泣かされたアイドル達が飲み会を開いた

ちひろ「ははっ…一本ン百万のお酒があんなに……」

今日集まったアイドルだけでも30人近くいた、支払い額は考えない方がいいかもしれない

あい「これに懲りたら、もうあんな事はやめにするんだね」

ちひろ「ふふっ…イヤです、預金なら」

あい「あぁそうだ、塩見君達は新しい服にするそうだよ」

ちひろ「ぇ…?」

あい「未成年の娘達にも償いはしてもらうよ?」

ちひろ「え…」

あい「……貯えが残るとは思わない事だね」

ちひろ「」

619:2014/05/20(火) 08:06:24.21 ID:
モバP「まだやるんですか?」

ちひろ「そらそうよ」

モバP「帰りたい…」

ちひろ「次の娘、もう事務所にいますから」

モバP「ウィッス…」

620:2014/05/20(火) 08:07:19.60 ID:
ガチャ

モバP「お疲れ様でーす」

友紀「プロデューサーおつかれー」

モバP「友紀だけか」

友紀「そだよー」

モバP(知ってるけどな)

モバP「ん?また野球みてんのか」

友紀「だってレッスン終わったら始まっちゃったんだもん!あ、プロデューサーも一緒に応援してよ!」

モバP「今は…なんだもう九回表か…まぁ、いいか」

友紀「はい、隣きて!」

モバP「はいはい」

621:2014/05/20(火) 08:08:04.46 ID:
友紀「負けが続いてるんだよねー」

モバP「キャッツが?」

友紀「うん、でも今日はきっと勝つよ!」

モバP「だといいが、2ー2か…」

友紀「…そういえばさー」

モバP「ん?」

友紀「結婚するんだってね…」

モバP「…あぁ、知ってたのか」

友紀「うん…なんだー、プロデューサーあたしに相談も無しに決めちゃってさー」

モバP「すまんな」

622:2014/05/20(火) 08:08:56.04 ID:
友紀「全く、プロデューサーはさ~」

カキーン

モバP「あ」

友紀「…やっぱり今日も負けかな」

モバP「なんだ、お前らしくもない」

友紀「…なにそれ」

モバP「なにって…」

友紀「プロデューサーにあたしのなにがわかるっていうのさ!」

モバP「ど、どうしたんだ?」

友紀「…ごめん」

モバP「い、いや、気にしてないよ…」

友紀「ごめんなさい…」

623:2014/05/20(火) 08:11:26.28 ID:
モバP「大丈夫だから、な?…お、ほらチェンジだぞ」

友紀「……」

モバP「4ー2か…」

友紀「うん…」

モバP「…お、塁に出たな」

友紀「うん…」

モバP「……」

友紀「……」

モバP「…結婚したからって、お前たちのプロデュースを疎かにしたりはしないからな」

友紀「うん…わかってる…」

モバP「…一、二塁にランナーか、逆転できるかもな」

624:2014/05/20(火) 08:13:09.49 ID:
友紀「……」

モバP「なぁ、友紀…」

カキィーン!!

モバP「!?友紀!ホームランだ!ホントに逆転したぞ!」

友紀「……」グス

モバP「!?」

友紀「…や、やったー!逆転だー!やっぱりキャッツは最強だー…や、ったー…ひぐ…」グス

モバP「お前…泣いて…」

友紀「こ、これは嬉し、くて…ふっ、う…」グスグス

モバP「そんなわけ…」

友紀「ふ、うぇぇぇん…ぷ、ぷろでゅーさぁ、なんでけ、結婚なんかしちゃうのさぁ…」グスグス

モバP「な、なんでって…おい、な、泣くなよ…(ちひろさん早くきてー!)」

625:2014/05/20(火) 08:14:04.81 ID:
友紀「あ、あたしだっで、ぷろでゅーさーのこと、ひっく…、す、好きだったのにぃ、ふぇぇぇぇん!」グスグス

モバP「」

友紀「あ、あいどる、だか、っく、我慢して、たのにぃ、ふぐぅ…、ぷろでゅーさぁ、とられちゃったぁ、ふぐぅぅぅ…」グスグス

モバP「…友紀」

友紀「ひっ、えぐ…ぷろでゅーさーのばかぁぁぁぁ…」グスグス

モバP「後ろを見てみろ…」

友紀「ふっ、うぅ…」チラ

ちひろ「えへへ…きちゃいました…」ヒョコ

友紀「…う?…ん?その看板…なに?」グス

ちひろ「はい!というわけで、ドッキリだーいせーいこーう!」テッテレー

友紀「…え?」

モバP「というわけなんです…」

友紀「うえぇぇぇ!?」

626:2014/05/20(火) 08:30:55.31 ID:
友紀「……」ツーン

モバP「本当にごめんって、許してくれよ…」

友紀「許すわけないでしょー!あ、あたしに、あんな恥ずかしいこと言わせてぇ!」カァァ

モバP「それは勝手に…」

友紀「はいぃ!?」

モバP「ひぃ!?ごめんなさいごめんなさいなんでもしますから!」

友紀「ん?今なんでもするって言ったよね?」

モバP「はい!なんなりと!」

友紀「…じゃあ、今から飲みにいこ。プロデューサーの奢りね」

モバP「え?そんなことでいいの?じゃあ、ちひろさんも」

友紀「あ!もちろん二人っきりだよ?」

モバP「え…それは色々と問題が…」

友紀「いいのー!手も繋いでいこ!」ギュ

モバP「ちょ、お前!?」

友紀「う…」カァァ

モバP「…はぁ、しょうがないな…変装ぐらいはしてくれよ?」ギュ

友紀「ん…」カァァァァ

モバP「じゃ、いってきますね、ちひろさん」

ちひろ「え」

ガチャ
バタン

サムクナイカ?
ウン…ヘイキダヨ

ちひろ「……」

ちひろ「なんだこれ」

631:2014/06/11(水) 00:02:09.15 ID:
|ω・`)チラ



ちひろ「次の子は……、元気いっぱいはなまる笑顔、事務所随一の純真無垢っ子のあの子ですよっ」

P「うっ……、流石にあの子は心が痛みますね……」

ちひろ「他の子の時は心が痛まないんですかね」

P「……あのですねぇ」

ちひろ「はい?」

P「……いやまあ、誤解を与える表現であったのは確かですけど、それをあなたに言われるのは納得がいきませんが」

ちひろ「まあまあ。プロデューサーさんがみんなのことを大事に思ってるのは知ってますよ」

P「……なんですか急に」

ちひろ「うん。信頼して、信頼されて、理想的な関係です」

P「…………」

ちひろ「その寄せられる信頼を利用してこういうことをしてるわけですが」

P「……うがーっ」

ちひろ「きゃーっ」


―しばらくお待ちください―

632:2014/06/11(水) 00:02:37.92 ID:
P「……ぜぇぜぇ」

ちひろ「……ふふふ、乱暴にされちゃいました」

P「言葉通りの意味でね」

ちひろ「でも、最後は優しかったです」

P「女性をグーで殴るわけにもいきませんから」

ちひろ「うふふ……。こんなに赤くなって、虫さされって誤魔化さないと」

P「デコピンです」

ちひろ「……嘘はついていませんよ?」

P「全部を言ってるわけでもないですけどね」

ちひろ「……ふふ」

P「……?」

ちひろ「その都度その弁明をする気ですか?」

P「え?」

633:2014/06/11(水) 00:03:32.51 ID:
ちひろ「……そう、つまりこの情報の流出を防ぐためには、今日一日プロデューサーさんは私と一緒に過ごさなければならないのですよっ!」

P「……なっ、なんだってーっ!」

ちひろ「……なーんて、冗談ですよ。事務所に無用の混乱を招くわけにもいきませんしね」

P「……はぁ、脅かさないでくださいよ」

ちひろ「そこまでやったら流石にプロデューサーさんにも嫌われちゃいますしね」

P「…………」

ちひろ「えへへ」

P「……いってきます」

ちひろ「はい、どうぞ」

ちひろ「……。ふふふ、からかい宥め脅して賺す。これぞちひろ流人心掌握術なり、……なーんちゃって」

ちひろ「特に、最後のはにかんだ笑みがポイントですね」

634:2014/06/11(水) 00:04:28.15 ID:
薫「せんせぇ、おはようございまーっ!」

P「おはよう、薫」

薫「えへぇ。かおるね、せんせぇお休みしててさみしかったけどね? 今日会えたからすっごくうれしいよっ!」
テテテッ

P「そうかそうか、俺も薫に会えて嬉しいぞー」
ギューッ

薫「えへへ、ぎゅーっ」

P「ふふふ、薫は可愛いなぁ」
ワシワシ

薫「えっとね。今日せんせぇに会えるーって言ったら、ママがおめかししなさいーって」

P「そうかそうかー」
クシャクシャ

薫「んーふふー」

635:2014/06/11(水) 00:05:39.69 ID:
P「……よしっ。これで休みの間の薫分充電完了だっ」

薫「かおるもせんせぇ分のじゅうでんかんりょーっ!」

P「よぉし! じゃあお仕事だぞー」

薫「はーいっ! がんばりまーっ!」

P「まあ、といっても今日はレッスンとかスタジオの仕事じゃないけどな」

薫「? じゃあ、なにするのー?」

P「俺がお休みの間にあったことをお話しするんだ」

薫「ぅ?」

P「夏休みの宿題に日記があったりするだろう?」

薫「うんっ」

P「そういうのだ」

薫「でも、かおるはお休みじゃなかったよ?」

P「何でもいいから薫のお話が聞きたいんだ」

薫「んー。……えへへ、せんせぇは仕方ないなぁ」

636:2014/06/11(水) 00:06:57.46 ID:
P「ふふ。それじゃあ頼むな」

薫「はーいっ! えっと、かおるね? このあいだホットケーキ作ったよー」

P「うんうん」

薫「それでね、すっごくおいしく作れたからせんせぇにもあげたいなーってとっといたけど
  わるくなっちゃうからあげちゃだめーってママがいって、ママとぜんぶ食べちゃった」

