848: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:23:49.78 ID:OvAkTRzqo
凛「なんか、妙に仲が良いと思って」
武内P「そう、でしょうか?」
凛「自分ではよくわからない、って?」
武内P「……」
凛「ねえ、プロデューサー」
凛「小梅と妙に仲が良いのって、どうして?」
武内P「……」
武内P「そう、でしょうか?」
凛「自分ではよくわからない、って?」
武内P「……」
凛「ねえ、プロデューサー」
凛「小梅と妙に仲が良いのって、どうして?」
武内P「……」
引用元: ・武内P「笑顔です……変身ッ!」
849: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:25:06.06 ID:OvAkTRzqo
凛「何か、言えない事情でもあったりするの?」
武内P「……」
武内P「いえ、そんな事は……」
凛「なんだか、変に間があったんだけど」
武内P「……」
武内P「あの……渋谷さん」
武内P「どうして、そこまで気にされるのですか?」
凛「……」
凛「別に?」
武内P「……」
武内P「いえ、そんな事は……」
凛「なんだか、変に間があったんだけど」
武内P「……」
武内P「あの……渋谷さん」
武内P「どうして、そこまで気にされるのですか?」
凛「……」
凛「別に?」
850: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:27:09.17 ID:OvAkTRzqo
凛「ただ、何となく……気になって」
武内P「そう、ですか」
凛「……」
武内P「確かに、お話して居た方が良いかも知れません」
凛「!」
武内P「渋谷さんは――」
武内P「――私の、大切な担当アイドルですから」
凛「……」
凛「……うん、そうだね」モジモジ!
武内P「そう、ですか」
凛「……」
武内P「確かに、お話して居た方が良いかも知れません」
凛「!」
武内P「渋谷さんは――」
武内P「――私の、大切な担当アイドルですから」
凛「……」
凛「……うん、そうだね」モジモジ!
851: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:28:52.22 ID:OvAkTRzqo
凛「それで? どんな事情があるの?」
武内P「はい」
武内P「実は――」
ガチャッ!
凛「? 誰?」
武内P「っ!?」
小梅「う……うぅっ……!」ブルブル…!
凛「こ、小梅っ!?」
武内P「白坂さん!」
武内P「はい」
武内P「実は――」
ガチャッ!
凛「? 誰?」
武内P「っ!?」
小梅「う……うぅっ……!」ブルブル…!
凛「こ、小梅っ!?」
武内P「白坂さん!」
852: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:31:37.34 ID:OvAkTRzqo
凛「ねえ、どうしたの!? 凄く震えてる!」
武内P「白坂さん、大丈夫ですか!?」
小梅「ご……ごめん、ね……」ガタガタ……!
凛「なんで謝ってるの!?」
武内P「白坂さんっ!」
武内P「――早く、私の膝の上に!」
ぽんぽん!
凛「そうだよ! 早く膝の上に――」
凛「――何でっ!?」
武内P「白坂さん、大丈夫ですか!?」
小梅「ご……ごめん、ね……」ガタガタ……!
凛「なんで謝ってるの!?」
武内P「白坂さんっ!」
武内P「――早く、私の膝の上に!」
ぽんぽん!
凛「そうだよ! 早く膝の上に――」
凛「――何でっ!?」
853: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:34:18.44 ID:OvAkTRzqo
小梅「あ、あり……がと……」ブルブル…!
フラフラッ…
武内P「お気になさらないでください!」
ぽんぽん!
凛「待って! ちょっと待って!」
凛「はっ!? おかしくない!? 何それ!?」
凛「その、えっと……はあっ!?」
小梅「も、もう……ちょっと、で……」ガタガタ…!
フラフラッ…
武内P「頑張ってください、白坂さん!」
ぽんぽん!
凛「この状況は何なの!?」
フラフラッ…
武内P「お気になさらないでください!」
ぽんぽん!
