144: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:01:23.13 ID:s7/HUlHTo
卯月「ええっ!? プロデューサーさんが!?」 

凛「最近、女の子によく話しかけられるからって……」 

未央「でも! そうとしか考えられなくない!?」 

武内P「……そう、なのでしょうか」 


武内P「ですが……」 

武内P「確かに、女性とのスキンシップは増えた、と」 

武内P「……そう、思います」 


未央「ほら! ほらほらほらほら!」 

卯月・凛「……!?」


引用元: ・武内P「笑顔です……変身ッ!」

145: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:04:30.50 ID:s7/HUlHTo
卯月「そんな……モテ期……!?」 

凛「待って。まだ、そうと決まったわけじゃないでしょ」 

未央「確定だって! おめでとっ、プロデューサー!」 

武内P「……はあ」 


武内P「そう言えば……」 

武内P「話しかけてこられる女性は、皆さん……」 

武内P「――プロジェクト二期おめでとうございます、と」 

武内P「……そう、言ってくださいます」 


未央「へっ?」 

卯月・凛「あっ」

146: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:09:14.64 ID:s7/HUlHTo
卯月「そっそそそ、そうなんですね!?」 

凛「ちょっと、未央!」 

未央「そんな感じだとは思わないじゃん!?」 

武内P「……私が、モテ期ですか」 


武内P「……すみません」 

武内P「仕事とプライベートは、区別しますので」 

武内P「はい……その……が、頑張ります」 


卯月・凛「……!?」 

未央「ごめん! ごめんって!」

147: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:12:47.55 ID:s7/HUlHTo
卯月「えっ、と!? か、可愛い子が多いんですか!?」 

凛「その……仕事の関係で、会った事あったりするの?」 

未央「それ! プロデューサー、それ大事だよ!?」 

武内P「……そう、ですね」 


武内P「確かに、仰る通りです」 

武内P「養成所に通っている方や、あまり活躍出来ていない――」 

武内P「――魔法にかかる前の方達、ですね」 


未央・卯月・凛「……」 

未央・卯月・凛(わあああああ!! うわあああああ!!)

148: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:17:35.46 ID:s7/HUlHTo
卯月「プロデューサーさん! えっと、あの……凛ちゃん!」 

凛「わっ、私!? あの、だから……未央!」 

未央「ふえっ!? いや、ちょっ……」 


武内P「……皆さん?」 

武内P「どうか、されましたか?」 


未央「……にゅっ、ニュージェネ! 作戦タ――イムッ!」 

卯月「はいっ!」 

凛「……うん、話し合う必要があるね」 


武内P「えっ?」

149: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:20:30.50 ID:s7/HUlHTo
未央「ちょっと、向こうの部屋で会議してくるから!」 

卯月「プロデューサーさん、待っててください!」 

凛「良い? 変な真似したら、承知しないから」 


武内P「は……はあ……」 


未央「島村隊員! 渋谷隊員! 行こう!」 

卯月「頑張ります!」 

凛「……ねえ、隊員って何なの?」 


ガチャッ…バタンッ 


武内P「……会議?」

150: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:25:48.08 ID:s7/HUlHTo
  ・  ・  ・ 

卯月「あのっ!? どうするんですか!?」 

凛「未央が、モテ期とかいい加減な事言うから!」 

未央「わかってる! それは、わかってるから!」 


未央「今は、話し合うことがあるよね!?」 

未央「だって――狙われちゃってるじゃん!」 

未央「二期生の椅子のために、プロデューサーがさぁ!」 


凛「もう……本当、何なの!?」 

卯月「ううっ……プロデューサーさん……!」

151: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:31:53.45 ID:s7/HUlHTo
卯月「頑張ります、って……ちょっと、嬉しそうでした!」 

