500: 名無しさん 2019/07/13(土) 21:34:26.53 ID:uNR1xDDao
菜々「はい、好きですけど……?」
心「おいおい、いきなりどうしたー?」
美優「今の話と、何か関係が……?」
武内P「ああ、いえ」
武内P「安部さんと佐藤さんの、台本の読み合わせ」
武内P「その場所に、お困りのようでしたので……」
菜々・心・美優「……?」キョトン!
武内P「……」
武内P「宜しければ、ですが――」
心「おいおい、いきなりどうしたー?」
美優「今の話と、何か関係が……?」
武内P「ああ、いえ」
武内P「安部さんと佐藤さんの、台本の読み合わせ」
武内P「その場所に、お困りのようでしたので……」
菜々・心・美優「……?」キョトン!
武内P「……」
武内P「宜しければ、ですが――」
引用元: ・武内P「ラッキースケベです」
501: 名無しさん 2019/07/13(土) 21:38:02.10 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
菜々・心「お邪魔しまーす」
武内P「はい、どうぞ」
美優「あの……私も来て、良かったんですか?」
武内P「ええ、勿論です」
武内P「今日は、いつもよりひと手間かけよう、と」
武内P「……そう、思ったので」
菜々・心・美優「ひと手間?」
武内P「はい」
武内P「なので……せっかくですから」
武内P「食べて頂く人は多い方が良い、と」
菜々・心「お邪魔しまーす」
武内P「はい、どうぞ」
美優「あの……私も来て、良かったんですか?」
武内P「ええ、勿論です」
武内P「今日は、いつもよりひと手間かけよう、と」
武内P「……そう、思ったので」
菜々・心・美優「ひと手間?」
武内P「はい」
武内P「なので……せっかくですから」
武内P「食べて頂く人は多い方が良い、と」
502: 名無しさん 2019/07/13(土) 21:44:47.21 ID:uNR1xDDao
菜々「あっ、クッションが増えてますね!」
心「いつ来ても片付いてるよな☆ えらいぞ☆」
美優「想像するような男性の一人暮らしとは……違いますよね」
武内P「そう、でしょうか?」
武内P「……いえ、確かに仰る通りかも知れません」
武内P「以前よりも、物が増え」
武内P「来客もあるので、掃除の頻度は上がりましたね」
武内P「昔は……最低限の物しか、ありませんでしたから」
菜々・心・美優「はー……」
武内P「どうぞ、ご自由にくつろいでいてください」
武内P「安部さんと佐藤さんが、台本の読み合わせをしている間」
武内P「その間に、夕食の準備をしてきます」
心「いつ来ても片付いてるよな☆ えらいぞ☆」
美優「想像するような男性の一人暮らしとは……違いますよね」
武内P「そう、でしょうか?」
武内P「……いえ、確かに仰る通りかも知れません」
武内P「以前よりも、物が増え」
武内P「来客もあるので、掃除の頻度は上がりましたね」
武内P「昔は……最低限の物しか、ありませんでしたから」
菜々・心・美優「はー……」
武内P「どうぞ、ご自由にくつろいでいてください」
武内P「安部さんと佐藤さんが、台本の読み合わせをしている間」
武内P「その間に、夕食の準備をしてきます」
503: 名無しさん 2019/07/13(土) 21:49:47.11 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
武内P「……」
タンタカタンタンタンタカタカタカ!
ガチャッ!
美優「あの~……」
武内P「三船さん」
武内P「どうかされましたか?」
美優「二人の邪魔をしないようにと思ったら……」
美優「……ちょっと、手持ち無沙汰になってしまって」
武内P「……成る程」
武内P「確かに……それは、考えていませんでした」
武内P「……」
タンタカタンタンタンタカタカタカ!
ガチャッ!
