134: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:11:09.16 ID:SmqBLjtEo
凛「うん。いつまでも、役職で呼ぶのはどうかなって思って」
美嘉「アタシ達さ、結構長い付き合いになるワケじゃん?」
武内P「そう、ですね」
凛「でも、プロデューサーはいつまでの呼び方変えないでしょ」
美嘉「なら、アタシ達の方から変えて歩み寄ろーって思ったの★」
武内P「……成る程、そういう事でしたか」
凛・美嘉「うん、そうなの」
凛・美嘉「……」グッ!
凛・美嘉(掴みはオッケー!)
美嘉「アタシ達さ、結構長い付き合いになるワケじゃん?」
武内P「そう、ですね」
凛「でも、プロデューサーはいつまでの呼び方変えないでしょ」
美嘉「なら、アタシ達の方から変えて歩み寄ろーって思ったの★」
武内P「……成る程、そういう事でしたか」
凛・美嘉「うん、そうなの」
凛・美嘉「……」グッ!
凛・美嘉(掴みはオッケー!)
引用元: ・武内P「あだ名を考えてきました」
135: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:15:12.13 ID:SmqBLjtEo
武内P「渋谷さん、城ヶ崎さん、お心遣い、ありがとうございます」
凛「別に、気にしなくていいよ」
美嘉「こういう時は助け合いって言うじゃん★」
武内P「そう、ですね」
武内P「ですが、私は今の呼ばれ方のままでm」
凛「ふうううぅぅぅん!!」
武内P「っ!? し、渋谷さん!?」
凛「あ、ごめん。なんとなく、気合を入れたい気分だったんだ」
武内P「そ……そう、ですか」
美嘉(凛、ナイス!)
美嘉(……いや、ナイスじゃないでしょ今の!? どんな気分!?)
凛「別に、気にしなくていいよ」
美嘉「こういう時は助け合いって言うじゃん★」
武内P「そう、ですね」
武内P「ですが、私は今の呼ばれ方のままでm」
凛「ふうううぅぅぅん!!」
武内P「っ!? し、渋谷さん!?」
凛「あ、ごめん。なんとなく、気合を入れたい気分だったんだ」
武内P「そ……そう、ですか」
美嘉(凛、ナイス!)
美嘉(……いや、ナイスじゃないでしょ今の!? どんな気分!?)
136: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:19:32.09 ID:SmqBLjtEo
武内P「……話を戻させていただきます」
美嘉「そっ、そうだね! で、新しい呼び方なんだけどさ!」
凛「一応、考えては来たんだよね」
武内P「そう、なのですか」
武内P「しかし、私は今の呼ばれ方のm」
美嘉「カリスマァ――ッ!!★★★★★★★」
武内P「っ!? じょ、城ヶ崎さん!?」
美嘉「あっ、ゴメーン! ちょっと、カリスマが溢れちゃって★」
武内P「そ……そう、ですか」
凛(美嘉、ナイス!)
凛(……って、全然駄目だから! 溢れる程カリスマ無いでしょ!?)
美嘉「そっ、そうだね! で、新しい呼び方なんだけどさ!」
凛「一応、考えては来たんだよね」
武内P「そう、なのですか」
武内P「しかし、私は今の呼ばれ方のm」
美嘉「カリスマァ――ッ!!★★★★★★★」
武内P「っ!? じょ、城ヶ崎さん!?」
美嘉「あっ、ゴメーン! ちょっと、カリスマが溢れちゃって★」
武内P「そ……そう、ですか」
凛(美嘉、ナイス!)
凛(……って、全然駄目だから! 溢れる程カリスマ無いでしょ!?)
137: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:26:51.48 ID:SmqBLjtEo
凛「とにかく、話を元に戻すね」
美嘉「考えてきた新しい呼び方、知りたいでしょ?★」
武内P「……」
武内P「……そう、ですね」
武内P「私のために時間を割いていただいたのですから、はい」
武内P「私の、新しい呼び方を……教えて頂けますか?」
凛・美嘉「!」
凛「……ふーん。冷静そうに見えて、興味あったんだ」
美嘉「もー! 強がらないで、最初っから聞いとけば良いのに★」
武内P「……はぁ」
凛・美嘉(……よし! 後は――)
凛・美嘉(――打ち合わせ通りにするだけ!)