P「そうかー」

薫「クリームとね、チョコスプレーとね、アラザンとね、イチゴとオレンジいっぱいのっけてね? おいしかったー」

P「うん」

薫「だから、こんどはせんせぇもかおるのおうちに来てね? ごちそうしてあげるーっ」

P「そうだな、楽しみにしとくよ」

薫「うんーっ!」

637:2014/06/11(水) 00:08:08.56 ID:
P「……それはそうと薫」

薫「うん?」

P「あんまり甘い物ばっかり食べてるとー……。……お腹がぷよぷよになっちゃうぞーっ?」

薫「にゃーっ!?」

P「ほれほれー」

薫「にゃはははははっ。せんせぇ、くすぐったーいーっ。やーめーてーーっ」

P「…………」

薫「? どうしたのせんせぇ?」

P「いや、これ以上は絵面的にまずいなぁと」

薫「???」

P「薫は気にしなくていい」

薫「? わかんないけど、はーいっ!」

638:2014/06/11(水) 00:09:43.86 ID:
P「それで、他には何かあったのか?」

薫「んー……。あ、そだっ! みんなとあそんだよーっ」

P「ん? 誰だ?」

薫「雪美ちゃんとかー、桃華ちゃんとかー、千枝ちゃんとか。あと仁奈ちゃんとかもっ!」

P「そっかー。微笑ましいなー」

薫「けっきしゅーかいですわっ! って桃華ちゃんいってた」

P「……そっかー」

薫「うん。……せんせぇ、どうしたのおなかおさえて?」

P「……ちょっと、胃がな」

薫「だいじょーぶ? おなかさすってあげよーか?」

P「いや、大丈夫だ。……それで?」

639:2014/06/11(水) 00:10:18.26 ID:
薫「んー。それで、雪美ちゃんが、けっぱんじょう? っていうのつくるって言ってたけど、ちひろさんがあぶないからだめーってカッターとりあげちゃった」

P「……ふぅ」

薫「でも、千枝ちゃんがおさいほうの針もっててね?」

P「…………ほう」

薫「でもやっぱりちひろさんがだめーって」

P「…………ふぅ」

薫「おもしろかったー。……せんせぇやっぱりおなかさすろーか?」

P「……だいじょうぶだ」

薫「……うーん?」

640:2014/06/11(水) 00:11:42.70 ID:
P「……それで、仁奈は?」

薫「んー、仁奈ちゃんはだまってた」

P「? 仁奈にしては珍しいな」

薫「おさるさんのきぐるみきててね? お口に手当てて『仁奈はいわざるなのですよ』って」

P「……なるほど」

薫「うん。どーして? ってきいたら、こんどはお目々に手当てて『みざるなのです』って」

P「じゃあ、今度は聞かざるか?」

薫「うん。桃華ちゃんがそうきいたら、『それはきぐるみでいつもしてやがります』って」

P「……。…………ああ。着飾る、ね」

薫「?」

P「いや、いい。……で、薫はみんながなんで集まったのか分かってるのか?」

薫「せんせぇがケッコンするんでしょ?」

P「……ああ」

641:2014/06/11(水) 00:12:41.72 ID:
薫「あ、ごめんねせんせぇ。おめでとーっ! って言ってなかった!」

P「……ん、ありがとな」

薫「どーいたしましーっ!」

P(考えてみれば、薫の年なら普通こういう反応だよなぁ……。変に考えすぎたか)
ナデナデ

薫「えへぇ……」
フニャ

P(他の子は……、考えないでおこう。放っておけばそのうち醒めるだろう、……うん、…………たぶん、………………きっと)
クシャクシャ

薫「……んふー」
ホニャ-

642:2014/06/11(水) 00:13:29.36 ID:
P(さてと、じゃあそろそろネタバラししてお開きかな)

薫「あっ、せんせぇ!」

P「……ん? どうした」

薫「あのね? かおる、こんどその人に会いたいなって」

P「それは構わんが、どうしてだ?」

薫「なかよしになりたいからーっ!」

P「そうかぁ。……そうだな、そのうちにな」

薫「えへ、たのしみーっ!」

P「……ふふ、きっと薫のこと可愛がってくれるぞ」

薫「んー? それより、いっしょにせんせぇのごはんとか作りたいなぁ」

P「そうかー」

643:2014/06/11(水) 00:14:10.90 ID:
薫「それでね? いっしょにせんせぇにおかえりなさーっていうの」

P「……いいなぁ家族。まじめに結婚したく、……いやなんでもない」

薫「?」

P(まずい、うっかり本音が出そうになった)

薫「??」

P「まあいい。薫はそんな家族になりたいんだな」

薫「えへへ。よこーえんしゅーだよっ!」

P「そうかー……」
グシャグシャ

薫「んー」

P「でも、それじゃあ早く大人にならないとな」

薫「うんーっ! かおる、がんばってぎゅーにゅーものんでるから、せんせぇまっててね?」

644:2014/06/11(水) 00:14:39.50 ID:
P「そっかー。でも、なんで牛乳だ? 背は高くなるかもだが」

薫「わかんなーい。でも、せんせぇもうれしいからって愛海お姉ちゃんが」

P「……そっかー」

薫「うんっ!」
ニカーッ

P「…………うん、まあいいや。愛海はあとでお仕置きだ」

薫「? 愛海お姉ちゃん、ダメだった?」

P「いや、ダメってほどじゃないが……」

薫「んー?」

P「薫は気にしなくていいよ。それより、薫がお嫁さんにやるときは泣きそうだなぁ」

645:2014/06/11(水) 00:15:43.23 ID:
薫「?」

P「どうした?」

薫「せんせぇはもらうんだよ?」

P「? なにを?」

薫「……えへぇ」
テレ

P「……。……えっと」

薫「どうしたのーっ?」

P「……何となく話してて違和感はあったんだ、うん」

薫「?」

646:2014/06/11(水) 00:16:18.47 ID:
P「薫、……一つ確認したいんだが」

薫「?」

P「俺が結婚するってことは分かってるよな」

薫「うんっ!」

P「じゃあ、俺は薫のお婿さんにはなれないわけなのもわかるな?」

薫「?」

P「?じゃなくて」

薫「どーしてー?」

P「……結婚は一回しかできないんだ」

薫「? でもいっしょにお仕事してる○○ってお姉さんは何回もケッコンしてるって」

P「それは特殊な例であって!」

薫「いっしょにお仕事してる××っておじさんもいっぱい女の人と」

P「それも特殊な例であって!!」

647:2014/06/11(水) 00:17:08.65 ID:
薫「……。……ほんと?」

P「ああ」

薫「……かおる、せんせぇの奥さんになれない?」

P「なれないな」

薫「……。やだ」
……

P「?」

薫「やだやだやだやだやだ、やーだーーーっ!」
ジタジタ

P「」

薫「やーだーやーだーーーっ!」
バタバタ

P(あー、薫って怒るとこんな風になるんだ)

