439: 名無しさん 2014/03/17(月) 16:10:59 ID:ivvKeuyQ
ーーー数十分後 司令室ーーー

ミョウコウ「…デデデ、入るぞ」

ハグロ「さっきはごめん…」

デデデ「いやいや…良く来てくれたZOY、して…さっきの音は?」

雷「えっとね…突然この子が落ちて来て…」スッ

デデデ「何ZOYこれは?」

エスカルゴン「んー…見た事の無いタイプでGESな」

ミョウコウ「霧のデータベースにもコイツの情報は全くない…完全な新種だと私は考えている」

ヲ級「……」ジー

雷「?どうしたの?」

ヲ級「…ううん…何だか見た事が有る様な気がしたけど…」

デデデ「心当たりが有るのかZOY?」



引用元: ・醜き陛下とカタツムリ その2

440: 名無しさん 2014/03/17(月) 16:41:40 ID:ivvKeuyQ
???「ん…」

尻尾「グル…?」

雷「あ!起きたわ!」

暁「…その尻尾みたいなのって唸るのね…」

???「……」ムクッ

響「あの…君は…?」

レ級「ボクの名前…?確か…『戦艦レ級』…だよ?」

エスカルゴン「聞いた事の無い名前でGESなあ」

レ級「それで…こいつの名前は『ラトニー』だよ、可愛いでしょー?」

暁「え…??ま、まあそうかもね…??」

ラトニー「…グォォォォォォォ!!!!!」

暁「きゃっ!?」

レ級「こ、こら!人の前で吠えちゃダメだって言ってるだろ!?」

ラトニー「…クゥーン…」シュン

441: 名無しさん 2014/03/17(月) 16:51:35 ID:ivvKeuyQ
雷「何か…犬みたいね…その尻尾…」

レ級「…この尻尾、結構凶暴でさ…コイツは近づいた物全部壊しちゃったんだ…」

エスカルゴン「うわぁ…見かけに寄らず厄介でGESな…」

レ級「何でそれがボクのお尻にくっ付いてるのかは分かんないけど…取り敢えず名前を付けて可愛がってるんだ」

ラトニー「グルル……」

ヲ級「……どうして貴方がここに?しかも浴場の天井から落ちたって…」

レ級「んー…それも分かんない」

ヲ級(……一体どうして…?)

ミョウコウ「…ふむ、貴様…レ級と言ったな…」

レ級「うん」

ミョウコウ「お前は…ここに来る前は何処にいたのか思い出せないか?」

ハグロ「そうだよ…なんかさ、お家みたいなのとかさ」

レ級「ボクは…お家?だったのかなあそこ……何かの部屋に閉じ込められてたんだ」

442: 名無しさん 2014/03/17(月) 17:08:43 ID:ivvKeuyQ
アシガラ「部屋?」

レ級「うん、たまに…そこのヲ級ねーちゃんみたいな…仲間?がいっぱい遊びに来たんだ」

電「ふんふん…」

レ級「最初の内はラトニーが皆食べちゃったけど…途中からボクが出来るだけ皆を襲わない様にと育てたら…余り人を襲わなくなったんだ」

アシガラ「…さらっと恐ろしいことを言ったな…」

ミョウコウ「…その尻尾の凶暴さ故に隔離されていたと言う事か…」

ヲ級「……」

デデデ「ヲーちゃん…何か知っているのかZOY?」

ヲ級「…この子は確か…ううん、何でもない」

エスカルゴン「え?」

ヲ級「それより…これからどうするの?」

レ級「んー…どうしようかな…」

444: 名無しさん 2014/03/17(月) 19:46:02 ID:ivvKeuyQ
雷「…暫くここに居たら?」

レ級「良いの?」

暁「良いわよ!私達と一緒に遊んだりしましょ!」

響「君の事ももっと知りたいし…」

レ級「…良いよ!良かったねラトニー!ここに居ていいって!」

ラトニー「グルル、グルル…」

暁「今のは…唸り声と言うよりかは…猫のゴロゴロ音?」

電「不思議な…生き物?なのです」

デデデ「遊ぶのも良いが…今日はもう早い、早く寝るZOY」

ミョウコウ「そうだった…もうこんな時間である事を忘れていたぞ」

暁「じゃあじゃあ!今日はレ級と一緒に寝るわ!」

雷「良いわね!レ級もそれでい?」

レ級「良いよ!ラトニーには寝てる間に襲わないでって言っておくから!」

445: 名無しさん 2014/03/17(月) 19:52:03 ID:ivvKeuyQ
ハグロ「じゃ…そう言う事で?」

ナチ「睡眠を取りますか…」

響「皆…お休み、良い夢を見てね」

デデデ「今日もお疲れさまだZOY」

ーーーその夜ーーー

響「すー…すー…」zzz

電「むにゃむにゃ…むにゃ…のです…」

暁「…うぅ、まだ冷えるわね…?」

レ級「…」スタスタ

暁「ねえ…何処行くのよ?もう寝る時間よ?」

レ級「大丈夫…分かってる、少し風に当たりに行くだけだから」

暁「私も着いて行くわよ…?」

レ級「ありがとう、でも…大丈夫だから」

暁「ホントに…?気を付けてね…?」

レ級「…ん」

446: 名無しさん 2014/03/17(月) 20:12:24 ID:ivvKeuyQ
ーーー停泊所ーーー

ヲ級(あの子は…計画だけ聞かされたから詳しい内容はよく分からなかったけど…まさか…)

レ級「あれ?ヲ級ねーちゃんも涼みに来たの?」

ヲ級「…そんな所」

レ級「そっか…」

停泊所に赴いたレ級はヲ級を見つけ、一人ではない事に安堵しながら地面に腰を掛ける。

レ級「…ねえ、どうしてここに居るの?」

ヲ級「…ここの提督に連れてかれた、それでそのままここに居る」

レ級「ふーん…」

ヲ級「…貴方は何故ここに?」

レ級「分かんない、お母さんに初めて外に連れて行ってくれるって言われて…それからは…」

ヲ級「……そう」

レ級「お母さん今どうしてるかな…会いたいよ…お母さん…」

ヲ級「…」

447: 名無しさん 2014/03/17(月) 21:07:39 ID:ivvKeuyQ
ーーー翌日ーーー
デデデ「…鼾はガ行が似合うZOY…」zzz

コンコン

「入って宜しいでしょうか?」

デデデ「ん…?誰ZOY?」

ガチャッ

大和「遅刻して大変申し訳有りません…私が大本営から使わされた艦娘、『大和』です」

デデデ「大本営…艦娘…?ああ…そんなのも送って来るとか言っていたZOY…」

大和「それと…これを」ゴロッ

三式弾×4

デデデ「これは!」

大和「アイアンボトム・サウンドに飛行場姫と呼ばれる個体が居ます、それに有功打を与える事の出来る兵器です」

デデデ「奴に挑む際はこれを金剛達に付けよと…分かったZOY」

大和「僭越ながら私も提督の戦いに参加させていただきますね」

デデデ「頼むZOY、お前が居れば百人力だZOY!」

旧日本帝国海軍超弩級戦艦『大和』が仲間になった!

448: 名無しさん 2014/03/17(月) 22:53:06 ID:ivvKeuyQ
ガチャッ
長門「提督、大和が来ているのか?」

デデデ「ああ、大本営から使わされて来たらしいZOY」

大和「宜しくお願いしますね」

長門「大和とともに作戦か…胸が熱いな」

大和「提督、今日はどうしましょう?」

デデデ「えーと今日は…昼にサンタクロース諸島海域に突入するZOY」

長門「そこを突破した後は…いよいよか」

デデデ「ああ……『アイアンボトム・サウンド』へと突入する」

長門「長かったな…」

デデデ「思えば右も左も分からずにエスカルゴン達に色々教えられていたのが懐かしいZOY」

大和「そうだったんですね…ここまでお疲れさまでした」

デデデ「いやいや…まだこれからだZOY」

長門「ああ、敵の大将を取らない事には終わらないからな…」

デデデ「…では、各自作戦開始時刻まで待つZOY」

大和「了解…」

449: 名無しさん 2014/03/17(月) 23:49:24 ID:ivvKeuyQ
ーーー午後12時ーーー

デデデ「…準備はできたかZOY?」

長門「ああ、完璧だ」

赤城「必ずや…海域を突破してみせます!」

大和「この大和の力…ご覧に入れましょう」

ハグロ「ローアだっけ?あの船のクルーはアタシ達がやるよ」

ナチ「私達も戦いに参加します…お力になれるかどうかは不安ですが…宜しくお願いします」

デデデ「良いだろう…では…出撃だZOY!!」

ーーーサンタクロース諸島海域ーーー
WORLD E-3 Santa Claus Islands waters
第一デデデ海軍艦隊
旗艦:ローア
イ401
長門
陸奥
大和
赤城

ローアの乗組員
船長:マホロア 副船長:ミョウコウ 通信担当:間宮 火器管制:アシガラ 
作戦参謀:ナチ 主砲:マルク レーダー員:ハグロ 隠し玉:カービィ

450: 名無しさん 2014/03/18(火) 00:09:19 ID:4Xco/CiY
イ401の乗組員
艦長:千早群像 メンタルモデル:イオナ キリシマ ヒュウガ タカオ
火器管制:橿原杏平 ソナー手:八月一日静 機関調整・メカニック:四月一日いおり
データ解析・アドバイザー:織部僧 その他:刑部蒔絵


デデデ「さて…ここを突破し、敵の本拠地へと突入するZOY!」

長門「おーっ!」

陸奥「頑張ってみせるわよ!」

エスカルゴン「ではー…久しぶりに方角探知機をプッシュっ!」ポチッ!

方角探知機(SE)

大和「ええと…南東ですね?」

デデデ「よし!そこに進むZOY!」

452: 名無しさん 2014/03/18(火) 02:16:02 ID:4Xco/CiY
ーーーーーー

リ級(elite)「あー…やる気が出ない…」

ヘ級(elite)「ソンナンジャ駄目ッスヨ、幾ラアンナ事ガアッタト言ッテモヤル気ハ出サナキャ」

リ級「そんな事言われたって…ようやく一緒に外に出かけようって時に連れ去られたのよ?もう何の為に生きれば良いのよ」

ヌ級(elite)「これ以上ねぇ程落ち込んでるだな…」

ロ級(flagship)「…アア」


長門「…敵影確認、重巡と軽巡、軽空母、駆逐がそれぞれ1隻ずつ居るな」

赤城「んー…大半は艦載機の爆撃で落せますかね…?」

陸奥「相手に軽空母も居るから油断は出来ないわね…」

大和「敵の艦載機は此方で対処します、存分に艦載機を放って下さい」

赤城「分かりました、では…行きます!」

航空戦、開始!

455: 名無しさん 2014/03/18(火) 10:17:29 ID:4Xco/CiY
赤城「一航戦、出ます!」ビシュッ!!

ヌ級「おらの艦載機、目に物を見るだ!」ベシュッ!!

ゴォォォォォォォ……

ドドドド!ドドドドド!!

陸奥「くっ…向こうも数が多いわね…!」ドォン!!

長門「そろそろ一筋縄では行かなくなって来たか…!」ドドドドッ!

大和「ですが…諦める訳には行きません!」ドドッ!!

ドガァァァァァァァン!!!!

リ級「おう」中破!

赤城「っ…!」小破!

陸奥「うーん…微妙ね…」

イオナ『でも…相手は中破している、こっちの勝機はある』

長門「そうだな…行くぞ!!」

456: 名無しさん 2014/03/18(火) 12:52:17 ID:4Xco/CiY
砲雷撃戦、開始!

長門「悪いな…お前から落させてもらうぞっ!」ドォンッ!!!

リ級「よ」グンニャリ

陸奥「あ…!?」

デデデ「何をやっているZOY!!」

長門(く…まさかあの様なやる気の無い動きで弾を避けるとは…)

リ級「それ」フルン

大和「っ!」ドガッ!!

陸奥「大丈夫!?」

大和「…大丈夫です、少し驚いただけです」

イオナ『でも…艤装で思い切り殴られてた』

大和「これしきの事は超弩級戦艦なら耐えられます!」

リ級「げー…まじー?」グデーン

457: 名無しさん 2014/03/18(火) 14:17:20 ID:4Xco/CiY
陸奥「私の一撃を喰らいなさいっ!」ドォンッ!!

ドガァァァァン!!!

ヘ級「ゴ、ガアアアアア……!」撃沈!

リ級「あー…沈んじゃったー」

大和「…随分と薄い反応ですね?」

リ級「ああうん、何かどーでもいー」グデーン

ヌ級「しっかりするべ!オメェが守らんで誰が南方棲鬼様と装甲空母鬼様を守る!」

リ級「アンタ」

ヌ級「…やる気無いのは分かる、だけんど…こんな時こそ気張って行くのが兵士ってもんだろ!?」

リ級「はいはいそうですねー」


赤城「な、何だか彼方の様子が変ですよ?」

長門「喧嘩をしているのか?」

大和「と言うよりかは…叱咤?」

陸奥「一体何があってあんなにやる気がなくなったのかしら?」

458: 名無しさん 2014/03/18(火) 14:50:36 ID:4Xco/CiY
イオナ『…何れにしても、戦わずに進めるかもしれない』

長門「どうする?喧嘩している間に通ってしまうか?」

大和「提督、どうしますか?」

デデデ「んー…弾薬と燃料を消費するのは避けたいな…うむ、ここは通ってしまうZOY」

赤城「分かりました、では進んでしまいましょう」

エスカルゴン「では行くでGESよー!」

ザザァ……

ヌ級「そんなんだから駄目であって…あ!そうこう話している間に逃げられただよ!」

リ級「さいでっかー」ダラダラ

ヌ級「…この海域が突破されたらオメェの所為だよ」

リ級「私があの艦隊相手にやる気出してもみんなやられて終わりだったじゃん」

ヌ級「う…まあそうかもしれねえが…!」

ロ級「……」ゴボボボボ……


459: 名無しさん 2014/03/18(火) 15:35:27 ID:4Xco/CiY
ーーーーーー

マホロア「ここにも敵は居ないカ?」

ハグロ「ん、特に反応はないよー」

ミョウコウ「奇襲される可能性もあるかもしれん、油断するなよ」

アシガラ「あいあーい、キャプテーン!」ビシッ!

マホロア「キャプテンはボクダヨォ」


ザバァッ!!

長門「うわッ!?」

大和「奇襲とは…!」

ミョウコウ「…やはりどうしても通す訳には行かなさそうだな」

ロ級「…」ゴゴゴゴゴ……

ル級(elite)「…」ゴゴゴゴゴ……

ホ級(flagship)「…」ゴゴゴゴゴ……

460: 名無しさん 2014/03/18(火) 16:30:45 ID:4Xco/CiY
陸奥「な、何だかさっきとは打って変わってピリピリしてるような…?」

長門「本拠地に近づいている証拠だろう」

赤城(本当に…只それだけなのでしょうか…?)

大和「しかもさっきの駆逐艦も居る…追いかけて来たみたいですね」

ミョウコウ「やはりここは…真っ正面からぶつかるか」

アシガラ「いよっ!待ってました!」

デデデ「では…奴らを駆逐するZOY!!」

砲雷撃戦、開始!

大和「私の砲撃…受けて見なさい!」ドォン!!

ル級「…っち」小破!

長門「何だか固いぞ?」

大和「あら…?」

赤城「敵も鍛錬を積んでいると言う事ですね…!」

461: 名無しさん 2014/03/18(火) 17:36:26 ID:4Xco/CiY
ロ級「…!」バン!!ババン!!

ギュンッ!!

長門「うわっ!?」

陸奥「長門姉!大丈夫!?」

長門「大丈夫だ…少し頬を掠めたがな」

赤城「こうなったら…少しばかり…本気を出させてもらいますっ!」ビシュッ!!

ゴォォォォォォォ……

ル級「…撃ち落とす!」ドドッ!!

ドゴォンドゴォン!!

赤城「くっ…!」

大和「対空体制が厳しいですね…!」

462: 名無しさん 2014/03/18(火) 20:28:13 ID:4Xco/CiY
ホ級「…!」ドドン!!

陸奥「っ!ようやく本気出して来たのね?」小破!

長門「…深海棲艦に一体何があった?」

赤城「分かりません…」

大和「まあ…そんな事を気にしていても始まりません、とにかく本拠地まで進まなくちゃ」

ミョウコウ「そうだな…アシガラ!敵戦艦に魔法弾を放て、一撃で落せ!」

アシガラ「了解!発射!!」ピピッ!

ギュォン…バシュッ!!

ドゴォォォォォォォォン!!!

ル級「く…」撃沈!

アシガラ「どうだっ!!」

間宮「うーん…やっぱり強すぎますね…」

ハグロ「こんなんで良いのかな…」

ミョウコウ「これ位しないと突破出来ないと言う事だろう」

463: 名無しさん 2014/03/18(火) 22:04:52 ID:4Xco/CiY
ガリッ!!

ミョウコウ「ん!?何の音だ!?」

ナチ「…駆逐ロ級にローアの船体を齧られてます」

マホロア「同じロから始まる名前なのにこっちが強いから嫉妬しちゃったんダネェ…」

ハグロ「ってそれヤバいじゃん!どうすんの!」

ミョウコウ「大丈夫だ、この船が食い破られる事は無い。寧ろ他の奴にとって絶好のカモだ」


陸奥「それっ!」ドォン!!

ロ級「ガ…」撃沈!

ミョウコウ「な?」

ハグロ「な?じゃないよ、もしこいつが最上位の奴だったらどうすんの?」

ミョウコウ「知らんな」

ハグロ「…何時からそんな無責任になったのさ」

464: 名無しさん 2014/03/18(火) 22:56:19 ID:4Xco/CiY
ホ級「……」

大和「どうします?逃げるなら今の内ですよ?」

ホ級「…」クルッ

赤城「あ、あらら?」

ザザァ…

大和「本当に去っていった…?」

長門「さっきから一体何なんだ…?奇妙な事ばかり起きる」

ハグロ「…訳が分からないよ」


イオナ『みんな、もう終わった?』

杏平『いい戦いだったぜー』


ミョウコウ「あいつら…出番が無かったのを良い事に悠々と観戦しおって…!」

ナチ「後で怖い画像データでも送っておきますか」

ハグロ「そうだそうだ、社会的にも怖い奴送ろうよ!」

マホロア「…君タチ結構酷いネェ」

465: 名無しさん 2014/03/18(火) 23:41:34 ID:4Xco/CiY
ーーー敵機動部隊主力群ーーー

装甲空母鬼「何何…?デデデ海軍がこっちに向かっているですって?」

南方棲鬼「そうよ、それももう近くに来てるって」

装甲空母鬼「ふーん……」

南方棲鬼「こっちとしちゃ、今奴らには付き合いたく無いわね…私たちだって色々忙しいのに」

装甲空母鬼「そーよねぇ…あの子を探してるのに…こんなんじゃ捜索もままならないじゃない」

タ級(elite)「ねー」

リ級(elite)「何なんだろうね…いっつも人の邪魔ばかりしてさ」

ピコーン

ハグロ「んー…敵影確認、鬼クラスが2隻、戦艦と重巡のエリートが1隻だってさー」

マホロア「『鬼』カァ…相見えるのは初めてダネェ」

カービィ「ぽーよ」

ミョウコウ「十分に注意が必要だな」

466: 名無しさん 2014/03/19(水) 00:53:37 ID:4m6pc9es
長門「…どうする?航空戦で落とすか?」

大和「…ですね、鬼は落とせなくても…通常の個体は落としておきたいですからね」

陸奥「じゃあ…早速やってもらえる?」

赤城「了解です!」ビシュッ!!

ゴォォォォォ……

装甲空母鬼「ん…ほれ」ヴンッ!

南方棲鬼「…もう来たの?早いわね…」

装甲空母鬼「まあ、せっかちな人達だから…」

ゴォォォォォ……

長門「あ、相手も艦載機を出してきた!?」

大和「対空体制を!」ジャコッ!

陸奥「了解っ!」ジャコッ!

467: 名無しさん 2014/03/19(水) 01:21:32 ID:4m6pc9es
ドドドォォォォォォン!!!!

赤城「…!」

長門「相手も中々やるな…!」小破!

陸奥「これは少し骨が折れるわね?」小破!

大和「本気を出して行かないとですね…!」


装甲空母鬼「…はぁ、しつこいねぇ」

南方棲鬼「人間はそういう人を嫌うらしいけど…分かるわ」

リ級「ま、そーゆーウザい蚊は潰すだけ…行くよ」小破!

タ級「特訓の成果を見せてやるんだから!」

砲雷撃戦、開始!

468: 名無しさん 2014/03/19(水) 02:26:33 ID:4m6pc9es
イオナ「…私たちの出番が来た、行かなきゃ」

杏平「よっ!待ってました!」

キリシマ「…ん!?ね、寝てないぞ!?」

ヒュウガ「説得力無いわねー…しゃんとしなさい?」

群像「では…俺達も行くぞ!」

タカオ「はいっ!」

イオナ「杏平、3番から5番の発射管に魚雷を装填して」

杏平「了解!」ピッピッ

ガゴン……


装甲空母鬼「南方ちゃん、こっから私は戦ってるから貴方は接近戦頼んだわよ?」

南方棲鬼「了解!コンゴウの目的の邪魔はさせないよ!」ダッ!


長門「…!鬼1隻が接近してきたぞ!」

大和「なんとか迎撃を!」

469: 名無しさん 2014/03/19(水) 12:06:04 ID:4m6pc9es
ドォン!!ドドォォン!!

南方棲鬼「当たらない当たらない!」

ミョウコウ「素早いな…!アシガラ!撃ち落とせ!」

アシガラ「おっし!うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃっ!!!」ピピピピピピピピピピピッ!!!

ハグロ「ちょ、押し過ぎ!?」

ローアから大量の魔法弾が雨の様に南方棲鬼に向かう。

長門「…幾らなんでもアレは…」

陸奥「ちょっと出し過ぎよね…」


南方棲鬼「…避ければ良いだけの事っ!」

右に旋回して弾を躱す南方棲鬼。
しかし、魔法弾はそのまま虚空へと飛ばずに彼女を追尾する。

南方棲鬼「ちょ、追尾式!?」

これでは流石に避けきれない…そんな状況の中、彼女は奥の手を使う。

470: 名無しさん 2014/03/19(水) 14:03:58 ID:4m6pc9es
南方棲鬼「ざぶんっ!」ザブンッ!

水中に潜る事で、魔法弾の脅威から逃れられると考えた南方棲鬼は一旦潜水する。

長門「す、水中に潜った!?」

陸奥「潜水艦でも無いのに卑怯よー!」


しかし、水中にいるイ401のクルーがそれを見逃すはずが無く…

群像「…今だ!装填した魚雷を発射しろ!」

杏平「任せろっ!」ピッ!

ボシュッ!!!

ゴボボボボボ……

潜水した南方棲鬼に向け、魚雷を多数発射したのである

南方棲鬼「ごぼぼ…(ここなら安心かな…ん!?)」

471: 名無しさん 2014/03/19(水) 15:11:47 ID:4m6pc9es
魚雷は南方棲鬼に狙いを付け、凄まじい速度で接近する。

南方棲鬼「ごぼぉ!?(嘘ぉ!?)」

急いで浮上する南方棲鬼、だが…

ゴオォォォォォッ!!!

南方棲鬼「えー…?」

なんとか水面に顔を出すと、追尾していた魔法弾がこちらに向かってきた。

南方棲鬼「ふ…踏んだり蹴ったりじゃなぁぁぁぁぁいっ!!」

その理不尽な状況に対しての慟哭は、魚雷と魔法弾が命中した音に掻き消される。

マホロア「アー…あれじゃあ耐えられる筈が無いネェ…」

ミョウコウ「…鬼があっさりやられて良いのだろうか…?」

長門「何れにせよ、厄介な敵を落とせた…これで戦いが有利に…」


「あーいたたたた……ちょっと乱暴すぎないかしら?」

大和「!?」

472: 名無しさん 2014/03/19(水) 20:50:41 ID:4m6pc9es
南方棲戦鬼「まさかこんなに早く『もう一段階の姿』を使う事になるなんてね…貴方達、ツイてるわよー?」

長門「す、姿が変わった!?」

陸奥「…この場で変身するなんてね…!」

南方棲戦鬼「さっきの手荒い歓迎のお礼をしなくちゃね…!」ゴゴゴゴゴ……

装甲空母鬼「ええ、こうなったらもう撃退では済まさないわよ」

タ級「ふっふっふ…私たちは飽くまでもハンデ!!」

リ級「南方棲鬼…いや、南方棲戦鬼様の面汚しだ!!」

ハグロ『そこまで自分を卑下しなくても…』

タ級「ふっふっふ…私たちも負けちゃいないよ!」

リ級「今の私なら南方棲戦鬼様を動かす事無く貴方達を蹴散らせるわよ!」

ハグロ『ごめん、やっぱウザい』

陸奥「見事過ぎる手の平返しね…」

473: 名無しさん 2014/03/19(水) 22:28:24 ID:4m6pc9es
南方棲戦鬼「という訳で…本物の砲撃を受けてみなさいっ!」ドォン!!

赤城「!!」

ドガァァァァァァァン!!!!

赤城「う…」大破!

長門「赤城っ!!」

ハグロ『えぇー!?一撃で大破ぁ!?強すぎでしょあいつ!?』

タ級「どうだ!これぞ南方棲戦鬼様の力!」

リ級「あんたらが敵う訳無いの!」

長門「黙れっ!!」ドォン!!

リ級「ぶへぇーーーーっ!!!」大破!

タ級「ちょ!?酷いよー!」

長門「ふん、お前達に比べればマシだ…!」

474: 名無しさん 2014/03/20(木) 04:26:02 ID:m6Ppm2kI
装甲空母鬼「まあ良いや…沈みなさい?」ヴンッ!!

ゴォォォォォォォ……

ハグロ「まーた艦載機ぃ…?」

ナチ「…ここは彼に頼みましょう、彼の力ならきっとあの数も…」

ミョウコウ「そうだな…間宮、彼に通達を」

間宮「了解です!」ピピッ


マルク「…よーやくボクの出番なのサ?」

間宮『はい!あの数を落とせるのはマルク君しか居ないの、お願い!』

マルク「お願い?愚問だねぇ…」


マルク「言われずとも…薙ぎ払うに決まってんだろっ!!」ゴバァァァァァッ!!
*
マルクは力を溜め、光線として一気に放出して艦載機を薙ぎ払う。

装甲空母鬼「むー…あれじゃあちょっと私の強みが出せないわねー」

タ級「ていうか…どこから発射してんだろ?」

475: 名無しさん 2014/03/20(木) 08:16:34 ID:m6Ppm2kI
大和「隙ありっ!」ドォン!!