美嘉「考えてきた新しい呼び方、知りたいでしょ?★」
武内P「……」
武内P「……そう、ですね」
武内P「私のために時間を割いていただいたのですから、はい」
武内P「私の、新しい呼び方を……教えて頂けますか?」
凛・美嘉「!」
凛「……ふーん。冷静そうに見えて、興味あったんだ」
美嘉「もー! 強がらないで、最初っから聞いとけば良いのに★」
武内P「……はぁ」
凛・美嘉(……よし! 後は――)
凛・美嘉(――打ち合わせ通りにするだけ!)
138: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:32:06.30 ID:SmqBLjtEo
・ ・ ・
まゆ「――歳上の異性と仲良くなる方法?」
凛「うん。まゆなら、良い方法を知ってると思って」
美嘉「まゆちゃんって、担当とすっごく仲いいからさ★」
まゆ「うふ、そうですねぇ」
まゆ「だって、二人は、運命の紅い糸で結ばれてますから♪」
凛「……それでさ、何か良い方法って、ないかな?」
美嘉「……手軽に出来る方法だと、嬉しいなー」
まゆ「はい、まゆがあの人と仲良くなるのは、全てが手軽ですよ」
まゆ「運命の紅い糸が、そうなるように導いてくれてますから♪」
凛・美嘉「……」
まゆ「――歳上の異性と仲良くなる方法?」
凛「うん。まゆなら、良い方法を知ってると思って」
美嘉「まゆちゃんって、担当とすっごく仲いいからさ★」
まゆ「うふ、そうですねぇ」
まゆ「だって、二人は、運命の紅い糸で結ばれてますから♪」
凛「……それでさ、何か良い方法って、ないかな?」
美嘉「……手軽に出来る方法だと、嬉しいなー」
まゆ「はい、まゆがあの人と仲良くなるのは、全てが手軽ですよ」
まゆ「運命の紅い糸が、そうなるように導いてくれてますから♪」
凛・美嘉「……」
139: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:38:04.10 ID:SmqBLjtEo
まゆ「まゆと、あの人の小指には約束のリボンがかかってるんです」
まゆ「それをたぐり寄せるだけで、絆が深まっていく……♪」
まゆ「ねっ? とっても簡単でしょう?」
凛・美嘉「……」
まゆ「うふ、二人には見えますか? この紅いリボンが♪」
まゆ「血のように真っ赤で、とっても綺麗ですよねぇ」
まゆ「まゆと、あの人の心臓を繋げる、一本n」
凛「ふーん!」
――ヒュッ!
まゆ「? 凛ちゃん? 今、何を?……チョップ?」
凛「そのリボン、断ち切ったから」
まゆ「!?」
まゆ「それをたぐり寄せるだけで、絆が深まっていく……♪」
まゆ「ねっ? とっても簡単でしょう?」
凛・美嘉「……」
まゆ「うふ、二人には見えますか? この紅いリボンが♪」
まゆ「血のように真っ赤で、とっても綺麗ですよねぇ」
まゆ「まゆと、あの人の心臓を繋げる、一本n」
凛「ふーん!」
――ヒュッ!
まゆ「? 凛ちゃん? 今、何を?……チョップ?」
凛「そのリボン、断ち切ったから」
まゆ「!?」
140: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:38:38.55 ID:SmqBLjtEo
>>138
一番上に、
ちょっと前
を追加で
一番上に、
ちょっと前
を追加で
141: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:43:58.74 ID:SmqBLjtEo
まゆ「断ち切った? 何を?」
凛「運命の紅いリボン」
まゆ「……そんなの、すぐに結び直せば良いんですよ♪」
まゆ「ほどけないように……きつく、きつく」
まゆ「うふ、前よりも、もっと強い絆が生まれちゃいますね♪」
美嘉「……カー……リー……スー……マー……!」
ぐぐっ……!
