419: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:18:26.98 ID:IXZ0zYDIo
##10
顧問「じゃあこれ、夏休み最後のスケジュール表。みんなに渡しといて」
純「はーい。…あ、先生」
顧問「どうした?」
純「なんか雰囲気やわらかくなりましたね」
顧問「分かる?」
純「はい、女の人っぽくなったっていうか」
顧問「お酒とタバコやめたからかな……今は彼に夢中なの」
純「彼氏いるんですか!?」
顧問「サックス♪」
純「あ…そっちですか」
顧問「やっぱ趣味があると人生が充実するものね。うふふ」
純「うふふって…」
顧問「じゃあこれ、夏休み最後のスケジュール表。みんなに渡しといて」
純「はーい。…あ、先生」
顧問「どうした?」
純「なんか雰囲気やわらかくなりましたね」
顧問「分かる?」
純「はい、女の人っぽくなったっていうか」
顧問「お酒とタバコやめたからかな……今は彼に夢中なの」
純「彼氏いるんですか!?」
顧問「サックス♪」
純「あ…そっちですか」
顧問「やっぱ趣味があると人生が充実するものね。うふふ」
純「うふふって…」
引用元: ・純「ジャズけん!!」
420: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:19:25.04 ID:IXZ0zYDIo
――ジャズ研 部室
先輩A「二人とも、もう進路決めた?」
先輩B「ん~? まだ~」
先輩C「まだ決めてないのか」
先輩A「私もまだなの」
先輩C「私は保育士の学校に…」
先輩B「えっ」
先輩A「うそっ、幼稚園の先生になるの!?」
先輩C「わ、私がなったらいけないのか…?」
先輩A「ううん、全然。案外似合ってると思う」
先輩C「そ、そうか」
先輩A「でもいいなー、夢があって。私なんてまだ夢とか決まってないし…」
先輩B「夢か~」
先輩A「そっちも決まってない?」
先輩B「ん~~…夢ね~…………あえて言うなら世界平和かな」
先輩C「そうか、なら軍隊にでも入るしかないな」
先輩B「やっぱやめた」
ガチャッ
純「センパイ、スケジュール表持ってきました」
先輩A「二人とも、もう進路決めた?」
先輩B「ん~? まだ~」
先輩C「まだ決めてないのか」
先輩A「私もまだなの」
先輩C「私は保育士の学校に…」
先輩B「えっ」
先輩A「うそっ、幼稚園の先生になるの!?」
先輩C「わ、私がなったらいけないのか…?」
先輩A「ううん、全然。案外似合ってると思う」
先輩C「そ、そうか」
先輩A「でもいいなー、夢があって。私なんてまだ夢とか決まってないし…」
先輩B「夢か~」
先輩A「そっちも決まってない?」
先輩B「ん~~…夢ね~…………あえて言うなら世界平和かな」
先輩C「そうか、なら軍隊にでも入るしかないな」
先輩B「やっぱやめた」
ガチャッ
純「センパイ、スケジュール表持ってきました」
421: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:20:14.85 ID:IXZ0zYDIo
先輩B「ご苦労様~。そこに置いたらもう帰っていいよ~」
純「はーい」
先輩B「あっ、そうだ純。ちょいと聞きたいことが」
純「なんですか?」
先輩B「純は将来の夢とかある?」
純「夢? 夢……」
純「色々ありますよ、とりあえず目下の夢は宝くじで三億円当てる事とか」
先輩B「そっか~……当たるといいね~。これからどこ行くの?」
純「友達と遊びに行きます」
先輩B「車には気をつけるんだぞ~」
純「はーい!」
ガチャッ バタン
先輩B「……いいな~二年生は余裕があって」
先輩A「私も二年に戻りたい」
先輩C「やれやれ…まったく」
純「はーい」
先輩B「あっ、そうだ純。ちょいと聞きたいことが」
純「なんですか?」
先輩B「純は将来の夢とかある?」
純「夢? 夢……」
純「色々ありますよ、とりあえず目下の夢は宝くじで三億円当てる事とか」
先輩B「そっか~……当たるといいね~。これからどこ行くの?」
純「友達と遊びに行きます」
先輩B「車には気をつけるんだぞ~」
純「はーい!」
ガチャッ バタン
先輩B「……いいな~二年生は余裕があって」
先輩A「私も二年に戻りたい」
先輩C「やれやれ…まったく」
