625: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:25:57.83 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……は?」 

武内P「渋谷さんと、本田さんのお友達、でしょうか?」 

美嘉「……あ?」 

武内P「! 申し訳ありません、私、こういう者です」 

美嘉「……名刺?」 


未央「やばいよ、スッピンなだけなのに!」 

凛「うん、全然気付いてない」


引用元: ・武内P「結婚するなら、ですか」

626: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:27:54.26 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……」 

武内P「アイドルに、興味はありませんか?」 

美嘉「……お?」 

武内P「見たことのない世界を見たくはありませんか?」 

美嘉「……ん?」 


未央「スカウトはじめた!」 

凛「鈍いにも程があるでしょ」

627: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:29:59.34 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……あー」 

武内P「少しだけ、お時間を頂けないでしょうか?」 

美嘉「……はー」 

武内P「貴女ならば、きっと素晴らしいアイドルになれます」 

美嘉「……おー」 


未央「既に! 既にアイドルだから!」 

凛「駄目、こっちの声が聞こえてない」

628: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:32:00.83 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……なんで?」 

武内P「笑顔です」 

美嘉「……」 

武内P「貴女の笑顔が、見たいと思いました」 

美嘉「……」 


未央「そういう事じゃないんだってえええ!」 

凛「待って! あれを見て!」 


美嘉「……少しだけなら」 


未央「まんざらでも無さそう!?」 

凛「カリスマのカの字も感じないね」

629: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:34:50.51 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……それで?」 

武内P「申し訳ありません、お名前をお聞きしても?」 

美嘉「……ミカ・みかん」 

武内P「ミカさん、ですね。ありがとうございます」 

美嘉「……うん///」 


未央「ものすっごいアピールしたのに!」 

凛「偽名を名乗って名前で呼ばせる……その手が!」

630: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:37:07.31 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……ミカさん///」ボソッ 

武内P「ミカさんは、アイドルに興味はありませんか?」 

美嘉「あー……ある、かな」 

武内P「! 本当ですか! それは……良かったです」 

美嘉「う、うん……」 


未央「あっ、これスカウト成功の流れだ」 

凛「いや、とっくにアイドルだけどね」

631: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:41:40.73 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……あん……貴方は、プロデューサー?」 

武内P「はい。シンデレラプロジェクトの、プロデュースをしています」 

美嘉「……へー、凄いじゃん★」 

武内P「? 今、何かカリスマが……」 

美嘉「なんっ、でも無いです! 気にしないで!」 

武内P「は、はぁ……」 


未央「見てらんない! しぶりん、何とかしてよ!」 

凛「私が!? 無理だよ!」

632: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:46:14.11 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……アイドルになったら、さ」 

武内P「? はい」 

美嘉「アタ……私の担当は、アン……貴方が?」 

武内P「そう、ですね。そうなります」 

美嘉「そ、そっか……そうなんだ」 


未央「美嘉ねぇ! あんたもうアイドルだよ!」 

凛「名字も捨てて……なんか、ちょっと本気っぽいのが怖い」

633: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:48:48.11 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……一緒に、お仕事行ったり」 

武内P「はい。始めの内は、付きっきりになると思います」 

美嘉「付きっきり!? マジで!?」 

武内P「す、すみません……嫌、でしたでしょうか?」 

美嘉「う、ううん! 全然そんなコトないよ!」 

武内P「それは……はい、安心しました」 

美嘉「うん……そっか、付きっきり、かぁ」ニヘラ 


未央「うっわ、見てよしぶりんあの笑顔」 

凛「有り得ないのに、ちょっとイラッとするかも」

634: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:51:40.65 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……休日は?」 

武内P「勿論、しっかり有ります」 

美嘉「じゃなくて!」 

武内P「はい?」 

美嘉「その……一緒に、出かけたり?」 

武内P「それは……難しいかもしれませんね」 

美嘉「……そっか」ションボリ 


未央「……ねえ、可哀想になってきた」 

凛「……うん。その、色んな意味で」

635: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:55:29.67 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……! お昼ごはん!」 

武内P「その程度でしたら……はい、問題ないと思います」 

美嘉「ホント!? ヤバ、チョーアガるんですケド★」 

武内P「待ってください、今、覚えのあるカリスマが……」 

美嘉「カリスマ? そんなの、全く感じないですよ?」 

武内P「いえ、確かに今……」 

美嘉「気のせい気のせい! そんなの無い無い!」ケラケラ 


未央「イタタタタ! 胸が! 胸が痛い!」 

凛「もう……美嘉自身がカリスマに限界感じてたもんね」

636: 名無しさん 2018/03/08(木) 21:59:05.20 ID:xvc8i5yBo
美嘉「そんなコトより!」 

武内P「いえ、ですが……」 

美嘉「アタ、私って……かっ、カワイイと、思います……?」 

武内P「はい、とても」 

美嘉「とても!?……とても!?」 

武内P「とても可愛らしく、魅力的だと思います」 

美嘉「ねえ、聞いた!? 二人共、聞いた!?」フンスー! 


