559: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:20:32.21 ID:I39q6V6ho
未央「プロデューサーにもあるのかなぁ、って思ってさ」 

武内P「あまり、考えたことはありませんでした」 

未央「じゃあさ、強いて言うなら?」 

武内P「強いて言うなら……そうですね」 


武内P「あまり、グイグイ来られるのは、どうも苦手です」 


未央「あー」 


莉嘉・みりあ「……」


引用元: ・武内P「クローネの皆さんに挨拶を」

560: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:22:31.72 ID:I39q6V6ho
未央「それ、見ててわかるよ?」 

武内P「そう、ですか?」 

未央「うんうん、ドギマギしてるなー、って思って見てる」 

武内P「……情けない話だとは、思うのですが」 

未央「ま、まあ、良いんじゃない?」 


未央「誰にだって、苦手なタイプの一つや二つあるって!」 


莉嘉・みりあ「……」

561: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:25:40.24 ID:I39q6V6ho
  ・  ・  ・ 

莉嘉「……そっか、Pくんグイグイ来られるの苦手なんだ」 

みりあ「……うん、そうみたいだね」 

莉嘉「苦手、ってことはさ?」 

みりあ「うん、苦手ってことは――」 


莉嘉・みりあ「弱点だ!」 


莉嘉「弱点ってことは、効果バツグンってコトだよね!☆」 

みりあ「それに、ええっと……ドキドキしてるって、未央ちゃんも言ってた!」

562: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:30:45.17 ID:I39q6V6ho
莉嘉「そっかー! Pくん、アタシ達に弱いんだぁ☆」 

みりあ「ねえねえ、困ってたんじゃなくて、ドキドキしてたのかな?」 

莉嘉「ヤバーイ☆ アタシ達の魅力に、Pくんダウン寸前だった!?」 

みりあ「わーっ! だとしたら……えへへ、照れちゃうね!」 

莉嘉「よーっし! これからはさ?」 

みりあ「もっと、もーっと――」 


莉嘉・みりあ「グイグイ行こー! おーっ!」 


美嘉「……って、アンタ達何の話してるの?」

563: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:32:57.97 ID:I39q6V6ho
莉嘉「あっ、お姉ちゃん!」 

みりあ「美嘉ちゃん!」 

美嘉「ヤッホー★ なんだか、随分盛り上がってたじゃん」 

美嘉「グイグイ行くとか何とか、一体どうしたの?」 


莉嘉「アタシ達、Pくんの弱点を見つけたの!」 

みりあ「うんっ! 弱点をついたらね、ドキドキしちゃうんだよ!」 


美嘉「オッケー★ メモの用意は出来たから、聞かせて貰える?」

564: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:37:06.46 ID:I39q6V6ho
  ・  ・  ・ 

美嘉「グイグイ、ねぇ」 

美嘉「……そんなので、ホントに効果あるの?」 

莉嘉「えーっ! あるよー! ホントなんだって!」 

みりあ「あるある! だって、プロデューサー自分で言ってたもん!」 

美嘉「ふーん? あ、ちょっとタイム……自分で言ってた、と」 

美嘉「それで、二人はアイツにこれからグイグイ行こー、って話してたんだ」 

莉嘉・みりあ「うんっ!」 

美嘉「……」

565: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:39:35.73 ID:I39q6V6ho
美嘉「……ねえ、二人共」 

莉嘉・みりあ「何?」 

美嘉「――アイツをドキドキさせました★」 

莉嘉・みりあ「うん」 

美嘉「――アイツがダウンしました★」 

莉嘉・みりあ「うん」 

美嘉「――それから?」 


莉嘉・みりあ「ゲットだぜ!」 


美嘉「はーい、ストップ!」 

莉嘉・みりあ「えーっ!? なんで!?」

566: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:44:47.04 ID:I39q6V6ho
美嘉「ねえ、弱点をつくのって、ズルいと思わない?」 

莉嘉「えっ? こういうのって、戦いだよね?」 

みりあ「うんうん、勝つためには、時にズルも必要だよね?」 

美嘉「おっと、手に負えない感じが出たぞ~★」 

美嘉「……でもね? アイツは苦手だ、って言ってたんでしょ?」 

莉嘉「えっ? だけど、早いもの勝ちだからしょうがなくない?」 

みりあ「うんうん、むしろ、チャンスを逃がす方がマヌケだよ?」 

美嘉「おっと、そうきたかー★」

567: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:50:20.26 ID:I39q6V6ho
美嘉「うーん、何て言えば良いのかなぁ」 


美嘉(――考えろ! 考えるんだ、アタシ!) 

美嘉(このままじゃ、アイツが二人に先にゲットされちゃう!) 

美嘉(DOKIDOKIして、Romanticが始まっちゃう!) 

美嘉(二人を止めつつ、アタシが……ぐ、グイグイ行くには!?) 

美嘉(そもそも、グイグイって何!? どうすれば良いの!?) 


