1 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:01:30.207 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「そう言えばガヴって天使なのに生えてないの?」 

ガヴリール「生え……んん? なんだよ藪から棒に」 

ヴィーネ「なんでも、天使って両性が多いって本に書かれててね。ガヴリールのことも載ってたんだけど、ガヴは生えてないって書かれてたの」 

ガヴリール「個人情報! 天使にもプライバシーはあるぞ!」 

ヴィーネ「で、実のところどうなの?」 

ガヴリール「うっ……えーっと、“普段は”生えてないぞ」 

ヴィーネ「え? じゃあ“今は”?」 

ガヴリール「歩くときに邪魔だから外してるんだよ。ほら、制服のスカートって短いからはみ出ちゃうだろ?」 

ヴィーネ「そんな理由で外せるものなの!?」

2 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:05:05.266 ID:8aL3bTSQd.net
ガヴリール「アタッチメント式なんだよ。家だとトイレとか楽だから付けてるよほら」 ボロン 

ヴィーネ「マイサーーーン!!」 

ガヴリール「そんなことよりお腹へったー、ご飯まだーヴィーネ?」 

ヴィーネ「ああ、もうこんな時間ね。はいはい、直ぐに用意しますよ」 

ガヴリール「私、ビフテキが食べたい!」 

ヴィーネ「そんなお金無いわよ……○屋の肉団子で我慢しなさい」 

ガヴリール「えー、そんなの子供しか喜ばないだろ」 

ヴィーネ(肉団子なら味付けが濃いから誤魔化せるはず……) サーッ! 

ガヴリール「ん? 今なにか入れなかったか?」 

ヴィーネ「ななな、なんのことかしら? きっと調味料と見間違えたんじゃない?」
3 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:05:39.827 ID:8aL3bTSQd.net
ガヴリール「? 変なヴィーネだな。おっと、スタミナが回復するからご飯前に使っておかないと」 

ヴィーネ(危なかったー! なんとか誤魔化せたわね) 

ヴィーネ「さ、ガヴリール。夕飯ができたわよ」 

よ○やの肉団子〜♪ 

ガヴリール「でけぇなおい!」 

よね○の肉団子〜♪ 

ガヴリール「粗挽きはんぱねぇ!」 

○ねやの肉団子〜♪ 

ガヴリール「しあわせぇ!!」 すぅー
5 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:06:48.886 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「ガヴ?」 

ガヴリール「すやすや……」 

ヴィーネ「やった! 薬が効いたようね!」 

ヴィーネ「ガヴを布団に寝かしつけて……っと」 

ヴィーネ「えーっと……このマイサンを握れば良いのよね」 

マイサン「マイサーーン!!!」 

ヴィーネ「うわっ! 手の中でおっきくなった!」 

ヴィーネ「それに脈打ってて……不思議な匂いがするわね」 

ヴィーネ「口の中……は流石に難易度が高いわね。ここは無難にてーこき? に挑戦してみるわ」 シコシコ 

ガヴリール「んっ……んんっ!」
7 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:08:13.264 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「びっくりしたぁ……起きて……ないわよね」 シコシコ 

マイサン「マイサンーー!!!」 ビクンビクン! 

マイサン「うっ!」 ダッピュダッピュ! 

ヴィーネ「うわっ! 出るなら出るって言ってよね……いや寝てるから無理なんだけどさ」 

ヴィーネ「えーっと、次はこのネバネバの……オタマジャクシ? をガヴのアソコに入れれば良いのね」 

ヴィーネ「ちゃんとガヴの生理周期を把握しておいて正解だったようね」 

ヴィーネ「どれがエッグゲッターか分からないけど……まぁ良いわ。半分くらい入れちゃえ!」 ガポポッ 

ヴィーネ「どうせなら私も――――」
8 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:10:23.877 ID:8aL3bTSQd.net
【一ヶ月後】 

ガヴリール「今月は生理が遅れてるなぁ。まあ来ないなら来ないで助かるんだけどさ」 

ヴィーネ「思春期は不安定だって言うし、大丈夫じゃない?」 

ヴィーネ(やった! これで着床してたら大成功だわ!!) 

