1: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:09:06.443 ID:gjfOyQDIa
高木さん「え…な、なんで…?」

西片「だって一緒に帰って友達に噂とかされると恥ずかしいし…」

高木さん「ふーん、私は別に噂になっても…」クスッ

西片「オレは嫌だから」

高木さん「っ…」

引用元: ・高木さん「西片!一緒に帰ろ?」西片「え、やだよ…」

8: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:10:48.303 ID:gjfOyQDIa
次の日の放課後

高木さん「ね、ねえ西片!今日は…」

西片「あっ、俺くん!今日一緒に帰ろうよ!」

俺「ああ、別にいいけど…」チラッ

高木さん「……」

俺「(高木さん放っておいていいのか?)」

西片「(いいんだよ。最近ちょっかいばかりかけてきて鬱陶しいし)」

高木さん「……」

9: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:11:42.579 ID:gjfOyQDIa
ユカリ「ねぇ、高木ちゃん、最近西片君とどうなの?」

高木さん「あはは…どうって言われても…」

ユカリ「西片君、俺君と仲良いみたいだけど…」

高木さん「えっ…」

ユカリ「これ、噂なんだけど…下校途中西片君と俺君が物陰でキスしてたんだって!ぼやぼやしてると西片君取られちゃうよ。そろそろ直接的なアプローチに出ないと!」

高木さん「そう…だね。うん、そうするよ」

13: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:13:21.483 ID:gjfOyQDIa
また次の放課後

高木さん「ねぇ西片…!今日は大事な話があって…」

西片「えぇ~?オレも今日、俺くんと大事な約束を…」

俺「いいじゃん、たまには行ってこいよ!俺先に行って待ってるからさ!」

西片「あっ、待ってよ俺くん!……はぁ、行っちゃったか」

高木さん「それじゃあ校舎裏までついてきて…!」

西片「……!わかった」

18: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:15:40.274 ID:gjfOyQDIa
校舎裏

西片「で?こんなところまで呼び出して何の用なのさ。高木さん…!」

高木さん「うん、実はね…私、西片のこと…」

西片「オレのこと?」

高木さん「うっ──(いつもからかいざまに本音を言ってるから…こうやって直接話そうとすると言葉が出ないな…)」

西片「言いたいことがあるならはやく言ってよ。はっきり言わせてもらうけど、オレ高木さんのそういう思わせぶりなところ大っ嫌いなんだよね」

高木さん「えっ…」

西片「いつもオレのことからかってきてさ。なにが本音なのかちっともわからないじゃないか。高木さんのそういうところ本当気持ち悪いんだよ!」

高木さん「西…片…」ウルッ

22: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:20:19.438 ID:gjfOyQDIa
高木さん「わ、私は!西片のこと好きだよ…?西片は私のこと嫌いなの?」

西片「はぁ…またそうやってまた嘘か本当かわからないこと言ってからかう。いいよ!オレが高木さんのことどう思ってるかはっきり教えてあげるよ」

西片「俺くん!」

俺「……西片」

高木さん「!! (そういえば西片と俺くんも大事な約束があるって…先に待ってるって場所ここのことだったんだ…!それじゃあっ)」

西片「こんなところまで呼び出してゴメン!今日は俺くんに大事な話があるんだ…」

俺「うん…いいよ西片。言ってくれ!」

西片「オレは!俺くんのことが好きです!付き合ってください!!」

高木さん「あっ…嘘でしょ…そんなっ」ヘナァ

俺「……喜んで!!!!」

高木さん「いやああああああああっ!!!!」

23: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:21:43.973 ID:gjfOyQDIa
西片「ふぅ…これでわかったかい?オレは高木さんなんかより俺くんのことが好きなんだよ!」

高木さん「う…ぅぅ」ポロポロ

西片「これに懲りたらもう2度とオレと俺くんに関わらないで欲しいね!」

俺「西片、さすがに言い過ぎだろ…高木さん泣いてんじゃん」

俺「ごめんな高木さん、でも西片のことは素直に諦めてくれると嬉しい。ほら、立てる?」

高木さん「うるさい、放っておいてよっ」ドンッ

俺「あっ…」フラッ

ドガッッ

27: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:26:41.510 ID:gjfOyQDIa
西片「……あれ?お、俺くん…?おい、高木さん…何やってるんだよ…!?」

高木さん「え…」

俺「」ダラダラ

高木さん「血が…いっぱい出て…嘘、私そんなつもりじゃ…!」

西片「き、救急車呼ばなきゃ!俺くんになにかあったら高木さんのこと絶対に許さないぞ!!」

西片「しっかりして!俺くん!起きて!」ユサユサ

俺「」



田辺先生「突然だがみんなに悲しいお知らせがある。俺くんのことについてだが、昨日事故で頭を打って亡くなったそうだ」

西片「!!」

ざわざわざわ…

「そういえば今日は見てないな…」
「風邪でも引いたのかと思ってたけど」
「どんな事故に巻き込まれたんだろう…」

高木さん「あっ…ぁぁ…」

田辺先生「それじゃあ今日はホームルームを早めに切り上げるから。みんなも事故には充分気をつけて帰るんだぞ」

30: 名無しさん 2019/08/19(月) 19:30:45.730 ID:gjfOyQDIa
高木さん「……西片、ごめん」

西片「もういいよ。高木さんがわざとこんなことするはずないっていうのはわかるし…」

高木さん「でも、私のせいで…俺くんが!」

西片「あーもう、うるさいな!この人殺し!いくら謝ったところで俺くんは帰ってこないんだよ!!」ドンッ

高木さん「っ…」

西片「高木さんを見ると俺くんのことを思い出して辛いんだ!これからはできるだけオレの視界に映らないように努力してくれよ…!」

高木さん「西片ぁ…ごめん。ごめんなさい…うわぁぁ、ごめんなさいぃ…!」ポロポロ


こうして西片は俺くんのことを胸に秘め、高木さんは一生を罪悪感に苛まれたまま生き続けるのであった


おしまい