美嘉「……!?」 

莉嘉「お姉ちゃん? どうしたの?」 

みりあ「美嘉ちゃん、なんだか難しい顔してる」

568: SSまとめマン 2018/04/04(水) 22:56:13.79 ID:I39q6V6ho
美嘉「……」 


美嘉「カリスマJK、城ヶ崎美嘉のー!」 

美嘉「TOKIMEKI★クエスチョンのコーナー!★」 

美嘉「イエーイッ!★」 


莉嘉・みりあ「い、いえーい」 

美嘉「はーい、最初の質問をするよー★」 


美嘉「ズバリ! 二人は、どんな風にグイグイ行くのかなー?」 


莉嘉・みりあ「えっ、ええと……」 

莉嘉「後ろからコッソリ近づいてぇ、ギューって抱きついちゃう☆」 

みりあ「あっ、内緒話をするフリして、ほっぺにチュッてしちゃうの!」 


美嘉「そんなの出来ない! 無理! 死んじゃう!」 


莉嘉・みりあ「えっ?」

569: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:03:55.36 ID:I39q6V6ho
美嘉「そんなの死ぬよ!? 良いの!?」 

莉嘉「ええっ!? 弱点を突きすぎると、死んじゃうの!?」 

みりあ「えーっ!? そんなのイヤだよ! やだやだ!」 


美嘉「……次の質問! イエーイッ!★」 

莉嘉・みりあ「イエーイッ!」 

美嘉「ズバリ! グイグイじゃなく、クイクイ、ぐらいだったら!?」 


莉嘉・みりあ「く、くいくい……?」 

莉嘉「ええと……あっ、そうだ! 小指に小指を絡ませちゃう☆」 

みりあ「えっとえっと……頭撫でてーって、おねだりとか!」 


美嘉「はああっ、あっ、あっ、死にます! 死にます!」 


莉嘉・みりあ「ええっ!?」

570: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:11:16.37 ID:I39q6V6ho
美嘉「なんて……なんて、ヤバ、チョーヤバいって……!」 

莉嘉「今のでも駄目なの!? 大丈夫だと思うよ!?」 

みりあ「うんうん! そこまで弱いはずないよー!」 


美嘉「……二人もさ、もう少し大きくなればわかるかな」 

美嘉「ちょっとした事だと思ってても、実は凄い事だったりするんだ」 

美嘉「えっ? こんな事で?」 

美嘉「……って言うのが、案外ヤバかったりするんだって」 


莉嘉「……そっかぁ。お姉ちゃんに、聞いて貰ってよかった!」 

みりあ「うん! 美嘉ちゃんありがとー!」

571: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:20:24.93 ID:I39q6V6ho
美嘉「それじゃあ……これまでのコトを踏まえて!」 

美嘉「ナイスなTOKIMEKIアンサー、お願いシンデレラ★」 

美嘉「イエーイッ!★」 

莉嘉・みりあ「イエーイッ!」 


美嘉「ズバリ! クイッ……そう、クイッ、ぐらいだったら!?」 


莉嘉「はーい! いつもアリガトって、サプライズでプレゼント!☆」 

みりあ「それでねそれでね! 笑顔をいーっぱい見せちゃうの!」 


美嘉「……う、む……お……おっ、お」 

美嘉「んっ……せ、せっ、正解! ギリ! ギリ正解!」 


莉嘉・みりあ「やったーっ!」

572: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:26:36.85 ID:I39q6V6ho
  ・  ・  ・ 

美嘉「……ごめんね、二人共」 

美嘉「でも……莉嘉もみりあちゃんも言ってたもんね」 


美嘉(今、二人はレッスンの真っ最中) 

美嘉(事務所には、アイツしか居ないのは確認済みっ★) 

美嘉(あ、アタシは、カリスマJK、城ヶ崎美嘉なんだから!) 

美嘉(ちょっとプレゼントして、ニコッって笑うだけなら……) 


美嘉「よ、ヨユーっしょ!★」 

美嘉「……すぅ……はぁ……!」 

美嘉「――よし!」 

美嘉「……いや、もうちょっとだけ呼吸を整えよう」

573: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:31:05.96 ID:I39q6V6ho
  ・  ・  ・ 

美嘉「……!」 

コンコンッ 


『はい、どうぞ』 


美嘉「し、失礼しまーす」 

ガチャッ 


武内P「城ヶ崎さん? おはよう、ございます」 


美嘉「おっ、おはよっ★」 

美嘉(プレゼント、ニコッ★ プレゼント、ニコッ★) 

美嘉(はああああ! 意識すると、マジでキンチョーするんだケド!)

574: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:37:05.68 ID:I39q6V6ho
美嘉「今日は、さ……ちょっとプレゼントがあって」 

武内P「プレゼント、ですか? その、私に?」 

美嘉「う、うん……」 

武内P「あの、ですが……何も、持っていないようですが」 

美嘉「……」 


美嘉「!?」 


武内P「………城ヶ崎さん?」 

美嘉「あ、いや……プレゼント、プレゼントは、ほら……!?」 


美嘉(ほわあああ!? 何も持ってきてないし!) 

