1: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 19:29:49 ID:OLZUKzQQ
これは架空のプロ野球チームのとあるスター選手の物語。なお似たような名前や成績の選手やチームが出てきますが、現存する選手やチームは関係ありません。この物語はフィクションです。

引用元: ・赤木「いつまで…」

2: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 19:39:17 ID:d26CewCk
プロ野球チーム『スズメーズ』からメジャーリーグに挑戦しようとアメリカに渡った選手がいた。彼の名は赤木。

赤木「下田、後は頼んだ。赤木2世と呼ばれたお前なら俺以上のセンターになれる…」

スズメーズを出ていく赤木だがスズメーズには後を託せる後輩、下田がいたためなんの不安もなかった。

赤木「お前のおかげで安心してメジャーリーグに挑戦できる。」

3: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 19:45:21 ID:d26CewCk
下田。赤木2世と呼ばれ、恵まれた体格と身体能力を武器に赤木の後のセンターを守った。そして攻守で活躍した。高校時代には後に球界を代表する外野手、ポークスの楠田を絶望させたというエピソードがある。

4: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 19:52:23 ID:d26CewCk
メジャーリーグでも安定した成績を残し、世界に名を広めた赤木。そして数年後、日本球界に復帰することになった。そのチームは当然『スズメーズ』。

赤木「『スズメーズ』に恩返しをできたらいいな。下田の後釜を育てなければ…」

スズメーズ監督「センターをやってもらう!」

赤木「あれ?下田は!」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/02/06(木) 19:55:55 ID:d26CewCk
真上監督「センター!」

大川監督「センター!」





赤木「あれ?いつまでセンターやればいいの!てか3億以上もらっちゃってるよ。いいのかな…」

チームの外野手は高齢化、チームは優勝こそすれ浮き沈みが激しい不安定さだった。

6: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:05:16 ID:d26CewCk
某有名アイドルの『スズメーズ』ファン「注目選手は塩視選手です!」

塩視、ファームやウインタースリーグで活躍し一軍にも徐々に出場し始めていた。

赤木「こいつなら、俺の後を継いでくれるかも…」

今シーズンを最後にバラエティ外野手が他球団へFA。バラエティは『スズメーズ』の助っ人外国人の中でも飛び抜けて本塁打を打ちまくった。そんな中、まだ若手の塩視に期待高まった。しかし…

7: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:11:49 ID:d26CewCk
塩視は合コンにてちょっとした問題を起こした。大したことはないとはいえニュースになり世間からは避難された。1・5軍選手、1・5流選手などと言われ世間は塩視に対して辛辣だった。

新監督低津「センター!」

赤木「結局またセンターか…」

8: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:13:15 ID:d26CewCk
さらに数年後…





新監督「コーチ兼センター!」





さらに数年後…

9: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:17:07 ID:d26CewCk
日本球界に復帰して10年が経とうとしていた。

『スズメーズ』上層部「監督兼センター!」

『スズメーズ』では新田以来のプレイングマネージャーとなる『スズメーズ』赤木監督兼プレイヤーが誕生した。

赤木「これで俺も徐々にフィールドから離れていくのかな…」

10: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:21:10 ID:d26CewCk
そして『スズメーズ』にも若手の有望株からセンターのレギュラーを獲得する選手が現れた。

赤木「代打、俺!」

実況「ついに『代打、俺!』が発動しましたね。」

解説「新田監督を思い出すよ…。」

11: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:24:06 ID:d26CewCk
しかし数ヵ月後…

赤木「センターが怪我をしたか…他のやつは微妙だし…」

翌日からセンターに復帰、レギュラーとして監督を兼任。結局はシーズン終了までセンターと監督を勤めた。

12: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:28:45 ID:d26CewCk
激務からの疲れか翌年からの出場は激減、そして彼は球界を去った…

赤木「結局、俺は後輩たちより長くセンターだったな…」





翌年『スズメーズ』は新たな監督の元、日本一を目指しスタートした。

センター赤木、彼のは『スズメーズ』の歴史にしっかりと刻まれた。いつしか彼を超えるセンターが現れるのだろうか…

13: ヤクナカ ◆u//vr0REf6 2020/02/06(木) 20:29:50 ID:d26CewCk
終わりです。この物語はフィクションです。実在の選手やチームは本当に関係ありません。

関係ないからね!