238: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:25:50.46 ID:LEMAA/5Vo
茜「はい!! なので、ご協力をお願いします!!」 

武内P「しかし……皆さん、とても仲がよく見えるのですが」 

未央「いやー、私もそう言ったんだけどさ?」 

藍子「ユニットとしての統一感が無い、って……」 

武内P「統一感?」 


茜「ワン・フォー・オール! オール・フォー・ワン!」 

茜「ラグビーの練習を通じて……」 

茜「……もっと、ユニットとして成長したいんです!!」 


武内P「……成る程」



引用元: ・武内P「援助交際、ですか」

239: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:29:51.63 ID:LEMAA/5Vo
武内P「お話はわかりました」 

茜「! ありがとうございます!!」ペコリ! 

未央「いやいや、まだ協力するとは言ってないからね?」 

藍子「それに、ラグビーの練習を通じて、って……」 

武内P「……怪我をするような練習は、許可しかねます」 


茜「それに関しては、大丈夫です!」 

茜「やる予定なのは、ラグビーのローカルな練習の一つ――」 

茜「――カラウマです!!」 


武内P「……成る程」

240: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:33:04.64 ID:LEMAA/5Vo
武内P「日野さんは……相当な覚悟をされているようですね」 

茜「勿論です!」 

未央「えっ? プロデューサー、カラウマ……っての知ってるの?」 

藍子「えっと……どんな練習なんですか?」 

武内P「それh」 


茜「未央ちゃん! 藍子ちゃん!」 

茜「この練習を乗り切った時――」 

茜「――私達の絆は、より深まっています!!」 

茜「一緒に、頑張りましょうね!! ボンバー!!」 


未央・藍子「は……はあ……」 


武内P「……」

241: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:36:45.84 ID:LEMAA/5Vo
  ・  ・  ・ 

中庭 


未央「ダンスレッスンの時の格好で、って言われたけど……」 

藍子「……本当に、怪我はしないのかな?」 

未央「プロデューサーは知ってたみたいだけど……」 

藍子「……ちょっと、不安ですね」 


茜「――ぅお待たせしました!!」 

武内P「必要な物を持ってきたので、始めましょうか」 


未央・藍子「……」 

未央・藍子(不安……)

242: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:41:08.57 ID:LEMAA/5Vo
茜「今日は快晴!! 太陽も燃えていますよ!!」 

武内P「暖かい日で、良かったですね」 

茜「それじゃあ、マットレスを敷きますね!!」 

武内P「本来は使用しませんが……念の為、ですね」 

ごそごそっ…! 


未央「え、何? ベンチの前にマットレスを敷いてるけど……」 

藍子「大きいマットレス……でも、なんでベンチの前に?」 

未央・藍子「……?」 


茜「――準備オッケーですね!! ファイヤー!!」 

武内P「……ホースも、取手を握れば水が出るようになっています」

243: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:45:56.65 ID:LEMAA/5Vo
武内P「それでは、カラウマの説明に入ります」 

茜「はいっ!!!」 

未央「いや、良い返事だけど茜ちんは知ってるんでしょ?」 

茜「初心忘れるべからず、です!!」 

藍子「うふふっ♪ 茜ちゃんはそういう所、本当に偉いですよね♪」 


武内P「靴と靴下を脱いでマットレスの上に上がって下さい」 

武内P「……念の為、脱いだそれらは離れた場所に置いておきましょう」 


未央「あ、ホースを持ってきたのって後で足を洗うため? でしょ!」 

藍子「ふふっ♪ なんだか、楽しくなってきちゃった♪」 


武内P「……」

244: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:51:00.59 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……では、日野さん」 

武内P「お二人に、カラウマを見せてあげて頂けますか?」 

茜「はいっ!!」 

未央「いよっ、あかねちーん♪」 

藍子「茜ちゃん、ファイトー♪」 


茜「まず、ベンチから少し離れた場所に膝を着きます!」 

…トスッ 

茜「そして、上半身を倒して――」 

…とんっ 

茜「――ベンチの端を両手で掴みます!」 


未央・藍子「ふむふむ」

245: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:57:14.60 ID:LEMAA/5Vo
茜「そして、上半身が地面と平行になる位置まで……」 

