2: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:00:51.08 ID:PCRYE97fO
沙織『ハーイ!皆さんのお耳の恋人、武部沙織です。緊張しなくても大丈夫!私がしっかりエスコートするよ!』無線 

杏「うへぁ……」 

妙子「は、はは……」 

エルヴィン「何考えてるんだ……?」 

そど子「…………」 

ナカジマ「あちゃ~」 

ねこにゃー「の、ノーコメントで……」 

優希「わ~、かわいい~(笑)」


引用元: ・【ガルパン】沙織「ハーイ!皆さんのお耳の恋人、武部沙織です」

3: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:02:22.63 ID:PCRYE97fO

沙織「ぐすん」

みほ「いや、いきなりそんなこと言ったら驚くよ」

華「そうです。なぜあんなことされたんです?」

沙織「ネットでそういうのが"萌え"って見て……モテるかなーって」

麻子「アホか」

沙織「ひっどーい!でも可愛かったでしょ?」

麻子「バカか」

沙織「むー!」

4: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:04:45.03 ID:PCRYE97fO
優花里「あはは、武部殿のキャラには合ってなかったかもしれませんね」

華「そうですね。沙織さんは軽薄な雰囲気は似合わないと思います」

沙織「……じゃあ私のキャラって?」

みほ「うーん?」

華「いざ考えてみると難しいものですね。実直で優しい方でしょうか」

みほ「でも、『ヘイ彼女!一緒にお茶しない?』とか、ちょっとおちゃらけた(?)所もあるよね」

沙織「みぽりん止めて。蒸し返されると恥ずかしい」

みほ「あはは、ごめんね」


優花里「武部殿の一番の魅力は、その社交性じゃないでしょうか!とてもフレンドリーで、私でもすぐ仲良くなれましたし!」

麻子「まあ、面倒見は良いんじゃないか?」

沙織「な、なんだか恥ずかしいなあ」

みほ「そのままの沙織さんが一番素敵だと思うよ」ニコ

華「そうです」

沙織「みぽりん……みんな……!ありがとう!」

麻子「やれやれ……」

優花里「一件落着ですね!」

5: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:06:49.92 ID:PCRYE97fO
華「ですが、キャラ付け?というのも少し面白いですね」

みほ「そうかな?」

沙織「そうだよー。みぽりんとか病弱設定なんて似合いそう」

みほ「ええ?」

みほ「…………」フラフラ

華「大丈夫ですか?」ハシッ

みほ「ごめん、立ち眩みが……。ほら私、病弱だから……」

みほ・沙織「あはははは」

華「なるほど……、アリですね」

優花里「病弱ながらも皆を引っ張っていき、決勝では仲間のために大ジャンプ……。うぅ、なんだか想像だけで泣けてきました」ウルウル


みほ「泣かないで優花里さん。ちょっと無理をしすぎたみたいで、私の体はもうボロボロだけど……でも、みんなが戦車に乗っていてくれる限り、私たちはずっと一緒だから」

優花里「西住殿ぉーーーーーー!!!」ゴウキュウ

沙織「あはは、やめてよもー」

華「ふふっ」

6: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:11:12.11 ID:PCRYE97fO
沙織「でもさあ、みぽりんって戦車道の名家の娘で、転校生で、才能が有って、ボコ大好きで、コンビニも大好きって意外性もあって、お姉ちゃんがライバルとか、これでもかってほど設定盛られてるよね」

みほ「でもそれを言ったら、華さんも花道の名家の娘で、すごい才能あって、すごく上品なのにご飯をいっぱい食べるってチャームポイントまであるし、凄いと思う」


華「あら、それなら麻子さんもです。生活態度こそ褒められたものではありませんが、成績はとても優秀。そして大変な操縦技術を持っている。おばあ様と甘いものが大好きで、お化けが苦手。ふふっ、とても可愛らしいかと」

麻子「おばあは……いや、良い。それよりも秋山さんだろ。ミリタリー知識が凄くて、行動力に技術力まである。その上、軍人めいた喋り方をしていて、過去にはパンチパーマという面白ネタまで持ってる。語り切れないぐらいキャラがたってるぞ」

優花里「あはは、ありがとうございます」

7: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:12:52.24 ID:PCRYE97fO
沙織「……えっと、それで私はどうなんだっけ?」

