663: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:35:30.36 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「あっ、もうそんな時間ですか?」 

武内P「はい。お手数ですが、よろしくお願いします」 

ちひろ「わかりました」 

武内P「では、準備が整い次第LINEします」 

ちひろ「はーい」 

ガチャッ…バタン 


未央・卯月・凛「……」 

未央・卯月・凛「……!?」




                               引用元: 
・武内P「便秘、ですか」
664: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:37:21.35 ID:RpGx4DLXo
未央「ちっ、ちひろさん?」 

ちひろ「? どうかしたの、未央ちゃん?」 

卯月「いやいや! どうかしてるのは、二人がですよ!?」 

ちひろ「二人……未央ちゃんと、凛ちゃん?」 

凛「違うから! プロデューサーと、ちひろさんがおかしいの!」 

ちひろ「……あの、何が?」 

未央・卯月・凛「!?」

665: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:39:27.69 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「私達がおかしい……仕事の事かしら?」 

未央「じゃなくて! さっきのやりとり!」 

ちひろ「さっきって……ああ、射精管理の事?」 

卯月「どうしてそんな何でもない感じなんですか!?」 

ちひろ「だって、当たり前の事だもの」 

凛「いやいや! 明らかにおかしいから!」 

ちひろ「? 射精させてあげないと、大変でしょう?」 

未央・卯月・凛「!?」

666: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:41:28.00 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「射精させないと、ずっとオナ禁する事になっちゃうもの」 

未央「おっ、おお、オナ禁!?」 

ちひろ「そうよ。だから、定期的に出してあげるの」 

卯月「だ、出してあげるって……///」 

ちひろ「これも、事務員の立派な仕事なのよ」エッヘン 

凛「そんな事務作業、聞いたことないから!」 

ちひろ「あら、言ってなかったかしら?」 

未央・卯月・凛「……!?」

667: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:44:52.54 ID:RpGx4DLXo
ヒュポンッ♪ 

ちひろ「あっ、プロデューサーさん、トイレに着いたみたい」 

未央「と、トイレって……えっ、本当に!?」 

ちひろ「『OK?』っと」 

卯月「なんですか! そのスタンプ、何を聞いてるんですか!?」 

ちひろ「えっ? 射精させていいかを聞いてるんだけど……」 

凛「この距離で、何をする気なの!?」 

ちひろ「それは勿論、P射精スイッチを押すのよ」 

未央・卯月・凛「……!?」

669: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:47:24.17 ID:RpGx4DLXo
ヒュポンッ♪ 

ちひろ「『GO!』ね。はーい、それじゃあスイッチ――」 

未央「ストップストーップ! その手のスイッチ、何!?」 

ちひろ「? P射精スイッチだけど……?」 

卯月「そ、それを押すとどうなるんですか?」 

ちひろ「当然、プロデューサーさんが射精するわ」 

凛「当然って何!? 頭がおかしくなりそう!」 

ちひろ「えいっ」 

ポチッ! 

未央・卯月・凛「!?」

670: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:50:30.08 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「まずは一回、と」 

未央「今ので、その……何!? 何が起こったの!?」 

ちひろ「それは言うまでもなく、射精よ」 

卯月「そ、そのスイッチを押すと、その、出ちゃうんですか!?」 

ちひろ「ええ。二回目は、少し時間を空けてあげるの」 

凛「い、今まで、そんな事してたって言うの!?」 

ちひろ「これも、お仕事ですから」 

未央・卯月・凛「……!?」

671: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:53:32.41 ID:RpGx4DLXo
ヒュポンッ♪ 

ちひろ「『GO!』? あらあら、今日は元気ですね」 

未央「ちょ、ちょっとそのスイッチ見せて!」 

ちひろ「? 良かったら、押してみる?」 

卯月「へうぅ!? だ、だって、押したら、出るんですよね!?」 

ちひろ「ええ、出るわよ」 

凛「スイッチで出るわけないでしょ!? こんなので――」 

ポチッ! 

未央・卯月「! 押した!?」

672: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:56:29.62 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「凛ちゃん、プロデューサーさんを射精させちゃったわね♪」 

凛「有り得ない。二人してからかってるんでしょ?」 

ちひろ「そんな事ありません。私達は、真面目ですよ」 

未央「スイッチ一つで射精なんて、聞いたこと無いよ!」 

ちひろ「プロデューサーというお仕事は、大変なんですよ」 

卯月「!? ぷ、プロデューサーになると、まさか……」 

ちひろ「全員、射精はスイッチ式になります」 

未央・卯月・凛「!?」

673: 名無しさん 2017/12/25(月) 19:58:52.63 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「だって、そうでないと困っちゃうでしょう?」 

