168: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:42:29.70 ID:TLx9dJdK0
のあ「お疲れ様……カイリュー」

カイリュー「カイ」バサ

カイリュー ドラゴン/ひこう ドラゴンポケモン
広い海のどこかに住んでいると言われている
難破した船を陸地まで誘導する心優しいポケモン
大きな体格で荒れ狂う海をものともせず飛び回る海の化身

恵磨『圧倒的ィィィィィィ!! 四天王のあ、苦戦することなく見事にストレート勝ちを決めたああああ!!』

みく「やったぁ! のあにゃん、おめでとうー!」

アナスタシア「パズドゥラヴリャーユ……おめでとうございます、のあ」

のあ「2人ともありがとう……でも、ここからよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407859621

引用元: ・凛「ああ、あこがれのポケモンマスターに」 

169: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:43:19.25 ID:TLx9dJdK0
ワァァァァァァァァァァァ 

杏「はぁ~やだやだ。おっかない」 

きらり「杏ちゃ~ん?」 

杏「分かってるって。まずは目の前の一戦、でしょ?」 

杏「さて、さっさと終わらせて今日はもう早く寝たいんだ」 

杏「出し惜しみなしで行くよ」 

170: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:44:30.92 ID:TLx9dJdK0
…………

恵磨『さぁ、続いては1回戦11試合!』

恵磨『杏選手と……あやめ選手だー!』

ワァァァァァァァァ

あやめ「ニンッ、お互い全力で戦いましょう!」

杏「そうだね」

瑞樹『彼女が杏選手ね。ああみえて17歳だとか……羨ましいわね』

恵磨『えーと、解説の瑞樹さん?』

瑞樹『あ、あぁ……ごめんなさい』

瑞樹『何でも彼女は、かなり珍しいポケモンを連れているんだとか』

171: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:45:53.71 ID:TLx9dJdK0
恵磨『そうですね。予選でも大きな話題を呼びました。果たして本戦でもその姿を拝むことはできるのでしょうかー!?』

杏「なーんか煽られてる気分だよねぇ……まぁ」

杏「見せるんだけど……フリーザー!」

フリーザー「フリー!」ポンッ

ワァァァァァァァァ

恵磨『出た―! フリーザーだ!!』

瑞樹『非常に珍しい鳥ポケモン……美しいわ』

あやめ「ムムッ……これは手強い相手です! ですが、負けません!」

172: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:47:11.13 ID:TLx9dJdK0
あやめ「いざ、テッカニン!」ポンッ

テッカニン「テッカ」ブブブ

テッカニン むし/ひこう しのびポケモン
あまりに速すぎて姿を捕えることが出来ず、透明であるとさえ思われることもあるポケモン
上手に育てないと頭痛がするほどの大音量で鳴き続ける
進化の際に残した抜け殻は、別のポケモンへと生まれ変わる特殊な性質がある

恵磨『あやめ選手はテッカニンを繰り出したぞ!!』

テッカニン「テッカ」

瑞樹『全てのポケモンの中でもトップクラスの素早さを持つポケモンよ。フリーザーといえど、捉えることは難しいんじゃないかしら』

あやめ「さぁ……行きますよ! シザークロス!」

テッカニン「テッカ」ビュンッ

フリーザー「フリ?」ズバッ

173: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:49:19.53 ID:TLx9dJdK0
恵磨『鋭い爪がフリーザーを切り裂く!』

フリーザー「フリ」

あやめ「いいですよ、テッカニン! その調子です!」ニンッ

瑞樹『けど、フリーザーはあまり意に介していないようね』

あやめ「小さなダメージも積み重なれば! つばめがえし!」

テッカニン「テッカ」ビュン

幸子「気のせいか、スピードがさらに速くなってませんか?」

晶葉「気のせいではない。テッカニンのとくせい『かそく』だ。時間が経つほどに加速していく……放置しておけば厄介なことになるな」

美玲「目が追いつかねーよ、反則だろ、あの速さ!」

輝子「あんなのに、攻撃を当てられるのか……?」

凛「直線で捉えるのは難しいかもね……だけど、面での攻撃……広い範囲を攻撃するわざなら、捉えることは可能だよ」

174: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:50:38.49 ID:TLx9dJdK0
杏「フリーザー、ふぶき!」

フリーザー「フリー!」ブォッ

あやめ「! テッカニン!」

テッカニン「テッカ!」ビュンッ

ブォォォォォォォォォォォォォォ

恵磨『フィールドを凄まじい冷気が襲う!! どうなったァ!?』

テッカニン「テッカ……」パキパキ

あやめ「テ、テッカニン!」

恵磨『テッカニン、モロに喰らってしまったー!!』

瑞樹『テッカニンはその超スピードで吹雪の範囲外へ逃げようとしたみたいだけれど……それを逃さないほどの方範囲をカバーする攻撃……凄まじいわね』

あやめ「く……も、戻ってください」

あやめ「まだです、忍の底力、見せます!!」

175: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:52:07.30 ID:TLx9dJdK0
…………

杏「フリーザー、ぼうふう!」

フリーザー「フリー」ブワッ

アギルダー「アギ―!」ヒューン

ドサッ

アギルダー「アギ……」バタンキュー

恵磨『アギルダー戦闘不能! ということで……勝者杏選手―!!』

ワァァァァァァァァァァァ

瑞樹『結局フリーザーだけで勝ってしまったわね……恐ろしいわ』

杏「うん……こんなもんかな」

176: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:53:36.10 ID:TLx9dJdK0
あやめ「そ、そんなぁ……」ガックリ

凛(……やっぱり、あのフリーザーをどう攻略するかが杏との戦いのカギになる、か……)

凛(とはいえ私が杏と当たるとなるとそれは決勝で、つまりそれは未央が負けた時……)

凛(未央は……)



未央「……」

未央「フリーザーに……杏ちゃん、か・・・…」

未央「強敵だね……」

177: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:57:39.30 ID:TLx9dJdK0
凛「あとは加蓮だけど……」

加蓮「……」ザッ

凛(・・・…心配なさそうかな)




……………

加蓮「……ふぅ……良し」

奈緒「加蓮!」

加蓮「奈緒!」

奈緒「やったな、加蓮!」

加蓮「ありがと……次は2回戦だね。お互い頑張ろ」

178: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 19:58:59.49 ID:TLx9dJdK0
……………

凛「明日は2回戦……私の試合もある」

凛「対戦相手の事は入念に調べておかないとね……」

凛「さて、と……」ピッ

「……」ザッ

凛「ん?」クル

179: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/22(月) 20:00:51.37 ID:TLx9dJdK0
「あなたが凛ちゃんですね!!!」



凛「うわっ!?」ビクゥ

「次の対戦相手ということで、ご挨拶にきました!!」

凛「た、対戦相手……?」ミミガ

「はいっ! 私、炎ポケモンの使い手……茜と言います!」

茜「よろしくお願いします! ボンバー!」

186: トリップおかしい?  ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:22:37.14 ID:/gU0x+M/0
茜「よろしくお願いします!!」

凛「あ、うん……よ、よろしく」

茜「私! 今回が初めての大会出場なんです!! 凛ちゃんもそうなんですよね!」

凛「あ、うん……そうだよ」

茜「歳も近いし、だから、仲良くなれたらいいなと思って!」

凛「そうなんだ……」

凛(声大きい)

187: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:28:50.93 ID:/gU0x+M/0
茜「お互い全力を尽くして、熱いバトルにしましょうね!!」

凛「う、うん」

茜「それじゃあ私はトレーニングに行きます! また明日です!!」ダーッ

凛「……行っちゃった」



凛「あの子が明日の対戦相手……茜、か」

凛「ほのおポケモン使いって名乗ってたけど……確かに登録されてるポケモンに炎ポケモンが多いね」

凛(全部で4匹……か)

188: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:31:44.66 ID:/gU0x+M/0
凛(私のポケモンで有利に立ち回れるのはゲッコウガとジヘッド)

凛(ドリュウズはほのおが弱点でもあるから少し戦い辛くなるかも)

凛(……この場合、茜は私がゲッコウガとジヘッドを出してくることを読んでる可能性もあるのかな)

凛(ほのおポケモンで固めたのは相手の選出を絞ることで読みやすくする為……?)

