1: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:27:50.31 ID:HYTHBjSz0
モバマスとゲゲゲの鬼太郎のクロスssです
コレジャナイ感など不満がありましたらブラウザバック推奨です
それでは拙い物ではありますがどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1570980470

引用元: ・白坂小梅「ゲゲゲ の鬼太郎に助けてもらおう…」

2: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:28:56.22 ID:HYTHBjSz0
ーー346プローー

白坂小梅「ねえ、やっぱりおかしいよね…」

星輝子「ああ…どう考えてもおかしいぞ…」

輿水幸子「ええ!ボクがカワイクないと言われてしまう事よりもおかしいですよ!」

モバP「………」カタカタ

3: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:29:55.23 ID:HYTHBjSz0
紹介①

白坂小梅:アイドル。13歳。霊感が強いらしく、「あの子」と呼んでいる幽霊がいつもそばにいる。

星輝子:アイドル。15歳。キノコをこよなく愛する少女。

輿水幸子:自称・世界一カワイイアイドル。最近はカワイイだけでなく世界一のオモシロイアイドルを目指しているとか目指していないとか。

モバP:346プロダクションで働いているプロデューサー。略してP。頭がPの形をしているが、妖怪ではなく人間なのだろう。たぶん。

4: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:30:36.97 ID:HYTHBjSz0
小梅「あんなに…目の下にクマつくって…」

輝子「なあ、親友(モバP)…そろそろ休んだらどうだ…?」

幸子「そうですよ!休むのも仕事のうちですよ!」

モバP「ありがとう、お前ら…」カタカタ

モバP「でも、ダメなんだ…」カタカタ

モバP「少し休もうとしても身体が何かに取り憑かれたみたいにデスクから動かないんだ…」カタカタ

モバP「家に帰ろうとしても足が床に張り付いたかのように動かせないんだ…」カタカタ

モバP「今の俺の安らぎはお前らと話せることなんだよ…」カタカタ

幸子「もういいです!なんとかちひろさんに頼んで無理やりにでも休んでもらいます!」

モバP「いや、たぶん無理だ…」カタカタ

モバP「今のちひろさんは明らかにおかしい…まるで何かに取り憑かれたかのようにな…」カタカタ

5: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:31:26.30 ID:HYTHBjSz0
輝子「そんな…」

小梅「あ、あの子…」

小梅「えっ!?」

小梅「う、うん………」ゴニョゴニョ

小梅「うん、分かった…ありがとう…」

小梅「ふたりとも、一旦ここ出よう…」

幸子「よく分かりませんが…」

輝子「親友…なんとかもってくれよ…」

6: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:32:05.69 ID:HYTHBjSz0
ーー別室ーー

幸子「プロデューサーさんが何かに取り憑かれているですって!?」

輝子「マジなのか…」

小梅「うん、あの子が教えてくれた…」

幸子「それならすぐになんとか追っ払ってくださいよ!」

小梅「それがね…」

輝子「な、なんだ…?」

小梅「あの子でも正体が掴めないんだって…」

幸子「そ、そんなことあるんですか!?」

輝子「そこをなんとかならないのか…?」

輝子「別にあの子じゃなくてもどこかの神主さんとか…」

小梅「ムリみたい…あの子が言うには…『なんだかとてつもなく邪悪なもの』だって…」

幸子「そんな…」

輝小「親友…」

7: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:32:42.70 ID:HYTHBjSz0
小梅「ねえ、みんな、『妖怪ポスト』って知っている…?」

幸子「『妖怪ポスト』…?」

輝子「昔マンガで読んだことがあるが…」

小梅「うん、たぶんそれ…」

小梅「お化けとか幽霊が悪さをしちゃった時、そのポストに手紙を入れると助けに来てくれるの…」

幸子「だ、誰が助けに来るんですか?」

輝子「まさか、あの『鬼太郎』か?」

小梅「うん…」

幸子「あの鬼太郎さんですか!?」

幸子「こんな時に冗談はやめてください、と言いたいところですが…」

幸子「そんなあるか分からないものに縋らなきゃいけない状況ですよね…」

8: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:33:53.08 ID:HYTHBjSz0
輝子「ああ…だがどこにあるんだ、その『妖怪ポスト』は?」

小梅「あの子なら知っているかも…」

小梅「うん、ちょっと待ってて…」

幸子「こうしちゃいられません!とにかく手紙を書きましょう!」

ーー数十分後ーー

輝子「よし、できた…」

幸子「お願いします…!なんとか届いてください…!」

小梅「うん、じゃあ、よろしくね…」

幸子「頼みますよ、『あの子』さん!」

9: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:34:32.31 ID:HYTHBjSz0
ーーゲゲゲの森、ゲゲゲハウス(鬼太郎の家)ーー

