1: 名無しさん 2019/11/27(水) 22:59:44.572 ID:+SrnLdPQ0
シャミ子「な、なーんて// あはは//」

ノックノック

桃「シャミ子いる?」

バタバタ ビリッ!



ガチャ

桃「なにしてるの?」

シャミ子「なんでもありません!!」クシャッ ポイッ

桃「なにかしてたの?」

シャミ子「あ、えーっと、晩ご飯のお買い物メモ書いてました!」

桃「それなら慌てる必要なくない?」

シャミ子「間違って書いちゃって、ちゃんと書いたのはほら、こっちにありますから!
      お、お買い物行ってきますね! 今日は大根のお味噌汁とすき焼きです!」ガチャ

バタン

桃「めちゃくちゃ気になる……」

桃「でも私は見逃さなかった。シャミ子がこっそり捨てた紙は――これっ!」

【そこに書かれていた文字に桃、衝撃――! 次回、桃、死す!】

引用元: ・シャミ子「桃、千代田桃……千代田……千代田優子」 カキカキ

5: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:05:28.621 ID:+SrnLdPQ0
桃「『千代田優子』……」 ゴクリ

桃「これをシャミ子が? 信じられない//」

桃「可愛すぎる// こんなこと考えてくれるなんて」 ドッドッドッド

桃「これだけじゃない……よく見たら左側にもなにか文字が」 ドッドッドッドッドッドッドッドッ

6: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:05:46.878 ID:+SrnLdPQ0
◆シャミメモ(破れ)
no title

桃「シャミ子❤❤❤」



ガチャ

シャミ子「ただいまです桃ー! 桃? 桃ー!!!!」

【耐えきれなかったフレッシュピーチハートーー!
 はたして桃は生き返れるのか!? シャミ子必死の人工呼吸! お願い、桃、生き返ってーー! 次回、桃、死す!】

9: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:09:19.093 ID:+SrnLdPQ0
◆シャミメモ(原本)
no title

11: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:12:38.758 ID:+SrnLdPQ0
桃「……」シーン

シャミ子「桃! 桃! 嘘! 息してない!」

シャミ子「き、危機管理ー!!! 心臓マッサージ!」

1、2、3、4!

27、28、29、30!

桃「……ハッ!」

シャミ子「30回やって、えーと、次に人工呼吸!」

桃「え? あれ、シャミ子――んんっ!」

シャミ子「……ふーっ……! ふーっ……!」

桃(え!? な、なんでシャミ子にキスされてるの!?)

シャミ子「桃ぉ……死なないでぇ……! ふーっ……!ふーっ……!」

桃(しゃ、喋ろうとするとシャミ子の舌が……当たって――わ、我が人生に……」

シャミ子「んっ……なにか動いて――桃? 桃! 良かった! 桃!」

桃「悔いなし――」ガクッ

シャミ子「桃ーーーーー!!!」

【そこは生と死の間の桃源郷――。一瞬の触れ合いの為に私は三度死んだ――。
 快楽と引き換えの入院生活――。しかし、そこに潜むまぞくの罠――。
 桃、自分で食べられないのなら私が食べさせます! お口をあーんするがいい! 次回、桃、死す!】

13: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:15:56.303 ID:+SrnLdPQ0
シャミ子「桃ー! 今日もお見舞いに来ましたー!」

桃「シャミ子」

シャミ子「具合はどうですか?」

桃「念の為の入院だから。週末には退院できるよ」

シャミ子「よかったです! 今日は薄皮いちご大福買ってきましたよ! 一緒に食べましょう!」

桃「ありがとう。まだ手に力が入りにくいから半分に切ってくれる?」

シャミ子「いいですよ」スパッ

桃「美味しそう」

シャミ子「はい、あーん」

桃「!?」ピシッ

14: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:17:11.499 ID:+SrnLdPQ0
シャミ子「桃?」

桃「え、ふ、普通あーんって手とか箸でしない?」

シャミ子「ふぁって両手はお皿とナイフでふふぁがってるからぁ……」

桃「だ、だからってその食べさせ方は//」

シャミ子「桃! あごが疲れて大福が落ちほうれす!」

桃「あーもう! あーもう//」パクッ

シャミ子「ぷはっ、ごめんなさい、ちょっと唾液ついちゃったかもです」

桃「――んぐっ! ……ッ! ……! ……」

シャミ子「桃? まさか大福詰まらせてないですよね?」

桃「……」

シャミ子「桃ーーーーーー!!!!」

【三ツ桃ミシュラン――大好きな薄皮いちご大福にまぞくの蜜を添えて
 入院生活編完結――! そして物語は新章へ――! でもその前に、今日はゆっくりお風呂に入らせて――!
 しかし、そこに忍び寄るまぞくの影――!
 ガラガラガラ! 桃! お背中流します! 次回、桃、死す!】

21: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:27:48.387 ID:+SrnLdPQ0
シャミ子「桃ー! 湯加減どうですか?」

