209: SSまとめマン 2018/03/22(木) 19:59:04.43 ID:gc7gwcFro

武内P「アイドルに、興味はありませんか?」あかね「はいっ?」


引用元: ・武内P「クローネの皆さんに挨拶を」

210: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:02:10.55 ID:gc7gwcFro
あかね「アイドルって……あたしがですか!?」


武内P「はい、貴女です」


あかね「きゅ、急にそんな事言われても~」デレデレ

乱馬「おい、あかね。気をつけろ、コイツなにかたくらんでやがるぞ」

あかね「はっ? 何でそんな事がわかるのよ」


武内P「……」


乱馬「あの顔に加えて、あかねをアイドルにするってのが怪しい」

ぶぎゅる!

あかね「顔はともかく、あたしがスカウトされちゃおかしいっての!?」


武内P「……」

211: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:05:36.77 ID:gc7gwcFro
乱馬「いってーな! 何すんだ、この暴力女!」

あかね「ふん! 自業自得じゃない!」


武内P「あの……少し、お時間をいただいても宜しいでしょうか?」


あかね「あっ、すみません!」

乱馬「やめとけって、どうせサギか何かに決まってんだろ」

あかね「……」むー

あかね「良いですよ! そこの喫茶店で、お話聞かせて下さい!」



武内P「はい。ありがとう、ございます」



乱馬「おい、あかね!?」

乱馬「……ちっ! ったく、しょーがねーなー!」

212: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:09:22.77 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・

乱馬・あかね「ほ……本物のプロデューサー……!?」


武内P「シンデレラプロジェクトの、二期生を集めているのです」

武内P「なので、貴女には是非、そのメンバーに加わって頂きたいと……」


あかね「シンデレラプロジェクト……って、‘あの’!?」

乱馬「はー! アンタ、その見た目でかなり優秀なんだな」

あかね「ちょっと乱馬!? いい加減失礼でしょ!」

乱馬「へいへい」


武内P「あの……お名前を聞いても?」


あかね「あかね……天道あかねです」


武内P「申し訳ありません。この話はなかったことに……」


乱馬・あかね「はっ!?」

213: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:12:54.22 ID:gc7gwcFro
あかね「あのっ!? どうして名前を聞いただけで!?」

乱馬「ホラ見ろ、からかわれたんだよ」

あかね「乱馬は黙ってて!」


武内P「待ってください! 決して、からかったわけでは!」


あかね「だったら、どうして!」


武内P「……既に、346プロダクションには、日野茜さんが在籍しています」

武内P「なので……」すちゃっ


乱馬・あかね「……マイク?」


武内P『あかね、という名前の方が二人になってしまうのでーす!』『でーす!』『でーす!』


乱馬・あかね「……はあ」きーん

214: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:18:11.66 ID:gc7gwcFro
武内P「……申し訳ありません、天道さん」


あかね「い、いえ……」

乱馬「残念だったなー、あかね! アイドルになれなくて――」


ウェイトレス「ああっ! つまずいて水をこぼしてしまったわー!」


らんま「ぶわっ! 冷てっ!?」

あかね「ちょっと、大丈夫?」

らんま「……まー、いつもの事っちゃいつもの事だからな」


武内P「アイドルに、興味はありませんか?」


らんま・あかね「……」

らんま・あかね「は?」


https://www.youtube.com/watch?v=8GTRFbeJpms




216: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:20:33.72 ID:gc7gwcFro


  スカウトマンは無口なプロデューサー!

 

217: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:24:38.44 ID:gc7gwcFro
あかね「いや、ちょっと待ってください!」

あかね「さっきまで、男の姿を見てたでしょ!?」

らんま「それなのにスカウトって、アンタなぁ……」


武内P「笑顔です」


らんま・あかね「は?」


武内P「貴女の笑顔が見たいと、そう、思いました」


あかね「……」

らんま「だーめだ。まるで聞いちゃいねえ」


武内P「お名前を伺っても、よろしいでしょうか?」


あかね「……なんか、あたしの時より聞き方が丁寧な気がするんだけど」

218: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:29:04.53 ID:gc7gwcFro
らんま「しゃーねーなー!」

らんま「無差別格闘早乙女流、早乙女乱馬だ!」

らんま「だけどな、おれはアイドルになんかならねーからな!」


武内P「待ってください! せめて、名刺だけでも!」

武内P「無差別格闘早乙女流さん!」


らんま「そりゃ、おれ流派の名前だ!」

らんま「乱馬だよ! 早乙女乱馬!」


武内P「申し訳ありません、早乙女さん」

武内P「ですが……考えてみてください」

武内P「貴女ならば、きっと、トップアイドルになれると、私は思います」


らんま「そ、そーか?」

らんま「いやー、確かに? 女のおれは可愛いし巨乳だけども?」

あかね「……」

219: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:34:13.39 ID:gc7gwcFro
武内P「お願いします」

武内P「ルックス、スタイル、共に申し分ありません」

武内P「それに、流派という事は……体を動かすのも?」


らんま「そりゃまー、得意だけどよ」


武内P「! 本当ですか!?」


らんま「お、おう」


武内P「歌は……歌の方は、いかかですか!?」


らんま「まあ、結構自信があるな!」


武内P「……」すちゃっ

武内P『お願いします! どうか、アイドルになってください!』『さーい!』『さーい!』


らんま「うるせーからそれやめろ!」きーん

220: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:37:22.70 ID:gc7gwcFro
武内P「早乙女さん、お願いします!」

武内P「どうか、シンデレラプロジェクトの二期生に!」


あかね「……」

ばしゃっ!

