238: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:25:50.46 ID:LEMAA/5Vo
茜「はい!! なので、ご協力をお願いします!!」
武内P「しかし……皆さん、とても仲がよく見えるのですが」
未央「いやー、私もそう言ったんだけどさ?」
藍子「ユニットとしての統一感が無い、って……」
武内P「統一感?」
茜「ワン・フォー・オール! オール・フォー・ワン!」
茜「ラグビーの練習を通じて……」
茜「……もっと、ユニットとして成長したいんです!!」
武内P「……成る程」
武内P「しかし……皆さん、とても仲がよく見えるのですが」
未央「いやー、私もそう言ったんだけどさ?」
藍子「ユニットとしての統一感が無い、って……」
武内P「統一感?」
茜「ワン・フォー・オール! オール・フォー・ワン!」
茜「ラグビーの練習を通じて……」
茜「……もっと、ユニットとして成長したいんです!!」
武内P「……成る程」
引用元: ・武内P「援助交際、ですか」
239: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:29:51.63 ID:LEMAA/5Vo
武内P「お話はわかりました」
茜「! ありがとうございます!!」ペコリ!
未央「いやいや、まだ協力するとは言ってないからね?」
藍子「それに、ラグビーの練習を通じて、って……」
武内P「……怪我をするような練習は、許可しかねます」
茜「それに関しては、大丈夫です!」
茜「やる予定なのは、ラグビーのローカルな練習の一つ――」
茜「――カラウマです!!」
武内P「……成る程」
茜「! ありがとうございます!!」ペコリ!
未央「いやいや、まだ協力するとは言ってないからね?」
藍子「それに、ラグビーの練習を通じて、って……」
武内P「……怪我をするような練習は、許可しかねます」
茜「それに関しては、大丈夫です!」
茜「やる予定なのは、ラグビーのローカルな練習の一つ――」
茜「――カラウマです!!」
武内P「……成る程」
240: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:33:04.64 ID:LEMAA/5Vo
武内P「日野さんは……相当な覚悟をされているようですね」
茜「勿論です!」
未央「えっ? プロデューサー、カラウマ……っての知ってるの?」
藍子「えっと……どんな練習なんですか?」
武内P「それh」
茜「未央ちゃん! 藍子ちゃん!」
茜「この練習を乗り切った時――」
茜「――私達の絆は、より深まっています!!」
茜「一緒に、頑張りましょうね!! ボンバー!!」
未央・藍子「は……はあ……」
武内P「……」
茜「勿論です!」
未央「えっ? プロデューサー、カラウマ……っての知ってるの?」
藍子「えっと……どんな練習なんですか?」
武内P「それh」
茜「未央ちゃん! 藍子ちゃん!」
茜「この練習を乗り切った時――」
茜「――私達の絆は、より深まっています!!」
茜「一緒に、頑張りましょうね!! ボンバー!!」
未央・藍子「は……はあ……」
武内P「……」
241: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:36:45.84 ID:LEMAA/5Vo
・ ・ ・
中庭
未央「ダンスレッスンの時の格好で、って言われたけど……」
藍子「……本当に、怪我はしないのかな?」
未央「プロデューサーは知ってたみたいだけど……」
藍子「……ちょっと、不安ですね」
茜「――ぅお待たせしました!!」
武内P「必要な物を持ってきたので、始めましょうか」
未央・藍子「……」
未央・藍子(不安……)
中庭
未央「ダンスレッスンの時の格好で、って言われたけど……」
藍子「……本当に、怪我はしないのかな?」
未央「プロデューサーは知ってたみたいだけど……」
藍子「……ちょっと、不安ですね」
茜「――ぅお待たせしました!!」
武内P「必要な物を持ってきたので、始めましょうか」
未央・藍子「……」
未央・藍子(不安……)
242: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:41:08.57 ID:LEMAA/5Vo
茜「今日は快晴!! 太陽も燃えていますよ!!」
武内P「暖かい日で、良かったですね」
茜「それじゃあ、マットレスを敷きますね!!」
武内P「本来は使用しませんが……念の為、ですね」
ごそごそっ…!