美優「あの~……」
武内P「三船さん」
武内P「どうかされましたか?」
美優「二人の邪魔をしないようにと思ったら……」
美優「……ちょっと、手持ち無沙汰になってしまって」
武内P「……成る程」
武内P「確かに……それは、考えていませんでした」
504: 名無しさん 2019/07/13(土) 21:54:35.93 ID:uNR1xDDao
美優「えっと、それは今……」
美優「もしかして、ひき肉を作ってるんですか?」
武内P「はい」
タカタカタカタカタンタカタンタン!
武内P「今日は、肉々しいハンバーグにしよう、と」
サッ!
武内P「……そう、思ったので」
美優「お料理、本当にお好きなんですね……」
武内P「食には関心があります」
武内P「……しかし、そうは言っても」
武内P「自分一人のためでしたら、ここまではしませんが」
美優「もしかして、ひき肉を作ってるんですか?」
武内P「はい」
タカタカタカタカタンタカタンタン!
武内P「今日は、肉々しいハンバーグにしよう、と」
サッ!
武内P「……そう、思ったので」
美優「お料理、本当にお好きなんですね……」
武内P「食には関心があります」
武内P「……しかし、そうは言っても」
武内P「自分一人のためでしたら、ここまではしませんが」
505: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:00:38.61 ID:uNR1xDDao
美優「包丁二本で……フードプロセッサーは?」
武内P「確かに、その方が楽ですが……」
美優「?」
武内P「……この方が、洗い物が楽で」
美優「……」
武内P「三船さん?」
美優「ふふっ! 面倒臭がること、あるんですね!」
美優「いつも真面目だから……なんだか、意外でした」
武内P「そう、ですか?」
武内P「……」
武内P「言われてみて……気づくこともありますね」
武内P「確かに、その方が楽ですが……」
美優「?」
武内P「……この方が、洗い物が楽で」
美優「……」
武内P「三船さん?」
美優「ふふっ! 面倒臭がること、あるんですね!」
美優「いつも真面目だから……なんだか、意外でした」
武内P「そう、ですか?」
武内P「……」
武内P「言われてみて……気づくこともありますね」
506: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:05:11.92 ID:uNR1xDDao
武内P「それに、不揃いの方が食感が楽しいですから」
美優「あっ、それはわかります」
チーンッ!
美優「っ!?」ビクッ!
武内P「ああ、すみません」
美優「電子レンジで……何を?」
武内P「洗って皮を剥いたジャガイモ、ですね」
武内P「良い感じになっていたら、スプーンで潰し」
武内P「牛乳、バター、生クリームを加えて、ブラックペッパー」
武内P「よく混ぜれば、マッシュポテトの完成です」
美優「……」
美優「せっかくですから、私がやりますね」
美優「あっ、それはわかります」
チーンッ!
美優「っ!?」ビクッ!
武内P「ああ、すみません」
美優「電子レンジで……何を?」
武内P「洗って皮を剥いたジャガイモ、ですね」
武内P「良い感じになっていたら、スプーンで潰し」
武内P「牛乳、バター、生クリームを加えて、ブラックペッパー」
武内P「よく混ぜれば、マッシュポテトの完成です」
美優「……」
美優「せっかくですから、私がやりますね」
507: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:10:57.40 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
美優「あの……」
マッシュマッシュマッシュ…
武内P「はい」
武内P「こちらは、付け合せの人参のグラッセです」
武内P「味付けは、女性が多いので少し砂糖多めで甘く」
武内P「後は、緑が欲しいのでブロッコリーを……」
美優「ああ、いえ! そうじゃなくて!」
美優「……」
美優「お付き合いされてる女性とか、居ないんですか?」
武内P「……」
武内P「えっ?」
美優「あの……」
マッシュマッシュマッシュ…
武内P「はい」
武内P「こちらは、付け合せの人参のグラッセです」
武内P「味付けは、女性が多いので少し砂糖多めで甘く」
武内P「後は、緑が欲しいのでブロッコリーを……」
美優「ああ、いえ! そうじゃなくて!」
美優「……」
美優「お付き合いされてる女性とか、居ないんですか?」
武内P「……」
武内P「えっ?」
508: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:15:23.82 ID:uNR1xDDao
武内P「三船さん?」
美優「すみません、ちょっと気になったものですから」
武内P「……今は、仕事が恋人と言った感じですね」
美優「そうなんですか?」
武内P「はい」
武内P「仕事では、女性と関わる機会が多いので……」
武内P「……プライベートでは」
武内P「反動か、同性と飲みに行く事がほとんどでしたから」
武内P「その……とても、気楽で」
美優「……」
美優「あー……成る程」
美優「すみません、ちょっと気になったものですから」
武内P「……今は、仕事が恋人と言った感じですね」