乱馬「あいちちちちち!」

乱馬「おい、あかね! いきなり何すんだ!?」

あかね「でも、乱馬はお湯をかぶると男になっちゃうんですよ?」

あかね「それでも良いんですか?」


武内P「あの……」

武内P「お湯をかぶる、という状況は滅多にないのでは?」


乱馬・あかね「……」

乱馬・あかね「た、確かに普通はそうだ……!?」

221: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:42:09.14 ID:gc7gwcFro
武内P「お願いします、早乙女さん!」


乱馬「あのなあ、だからおれは――」

あかね「……良いんじゃない? アイドルにでも何でもなっちゃえば」

乱馬「はあ!? どうしてそうなる!」

あかね「何よ、さっきはちょっとノリ気だった癖に」

あかね「女の姿を褒められたからって、デレデレしちゃって」

乱馬「デレデレなんてしてねえ!」


武内P『お願いします、早乙女さーん!!』


乱馬・あかね「……!」きーん

222: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:48:56.54 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・

早雲「……なるほどねぇ、そんな事が」

なびき「良いんじゃない、アイドル。なっちゃえば」


乱馬「他人事だと思って、テキトー言うな!」


なびき「どうせ暇なんだしさ、お金も稼げるし良いじゃないの」

玄馬「乱馬! お前は何を考えている!」

乱馬「アイドルになんか、なるつもりねーっての!」


玄馬「プロデュースは任せろ! 儲けは七対三でどうだ!」


乱馬「ややこしくなるから黙ってろ!」

ばしゃっ!

パンダ『何をする!』


武内P「早速、お話をさせていただいてもよろしいでしょうか?」


あかね「……全然動じないんですね」

223: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:54:20.59 ID:gc7gwcFro
乱馬・パンダ「……!」

わちゃわちゃ


武内P「ご家族の方からも、早乙女さんを説得していただきたいのです」


早雲「う~ん、しかしねぇ」

なびき「父親だったら、そこに居るわよ」


武内P「そこ、ですか?」


パンダ『どうも! 父です』


武内P「……」

武内P「聞けば、早乙女さんは、天道さん宅に居候中の身、だと」

武内P「なので、天道さん達からも、是非説得していただきたいのです」


パンダ『おーい、もしもーし』


あかね「……全っ然目もくれない」

224: SSまとめマン 2018/03/22(木) 20:59:20.27 ID:gc7gwcFro
武内P「お願いします、どうか」


早雲「……お話はわかりました」

早雲「ですが、乱馬くんは修行中の身」

早雲「アイドルと、修行は両立出来ますかな?」ぎろり


武内P「スケジュールを調整し、支障の無いようにします」

武内P「勿論、学業の方もおろそかにならないように」


早雲「……なんて言えば良いと思う?」

あかね「お父さん!?」

早雲「だって、しっかりしてそうなんだもん……!」

あかね「頑張ってお父さん! 説得されちゃ駄目!」

早雲「う、うむ……ゴホン!」


早雲「そのお話、信じても?」ぎろり


武内P「はい。私を信じて下さい」ぎろり


早雲「……」

早雲「……ううっ、怖いよう、顔怖いよう」しくしく

あかね「お……お父さん……!」

225: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:04:15.55 ID:gc7gwcFro
乱馬「あのなあ! おれはアイドルになんかならねーぞ!」

乱馬「いくら周りがなんて言ったってだな――」

パンダ『隙あり!』

ベシッ!


ジャボーンッ!

らんま「……こんに゙ゃろ゙う! 汚え゙ぞ!」


武内P「では……どうすれば、アイドルになっていただけますか?」


らんま「あん? どうすれば?」


武内P「はい、私は貴女を諦める気はありません」

武内P「なんとしてでも、シンデレラプロジェクトの二期生に加わって頂きたいのです」


一同「なんて熱意……!」じ~ん

らんま「おいお前ら! ちょっとほだされてんじゃねーぞ!」

226: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:09:27.09 ID:gc7gwcFro
らんま「なんとしてでも、ねぇ」


武内P「はい。何としてでも、です」


らんま「おもしれえ! だったら、おれと勝負しな!」

らんま「おれに勝ったら、アイドルでも何でもやってやらあ!」

らんま「よっ――」

とんっ

らんま「――っと」

すたっ


あかね「ちょっと乱馬!? 何言ってるのよ!」

らんま「しょーがねーだろ。こうでも言わなきゃ引き下がらなさそうなんだから」

なびき「野蛮ねー」

らんま「うるせー!」

らんま「さあて、どうするんだ、プロデューサーさんよ!」


武内P「わかりました」

武内P「貴女にアイドルになっていただくためでしたら、その勝負お受けします」


一同「……はっ!?」

227: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:13:56.26 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・

らんま「良いか? 手加減なんてしねーからな」ばきっ


武内P「はい、わかりました」


あかね「ちょっとお父さん! 二人を止めてよ!」

あかね「乱馬はともかく、プロデューサーさんが怪我しちゃう!」

早雲「いや……それは出来ない」

あかね「どうして?」

早雲「……不甲斐ない父を許してくれ」

あかね「そんな……どうしても、止められないの?」

早雲「だって、本当に顔が怖いんだもん」しくしく

なびき「本当に不甲斐ないわねー」

あかね「お、お父さん……!」


玄馬「それでは、無制限一本勝負!」

玄馬「はじめっ!」

228: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:21:25.85 ID:gc7gwcFro
らんま「すぐにカタをつけてやらー!」

だっ!


武内P「……」

ゴゴゴゴゴッ!


らんま「っ!?」

ぴたっ!


なびき「ありゃ? どうして乱馬くんは止まったの?」

あかね「うん……すぐに勝負がつくと思ったのに」

早雲「いや……よく見てみるんだ」


らんま「くっ……!」

ぽたっ…ぽたっ…


あかね「何? どうして、乱馬はあんなに汗をかいてるの?」

早雲「彼の放つ‘気’……‘やる気’に当てられているのだ」

あかね「‘やる気’!?」

玄馬「それも、かなりの熱をもった‘気’だ……!」

あかね「まさか……それが向けられて、あんなに汗を!?」


らんま「……へっ! これは予想外だったぜ……!」

ぽたっ…ぽたっ…

229: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:30:05.07 ID:gc7gwcFro
らんま「迂闊に近づくと、何かしてきそうだ……!」

らんま「気が途切れる、一瞬で倒すしかねえ……!」

ぽたっ…ぽたっ…


玄馬「乱馬め、持久戦にするつもりだな」

早雲「しかし、あの汗……どこまで体力が持つか」

あかね「体力と気力の勝負、ってことね……!」

なびき「長くなりそうだから、部屋に戻ってるわね」


武内P「……」


らんま「! 気が消えた!……いや、違う!」

らんま「……罠にハメようったってそうはいかねえぞ!」

ぽたっ…ぽたっ…


武内P「あ、いえ……汗をかいてらっしゃるので、ハンカチを……」

スッ…

らんま「へっ? あ、あんがと。なんだかわりーな」

武内P「いえ、お気になさらず」



早雲「……これは長くなりそうだねぇ」

230: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:36:03.57 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・
一時間後


らんま「……くそっ、一切表情が変わらねえとは……!」

ぽたっ…ぽたっ…!


