1: 名無しさん 19/08/15(木)04:24:23 ID:07E
王様「いやだからダンジョン潜ってきて」
一般兵「はい?」
王様「…だんj」
一般兵「はい?」
王様「…このものをひっ捕らえよ!」
近衛兵「「はっ!」」
一般兵「はい?」
一般兵「はい?」
王様「…だんj」
一般兵「はい?」
王様「…このものをひっ捕らえよ!」
近衛兵「「はっ!」」
一般兵「はい?」
8: 名無しさん 19/08/15(木)04:26:28 ID:07E
牢屋
兵士「へっへっへ、お前は一生この牢屋で過ごすことになるんだぜぇ…」
一般兵「はい?」
兵士「…なんだこいつまあいいおとなしくしてろ」
一般兵「はい?」ギギギギギ
兵士「こ、こいつ!牢屋を素手で壊して?!」
一般兵「はい?」
兵士「へっへっへ、お前は一生この牢屋で過ごすことになるんだぜぇ…」
一般兵「はい?」
兵士「…なんだこいつまあいいおとなしくしてろ」
一般兵「はい?」ギギギギギ
兵士「こ、こいつ!牢屋を素手で壊して?!」
一般兵「はい?」
13: 名無しさん 19/08/15(木)04:29:00 ID:07E
王の間
王様「…すみませんでした。ダンジョンに行っていただけないでしょうか…」
一般兵「はい」
王様「これ、武器とお金です…」
一般兵「はい?」ボッ
王様「ひっひいいいいいや、やめてえええええ」
女騎士「待て!!!」
一般兵「はい」
王様「…すみませんでした。ダンジョンに行っていただけないでしょうか…」
一般兵「はい」
王様「これ、武器とお金です…」
一般兵「はい?」ボッ
王様「ひっひいいいいいや、やめてえええええ」
女騎士「待て!!!」
一般兵「はい」
14: 名無しさん 19/08/15(木)04:30:29 ID:07E
女騎士「王様から手を放せ!」
一般兵「…」パッ
女騎士「よし、いいぞ!手を挙げてこっちに来るんだ!」
一般兵「…」スタスタ
女騎士「王!この者とダンジョンに行ってまいります!」
王様「は、はいいい…」
一般兵「…」パッ
女騎士「よし、いいぞ!手を挙げてこっちに来るんだ!」
一般兵「…」スタスタ
女騎士「王!この者とダンジョンに行ってまいります!」
王様「は、はいいい…」
15: 名無しさん 19/08/15(木)04:32:26 ID:07E
ダンジョン内
女騎士「おい、貴様!先頭に立って戦うのだ」
一般兵「…」スッ
女騎士「よろしいそれでは地下奥深くに眠るという財宝と攫われた王女を助けに行くのだ!」
一般兵「!!!はいっ!!!!」ダダダダダダ
女騎士「おいっ待て!」
女騎士「おい、貴様!先頭に立って戦うのだ」
一般兵「…」スッ
女騎士「よろしいそれでは地下奥深くに眠るという財宝と攫われた王女を助けに行くのだ!」
一般兵「!!!はいっ!!!!」ダダダダダダ
女騎士「おいっ待て!」
16: 名無しさん 19/08/15(木)04:34:59 ID:07E
魔物「死ネッ!」バッ
一般兵「は?」グサッ
女騎士「なんだって!」
女騎士「あいつは今まで倒されることのなかった魔物!こんなあっさり…」
兵士「はい…」フッ
女騎士「っ~~~わ、私が本気を出せばあんな奴こうだ!」ゲシゲシゲシ
魔物「うっ…フウ…」
一般兵「は?」グサッ
女騎士「なんだって!」
女騎士「あいつは今まで倒されることのなかった魔物!こんなあっさり…」
兵士「はい…」フッ
女騎士「っ~~~わ、私が本気を出せばあんな奴こうだ!」ゲシゲシゲシ
魔物「うっ…フウ…」
18: 名無しさん 19/08/15(木)04:38:20 ID:07E
兵士「…」グサッグサッ
女騎士「な、なんだアイツ!松明で照らしている私ですら一寸先すら見えないというのに?!」
一般兵士「…」ニチャァ
女騎士「あ、は、はいすごいですね」ゾゾゾ
-ダンジョンの奥底ー
女騎士「あっ!あそこに財宝と王女がいるぞ!」
一般兵「…」
女騎士「おーい!王女様!!」ダダダダダ
女騎士「な、なんだアイツ!松明で照らしている私ですら一寸先すら見えないというのに?!」
一般兵士「…」ニチャァ
女騎士「あ、は、はいすごいですね」ゾゾゾ
-ダンジョンの奥底ー