美優「そうなんですか?」
武内P「はい」
武内P「仕事では、女性と関わる機会が多いので……」
武内P「……プライベートでは」
武内P「反動か、同性と飲みに行く事がほとんどでしたから」
武内P「その……とても、気楽で」
美優「……」
美優「あー……成る程」
509: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:19:35.71 ID:uNR1xDDao
美優「でも、今はこうしてますよね?」
武内P「えっ?」
美優「女性三人を自宅に招いてるじゃないですか」
武内P「……」
美優「プライベートでも、女性と……どうしました?」
武内P「あ、ああ、いえ……」
武内P「同じ会社の方達で……それも、アイドルの方ですから」
武内P「プライベートと言う感覚は、あまり無く……」
武内P「……ほとんど、仕事の感覚で居た事に気付きました」
美優「えっ?」
美優「そ、そういうものでしょうか……?」
武内P「えっ?」
美優「女性三人を自宅に招いてるじゃないですか」
武内P「……」
美優「プライベートでも、女性と……どうしました?」
武内P「あ、ああ、いえ……」
武内P「同じ会社の方達で……それも、アイドルの方ですから」
武内P「プライベートと言う感覚は、あまり無く……」
武内P「……ほとんど、仕事の感覚で居た事に気付きました」
美優「えっ?」
美優「そ、そういうものでしょうか……?」
510: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:26:34.42 ID:uNR1xDDao
美優「会社の人以外……女性を招くことは?」
武内P「ありません……ね」
美優「それじゃあ、‘こう’なる前って……」
武内P「そう、ですね……」
武内P「仕事を残業して、家に帰って……」
武内P「最低限の家事をして、明日の準備をし……」
武内P「……寝て、起きて、出勤」
武内P「休日は、たまった洗濯物等を片付け……」
美優「……」
武内P「……」
武内P「とても、充実していました」
武内P「ありません……ね」
美優「それじゃあ、‘こう’なる前って……」
武内P「そう、ですね……」
武内P「仕事を残業して、家に帰って……」
武内P「最低限の家事をして、明日の準備をし……」
武内P「……寝て、起きて、出勤」
武内P「休日は、たまった洗濯物等を片付け……」
美優「……」
武内P「……」
武内P「とても、充実していました」
511: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:34:01.83 ID:uNR1xDDao
美優「そ、それって……充実してるんでしょうか?」
武内P「私は、仕事が趣味のようなものですし……」
美優「か、彼女とか欲しくなったりしなかったんですか?」
武内P「そう、ですね……」
武内P「……仕事が、とても楽しく」
武内P「……それに、なんと言いますか」
武内P「あまりにも……一人の状態で、完結してしまっていて」
武内P「それに、お付き合いしても、他の女性と多く関わる仕事ですし……」
武内P「……あまり、考えたことはありませんでした」
美優「……」
美優「なる……ほど……」
武内P「私は、仕事が趣味のようなものですし……」
美優「か、彼女とか欲しくなったりしなかったんですか?」
武内P「そう、ですね……」
武内P「……仕事が、とても楽しく」
武内P「……それに、なんと言いますか」
武内P「あまりにも……一人の状態で、完結してしまっていて」
武内P「それに、お付き合いしても、他の女性と多く関わる仕事ですし……」
武内P「……あまり、考えたことはありませんでした」
美優「……」
美優「なる……ほど……」
512: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:42:19.28 ID:uNR1xDDao
美優「……そういう事だったんですね」
武内P「三船さんの担当も、似たような事を言っていませんでしたか?」
美優「えっ?」
武内P「ああ、いえ……」
武内P「皆さんが、来るようになる以前」
武内P「――たまには手料理が食べたい、と」
武内P「……そう、言って」
武内P「食材を持って来て、ここで飲んでいる時」
武内P「酔って、そう言っていた覚えがあるので」
美優「……」
美優「そうなんですか?」
武内P「三船さんの担当も、似たような事を言っていませんでしたか?」
美優「えっ?」
武内P「ああ、いえ……」
武内P「皆さんが、来るようになる以前」
武内P「――たまには手料理が食べたい、と」
武内P「……そう、言って」
武内P「食材を持って来て、ここで飲んでいる時」
武内P「酔って、そう言っていた覚えがあるので」
美優「……」
美優「そうなんですか?」
513: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:48:36.67 ID:uNR1xDDao
美優「……と言うか、そんな事が?」
武内P「? はい」
美優「もしかして……他にも?」
武内P「ええ」
武内P「他の同期や先輩……後輩も、ですね」
武内P「――とても居心地が良い、と」
武内P「……良い、笑顔で」
武内P「それでは、ハンバーグを焼いていきます」
…ジュウウウ!