凛(んー……どうなんだろう)

凛(…………)

189: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:44:30.62 ID:/gU0x+M/0
翌日

恵磨『2回戦第1試合……四天王・愛梨、難なく勝利だー!!』

瑞樹『目を引くような派手さは無いけれど……ポケモンに戦術、他も全てが高水準で纏まっている堅実な強さが彼女の持ち味ね』

恵磨『前大会のリベンジを果たすべく、着実にチャンピオンへの道を切り開いていく四天王最強のトレーナー! 果たしてどうなるのか!!』

凛「……」

凛「次、か……」

恵磨『さぁさぁさぁ! 続いては2回戦第2試合!』

恵磨『激突するのは今大会の期待のルーキー同士!』

恵磨『凛選手とー!』

凛「……」ザッ

190: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:57:23.76 ID:/gU0x+M/0

恵磨『茜選手だー!』

茜「全身全霊、全力全身で戦います!」



幸子「出てきましたよ!」

未央「しぶりーん! 頑張れ―!」

卯月「凛ちゃーん!」

晶葉「また増えたぞ……」ハァ

志希「大会出場者の未央ちゃんだねー♪ 卯月ちゃんと同じく凛ちゃんの幼馴染なんだってさ」

乃々「凛さんもいないし静かに見れません……」

191: ◆.2RVExwkajVj 2014/09/30(火) 23:59:24.99 ID:/gU0x+M/0
茜「凛ちゃん……負けませんからね!」ビシッ

凛「! こっちこそ……負けないよ、茜」

恵磨『使用ポケモン3体! どちらかのポケモンが倒れた時点で試合は終了!』

恵磨『試合……開始ィィィ!!』

ワァァァァァァァァァァァァァァァァ

凛「行くよ……」

凛「ジヘッド!」

茜「ヒヒダルマ!」

ジヘッド「ジヘ!」ポンッ

ヒヒダルマ「ヒヒ!」ポンッ

192: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:00:29.93 ID:W5XpzDNT0
ヒヒダルマ ほのお えんじょうポケモン
体内で1400度の炎を燃やすことで圧倒的なパワーを作り出す
戦いで傷つくと岩のように丸まって傷を癒す

ヒヒダルマ「ヒヒ!」ボボボ

瑞樹『凛選手はジヘッド……茜選手はヒヒダルマね』

凛(……やっぱり)

凛(会ったばかりで、少し話した程度だけど……茜は熱血で、真っ直ぐな性格なんだって分かった)

凛(未央とは違うベクトルで明るいタイプ……気は合いそうだけど)

凛(ほのおタイプ使いって名乗っていたのは、ブラフじゃなくタイプエキスパートとしての誇り……)

凛(嘘をつくようなタイプにも見えないし)

凛(……てことで素直にほのおタイプに有利なポケモンで攻めていくことにする)

凛(勿論そう簡単にはいかないんだろうけど)

193: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:02:40.96 ID:W5XpzDNT0
凛(あのヒヒダルマ……だっけ)

凛(凄いパワーを持ってそう……)

凛(まずは様子を窺う)

凛「ジヘッド、かみくだく!」

ジヘッド「ジヘ!」ゴォッ

茜「避けてください!」

ヒヒダルマ「ヒヒ!」バッ

凛(スピードは……遅くは無い。少し速いって程度?)

凛(でもジヘッドよりは速い……上手く捉えられるか)

茜「ヒヒダルマ! ばかぢからです!」

194: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:04:34.07 ID:W5XpzDNT0
ヒヒダルマ「ヒヒ!」ドゴォッ

凛「うわっ!?」

ゴゴゴゴゴゴゴッ

恵磨『こっ、これはー! なんというパワー!』

未央「地面をかち割ったー!?」

卯月「ジヘッドはあく・ドラゴンタイプ……! あんなのが当たったら……!」

凛「くっ……ジヘッド! 下がって!」

ジヘッド「ジヘ!」ザッ

凛(やっぱり、あのパワーは危険! ジヘッドも……ゲッコウガやドリュウズも)

凛(いや、私のほとんどのポケモンを1発で持って行きかねない威力)

凛(ただ……ばかぢからは反動で攻撃力と防御力が下がるわざ……乱発はしてこないはずだし、使えば使う程威力は下がる)

凛(それでも迂闊に隙は見せない!)

195: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:06:44.06 ID:W5XpzDNT0
凛(ジヘッドの今の遠距離攻撃は『アレ』だけ……)

凛(見た感じ、あのポケモンの耐久はそう高くない……一発入れば倒せるとは思う)

凛(……)

凛「ドラゴンダイブ!」

ジヘッド「ジヘ!」ゴォッ

ヒヒダルマ「ヒヒッ」サッ

凛(使うか……?)

ドゴォッ

ヒヒダルマ「ヒヒッ」ピョンッ

凛(……)

凛(……杏は……出し惜しみをしなかった!)

196: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:08:10.80 ID:W5XpzDNT0
凛(今ここで! 使う!)



凛「ジヘッド、りゅうせいぐん!」

ジヘッド「ジヘ!」ボッ

未央「!」

卯月「あのわざ!」

茜「!」

ヒヒダルマ「ヒヒ?」キキッ

恵磨『凛選手のジヘッド、空中に向かって何かを撃ち出したぞ!?』

瑞樹『あれは……』

未央「私達も教えてもらった、究極技の一つ……!」

197: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:08:57.90 ID:W5XpzDNT0
ボンッ

茜「うわっ!?」

ヒュー ヒュー

恵磨『撃ち出した光弾がはじけて……まるで隕石のように降り注ぐゥゥゥゥ!』

瑞樹『ドラゴンタイプ最強のわざ……りゅうせいぐん!』

茜「あわわ……よ、避けてくださいヒヒダルマ!」

ヒヒダルマ「ヒヒ!」

凛「まだまだ未完成のわざだけど……!」

凛「威力は十分だよ……!」

198: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/01(水) 00:11:30.24 ID:W5XpzDNT0
ドドドドドドドドドドドドドドドド

茜「ヒヒダルマ―!?」

凛「どう……!? これなら……」


ゴゴ


凛「!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

ヒヒダルマ「ヒヒー」ゴロン

茜「良かった!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

凛(姿が……変わった?)

205: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:48:53.93 ID:c4tfyp3x0
凛「あの姿……」

ヒヒダルマ「ヒヒ」ゴゴゴ

凛(……)

凛(ポケモンの中には特定の条件下で姿を変えるものもいる……それは知ってる)

凛(たとえばロトム……日菜子とちひろの持っているロトムは姿が違った)

凛(……姿だけじゃない、タイプも変わっていたんだっけ)

凛(こいつも『そう』なのかは分からないけど……)

凛(手足が短くなって……まるでダルマみたいな見た目になってる)

凛(あれじゃあかくとうタイプのわざは満足に扱えないんじゃ?)