未央「え、何? ベンチの前にマットレスを敷いてるけど……」
藍子「大きいマットレス……でも、なんでベンチの前に?」
未央・藍子「……?」
茜「――準備オッケーですね!! ファイヤー!!」
武内P「……ホースも、取手を握れば水が出るようになっています」
武内P「暖かい日で、良かったですね」
茜「それじゃあ、マットレスを敷きますね!!」
武内P「本来は使用しませんが……念の為、ですね」
ごそごそっ…!
未央「え、何? ベンチの前にマットレスを敷いてるけど……」
藍子「大きいマットレス……でも、なんでベンチの前に?」
未央・藍子「……?」
茜「――準備オッケーですね!! ファイヤー!!」
武内P「……ホースも、取手を握れば水が出るようになっています」
243: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:45:56.65 ID:LEMAA/5Vo
武内P「それでは、カラウマの説明に入ります」
茜「はいっ!!!」
未央「いや、良い返事だけど茜ちんは知ってるんでしょ?」
茜「初心忘れるべからず、です!!」
藍子「うふふっ♪ 茜ちゃんはそういう所、本当に偉いですよね♪」
武内P「靴と靴下を脱いでマットレスの上に上がって下さい」
武内P「……念の為、脱いだそれらは離れた場所に置いておきましょう」
未央「あ、ホースを持ってきたのって後で足を洗うため? でしょ!」
藍子「ふふっ♪ なんだか、楽しくなってきちゃった♪」
武内P「……」
茜「はいっ!!!」
未央「いや、良い返事だけど茜ちんは知ってるんでしょ?」
茜「初心忘れるべからず、です!!」
藍子「うふふっ♪ 茜ちゃんはそういう所、本当に偉いですよね♪」
武内P「靴と靴下を脱いでマットレスの上に上がって下さい」
武内P「……念の為、脱いだそれらは離れた場所に置いておきましょう」
未央「あ、ホースを持ってきたのって後で足を洗うため? でしょ!」
藍子「ふふっ♪ なんだか、楽しくなってきちゃった♪」
武内P「……」
244: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:51:00.59 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……では、日野さん」
武内P「お二人に、カラウマを見せてあげて頂けますか?」
茜「はいっ!!」
未央「いよっ、あかねちーん♪」
藍子「茜ちゃん、ファイトー♪」
茜「まず、ベンチから少し離れた場所に膝を着きます!」
…トスッ
茜「そして、上半身を倒して――」
…とんっ
茜「――ベンチの端を両手で掴みます!」
未央・藍子「ふむふむ」
武内P「お二人に、カラウマを見せてあげて頂けますか?」
茜「はいっ!!」
未央「いよっ、あかねちーん♪」
藍子「茜ちゃん、ファイトー♪」
茜「まず、ベンチから少し離れた場所に膝を着きます!」
…トスッ
茜「そして、上半身を倒して――」
…とんっ
茜「――ベンチの端を両手で掴みます!」
未央・藍子「ふむふむ」
245: 名無しさん 2019/05/15(水) 21:57:14.60 ID:LEMAA/5Vo
茜「そして、上半身が地面と平行になる位置まで……」
ずりずり…
茜「……膝をベンチから離していきます!」
武内P「腕と背筋が一直線で、地面と平行に」
武内P「足の付根から膝までが、地面と垂直になるように、ですね」
茜「丁度良い位置に来たら、膝を肩幅まで開いてください!」
…スッ
茜「顔は下ではなく、上げて前を見るように!」
茜「お尻を突き出すように、背筋を伸ばすと――」
未央・藍子「おー!」
未央「知ってる知ってる! これ、スクラムってやつでしょ!」
藍子「茜ちゃん、すっごくラグビーって感じがしてます!」
ずりずり…
茜「……膝をベンチから離していきます!」
武内P「腕と背筋が一直線で、地面と平行に」
武内P「足の付根から膝までが、地面と垂直になるように、ですね」
茜「丁度良い位置に来たら、膝を肩幅まで開いてください!」
…スッ
茜「顔は下ではなく、上げて前を見るように!」
茜「お尻を突き出すように、背筋を伸ばすと――」
未央・藍子「おー!」
未央「知ってる知ってる! これ、スクラムってやつでしょ!」
藍子「茜ちゃん、すっごくラグビーって感じがしてます!」
246: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:01:21.83 ID:LEMAA/5Vo
未央「なーんだ、ドキドキして損したよ!」
藍子「これを三人で並んでやるんですよね?」
未央「お尻を三人並んで突き出すとか、セクシーじゃ~ん!」
藍子「せ、セクシーって……み、未央ちゃん!///」
未央「プロデューサーは得したね、コノコノー!」
藍子「未央ちゃんってば!///」
茜「――この状態から、膝を数センチ浮かせます!」
グッ…!