648:2014/06/11(水) 00:17:44.57 ID:
薫「やだやだやーーーだーーーっ!」
ジタバタジタバタ

P「……あーもう、暴れるとせっかくのおめかしが台無しだぞ」

薫「うぅーっ」
ガウーッ

P「っと、……危ないなぁ」

薫「だって、せんせぇがダメなんだもんっ!」

P「……うーん」

薫「ぶーっ」
ガオーッ

P「そんなに嫌か」

薫「やだっ!」

649:2014/06/11(水) 00:18:32.87 ID:
P「……あー、じゃあもういいや」

薫「……?」

P「はい、ドッキリでした。ごめんなさい」

薫「???」

ちひろ「あーもう段取りめちゃくちゃじゃないですか……」
ヒョコ

P「だってこんなに可愛いんだもん! 仕方ないじゃないですか!」
ヒシッ

ちひろ「……まあ、気持ちはわかりますけどねー」

薫「?????」

650:2014/06/11(水) 00:19:57.96 ID:
薫「……むー」
プクーッ

P「……」
ツン

薫「……」
プシュ

P「あー、ごめんなー。薫」
ナデナデ

薫「ふぇへへ……。……むっ」
……プクッ

P「……ごめん、ふざけすぎた。許してくれ」

薫「……」

P「……」

薫「……んもー、せんせぇは仕方ないなぁ」
フニャ

P「……ああ。ありがとな、許してくれて」

薫「んー。……それじゃ薫がんばるねっ」

P「ああ。……ん? なにを?」

薫「……えへぇ」

P「……んん?」

651:2014/06/11(水) 00:20:30.62 ID:
ちひろ「……」
プクーッ

P「どうしたんですかちひろさん、顔がむくんでますよ?」

ちひろ「むくんどらんわっ!」

P「では太りましたか」

ちひろ「太っとらんわっ!」

P「では……」

ちひろ「怒ってるんですっ!」

P「なぜ」

ちひろ「せっかく考えた段取りを台無しにしたからですっ!」

P「おお、それは申し訳ない」

ちひろ「あとあれですよほら!」

P「……あれ?」

652:2014/06/11(水) 00:22:22.20 ID:
ちひろ「あれっ、ほらあのツンって奴!」

P「ふむ。……ああ」

ちひろ「ではやりなおしです。ほら……」
プクーッ

P「……うーん、まだ足りませんね」

ちひろ「……っ」
プククーッ

P「……まだまだ」

ちひろ「……っっ」
プクククーッ

653:2014/06/11(水) 00:22:53.23 ID:
P「……よしもう一声っ」

ちひろ「……っっっ、って私はおろかなカエルですかっ!! 破裂するんですか!!」
ブハーッ

P「それもまたありですね」

ちひろ「いやそこは否定するところでしょう……?」

P「まあ冗談ですよ」

ちひろ「なーんだ、冗談ですか」

P「ええ、冗談です」

ちひろ「あはは」

P「ははははは」

ちひろ「じゃあアレやってくれますか?」

P「しませんけどね」

ちひろ「……ちくしょーっ!」



|ミ サッ

662:2014/06/29(日) 20:45:50.68 ID:
P「ただいま帰りました~」

ちひろ「あ、お帰りなさいプロデューサーさん。どうでしたか?ご実家は」

P「ええ、久しぶりにゆっくりできましたよ…まあ、親からは早く結婚しろってどやされましたけど」ア、コレオミヤゲデス

ちひろ「ああ、私も親からいい相手はいないのかって耳にタコができるほど聞かれるんですよ」アリガトウゴザイマス

ちひろ「どうですか?いっそ私とお付き合いするっていうのは?」

P「ちひろさんには悪いですけどお断りさせていただきます、今は文香のプロデュースで手一杯ですし…それに…」

ちひろ「それに?」

P「いえ、なんでもないです」

P(文香と結婚したいです、なんて言えない…)

ちひろ(文香ちゃんと結婚したい、なーんて考えてるんでしょうね~。早く爆発…いえ、くっついちゃえばいいのに)

ちひろ(事務所の皆には文香ちゃんラブなんてバレバレですし、文香ちゃんもプロデューサーさんのこと好きみたいですし…)

ちひろ「ま、だからこそ今回の反応が楽しみなんですが…」ボソッ

P「ちひろさん、何か言いました?」

ちひろ「いえいえ、それよりプロデューサーさん!良かれと思って、文香ちゃんにドッキリを仕掛けておきました!」ヨカレェ!

P「…はい?ドッキリを文香に?」

663:2014/06/29(日) 20:48:18.47 ID:
ちひろ「ええ、文香ちゃんの総選挙ランクインもあって最近わが事務所も注目されるようになってきたでしょう?」

ちひろ「そこで、ドッキリ企画にうちのアイドルを参加させられないかってオファーも来始めてるんですよ(嘘ですけど)」

P「確かに文香はシンデレラガールズ総選挙で6位になりましたし、これからメディアへの露出も増えるとは思いますけど…」

ちひろ「はい、なので今のうちにドッキリ慣れしておいた方がいいと思うんですよ!」

P「いや、ドッキリに慣れたら意味がないんじゃあ…それで、なんのドッキリをしかけたんですか?」

ちひろ「プロデューサーさんが今回の休暇中に結婚報告を実家にしに行ったというドッキリです!」

P「」

P「い、いきなり何言ってるんですかあなた!大体、それドッキリになるんですか!?」

ちひろ「ええ、それはもう!」ゲスマイル

P(すごい悪い顔してる…)ヒキッ

P「それで、肝心の文香はどうしたんですか?」

ちひろ「文香ちゃんは今日はレッスンの後直帰するみたいです。なので、文香ちゃんへのドッキリ決行は明日でお願いします!」

P「あの…文香を騙すのは気が進まないんですが…」

ちひろ「何言ってるんですか!これも文香ちゃんのためなんですよ!」

P「いや、でも…」

ちひろ「…アイドルの担当プロデューサー任命権…誰が行使できるか知ってますか?」ニッコリ

P「」

664:2014/06/29(日) 20:56:32.99 ID:
~翌日~


P(結局あの後もドリンクの値上げとか色々脅されて結局折れてしまった…しかも)

ちひろ『文香ちゃんに悟られるような振る舞いしたら…わかってますよね?』ゲスマイル

P(なんて言われちゃうし…しょうがない、覚悟を決めよう)

P「おはようございまーす」ドアガチャー

P(示し合わせたかのように事務所にいるのはソファで本読んでる文香一人か…ちひろさんは別室でモニタリングしてるらしいけど…)

文香「………」

P「文香、おはよう」

文香「………」

P(あれ?いつもの文香なら本を読んでても声かけたら気づいてくれるはずなんだけど…)

665:2014/06/29(日) 20:58:43.21 ID:
P「おーい、文香?」

文香「!……あ、Pさん…おはようございます…」

P(心なしか文香の元気がない気がする…ドッキリが原因…なんだろうか?だとしたら嬉しいけど、胃が痛い…)キリキリ

P「文香の今日のスケジュールは…後2時間でレッスンだな。レッスン場まで送っていくから時間になったら声かけてくれな?」

文香「はい…」

P「じゃあ、俺も仕事に移るから、何かあったら言ってくれ」

文香「あっ…はい…」

P(文香は何か言いたそうだったが、すぐに本に視線を戻した)

P(とはいえ、こちらから話を振ろうにも結婚しました、なんて自分から話していくものでもないだろうからなぁ…)

………
……


666:2014/06/29(日) 21:03:17.20 ID:
P「………」カタカタカタ

文香「………」

P(いつもなら文香が読んでる本のページをめくる音が聞こえるんだけど…)チラッ

文香「………はぁ…」

P(代わりに聞こえてくるのは文香の溜息ばかり…やっぱりそれとなく聞いてみるしかないか…)

P「なあ、文香、ちょっといいか?」トナリニスワル

文香「…はい…なんでしょうか…?」

P「今日の文香はいつもと違う気がしてさ…何かあったのか?」

文香「いえ…特に変わりないつもりですが…どうして…そう思ったんですか?」

P「俺は文香のプロデューサーだからな。それに、いつもは文香が本のページをめくる音が聞こえくるんだけど、今日は溜息しか聞こえてこなかったからさ」

文香「………」

P「言いたくなかったら言わないでも構わないけど、相談があるんならいつでも俺が聞くからさ。よかったら、話してくれないか?」

文香「………その…」

P「うん?」

文香「ご結婚、おめでとうございます…」

667:2014/06/29(日) 21:06:34.40 ID:
P「あ、ああ、ありがとう。でもごめんな、文香には恋愛を禁止してるのに」

文香「いえ…そういった相手も…いませんでしたから…それで…その、お相手はどんな方なんですか?」

P「あ、相手?ああ…相手はな…」

P(全く考えてなかった…しかし…)チラッ

カメラ(無言の圧力)

P(ちひろさんが見てる以上下手な真似したらどうなるかわからない…ええい、もうどうにでもなれ!)

P「その、文香みたいな人だよ」

文香「私…みたいな…」

P「ああ。すごくきれいな目をしていて、儚い雰囲気を纏ってるんだ」

P「ちょっと自信がなさ気で内気なんだけど、自分の芯をしっかり持ってて、自信のない自分を変えるためにいつも努力しててさ」

P(ああ…そうだ、思い出した…)

P「それに、こっちが疲れてるのを機敏に感じ取ってくれて、自分も疲れてるだろうにこっちを気にかけてくれる」

P(文香のそういう所に…)

P「俺のつまらない話にも、いつも興味深そうに聞いてくれるんだ」

P(どうしようもなく惚れていってしまったんだったっけ…)

668:2014/06/29(日) 21:09:05.75 ID:
文香「………」ジワッ

P「だから、俺がこれからも一緒にいて、守っていきたいなって思って…文香?」

文香「……」ポロッ

文香「…」ポロポロッ

P「ど、どうしたんだ、文香!?」

文香「ごめ…なさ…っ…少しだけ……っ…」ギュッ

P(そういって文香は俺の胸の中で声を殺して泣いた…ああ…ヘルプミーチッヒ…)

~別室~

ちひろ(ウフフ、面白くなってきましたよ…!)

………
……


669:2014/06/29(日) 21:11:42.43 ID:
文香「その…先ほどは申し訳ありませんでした…」

P「いや、大丈夫だよ。ただ、一応聞いてもいいか?俺の自惚れじゃなければいいんだけど、文香の泣いた理由って…」

文香「…はい…Pさんが…ご結婚なさるって聞いて…すごく…ショックで…」

文香「本当は、祝福しようと思ってたんです…私はこんな性格ですし…Pさんにはもっと…明るくて、笑顔が素敵な…ふさわしい方がいるって…思ってて…」

文香「でも…Pさんの話を聞いて…私に似ているって言われて…なら、どうして…私じゃないんだろうって…」

P「文香…」

文香「いつも私のために…色々なことをしてくれて…色々な話を聞かせてくれて…」

文香「いつも私に…新たな一歩を踏み出させてくれた…Pさん…」

文香「気が付いたら…いつの間にか…好きに…なっていたんです…でも…」ジワッ

文香「アイドルになったから…新たな一歩を踏み出したせいで…Pさんと結ばれない…」ポロッ

文香「もし…アイドルになっていなかったら…Pさんとは出会えなかった…まるで…悲恋を描いた小説みたい…ですね…」ポロポロッ

P(そう言って涙を浮かべて笑った文香の表情はとても儚げで…気が付くと俺は文香を抱きしめていた)