凛(ということは……かくとうタイプは無くなった可能性がある)

凛(周りで炎が揺らめいているから……ほのおタイプであることは間違いなさそうかな)

凛(とにかく、得体が知れない……)

206: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:49:27.81 ID:c4tfyp3x0
ジヘッド「ジヘ……」

凛(ジヘッドもさっきのりゅうせいぐんで消耗したみたいだし、ここは……)

凛「戻って!」シュン

凛「ありがとう……今はしっかり休んでいて」

凛「お願い、ゲッコウガ!」ポンッ

ゲッコウガ「ゲコ!」シュタ

恵磨『凛選手、ジヘッドを引っ込めゲッコウガに交代ー!』

瑞樹『さぁ、ここからお互いにどう動くか……注目よ』

凛(……どうくる……?)

茜「ヒヒダルマ!」

凛「!」ピク

207: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:51:57.67 ID:c4tfyp3x0
茜「燃えていきますよ!! オーバーヒート!! です!」

凛「オーバーヒート!?」

凛(とくしゅわざ……!)

凛「ゲッコウガ! 上に跳んで!」

ゲッコウガ「ゲコ!!」バッ

ヒヒダルマ「ヒヒー」ゴァッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

恵磨『ヒヒダルマ、超・高温の炎を周囲へと噴出したぞー! フィールドはまさに灼熱地獄!』

瑞樹『けれど、りゅうせいぐんと同じでオーバーヒートもポケモンにとっては負担の大きいわざ……』

瑞樹『ここで放つということは……』

恵磨『何か意味がある、ってことですかね!?』

瑞樹『恐らくね……』

208: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:53:22.89 ID:c4tfyp3x0
ゲッコウガ「ゲコッ……」ババッ

凛(良かった、なんとかダメージは最小限で抑えられた)

ゲッコウガ「ゲコ」シュタ

凛(オーバーヒート……とてつもない威力のわざだけど、使えばりゅうせいぐんみたいに消耗する……なら、次はもっと弱まってるはず)

凛(それにあの体型なら、満足に動けないはず)

凛(油断せずに距離を保って、確実にしとめる!)

ゲッコウガ「ゲコ……?」

凛「? ……ゲッコウガ?」

209: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:54:17.58 ID:c4tfyp3x0
晶葉「ふむ……この相手……凛には相性が悪いかもな」

幸子「えぇ!? どういうことですか?」

美玲「相手はほのおポケモンを使うんだろ? ゲッコウガはみずタイプ……どう見ても有利じゃないかっ」

晶葉「凛が得意とするポケモンはスピードで相手を翻弄し、高いパワーでケリをつける速効型のポケモンだ」

晶葉「そういったタイプのポケモンは総じて防御面に不安がある……」

晶葉「そして、ほのおタイプは広範囲かつ高威力の攻撃を得意とする」

晶葉「まぁ、どんなポケモンでも広範囲の攻撃が脅威であることに変わりはないが……」

晶葉「とにかく、あまり相性がいいとは言えないな」

未央「……」

卯月「……」

210: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:55:22.41 ID:c4tfyp3x0
凛「これは……」

メラ メラ

ゲッコウガ「ゲコ……」

凛(フィールドに炎が……)

凛「ゲッコウガ! みずしゅりけんを火を消して!」

ゲッコウガ「ゲコ!」シュバババババ

ジュゥゥゥゥウウウ

茜「隙あり!! 戻ってください、ヒヒダルマ!」

ヒヒダルマ「ヒヒ」

茜「次です! 頼みました、ヒードラン!」ポンッ

211: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:56:30.30 ID:c4tfyp3x0
ヒードラン「ヒード」ズズンッ

恵磨『ここで茜選手、ヒードランに交代!!』

瑞樹『ヒードラン……これもなかなか珍しいポケモンね』

ヒードラン かこうポケモン ほのお/はがね
マグマのように燃え滾る血液が体中を流れている
その高熱のため、頑丈な鋼の体が所々熔けている
火山の洞穴に生息し、十字の爪を食い込ませ壁や天井を這い回る

凛(……)

凛(何とか火は消したけど……)

凛(ほのおタイプなら日の中を自由に動ける……こっちの動きが一方的に制限されてしまう)

凛(またこういう風にされると厄介だね……)

茜「行っきますよー!!」

凛(考えての行動かは……分からないけど)

凛(侮れないね……茜!)

212: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:58:10.57 ID:c4tfyp3x0
ヒードラン「ヒード」ゴポポ

茜「ヒードラン、マグマストーム!」

ヒードラン「ヒード!」ゴポポポポ

ゴォォォオオオオオオ

凛「っ!」

恵磨『これはーーー!! マグマが渦を成して……』

ゲッコウガ「ゲコ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

恵磨『ゲッコウガを囲みこむ!!』

茜「さぁ! どうですか!?」

213: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/07(火) 23:59:22.15 ID:c4tfyp3x0
凛「ハイドロカノン!」

ボッ

ゲッコウガ「ゲコ!」ビュッ

恵磨『ゲッコウガ、ハイドロカノンで渦に穴をあけ、脱出―!!』

凛「……よし」

茜「でもそのわざ! 撃った後に隙が出来ますよね!!」

茜「だいちのちから!」

ヒードラン「ヒィィィ!!」ドズンッ

ドドドドドド

ゲッコウガ「ゲッ……!!」ドドドド

凛「ゲッコウガ!」

214: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:00:17.96 ID:e6SfZKpE0
ザッ

ゲッコウガ「ゲコ……!」ゼェゼェ

凛(げきりゅうが発動してる……ほのおタイプ相手にゲッコウガが後手に回るなんて……)

凛(相性だけが全てじゃない……分かってたことだけど)

ドロ

凛(! さっきのマグマストームのマグマが……)

凛(それだけじゃない、ヒヒダルマが砕いた地面に、ヒードランが盛り上げた地面)

凛(まるで火山みたいになっていってる)

凛(フィールドが徐々にほのおタイプ……いや、茜に有利なフィールドになりつつあるんだ)

凛(本当に……手強い相手だよ!)

215: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:01:56.91 ID:e6SfZKpE0
凛(またマグマストームを撃たれたらさっきと同じパターンの繰り返し)

凛(ここでケリを付ける!)