凛「待って! ちょっと待って!」
凛「はっ!? おかしくない!? 何それ!?」
凛「その、えっと……はあっ!?」
小梅「も、もう……ちょっと、で……」ガタガタ…!
フラフラッ…
武内P「頑張ってください、白坂さん!」
ぽんぽん!
凛「この状況は何なの!?」
854: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:37:31.56 ID:OvAkTRzqo
小梅「よい……しょっ、と……」ブルブル…!
ぽすんっ
武内P「どうぞ、私に背中を預けてください!」
凛「いやいやいやいや! はっ!?」
凛「そんな事してる場合じゃないでしょ!?」
小梅「少し、だけ……楽になった……よ」ガタガタ…!
武内P「白坂さん、まだ喋ってはいけません!」
凛「そっ……その状況は何なの!?」
凛「わかるように説明して!」
ぽすんっ
武内P「どうぞ、私に背中を預けてください!」
凛「いやいやいやいや! はっ!?」
凛「そんな事してる場合じゃないでしょ!?」
小梅「少し、だけ……楽になった……よ」ガタガタ…!
武内P「白坂さん、まだ喋ってはいけません!」
凛「そっ……その状況は何なの!?」
凛「わかるように説明して!」
855: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:40:45.71 ID:OvAkTRzqo
小梅「うぅ……さ、寒い……」ブルブル…!
武内P「っ!?」
凛「ねえ! 何、その緊迫感!」
凛「ふざけてるの!? ちょっと!」
小梅「ぎゅっ……って、して欲しい……な……」ガタガタ…!
武内P「っ……失礼します!」
ぎゅっ!
凛「!?」
凛「はっ!? はあっ!?」
武内P「っ!?」
凛「ねえ! 何、その緊迫感!」
凛「ふざけてるの!? ちょっと!」
小梅「ぎゅっ……って、して欲しい……な……」ガタガタ…!
武内P「っ……失礼します!」
ぎゅっ!
凛「!?」
凛「はっ!? はあっ!?」
856: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:45:23.22 ID:OvAkTRzqo
小梅「えへへ……温かい……」ブルブル…!
武内P「まだ、震えが……!」
ぎゅっ!
凛「あっ、おっ、ちょっ、な、何!?」
凛「仲が良いとか……はっ、はあっ!?」
小梅「あ、頭も……撫で、て……」ガタガタ…!
武内P「失礼します……!」
ナデナデ…
凛「何なの……!?」
凛「ねえ、何なの――っ!?」
武内P「まだ、震えが……!」
ぎゅっ!
凛「あっ、おっ、ちょっ、な、何!?」
凛「仲が良いとか……はっ、はあっ!?」
小梅「あ、頭も……撫で、て……」ガタガタ…!
武内P「失礼します……!」
ナデナデ…
凛「何なの……!?」
凛「ねえ、何なの――っ!?」
857: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:49:44.54 ID:OvAkTRzqo
小梅「あぁ……温かい……」ブル…ブル…
武内P「震えが……収まってきましたね……!」
ナデナデ…
凛「……!?」
小梅「……あっ」
小梅「もう……大丈夫……」
武内P「……良かった」
ナデナデ…
凛「……よ」
凛「良くないから! 全然良くない!」
武内P「震えが……収まってきましたね……!」
ナデナデ…
凛「……!?」
小梅「……あっ」
小梅「もう……大丈夫……」
武内P「……良かった」
ナデナデ…
凛「……よ」
凛「良くないから! 全然良くない!」
858: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:52:51.36 ID:OvAkTRzqo
小梅「い……いつも、ごめんね……」
武内P「いえ、大丈夫です」
ナデナデ…
小梅「でも……迷惑、かけちゃって……」
武内P「……」
ナデナデ…
武内P「私は、貴女を迷惑だと思ったことは――」
武内P「一度も、ありません」
ナデナデ…
小梅「……え、えへへ……///」
小梅「そう言ってくれると、嬉しい……な///」
凛「ぉ……ぁ……!?」
武内P「いえ、大丈夫です」
ナデナデ…
小梅「でも……迷惑、かけちゃって……」
武内P「……」
ナデナデ…
武内P「私は、貴女を迷惑だと思ったことは――」
武内P「一度も、ありません」
ナデナデ…
小梅「……え、えへへ……///」
小梅「そう言ってくれると、嬉しい……な///」
凛「ぉ……ぁ……!?」
859: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:55:30.58 ID:OvAkTRzqo
小梅「もう少し……こうしてちゃ、駄目……?」
武内P「いえ、しかし……」
小梅「……」
武内P「……」
凛「駄目に決まってるでしょ!?」
凛「ねえ、何考えてるの!」
小梅「そ、そうだよ……ね……///」アセアセ!