未央「待って! こっちに振ってきた!?」 

凛「私達の存在を覚えてるのに、今までのやり取りを!?」

637: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:02:49.87 ID:xvc8i5yBo
美嘉「すっ、スタイルは!?」 

武内P「えっ!?」 

美嘉「アイドルって、スタイルとか重要じゃん!?」 

武内P「そ、それは……はい、素晴らしく……」 

美嘉「ムラッと!?」 

武内P「あの、お、落ち着いてください!」 

美嘉「逃げないでよ! アンタ、アタシのプロデューサーでしょ!?」 

武内P「っ!?」 


未央「違う!」 

凛「それ、私の台詞だから!」

638: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:07:21.87 ID:xvc8i5yBo
美嘉「マジでこの答え大事だから! マジで!」 

武内P「そ、そこまで……ですか?」 

美嘉「アタシの体を見て、エロい気持ちになるの!?」 

武内P「あ、その……!」 

美嘉「エロい気持ちになるの!? やらしい気持ちになるの!?」 

武内P「ま、待ってください……どちらと言われましても……」 

美嘉「どっちなの!?」チラリ 

武内P「っ……!」 


未央「冷静さを欠いてるように見えて、どっちも同じだあれ!」 

凛「さりげなくスカートを上げるなんて! ズルいでしょそんなの!」

639: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:11:17.10 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……!」 

武内P「……な、なります」 

美嘉「なるんだ」 

武内P「……申し訳、ありません」 

美嘉「ううん、全然」 

武内P「ですが……」 

美嘉「あっ、未央、凛! どっちでも良いから、写真撮ってくれない?」 


未央「カメラマン扱いはひどいよ美嘉ねぇ!」 

凛「……良いよ、私が撮ってあげる」 


美嘉「サンキュ★」 

武内P「! 今、カリスマが!」 

美嘉「そんなの無いです、ありません」

640: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:15:14.38 ID:xvc8i5yBo
美嘉「記念の一枚だから、綺麗にヨロー!」 

武内P「記念、ですか?」 

美嘉「そっ! アン……貴方と、アタ……私の!」 

武内P「……」 


凛「撮るよ」 


美嘉「ホラ! 二人で並んで撮ろっ!」 

武内P「は、はぁ……」 


凛「はい、チーズ」 


美嘉「イエーイ★」ビシッ! 

武内P「!? 城ヶ崎さん……!?」 


未央「うん」 

未央「気付くのおっそい!!」

641: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:21:08.90 ID:xvc8i5yBo
美嘉「……えっ?」 

美嘉「ジョウガサキ・サン?」 


未央「まだ誤魔化せると思ってるの!?」 


美嘉「……やだなあ、誤魔化すって?」 

美嘉「これから、一緒にシンデレラプロジェクトを盛り上げていこ!」 


凛「もう無理だよ、メンバー入り出来ないから」 


武内P「……城ヶ崎さん」 

美嘉「ち、違うよ? アタ、私は……ミカ・みかんだから」 

武内P「いいえ、貴女は、城ヶ崎美嘉さんです」 

美嘉「……」 

武内P「……」 


未央「……待って、なんかシリアスな空気になってない?」 

凛「なってる。本当、無駄になってると思う」

642: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:24:38.29 ID:xvc8i5yBo
武内P「あの、ポージングから感じるカリスマ」 

美嘉「……」 

武内P「貴女は、間違いなく城ヶ崎美嘉さんです」 

美嘉「……」 

武内P「ギャルメイクをしていなくても、わかります」 

美嘉「……」 

武内P「あの、カリスマ溢れるポージングを見れば」 

美嘉「……」 


未央「そろそろ逃げようか?」 

凛「うん、その方が良いね」

643: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:27:45.79 ID:xvc8i5yBo
武内P「城ヶ崎さん」 

美嘉「……」 

武内P「何故、あんな事を聞いたのでしょうか?」 

美嘉「……あんな?」 

武内P「容姿や、スタイルに関する事をです」 

美嘉「……ちょっと、自分に自信が無くなってさ」 

武内P「何故、ですか?」 

美嘉「……」 

美嘉「あ?」

644: 名無しさん 2018/03/08(木) 22:32:49.07 ID:xvc8i5yBo
武内P「城ヶ崎さんは、とても魅力的なアイドルです」 

美嘉「……うん?」 

武内P「カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉……」 

美嘉「……おう?」 

武内P「私は……貴女の、ファンです」 

美嘉「……そっか」 

美嘉「それじゃあ、アタシが言いたいコト、わかるよね★」ニコリ 

武内P「良い、笑顔です」 


武内P「……はい、正座ですね……」 



おわり