1: 名無しさん 2019/06/29(土) 13:45:18.50 ID:2DoMVe9Vo
未央「えっ?」

卯月「へっ?」

凛「今、何て?」


武内P「今朝、社内メールで通達がありました」

武内P「……皆さん」

武内P「本日は、ラッキースケベに注意してください」


未央・卯月「……」

凛「……ごめん、ちょっと意味がわからない」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1561783518

引用元: ・武内P「ラッキースケベです」

2: 名無しさん 2019/06/29(土) 13:50:24.10 ID:2DoMVe9Vo
未央「注意しろ、って言われたって……ねえ?」

卯月「ら、ラッキースケベって……エッチな事ですよね?///」

凛「そもそも、そんなの会社で把握出来るものなの?」


武内P「346プロダクションは、老舗の芸能プロダクションです」

武内P「生放送での、所謂『ポロリ』には注意していますから……」

武内P「……兎に角、十分に気をつけていきましょう」


未央・卯月「あ、はい」

凛「……えっ? 今のが答えなの!?」

3: 名無しさん 2019/06/29(土) 13:55:02.81 ID:2DoMVe9Vo
未央「でも、注意するってどうやって?」

武内P「今日は、私の半径3メートルには近づかないでください」

卯月「は、半径3メートル? 随分具体的なんですね……」

武内P「はい。それが、ラッキースケベの射程距離です」

凛「ふーん……近づかないようにすれば良いんだ」

武内P「ええ、そういう事になります」


武内P「……皆さん」

武内P「くれぐれも、今日は私に近づかないで下さい」


卯月「はいっ! 島村卯月、頑張ります!」

凛「まあ、それ位なら別に良いんじゃない?」

未央「……んっふっふ!」ニンマリ!

4: 名無しさん 2019/06/29(土) 13:59:37.35 ID:2DoMVe9Vo
未央「いやー、なんだか面白そうじゃん!」

卯月・凛「えっ?」

未央「……ラッキースケベで、プロデューサーがどんな反応するか」

卯月・凛「……」

未央「二人共、気にならない?」

卯月・凛「…………」…チラッ!


武内P「ほ、本田さん? 何を言って……」

武内P「島村さん、渋谷さん? 何故、私を見て……」


未央・卯月・凛「……」

5: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:07:24.82 ID:2DoMVe9Vo
未央「……ここから一歩踏み出せば、3メートルの内だね」

卯月「……え、エッチな事が起きちゃうんですよね///」

凛「っ! 二人共、やめなって! って言うか、良いの!?」

未央「ままま、細かいことは言いっこなし!」

卯月「わ、私は……プロデューサーさんになら……///」

凛「……!?」


武内P「ま、待ってください!」

武内P「くっ……部屋の隅に追い詰められ……!」

武内P「皆さん! どうか、私の話を聞いて下さい!」


未央・卯月「……」

凛「アンタも! 逃げ方がヘタクソすぎるでしょ!」

6: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:15:15.96 ID:2DoMVe9Vo
未央「――本田未央! 行っきまーす!」ニコッ!

武内P「っ!? 良い、笑顔です……!」

未央「ジャンプで、よっ――」

ぴょんっ!

未央「っととっ!? あっ、わっ!?」

…ふらふらっ

武内P「っ!? 本田さん!」


―がしっ!


未央「こ、転ぶ所だった……せ、セーフ!」

ぎゅうっ!

武内P「ほ、本田さん……そんなに強く胸を……!」ビクビクッ!



卯月・凛「そっち!!?」

7: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:20:13.76 ID:2DoMVe9Vo
未央「えっ? 胸?」

ぎゅむうっ!

武内P「は、はい……くぅっ……!」ビクビクッ!

未央「わわわっ! ごっ、ごめん!」

ぱっ!

武内P「い、いえ……お気になさらず……」

未央「結構強く掴んじゃってたし、ホントごめんね……」

武内P「……本田さんに怪我が無くて、何よりです」

未央「……う、うん///」


卯月・凛「……」

8: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:31:54.99 ID:2DoMVe9Vo
卯月「――島村卯月、頑張ります♪」ニコッ!

武内P「島村さん!? 良い、笑顔です……!」

卯月「私も、ジャンプで! えいっ――」

ぴょーんっ!

