3: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:40:19.80 ID:eMBFv4do0
忍「は…?」

暦「だから、火憐ちゃんの耳を開発したいって言ってるんだよ」

忍「いや、聞き落としたという意味ではなくて…、お前様の発言に対して言葉を失ったわけじゃが」

暦「まぁ話を聞けよ。確かに今の発言だけ聞くと変態っぽく聞こえるけどな。理由があるんだ」

忍「理由のう……、お前様の変態っぷりはいまさら取り繕う意味はないのじゃがのう…」

暦「失礼なこと言うなよ。僕がいつ変態行為をしたって言うんだ」

忍「それを儂に聞くかの…。思い当たるだけ行為だけで3桁はあるぞい」

暦「流石に3桁はねぇよ」

引用元: ・暦「火憐ちゃんに耳かきの快楽に溺れさせたい」忍「なぜ儂に言う?」

6: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:41:44.34 ID:eMBFv4do0

忍「まぁとりあえずは理由を聞いておこうかの。話も進まないじゃろうし」

暦「お、いつもと違ってえらく話が速いな」

忍「うむ。本音を言えば話を聞いてさっさとおねむしたいのじゃ」

暦「本当に本音だな」

僕の話聞く気皆無かよ。
ていうかおねむとか言うな。吸血鬼がよ。

8: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:42:51.68 ID:eMBFv4do0

暦「ん?ちょっと待てよ。忍、いま夜の9時だぜ?」

吸血鬼は夜行性なので、忍の生活スタイルは僕と真逆のはずなのだが。
この時間に寝るのはどちらかといえば僕である。

忍「あぁ、最近健康にめざめてのう。早朝型に切り替えたのじゃ」

暦「なんていうか、もうお前ほぼ人間だよな」

夜行性って言えば、数少ないお前の吸血鬼要素だろ。
これ以上、少なくしてどうするんだよ。

ていうかお前が健康とか言うな。主食ミスドのくせに。


忍「いやいや、主食はお前様の血じゃよ。ミスドは……まぁ儂にとってはサラダみたいなものかの」

暦「余計不健康だわ」

ポテトは野菜みたいな事を言う忍ちゃんだった。

10: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:44:07.31 ID:eMBFv4do0

暦「で、だ。僕が前に、火憐ちゃんに歯磨きしてあげたのは覚えてるよな?」

忍「………?……覚えとる」

暦「お前絶対忘れてるだろ」

だから早く話を終わらせようとするなよ。
すごく悲しいんだよ。そういうの

暦「まぁ以前、火憐ちゃんに歯磨きしてあげたことがあったんだよ。」

忍「……ふむ」

13: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:45:30.48 ID:eMBFv4do0

暦「で、その時火憐ちゃんは、口内を僕になすがままにいじられて悶えてたんだ」

忍「…………」

暦「僕はそれを見て思ったんだ。あぁなんてかわいい我が妹なのだろうか、と」

忍「…………」

暦「……ぜんぜん聞いてないよな?寝てるよな?」

頼むから話を聞いてくれ。
話が進まねぇんだよ。いい加減。

14: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:46:55.58 ID:eMBFv4do0

忍「あぁもうめんどくさいのう。つまり要約するとあれじゃろ?妹御を陵辱したいのじゃろ?」

暦「ぜんぜんちげぇよ」

何を聞いてたんだよ。お前は。

忍「でも妹御が快楽におぼれてるのを見たいというのはそういうことではないのかの?」

暦「確かにその通りだが、陵辱という言葉には断固拒絶させてもらう」

そんなエロゲチックな言葉とは違うのだ。
極めて純粋な欲求なのだ。

15: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:48:42.69 ID:eMBFv4do0

忍「いやいや、お前様。エロゲを一概に鬼畜系にカテゴライズするのは聞き過ごせぬぞい」

暦「お前がエロゲの何を知ってんだよ」

プレイしたことないくせに偉そうなこと言ってるんじゃないよ。
あとさっきからちょいちょい気になってたんだけど、ぞいって何だよ。いらっとするんだよ。

忍「お前様、忘れたのかの?儂が以前影の中でDSを作って遊んでたのを」