パッ!
武内P「え、ええ……」
凛「……!」
武内P「いえ、しかし……」
小梅「……」
武内P「……」
凛「駄目に決まってるでしょ!?」
凛「ねえ、何考えてるの!」
小梅「そ、そうだよ……ね……///」アセアセ!
パッ!
武内P「え、ええ……」
凛「……!」
860: 名無しさん 2019/01/24(木) 21:59:07.18 ID:OvAkTRzqo
小梅「そ、それじゃあ……///」
武内P「また、何かありましたら」
小梅「う……うん///」
小梅「また……ね///」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
…バタンッ
武内P「……」
武内P「渋谷さん、話を聞いてください」
凛「ふざけないでよ――っ!」
武内P「また、何かありましたら」
小梅「う……うん///」
小梅「また……ね///」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
…バタンッ
武内P「……」
武内P「渋谷さん、話を聞いてください」
凛「ふざけないでよ――っ!」
861: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:03:48.47 ID:OvAkTRzqo
凛「仲が良い、ってレベルじゃないでしょ!?」
武内P「待ってください! あれには、訳が!」
凛「何なの!? わかるように説明して!」
武内P「それは――」
ガチャッ!
奏「……」
凛「奏? ごめん、今ちょっと大事な話をしてるから」
奏「……た」
奏「助けて……!」ガタガタガタガタ!
凛「!?」
武内P「速水さん!?」
武内P「待ってください! あれには、訳が!」
凛「何なの!? わかるように説明して!」
武内P「それは――」
ガチャッ!
奏「……」
凛「奏? ごめん、今ちょっと大事な話をしてるから」
奏「……た」
奏「助けて……!」ガタガタガタガタ!
凛「!?」
武内P「速水さん!?」
862: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:06:35.88 ID:OvAkTRzqo
武内P「まさか、速水さんに!?」
凛「……ねえ、ちょっと」
奏「廊下を歩いてたら……急に、寒気が……!」ガタガタ…!
武内P「っ!? やはり――!」
凛「……ねえ、まさか」
武内P「――速水さん、私の膝の上に!」
ぽんぽん!
凛「ちょっと、嘘でしょ!?」
凛「……ねえ、ちょっと」
奏「廊下を歩いてたら……急に、寒気が……!」ガタガタ…!
武内P「っ!? やはり――!」
凛「……ねえ、まさか」
武内P「――速水さん、私の膝の上に!」
ぽんぽん!
凛「ちょっと、嘘でしょ!?」
863: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:10:57.29 ID:OvAkTRzqo
奏「さ、寒い……! 寒い……!」ブルブル…!
フラフラッ…
武内P「どうぞ、膝の上に座ってください!」
ぽんぽん!
凛「有り得ないから!」
凛「百歩譲って小梅は良いとしても!」
凛「よりによって、奏は駄目でしょ!?」
奏「寒い……た、助け……!」ガタガタ…!
フラフラッ…
武内P「頑張ってください、速水さん!」
ぽんぽん!
凛「えっ!? ちょっと、本当に!? はっ!?」
フラフラッ…
武内P「どうぞ、膝の上に座ってください!」
ぽんぽん!