ドガァァァァァァァン!!!!

南方棲戦鬼「っ…やっぱり大和型の一撃は少し堪えるわね…」小破!

陸奥「全然効いていない…!?」

長門「装甲も頑丈という事か…!」

タ級「そういう事!貴方達みたいに火力と装甲でゴリ押ししてみたんだよっ!」

大和「…くっ!」

タ級「てなわけで…さいならっ!」ドォン!!

陸奥「!!」

長門「危ないっ!!」

ドガァァァァン!!!

陸奥「…」中破!

タ級「いえいっ!」vv

476: 名無しさん 2014/03/20(木) 15:42:50 ID:m6Ppm2kI
長門「くっ…!」ドォン!!

ドガァァァァァァァァァン!!!!

タ級「きゃんっ!痛くしないでよー!?」中破!

南方棲戦鬼「仕返しするわよっ!!」ドドォン!!!

ドガァァァァァァン!!!!

長門「ぐっ…!」中破!


ドバァァァァァァァァン!!!!

南方棲戦鬼「!?」

装甲空母鬼「あらら…」大破!

南方棲戦鬼「ちょ、どういう事よ!?」


イオナ「…よし、敵の近接担当が気をとられている隙に装甲空母を落とす…群像、作戦は上手く行った」

群像「ふう…これで実質的な戦力は彼女一人となったな」

タカオ「後は…あの厄介な敵相手にどうやって戦おうかという事よね」

477: 名無しさん 2014/03/20(木) 16:11:37 ID:m6Ppm2kI
織部「でしたら、水中に狩り出して強力な振動で攻撃するというのはどうでしょう?」

キリシマ「それは…有効な作戦なのか?」

群像「やってみる価値はあるだろう…静、ローアにこの案を提出してくれ」

静「了解です」ピピ……


ピピピ……

間宮「?401のクルーからの通達です…」

マホロア「何カナ?」

間宮「えーと…さっきみたいに魔法弾で敵を水中に移動させ、強力な振動で打撃を与えるという物ですが…」

マホロア「さっきの様ナ魔法弾じゃ考え見透かされて躱されるに決まってるヨォ」

間宮「では…どうしたら…」

マホロア「…あのネェ、人間はネェ…なんか違う攻撃出せば同じ戦法じゃないって思ッチャウタイプなんダヨォ」

間宮「えっと…つまりどういう事ですか?」

478: 名無しさん 2014/03/20(木) 16:46:02 ID:m6Ppm2kI
マホロア「ニブい!果てしなくニブい!こういう時こそキミのマイボーイフレンドの出番デショ!?」

間宮「えぇぇ?だ、大丈夫なんですか!?」

マホロア「大丈夫!ボクを信じテ!」

間宮「はぁ…では通達します…」ピピピ……



ピピピ……

群像「何と言っている?」

静「ええと…『水中に狩り出すのにはウチの主砲を使う』と…」

ヒュウガ「主砲ぉ?あの船に主砲なんてあったかしら?」

キリシマ「それに相当する威力の技を持つ者の事だろう?」

イオナ「…群像、どうする?」

群像「…それで行こう、作戦に賛同すると伝えてくれ」

静「了解です!」ピピピ……

479: 名無しさん 2014/03/20(木) 17:49:38 ID:m6Ppm2kI
ピピピピ……

間宮「…OKだそうです」

マホロア「お、だったらマルクにはもう一仕事やってもらおうカナ…クッククク……!」

ハグロ(目が怖い…)


南方棲戦鬼「さーてと…そろそろ貴方も落とさなきゃね…?」

大和「くっ…」

南方棲戦鬼「じゃ…さよなら、大和」キュィィィィィ……

南方棲戦鬼が大砲に力を溜め、大和を沈めんと発射しようとした……


しかし、その姿勢は一筋の光で妨げられる。

大和「っ!?」

南方棲戦鬼「ちっ…良い所だったのに…!」ザブンッ!!

彼女は沈められる危険性を感じ、一旦水中に逃げ込む。

マホロア「クックック……まんまと掛かっちゃったネェ……お・バ・カ・さ・ん?」

ハグロ(凄くイラッと来たのはなんでだろ…)イラッ

480: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:11:28 ID:m6Ppm2kI
南方棲戦鬼「ごぼぼぼ!!!ごぼぼぼぼぼっ!!(ムッカつく~~!!!どうして何時も邪魔してくるのよあいつらは~~!!!)」プンスカ

今まで散々作戦を邪魔され続け、今も自らの行動を邪魔された南方棲戦鬼は怒りに狂っていた。

南方棲戦鬼「がぼぼぶ…!ごぼぼぼぼ!(こうなったら…!討伐するのは諦めたわ!)」ゴボボボ……

水面下から大和に向かって泳ぐ南方棲戦鬼、次第に近づいて行くにつれ、彼女は大和に手を伸ばす。

南方棲戦鬼「ごぼぼぼ…!ごぼぼ、ごぼぼぼぼっ!(このまま中に引きずり込んで…そのまま連れ去ってやる!!)」

彼女は最早任務など考える事ができない、ただただ大和を水底に連れ去り、嬲り殺しにしたくて堪らなかった。
憎悪にまみれた手で大和を捕獲し、引きずり込もうとしたが…


ズ ゴ オ オ オ オ オ オ オ ン ン……

南方棲戦鬼「んぐっ……!?」大破!

海中にとてつもない衝撃が走り、彼女に大打撃が刻まれる。

南方棲戦鬼(なんで…なんで…くそ……)

無念の思いだけが残りながら、彼女の意識は薄れていく…

482: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:28:15 ID:m6Ppm2kI

ザバァッ!!

装甲空母鬼「南方ちゃん!!しっかりっ!!」

南方棲戦鬼「…ぐ…」

彼女は海の底に沈む前にすぐに装甲空母鬼に引き上げられた。
しかし、強い衝撃によるショックの所為かとても戦えるような状態ではない。

装甲空母鬼「…許さない…絶対に許さんぞ…!!」ゴゴゴゴゴ……

大和「…!」

装甲空母鬼の憎悪に満ちた表情に驚く大和だが、彼女はその顔を大和には向けていない。
ただただ南方棲戦鬼を水中に狩り出した元凶を睨み据えている。

タ級「装母さん!ここは逃げよう!」

リ級「今あいつらに立ち向かっても撃沈されるだけだって!」

装甲空母鬼「……艦娘共、この恨みは必ず晴らすわよ」

タ級達に止められ、仕方なく撤退する装甲空母鬼。
去り際に大和達に対し、復讐宣言を行う。

484: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:35:15 ID:m6Ppm2kI
ザザァ……

大和「…撤退して行きます…」

長門「…強かったな…」

陸奥「……ええ、強かった」

デデデ『お前ら!そういう台詞はすべての戦いが終わったときに言うZOY!!』

エスカルゴン『こんなときに使っちまうなんてもったいない事を!!』

長門「はは、提督達は相変わらずで安心したよ」

陸奥「安心して良いのかしら…?」

デデデ「とにかく、ここはもう制圧した…一旦鎮守府に戻るZOY!」

大和「了解しました」

WORLD E-3 Santa Claus Islands waters
征服完了!!

485: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:43:06 ID:m6Ppm2kI
ーーー横須賀鎮守府ーーー

デデデ「ただいま帰投したZOY!」

レ級「おー!お帰りー!」

ラトニー「グォォ!」

大和「だ、誰ですか!?」

デデデ「昨日ここの風呂に落ちてきた奴だZOY」

レ級「戦艦レ級だよ!んでこの尻尾はペットのラトニーだよ!」

大和「はあ…よ、よろしくです?」

陸奥「よろしくね?」

長門「改めてよろしく頼むぞ」

レ級「うっす!」

486: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:48:58 ID:m6Ppm2kI
エスカルゴン「んで…周りにある傷はどういう事でGESか?」

レ級「これ?」

シュォォォォォォ……

レ級「んー…ちょっとみんなとはしゃいでた」

エスカルゴン「はしゃいだだけでこんなになるか!?もっとマシな言い訳考えろよ!!」

レ級「しょうがないだろ!?途中でラトニーが暴れだすしさあ!」

エスカルゴン「もっと加減て物があるでしょうが!!」

ギャーギャー!


陸奥「…あの子って何なの?」

デデデ「深海棲艦である事は確かだが…それ以上に謎が多いZOY」

マルク「てか、そもそもあの尻尾は何だよ!?」

マホロア「…ボクの予想だと…あの子はキマイラである可能性が…」ブツブツ

陸奥「まっさかぁ、そんな事は無いでしょ」

487: 名無しさん 2014/03/20(木) 18:55:57 ID:m6Ppm2kI
デデデ「まあ良い…傷ついている連中は風呂に入るZOY」

陸奥「ごめんなさいね、お風呂に入らせて貰うわ」

赤城「私も…」スゴスゴ


レ級「捕まえてみろー!この鈍間なカタツムリー!」ベー

エスカルゴン「んだと!?このガキ痛い目に会わせてやる!!」

マルク「落ち着けよ、大人げない」

レ級「ピーエロ!ピーエロ!」

マルク「…今更だけどボクの格好ってピエロなの?」

間宮「いや…私に聞かれても…」


レ級「むぅ…あ!えーと…」

マホロア「…んー?」

488: 名無しさん 2014/03/20(木) 19:00:52 ID:m6Ppm2kI
レ級「えーと…えーと…!」

マホロア「…ア"?」

レ級「」ビクッ

マホロア「…キャハッ!」ペカー

レ級「…!やーいやーい!ぶりっ子ー!ぶりっこー!」

ゴスッ!!

レ級「おうっ…!?」ドサッ…


ハグロ「…アンタ、最っ低…」

マホロア「ボクはボクなりに慈悲を与えたつもりダヨォ」

489: 名無しさん 2014/03/20(木) 20:26:28 ID:m6Ppm2kI
ミョウコウ「デデデ…次はいよいよ『アイアンボトム・サウンド』へと乗り込むのだろう?」

デデデ「そのつもりだZOY」

ミョウコウ「して…それは何時頃に行う?」

デデデ「…10時に行う」

ミョウコウ「なぜ一時間ずらす?」

デデデ「敵の本拠地に近いという事は?敵も強い筈だZOY」

ミョウコウ「……十分に士気を整えてから挑みたいという事か?」

デデデ「その通りだZOY」

ミョウコウ「……分かった、では10時に集合すれば良いな?」

デデデ「頼むZOY、金剛達を招集するのも忘れないように!」

ミョウコウ「了解」

490: 名無しさん 2014/03/20(木) 21:11:47 ID:m6Ppm2kI
長門「おーい…大丈夫か?」

レ級「たたた…」キュ~

ラトニー「クゥゥ……」キュ~

長門(何故攻撃を受けていない尻尾まで気絶している…?)

ーーー数時間後ーーー

デデデ「皆、よく集まってくれたZOY」

金剛(改)「いよいよデスねー…!」

エスカルゴン「ここまで長かったでGESなあ…」

比叡(改)「わ、私…勝利のときの祝辞をあげる時の為に…お料理いっぱい練習したんですよ?」

デデデ「まあ不味かったら要らんZOY」

比叡「大丈夫です!今度こそは!」

霧島「果たして本当に大丈夫なのかしら…?」

夕立「それは…今から行く場所を攻略してからのお楽しみっぽい?」

491: 名無しさん 2014/03/20(木) 21:49:14 ID:m6Ppm2kI
デデデ「では…準備は良いかZOY?」

金剛「ハイ!!」

デデデ「三式弾は?」

榛名「この通り!」ズシッ

デデデ「おやつは?」

霧島「もちろん持って…え?」

デデデ「皿洗いは!?食事は!?洗濯は!?」

夕立「え、えーっと…」

デデデ「炊事は!?建造は!?これを逃したら、海域が楽に攻略出来な…お?お??」

スッカラカラーン……

エスカルゴン「もうみんな行っちまったよ」

デデデ「……」



「そして、誰も居なくなったZO~~Y…!」

ーーーアイアンボトム・サウンドーーー
WORLD E-4 Iron Bottom Sound

492: 名無しさん 2014/03/20(木) 22:10:59 ID:m6Ppm2kI
第一デデデ海軍艦隊
旗艦:ローア
イ401
金剛(改 三式弾装備)
榛名(改 三式弾装備)
霧島(改 三式弾装備)
比叡(改 三式弾装備)
夕立(改二)←今回だけ特別に出撃させてもらった7隻目の艦艇


金剛「ついにやって来たネ!アイアンボトム・サウンド!」

榛名「ここを突破すれば…提督の役目を達成する事ができます!」

霧島「その為にも…私たちで頑張らなくちゃね!」

夕立「おー!」

「おお、お前達も来ていたのか」

夕立「あ!402と400ー!」

402「ここは私たちも陰からサポートする」

400「必ず作戦を成功させ、コンゴウを連れ戻しましょう」

金剛「では…者ども!進撃ネーっ!!」

比叡「I!I!captain!」

493: 名無しさん 2014/03/20(木) 23:14:57 ID:m6Ppm2kI
ーーーーーー

リ級(flagship)「さーてと…なんかこっちに誰か来てるみたいだけど軽く去なすかー」

ヘ級(flagship)「デスナ、今ノ我々ニハ彼ラニ構ウ暇ナド無イノデス」

ハ級(elite)「デモ…貴方達ガ奴ト戦ワナカッタラ……誰ガココヲ守ルノデス?」

リ級「アンタが守るのは当然でしょ」

ヘ級「ソーダソーダ、駆逐艦ハ大人シク壁ニナッテロ」

ハ級「二人トモアノ子ガ居ナクナッテ苛々シテルカラッテ酷イデスヨ!?」

ニ級(elite)「ニー」


金剛「敵影確認デース!重巡と軽巡が1隻ずつ、駆逐艦が2隻デース!」

霧島「……思ったより少ないですね?」

榛名「…それだけ今は本拠地の防衛に集中しているという事でしょう」

夕立「まあこれはウォーミングアップの為っぽい?」

494: 名無しさん 2014/03/20(木) 23:19:36 ID:m6Ppm2kI
402「ここは…『霧』の力を借りずとも行けるか?」

比叡「余裕のよっちゃんです!」

400「そうですか…では、貴方がた艦娘の力…見せてください」

金剛「では…ここは私タチに任せるデース!」

砲雷撃戦、開始!

比叡「どりゃ!!」ドォン!!

ボガァァァァァン!!!

ヘ級「ウオッ!?」大破!

リ級「あー…めんどくさいなー」

ハ級「ソンナ事言ッテナイデ戦イマスヨ!?」ドドド!!

霧島「ふふふ…そんな攻撃は効きませんよ?」

496: 名無しさん 2014/03/21(金) 00:18:55 ID:L4btST.w
夕立「貴方たちなんか余裕っぽい!」ドン!!

SMAAAAAAAAAAAASH!!!!!!

ニ級「ギャー!」撃沈!!

ハ級「一撃ィ!?」

夕立「っふっふっふ…この強さで…貴方達にソロモンの悪夢を見せてやるっぽい!?」

榛名(ただ単に打ち所が悪かっただけじゃ…)

ハ級「ド、ドウスンデスカ!?モウ面倒トカ言ッテラレナイデスヨ!?」

リ級「うるさいなー……はいはい、やる気出せば良いんでしょー」スクッ

霧島「…気を付けて、何かしてくるかも…」

リ級「んー…それ」ドォン!!

SMAAAAAAAAAAAASH!!!!!!

比叡「ひえーっ!!や、やっぱりフラグシップはキツいです!」中破!

402「…さっきから音がおかしい気がするのだが…」

497: 名無しさん 2014/03/21(金) 00:33:30 ID:L4btST.w
>>495
仕込んだネタに反応してもらえて嬉しいですw

金剛「お返しデース!」ドォン!!

リ級「ぶふっ」中破!

ハ級「アアアアアアア!!」

リ級「おっかえしー」ブンッ!!

ガヅンッ!!

金剛「OH!?ぎ、艤装に傷が…」小破!

リ級「……なんか無理っぽくない?」

ハ級「貴方ガ最初カラヤル気出サナイカラデショ!?」

リ級「仕方ない、勝てる気がしないので退却ー」ジャバジャバ

ハ級「マ、待チナサーイ!!」ザバババババ……

500: 名無しさん 2014/03/21(金) 02:00:58 ID:L4btST.w
金剛「…に、逃げて行ったデース」

402「ほおお…凄いな、艦娘の力というのは」

400「ヒュウガが貴方達の艤装に細工をして居なくてよかったです」

金剛「細工?」

400「いえ…何でもありません」

402「さあ、次に進むぞ」

榛名「はいっ!」

ーーー敵迎撃艦隊ーーー
ヘ級(flagship)「デデデ海軍ガココマデヤッテ来タゾー!」

リ級(elite)「くっそー…!ついにここまで来られたか!」

ホ級(elite)「ココハナントシテモ…オレ達迎撃艦隊ノ名ニカケテ奴ラヲ迎撃スルゾ!」

ロ級(elite)「オー!!」


マホロア『…また雑魚が居るネェ』

金剛「うーん…さっきと殆ど同じ編成だからちょっとつまんないデスねー…主に視聴者が」

ハグロ「メタ発言やめようね…で?どうすんの?」

501: 名無しさん 2014/03/21(金) 02:44:04 ID:L4btST.w
マホロア「どうしようカナァ…」

アシガラ「色々考えるのめんどくさいから皆船に乗せて突破するのは?」

ミョウコウ「そう簡単に行かないだろう?第一そんな事を考えているのなら視聴者に楽しんで貰うなど…」

マホロア「それダヨ、それ!」

アシガラ「何か変な事言ったか?」

マホロア「一回だけ!一回だけ皆を運んで目の前の艦隊飛び越えちゃおウ!」

ミョウコウ「却下」

マホロア「エェー?」

ミョウコウ「却下だ、それに401と402と400はどう運ぶというのだ?」

ハグロ「確かに…じゃあ没」

マホロア「…しょうがない、秘密兵器を使うカ…!」

ミョウコウ「何だそれは?」

ハグロ「あるならそれを先に出してって話だよ…」

マホロア「まあ見ててヨォ……ローア!竜巻を起こせ!」

ハグロ「はぁ?」

502: 名無しさん 2014/03/21(金) 03:50:36 ID:L4btST.w

『了解、竜巻で敵を一掃します』

ハグロ「ちょ、冗談だよね?」

マホロア「すぅぅぅ………破ァァァァァッ!!!!」バッ!!

マホロアがかけ声を入れると、ローアのマストから竜巻が横方向に出現する。

金剛「な、何デスか!?」

マホロア『皆!伏せてテネェ!吹き飛ばされても知らないヨォ!』

比叡「っ!」

一斉にしゃがむ比叡達、その姿を確認すると、ローアは次第に向きを変え始める。

ヘ級「ン!?ウ、渦巻ガ向キヲ変エテイルゾ!?」

リ級「ぜ、全員退避ーっ!!」


マホロア「遅いヨォ、ノロマな豚ちゃん☆」

503: 名無しさん 2014/03/21(金) 19:24:28 ID:L4btST.w
思惑空しく、次々と竜巻に飲み込まれるヘ級達。

ヘ級「メ、目ガ回ル~~!?」グルグルグルグル……

マホロア「じゃ、さいなラァ~!」

そして、飲み込まれたヘ級達は彼方へと吹き飛ばされる。

深海棲艦達「やな感じ~~~~っ!!」ピューーーーッ……

キランッ

金剛「…」ポカーン

マホロア『…サァ!次行こ!次!』ニカッ

霧島「え、ええ…」

ーーーーーー

金剛「…後どれ位デスかねー?」

マホロア『…奥はもう少ししたら着くヨォ』

402「……」ウーン

400「どうしたのですか?402」

504: 名無しさん 2014/03/21(金) 20:10:17 ID:L4btST.w
402「いや……本拠地の位置…ここであっていたのだろうか…??」

400「402が自信を持って発見した事です、きっとありますよ」

402「…なら良いが…」


ザバァッ!!

榛名「っ!?」

霧島「待ち伏せ!?」


タ級(flagship)「ふっふふ…ここから先は通さないよ…!」

リ級(elite)「飛行場姫様が居るリコリス航空基地は絶対に行かせないよ!」

ホ級(flagship)「調子ニ乗ルナヨ……艦娘共!!」

ロ級(flagship)「貴様ラモココデ終ワリダ!!」

505: 名無しさん 2014/03/21(金) 22:14:57 ID:L4btST.w
比叡「ひええ…まだ敵が…!?」

マホロア『げー…なんダカ面倒くさそウ…』

402「…これはうかうかして居られないな」

400「私たちもサポートします、皆さんは何時も通りに行動して大丈夫です」

金剛「わ、分かったデース」

霧島「よし…行くわよ!」

砲雷撃戦、開始!

榛名「それっ!!」ドォン!!

ホ級「ボァーー!!?」中破!

タ級「くっ!」ドォン!!!

霧島「危ないわねっ!」ヒョイッ!

金剛「fire!!」ドォン!!

タ級「…っ!」中破!

507: 名無しさん 2014/03/21(金) 23:41:09 ID:L4btST.w
リ級「あらよっと!」ドガッ!!

霧島「っ…この!よくもやりましたね!?」バキッ!!

リ級「ぐはっ…何すんだテメェ!!」ゴスッ!!

霧島「がっ…貴方こそ!!」ガスッ!!

榛名「え…いきなり殴り合いを始めた!?」

リ級「おうテメェ自分が何してるのか分かってんのかアァン!?」

霧島「分かっていますとも、貴方達の本拠地に向かっているのですよ」

リ級「だから!それは!!させるかっつってんだよぉぉぉぉぉ!!!」ドガッ!!

霧島「っ……貴方は!貴方達は!!何がしたいんですかっ!!」バキッ!!

リ級「お前に堪える道理は無いっ!!」ゴスッ!!

夕立「ちょっとちょっと!もうそこらへんでやめた方が良いっぽい!!」

金剛「そうデスよ!stop!stopデース!」

508: 名無しさん 2014/03/21(金) 23:47:36 ID:L4btST.w
リ級「うるせぇババア!」

夕立「何をー!?がばがば言うなっぽい!」

金剛「いや今のは私に言イマシタよね!?」


ロ級「魚雷ヲ食ラエ!オ前達ノ好キニハサセン!!」ボシュッ!!

400「402!躱して!」

402「分かった!」

発射された魚雷を躱そうと船体を動かす402、しかし尚も魚雷は追尾し続ける。

402「……さて、どうするか…?」

イオナ『402』

402「うおっ!?よ、401…どうした?」

イオナ『海底を這って、私が魚雷を撃墜する』

402「這う?こ…こうか…?」スッ……




509: 名無しさん 2014/03/22(土) 00:50:27 ID:eq68RXug
402は手を突き出して地面に這わせる、その動作と連動して402の船体が海底を這う

イオナ『完璧』グッ

402「そ、そうか…!」

イオナ『そのままで居て、後は私がやる』

402「待て…401」

イオナ『?』

402「私とお前は………いや、何でもない」

イオナ『どうしたの?』

402「すまない、忘れてくれ」

イオナ『……』

ーーーイ401船内ーー

イオナ「…3番から5番の発射管に魚雷を装填、発射して…一つは402に向かってる魚雷に」

杏平「ん、了解」ピッ

ヒュウガ「姉様?なんだか寂しそうな声ですが…何かありました?」

イオナ「……何でもない、心配しないで」

510: 名無しさん 2014/03/22(土) 01:30:02 ID:eq68RXug
ヒュウガ「姉様、寂しいならば私が慰めてあげますわよ?」クネクネ

イオナ「断る」キッパリ

ヒュウガ「ああ…辛辣なお言葉…」


ボシュッ!!

ゴボボボボボ……

放たれた三つの魚雷はそれぞれ別の方向に向かって行く。
一つは駆逐艦に、もう一つは戦艦に、もう一つは……


402(まだか…?早く来てくれ…!)

絶賛逃走中の402を追いかけている魚雷に向かっていた。

402(くそ…何時まで逃げ続ければ良いのだ!?このままだと本海域から離れてしまう…!)

それだけは絶対に避けなくてはならない、そう思考していた402は少し焦りが出ていた。

511: 名無しさん 2014/03/22(土) 02:40:25 ID:eq68RXug
ボガァァァァァァァン!!!

突如、爆風が巻き起こる。

402「っ…なんだ?魚雷が当たったのか?」

しかし、402を追いかけていた魚雷を撃墜しようとしてた魚雷は標的を失い、そのまま遠くへと行ってしまう…

402「い…一体何が起こった…?」

「ふう…やっぱこういうウォーミングアップは大事だよねー」

402「…!?何者だ!!」

「ワタシ?ワタシはねえ……」


ドドォォォォォォン!!!

その頃、二つの魚雷は無事に標的へと命中していた。

タ級「っ…!」大破!

ロ級「グォォォォ……」撃沈!

512: 名無しさん 2014/03/22(土) 09:17:20 ID:eq68RXug
金剛「YES!その調子で行くデース!」

霧島「おらっ!!」ゴシャッ!!

リ級「ぐわーーーーっ!!」大破!

K.O!!!

霧島「どうです!この私の頭脳!」

比叡「それ頭脳じゃないですよね?」


「そう、人はそれを『脳筋』と呼ぶ」

榛名「!?」

霧島「何者っ!」

アルバコア「よ、ワタシはアルバコア。アンタらを殺しに来たよ」

金剛「え、ええええ!?ちょ、な、えええええ!?そんな、え、いきなり!?」

榛名「何が目的です!」

アルバコア「目的?要らないねぇそんな物、ワタシはワタシの好きな様にやる、それだけさ」

513: 名無しさん 2014/03/22(土) 10:07:18 ID:eq68RXug
マホロア『おうテメェボクの船を見てもそれ言えんノ?』

アルバコア「ん…?」チラッ

アルバコアが目を向けると、そこにはアルバコアが今まで見た事無い船があった。

アルバコア「えっ…と…」

マホロア『ドウカナァ?この洗練されたボディ!追尾式の魔法弾だって放てるシ、竜巻だって起こせる』

夕立「そ…そうよ!この船が旗艦!だから貴方はこの船を倒せるの?って聞いてるの!」

アルバコア「…む、無理だよ…流石に」

マホロア『そういうこった、諦めてさっさと帰るんダネェ』

アルバコア「や…やだよ!あんな事言った手前にそんな事出来る訳無いじゃん!!」

榛名(あれ?ホントは優しい子なのかも?)