ずりずり… 

茜「……膝をベンチから離していきます!」 


武内P「腕と背筋が一直線で、地面と平行に」 

武内P「足の付根から膝までが、地面と垂直になるように、ですね」 


茜「丁度良い位置に来たら、膝を肩幅まで開いてください!」 

…スッ 

茜「顔は下ではなく、上げて前を見るように!」 

茜「お尻を突き出すように、背筋を伸ばすと――」 


未央・藍子「おー!」 

未央「知ってる知ってる! これ、スクラムってやつでしょ!」 

藍子「茜ちゃん、すっごくラグビーって感じがしてます!」

246: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:01:21.83 ID:LEMAA/5Vo
未央「なーんだ、ドキドキして損したよ!」 

藍子「これを三人で並んでやるんですよね?」 

未央「お尻を三人並んで突き出すとか、セクシーじゃ~ん!」 

藍子「せ、セクシーって……み、未央ちゃん!///」 

未央「プロデューサーは得したね、コノコノー!」 

藍子「未央ちゃんってば!///」 


茜「――この状態から、膝を数センチ浮かせます!」 

グッ…! 

茜「滑らない様に、つま先で地面を噛むようにしてください!」 


未央・藍子「……」 

未央・藍子「えっ?」

247: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:06:05.29 ID:LEMAA/5Vo
未央「ちょっ、ちょっと待って!」 

ダッ!…トスッ 

未央「っと、この位で……こう、でしょ」 

…とんっ、ずりずり…スッ 

未央「……で、膝を上げる、と――」 

グッ…! 

未央「――!? えっ!? きっつ!」 


藍子「で……ですよね……!?」 


未央「何!? えっ!? ホントにこれやるの!?」 

茜「えっ……?」 

未央「あ、いや! やるよ!? やるけど……ええっ!?」

248: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:10:13.38 ID:LEMAA/5Vo
武内P「本田さん、姿勢が」 

未央「あっ、だからきつかったのか!」 

武内P「もう少し、ベンチから離れて下さい」 

未央「オッケー! で、足を開いて、と!」 

ずりずり…スッ 

武内P「背筋が少し曲がっていますので、真っ直ぐに」 

未央「よーし! 未央ちゃん、お尻ぷりっ!」 

ぷりっ! 

武内P「顔を上げて、膝を浮かせて下さい」 

未央「はいっ!」 

ぐっ…! 


未央「――余計にきつくなった!!」 

…とすっ! 


藍子「……!?」

249: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:16:05.67 ID:LEMAA/5Vo
藍子「わ、私も……!」 

…トスッ 

藍子「よいしょ、っと……こ、この位で……」 

…とんっ、ずりずり…スッ 

藍子「こ、これで膝を……」 


武内P「待ってください。もう少し遠く、ですね」 

武内P「高森さんは少し猫背気味なので、背筋を意識しましょう」 


藍子「え、えと……えと……」 

ずりずり…スッ、ぷりっ! 

藍子「これで、膝を浮かし――」 

グッ…! 


藍子「――!?……!!?」 

…とすっ! 


未央「きついでしょ!? 想像以上にきついでしょ!?」 

藍子「……!……!」コクコク!

250: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:20:01.90 ID:LEMAA/5Vo
武内P「これを……そうですね、時間は……」 

未央・藍子「!?」 

茜「最初なので、十数える位が良いと思います!!」 

未央・藍子「!!」 

武内P「十で……宜しいのですか?」 


未央「賛成!! 大賛成だよ、茜ちん!!」 

藍子「……!!……!!」コクコクコクコク! 


武内P「本田さん、高森さん……」 

武内P「……わかりました」 

武内P「十数えるまでにしておきましょう」 


未央「っしゃいっ!!」グッ! 

藍子「十なら……十ならなんとか……!」グッ!