670:2014/06/29(日) 21:14:07.62 ID:
P「ごめんな、文香」ギュウ

文香「ごめんなさい…Pさん…私…諦められません…諦めたく…ありません…」ギュッ

P「ちがうんだ…今回の結婚の話は…その…ドッキリだったんだ…」

文香「え……?」

ちひろ「はい!お疲れ様ですプロデューサーさん!」ドアバァン

文香「ちひろ…さん…?」

………
……


文香「…そう…だったんですか…」

P「ごめんな、文香。俺がしっかり断ってればこんな悲しい思いさせずにすんだんだけど…」

ちひろ「でもプロデューサーさんもノリノリだったじゃないですかー。特に、結婚相手を語る所とか!」

P「ちひろさん…怒りますよ…」

文香「あ、あの…Pさん…私はもう気にしてませんから…」

P「まあ、文香がそういうなら…でも、本当にごめんな…」

文香「いえ…もう終わったことですから…それより…その…結婚相手の方が…私に似ているって…」

671:2014/06/29(日) 21:16:58.97 ID:
P「あー…その…」

文香「…Pさん…?」

P「文香、さっき結婚相手について言ってたことな、本当は全部文香の事を思い浮かべて言ってたんだ」

文香「え…?」

P「初めてあの書店で会って、アイドルとプロデューサーとして一緒に活動していって…その、俺も文香の事を好きになってたんだ…」

ちひろ(これはいい雰囲気ですね…ちょっとの間二人っきりにさせてみましょうか。千川ちひろはクールに去るぜ!)ヒュバッ

P「文香はアイドルだし…その、俺…臆病だから…直接好きだとかって言えなくてさ」

P「告白して、否定されて、これまでの関係が壊れるのが怖くて…」

P「恋人としては結ばれないけど、それでも、プロデューサーとして文香と一緒にいられれば、って…」

文香「そう、だったんですか…でも、Pさん…その気持ちは…私も…同じです…」

P「文香も、同じ?」

文香「はい…Pさんはいつも私を気にかけてくれて…でも多分、それは私の担当プロデューサーだから…優しくしてくれるんだって思えて…でも、諦めきれなくて…」

文香「だから…今、Pさんが私の事を…好きだって言ってくれて…すごく、嬉しいんです…」

P「そっか、俺たち、似た者同士だったんだな」

文香「そうみたい、ですね…」クスッ

672:2014/06/29(日) 21:25:25.52 ID:
P「なぁ、文香。俺は文香をトップアイドルにしたい…いや、してみせる」

P「だから、よかったらこれからも文香をプロデュースさせてほしい」

P「それで、トップアイドルになって…時期が来たら、アイドルを引退して、俺と一緒になってほしい」

文香「Pさん…それって…」

P「うん…鷺沢文香さん、その時が来たら…俺と結婚してください」

文香「…はい…よろしく…おねがいします…」


………
……


そういえば、文香は最近恋愛小説も読むようになったんだな

なるほど、イメージトレーニングか

ああ、恋愛小説とかを読むなら俺は悲恋物より純愛物とかかなぁ

やっぱり、物語はハッピーエンドが一番いいからさ

それがフィクションでも、現実でも

そうだな、これから何があるかはわからないけど、きっと文香の事、幸せにしてみせるよ

だから、これからも二人で頑張っていこうな…俺たちもハッピーエンドを迎えるためにさ

673:2014/06/29(日) 21:30:20.15 ID:
以上です。ふみふみは涙が似合う
次は新田ちゃんとか書けたら書きたいです

694:2014/08/05(火) 00:47:52.67 ID:
由愛「Pさん……結婚するんですか……」

ちひろ「そのつもりだと思いますよ?」

ちひろ(小さい子の絶望顔…最っ高!)フヒヒ

由愛「Pさんは…幸せに…なれるかな……」

ちひろ「勿論ですよ!」

ちひろ(由愛ちゃんはどんな風にPさんを困らせてくれるかしら…)

―――――
―――


ちひろ(小さい子だけじゃなく結婚を焦ってそうな人の反応も見てみたいですね……)

ちひろ「菜々さんとか……」ウヒヒ…



???『―――』

695:2014/08/05(火) 00:49:47.40 ID:
Prrrr Prrrr
菜々「はーい、ナッナでーす」

???『―――』

菜々「はい?ぇ?はぁ」

???『―――』

菜々「え"?!あのっ!っ…」

???『―――』

菜々「ぅぅ…わかりました…でも――」

696:2014/08/05(火) 00:52:19.13 ID:
菜々「ウッサミーン、ちひろさんおはようございます」

ちひろ「おはようございます…あの、菜々さん……聞きました?」

菜々「…何をです?」

ちひろ「今回のPさんの休暇の理由です……」

菜々「ぁ~…温泉とかですかね」

ちひろ「驚かないで下さいね…Pさん、結婚するかもしれないです…」

菜々「っ………」

697:2014/08/05(火) 00:54:34.22 ID:
菜々「ちひろさん、残念です……」

ザザザッ!

???「「「―――」」」

ちひろ「……ぇ?」

菜々「知らなかった事とはいえ、御愁傷様です」

ちひろ「菜々、さん?あの、これは……」

菜々「ナナの親衛隊です。ちひろさんのイタズラは全部知ってたんですよ」

ちひろ「ぁ、あはは…そうだったの……」

菜々「本当に残念です……ウサミン王国第一王女、ナナが命じます。手荒な手段を使わずに済ませなさい」

ちひろ「ぇ?ちょ、ちょっと…」

菜々「ちひろさん…王族を冒涜した罪、軽くはないんです…」

698:2014/08/05(火) 00:57:56.21 ID:
―――――
―――


???「失礼ですが、貴方がPさんですか?」

P「はい?モバプロのPなら私ですが…」

???「ナナ様のご命令です、共に来て頂きます」

P「は?あの…どういう…」

―――――
―――


ヨクゲツ
二十年後、ウサミン星で王族の結婚式が行われた

699:2014/08/05(火) 01:05:31.90 ID:
以上です


あべなな(17)さんじゅうななさいを矛盾無く説明するには

1.菜々さんはウサミン星人

2.ウサミン星から地球まで二十年かかる

3.移動の間はコールドスリープ

にすればいい!
なんて考えたが故のひどいオチです

703:2014/08/05(火) 20:11:58.01 ID:
──CGプロ事務所前 ~朝~


泰葉(少し早く来すぎちゃったかな…)

泰葉(時間までPさんとお話でも…あ、でも、折角今日はPさんがついてきてくれるのに、話題がなくなっちゃうかな)

泰葉「なんて、フフ。忙しいだろうし、今日の台本でもチェックしてようかな」 クスッ

泰葉(うまくこなして、早く終わったらご褒美に寄り道してもらったり…なんて。…えへへ) ニコニコ


 ガチャッ


泰葉「おはようごz…」

モバP(以後、P)「ちょっと! そんな事吹聴して回らないで下さいよ!?」


泰葉(!!)

704:2014/08/05(火) 20:12:41.19 ID:
ちひろ「えーっ、折角考えたのに…」

P「ん…? 今誰か来ました?」

ちひろ「え? いえ、気づきませんでした。誰か来たなら、挨拶があるんじゃないですか?」

P「それもそうか……っと、話戻しますけど。絶対やめて下さいね」

ちひろ「そんな、怒る事でもないじゃないですか…」

P「怒ってはいませんよ。呆れてはいるかもしれませんが」


泰葉(お、思わず隠れちゃった…。何の話をしてるんだろう…?)


ちひろ「そんな堅く考えるほどの事でも…」

P「考えるほどの事です。アイドル達に恋愛は控えるようにとか言ってる俺が、結婚するなんて、しめしがつかないじゃないですか」


泰葉(!?)

705:2014/08/05(火) 20:13:45.67 ID:
ちひろ「そ、そういう理由…?」

P「他にありますか。ただでさえ、多感な時期の子を預かってるんです。モチベーションに関わりますからね」


泰葉(結婚…… Pさんが… ……結婚……?) ブルッ

泰葉(…………) ブルブル

 カタカタカタ…


────

───

──

----

P「…ったく、泰葉が来るまで書類を片付けたかったのにもうこんな時間か」

ちひろ「今日は泰葉ちゃんの付き添いですっけ?」

P「ええ、そのまま家まで送って来るので、少し遅くなります。まぁ、あの子ならトラブルで撮影押したりなんて事はないでしょうから、夕方には」

 ※本SS中では、泰葉の両親は都内に住んでいる設定です。娘の出身地と年齢の都合、16年以内に長崎から越してきた感じ。

ちひろ「分かりました。ところで、泰葉ちゃん来てないみたいですけど…」

P「おかしいですよね。近くまで来てるのかな……」

 ガチャッ


泰葉「」

P「う、うわ!? な、なんだ泰葉。そんなところにぼーっと突っ立って」

706:2014/08/05(火) 20:14:29.37 ID:
泰葉「──…形…私は…人形……」 ブツブツブツ


P「お、おい…? 何かあったのか…?」 ポンッ

泰葉「!」 ビクッ

泰葉「……プロデューサー…?」

P(うわ、テンション低っ)

P「その…大丈夫か? そろそろ時間だが…体調が悪いなら…」


泰葉「体調……大丈夫です。体調管理は、この業界の基本ですから」

P「本当か? 顔色悪いし、震えてるじゃないか」 スッ

泰葉「!」 バシッ

707:2014/08/05(火) 20:17:59.28 ID:
P「っ痛!」

泰葉「大丈夫です。……本番前で、少しナーバスになっているだけですから」

P「わ、悪い。びっくりしたか? けど、つらい時は…」

泰葉「今更私がプロデューサーに教えて貰うことなんて…ないですから」

P「まぁ、コントロールできてるなら良いんだが…熱は無いみたいだしな」

泰葉「子供の頃からずっと、芸能界で生きてきたんです。そのぐらい…慣れてます」

P「(溜息)…分かった、信じるよ。それじゃ、そろそろ出ようか」


────

───

──

708:2014/08/05(火) 20:22:37.50 ID:
──撮影現場


P(結局、行きの車内では一言も口を利いてくれなかった)

P(いや、こちらから話しかければ答えてはくれるんだが、返ってくるのは堅い反応ばかりだった)


   ヤレ コナーズ ソコダ!!

