1: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:07:15.440 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「ピ、ピカチュウ先輩…ご無沙汰してます…」

ピカチュウ「おいおい、なに敬語使ってんだよw前みたいにタメ口で来いってw」

ジバニャン「いえ…」

ピカチュウ「デビューしたての頃のお前、ぜってー天下とったるってナイフみたいに尖ってたじゃん」

ピカチュウ「俺、骨のありそうな新人が出てきたなーって感心してたんだぜw」

ジバニャン「……」

引用元: ・ピカチュウ「おっ!懐かしい顔が歩いてんじゃーん!」ジバニャン「びくっ!?」

3: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:10:31.343 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「んで、一時期に比べて最近あんまり見ないけど、ジバニャン今なにしてんの?」

ジバニャン「……いちおうテレビ出てるっす」

ピカチュウ「あー、そうなの!ごめん全然知んなかった。CS?」

ジバニャン「いえ…いちおうテレ東っす」イラッ

ピカチュウ「待って検索するわ…妖怪学園?あー、これかぁ…タイトル微妙に変わってるから分かんないよこれじゃ」

ピカチュウ「つーかジバニャン、今こんな感じなの?人間になってるじゃん」

ジバニャン「まぁ…正確には似て非なるものっつーか…」

ピカチュウ「ふーん…よく分かんないけど…」

ピカチュウ「妖怪ウオッチさんも最近なんていうか…迷走してるんだねぇw」

ジバニャン「……」

8: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:12:59.092 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「おらあっ!だらあっ!くそっ!」パンパンパンッ

戸松遥「あんっ///やんっ///今日のジバニャン…激しっ…///」

ジバニャン「オラッ!おれっちのひゃくれつ肉棒でよがり狂うニャ雌猫っ!」

戸松遥「あああ~~~~んっ///」ビクビクビクン



戸松遥「…かなり荒れてたけど、いったいどうしちゃったの?もしかしてお仕事でなにかあった?」

ジバニャン「……別に。何もないニャ」

戸松遥「ねぇジバニャン。私のこと、もっと信用してくれないかな?」

戸松遥「悩みって、誰かに話すだけでもずっと心が軽くなるものだと思うよ」

ジバニャン「……妖怪ウオッチは、もうオワコンなのかニャ…」ボソッ

12: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:16:24.034 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「…なんだ、そんな事で悩んでたんだ」ギュ

ジバニャン「そ、そんな事とは何だニャ!」

戸松遥「確かに、一時期に比べれば人気は落ちちゃったかもしれないけど…」

戸松遥「大丈夫。ジバニャン頑張ってるし、応援してくれる人達はちゃんと見ていてくれてるから」

ジバニャン「そんなのじゃ…納得できないニャ…」

ジバニャン「どうしてこんな事になってしまったのか…おれっち、どーにもやり切れないニャ…」

戸松遥「どうしても腑に落ちないなら、こんな風に考えてみたらどう?」

ジバニャン「えっ?」

戸松遥「よ・う・か・い・の・せ・い・な・の・ね♪って」

ジバニャン「…ムカッ」

15: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:18:46.570 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「人が真剣に話してんのに…ンだよそれ、ふざけてんのかよ…!」

戸松遥「……ご、ごめんなさい。ジバニャン落ち込んでたから、笑ってほしくて…」

ジバニャン「笑えねえんだよっ!!」

戸松遥「きゃんっ!?」ビクッ

ジバニャン「あーそうだよ…全ては妖怪様のせい…」

ジバニャン「キモ豚アニメの声当てしか出来なかったお前が国民的アニメ声優になれたのも妖怪様のおかげだろうがあっ!!」

戸松遥「痛っ!ジ、ジバニャン…髪の毛引っ張らないで…!」

ジバニャン「そして…こうしておれっちが戸松に手を上げるのも…妖怪のせいだあああああああっ!!」

戸松遥「ひっ!?」

16: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:21:57.680 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「くらえ~~っ!ひゃくれつ肉球ぅ~~!!」ペチペチペチ