253: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:29:05.48 ID:LEMAA/5Vo
茜「それじゃあ、皆で数えていきましょう!!」 

茜「私、未央ちゃん、藍子ちゃん、そして私と順番に!!」 

未央・藍子「うん!」 

茜「一人が数えたら、他の二人が大声で復唱していきましょう!!」 

未央・藍子「うん!?」 

未央「茜ちん!? それ、二十数えてない!?」 

藍子「茜ちゃん!? ねえ、倍になってるよ!?」 


茜「いいえ、それは違いますよ!!」 

茜「全員で十を数えるだけなので、数は変わっていません!!」 

茜「――密度が倍になるだけです!! ボンバー!!」 


未央・藍子「やっぱり倍だよね!?」

254: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:33:22.05 ID:LEMAA/5Vo
茜「? 二十の方が良かったですか?」 

未央「……よーし! 皆で、十数えよう!」 

藍子「未央ちゃん!?」 

未央「あーちゃん、ここはやるしか無いんだよ!」 

藍子「……!?」 


茜「……未央ちゃん、藍子ちゃん」 

茜「あの……もしかして、なんですけど……」 

茜「やりたくなかったら……はい、私一人で……」 


未央・藍子「……っ!」 


未央「ぽ……ポジティブパッショーン!」 


藍子「ふぁ、ふぁいとー!」 


茜「!!!」 

茜「お――――ッ!!!!!」

255: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:36:33.82 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……皆さん、位置についてください」 


茜「はい!!!」 

…スッ 

未央「頑張ろう!……頑張ろう!」 

…スッ 

藍子「たったの二十……たったの二十……!」ブツブツ! 

…スッ 


武内P「それでは――スタート」 


茜・未央・藍子「!」 

グッ…! 


茜「い――――ちっ!!」 


未央・藍子「!?」

256: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:39:17.25 ID:LEMAA/5Vo
未央「ちょちょっ、ちょっ、ちょっとストップ!」 

…とすっ! 

藍子「茜ちゃん!? あ、ああ、茜ちゃん!?」 

…とすっ! 


茜「? どうしましたか?」 

…とすっ! 


未央「もっとこう、ポン、ポン、ポン、ってリズムじゃないの!?」 

藍子「今の感じで、二十も!?」 


茜「? 十ですよ?」 

茜「あっ!! やっぱり、二十が良かったですか!?」パアッ! 


未央・藍子「十でお願いします!」

257: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:43:51.12 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……皆さん、もう大丈夫ですか?」 


茜「はい!!!」 

未央・藍子「はい……!」 


武内P「それでは――スタート」 


茜・未央・藍子「!」 

ぐっ…! 


茜「い――――ちっ!!」 


未央・藍子「いーちっ!」 


武内P「……数え方も短いですし、声が小さいですね」 


茜「アゲイ――ンッ!」 

茜「い――――ちっ!!」 


未央・藍子「!!?」

258: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:50:10.26 ID:LEMAA/5Vo
未央「そんなのアリ!?」 

藍子「今のじゃ駄目なんですか!?」 

スッ… 


茜「膝をついたら、五追加!!」 


未央・藍子「!?」ビクッ! 

…ピタッ! 


茜「……い――――ちっ!!」 


未央・藍子「う……い……!」 

未央・藍子「い――――ちっ!!」 


武内P「……良い、数え方です」

259: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:55:11.68 ID:LEMAA/5Vo
未央「に――――いっ!!」 

茜・藍子「に――――いっ!!」 


藍子「さ、さ――――んっ!!」 

茜・未央「さ――――んっ!!」 


茜「し――――いっ!!」 

未央・藍子「し――――いっ!!」 


武内P「……良い、ペースです」 


未央「ご――――おっ!!」 

茜・藍子「ご―――おっ!!」 


武内P「……」 

武内P「待ってください」

260: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:00:07.68 ID:LEMAA/5Vo
未央「な、何!? 今度は何!?」 