目玉おやじ「極楽じゃの~茶碗風呂は…」

鬼太郎「父さんが気持ちよさそうです僕も嬉しいですよ」

鬼太郎「こんなのんびりした時間がずっと続けばいいですね…」

猫娘「鬼太郎!妖怪ポストに手紙が届いているわ!」

鬼太郎「あ、猫娘、ありがとう」

鬼太郎「どれどれ…」

鬼太郎さんへ
突然すみません。実は、私たちのプロデューサーが何かに取り憑かれたように朝から晩まで仕事しかできなくなってしまったのです。
どうか、私たちのプロデューサーを助けてください。
白坂小梅、星輝子、輿水幸子より

10: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:35:08.19 ID:HYTHBjSz0
鬼太郎「プロデューサー…?新しいお菓子ですかね…?」

目玉おやじ「ふーむ、どうやらそのプロデューサーとかいう外国人が被害にあっているそうじゃな」

猫娘「ふたりとも、プロデューサーというのは職業よ」

猫娘「社長とか、課長とかと同じ…」

猫娘「ところで依頼主はだれなのよ?」

目玉おやじ「どれどれ…難しい漢字じゃの…こしみずさちこ、ほししょうこ、しらさかこうめ、かの?」

猫娘「う、嘘でしょ!?」

鬼太郎「その輿水さんはそんなに有名人なのかい」

猫娘「知らないの!?」

猫娘「幸子ちゃんといえば、今をときめく中学生アイドルよ!?」

猫娘「輝子ちゃん、小梅ちゃんもスーパーアイドルよ!」

鬼太郎「へー、そうなのかい」

11: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:35:36.37 ID:HYTHBjSz0
目玉おやじ「何はともあれ、調査に行かなければのぅ…」

一反木綿「346プロならおいどんに任せんしゃい!」バッ

目玉おやじ「おわっ、一反木綿、急に入ってきたのう」

鬼太郎「やけに張り切っているな、一反木綿」

一反木綿「346プロはお空の散歩の時必ず寄るコースばい!」

一反木綿「346プロのアイドルはどの子もかわいいばい、散歩の楽しみになっとるばい」

猫娘「このふんどしめ…」

鬼太郎「と、とにかく行こうか」

12: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:36:14.86 ID:HYTHBjSz0
人物紹介②

鬼太郎:言わずと知れた国民的ヒーロー。今日曜朝9時からアニメをやっているので興味がある人は見てみよう!

目玉おやじ:鬼太郎の父。元々の体から目玉のみが独立した姿。

猫娘:ゲゲゲファミリーの一員。今作のアニメでは8頭身なのでかなりの美人なので一度見てみよう!

一反木綿:九州出身の妖怪。空を飛べる、便利な交通手段。女好き。

13: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:37:00.18 ID:HYTHBjSz0
ーー346プロ中庭ーー

鬼太郎「ここか…」

目玉おやじ「ほー、お城みたいなところじゃの~」

猫娘「幸子ちゃんに会えるのかしら!?」

アイドル「わっ、お客さんですか?」

一反木綿「あっ!」

一反木綿「悠貴ちゃんじゃなかとですか!」

悠貴「あっ、一反木綿さんじゃないですかっ」

悠貴「いつも応援してくれてありがとうございますっ!」

鬼太郎「どうして人間が一反木綿のことをしっているんだ?」

一反木綿「あー、いやその、ははは…」

悠貴「初めまして、乙倉悠貴と申しますっ」

悠貴「実は、今から一年前、私のクラスメイトの犬山まなちゃんが、放課後、一反木綿さんとおしゃべりいるのを目撃しちゃいまして…」

14: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:38:12.06 ID:HYTHBjSz0
人物紹介③

乙倉悠貴:13歳。アイドル。164センチと高身長だが、かわいいアイドルを目指して日々努力している。かわいい。

犬山まな:アイドル…ではなくゲゲゲ の鬼太郎のキャラ。13歳。ふとしたきっかけからゲゲゲファミリーと仲良くなり、妖怪に親しんでいる少女。かわいい。

15: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:38:50.64 ID:HYTHBjSz0
悠貴「最初はびっくりしましたけど、話してみるととても気さくな方で、今はラインとかもしているんですっ」