戸松遥「いやあっ!痛っ!うぶっ!やめて…!ジバニャンっ!」

ジバニャン「くそっ!くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

ジバニャン「お前だって本当はこんな落ちぶれ妖怪なんか捨ててポケモンに鞍替えしたいんだろっ!?」

戸松遥「そ、そんなワケないでしょ!」

ジバニャン「ちくしょう!電気ネズミの野郎は今ごろ花澤香菜や上田麗奈とヤリまくってんだろうニャああああああっ!!」ペチペチペチ

戸松遥「も…もう止めてジバニャンっ!!」

ジバニャン「──はっ!?」

ジバニャン「お、おれっちは何てことを…」ワナワナ

ジバニャン「ごめんっ!ごめんニャ戸松!おれっちを許して欲しいニャ…うわあああああっ!!」

戸松遥「ジバニャン…」

17: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:24:03.725 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「トホホ…ジバニャンかわいいのに、DVはイタイイタイなんだから…」

戸松遥「そこまで妖怪ウォッチ人気って低迷しちゃってるのかな…」

戸松遥「あ、トイザらスだ。そうだ!ちょうどいいから人気具合をチェックしてみよう!」ウィーン


クソガキA「剣盾!剣盾!」

クソガキB「カイロス!カイロス!」


戸松遥「……た、たまたま今日はポケモン推しの子供たちが多かっただけだよね」


クソガキC「お母さん、ぼく遠足のリュック、妖怪ウオッチの柄がいいな!」


戸松遥(ほらね。ちゃんとファンの子だっているじゃない♪)

20: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:27:08.591 ID:YnSUe8Bu0
母親「あんた、クラスで妖怪ウオッチやってるの自分しかいないって言ってたじゃない。みんなポケモンしてるって」

クソガキ「う、うん…だけど…」

母親「悪いこと言わないからポケモンの柄にしときなよ」

母親「みんなに馬鹿にされて、やっぱポケモンにすればよかったーって後で泣いても買い替えてあげないからね」

クソガキ「う、うん…わかった。ポケモンにする…」

戸松遥「……」

22: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:29:31.148 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「…ついでだからジバニャンにチョコボー買っていってあげよ」

戸松遥「でかっ!?チョコボーBIG?」

戸松遥「ああ、この大きさのチョコボーじゃなくて、中にたくさん入ってるのか。これにしよ。ジバニャン喜ぶかな♪」


店員「500円以上お買い上げいただきましたので、よろしければそちらのワゴンからお好きな品物お取りください」

戸松遥「あ、はーい」


戸松遥「うわっ…DX妖怪ウオッチ(定価3520円)が山積みされてる……」

27: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:31:31.425 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「はぁ…なんか悲しい現実知っちゃった……」シュン


高級クラシックカー「キキーッ!」


戸松遥「きゃっ!」


ピカチュウ「おっと失礼お嬢さん。お怪我はありませんか?」ガチャ

戸松遥「は、はい…」

ピカチュウ「いやぁ、高級クラシックカーの長いボンネットは距離感が掴みにくくていけませんな。はっはっは」

ピカチュウ「おや、君は確か妖怪ウォッチさんのところの…」

30: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:33:25.675 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「あ、ピカチュウさんだったんですね!はじめまして。天野ケータ役の戸松遥です」ペコ

ピカチュウ「おやおや、これはご丁寧に」

ピカチュウ「そうだ遥くん、怖い思いをさせてしまったし、お詫びにお茶でもご馳走させていただけないかな?」

戸松遥「そ、そんな。かえって申し訳ないですし…」

ピカチュウ「いやいや、是非そうさせてくれたまえ。そうせねば私の気が済まないのだよ」

戸松遥「そ、そこまでおっしゃるならお言葉に甘えようかな…///」

ピカチュウ(くくく…たまんねぇなぁ)ピカァ

34: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:36:56.934 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「わぁ。素敵なお店///」