茜「滑らない様に、つま先で地面を噛むようにしてください!」
未央・藍子「……」
未央・藍子「えっ?」
藍子「これを三人で並んでやるんですよね?」
未央「お尻を三人並んで突き出すとか、セクシーじゃ~ん!」
藍子「せ、セクシーって……み、未央ちゃん!///」
未央「プロデューサーは得したね、コノコノー!」
藍子「未央ちゃんってば!///」
茜「――この状態から、膝を数センチ浮かせます!」
グッ…!
茜「滑らない様に、つま先で地面を噛むようにしてください!」
未央・藍子「……」
未央・藍子「えっ?」
247: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:06:05.29 ID:LEMAA/5Vo
未央「ちょっ、ちょっと待って!」
ダッ!…トスッ
未央「っと、この位で……こう、でしょ」
…とんっ、ずりずり…スッ
未央「……で、膝を上げる、と――」
グッ…!
未央「――!? えっ!? きっつ!」
藍子「で……ですよね……!?」
未央「何!? えっ!? ホントにこれやるの!?」
茜「えっ……?」
未央「あ、いや! やるよ!? やるけど……ええっ!?」
ダッ!…トスッ
未央「っと、この位で……こう、でしょ」
…とんっ、ずりずり…スッ
未央「……で、膝を上げる、と――」
グッ…!
未央「――!? えっ!? きっつ!」
藍子「で……ですよね……!?」
未央「何!? えっ!? ホントにこれやるの!?」
茜「えっ……?」
未央「あ、いや! やるよ!? やるけど……ええっ!?」
248: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:10:13.38 ID:LEMAA/5Vo
武内P「本田さん、姿勢が」
未央「あっ、だからきつかったのか!」
武内P「もう少し、ベンチから離れて下さい」
未央「オッケー! で、足を開いて、と!」
ずりずり…スッ
武内P「背筋が少し曲がっていますので、真っ直ぐに」
未央「よーし! 未央ちゃん、お尻ぷりっ!」
ぷりっ!
武内P「顔を上げて、膝を浮かせて下さい」
未央「はいっ!」
ぐっ…!
未央「――余計にきつくなった!!」
…とすっ!
藍子「……!?」
未央「あっ、だからきつかったのか!」
武内P「もう少し、ベンチから離れて下さい」
未央「オッケー! で、足を開いて、と!」
ずりずり…スッ
武内P「背筋が少し曲がっていますので、真っ直ぐに」
未央「よーし! 未央ちゃん、お尻ぷりっ!」
ぷりっ!
武内P「顔を上げて、膝を浮かせて下さい」
未央「はいっ!」
ぐっ…!
未央「――余計にきつくなった!!」
…とすっ!
藍子「……!?」
249: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:16:05.67 ID:LEMAA/5Vo
藍子「わ、私も……!」
…トスッ
藍子「よいしょ、っと……こ、この位で……」
…とんっ、ずりずり…スッ
藍子「こ、これで膝を……」
武内P「待ってください。もう少し遠く、ですね」
武内P「高森さんは少し猫背気味なので、背筋を意識しましょう」
藍子「え、えと……えと……」
ずりずり…スッ、ぷりっ!
藍子「これで、膝を浮かし――」
グッ…!
藍子「――!?……!!?」
…とすっ!
未央「きついでしょ!? 想像以上にきついでしょ!?」
藍子「……!……!」コクコク!
…トスッ
藍子「よいしょ、っと……こ、この位で……」
…とんっ、ずりずり…スッ
藍子「こ、これで膝を……」
武内P「待ってください。もう少し遠く、ですね」
武内P「高森さんは少し猫背気味なので、背筋を意識しましょう」
藍子「え、えと……えと……」
ずりずり…スッ、ぷりっ!
藍子「これで、膝を浮かし――」
グッ…!
藍子「――!?……!!?」
…とすっ!