リ級「な、何か話し合ってるけど…この隙に逃げるよ…!」バシャバシャ

タ級「ふぇぇぇ…」バシャッバシャッ

ホ級「……クソ」バシャッバシャッ

ザザァ…

514: 名無しさん 2014/03/22(土) 10:41:19 ID:eq68RXug
夕立「あら、敵が逃げ出して行くっぽい?」

金剛「本当デース」

マホロア『そうだ……ネェネェ、深海棲艦は知ってル?』

アルバコア「当たり前だよ、霧の艦隊と蟲の軍勢って奴らもね」

マホロア『ここは一旦共同戦線を取った方が良いと思うケド…』

霧島「…ですね、ここは共闘しませんか?」

アルバコア「共闘…?良いよ」

比叡「そんな、一緒に共闘しましょう……ってえぇ!?軽い!?そんな軽い返事で良いんですか!?」

アルバコア「言ったっしょ、ワタシは自由に生きる、面白そうだと思ってオマエラに付き合うだけだよ」

榛名「…それでも、ありがとうございます」

アルバコア「ま、オマエラが弾薬を殆ど使っちゃった状態で殺しても嬉しくないしね…本当の戦いはオマエラの鎮守府で付けるよ」

霧島「ありがとうございます」

金剛「では…あれ?402は?」

アルバコア「あ、さっき出会ったよ…どーやら姉妹と共にデデデ海軍さんに協力してるんだってね?」

515: 名無しさん 2014/03/22(土) 10:59:04 ID:eq68RXug
夕立「うんうん」

アルバコア「魚雷が追いかけてたからウォーミングアップ序でに魚雷を撃ち落としたよ、飽くまでもウォーミングアップだけど」

金剛「oh……口で否定しながらも私のフレンドを助けるなんて…!」

比叡「これが…噂の…ツンデレ……っ!」

アルバコア「何訳分かんない事言ってんの…?」

金剛「…さ!次行くデース!」

榛名「いよいよ奥地ですねっ!」

アルバコア「話聞けよ」
ーーー敵リコリス航空基地ーーー
飛行場姫「…あら、もうデデデ海軍がここまで来たのぉ?」

浮遊要塞「ピギャー」

飛行場姫「ふふ…せっかちな人達ね」

浮遊要塞「ピキー」

飛行場姫「そうね…来てもらったお客様には…たっぷりともてなさなきゃねぇ」

516: 名無しさん 2014/03/22(土) 13:09:26 ID:eq68RXug
金剛「敵影確認!あ、あれは…にっくきヘンダーソン!」

402「ヘンダーソン?」

金剛「まさか彼女も居るなんてネ…!今度こそ沈めてやるデース!!」ダッ!

比叡「ちょ、姉様!?」

アルバコア「何?知り合い?」

榛名「はい、前に一度だけ…って!姉様を止めなきゃ!」


金剛「ヘンダーソン!」

飛行場姫「…!!金剛!!」

金剛「ヘンダーソンっ!!」

飛行場姫「金剛っ!!」

金剛「ヘンダーソンッッッッ!!」

護衛要塞「ゴエイヨウサーイ」

飛行場姫「アーンド、ヘンダーソーン」イエース

金剛「ほう…前会った時よりもセクシーで、且つノリが良くなったネー」

飛行場姫「貴方も…提督が好きって顔をしてるわよぉ?」

517: 名無しさん 2014/03/22(土) 13:55:42 ID:eq68RXug
榛名「姉様!あまり敵に近づき過ぎると危険って言われませんでしたか!?」

霧島「下がってください!」グイグイ

比叡「姉様が沈んだら…困るのは私たちと提督なんですからーっ!」グイグイ

飛行場姫「あ…ドーモ、ハルナ=サンに、ヒエイ=サンに、キリシマ=サン。ヘンダーソンです」

霧島「え?あ、ど、どうも…」ペコリ

夕立「変な挨拶っぽい?」

飛行場姫「さて…ここまで来たという事は、私たちの邪魔めいた事する訳ねぇ?」

アルバコア「邪魔めいたというより、邪魔だけどね…暇つぶしに狩って……」

飛行場姫「?」

地上に立ちながらキョトンとする飛行場姫を見て、彼女はある事実について思い出した。

アルバコア「あ…ごめん、協力するって言ったは良いけど…こいつ地上に居るから魚雷が届かないわ…」

402「あ」

金剛「え、ええと……じゃあ、周りの護衛要塞やらを頼むネ」

アルバコア「うっし!」

518: 名無しさん 2014/03/22(土) 14:11:03 ID:eq68RXug
飛行場姫「で、どうするのぉ?戦うのぉ?」

金剛「戦うに決まってるネ、慈悲は無い!」

榛名「なんだか色々忘れている気がしますが…貴方はここで倒します!!」

夕立「っぽい!!」

飛行場姫「実際こっちもそのつもりよぉ、ね?貴方たち」

浮遊要塞s「ヨロコンデー!」

金剛「では……長い因縁に決着を付けるネ!!」

飛行場姫「深海棲艦の上位種である『姫』…即ちカチグミ・プリンセスの力を見せてあげるわよぉ!」

霧島「さっきから変な喋り方ですよ!?大丈夫ですか!?」

そして……金剛とヘンダーソン=サンによる戦いのゴングが…

金剛「全門開け!fireーっ!!」ドドォン!!

飛行場姫「イヤーーッ!!!」ドドドッドォォォォン!!

静寂を破る二つの砲撃にて破られたッッッッ!!

519: 名無しさん 2014/03/22(土) 14:34:31 ID:eq68RXug
ドガァァァァァァァン!!!

金剛「っ…!」小破!

飛行場姫「グワーーーッ!」小破!

榛名「…皆さん!榛名達も続きましょう!」

比叡「…はいっ!」ドォン!!

霧島「喜んで!」ドォン!!

浮遊要塞a「ンアーッ!!」小破!

護衛要塞a「アバーッ!!」中破!

アルバコア「とどめっ!」ボシュッ!!

ドバァァァァァァァン!!!

護衛要塞a「ギャーーーーッ!!!」撃沈!

霧島の一撃で中破した護衛要塞はアルバコアに駄目押しされしめやかに爆発四散!タツジン!

アルバコア「よっしゃっ!」

520: 名無しさん 2014/03/22(土) 15:05:01 ID:eq68RXug
飛行場姫「ならば……このエアポート・ジツはどう!!?」バシュッ!!バシュッ!!

飛行場姫から大量の艦載機がばらばらに射出された!


ミョウコウ「敵飛行場から艦載機発艦!その数……102!!?」

ハグロ「はぁ!?あいつ頭可笑しいんじゃないの!?」

ナチ「く…この数だと対処がしきれません!」

アシガラ「どうするっ!?」

マホロア「…これは相当気合入れて行かないと厳しそうダネェ……間宮!」

間宮「はい!」

マホロア「カービィとマルクに伝達、あの艦載機を撃ち落とせと伝えテ!」

間宮「了解です!」ピピピピ!


ゴォォォォォォ……

521: 名無しさん 2014/03/22(土) 15:26:02 ID:eq68RXug
マルク「ったく…なんであんなに艦載機積んでんだか…」ポリポリ

カービィ「ぽーよ?」

マルク「で…準備は良いのサ?」

カービィ「ぽよっ!」

マルク「念のためもう一度言うけど、お前が邪魔な奴らをエアライド・スターシップで撃破し、ボクが艦載機を殲滅するんだったよな?」

カービィ「ぽよ!」

マルク「うし!なら大丈夫そうなのサ!」バサッ

ラメの様に輝く翼をはためかせ、宙に浮くマルク。
その周囲にはどこか甘い香りも漂っていた。

カービィ「ぽよ…」

マルク「心配すんなって…必ず無事で来るからよ」

そういうと、放たれた艦載機に向かって飛び立つマルク。
カービィは彼の後ろ姿を、エアライド・スターシップを動かすまでただただ見つめていた…

522: 名無しさん 2014/03/22(土) 16:03:55 ID:eq68RXug
マルク「さて、と…こんな大層な風に展開しちゃってくれて…」

彼を発見した艦載機達は一斉にマルクに向かい、量で押しつぶさんと襲いかかる。

マルク「はいはい……死にたがり屋さんは大歓迎ですよォ!!」ゴォォォォォォッ!!

自らの体を分断し、そこからブラックホールを発生させて接近して来た艦載機を飲み込む。
考えなしに突っ込んだ艦載機達は、只只暗闇の穴に呑み込まれる…。


カービィ「ぽよっ!!」

その頃、カービィは音速で飛び回りつつ、飛行場姫を護衛する浮遊要塞らと戦いを繰り広げていた。

浮遊要塞b「ピピー!!」ドォン!!

護衛要塞b「ピギー!」ドドン!!

彼らの放つ砲弾も、音速で飛び回られては擦りもしない。

カービィ「ぽよっ!」ギュンッ!!

瞬時にカービィを乗せた龍が護衛要塞達を貫く、その数秒後…

ボガァァァァァァァァン!!!

護衛要塞b・浮遊要塞b「アバーーーッ!!!」撃沈!

案の定と言うべきか、しめやかに爆発四散した。

523: 名無しさん 2014/03/22(土) 16:32:20 ID:eq68RXug
飛行場姫「あらあらぁ、みんな実際本気出しすぎよぉ?」

比叡「残る護衛は後1基!」

金剛「さて…これでアナタもおしまいデース!」

飛行場姫「それはどうかしらぁ……イヤーッ!!」バシュッ!!バシュッ!!!

霧島「だから何ですかそのかっこ悪いかけ声!」

ゴォォォォォォォォ…!

金剛「ま、また沢山発艦したデース!?」

夕立「一体どれだけ積んでるの!?」


飛行場姫「私が所有している艦載機の数は『53万機』です、しかしこの全てを使って戦うつもりは無いから安心してねぇ」

比叡「……アイエエエエエエ!!!?」

金剛「ごじゅう…さんまん…!?」

飛行場姫「今私が積んでいるのは329機、だから安心して良いわよぉ」

榛名「ちっとも安心できませんっ!」

金剛「くっ…こうなったら早めにこいつを沈めマスか…!」

524: 名無しさん 2014/03/22(土) 17:00:00 ID:eq68RXug
400「ぜろ」

イオナ『いち』

402「に」

400「そんな時こそ私たちに御任せです」

402「空をも飛べる浸食魚雷で捻り潰してやるよ」

アルバコア「あ!それがあるならワタシにも貸してよー!」ユサユサ

402「揺らしても無駄だ、お前は残り物を落としてろ」

アルバコア「なら殺してでも奪い取る!」ユッサユッサユッサユッサ

402「分かったから揺らすのを止めろ」

飛行場姫「わ、私には凄い装甲があるし!そんなの耐えられる!」

400「あまり霧を舐めては行けません……と言いたい所ですが、コンゴウと一緒に行動しているらしい貴方だと有り得なくなさそうですね」

飛行場姫「そうよ、こっちだって霧の凄さを知ってるんだからぁ」

イオナ『という訳で、今から貴方に浸食魚雷を集中砲火する』

飛行場姫「アイエエエエエエ!?」

霧島「貴方もですか!!」

525: 名無しさん 2014/03/22(土) 17:01:26 ID:eq68RXug
2時間くらい休憩とってきます、ドロン!

526: 名無しさん 2014/03/22(土) 19:04:37 ID:eq68RXug
ドーモ、戻りました。
早速し書きます。

527: 名無しさん 2014/03/22(土) 19:49:40 ID:eq68RXug
飛行場姫「それ卑怯よぉ!卑怯過ぎるわよぉ!」

402「勝てば良いのだよ」

400「はい、ここは勝ちたいのです」

飛行場姫「ぐぬぬ…だけど!私には膨大な数の艦載機が居るッ!!」

マホロア『カービィとマルクがやっつけちゃうし意味ないヨォ』

飛行場姫「く……」

アルバコア「どうする?守りも後1基のみ、諦めるなら今の内だよ」

飛行場姫「…だが、ここでイクサを放棄してはシツレイよぉ…!」

霧島「うん…まぁその意気は関心しますけど…」

飛行場姫「という訳で…増援を呼ぶわぁ!」

榛名「増援?」

飛行場姫「おぉーい!誰かぁー!」

飛行場姫は助けを呼んだ!

528: 名無しさん 2014/03/22(土) 20:19:26 ID:eq68RXug
装甲空母姫「お困りですかーっ!?」ザバァッ!!

南方棲戦鬼「助けに来たわよ!」

よべばくるやつがきた!

比叡「げげ…せっかく護衛要塞とか倒したのに…?」

飛行場姫「助けに来てくれたのねぇ!ユウジョウ!」ダキッ

装甲空母姫「ユウジョウ!」ダキッ

南方棲戦鬼「ユウジョウ!」ダキッ


402「…既に浸食が始まっているようだ」

金剛「ああ…ヘンダーソン…遅かったネ…ううっ…!」グスッ

霧島「ど、どういう事なの…?」

529: 名無しさん 2014/03/22(土) 22:13:05 ID:eq68RXug
飛行場姫「私ねぇ、とある漫画にはまっててねぇ、漫画に出てくるコトダマを使えば強くなれるって思ったのよぉ」

装甲空母姫「私もそのコトダマを使い始めたのよ、お陰でなんだか強くなった気がするわ」

夕立「…もう突っ込みどころしか無いっぽい」

飛行場姫「さて…続きと行くわよぉ?」

装甲空母姫「昼の様には行かないわよ…?」

南方棲戦鬼「リベンジマッチと洒落込もうじゃない…!」

金剛「…良いデスよ、皆…もう少し頼めマスか?」

榛名「はい!大丈夫です!」

夕立「ここで勝てば、戦況が大きく進むっぽい!」

霧島「さあ…行きますよ!」

我、夜戦ヲ再開ス!

夕立「そぉっ!」ボシュッ!!

ドバァァァァァァァン!!!

護衛要塞「アバーッ!!」

飛行場姫「…これで要塞は全部撃ち落とされたわねぇ、せっかく1万も使ってレンタルしたのに…」ズーン…

530: 名無しさん 2014/03/22(土) 23:10:41 ID:eq68RXug
ボガーン!!ボガーーン!!

装甲空母姫「あら、艦載機まで落とされちゃってる」

飛行場姫「くっそー…!艦娘死すべし!」

金剛「シャラップ!!」ドォン!!

ガンッ!!

飛行場姫「ぎゃふんっ!!」

南方棲戦鬼「だ、大丈夫!?」

飛行場姫「…さ、さっき当たったのって……三式弾?」

金剛「YES!最初の一撃は発射し忘れちゃったケドネ……」

飛行場姫「…いやああああああ!!!暑いの怖いいいいいいっ!!!」混乱!

南方棲戦鬼「ひ、飛行場姫様!落ち着いて!!」

装甲空母姫「そうよ!ヘイキンテキを保つのよ!!」

531: 名無しさん 2014/03/23(日) 00:33:04 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「ひいいいいいいいい」ガタガタブルブル

装甲空母姫「このままだとまともに戦えなさそうね…」

南方棲戦鬼「くそ…このやろっ!」ドォン!!

ドガァァァァァァン!!!

比叡「ひえーっ!」大破!

榛名「比叡っ!」

霧島「く…!」ドォン!!

装甲空母姫「いたっ!!」小破!

アルバコア「仕事が増えたっ!」ボシュッ!

400「発射です!」ボシュッ!!

ゴボボボボ……

ドバァァァァァァァン!!!!

南方棲戦鬼「グワーーーッ!!」中破!

装甲空母姫「っ!」大破!

532: 名無しさん 2014/03/23(日) 01:06:30 ID:SJy.Lj6Y
402「さてと…後は首領を倒せば問題ないな?」

イオナ『そう、彼女を無力化できればこの海域は制圧できるも同然』

402「…ここは、お前に任せるぞ」

イオナ『分かった、4番と8番の発射管に浸食魚雷を装填』


ガゴン……

イオナ「発射、いつでも合点」

キリシマ「…この一撃で全てが決まるという訳か」

イオナ「思えば長い戦いだった」

群像「俺達は途中参戦だったけどな」ハハッ

タカオ「そんな事言わないの、ほらささっとやっちゃいましょ!」

イオナ「合点…発射!」

ボシュッ!!

533: 名無しさん 2014/03/23(日) 03:57:06 ID:SJy.Lj6Y
南方棲戦鬼「…っち!」ドガッ!

飛行場姫「きゃっ!?ちょ、何するの…」

ドバァァァァァァァァァァン!!!!

飛行場姫「……え」

南方棲戦鬼「が……っ」大破!

飛行場姫「な…南方…ちゃん…?」

南方棲戦鬼「ふふ…コトダマ使うのを忘れちゃうほど心配してるの?大丈夫よ…これぐら…がはっ!」

飛行場姫「酷い怪我…!早く救援を呼ばないとぉ…!」

南方棲戦鬼「いや…貴方は……最後まで…戦って…」

飛行場姫「最後…まで…?」

南方棲戦鬼「私たちは…深海棲艦…元々艦娘を沈めるのが仕事…!」

飛行場姫「!」

飛行場姫「そうだわ…私は…深海棲艦…っ!その心を忘れていたわぁ…!」

南方棲戦鬼「ええ…思い出したならば…解き放つのよ…!」

飛行場姫「解き放つって…何を…?」

534: 名無しさん 2014/03/23(日) 04:12:17 ID:SJy.Lj6Y
南方棲戦鬼「私たちに太古から刻まれた…深みに生きる野生の魂を…!」

飛行場姫「…出来るのかな…?」

南方棲戦鬼「大丈夫…自分を、信じて…」

飛行場姫「…ええ、分かったわ…!」

かつて、大きな飛行場と持て囃された飛行場姫。
悠久の時を経て、彼女は深海棲艦となった。
その中で…彼女は今、仲間の危機を認識した。
そして…彼女は呼び覚ます…深みに生きる野生の魂を…!!

飛行場姫「うおおおおおおおっ!!!」パァァァァァァァ……!

金剛「な、なんデスかー!?」

比叡「美しい…?」


飛行場姫「おお……力が…溢れてくるわぁ…!」

そこに浮かぶ長髪の女性は、傍らに居た艤装と融合し、一つの生き物と化していた・
その風貌は力強く、そしてどこか物悲げな雰囲気を醸し出している。

535: 名無しさん 2014/03/23(日) 13:27:43 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「下がっててぇ、後は私がやるわ」

装甲空母姫「おぉ…!カッコいいわよ…!」

榛名「…勝てるのでしょうか…!?」

金剛「分からないデスが…あれでこそヘンダーソンデース…!」

何かのオーラを放ち、やっと水面に降り立つ飛行場姫。

飛行場姫「さあ…我が野生の力に屈服するが良い!なのよぉ!」

402「そんな物より…霧の力が強い!!」ボシュッ!!

400「霧に敵うと思わない事ですね!」ボシュッ!!

アルバコア「ようやく降りて来たね!ワタシの魚雷が炎を吹く!」ボシュッ!!

ゴボボボボボボ……

飛行場姫「ふんっ!」バシャッ!!

飛行場姫は潜水艦達が射出した魚雷を水面を叩き割り、周りの水ごと魚雷を破壊する。

402「うわっ!?」

400「な、なんと言う破壊力…!」

536: 名無しさん 2014/03/23(日) 13:58:19 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「今の私はただの飛行場じゃないわぁ…『航空棲戦姫』の通称が相応しい…!」

霧島「飽くまでも通称なのね…?」

飛行場姫「やっぱり付けてもらった名前は大事にしないとシツレイよぉ」

金剛「しかし…どうするネー…?」

比叡「あんな奴に勝てっこありませんよお!」

榛名「そうだ…超重力砲は!?」

イオナ『出来ない事は無い、だけど溜めるのに時間がかかる』

金剛「…よし、決めたネ」

霧島「姉様?」

金剛「私たちは彼奴の気を引いて、イオナの超重力砲のチャージの邪魔を阻止するデース!」

比叡「でも…仮にそれが成功したとして、超重力砲が彼女に命中したとしても…まだ沈んで居なかったら?」


金剛「当然、その時の止めは私が刺す」

比叡(か、かっこいい…!)

537: 名無しさん 2014/03/23(日) 14:31:27 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「さて、作戦会議は終わったかしらぁ?」

金剛「YES!必ずお前を沈めてやるネ!」

飛行場姫「ふふ…そう…じゃあ行くわよぉ!!」ダッ!!

アルバコア「ちっ!」ガシッ!!

走り出す飛行場姫にアルバコアは体を使って拘束を試みるが…

飛行場姫「邪魔よぉ!!」バキッ!!

アルバコア「うあっ!」小破!

野生の力を得た飛行場姫に難なく振り解かれてしまう。

アルバコア「っ…なんて力!」


比叡「イオナ!イオナ!」

イオナ『合点…超重力砲の発射シークエンスを開始して』

杏平「了解!」ピッ!

イオナが合図を送ると、イ401の船体から光が漏れだし、徐々にその割れ目を開いて行く。

538: 名無しさん 2014/03/23(日) 16:32:37 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「ふん…超重力砲ねぇ?自分から弱点を晒すなんて可愛い子ねっ!」

榛名「行かせませんっ!!」ドォン!!

霧島「一歩も通さないわよ!」ドドン!!

飛行場姫「っ…邪魔ねぇ…!」

ガッ!!

飛行場姫「きゃっ!?」

マルク「ボクらも忘れてもらっちゃ困るのサ!!」

カービィ「ぽよ!」

彼女の後ろには凶悪な戦闘力を持つマルクがしがみついており、傍らにはカービィが飛び回っている。

飛行場姫「ええい…!邪魔よ!邪魔よぉっ!!!」バキッ!!

マルク「ぐふっ!」

540: 名無しさん 2014/03/23(日) 16:59:46 ID:SJy.Lj6Y
金剛「くっ!」ドォン!!

飛行場姫「そんなのスゴイ無駄ァ!!今の私は艦娘の砲撃如きでは傷も付かないわぁ!!」

比叡「くっ…チャージはまだなの!?」


イオナ「群像、超重力砲のチャージは?」

群像「まだ40%だ、フルパワーで発射できるまでに時間がかかる」

タカオ「私たちだって頑張ってるんだからね!?これでも結構早い方よ!」

キリシマ「くっ…つ、疲れた…」

蒔絵「はいお水!」スッ

キリシマ「す、すまない…んく…」コクコク

イオナ(お願い…早く…!)


飛行場姫「どけどけどけぇ!!」バキッ!!

榛名「ああっ!」中破!

霧島「っ!」

金剛「榛名!霧島っ!」

542: 名無しさん 2014/03/23(日) 19:34:51 ID:SJy.Lj6Y
夕立「はいストップ!ここは通さないっぽい!」

飛行場姫「ふん…回避力だけ高い奴が何が出来るの!?」

夕立「回避力だけじゃないっぽい!」ドン!!

飛行場姫「うおっ!?」小破!

飛行場姫(何この子…普通の駆逐艦より火力が高い…!?)

夕立「駆逐艦って侮ってると…痛い目見るっぽい!!」

飛行場姫「だけど……装甲は甘いでしょうっ!!」ブンッ!

夕立「ひゃっ!?危ないっぽい!」

飛行場姫「貴方なんかにかまってる暇はないのよ、じゃあねぇ」ダッ

夕立「コラ!待てーっ!」

飛行場姫「待てと言われて待つ馬鹿がどこの世に居るのよぉ!」

543: 名無しさん 2014/03/23(日) 21:29:49 ID:SJy.Lj6Y
その頃、イ401の船体近くでは…

402「401、居るか?」

イオナ『どうしたの?』

400「私たちも…演算を手伝います」

402「勘違いするな、早く事を終わらせたいだけだからな!」

イオナ『…でも』

402「嫌も言わせないぞ、黙って手伝われろ」

400「今の私たちは敵ではありません、ですから貴方は気にする事はありません」

イオナ『…分かった、お願い』

402「さて…姉者の許しも出た事だ、遠慮なくやってしまうぞ」

400「ええ、必ずあの深海棲艦を沈めましょう」

400と402はイ401の船体に近づき、超重力砲発射を早める為に演算を補助する。

544: 名無しさん 2014/03/23(日) 23:33:23 ID:SJy.Lj6Y
飛行場姫「ちっ…!早めにアイツを叩かなきゃ…!」

ガシッ!!

マルク「…待てよ、まだ終わってねぇだろ」

飛行場姫「また貴方ねぇ…?邪魔なのよッ!!」バギッ!!

マルク「っ…ボクは…お前を行かせる訳には行かねぇ…!」

飛行場姫「しつこい男の子は…嫌われるわよぉ」

マルク「諦めの悪い女子も死ぬ程ウザいぜ?」

飛行場姫「…何をっ!!」ドガッ!!

マルク「げふっ…!」

飛行場姫「貴方達は私たちの事を何も知らない癖にッ!私たちの事をあれこれ言わないでッ!!」バキッ!!ゴズッ!!

飛行場姫は続けてマルクを殴り続ける。
今までデデデ海軍の艦娘達に邪魔をされ続け、挙げ句の果てによく分からない蟲の様な奴らにも危害を加えられた。
その上今自分の目の前で仲間を傷つけられた所為で今までの鬱憤が爆発し、当たり散らす様に彼に攻撃を刻む。

飛行場姫「はあ…はあ…」

飛行場姫(…何でこんな子に本気になってるのかしら…そんな事より早くアイツを…!)

イ401に向かおうとする飛行場姫。しかし…

545: 名無しさん 2014/03/23(日) 23:59:04 ID:SJy.Lj6Y
グググ…ググ…

飛行場姫「…あのさ、もう起き上がらないで欲しいんだけど」グググ……

マルク「…」グググ…

飛行場姫「だから…しつこい奴は嫌われるって…言ってるでしょっ!!」ドガッ!!

マルク「っ…aoejがouaje!!」ガシュッ!!

飛行場姫「っ!?」

苛立ちの余り飛行場姫がマルクをもう一発殴打すると、直後にカウンターとしてマルクに艤装の一部を噛み千切られた。

マルク「…ふうっ…ふうっ…!」グルルル…

飛行場姫「…その目…」

彼の変異した姿と、野生に満ちた目を見て彼女は確信した。
彼は…『本気』なのだと。

飛行場姫「…本気と書いてマジと読む、か…そういう人好きよっ!!」ダッ!!

マルク「がぁぁぁぁぁぁっ!!!」ダッ!!