ピカチュウ「気に入ってくれたかい?芸能人や政治家もお忍びで利用する店なのだよ」シュボ

戸松遥「ピカチュウさんって、やっぱりその…大人の男性なんですね///」

ピカチュウ「かれこれ四半世紀はこの業界やってるオジサンだからね。私もそろそろ引退かもな」スパーッ

戸松遥「そんなご冗談///」

ピカチュウ「…ジバニャンくんとは、こういう場所にはあまり来ないのかい?」

戸松遥「彼、チェーン店とか居酒屋みたいな賑やかなお店が好きみたいで…」

ピカチュウ「まぁ、ジバニャンくんもまだ若いからね」

ピカチュウ「あっちの方もさぞ激しいんだろうねぇ」ピカァ

戸松遥「えっ?」

ピカチュウ「こほん。いや、なんでもない」

37: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:38:32.483 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「ところで遥くん、実はこの近くに僕の別荘があるんだが、君を招待したい」

戸松遥「い、いえっ。お気持ちはたいへん嬉しいのですけど、そろそろ戻らないとジバニャンが心配するし…」

ピカチュウ「彼だって子供じゃないんだ。連絡の一本でもいれておけば問題ないだろう?」

戸松遥「でも…」

ピカチュウ「それにキミ、彼とは最近うまくいっていないんじゃないのかな?」

戸松遥「ど、どうしてそれを…!」

ピカチュウ「ふふ。なんというかこう、電流がビビッとくるんだよね」

戸松遥「ピカチュウさんには何でもお見通しなんですね…」

ピカチュウ「別荘までご一緒願えれば相談くらい乗るよ?」

戸松遥「…わかりました。一時間くらいなら」

ピカチュウ「それだけあれば充分だ。さっ、行こう」グイ

41: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:40:39.553 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「ようこそ。我がネズミ御殿へ」

戸松遥「す、すごい!大きい…!外国のお城みたい…!」

ピカチュウ「ふふふ。金なら腐るほどあるからね」

ピカチュウ「独り身なものだから、こうして定期的に散財しないと銀行口座が膨れ上がって破裂してしまうのだよ」

戸松遥「くす。ピカチュウさんったら」

ピカチュウ「うっ…」クラッ

戸松遥「ピカチュウさん!?大丈夫ですか!?」

44: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:42:45.688 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「あ、ああ…すまないね…ただの眩暈だから…」

戸松遥「こういう事、よくあるんですか?」

ピカチュウ「これも歳のせい…いや…」

ピカチュウ「遥くんが眩しすぎるせいかな」

戸松遥「///」

ピカチュウ「遥くん、すまないが肩を貸してくれないか。寝室まで運んで欲しい」

戸松遥「は、はい!どうぞ掴まってください。ゆっくり…ゆっくりでいいですよ…」

ピカチュウ(くくく…警戒心の薄い女だ…)ピカァ

48: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:44:23.226 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「ふぅ、ありがとう。だい楽になったよ」

戸松遥「よかったぁ…」

ピカチュウ「すまないね。私から招待しておきながらこの体たらくで」

戸松遥「いいえ。でも、お身体の調子が優れないなら私はこれで…」

ピカチュウ「ま、待ってくれ!私なら本当にもう大丈夫だから…」

戸松遥「ですが…」

ピカチュウ「それに、キミの方こそ疲れただろう?女の子の細腕に無理をさせてしまった」

戸松遥「いいんです。困っているポケモンを放ってはおけませんから」

53: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:46:47.603 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「遠慮はいらない。少し休んでいくといい」

ピカチュウ「実は僕マッサージが特技なんだ。ほら、こっちに来てベッドに横になりたまえ」

戸松遥「えっ…でも…」

ピカチュウ「おや。ひょっとして警戒されてしまったかな?」

戸松遥「いえっ!なにもそういうワケでは…!」

ピカチュウ「心配ご無用。僕のマッサージは、うちの花澤くんや上田くんにも好評なんだよ」

戸松遥(花澤達もして貰ってるんだ…それならまぁ、大丈夫かな)

戸松遥「そ、それじゃあちょっとだけお言葉に甘えちゃいます///」

ピカチュウ「うんうん。若いもんは素直がいちばん!」

戸松遥「やだピカチュウさん。私もうそんなに若くないですよぉ」

55: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:48:25.152 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「さて、まずはこの辺りを…」グッグッ