未央「きついでしょ!? 想像以上にきついでしょ!?」
藍子「……!……!」コクコク!
250: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:20:01.90 ID:LEMAA/5Vo
武内P「これを……そうですね、時間は……」
未央・藍子「!?」
茜「最初なので、十数える位が良いと思います!!」
未央・藍子「!!」
武内P「十で……宜しいのですか?」
未央「賛成!! 大賛成だよ、茜ちん!!」
藍子「……!!……!!」コクコクコクコク!
武内P「本田さん、高森さん……」
武内P「……わかりました」
武内P「十数えるまでにしておきましょう」
未央「っしゃいっ!!」グッ!
藍子「十なら……十ならなんとか……!」グッ!
未央・藍子「!?」
茜「最初なので、十数える位が良いと思います!!」
未央・藍子「!!」
武内P「十で……宜しいのですか?」
未央「賛成!! 大賛成だよ、茜ちん!!」
藍子「……!!……!!」コクコクコクコク!
武内P「本田さん、高森さん……」
武内P「……わかりました」
武内P「十数えるまでにしておきましょう」
未央「っしゃいっ!!」グッ!
藍子「十なら……十ならなんとか……!」グッ!
253: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:29:05.48 ID:LEMAA/5Vo
茜「それじゃあ、皆で数えていきましょう!!」
茜「私、未央ちゃん、藍子ちゃん、そして私と順番に!!」
未央・藍子「うん!」
茜「一人が数えたら、他の二人が大声で復唱していきましょう!!」
未央・藍子「うん!?」
未央「茜ちん!? それ、二十数えてない!?」
藍子「茜ちゃん!? ねえ、倍になってるよ!?」
茜「いいえ、それは違いますよ!!」
茜「全員で十を数えるだけなので、数は変わっていません!!」
茜「――密度が倍になるだけです!! ボンバー!!」
未央・藍子「やっぱり倍だよね!?」
茜「私、未央ちゃん、藍子ちゃん、そして私と順番に!!」
未央・藍子「うん!」
茜「一人が数えたら、他の二人が大声で復唱していきましょう!!」
未央・藍子「うん!?」
未央「茜ちん!? それ、二十数えてない!?」
藍子「茜ちゃん!? ねえ、倍になってるよ!?」
茜「いいえ、それは違いますよ!!」
茜「全員で十を数えるだけなので、数は変わっていません!!」
茜「――密度が倍になるだけです!! ボンバー!!」
未央・藍子「やっぱり倍だよね!?」
254: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:33:22.05 ID:LEMAA/5Vo
茜「? 二十の方が良かったですか?」
未央「……よーし! 皆で、十数えよう!」
藍子「未央ちゃん!?」
未央「あーちゃん、ここはやるしか無いんだよ!」
藍子「……!?」
茜「……未央ちゃん、藍子ちゃん」
茜「あの……もしかして、なんですけど……」
茜「やりたくなかったら……はい、私一人で……」
未央・藍子「……っ!」
未央「ぽ……ポジティブパッショーン!」
藍子「ふぁ、ふぁいとー!」
茜「!!!」
茜「お――――ッ!!!!!」
未央「……よーし! 皆で、十数えよう!」
藍子「未央ちゃん!?」
未央「あーちゃん、ここはやるしか無いんだよ!」
藍子「……!?」
茜「……未央ちゃん、藍子ちゃん」
茜「あの……もしかして、なんですけど……」
茜「やりたくなかったら……はい、私一人で……」
未央・藍子「……っ!」
未央「ぽ……ポジティブパッショーン!」
藍子「ふぁ、ふぁいとー!」
茜「!!!」
茜「お――――ッ!!!!!」
255: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:36:33.82 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……皆さん、位置についてください」
茜「はい!!!」
…スッ
未央「頑張ろう!……頑張ろう!」
…スッ
藍子「たったの二十……たったの二十……!」ブツブツ!
…スッ
武内P「それでは――スタート」
茜・未央・藍子「!」
グッ…!
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「!?」
茜「はい!!!」
…スッ
未央「頑張ろう!……頑張ろう!」
…スッ
藍子「たったの二十……たったの二十……!」ブツブツ!
…スッ
武内P「それでは――スタート」
茜・未央・藍子「!」
グッ…!