両者はともに本気を出し、お互いに自らの力をぶつけ合う。

546: 名無しさん 2014/03/24(月) 01:11:34 ID:8Kr5MvsY
その頃、飛行場姫と戦うマルクの変貌した姿を見た金剛達はおののいていた。
なぜなら前に暴走し、敵味方関係なく攻撃していた時の姿と同じだったからである。

金剛「榛名、比叡、あれは…」

榛名「ええ…間違いありません…!」

霧島「え?え?」

比叡「前に…マルクは間宮さんとデートしようって予定を立ててた事があったんですよ」

霧島「ああ…聞いてるわ、でも邪魔が入ったって…」

榛名「はい、当日で邪魔が入りました…その時にマルクさんは攻撃を受け…怒りであの様な姿に変異しました…」

霧島「そうなの…それで、どうして怯えているの?」

金剛「…そうデス、彼は…あの姿になって敵を一掃した後に、こっちを攻撃してきたのデース」

霧島「味方を…攻撃…?!」

比叡「はい…今回も飛行場姫を倒した後に、私たちを襲ってくるんじゃないかと思って…」

霧島「…でも、だからといって今の私たちに何が出来るのかしら…?」

金剛「それは…」

霧島「…今は信じましょう、彼が暴走していない事を…」

548: 名無しさん 2014/03/24(月) 02:03:35 ID:8Kr5MvsY
マルク「があああああっ!!」バキッ!!

飛行場姫「っ…!さっきより重みがあるわねぇ!これが本気ってこと?」

マルク「aeirばoaetjnbッ!!!」ドガガガガガッ!!!

飛行場姫(手数も多くなって来た…何故急に強くなったのかしらぁ?)

疑問に思い、ふと彼の姿を凝視し、そしてある結論に達した。

飛行場姫「へえ…恐らくは『魂』自体が私と戦ってるってとこかしら?」

マルク「ぐおぉぉぁぁぁ!!!」ザシュッ!!

彼女が導きだした結論に正解とでも言うかの様に爪を振り下ろし、切り裂く。
切り裂かれた所から血が滲み出る。

飛行場姫「ふふ…その反応は御名答ってとこかしらぁ?これは熱い展開ねぇ!!」ゴスッ!!

マルク「aoregobijaer!!」ゴシャッ!!

お互いに殴り合い、切り裂き合う生々しい音を響かせ、激しく移動しながら戦闘を続ける飛行場姫達。
その合間に、彼女達には次第に好敵手の関係の様な物が生まれていた。
しかし…それを彼女達が知る術は無く、只只刻々と時が過ぎて行く。

549: 名無しさん 2014/03/24(月) 13:55:23 ID:8Kr5MvsY
ガキィンッ!!

榛名「っ…す、凄い音がしましたよ!?」

金剛「い、一体どっちが…!?」


マルク「が…」バシャッ

飛行場姫「っ…熱い、熱いわよぉ、だけど…もう一寸詰めが甘かったわねぇ」

約1時間に渡る激闘は、飛行場姫の一撃によって幕が下ろされる。

金剛「マルクっ!!」

飛行場姫「…ま、良い戦い方だったわよぉ、褒めてあげる…」

比叡「そんな…超重力砲のチャージは!?」

霧島「あと少しで終わるみたいだけど…あんな動きされたら放てても当たるかどうか…!」

金剛「八方塞がりデース…!」

完全に詰み、誰もが敗北を覚悟した。

飛行場姫「あー…久々に動き回ったからちょっと疲れたわぁ…」

飛行場姫「だからさ…もうホントに起き上がらないでくれる?」

550: 名無しさん 2014/03/24(月) 14:15:36 ID:8Kr5MvsY
間宮「マルク君…っ…!」

マホロア「マルク…!」






「悪いな、そいつは無理な相談だ」

飛行場姫「…チッ」

しかし…止めを刺されたと思われたマルクは、変異した姿はそのままに立ち上がる。
今の彼は、日々の特訓と極限の危機下に陥った事により、意思の力が一時的に魂を制御していた。

マルク「俺は…負ける訳には行かねぇっつっただろ…!」ググ…

飛行場姫「しつこい…しつっこいのよぉッ!!」ドォン!!

マルク「ふん…」バキィンッ!!

飛行場姫「なっ…」

今の彼ならば、彼女がフルパワーで放った光弾を弾くのに腕一本しか要らないだろう。
明確な意志が現れ、凄まじい力を見せつける。その彼の姿は艦娘達に希望を与えた。

マルク「さあ…ラストスパートと行こうじゃねぇか…!」

飛行場姫「…この…死に損ないがあああああッ!!!」ドォン!!

551: 名無しさん 2014/03/24(月) 15:20:13 ID:8Kr5MvsY
ズガァァァァァァァァン!!!!

マルク「オラオラ、もう少し照準合わせたらどうだ!?」

飛行場姫「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れッ!!!」ドォン!!ドガン!!ドゴォンッ!!

彼女は余りのしつこさに激昂し、一心不乱に殆どむちゃくちゃに光弾を撃ちまくる。
しかし、彼はそれを難なく躱し、弾き返す。

マルク「怒りに任せた攻撃なんて怖くねぇ!!」ドガッ!!

飛行場姫「ごふ…っ!」

間宮「やったっ!」

マルクの一撃が、怒り狂う飛行場姫に刺さる。


ガスッ!!

マルク「…!?」

飛行場姫「ええそうよ…だけど…怒りに満ちた一撃程怖い物は無いわよッ!」バスッ!!

カウンターを当てた飛行場姫は、続けてマルクに連続で拳を入れる。

飛行場姫「ほらほら!さっきまでの威勢はどうしたのかしらッ!?」ゴズッ!!バキッ!!グシャッ!!

552: 名無しさん 2014/03/24(月) 16:07:11 ID:8Kr5MvsY

ゴシャッ!!!ゴスッ!!


飛行場姫「あははははははッ!」バギッ!!メギャッ!

間宮「止めて…もう止めてぇ…」

飛行場姫「だから無理なのよッ!強くてもたった一人で私に挑もうなんてね!!」


ガシッ!!!


「…違う、それは違う…!」

飛行場姫「…は…?」

マルク「何言ってんだ?ボクは…最初っからお前と一対一でやり合うなんて言ってねぇんだよ…!」

飛行場姫「貴方馬鹿?一体何を言って…」チラッ


少し視点を変え、別の方向を見た時、彼女は自分が置かれている状況を理解した。
自分とマルクは今正に、イ401の真っ正面に位置している事に。

飛行場姫「しまったッ!!?ここは…!!!」

553: 名無しさん 2014/03/24(月) 16:51:03 ID:8Kr5MvsY
ヒュウガ「超重力砲のチャージ終了!いつでも撃てるわっ!!」

群像「よし…今だっ!!撃てっ!!」

イオナ「合点!超重力砲……発射っ!」

イ401は、飛行場姫に向けて開いた船体から極限までに溜めた力を一気に放出する。
飛行場姫はその光線を避けようと暴れるが、マルクが最後まで掴んで離さなかった。

飛行場姫「は、離しなさいっ!!」ジタバタ

マルク「やだね…ボクと一緒に地獄行きなのサ…!」

飛行場姫「あ…あ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

抵抗空しく、蒼き光線に貫かれる飛行場姫とマルク。
野生の力を得た飛行場姫は、霧の圧倒的な科学力に圧し潰された。

金剛「…マルクは…?」


マルク「……ふ、ようやくおとなしくなったか…」プスプス

飛行場姫「ひ、ひよこが見え…」ピヨピヨ

間宮「生きて…る…?」

マホロア「生きてるヨォ…!マルクはまだ死んじゃいなイ…!」

ハグロ「超重力砲をモロに食らって変身が解ける程度とか…さすがに立つのも辛そうだけど…」

554: 名無しさん 2014/03/24(月) 17:01:48 ID:8Kr5MvsY
間宮「マルク君っ!」ピョンッ!

ハグロ「ちょ、間宮さん!?」

ローアから飛び降り、海に降り立ってマルクに駆け寄る間宮。

マルク「よー…間宮さん…こいつならこのとーり倒したのサ」

間宮「マルク君っ…マルク君っ…」ポロポロ

マルク「…何で泣いてんの?ボクは…ボクらはこいつに勝った、それでいいのサ」

間宮「でも…貴方が死んじゃったら…」

マルク「ボクが死ぬ…?質の悪い冗談だねえ…」


マルク「ボクは…間宮さんが居る限り…死ぬ訳には行かないのサ…」

間宮「うう…無事で良かった…っ…」ポロ…ポロ…

マルク「大丈夫、間宮さんが泣き止むまでここに居るからさ…」

555: 名無しさん 2014/03/24(月) 17:04:57 ID:8Kr5MvsY
金剛「…ねえ、榛名、比叡、霧島」

比叡「何ですか…?」


金剛「愛って…やっぱり素敵な物デース…」

比叡「…はい…!」

WORLD E-4 Iron Bottom Sound
征服完了!


飛行場姫「くそ…負けちゃったわ…最後まで一人で突っ走って…!」

マルク「よー…起き上がっても無駄だぜー?」

飛行場姫「分かってる…こうなったら…」スッ

間宮「何を…!」


飛行場姫「セプク、あるのみッ!!」

南方棲戦鬼「ダメダメダメーーーッ!!?」

556: 名無しさん 2014/03/24(月) 17:06:00 ID:8Kr5MvsY
休憩とってくるネ、2時間後にまた書くデース!

557: 名無しさん 2014/03/24(月) 19:40:32 ID:8Kr5MvsY
装甲空母姫「まだ早まっちゃ駄目ッ!?」

飛行場姫「うるさい!死なせなさいよぉ!」

南方棲戦鬼「どうせ歯が立たないってば!」

ギャーギャー

間宮「あらら…」

マルク「折角良い所だったのにぶち壊しやがって…」

間宮「あはは…」

金剛「…ま、これで深海棲艦との戦いはおしまいデスね…」

比叡「長かった~」

飛行場姫「…」ピタッ

南方棲戦鬼「あれ?どしたの?」

飛行場姫「…今なんと?」

金剛「いや…深海棲艦との戦いもこれでFinishデスねーって…」


飛行場姫「何で?」

金剛「え?」

558: 名無しさん 2014/03/24(月) 20:58:30 ID:8Kr5MvsY
榛名「何でって…」

霧島「ここが本拠地なんでしょ?」

飛行場姫「私そんな事言ってないわよぉ?」

霧島「え?」

金剛「違うデース?」

飛行場姫「うん、本拠地はここのもっと奥…『鉄底海峡最深部』にあるわぁ」

マルク「…マジで?」

飛行場姫「だからマジだってんでしょうがぁ」

間宮「え…402さん?どういう事なの?」

402「…少し考えさせてくれ、どこか間違っているかもしれん」

地面に腰をかけ、何故か座禅を組んで思考を巡らせる402。
誰もがその姿を注目し、固唾を飲んで見守っていた。

559: 名無しさん 2014/03/24(月) 22:01:57 ID:8Kr5MvsY
比叡「あ…周りが…」

榛名「周り?」

比叡の言葉に釣られて周りを見渡すと、すっかり暗くなって来ていた。

榛名「あら…もう午前3時に……」

金剛「そんなに長く戦ってたんデスねー…ん?」

ふと上を見上げると、そこには行進曲の様な音を鳴らしながら移動する謎の巨大な船の様な物が金剛達の遥か上空を通り過ぎていた。
その周りには羽と嘴が付いた蟲のような物が飛び回っており、飛行している者が幾度か交戦している『蟲の軍勢』である事を裏付けている。
その物体に402が気づいている様子は無かったが、それを見た金剛達はざわめいていた。

金剛「あれは…前に襲って来た蟲の軍勢?」

比叡「てことは…タランザはここに来ていたという事ですか…?」

マルク「おいおい…マジかよ…」

飛行場姫「…い」ギリッ

400「え…?」

飛行場姫「…何でも無い…貴方達には関係ないわぁ」

560: 名無しさん 2014/03/24(月) 22:52:05 ID:8Kr5MvsY
夕立「み、皆もう少し静かに…402の考え事を邪魔しちゃ駄目っぽい」

霧島「でも…彼奴らはどこに向かっているのかしら?私たちには気づいていないみたいだけど…」

暫くの時が経ち、行進曲が聞こえなくなった所で402が突然立ち上がる。

402「…すまない、一つ謝っておかなければならない事がある」

金剛「何となく予想が付くケド…何デスか?」

402「…単刀直入に言う、私は本拠地の場所はここにあると勘違いしていたみたいだ…」

夕立「え?」

榛名「本拠地は見つけたんですよね?」

402「ああ、だが…如何せん海の中にあったのでな、どの海域の底にあるとかは分からなかったのだ」

比叡「それで…ヲーちゃんの解読結果を鵜呑みにしちゃってそこだと思っちゃったと…」

402「ああ…私はとんだ霧の恥さらしだ、どうか雷撃処分してくれっ!」ドゲザッ

400「402…か、顔を上げてください…」オロオロ

402「顔からか?まずは顔から爆破するのか?」

400「だからしませんよそんな事!」

561: 名無しさん 2014/03/24(月) 23:10:35 ID:8Kr5MvsY
マルク「オイオイ…しっかりしてくれよ…」

402「すまない…!不覚にも気が浮かれていたっ…!」

400「はぁ…大丈夫ですよ、この先の最深部を落とせば良いだけの話ですから」

402「すまない…本当にすまない…!」

金剛「…さて、どうするネ?」

飛行場姫「言っとくけど、明日になる頃にはここも防御固めてるとか野暮な真似はしないからねぇ」

南方棲戦鬼「強くなってリベンジはさせてもらうけどね?」

榛名「そうですか…ではもう遅いですし…一旦戻りますか?」

霧島「そうね、弾薬も無くなったし…」

夕立「アルバコアも寝ちゃったから…この子も連れて帰るしかないっぽい?」

アルバコア「むにゃむにゃ…見たか…ワタシの実力を…」zzz

金剛「…よし、では私たちは一旦帰りマース」

比叡「明日…別の子?がやってくるから覚悟してね?」

飛行場姫「ふっふっふ…楽しみだわぁ」

563: 名無しさん 2014/03/24(月) 23:57:59 ID:8Kr5MvsY
金剛「それでは…ドーモ、お世話になりました」ペコリ

飛行場姫「こちらこそ」ペコリ

装甲空母姫(…あれ?何か知り合いの家に泊まりに行った時みたいなノリになってる…?)

ーーー横須賀鎮守府ーーー

金剛「ただいまデース……って誰も起きてないデスよね…」

長門「んー…あ、金剛か…?」サスサス

榛名「長門さん、こんな夜更けにどうしたんですか?」

長門「陸奥と大和と共にレ級の遊びに付き合っていたのだ、お陰で陸奥達共々3回も一発で大破させられてしまったよ」

金剛「え…?3回も大破…?」

長門「アイツは強い!なんせ雷撃してくる癖に火力も高い、ヲ級から艦載機を借りていたし、装甲も厚かったぞ!」

比叡「ひえええ…そ、そんな強い奴だったのね…」

夕立「絶対敵に回したく無いっぽい!」

564: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:07:54 ID:r8jPUkcg
長門「そういえば…最近この時間帯位になるとどこからともなく音が聞こえてくるのだ」

金剛「音?」

長門「ああ、『カーン…カーン…』みたいな感じの」

榛名「何でしょう…とても不吉な予感がします」

金剛「…どこから聞こえてくるとか、具体的な事は分からないデスか?」

長門「うーん…確か工廠の方から聞こえて来た様な気が…」

金剛「分かりマシタ、私が様子を見に行ってきマース」

比叡「私たちが居た方が…」

金剛「大丈夫デース、比叡達は先に寝ててくだサーイ」

霧島「……分かったわ、後で戻って来てね?」

金剛「大丈夫デース、夜更かしはしない様に心がけて居るネ!」

長門「すまないが…頼んだぞ」

565: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:12:35 ID:r8jPUkcg
ーーー工廠ーーー

金剛「…てなわけで赴いた訳デスが…確かに音がしているネー」

カーン…カーン…

金剛「…地下の方かな?」

カーン…カーン…

ア…ンッ…!

金剛「…なんか別の方向からも変な声が聞こえマスが…む、無視して行くデース」

カーン…カーン…

ダメェ!ソンナトコロサワッチャダメダヨォ!

ヲ…スキンシップ…

金剛「……~~~~~~~!!!あ~もう分かったネ!!そっちも調べればOKなんデショ!?」

566: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:20:40 ID:r8jPUkcg
バダン!!

金剛「おうテメエら!!いってぇ何してやがんだ!デース!!」


瑞鳳「あ…金…剛さ…んっ!」ビクッ!!

ヲ級「ヲ…」ヌチャヌチャ

金剛「本当に何やっちゃってんのォォォォォォ!!?」

瑞鳳「お願い…助け…んうっ!」ビクンッ!

ヲ級「ヲ、今艦載機整備の後のスキンシップをやってる途中…」

金剛「……とにかく瑞鳳を離すデース」

ヲ級「どうして?」キョトン

金剛「良いから!!さっさと離すデースっ!!」グググググッ!!

ヲ級「痛い…分かったから…触手を引っ張らないで…」

ーーー数分後ーーー

金剛「はあ…無駄に疲れたデース…」

瑞鳳「あ…ありがとうございます…」

567: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:26:37 ID:r8jPUkcg
ヲ級「…折角のスキンシップだったのに」シュン

瑞鳳「ヲーちゃんは度が過ぎるのッ!」プンスカ

金剛「あ、あはは…じゃあ用があるし…もう部屋から出るデース」

瑞鳳「あ…待って、助けてくれたお礼に私も着いていきます!」

ヲ級「私も」

金剛「…好きにするデース」

ヲ級と瑞鳳が着いて行く事になった!

ーーー地下工廠ーーー

カーン…カーン…!

金剛「だいぶ音が近づいて来たネー」

瑞鳳「地下にもこんな大きな工廠があったなんて…」

ヲ級「私も知らなかった、だって今まで使われていなかったもの」

568: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:41:01 ID:r8jPUkcg
金剛「もう少し先に進んでみるデース」

ーーードックーーー

金剛「おー…これまたビッグな戦艦?デスねー」

瑞鳳「船の正面に仮面…なんだか作ってる人が分かっちゃったような…」

ヲ級「ヲ…あそこに誰か居る」

金剛「よし、問いつめてやるデース!」ズカズカ


金剛「HEY!そこのアナタ!物作っても良いけどサー…時間を弁えなヨー?」

メタナイト「その声は…戦艦金剛ですか?」

瑞鳳「メタナイト卿…やっぱり」

ヲ級「ここで何をしているの?」

メタナイト「…見ての通り、この戦艦を建造しているのです」

金剛「戦艦…?」

569: 名無しさん 2014/03/25(火) 00:53:58 ID:r8jPUkcg
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=MiNqe_Y4Jqo" >http://www.youtube.com/watch?v=MiNqe_Y4Jqo



メタナイト「『戦艦ハルバード』…以前破壊された物を再構築し、更なる姿へと進化させた物です」

瑞鳳「つ、強そう…!」

メタナイト「以前から建造は進めていたのですが…思ったより作業が難航してしまいまして…」

ヲ級「難航?」

メタナイト「鋼材が圧倒的に足りない、弾薬も足りない、燃料になる物も手に入れるのが難しいと…問題が山積みでして…完成して実践投入できる様になるのは少なくとも…2日後でしょう」

金剛「それなら大丈夫デース!敵の本拠地の真の居場所が分かったし…明日にでも乗り込むつもりデース!」

メタナイト「そうですか、ではエンジニアのエスカルゴン殿にも伝えましょう」

瑞鳳「お願いします」ペコリ

金剛「にしても…自分の顔をでかでかと船に張っ付けるとか…」

メタナイト「何か問題でも?」

金剛「いや…凄く…ナルシストだなーって思ってサー…」

メタナイト「……」

瑞鳳「…メタナイト卿?」

570: 名無しさん 2014/03/25(火) 01:01:45 ID:r8jPUkcg
メタナイト「…できるだけ早く完成を急ぎます、今日は寝ててください」

瑞鳳(あ、誤摩化した)

金剛「…?まあ良いネ、明日は…大事な日、必ず作戦を成功させマース」

ヲ級「大事な作戦を立てないと成功は出来ない」

金剛「う…分かっているネ!」

瑞鳳「では…私たちはもう寝ますね…」

メタナイト「分かりました…お休みなさい」

金剛「完成しなくちゃって思ってるからって…徹夜して体壊しちゃNO!なんだからネー!」

メタナイト「…善処します」

ヲ級「ヲ…それじゃあ…また明日…」

メタナイト「また明日」

571: 名無しさん 2014/03/25(火) 01:10:48 ID:r8jPUkcg
ーーー次回予告ーーー

雷「金剛さん達はついにアイアンボトム・サウンドに乗り込み、死闘の末に飛行場姫を撃破したわ!」

暁「だけど…アイアンボトム・サウンドには敵の本拠地は無かった…え~~!?」

電「本当に本拠地がある場所は…深海棲艦本拠地最終防衛線、鉄底海峡最深部なのです!」

響「ついに訪れる決着の時、私たちも支援艦隊で参戦する」

レ級「そして、鉄が眠る海峡の奥で…ボクが見た物とは…」

雷「……という訳で次回!」

作戦No14『鉄ガ眠ル海峡』

暁「を、お届けするわ!」

響「最後の展開に…君は驚愕する!」

572: 名無しさん 2014/03/25(火) 01:11:57 ID:r8jPUkcg
という訳で…いよいよこのssも終盤に近づいてきました。
なんとかハルバード出せた…

573: 名無しさん 2014/03/25(火) 04:18:14 ID:r8jPUkcg
ーーー翌日 第六駆逐隊の部屋ーーー

暁「ふああ…もう朝…?」

雷「zzz…」

電「zz…」

暁「響は…先に起きたのかな、私も追いかけなきゃね」

テテテテ……

暁「お化粧しなくちゃね…よいしょっと」ガチャッ

シュルシュル、シュルシュル…

暁「何で寝た後に何時も寝癖が出来ちゃうのかしらね…」

レ級「じー」

暁「髪を整えた後はお顔も洗わなきゃ」

レ級「じー」

暁「…お願いだから居るなら言ってよ…びっくりするじゃない…」

レ級「ごめんごめん」

574: 名無しさん 2014/03/25(火) 12:25:40 ID:r8jPUkcg
暁「…で、何の用なの?私は今お化粧してるのよ!」

レ級「お化粧って何ー?」

暁「知らないの?」

レ級「知らないよ?」

暁「…じゃあ教えるわ、良い?お化粧って言っても色々あって…」

レ級「ふんふん」
ーーー数分後ーーー
雷「ふわぁ…あれ?今何時?」

電「ええと…7時23分?」

雷「やば…完全に作戦会議に遅れちゃうじゃない!?」

電「響ちゃんと暁お姉ちゃんはもう起きてるみたいなのです!」

雷「急がなきゃ…ダッシュよ!」ダッ

電「ま、待ってよー!」


暁「でね、化粧を取らないまま寝ちゃうとお顔がぼろぼろになるのよ!」

レ級「へー…お化粧って怖い事もあるんだね…」

暁「まあそういう事を気をつけたり、毎日お顔を洗えばぷるぷるお肌が保てるわよ!」

575: 名無しさん 2014/03/25(火) 13:15:51 ID:r8jPUkcg
響「姉さん…と、レ級も居るのかい?」

レ級「あ、響ー!」

暁「どうしたの?」

響「作戦会議に遅れるよ、早くしないと…」

暁「え…ほ、ホントに!?どうして早く言ってくれないのよー!」

レ級「いや…暁がお化粧してるからでしょ…?」

響「とにかく急ぐよ、雷や電はもう向かってる」

暁「あーもう!レ級も来なさい!」

レ級「りょーかい!」

ーーー作戦会議室ーーー

ガチャッ!