まゆ「? 美嘉ちゃん? あの、何を?」
美嘉「波あああぁぁぁ――――っ!!★★★★★★★」
美嘉「……ゴメンゴメン★ 跡形もなく消し飛ばしちゃった★」
まゆ「!?」
凛「運命の紅いリボン」
まゆ「……そんなの、すぐに結び直せば良いんですよ♪」
まゆ「ほどけないように……きつく、きつく」
まゆ「うふ、前よりも、もっと強い絆が生まれちゃいますね♪」
美嘉「……カー……リー……スー……マー……!」
ぐぐっ……!
まゆ「? 美嘉ちゃん? あの、何を?」
美嘉「波あああぁぁぁ――――っ!!★★★★★★★」
美嘉「……ゴメンゴメン★ 跡形もなく消し飛ばしちゃった★」
まゆ「!?」
142: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:49:52.23 ID:SmqBLjtEo
凛「美嘉、ナイスカリスマ」
美嘉「サンキュ★ 凛も、ナイスチョップだったよー★」
パンッ!
まゆ「……二人共、真面目な顔で何を言ってるんですか?」
まゆ「まゆ達の絆が、今のに負けるとでも?」
まゆ「……うふ、おふざけもいい加減にしてくださいね♪」
凛「ふざけてなんかない。私は、運命を断ち切るよ」
美嘉「確かに、アタシ達じゃ二人の間には割って入れない」
まゆ「そうです! まゆとあの人は、添い遂げる運命で――」
凛・美嘉「――でもっ! 地味な嫌がらせは出来るっ!」
まゆ「っ……!?」
美嘉「サンキュ★ 凛も、ナイスチョップだったよー★」
パンッ!
まゆ「……二人共、真面目な顔で何を言ってるんですか?」
まゆ「まゆ達の絆が、今のに負けるとでも?」
まゆ「……うふ、おふざけもいい加減にしてくださいね♪」
凛「ふざけてなんかない。私は、運命を断ち切るよ」
美嘉「確かに、アタシ達じゃ二人の間には割って入れない」
まゆ「そうです! まゆとあの人は、添い遂げる運命で――」
凛・美嘉「――でもっ! 地味な嫌がらせは出来るっ!」
まゆ「っ……!?」
143: SSまとめマン 2018/04/22(日) 23:57:04.34 ID:SmqBLjtEo
まゆ「……何が望みですか?」
凛「良いね。さすが、話が早くて助かるよ」
美嘉「最初に言った、歳上の異性と仲良くなる方法が知りたいんだ★」
凛・美嘉「具体的に」
まゆ「質問しても、良いですか?」
凛「良いよ、何でも聞いて」
美嘉「協力して貰うんだし、その位しないとね★」
まゆ「具体的に、誰と仲良くなりたいんですか?」
凛・美嘉「……それは……えーっと……」
凛・美嘉「……………………今西部長?」
まゆ「……」
凛・美嘉「……」
凛「良いね。さすが、話が早くて助かるよ」
美嘉「最初に言った、歳上の異性と仲良くなる方法が知りたいんだ★」
凛・美嘉「具体的に」
まゆ「質問しても、良いですか?」
凛「良いよ、何でも聞いて」
美嘉「協力して貰うんだし、その位しないとね★」
まゆ「具体的に、誰と仲良くなりたいんですか?」
凛・美嘉「……それは……えーっと……」
凛・美嘉「……………………今西部長?」
まゆ「……」
凛・美嘉「……」
144: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:02:49.11 ID:3mD1NE2Ao
まゆ「凛ちゃん、美嘉ちゃん?」
まゆ「まゆ、もう行っても良いですか?」
凛「待って。確かに、何でも聞いてとは言った」
美嘉「だけどさ、正直に答えるとは言ってないし★」
まゆ「うふ、確かにそうですねぇ」
まゆ「……それじゃあ、アドバイスしますね」
まゆ「裸になって、リボンを自分にかけてプレゼントすれば良いんです♪」
凛・美嘉「待って!」
凛・美嘉「……メモるから」
…ゴソゴソ
まゆ「!?」
まゆ「まゆ、もう行っても良いですか?」
凛「待って。確かに、何でも聞いてとは言った」