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「!?」
256: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:39:17.25 ID:LEMAA/5Vo
未央「ちょちょっ、ちょっ、ちょっとストップ!」
…とすっ!
藍子「茜ちゃん!? あ、ああ、茜ちゃん!?」
…とすっ!
茜「? どうしましたか?」
…とすっ!
未央「もっとこう、ポン、ポン、ポン、ってリズムじゃないの!?」
藍子「今の感じで、二十も!?」
茜「? 十ですよ?」
茜「あっ!! やっぱり、二十が良かったですか!?」パアッ!
未央・藍子「十でお願いします!」
…とすっ!
藍子「茜ちゃん!? あ、ああ、茜ちゃん!?」
…とすっ!
茜「? どうしましたか?」
…とすっ!
未央「もっとこう、ポン、ポン、ポン、ってリズムじゃないの!?」
藍子「今の感じで、二十も!?」
茜「? 十ですよ?」
茜「あっ!! やっぱり、二十が良かったですか!?」パアッ!
未央・藍子「十でお願いします!」
257: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:43:51.12 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……皆さん、もう大丈夫ですか?」
茜「はい!!!」
未央・藍子「はい……!」
武内P「それでは――スタート」
茜・未央・藍子「!」
ぐっ…!
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「いーちっ!」
武内P「……数え方も短いですし、声が小さいですね」
茜「アゲイ――ンッ!」
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「!!?」
茜「はい!!!」
未央・藍子「はい……!」
武内P「それでは――スタート」
茜・未央・藍子「!」
ぐっ…!
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「いーちっ!」
武内P「……数え方も短いですし、声が小さいですね」
茜「アゲイ――ンッ!」
茜「い――――ちっ!!」
未央・藍子「!!?」
258: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:50:10.26 ID:LEMAA/5Vo
未央「そんなのアリ!?」
藍子「今のじゃ駄目なんですか!?」
スッ…
茜「膝をついたら、五追加!!」
未央・藍子「!?」ビクッ!
…ピタッ!
茜「……い――――ちっ!!」
未央・藍子「う……い……!」
未央・藍子「い――――ちっ!!」
武内P「……良い、数え方です」
藍子「今のじゃ駄目なんですか!?」
スッ…
茜「膝をついたら、五追加!!」
未央・藍子「!?」ビクッ!
…ピタッ!
茜「……い――――ちっ!!」
未央・藍子「う……い……!」
未央・藍子「い――――ちっ!!」
武内P「……良い、数え方です」
259: 名無しさん 2019/05/15(水) 22:55:11.68 ID:LEMAA/5Vo
未央「に――――いっ!!」
茜・藍子「に――――いっ!!」
藍子「さ、さ――――んっ!!」
茜・未央「さ――――んっ!!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
武内P「……良い、ペースです」
未央「ご――――おっ!!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
武内P「……」
武内P「待ってください」
茜・藍子「に――――いっ!!」
藍子「さ、さ――――んっ!!」
茜・未央「さ――――んっ!!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
武内P「……良い、ペースです」
未央「ご――――おっ!!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
武内P「……」
武内P「待ってください」
260: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:00:07.68 ID:LEMAA/5Vo
未央「な、何!? 今度は何!?」
藍子「ろ、ろ――――くっ!!」
武内P「本田さん、高森さん」
武内P「背中が曲がって、姿勢が崩れています」
未央「厳しい!!」
藍子「……? ろ、ろ、ろく――――うぅっ!!」
未央「……これで良い!?」
藍子「……!? ろく――――っ!! ろろっ、ろくぅ――――うっ!!」
武内P「高森さん、違います」
ぐっ…
藍子「!? えっ!? えっ!? 違う!?」
武内P「……はい、この姿勢で続きを」
藍子「違うって……えっ、えっ……さ、さ――――んっ!!?」
茜・未央「さ――――んっ!!」
未央「……あーちゃ――――んっ!?」
藍子「ろ、ろ――――くっ!!」
武内P「本田さん、高森さん」
武内P「背中が曲がって、姿勢が崩れています」
未央「厳しい!!」
藍子「……? ろ、ろ、ろく――――うぅっ!!」
未央「……これで良い!?」