雷「はあ…はあ…司令官!まだ間に合う!?」

デデデ「おお、ぎりぎりセーフだZOY」

576: 名無しさん 2014/03/25(火) 14:10:41 ID:r8jPUkcg
電「良かった~…」ヘナヘナ

吹雪「間に合ってよかった…もし遅刻して怒られたら…って思ってたもん」

雷「あれ?暁と響は?」

エスカルゴン「まだ来ていないようでGESな」

任務娘「ホホホホ、これでは遅刻確定ですね」

デデデ「仕方ない…では、今日の予定のブリーフィングを説明するZOY」

電(ああ…始まっちゃったのです…)


デデデ「昨夜…金剛達がアイアンボトム・サウンドに乗り込み、そこの奥に潜む飛行場姫を討伐した…」

エスカルゴン「しかし…どうやら402の早とちりで、本拠地はもっと奥にあったという事でGESよ」

雷「ええ…!?」

吹雪「もっと奥の海域…!?」

デデデ「静かに、それで…その海域の名前は『鉄底海峡最深部』との事だZOY」

電「なんだか恐ろしそうな名前なのです…!」

577: 名無しさん 2014/03/25(火) 14:19:45 ID:r8jPUkcg
ガチャ…

暁「ごめん…御化粧してたら遅れちゃったわ…」

エスカルゴン「あ、まだ始まったばっかりでGESよ」

レ級「そお?なら良かった…」

デデデ「それで…その鉄底海峡最深部へは、5時に戦艦の戦隊で挑むZOY」

レ級「長門ねーちゃん達には話したの?」

エスカルゴン「ああ、もう話したでGESよ」

響「じゃあ…どうして私たちが呼ばれたのかな?」

暁「そうよね…長門さん達が行くなら私たちは別に待ってれば良い話だし…」

デデデ「そこでだ…お前達には『支援艦隊』として長門達が窮地に陥ったら参上して欲しいZOY」

レ級「それでボクらが呼ばれたんだね、でも…どうしてボクまで?」

エスカルゴン「聞く所によると…お前大和達と演習をしたそうでGESな?1対3で」

レ級「うん、ボク一人と大和ねーちゃん達と一緒に演習したよ」

雷「へー…私が寝てる間にそんな事してたのね?」

578: 名無しさん 2014/03/25(火) 14:31:20 ID:r8jPUkcg
吹雪「け、結果は…?」オロオロ

レ級「ええと…3人とも…大破させちゃった」

響「え?」

電「え…?」

暁「もう…エイプリルフールはまだ先よ?」

レ級「深海棲艦、嘘ツカナイアルヨ」

暁「…ホント?」

レ級「ホント、修復の為の資材を沢山使っちゃったよ…たはは」

デデデ「貴様ぁ……まあここで怒っても話が進まないか…それでだ、お前のその強力な力で長門達のピンチを救って欲しいのだZOY」

雷「つまり…隠し球ね!?」

エスカルゴン「飽くまでももしもの為でGES、お前達は先に迂回路を辿って気づかれない様に潜伏しているでGESよ」

暁「了解よ!」

吹雪「はい!吹雪…頑張ります!」

任務娘「この作戦が彼らとの関係の行く末を分ける大事な境目です、くれぐれもミスはせぬ様に…」

電(なんだか任務娘さんが怖いのです…)

579: 名無しさん 2014/03/25(火) 14:35:23 ID:r8jPUkcg
デデデ「よし、これにてブリーフィングは終わるZOY…ところで…大淀が最初とは性格が変わったような気がするZOY」

電「し、司令官さんもそう思ったのですか?」

任務娘「滅相も御座いません」

エスカルゴン「その態度が怪しいって言ってるんでしょうが!」

任務娘「…」

デデデ「教えろ…お前は何者だZOY?」


「「ホホホホ…全く陛下には敵いませんね」」

レ級「誰?」

エスカルゴン「貴様は…カスタマーサービス!」

デデデ「実物に出会うのは初めてだZOY」

カスタマー 任務娘「「ええ、全くで御座います」」

580: 名無しさん 2014/03/25(火) 14:40:34 ID:r8jPUkcg
暁「…え?」

エスカルゴン「え…?」

デデデ「き、貴様…もしや…!?」

カスタマー 任務娘「「はい、この人形は私の…まあつまり遠隔会話装置です」」

デデデ「てことは…こいつは今までお前の人形だったという事かZOY!!?」

エスカルゴン「実質お前までここに来ていたでGESか…!?」

カスタマー 任務娘「「ホホホホホホ、陛下の働きを見る為には悪しからず」」

レ級「すっげい…!」キラキラ

暁「よ…良く分からないわ…どっちがどっちなのよ?」

カスタマー「これは私の遠隔会話装置、そして私が…陛下達を地球に派遣した『カスタマーサービス』で御座います」

吹雪「は…はあ…」

エスカルゴン「…まさかカスタマーまで来ていたとは」

カスタマー「地球に出張る為の準備が手間取りましてねえ、そこで派遣しておいた人形を介して私の言葉を伝えていた訳です」

581: 名無しさん 2014/03/25(火) 15:23:23 ID:r8jPUkcg
雷「それで…時間まではどうすれば良いの?」

デデデ「時間までは…そうだな…とりあえず英気を養うZOY」

エスカルゴン「ちなみに…お前達が先に行く時間は…4時30分でGESよ」

暁「了解よ!」

デデデ「では…時間になったら出発するZOY!」

ーーー数時間後ーーー

レ級「いよいよかー…ボクはここに来たばっかりだから良く分かんないけど…」

雷「そっか…レ級はまだ来たばっかりなのよね…」

暁「私たちは…司令官とは結構長い付き合いよ?」

レ級「へー」

暁「だけど司令官ったら今でも私の事を子供扱いするのよ!」

響「それは仕方ないさ」キッパリ

暁「ちょ!それどういう意味よ!?」

582: 名無しさん 2014/03/25(火) 15:47:20 ID:r8jPUkcg
レ級「…楽しそうだね」

雷「楽しいわよ!レ級もこれから楽し良い事がいっぱいあるかも!」

レ級「…そっか」

吹雪「…はい!これからもずーっと一緒で居ようね!」

レ級「…ところでさ…深海棲艦との戦いが終わったら…どうするの?」

電「えーと…どうするのかな…」

響「多分司令官について行くと思うけど…どうして?」

レ級「いや、何となく気になったからさ…」

電「そうなんだ…」

暁「…レ級は…お母さんとか居るの?」

レ級「へ?」

暁「いや…寝言でお母さんって聞こえたから…」

レ級「…居るよ、多分どこかに居る」

雷「…どこに居るのかは分からないの?」

レ級「うん…始めて来たときにも言った通り…お母さんと一緒に外に出るって話されてからの記憶が無いんだ…」

583: 名無しさん 2014/03/25(火) 15:52:55 ID:r8jPUkcg
吹雪「記憶…喪失?」

レ級「多分違う、その時は嬉しくて寝ちゃったからさ…多分寝てる間にボクは攫われたんだと思うよ」

響「どうしてそうと言えるんだい?」

レ級「…お母さんはボクを捨てるような事はしないって思ってるから」

雷「…」

レ級「ボクがここに来たのも…きっと何か他の原因があっての事だと思う!」

吹雪「…信じてるんだね、お母さんを」

レ級「うん!ボクの自慢のお母さんだよ!」

雷「そっか…ちょっと羨ましいわね、私たちにはお母さんみたいなのって居ないから…」

レ級「でもお父さんは居るでしょ?」

雷「あー…まあそう言われちゃあそうなんだけど…」

響「間宮さんは…マルクと恋人同士になっちゃったしね…」

レ級「へー…ここってやっぱり楽しそうだな」

584: 名無しさん 2014/03/25(火) 16:12:07 ID:r8jPUkcg

ピー!ピー!

電「…時間なのです」

響「確か先に海域に潜伏するんだったね」

吹雪「でも…どうやって…」

レ級「あ!ボクにいい方法があるよ!海の中に潜れば大丈夫じゃないかな?」

暁「そんな霧の皆みたいな事出来る訳ないわよ!」

レ級「大丈夫!ちょっと練習すればすぐに出来るって!」

響「…時間もない、とにかくそれで行こう」

暁「分かったわよ…じゃあ出発準備は良いかしら?」

吹雪「何時でも行けます!」

電「私も大丈夫なのです!」

暁「よし…では!第六駆逐隊、抜錨よ!」

「「「「「了解ッ!」」」」」

585: 名無しさん 2014/03/25(火) 16:34:43 ID:r8jPUkcg
ーーーまたまた30分後ーーー

デデデ「いよいよだZOY…」

エスカルゴン「長かったでGESなあ…」

大和「帰って来れたら…ラムネを御馳走しますね」

ヲ級「ヲ、それは楽しみ…」

陸奥「この戦い…絶対に勝たなきゃね!」

長門「…さあ、進撃するぞ…暁の水平線に勝利を刻めッ!!」

デデデ「望む所だZOY!!」

ーーー鉄底海峡最深部ーーー

WORLD E-5 Iron Bottom Sound deepest part

第一デデデ海軍艦隊の編成
旗艦:ローア
イ401
大和(改)
長門(改)
陸奥(改)
ヲ級(flagship)

586: 名無しさん 2014/03/25(火) 16:57:13 ID:r8jPUkcg
エスカルゴン「さーてと…いよいよやって来たでGESな!」

デデデ「本拠地に近いから防衛も固い筈、最初から本気で行くZOY!」

長門「了解ッ!」

エスカルゴン「では早速進むでGESよ!!」

ーーー敵中枢部前衛艦隊ーーー

陸奥「…ここが最初の門みたいね」

泊地棲姫「やあ、久しぶりだな」

浮遊要塞「ヒサシブリー」

リ級(flagship)「久しぶりねっ!」

長門「おお…お前はあの時の…また殴り合えるのか…」

泊地棲姫「ああ、以前は敗北を期したが…今度はそうはいかないぞ!」

リ級「私たちだけでけっちょんけちょんに伸してやるんだからね!」

陸奥「そう簡単にやられてたまるもんですか、ね?」

ヲ級「うん…私たちはここで負ける訳にはいかない…!」ヴン!!

航空戦、開始!

589: 名無しさん 2014/03/25(火) 19:46:51 ID:r8jPUkcg
ゴォォォォ……

泊地棲姫「各艦、対空体制を厳としろ!」ドドン!!

リ級「りょ、了解!」ドォン!!

ドガァァァァァァン!!!!

泊地棲姫「くっ!」小破!

リ級「…やるじゃない」小破!

浮遊要塞×2「ピギー」小破!

ヲ級「…出だしは順調だよ」

長門「よし…追撃するぞ!」

砲雷撃戦、用意!

590: 名無しさん 2014/03/25(火) 20:44:18 ID:r8jPUkcg
長門「食らえ!!」ドォン!!

浮遊要塞a「ギャー!」中破!

リ級「それっ!」ドォン!!

大和「っ…まだ大丈夫ですよ!」

陸奥「…てーっ!」ドォン!!

浮遊要塞b「ボゲッ!?」中破!

泊地棲姫「むう…やはり5000円で買った物はそれなりか…!」

長門「5000円…?良く分からないな…」

泊地棲姫「まあ…気にするな!!」ドォンッ!!

陸奥「きゃぁっ!」

大和「そんな事言わずに…教えてくださいッ!」ドドォン!!

ドガァァァァァァァン!!!!

泊地棲姫「…っ!」中破!

591: 名無しさん 2014/03/25(火) 21:12:56 ID:r8jPUkcg
リ級「このっ!泊地棲姫様を傷つけたなぁ!?」ドォンッ!!

SMAAAAAAAASH!!!

長門「くっ…!」小破!

マホロア『おー…やっぱり改になると固いネェ』

長門「鍛錬も詰んだからな、当然だ」

リ級「うんむ…固いですねー」

泊地棲姫「はっははは!長門!強くなったな!」

陸奥「あら?強くなったのは長門姉だけじゃないわよ?」

ヲ級「ヲ…私もさらにパワーアップ」

泊地棲姫「そうか…だが、こちらも何も手立てを撃っていない訳ではないぞ?」

長門「何?」

泊地棲姫「ふふ…いでよ、軽巡ナガラ!!」

592: 名無しさん 2014/03/25(火) 21:57:55 ID:r8jPUkcg
ザバァ…!!

ナガラ「…」

陸奥「霧…!?」

ザバァ…!!

400『今度こそ本当に本拠地に近づいている印ですね…』

マホロア「遅いヨォ!400!402!」

イオナ『霧は私たちが引き受ける、皆は気にしないで』

大和「了解です!」

泊地棲姫「はっははは…今日は大サービスしてやろう、もう1隻受け取れッ!」

ザバッ…!!

ナガラ(2隻目)「…」

長門「にっ…2隻目だと!?」

大和「量産型ですか…!」

593: 名無しさん 2014/03/25(火) 22:47:20 ID:r8jPUkcg
マホロア「そんなの…カービィが貫いちゃうヨォ…ハグロ!」

ハグロ「え!?えーと…は、発進準備!」ピッ

ガゴン…

ウィィィィィィン…

ハグロ「エアライド・スターシップ発進!」

ローアの艦載機発射口からカービィを乗せたスターシップが音速で発艦する、と同時に現れた2隻目のナガラを貫く。

ドガァァァァァァァァン!!!!

ナガラ「…」撃沈!

泊地棲姫「な…!?」

リ級「あれが噂の強い艦載機…軽巡クラスとはいえ霧を一撃で沈めるなんてただ者じゃないな!」

カービィ「ぽよっ!」バシュッ!!バシュッ!!

続けてスターシップは泊地棲姫達に向けて星の弾を放つ。

595: 名無しさん 2014/03/25(火) 23:42:58 ID:r8jPUkcg
ドバァン!!

リ級「うわわ!?危ないなあ!?」

浮遊要塞a「ギャース!!」撃沈!

泊地棲姫「くっ…ナガラ!彼奴を頼む!」

ナガラ「…!」チ…チ…

泊地棲姫「リ級、修理を頼めるか?」

リ級「御任せください!」ビシッ!

長門「やらせはせんぞ!」

泊地棲姫「ふん…お前達は霧の実力をたっぷり味わっていろ…」スッ…

ザバァ…!

ナガラ(3隻目)「…」

大和「ま、また!?」

597: 名無しさん 2014/03/26(水) 00:13:21 ID:1JYiG6qk
402『ナガラはこちらが引き受ける!』

400『貴方達は旗艦を狙ってください!』

長門「分かっている!」ドォンッ!!

ドガァァァァァァァン!!!!

リ級「うわっ…人が修理している時に攻撃するなー!!」

ナガラ「…!」ドォン!!

ドガァァァァァァン!!!

ミョウコウ「っ…!」

マホロア「船体に直撃カ…被害状況は!?」

ハグロ「…大丈夫、運用に支障は出ないよ!」

598: 名無しさん 2014/03/26(水) 00:29:51 ID:1JYiG6qk
アシガラ「くっそー…せんちょー!仕返ししちゃって良い!?」

マホロア「あ、頼むヨォ!」

アシガラ「了解…!ナガラ達を沈めろっ!」ピッピッ

バシュッ!!バシュッ!!

ナガラ「…!」ビィィィィィ

ガキィィィィィィン!!!!


ハグロ「ナガラ、クラインフィールドを展開!」

アシガラ「く~~~ッ!何か腹立つ~!」

マホロア「分かるヨォ、自分が持ってる良いスキルを相手が持ってるとウザく感じちゃう事ってサ」

ミョウコウ「手を止めるな!撃って撃って撃ちまくってバリアを叩き割れ!」

アシガラ「そういうの…得意だよッ!」ピッピッピッ!!!

599: 名無しさん 2014/03/26(水) 00:40:53 ID:1JYiG6qk
ドガァァァァァァァァン!!!!

長門「カービィ達も戦っている…私たちも行くぞ!」

陸奥「ええ!」

大和「先手は打たせていただきます!」ドォン!!

ナガラ「!」ドォン!!

ドガァァァァァァン!!!!

大和「く…射撃の邪魔をしないで!」

長門「くそ…!」

陸奥「とにかく撃たない事には始まらないわ…それっ!」ドォン!!

ドガァァァァァン!!

リ級「っ…だから!もう少しでフルパワーの泊地棲姫様が復活するから黙ってナガラの相手をしててよ!」

長門「黙れ!」ドォン!!

ガキィィィィィン!!!!

ナガラ「…」

600: 名無しさん 2014/03/26(水) 01:04:56 ID:1JYiG6qk
長門「ぐぐぐ…!」

陸奥「長門姉!お、押さえて!」アタフタ

ヲ級「…でも、ウザいのは分かる」

デデデ『ああいう輩が居るから嫌われるのだZOY』

エスカルゴン『全くでGESな』

ナガラ「…!」ピーーーー!!!

エスカルゴン「な~んでGESか!ヤカンみたいな音出しやがって!べ~だ!」アッカンベー

デデデ「べろべろべ~~!」ベー

ナガラ「…!!」ザァァァァァァ!!!

ハグロ「ナガラ、こっちに高速で向かって来る!」

デデデ「今だぁ!奴の修理を邪魔するZOY!!」

長門「!フッ…了解!」ドォン!!

陸奥「今しかないって事ね!」ドォン!!

601: 名無しさん 2014/03/26(水) 01:50:08 ID:1JYiG6qk
浮遊要塞b「ピキー!」バッ!

泊地棲姫「ふ、浮遊要塞!」

ドゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!

浮遊要塞「ピギャー…」撃沈!

リ級「ああああああ!!ご、5000円もしたのに!」

泊地棲姫「突っ込む所そこではないだろう!?早く避けないと当たるぞ!?」

リ級「え?あっ」

ドゴォォォォォォォォォォン!!!!

リ級「…」大破!

泊地棲姫「言わんこっちゃない…とにかく下がってろ」

リ級「う~…面目ありません…」

泊地棲姫「…まあ、頑張ってくれたから良い」

リ級「!」

泊地棲姫「後は私達に任せろ…」

602: 名無しさん 2014/03/26(水) 02:23:28 ID:1JYiG6qk
長門「…艤装状況はどうなんだ?」

泊地棲姫「あの子が良くやってくれたお陰でなんとか動けるよ」

陸奥「そう…なら続きをやりましょっ!!」ドォン!!

泊地棲姫「おっと危ない」ヒョイッ

大和「むう…当たりさえすれば良いんですが…」

泊地棲姫「折角来てくれたのだ、増援を呼んであげようじゃないか」パチン

陸奥「増援…まさか…」

ザザァ…

ナガラ(4隻目)「…」

ナガラ(5隻目)「…」

ナガラ(6隻目)「…」

ナガラ達は続々と戦いに参加してきた!

陸奥「また!?一体何隻あるって言うの!?」

泊地棲姫「私にも分からん、結構沢山あるぞ」

603: 名無しさん 2014/03/26(水) 02:47:10 ID:1JYiG6qk
泊地棲姫「まあ…今回は私を中破させられたら通してやる」

大和「何ですって?」

長門「余裕をこいて大丈夫なのか?」

泊地棲姫「ふん、お前達に霧の防壁を破れる訳が…」

カービィ「ぽよっ!」ギュンッ!!

ズガガガガガガァァァァァァァン!!!!

ナガラ級、全艦撃沈ッ!

長門「おー…」

泊地棲姫「な…い?」

カービィ「ぽーよ?」

陸奥「で?中破させたら通してくれるんだったわよね?」

長門「この状況ではお前に取って厳しいぞ?」

泊地棲姫「…はっはっはっは!やはりお前達には敵わんよ…」

大和「…今の私たちならば、この奥に居る強大な存在だって倒せる気がします」

陸奥「諦めるなら今の内よ?」

604: 名無しさん 2014/03/26(水) 03:05:51 ID:1JYiG6qk
泊地棲姫「負けたよ、完敗だ」

長門「随分と諦めが良いな?」

泊地棲姫「そりゃ…あの兵器を見ればそう思うさ」

カービィ「ぽよ?」

大和「まあ…考えてみれば突進するだけで霧の船を沈められる破壊力を持つ兵器って…結構ズルいですよね…」

泊地棲姫「さあ…先へ進め、我らが頂点を倒すのだろう…?」

長門「…ああ」

泊地棲姫「やはりそうだろうなあ…ならば行け、お前達の信じる方向に」

長門「…分かった、進ませてもらうぞ」

泊地棲姫「ああ…」

大和「…では、失礼しました」

泊地棲姫「御武運を祈ってるよ…」

605: 名無しさん 2014/03/26(水) 10:12:48 ID:1JYiG6qk
ーーー敵最終阻止線ーーー

ナガトA(片目隠れの方)「…ふふ、例のお客さんがここに来るのね?」

ユキカゼ「…はい、泊地棲姫とナガラの艦隊を突破したとか…」

ナガトB(両目とも出てる方)「ですが、我々のこの編成では勝ち目は到底皆無…」

ヒエイ「ええ、この編成で…今度こそ奴らに復讐を…!」

ビスマルクA「油断するな、敵はナガラを一撃で破壊する兵器を持っている」

ビスマルクB「下手すれば戦いが始まった瞬間に全滅という事も有り得ます」

ヒエイ「でも…流石にこの編成ならば勝てるでしょう?」

ナガトA「慢心しないで、その油断が命取りよ」

ナガトB「奴らが全力で行っている様に…我々も全力で相手しましょう」

ヒエイ「…了解」

606: 名無しさん 2014/03/26(水) 10:29:46 ID:1JYiG6qk
長門「な、何だ…あれは…!?」

402『霧が…計4隻も居る!?』

エスカルゴン「何でGESと!?」

400『しかもその内3隻が大戦艦級です!』

陸奥「うーん…これちょっと勝てないかも…」

大和「諦めては駄目です!こっちにはカービィ達が居ます!」

長門「何でもカービィ任せというのもいかんだろうに…」

マホロア『とにかく、霧のバリアを破ってどうにか通常兵器が効く様にしないとネェ…』

カービィ「ぽーよ!」

ヲ級「カービィ、頼める?」

カービィ「ぽよ!」

デデデ「では…かかるZOY!!」

ヲ級「了解した…!」ヴン!!

航空戦、用意!

607: 名無しさん 2014/03/26(水) 10:41:11 ID:1JYiG6qk
ユキカゼ「…!皆さん、敵の艦載機が飛んできました」

ヒエイ「ふん、撃ち落とせば良いだけの事…!」

ビスマルクA「任せろ…」

ドォン!!

ドゴォォォォン!!!

ナガトA「ふんふん…意外とちょこまか動くタイプね」

ナガトB「だけど…霧からすれば止まって見える…」

ギュンッ!!

パリィィィンッ!!!

ナガトA「なっ…!?」

ナガトB「今のは…!?」

608: 名無しさん 2014/03/26(水) 10:54:52 ID:1JYiG6qk
カービィ「ぽよっ!」

ナガトA「あ、あれは一体…!?」

ヒエイ『あれは…私が以前敗北を期した要因の一つ…!』

ユキカゼ『艦載機の群れに混じって…旗艦に突撃して来たという事ですか…』

ビスマルクA『…ってあの兵器に関心を持つ暇があったら対空砲撃とクラインフィールドの再構築を急げ!沈められるぞ!』

ナガトA「っ!」

ドォン!!

ドゴォォン!!

陸奥「頑張ってー!負けるなー!」

長門「応援してないで砲撃してくれ!奴に大打撃を与えられるのは今しかないんだ!」ドォン!!

陸奥「あっ…了解!」ドォン!!

ズガァァァァァァァァァン!!!!

ナガトB「くっ…」大破!

ナガトA「ど、どうして服が…」大破!

609: 名無しさん 2014/03/26(水) 11:12:08 ID:1JYiG6qk
ビスマルクA「ああ…言わんこっちゃない…」

ビスマルクB「ナガトは船体の修復とクラインフィールドの再構築を急いでください!」

ナガトA『分かった…出来るだけだけやってみるわ』

ビスマルクA「何故自信なさげに言う?」

ナガトA『だって…修復分のナノマテリアル…半分コンゴウに渡してしまったもの…』

ビスマルクA「…そうか…」

ユキカゼ『何故コンゴウに?』

ナガトB『何故って…いつも話をしていますし…最近は…態度も柔らかくなって来ましたし…』

ユキカゼ『確信しました、霧はもうダメです』

ビスマルクB「…何を今更」ハァ

610: 名無しさん 2014/03/26(水) 13:20:02 ID:1JYiG6qk
群像「さて、どうする?」

蒔絵「どうする…って?」

静「相手は4隻の霧、この内どれを沈めれば大幅に戦力を削げると思いますか?」

蒔絵「どっちを沈めれば…?うーん……」

キリシマ「…ビスマルクだな、わざわざ遠方から来ている事からも相当の実力の持ち主…だと思う」

蒔絵「あ、そっか…海外の船ならここに呼び出されるって事は強いって事だもんね…多分」

杏平「んじゃ、こっちのターゲットはビスマルクって事だな」

イオナ「…了解、ターゲット:大戦艦ビスマルク」

タカオ「ビスマルクね!任せなさい!」

ヒュウガ「ただ姉様の演算を助けるだけでしょうに」

タカオ「そ、それでも一緒に戦ってるってことは変わりないでしょ!?」

611: 名無しさん 2014/03/26(水) 14:18:55 ID:1JYiG6qk
長門「さて…次はあの駆逐艦だな」

陸奥「耐久は脆いかもしれないけど…油断しないで」

大和「では、先陣は…私が切らせて頂きます!」ドォン!!

バキィィィィィィン!!!

ユキカゼ「っ…」

長門「やはりクラインフィールドが邪魔だな…」

大和「ローアに破壊してもらいましょうか?」

陸奥「そうね…一旦ローアに向かいましょう…」


マホロア「こっちは…誰を狙ウ?」

アシガラ「はい!私ビスマルクー!」

ミョウコウ「…私はヒエイだな」

ハグロ「遂に呼び捨てに格下げ…まあ仕方ないっちゃ仕方ないけど…なんで?」

ミョウコウ「あの残念会長の事だ、私たちを連れ戻してくるに決まっている」

ナチ「ミョウコウ…ここぞとばかりに溜まってた鬱憤を吐き出してますね…」

612: 名無しさん 2014/03/26(水) 14:41:15 ID:1JYiG6qk
グラァッ!!

ミョウコウ「っ!?」

ハグロ「き、巨大な物体がローアに突撃してきたよ!」

ミョウコウ「一体どんな物体だ!?」


ビスマルクA「ヒエイめ…一人で勝手に乗り込むなと言ったのに…」

ビスマルクB「『残念』ですからね、仕方ありません」


ヒエイ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ……

ミョウコウ「…やはり来たか…」

ハグロ「ちょっとしつこいよね…」

ヒエイ「…今の貴方達は規律が乱れています、今すぐ私の所に戻りなさい」

ミョウコウ「断る、そう簡単に『はい、そうですか』と戻るつもりは無い!」

マホロア「人生は諦めも肝心ダヨォ」

613: 名無しさん 2014/03/26(水) 14:49:20 ID:1JYiG6qk
ヒエイ「黙りなさい!今この至近距離で私が超重力砲を放てばどうなるか分かって…!」

ザンッ!!

ドガァァァァァァァァァァン!!!!!

ヒエイ「い…る…?」

カービィ「ぽよ!」ギュンッ

大戦艦ヒエイ、撃沈!(艦艇を)

ガシッ!

ヒエイ「?!」

ミョウコウ「…何か言う事は?」ズイッ

ヒエイ「…ごめんなさい……」

ハグロ(さ、流石にちょっと可哀想な気が…)

614: 名無しさん 2014/03/26(水) 15:50:44 ID:1JYiG6qk
ユキカゼ『…ヒエイが落とされたようです』

ビスマルクA「…そうか」

ビスマルクB「反応が薄いですね?」

ビスマルクA「まあ…分かっていたさ、こうなるのは…」ヤレヤレ

ユキカゼ『……私は、どうすれば良いでしょうか』

ビスマルクA「そうだな…ナガトの修復の手伝いをしてくれ」

ユキカゼ『分かりました』チ…チ…


ビスマルクA「すまない…ユキカゼ、お前には少しの間囮として働いてもらうぞ」


陸奥「敵駆逐艦、ナガトに接近中よ!」

大和「修復の補助をするつもりですか…そうは行きません!」

長門「先に駆逐艦を落とすぞ!」

ヲ級「了解!」ヴン!!

ゴォォォォォォォ……

615: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:05:22 ID:1JYiG6qk
ドガァァァァァァン!!!

ユキカゼ「っ…!沈まない…私は沈まない…!」

ナガトA『無理はしないで!こっちも出来るだけ全快になるよう急いでるから…』

ユキカゼ「で、ですが…」

パリィィンッ!!

ユキカゼ「あっ!」

ナガトA「クラインフィールドが…!」

長門「すまないな…ここで落とさせてもらうッ!」

ナガトB「…!」



ビスマルクA・B「撃てぇッ!!」ドォン!!

長門「…ッ!?」

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!

616: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:13:02 ID:1JYiG6qk
陸奥「長門姉ッ!!!」

長門「ぐ…ふっ…私と…した事が…」大破!