  ナニ ヤッテンダ ボルグ  タタキ ノメシチマエッ!!


P(まるで、出会ったばかりの頃みたいだ。愛想笑いすらない分、もっと悪いとも言える)

P(何かまずったのかなぁ。折角打ち解けてきたと思ったのに…)

709:2014/08/05(火) 20:23:11.81 ID:
オーッ モハメド ジャ ネエカ!!

    コロシヤッ カッコイイ トコロ ヲ ミセテ クレヨッ


P(そろそろ泰葉の出番だ。…何も無いといいんだが…)


  モットモ ヤツハ ツヨスギル

     コノ シアイ ハ  カケ ニハ ナラネエナ


泰葉(結婚…Pさんが、結婚…?) ブツブツ


   オイオイ ミンナ ドウシタ

  オオアナ ッテ コトモ アルゼ

710:2014/08/05(火) 20:24:32.07 ID:
泰葉(結婚したら…どうなるの?)

  ヒューッ ミロヨ ヤツ ノ キンニク ヲ

   マルデ ハガネ ミテェダ

  マサカヨ シカシ モハメド ニハ カテネエヨ

泰葉(結婚したPさんと一緒に…アイドルを続けられるの……?)

泰葉(……)


 …………。


泰葉(!?)

泰葉「──あ…!」


711:2014/08/05(火) 20:26:14.48 ID:
監督「カーーーット! ちょっと、困るよ、ぼーっとしてちゃ!」


泰葉「あ、そ、その……すみませんっ」


監督「気をつけてよ。それじゃ、このシーンもう一度最初から!」


────

───

──


712:2014/08/05(火) 20:26:52.80 ID:
──帰りの車内


P(その後、泰葉はミスを出しまくって、撮影は押しに押した)

P(普段ない事なだけに、みんな怒るというより心配してしまった)

P(それに…) チラッ


泰葉「……」 ドヨーーーン


P(泰葉本人も相当堪えたようで、行きより更に塞ぎ込んでしまっている)

P(こうもコンディションを崩すまで気づかないなんて…プロデューサー失格だな…)


713:2014/08/05(火) 20:27:35.28 ID:
P「あー…その、泰葉?」

泰葉「……分かってます。…申し訳…ありませんでした」

P「いや、いいんだ。こんな事もあるさ。むしろ、泰葉だから、これで済んだんだろうし」

泰葉「…ごめんなさい…」

P「いいんだって。それより、その、話してくれないか?」

P「…何か、あったんだろ?」


泰葉「……」


P「……無理に聞きたくはないんだけどさ。けど、前に言ってくれただろ? 頼ってもいいかなと、思ってるって」

泰葉「!」 ビクッ

714:2014/08/05(火) 20:29:10.78 ID:
P「だからさ、力に…」

泰葉「もうやめて下さい!」

P「っ……。や、泰葉…?」

泰葉「……確かに、言いましたけど…忘れて下さい…。私、誤解してたんです…」

P「誤解…って」

泰葉「…………。パートナーだと、思ってたんです…。アイドルとプロデューサーなんて、人形と人形使いなのに」

P「は、はぁ…?」

P(いきなり何を言い出すんだ…? 遅れてやってきた厨二病か…?)

P「あの、それって、俺と泰葉の事か? 少なくとも俺は泰葉を人形だなんて思った事はないし、むしろパートナーだと思ってるぞ。泰葉からすれば頼りないかもしれないが…」

泰葉「でも…! でも、Pさ…プロデューサーには、パートナーがいるじゃないですかっ」

715:2014/08/05(火) 20:30:22.19 ID:
P「えっ」

泰葉「」 フーッ フーッ

P「…えっと……。……えっ?」

泰葉「……恥ずかしいです、私。勘違いして…。…Pさんが、ずっといてくれるなんて。そんなはず、ないのに…」

P「す、すまん。話が全然見えない。え、何、俺、担当外れるの? パートナーって誰?」

泰葉「結婚…するって聞きました」

P「だ、誰に!? え、ていうかもう広まってるの!?」

泰葉「本当、なんですね…。Pさんと、ちひろさんの会話を聞いちゃって…今朝…」

P「あー……。って、えっ? あの時いたのか? だとすると、一時間以上事務所の前にいた事にならないか…」

泰葉「いたと、思います。……でも、大丈夫です。私、プロですから…」

716:2014/08/05(火) 20:34:27.96 ID:
P「あれ、ちひろさんのドッキリだぞ?」

泰葉「Pさんの望む人形を演じてみせます。そう、ドッキリだって……だからお願いです、どうか……えっ?」

P「おう。別に企画とかじゃないから、ドッキリというか単なる悪戯だな。噂を流してアイドル達の反応みようっていう」

泰葉「えっ、えっ? それじゃあ…結婚って…?」

P「しないよ、アテもない。……しかし、主に婚期とか気にしそうなお姉さん組をからかう悪戯だと思ったんだがなぁ。まさか泰葉がこんなに慌てるなんてな」 クスクス

泰葉「あ、慌ててなんていません!」

P「いや、相当慌ててたぞ。だって、俺が結婚していなくなる、っておかしいじゃないか。俺、結婚退職でもするの?」

泰葉「あ……──」

P「ははは、ほらな? おかしいだろ」

泰葉「ち、違うんです! それは、Pさんの事……。──…っ!!」 ハッ

717:2014/08/05(火) 20:37:24.20 ID:
泰葉(…私いま、何を言おうとしたの? Pさんの事……なんて…?)

P「んー、俺がなんだって?」 ニヤニヤ

泰葉「っっ───っ!!(////)」 カァァァ

 ポカッ ポカポカッ

P「あた、痛たた、ちょっと、運転中だから! 危ないから、叩かないで!」

泰葉「ぴ、Pさんが、意地悪言うからっ(////)」 ポカポカ

P「ははは、悪かった。悪かったってば、痛い、痛いよ。はははは。(ホントは全然痛くないけど)」

泰葉「い、いつまで笑ってるんですかっ(////)」 ナミダメ

P「悪い、悪い。ちょっと曲がるから、気をつけてなー」

718:2014/08/05(火) 20:39:30.94 ID:
ブロロロ… キッ


泰葉「…えっ?」

P「ちょっと寄り道していこう。お詫びもかねて、さ。ほら、確か何か買いたいって言ってたよな?」

泰葉「あ……台本チェック用のマーカーと、シール…覚えててくれたんですか?」

P「そりゃね。あと、そんな真っ赤になって、泣いてるんだか怒ってるんだか分からない顔した泰葉を送り届けたら、親御さんに怒られちゃうし」

泰葉「!」 グッ

P「わ、うそ! 悪かった! もうぶたないで!」 ガードッ

泰葉「……」 ムーッ

P「……」

719:2014/08/05(火) 20:40:04.46 ID:
泰葉「もう、Pさんはすぐからかうんですから」 クスッ

P「よし、じゃ行こう。ついでに何か食べていこう」 ホッ

泰葉「はいっ」


 ガチャッ パタン  パタン


泰葉「あの、Pさん」

P「んー? なんか食べたいものとか、あるか?」

泰葉「私、結婚って聞いた時、どうしてPさんがいなくなると思ったか、分かったんです」

P「お、なんか理由があるのか」

 タタタタッ

720:2014/08/05(火) 20:41:05.89 ID:
P「って、先行くなよ! え、何、教えてくれないの?」

泰葉「Pさん! 私、どうしても欲しいもの、あるんです。おねだりしても、いいですか?」

P「うへー、わざわざ言うほどのものかよ。何、高いの?」

泰葉「ふふっ」

P「うっわ、すっげぇ良い笑顔! 今の手持ちで出来る範囲で…お手柔らかにお願いします…」

泰葉「今すぐの話じゃないですよーっ」



泰葉(お金で買える物でもないです。でもいつか、きっと───!)



 おしまい

722:2014/08/08(金) 11:10:25.63 ID:
──CGプロ事務所前


 ジャー ゴボゴボゴボ

モバP(以後、P)(ふう、スタドリを飲むと妙に尿が黄色いぜ……っと、あれは笑美じゃないか?)

笑美「はぁぁどないしよ。緊張するわぁ」 ウロウロ ウロウロ

笑美「…大丈夫、いつものノリでさりげなーく聞き出せばいいんや…」 ブツブツ


P「どうした、入らないのか?」

笑美「ひゃうん!?」 ビックゥ!?