【一ヶ月と数日前】 

サターニャ「ガヴリールが欲しい?」 

ヴィーネ「そう! ガヴリールが欲しいの!」 

ラフィエル「ガヴちゃんと結婚したいってことですか?」 

ヴィーネ「そうじゃないのよラフィ。あのね、天使だった……あの頃のガヴリールが欲しいのよ!」 

ラフィエル「あらあら」
10 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:11:48.435 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「いやいや、ヴィネットが尽力を注いでもダメだったって諦めてたじゃない」 

ヴィーネ「そう、今のガヴはもう駄天しきってるわ。なら、新しいガヴリールを作れば良いのよ!」 

ラフィエル「クローンってことですか?」 

ヴィーネ「その通り! 天使って両性が多いじゃない。それなら花みたいに増やせるんじゃないかって思ったの」 

ラフィエル「うーん、前例がないのでやってみない限りは分かりませんね」 

サターニャ「そもそもガヴリールって生えてないわよ」 

ヴィーネ「そうなの!?」 

ラフィエル「あー、確かにガヴちゃんの系列は生えてませんね」 

ヴィーネ「そ、そんなぁー!」
11 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:12:51.173 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「まぁ、本に書いてあっただけだから聞いてみれば良いじゃない」 

ヴィーネ「ありがとうサターニャ、そうするわ!」 

ラフィエル「私たちにもお手伝いできることがありましたら、協力させてくださいね」 

ヴィーネ「ラフィも相談に乗ってくれてありがとうね!」 

ラフィエル「いえいえ、これくらいなら」 

ヴィーネ「子ガヴリールが一人だと不安だから、体外受精で私たち三人も産もうね!」 

ラフィエル「!?」 

サターニャ「どうしてそうなるのよ!」 

ヴィーネ「真っ赤なガヴリールを産もうね!」
14 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:14:06.792 ID:8aL3bTSQd.net
【そして時は流れ……】 

ガヴリール「なんで三人とも妊娠してるんだよ!」 

ヴィーネ「同じく妊娠してるガヴに言われても説得力に欠けるわよ」 

ガヴリール「知らないよそんなの! 心当たりなんて無いし、そもそも私は処女だぞ!」 

サターニャ「なに言ってんの私たちはみんな処女じゃない」 

ガヴリール「さてはお前、なにか知ってるな!」  

サターニャ「ちょ、ちょっとガヴリール! 今回は私じゃないわよ!」 

ガヴリール「そんな訳ないだろ! こんなことを企むなんてお前しか居ないだろ!」 

ヴィーネ「あ、あのー……私……です」 

ガヴリール「ヴィーネは黙って……えぇ!?」
16 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:15:40.072 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「ごめん! ガヴリール! これには深い事情があって」 

ガヴリール「同意もなく勝手に妊娠させる事情があってたまるか!」 

ラフィエル「仕方のないことなんです……こればかりは」 

ヴィーネ「そう、ガヴリール更生計画がかかってるんだから!」 

ガヴリール「私を更生? もう諦めたんじゃなかったのか?」 

ヴィーネ「今のガヴが更生する気がないなら、新しくガヴリールを作れば良いじゃない!」 

ガヴリール「そんな理由で妊娠させられてたまるか!」 

ラフィエル「まあまあ、もうすぐ出産が控えていますし身体に障りますよ」
19 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:16:54.390 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「なーっはっはっ! 天使を子供に持つことで合法的に天界へ入れる。まさに悪魔的発想ね!」 

ラフィエル「あ、サターニャさんの血が入ってないので無理ですよ」 

ヴィーネ「サターニャに面倒見させたらガヴリールが更におかしくなっちゃうじゃない」 

ガヴリール「今の私がおかしな言い方だなそれ」 

ヴィーネ「天使目線で言えばおかしいじゃない」 

ガヴリール「ぎゃふん!」 

サターニャ「なんかお腹の中でガヴリールが暴れてるわよ!」 

ラフィエル「お腹の中のガヴちゃんが蹴ってますよ!」 

ヴィーネ「可愛いガヴリールを産もうね!」 

ガヴリール「こんなことになるならマイサン付けるんじゃなかった……」
20 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:19:35.565 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「う、産まれるわ!」 

ラフィエル「産まれますよ!」 

ヴィーネ「うっ……予想以上に痛いわね」 

ガヴリール「産まれりゅううううううううう!!」 

ポンッ! スポポポポンッ!!! 