美優「……!」
美優「しょ、諸悪の根源……!?」
武内P「つなぎ無しの、牛肉のみで……」
武内P「……えっ?」
武内P「? はい」
美優「もしかして……他にも?」
武内P「ええ」
武内P「他の同期や先輩……後輩も、ですね」
武内P「――とても居心地が良い、と」
武内P「……良い、笑顔で」
武内P「それでは、ハンバーグを焼いていきます」
…ジュウウウ!
美優「……!」
美優「しょ、諸悪の根源……!?」
武内P「つなぎ無しの、牛肉のみで……」
武内P「……えっ?」
514: 名無しさん 2019/07/13(土) 22:59:19.35 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
菜々「ん~っ ♡ お肉、って感じですね~っ ♡」モグモグ!
心「は~っ ♡ 肉汁、染み渡るわ~っ ♡」モグモグ!
美優「くっ……お、美味しい……!」ヌググ…!
武内P「ソースは、簡単なものですが」
武内P「フライパンに残った肉汁に、刻んだニンニクを入れて香りを」
武内P「そこに、ワインを入れ……ソースとケチャップ」
武内P「所謂、家庭の味ですね」
菜々「小さい頃、よく食べてた味ですよ ♡ 懐かしい~ ♡」モグモグ!
心「思い出補正ってやつだな ♡ 子供になっちゃうわ~ ♡」モグモグ!
美優「か……家庭の味だなんて……!」ムググ…!
武内P「店で食べるハンバーグも良いですが……」アーン!
武内P「……」モグモグ!
武内P「……この味は、外れないですから」
菜々「ん~っ ♡ お肉、って感じですね~っ ♡」モグモグ!
心「は~っ ♡ 肉汁、染み渡るわ~っ ♡」モグモグ!
美優「くっ……お、美味しい……!」ヌググ…!
武内P「ソースは、簡単なものですが」
武内P「フライパンに残った肉汁に、刻んだニンニクを入れて香りを」
武内P「そこに、ワインを入れ……ソースとケチャップ」
武内P「所謂、家庭の味ですね」
菜々「小さい頃、よく食べてた味ですよ ♡ 懐かしい~ ♡」モグモグ!
心「思い出補正ってやつだな ♡ 子供になっちゃうわ~ ♡」モグモグ!
美優「か……家庭の味だなんて……!」ムググ…!
武内P「店で食べるハンバーグも良いですが……」アーン!
武内P「……」モグモグ!
武内P「……この味は、外れないですから」
515: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:08:57.08 ID:uNR1xDDao
菜々「ピピッ! 人参のグラッセ……甘ぁ~い ♡」ニヘラッ!
心「パイセン、ウサミン星人的には平凡……シュガーきいてるぅ~ ♡」ニヘラッ!
美優「うぅ……これも、懐かしい……!」ヌググ…!
