445: 名無しさん 2018/03/03(土) 23:59:18.08 ID:8JAh2eoKo
シャア「ええい、邪魔をするなアムロ!」 

アムロ「生活費を削って何になる!」 

シャア「地球の重力に魂を引かれた者たちにわからせるまでよ!」 

アムロ「よせ、シャア!」 

シャア「ハハハハ! 見ろ、アムロ!」 

アムロ「レアだよそれは!」 

シャア「……アムロ、一緒にハマーンの所へ行ってくれるか」


引用元: ・武内P「結婚するなら、ですか」

446: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:02:43.73 ID:z5DhT6Fio
アムロ「ハマーンの所へ行くのはよせ、シャア!」 

シャア「お前にもわかるだろう! ガチャが我慢出来んのだ!」 

アムロ「俺にだって回したい気持ちはあるさ!」 

シャア「ああ、そうだろうとも!」 

アムロ・シャア「みりあちゃん!」 

シャア「そう! 今のピックアップはみりあちゃんだからな!」 

アムロ「みりあちゃんにララァを重ねるのはやめろ!」 

シャア「それはない」 

アムロ「ああ、今のはノリで言っただけだ」

448: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:07:30.05 ID:z5DhT6Fio
シャア「アムロ、お前もわかっているだろう」 

アムロ「……」 

シャア「みりあちゃんは、私の母親になってくれるかも知れん女性だ!」 

アムロ「シャア! だったら薫ちゃんはどうなる!」 

シャア「無論、私の母親になってくれるかもしれん!」 

アムロ「ありすちゃんは!」 

シャア「ありすちゃんにはバブみを感じはしない。だが、アリだと私は思う」 

アムロ「フッ……気が合うな、シャア」 

シャア「これが、ニュータイプの本質なのかもしれんな」

449: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:11:57.42 ID:z5DhT6Fio
アムロ「……しかし、どうして俺も一緒なんだ」 

シャア「知れたこと。一人では怖い……わかるな?」 

アムロ「ああ、それはわかる」 

シャア「あのプレッシャーには、私一人では太刀打ち出来んからな」 

アムロ「一つ良いか、シャア」 

シャア「どうしたアムロ」 

アムロ「サザビーはどうした?」 

シャア「何を言う。サザビーなど、とっくにガチャの宇宙へ消えていったさ」 

アムロ「……」

450: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:15:58.24 ID:z5DhT6Fio
アムロ「シャア、お前はこの前エマ中尉にも金を借りていただろう」 

シャア「その話はよせ、アムロ」 

アムロ「俺の所に、早く返せと言うようにやって来たぞ」 

シャア「ほう? それは災難だったな」 

アムロ「額に青筋を立てて、いきり立ったチンコのようだったさ」 

シャア「はっはっは! ならば、奏も怒ったらそうなるだろうな!」 

アムロ「シャア、ハマーンの所へは一人で行け」 

シャア「ええい! 口が滑った程度で怒るものではないぞ、アムロ!」

451: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:20:00.07 ID:z5DhT6Fio
アムロ「奏はチャーミングだ。間違うなよ、シャア」 

シャア「心に留めておくことにしよう」 

アムロ「!」ピキーン 

シャア「……どうした、アムロ」 

アムロ「日付が変わったのを感じないか?」 

シャア「! アムロ、貴様!」 

アムロ「……シャア、お前、まさか!」 

シャア「とっくに石など尽きている! 私を舐めてもらっては困るな!」

452: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:22:19.18 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

シャア「……」 

アムロ「すまないな、シャア」 

シャア「……」 

アムロ「SSRは伊達じゃない!」 

シャア「……」 

アムロ「シャア、何か言ったらどうだ」 

シャア「アムロ、お前とは二度と遊ばん!」 

アムロ「待て、シャア!」 

シャア「また来る!」 

ガチャッ…バタンッ!

453: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:26:25.81 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

シャア「ハマーン、お前に頼みがある」 

ハマーン「どうした、金なら貸さんぞ」 

シャア「そんな事を言っているのではない!」 

ハマーン「ほう? ならば、何を言うつもりだ」 

シャア「ハマーンよ、みりあちゃんを引いて喜ぶ私を見たくないか?」 

ハマーン「……何っ?」 

シャア「お前の力さえあれば、それが見られるかもしれん」 

ハマーン「……」

454: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:28:49.66 ID:z5DhT6Fio
ハマーン「フン、戯言を!」 

シャア「戯言などではないさ。私は、大喜びするだろう」 

ハマーン「……詳しく聞かせてもらおうか」 

シャア「良いだろう」 

ハマーン「……」 

シャア「みりあちゃんは、私の母になってくれるかもしれん」 

ハマーン「聞かなかったことにしてやる」 

シャア「いいや、聞いてもらう!」 

ハマーン「……」

455: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:32:41.57 ID:z5DhT6Fio
シャア「みりあちゃんは、素晴らしい女性だ」 