美嘉(何!? 何がある!? 男の人が、喜びそうなもの!) 

美嘉(今、アタシが持ってて、すぐに渡せるもの! 何か! 何か――!) 


美嘉「! パンツ!」 


武内P「……」 

武内P「えっ?」

575: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:43:52.79 ID:I39q6V6ho
武内P「じょ、城ヶ崎さん!?」 

美嘉「ヤバくない? マジで名案じゃない?★」 

武内P「ヤバくはありますが、名案とは!?」 

美嘉「上を脱いだら、胸が見えちゃうでしょ?」 

武内P「そ、そうですね」 

美嘉「スカートを脱いだら、お尻が見えるっしょ?」 

武内P「は、はい……その通りだと、思います」 


美嘉「でもさ、パンツをあげても、どっちも見えなくない!?」 

美嘉「それに、男の人って、JKのパンツ欲しがったりするらしいじゃん!?」 

美嘉「どう!? だからパンツをプレゼント★ チョーカリスマっしょ★」 


武内P「何ですか!? カリスマとは、何ですか!?」

576: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:50:28.43 ID:I39q6V6ho
美嘉「へへ★ 遠慮しなくて良いってば!」 

武内P「遠慮ではなく!」 

美嘉「あっ、もしかして照れてる? カワイイトコあんじゃん★」 

武内P「照れているのでもなく!」 

美嘉「またまたー★ 今日のパンツ、お気になんだから感謝してよ?」 

武内P「何に感謝しろと!?」 

美嘉「あっ、そうだね……今日のこれは、いつもの感謝の気持ち★」 

武内P「お願いします! それは、パンツに込めないでください!」

577: SSまとめマン 2018/04/04(水) 23:55:46.47 ID:I39q6V6ho
美嘉「よいしょ、っと」 

スルッ 

美嘉「――はいっ★ プレゼントだよっ★」 

美嘉「いつも、あっ……ありがとね★ これ、アタシの気持ち★」ニコッ 


武内P「……!」 


美嘉「……ねえ、ちょっと」 

美嘉「なんで、顔を手で覆ってるワケ?」 


武内P「いけません……! 城ヶ崎さん、いけません、それは!」 


美嘉「そんなの聞いてないってば!」 

美嘉「何!? アンタ、この程度の強引でも駄目なの!?」 


武内P「この程度!? あまりにも強引すぎます!」

578: SSまとめマン 2018/04/05(木) 00:02:17.00 ID:w4Lj1AdKo
美嘉「はぁ!? 全っ然、強引じゃないから!」 

美嘉「だ、抱きつくとか……ちゅ、ちゅ、チュッってするとか!」 

美嘉「こ、小指と小指をかっ、かっ、絡ませたり、なななっ、撫でてって言ったり!」 

美嘉「それと比べたら、全然グイグイしてないよ!?」 

武内P「してますよ!?」 

美嘉「……ははーん? もしかして、恥ずかしがってる?★」 

武内P「ではなく!」 

美嘉「えへへっ★ だったら、アタシに任せなって★」 

そっ… 

武内P「!? あの!? 何を!? 何を私に被せたんですか!?」 

美嘉「パンツだよー★」ニコッ 

武内P「なんて事を!?」

579: SSまとめマン 2018/04/05(木) 00:07:59.07 ID:w4Lj1AdKo
ガチャッ! 


莉嘉・みりあ「おは……あーっ!?」 


美嘉「……あっちゃー、見つかっちゃったかぁ」 

武内P「そ、その声は……こ、これは違います! 誤解です!」 


莉嘉「お姉ちゃん、抜け駆けなんてズルい!」 

みりあ「美嘉ちゃん、パンツを被せるのはセーフなの?」 


美嘉「セーフだよ★」 

武内P「アウトですよ!?」

581: SSまとめマン 2018/04/05(木) 00:17:13.40 ID:w4Lj1AdKo
莉嘉「だったら、アタシもPくんにパンツ被せるー!☆」 

みりあ「はいはーい! みりあも! みりあも被せるー!」 

美嘉「ま……今回は、しょうがないか★ オッケー、二人共被せちゃいな★」 

武内P「待ってください! あまりにも強引すぎます!」 

美嘉「照れない照れない★ 動いたら、被せられないでしょ?」 

グイグイッ! 

武内P「服を! 服をグイグイ引っ張らないでください!」 


莉嘉・みりあ「! 弱点だ!」 


武内P「弱点!?」 


美嘉・莉嘉・みりあ「グイグイ来られるのが♪」ニコッ 


武内P「それは、確かに苦手ですし……残念ですが、良い、笑顔です」 

武内P「ですが、お願いです! 来ないでください! 来ないでくださ――いっ!」 



おわり