女騎士「あっ!あそこに財宝と王女がいるぞ!」
一般兵「…」
女騎士「おーい!王女様!!」ダダダダダ
21: 名無しさん 19/08/15(木)04:39:33 ID:07E
王女「貴方が助けてくれたのですね…感謝いたします…」
一般兵「…」
女騎士「そうです!こやつのおかげであなた様を」ナミダダラダラ
一般兵「…」
女騎士「そうです!こやつのおかげであなた様を」ナミダダラダラ
22: 名無しさん 19/08/15(木)04:40:42 ID:07E
一般兵士視点
ブッサイク「貴方が助けてくれたのですね…感謝いたします…」
自分「…」
めちゃ美人の金髪ロールお姉ちゃん「そうです!こやつのおかげであなた様を」ナミダダラダラ
ブッサイク「貴方が助けてくれたのですね…感謝いたします…」
自分「…」
めちゃ美人の金髪ロールお姉ちゃん「そうです!こやつのおかげであなた様を」ナミダダラダラ
23: 名無しさん 19/08/15(木)04:42:52 ID:07E
一般兵「いえ、滅相もない。貴方を王城まで転移させましょう」
女騎士「?!」
ブサイク「えっ、勇者様が送ってくれるのですか…?」
ブサイク「わかりました…私、城であなたのことをお待ちしております…」ポァン
一般騎士「また、後で…」
女騎士「?!」
女騎士「?!」
ブサイク「えっ、勇者様が送ってくれるのですか…?」
ブサイク「わかりました…私、城であなたのことをお待ちしております…」ポァン
一般騎士「また、後で…」
女騎士「?!」
26: 名無しさん 19/08/15(木)04:45:32 ID:07E
女騎士「お、お前喋れたのか!」
一般兵「はい」
女騎士「…まあ良い。では我々も帰るとするか」
一般兵「いいえ」
女騎士「?何かあるのか?」
一般兵「はい」ガシッ
女騎士「な、なにをするのだ私の両手を掴んで…」
一般兵「はいっ」ビリビリビリ
女騎士「きゃあ!お、お前何をするのだ!!」
一般兵「はい」ハァハァハァ
一般兵「はい」
女騎士「…まあ良い。では我々も帰るとするか」
一般兵「いいえ」
女騎士「?何かあるのか?」
一般兵「はい」ガシッ
女騎士「な、なにをするのだ私の両手を掴んで…」
一般兵「はいっ」ビリビリビリ
女騎士「きゃあ!お、お前何をするのだ!!」
一般兵「はい」ハァハァハァ
28: 名無しさん 19/08/15(木)04:47:29 ID:07E
女騎士「グスッは、初めてだったのにグスッ」
一般兵「…」スパァ…
女騎士「ど、どうしてくれるんだ!赤ちゃんができちゃうだろ!」
一般兵「はい」ニチャァ
女騎士「うぅ…その気持ちの悪い顔をするな!」バシン
一般兵「はい」ニチャァ
一般兵「…」スパァ…
女騎士「ど、どうしてくれるんだ!赤ちゃんができちゃうだろ!」
一般兵「はい」ニチャァ
女騎士「うぅ…その気持ちの悪い顔をするな!」バシン
一般兵「はい」ニチャァ
29: 名無しさん 19/08/15(木)04:49:56 ID:07E
女騎士「うぅ…い、致し方ない…王女を救ったのだから不問とするしかない…うぅ」
一般兵「はい」
女騎士「何がはいだ!このぉ…」
一般兵「…」
女騎士「とりあえず城にだな…」
一般兵「いいえ」ポァン
女騎士「お、お前何を?!」
女騎士「き、消えた…?」
一般兵「はい」
女騎士「何がはいだ!このぉ…」
一般兵「…」
女騎士「とりあえず城にだな…」
一般兵「いいえ」ポァン
女騎士「お、お前何を?!」
女騎士「き、消えた…?」
30: 名無しさん 19/08/15(木)04:52:58 ID:07E
その後城に帰った女騎士は一般兵の帰りを待ったが、一生戻ることはなかった
やがて騎士を辞め、王国の片田舎で暮らすこととなった
元女騎士は腹を大きくし、一人で子を産んだ
その子供はすくすくと成長し一般兵となった…
お・し・り(´∀`(⊃*⊂)
やがて騎士を辞め、王国の片田舎で暮らすこととなった
元女騎士は腹を大きくし、一人で子を産んだ
その子供はすくすくと成長し一般兵となった…
お・し・り(´∀`(⊃*⊂)
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