藍子「ろ、ろ――――くっ!!」 


武内P「本田さん、高森さん」 

武内P「背中が曲がって、姿勢が崩れています」 


未央「厳しい!!」 

藍子「……? ろ、ろ、ろく――――うぅっ!!」 

未央「……これで良い!?」 

藍子「……!? ろく――――っ!! ろろっ、ろくぅ――――うっ!!」 


武内P「高森さん、違います」 

ぐっ… 

藍子「!? えっ!? えっ!? 違う!?」 

武内P「……はい、この姿勢で続きを」 


藍子「違うって……えっ、えっ……さ、さ――――んっ!!?」 

茜・未央「さ――――んっ!!」 


未央「……あーちゃ――――んっ!?」

261: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:04:07.06 ID:LEMAA/5Vo
茜「し――――いっ!!」 

藍子「し――――いっ!!」 

未央「ああっ、続いちゃった!?」 

茜「……し―――いっ!!」 

藍子「未央ちゃ――んっ!! 未央ちゃ――んっ!!」 

未央「わ、わかった! わかったってぇ!」 


茜「し――――いっ!!」 

未央・藍子「し――――いっ!!」 


武内P「……良い、一体感です」

262: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:08:55.11 ID:LEMAA/5Vo
未央「ご――――おっ!!」 

茜・藍子「ご―――おっ!!」 


武内P「そろそろ限界だと思ったら、言って下さい」 

武内P「ホースで足に水をかけると、足は少し楽になりますから」 

茜「そのために、ちょっと古いマットレスにしたんです!!」 

茜「新しいのだと、滑っちゃいますからね!!」 


未央「かけて!! 早く!!」 

藍子「私も!! お願いします!!」 


武内P「はい、わかりました」 

サーッ… 


未央・藍子「!」 

未央「これ良い! すっごく良いよ、サイコー!」 

藍子「もっと! もっとかけてください! もっと!」

263: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:12:31.21 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……それでは、再開しましょう」 


茜「い――――ちっ!!」 


未央「茜ちん!! それは違うよ、茜ちん!!」 

未央「私らが歩んできた道を無い事にしちゃ駄目だよ!!」 


茜「未央ちゃん……!」 

茜「今の、凄く青春っぽいですよ!! ボンバー!!」 


武内P「……高森さんから、ですね」 


藍子「はいっ!!」 

藍子「さ――――んっ!!」 


未央「あーちゃん!? なんでそんなに三が好きなの!?」

264: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:15:45.80 ID:LEMAA/5Vo
藍子「……さ――――んっ!!」 

茜・未央「さ――――んっ!!」 


茜「し――――いっ!!」 

未央・藍子「し――――いっ!!」 


未央「ご――――おっ!!」 

茜・藍子「ご―――おっ!!」 


藍子「ろ――――くっ!!」 

茜・未央「ろ――――くっ!!」 


茜「半分は過ぎましたよ、頑張りましょう!!」 


未央「茜ちん! 早く! 早く次のカウントを!」プルプル…! 

藍子「ひっ……いっ、ひっ……!」プルプル…!

265: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:20:36.42 ID:LEMAA/5Vo
未央「肩……肩もきつくなってきてるから!」プルプル…! 

藍子「み……水! 水を肩にかけるとどうなりますか!?」プルプル…! 


武内P「楽にはなりますが……」 

武内P「……全身、濡れてしまいます」 


未央・藍子「お願いします!!」プルプル…! 


武内P「……良い、覚悟です」 

サーッ… 


未央・藍子「!」 

未央「サイッコー!! チョー気持ちいい!! スッとする!!」 

藍子「もうこうなったら全身!! 全身、お願いします!!」

266: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:24:52.11 ID:LEMAA/5Vo
茜「……な――――なっ!!」 

未央・藍子「な――――なっ!!」 


未央「は――――ちっ!!」 

茜・藍子「は――――ちっ!!」 


藍子「きゅ――――うっ!!」 

茜・未央「きゅ――――うっ!!」 


武内P「……ラスト、ですね」 


未央・藍子「……!!」 

未央・藍子「ラストォ――――ッ!!」

267: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:29:14.70 ID:LEMAA/5Vo
茜「――未央ちゃん!! 藍子ちゃん!!」 