暦「あぁそういえば見よう見まねでDS作ってたな。……ってそれじゃエロゲも作ったの!?」

17: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:50:17.40 ID:eMBFv4do0

忍「ふふふ。儂に不可能はないと言っておろうが」

腰に手を当て鼻を高々にドヤ顔する忍だった。


暦「ていうかそれじゃパソコンも作ったって事だよな!?」

忍「……?……パソコン?」

暦「嘘確定じゃねぇか」

パソコンも知らないくせにエロゲとか言ってんじゃねぇよ。
ていうか本当にエロゲ作ってたとしても、そのシナリオは全部お前が書いたやつだからな?
自作自演である。 

18: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:52:41.00 ID:eMBFv4do0


閑話休題


暦「つまり今度は火憐ちゃんの耳掃除をしてあげたいと思うんだ」

忍「好きにすればよかろうに。なぜそれを儂に言う必要があるのじゃ…」

暦「いや、一人で説明しても独り言になっちゃうだろ?だからお前に話してる体にしてるんだよ」

忍「儂は都合のいい女というわけじゃな」

暦「人聞きの悪いこと言うな」

あと女って言うほどの外見じゃないからな?いまのお前。
いや実年齢で言えば違うんだけど。

22: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:56:15.22 ID:eMBFv4do0

忍「しかしわからんのう。妹御が感じてるのを見たいのなら抱けばよかろうに」

暦「さも当然の様に近親相姦勧めてんじゃねぇよ。」

それにお前はぜんぜんわかってない。

忍「ふむ?」

暦「いいか?僕が火憐ちゃんに抱いてるこの気持ちは、断じて不純なものじゃない。まして性欲なんかでもない。言うなれば、これは雛鳥に対する親鳥の気持ちと同じだ」

忍「よく意味がわからんのじゃが。親鳥に対して失礼ということだけはわかった」

25: SSまとめマン 2012/02/22(水) 18:58:10.16 ID:eMBFv4do0

暦「聞けって。……親鳥は雛鳥にエサを渡す時に、満足感を覚えるだろ?それは断じて性欲じゃないはずだ」

忍「確かにその行為は性欲ではないじゃろうが、お前様のは紛れもなく性欲じゃろうに」

暦「ぜんぜん違う。僕はただ単に火憐ちゃんが感じてるのを見たいだけだ。決して火憐ちゃんを乱暴したいとかそういうじゃない」

忍「なんというか、感じてたからレイプじゃないって弁解する犯人みたいじゃの」

暦「僕をステレオタイプのレイプ犯と一緒にするな!」

28: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:02:57.98 ID:eMBFv4do0


閑話休題


忍「つまり妹御を耳かきで感じさせたいのじゃろ?すればよかろう。あの妹御なら嫌がるまいて。はい。この話は終わり。やめやめ」

暦「眠くなったからってそれはあんまりじゃないか…?」

確かに想像以上に長くなっちゃったけどさ。説明のはずが本編みたいになっちゃったけどさ。


忍「さぁ、話がまた脱線する前に火憐ちゃんのところにおいき。」

暦「だからキャラがところどころ崩れてんだよ」

お前が火憐ちゃんとか言うな。
どんだけ慣れなれしいんだよ。会話もしたことないくせに。

29: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:05:18.28 ID:eMBFv4do0

暦「いや、だから火憐ちゃんの前に練習がしたいんだよ。耳かきの」

忍「すればよかろう」

暦「お前で練習したいんだよ」

忍「なんで儂!?自分の耳ですればよかろうに!」

暦「自分の耳じゃ他人の耳かきの練習にならないだろ?だからお前を練習にと」

忍「儂を人形のように扱っとらんか!?」

儂は断じて御免じゃ。と、忍。

まったく変なところで頑固なやつだよ。裸は平気で見せるくせに。

31: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:10:44.87 ID:eMBFv4do0

暦「悪いが、忍。お前に拒否権はないぜ?」

忍「…どういう意味じゃ?」

ジト目を僕に向けながら忍が言う。