悠貴「皆さんのこともまなちゃんから聞いていますっ」

鬼太郎「一反木綿、あんまり人間と
深く関わらない方がいいと言っているのに…」

一反木綿「いやー、申し訳なかと!」

一反木綿「まなちゃんは元気にしとるたい?」

悠貴「元気も何も、今、一反木綿さんの後ろにいますよっ」

まな「あっ、ねこ姉さん!なんでここに!?」

猫娘「まな!?」

まな「ねこ姉さんと会えて嬉し~!」

猫娘「ちょ、ちょっと待って、なんでまなもここにいるの?」

まな「えへへ、実は、346プロを見学したいって悠貴ちゃんにおねだりしちゃった?」

猫娘「まったく…」

鬼太郎「ここは妖怪がいるかもしれないんだから早く家に帰るんだよ、まな」

まな「えっ、そうなの!?」

まな「じゃあ、ねこ姉さんについていく!」

猫娘「やっぱりこうなるのね…」

鬼太郎「危なくなったらすぐにどこかに隠れてくれよ…」

まな「はーい!」

目玉おやじ「まなちゃんはすっかり妖怪に慣れてしまったの~」

16: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:39:51.40 ID:HYTHBjSz0
鬼太郎「おーい、そろそろ行くぞ、一反木綿」

一反木綿「おいどんはここで悠貴ちゃんとおしゃべりしていたいばい!」

悠貴「いいですよ、レッスンも終わりましたしたくさんおしゃべりしちゃいましょうっ!」

一反木綿「いやー、嬉しかと!」

猫娘「この色ボケめ…」

ーー事務所ーー

幸子「あ、あなたが!」

輝子「ゲゲゲの…」

小梅「鬼太郎さん…!」

鬼太郎「はじめまして、鬼太郎です」

猫娘「キャーッ!本物の幸子ちゃん!」

猫娘「あとでサインもらってもいい!?」

目玉おやじ「ね、猫娘!気持ちは分かるが落ち着くんじゃ」

幸子「フフーン!僕は世界一カワイイですからね!妖怪さんに好かれてしまうのもしかたありませんね!」

輝子「というか、この方も妖怪なんだな…モデルとかやれそうなぐらい綺麗だな…」

小梅「猫娘さんまで来ていただけるなんて嬉しいです…」

鬼太郎「じゃあ、そのプロデューサーさんってのはどこにいるんですか?」

小梅「はい、こっちです…」

鬼太郎「!」

鬼太郎「父さん、ものすごい妖気です…」

目玉おやじ「ああ、わしも感じるぞ…」

目玉おやじ「しかし、どんな妖怪か全く見当がつかないの~」

目玉おやじ「ここは慎重に行くんじゃぞ、鬼太郎」

鬼太郎「はい、父さん…」

17: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:41:21.01 ID:HYTHBjSz0
ちひろ「あら、お客さんですか?」

鬼太郎「!」

鬼太郎(この人…とても邪悪な妖気を出している…!)

人物紹介④

ちひろ:緑の服を着た事務員。ssでは銭ゲバ、悪魔、などと酷いキャラ付けがされているかわいそうな人でもある。実際は頼れるアシスタント。今回は…?

鬼太郎「こんにちは、ゲゲゲの鬼太郎です」

鬼太郎「今日はPさんに会いにきました」

ちひろ「ふふっ、モバPさんは今お仕事で忙しいのでまた後日にしていただけませんか?」

小梅「ずっと休ませていないのはちひろさんじゃん…!」

鬼太郎「そこをなんとかお願いします」

ちひろ「分かりました…」

ちひろ「では、鬼太郎さんだけこちらへ?」

猫娘「ちょ、ちょっと、私も行くわよ!」

ちひろ「すみません、むやみに部外者を事務室に入れることはできないんです」

猫娘「む~~……」

鬼太郎「猫娘、大丈夫だよ。任せてくれ」

18: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:41:58.64 ID:HYTHBjSz0

ーー事務室ーー

モバP「……」カタカタ

鬼太郎「あれがプロデューサー…!」

鬼太郎(明らかに妖怪に取り憑かれている…!)