美嘉「だけどさ、正直に答えるとは言ってないし★」
まゆ「うふ、確かにそうですねぇ」
まゆ「……それじゃあ、アドバイスしますね」
まゆ「裸になって、リボンを自分にかけてプレゼントすれば良いんです♪」
凛・美嘉「待って!」
凛・美嘉「……メモるから」
…ゴソゴソ
まゆ「!?」
145: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:10:12.44 ID:3mD1NE2Ao
まゆ「凛ちゃん!? 美嘉ちゃん!?」
凛「確かに、プレゼントしたら仲良くなれるね。うん、さすがまゆ」
美嘉「何をあげるかじゃなく、全部あげるって発想は無かった★」
まゆ「今のは、ちょっと意地悪を言っただけですから!」
まゆ「ひいい!? 本当にメモしてるぅ!?」
まゆ「『まゆ発案! 仲良し大作戦!』ってタイトルは何ですか!?」
凛「……ほら、失敗した時に、気まずくなるかもしれないし」
美嘉「こうしとけばさ、アタシ達が悪くないってなるでしょ?」
まゆ「まゆが悪くなるじゃないですかぁ!」
凛・美嘉「そうだよ?」
まゆ「……!?」
凛「確かに、プレゼントしたら仲良くなれるね。うん、さすがまゆ」
美嘉「何をあげるかじゃなく、全部あげるって発想は無かった★」
まゆ「今のは、ちょっと意地悪を言っただけですから!」
まゆ「ひいい!? 本当にメモしてるぅ!?」
まゆ「『まゆ発案! 仲良し大作戦!』ってタイトルは何ですか!?」
凛「……ほら、失敗した時に、気まずくなるかもしれないし」
美嘉「こうしとけばさ、アタシ達が悪くないってなるでしょ?」
まゆ「まゆが悪くなるじゃないですかぁ!」
凛・美嘉「そうだよ?」
まゆ「……!?」
146: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:16:50.68 ID:3mD1NE2Ao
凛「ねえ、まゆ。真剣に答えて」
美嘉「でないとさ、困るっしょ★」
まゆ「……」
まゆ「……そんなに、仲良くなりたいんですか?」
まゆ「……シンデレラプロジェクトのプロデューサーさんと」
凛・美嘉「うん」
凛「もう少しだけでも良いから、近づきたいんだ」
美嘉「やっぱりさ、今のままじゃ駄目だと思ったんだ」
凛「……そうじゃないと、ずっと見ててくれるかわからないし」
美嘉「……アタシも、アイツに見て欲しいと思っちゃってさ」
まゆ「……」
凛・美嘉「………………今西部長!」
まゆ「……」
美嘉「でないとさ、困るっしょ★」
まゆ「……」
まゆ「……そんなに、仲良くなりたいんですか?」
まゆ「……シンデレラプロジェクトのプロデューサーさんと」
凛・美嘉「うん」
凛「もう少しだけでも良いから、近づきたいんだ」
美嘉「やっぱりさ、今のままじゃ駄目だと思ったんだ」
凛「……そうじゃないと、ずっと見ててくれるかわからないし」
美嘉「……アタシも、アイツに見て欲しいと思っちゃってさ」
まゆ「……」
凛・美嘉「………………今西部長!」
まゆ「……」
147: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:23:49.97 ID:3mD1NE2Ao
まゆ「……ふぅ、はじめから素直に相談してくれれば良いのに」
まゆ「そういう事なら、まゆだってちゃんと協力します」
凛・美嘉「!」
凛「ありがと……まゆ」
凛「お礼に、まゆのプロデューサーの浮気の可能性を全部潰しておくよ」
美嘉「アタシからもお礼を言わせて……まゆちゃん」
美嘉「お礼に、アタシの顔が効く所は全部外堀を埋めておくから★」
まゆ「やだ……なんて頼もしいの」
まゆ「まゆに出来るのなんて、精々作戦を立てる位なのに……」
凛・美嘉・まゆ「……」
凛・美嘉・まゆ「……!」
ガシイッ!