凛「みずしゅりけん!」

ゲッコウガ「ゲコ!」シュババババ

茜「その程度の威力……!」

ヒードラン「ヒー」ビシビシビシ

凛「くさむすび!」

ヒードラン「ヒ?」シュル

茜「耐えてください、ヒードラン!! ガッツです!」

ヒードラン「ヒ―!」ググ

216: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:04:12.76 ID:e6SfZKpE0
恵磨『ヒードラン、ゲッコウガの攻撃にも動じない―!』

凛「動きを止めればそれでも十分……! 決めるよ!」

凛「ハイドロカノン!」

ゲッコウガ「ゲコ!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

茜「動けなくても……マグマストームで迎え撃ってください!!」

ヒードラン「ヒィィィィ!」ゴゴゴゴゴゴ

ゲッコウガ「ゲコォッ!!」ボボッ

ヒードラン「ヒィィィィッ!」ゴォッ

ドンッ

217: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:06:08.34 ID:e6SfZKpE0
恵磨『火と水がぶつかり合って、フィールドに蒸気が……!』

ジュゥゥゥゥゥウウウウウウウ

凛「……!」

茜「……!」

ヒードラン「ヒー……」バタンキュー

ゲッコウガ「ゲコ……」バタンキュー

恵磨『ヒードラン、ゲッコウガ、ダブルノックダウーン!』

凛「ありがとう、ゲッコウガ」シュン

茜「お疲れ様でした、ヒードラン!」シュン

瑞樹『これで2対2……一見互角のように見えるけれど』

218: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:09:41.03 ID:e6SfZKpE0
未央「しぶりんのほうが厳しい状況にあるかなぁ……」

卯月「だね……」

幸子「どういうことですか?」

志希「単純な話。戦えば戦う程フィールドは茜ちゃんの有利なように変わっていく」

志希「凛ちゃんの方はみずタイプであるエースが倒れちゃったし」

志希「こりゃーこのまま決まっちゃうかもねーにゃははー」

美玲「そんな……!」

晶葉「だが……」

志希「?」

美玲「?」

219: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/08(水) 00:11:02.06 ID:e6SfZKpE0
晶葉「こんなことで諦めるような彼女ではない」

卯月「そうだよね……!」

未央「うん……しぶりんはこんなことじゃ折れない!」



凛(熱い……汗が滴る)

凛(地面が焼けて、マグマが流れ……気温が上がってるのかな)

凛(今の状況……間違いなく私が不利)

凛(けど……まだ勝負はついてない、負けてない)

凛(茜という強敵を超えて、この先へ進む……!)

凛(考えて、勝つ方法を……!)

229: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:44:07.55 ID:cGFu0NzD0
茜「頼みます、ヒヒダルマ!!」

ヒヒダルマ「ヒヒー」ポンッ

凛「頼んだよ、ジヘッド!」

ジヘッド「ジヘ!」ポンッ

恵磨『お互い、先ほど出していたポケモンを繰り出した―!!』

瑞樹『お互いに最後の1匹は隠しておきたい……ということね』

凛(あのヒヒダルマ……この荒れたフィールドじゃ満足に動けないはず)

凛(けど、何の考えもなしに出したわけではないと思う)

230: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:44:47.46 ID:cGFu0NzD0
茜「ヒヒダルマ、サイコキネシスです!」

凛(サイコキネシス!? ジヘッドにエスパーわざは……)

ヒヒダルマ「ヒヒ」フワ

凛「!」

ヒヒダルマ「ヒヒヒ」フワフワ

凛「自分に……!」

凛(なるほど、自分をサイコキネシスで浮かせて移動手段を確保するってこと……!)

凛(でも移動速度はそこまでじゃない……ジヘッドでも十分捉えられる)

凛(ばかぢからは……使ってこないと見ていいはず。サイコキネシスも、ジヘッドには通じない)

凛(となると警戒するのはオーバーヒート、そしてもうひとつのわざ)

凛(今のダルマ形態への変化条件とか、いろいろ謎だけど……)

凛(両方の形態で戦えるようにしているなら、最後のわざはぶつりわざの可能性が高い……?)

231: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:46:38.11 ID:cGFu0NzD0
凛(断定するのは良くないけど、とりあえず最も警戒すべきはオーバーヒート)

凛(こうかはいまひとつとはいえ、あんな火力……)

凛(まともに喰らえばひとたまりもないし、これ以上フィールドを荒らされるわけにもいかない)

凛(最後のポケモンが動きづらくなる)

凛(でも、躱しさえすれば逆に相手のパワーはダウン、有利になる)

凛(相手はエスパータイプ……のはず、なら……)

凛「ジヘッド、かみくだく!」

ジヘッド「ジヘ!」バッ

ガブゥ

232: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:47:41.60 ID:cGFu0NzD0
ヒヒダルマ「ヒヒッ……!」

凛「よし、きまっ……」

凛「!」

凛(いや、違う!)

凛「ジヘッド、急いで離れて!!」

ジヘッド「ジヘ?」

茜「遅いです!! パワー全開っ! オーバー! ヒート!!」

ヒヒダルマ「ヒヒヒ」ゴォッ

ボボボボボッ

恵磨『な、なんとヒヒダルマ、零距離でオーバーヒートを繰り出したァ!!』

瑞樹『あれではヒヒダルマ自身もダメージを免れないわ。いくら高耐久とはいえ、馬鹿にはできないダメージのはず……』

瑞樹『畳み掛ける気ね……!』

233: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:48:53.52 ID:cGFu0NzD0
ヒヒダルマ「ヒヒ……」シュー

ジヘッド「ジ……ヘ……」シュー

凛(お互い……何とか耐えてはいるけど満身創痍……)

凛(次はもう耐えられない……直撃はもちろん、掠っただけでも倒れる!)

凛(でもそれは、茜のヒヒダルマも同じはず!)

凛「攻めていくよ! りゅうせいぐん!!」

茜「受けて立ちますよ凛ちゃん! オーバーヒート!」

ジヘッド「ジヘェッ!!」ゴォッ

ヒヒダルマ「ヒヒー!!」ブワッ

234: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:49:58.09 ID:cGFu0NzD0
ドドドドドドドドド

凛「くっ……」





凛「どうなったの……?」

ゴゴゴゴゴ

凛「!」

ジヘッド「ジヘ……」バタンキュー

凛「!」

ヒヒダルマ「ヒヒー」フワフワ

235: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:51:03.91 ID:cGFu0NzD0

茜「やりましたよヒヒダルマ! ナイスガッツです!!」

恵磨『ジヘッドダウーン!!』

ワァァァァァアアアア

恵磨『これで2対1ーー! 凛選手、後が無くなったぞー!!』

凛(まずい……2対1なのは問題じゃない。ヒヒダルマはもう弱り切って、パワーもがっくりと落ちてる)

凛(問題なのは茜の3匹目)

凛(ここで私が最後のポケモンを出すと、もう交代はできない……けど茜は、私のポケモンを見てから『後出し』で最後のポケモンを選べる)

凛(こっちの出方次第で、いくらでも手を変えることができるんだ)

236: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:51:45.01 ID:cGFu0NzD0
凛(それに対して私が出来るのは、現状を見つつ、茜の残りのポケモンに幅広く対処できるポケモンを選ぶこと……)

凛(……このフィールド条件、茜の他のポケモンを考えると……そして……)

凛「ドリュウズ!」

ドリュウズ「ドリュ!」ポンッ

恵磨『凛選手、3匹目はドリュウズ―!』

237: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:52:58.19 ID:cGFu0NzD0
凛「ドリュウズ、アイアンヘッド!」

ドリュウズ「ドリュ!」ドガ

ヒヒダルマ「ヒヒー」バタンキュー

恵磨『ここでヒヒダルマダウーン!』

ワァァァァァァァァ

瑞樹『1対1……互角に見えるけれど、茜選手はここでポケモンを選ぶ余地があるわ』

瑞樹『茜選手が依然有利だと言えるわね』

凛(そう、そしてここで茜が出すポケモンは……)

茜「ラスト一匹……燃えていきますよ、ゴウカザル!!」

凛(……やっぱり、ゴウカザル)

ゴウカザル「ゴウ!」ポンッ

238: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:55:14.04 ID:cGFu0NzD0
ゴウカザル ほのお/かくとう かえんポケモン 
頭で燃える炎のように激しい性格のポケモン
両手両足に炎を纏い、独特の格闘わざを用いて戦う
素早い動きで相手を翻弄する

ゴウカザル「ゴウ」シュタタン

ドリュウズ「ドリュウ……」ジリ

凛「……」

茜「……」

凛(相性で言えばお互いに弱点を突ける状態……)