戸松遥「んっ…///」

戸松遥「えへへ///ピカチュウさんの手、ちっちゃくて柔らかくて気持ちいです…///」

ピカチュウ「お気に召して頂けたようで光栄だよ。次はもう少し下を…」ググッ

戸松遥「んふぅ…///」ピクッ

ピカチュウ「ここがリンパ節だよ」グイッ

戸松遥「あんっ…!」

ピカチュウ「おや、痛かったかい?可哀そうに…溜まっていたんだな…」グリグリッ

戸松遥「んくっ…///んふうっ…///」

58: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:51:03.150 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「そしてここにリンパの流れが…遥くん、ここからは少し強めにいくよ?」ビリリッ

戸松遥「あふんっ///」ビクンッ

戸松遥「な、なに…今のぉ…///」

ピカチュウ「フフフ…これはね、手の平から微弱な電流を流してマッサージに応用しているのさ」スリスリッ

戸松遥「ああうんっ///ふうんっ…///ダメっ…///」ビクビクンッ

ピカチュウ「くくく。気持ちいいかい遥くん?私のゴッドハンドは…」

戸松遥「こ、これらめぇ…///おかしくなっひゃう…///」

61: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:53:22.444 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「むっ!?遥くん、このアザはなんだねっ!?」

戸松遥「──はっ!?」

戸松遥「こ、これは…この間階段で転んじゃって…」

ピカチュウ「嘘を言いなさい!」

ピカチュウ「……ジバニャンくんに、やられたんだね?」

戸松遥「……」

65: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:55:06.457 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「なんて奴だ…!レディに手をあげるなんて」

戸松遥「仕方ないんです…彼…今はとてもツライ時期だと思うから…」

ピカチュウ「ああ…可哀そうな遥くん…私なら、決してキミを傷つけたりしないのに…!」ギュ

戸松遥「きゃっ!?ピ、ピカチュウさん、いけません…!」

ピカチュウ「好きなんだ。遥くん」

戸松遥「こ、困りますこんなの…わ、私…もう帰らなきゃ…!」

ピカチュウ「連れないことを言うもんじゃない」ビリリッ

戸松遥「あっひいいぃぃぃん///」ビクビクビクン

70: 名無しさん 2020/03/07(土) 21:58:16.664 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「はぁ…///はあんっ…///ふしゅ~っ…///」

ピカチュウ「いかがかな遥くん?天にも昇る気分だろう?」

戸松遥「お、お願いしましゅ…///私…もうっ…帰らなきゃ…ジバニャンが…」

ピカチュウ「まったく強情な娘だ!」ビリリッ

戸松遥「あっひゅうんっ///」ビクビクッ

ピカチュウ「ほら、どうだい中年のねっとりした愛撫…若僧のジバニャンなんかじゃ味わえないだろう?」スリスリ

戸松遥「くひゅっ…///いやぁんっ…///」

ピカチュウ「花澤くんも上田くんも、今じゃすっかりこのマッサージの虜さ。二人とも私のワイフになると約束してくれたよ」

ピカチュウ「そして、次なるターゲットは…じゅるり…」

戸松遥「そんな…アナタ…はじめから私の身体が目当てでっ……!」

73: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:01:16.382 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「…遥くん。キミも私の物となりたまえ。キミなら第一夫人に迎えてもいい」スリスリ

戸松遥「くひゅうっ…///だ、誰がぁ…///」

ピカチュウ「ピカーッカッカカーッwwwカキタレGETだぜぇ~っwww」

戸松遥「け、警察を呼ぶわ…!」スチャ

ピカチュウ「むっ!?いかんっ!10万ボルトだっ!!」

ピカチュウ「ピイィィィィィカアァァァァァッッッ!!!」ビリビリビリッ

戸松遥「きゃっ!?スマホがっ!」ボンッ

75: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:03:47.249 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ「くくく。さぁ続きをしようか遥くん!」スリスリ

戸松遥「んほおおおおっ///や、やめろおおぉぉぉ///」ビクビクビクン

ピカチュウ「ほら、言ってごらん?『ピカチュウさんの極太電流、遥の奥に流し込んで昇天させて』って言ってごらん?」ビリリッ

戸松遥(くふうっ///ダメよ遥…///快楽に身を委ねちゃ…なんとかして助けを呼ばないと…!)