まゆ「そういう事なら、まゆだってちゃんと協力します」
凛・美嘉「!」
凛「ありがと……まゆ」
凛「お礼に、まゆのプロデューサーの浮気の可能性を全部潰しておくよ」
美嘉「アタシからもお礼を言わせて……まゆちゃん」
美嘉「お礼に、アタシの顔が効く所は全部外堀を埋めておくから★」
まゆ「やだ……なんて頼もしいの」
まゆ「まゆに出来るのなんて、精々作戦を立てる位なのに……」
凛・美嘉・まゆ「……」
凛・美嘉・まゆ「……!」
ガシイッ!
148: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:30:00.86 ID:3mD1NE2Ao
・ ・ ・
凛・美嘉「――呼び方を変える?」
まゆ「はい♪ 二人とも、あの人の事を何て呼んでるんですか?」
美嘉「えーっと……アンタ、とか」
凛「普通に、プロデューサー、とかだよね」
まゆ「うふ、それじゃあ、目を閉じて想像してください」
まゆ「まゆの声が、あの人のものだと思ってくださいねぇ」
凛・美嘉「……」
まゆ「――凛さん」
凛「!」
まゆ「――美嘉さん」
美嘉「!」
まゆ「……さあ、どう思いましたか?」
凛・美嘉「くぴぷ!!」
まゆ「? 何て?」
凛・美嘉「――呼び方を変える?」
まゆ「はい♪ 二人とも、あの人の事を何て呼んでるんですか?」
美嘉「えーっと……アンタ、とか」
凛「普通に、プロデューサー、とかだよね」
まゆ「うふ、それじゃあ、目を閉じて想像してください」
まゆ「まゆの声が、あの人のものだと思ってくださいねぇ」
凛・美嘉「……」
まゆ「――凛さん」
凛「!」
まゆ「――美嘉さん」
美嘉「!」
まゆ「……さあ、どう思いましたか?」
凛・美嘉「くぴぷ!!」
まゆ「? 何て?」
149: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:35:40.59 ID:3mD1NE2Ao
まゆ「……凛ちゃん?」
凛「いや、ちょっと……ふーん。まあ、悪くないかな」
凛「……うん、ふーん、ふ、ふふっ! ふんふーん♪ フゥー!」
まゆ「……美嘉ちゃん?」
美嘉「アタシも、ちょっと……チョーイイカンジだね★」
美嘉「……うん、イイカンジ★ マジ★ マジでヤバい★ チョー★ ヤバ★」
まゆ「……」
まゆ「はい、聞いてくださいねぇ」
パンパン!
凛・美嘉「!」
まゆ「今みたいに、呼び方一つでも大分違うんですよ」
凛・美嘉「はいっ! まゆ大明神!」
まゆ「はい、それはやめてくださいねぇ」
凛「いや、ちょっと……ふーん。まあ、悪くないかな」
凛「……うん、ふーん、ふ、ふふっ! ふんふーん♪ フゥー!」
まゆ「……美嘉ちゃん?」
美嘉「アタシも、ちょっと……チョーイイカンジだね★」
美嘉「……うん、イイカンジ★ マジ★ マジでヤバい★ チョー★ ヤバ★」
まゆ「……」
まゆ「はい、聞いてくださいねぇ」
パンパン!
凛・美嘉「!」
まゆ「今みたいに、呼び方一つでも大分違うんですよ」
凛・美嘉「はいっ! まゆ大明神!」
まゆ「はい、それはやめてくださいねぇ」
150: SSまとめマン 2018/04/23(月) 00:43:20.26 ID:3mD1NE2Ao
まゆ「今の感じを……相手にさせられたら?」
凛「……ねえ、レッスン料とか、払ったほうが良いよね?」
美嘉「あっ、ヤバ……アタシ、大きいお札しか無いや」
凛「良いよ美嘉、立て替えておくから」
美嘉「マジ? 凛、サンキュ★ すぐ返すから、ゴメンね!」
凛「謝らなくて良いよ。こういう時は、お互い様でしょ」
美嘉「アハハ、凛ってクールに見えて、かなり優しいよね★」
まゆ「はい、聞いてくださいねぇ」
パンパン!