ビスマルクA『はーっはっはっはっは!油断したな艦娘共!!』

ビスマルクB『戦場では少しの油断も命取りとなる事を教わらなかったのですか?』

陸奥「卑怯者ッ!」

ビスマルクA『ふん、貴様達人類が何時もやっている事を真似したまでだ』

ビスマルクB『所謂見よう見まねです、私たちにその気はありません』

長門「善くもぬけぬけと…!」

ビスマルクA『さあ…我が霧の力、その体でたっぷりと味わうが良い!』

617: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:25:01 ID:1JYiG6qk
ドバァァァァァァァァァァァン!!!!!

ビスマルクA「……!?」

長門「あれは…」

大和「浸食魚雷!?」


402『大丈夫か!?』

400『後で修復を!』

長門「400…402…!」

イオナ『ヒーローは遅れて来る者だって杏平が言ってた』

陸奥「イオナちゃん…!」

ビスマルクA『ふ…油断が命取りとほざいた私がこのザマとはな』

ビスマルクB『してやられましたね』

大和「どうするんですか?まだ戦闘を続けます?」

618: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:32:36 ID:1JYiG6qk
ユキカゼ『…』

ナガトA『どうするの?』

ビスマルクA『これ以上の戦闘は無謀だ…撤退するぞ』

ナガトB『ヒエイは?』

ビスマルクB『放っておいても死ぬようなタマでは無いでしょう…ん?』

ヒュルルルルルルルル……

ズドォォォンッ!!!

ビスマルクA『…!?』

ヒエイ「」シュゥゥゥゥゥ…

ビスマルクB『へ、返却されたようですね…』

ビスマルクA『…つくづく不憫だな、ヒエイは』

陸奥「あ、あははは…」

619: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:42:33 ID:1JYiG6qk
ビスマルクA『では…失礼する』

ユキカゼ(どうせ撤退するなら格好いい事言って撤退したかった…)

ビスマルクB『果たして我らが姫に…勝てますかね?』

ザザァ…

長門「撤退して行ったか…」

デデデ「さあ、402達に修理をしてもらいながら進むZOY」

大和「て、提督!?いつの間に!?」

402『よし入れ、修理してやる』ガチャッ

長門「あ、ああ…」

ーーーその頃ーーー

コンゴウ「…『戦艦棲姫』よ、デデデ海軍の連中がこちらに向かって来るそうだぞ」

戦艦棲姫「ふうん…もうここまで来たのね」

620: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:49:53 ID:1JYiG6qk
コンゴウ「…あいつらはどうするつもりだ?」

戦艦棲姫「…飛んで火に入る夏の虫は、その虫ちゃんの望み通りに燃やしてあげるのが世の義理」

南方棲戦姫「おっそろしい事言うねー」

コンゴウ「そうか…ならば私も付き合おう、お前の憂さ晴らしにな」

戦艦棲姫「ありがとう、ところで…」

コンゴウ「何だ?」


ヤマト「…」ゴゴゴゴゴ……

ムサシ「…」ゴゴゴゴゴゴ…

翔像「…」ゴゴゴゴゴゴ…


戦艦棲姫「この人達とは話しなくていいの?」

コンゴウ「ああ、こいつらは知らん」

装甲空母姫「薄情ねぇ…」

621: 名無しさん 2014/03/26(水) 16:57:27 ID:1JYiG6qk
ーーーそしてーーー

長門「よし…402、感謝するぞ」

402『これぐらい、霧では雑作も無い』

大和「さて、と…皆さん、いよいよ敵の本拠地近くに乗り込みます」

ヲ級「…」

大和「そこではどのような熾烈を極める戦いが待っているのかは見当もつきませんが…」

デデデ「…」


大和「必ず…勝利を収め、無事に帰りましょう!」

長門「当然だ!」

400『ここまで来たら…最後まで付き合います』

402『絶対にコンゴウも連れ戻すぞ!』

陸奥「あ、そういえば元々の目的それだったわね…」

623: 名無しさん 2014/03/26(水) 21:14:15 ID:1JYiG6qk
長門「では…いざ!最深部へ!!」

ヲ級「うん!!」

ーーー最深部ーーー

長門「とぉ!!神妙にお縄を頂戴するッ!!」


コンゴウ「だから!!戻らないと言っているだろう!!」

ムサシ「いい加減にして、何時までも意地っ張りなのはかっこ悪いわよ?」


陸奥「…あれ?なんだかお取り込み中?」

長門「…とりあえず事情を聞いてみるか?」

大和「そうですね…すみませーん」

ムサシ『あら…噂のデデデ海軍の皆さんね?良い所に来てくれたわ』

翔像『今深海棲艦に肩入れをし、なおかつ殆どの霧を深海棲艦に招いたコンゴウに霧に戻るよう直訴している』

624: 名無しさん 2014/03/26(水) 21:22:16 ID:1JYiG6qk
402『…まさかこんな所で会えるとは思いませんでしたよ、『総旗艦様』』

ヤマト『あら、402と400じゃない!それと…401?』

翔像『という事は…群像が居るのか』


群像「あ、あれは…」

静「艦長、どうなさいました?」

群像「…親父…!」

ヒュウガ「えっ!?」

蒔絵「てことは…!?」

タカオ「ち、千早群像のお父様!?」

杏平「な、何で群像のオヤジがあんな所に居んだよ!?」

織部「しかも何故あの様なサングラスを付けているのですか?」

群像「いや本人に聞いてくれよ!」

イオナ「ぐ、群像…どうすれば…?」オロオロ

群像「と、とりあえず…話を聞こう」

625: 名無しさん 2014/03/26(水) 21:44:36 ID:1JYiG6qk
コンゴウ「兎に角、私は何を言われようと、何を沈められようと、霧には絶対に戻らんぞ!」

ムサシ「へえ、飽く迄もその考えは歪めないって訳ね」

コンゴウ「それに、深海の暮らしも楽しい事があるぞ?こいつらは意外と普通に接して来るし、何より深海を探訪する事も出来る」

ヤマト「それは何時でも出来ると思うのだけど」

コンゴウ「いやいや!人類が未だ歩めぬ地に降り立つ事が出来るのは…彼女達の助けあっての物だ!」

400「いい加減にしてください!本当に一生のお願いですから霧に戻ってください!」

コンゴウ「断る!私はマヤを救うまでは霧には戻らん!」

402「まーだそんな事を言っているのか!何度も言うが、これ以上お前がアホになったらこっちが本当に迷惑するんだ!」

400「いやいやいやいや…402、そんな態度じゃ戻ってくれないのは当たり前でしょう!?」

大和(正直、何がなんだか良く分からないです…)

コンゴウ「もう茶番はおしまいだ!今から貴様達に深海の楽しさを教えてやろう!!」ビシィッ!!

ムサシ「…もう既にアホになってるわよ」

402「ああ…もう遅かった様だ…」

626: 名無しさん 2014/03/26(水) 22:02:13 ID:1JYiG6qk
コンゴウ「南方棲戦姫!こいつらに深海の楽しい所を教えてやれ!」

南方棲戦姫「うぃーむっしゅ!皆にもネタバレしない程度に教えちゃうよっ!」

ヤマト「…良いわ、教えて見せなさい」

カッ!!

多数の浮遊要塞が光を照らし、南方棲戦姫のバックライト係となっている。

戦艦棲姫「貴方達も見て行ってね」

陸奥「な、何よ!?何を始めようっての!?」

装甲空母姫「それでは…ミュージック、スタート!」カチッ!

装甲空母姫の艤装から、楽しげな音楽が流れ出す。
と同時に南方棲戦姫も歌を歌い、踊りだす。

南方棲戦姫「ビバっ!」

浮遊要塞「vivaっ!!」


タカオ「て、敵が何か踊りだしたわよ!?」

杏平「さっきからいろいろと突っ込みどころ満載だなぁ…」

織部(録画しておきますか)ピッ

627: 名無しさん 2014/03/26(水) 22:23:16 ID:1JYiG6qk
南方棲戦姫「楽しい深海っ♪」

浮遊要塞「HEY!」

南方棲戦姫「海の~底は~楽し~い♪所だよ~♪」

402(岩と砂ばっかりで実際はそんなでもないがな…)

南方棲戦姫「遺~跡も♪不思議な生き物もっ♪い~っぱ~い!!」

コンゴウ「なのだっ!」

南方棲戦姫「楽しい深海♪」

浮遊要塞「ワンモア!」

南方棲戦姫「楽しい深海っ♪イエスっ!」

シーン……

ヤマト「え…これはちょっと引くわね…」

ムサシ「あんなに豪語しておいて歌と踊りが下手だとは思わなかったわ…」

南方棲戦姫「何ぃ!?」

戦艦棲姫(…選曲間違えたかも…)

628: 名無しさん 2014/03/26(水) 22:30:37 ID:1JYiG6qk
長門「……」

陸奥「……」

大和「……」

戦艦棲姫「あの…Take2お願いして良い?」

長門「断る」

戦艦棲姫「そうじゃなくて!貴方達はここから一旦離れて、私が良いって言ったらここに戻ってって事よ」

陸奥「あぁ…『長門「とぉ!!神妙にお縄を頂戴するッ!!」』からやり直しって事ね?」

戦艦棲姫「そ、お願い…」

長門「仕方ない…一旦下がるぞー」

ザザァ……

ムサシ「ほらー…帰っちゃったじゃない」

コンゴウ「く…!」

翔像「この状況になっても、お前は戻る気は無いのか?」

コンゴウ「無い!そんな物は無い!!」

629: 名無しさん 2014/03/26(水) 22:45:19 ID:1JYiG6qk
戦艦棲姫「良いわよー、戻ってきてー」

<分かったー!

ザザァ…

ムサシ「あら?戻って来たわよ?」

コンゴウ「何?」


長門「とぉッ!!神妙にお縄を頂戴するッ!!!」

戦艦棲姫「ふふ…来たわねデデデ海軍、今日こそ貴方達の命を…!」

大和「奪われてたまるもんですか…いざ、勝負ッ!!」

戦艦棲姫「…はい!完璧よ!」

ヤマト『あ…Take2だったのね』

長門「ふう…で、どうする?」

戦艦棲姫「どうしようかしら…コンゴウを連れ戻したいのよね?」

陸奥「ええ、序でに言うと貴方も討伐したい」

戦艦棲姫「…言ってくれるわね」

630: 名無しさん 2014/03/26(水) 23:34:20 ID:1JYiG6qk
コンゴウ「そうかそうか…そんなに私を連れ戻したいのだな?」

長門「ああ、一応な」

コンゴウ「…ならば、ここは勝負で決めるぞ」

ムサシ「勝負?」

コンゴウ「私達とお前達とで艦隊戦を行う、その結果によって私が残るか否かの結論が出る」

戦艦棲姫「貴方達が勝ったらコンゴウは霧に戻るけど、私たちが勝ったらコンゴウはそのままよ」

長門「…?それだけか?」

戦艦棲姫「?ええ、それだけよ?」

大和「…意外です、私たちがこれまで制覇した海域を全部返せと言うつもりかと…」

戦艦棲姫「今の私たちにとってはそんなのはどうでも良いわ、ここに居るのだって強い憂さ晴らしの相手を待ってるような物だから…」

陸奥「う、憂さ晴らし…?」

長門「…一体何があったのだ?」

戦艦棲姫「…貴方達には関係のない事よ、詮索しないで」

長門(…?)

631: 名無しさん 2014/03/26(水) 23:52:29 ID:1JYiG6qk
コンゴウ「ただし、一つだけ戦闘の条件がある」

長門「何の条件だ?」

コンゴウ「そこの…ローアとやらから放たれる音速の艦載機は使わぬ事だ」

長門「ああ…あれは強すぎるからな…」

戦艦棲姫「どう?受ける?」

大和「当然です、その為に私たちは来たのですから」

戦艦棲姫「そう来なくちゃね…!皆っ!行くわよ!」

南方棲戦姫・装甲空母姫「おうよっ!!」

コンゴウ「お前達なぞには負けんぞ!」

長門「行くぞ!砲雷撃戦、用意!!」

砲雷撃戦、開始ッ!!

ムサシ(…私たちは…ここに居れば良いのかしら…?)

ヤマト(多分そうじゃないかしら?)

632: 名無しさん 2014/03/26(水) 23:57:11 ID:1JYiG6qk
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=D2uqpqrYmMY" >http://www.youtube.com/watch?v=D2uqpqrYmMY

(蒼き鋼のアルペジオopテーマ)

戦艦棲姫「私から行かせてもらうわッ!!」ドォン!!

ドガァァァァァァァァン!!!!

陸奥「きゃっ!?」中破!!

長門「くっ…火力が高い!」

大和「先に深海棲艦を落としましょう!」ドォン!!

装甲空母姫「っ…私の装甲の前では!!」小破!

長門「まだまだぁ!終わりではないぞ!!」ドォン!!

装甲空母姫「っ!?」

ドガァァァァァァン!!!!

装甲空母姫「っ…!」中破!

陸奥「やった!」

長門「まだ1隻目だ、油断するな!」

633: 名無しさん 2014/03/27(木) 00:04:22 ID:tpgzDY4A
南方棲戦姫「進化した私の火力を見ろッ!!」ドォン!!

ドガァァァァァァン!!!

ローア「…」グラッ!!

ハグロ「っ…左弦に被弾!!」

ミョウコウ「ふん、怯むな…魔法弾で仕返しをしてやれっ!!」

アシガラ「了解!発射ッ!!」ピピピッ!

バシュッ!!バシュバシュッ!!

ドゴゴゴゴゴォォォォンッ!!!

南方棲戦姫「っ…どうだぁ!耐えてみせたぞ!」小破!


ハグロ「南方棲戦姫、健在!」

ミョウコウ「耐えたか…ならば褒美としてありったけをプレゼントしてやれ!!」

アシガラ「第二波!食らえっ!!」ピッピピピッ!

634: 名無しさん 2014/03/27(木) 00:12:43 ID:tpgzDY4A
バシュッ!!

戦艦棲姫「…全部撃ち落とすわよ、コンゴウ」

コンゴウ「ああ…行くぞ!」

戦艦棲姫「…撃ち方初めッ!!」ドォン!!

コンゴウ「撃てッ!」ドォン!!ドォン!!

コンゴウと戦艦棲姫から放たれる砲弾が南方棲戦姫に向かう魔法弾を全て撃ち落とす。

コンゴウ「ふっ…まあこんな物だ」


アシガラ「ぜ、全弾撃ち落とされたぁ!?」

間宮「守りは堅いみたいです!」

ミョウコウ「ふっ…これで奴の防壁の固さが分かったぞ…アシガラ!散弾数は気にするな!兎に角撃ちまくれッ!」

アシガラ「もう数撃ちゃ当たるだぁ!!」ピピピピピピピッ!!

635: 名無しさん 2014/03/27(木) 00:31:26 ID:tpgzDY4A
ヲ級「それっ…!」ヴヴヴヴン!!

装甲空母姫「くっ…こっちだって!」ヴヴヴンッ!!

ゴォォォォォォォォォ…!!

陸奥「こっちとあっちの艦載機が入り乱れているわね…!」

大和「対空体制はとった方が良いでしょうか?」

長門「…いいや!ここは一気に押し切るぞ!」

大和「分かりましたっ!」ドォン!!


群像「…コンゴウはまだこちらに気づいていないな?」

イオナ「大丈夫、今のコンゴウならこっちの注意が疎かになる筈」

群像「よし…浸食魚雷は発射できるか?」

杏平「何時でも準備万端だぜー!」

群像「いおり!機関の調子は?」

いおり「こっちも大丈夫!何時でも高飛び出来るよ!」

636: 名無しさん 2014/03/27(木) 00:47:17 ID:tpgzDY4A
群像「各員、絶好調みたいだな」

タカオ「もちろんよ!今日で深海棲艦との戦いも終わりだもの!」

キリシマ「最後まで正体は分からずじまいだったが…そんな事はどうでも良いな」

蒔絵(そういえば…ハルハル…どうしてるのかな…)

杏平「…んで、艦長さんはどうするつもりで?」

群像「…当然、手が塞がって居るコンゴウに攻撃だ!」

イオナ「浸食魚雷を発射して!」

杏平「了解!」ピピッ!

ボシュッ!!

ゴボボボボボ……


コンゴウ「…?」

ドバァァァァァァァン!!!

コンゴウ「なっ!?」

戦艦棲姫「コンゴウっ!」

637: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:01:29 ID:tpgzDY4A
コンゴウ「くっ…クラインフィールドが破られたか…!」


大和「今ですっ!」ドォン!!

戦艦棲姫「!危ないっ!」

コンゴウ「っ!」ドォン!!

ドガァァァァァァァァァン!!!!!

大和「っ…!」中破!

コンゴウ「くっ…被弾したか…!」中破!

南方棲戦姫「コンゴウっ!」

長門「隙ありっ!」ドォン!!

南方棲戦姫「ほわっ!?」

ドガァァァァァァァン!!!

南方棲戦姫「っ~…!油断した~…!」大破!

戦艦棲姫「っ…この!」ドォン!!

638: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:07:33 ID:tpgzDY4A
長門「!」

ヲ級「危ないっ!!」ドンッ!

ドガァァァァァァァァァン!!!!

長門「ヲ級っ!」

ヲ級「けほっ…大丈夫…この程度…長門は戦って!戦艦棲姫とっ!!」中破!

長門「…分かった!」スチャッ!!

戦艦棲姫「さあ…来なさい!」ジャキッ

一騎打ちッ!

長門「ビッグ7の力…思い知れッ!!」ドォン!!

戦艦棲姫「深海棲艦の頂点の力…その身で味わいなさい!!」ドォン!!

ズゴォォォォォォォォォン!!!!!!!

大和「っ…長門さんは!?」


長門「くっ…強いな…!」大破!

戦艦棲姫「くっ…小癪なっ!」中破!

639: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:13:42 ID:tpgzDY4A
大和「次の一撃で…勝負は決まる…!?」

戦艦棲姫「まだよ…まだ終わらんよッ!!」ポチッ!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

大和「な、何…?」

ザバァァァァァァァァッ!!!

突如海の中から、霧の意匠が刻まれた黒い帆船が思い切り浮かび上がる。
その上に戦艦棲姫は乗っていた。

戦艦棲姫「どう!?これぞ私たち深海棲艦と霧の科学力を融合させて生み出した帆船…その名も…!」


「『霧の幽霊船 フライングダッチマン改』だッ!!」

長門「何…だと…!?」

陸奥「もう…勝てないの…?」

イオナ『まだ諦めないで!私が居る!』

640: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:29:45 ID:tpgzDY4A
イオナ『戦艦棲姫…今度は私が相手する!』

戦艦棲姫「ふん、お望み通りすぐに落としてやるわよ…!」ゴォォォォォォ…

フライングダッチマン改から青い炎の塊が飛び出し、イ401に狙いを定める。

キリシマ「何だ!?あの青い炎は!?」

織部「分析では…普通の炎とは全く違う物質で出来ている事が分かりました」

蒔絵「ま、まさか…お化け…!?」

ヒュウガ「バカね、そんなの居る訳ないじゃない」

タカオ「って冷静に考察してる暇があったら逃げなさいよ!?」

群像「よし…いおり!機関最大!敵幽霊船の攻撃から逃れろ!」

いおり『突っ込みたい所色々あるけど…了解!機関最大ッ!』

641: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:42:46 ID:tpgzDY4A
戦艦棲姫「逃さないわよッ!!」ボシュッ!!ボシュッ!!

ドバァァァァァァァァァァン!!!!

ドバァァァァァァァァァン!!!

発射された青い炎は海中を泳ぎ、イ401を追跡する。

ヒュウガ「や、やっぱり本物の幽霊みたいね…!?」

蒔絵「だ、だから言ったでしょ!?」

群像「…炎の状況は!?」

織部「依然としてこちらを追跡しています!」

群像「…こうなれば、アレしか無いな」

静「アレ…ですか!?」

642: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:50:22 ID:tpgzDY4A
群像「いおり!」

いおり『なーに群像!?』

群像「船体を上に向ける!速度を上げて海上から飛び出すんだ!」

いおり『そんな無茶な!?』

群像「コレしかないんだ!」

いおり『…分かった、ちびイオナちゃんと一緒にやってみるっ!』

ちびイオナ(1号)『…!』

群像「イオナ!船体を垂直に傾けろ!背筋をピーンだ!」

イオナ「背筋をピーン…!」ピーン!

イオナが背筋をぴーんとさせると船体も垂直に傾き、そのまま海面へ向かって速度を上げる。


戦艦棲姫(…何かが来る…!?)

643: 名無しさん 2014/03/27(木) 01:56:50 ID:tpgzDY4A
ザバァァァァァン!!!!

戦艦棲姫「な…ああ…!?」

その速度のお陰か、イ401の船体は無事海面からはなれ、一時的に空を飛んでいる状態となった。
一方でターゲットを黒い船体に阻まれた青い炎達は…

ズドン!!!!

戦艦棲姫「っ!?」

フライングダッチマン改の船底に命中する。
その後401は再び海中に潜る。

戦艦棲姫「ふっ…やってくれるわね…」ピピッ


コンゴウ「…もの凄い戦いだな…」
ピピッ!

コンゴウ「…戦艦棲姫か、どうした?」

戦艦棲姫「コンゴウ、衝撃波ってまだ出せる?」

コンゴウ「?ああ…なんとか出せるが…」

644: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:11:01 ID:tpgzDY4A
戦艦棲姫『少しやってもらいたい事があるの…良い?』

コンゴウ「…勿論さ」



ヒュウガ「やりましたね姉様!アイツに大打撃を与えられました!」

イオナ「…群像のお陰」

群像「しかし、まだ終わった訳じゃない…あの幽霊船を海に還さない限りは戦いに勝ったとは言えない」

いおり『ふー…でも久々の大仕事だからつかr』

ズ ド オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン……!!

杏平「うわッ!?」

織部「これは…!?」

キリシマ「振動か…!」

群像「…一旦海面に浮上するぞ!」

イオナ「合点!」

645: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:21:10 ID:tpgzDY4A
ザバァッ!!

イオナ「海面に出た」

キリシマ「ふー…これで一安s」

ズゴォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!

タカオ「きゃっ!?」

群像「今度は何だ!?」


戦艦棲姫「ふっふっふ…掛かったわね」

気づくと、イ401の船体の真横にフライングダッチマン改が突撃していた。

戦艦棲姫「さあ!砲撃してッ!」

コンゴウ『了解!』ドォン!!ドォォン!!!

ズガァァァァァァァァァァン!!!!!

646: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:32:44 ID:tpgzDY4A
群像「っ…!」

杏平「おいおい!そりゃズルいっての!」

キリシマ「なんとか抜け出せないか!?」

イオナ「今頑張ってる…!」

グパァ…!

フライングダッチマン改の船体が上下に開き、超重力砲の様な物を見せる。

戦艦棲姫「さあ…止めは華々しく…『疑似超重力砲』で決着をつけてあげるわ…!」


ヒュウガ「こ、これって…絶体絶命のピンチ!?」

蒔絵「そんなあ…!」

群像「くっ…!どうする事も出来ないのか…?折角親父を目の前にして…!」

タカオ「ぐ、群像様…」

群像「な、何だ…?タカオ…?」

タカオ「私…ずっと貴方の事…愛していたわ…!」

群像「……えっ?」

杏平(まさかの告白イベント!?)

647: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:37:28 ID:tpgzDY4A
タカオ「でも…もうそれも潰えてしまうのね…っ!」

群像「タカオ…」

イオナ「っ…!」

蒔絵「そんなぁ…ここまで来て…嫌だよぉ…」


戦艦棲姫「さあ…そろそろフィナーレと行こうじゃない…!」

フライングダッチマン改は溜めに溜めたエネルギーを放出しようとし、体を光らせる。

戦艦棲姫「終わりよッ!!401ッ!!!!」


ドガァン!!ドガァァァン!!!!

突然、二つの弾丸がフライングダッチマン改の露わとなった弱点を貫く。

戦艦棲姫「……えっ?」

イオナ「へ?」

タカオ「え…?」

杏平「え?」

648: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:42:11 ID:tpgzDY4A
その弾は、紛れも無く…『超戦艦』の2隻が放った砲弾だった。

ヤマト「危ない所だったわね…」

ムサシ「お父様の命令よ、私たちに手出し無用と伝えなかったのが仇となったわね」


戦艦棲姫(あ…もう…結果なんて決まってたんだ…)

エネルギーを制御しきれなくなり、大爆発を起こすフライングダッチマン改。
その爆発音と共に…

戦艦棲姫「あ゛ーーーーーーーっーー!!!!」

戦艦棲姫の…何とも言えぬ叫び声が響き渡る。

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!

群像「うわっ!?」

タカオ「げほっ…た、助かったの…?」

649: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:47:17 ID:tpgzDY4A
群像「それより…タカオ、さっきの…俺の事を愛してるって…」

タカオ「そ、それは…!あ、飽く迄も優秀な館長だからであって!その、別に変な意味とかは…!」


群像「…そうか、ありがとう。タカオ」

タカオ「はにゃ?!うにゃーー…////」プシュ~

イオナ「…むぅ」


ボガァァァァァァァァァァン……

長門「……」

大和「…長門さん…結局…どっちが勝ったんでしょうか…?」

長門「…恐らく私たちの勝ちだ…私たちは戦いに勝ったのだよ…」

大和「そうですか…では…あれが…『姫』の最期なのですね…」

長門「…ああ」

650: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:53:57 ID:tpgzDY4A

「ま、待ちなさいよ…!」

長門「!?」

戦艦棲姫「もうやる気は無いけど…勝手に殺さないで…!」大破!

大和「あの大爆発から生きているなんて…!なんと言う強靭な生命力…!」

ムサシ『…で、どうするの?』

ヤマト『デデデ海軍が勝ったからには…コンゴウは返してもらうわよ?』

戦艦棲姫「く…残念だけど…仕方ないわね…」

南方棲戦姫「…戦艦棲姫」

戦艦棲姫「…何?」

装甲空母姫「…強かったわね」

戦艦棲姫「……ええ」


「強かった」

651: 名無しさん 2014/03/27(木) 02:56:32 ID:tpgzDY4A
コンゴウ「…」

ムサシ「…さあ、そういう事だから霧に戻るわよ」

コンゴウ「…戻る前に…彼女達に別れの言葉を告げさせてくれないか…?」

ムサシ「…」チラッ

ヤマト「…♪」b

ムサシ「良いそうよ」

コンゴウ「…すまないな…」ザザァ……

ザザァ…

戦艦棲姫「コン…ゴウ…」

コンゴウ「…」

陸奥「…」

652: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:02:20 ID:tpgzDY4A
コンゴウ「その…今まで…世話に…なった」

戦艦棲姫「…ううん、貴方も…今まで私たちの元に居てくれてありがとう…」

イオナ『…』ザザァ…

402『本当に…戻って来てくれるのだな…』ザザァ…

400『まだ信じられません…』ザザァ…

コンゴウ「すまないな…色々迷惑をかけた」



ザバァッッ!!!!