茜「私は今、猛烈に感動しています!!」 


未央・藍子「うん!!」 


茜「まさか、二人と一緒にラグビーの練習が出来るなんて!!」 

茜「このカラウマの姿勢、タックルの姿勢でもあるんです!!」 


未央・藍子「うん!!!」 


茜「……ぐすっ……す、すみません!!」 

茜「胸の奥から、こみ上げるものがあって……ファイヤ――ッ!!」 


未央・藍子「うん!!!!」 

未央・藍子「早く!!!!!」

268: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:33:55.39 ID:LEMAA/5Vo
茜「……じゅ――――うっ!!!」 

未央・藍子「じゅ――――うっ!!!」 


未央・藍子「……!」 

ドシャッ! 

未央「き……きつかった……きつかったぁ!」 

藍子「でも……終わったの! 私達、頑張った!」 


茜「やりましたね、二人共っ!!」 

ぎゅっ! 

未央・藍子「わっ!?」 

茜「困難を乗り越えて、私達の絆は深まりましたね!!」ニコッ! 

未央・藍子「……ふふっ、そうだね!」ニコッ! 


武内P「……良い、笑顔です」 


茜「ちょっと休憩したら、二セット目行きましょう!!」ニコニコ! 


未央・藍子「……」 

未央・藍子「!!?」

269: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:39:16.35 ID:LEMAA/5Vo
  ・  ・  ・ 

LIVE当日 


卯月「最初は、未央ちゃんからですね!」 

凛「うん。ポジパ、トライアド、ピンクチェックの順」 

未央「へへっ、それじゃあ行ってくるね!」 

卯月・凛「頑張って!」 

未央「オッケー!」グッ! 


未央「……茜ちーん! あーちゃーん!」 

タッタッタッタッ! 

茜「――未央ちゃん!! 今日は頑張りましょう!!」 

藍子「ふふっ♪ 走らなくても、まだ時間に余裕はあるのに」 



卯月「あの三人……前よりも、仲良くなりましたよね♪」 

凛「そうだね……何か、あったのかな?」

270: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:41:43.82 ID:LEMAA/5Vo
卯月「話によると……三人で特訓したとか」 

凛「特訓? レッスンじゃなくて?」 


未央「――それじゃ、円陣組もっか!」 

ガシッ!! 

茜「――はいっ!!」 

ガシッ!! 

藍子「――それじゃあ茜ちゃん、お願い♪」 

ガシッ!! 


凛「……ねえ、なんか」 

卯月「妙に……力強い、ですよね……?」

271: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:43:52.51 ID:LEMAA/5Vo
卯月・凛「……?」 


茜「ポジティブパッショ――――ンッ!!」 


卯月・凛「!?」 


茜「ファイッ!!」 

未央・藍子「オォッ!!」 

茜「ファイッ!!」 

未央・藍子「オォッ!!」 

茜「ファイッ!!」 

茜・未央・藍子「オオォ――――ッ!!!!」 


卯月・凛「!!?」

272: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:56:20.55 ID:LEMAA/5Vo
  ・  ・  ・ 

LIVE終了後 


武内P「……良い、LIVEでした」 

武内P「ダンスのパフォーマンスも上がり……」 

武内P「……声量も、とても素晴らしかったです」 

武内P「そして……良い、笑顔でした」 


茜・未央・藍子「はいっ!!」ニコッ! 


武内P「……本田さん、日野さん、高森さんの絆は深まったと思います」 

武内P「ですが、あまりの熱量に全体曲の時……」 

武内P「……他のアイドルの方から、浮いてしまっていたので」 


アイドル達「……うん」コクリ! 


茜「つまり、私達だけじゃなく……うおおおっ!!」 

茜「再度、346プロのアイドル全員で練習ですね!! それはイエスですよ!!」 



アイドル達「ノー再度!!!」 




おわり