凛「鈍い自覚はあるみたいだから、ね」 

未央「完全に……モテ期って言われて、信じてたよね」 


未央・卯月・凛「……」 


未央「誰か、助っ人呼べる?」 

卯月「美穂ちゃんと、響子ちゃんなら!」 

凛「奈緒なら。加蓮は……今日は休み」 

未央「私も、あーちゃんと茜ちん位しか呼べない」 


未央・卯月・凛「……」

152: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:36:31.02 ID:s7/HUlHTo
凛「加蓮……どうして、こんな時に!」 

卯月「あ、あの! 美穂ちゃんと、響子ちゃんなら!」 

未央「今日は、メンバーの皆も休みとか仕事だしね……」 


未央・凛「……私達で、何とかするしかない!」 


卯月「えっ? あの、美穂ちゃんと響子ちゃんは呼べます!」 


未央「プロジェクトのLINEには?」 

凛「送ってない。ちょっと、デリケートな問題だし」 

未央「うんうん、私もその方が良いと思う」 


卯月「未央ちゃん、凛ちゃん!? あの、聞こえてますよね!?」

153: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:45:51.40 ID:s7/HUlHTo
未央「とりあえずさ、いかに傷つけないかだよね」 

凛「そうだね……私も、問題はそこだと思う」 

卯月「美穂ちゃんと響子ちゃんは呼べます!」 


美嘉「――あれっ? どうしたのアンタ達ー?」 

美嘉「珍しいじゃん、難しい顔しちゃってさ★」 


卯月「美嘉ちゃん! おはようございます♪」 

未央「おはよっ、美嘉ねえ! ごめん、今忙しいんだよね!」 

凛「おはよ。そういう訳だから……うん、ごめん」 


美嘉「いやいやいやいや!」 

美嘉「この話題とか、チョーアタシ向きじゃない!?」

154: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:52:13.59 ID:s7/HUlHTo
未央「えっ? 美嘉ねぇ、話聞いてたの?」 

美嘉「聞いてたから! だから、頼ってよ!」 

卯月「その……どこから話を聞いてたんですか?」 

美嘉「アンタ達が、部屋から深刻そうな顔で出てきてから!」 

凛「……なんだ、最初から聞いてたんだ」 

美嘉「心配で、ちょっと様子見てたの!」 


美嘉「あのね!? 忘れてるようだから、言っておくよ!」 

美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉★」ビシッ! 

美嘉「……その手の話なら、アタシに任せなって★」 


未央・卯月・凛「……」

155: 名無しさん 2018/12/16(日) 21:59:06.47 ID:s7/HUlHTo
未央「やー……忘れちゃいないんだけど、さぁ……」 

美嘉「えっ、何で!? 何、その頼りなさそうなカンジ!」 

卯月「……やっぱり、美穂ちゃんと響子ちゃんを呼びましょう!」 

美嘉「ウソ!? えっ、アタシって……あの二人より!?」 

凛「! そうだ、クローネのグループLINEで!」 

美嘉「ちょっ、待っ……ケータイいじるのやめなって!」 


美嘉「任せなって! ホント、マジ! 解決するから!」 

美嘉「……凛っ! ケータイ、ノー! ノォーゥ!」 

美嘉「チョーアッサリ解決するから★ ねっ、信じなって★」 


未央・卯月・凛「……」

156: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:05:31.54 ID:s7/HUlHTo
未央「……じゃあ、一応聞くけどさ」 

美嘉「未央。一応とか言わない、オーケー?」 

卯月「えっと……どうすれば、良いんでしょうか?」 

美嘉「へへへ、そんなに知りたい?★」 

凛「……」 

美嘉「だから、凛! ケータイ……言う! 言うから!」 


美嘉「……アタシ達は、アイドルでしょ?」 

美嘉「その魅力で、アイツをメロメロにしちゃう★」 

美嘉「そうすれば、他の女が言い寄っても気にならなくなるでしょ★」 


未央・卯月・凛「……」

157: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:09:09.48 ID:s7/HUlHTo
未央「まあ……そうすれば、色々と解決するね」 

美嘉「でしょ?」 

卯月「今後も……はい、安心ですね」 

美嘉「でしょでしょ?」 

凛「本当に……仕事に集中させる、って事だよね」 

美嘉「そうそう! 仕事を恋人にさせるの★」 


未央・卯月・凛「……」ジッ… 


美嘉「ん? 何?」 


未央・卯月・凛「……」ジィッ… 


美嘉「どうしたの? あっ、ポーズとれって?★」ビシッ!