武内P「子供時代、人参が嫌いだったという方」
武内P「人参のグラッセがきっかけで、食べられるようになった、と」
武内P「……そういう方も、珍しく無いかと」
菜々・心「ん~っ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
美優「……!」
美優(……間違いない)
美優(この人、同僚プロデューサーの胃袋を掴んでる……!)
心「パイセン、ウサミン星人的には平凡……シュガーきいてるぅ~ ♡」ニヘラッ!
美優「うぅ……これも、懐かしい……!」ヌググ…!
武内P「子供時代、人参が嫌いだったという方」
武内P「人参のグラッセがきっかけで、食べられるようになった、と」
武内P「……そういう方も、珍しく無いかと」
菜々・心「ん~っ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
美優「……!」
美優(……間違いない)
美優(この人、同僚プロデューサーの胃袋を掴んでる……!)
516: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:15:48.28 ID:uNR1xDDao
武内P「マッシュポテトは、かなりなめらかにしてあります」
武内P「人参のグラッセにも使うので、良いバターを買ったので……」
武内P「そのまま、パンにつけて食べても美味しいですよ」
菜々「どれどれ……あっ、美味しっ ♡」パッ!
心「コショウでパンチもきいてて……いけてるわぁ~ ♡」パッ!
武内P「ソースが残ったら、一緒に付けて食べると良いかと」
武内P「緑の付け合せがブロッコリーなのは、それもあります」
武内P「栄養価も高く、ソースと絡めやすいですから」
菜々・心「幸せ~ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
美優「…………」
美優「もう……美味しい……! ♡」…ニヘラッ!
武内P「人参のグラッセにも使うので、良いバターを買ったので……」
武内P「そのまま、パンにつけて食べても美味しいですよ」
菜々「どれどれ……あっ、美味しっ ♡」パッ!
心「コショウでパンチもきいてて……いけてるわぁ~ ♡」パッ!
武内P「ソースが残ったら、一緒に付けて食べると良いかと」
武内P「緑の付け合せがブロッコリーなのは、それもあります」
武内P「栄養価も高く、ソースと絡めやすいですから」
菜々・心「幸せ~ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
美優「…………」
美優「もう……美味しい……! ♡」…ニヘラッ!
518: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:23:17.20 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
菜々・心・美優「ご馳走様でした~ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
菜々「キャハッ! 今日はラッキーでしたね☆」
心「困ってたら、助けがあるもんだな☆ オイシイ展開ってやつ☆」
菜々「でも、こういう風にお呼ばれする事になるなんて!」
心「ホントホント、男同士でばっかりつるんでたからな~」
菜々「ふっふっふ! ナナ達の、プロデュースの成果ですね☆」
心「ちょっと強引に誘ってきた甲斐があったわ~☆ イエーイ☆」
武内P「は、はあ……」
美優「!」
菜々・心・美優「ご馳走様でした~ ♡」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
菜々「キャハッ! 今日はラッキーでしたね☆」
心「困ってたら、助けがあるもんだな☆ オイシイ展開ってやつ☆」
菜々「でも、こういう風にお呼ばれする事になるなんて!」
心「ホントホント、男同士でばっかりつるんでたからな~」
菜々「ふっふっふ! ナナ達の、プロデュースの成果ですね☆」
心「ちょっと強引に誘ってきた甲斐があったわ~☆ イエーイ☆」
武内P「は、はあ……」
美優「!」
519: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:33:08.14 ID:uNR1xDDao
武内P「確かに……最近は、あまり男同士では」
菜々「良いじゃないですか、女の子と飲むのも♪ ナナは17歳ですけど!」
心「‘うちの’の相手は、はぁとに任せとけ! 任せろ! 任せて!?」
美優「!!」
武内P「しかし……そろそろ、カレーが食べたい、と」
菜々「良いですねぇ、カレー! 夏野菜カレーですか?」
心「どんなカレーが食べたいって!? おい、教えろ!」
美優「!!!」
武内P「以前、作った……ひき肉のカレー、ですね」
美優「あ、あのっ!」
美優「レシピ……教えてもらっても、良いですか!?」
菜々「良いじゃないですか、女の子と飲むのも♪ ナナは17歳ですけど!」
心「‘うちの’の相手は、はぁとに任せとけ! 任せろ! 任せて!?」
美優「!!」
武内P「しかし……そろそろ、カレーが食べたい、と」
菜々「良いですねぇ、カレー! 夏野菜カレーですか?」
心「どんなカレーが食べたいって!? おい、教えろ!」
美優「!!!」
武内P「以前、作った……ひき肉のカレー、ですね」
美優「あ、あのっ!」
美優「レシピ……教えてもらっても、良いですか!?」
520: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:41:44.51 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
菜々「それじゃあ、ナナはあっちなので……」
菜々「お疲れ様でした、おやすみなさ~い!」ブンブン!