みほ・華・優花里・麻子「優しい」

沙織「そんな一言で!しかも、優しいって特徴ない人に言うことじゃん!」

みほ「そんなことないよ」

沙織「じゃあ、私のキャラについてもっと語ってよ!」

みほ・華・優花里・麻子「料理がうまい」

沙織「なんで綺麗にハモるの!?嬉しいけど……なんか複雑!」

みほ「あとは彼氏を欲しがってるとか?」
華「それと、殿方からの好意を欲しているとかでしょうか」
優花里「やはり、モテるために努力しているとこですかね」
麻子「婚活戦士」

沙織「なんかやだー!しかも、めっちゃ酷いのあった気がする!」

8: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:14:11.39 ID:PCRYE97fO


数日後


沙織「わあ!今日のランチ美味しいそう!」

沙織「あわあわ、でも教室におサイフ忘れちゃった」ワタワタ

みほ「沙織さん?」

沙織「なんですか?」ニッコリ

みほ「なにそれ」

沙織「みぽりんの真似」

みほ「ええ!?……私ってそんなかな?」

沙織「うん。割と」

みほ「…………」ムムム

沙織「あ、ごめん。怒らせちゃった?」


みほ「全然そんなことないよー。むしろ嬉しいよ!」

みほ「さおりん、とりあえずお金貸したげよっか?」

沙織「ぷふっ。ちょ、みぽりん、それ私?」

みほ「そだよー」

沙織「あはははは。絶対違う」

9: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:15:43.30 ID:PCRYE97fO

沙織「すみません。みほさん、お金貸してください」

みほ「クスッ。もっちろーん!はい!」チャリン

沙織「ありがとう!それじゃあ、食券機に向かってパンツァー・フォーです!」

みほ「え?パンツのアホー?」

みほ・沙織「ぷっ」

みほ・沙織「あはははははは!」

10: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:16:35.05 ID:PCRYE97fO

華「あら、随分と楽しそうですね。……西住殿!武部殿!」シャキッ

みほ「!」

沙織「華さん!」

みほ「あれー、華がお昼に遅れるなんてめっずらしー」クスクス

華「本日は日直でしたので!あ、西住殿の隣良いですか?」クスクス

みほ「いいよー」

沙織「(爆笑)」

11: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:18:28.20 ID:PCRYE97fO

沙織「もーやめて、笑いすぎて苦しい」


麻子「あら?沙織さん、体調が悪いのなら保健室で寝ていたらどうですか?」

みほ「(爆笑)」

沙織「なんか、毒あるんだけど」アハハ

華「私ってそんな感じでありますか?」

みほ「絶対ちがう」アハハ

麻子「あら?華さんにしては珍しく、日本語がおかしい気がしますねぇ……?」

沙織「(爆笑)」

沙織「もはや、誰なのそれ」アハハハハ

12: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:20:10.99 ID:PCRYE97fO

優花里「…………」

沙織「あれ、優花里さん!いつのまに」

優花里「眠い……zzz……」ウトウト

みほ・沙織・華「(爆笑)」

麻子「いえ、私、流石にここまで寝てばっかじゃありませんよ」

みほ「えー?そんなことないよー」

沙織「ぷっ。みほさん!みほさんのその喋り方は面白すぎるので止めてください!」

優花里「んー……。だが、そういう西住さんも偶には良いんじゃないか」

みほ「ほらー、ゆかりんもこう言ってるよー?」

華「そうですね。いつもの西住殿とは違いますが、とても可愛らしいかと!」

みほ「いぇーい!」

全員「(爆笑)」

沙織「違う、絶対それ私じゃない!あはははは!」

13: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:24:49.95 ID:PCRYE97fO

放課後


沙織「いやー、楽しかった」

みほ「そうだね」

沙織「でもやっぱり、普通が一番なんだなって思ったよ」

みほ「うん!」



………………
………



みほ「それでは、今日も練習頑張りましょう!」

「「「おおー!!!」」」




みほ『……ハーイ!皆さんのお耳の恋人、西住みほです。緊張しなくても大丈夫!私がしっかりエスコートするよ!』無線

華・優花里・麻子「(爆笑)」

「「「キャー キャー タイチョー! カワイイー!」」」

沙織「やっぱ、ずるーい!」


14: 名無しさん 2019/07/02(火) 21:28:45.06 ID:PCRYE97fO
あんこうチーム大好き
あんこうチーム主体のSSもっと増えて(泣