武内P「……」

ゴゴゴゴゴッ!


らんま「……だが、隙を見せるわけにはいかねえ……!」

ぽたっ…ぽたっ…!


武内P「……」

ゴゴゴゴゴッ!


あかね「乱馬ー、お風呂空いたから入っちゃって―」


らんま「……!」だああーっ!

らんま「おめーなー! こっちは真剣にやってるっつーのに――」

らんま「――しまった! 隙が――!?」


武内P「……」

ゴゴゴゴゴッ!


らんま「……ん? なんで絶交のチャンスに何もしてこねえんだ?」

ぽたっ…ぽたっ…!

231: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:36:37.89 ID:gc7gwcFro
誤)>らんま「……ん? なんで絶交のチャンスに何もしてこねえんだ?」

正)>らんま「……ん? なんで絶好のチャンスに何もしてこねえんだ?」

232: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:41:40.38 ID:gc7gwcFro
武内P「私は、プロデューサーですから」

武内P「アイドルになっていただこうと言う方に、手は出せません」

ゴゴゴゴゴッ!


らんま「……ほー、なめられたもんだな」

ぽたっ…ぽたっ…


武内P「……それに」

ゴゴゴゴゴッ!


らんま・あかね「?」


武内P「勝負とは……一体、何の勝負なのでしょうか?」

武内P「時間の制限は無いとわかっているのですが……」


らんま「あんた、何の勝負かわからずやってたのか!?」

あかね「……あんたの一人相撲だったみたいね」

らんま「……」

らんま「は……ははははは」

233: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:48:28.60 ID:gc7gwcFro
らんま「はははは……はぁ」


武内P「……あまり、よくない笑顔です」


らんま「……わりーけど、こっちゃ無駄に疲れたんだ」

あかね「とりあえず、お風呂入ってきちゃったら?」

らんま「そうさせてもらうわ」


武内P「待ってください! アイドルには――」


ガラッ!


かすみ「失礼します」

かすみ「お客様は、夕食はどうなさる予定ですか?」

かすみ「お決まりでないのでしたら、一緒にいかがですか」


あかね「ほら、晩ごはんの前に、ちゃっちゃと行ってきなさいよ」

らんま「うるせーなー! そうしようと思ってた所だよ!」

らんま「おい! 話はその後で――」


武内P「っ……!」りんごーん! りんごーん!


武内P「アイドルに、興味はありませんか?」


かすみ「はい?」


らんま・あかね「……」

234: SSまとめマン 2018/03/22(木) 21:54:55.56 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・

かすみ「おかわりはありますから、どんどん食べてくださいね」ニコリ

武内P「良い、笑顔です。いただきます」


あかね「なんか、かすみおねーちゃんにビビッときたみたい」

なびき「それで、乱馬くんへの興味が失せちゃったのね」

早雲「いかんぞー! 絶対に許さんからなー!」

なびき「背中に隠れながら言わないでくれる?」

早雲「だ……だって怖いんだもん」


らんま「どうでも良いけど……完全に負けた気分だ」


パンダ『やーいやーい』



おわり

237: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:17:45.95 ID:gc7gwcFro
書きます


武内P「つねって欲しい、ですか」

238: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:19:19.95 ID:gc7gwcFro
美波「はい、思いっきりお願いします!」

アーニャ「プロデューサー、お願い、です!」

武内P「……もう一度だけ聞きます」

武内P「どこを……つねって欲しい、と?」

美波「乳首です!」

アーニャ「美波は、もう限界、です!」

武内P「……」

239: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:21:00.64 ID:gc7gwcFro
武内P「あの……」

美波「お願いします!」

アーニャ「プロデューサー!」

武内P「……何故?」

美波「限界だからです! プロデューサーさん!」

アーニャ「美波……! とっても、かわいそう……!」

武内P「……」

240: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:23:48.08 ID:gc7gwcFro
武内P「……」

つねっ

武内P「痛い……夢では、ありませんね」

美波「ひどいです! どうして自分の頬をつねるんですか!?」

アーニャ「ニェート! つねるのは、美波の、アー、乳首です!」

武内P「……お二人とも、そこに正座してください」

美波「正座したら、つねってくれるんですか!?」

アーニャ「ハラショー! やりましたね、美波!」

武内P「違います」

241: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:26:19.06 ID:gc7gwcFro
武内P「つねりませんよ」

美波「そんな……騙したんですか!?」

武内P「騙していません」

アーニャ「プロデューサー……ひどい、です……!」

武内P「ひどくありません」

美波「どうして、乳首をつねってくれないんですか!?」

アーニャ「ダー! アー、理由を、教えてください!」

武内P「言わなくては、いけませんか?」

242: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:28:45.33 ID:gc7gwcFro
武内P「新田さん、貴女はアイドルです」

美波「はい! プロデューサーさんが担当する、アイドルです!」

アーニャ「だから、アー、乳首をつねらなくては、いけませんね?」

武内P「待ってください」

美波「お願いします……プロデューサーさんしか……!」

アーニャ「美波! もうすこしだけ、頑張って下さい!」

武内P「いえ、つねりませんので」

243: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:31:25.10 ID:gc7gwcFro
武内P「あの、何故私が?」

美波「だって、私の担当プロデューサーさんですから!」

アーニャ「ダー! 他に、任せられる人が、いない、です!」

武内P「ご自分でつねられては、いかがですか」

美波「そんなっ……!? どうしても、駄目なんですか……!?」

アーニャ「プロデューサー! お願い、です!」

武内P「……」

244: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:33:40.70 ID:gc7gwcFro
武内P「私は、プロデューサーです」

美波「だから、こうして頼んでるんですっ!」

武内P「意味がわかりません」

アーニャ「ニェート……信じられない、です……!」

武内P「私も、これが現実だと信じたくありません」

美波「直接じゃなくても良いんです!」

アーニャ「服の上からでも! お願い、です!」

武内P「……」

245: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:36:30.18 ID:gc7gwcFro
武内P「どうしても、ですか」