422: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:20:52.90 ID:IXZ0zYDIo
――プール
純「で、プールに来たわけだけど」
【本日休館】
純「なぜ!?」
憂「プールで事故があったんだって」
純「そんなぁ~…」
梓「仕方ないよ。諦めよ?」
憂「これからどうしよっか」
梓「他のとこ行く?」
純「うん……そうだ! せっかくだから海行かない?」
憂「海?」
純「そう、プールより海!」
梓「海かぁ…」
純「ねーいいでしょー、行こうよ。時間はあるんだし」
憂「私も久しぶりに海で泳ぎたいかも」
純「よし、じゃあ決定ー!」
純「で、プールに来たわけだけど」
【本日休館】
純「なぜ!?」
憂「プールで事故があったんだって」
純「そんなぁ~…」
梓「仕方ないよ。諦めよ?」
憂「これからどうしよっか」
梓「他のとこ行く?」
純「うん……そうだ! せっかくだから海行かない?」
憂「海?」
純「そう、プールより海!」
梓「海かぁ…」
純「ねーいいでしょー、行こうよ。時間はあるんだし」
憂「私も久しぶりに海で泳ぎたいかも」
純「よし、じゃあ決定ー!」
423: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:21:19.32 ID:IXZ0zYDIo
――海
憂「わぁー! 潮のかおりがするね」
純「これぞ海!! 来てよかったでしょ?」
憂「うん!」
梓「あついねー」
純「それが海だから!!」
梓「海関係なくない? それ」
憂「私、パラソルのレンタルしてくる」
純「じゃあ私と梓は場所の確保しておくね」
純「行こ、梓」
梓「あ、うん」
憂「わぁー! 潮のかおりがするね」
純「これぞ海!! 来てよかったでしょ?」
憂「うん!」
梓「あついねー」
純「それが海だから!!」
梓「海関係なくない? それ」
憂「私、パラソルのレンタルしてくる」
純「じゃあ私と梓は場所の確保しておくね」
純「行こ、梓」
梓「あ、うん」
424: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:21:49.43 ID:IXZ0zYDIo
純「ここら辺でいいかな」
梓「純、シートひくからそっち持って」
純「りょーかい」
梓「よいしょっ…これでよしと」
純「ふぅ、座ろっか?」
梓「うん」
純「はぁ~、なんかいいねー。海に来たって感じで」
純「景色も良いし、最高」
梓「うーん……」
純「どうしたの?」
梓「あ、ううん。なんでもない」
梓(言えない…合宿で行ったビーチのほうがキレイでここは物足りないだなんて……)
梓「純、シートひくからそっち持って」
純「りょーかい」
梓「よいしょっ…これでよしと」
純「ふぅ、座ろっか?」
梓「うん」
純「はぁ~、なんかいいねー。海に来たって感じで」
純「景色も良いし、最高」
梓「うーん……」
純「どうしたの?」
梓「あ、ううん。なんでもない」
梓(言えない…合宿で行ったビーチのほうがキレイでここは物足りないだなんて……)
425: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:22:18.38 ID:IXZ0zYDIo
純「こうやって女の子二人で座ってるとさ」
梓「うん」
純「ナンパとかされるのかな」
梓「うん?」
純「一度ぐらいされたいと思わない?」
梓「私は別に…」
純「でもなんか憧れるじゃん」
梓「というより、私たちに声かける人なんているのかな」
純「……」
梓「……」
純「誰も来ないね」
梓「うん」
梓「うん」
純「ナンパとかされるのかな」
梓「うん?」
純「一度ぐらいされたいと思わない?」
梓「私は別に…」
純「でもなんか憧れるじゃん」
梓「というより、私たちに声かける人なんているのかな」
純「……」
梓「……」
純「誰も来ないね」
梓「うん」
426: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:22:46.42 ID:IXZ0zYDIo
純「なんかつまんなーい」
梓「私は純と憂の三人でいるだけでいいけど」
純「おっと、嬉しいこと言ってくれますなー」
男「すいません、ちょっといいですか?」
純梓「!?」
純(あ、あああ梓!! 声かけられちゃったよ!?)