武内P「ダイビングジャンプ!? まずい――」

だっ!

卯月「あっ、あわわわっ!?」


―がしっ!


卯月「あ……あれ? 何か、下敷きになって……」

もみもみっ!

武内P「し、島村さん……そんなに強く尻を……!」ビクビクッ!


凛「……」

9: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:35:50.98 ID:2DoMVe9Vo
卯月「へっ? お尻?」

ぐむっ、ぐむっ!

武内P「は、はい……っぁ……!」ビクビクッ!

卯月「すっ、すみません!/// すみません!///」

ぱっ!

武内P「い、いえ……お気になさらず……」

卯月「えっと、その、あの……あうぅ……///」

武内P「……島村さん、お怪我はありませんか?」

卯月「……は、はい///」


凛「…………」

10: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:40:59.43 ID:2DoMVe9Vo
未央「し、しまむー……ほら、離れて……///」

卯月「は、はい……そうですね……///」


武内P「……今ので、おわかりになったと思います」

武内P「なので、どうかお願いします」

武内P「今日は、私に近づかないようにしてください」


未央・卯月「……///」コクリ!


凛「………………」

11: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:47:16.56 ID:2DoMVe9Vo
凛「――渋谷凛、15歳。高校一年生」キリッ!


未央「いやー、まさか本当にああなるとはだよ」

卯月「思ってたのとは、ちょっと違いましたけど……えへへ///」


凛「い、行くよ! 蒼い風が……駆け抜けるように!」キリリッ!


未央「しまむーや、お尻の触り心地はどうだったかね?」ニヤニヤ!

卯月「みっ、未央ちゃん!/// そういう聞き方は……!///」アワアワ!


凛「……ねえ、ちょっと……未央? 卯月?」


未央・卯月「?」キョトン!


凛「……!?」

12: 名無しさん 2019/06/29(土) 14:54:24.92 ID:2DoMVe9Vo
凛「二人共、なんで話は終わった感出してるの!?」

未央「えっ? なんで、って……」

卯月「どうなるか、わかりましたし……」

凛「っ! いや、それはそうだけど!」

未央・卯月「……」


未央・卯月「触りたいの……?」


凛「!?」


武内P「し、渋谷さん……?」


凛「!?」

凛「待って! おかしい! はっ!? 何なの!?」

13: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:01:30.11 ID:2DoMVe9Vo
未央「……しぶりん、そういうの良くないよ」

凛「何が!?」

卯月「……凛ちゃん、えっと……ねっ?」

凛「だから、何が!?」

武内P「……」

凛「何か言ってよ! ちょっと!」


武内P・未央・卯月「……」


凛「……ふっ」

凛「ふざけないでよ! はぁ!?」

凛「触りたいとか……そんなのある筈無いでしょ!!」

14: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:10:28.59 ID:2DoMVe9Vo
未央「だよね! ごめんごめん、勘違いする所だったよ!」ニコッ!

卯月「今の私達を見てたら、いけない事だってわかりますもんね♪」ニコッ!

凛「……うん、そうだね」

未央「あんまりプロデューサーを困らせるのも悪いしね~」

卯月「ふふっ♪ 凛ちゃんったら……ビックリさせないでください♪」

凛「……うん、ごめん」


武内P「それでは、皆さん」

武内P「今日も一日、笑顔で頑張って下さい」


未央・卯月「はいっ!」ニコッ!

凛「…………うん」

16: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:16:20.30 ID:2DoMVe9Vo
未央「さーて! それじゃあ張り切ってレッスン行きますかー!」

卯月「はいっ! 島村卯月、レッスン頑張ります♪」

凛「あっ、ちょっと先に行ってて」

未央・卯月「?」

凛「プロデューサーに、聞きたい事があるから」

未央「なーんだ! その位なら、待ってるって!」

卯月「はいっ♪ 一緒に行きましょう♪」

凛「……」


武内P「渋谷さん? 何でしょうか?」


凛「…………」

17: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:20:30.62 ID:2DoMVe9Vo
未央「? しぶりん、どしたの?」

凛「いや、先に行ってて良いって……」

卯月「大丈夫ですよ? まだ、時間はありますし」

凛「うん、そういう事じゃなくて……本当、良いって……」

―がしっ!