一同「!?」


雷「皆!遅れてゴメン!」

響「潜水の練習をしていたら遅れてしまってね」

長門「第六駆逐隊…!?」

653: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:05:40 ID:tpgzDY4A
レ級「ボクも居るよー!」

吹雪「吹雪も居ます!」

大和「皆!戦いはもう終わったのよ!?」

レ級「いいや!とっつかまえるまでは勝ったとはいえ…?」

戦艦棲姫「……」

暁「ど、どうしたのよ?」

電「親玉…捕まえないのですか?」


レ級「お…かあ…さん…?」

戦艦棲姫「レ…きゅう…?」

402『えっ?』

雷「えっ?」

響「おかあ?」

暁「さん?」

コンゴウ「…だと……!?」

654: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:20:20 ID:tpgzDY4A
『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!?』

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=Rgir4fBVq6g" >http://www.youtube.com/watch?v=Rgir4fBVq6g

(スーパーマリオギャラクシーより、チコのテーマ)

驚く一同を尻目に、質問を続けるレ級。

レ級「本当に…お母さんなの…!?」

戦艦棲姫「…本当…よ…貴方の…お母さんよ…」

レ級「お母さんっ!」ダッ

目の前の彼女が、母親である事を確信したレ級は…彼女に向かって思い切り飛びつき、抱きついた。
何年も感じていない様に感じてしまう、母親の温もりをレ級は体いっぱいに受け取る。

レ級「会いたかったよ…お母さん…!」ギュゥゥ

戦艦棲姫「もう一生会えないと思っていたけど…まさかこんなにもまた早く会えるなんて…!」ギュゥゥ

ラトニー「グルルル♪グルルル♪」

ポカーン……

余りの出来事に殆どの者の思考が停止してしまう。
その少しの間の静寂を、長門の問いかけが破る。

655: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:31:17 ID:tpgzDY4A
長門「あの……」

戦艦棲姫「なぁに?」

長門「いや、その…ソイツは…?」

戦艦棲姫「ええ…この子は…私が生み出した…いえ、正確には作ったというのが正しいわね…」

レ級「…」ギュゥゥゥ

ヲ級「ヲ…やはり貴方の娘さんでしたか、と私は警察と呼ばれる職業の真似をする」

雷「えっと…つまりどういう子なの?」

戦艦棲姫「…この子は…」

戦艦棲姫は語り始める、自らの娘の誕生時について…
(注意、以下投稿主の勝手な妄想が出てきます、苦手な方は読み飛ばしをお勧めします)



…戦艦レ級は…深海棲艦の主、戦艦棲姫が生み出した実験個体。
かつて水上機母艦クラスの個体を生み出そうとした時に失敗し、その時の産物の艤装と
戦艦棲姫が作り上げた人間部分を合わせた、所謂『キマイラ』である。
故に人間部分と艤装部分に個々の意思があり、それぞれ独立している。
彼女の建造に関しては殆ど実験的な意味合いが強く、実用性が認められた後は量産される予定だった。

656: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:50:33 ID:tpgzDY4A
しかし、その力は予想以上に凶悪で、実用性を確かめようとした深海棲艦が今までに何度も艤装に食い殺された。
(レ級は戦艦棲姫が生み出した強力なパワーを秘めた人間部分で凶暴な艤装部分を抑止しようとするのが当初の目的だったので、水母を作ろうとして失敗した時よりは遥かに被害が少ないが)
一時、廃棄してしまった方がいいという声も出始めたが、すぐにそれは無くなった。
なぜならば、彼女はもう自分たちの仲間も同然。生み出した仲間は最後まで育てよう。
という意思が強かったからである。(何よりも戦艦棲姫が自分の生んだ娘を殺したく無いという意思が強かったのが決定打)
その為、どうにか凶暴な艤装を抑えようと人間部分に飼いならす方法を教えたり、戦艦棲姫自らが艤装の抑制を手伝ったりと様々な手段を尽くして遂に艤装の抑制に成功した。
ようやく、外に出す事が出来る。そう思った深海棲艦はレ級を海の上に連れて行こうという話が出た。


…その凶悪なる力を持つレ級を、『蟲』達が見逃すはずが無かった…

外に連れて行く前日、レ級が寝ている間にタランザ達が襲撃。
突然の強襲に深海棲艦は上手く対抗できず、最終的にはレ級が連れ去られるのをただただ見守るだけしか出来なかった…

響「そんな事が…」

戦艦棲姫「あの蜘蛛の様な男に攫われてからは、もう戻ってこないと諦めかけていたんだけど…こうして会えたの…」

レ級「ボクねー!なんだか雷達の鎮守府に落ちたんだってー!」

暁「あ…!多分レ級を運んでいる奴が途中でおっことしちゃって…その落ちた先が私たちの鎮守府だった訳ね!」

デデデ「なるほど、それなら天井を突き破って落ちて来た事も説明がつくZOY」

戦艦棲姫「皆さん…レ級を助けてくれてありがとう…そしてごめんなさい…今まで危害を加えて…」

電(あれ?なんだか勘違いされているのです??)

657: 名無しさん 2014/03/27(木) 03:56:26 ID:tpgzDY4A
陸奥「もしかして…さっきの憂さ晴らしの相手って…」

戦艦棲姫「…そう、レ級が居なくなって苛立っていたから八つ当たりの相手が欲しかったのよ」

ムサシ「そう…だったのね…」

長門「まつたく…人騒がせな!」

雷「ぷぷっ…でもこれで…深海棲艦とは仲良くなれたのかしら?」

響「そうだね…」

コンゴウ「ははは…ん?」

ゾロゾロゾロ……

ヒュウガ「…その子が敵の親玉の娘と聞いて」

群像「ヒュウガにクラインフィールドを張ってもらっている、落ちる心配は無いさ」

コンゴウ「千早群像…お前達まで来てしまったのか…」

翔像「…ムサシ」

ムサシ「…はい、お父様…」

658: 名無しさん 2014/03/27(木) 11:24:39 ID:tpgzDY4A
ムサシの張るクラインフィールドを伝い、群像の元へと降りて行く翔像。

群像「…親父」

翔像「久しぶりだな…まさかこんな形で会うとは」

群像「…俺もだよ」

蒔絵(わー…近くで見ると結構かっこいい…)

群像「親父は…どうして霧に入った」

翔像「…聞きたいか?」

群像「…ああ」


翔像「…実のところ、俺でも余り覚えていないんだ…」

群像「…えっ?」

翔像「もう…何年も前の話…になるのか?だから忘れてしまった…すまない」

群像「じゃあ…その…ムサシのメンタルモデルは覚えていないのか?」

659: 名無しさん 2014/03/27(木) 11:42:08 ID:tpgzDY4A

ムサシ「へー…そうなの」

クルーA「そうなんだよ、それでその田中って奴がさあ…」

ムサシ「うふふ…変なの…」


群像「…お取り込み中みたいだな」

翔像「まあいい、今度暇ができた頃にでも聞く」

群像「分かったよ、たまには母さんにも顔見せてあげろよな」

翔像「分かっている…」


マホロア「…なんだか色々話が込み合ってるケド…結局どういう事?」

レ級「ボクはお母さんの子供!」

戦艦棲姫「私はレ級の母親です」ペコリ

マホロア「は…はア…」

660: 名無しさん 2014/03/27(木) 11:47:05 ID:tpgzDY4A
雷「…ま、これで一件落着って所?」

電「なのです!」

響「じゃあ皆…しばらくしたら帰るよ」

長門「分かった」

ドォン!!

南方棲戦姫「!?危ないッ!!」ドンッ!!

戦艦棲姫「きゃっ!?」バシャッ!

レ級「うわっ!な、なにす…!」バシャッ!

ピシャァンッ!!

南方棲戦姫「う…にげ…て…」

レ級「…!南方ねーちゃんッ!!!」

戦艦棲姫「す、水晶に閉じ込められた…?まさかッ!」

ヒュウガ「えっ?」

661: 名無しさん 2014/03/27(木) 12:22:44 ID:tpgzDY4A
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=3srGJeQx6q4" >http://www.youtube.com/watch?v=3srGJeQx6q4

(襲来!クッパ船団)

気づくと、辺りには大量の戦闘飛行船が浮遊していた。
中には拿捕した霧の艦艇を重そうに輸送している船も居る。

長門「なんだ…あれは…!?」

戦艦棲姫「あれこそ…レ級を攫った奴らよ!!」

雷「えぇ?!それが何でここに居るのよ!?」

響「…待ち伏せされたか」

翔像「兎に角!401クルーの者は全員直ちに401内に避難しろ!」

群像「分かった!」

ズシィィィィィィィィィィィンッ!!!!!

突然、何者かがイ401の船体に降り立つ。
それは……

ハルナ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ……

大戦艦ハルナのメンタルモデルだった、それを見た蒔絵は真っ先にハルナに向かう。

662: 名無しさん 2014/03/27(木) 12:48:59 ID:tpgzDY4A
蒔絵「ハルハルっ!私だよ?蒔絵だよっ!!」

ハルナ「……」ギロッ

しかし、近づこうとする蒔絵をハルナは邪魔者を見る様な目で睨みつける。

蒔絵「えっ…?」ビクッ

キリシマ「おい!ハルナ!!」

ハルナ「…!」バッ

キリシマの呼び掛けにも答えず、ハルナは飛行船団を使ってイ401の船体を確保した。
鎖にまかれ、そのまま持ち上げられる船体。

イオナ「っ!?」

キリシマ「ハルナっ!!どういうつもりだ!」

ハルナ「…」ピョンッ

ハルナはそのまま鎖を伝い、401を持ち上げた飛行船に戻る。

群像「イオナっ!!」

イオナ「ぐ…群像…」

「クーフッフッフッフ!邪魔はさせないのねッ!!」

663: 名無しさん 2014/03/27(木) 12:54:58 ID:tpgzDY4A
タカオ「その声は…!?」

タランザ「クフフ…そうなのね!セクトニア様の味方、魔術師タランザなのね!」

蒔絵「お前はあの時の…!ハルハルに何をしたの!?」

タランザ「クフフ、ちょっと操ってワタシの思い通りに動いてもらってるのね」

キリシマ「やはりか…!」

群像「どうしてイオナを攫う!?」

タランザ「いやあね…元は前おっことしちゃった深海棲艦を再び捕まえにやって来たんだけど…序でにこいつらも攫おうって事なのね」

タカオ「そんな…!」

タランザ「おっと…次は落としちゃった奴なのね、お前達はそこで見てるがいいのね!」

キリシマ「おい!!待てッ!!」

タランザ「やだねー!」

そんなやり取りをしている間に、完全に拿捕されてしまったイ401。

664: 名無しさん 2014/03/27(木) 13:30:47 ID:tpgzDY4A
群像「イオナぁぁぁぁぁぁっ!!!」

イオナ「群像っ!!!」

何をする事も出来ない二人の叫びだけが、ただ空しく空を舞う。


レ級「ど、どうしよう…!」オロオロ

響「ローアの中に避難しよう!そこだったらなんとか…!」

雷「そうね…皆!ローアの中に逃げるわよ!」

大和「わ、分かりました!」

レ級「お母さんも一緒に!」

戦艦棲姫「……」

レ級「お母さん?」

戦艦棲姫「…コンゴウ」

コンゴウ「…ああ」シュワワワワワ……

レ級「え…?」

665: 名無しさん 2014/03/27(木) 13:44:11 ID:tpgzDY4A
コンゴウはナノマテリアルでレ級の精巧なダミーを作り上げる。

戦艦棲姫「…ここは私たちが引き受けるわ、レ級は…皆と一緒に逃げなさい?」

レ級「そんな!?お母さんも一緒に行こうよ!!」

コンゴウ「それは無理だ…恐らく奴らが追いかけて来たら今のお前達には対抗出来る程の体力が無い」

レ級「でも…嫌だよ!!折角お母さんと会えたのに…っ!」

悲しに目から涙がこぼれてしまうレ級、心無しか艤装も小さな水の玉を目から流している。

戦艦棲姫「レ級…それはお母さんも同じよ、でも……」

レ級「…」ポロポロ


戦艦棲姫「せめて…貴方には…笑って生きてほしいな…」

レ級「だったら!お母さんも一緒に…!」

戦艦棲姫「……ごめんね」

レ級「お母さん?お母さんっ!!」

いやだ…いやだいやだ!折角会えたのに…また別れたくない!

666: 名無しさん 2014/03/27(木) 13:53:44 ID:tpgzDY4A
だだっ子の様に泣きじゃくる暇もなく、暁がボクを引き止める。


暁「…レ級…中に乗って、時間がないのよ!?」

お母さんを置いて逃げなきゃいけない事に、ボクは胸がチクリと痛んだ。
せめて、後で助けに行くと伝えなきゃ。
そう思い立ったボクは、喉に力を込め、泣きながらも伝えたい事を声を出す。

レ級「えぐっ…必ず、必ず助けに行くから…!!」

戦艦棲姫「…ありがとう、でも…私は大丈夫だからね…?」

お母さんが慰めのつもりで放った言葉が、更に自分の心に突き刺さる。
その言葉を否定…する暇もなく、ボクはローアに乗せられた。

レ級「お母…さん…っ…」ポロポロ

すすり泣くボクに、やって来た丸っこいピエロみたいなのが励ます。

マルク「…安心しろ、あの蟲野郎どもから奪い返してやるからよ」

レ級「……」ポロポロ

暁「そうよ!だから…無理にとは言わないけど…元気出しなさいよね?」

レ級「っ…」

667: 名無しさん 2014/03/27(木) 14:02:43 ID:tpgzDY4A
戦艦棲姫「…元気でね…」

コンゴウが張るクラインフィールドを伝い、コンゴウの艦艇へと上る戦艦棲姫。

コンゴウ「…本当に…あれで良かったのか?」

戦艦棲姫「…ええ、あの子は…傷付けたくない」

コンゴウ「…そうか…」

次第に迫って来るタランザと…ひときわ豪華で巨大な船を見上げながら答えるコンゴウ。
そして、巨大な船から一人の女性が戦艦棲姫達を見下ろす。

セクトニア「…」

万物の女王、クィン・セクトニアである。
彼女は戦艦棲姫達に対して語りかける。

セクトニア「戦艦棲姫…それと…大戦艦コンゴウ…」

コンゴウ「…なんだ?」

668: 名無しさん 2014/03/27(木) 14:10:34 ID:tpgzDY4A
セクトニア「…お前達にはこれから妾の生み出す新たなる美しい地球の誕生に…立ち会ってもらうぞ…!」

そして、巨大な船から眩い光が漏れだす。

戦艦棲姫「っ!」

コンゴウ「…!」

セクトニアは両手を天空に掲げ、天に向かって叫ぶ。

セクトニア「妾が美なる後光を…遍く世界へッ!!」

そして、次第に眩い光は膨らみ、コンゴウの艦艇を包み込む。

織部「っ…あれは…!?」

ヒュウガ「分からないわ…あんな事は初めてよ…!」

ゆっくり光が消えると、そこには…何も居なかった。
気づくと多数居た船団も忽然と消えていた。

ヒュウガ「…」

杏平「…」

余りのアクシデントの連続に、ただただ沈黙する401クルー。
そこに…父である翔像が沈黙を破る。

669: 名無しさん 2014/03/27(木) 14:34:43 ID:tpgzDY4A
翔像「…群像」

群像「…親父…」

翔像「……消沈するのはまだ早い、401を救出できる手立てはある筈だ」

杏平「そ…そうだぜ!諦めるのはまだ早いって!」

群像「だが…彼らの本拠地も分からないのに…どうやって…」

いおり「…そうだ!」

ヒュウガ「…へ?」

ムサシ「何か案でも浮かんだの?」

いおり「この…ちびイオナちゃんならイオナの運ばれる先が分かるかも!」

群像「それだ!」

タカオ「もうそれで行くしかないわね…!」

いおり「ただ…居場所の特定には少し時間がかかるかも…」

670: 名無しさん 2014/03/27(木) 14:49:16 ID:tpgzDY4A
群像「そうか…それまではどうする?」

ヤマト「とりあえず…私に乗る?」

杏平「ん、あんたは…?」

ヤマト「超戦艦ヤマトよ、覚えておいてね」

杏平「俺は杏平、よろしくな!」

群像(…このメンタルモデル…どこかで見た様な…)

ヤマト「さあ、いらっしゃい?変な事しないから大丈夫よ」

タカオ「よ、余計安心できないんだけど…」

織部「とりあえず、ここはお言葉に甘えましょう」

群像「ああ…御邪魔させてもらうよ…」

翔像「…そろそろ戻るぞ」

402『…鎮守府への案内は私たちが行う』

400『総旗艦様は着いて来てください』

ヤマト「あら、じゃあお願いするわ」

671: 名無しさん 2014/03/27(木) 15:13:36 ID:tpgzDY4A
ーーーそして…横須賀鎮守府ーーー

デデデ「…ただいま帰投したZOY」

カスタマー「お疲れさまでした、また大変な事になったそうで」

エスカルゴン「ああ…本当にあっという間の襲撃だったでGES」

翔像「今は…群像達が401のメンタルモデルの位置を模索している」

ヤマト「ここに帰りながらやったんだけど…まだちょっと時間がかかるみたいで…」

ムサシ「次いでだから私たちも一緒にここに来たって訳」

カスタマー「そうですか…大した持てなしも出来ないかもしれませんが、ゆっくりしていってください」

翔像「ああ…分かった」

ムサシ「お父様、暫く鎮守府の中を見て回りましょうか」

翔像「そうだな…では、少し鎮守府を見て回って来るぞ」

デデデ「ああ、分かったZOY」

672: 名無しさん 2014/03/27(木) 15:41:45 ID:tpgzDY4A
ーーー食堂ーーー

翔像「…入るぞ」

間宮「あら、群像さんのお父さん?ゆっくりして行ってくださいね」

スッ…

翔像「ふむ…何にするか…」

ムサシ「あ、このマキシマムトマトのシチューってのが食べてみたいわ」

翔像「ふむ…ならば俺は…無難にステーキにするか」

ムサシ「食後のデザートって言うのは食べないの?」

翔像「…まあ腹にまだ入りそうだったら頼む」

ムサシ「じゃあ決まりね…すいませーん」

間宮「はーい」


金剛「…それは残念デシタね…」

レ級「…」

榛名「…元気出してください、きっと助けられますって!」

673: 名無しさん 2014/03/27(木) 15:59:27 ID:tpgzDY4A
レ級「…」ズーン…

霧島(これは…思ったより重傷ですね…)

コトッ……

レ級「…?」

マルク「何時までもショボショボしてんじゃねーよボンクラ、メシ食ってさっさと元気出せ」

比叡「え、えっと…その分のお金は…?」

マルク「そのメシはこっちの気まぐれ、金は要らないのサ」

榛名「何時もすいません…」

レ級「…」

マルク「…腹が減ると、力が出なくなるだけじゃなくて、寂しくもなるって昔どっかのセイウチが言ってたぜ?」

マルク「腹ぁ満たせば…少しは気力も出るんじゃ無いの?」

金剛「そうデスよ!ご飯食べて元気を出すデース!」

674: 名無しさん 2014/03/27(木) 16:31:35 ID:tpgzDY4A
レ級「……あむ」パク

マルク「…お」

レ級「んぐんぐ…んくっ…あむっ」モグモグ…ゴクッ…パク…

マルク「ふんふん…だーいぶ勢い付いてきたのサ」

レ級「むぐむぐ」

マルク「はい、しっかり噛んで呑み込んでから喋ろうな」

レ級「んくっ…ありがと、少し元気が出たかも」

金剛「ふう…ありがとうございマース、レ級に少し元気が戻ったみたいデース」

マルク「ん、良いって事よ…じゃ、注文来てるからそろそろ行くわ」

榛名「では…また…」


比叡「レ級ちゃん…元気でて良かった…」

レ級「…まだ整理付か無いけど…ごめん…」

霧島「気にする事は無いわよ?ほら、早く食べないと冷めちゃうわよ」

レ級「あわわそうだった…あむっ」パクッ

675: 名無しさん 2014/03/27(木) 16:56:45 ID:tpgzDY4A
ーーー数十分後ーーー

翔像「ふむ…ここは中々に美味な料理屋だな」

ムサシ「げふー」

間宮「そういってもらえて嬉しいです♪」

翔像「…勘定はここに置いておくぞ」

間宮「ありがとうございます」ペコリ

翔像「ごちそうさま…ムサシ、次の場所に行くぞ」

ムサシ「あ…待ってお父様、置いてっちゃいやよ…」トコトコ

間宮(端からみると恋人か親子みたいで微笑ましいなあ…)

ーーー工廠ーーー

翔像「ここは…」

ムサシ「確か…艦娘を建造する為の場所って聞いたわよ」

翔像「想像がつかんな」

ムサシ「翔像だけに…なんちゃって」

翔像「……………」

676: 名無しさん 2014/03/27(木) 17:08:36 ID:tpgzDY4A
ムサシ「…んっんん、ここは艦娘とか装備とかそういう所を管理する場所って聞いたわ」

翔像「ふむ…想像がつかんな」

摩耶「おうおう、随分失礼な事言ってくれるじゃねぇか」

ムサシ「貴方は?」

摩耶「重巡洋艦摩耶だぜ、よろしくな!」

翔像「お前も艦娘か」

摩耶「そうだよ…ってお前…敵の本拠地に乗り込んだ奴みてもそう思わなかったの?」

翔像「何ぶん見た事も聞いた事も無かったのでな」

ムサシ「つまり…貴方が初めての重巡洋艦って訳よ」

摩耶「勘違いされそうな言葉言うな、それでさあ…お前建造される瞬間見たくねえか?」

翔像「建造の瞬間?」

摩耶「そ、試しにあたしが資材ぶっ込んで作るからさ、お前見てかない?」

ムサシ「………どうするの?」

翔像「…どうせ暇だ、見ても損はあるまい」

678: 名無しさん 2014/03/27(木) 19:40:09 ID:tpgzDY4A
摩耶「んじゃ…どどどん!」ポイポイッ!

ムサシ(結構雑なのね)

ガゴン…ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ドック1<01:00:00

摩耶「お、軽巡洋艦か?」

翔像「建造時間で出る種類が分かるのだな」

摩耶「基本ランダムだからな、そればっかりはしょうがねぇ」

ムサシ「でも…軽巡洋艦でも1時間…待つのが少し面倒ね…」

摩耶「そんな面倒くさがりやさんの貴方にはこの『高速建造材』を」

翔像「…只のバーナーにしか見えないが」

摩耶「まあぶっちゃけバーナーだ、コイツで…」ポイッ

ガゴン…

ボォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!

ムサシ「如何にもな音が聞こえて来たわね」

679: 名無しさん 2014/03/27(木) 20:21:27 ID:tpgzDY4A
摩耶「そして…出て来るぞ…」

チーン!