P「ひゃうんて」

笑美「ぴぴぴぴPはん!?」

723:2014/08/08(金) 11:11:28.01 ID:
P「そんな驚くなよ……なんだ、中に相撲取りの集団でも来てるのか?」

笑美「ンなん来るかいな! 何でもない、何でもないんよ。アハハハ~…」 ヘラヘラ


P「なんや気色悪いな…」

笑美「失敬な奴っちゃな! 花のアイドル捕まえて!」

P「すまんすまん。入りたいから、どいてくれないか?」


笑美「な、中に入りたいんやな? どうぞどうぞ! 汚い事務所やけど、ゆっくりしてってや!」

P「汚いとかいうなよ! 毎朝掃除してるよ! …まぁいいや、なんなんだ一体…」


 ガチャッ


724:2014/08/08(金) 11:12:06.51 ID:
ちひろ「あ、お帰りなさい。あと笑美ちゃんも」

笑美「ちひろさんおはようさん!」

ちひろ「うふふ、おはようございます。今日も元気いっぱいね」

笑美「当たり前や! ウチがしおれてたらお茶の間の皆さんも笑うに笑えんやんか!」


P(それにしたって妙に明るいな…なんか失敗でもしたんだろうか)

 ギィ

笑美「あー、その、な? そういえばちょっと小耳に挟んだんやけどぉー」 モジモジ

P「ん?」

笑美「Pはん、離婚したってほんまなん?」


 ズル ガタッ


725:2014/08/08(金) 11:12:43.24 ID:
P「してねえよ! 縁起でもない事言うなよ! これから結婚するんだよ!」

笑美「(ビクッ)…えっと…えーっ? ほんなら、ウチと夫婦漫才やるって企画はどうなるん!?」

P「そんな企画ねえよ! ていうか夫婦漫才は夫婦とは限らねぇよ!」

笑美「あ、そうなん?」

P「おう。た、多分…」


ちひろ「元夫婦でもやってたコンビがいた、という事はありますけど、夫婦漫才は基本的には夫婦ですよ」

ちひろ「というか、漫才コンビが自然と夫婦になって、夫婦漫才コンビになる、ってケースが多いようです」


P「おう、ありがとうございます」

笑美「ほうほう、ならコンビ結成したら、その人と離婚すれば解決やん!」

P「なんで夫婦漫才を前提に話を進めているんだ……」

726:2014/08/08(金) 11:13:26.68 ID:
笑美「いやー、ウチ心配なんよ。Pはんて女癖悪いやん?」

P「どこがだよ!? えっ、ていうか、えっ? …わ、悪くないよね? 俺のどこ見てそう思ったの?」

ちひろ(私に視線送られても…よほど心当たりがあるのかしら……っていうかなんで漫才が始まるのかしら)

笑美「どこて…マニキュア落とし忘れて出勤してるところとか……」

P「キャッ! やだ…見てたの?」 クネクネ


P「…って、せんわ! ちゅーかそれは女癖じゃなくて、女装癖やろ!」

ちひろ(なんで時々エセ関西弁が混ざるのかしら…)

笑美「いやーでも、惜しいなぁ。堅気とは思えんツッコミやで、Pはん」

P「人をヤクザみたいに言わないでくれ! 俺は裏方、プロデューサー!!」


笑美「いやいやいや、実際プロデューサーでも普通にテレビとか出て来る人おるやん。芸人顔負けのしゃべりの人もおるし、顔だけで笑わせる達人もおるし」

P「おい!顔の話はやめぇや! 傷つくやろ! あと髪の毛と身長の話もやめろ!」

笑美「してへんやん!?」

727:2014/08/08(金) 11:13:56.33 ID:
P「まぁともかく、俺はアイドルのみんなをプロデュースして、輝いてるところを裏から見るのが夢なんだ」

笑美「…ほーん」

P「……っていうか、なんでこんな話になってるんだよ…。俺、仕事あるからそろそろいいか?」

笑美「惜しいなぁ……ホンマ。なぁ、結婚なんかやめてウチと漫才せぇへん?」 ジワァ

P「だからしないってば……」 カタカタ

笑美「この難波笑美ちゃん、自分で言うのもアレやけどなかなかの掘り出しもんやで?」

P「それは認めるけどさ…」 カタカタカタ

笑美「今なら飴ちゃんもつけたる!どや!」 ポロポロ ニコニコ

P「子供か!そんなんで釣れるんは杏…って、えっ!? な、なんで泣いてるの!?」

笑美「は? 泣いてへん泣いてへん。めっちゃ笑うとるやん」 ポロポロ ニコニコ

728:2014/08/08(金) 11:15:09.07 ID:
P「いやいやいや、確かに顔の形は笑ってるけど、めっさ涙出とるやん!?」

笑美「本人が笑うてる言うたら、笑うてるんや。だって今ウチめっちゃオイシイやん? …失…んとか、オイシイやろ?」 ポロポロポロ ニコニコニコ

P「いや、何が美味しいんだか全然わからんが……」 ギシッ

P「とにかく落ち着いてくれ。な、ちょっと座ろう」

笑美「どんな目に遭ぅても、オイシイなぁ思うてれば…笑って、られるんや…グスッ…皆を笑わせてやれるんや」 グスグス ニコニコ

P「そ、そうだな。茶の間を沸かすのが笑美の夢だもんなっ」 オロオロ

笑美「そう思えば……別に…Pはんが誰と結婚したいうて……全然……どうって事…」 ポロポロポロ

P「あ、そこで繋がるのか」

笑美「……どうって事……あるわアホーーっ!!! ほんなん…ほんなん嫌に決まっとるやろ!?」

P「えっ!? それで泣いてたの!? ていうか、俺が結婚するのが泣くほど嫌なの!?」

笑美「当たり前やどアホ! 唐変木! 朴念仁!」

笑美「Pはんなんか…Pはんなんか……うぇぇぇぇぇん!」 ウェーーン!

729:2014/08/08(金) 11:16:06.56 ID:
P「あああ、悪かった悪かった、泣き止んでくれよ、な?」

笑美「ふぇっ…えぐっ……ふえぇぇぇぇぇえぇん!!」

P「ああほら、鼻までたらして…」 フキフキ

笑美「は、鼻のアイドルとか、ちっともウマないわ…ひぐっ…」 グスグス チーン

P「言ってねえよ」

ちひろ「笑美ちゃん…」 チョイチョイ

笑美「…ぐすっ……今日と言う今日は言わせてもらうわ。その耳かっぽじってよう聞け!」

ちひろ「ね、笑美ちゃん?」 チョイチョイ

笑美「なんやちひろさん、今取り込んどるトコやから後で…」

ちひろ「ごめんなさいね、その前にコレ、読んでくれないかしら」 ニコッ

730:2014/08/08(金) 11:16:51.95 ID:
笑美「なんやもう、しゃあないな…」


 『ド ッ キ リ 大 成 功 !』


笑美「何がドッキリや、Pはんがこないにウチの気持ち分からん事の方がドッキリ……」


笑美「……」


笑美「はぁぁぁぁぁぁ!?」


笑美「な、ちょ……ドッキリ? ホンマ!?」

P「ホンマやな」

ちひろ「Pさんが結婚するっていうのは全部ドッキリの仕込みだったんです。ごめんね、笑美ちゃん」 ニコニコ

笑美「」 パクパクパク

731:2014/08/08(金) 11:17:59.00 ID:
P(あ、言葉も出ない…ってなると人間ホントに口パクするんだなぁ。…っと、それはいいんだ)

笑美「」

P「ゴメンな。泣くほどショック受けるとは思わなかったんだ……」

笑美「」

笑美「……けあるか…」

P「ん?」

笑美「好きな男取られたー言われて! ショックやないわけあるか!!」

P「え、は…!? その、マジで…!?」

ちひろ(直球で告白!?)

笑美「なぁにが“マジで…”や! 大マジに決まってるやろ! どアホ! もう…このどアホっっ!!」 ブンッ

P「へぶっ」 バキィッ

732:2014/08/08(金) 11:18:28.43 ID:
ちひろ(重そうなファイルがPさんの顔面に!?)

笑美「もう知らんわ! どアホっ!!」 バタバタバタッ ガチャッ

 バターン!!


ちひろ「だ、大丈夫ですかPさん…?」

P「…ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「今の…ホントですかね…?」

ちひろ「え!? は、はぁ、まぁ、何を言ったか自分でも分かってないと思いますけど、その分、嘘って事はないのでは……」

P「漫才師って……今からでもなれますかね…?」

ちひろ「ファッ!?」

733:2014/08/08(金) 11:18:58.30 ID:
P「…てっきりスキンシップで掛け合いやるのに、夫婦漫才言ってるだけかと思ってました。けど、泣くほど俺の事想ってくれてたなんて……ここで応えなきゃ男じゃないでしょう!」

ちひろ「ちょ、ちょっと!?」

P「俺、なります! 漫才師に! そして笑美の相方として、隣でプロデュースしながら夫婦漫才やります!」

ちひろ「ちょ、戻って来て下さい! 駄目だから! 絶対駄目だから! プロデューサーは渡しませんからぁー!!」



 おしまい

736:2014/08/10(日) 04:33:53.32 ID:
美波できたんで投下します
美波の一人称視点で地の文的なサムシングあり
レス数は多分文香と同じ程度か少し短いくらい

なお月末文香は一向に当たらん模様

737:2014/08/10(日) 04:36:23.40 ID:
『プロデューサーさん、婚約者さんのご実家に挨拶に行ってるんですって!』

普段なかなかレッスンが受けられないマストレさんにレッスンをしてもらえるその日、レッスン前に寄った事務所でちひろさんからそう聞かされて、私は一瞬だけ目の前が真っ暗になりました

プロデューサーさんは私のまとまったオフに合わせて、実家に帰るために少し長い休みを取ったみたいでした

『少しの間会えなくなるけど、羽目を外しすぎないようにね。美波なら大丈夫だろうけど』

そういって優しく私の頭を撫でてくれたプロデューサーさんの顔は、今でもすぐに思い出せます

でも、まさか婚約者さんのご実家に挨拶をしに行くためにお休みを取っていたなんて…

自分が思った以上にこのショックは大きかったようで、体調が悪かったことも後押しをしたのかその後のレッスンをしている最中もどうしても動きや意識が散漫になってしまいました