凛「有り得ないから!」
凛「百歩譲って小梅は良いとしても!」
凛「よりによって、奏は駄目でしょ!?」
奏「寒い……た、助け……!」ガタガタ…!
フラフラッ…
武内P「頑張ってください、速水さん!」
ぽんぽん!
凛「えっ!? ちょっと、本当に!? はっ!?」
864: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:15:00.44 ID:OvAkTRzqo
奏「う……うぅっ……!」ブルブル…!
ぽすんっ
武内P「っ!?」
凛「……」
凛「正面同士で、膝の上に座る!?」
凛「ちょっと待っ……はっ!? はあっ!?」
奏「寒い……! 寒い……!」ガタガタ…!
武内P「っ……申し訳ありません、失礼します!」
ぎゅっ!
凛「……」
凛「あっ、夢だこれ」
ぽすんっ
武内P「っ!?」
凛「……」
凛「正面同士で、膝の上に座る!?」
凛「ちょっと待っ……はっ!? はあっ!?」
奏「寒い……! 寒い……!」ガタガタ…!
武内P「っ……申し訳ありません、失礼します!」
ぎゅっ!
凛「……」
凛「あっ、夢だこれ」
865: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:19:17.55 ID:OvAkTRzqo
奏「うっ……ううっ……!」ブルブル…!
武内P「頑張ってください、速水さん」
ぎゅっ!
凛「プロデューサーが、あんな事する筈ない」
凛「だから、これは夢。うん、間違いない」
奏「あ……温かい……」ガタガタ…!
武内P「大丈夫です。私を信じてください」
ぎゅっ!
凛「こんな夢見るなんて、どうしたんだろ」
凛「まあ、最近仕事が忙しいし……しょうがないかな」
武内P「頑張ってください、速水さん」
ぎゅっ!
凛「プロデューサーが、あんな事する筈ない」
凛「だから、これは夢。うん、間違いない」
奏「あ……温かい……」ガタガタ…!
武内P「大丈夫です。私を信じてください」
ぎゅっ!
凛「こんな夢見るなんて、どうしたんだろ」
凛「まあ、最近仕事が忙しいし……しょうがないかな」
866: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:25:51.00 ID:OvAkTRzqo
奏「凄く……楽になってきた……」ブル…ブル…
武内P「大丈夫です。大丈夫」
ぎゅっ!
凛「……まあ、でも」
凛「そろそろ起きようかな、うん」
奏「……あっ」
奏「やだ……私、こんな……」
武内P「……もう、大丈夫ですか?」
ぎゅっ!
凛「よいしょ、っと」
ぎゅむうっ!
凛「痛い痛い痛いたたたたたほっぺ取れる取れる」
武内P「大丈夫です。大丈夫」
ぎゅっ!
凛「……まあ、でも」
凛「そろそろ起きようかな、うん」
奏「……あっ」
奏「やだ……私、こんな……」
武内P「……もう、大丈夫ですか?」
ぎゅっ!
凛「よいしょ、っと」
ぎゅむうっ!
凛「痛い痛い痛いたたたたたほっぺ取れる取れる」
867: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:30:35.84 ID:OvAkTRzqo
奏「急に寒気がして……それで……」
武内P「大丈夫です。事情は、概ね」
奏「そう、なの?」
武内P「はい」
武内P「速水さん」
武内P「貴女に何事も無くて――本当に、良かった」ニコリ
奏「っ……!///」
奏「突然そんなの……卑怯よ……///」
凛「ちょっとおおお――っ!」
凛「ねええ! 何なのおおお――っ!?」
武内P「大丈夫です。事情は、概ね」
奏「そう、なの?」
武内P「はい」
武内P「速水さん」
武内P「貴女に何事も無くて――本当に、良かった」ニコリ
奏「っ……!///」
奏「突然そんなの……卑怯よ……///」
凛「ちょっとおおお――っ!」
凛「ねええ! 何なのおおお――っ!?」
868: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:34:53.58 ID:OvAkTRzqo
奏「そっ、そうね!/// 離れなきゃ!///」アワアワ!