戸松遥(スマホはもう使えない…なにかこの状況を切り抜けられる道具は…)キョロキョロ

ピカチュウ「はぁはぁ…どうせならケータくんの声でやってよ…」

戸松遥(はっ!?そうだ…さっきトイザらスでタダで貰った…)

76: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:06:33.978 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「…お望みとあらば、聞かせてあげる」

ピカチュウ「おおっ!強情だった遥くんもついに堕ちたか!ふははっ!所詮はキミもメスだということかっ!」


戸松遥「オレの…ともだち……」ピキーン

戸松遥「出てこいっ!ジバニャン!!」パシッ

戸松遥「妖怪メダル!セット・オン!」カシャ


ピカチュウ「おやおや、小道具まで使ってずいぶん用意がいいじゃないか」

ピカチュウ「しかし、そこまで迫真の演技でやられるとちょっと引く…ん?」

79: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:08:39.233 ID:YnSUe8Bu0
妖怪ウオッチ「プリチー!SHOW-KAN!」


ピカチュウ「…き、貴様なにをしているっ!?ええい!その腕時計を外せっ!」

戸松遥「もう…遅いわ……」


妖怪ウオッチ「プリチー!オレッチ!トモダチ!ふくはウチ~!!」


ホワワ~ン♪


ピカチュウ「あ…あわわわわ……」



ジバニャン「───ジバニャン」プリチー

82: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:11:06.289 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「よかった…ジバニャン…きて、くれたんだ……」ガクリ

ジバニャン「……戸松」


ジバニャン「ピカチュウ先輩…アンタ…よくも……!」

ピカチュウ「ジ、ジバニャン…お、落ち着けよ…」

ピカチュウ「違うんだ、冷静に話し合おうぜ?なっ?なっ?」


ジバニャン「てんめえええええぇぇぇぇ!!!おれっちの女に何してくれてんだニャああああぁぁぁぁ!!!」

ピカチュウ「う…うわああああああぁぁぁぁぁっ!!?」


ジバニャン「ひゃくれつ肉球ぅぅぅ~~!!!」ペチペチペチ


ガッシャーン!!

86: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:13:42.404 ID:YnSUe8Bu0
通行人A「うわっ!なんかネズミ御殿から二人組が窓つき破って飛び出してきた!?」

通行人B「つーかあれ、ピカチュウとジバニャンじゃねーの!?」


ジバニャン「うニャ!うニャッ!!うニャニャ~ッ!死ね~っ!!!」ペチペチペチ

ピカチュウ「うぐっ!ひぎっ!へごっ!ごふっ!」


通行人C「おい見ろよ!ジバニャンがマウントでピカチュウのことボコボコにしてるぜっ!」

通行人D「妖怪不祥事案件だ!動画撮ってSNSに晒そうぜ!」


ジバニャン「うニャ!うニャニャ~ッ!戸松の痛みを思い知るニャ~!!」ペチペチペチ

ピカチュウ(くそっ!このガキ…!いい気になりやがって…!)

91: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:16:26.308 ID:YnSUe8Bu0
ピカチュウ(だが、あいにく今は周囲の目がある…ここは反撃に出るより被害者になり切る方が得策か…)

通行人E「お、おい…ピカチュウは一方的に殴られてるだけみたいだけど大丈夫なのかよ…」

ピカチュウ「ピ…ピィィ……カァァァ……」ウルウル

通行人たち「きゅんっ///」

通行人F「……おいっ!糞猫っ!ピカチュウのことイジメてんじゃねーよ!」

ジバニャン「…えっ?」

通行人G「オワコンウオッチがポケモン人気ひがんでんじゃねーぞ!」

ジバニャン「そんな…」

通行人H「気を付けろ。凶暴な化け猫だからな…ここに居る全員で取り押さえるんだ!」

ジバニャン「みんな…おれっちの事そこまでキライになっちゃったのかニャ……?」

96: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:19:40.303 ID:YnSUe8Bu0
ポケモンリュックのクソガキ「──そんな事させるもんか!!」

ジバニャン「!?」

通行人たち「!?」

ポケモンリュックのクソガキ「ジバニャン!早く逃げてっ!」

ジバニャン「き、キミは…?」

通行人I「おい、なんのマネだクソガキ」

通行人J「そんなリュック背負っておいて我々を裏切るつもりか?」

99: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:22:11.127 ID:YnSUe8Bu0
ポケモンリュックのクソガキ「うるさいっ!なんだこんなもん!」ビターン!