梓(わ、私に!?)
梓「い、いや、あの…えっと……」
男「あ、ごめんなさい。人違いでした」
梓「……え?」
女の子「お父さーん!」
男「そんなところにいたのか! ほら、行くぞ」
梓「……」
純「小学生ぐらいかな。確かにパッと見梓に似てる」
梓「うぅ…小学生と間違えられるなんて……」
梓「私は純と憂の三人でいるだけでいいけど」
純「おっと、嬉しいこと言ってくれますなー」
男「すいません、ちょっといいですか?」
純梓「!?」
純(あ、あああ梓!! 声かけられちゃったよ!?)
梓(わ、私に!?)
梓「い、いや、あの…えっと……」
男「あ、ごめんなさい。人違いでした」
梓「……え?」
女の子「お父さーん!」
男「そんなところにいたのか! ほら、行くぞ」
梓「……」
純「小学生ぐらいかな。確かにパッと見梓に似てる」
梓「うぅ…小学生と間違えられるなんて……」
427: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:23:14.42 ID:IXZ0zYDIo
憂「パラソル借りてきたよー」
純「あっ、ありがと。手伝うよ」
梓「……」ジーッ
梓(憂…けっこうある。純も)
梓(私は……小学生)ペタン
梓「……不幸だ」
憂「? どうしたの梓ちゃん」
純「熱中症? あっ、そうだついでに……」
純「日焼け止め塗っておく? 黒くなりやすいんだし」
梓「いいよ、どうせすぐ海入るから」
純「そっか、それもそうだね。じゃあ早速泳ごっか」
純「泳ぐと胸も大きくなるって言うし」
梓「お、泳いでくる!」ダダッ
純「はやっ!?」
純「あっ、ありがと。手伝うよ」
梓「……」ジーッ
梓(憂…けっこうある。純も)
梓(私は……小学生)ペタン
梓「……不幸だ」
憂「? どうしたの梓ちゃん」
純「熱中症? あっ、そうだついでに……」
純「日焼け止め塗っておく? 黒くなりやすいんだし」
梓「いいよ、どうせすぐ海入るから」
純「そっか、それもそうだね。じゃあ早速泳ごっか」
純「泳ぐと胸も大きくなるって言うし」
梓「お、泳いでくる!」ダダッ
純「はやっ!?」
428: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:23:48.71 ID:IXZ0zYDIo
憂「梓ちゃん、どうしたのかな」
純「あー…たぶん胸のことじゃない? さっき小学生と間違えられてたし」
憂「でも、泳いで大きくなるのって胸じゃなくて筋肉じゃないの?」
純「えっ、そうなの?」
憂「だって、大胸筋が鍛えられるっていうし」
純「じゃあ、あのまま梓が泳ぎ続けると……」
梓『みてみて、この胸! すごく大きくなったでしょ!!』ムキッ
純「梓がボディービルダーになっちゃう!!」
憂「は、はやく梓ちゃんを止めないと!」
ザパーンッ!!
梓「にゃぁっ!?」
憂「あっ、梓ちゃんが波にさらわれてる!!