美波「うっ、えっく……! どうしても、です……!」ポロポロッ

武内P「泣かないでください」

アーニャ「美波……とっても、かわいそう、です……!」ポロポロッ

武内P「泣きたいのはこっちです」

美波「お願いします……乳首をつねってください……!」ポロポロッ

アーニャ「どうか……美波の、アー、乳首を……!」ポロポロッ

武内P「……」

武内P「わかりました、マジックハンドを取ってきます」

246: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:39:44.35 ID:gc7gwcFro
  ・  ・  ・

武内P「お待たせしました」

カションッ、カションッ


アーニャ「ニェーット! せめて、手の形の、マジックハンドで!」

美波「良いのよアーニャちゃん! 贅沢は言ってられないもの!」

アーニャ「美波……!」

美波「乳首をつねって貰えるんだもの。それに、変わりは無い……でしょ?」

アーニャ「美波……! やっぱり、美波は凄い、です!」


武内P「……」

カションッ、カションッ

247: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:44:29.64 ID:gc7gwcFro
武内P「では、つねります」

カションッ、カションッ


美波「はいっ! 美波、いきます!」

アーニャ「美波! 頑張って、ください!」

美波「ふふっ、ありがとアーニャちゃん♪」

美波「……ああ、でも、やっと乳首をつねって貰えるのね!」

美波「服の上からでも、それでも楽しめ――」


武内P「……」

ぎゅっ!


美波「――っ!? 痛っ……いたたたた!?」


アーニャ「美波が……乳首をつねられて痛がる……!?」

248: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:48:25.13 ID:gc7gwcFro
武内P「……」

ぎゅっ!

美波「いたたたた! あいたたたた!」ジタバタ!


アーニャ「どうして……痛がっていますか?」

アーニャ「アー、マジックハンドでも、美波は、シシャースチエ……幸福、です!」

アーニャ「なのに、あの痛がりようは……!?」

アーニャ「! まさか、アー、針がついていますね!?」


武内P「違います」

ぎゅっ!

美波「あいっ、あ、痛い痛い! いたたたっ!」ジタバタ!

249: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:51:49.22 ID:gc7gwcFro
武内P「これは、普通のマジックハンドです」

ぎゅっ!

美波「あーっ! 取れる取れる! 痛いったたた!」ジタバタ!


アーニャ「わからない、です……!」

アーニャ「美波が、アー、乳首をつねられて痛がる……!?」

アーニャ「有り得ない、です!」

アーニャ「イズヴィニーチェ……教えてください!」

アーニャ「どうして、美波は痛がっていますか!?」


武内P「私が、別の方の事を考えているからです」

ぎゅっ!

美波「あーっ! あーっ、痛っい! 痛ぁい!」ジタバタ!

250: SSまとめマン 2018/03/22(木) 23:56:09.49 ID:gc7gwcFro
武内P「その想いが、彼女を苦しめています」

ぎゅっ!

美波「痛いってばもー! あああっ、いたたたた!」ジタバタ!


アーニャ「ニェート! 美波は、可愛い!」

アーニャ「他の女の事を考えてても、アー、大丈夫、です!」

アーニャ「美波なら、逆に、アー、楽しくなります!」


武内P「私が思い浮かべているのは、女性ではありません」

ぎゅっ!

美波「んいいいっ!? ヤバっ、痛いってぇ!」ジタバタ!


アーニャ「誰、ですか!?」


武内P「出川哲朗さんです」

ぎゅっ!

美波「ヤバいよヤバいよ! あーっ、痛い!」ジタバタ!


アーニャ「……!」

252: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:03:42.09 ID:wXGZ8jyno
武内P「新田さん、もうこりましたか?」

ぎゅっ!

美波「痛いっ! あっあっ! 乳首こりこり!」ジタバタ!

武内P「……」

ぎゅううっ!

美波「ひぁぅ痛あああっ!? ちぇーん! 助けてちぇーん!」ジタバタ!


アーニャ「ニェート! アーニャです、美波!」

アーニャ「ちぇんは、違いますね!?」

アーニャ「――今、助けます!」


武内P「……」

ぎゅっ!

アーニャ「ニェェェ――ット!? あーっ! あーっ!?」ジタバタ

武内P「アナスタシアさんは、上島竜兵さんを想ってつねります」

ぎゅううっ!


美波「ヤバいよヤバいよ! もぉぉぉお!」ジタバタ!

アーニャ「ニェート! 痛すぎるっしょ!? 聞いてないっしょ!」ジタバタ!

253: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:08:33.20 ID:wXGZ8jyno
  ・  ・  ・

武内P「お疲れ様でした」


美波「はーっ……! はあぁ……痛かった……!」

アーニャ「あんな目にあうなら、アー、見捨てるべきでした!」

美波「アーニャちゃん?」

アーニャ「シトー?」

美波「なんだか、ちょっと悲しい言葉が聞こえた気がするの」

アーニャ「気のせい、です。大丈夫、美波は、可愛い!」


武内P「……」

254: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:12:41.39 ID:wXGZ8jyno
武内P「満足、していただけましたか」

美波「ひどいです、プロデューサーさん!」

アーニャ「ダー! つらかっただけ、です!」

武内P「……」


武内P「……」

カションッ、カションッ


美波「美波、とっても満足しちゃいました♪」

アーニャ「スパシーバ♪ もう、大丈夫、です!」


武内P「その言葉が聞けて、はい、安心しました」

255: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:15:55.33 ID:wXGZ8jyno
武内P「今後は、こういった事の無いよう、お願いします」

美波・アーニャ「はいっ!」

武内P「良い、返事です」

美波「でも……乳首が腫れてないかしら」

アーニャ「腫れたら、アー、困りますね?」

美波「そうだわ! プロデューサーさんに舐めてもらえば良いのよ!」

アーニャ「ハラショー! それは、いい考え、です!」

武内P「良いのは返事だけ、ですね」

257: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:20:45.29 ID:wXGZ8jyno
武内P「舐めて欲しい、ですか」

美波「はい、ねぶるようにお願いします!」

アーニャ「プロデューサー、お願い、です!」

武内P「乳首を舐めたら、私の首が飛びます」

美波「乳首が飛ぶ!? そんな事、出来るんですか!?」

アーニャ「ニェート、いけません! それは、困りますね?」

武内P「話をきちんと聞いて下さい」

258: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:25:12.68 ID:wXGZ8jyno
美波「でも……乳首が無くなったら困っちゃうわね」

アーニャ「ダー……美波の言う通り、です」

武内P「……不思議なブレーキがかかりましたね」

美波「飛んでいっても、捕まえれば……?」

アーニャ「ハラショー! それです、美波!」

武内P「どれです」

美波「アーニャちゃん!」

アーニャ「美波!」

パンッ!