赤ガヴリール×4「かわいくってごめんね!」 

ヴィーネ「こうして私は、けがれを知らないガヴリールにすべく子育て奮闘記を始めたのだった」 

ガヴリール「……で、」 

ヴィーネ「どうしてこうなった……」 

サターニャ「と、取り敢えず点呼を取りなさいよ」 

ヴィーネ「そ、そうするわ」
23 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:20:24.888 ID:8aL3bTSQd.net
ラフィエル「はーい、みなさん並んでください」 

ヴィーネ「ガヴリールが一人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが二人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが三人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが四人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが五人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが六人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが七人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが八人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

ヴィーネ「ガヴリールが九人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」 

…… 
………… 
……………… 
…………………… 

ヴィーネ「ガヴリールが四百四十五人♪」 

子ガヴリール「へいらっしゃい!」
25 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:21:53.922 ID:8aL3bTSQd.net
子ガヴリール「お母さーん!!」 ×445人 

ラフィエル「まさか全員駄天するとは思いませんでしたね」 

サターニャ「いやー、これは大悪魔の力を持ってしても無理ゲーだったわ」 

ガヴリール「どうすんだよこのガヴリールたち」 

ヴィーネ「順を追って説明するわ」 


1.天界で育てる。 


ヴィーネ「天界は娯楽の類が限られてるから、これは問題ないわね」 

サターニャ「問題があるとすれば、悪魔は天界に入れないって点かしら」 

ラフィエル「そして子ガヴちゃんは魔界も入れないので、下界でしか会えないんですよね」 

ヴィーネ「そして全員駄天したわ」
26 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:24:09.842 ID:8aL3bTSQd.net
2.下界で育てる 


ヴィーネ「娯楽への耐性がない。だからダメだったのよ!」 

サターニャ「天界での抑圧した感情が下界で爆発したのなら、その感情を貯めなければ良い。まさに逆転の発想!」 

ラフィエル「まさか赤ちゃんがFPSでシュバババと人殺しをするとは思いもしませんでしたね」 

サターニャ「ゲームの世界だからね! 物騒な言い方するんじゃないわよ!」 

ヴィーネ「なんで赤ちゃんがStormでゲーム買ってるのよ……」 


3. 


ガヴリール「我ながらすごいなこいつら」 

ヴィーネ「どう転んでも今のガヴは免れないのかしら」 

ラフィエル「こればかりは娯楽がある以上、どうすることもないですね」
27 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:25:04.610 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「もしかしてガヴリールってニートの生まれ変わりじゃないの?」 

ガヴリール「なるほど、一理あるな」 

ヴィーネ「もしそうだとして、魂魄まで同じじゃない子ガヴリールが自堕落になる説明がつかないわよ」 

ラフィエル「諦めが肝心かも知れませんよ、ヴィーネさん」 

ヴィーネ「うぅ……あの頃のガヴリールが恋しい……」 

ガヴリール「そんなことよりお腹空いたぞヴィーネ。ご飯まだー?」 

ヴィーネ「えーっと……あ、薪が無いわね。悪いけど薪割りお願いできる?」 

ガヴリール「えー、めどい」 

ヴィーネ「じゃあご飯抜き」 

ガヴリール「薪はどこだヴィーネ!」
29 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:26:08.634 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「相変わらず潔よすぎねガヴリール」 

ラフィエル「はい、薪ですよ」 

ガヴリール「多いなおい!」 

カコーン! カコーン! 

ガヴリール「ふう……こんなもんか」 

ヴィーネ「まだ二本しか割ってないじゃない!」 

ガヴリール「はぁ……おっと立ちくらみが――――」 ドボーン! 

ヴィーネ「え? ガヴリール!?」 

サターニャ「ガヴリールが池に落ちた!?」
30 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:27:11.335 ID:8aL3bTSQd.net
パァアー!! 

ゼルエル女神「あなたが落としたのはこの金のガヴリールですか?」 

サターニャ「なんか出てきた!?」 

ラフィエル「あらぁ〜 ガヴちゃんのお姉さんですね」 

ヴィーネ「なんで天使じゃなくて女神なのよ!」 

ゼルエル女神「私の質問に答えよ。でないと……でないと……」 

ヴィーネ「わああ! ラッパは取り出さないで! 金のガヴリールじゃないですから!」 

ゼルエル女神「ではこの銀のガヴリールであるか?」 

サターニャ「銀って……違うに決まってるでしょ」
31 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:28:23.430 ID:8aL3bTSQd.net
ゼルエル女神「ではこの汚いガヴリールであるか?」 

ガヴリール「汚いって失礼だぞですわお姉さん」 

ヴィーネ「そう! そのばっちいの!」 

ゼルエル女神「では正直なあなたには、この綺麗なガヴリールを差し上げましょう」 

ガヴリール「うわっ! ゼルエル姉さん離せしてください!」 ブクブクブク…… 

サターニャ「ガヴリール……池に沈んで行ったわね」 

美ガヴリール「みなさん。改めまして、よろしくお願いします」 ぺっこりん 

ヴィーネ「これよこれ! このガヴリールが私が望んでたガヴよ!」
32 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:29:19.343 ID:8aL3bTSQd.net
美ガヴリール「ヴィーネさん、人に指を指すのは失礼ですよ」 

ヴィーネ「あ、ごめんなさい」 

サターニャ「ガヴリール! ガム食べない?」  

美ガヴリール「ありがとうございます。いただきますね」 バチンッ! 