純「ていうか泳げてないじゃん!!」
純「あー…たぶん胸のことじゃない? さっき小学生と間違えられてたし」
憂「でも、泳いで大きくなるのって胸じゃなくて筋肉じゃないの?」
純「えっ、そうなの?」
憂「だって、大胸筋が鍛えられるっていうし」
純「じゃあ、あのまま梓が泳ぎ続けると……」
梓『みてみて、この胸! すごく大きくなったでしょ!!』ムキッ
純「梓がボディービルダーになっちゃう!!」
憂「は、はやく梓ちゃんを止めないと!」
ザパーンッ!!
梓「にゃぁっ!?」
憂「あっ、梓ちゃんが波にさらわれてる!!
純「ていうか泳げてないじゃん!!」
429: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:24:37.43 ID:IXZ0zYDIo
梓「けほっ、こほっ」
憂「大丈夫?」
梓「う、うん……海水ちょっと飲んじゃった」
純「もう、そそっかしいんだから」
梓「むっ、純に言われたくない」
純「そんなこと言って、波に遊ばれてたのは誰…」
ザパーンッ!!
純「ぶわっ!?」
梓「にゃっ!?」
憂「ふ、二人とも大丈夫…?」
梓「……」
純「海なめてた…」
憂「大丈夫?」
梓「う、うん……海水ちょっと飲んじゃった」
純「もう、そそっかしいんだから」
梓「むっ、純に言われたくない」
純「そんなこと言って、波に遊ばれてたのは誰…」
ザパーンッ!!
純「ぶわっ!?」
梓「にゃっ!?」
憂「ふ、二人とも大丈夫…?」
梓「……」
純「海なめてた…」
430: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:25:03.49 ID:IXZ0zYDIo
憂「今日は波強いね……クラゲもいるし、気をつけないと」
純「泳ぐのやめてビーチボールで遊ぼうよ」
梓「うん、そっちがいいかも」
純「じゃいくよー、ほいっ」ポンッ
憂「それーっ」ポンッ
梓「よっ、と」ポンッ
純「お、うまいうまい」ポンッ
憂「えいっ」ポンッ
梓「とうっ」ピューッ
梓「あっ…海の方に行っちゃった」
純「もー、なにやってるの梓」
梓「ごめん、取ってくるね」タタッ
ザパーンッ!!
梓「んにゃっ!?」
憂「梓ちゃん!?」
純「そしてまた流される、と…」
純「泳ぐのやめてビーチボールで遊ぼうよ」
梓「うん、そっちがいいかも」
純「じゃいくよー、ほいっ」ポンッ
憂「それーっ」ポンッ
梓「よっ、と」ポンッ
純「お、うまいうまい」ポンッ
憂「えいっ」ポンッ
梓「とうっ」ピューッ
梓「あっ…海の方に行っちゃった」
純「もー、なにやってるの梓」
梓「ごめん、取ってくるね」タタッ
ザパーンッ!!