美波・アーニャ「ハーア~ア~♪」スイスイッ

武内P「『Memories』を始めないで下さい」

260: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:31:21.46 ID:wXGZ8jyno
武内P「お二人とも、乳首は、舐めません」

美波・アーニャ「……えっ?」スイスイッ

武内P「踊るのをやめてください」

美波「そんな……美波、乳首が飛んでも頑張ります!」

アーニャ「ダー! だから、舐めて欲しい、です!」

武内P「無駄な覚悟を決めないで下さい」

武内P「……」

武内P「では、どちらか一人だけ、選んで下さい」

美波・アーニャ「!?」

261: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:35:19.18 ID:wXGZ8jyno
美波「そんなっ!? 一人だけなんですか!?」

アーニャ「プロデューサーは、とても意地悪、ですね!?」

武内P「なんとでも言って下さい」

美波「そんな……自分ひとりだけなんて!」

アーニャ「美波……どうぞ、舐めて貰ってください!」

美波「ううん……アーニャちゃんこそ!」

美波・アーニャ「……」

美波・アーニャ「私の事は良いから、プロデューサー!」

武内P「……安心しました」

武内P「譲り合う心、お二人が、それを忘れていない事に」

262: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:41:35.25 ID:wXGZ8jyno
美波・アーニャ「プロデューサー……」

美波「……ふふっ、一本取られちゃたわね」

アーニャ「ダー! でも、アー、悪い気持ちではない、です!」

美波・アーニャ「……」

美波・アーニャ「ふふふっ♪」ニコニコッ

武内P「良い、笑顔です」

武内P「それでは、今度は私からお願いがあります」

美波・アーニャ「はいっ!」



武内P「舐めた事を言わないで貰えますか?」



おわり

263: SSまとめマン 2018/03/23(金) 00:44:19.82 ID:wXGZ8jyno
寝ます
おやすみなさい

273: SSまとめマン 2018/03/23(金) 23:07:59.83 ID:wXGZ8jyno

「今日は、クローネのレッスンになりますね」


 プロデューサーが、今日の予定を確認してきました。
 私は、シンデレラプロジェクトと、プロジェクトクローネ、
どちらにも、アー、入っています。
 だから、皆よりも、少し忙しい、です。
 仕事も、レッスンも、とってもいっぱいあります。


「ダー。頑張ります」


 だけど、これは私が、望んだからですね?
 新しい事に、挑戦したい……私が、そう言ったからです。
 毎日が忙しいけど、毎日が楽しい、です。
 でも、一つだけ、アー、不満、不安?……そう、不安があります。


「プロデューサーは、今日はどうしますか?」


 プロデューサーは、とっても忙しい。
 今までのように、シンデレラプロジェクトの事も、見ます。
 それに、アー、今度から二期生の事も見ますね?
 だから、もっともっと、忙しくなってしまうと思います。


「そうですね、今日は――」


 プロデューサーは、私を……アーニャを見てくれていますか?
 私は、プロデューサーのアイドル、です。
 プロデューサーの言うことには、絶対、従います。
 だけど、もっと見て欲しいと思うのは……ワガママ、ですか?



「――アナスタシアさんのレッスンを見学しようと、思っていました」



 とても……とっても、ビックリしました!
 プロデューサーが、私のレッスンを見てくれるのは、久しぶり!


「ハラショー! 今日は、一緒ですね?」
「はい、一緒です」


 今日は、良い一日になりそう、です!
 プロデューサーに飛びつきたい気持ちは、ガマンガマン。

274: SSまとめマン 2018/03/23(金) 23:26:33.46 ID:wXGZ8jyno
  ・  ・  ・

「~♪」


 今日は、ダンスレッスン!
 アイドルになったばかりの時より、とっても上手く出来るようになりました。
 プロデューサーが、アー、最後に見た時よりも、ずっと上手く!
 ふふっ! さっきのお返し、です!


「~♪」


 プロデューサーは、嬉しいで、驚かせてくれました。
 だから、私が上手く出来るようになってる所を見せて、驚かせます。
 プロデューサーは、きっと、喜んでくれるはず、です!
 嬉しいに、嬉しいでお返しするのは、とっても良い事!


「~♪」


 いつもより、上手にダンスが出来るように、体をほぐします。
 アー、はしゃいで怪我をしたら、心配、させてしまいます。
 それは、いけません。
 プロデューサーに、アー、迷惑をかけます。


「あら、今日はなんだかご機嫌ね」


 私が、アー、鼻歌を歌っているのを聞いて、そう、思ったのでしょう。
 だけど、それは本当の事。
 今日の私は、とってもご機嫌、です!
 嬉しい気持ちが、歌になってしまうくらい!


「ダー。今日は、プロデューサーが、見に来てくれます♪」


 だから、今日のアーニャは、とっても頑張ります!
 プロデューサーに見てもらうのですから、とても!
 失敗は出来ない、です。
 失敗したら、プロデューサーをガッカリさせてしまいますね?

275: SSまとめマン 2018/03/23(金) 23:46:58.33 ID:wXGZ8jyno

「あら、あのチャーミングな彼が?」


 プロデューサーをガッカリさせたくない、です。
 ガッカリは、悲しいですね?
 悲しい思いは、アー、絶対に、いけません。
 私は、プロデューサーに、喜んで欲しいです。


「ダー! だから、今日は、とっても頑張ります!」


 私を見ていると、嬉しいと、思って欲しいです。
 嬉しいがいっぱいだと、笑顔になれますね?
 笑顔は、とっても素敵――パワーオブスマイル!
 プロデューサーも、笑顔で、元気になって欲しい、です!