暦「こういう意味だよ。……命令だ!忍!僕に耳かきをさせろ!」

忍「め、命令じゃと!?こ、こんなくだらない事で命令するつもりじゃと!?」

お前様は決して儂に対して命令はしないというスタンスだったのでは!?と忍。


暦「知るか。もうそんな設定は忘れたよ」

ズルズルであった。
まぁお互い様だし。春休みのことさえ忘れなければそれで十分っぽいし。

35: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:14:44.34 ID:eMBFv4do0

忍「……命令とあらば仕方があるまいて……。好きにすればよい」

暦「それじゃお言葉に甘えて。…ほら忍。こっちに頭を預けろよ」

パンパン。と僕の膝を指す。
俗に言う膝枕である。

忍「…まぁお前様がそうしたいのなら別にいいんじゃがな…」

どれどれ、と律儀に頭をつける前に髪をサラとなでて癖がつかないようにしてから膝に頭を落とす忍。
なんというか、そんな心配いらないほどに綺麗な黄金ストレートなのだが。

36: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:17:28.57 ID:eMBFv4do0

暦「さーて、忍ちゃんの耳はどんな感じかなぁー」

忍「……楽しそうなところ悪いのじゃが、お前様。たぶんお前様のご期待には添えぬと思うぞい」

暦「……あれ?………え?」

綺麗だった。
忍の耳の中は耳カスどころか埃すら皆無だったのである。

暦「え?どういうこと?何でこんなに綺麗なの?」

40: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:21:43.95 ID:eMBFv4do0

忍「お前様も吸血鬼じゃったのだからわかるだろうに。体が汚れないから風呂に入らなくて済むのと同じ理由じゃよ」

暦「代謝がないから耳垢が作られないって事?」

便利すぎるだろ。いい加減。

暦「いや、その理論だと外からの汚れはお前の中につくはずじゃないのか?」

忍「いやいや、吸血鬼細胞が外からの刺激に対して働くから問題なしじゃよ」

暦「なんだそのインチキ科学は」

吸血鬼細胞って。
説明できないのをいい事に都合のいい設定つけすぎだろ。

41: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:25:39.33 ID:eMBFv4do0

忍「まぁじゃから耳かきしたいと言ってもできんのじゃよ。儂には」

暦「えー、そんなこと言わないでさぁ……頼むよぉしのぶえもん。」

忍「無茶を言うでない。ないものをどうすれば作れるのじゃ」

暦「…じゃあいいや。なくてもするし」

忍「じゃから意味がないと…あ、ひゃぁ!」

言い終わる前に問答無用で耳に棒を入れた。
確かに埃ひとつない綺麗な耳だが、もともと耳垢を取ることが目的ではないのだ。
感じさせればそれでいいのだ。

忍「じゃからそのセリフは変態のセリフじゃといっておろうに……んっ……」

42: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:29:23.06 ID:eMBFv4do0

暦「耳垢がないからなぁ」

仕方がないので、耳かき棒で本来使用する返しがついた方でなく、逆の平坦な面で耳の中をさすってみる。
当然垢は取れないが、感じさせるのが目的なので問題なし。

忍「……ん………ふぅ…………ん……」

コスコスと耳壁をさすっては、時たま本来の面で壁を軽くひっかく。

忍「……んんっ!…………………こ、これは、なかなかどうして……」

僕の膝の上でうっとり顔でそうもらす忍。
そうだよ。この反応こそが僕の見たかったものだよ。
忍のくせにわかってるじゃないか。

忍「……そのしたり顔は不愉快極まりないが、なるほど。お前様の言うこともわからんでもない…………んっ……これは心地がよいのう……」

43: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:32:43.13 ID:eMBFv4do0

暦「………………」さすさすさす

忍「………………」

暦「………………」さうさす……かりっ

忍「…………んふっ……」

5秒ほど壁をさすって、刺激に飢えたところを引っ?く。
忍の反応を見る限り、どうやらこの引っ?きがすっごく気持ちよさそうだった。
なら少しじらしたらどうなるのか……?