158: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:16:26.93 ID:s7/HUlHTo
  ・  ・  ・ 

ガチャッ! 

未央「頼も――うっ!」 


武内P「っ!?」ビクッ! 

武内P「か……会議は、終わったのですか?」 


卯月「はいっ♪ もう、バッチリです!」 

凛「という訳で、大事な話があるから」 


美嘉「いや、ホント……えー、ちょっ、えー……///」 


武内P「……」 

武内P「……城ヶ崎さん?」

159: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:20:16.47 ID:s7/HUlHTo
未央「ファイト、美嘉ねぇ!」 

卯月「美嘉ちゃん、頑張ってください!」 

凛「美嘉、見守ってるから」 


美嘉「そ、そんなコト言われても……///」 


武内P「……」 


美嘉「ま、待って!/// 改まると、恥ずいんだけど!///」 


武内P「――!」 

武内P(この感じは……まさか!?)

160: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:26:03.00 ID:s7/HUlHTo
武内P「あ、あの……お話というのは……?」 

美嘉「あ、あー……あの、さ?」 

武内P「……」 

美嘉「なんかアンタ……モテ期らしいじゃん?」 

武内P「っ!?」 


美嘉「それを三人に聞いて……ね?」 

美嘉「だから、ホラ……」 

美嘉「……アタシが言いたいコト、わかるでしょ?」 


武内P「っ……!」 

武内P(城ヶ崎さん……まさか!?)

161: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:32:33.15 ID:s7/HUlHTo
武内P「確かに……そう、なのかも知れません」 

美嘉「ねっ? だから……」 

武内P「ですが――今は、仕事が恋人です」 

美嘉「えっ?」 


武内P「ですので、モテ期だからと言って仕事を疎かにはしません」 

武内P「アイドルの皆さんの笑顔を――」 


武内P「――プロデューサーとして」 


武内P「見続けていきたい、と」 

武内P「……そう、思います」 


美嘉「へ……へー! そうなんだ!」チラッ! 


未央・卯月・凛「……頑張る、って……そういう事」

162: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:38:55.65 ID:s7/HUlHTo
  ・  ・  ・ 

美嘉「アタシのおかげで、バッチリ解決したでしょ★」 


未央「いやいや、私らの早とちりなだけだったからね」 

卯月「でも……えへへ、嬉しかったです♪」 

凛「ああまで言われるのも……まあ、悪くないかな」 

未央「うんうん! だって、自分の恋愛より優先って事だもんね!」 

卯月「島村卯月、これからも頑張りますっ!」 

凛「そうだね、目を離させないようにしないと」 


未央・卯月・凛「……ふふふっ!」クスクス! 


美嘉「へへっ★」 

美嘉「これで、一件落着かな★」

163: 名無しさん 2018/12/16(日) 22:44:59.38 ID:s7/HUlHTo
  ・  ・  ・ 

武内P「……!」 

武内P(大変な事に……なってしまった……!) 

武内P(私がモテ期と聞いた城ヶ崎さんが、まさか……!) 

武内P(しかし、ああ言っておけば……しばらくは、大丈夫か) 

武内P(その間に……冷静になっていただければ、良いのだが) 


武内P「私は、プロデューサーで……」 

武内P「彼女は、担当ではないにせよ……アイドルなのだから」 


武内P「モテ期……ですか」 



おわり