そして、ダンスレッスンで足を引っかけてしまって…

738:2014/08/10(日) 04:38:11.52 ID:
床に倒れるのが先だったのか、意識を失うのが先だったかは思い出せません

ですが、倒れてしまって、今は夢を見ているということだけは分かりました

だって、そうでもなければ、さっきまでレッスン場にいたはずなのに今私はリビングにいて、目の前に家族がいることの説明がつかないから

『お父さんったらね、私がちょろっと色仕掛けしたらすぐ骨抜きにされちゃったのよ!』

『おいおい、いつもそうやって迫っては既成事実を作ろうとしてきたくせに』

私の両親はいつも仲が良くて、晩酌をして酔いが回ってしまうと、決まってこの話を始めてしまいます

まだ未成年でお酒を飲むことができない私たち姉弟は、いつもこの話を苦笑しながら聞き流していました…けど、

私も色仕掛け…すればよかったのかなぁ…

私がプロデューサーさんの話をすると、決まってママは『美波が迫っちゃえばイチコロよ!』なんて私をたきつけてきました

でも、私にはそんなはしたない真似は恥ずかしくてできませんでした

そんな私の姿を見せてあの人に失望されたくない、という思いがあったからかもしれません

739:2014/08/10(日) 04:41:25.96 ID:
あの人は私のプロデューサーで、私はあの人にプロデュースされるアイドル

それだけの関係だったはずなのに、いつからか私はずっとあの人の隣にいたいと思うようになってしまっていました

きっかけや理由は、もう覚えていません

だって、それだけあの人との思い出が沢山あったから

『アイドルをやる上で、恋愛事は御法度だから』

プロデューサーさんが申し訳なさそうに私に言った言葉

でも、私はそんな恋愛(イケナイ)感情をプロデューサーさんに抱いていたんです。いずれ、イケナイ関係になることを夢見ながら

私は、今のプロデューサーさんとの関係が何よりもラッキーで、チャンスだと思っていました

「アイドル」と「プロデューサー」という関係なら、その…キ、キスとか、あからさまなことさえしなければ、傍目から見れば恋愛とは思われないだろうから

だから、折を見て引退をして、そのままあの人と結ばれることができれば、と日菜子ちゃんのように妄想したこともありました

そんな時にPさんに婚約者がいて…しかもその婚約者さんのご実家に挨拶に行ったと聞かされて、まさに青天の霹靂でした

740:2014/08/10(日) 04:45:23.01 ID:
そうしてそのまま夢の中のプロデューサーさんとの思い出にたゆたっていると、どこからかプロデューサーさんの声が聞こえました

『ごめんな、美波』

目を開けると、そこには私を心配するようなプロデューサーさんの顔

でも、プロデューサーさんは今ご実家にいるはずで…ここは真っ白な部屋で、私はベッドで寝ていて…

なら、多分これはさっきの夢の続きなんですね…じゃあ、夢なら、少しくらいわがままになっても…いいよね…?

「プロデューサーさぁん」ダキッ

『み、美波!?』

「もう我慢できません。美波、イケナイ誘惑しちゃいますね…」

そういって、私は自分のパジャマの胸元のボタンを一つずつ外し始めます

『待って美波!それ以上いけない!』

プロデューサーが私の手を握ってそれ以上ボタンを外そうとするのを止めてきました

でも私はもう躊躇いません

741:2014/08/10(日) 04:48:33.43 ID:
「イケナくてもいいんです、ここは私の夢の中なんですから…」

そう、折角の夢なんだから、私が満足するまでいろんなイケナイことしちゃうんですから…

そうでもないと、現実のプロデューサーさんを諦めるなんて、とてもじゃないけどできませんから…

「だから、キスしたって問題ないんです…」ンー

私がキスを迫ると、プロデューサーさんは、私の手を握ったまま困った顔で真っ赤になってしまいました

それでも、やっぱりというべきかプロデューサーさんは私にキスをしてくれませんでした

私の夢なんだから少しくらいお願いを聞いてくれたってよかったのになぁ…

『あらあら、美波もダイタンねぇ』

「ママ…?」

いくら夢でも、ママに見られるのはちょっと恥ずかしいです…

まさか、夢の中にママが出てくるなんて思ってませんでしたから…

742:2014/08/10(日) 04:53:12.37 ID:
『えっとね、美波。美波が倒れたって聞いて、急いで戻ってきたんだ…』

そんなわけないです…だってプロデューサーさんは今婚約者さんと一緒にいるはずなんですから…

『美波、僕に婚約者なんていないよ。その話はちひろさんのでたらめなんだよ…本人はドッキリだって言っていたけど』

ドッ、キリ…?その言葉を反芻して、そういえば、夢にしては色々と現実味を帯びてるな、なんてことを考え始めてしまいました

たとえば、私の手を握るプロデューサーさんの手から伝わってくるぬくもりとか、鼓動とか、プロデューサーさんの息遣いとか

それらがとても夢の世界の出来事とは考えられなくなってきて、少しずつ私の頭は冷静になってきました

親指の爪を人差し指にちょっと突き立てて、痛みを確認します

これが現実だって少しずつ分かってきて、自分でもわかるくらい顔が熱くなってしまいました

『美波、これは夢なんかじゃないよ。それと、今の僕は美波しか見てないし、美波以外の女性に興味はないから、心配しないでも大丈夫』

そう言って、私にも聞こえるかどうかの声量で、ちょっと気障だったな…なんて、プロデューサーさんはひとりごちました

『あらあら、この子も愛されてるわねぇ、ママ妬けちゃうわ。でも美波、そういうことするのは成人してからの方がいいわよ?ママだってハタチまでは待ったんだから♪』

743:2014/08/10(日) 04:55:25.52 ID:
「え?あ…きゃあ!」

ママから言われて自分の今の格好を思い出しました

バッとプロデューサーさんから体を離して、かけられていた羽根布団で口元まで私の顔と体を隠します

多分私の顔、真っ赤になってるんだろうなぁ…なんて細やかな現実逃避

『お医者様が言うには、熱と疲労でダウンしただけで、点滴してれば明日には退院できるって。だから、今日はゆっくり休みなさい』

そういって、プロデューサーさんは私の頭を撫でてくれました

少しの間、プロデューサーさんのナデナデを堪能していると、おもむろにママが立ち上がりました

『じゃあ私、美波が目が覚めたってお医者様に伝えてくるわね…美波、がんばりなさい!』

『え?いや、ナースコールが…』

言うが早いか、プロデューサーさんが呼び止める間もなく、ママは部屋の外へ出て行ってしまいました

しかも、がんばりなさい!だなんて、つまり、その…ママは私にプロデューサーさんを落としてしまえと言ってるんでしょうか…

744:2014/08/10(日) 04:59:20.55 ID:
そういえばと、服の乱れを整えた私は、今の時間を調べるために部屋を見まわして時計を探しました

そしてそれはすぐに見つかって、時間を確認すると今は午後の2時過ぎ

レッスンで倒れてしまったのはおそらく午前中…確か、最後に時計を見たのは10時くらい…のはずだから、どうやら4時間近く眠っていたみたいです

プロデューサーさんがお休みを取った折に、プロデューサーさんの実家について聞いた時には、おおよそ車で3~4時間はかかるといっていました

どうやら、本当に急いで帰ってきてくれたみたいで、私の思う以上にプロデューサーさんは私の事を心配してくれていたみたいです

『美波が倒れたって聞いたときは気が気じゃなくってさ…だから、大事に至らないでホッとしたよ…』

プロデューサーさんはそう言って、まさにその言葉通りにちょっと大げさに胸をなでおろしました

『そりゃあレッスンも大事だし、マストレさんのレッスンを受ける機会なんてそこまで頻繁にあるわけでもないよ』

プロデューサーさんの声が、どんどん真剣みを帯びていきます

『でも、美波が倒れてしまったら元も子もないんだから。無理はしちゃダメだよ』

プロデューサーさんに迷惑をかけてしまったのと心配をさせてしまったので、少し暗い気分になってしまいます

『ああ、そんなにしょげないで。別に怒ってるわけじゃあないんだ…ただ、美波に何かあったら僕も嫌だからさ』

745:2014/08/10(日) 05:03:20.78 ID:
『でも、まさか美波があんなことする娘だったなんて思ってもみなかったよ』

さっきのことを指摘されて、熱の引いていた私の顔がまた熱くなってしまいました

「わ、忘れてください!私も熱で浮かされてて、どうかしてたんです!」

自分でもさっきの事を思い出して、恥ずかしさからすぐそこにあった枕を照れ隠しにプロデューサーさんの顔に押し付けてしまいました

『うぷっ…わかった、わかったから、落ち着きなさい。また体悪くしちゃうから』

プロデューサーさんに諌められて、落ち着きを取り戻しました

「その…失望、しましたか?」

聞くことは怖かったけれど、それでも聞いておかないといけなかったから

『いや、そんな事ないさ。さっきみたいな美波もすごい魅力的だと思うよ。それに、その、僕も嬉しかったし…』

最後の言葉は声が小さくてよく聞こえませんでした。咳払いをして、プロデューサーさんは話を続けます

『でも、ああいうことはあんまりやらないように。男は単純だから、すぐ勘違いしちゃうし』

「好きな人にしか、あんなことやりません!…あ…」

746:2014/08/10(日) 05:05:20.79 ID:
ついムキになって、本音が出てしまいました…プロデューサーさんもしっかり聞こえていたみたいで、変な空気になってしまいます