未央「おっとと、セーフ! しぶりん、それ以上は!」

卯月「ふ~っ! 気づかない内に、近寄っちゃってましたよ♪」

凛「……」


武内P「本田さん、島村さん……」

武内P「……良い、フォローです」


凛「…………」

18: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:27:40.45 ID:2DoMVe9Vo
凛「いや、本当……うん……」

ぐいぐいっ!

未央「しぶりん?」

卯月「凛ちゃん?」

がしぃっ!

凛「大丈夫……平気だから……!」

ぐいぐいぐいぐいっ!

未央「しっ、しぶりん!? どうしたの!?」

卯月「りっ、凛ちゃん!? 凛ちゃん!?」

がっしぃっ!

凛「…………ふ」


凛「ふうううぅぅぅん!! ふうううぅぅぅん!!」ジタバタ!


未央・卯月「!?」

武内P「し、渋谷さん……!?」

19: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:36:17.91 ID:2DoMVe9Vo
未央「うわっ!? なんで暴れて……しぶりん!?」

凛「別に良いでしょ!? 何で私だけ!」

卯月「何がですか!? 凛ちゃん、どうしたんですか!?」

凛「どうもしてない! 私だけ、どうもしてない!」

未央「ぷっ、プロデューサー! とりあえず逃げて!」

卯月「私達が凛ちゃんを抑えてる内に、早く!」

凛「逃げないでよ! アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」


武内P「――っ!?」

武内P「い、勢いに押されて……部屋の隅に……!?」


未央・卯月「……」

未央・卯月「逃げ方ヘタクソすぎ!!」

20: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:47:29.75 ID:2DoMVe9Vo
凛「ふっ……うううぅぅぅんん……!」

ぐ、ぐぐっ……!

未央「そんなっ!? 二人がかりなのに!?」

卯月「このままじゃ、三人一緒に……!」


未央・卯月「……」


未央「もう駄目! 私達じゃ、しぶりんを抑えていられない!」

卯月「う、うーわー! すみませんー、プロデューサーさーんー!」

凛「!? なんで急に力が――」

だだだだだっ!


武内P「!?」


―どんっ!

21: 名無しさん 2019/06/29(土) 15:55:21.18 ID:2DoMVe9Vo
未央「あ……あいたたた……!」

卯月「お、思いっきりぶつかちゃいました……!」

未央「プロデューサー……は、下敷きになってるね」

卯月「……凛ちゃんは?」


凛「……ねえ、何も見えないんだけど」

凛「なんか、変な感触が……」

武内P「」


未央・卯月「っ!?」

未央・卯月「こ……股間に顔を……!?」


凛「…………嘘でしょ?」

武内P「」

22: 名無しさん 2019/06/29(土) 16:00:23.77 ID:2DoMVe9Vo
  ・  ・  ・

武内P「……――待ってください!」

武内P「……?」

武内P「いつの間に、気を失って……痛っ!?」

武内P「何故、股間に痛みが……!?」


ちひろ「あっ、気が付きましたか?」


武内P「……」

武内P「千川さん?」

23: 名無しさん 2019/06/29(土) 16:04:53.29 ID:2DoMVe9Vo
武内P「あの……一体、何が……」

ちひろ「ビックリしました。だって、部屋の隅で倒れてたんですよ?」

武内P「……そう、でしたか」

ちひろ「何があったんですか?」

武内P「……」


武内P「……すみません」

武内P「何か、とても恐ろしい目にあった気がするのですが……」

武内P「……よく、覚えていなくて」


ちひろ「……そうですか」

24: 名無しさん 2019/06/29(土) 16:14:57.17 ID:2DoMVe9Vo
ちひろ「兎に角、今日は十分に注意してくださいね!」

武内P「はい……すみません」

ちひろ「社内メールで、通達があったんですよね?」

武内P「……ええ、その通りです」

ちひろ「もうっ! ソファーまで運ぶの、大変だったんですから!」

武内P「あの……千川さん?」

ちひろ「はい、何ですか?」


武内P「服が脱げかかっているのですが……これは、一体?」


ちひろ「……」


ちひろ「ラッキースケベです」




おわり