…フラッ
奏「あっ――!?」
武内P「っ!」
ぎゅっ!
武内P「……大丈夫ですか?」
奏「っ……!///」
武内P「速水さん?」
奏「……ん///」チュ~…
凛「待って、奏。奏、待って」
凛「そういうんじゃないでしょ、ねえ、ちょっと奏?」
…フラッ
奏「あっ――!?」
武内P「っ!」
ぎゅっ!
武内P「……大丈夫ですか?」
奏「っ……!///」
武内P「速水さん?」
奏「……ん///」チュ~…
凛「待って、奏。奏、待って」
凛「そういうんじゃないでしょ、ねえ、ちょっと奏?」
869: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:39:24.67 ID:OvAkTRzqo
凛「ふざけないで。ほら、立って」
ぐいぐいっ!
奏「えっ!? り、凛……居たの!?」
凛「居たから。最初から居たから」
ぐいぐいっ!
奏「……」
…ストッ
奏「……ふふっ」ニコリ
奏「――おかげでチャーミングだったわ」
奏「貴方の助けられでキス・キス?」
武内P「えっ?」
凛「ねえ、何動揺してるの」
ぐいぐいっ!
奏「えっ!? り、凛……居たの!?」
凛「居たから。最初から居たから」
ぐいぐいっ!
奏「……」
…ストッ
奏「……ふふっ」ニコリ
奏「――おかげでチャーミングだったわ」
奏「貴方の助けられでキス・キス?」
武内P「えっ?」
凛「ねえ、何動揺してるの」
870: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:45:03.72 ID:OvAkTRzqo
奏「突然のお礼が抱き締められたのよ」ニコリ
凛「あのさ、奏」
武内P「速水さん?」
奏「へぇ、寒気が情熱的で思わずだったのね」ニコリ
凛「何言ってるの」
武内P「あの……大丈夫ですか?」
奏「……」
奏「ちょっと……待って、出直させて……!///」
…バタンッ!
武内P・凛「……」
凛「あのさ、奏」
武内P「速水さん?」
奏「へぇ、寒気が情熱的で思わずだったのね」ニコリ
凛「何言ってるの」
武内P「あの……大丈夫ですか?」
奏「……」
奏「ちょっと……待って、出直させて……!///」
…バタンッ!
武内P・凛「……」
871: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:48:28.47 ID:OvAkTRzqo
凛「……ねえ、ちょっと」
武内P「……」
凛「……ねえってば!」
武内P「っ!? すみません、少し……考え事を」
凛「考え事って、さっきの奏の事?」
武内P「はい」
武内P「まさか――」
武内P「――白坂さん以外にも、あの現象が起きるとは、と」
武内P「……そう、思いまして」
凛「……」
凛「……ふーん」
武内P「……」
凛「……ねえってば!」
武内P「っ!? すみません、少し……考え事を」
凛「考え事って、さっきの奏の事?」
武内P「はい」
武内P「まさか――」
武内P「――白坂さん以外にも、あの現象が起きるとは、と」
武内P「……そう、思いまして」
凛「……」
凛「……ふーん」
872: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:51:07.73 ID:OvAkTRzqo
武内P「これは……対策を考える必要がありそうです」
凛「……そう」
武内P「はい。すみません、事情説明は後ほどでも?」
凛「別に良いけど」
凛「……」
凛「ねえ」
武内P「? はい、何でしょうか?」
凛「なんか、寒くない?」
武内P「えっ?」
凛「……そう」
武内P「はい。すみません、事情説明は後ほどでも?」
凛「別に良いけど」
凛「……」
凛「ねえ」
武内P「? はい、何でしょうか?」
凛「なんか、寒くない?」
武内P「えっ?」
873: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:54:18.02 ID:OvAkTRzqo
武内P「渋谷さん?」
凛「急に寒気が……」
武内P「……」
…ガタッ
凛「っ!」ドキッ!