梓「んにゃっ!?」
憂「梓ちゃん!?」
純「そしてまた流される、と…」
431: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:25:48.88 ID:IXZ0zYDIo
梓「はぁ…プールのほうがよかったかも」
純「今日は海のほうのご機嫌がイマイチだね。せっかく来てあげたのに」
憂「日焼けでもする?」
純「よし、今こそ日焼け止めを使うとき」
憂「私、梓ちゃんに塗ってあげる♪」
純「じゃあ私が憂ね。梓は私によろしく」
梓「うん、わかった」
ピチャピチャ
憂「きゃっ、純ちゃんくすぐったいよぉ…」
純「なに言ってるの憂、これくらいやらないと」
ピチャペチャ
憂「ひゃぅっ…」
純「憂の体って柔らかいねー」
ピチャッペチャッ
憂「じゅ、純ちゃぁん…」
純「憂の体、塗り応えがあるね」
梓「あの…もうちょっと声を控えめに……」
純「あれ? どうしたの梓、鼻なんておさえて」
憂「大丈夫? 梓ちゃん」
梓「な、なんでもない!!」
純「今日は海のほうのご機嫌がイマイチだね。せっかく来てあげたのに」
憂「日焼けでもする?」
純「よし、今こそ日焼け止めを使うとき」
憂「私、梓ちゃんに塗ってあげる♪」
純「じゃあ私が憂ね。梓は私によろしく」
梓「うん、わかった」
ピチャピチャ
憂「きゃっ、純ちゃんくすぐったいよぉ…」
純「なに言ってるの憂、これくらいやらないと」
ピチャペチャ
憂「ひゃぅっ…」
純「憂の体って柔らかいねー」
ピチャッペチャッ
憂「じゅ、純ちゃぁん…」
純「憂の体、塗り応えがあるね」
梓「あの…もうちょっと声を控えめに……」
純「あれ? どうしたの梓、鼻なんておさえて」
憂「大丈夫? 梓ちゃん」
梓「な、なんでもない!!」
432: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:26:15.95 ID:IXZ0zYDIo
純「はー、太陽あったかい。潮風きもちいい」
憂「お姉ちゃんとも一緒に来たかったなー」
梓「唯先輩は夏期講習だっけ?」
憂「うん、そうだよ」
純「あっ、思いついた。太陽があったかいよー、なんちゃって」
梓「それ微妙」
純「えっ、そう?」
憂「でも本当にあったかいねー。なんだか眠くなってきちゃった」
純「うん、ほんと………zZZ」
梓「寝つき良すぎだって、純…」
憂「ふふっ、でも純ちゃんじゃなくても……ふわぁ~」
梓「私も…なんだか……」
憂「お姉ちゃんとも一緒に来たかったなー」
梓「唯先輩は夏期講習だっけ?」
憂「うん、そうだよ」
純「あっ、思いついた。太陽があったかいよー、なんちゃって」
梓「それ微妙」
純「えっ、そう?」
憂「でも本当にあったかいねー。なんだか眠くなってきちゃった」
純「うん、ほんと………zZZ」
梓「寝つき良すぎだって、純…」
憂「ふふっ、でも純ちゃんじゃなくても……ふわぁ~」
梓「私も…なんだか……」
433: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:26:42.97 ID:IXZ0zYDIo
・・・・・
梓「う、う~ん……」
梓「寝ちゃったのかな……」
梓「ふあぁ~……純、憂、起きてる?」
梓「……」
梓「純? 憂?」
梓「あれ……?」
梓「……」キョロキョロ
梓「純ー! 憂ー!」
梓「いない……」
梓「うそ……」
梓「……」
梓(……どこ行ったの?)
梓「う、う~ん……」
梓「寝ちゃったのかな……」
梓「ふあぁ~……純、憂、起きてる?」
梓「……」
梓「純? 憂?」
梓「あれ……?」
梓「……」キョロキョロ
梓「純ー! 憂ー!」
梓「いない……」
梓「うそ……」
梓「……」
梓(……どこ行ったの?)