「~♪」


 ……それに……もしかしたら、ですが。
 もっと、アーニャを見たいと、思ってくれるかもしれない、です。
 見ると嬉しくなると、もっと、見たくなるかもしれない、です。
 だから、頑張ります。
 アーニャは、もっと、プロデューサーに見て欲しい。



「――失礼します」



 ドアが開いて、低い声が、聞こえました。
 この声は、プロデューサー、です!
 プロデューサーの方へ行きたいけど、ガマンですね?
 まだ、アー、準備運動の途中ですから。


「まあ、私のレッスンを見に来てくれたのかしら?」


 ニェート! 違い、ます!
 プロデューサーは、アーニャを見に来ました!


「いえ……今日は、アナスタシアさんのレッスンを見に……」


 プロデューサーと、目が、合いました。
 ムッとした顔……見られて、しまいましたか?

276: SSまとめマン 2018/03/24(土) 00:07:57.18 ID:nu5mU5gDo

「つれないのね。でも、そこも魅力の一つかしら」
「……」


 プロデューサーが、右手を、アー、首筋にやって、困っています。
 皆が、言っていました。
 プロデューサーは、からかわれると、ああやって困る、って。
 困らせるのは、駄目、ですね?


「自分では、よく、わかりません……」


 もう、大丈夫です。
 すぐにでも、踊れます。
 だけど、その前に――


「――スパシーバ。ありがとうございます、来てくれて」


 ――こう、言いたかった、です。
 忙しいのに、私のレッスンを見に来てくれて、嬉しい、って!
 だから、私の練習の、アー、結果? 成果……成果を見てください、って!


「今日は、とっても、頑張ります!」
「……アナスタシアさん」


 私の言葉を聞いて、プロデューサーは、困った顔をやめました。
 右手もおろして、とっても綺麗な、アー、姿勢で、こちらを見ています。
 私の――アーニャのプロデューサー。
 だから、今日は、アーニャを見ていてください。


「はい、頑張ってください」
「ダー!……はいっ!」


 プロデューサー、見ててください。
 アーニャは、とっても、頑張ります。


「……なんだか妬けちゃうわね」


 それは、アー、当たり前ですね?
 プロデューサーは、アーニャのプロデューサー、です。

278: SSまとめマン 2018/03/24(土) 00:33:21.38 ID:nu5mU5gDo
  ・  ・  ・

「……」


 ザアザアと、シャワーから出るお湯が、音を立てています。
 ちょっと、アー、勢いが強いので、当たると痛い、です。
 もう、レッスンの時の汗は、流し終わりました。
 だけど、どんどん、出てくるものが、あります。


「……・ふ……ひっく……!」


 喉の奥からも、声が漏れてしまい、ます。
 だけど、これを他の人には、聞かせられませんね?
 もしも、聞かれたら、その人に心配させてしまいます。
 シャワーの勢いを強くして、聞こえないようにしないと、駄目です。


「……う……ふぅっ……!」


 プロデューサーは、アーニャのダンス、見ませんでした。
 急に、他の所で、問題が起こってしまったらしい、です。
 何が起こったかは、わかりません。
 ……何も、知りたくない、です。


「……っく……ぐすっ……!」


 知ったら、アーニャは、悪い子になってしまいます。


 ――どうして、今日? 誰が? 何を?


 ――……どうして、プロデューサーが行かなくては?


 ――プロデューサーは、アーニャを見てくれるはずだったのに!


 ……と、嫌な気持ちになってしまうから、です。
 悪い子になったら、プロデューサーに、嫌われてしまいます。
 それは、絶対に、嫌です。


「……ふぐっ……うっ、うぅ……!」


 誰にも、知られては、いけません。
 アーニャは良い子だと、プロデューサーに思って欲しいから。

279: SSまとめマン 2018/03/24(土) 00:43:01.46 ID:nu5mU5gDo
迷うのでゲームしてきます

280: SSまとめマン 2018/03/24(土) 01:25:21.01 ID:nu5mU5gDo
  ・  ・  ・

「……」


 まだ、寝るには早い時間、です。
 だけど、今日が早く終わって欲しいと、思いました。
 横になって、目をつぶれば……明日になりますね?
 明日は、良い一日になって欲しい、です。


「……」


 目をつぶったら、涙の雫が、流れてしまいました。
 だけど、もう、声を上げては泣きません。
 泣いていては、眠れない、です。
 眠れないと明日が来ない……今日が終わらないのは、困ります。



「ひとりにしないで……」



 絶対に言えない、想い。


「シトー……?」


 その声に、返事をするように、アー、携帯電話が光っています。
 こんな時間に、珍しい、ですね?
 誰、ですか?


「……っ!」


 枕に、顔を押し付けて、涙も、押し付けました!
 アー、アー、と声を出して……大丈夫、です!


「――はい、大丈夫、です! まだ、起きているつもりでした!」


 ……嘘をついてしまいました。
 アーニャは、悪い子ですか?

281: SSまとめマン 2018/03/24(土) 01:48:53.50 ID:nu5mU5gDo

「ニェート、気にしないでください」


 ダンスを見て貰えなかったのは、残念、でした。
 だけど、こうやって、電話をしてくれましたね?
 それだけでも、アーニャは嬉しい、です。
 それに、次にダンスを見てもらう時は、もっと、もっと上手くなってますから!


「……空を?」


 ベッドから出て、言われた通り、窓の方へ。
 そして、カーテンと窓を開け、空を見ました。
 そこには――


「……ハラショー」


 ――とても綺麗な、星が輝く、夜空が広がっていました。


 見える数は、とても少ない、です。
 光も、あまり、アー、届いては来ない、です。
 なのに、今日という夜の星空は、とても輝いて見えます。


「そうですか……一緒に、見ているのですね?」


 電話の向こうでも、同じ星空を見上げているよう、です。


「だから……プリクラースナ――綺麗」


 一緒に見上げる星空が綺麗なのは、当たり前、です。
 こんなに綺麗なズヴィズダーなら、お願いしても……良い、ですね?