44: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:34:54.70 ID:eMBFv4do0

暦「………………」さすさすさす

忍「………………」

暦「………………」さすさすさす

忍「…………ん……」

暦「………………」さすさすさす

忍「…………、……お、お前様……」

暦「ん?どうした忍?」さすさすさす

45: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:38:55.55 ID:eMBFv4do0

言いながらも延々とさするのを止めない。
あっちにさすさす。こっちにさすさす。
なんだかちっちゃいころ火憐ちゃんをこしょばせたのと似てるな。これ

忍「……その……、なんじゃ…………カリッというのをもっとしてほしいのじゃが……」

暦「かりっ?……ってどのことだよ?」さすさすさす

忍「じゃ、じゃから……そのいまやってる方でなくはんた…んんっ!……あふぅ……」

言い切る前に面を返し、散々じらしたところを適度に掻きまくる。
あっちをかきかき。こっちをかきかき。
刺激に飢えたところでこのコンボはきつかろう。

47: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:42:35.18 ID:eMBFv4do0

忍「……あふっ……はぁ……んふっ…………」

事実、忍はよだれまでたらしておっとり顔する始末だった。
僕の膝の上に垂らすなよ。汚ねぇな。


忍「…………んふぅ…………これは……んっ……長年生きてきたが……性交とも違う、まったく新しい快感じゃのう……んふっ……」

暦「だろ?僕の言った意味がわかっただろ?そういうものと違うんだよ。耳かきは」

忍「お前様に同意するのは、心底拒絶感が生まれるのじゃが、……これは同意せざるをえないのう……並大抵の気持ちよさではないぞい……ふぅ……」

暦「それだけに残念だよ。耳垢が残ってたらもっと気持ちよくなれるのに」

忍「ふむ……それはちと惜しい気がするのう…………よし、次からは耳だけは力が働かないようにするとしよう……んふっ……」

暦「どんだけ便利なんだよ。吸血鬼細胞」

とんでも科学も大概にしとけ。

49: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:48:19.33 ID:eMBFv4do0

耳かきをしてる右手はいいのだが、どうにも左手がさびしくて仕方ない。
なので左手は忍の耳たぶをいじることにした。

忍「……あひゃっ……お、お前様……?」

暦「耳たぶと耳かきの同時進行だ。くらえ!」

忍「そんなバトル物みたいに言われても……んっふ……」

右手でさすさすかりをしつつ、左手で耳たぶをもみもみ。
同時にこなすのはやや困難だが、僕にはできる。
その愉悦におぼれた表情がある限り。

忍「……もういい加減突っ込む気にもなれん……あっ……」

50: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:52:07.38 ID:eMBFv4do0

耳たぶをもみもみするのはどうやら想像以上に気持ちいいらしい。
ためしに耳かきを止めて耳たぶだけをいじってたら、名残惜しそうな顔を浮かべた割に、すぐにうっとり顔になりやがった。
なんというか、こいつ……自分の欲求に忠実だよな。

右手の耳かきを再開しつつ、左手は耳たぶをいじるだけでなく、耳の裏をさすったり、対耳輪や耳甲介を指でなぞったりする。

忍「なぜ、そんなマニアックな名称を知ってるのじゃ……普通に耳の窪んでる部分でよかろうに……」

暦「僕の心を勝手に聞くなよ」

括弧のついてない会話と心理描写がごっちゃになるだろ。
もう遅いけど。

51: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:54:35.52 ID:eMBFv4do0


閑話休題


耳かきを開始しはじめてから15分。
耳たぶやら耳裏やらとの連携によって忍は、えらい感じようだった。
もう僕の膝の上もべっちゃべちゃ。

忍「……………………」

おっとり顔を浮かべてはいるものの、最初のように声が漏れることはなくなった忍。
おそらく刺激になれてしまったのだろう。
倦怠期にでも入ったような表情まで、時たま浮かべる始末であった。

だが、それこそが僕の狙いなのだ。
チラリと、時計を見る。
もうそろそろ頃合だろう。奥の手を見せるときがやってきた。

53: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:56:52.94 ID:eMBFv4do0

暦「…………忍」

忍「………んん?なんじゃ?終わりかの?」

若干名残惜しそうにそういう忍。
馬鹿め。
これからお前が味わうことこそが、真の地獄……もとい真の快楽なのだ。

暦「……こっちの耳は終わったから反対側を向け」

54: SSまとめマン 2012/02/22(水) 19:58:21.69 ID:eMBFv4do0


忍「……んん!?……あふぅ……んっ!……んんっ!」


反対の耳に棒を入れ、軽くひっかきまくってやると案の定悶えまくる忍だった。
これこそが僕の狙い。
刺激に慣れさせた耳と反対の耳は敏感になるという経験則に基づいた作戦だ。