凛「ど、どうしたの!?」ドキドキ!
凛「急に立ち上がって……!」ワクワク!
武内P「? いえ――」
武内P「――空調の温度を上げよう、と」
武内P「……そう、思いまして」
凛「……」
凛「はっ?」
凛「急に寒気が……」
武内P「……」
…ガタッ
凛「っ!」ドキッ!
凛「ど、どうしたの!?」ドキドキ!
凛「急に立ち上がって……!」ワクワク!
武内P「? いえ――」
武内P「――空調の温度を上げよう、と」
武内P「……そう、思いまして」
凛「……」
凛「はっ?」
874: 名無しさん 2019/01/24(木) 22:57:07.32 ID:OvAkTRzqo
凛「何で」
武内P「いえ、寒いと仰ったので……」
凛「うん、言った」
武内P「はい、ですから……」
凛「大丈夫、それ位自分でやるから」
武内P「そう、ですか」
凛「……――リモコン、これだよね」
武内P「はい、そうです」
凛「ふ――んっ!!」
ベキャアッ!
武内P「渋谷さん!?」
武内P「いえ、寒いと仰ったので……」
凛「うん、言った」
武内P「はい、ですから……」
凛「大丈夫、それ位自分でやるから」
武内P「そう、ですか」
凛「……――リモコン、これだよね」
武内P「はい、そうです」
凛「ふ――んっ!!」
ベキャアッ!
武内P「渋谷さん!?」
875: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:02:28.19 ID:OvAkTRzqo
凛「ねえ、プロデューサー。壊れてたけど?」
武内P「あの、渋谷さん!? 壊したのでは……」
凛「ねえ、寒くなってきたんだけど」
武内P「元気いっぱいに見えましたが……」
凛「……」
武内P「……!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!!?」
武内P「確かに、その通りです!」
武内P「その通りですが、待ってください!」
武内P「あの、渋谷さん!? 壊したのでは……」
凛「ねえ、寒くなってきたんだけど」
武内P「元気いっぱいに見えましたが……」
凛「……」
武内P「……!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!!?」
武内P「確かに、その通りです!」
武内P「その通りですが、待ってください!」
876: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:10:14.25 ID:OvAkTRzqo
凛「寒いって言ってるでしょ!? 逃げないでよ!」
武内P「いえ、ですが! とても元気に見えます!」
凛「だから何!? 馬鹿にしてるの!?」
武内P「していません! そんな事は、決して!」
凛「小梅は、13歳! 奏は、17歳!」
凛「その間は!? ねえ、わかるでしょ!?」
武内P「えっ!?」
武内P「じゅ……じゅ」
凛「そう! 15歳だから!」
武内P「せっ、せめて! せめて、答える暇を!」
武内P「いえ、ですが! とても元気に見えます!」
凛「だから何!? 馬鹿にしてるの!?」
武内P「していません! そんな事は、決して!」
凛「小梅は、13歳! 奏は、17歳!」
凛「その間は!? ねえ、わかるでしょ!?」
武内P「えっ!?」
武内P「じゅ……じゅ」
凛「そう! 15歳だから!」
武内P「せっ、せめて! せめて、答える暇を!」
877: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:13:35.59 ID:OvAkTRzqo
凛「渋谷凛、15歳! そうでしょ!? ねえ!」
武内P「あの、渋谷さん!?」
凛「何!?」
武内P「私に、どうしろと!?」
凛「はっ!?」
武内P「……!」
凛「そんなの……!」
凛「っ……!」
凛「……」
凛「……何が!?」
武内P「えっ!?」
武内P「あの、渋谷さん!?」
凛「何!?」
武内P「私に、どうしろと!?」
凛「はっ!?」
武内P「……!」
凛「そんなの……!」
凛「っ……!」
凛「……」
凛「……何が!?」
武内P「えっ!?」
878: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:20:28.15 ID:OvAkTRzqo
凛「そんなんじゃないから! 違うから!」
武内P「いえ、あの……!」
凛「もう、何なの……!?」
武内P「そう、言われましても……!?」
ガチャッ!