桃「ん、調度いいよ」

シャミ子「では私も」

桃「ん?」

ガラガラガラ

桃「シャミ子!?」

シャミ子「桃! まだ体も万全ではないでしょう? 今日は私がお腹を! ……じゃなくてお背中流します!」

桃「一人で洗えるから//」

シャミ子「ダメです! また無理して倒れたら困ります!」

桃「大体原因はシャミ子なんだけど……」ボソッ

シャミ子「恥ずかしかったらこのバスタオルを巻くといい」

桃「逆に面倒くさいからもう好きにして……」

シャミ子「えへへ、それではさっそく……あれ? 桃、スポンジは?」

桃「見当たらないね」

シャミ子「それなら仕方ありません……」

桃「うん、一人で洗――」

シャミ子「私の体に巻いたこのバスタオルに泡をつけて洗いましょう!」

桃「!?」 カッ

27: 名無しさん 2019/11/27(水) 23:50:51.963 ID:+SrnLdPQ0
うぉっしゅうぉっしゅ

もみゅもみゅ

シャミ子「これならっ、私の体もっ、洗えてるようでっ、一石二鳥です!」

桃「シャ、シャミ子❤」 ドッドッドッドッ

シャミ子「ふーっ、時間はかかりましたが背中は終わりました! 次は右腕を出してください」

桃「は、はい//」

シャミ子「なんで敬語?」

桃「そこは引っかからなくていい!」

シャミ子「ゴッシゴッシと……なかなかっ力加減がっ難しいですねこれ あっ」

むにゅ

桃「え?」

シャミ子「あはは// ごめんなさい、バスタオル外れちゃいました」

桃「え? え?」

シャミ子「あ、ちょうど胸の間にハマっちゃったんでこのままのほうが洗いやすいんじゃないですか?」もにゅもにゅ

桃「~~~❤☆❤☆❤」

バタン

シャミ子「桃?」

桃「……」シーン

シャミ子「桃!? 洗うのに時間掛けすぎてのぼせちゃいましたか!?」

桃「……」b

シャミ子「桃ーーーーーーーーーーー!!!!」

【アイル・ビー・バック――! あの桃色魔法少女が帰ってきた――!
 のぼせたくらいなんのその――! しかし弱った事実は隠せない――! 桃は明日へ力を貯めるべく、眠りについた――。 
 しかし、またも忍び寄るまぞくの影――。
 桃! 今日は一緒に寝てもいいですか! 桃に明日はやってくるのか――。 次回、桃、死す!】

29: 名無しさん 2019/11/28(木) 00:07:41.764 ID:Z/7uAzUB0
◆桃's room

桃「はぁ……やっと体が冷めてきた……」

桃「もうこんな時間……早く眠ろう……」

スー スー…

zzz……



ガチャ…

桃「……? 誰?」

シャミ子「あ、起こしちゃいました?」

桃「シャミ子……? どうしたの?」

シャミ子「桃、いつもソファーで寝てるけど、今日はお布団だから眠れてるかなって」

桃「大丈夫だよ、布団借りちゃってごめんね」

シャミ子「いえ、私のせいでのぼせちゃったみたいだから……」

桃「あ、いや……うん、なんかごめん//」

シャミ子「まだのぼせてますか?」

桃「大丈夫……。それで、どうしたの? 良ちゃんと一緒に寝るんじゃなかったの?」

シャミ子「なんかちょっと眠れなくて」

桃「色々とシャミ子を働かせちゃったから……疲れちゃった?」

シャミ子「いえ、最近桃が倒れてばかりで……その、心配で、寝ようとしても桃のことばっかり考えちゃって……」

桃「シャミ子……❤」

シャミ子「あの……今日は桃と一緒に寝てもいいですか//」

桃「!?」

34: 名無しさん 2019/11/28(木) 00:40:04.295 ID:Z/7uAzUB0
シャミ子「もう高校生なのに恥ずかしいんですけど……」

桃「わ、私はかまわないけど//」

シャミ子「もんも❤」

桃「じゃあ……おいで?」

シャミ子「はい!」

モゾモゾ

シャミ子「ふふ、これだけ近くにいれば心配ありませんね」

桃「眠れそう?」

シャミ子「ふぁい……安心したら……もう……眠く……」

桃「うん、ありがとうシャミ子……ゆっくり寝てね」 なでなで

シャミ子「こどもみたいに……// でも、ありがとうございます」

桃「うん」

シャミ子「桃もゆっくり休んでくださいね」 ちゅっ

桃「!?」

シャミ子「あ、ごめんなさいです// 良と寝てたときのクセが//」

桃「お、おやすみのちゅー……❤❤」 ドッドッドッドッ

シャミ子「桃?」

桃「あ、眠れる――ガクガクッ――眠れそう――。それもとても長い時間……安心できるような……そんな心地良い……眠気……が……」ガクッ

シャミ子「桃!? それって長いじゃなくて永いほうの眠りじゃないですか!?」

桃「……」シーン

シャミ子「桃! 起きてください桃!」

桃「……」

シャミ子「桃ーーーーーーーーーーーー!!!!!」

【たとえ桃が目覚めなくても、かわらず大好きだよ――。でも、桃ともっとお話したかった――。
 命は取り留めたが目を覚まさない桃――! 私はどうすれば――! 戸惑うシャミ子――。
 安心しなさい可愛い我が子孫――我が解決策を教えよう――。 ご先祖が教える、桃を救う方法とは――!
 なんでもします――! 私、桃を助けたいんです――! 
 シャミ子、作戦名は『眠れる森の魔法少女』だ――! 桃源郷再び――! 次回、桃、死す――!】


◆ご愛読ありがとうございました! 桃シャミが永遠に続くのを信じて――!
  >>1先生の次回作にご期待ください!