凛・美嘉「はいっ! まゆ大権現!」
まゆ「どうして頑なに‘大’をつけるんですか?」
凛「……ねえ、レッスン料とか、払ったほうが良いよね?」
美嘉「あっ、ヤバ……アタシ、大きいお札しか無いや」
凛「良いよ美嘉、立て替えておくから」
美嘉「マジ? 凛、サンキュ★ すぐ返すから、ゴメンね!」
凛「謝らなくて良いよ。こういう時は、お互い様でしょ」
美嘉「アハハ、凛ってクールに見えて、かなり優しいよね★」
まゆ「はい、聞いてくださいねぇ」
パンパン!
凛・美嘉「はいっ! まゆ大権現!」
まゆ「どうして頑なに‘大’をつけるんですか?」
151: SSまとめマン 2018/04/23(月) 01:00:02.70 ID:3mD1NE2Ao
・ ・ ・
現在
凛・美嘉「……!」
武内P「……」
凛(……あれから、必死で考えた)
美嘉(……美容のために、夜はちゃんと寝て)
凛(まゆには、何度も相談したからね。きっと大丈夫)
美嘉(アタシ達の、努力の成果を見せてやるから★)
凛「急に、思い切り変えるのもなんだから、さ」
美嘉「呼び慣れてるやつをちょっとイジってみたんだよね★」
武内P「……なるほど、確かに」
武内P「突然、今までとまるで違う呼び方をしたら、邪推される可能性もありますから」
武内P「非常に良い発想だと、そう、思います」
凛・美嘉「……!」
現在
凛・美嘉「……!」
武内P「……」
凛(……あれから、必死で考えた)
美嘉(……美容のために、夜はちゃんと寝て)
凛(まゆには、何度も相談したからね。きっと大丈夫)
美嘉(アタシ達の、努力の成果を見せてやるから★)
凛「急に、思い切り変えるのもなんだから、さ」
美嘉「呼び慣れてるやつをちょっとイジってみたんだよね★」
武内P「……なるほど、確かに」
武内P「突然、今までとまるで違う呼び方をしたら、邪推される可能性もありますから」
武内P「非常に良い発想だと、そう、思います」
凛・美嘉「……!」
152: SSまとめマン 2018/04/23(月) 01:09:53.53 ID:3mD1NE2Ao
武内P「お二人とも、同じ呼び方なのでしょうか?」
凛「うん。二人に呼ばれた方が、すぐ慣れるでしょ」
美嘉「別々よりはさ、その方が良いかなー、って★」
武内P「……なるほど、確かに」
武内P「それならば、私もそう時間をかけずに慣れると思います」
武内P「呼ばれた時に、すぐに反応出来なくては、いけませんから」
武内P「非常に良い企画だと、そう、思います」
凛・美嘉「……!」
凛「やっぱり、そう思うよね。うん、わかってた」
美嘉「ホント、チョー考えたんだから★ 感謝してよねー★」
武内P「それで……その、呼び方とは?」
凛・美嘉「アナタ」
武内P「……」
武内P「えっ?」
凛「うん。二人に呼ばれた方が、すぐ慣れるでしょ」
美嘉「別々よりはさ、その方が良いかなー、って★」
武内P「……なるほど、確かに」
武内P「それならば、私もそう時間をかけずに慣れると思います」
武内P「呼ばれた時に、すぐに反応出来なくては、いけませんから」
武内P「非常に良い企画だと、そう、思います」
凛・美嘉「……!」
凛「やっぱり、そう思うよね。うん、わかってた」
美嘉「ホント、チョー考えたんだから★ 感謝してよねー★」
武内P「それで……その、呼び方とは?」
凛・美嘉「アナタ」
武内P「……」
武内P「えっ?」
154: SSまとめマン 2018/04/23(月) 01:17:16.01 ID:3mD1NE2Ao
凛「聞こえなかった? アナタ、しっかりしてよ」
美嘉「アナタ、って呼ばれてどう思った? ねえ?」
凛「あ、それは私も聞きたいかな」
美嘉「でしょ? せっかく頑張って考えたんだし★」
凛・美嘉「ねえ、どうなのアナタ?」
武内P「……」
武内P「申し訳ありません、今回の件は、無かった事に」…フイッ