忍「……こ、これは……んっ……じ、尋常じゃないのう………んっっ!」

暦「さて、忍……。はっきり言ってもらおうか」

忍「……んっ……な、なにをじゃ……?」

暦「気持ちいいです。暦おにいちゃん。もっと、もっと忍の耳をさすさすして、と言え」

忍「突っ込みどころが両手じゃ数え切れんぞ!?」

57: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:03:14.21 ID:eMBFv4do0

あふっ!、と言いながら悶える忍。
むぅ……強情なやつだ。
ならば止めてやる。引っ?くのを止めてやる。ずっとさすさすしてやる。

暦「…………………」さすさす

忍「…………う……」

暦「…………………」さすさす

忍「…………お、おまえさま…………」

暦「…………………」さすさす

忍「………う、うぅ……おまえさまぁ……い、いじわるはやめておくれやす…………」

暦「京都人か!」

口調がめんどくさいんだよ。いちいち。
黙って幼女言葉使ってろよ。

58: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:04:32.23 ID:eMBFv4do0

暦「さぁ言え。暦おにいちゃん。気持ちいいです。と!そうしたら好きなだけ引っ?いてやる!」さすさす

忍「……あぁぁぁ……んんんっ…………」

わなわなと震える忍。
実にノリがよい。エロゲっぽいシチュエーションまでカバーしてるのが流石だよ。
僕の相方、忍。
八九寺並に好きになりそうだぜ。

暦「さぁ言え!」さすさす

忍「ううぅぅぅ!…………こ、暦おにいちゃん!……かりかりしてえぇえぇぇぇぇ!」

体をビクンビクンと揺らしてそう叫ぶ忍。
ノリが良すぎて結婚したくなってきた。

59: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:07:59.53 ID:eMBFv4do0

暦「よし!お兄ちゃんに任せろ!うぉぉぉ!」かりかりかりかりかり

暦「あぁぁっ!あっふぅ!……はぁはぁ……あっひゃぁあ!」

なんというか、もうすごい事になった。
ノリがいいどころじゃなかった。

ていうかキャラ壊れすぎだろ。
なんだよ。あっひゃあって。


61: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:12:54.55 ID:eMBFv4do0

そうしてしばらくさすかりもみタイム。


忍「……うむ…………実にいいのう…………んっ…………なんというかのう……もう姿さえ覚えておらんのじゃが、母の愛を受けるとはこういうことを言うのじゃな……」
 
暦「奇遇だな……忍。…………僕も自分の中に眠る父性にようやく気づいたところだよ」さすさすカリカリもみもみなでなで

忍「……うむ。真にいいものじゃな…………。いまこの場で眠ったのなら……さぞや極楽なのじゃろうな…………それこそ天国のように……儂には叶わぬ場所じゃが」

暦「忍……」

忍「……そんな顔するでない……儂は今、とてもいい気持ちなのじゃ…………これで心おきなく…………成仏できるという物じゃ……」

暦「いや、お前そういう怪異じゃないから」

まよい牛みたいに言うな。
お前はそういう類じゃねぇんだよ。
僕と一生、生きるって決めただろ。そこだけはきっちりしとこうぜ。

65: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:17:18.46 ID:eMBFv4do0

反対の耳もたっぷり時間をかけて愛撫してやった結果、忍と僕の膝がえらいことになった。


暦「よし!だいぶ耳かきの要領もつかめたし、そろそろ本番と行くか」

忍「…………はぁはぁ…………はぁ…………ほ、本番とな……?」

どんな行為なのじゃ、どきどきじゃ、と忍。
いや悪いけど、お前じゃないから。

暦「何言ってんだ?次は火憐ちゃんにやるに決まってるだろ?」

お前は練習なんだから。

67: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:21:44.42 ID:eMBFv4do0

忍「……なっ!?なんじゃと!?」
膝の上に頭を載せたまま僕の方へ向いて言う。

忍「あ、あれほど儂を陵辱させておいて、言うに事かいて練習じゃと……?」

暦「陵辱言うな」

散々よがってただろうが。
ていうか僕、最初に練習って言ったよな?