藍子「……!? ろく――――っ!! ろろっ、ろくぅ――――うっ!!」
武内P「高森さん、違います」
ぐっ…
藍子「!? えっ!? えっ!? 違う!?」
武内P「……はい、この姿勢で続きを」
藍子「違うって……えっ、えっ……さ、さ――――んっ!!?」
茜・未央「さ――――んっ!!」
未央「……あーちゃ――――んっ!?」
261: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:04:07.06 ID:LEMAA/5Vo
茜「し――――いっ!!」
藍子「し――――いっ!!」
未央「ああっ、続いちゃった!?」
茜「……し―――いっ!!」
藍子「未央ちゃ――んっ!! 未央ちゃ――んっ!!」
未央「わ、わかった! わかったってぇ!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
武内P「……良い、一体感です」
藍子「し――――いっ!!」
未央「ああっ、続いちゃった!?」
茜「……し―――いっ!!」
藍子「未央ちゃ――んっ!! 未央ちゃ――んっ!!」
未央「わ、わかった! わかったってぇ!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
武内P「……良い、一体感です」
262: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:08:55.11 ID:LEMAA/5Vo
未央「ご――――おっ!!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
武内P「そろそろ限界だと思ったら、言って下さい」
武内P「ホースで足に水をかけると、足は少し楽になりますから」
茜「そのために、ちょっと古いマットレスにしたんです!!」
茜「新しいのだと、滑っちゃいますからね!!」
未央「かけて!! 早く!!」
藍子「私も!! お願いします!!」
武内P「はい、わかりました」
サーッ…
未央・藍子「!」
未央「これ良い! すっごく良いよ、サイコー!」
藍子「もっと! もっとかけてください! もっと!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
武内P「そろそろ限界だと思ったら、言って下さい」
武内P「ホースで足に水をかけると、足は少し楽になりますから」
茜「そのために、ちょっと古いマットレスにしたんです!!」
茜「新しいのだと、滑っちゃいますからね!!」
未央「かけて!! 早く!!」
藍子「私も!! お願いします!!」
武内P「はい、わかりました」
サーッ…
未央・藍子「!」
未央「これ良い! すっごく良いよ、サイコー!」
藍子「もっと! もっとかけてください! もっと!」
263: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:12:31.21 ID:LEMAA/5Vo
武内P「……それでは、再開しましょう」
茜「い――――ちっ!!」
未央「茜ちん!! それは違うよ、茜ちん!!」
未央「私らが歩んできた道を無い事にしちゃ駄目だよ!!」
茜「未央ちゃん……!」
茜「今の、凄く青春っぽいですよ!! ボンバー!!」
武内P「……高森さんから、ですね」
藍子「はいっ!!」
藍子「さ――――んっ!!」
未央「あーちゃん!? なんでそんなに三が好きなの!?」
茜「い――――ちっ!!」
未央「茜ちん!! それは違うよ、茜ちん!!」
未央「私らが歩んできた道を無い事にしちゃ駄目だよ!!」
茜「未央ちゃん……!」
茜「今の、凄く青春っぽいですよ!! ボンバー!!」
武内P「……高森さんから、ですね」
藍子「はいっ!!」
藍子「さ――――んっ!!」
未央「あーちゃん!? なんでそんなに三が好きなの!?」
264: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:15:45.80 ID:LEMAA/5Vo
藍子「……さ――――んっ!!」
茜・未央「さ――――んっ!!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
未央「ご――――おっ!!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
藍子「ろ――――くっ!!」
茜・未央「ろ――――くっ!!」
茜「半分は過ぎましたよ、頑張りましょう!!」
未央「茜ちん! 早く! 早く次のカウントを!」プルプル…!
藍子「ひっ……いっ、ひっ……!」プルプル…!
茜・未央「さ――――んっ!!」
茜「し――――いっ!!」
未央・藍子「し――――いっ!!」
未央「ご――――おっ!!」
茜・藍子「ご―――おっ!!」
藍子「ろ――――くっ!!」
茜・未央「ろ――――くっ!!」
茜「半分は過ぎましたよ、頑張りましょう!!」
未央「茜ちん! 早く! 早く次のカウントを!」プルプル…!
藍子「ひっ……いっ、ひっ……!」プルプル…!
265: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:20:36.42 ID:LEMAA/5Vo
未央「肩……肩もきつくなってきてるから!」プルプル…!