心「おつかれ☆ おやすみー☆」
美優「お疲れ様でしたー」
心・美優「……」
心「パイセンは17歳だから、しょうがない☆ ねっ?」
美優「はい……美味しそうに食べてましたから」
心「男を落とすには、まず胃袋からって言うけどさ」
美優「……もう、掴まれてたんですね」
心・美優「はぁ……」
菜々「それじゃあ、ナナはあっちなので……」
菜々「お疲れ様でした、おやすみなさ~い!」ブンブン!
心「おつかれ☆ おやすみー☆」
美優「お疲れ様でしたー」
心・美優「……」
心「パイセンは17歳だから、しょうがない☆ ねっ?」
美優「はい……美味しそうに食べてましたから」
心「男を落とすには、まず胃袋からって言うけどさ」
美優「……もう、掴まれてたんですね」
心・美優「はぁ……」
521: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:49:30.96 ID:uNR1xDDao
心「スウィーティーなシチュで落ちない理由がわかった? よね?」
美優「はい……あんなに、積極的に行ってるのに」
心「だから、ひっぺがす☆ 良い感じになってきたぞ☆」
美優「でも……男性向けの料理は、同じ男性の方が……」
心「っつーわけでさ? さっき聞いたレシピ、はぁとにもヨロー☆」
美優「! なるほど……!」
心「敵を知り己を知れば、百戦危うからず☆ ってな☆」
心「……まあ、相手は男だけどさ」
美優「……私達、勝ててませんからね」
美優「勉強だと思って、今後も頑張りましょう!」
心・美優「おー!」
美優「はい……あんなに、積極的に行ってるのに」
心「だから、ひっぺがす☆ 良い感じになってきたぞ☆」
美優「でも……男性向けの料理は、同じ男性の方が……」
心「っつーわけでさ? さっき聞いたレシピ、はぁとにもヨロー☆」
美優「! なるほど……!」
心「敵を知り己を知れば、百戦危うからず☆ ってな☆」
心「……まあ、相手は男だけどさ」
美優「……私達、勝ててませんからね」
美優「勉強だと思って、今後も頑張りましょう!」
心・美優「おー!」
522: 名無しさん 2019/07/13(土) 23:56:56.40 ID:uNR1xDDao
・ ・ ・
武内P「……」
武内P(プライベートで女性と……か)
武内P(立場上、意識して来なかったが……)
武内P(……彼女達のおかげかも知れない)
武内P(独り身でも、悪くないと思っていたが――)
・ ・ ・
菜々「~♪」ニコニコ!
菜々(カレーは何口だろう? 楽しみだなー! キャハッ!)
・ ・ ・
武内P「子供が居る生活も、悪くなさそうだ」
おわり
武内P「……」
武内P(プライベートで女性と……か)
武内P(立場上、意識して来なかったが……)
武内P(……彼女達のおかげかも知れない)
武内P(独り身でも、悪くないと思っていたが――)
・ ・ ・
菜々「~♪」ニコニコ!
菜々(カレーは何口だろう? 楽しみだなー! キャハッ!)
・ ・ ・
武内P「子供が居る生活も、悪くなさそうだ」
おわり
コメントする