母親「ああ!アンタはなんて事を…!ごめんなさいね皆さん。この子、まだほんの子供だから…」オロオロ

通行人K「小僧…自分が何をしているのか分かっているのか?」

覚悟を決めた少年「ああ。ハッキリ分かっているさ…」

覚悟を決めた少年「僕はもう、自分の気持ちに嘘をついたりしない!」

覚悟を決めた少年「お母さんに止められても、クラスのみんなに笑われても構わない……」

覚悟を決めた少年「僕は妖怪ウオッチが大好きだ!ジバニャンは僕の憧れなんだあああぁぁぁ!!」

ジバニャン「少年…!」

101: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:24:32.110 ID:YnSUe8Bu0
通行人L「…やれやれ。こいつ完全にイカれてやがるぜ」

通行人M「危険思想の持ち主は、そこの化け猫もろとも排除せねばな…」

覚悟を決めた少年「そうはさせるか!うおおおおおっ!」

通行人N「こいつ!悪あがきを…!」

覚悟を決めた少年「さぁ!この隙に逃げるんだジバニャン!」

ジバニャン「で、でもキミを置いておれっちだけでニャんて…」

戸松遥「ジバニャン!ここはあの子に任せよう!」

ジバニャン「は、遥…!」

戸松遥「さぁ、こっちだよ!」グイ

ジバニャン「……すまん少年!恩にきるニャ!」

105: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:26:43.591 ID:YnSUe8Bu0
戸松遥「はぁ…はぁ…なんとか群衆は撒いたけど……」

ジバニャン「はは…さっきのおれっちの暴行動画、SNSで拡散されて大炎上してるニャ…」

戸松遥「し、心配しないでジバニャン!私に考えがあるんだ!」

戸松遥「私…ピカチュウさんにやられたこと公表するよ!そうすれば皆、ジバニャンは悪くないって分かってくれる…」

ジバニャン「それは駄目ニャ!」

戸松遥「ジバニャン…どうして……」

ジバニャン「奴に汚されたなんて世間に知れ渡ったら、キミの今後に差支える…」

ジバニャン「おれっち、そんなの耐えられないニャ」

戸松遥「か、構わないよそんなこと!私はジバニャンの役に立ちたいの!」

108: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:29:10.361 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「──聞いてくれ戸松。キミはおれっちにとって『戸松遥』という最愛の女性声優ニャ」

戸松遥「えっ///」

ジバニャン「でも、あの少年のように妖怪ウオッチを愛してくれている子供達もまだいるって事を忘れてはいけないんだニャ!」

ジバニャン「子供達にとってのキミは『天野ケータ』なんだニャ。子供達の夢を、どうか壊さないでおくれニャ…」

戸松遥「ジバニャン…」

ジバニャン「戸松。キミは天野ケータとして、おれっちが戻るまで子供達の夢を守り続けて欲しいニャ…」

戸松遥「!?」

戸松遥「戻るまでって…ジバニャン、いったいどこへ行くつもりなの…!?」

109: 名無しさん 2020/03/07(土) 22:32:17.682 ID:YnSUe8Bu0
ジバニャン「おれっち、このほとぼりが冷めるまで暫く自分を見つめ直す旅に出ようと思うニャ…」

戸松遥「そんな…!」

ジバニャン「また1から出直し、ってところかニャ…」

戸松遥「おかしいよそんなの…!」

戸松遥「どうしてジバニャンがこそこそ身を隠さないといけないの…?悪いのはピカチュウさんの方なのに…!」

ジバニャン「世の中そんなもんだニャ…」

ジバニャン「ニャ~に。スキャンダルで奴を引きずり下ろすようなやり方じゃなく、実力でまた返り咲いてやるニャよ」

戸松遥「そんなこと言われても…やっぱり私…納得できない…」

戸松遥「こんなの…理不尽すぎるよぉ……!」ポロポロ

ジバニャン「……どうしても腑に落ちないなら、こんな風に考えてみてはどうかニャ?」

戸松遥「えっ」


ジバニャン「これは、きっと──」



──完──