ハマーン「もういい、やめろ!」 

シャア「今回のガチャ、私としては回す以外の選択肢は無い」 

ハマーン「シャア! やめろと言っている!」 

シャア「だが、回せん! 回せんのだ!」ツーッ… 

ハマーン「涙だと……?」 

シャア「そこで! お前が私に力を貸してくれたらどうなる!」 

ハマーン「成る程……確かに、とても喜ぶだろうな」 

シャア「その通りだ、ハマーン!」

456: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:37:10.94 ID:z5DhT6Fio
ハマーン「しかし、お前はどう喜ぶ?」 

シャア「どう、とは?」 

ハマーン「まさか、感謝の言葉を述べるだけではあるまい?」 

シャア「この私、シャア・アズナブルを侮ってもらっては困るな」 

ハマーン「面白い。お前は、私に何と言うつもりだ?」 

シャア「そうだな。ちゅきちゅき大ちゅきハマーンとでも言うだろう」 

ハマーン「……聞こえなかったな」 

シャア「ちゅきちゅき大ちゅきハマーン、だ」 

ハマーン「……声が小さいな、シャア」

457: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:41:28.74 ID:z5DhT6Fio
シャア「ええい! 何度言わせれば気が済む!」 

ハマーン「シャア、それが人に物を頼む態度か?」 

シャア「ちゅきちゅき大ちゅきハマーン!」 

ハマーン「……」スッ 

シャア「! この金額は!」 

ハマーン「くれてやる」 

シャア「ハマーン……お前という奴は……!」 

ハマーン「引けると良いな、シャア」 

シャア「ああ、感謝する!」

458: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:45:42.02 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

シャア「ハマーン、お前に頼みがある」 

ハマーン「もう戻ったか、シャア。カードは買ってきたのか?」 

シャア「ハマーンよ、みりあちゃんを引いて喜ぶ私を見たくないか?」 

ハマーン「シャア、貴様……!?」 

シャア「当たらなければ、どうということはない」 

ハマーン「ここで一緒に回す約束だったろう!」 

シャア「そうそう我慢出来るものではない」 

ハマーン「……!」

459: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:50:31.42 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

シャア「ハマーンめ、結局貸してくれるならすぐに貸せば良いものを」 

カミーユ「クワトロ大尉じゃないですか」 

シャア「! カミーユか」 

カミーユ「また課金ですか?」 

シャア「カミーユ、お前にも私の気持ちがわかるはずだ」 

カミーユ「すみません、大尉」スッ 

シャア「……! 千枝ちゃんだと!?」 

カミーユ「ええ、無料で何気なく回したら、来てくれましたよ」 

シャア「……!」

460: 名無しさん 2018/03/04(日) 00:56:22.51 ID:z5DhT6Fio
シャア「フッ……カミーユ、私の狙いはみりあちゃんだ」 

カミーユ「そうだったんですね」 

シャア「ああ、そうだ。だから、羨ましくなどないさ」ツーッ… 

カミーユ「へえ」 

シャア「おめでとう、カミーユ」ポロポロッ 

カミーユ「ありがとうございます」 

シャア「それでは、私はカードを調達せねばならんので、ここで失礼する」 

カミーユ「大尉、引き際も肝心ですよ」 

シャア「最早引けんさ。引き返せない所まで来ている」

461: 名無しさん 2018/03/04(日) 01:00:39.53 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

シャア「ハマーン、カードを買ってきたぞ」 

ハマーン「よく回さずに戻ってこれたものだな、シャア」 

シャア「私とて、二度目は無いとわかっている」 

ハマーン「カードを読み込め。回す所を見ていてやる」 

シャア「ハマーン。夕食の後ではどうだ?」 

ハマーン「駄目だな。気になって、口からポロポロこぼすだろう」 

シャア「では、お風呂の後はどうだ!」 

ハマーン「タイミングを変えても、結果は変わらんぞ、シャア」 

シャア「……」

462: 名無しさん 2018/03/04(日) 01:07:46.67 ID:z5DhT6Fio
  ・  ・  ・ 

アムロ「それで? 結局みりあちゃんは出たのか?」 

シャア「アムロ、今それを聞くのはやめてもらおうか」 

アムロ「残念だったな」 

シャア「所詮はハマーンから貰った金、痛くはない」 

アムロ「もっとおだてて、上限まで回すのはどうだ」 

シャア「!」ピキーン 

シャア「アムロ! 何故、それをもっと早く言わん!」 

アムロ「シャア、お前、まさか!」 

シャア「ええい! ボロクソにけなして出てきてしまった!」

463: 名無しさん 2018/03/04(日) 01:19:59.38 ID:z5DhT6Fio
アムロ「何てことをするんだ、お前ってやつは!」 

シャア「アムロ、一緒にハマーンの所へ来てくれ!」 

アムロ「お前と心中する気はない!」 

シャア「ならば、かなd……エマ中尉の所に!」 

アムロ「シャア」 

シャア「……フッ、どうやらここまでのようだな」 

アムロ「シャア、課金はもうやめろ」 

アムロ「!」ピキーン 

アムロ「シャア、お前……!?」 

シャア「この私、シャア・アズナブルがガチャを回そうと言うのだ、邪魔をするな!」 


シャア「ナナイに借りに、出る!」 



おわり