サターニャ「やーい! 引っかかった引っかかった!」 

美ガヴリール「痛っ……うぅ……サターニャさん酷いですよぉ……」 

サターニャ「あ……その……ごめんなさい」 

ヴィーネ「これジョークグッズなのに洒落にならない痛さなのよね」 

美ガヴリール「せっかく天使と悪魔が集まっているのですし、どうしたら人々が笑顔になれるか考える会にしませんか?」
33 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:30:36.100 ID:8aL3bTSQd.net
サターニャ「悪魔が人間を幸せにしてどうするのよ!」 

美ガヴリール「だめ……でしたか?」 

サターニャ「だからその潤んだ瞳は卑怯だから!」 

ヴィーネ「……なんか違う」 

ラフィエル「あー、これは天界に居た頃のガブちゃんではなく、ゼルエルさんが望んだ理想のガブちゃんですからね」 

サターニャ「綺麗な裏で、毒入ってる感じがあの人らしいわね」 

美ガヴリール「信じる神が違うなど、些細な理由に過ぎません。元を辿れば全ての神は同じなのですから。向かう方向を正してあげることで、争いごとは減らせるのです」 

ヴィーネ「いやいや、宗教の違いから起きる戦争って宗教を免罪符にしてるだけだからね」 

ラフィエル「けがれを知ってもなお、あらがい続けるガヴちゃんって感じがしますね」 

サターニャ「このガヴリールを孕ませれば、元のガヴリールが出てくるんじゃないの?」
34 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:32:23.498 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「それ魂魄揃わないから結局は別人よ」 

ラフィエル「結局、元のガヴちゃんが一番ってことですね」 

サターニャ「綺麗なガヴリールとか全然楽しくないわよ」 

美ガヴリール「あれだけクリアしたいと思っていたゲームも、いざクリアしてみると大したことなかったと思えてしまう」 

ヴィーネ「ガヴ?」 

ガヴリール「待たせたなお前ら!」 

ラフィエル「ガヴちゃん!」 

ヴィーネ「本物の……本物のダメダメのガヴリールが帰って来たわ!」 

ガヴリール「あとサターニャは後でお仕置きな」 

サターニャ「ひいぃい!」 

ヴィーネ「あの四百人近いガヴリールどうしよう……正直いらない」
35 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:33:27.388 ID:8aL3bTSQd.net
ガヴリール「それは大丈夫だ」 

ヴィーネ「そ、その笛は!?」 

ラフィエル「クローンに終わりを告げるラッパですね!」 

ガヴリール「ボエェェエエエエエエ!!!」 

サターニャ「ブブゼラみたいな音ね」 

ラフィエル「み、見てください!」 

ヴィーネ「子ガヴリールが……塩になっていく」 

サターニャ「うわっ! なにこの強風!」 

ラフィエル「子ガヴ風味のお塩が池に落ちました!」 

ガヴリール「こうして死海が誕生したのだった」
37 : 名無しさん 2017/04/07(金) 12:34:49.898 ID:8aL3bTSQd.net
ヴィーネ「なんですって!?」 

ラフィエル「死海の由来はクローン天使の亡骸だったのです!」 

サターニャ「衝撃の事実よ!」 

ガヴリール「さ、観光名所にしてひと儲けするぞ」 

ゼルエル「そうはさせませんよ」 

ガヴリール「ぜ、ゼルエル姉さんが池から出てきた!?」 

ゼルエル「ゲホッ! ゲホッ! ……この池は天使に相応しくありませんね。えいっ!」 

ヴィーネ「普通の池に戻った!」 

ガヴリール「ああ! 私の金持ち計画が!」 

ゼルエル「ではごきげんよう」 ゴボゴボゴボ 

ガヴリール「ヴィーネ! またガヴリールを産もう!」 

ヴィーネ「おい」 

おわり