凛(けどすばやさはゴウカザルの方が上……)

凛(……地面が荒らされて遮蔽物が多い……マグマで通れないところも多いけど)

凛(これを使わない手は無い……けどそれは茜も同じ。むしろ可動範囲ならゴウカザルの方が上……)

239: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:56:16.10 ID:cGFu0NzD0
凛(すぐにでも攻撃を仕掛けたいところだけど、慎重に、けれど迅速に動きを読んで、対応するしかない……集中しなきゃ……)

凛(あとは、アレの使いどころ……)

凛「ドリュウズ、まずはあいての出方を窺うよ」

凛「……」ゴクリ

茜「じゃあ、こっちから行っちゃいますよ! ゴウカザル、インファイト!」

ゴウカザル「ゴウ!」シュバッ

凛「!」

ドリュウズ「!」サッ

凛「よし、かわし……」

ゴウカザル「ゴウ!」シュタ

凛「!」

ゴウカザル「ゴウ!」ブン

ドリュウズ「ドリュ!?」ガッ

恵磨『おおっとゴウカザル、インファイトを躱されるもしなやかな動きで切り替えし、一撃を加えたぞー!!』

240: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:57:17.42 ID:cGFu0NzD0
凛「大丈夫、ドリュウズ!?」

ドリュウズ「ドリュ……」ザッ

ゴウカザル「ゴウ」

茜「その調子です! ガンガン行きますよ! だいもんじ!」

ゴウカザル「ゴォォ!」ボォォォ

凛「かわして、ドリュウズ!」

ドリュウズ「ドリュウ!」


241: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 00:59:43.18 ID:cGFu0NzD0
未央「……」

卯月「凛ちゃん……」

幸子「大丈夫でしょうか……」

美玲「そこだッ……いけっ、いけっ」

晶葉「ふむ……」



ドリュウズ「ドリュッ……」サッ

ゴウカザル「ゴウ……」ドドド

恵磨『ドリュウズ、ゴウカザルの怒涛の攻撃を紙一重で躱し続ける―!』

242: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:00:27.34 ID:cGFu0NzD0
瑞樹『けれど……足場の条件もあってドリュウズはどんどん追い詰められていっているわ』

凛「……く」

凛(……ゴウカザル……)

凛(ヒヒダルマみたいにバカみたいなパワーでガンガン押すわけでも、卯月のバシャーモみたいにスピードとパワーで直線的に攻めるわけでもない)

凛(2体には劣るけど高いパワー、なによりその素早さと何でもこなす器用さ・柔軟さでの変則的な攻めが厄介だ)

凛(もう後がない……打って出ないと……負ける!)

凛(……)

凛「ドリュウズ!」

243: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:01:44.03 ID:cGFu0NzD0
ドリュウズ「ドリュ!」ピク

茜「おっと、させませんよ! くさむすび!」

ゴウカザル「ゴウ!」シュルル

ドリュウズ「ドリュ!?」シュル

凛「くさむすびまで……っ!?」

凛「ゴメン、ドリュウズ……いわなだれ!」

茜「!?」

ドリュウズ「ドリュ!?……ドリュ!」ガラガラガラ

ガラガラガラ

恵磨『おおっと……!?ドリュウズ、いわなだれで自分ごとゴウカザルを攻撃ー!!』

244: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:03:11.24 ID:cGFu0NzD0
茜「ゴウカザル! 大丈夫ですか―!?」

ボッ

ゴウカザル「ゴウ!」ザッ

茜「気を付けてください、瓦礫の中からいつ飛び出してくるか分かりません!!」

ゴウカザル「ゴウ」

凛「……」

凛「ドリュウズ! ドリルライナー!」

ボコ

ゴウカザル「?」

茜「えっ!?」

245: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:04:32.72 ID:cGFu0NzD0
ドリュウズ「ドリュゥゥ!」ドガッ

ゴウカザル「カッ……!?」

恵磨『な、なんと、ドリュウズ、ゴウカザルの足元から飛び出してきた―!』

恵磨『周囲にはヒードランが発生させたマグマが流れ、土の温度もかなり高かったはず、にも関わらず土中を掘り進んだというのかー!!』

凛「……このために持たせたんじゃなかったけど……まぁ、結果オーライかな」

ドリュウズ「ドリュ」カリ

瑞樹『あれは……オッカのみね!?』

茜「ほのおタイプの威力を半減する木の実……!」

凛「それでも少なくないダメージを受ける事になって……ごめんね、ドリュウズ」

凛「でも、これで決められる……! 必殺の一撃!」

246: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:05:20.01 ID:cGFu0NzD0



凛「じわれ!!!」




ドリュウズ「ドリュウウウウウウウウ!!」ゴォォォォ




247: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:07:16.21 ID:cGFu0NzD0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゴウカザル「ゴウ……ッ」

バカッ

茜「なっ……ゴ、ゴウカザル―!!」



…………

248: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:08:40.68 ID:cGFu0NzD0
恵磨『ゴウカザル、戦闘不能……よって勝者はぁ……凛選手だァー!!』

ワァァァァァァアアアアアアアア

卯月「やったー!」

未央「しぶりーん!!」

晶葉「まったく冷や冷やさせてくれるな……だが、見事な勝利だ」

志希「ふぅ~ん、にゃるほどにゃるほど……」

輝子「す、凄かった……な……」

幸子「えぇ、凄い戦いでしたね……」

美玲「あぁ、やっぱりポケモンリーグってすごいんだな」

乃々「これが、ポケモンリーグ……ポケモンバトル……」

249: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:09:56.86 ID:cGFu0NzD0
凛「ふぅ……危なかった、本当に」

凛「ゴメンね、無茶をさせて……後はゆっくり休んで」

ドリュウズ「ドリュ!」グッ

茜「完敗です! 凛ちゃん!」

凛「茜」

茜「私、ほのおタイプのポケモン使いですから、相手がオッカのみを使ってくることは予測できていたんです! でも、あんな風に使うなんて、予測できませんでした!!」

凛「まぁ、私も咄嗟に思いついただけなんだけどね……もう少し遅れていたら、私の負けだったところだよ」

250: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:11:19.97 ID:cGFu0NzD0
茜「私、この大会が初参加で……もう負けちゃいましたが、後悔してません!!」

茜「だって凛ちゃんや、他にもいっぱいに凄いトレーナーがいるって、実感できたんです!! 悔しいのは確かですけど、それ以上に新しい目標が出来て嬉しいんです!!」

茜「また1から出直しですね! 凛ちゃんは、3回戦、頑張ってくださいね! 応援してますから!」

凛「ありがとう、茜。またバトルしようね」

茜「はい!!」


251: ◆.2RVExwkajVj 2014/10/29(水) 01:14:07.32 ID:cGFu0NzD0
凛「……」フゥ

奈緒「お疲れ、凛」

凛「奈緒。そっか、次の試合は奈緒だっけ」

奈緒「あぁ、凛と当たるとしたら準決勝だな。ま、見てなよ! 凛に続いてあたしも勝って見せるからさ」

凛「ふふ……頑張ってね」

奈緒「おう!」

258: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:45:14.69 ID:Daukq3MX0
未央「お疲れーしぶりん!」