「た、助け――」
凛「ふーん!」
バタンッ!
凛「……とにかく、説明して貰うから」
武内P「あの、今……!」
凛「全部、説明して貰うから!」
武内P「いえ、あの……!」
凛「もう、何なの……!?」
武内P「そう、言われましても……!?」
ガチャッ!
「た、助け――」
凛「ふーん!」
バタンッ!
凛「……とにかく、説明して貰うから」
武内P「あの、今……!」
凛「全部、説明して貰うから!」
879: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:31:44.13 ID:OvAkTRzqo
武内P「説明は、膝の上に座って頂きながらでも出来ます!」
凛「……ふーん」
武内P「ですから、外に居た人を早く中へ!」
凛「うん、わかった」
武内P「どうぞ、入ってください!」
…ガチャッ
奏「……ま、また……寒気が……!」ブルブル…!
武内P「速水さん!?」
凛「ふざけないでよ! 何なの!?」
凛「……ふーん」
武内P「ですから、外に居た人を早く中へ!」
凛「うん、わかった」
武内P「どうぞ、入ってください!」
…ガチャッ
奏「……ま、また……寒気が……!」ブルブル…!
武内P「速水さん!?」
凛「ふざけないでよ! 何なの!?」
880: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:38:17.34 ID:OvAkTRzqo
武内P「早く、私の膝の上へ!」
ぽんぽん!
奏「ううっ……さ、寒い……!」ブルブル…!
フラフラッ…
凛「よいしょ、っと」
ぽすんっ
武内P「!? 渋谷さん!?」
凛「……ふーん/// まあ、悪くないかな///」
奏「うっ……ううっ……!」ガタガタ…!
ぽすんっ
凛「っ!? ちょっ、奏……重た……!」
ぐぐっ…!
武内P「う、おおお……ひ、膝が……!」
ぽんぽん!
奏「ううっ……さ、寒い……!」ブルブル…!
フラフラッ…
凛「よいしょ、っと」
ぽすんっ
武内P「!? 渋谷さん!?」
凛「……ふーん/// まあ、悪くないかな///」
奏「うっ……ううっ……!」ガタガタ…!
ぽすんっ
凛「っ!? ちょっ、奏……重た……!」
ぐぐっ…!
武内P「う、おおお……ひ、膝が……!」
881: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:43:18.37 ID:OvAkTRzqo
・ ・ ・
奏「……!///」
…バタンッ!
武内P「……」
凛「ねえ、ちょっと」
武内P「は、はい?」
凛「なんか、私だけおかしくなかった?」
凛「膝の上には座ったけど、違うでしょ」
凛「座って、座られてたから」
凛「プロデューサーの膝の上で、奏と抱き締めあってただけだから」
武内P「……」
奏「……!///」
…バタンッ!
武内P「……」
凛「ねえ、ちょっと」
武内P「は、はい?」
凛「なんか、私だけおかしくなかった?」
凛「膝の上には座ったけど、違うでしょ」
凛「座って、座られてたから」
凛「プロデューサーの膝の上で、奏と抱き締めあってただけだから」
武内P「……」
882: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:47:40.01 ID:OvAkTRzqo
凛「あんなんじゃ、納得出来ない」
武内P「……そう、言われましても」
凛「ほら、早く。アンタ、私のプロデューサーでしょ」
武内P「……」
武内P「……わかりました」
ぽんぽん!
凛「えっ?」
武内P「……ほんの、少しだけでしたら」
ぽんぽん!