未央「困るって何が!?」 

ちひろ「プロデューサーが、アイドルに手を出して……」 

卯月「そういう次元の話じゃなくなってると思います!」 

ちひろ「もしも妊娠なんてしたら!」 

凛「だから……スイッチで、その、定期的に出してるって事?」 

ちひろ「さすが凛ちゃん。一回スイッチを押しただけはあるわね♪」 

凛「その褒め方やめて!」 

未央・卯月「……」

674: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:03:01.91 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「プロデューサーになると、その人専用スイッチが作られて」 

未央「こんな事が、私達がアイドルやってる裏で起こってたなんて!」 

ちひろ「定期的に射精させるよう、事務員に渡されるの」 

卯月「その……何回か、出させないといけないんですか?」 

ちひろ「そうね、プロデューサーさんは一回につき四発ね」 

凛「す、すご……じゃなくて! おかしいと思わないの!?」 

ちひろ「? 何が?」 

未央・卯月・凛「……!?」

675: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:05:36.29 ID:RpGx4DLXo
ちひろ「射精管理は、事務員の大切なお仕事の一つです」 

未央・卯月・凛「……!」 

ちひろ「プロデューサーになると、オナニーも禁止になりますから」 

未央・卯月・凛「……!?」 

ちひろ「だから、ちゃんとスイッチを押して、出させてあげないと、ね♪」 

未央・卯月・凛「……」 

ヒュポッ♪ 

ちひろ「あっ、次の準備が整ったみたい」 

未央・卯月・凛「!」

676: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:08:43.15 ID:RpGx4DLXo
未央「はい! はいはーい!」 

ちひろ「? どうしたの、未央ちゃん?」 

未央「私にも! 私にもスイッチ押させて!」 

卯月「ず、ずるいです未央ちゃん! 私も、押してみたいです!」 

ちひろ「ふ、二人共?」 

凛「待って。私も、もう一回押さないと気がすまない」 

未央「しぶりんは一回押したじゃん!」 

卯月「そうですよ! 凛ちゃん、私達にも押させてください!」 

ちひろ「えいっ」 

ポチッ! 

未央・卯月・凛「!?」

677: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:12:03.38 ID:RpGx4DLXo
未央「ちひろさん、なんで押しちゃうの!?」 

ちひろ「え、だって……待たせても可哀想じゃない」 

卯月「チャンス、残り一回しかなくなっちゃったじゃないですか!」 

ちひろ「え、ええっ!? そんな事言われても……!?」 

凛「ちひろさん。スイッチ、こっちに渡してよ」 

ちひろ「!? ダメです!」 

未央・卯月・凛「……」 

ちひろ「さ、三人共……!? あの、落ち着いて……!?」 

未央・卯月・凛「……」

678: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:16:05.11 ID:RpGx4DLXo
未央「私さ、バスの停車ボタンとか押したくなっちゃうんだよねー」 

ちひろ「ど、どうして今その話を」 

卯月「あっ、それなんとなくわかります」 

ちひろ「ふ、二人共……!?」 

凛「ジャーンケン……」 

ちひろ「! ジャンケンで、誰が押すか決めるのね!?」 

未央・卯月・凛「ポンッ」 

ちひろ「……だ、誰に決まったの?」 

未央・卯月・凛「生ハムメロン、で」 

ちひろ「掛け声を決めるジャンケン!?」

680: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:18:54.05 ID:RpGx4DLXo
ヒュポッ♪ 

ちひろ「『GO!』って! もう、なんでこのタイミングで!?」 

未央「三人! 三人同時に押すから!」 

ちひろ「ほ、本当に!?」 

卯月「はいっ♪ 島村卯月、頑張ります♪」 

ちひろ「信じて……良いのね?」 

凛「ちゃんと見ててよね」 

ちひろ「それじゃあ……一回よ! 一回だけよ!」 

未央・卯月・凛「はいっ!」ニコッ 

ちひろ「……良い、笑顔ですね」

681: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:21:56.73 ID:RpGx4DLXo
未央「生!」 

ポチポチポチポチポチポチ! 


ちひろ「押しすぎ! 押しすぎいいいっ!?」 


卯月「ハム!」 

ポチポチポチポチポチポチ! 


ちひろ「死んじゃう! 死んじゃいますから!」 


凛「メローン!」 

グッ………… 


ちひろ「せめて離してあげて! 出っぱなしになっちゃうから!」 

ちひろ「ぷ……ぷ……」 

ちひろ「プロデューサーさああああああん!」

683: 名無しさん 2017/12/25(月) 20:27:13.24 ID:RpGx4DLXo
  ・  ・  ・ 

武内P「死ぬかと、思いました」 

ちひろ「……すみませんでした」 

武内P「死ぬかと、思いました」 

ちひろ「はい……はい……申し訳ありませんでした」 

武内P「今回の事で、射精管理の問題点について会議がありました」 

ちひろ「……」 

武内P「そして、管理する人間も、管理される側の人間の立場を理解しなければならない、と」 

ちひろ「はい……あの、それは……どういう……?」 



武内P「そろそろ絶頂の時間ですね」 



おわり