卯月「おめでとう、凛ちゃん!」

凛「ありがとう、未央、卯月」

凛「流石に強敵だったよ……どっちが勝ってもおかしくなかった」

晶葉「これであと2回勝てば優勝、蘭子と戦えるというわけだ」

未央「おっと、このちゃんみおの事を忘れてもらっちゃあ困りますな!」

未央「しぶりんを倒して優勝するのはこの私だよ!」

259: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:46:06.06 ID:Daukq3MX0
凛「その前に未央は2回戦でしょ。ちゃんと対策は出来てるの?」

未央「もっちろん! このちゃんみお、相手の事は精緻に探りですね……」

凛「それで、奈緒はどうなってる?」

卯月「うん、結構押してるっぽいよ」

凛「へー、ほんとだ。この分じゃ大丈夫っぽいかな」

未央「あっれぇ」

260: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:51:39.69 ID:Daukq3MX0
奈緒「……とどめだ、シャンデラ!」

シャンデラ「デラ~」ゴォッ

奈緒「いっけぇぇぇぇ!!」

恵磨『決まったァーーー!』

恵磨『2回戦第3試合、勝利したのは、奈緒選手だー!!』

奈緒「ふぅ……よしっ」


凛「勝ったね」

卯月「次は……えっと」

未央「きらりんだねー!」

261: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:53:53.59 ID:Daukq3MX0
凛「……まぁ、これも大丈夫でしょ」

卯月「きらりちゃんのポケモン、予選でもすごく目立ってたもんねー」

凛「まぁ……ホエルオーは流石にインパクトあるよね……」

未央「ある意味じゃあんちゃんのフリーザー以上に注目浴びたんじゃないかなー」

凛「目に入れるなって方が無理な話だしね」



きらり「ホエルオーちゃーん☆ とびはねる!」

ホエルオー「ホエエエエエ」ドドドドドドドドドド

瑞樹『こっ……これは……』

262: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:54:34.44 ID:Daukq3MX0
恵磨『迫力すっげえええええええええッ!!』

未央「うわぁぁこっちまで地響きが伝わって来てるよ!」

卯月「す、凄い迫力……!」

輝子「ポ、ポケモンってあんなのも、いるのか……!?」

乃々「わ、私達のポケモンの、何倍、いや何十倍もありそうなんですけど……」

晶葉「いやまぁ……確かにホエルオーはポケモンの中でも最大クラスの大きさを誇るが……」

志希「あれはその中でも格別だねー。まっさに規格外中の規格外!」

未央「しかもホエルオーってみずタイプでしょ?あのサイズのポケモンがハイドロポンプでも撃ったらとんでもないことになりそうじゃない?」

263: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:56:25.72 ID:Daukq3MX0
凛「……さすがにきらりもその辺は弁えてると思うけど……」

卯月「スタジアム自体がかなり広いけど、小さいところとかどうしてるんだろうね……」

未央「確かに―! ちょっと謎だね」


恵磨『勝者ー、きらり選手ーーー!!』

ワァァァァァァァァ

きらり「おっすおっすばっちし☆ ホエルオーちゃん、頑張ったにぃ!」

ホエルオー「ホエー☆」

瑞樹『これで2回戦1日目は終了……後半は明日の開催ね』

恵磨『そして1日開いた後に準決勝、翌日に決勝というスケジュールですね!!』

瑞樹『最強のポケモントレーナーが決する日も近いわ……それでは、また明日。解説の瑞樹と』

恵磨『実況の恵磨でしたー!!』

ワァァァァアアアアア

264: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/17(月) 23:58:20.21 ID:Daukq3MX0
未央「さぁて、しぶりんもなおっちもきらりんも順調に勝ち進んで、次は私の番だねー」

凛「そういえば、次の未央の相手はどんなトレーナーなの?」

未央「えっ、さっきはスルーしたのに今聞くの?」

未央「えーっとね、相手も大会初出場みたい」

未央「櫂って人で……見た感じ、みずタイプポケモンの使い手みたいだね」

卯月「みずタイプかー……でも、みずタイプだとあんまり陸上フィールドを俊敏に動けなさそうだけど……」

凛「そうとも限らないよ。みずタイプの中にも、陸上での戦いが得意なポケモンはたくさんいる」

卯月「そっか、そうだよね……私のマリルリや凛ちゃんのゲッコウガも陸上が得意なポケモンだし……」

未央「むしろ、厄介なのは……」

凛「……」

265: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/18(火) 00:01:16.37 ID:V/yFP/7G0


凛「さて、と」

凛「……私の次の試合まではまだ時間があるけど」

凛(次の相手は……四天王最強、前チャンピオン、愛梨……)

凛(はっきり言って、強敵、強敵過ぎる)

凛(蘭子とのあの試合……何度も見たから、分かる)

凛(蘭子に負けこそはしたけど、あの試合はどっちに転んでもおかしくはなかった)

凛(トレーナーとしての実力も、経験も、ポケモンの練度も……私より上だ)

凛(そして、蘭子へのリベンジのために、前よりもっともっと強くなってるはず)

凛(ここからは6対6のフルバトル……ポケモンを出す順番、もちもの、わざ……そして私、トレーナーの力量がより一層要求される)

凛(相手のポケモン……そこから予想される戦術、展開。それらを予想して、もう一度私のポケモン達も見直す)

凛(…………)

266: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/18(火) 00:04:08.63 ID:V/yFP/7G0
翌日

恵磨『さーーーーあ、さぁさぁ始まります、ポケモンリーグアイマス大会第2回戦後半!本日も実況はこの恵磨と!!』

瑞樹『解説の瑞樹でお送りするわ』

恵磨『それじゃあ早速ー!! 試合開始だー!! 2回戦後半!』

のあ「いくわよ……カイリュー!」

カイリュー「カイ、リュー!」ゴォ

杏「フリーザー」

フリーザー「フリー」コォォォォ



凛「ふわぁ……」フワー

こずえ「ふわぁ……」フワー

267: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/18(火) 00:06:02.29 ID:V/yFP/7G0
卯月「凛ちゃん、寝不足?」

凛「相手の分析をしてたら、ずいぶん遅くなっちゃったみたいでさ……」

乃々「というか、また増えてません……?」

茜「ボンバー!!」

文香「あの、お邪魔でしたでしょうか……?」

乃々「いや、そういうわけでは……」

志希「まぁまぁ、にぎやかな方が楽しいでしょー! んー、何だか不思議な匂いだね」ハスハス

こずえ「ー……?」

晶葉「見境なしか」

268: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/18(火) 00:07:31.26 ID:V/yFP/7G0
凛「けどやっぱり、あの2人は別格だね」

卯月「うん……他の選手たちもみんなとても強いのに、それをあっさりと……」

輝子「……あ」

美玲「あッ、出てきたぞ!」



恵磨『さぁー、続いてはー!』

未央「……」

恵磨『未央選手とー!』

櫂「……」

恵磨『櫂選手の登場だー!!』

269: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/18(火) 00:11:26.01 ID:V/yFP/7G0
ワァァァァアアアアア

瑞樹『と……いうか、あの恰好……まっ、まさか!』

未央「み、水着……!?」

恵磨『な、なんと櫂選手、競泳水着での登場だー!!』

櫂「あたしはみずタイプ使いのトレーナーであると同時に、水泳選手でもあるんだ! いわば勝負服ってヤツかな!」

ワァァアァァァアアア

未央(何という圧倒的個性……勝てるのか私は!?)