藍子「み……水! 水を肩にかけるとどうなりますか!?」プルプル…!
武内P「楽にはなりますが……」
武内P「……全身、濡れてしまいます」
未央・藍子「お願いします!!」プルプル…!
武内P「……良い、覚悟です」
サーッ…
未央・藍子「!」
未央「サイッコー!! チョー気持ちいい!! スッとする!!」
藍子「もうこうなったら全身!! 全身、お願いします!!」
藍子「み……水! 水を肩にかけるとどうなりますか!?」プルプル…!
武内P「楽にはなりますが……」
武内P「……全身、濡れてしまいます」
未央・藍子「お願いします!!」プルプル…!
武内P「……良い、覚悟です」
サーッ…
未央・藍子「!」
未央「サイッコー!! チョー気持ちいい!! スッとする!!」
藍子「もうこうなったら全身!! 全身、お願いします!!」
266: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:24:52.11 ID:LEMAA/5Vo
茜「……な――――なっ!!」
未央・藍子「な――――なっ!!」
未央「は――――ちっ!!」
茜・藍子「は――――ちっ!!」
藍子「きゅ――――うっ!!」
茜・未央「きゅ――――うっ!!」
武内P「……ラスト、ですね」
未央・藍子「……!!」
未央・藍子「ラストォ――――ッ!!」
未央・藍子「な――――なっ!!」
未央「は――――ちっ!!」
茜・藍子「は――――ちっ!!」
藍子「きゅ――――うっ!!」
茜・未央「きゅ――――うっ!!」
武内P「……ラスト、ですね」
未央・藍子「……!!」
未央・藍子「ラストォ――――ッ!!」
267: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:29:14.70 ID:LEMAA/5Vo
茜「――未央ちゃん!! 藍子ちゃん!!」
茜「私は今、猛烈に感動しています!!」
未央・藍子「うん!!」
茜「まさか、二人と一緒にラグビーの練習が出来るなんて!!」
茜「このカラウマの姿勢、タックルの姿勢でもあるんです!!」
未央・藍子「うん!!!」
茜「……ぐすっ……す、すみません!!」
茜「胸の奥から、こみ上げるものがあって……ファイヤ――ッ!!」
未央・藍子「うん!!!!」
未央・藍子「早く!!!!!」
茜「私は今、猛烈に感動しています!!」
未央・藍子「うん!!」
茜「まさか、二人と一緒にラグビーの練習が出来るなんて!!」
茜「このカラウマの姿勢、タックルの姿勢でもあるんです!!」
未央・藍子「うん!!!」
茜「……ぐすっ……す、すみません!!」
茜「胸の奥から、こみ上げるものがあって……ファイヤ――ッ!!」
未央・藍子「うん!!!!」
未央・藍子「早く!!!!!」
268: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:33:55.39 ID:LEMAA/5Vo
茜「……じゅ――――うっ!!!」
未央・藍子「じゅ――――うっ!!!」
未央・藍子「……!」
ドシャッ!
未央「き……きつかった……きつかったぁ!」
藍子「でも……終わったの! 私達、頑張った!」
茜「やりましたね、二人共っ!!」
ぎゅっ!
未央・藍子「わっ!?」
茜「困難を乗り越えて、私達の絆は深まりましたね!!」ニコッ!
未央・藍子「……ふふっ、そうだね!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
茜「ちょっと休憩したら、二セット目行きましょう!!」ニコニコ!
未央・藍子「……」
未央・藍子「!!?」
未央・藍子「じゅ――――うっ!!!」
未央・藍子「……!」
ドシャッ!
未央「き……きつかった……きつかったぁ!」
藍子「でも……終わったの! 私達、頑張った!」
茜「やりましたね、二人共っ!!」
ぎゅっ!
未央・藍子「わっ!?」
茜「困難を乗り越えて、私達の絆は深まりましたね!!」ニコッ!
未央・藍子「……ふふっ、そうだね!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
茜「ちょっと休憩したら、二セット目行きましょう!!」ニコニコ!
未央・藍子「……」
未央・藍子「!!?」
269: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:39:16.35 ID:LEMAA/5Vo
・ ・ ・
LIVE当日
卯月「最初は、未央ちゃんからですね!」
凛「うん。ポジパ、トライアド、ピンクチェックの順」
未央「へへっ、それじゃあ行ってくるね!」
卯月・凛「頑張って!」
未央「オッケー!」グッ!