目玉おやじ「とにかく無事か様子を見るんじゃ!」

鬼太郎「はい!」

鬼太郎「すみません、モバPさんですよね…?大丈夫ですか?」

モバP「…………」クルリ

鬼太郎「あっ!おまえは!?」

ねずみ男(モバP)「鬼太郎か…」

鬼太郎「ね、ねずみ男じゃないか!?」

鬼太郎「なんでここに…?」

ねずみ男「割りのいいバイトだって聞いてここにいるんだけどよ…」

ねずみ男「もう5日間も寝ていないぜ…」

ねずみ男「助けてくれよ鬼太郎…」

ねずみ男「あの緑服の事務員、やばいやつだぜ…」

目玉おやじ「き、鬼太郎、後ろじゃ!」

19: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:42:38.51 ID:HYTHBjSz0
シュッ

鬼太郎「ハッ!」

鬼太郎「これは蜘蛛の糸…?」

ちひろ「チッ、素早いわね…」

鬼太郎「やっぱりお前が黒幕か!」

ちひろ「おまえさえ来なければアホな男をプロデューサーとして働かせた後は美味しく魂を頂戴していたのに…」

鬼太郎「本物のモバPは無事なのか!?」

ちひろ「アイツは一週間前に倒れたから、食べ頃になるまでとっておいてあるわ」

鬼太郎「大人しく魂を解放してやるんだ、ちひろ!」

ちひろ「ククク、本物のちひろもまだとってあるのよ」

鬼太郎「お前の正体は一体なんなんだ!?」

ちひろ「私は女郎蜘蛛よ」

人物紹介⑤

ねずみ男:人間と妖怪のハーフの男。風呂に何年も入っておらず、生ゴミのような匂いがする。お金が大好き。

女郎蜘蛛:美女に化ける蜘蛛の恐ろしい妖怪。絡新婦とも書く。

20: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:43:04.05 ID:HYTHBjSz0
女郎蜘蛛「あなたの魂も美味しく食べてあげる!」シュッ

鬼太郎「し、しまった!」

鬼太郎「糸がねばついて動けない!」

目玉おやじ「なんてことじゃ、鬼太郎!」

女郎蜘蛛「クク、その糸は暴れれば暴れるほど身動きできなくなるわよ」

鬼太郎「くっ…!」

女郎蜘蛛「あっけないわね。あなたは厄介だからさっさと食べてあげる」

目玉おやじ「ああ、こんな時に猫娘がいてくれたらっ…!」

女郎蜘蛛「あの猫ちゃんはもうとっくに蜘蛛の巣で絡めてあるわ」

鬼太郎「そ、そんな…!」

女郎蜘蛛「今度こそ終わりね、鬼太郎」

ねずみ男「鬼太郎…負けちまうのか…」

21: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:43:46.24 ID:HYTHBjSz0
バーン!

まな「鬼太郎!助けにきたよ!」

一反木綿「助けにきたばい!」

鬼太郎「まな!?危ないぞ!」

目玉おやじ「今すぐここから逃げるんじゃ!」

まな「大丈夫だよ、一反木綿がいるから!」

女郎蜘蛛「飛んで火に入る夏の虫とはこのことね」

女郎蜘蛛「あなたも美味しくいただくわ!」シュッ

まな「一反木綿!」

一反木綿「まなちゃん!」

まな「合体!」

まな「一反木綿を腕に巻きつけてーー」

まな「スパッ!」

鬼太郎「あ、あれは…」

目玉おやじ「一反木綿を腕に巻き付けることでカッターの様にモノを切り刻む技じゃ!」

ねずみ男「まなちゃんいつのまにか妖怪並みに強くなっていねぇか…?」

女郎蜘蛛「こ、小癪な!」

まな「あなたの糸なんて怖くもなんともない!」

一反木綿「鬼に金棒とはこのことばい!」

まな「誰が鬼だって?」

一反木綿「……スミマセン」

まな「分かればよろしい!」

まな「一撃必殺!いくよー!」

一反木綿カッター!

女郎蜘蛛「ば、ばかな…!」

女郎蜘蛛「この私がこんな小娘に…!」

鬼太郎「や、やった!」

ねずみ男「糸が腐って動けるようになったぜ!」

目玉おやじ「ありがとうのう、まな、一反木綿」

一反木綿「なーに、たいしたことないばい!」

まな「いつも鬼太郎に助けてもらっているからこれくらいはね!」

22: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:44:21.36 ID:HYTHBjSz0
鬼太郎「あ、猫娘は大丈夫かな?」