275: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:11:21.16 ID:9c15ZRB20
櫂「さぁ、行くよ! ニョロトノ!」

ニョロトノ「ニョロ!」ポンッ

ニョロトノ みず かえるポケモン
頭の巻き毛は王者の印。ニョロトノをリーダーに群れが出来る
鳴き声が響くと周りからニョロモやニョロゾたちが集まってくる
ニョロトノが3匹集まると合唱が始まる

ポツ ポツ

未央「……!」

恵磨『おや、急に雲行きが……』

瑞樹『ニョロトモのとくせい……あめふらし、ね』

ザー

276: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:12:11.84 ID:9c15ZRB20
未央「やっぱり、雨を降らせてきたね……! エレザード!」

エレザード「エレ!」ポンッ

未央「その雨、利用させてもらうよっ かみなり!!」

エレザード「エレ!!」ゴゴゴゴ

恵磨『おーっとエレザード、早速仕掛けたぞー!』

未央「天気が雨なら、かみなりは……必ず相手に落とせる!」

櫂「戻って、ニョロトノ!」

櫂「頼むよ、ガマゲロゲ!」

ガマゲロゲ「ガマ」ポンッ

ガマゲロゲ みず/じめん しんどうポケモン
頭のこぶを振動させてパンチの威力を増大させる
こぶからは毒性の粘液を発射することもできる

ガマゲロゲ「~♪」ケロッ

277: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:13:17.19 ID:9c15ZRB20
恵磨『おっと櫂選手、すかさずポケモンを交換、じめんタイプでかみなりを無効化したぞ!!』

櫂「当然、その手は読めてたよ!」

櫂「ガマゲロゲ、じしん!」

ガマゲロゲ「ガマ!」ズズズズ

エレザード「エレ!」バッ

櫂「そこだ! ハイドロポンプ!」

ガマゲロゲ「ゲロゲ!」ブオオオオオ

エレザード「エレッ……」ドドド

未央「エレザード!」

エレザード「エレ!」ザッ

恵磨『櫂選手、エレザードが上へ回避したところを狙い撃ち!! 上手い!』

瑞樹『流れるような攻撃……みずタイプの使い手ということだけど、でんきタイプ対策はばっちりなのね』

278: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:13:53.52 ID:9c15ZRB20
未央「っなら、くさむすび!」

ガマゲロゲ「ゲロッ!?」シュルル

未央「よしっ、そのままあくのはどう!」

エレザード「エレ!」ブワッ

櫂「ガマゲロゲ、脱出を……!」

ガマゲロゲ「ゲロッ……」グッ

櫂「くっ」

ドドドドド

未央「よーし、いいぞ!」

未央「一旦戻って、エレザード!」

未央「お願い、ジュカイン!」ポンッ

ジュカイン「ジュカ」ザッ

279: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:14:55.79 ID:9c15ZRB20
恵磨『ここで未央選手、一旦交換のようです』

瑞樹『みず・じめんガマゲロゲに対し、くさタイプのジュカイン……ガンガン弱点をついて行くつもりのようね』

櫂「くさタイプだって当然対策済みだよ! ガマゲロゲ!」

ガマゲロゲ「ガマ!」スイ

未央「はやっ……」

櫂「れいとうパンチ!」

ガマゲロゲ「ゲロゲ!」パキパキ

280: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:15:39.09 ID:9c15ZRB20
ジュカイン「ジュカ!」パキパキ

未央「リーフブレード!」

ジュカイン「ジュ……カ!」ズバ

ガマゲロゲ「ゲロゲ―!」サッ

未央「アレ!?」

櫂「へへっ……想像以上の素早さでしょ!」

瑞樹『すいすい……雨天時にスピードが倍になるとくせいね』

未央「倍になるって分かってはいても……実際に目にするととんでもない素早さだね」

櫂「さすがのジュカインでも、この素早さ……」



未央「……それはどうかな?」

281: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:16:42.40 ID:9c15ZRB20
櫂「!?」

未央「行くよ、ジュカイン! もう一回リーフブレード!」

ジュカイン「ジュカ!」ヒュッ

櫂「え」

ガマゲロゲ「ゲロ?」

恵磨『はっ』

瑞樹『これは……』

ジュカイン「ジュカ」ザッ

ガマゲロゲ「ゲ……ロ?」

282: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:21:39.41 ID:9c15ZRB20
ガマゲロゲ「ゲロゲ~~~!?」ズババババ

恵磨『なっ……どういうことだー!? ジュカイン、とくせい発動中のガマゲロゲをあっという間に切り刻んで……』

櫂「そんな……いくらジュカインでも、今のガマゲロゲ以上のスピードは……」

未央「もちろん! 素のスピードじゃ敵わないよ! でも……」

瑞樹『なるほど! ジュカインの持っている道具……あれはこだわりスカーフね!』

ジュカイン「ジュカ」

櫂「こだわりスカーフだって!? ジュカインに……!?」

未央「えへへへ、ビックリしたでしょ!」

瑞樹『こだわりスカーフはもたせたポケモンの素早さを1.5倍にアップさせる道具……』

283: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:22:40.81 ID:9c15ZRB20
瑞樹『けれどこの道具はジュカインのようなもともと高い素早さをもつポケモンに持たせるということはあまりしない……』

瑞樹『どちらかというと、素早さが高いというには一歩及ばない、そんなポケモンに持たせるのがセオリー!』

瑞樹『そのセオリーを破ってくるとは……私も思わず驚いてしまったわ』

未央「同じ技しか出せなくなるのが難点だけどね……」

未央「バトルライブでゲットしたポイントで買っといて良かったよ」

未央「さぁ! 次のポケモンを出してよ!」

櫂「へへ……今のは1枚とられたよ……けど、まだまだこれから!」

櫂「行けっ、キングドラ!」ポンッ

キングドラ「グドラー」

284: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:24:01.62 ID:9c15ZRB20
キングドラ みず/ドラゴン ドラゴンポケモン
普段は海底の洞窟で身を潜め眠っている
眠りながら力を蓄えており、あくびをしただけで海流が乱れるほど
台風が訪れる時に目を覚まし、渦潮を引き起こしながら獲物を探しに行く

未央「こいつも……すいすい!」

櫂「その通り! そして素早さはガマゲロゲ以上だ!」

未央「……!」

櫂「それだけじゃない、キングドラ、りゅうのまい!」

キングドラ「グド!」キィィン

櫂「りゅうのはどう!」

285: ◆.2RVExwkajVj 2014/11/25(火) 21:24:59.50 ID:9c15ZRB20
キングドラ「グドラ―!」ゴォォォ

ゴォォォォォォォ

未央「!?」

ジュカイン「カッ……!?」ドドド

ジュカイン「ジュカ……」ザザ

櫂「本当はこうげきも上がるんだけど……今回は素早さを上げるためだけに搭載したんだ」

櫂「こっちはこっちでオーバー気味だけどね……正解だったよ」

未央「……!」

ザーーーーー

櫂「さぁ、まだまだ雨は続くよ!」

キングドラ「グドラー!」ヒュン

290: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:41:49.98 ID:MZ2mk/eC0
キングドラ「グドラー!」ビュン

未央「はっやいなぁ、もう!」

未央(まさかジュカイン以上のスピードなんて……)

未央(……けど、この雨もずっと続くわけじゃない。そう長くは降り続けないはず)

未央(キングドラにリーフブレードはそこそこ効くはず……このまま押してもいいけど)

ジュカイン「ジュカ!」ブン

キングドラ「グドラー」スイー

未央「当たらないよねぇ……」

未央「しょうがない、戻って、ジュカイン!」

未央「エレザード!」

エレザード「エレ!」ポン

291: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:43:11.72 ID:MZ2mk/eC0
恵磨『ここで未央選手、エレザードにチェンジだ!』