凛・美嘉「はぁ!?」
凛「納得出来ない! アナタ、さっきまで乗り気だったのに!」
美嘉「ちょっとアナタ! ちゃんとこっち見て話して!」
武内P「確かに! 確かに、アンタと呼ばれてはいましたが!」
美嘉「アナタ、って呼ばれてどう思った? ねえ?」
凛「あ、それは私も聞きたいかな」
美嘉「でしょ? せっかく頑張って考えたんだし★」
凛・美嘉「ねえ、どうなのアナタ?」
武内P「……」
武内P「申し訳ありません、今回の件は、無かった事に」…フイッ
凛・美嘉「はぁ!?」
凛「納得出来ない! アナタ、さっきまで乗り気だったのに!」
美嘉「ちょっとアナタ! ちゃんとこっち見て話して!」
武内P「確かに! 確かに、アンタと呼ばれてはいましたが!」
157: SSまとめマン 2018/04/23(月) 01:25:13.47 ID:3mD1NE2Ao
武内P「それにしても……もっと、こう、他に!」
武内P「他に、何か案は出なかったのですか!?」
凛「出たけど、相談した結果これが一番だってなったの!」
美嘉「アンタよりも、断然ソフトな感じじゃん!」
武内P「ソフトですが! 確かに、アンタ呼びよりは断然ソフトですが!」
武内P「ですが、その……別の方面でハードになっています!」
凛「逃げないでよ! アナタ、私のアナタでしょ!?」
美嘉「アナタ! ねえ、アタシにアナタって呼ばれるのが嫌なの!?」
武内P「渋谷さん! 城ヶ崎さん! 落ち着いてください!」
武内P「お二人にそう呼ばれると、私は最低の人間だと思われますから!」
武内P「他に、何か案は出なかったのですか!?」
凛「出たけど、相談した結果これが一番だってなったの!」
美嘉「アンタよりも、断然ソフトな感じじゃん!」
武内P「ソフトですが! 確かに、アンタ呼びよりは断然ソフトですが!」
武内P「ですが、その……別の方面でハードになっています!」
凛「逃げないでよ! アナタ、私のアナタでしょ!?」
美嘉「アナタ! ねえ、アタシにアナタって呼ばれるのが嫌なの!?」
武内P「渋谷さん! 城ヶ崎さん! 落ち着いてください!」
武内P「お二人にそう呼ばれると、私は最低の人間だと思われますから!」
158: SSまとめマン 2018/04/23(月) 01:41:20.64 ID:3mD1NE2Ao
凛「何? 二人に呼ばれるのがダメって事?」
美嘉「どっちかしか、アナタって呼んじゃいけない?」
武内P「いえ、貴女達のどちらかという意味でもなく……!」
凛「アナタは、私達の事を‘アナタ’って呼ぶのに? 意味がわからない!」
美嘉「アナタが、アタシ達の事を‘アナタ’って呼ぶなら、良いじゃん!」
凛・美嘉「そうでしょ、アナタ!」
武内P「発音は同じですが……確かに、その通りなのですが……!」
武内P「その、非常に、まずい誤解を招いてしまいます!」
武内P「お願いします! どうか、考え直してください!」
武内P「誰かの耳に入る前に、とにかく――」
凛・美嘉「アナタ! 誤解って何!?」
武内P「呼び方を変えてください!」
おわり
美嘉「どっちかしか、アナタって呼んじゃいけない?」
武内P「いえ、貴女達のどちらかという意味でもなく……!」
凛「アナタは、私達の事を‘アナタ’って呼ぶのに? 意味がわからない!」
美嘉「アナタが、アタシ達の事を‘アナタ’って呼ぶなら、良いじゃん!」
凛・美嘉「そうでしょ、アナタ!」
武内P「発音は同じですが……確かに、その通りなのですが……!」
武内P「その、非常に、まずい誤解を招いてしまいます!」
武内P「お願いします! どうか、考え直してください!」
武内P「誰かの耳に入る前に、とにかく――」
凛・美嘉「アナタ! 誤解って何!?」
武内P「呼び方を変えてください!」
おわり
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