忍「ゆ、許せん……これほどの屈辱を味わうのは久方ぶりじゃ……」

暦「許せんって言われても……、じゃあどうすればいいんだよ?ミスドでも買ってくるか?」

忍「そんなものいらんわ!」

暦「えぇぇ!?」

68: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:24:28.11 ID:eMBFv4do0

正直驚いた。
いや、驚愕という字面の方が正確かもしれない。
忍にとってミスドというのは、いわば神器。
絶対のものなのだ。
今までどんなイタズラをしてきても、ミスドひとつで帳消しになるぐらいなのだ。

その忍がミスドをいらないと。その程度じゃ収まらないと。
そんな事今まで一度たりともなかったので、少なからず僕は自分が忍に対してした行為。
吸血鬼の誇りを蔑ろにしてしまった事を遅まきながら理解した。

69: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:27:30.97 ID:eMBFv4do0

暦「……悪い。忍。……本当にそんなつもりはなかったんだ」

忍「………………」

向かい合わせに正座しつつもそっぽをむいてツンとする忍。

暦「練習のつもりもあったけど、忍の感じてる顔が見たいというのも確かな気持ちだったんだ」

忍「………………」

暦「お前の誇りを傷つけたのなら侘びを入れたい」

お前の望む事なら何でもする。

70: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:28:34.51 ID:eMBFv4do0

そういうと、そっぽを向いていた忍がそっとこっちの方を見て

忍「…………もっとせよ……」

暦「……え?」

忍「……もっと、耳かきとやらをしろと言っておる」

何度も言わせるな。と頬を赤く忍が言う。

71: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:30:14.14 ID:eMBFv4do0

暦「えっと……、別にいいんだけど、それだけでいいのか?」

忍「無論。今日だけじゃなく、明日もじゃ。その次も。その次の次もじゃ」

つまり永遠にじゃな。と忍。


暦「……お前……耳かきはまったの……?」

聞くまでもなくドはまりだった。
正直600年生きてきた忍には、
酸いも甘いも噛み分けた吸血鬼にとっては、鼻で笑われるレベルだと覚悟していた耳かきがこうもおきに召すとは。
まったくおもわなんだ。


忍「別にただ気持ちいいからというわけではない」

と、正面から僕を見つめた忍がまじめな顔をする。

73: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:34:49.86 ID:eMBFv4do0

忍「ただ、……その……なんだ。……さっきも言ったが、本当に初めてだったのじゃ……」

母の味。家族の情という物が。と忍。



忍「儂はただ500年以上、孤独に暮らしてきた。別に寂しいとかそういう感情はあまりなかった」

忍「楽しく過ごしたときもあったし、戦いに熱狂したときもあった。だから一人でも耐えられた」


だが耐えられるという事は、いらないと言う事にはならん。


忍「そんな儂が始めて持った、家族と呼べる存在が、お前様なのじゃ……」

だからな。お前様。と忍が僕の片頬に手を当て言う。


忍「お前様があの元委員長と仲良くしたり、ツンデレ娘と結婚したりしても、儂はお前様に何も言わん。ただ」


儂を忘れないでくれ。


そう、泣きながら忍が言った。

74: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:38:38.51 ID:eMBFv4do0

馬鹿が。そう思った。


暦「お前は本当に馬鹿だ。忍」

忍「…………」

暦「いいか。最初に言っておくぞ。はっきり言っておくぞ」

暦「僕がお前を忘れるなんてありえない。」

死ぬときは一緒だ。


暦「もちろん。生きるときもずっと一緒だ。」

だから、絶対にお前を忘れないし、神にもさせない。

そう言って僕は忍を抱きしめた。

76: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:42:08.45 ID:eMBFv4do0

肩越しに伝わる嗚咽で、忍がまた泣き出したことがわかって、笑ってしまった。
まぁ僕も泣いてるんだけど。

腕に感じる小さな、小さな、大切な『人』の身体の温かみを感じながら僕は思う。

絶対に忍を離さないと。

どんな事があっても、永遠に一緒に生きるのだと。


正面にある机の引き出し、最下部をにらみつけながら。

僕はそう思った。




81: SSまとめマン 2012/02/22(水) 20:47:15.80 ID:eMBFv4do0
ごめん。完全に原作既読者向けだったわ。

火憐ちゃんは今度機会があったら別のネタでやりたい。