瑞樹『無効化されるガマゲロゲも倒したし、かみなりでの攻撃を狙うようね……』

未央「いくよ、かみなり!」

エレザード「ザー!」バリバリバリ

櫂「キングドラ! かわせないなら……ハイドロポンプ!」

キングドラ「グドラー」ブオオオ

バリバリバリ

キングドラ「グド……!」

櫂「流石に完全に打ち消すのは無理か……!」

未央「よし……当たるし効いてる!」

292: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:44:03.80 ID:MZ2mk/eC0
櫂「……っ、なら、こっちも押し切るまで! りゅうのはどう!」

キングドラ「グドラー!!」ゴォォォォ

ヒュン

エレザード「エレ……!」ゴゴゴ

未央「くっ……」

恵磨『お互い一歩も引かない熱い戦いだー!!』

櫂「もうすぐ雨が上がる……」

未央「その前に……!」

櫂「りゅうのはどう!」

未央「かみなり!」

エレザード「ザー!」バリバリ

キングドラ「グドラー!」ボオオオオ

293: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:45:14.95 ID:MZ2mk/eC0
未央「……!」

櫂「……!」

キングドラ「グド……」ヨロ

エレザード「ザー……」バタンキュー

恵磨『あーっと、ここでエレザードダウンー!!』

瑞樹『キングドラは何とか持ち堪えたわね……』

瑞樹『とはいえ……』

ポツ……

櫂「雨が……」

未央「上がったね……! これでキングドラ無双タイムはお終いだよ!」

未央「これからは……私のターン!」

294: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:47:56.53 ID:MZ2mk/eC0
未央「ジュカイン!」

ジュカイン「ジュカ!」ポンッ

櫂「そうはいかないよ! ニョロトノ!」

ニョロトノ「トノ!」ポンッ

ザー……

未央「また雨……!」

櫂「これでキングドラはまた暴れられる! まだまだ私達のターンだ!」

恵磨『ニョロトノの出現により、再び雨が降り始めた―!』

未央「これ以上雨を長引かせるわけにはいかない……ニョロトノはここで倒す!」

295: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:49:35.14 ID:MZ2mk/eC0
未央「戻って、ジュカイン!」

未央「行くよ、ボーマンダ!」

ポンッ

ボーマンダ「ボー!」

恵磨『未央選手、3体目はボーマンダー!!』

未央「私のもう一体の切り札、いくよ!」

未央「かみなりのキバ!」

ボーマンダ「ボォ!」バチバチ

ニョロトノ「ニョロ!」

櫂「っ、速い……ニョロトノ、まもる!」

296: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:50:59.11 ID:MZ2mk/eC0
ニョロトノ「トニョーロ!」ガガ

ボーマンダ「ボー……!」バチバチ

櫂「れいとうビーム!」

ニョロトノ「トノー!」ビビビ

未央「やば……躱して!」

ボーマンダ「ボー……ッ」バキ

瑞樹『かすった……!』

ボーマンダ「ボー……」ズズンッ

櫂「これで翼は封じたよ!」

297: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:52:26.83 ID:MZ2mk/eC0
未央「翼が使えなくたって、ボーマンダは戦える!」

未央「りゅうのはどう!」

ボーマンダ「ボォォォォ!」ボボボ

ニョロトノ「ニョッ……!」ドドドド

恵磨『ニョロトノ、りゅうのはどうをモロに喰らったー!!』

ニョロトノ「ニョロ~」バタンキュー

櫂「ごめん、ニョロトノ……そして、ありがとう」

櫂「ニョロトノが作ってくれたチャンスだ、キングドラ、行くよ!」

キングドラ「グド!!」ポンッ

櫂「厄介な空中でのボーマンダの機動力は封じた! 雨の降るこの状況、キングドラの素早さはボーマンダよりも上!」

櫂「ドラゴンタイプ同士の対決では、素早い方が圧倒的に有利……!」

未央「……」

298: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/13(土) 23:54:24.02 ID:MZ2mk/eC0
櫂「れいとうビーム!」

キングドラ「グドラァァァ!」ビビビビビビ

未央「……このわざはとっておきだったんだけど……しぶりんも使ってたし、まぁいいかな!」

未央「ボーマンダ!」

ボーマンダ「……!!」

未央「りゅうせいぐん!」

ボーマンダ「ボォォォ!」ゴォッ

櫂「!?」

ヒュー…… ヒュー……

未央「いけっ、りゅーせー!」

299: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/14(日) 00:00:42.79 ID:uBysLVdI0
ドドドドドドドドド

キングドラ「グドッ……!」ドドドド

ボーマンダ「ボー……!」パキパキパキ

ドドド……

恵磨『こっ、これは……昨日に続き、またしても会場に流星が降り注ぐ!!』

瑞樹『やはり、凄まじい威力のわざね……!』


こずえ「わぁー……おほしさま、ぴかぴかー……」

凛「……」

凛(私のジヘッド以上のパワー……安定性もある。完成度は未央のボーマンダの方が高い……か)

凛(けど、ジヘッドはまだまだ成長段階……進化すれば、あるいは……)

300: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/14(日) 00:02:36.54 ID:uBysLVdI0
ドドド……

櫂「くっ……」

未央「けほっ、ちょ、ちょっとやりすぎたかな……?」

櫂「!」

キングドラ「グドー……」バタンキュー

ボーマンダ「ボー……」バタンキュー

恵磨『キングドラ、ボーマンダ、ダブルノックダウーン!』

瑞樹『未央選手はまだジュカインが残っている……つまり』

恵磨『勝者、未央選手―!』

ワァァァッァァァァァァァア

未央「やったー! ボーマンダ、ありがとうっ!」

301: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/14(日) 00:03:34.73 ID:uBysLVdI0
櫂「あたし達の負け、かー」フゥ

未央「へへっ、今回はうまく作戦が回ったよ!」

櫂「さすがにジュカインのスカーフは読めなかったな。いい勝負だったよ、ありがとう」

未央「そっちのキングドラも手強かったよ! 正直危なかったかな」

櫂「次は負けないよ! またバトルしよう!」

未央「もちろん! 今度も負けないよ!」

ガシッ

ワァァァァァァッァァァァ…………

302: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/14(日) 00:04:33.12 ID:uBysLVdI0
加蓮「サーナイト、ムーンフォース!」

サーナイト「サナー!」ビビビ

恵磨『決まったァァァ! 2回戦最終試合、勝ったのは加蓮選手!!』

ワァァァァァァァァァ

瑞樹『これで3回戦……準々決勝へと駒を進める8人が決まったわね』

恵磨『それでは、ここで対戦の組み合わせを見てみましょう!』

恵磨『瑞樹さん、どう思われますか?』

瑞樹『そうね……今大会、やはり初参加のルーキーが目立つわね』

恵磨『8人中3人ですからね』

303: ◆.2RVExwkajVj 2014/12/14(日) 00:06:42.00 ID:uBysLVdI0
瑞樹『しかし残る3人はみな四天王。過去の大会で好成績を収めた強者たちよ』

瑞樹『彼女らを相手にどう立ち回るか……そこが見どころね』

恵磨『なるほど! 新世代のルーキーVS四天王! 新たな四天王の誕生も予感されますねー!!』

恵磨『さて、次回の試合、3回戦からは6VS6のフルバトル! 明後日の開催となります』

瑞樹『より深く、熱い戦いが期待できるわね……』

……



凛「…………」