「パジャールスタ……もう少しだけ、一緒に見たい、です」



 今日が……今が、もっと続いて欲しい、とは言わない、です。
 ほんの少し、ちょっぴりだけで、アーニャは構いません。
 お願い、聞いてくれますか?


「……――スパシーバ!」


 今日は、良い一日になりました!
 アーニャの予感は、当たっていましたね?



おわり

282: SSまとめマン 2018/03/24(土) 01:51:34.61 ID:nu5mU5gDo
寝ます
おやすみなさい

289: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:17:38.86 ID:nu5mU5gDo
書きます


武内P「佐久間さんに、恨まれている?」

290: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:19:10.42 ID:nu5mU5gDo
武内P「あの……一体、何があったのですか?」

凛「ねえ、どうしてこっちを見るわけ?」

武内P「あ、いえ……特に、深い意味は」

凛「ふーん。なら、良いけど」

みく「とにかく、すっごく怒ってるにゃ!」

李衣菜「プロデューサー、何をしたんですか!?」

武内P「……」


武内P「私が、ですか!?」

291: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:21:41.03 ID:nu5mU5gDo
武内P「……今のは冗談、です……よね?」

みく「Pチャン、みくは冗談でこんな事言わないよ」

李衣菜「私だってそうです」

武内P「……どうやら、本当のようですね」

凛「でも、まゆがそんなに怒るなんて珍しいね」

武内P「……」

凛「思い出して。まゆに、何したの?」

武内P「……」

292: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:23:45.09 ID:nu5mU5gDo
武内P「直接何かした、という事はありません」

みく「……言い切ったにゃ」

李衣菜「本当ですか?」

武内P「はい。顔も、最近では合わせていません」

凛「……本当みたいだね」

武内P「可能性があるとすれば……彼女のプロデューサーと――」


凛・みく・李衣菜「それ」


武内P「……」

293: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:25:43.34 ID:nu5mU5gDo
武内P「待ってください! まだ、そうと決まったわけでは!」

武内P「何か、勘違いをされている可能性もあります!」

凛「ねえ、まゆのプロデューサーに何したの?」

みく「変な事でも吹き込んだりしたにゃ?」

李衣菜「手を出すべきじゃないー、って説教したとか?」

武内P「皆さん……私を信じてくれませんか?」


凛・みく・李衣菜「何したの?」


武内P「……」

294: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:27:39.26 ID:nu5mU5gDo
武内P「……その、先日飲みに、はい、行きました」

凛「二人で?」

武内P「そう、ですね」

みく「……李衣菜ちゃんはどう思う?」

李衣菜「……うーん、まだなんとも」

凛「ふーん、二人で……ね」

武内P「渋谷さん? あの、どうして睨むのですか?」

凛「別に。私、こういう顔なだけだから」

武内P「……」

295: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:29:38.68 ID:nu5mU5gDo
武内P「三日前……でしょうか」

武内P「仕事終わりが重なり……久しぶりに飲みに行こう、と」

凛「へぇ、仲、良いんだ」

武内P「同期、ですから」

みく「……まゆチャンは、それだけじゃ怒らないにゃ」

李衣菜「……うん、相手が異性ならともかくね」

凛「……ふーん、二人で飲みに、ね」

武内P「……」

296: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:32:09.41 ID:nu5mU5gDo
武内P「そこで……」

凛「待って。どういう所に飲みに行ったの?」

武内P「場所、ですか? 普通の居酒屋ですが……」

凛「居酒屋? 実は、楓さんとか居たんじゃないの?」

武内P「いえ、本当に二人だけでした」

凛「……まあ、信じるよ」


みく「待つにゃ! なんか、違う所のスイッチ入ってるにゃ!」

李衣菜「どうするのみくちゃん!? 私、怖いんだけど!」

297: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:35:32.13 ID:nu5mU5gDo
凛「それで? どれ位飲んだの」

武内P「軽く、ですね。翌日も仕事でしたから」

凛「軽くじゃわからない。ちゃんと説明して」

武内P「お互い、ビール三杯程度なので、本当に軽くです……」

凛「ねえ、ビール三杯ってどうなの? 軽いの?」

みく「さ、さぁ? 軽いんじゃない……かにゃ~?」

李衣菜「わ、私達に聞かれても……」

凛「……まあ、軽くなら良いよ。うん、問題ないかな」

武内P「……はあ、そうですか」

298: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:40:09.58 ID:nu5mU5gDo
武内P「それで、軽く話して……」

凛「また? 軽くじゃわからないから」

武内P「その、お互いの、仕事の話――」

凛「聞いた!? 二人共、今の聞いたよね!?」

みく「ひいっ!? 聞いてた! 聞いてました!」

ぎゅうう!

李衣菜「み、みくちゃん! 手が痛いって!」

みく「李衣菜ちゃんは、みくがどうなっても良いの!?」

李衣菜「……ごめん、私も手を握ってて欲しいかも」

凛「ふーん? 仕事の話? ふーん……?」

武内P「……はい、仕事の話です」

299: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:42:57.32 ID:nu5mU5gDo
凛「仕事の話だったら、担当のアイドルの事だよね?」

武内P「はい……そう、ですね」

凛「そこで、まゆの話が出たんだ」

武内P「ええ、彼は佐久間さんの話題を……はい」

凛「プロデューサーは?」

武内P「えっ?」

凛「プロデューサーは、誰の話をしたの?」

武内P「私が話題にした方、ですか……」

みく・李衣菜「……!」ビクビク

300: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:46:48.07 ID:nu5mU5gDo
武内P「私が話題にしたのは――」

凛「……」

武内P「し」

凛「!」

武内P「ま」

凛「ふうううぅぅぅん!」

武内P「っ!? ど、どうかされましたか!?」

凛「その話題はもう良いから。まゆの、どんな話だったの」

みく「な、何にゃ!? 今の超反応は!?」

李衣菜「百人一首ガチ勢みたいな速度だったよ!?」

301: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:52:35.42 ID:nu5mU5gDo
武内P「どんな……ですか」