プシューーーー……

翔像「何が出て来る?」

摩耶「それは来てからのお楽しみだぜ!」


那珂「艦隊のアイドル!那珂ちゃんだよ!よっろしくぅ!」

摩耶「お、良くも悪くも有名な奴が来たな」

ムサシ「どういう事?」

摩耶「コイツはなあ、割と初期の戦艦レシピで出て来るって他の提督が騒いでてな、それが原因で有名になったんだよ、良くも悪くもな」

那珂「じゃあお仕事行ってきまーす!」

ムサシ「でも元気な子ね」

摩耶「ああ、ああいうムードメーカーは大事だぜ?」

680: 名無しさん 2014/03/27(木) 20:52:14 ID:tpgzDY4A
翔像「ところで…さっきの艦娘が向かった所と出口が違うが?」

摩耶「え?」

ガチャン

「解体室」

摩耶「」

ムサシ「か、解体室って…」

摩耶「あの…那珂は良く要らない船ってことで解体されんだけど…まさか気づいて居ないとは言え自分から解体室に入る那珂なんて初めて見たよ…」

ムサシ「こ、これからどうなるの?」

摩耶「まあここじゃあんまり機能してないけどな、解体室」

翔像「という事は…入っても大丈夫という事か?」

摩耶「勿論、今や単なる噂がつきまといやすいだけの空き部屋だぜ」

ムサシ「なんだ…よかったわ…こんな子供でも見れる事を保証するssでグロシーンとか誰得よ…」

681: 名無しさん 2014/03/27(木) 21:18:28 ID:tpgzDY4A
摩耶「お前っ!!そんな発言はダメなんだぞ!」

ムサシ「どうして?」

摩耶「とにかくダメなんだよ!二度と使うなよ!」

ムサシ「…分かったわ、気を付ける」

翔像「…ムサシ、そんな言葉一体どこで拾って来た…?」ヒソヒソ

ムサシ「ズイカクのネットワークからよ、たまたま見かけたから使ってみたの」ヒソヒソ

翔像「…今後お前はズイカクのネットワークに接続するな」ヒソヒソ

ムサシ「…分かったわ、見ちゃダメって事ね」ヒソヒソ

翔像「ああ、頼む」ヒソヒソ

摩耶「さてと、そこのおっさんも注意してくれた事だし…那珂を救出して来る、お前らは先帰って良いぞー」

ムサシ「分かったわ、摩耶ちゃんまたねー」

摩耶「ちゃん付けやめろマジで…」

682: 名無しさん 2014/03/27(木) 22:27:07 ID:tpgzDY4A
ーーー廊下ーーー

ムサシ「さて…もう位置は特定できている頃かしら?」

翔像「ヤマトの船内に行ってみるか」

マホロア「そうダネェ!、行ってみヨウ!」

ムサシ「……誰!?」

マホロア「ローアの船長、マホロア!アホロアっつった奴は終身刑を課すヨォ!宜しくネッ!」

翔像「初っ端から恐ろしい挨拶だな」

マホロア「ボクも付いて行くヨォ」

ムサシ「ええと…良いのかしら…?」

翔像「…あの船の船長ならば知る必要があるだろう」

マホロア「よし決まりダネェ、じゃあ早速行こウ!」

ーーーヤマトの艦内ーーー

ムサシ「お邪魔するわ」

ヤマト「あら、良い所に来たわね…今分かった所よ」

683: 名無しさん 2014/03/27(木) 22:58:37 ID:tpgzDY4A
マホロア「どこに居たノ?」

いおり「ちょっと待ってて…ちびイオナちゃん、もう一度表示してくれる?」

ちびイオナ「!」ヴン

ちびイオナは自分を生み出した存在の位置を示したデータを表示する。
そこに記されていた場所は…

ムサシ「…硫黄島?」

そう、イオナは硫黄島に居ると記されていた。

杏平「俺らも驚いたよ、最初はまたそこに落っことしたのかと思ったけど…どうも違うらしい」

織部「恐らく、我々が廃棄した硫黄島に彼ら…『セクトニア軍』が本拠地を築いたのでしょう」

タカオ「何であんな所に本拠地築こうって思ったのかしら?」

ヒュウガ「…ただ単に自分たちに環境が合うってだけじゃないの?」

ヤマト「うーん…所謂自分にとって適正な場所だから硫黄島に本拠地を築いたって事?」

ヒュウガ「ええ、曲がりなりにも彼らは蟲だからね…硫黄島は住みやすいんじゃないかしら、多分」

684: 名無しさん 2014/03/27(木) 23:17:21 ID:tpgzDY4A
「その話…聞かせてもらったZOY」

マホロア「あ、デデデ!」

デデデ「目的は定まった!硫黄島に赴き、敵の本拠地を叩くZOY!!」

群像「まて、まだあそこに本拠地があると決まった訳ではない」

翔像「そうだ、401のメンタルモデルが硫黄島にあるという情報だけでは不確か過ぎる」

デデデ「だが、だからといってそこに赴かない訳にもいかんだろう」

エスカルゴン「そんなに心配なら…自分で確かめて来ると良いでGES」

ムサシ「…良いわよ?総旗艦は?」

ヤマト「当然私も確かめに行くわよ」

キリシマ「おいおい…じゃあお前達はどうするんだよ?」

エスカルゴン「我々は作戦を練っておくでGES」

マホロア「もしも本拠地だとしたら…念には念を入れておかなくちゃだからネェ」

ヒュウガ「…どうするのよ?艦長とそのお父さんは」

685: 名無しさん 2014/03/28(金) 00:03:00 ID:nl0xJeBw
翔像「俺は行くが…群像はどうするつもりだ?」

群像「……」

杏平「…ま、俺達は艦長の命令に従うだけだ。どんな事も付き合うぜ」

タカオ「尤も…既に答えは分かってるけど…どうするの?」


群像「…行くさ、そこに本拠地が無かったら無かったでイオナを保護するだけだ」

ヒュウガ「まっ、それもそうね」

ヤマト「…じゃあ、先に行って確かめて来るわね」

マホロア「良い作戦が思いついたら追いかけるヨォ」

ムサシ「じゃ…そろそろ発進するから、貴方達は外に出て?」

デデデ「ん、分かったZOY」ガチャッ

ムサシから外に出る様に言われ、港に降り立つデデデ達。

デデデ「…では気をつけるZOY!」

ヤマト『大丈夫よ、私は超戦艦だもの』

ムサシ『沈む心配なんて要らないわ』

686: 名無しさん 2014/03/28(金) 00:23:42 ID:nl0xJeBw
ザザァ……

デデデ「さて、すぐに第六駆逐隊とその他大勢をローアに招集し、作戦を練るZOY」

エスカルゴン「了解でGES!」

ーーー数分後、ローア甲板ーーー

響「…どうしたんだい?こんなに大勢呼び出して」

榛名「何かの作戦会議でしょうか?」

マホロア「その通りダヨォ」

デデデ「ムサシとヤマトが敵の本拠地があると思われる硫黄島に向かったので、その間にあった場合の作戦を立てるZOY」

レ級「…どうやって本拠地に侵入するかって言う作戦?」

エスカルゴン「そうそう!正面突破か、裏口から侵入か、はたまた大将から叩くか…!」

金剛「うーん…普通に考えれば裏口から侵入するか、正面突破デスが…」

デデデ「恐らく裏口の警備も固いだろう、正面も防衛がされていないとも限らない」

雷「どうしたものかしらねー…」

687: 名無しさん 2014/03/28(金) 00:44:51 ID:nl0xJeBw
エスカルゴン「…あ」

マホロア「どうしたノ?」

エスカルゴン「…私めに良いアイデアがあるでGES」

吹雪「良い…」

レ級「アイデア?」

エスカルゴン「ちょっと付いてくるでGES」スクッ

暁「え?あ、ちょ待ちなさいよ!!」

デデデ「エスカルゴン!待つZOY!」

ーーー地下工廠ーーー


エスカルゴン「ふー…着いたでGES」

比叡「ぜぇっ…ぜぇっ…な、何ですか急に走り出して…」

エスカルゴン「…見るでGES」

霧島「…?」

688: 名無しさん 2014/03/28(金) 01:04:03 ID:nl0xJeBw
電「なっ…」

響「あれは…!?」

エスカルゴン「あれこそが空中戦艦、はるばー…」

デデデ「あれはハルバード!!?随分とかっこ良くなっているZOY!!」

エスカルゴン「…でGES」

マホロア「ローアよりも大きいネェ…!」

金剛「そういえば…深夜の謎の怪音の正体はこの戦艦を建造している音だったデース」

「エスカルゴン殿」

エスカルゴン「メタナイト、ハルバードは完成したんでGESな?」

メタナイト「はい、起動も問題ありません」

レ級「なるほどー…このでっかい船で正面の防衛を突破するんだね!?」

エスカルゴン「そう、コイツには何よりも主力兵装の『2連主砲』と、防衛メカの『ヘビーロブスターMk *鵺』など、多彩な兵器を持っているでGES!」

吹雪「それなら…それなら突破出来るかも!?」

マホロア「…」

691: 名無しさん 2014/03/28(金) 01:45:03 ID:nl0xJeBw
マホロア「…でもサァ、もし相手がとんでもない防衛力を誇ってたらどうするノ?」

エスカルゴン「え、そりゃ…」

マホロア「ハルバードを否定するつもりは無いケド、相手が沢山の攻撃で迎撃して来たら沈む可能性だってあル」

暁「じゃあどうするのよ!」

マホロア「そこでダ……ボクに安全策があル」

金剛「安全策…?」

マホロア「ウン、安全策っていうのはネェ……ごにょごにょごにょ…」

雷「…えっ…!?それじゃあ…貴方の船は…?」

マホロア「大丈夫、これが最も確実に突入出来ル」

メタナイト「しかし…」

マホロア「…ボクだってネェ、人の役に立ちたい事だってあるんダヨォ」

霧島「何時も役に立っている様な気もするけど…」

マホロア「…こういうクライマックスにはね、見慣れた誰かが活躍するもんなノ」

692: 名無しさん 2014/03/28(金) 02:00:28 ID:nl0xJeBw
メタナイト「…後で必ず直します…」

マホロア「ん、頼んだヨォ」

エスカルゴン「じゃあ…私目は空母から艦載機を借りるから、その後陛下は作戦会議室に皆を招集するでGES」

デデデ「分かったZOY」

金剛「では…作戦会議室で待っていれば良いデスね?」

デデデ「うむ、少し待っていてほしいZOY」

電「了解なのです!」

メタナイト「ではこちらも準備を進ませておきます」

エスカルゴン「頼むでGESよ」

ーーー艦載機整備室ーーー

赤城「うーん…やっぱりここはここじゃないと…」

千代田「うーん…整備って難しいんですね…」

大鳳「だけど結構楽しいよ?どこを直せば良いかとか考えるのが…」

693: 名無しさん 2014/03/28(金) 02:23:48 ID:nl0xJeBw
エスカルゴン「あのー…入って良いでGESか?」

大鳳「あ…エスカルゴンさん、どうぞー」

エスカルゴン「悪いけど…何かこう…敵の大量な攻撃避けれそうな艦載機ってあるでGES?」

赤城「ええと……あ、この子が良いわね、機動力は絶好調よ」つ紫電改二の矢

大鳳「私は…これがお勧めよ」つ震電改の矢

千代田「わぁ…凄い艦載機ばかり…!」

エスカルゴン「ふーむ…彼奴らも乗せるとなるともう少し必要でGESな」

ヲ級「そんな貴方にこれ」つ深海艦載機三ッ星

エスカルゴン「おわ!?いつの間に!?」

ヲ級「何に使うかは分からないけど…受け取って」

エスカルゴン「…感謝するでGES」

大鳳「ところで…どうして性能の良い艦載機が欲しかったの?」

694: 名無しさん 2014/03/28(金) 02:35:43 ID:nl0xJeBw
エスカルゴン「何故かって?それは…今回の作戦に必要だからでGES!」

赤城「作戦?」

エスカルゴン「後で鎮守府中の全艦娘を集めた大作戦会議があるでGES、説明はそこでするでGES」

大鳳「…分かりました、後で作戦会議室に向かいます」

千代田「私も…役に立てるかどうか分からないけど…頑張ります!」

エスカルゴン「ああ…では私目は先に準備を進めておくでGES」

赤城「了解です!」

ーーー再び地下工廠ーーー

エスカルゴン「メタナイト、艦載機は取って来たでGESよ」

メタナイト「…そうですか」

エスカルゴン「…突入するメンバーも決めなくてはならないでGESな」

メタナイト「ええ、こういうメンバーを決めるのは大事ですから」

エスカルゴン「そうでGESな…」

695: 名無しさん 2014/03/28(金) 02:52:04 ID:nl0xJeBw
ピンポンパンポーン

『ただいまより、大作戦会議を行うZOY!直ちに作戦会議室に集まる様に!』

エスカルゴン「あ、時間だ…私はもう行くでGES」

メタナイト「分かりました、私はは最終調整を進めます」

エスカルゴン「頼むでGESよ…」
ーーー作戦会議室ーーー
デデデ「おほん…こんな夜更けに集まっていただき、誠に感謝するZOY」

天龍「一体どんな作戦だってんだ!?」

デデデ「ワシらは本日の午後10時、蟲の軍勢に乗っ取られた硫黄島に突入する」

エスカルゴン「奴らは恐らく頑強な防壁を伴って居るでGES、だから秘密裏に建造していた『戦艦ハルバード』を用意たこの作戦で行くでGES」

長門「その作戦…というのは?」

デデデ「…これだZOY!」


天龍「…一体何考えてんだよ…マホロアの野郎は…!」

エスカルゴン「私もそう思ったでGESが、奴の意思は固いみたいでGES」

デデデ「そこでだ、さっきエスカルゴンが取りに行った艦載機に乗り、本拠地に突入するメンバーを決めるZOY!!」

エスカルゴン「戦う意思がある奴は名乗り出るでGES!」

696: 名無しさん 2014/03/28(金) 13:26:23 ID:nl0xJeBw
エスカルゴン「えーちなみに…突入する主力精鋭チームはこちら決まってて…第六駆逐隊と戦艦レ級、そして吹雪でGES」

天龍「まあ妥当だよな」

金剛「自分のマザーを攫った奴に仕返ししたいのは良く分かりマース!」

デデデ「それと…もう一つのチームは霧のミョウコウ型の姉妹達とカービィだZOY」

エスカルゴン「それに…後3つのチームを足したのが突入チームとなるでGES」

木曾「その中で誰が本拠地に乗り込むかって募集している訳だな」

皐月「はいはーい!ボクが行きたい!!」

球磨「いーや!ここは球磨が行くクマ!」

多摩「どうせにゃら球磨型全員参加した方が良いクマ!」

北上「てことはあたしらの出番って訳ね?」

大井「北上さんと一緒に行けば百人力ですから!」

デデデ「ええい沈まれい!」

一同「」ビクッ

デデデ「…今から順番にチームの番号を言う、その中で誰が本拠地に行きたいか名乗り上げるZOY!」

エスカルゴン「分かったでGESな?」

697: 名無しさん 2014/03/28(金) 13:32:23 ID:nl0xJeBw
皐月「う、うん…」

エスカルゴン「では…早速募集開始でGES!!」

ーーー数分後、募集終了ーーー
エスカルゴン「ふむ…残りの突入するチームはこれでGESか…」

チーム3
旗艦:球磨(改)
多摩(改)
木曾(改)
北上(改二)
大井(改二)
天龍(改)

チーム4
旗艦:金剛(改二)
比叡(改二)
榛名(改)
霧島(改)
長門(改)
陸奥(改)

チーム5
旗艦:皐月(改)
卯月(改)
弥生(改)
島風(改)
摩耶(改)
夕立(改二)

698: 名無しさん 2014/03/28(金) 14:00:24 ID:nl0xJeBw
デデデ「えー…以上で突入チームの募集は終わるZOY」

天龍「おっしゃあ!なんだかワクワクして来たぜ!!」

木曾「油断するなよ、真っ先に死ぬぞ」

天龍「わ、分かってるって…」

大鳳「…じっと聞いていましたが、それで艦載機が欲しかったんですね」

エスカルゴン「ああ、あそこへと突入するのはどうしても機動力の高い艦載機が必要だったんでGESよ」

響「気になったんだけど…それぞれのチームは艦載機に乗って本拠地に突入するんだよね?」

デデデ「そうだZOY」

響「…私たち、乗れるのかな?」

大鳳「あ、大丈夫ですよ、艦載機の大きさは変える事が出来ますから」

球磨「凄いクマー!!」

デデデ「…では、作戦開始時刻まで先にハルバードで待機しているZOY!」

金剛「了解デース!」

699: 名無しさん 2014/03/28(金) 14:15:29 ID:nl0xJeBw
ーーーーーー

エスカルゴン「…いやあ、マホロアも思い切った事を言ったでGESなあ」

デデデ「…そうだな、ワシも驚いたZOY」ゴソゴソ

エスカルゴン「そんで陛下は…一体何してんの?」

デデデ「…前にお前が開発した『マスク』を覚えているか…?」ゴソゴソ

エスカルゴン「ああ、カービィと決着を付ける為に作れって行って結局使わなかったアレでGESね」

デデデ「それと…同じくお前が開発した『ニューデデデハンマー』も覚えているかZOY?」ゴソゴソ

エスカルゴン「ん…?陛下まさか…!?」

ガシャンッ!!

デデデ「ああ…本作戦の勝負服はこれで決まりだZOY!!」

エスカルゴン「おわぁぉ…改めて見るとかっこいい様な…」

デデデ「セクトニア…この新しいワシ、『マスクド・デデデ』の力を見るが良いZOY!!」

エスカルゴン「…私も、お供しますでGES」

デデデ「頼むぞ……ふふふ…作戦決行の時が楽しみだ……はーっはっはっはっは!!」

エスカルゴン(せ、性格も変わっている…!)

700: 名無しさん 2014/03/28(金) 14:35:18 ID:nl0xJeBw
ーーー次回予告ーーー
エスカルゴン「突入チームを決め、遂に本拠地へと突入する事が決まった我々デデデ海軍!」

デデデ「しかし…艦娘だけに美味しい所は持って行かせないぞ!ワシも出る!!」

エスカルゴン「何か勇ましい…」

デデデ「所でだ…タランザは蜘蛛だったか?」

エスカルゴン「それがどうかしたでGESか?」

デデデ「蜘蛛のアイツならば…食料が無いとき部下を食ってそうなもn」

エスカルゴン「おいやめろバカ」

デデデ「はっはっはっは…冗談だ冗談」

エスカルゴン(こ、こういう所は相変わらず…なのか…?)

デデデ「そんな事より!!」

エスカルゴン「…さらば…ローア…!」

デデデ「…次回!」

作戦No15『友情と謀略入り乱れる制圧戦』

エスカルゴン「を、お届けするでGES!!」

デデデ「エンディングまで…泣くんじゃない!!」

702: 名無しさん 2014/03/28(金) 15:20:05 ID:nl0xJeBw
ーーーその頃、硫黄島正面ーーー

ヤマト「…案の定、でっかい城があったわね…」

タカオ「うーん…401助けるの結構難しそうね…」

ヒュウガ(私のロボット使われてないわよね……)

城の頂上辺りからはヤマトとムサシの艦隊を見下ろすセクトニアとハルナが居た。

ハルナ「……」

セクトニア「ふん…生意気にもここに来たか…」

ハルナ「……」

セクトニア「…そんな不埒な愚か者どもには…少し驚いて貰わねばな…!」キィィィ……

セクトニアは城のすぐ正面に巨大な魔法陣を作り出すと、そこから拿捕した霧の艦艇を全て合成した巨大迎撃艦が現れる。


クルーa「て、敵本拠地正面に!謎の巨大物体が出現!」

翔像「…こちらに気づいたか」

ムサシ「ええ…どうしても行かせたく無いらしいわね…」

704: 名無しさん 2014/03/28(金) 17:11:20 ID:nl0xJeBw
>>702の違う所直した文章投下する。

ーーー午後10時、硫黄島正面ーーー

ヤマト「…案の定、でっかい城があったわね…」

タカオ「うーん…401助けるの結構難しそうね…」

ヒュウガ(私のロボット使われてないわよね……)

城の頂上辺りからはヤマトとムサシの艦隊を見下ろすセクトニアとハルナが居た。

ハルナ「……」

セクトニア「ふん…生意気にもここに来たか…」

ハルナ「……」

セクトニア「…そんな不埒な愚か者どもには…少し驚いて貰わねばな…!」キィィィ……

セクトニアは城のすぐ正面に巨大な魔法陣を作り出すと、そこから拿捕した霧の艦艇を全て合成した巨大迎撃艦が現れる。


クルーa「て、敵本拠地正面に!謎の巨大物体が出現!」

翔像「…こちらに気づいたか」

ムサシ「ええ…どうしても行かせたく無いらしいわね…」

705: 名無しさん 2014/03/28(金) 17:18:14 ID:nl0xJeBw
セクトニア「さあ…見よ、この霧の艦艇を固めた艦の…超重力砲を!!」

迎撃艦はその大きな砲塔にエネルギーを溜めると……


ドギュォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!!!

そのまま、遠方に向けて発射する。
遠方に向けられてるとは言え多数の霧を合わせた破壊力の超重力砲は周りに居る者も衝撃を与える。

ヤマト「っ…!」

杏平「…なんつー威力だよ…!まともに当たったら沈むんじゃねぇの!?」

タカオ「何もあそこまでしなくてもねぇ…」


群像達が驚いている様子を見て、セクトニアは呟く。

セクトニア「ふふ……この破壊力には皆恐れ戦いているようだぞ…!」

ハルナ「…?」

嬉しそうに呟くセクトニアを尻目にハルナが左に目を寄せると…何かが高速で接近して来る。
何かに気づいたハルナはセクトニアに高速で向かって来る存在を知らせる。
ハルナ「…」ポンポン

セクトニア「何ぞ?あそこに何かあるのか…?」

706: 名無しさん 2014/03/28(金) 19:21:09 ID:nl0xJeBw
セクトニアが目を向けると、そこには高速で向かうローアの姿があった。
群像達もその存在を確認する。

ヤマト「あら…助けが来たみたいよ?」

杏平「マジで!?」

タカオ「マジよ…でも…どう突入する気なのかしら?」


ハルナ「…」

セクトニア「ふん…愚か者が…撃ち落としてくれる」スッ

セクトニアは迎撃艦を操り、砲台を出現させる。
と、同時にローアに向けての集中砲火が始まる。

ドォン!!ドドドドォンッ!!!!


マホロア「砲撃を開始したネェ…メタナイト、そのまま最大速度で突っ込んデ!」

メタナイト「了解…各艦載機の発艦準備も急げ!」

エスカルゴン「了解!」

707: 名無しさん 2014/03/28(金) 20:24:01 ID:nl0xJeBw
更に速度を上げ、本拠地へと突撃するローア。

セクトニア「馬鹿め…死に急いでいるのか!!?ならば死なせてやろう!」

ローアは砲台の砲撃に被弾するが、速度を緩めない。
その様子を見た群像達は驚愕する。

群像「…どういうつもりだ…!?」

杏平「あれじゃあ幾らバリアを持ってるからって絶対沈むって!」

ヒュウガ「先行は止めなさーい!!」

キリシマ「言っても聞こえないと思うぞ…」


弾薬の雨に晒されるローアを、一筋の光が真っ正面から貫いた。

セクトニア「…勝ったな」

ハルナ「……」

貫いて尚も、駄目押しとして砲撃され続けたローアは耐えきれず、爆発を起こす。

708: 名無しさん 2014/03/28(金) 20:53:08 ID:nl0xJeBw
杏平「ローアぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

タカオ「ちょ、まさか突き進んだだけ!?」


刹那、爆風から4機の艦載機が飛来し、ローアの船体とパーツを確保したハルバードが飛び出した。

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=R0llbDi-55k" >http://www.youtube.com/watch?v=R0llbDi-55k

(スマブラx メインテーマ)

セクトニア「何ッ!?くそ…そういう事かッ!!」バッ!

ハルナ「…!!」

もう容赦は無用、そう考えたセクトニアは迎撃艦のみならず、城に設置されてある迎撃設備をフルに使って艦載機達を落とそうとする。


ヒュウガ「あ…あぁ!そういう事ね!!」

ヤマト「まさか油断させてからもう一つの船で艦載機を放つなんてね…やるじゃない」

群像「つまり…彼女達はあの艦載機に乗っているってことかな…!」

709: 名無しさん 2014/03/28(金) 21:07:05 ID:nl0xJeBw
放たれる大量の光の雨を必死で避け続ける艦載機達。
そして徐々に本拠地へと向かって行く。


球磨『おぁーー!?避けるのが大変だクマーッ!!』

多摩『た、多摩に貸すにゃっ!』

木曾『余計な事すんな!球磨姉さんが失敗して撃ち落とされたらどうするんだ!?』

天龍『ってかこれ大丈夫なのかよぉぉぉぉ!!?』

北上『だいじょーぶ!もうすぐ強い奴が来るから!』

天龍『強い奴…!?』

天龍が見上げると、そこには音速で左から迎撃艦に向かう物体があった。
ミョウコウ達を乗せたエアライド・スターシップだ。

710: 名無しさん 2014/03/28(金) 21:10:46 ID:nl0xJeBw

キィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!

アシガラ『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!早い!早いよこれぇ!!』

ハグロ『何回乗っても慣れないよぉぉ!!』

カービィ『ぽーよっ!』

ミョウコウ『敵迎撃艦に特攻、破壊するぞ!!衝撃に備えろ!!』

ナチ『っ!』

そして、音速の龍は……


ザンッッ!!!!!

セクトニア「……ッ!?」

目の前の艦載機に気を取られている迎撃艦や迎撃設備達を貫き、破壊する。

天龍『っしゃオラーーっ!!』

球磨『あ、危なかったクマー…!』

大井『このまま突入ですっ!』

711: 名無しさん 2014/03/28(金) 21:14:59 ID:nl0xJeBw
ハルナ「……ッ!!」

セクトニア「……戻るぞ、ハルナ」

ハルナ「……?」

セクトニア「…今度は我らがたっぷり相手をしようではないか…!」

ハルナ「…」コクッ

迎撃艦の破壊を確認すると、そのまま城の中へと戻って行くセクトニア達。


雷『やったわっ!カービィ達がやってくれたわ!』

響『カービィ達の頑張り…無駄にしない様にしよう!』

暁『ええ…さあレ級!貴方のお母さんを助けに行くわよ!』

レ級『勿論っ!突入だっ!!』

次々と城の中へと突入して行く艦載機達とスターシップ。
それを見ていたヤマト達は…

712: 名無しさん 2014/03/28(金) 21:25:56 ID:nl0xJeBw
ヤマト「あの作戦…ぜひとも参考にさせて頂きたいわね…」

ヒュウガ「けど私たちには艦載機が使えないッ!」

キリシマ「おお…なんと言う事だ…」

群像「一体何を言ってるんだ皆は…」

ヤマト「さてと…刑部蒔絵ちゃん、貴方は友達があそこに居るのよね?」

蒔絵「うん!」

ヤマト「そう……じゃあ貴方達、私はこの子を城まで送って行くわ」

キリシマ「待て!私が送る!」

ヒュウガ「私も、飽くまでイオナ姉様を助ける序でよ」

ヤマト「そう…じゃあお願いするわ」

キリシマ「任せろ…よいしょっと」グイッ!

蒔絵「ほわー…」

蒔絵をおぶるキリシマをタカオが揶揄う。

713: 名無しさん 2014/03/28(金) 21:33:24 ID:nl0xJeBw
タカオ「あははは!とても似合ってるわよ!」

キリシマ「笑ってる場合じゃないだろう!!」

ヒュウガ「タカオ、あんたも来なさいよ」

タカオ「はいはい…じゃあ貴方達はここで待ってなさいよね」

群像「ああ…必ず無事で帰ってくれ」

タカオ「大丈夫よ…あの蜂から401をぶん捕って来るから」

キリシマ「では…行くぞ!蒔絵!!」

蒔絵「うん!」

こうして、キリシマとヒュウガ、タカオの3人は女王の根城と化した硫黄島へと殴り込む。


ムサシ「……お父様、私も行っていいかしら」

翔像「ダメだ、ここに居ろ」

ムサシ「必ず帰って来るから…」

翔像「それでもダメだ、第一この艦艇の制御は…」

714: 名無しさん 2014/03/28(金) 22:07:24 ID:nl0xJeBw
ムサシ「クルーの皆に任せれば良いじゃない?」

翔像「だ、だが…」

ムサシ「…しょうがない人」

ムニッ

翔像「っ!?」

ムサシ「寂しいんでしょ…?お父様…」

翔像「お、お前何を…」

パッ

ムサシ「…じゃあ行って来るわね」

翔像「????」ポカーン

タッタッタッタ……

「親父」

翔像「っ!?」ビクッ

群像「…見ていたぞ」

715: 名無しさん 2014/03/28(金) 22:16:49 ID:nl0xJeBw
翔像「いや違うんだ群像、これは…」

群像「分かってる、親父だって寂しかったんだろ?」

翔像(ん…?)

群像「…俺の友人とかでよければ…あそこに乗り込むまで紹介するよ」

翔像(勘違いされているぞ…?別の意味で…)

群像「…俺の親父だって言えば皆分かるさ」

翔像「あ?あ、ああ…」

群像「…行こう、ヤマトへ」

翔像「……分かった」

去り際にムサシに抱きつかれる所を目撃されたが。
息子に変な勘違いをされずに済み少し安堵する翔像であった。