未央「……茜ちーん! あーちゃーん!」
タッタッタッタッ!
茜「――未央ちゃん!! 今日は頑張りましょう!!」
藍子「ふふっ♪ 走らなくても、まだ時間に余裕はあるのに」
卯月「あの三人……前よりも、仲良くなりましたよね♪」
凛「そうだね……何か、あったのかな?」
LIVE当日
卯月「最初は、未央ちゃんからですね!」
凛「うん。ポジパ、トライアド、ピンクチェックの順」
未央「へへっ、それじゃあ行ってくるね!」
卯月・凛「頑張って!」
未央「オッケー!」グッ!
未央「……茜ちーん! あーちゃーん!」
タッタッタッタッ!
茜「――未央ちゃん!! 今日は頑張りましょう!!」
藍子「ふふっ♪ 走らなくても、まだ時間に余裕はあるのに」
卯月「あの三人……前よりも、仲良くなりましたよね♪」
凛「そうだね……何か、あったのかな?」
270: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:41:43.82 ID:LEMAA/5Vo
卯月「話によると……三人で特訓したとか」
凛「特訓? レッスンじゃなくて?」
未央「――それじゃ、円陣組もっか!」
ガシッ!!
茜「――はいっ!!」
ガシッ!!
藍子「――それじゃあ茜ちゃん、お願い♪」
ガシッ!!
凛「……ねえ、なんか」
卯月「妙に……力強い、ですよね……?」
凛「特訓? レッスンじゃなくて?」
未央「――それじゃ、円陣組もっか!」
ガシッ!!
茜「――はいっ!!」
ガシッ!!
藍子「――それじゃあ茜ちゃん、お願い♪」
ガシッ!!
凛「……ねえ、なんか」
卯月「妙に……力強い、ですよね……?」
271: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:43:52.51 ID:LEMAA/5Vo
卯月・凛「……?」
茜「ポジティブパッショ――――ンッ!!」
卯月・凛「!?」
茜「ファイッ!!」
未央・藍子「オォッ!!」
茜「ファイッ!!」
未央・藍子「オォッ!!」
茜「ファイッ!!」
茜・未央・藍子「オオォ――――ッ!!!!」
卯月・凛「!!?」
茜「ポジティブパッショ――――ンッ!!」
卯月・凛「!?」
茜「ファイッ!!」
未央・藍子「オォッ!!」
茜「ファイッ!!」
未央・藍子「オォッ!!」
茜「ファイッ!!」
茜・未央・藍子「オオォ――――ッ!!!!」
卯月・凛「!!?」
272: 名無しさん 2019/05/15(水) 23:56:20.55 ID:LEMAA/5Vo
・ ・ ・
LIVE終了後
武内P「……良い、LIVEでした」
武内P「ダンスのパフォーマンスも上がり……」
武内P「……声量も、とても素晴らしかったです」
武内P「そして……良い、笑顔でした」
茜・未央・藍子「はいっ!!」ニコッ!
武内P「……本田さん、日野さん、高森さんの絆は深まったと思います」
武内P「ですが、あまりの熱量に全体曲の時……」
武内P「……他のアイドルの方から、浮いてしまっていたので」
アイドル達「……うん」コクリ!
茜「つまり、私達だけじゃなく……うおおおっ!!」
茜「再度、346プロのアイドル全員で練習ですね!! それはイエスですよ!!」
アイドル達「ノー再度!!!」
おわり
LIVE終了後
武内P「……良い、LIVEでした」
武内P「ダンスのパフォーマンスも上がり……」
武内P「……声量も、とても素晴らしかったです」
武内P「そして……良い、笑顔でした」
茜・未央・藍子「はいっ!!」ニコッ!
武内P「……本田さん、日野さん、高森さんの絆は深まったと思います」
武内P「ですが、あまりの熱量に全体曲の時……」
武内P「……他のアイドルの方から、浮いてしまっていたので」
アイドル達「……うん」コクリ!
茜「つまり、私達だけじゃなく……うおおおっ!!」
茜「再度、346プロのアイドル全員で練習ですね!! それはイエスですよ!!」
アイドル達「ノー再度!!!」
おわり
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