凛「やっぱり、可愛いって褒めたりした?」

武内P「そう、ですね」

武内P「佐久間さんは、とても素晴らしいアイドルだ、と」

武内P「担当である彼も、そして、私もそう思います」

凛「…………ふーん」

凛「聞いた?」

みく「李衣菜ちゃあああん! 返事お願いいいいい!」

李衣菜「みくちゃんズルっ!? き、聞いてた……よ?」

凛「……」

みく・李衣菜「……!」ビクビク

302: SSまとめマン 2018/03/24(土) 22:57:37.73 ID:nu5mU5gDo
凛「担当するアイドルの話をしてさ」

凛「私の話はしなかったのに……あ、私達」

凛「それなのに、担当じゃないまゆだけを褒めるって……どう思う?」

みく「な、なんか巻き込まれた感が凄いにゃ!」

李衣菜「付け足す感じで、‘私達’って言ったもんね……」

武内P「待ってください!」

武内P「皆さんも、とても素晴らしいアイドルです!」

凛「……」

武内P「私には、とても輝いて見えます」

凛「…………そう? 本当にそう思う?」


みく・李衣菜「ちょろりん!」

303: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:02:50.05 ID:nu5mU5gDo
武内P「なので、決して他意があったわけではありません」

凛「……まあ、それなら良いかな」

武内P「それに、可愛いからこそ、困ることもあるそうで……」

みく「それ! やっと核心に迫ってきた感じがするにゃ!」

李衣菜「早くそっちの路線に行きましょう! そうしましょう!」


凛「二人共、急にどうしたの」

凛「そんなに慌てたら、輝きが零れちゃうんじゃない?」


みく「……っかー! ご機嫌はご機嫌で、イラッとするにゃ!?」

李衣菜「みくちゃん落ち着いて! せっかく安定してるから!」

304: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:08:42.56 ID:nu5mU5gDo
武内P「佐久間さんが、距離感が近すぎる、と……」

凛「それは、ちょっとアイドルとしての自覚に欠けるかな」

武内P「そう、ですね」

凛「スキャンダルとか、大変だと思う」

みく「……凛チャン、鏡必要?」

凛「どうして? 何か、顔についてる?」

李衣菜「……まゆ……が、ついてるかな」

凛「普通はついてるでしょ」

みく・李衣菜「……」

凛「?」

305: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:13:03.14 ID:nu5mU5gDo
武内P「なんでも、紅い糸で結ばれていると、言われるとか……」

みく「あっ、それみくも聞いたことあるにゃ!」

李衣菜「まゆちゃん、たまに言ってるよね」

武内P「……やはり、本人達以外にも耳にしている方が居たのですね」

凛「それで、プロデューサーは?」

武内P「はい?」

凛「プロデューサーの紅い糸は、どうなってるの?」

武内P「私……ですか?」

みく「急にエンジンかけないで凛チャン!」

李衣菜「フルスロットルは、こっちの心臓に悪いから!」

306: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:21:03.00 ID:nu5mU5gDo
凛「プロデューサーの小指は、どうなってるの?」

武内P「いえ、私は……」

凛「答えて。もう、誰かと運命の糸で結ばれてるの?」

武内P「……誰とも、結ばれてはいません」

凛「どういう事!? アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」

武内P「はい」


武内P「私の手は……糸で結ばれている暇は無いからです」

武内P「何故ならば、私の手は、貴女達の手を引くためにあります」

武内P「そのために、糸が邪魔になってはいけませんから」


凛「……あ、はい、そ、そうだね……うん///」

みく「ぴ、Pチャン……急にそんな事言わないでよ///」

李衣菜「ろ、ロックすぎますよ、プロデューサー……///」

307: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:28:09.01 ID:nu5mU5gDo
武内P「そういえば……同じ事を彼にも言いました」

凛「それで? どんな反応だったの?」

武内P「もしも、結ばれている場合はどうするんだ、と聞かれ……」

みく「うん、もう紅い糸で結ばれちゃってたら?」

武内P「無理矢理にでも、断ち切ってみせる、と……」

李衣菜「紅い糸を断ち切るって……そんな無茶な」

武内P「……チョップで、この様な感じで――」


武内P「プロデュゥゥゥ――ス!!」

断!!


……――ぶわあっ!

凛・みく・李衣菜「……うわぁ、風圧が遅れてきた」バサバサッ


武内P「……――断ち切ります」

凛・みく・李衣菜「……」

308: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:35:44.05 ID:nu5mU5gDo
凛「……もしかして、今の感じで?」

武内P「そう、ですね……頼まれたので、やりました」

みく「紅い糸……断ち切っちゃったにゃ?」

武内P「断ち切ると言っても、手応えがあるものでは……」

李衣菜「そりゃ、そうですよ!」

武内P「まあ、酒の席の……おふざけ、ですね」

凛「ふざけないでよ!」

武内P「えっ?」

みく「他人の運命の糸を勝手に断ち切るなんて、ひどいにゃPチャン!」

李衣菜「プロデューサー! 私も、やりすぎだと思います!」

武内P「……」

武内P「えっ!?」

309: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:40:56.25 ID:nu5mU5gDo
  ・  ・  ・

ちひろ「……それで、三人共怒ってたんですね」

武内P「……はい」

武内P「……運命の紅い糸を結び直すまで、許さない、と」

武内P「私は……どうすれば良いのでしょうか、本当に」

ちひろ「うーん……放っておけば良いと思いますよ?」

武内P「えっ?」

ちひろ「縁があれば、神様がちゃんと結んでくれますから♪」

武内P「そう……ですね」

310: SSまとめマン 2018/03/24(土) 23:49:36.21 ID:nu5mU5gDo
ちひろ「私から、三人にはうまく言っておきますね」

ちひろ「あっ、まゆちゃんにも伝えておかなきゃ」

ちひろ「切れた糸なら、また時間をかけてでも結び直せばいいのよ―、って」

武内P「……ありがとうございます。この御礼は、必ず」

ちひろ「あっ、それじゃあ……今晩、二人で飲みに行きませんか?」

武内P「……それは、構いませんが」

ちひろ「案外、運命の相手っていうのは近くに居たりするものですよ♪」

ちひろ「ふふっ!」ニコリ

武内P「………良い、笑顔です」

武内P「ですが、念の為――」


武内P「プロデュゥゥゥ――ス!!」

断!!


……――ぶわあっ!

ちひろ「……」バサバサッ



武内P「これで安心ですね、千川さん」



おわり