その沈黙を破って先に口火を切ったのは、プロデューサーさんでした

『美波…そういってくれるのはうれしい…んだけど、あくまで君はアイドルで、僕はプロデューサーだから。今の僕には、君のその言葉を受けることはできないよ』

目を見ればすぐにわかりました。プロデューサーさんの言葉は、私を諦めさせるための作り物の言葉で…

『それに、君はまだまだアイドルを続けていくんだろう?君が引退するころには、僕はすっかりおじさんになってる』

押し隠されたプロデューサーさんの本心をどうしても知りたくて…隠された本心を暴くために…

『今の君は、近くにいる頼れる大人に憧れる、所謂恋に恋しているだけなんだよ。そのうち、もっと素敵な人が―――ッ!?』

キス、しちゃいました…

唇同士を触れ合わせるだけの軽いキスだったけれど、私の心臓はライブの時以上に激しく脈打っていました

「私だってもう20歳になるんですよ?憧れだけで、こんなことしたりしません」

震える唇でゆっくりと、だけどはっきりと言葉を紡ぎます

747:2014/08/10(日) 05:09:08.96 ID:
「建前だとか、言い訳なんて…いりません…プロデューサーさんが私の事をどう思っているか…それだけを聞かせてください」

少しの静寂が、部屋を支配しました

10秒か、1分か…少しの後ち、プロデューサーさんは口を開きました

『君と僕は、仕事上のパートナー…それだけ、だよ』

そう言うプロデューサーさんの声は震えていて、瞳にも涙がたまっていて…その言葉が嘘だなんて、すぐにわかりました。でも…

「そう…ですか…」

なんて、その言葉を嘘だと追及することも、もう一度同じ質問を迫ることも、できませんでした。例え嘘だとわかっていても、プロデューサーさんはそう言ったのだから

『今日の事は忘れるから、美波も忘れなさい』

それじゃあ、とおそらく事務所へ帰るために椅子から立ち上がるプロデューサーさんの腕を、これ以上ないくらいの力で握りしめました

「いや…です」

今手を放したら、私たちの関係や、今までの何もかもが終わってしまう…そんな気がしたから

「教えてください…私の何がいけないんですか…?どうしたらプロデューサーさんと…」

『美波、君に悪いところなんてないよ…』

「だったら!」

748:2014/08/10(日) 05:12:32.81 ID:
私の叫びを、それ以上の重さを持ったプロデューサーさんの叫びが遮りました

『僕だって!…僕だって美波と一緒になりたいさ!…でも、【新田美波】は、やっぱり【アイドル】なんだよ』

苦しげな顔をしながら、お腹の底から絞り出すように、プロデューサーさんは言葉を発します

『だから、君を独占することなんて、できない…君の一番のファンだから…君の良さをこの世界の全ての人に伝えたいから…君と結ばれちゃ…いけないんだ…』

私もプロデューサーさんも、瞳に涙をたくさん溜めて、それでもプロデューサーさんの独白は、続きます

『美波、君はきっとトップアイドルになれる。だから、こんな所で…こんなことで立ち止まらないで欲しい。君のプロデューサーとして…そして何より、君の一番のファンとして』

「わかり、ました…」

でも…私はプロデューサーさんを諦めたくなんてありません!だから、プロデューサーさんに向けて宣言します

「絶対にトップアイドルになります!トップアイドルになって、誰にも文句を言わせないくらいのアイドルになって、そうしたら―――」

―――絶対に、プロデューサーさんを私の虜にして見せますから!みなみ、がんばります!

749:2014/08/10(日) 05:25:08.29 ID:
以上です。美波が自分の名前を使うときは美波じゃなくてみなみだということに書き込んでる途中で気づいた(´・ω・`)

美波ちゃんが自分の魅力を自覚して誘惑してきたら耐えきれる自信がない
次はこひなたんでその次は茄子さん書きたい感

752:2014/08/11(月) 14:44:27.26 ID:
こひなたん投下します
文香や美波の半分くらいの量のはず

美穂のプロデューサーの呼び方は、Pさんだと名前が短すぎるのでモバPさんにしてます
あくまでもP=モバPです

753:2014/08/11(月) 14:46:38.35 ID:
美穂「おはようございまーす」

ちひろ「あら、美穂ちゃん。おはようございます」

ちひろ(うふふ、あがり症のはにかみ乙女な美穂ちゃんはどんな反応してくれるのかしら…早速いってみましょう!)ワクワクルーミン

美穂「モバPさんは…明日帰ってくるんですね」

ちひろ「ええ、そうなのよ。それで美穂ちゃん、実はね…」

美穂「ええっ?モ、モモモバPさんが、け、けけけ結婚!?」ワタワタ

ちひろ「ええ、この休暇で結婚を前提にお見合いをするんだとか」

美穂「そ、そんな…」フラッ

ちひろ「み、美穂ちゃん!?」ガタッ

美穂「あぅ…レッスン…行ってきます…」フラフラ

ちひろ(………大丈夫かしら…私が原因とはいえ不安だわ…)

754:2014/08/11(月) 14:49:10.37 ID:
―――翌日―――

P(久しぶりに実家に帰った結果お見合いさせられそうになるとは…全く、今は美穂のプロデュース以外に気を回す余裕ないってのに…)

P「おはようございまーす…おや?」ガチャ

美穂「」スゥスゥ

P(美穂がプロデューサーくんを抱いてソファで眠ってる…珍しいな、プロデューサーくんを連れてくるなんて)

P(とりあえず起こさないように慎重に…)ソローリソローリ

ちひろ(おはようございますプロデューサーさん)コソコソ

P(おはようございますちひろさん)コソコソ

ちひろ(休暇はどうでしたか?)

P(ええ、両親も顔を出してくれて嬉しがってました。ちょっと面倒事もありましたけど)

ちひろ(…えっと、プロデューサーさん。それで、美穂ちゃんのことなんですが…)

P(そういえば美穂があのぬいぐるみを持ってくるなんて珍しいですね)

ちひろ(それがですね…)

755:2014/08/11(月) 14:52:29.98 ID:
P「はぁ!?ドッキリ!?」

美穂「!」ビクン

ちひろ(プロデューサーさん!声大きいですって!)ヒソヒソ

P(声も大きくなるに決まってるでしょう!?なんでドッキリなんてやったんですか!?)ヒソヒソ

ちひろ(だって面白そうじゃないですか!!)ギャクギレェ!

P(逆切れするんじゃありません!というか、ドッキリっていったい何を言ったんですか!?)

美穂「あ、ああああの!モバ、モ、モバPさん!」

P「あ、ああ、どうしたんだ?そんなに慌てて」

美穂「こ、このお休みでおお、お見合いに行ったって本当なんですか!?」

P「え、ちょ!?なんで知って!?」

ちひろ(えっ、嘘!?本当にお見合いしてた!?)

美穂「そ、そんなぁ…」フラッ

P「美穂!?危ない!」ダキッ

756:2014/08/11(月) 14:55:15.70 ID:
P「大丈夫か?美穂」

美穂「あ…はい、大丈夫です」

P(なんとか倒れる前に支えられたからよかった……けど、よく見たら少し隈ができてるじゃないか…)

P「とりあえず、ソファで話をしようか」

………

P「それで、どうして俺がお見合いを受けたなんて知ってたんだ?誰にも話す機会なんてなかったのに…」

美穂「えっと、昨日ちひろさんが教えてくれたんです」

ちひろ(ドキッ)

美穂「この休暇も、結婚を前提に相手と会うためにお見合いに行くからって…」

P(まさかちひろさんの言っていたドッキリってこのことか…?)

P「ちひろさん…?」ジトー

ちひろ「あ、あはははー…」メソラシー

757:2014/08/11(月) 14:58:36.32 ID:
P「とりあえずちひろさんの事はいったん置いておきますけど、後でお説教ですからね」

ちひろ「はぁ~い」グスン

P「えっとな、美穂。その話、ちひろさんが仕掛けたドッキリなんだ。ですよね、ちひろさん?」

ちひろ「え、え~っと、そのぉ~…はい」

美穂「ド…ッキリ?で、でもさっきお見合いしてきたって…」

P「確かに実家ではお見合いを無理やり受けさせられたけど、結婚を前提にしてるわけじゃないしそれも断ってるから」

美穂「そう…なんですか?」

P「うん。大体、結婚したって俺の職業じゃあ忙しくて家庭の時間なんて取れないだろうし、長続きしないさ」

P「今は美穂のプロデュースで充実してるから、結婚なんて全然する気はないよ」

美穂「そうだったんですか…安心したらなんだか眠くなってきちゃいました…」フア…

P「今日はレッスンだけだし、トレーナーさんにはお休みするって言っておくから寮に戻ってゆっくり休んだらどうだ?目の下に隈もできてるし」

美穂「いえ、その…ここでモバPさんと一緒に寝てもいいですか?目が覚めてもモバPさんがすぐそばにいてくれれば、結婚のこともドッキリだったって実感できる気がするから…」

P「しょうがない、今回だけだぞ?」

美穂「ありがとう…ございま…」スヤァ

P「お休み、美穂」

758:2014/08/11(月) 15:00:47.27 ID:
………

ちひろ「一時はどうなることかと思いましたけど、何事もなくてよかったですね」

P「ええ、全くです。というわけでちひろさん、お説教の代わりに俺の分の事務仕事もお願いしますね?」ニッコリ

ちひろ「え"っ!?」

P「当然でしょう。美穂をこんな風にしたんですから。それに、俺は起きるまで美穂のそばにいてあげなきゃいけないですからね」

P「しっかり反省して、これに懲りたらもうこんなことしないように」

ちひろ「うう~、どうしてこんなことに~」オヨヨ

P(しかし前々からひょっとしたらと思ってたけど、美穂は俺のことを…)チラッ

美穂「…モバPさん…大好き…」スヤスヤ

P(!)ドキッ

P(ああ、俺も大好きだよ…ゆっくりお休み、美穂)ナデナデ

759:2014/08/11(月) 15:03:03.84 ID:
以上です

ふみふみ当たってくださいお願いしますなんでもしまむら