猫娘「全くひどい目に遭ったわ…」

猫娘「いきなり訳わかんない糸に絡まるし…」

鬼太郎「さて、本物のプロデューサーとちひろさんはどこかな…」

幸子「それなら!」

輝子「もう私たちが…」

小梅「見つけたよ…!」

モバP「いやー、死ぬかと思った」

ちひろ「本当に怖かったですよ…」

目玉おやじ「ご無事でよかったの~!これも幸子ちゃん、輝子ちゃん、小梅ちゃんのおかげじゃ」

モバP「全くその通りですよ…」

モバP「ん?」

モバP「腕に包帯みたいなもの巻いているそこの子、名前は?」

まな「あ、犬山まなです!」

モバP「ティンと来た!君、アイドルやってみないか?」

まな「えー!?」

一反木綿「確かにまなちゃんはアイドル級のかわいさばい!」

一反木綿「お目が高いばい!」

モバP「よく分かっているじゃないか、一反木綿くん!」

モバP「どうだい?よかったら君はプロデューサーやってみないか?」

一反木綿「本当でごわすか!?」

一反木綿「喜んでやらせていただくばい!」

23: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:45:21.98 ID:HYTHBjSz0
まな「あのー、すみませんがアイドルの件は辞退させてください…」

幸子「あなたもボクほどではないけどカワイイのに…」

小梅「ちょっともったいないってあの子も言ってるよ…」

輝子「去る者は追わず、だぞ親友…」フヒヒ

鬼太郎「ではこれで僕は失礼します」

猫娘「あ、サインもらっとかなきゃ!」

まな「またねー!」

ねずみ男「俺もさっさと退散するか…」

ねずみ男(給料が破格だし可愛い女だらけだからこの仕事辞めたくないんだが‥)

ねずみ男(あの女、女郎蜘蛛ほどではないがなかなかこき使いそうな雰囲気だからな…)

ちひろ「根津三さん、別に辞めなくてもいいんですよ?」ニコッ

ねずみ男「ギョッ」

一反木綿「あ、逃げたばい」

ちひろ「それではこれから新しいプロデューサーとしてよろしくお願いしますね、一反木綿さん?」

一反木綿「は、はいでごわす!」

一反木綿(何故ばい?何かすごい寒気が…)ゾクッ

モバP(これで俺の仕事も少し減るな…)ニヤリ

24: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:47:28.97 ID:HYTHBjSz0
小梅「今日は本当にありがとうございます…」

鬼太郎「いや、僕もたいしたことはしていないからね」

鬼太郎「お礼ならまなちゃんと一反木綿に言ってくれ」

輝子「これからも悪い妖怪や人間を倒してくれ…」

幸子「ささやかですがボク達からのお礼です!」

目玉おやじ「おー、これはらいぶのチケット?かの?」

小梅「はい、よかったら見にきてください…」

幸子「カワイイボクをたっぷりご覧にいれますよ!」

鬼太郎「うん、ありがとう、見にいかせてもらうよ」

輝子「絶対だぞ…」

鬼太郎「では、これで…」

小梅「あ、いなくなっちゃった…」

輝子「本当に妖怪なんだな…」

幸子「鬼太郎さんのためにもレッスン頑張りましょう!」

輝子「ああ…!」

小梅「うん…!」

小梅(この髪型、小さい頃鬼太郎さんに憧れたからなんだよ、鬼太郎さん)

小梅(鬼太郎さんに、ねこ娘さんに、一反木綿さんに、会えることができて嬉しかったよ…)

小梅(本当にありがとう、鬼太郎さん…)

終わり

25: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:47:58.62 ID:HYTHBjSz0
おまけ

一反木綿「プロデューサー業といっても、デスクワークが多すぎるたい…」

一反木綿「ゲゲゲ の森に帰りたか…」

悠貴「あ、一反木綿さんっ!」

悠貴「おはようございますっ!」

一反木綿「おはようでごわす、悠貴ちゃん」

悠貴「なんだか元気がないですね…」

悠貴「何かおてつだいしましょうかっ」

一反木綿「いやー、悠貴ちゃんにそんなことはさせられないばい…」

悠貴「そうですか…?」

悠貴「じゃ、せめて応援だけでもっ」

悠貴「一反木綿さん、頑張ってください!」ウインク

一反木綿「ばっ!?」

一反木綿「ありがとうでごわす…」

悠貴「元気になってくれたならよかったですっ」

悠貴「それでは失礼しますねっ」

一反木綿「今のは心臓に悪かばい…」

一反木綿「でも、あともう少しがんばるたい…!」

おまけおわり

26: 名無しさん 2019/10/14(月) 00:49:44.50 ID:HYTHBjSz0
以上になります。
誤字脱字などありましたら申し訳ありません。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
ちなみに御察しの通り、わたしは悠貴ちゃんPです。
かなり遅れちゃったけど、悠貴ちゃん、誕生日おめでとう!
それでは失礼いたします。