凛「はっ?」
武内P「……そう、言われましても」
凛「ほら、早く。アンタ、私のプロデューサーでしょ」
武内P「……」
武内P「……わかりました」
ぽんぽん!
凛「えっ?」
武内P「……ほんの、少しだけでしたら」
ぽんぽん!
凛「はっ?」
883: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:50:20.66 ID:OvAkTRzqo
凛「何考えてるの?」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「はっ? ちょっ、えっ? 本当に?」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「えっ? ええっ? あっ、えっ?」
凛「……」
凛「はっ!?///」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「はっ? ちょっ、えっ? 本当に?」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「えっ? ええっ? あっ、えっ?」
凛「……」
凛「はっ!?///」
884: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:53:20.23 ID:OvAkTRzqo
武内P「私は、貴女のプロデューサーです」
ぽんぽん!
凛「いや……まあ、そう……だけ、ど///」
武内P「これが、貴女が笑顔になれる――」
武内P「――必要なことでしたら」
ぽんぽん!
凛「ちょっ……と、待って……!///」
武内P「……渋谷さん」
武内P「貴女は今――寒いですか?」
凛「……!///」
ぽんぽん!
凛「いや……まあ、そう……だけ、ど///」
武内P「これが、貴女が笑顔になれる――」
武内P「――必要なことでしたら」
ぽんぽん!
凛「ちょっ……と、待って……!///」
武内P「……渋谷さん」
武内P「貴女は今――寒いですか?」
凛「……!///」
885: 名無しさん 2019/01/24(木) 23:57:40.98 ID:OvAkTRzqo
凛「寒いっていうか、むしろ……なんか暑い、かも///」
武内P「申し訳ありません。空調のリモコンは、壊れています」
凛「ふ、ふーん……そうなんだ///」
武内P「はい」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「……あ」
凛「暑いし、そういうの良くないから!///」
凛「私達、アイドルとプロデューサーだから!///」
凛「そんなんじゃないから!///」
武内P「……良い、答えです」
武内P「申し訳ありません。空調のリモコンは、壊れています」
凛「ふ、ふーん……そうなんだ///」
武内P「はい」
武内P「……」
ぽんぽん!
凛「……あ」
凛「暑いし、そういうの良くないから!///」
凛「私達、アイドルとプロデューサーだから!///」
凛「そんなんじゃないから!///」
武内P「……良い、答えです」
886: 名無しさん 2019/01/25(金) 00:02:16.24 ID:xxIilApco
武内P「では……ご説明致します」
凛「えっ!?///」
武内P「私と、白坂さんに関してです」
凛「あ……あー……///」
凛「……ごめん、後にして……!///」
ガチャッ、バタンッ
武内P「……」
凛「えっ!?///」
武内P「私と、白坂さんに関してです」
凛「あ……あー……///」
凛「……ごめん、後にして……!///」
ガチャッ、バタンッ
武内P「……」
887: 名無しさん 2019/01/25(金) 00:05:45.33 ID:xxIilApco
・ ・ ・
後日
武内P「……そう、ですね」
武内P「貴女が思っているような関係では、ありません」
武内P「……必要なことをしている」
武内P「ただ、それを通じてコミュニケーションをとる機会が多い」
武内P「……そう、私は考えています」
アーニャ「ニェート! ニェニェニェニェ――ット!」
アーニャ「二人共、とっても仲良し、です!」
武内P「私と白坂さん、ですか」
アーニャ「ダー!」
おわり
後日
武内P「……そう、ですね」
武内P「貴女が思っているような関係では、ありません」
武内P「……必要なことをしている」
武内P「ただ、それを通じてコミュニケーションをとる機会が多い」
武内P「……そう、私は考えています」
アーニャ「ニェート! ニェニェニェニェ――ット!」
アーニャ「二人共、とっても仲良し、です!」
武内P「私と白坂さん、ですか」
アーニャ「ダー!」
おわり
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