434: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:27:09.02 ID:IXZ0zYDIo
梓「……」
梓(一人ぼっち……)
梓「……」
梓「二人とも…どこ行ったの……」
梓「……」
梓(どこかで遊んでるのかな…それとも……)
梓「……」
梓(なんか…急にさびしくなって……)
ワイワイ キャーキャー
キャーキャー
梓(みんな楽しそう……)
梓「……」
梓「グスッ……純…憂…」
梓「こんな所で一人にしないでよぉ……」
梓「一緒にいてよぉ……グズッ」
純「あれ、起きてたんだ」
梓「っ!?」
憂「おはよ、梓ちゃん。ちょっと飲み物買いに純ちゃんと…」
梓「うわああああんっ!! ばかー!!」
純「な、なに? どうしたの」
梓(一人ぼっち……)
梓「……」
梓「二人とも…どこ行ったの……」
梓「……」
梓(どこかで遊んでるのかな…それとも……)
梓「……」
梓(なんか…急にさびしくなって……)
ワイワイ キャーキャー
キャーキャー
梓(みんな楽しそう……)
梓「……」
梓「グスッ……純…憂…」
梓「こんな所で一人にしないでよぉ……」
梓「一緒にいてよぉ……グズッ」
純「あれ、起きてたんだ」
梓「っ!?」
憂「おはよ、梓ちゃん。ちょっと飲み物買いに純ちゃんと…」
梓「うわああああんっ!! ばかー!!」
純「な、なに? どうしたの」
435: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:27:43.86 ID:IXZ0zYDIo
・・・・・
純「あははっ、じゃあ私と憂が梓を置いてどこか行っちゃったと思ったの?」
梓「うぅ……」
純「そして急に孤独感に襲われたと」
梓「だ、だって二人ともいなくなるから…」
純「もう、私たちが梓を置いて帰るわけないでしょ」
憂「そうだよ梓ちゃん、私たち三人一緒だよ」
梓「純…憂…」
純「それにしても、私たちがいなくなるだけで泣いちゃうだなんて…」
憂「梓ちゃんかわいいーっ!」ギュッ
梓「ち、ちがう! 泣いたんじゃないの!!」
梓「目に海水が入っただけなんだから!!」
純「はいはい、そんな典型的な嘘をつかなくちゃいけないとこまで追い詰めらてるのね」ニヤニヤ
梓「にゃーっ!! 違うんだからー!!」
純「あははっ、じゃあ私と憂が梓を置いてどこか行っちゃったと思ったの?」
梓「うぅ……」
純「そして急に孤独感に襲われたと」
梓「だ、だって二人ともいなくなるから…」
純「もう、私たちが梓を置いて帰るわけないでしょ」
憂「そうだよ梓ちゃん、私たち三人一緒だよ」
梓「純…憂…」
純「それにしても、私たちがいなくなるだけで泣いちゃうだなんて…」
憂「梓ちゃんかわいいーっ!」ギュッ
梓「ち、ちがう! 泣いたんじゃないの!!」
梓「目に海水が入っただけなんだから!!」
純「はいはい、そんな典型的な嘘をつかなくちゃいけないとこまで追い詰めらてるのね」ニヤニヤ
梓「にゃーっ!! 違うんだからー!!」
436: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:28:33.09 ID:IXZ0zYDIo
純「そろそろ時間だし、最後に泳いでおく?」
憂「賛成!」
梓「もう時間なんだ。なんか早いなー」
純「それぐらい楽しかったってことでしょ。プールもいいけど海もいいよね」
梓「うんっ」
純「よーし、最後にじゃんじゃん泳ごー!」
憂「おー!」
梓「お、おー!」
純「それっ」バシャーン
憂「冷たくて気持ちいいねー!」
梓「えいっ」バシャッ
純「あっ、やったなー梓……この!」バシャバシャ
梓「反撃!」バシャバシャ
憂「私も!!」バシャーン
梓「にゃっ!?」
純「あはははっ! 梓ずぶ濡れ!」
憂「えへへーっ」
梓「…クスッ。もう憂ったら許さないんだからねっ」
ザパーンッ!!
純「わぷっ!?」
憂「きゃっ!?」
梓「にゃっ!!」
憂「賛成!」
梓「もう時間なんだ。なんか早いなー」
純「それぐらい楽しかったってことでしょ。プールもいいけど海もいいよね」
梓「うんっ」
純「よーし、最後にじゃんじゃん泳ごー!」
憂「おー!」
梓「お、おー!」
純「それっ」バシャーン
憂「冷たくて気持ちいいねー!」
梓「えいっ」バシャッ
純「あっ、やったなー梓……この!」バシャバシャ
梓「反撃!」バシャバシャ
憂「私も!!」バシャーン
梓「にゃっ!?」
純「あはははっ! 梓ずぶ濡れ!」
憂「えへへーっ」
梓「…クスッ。もう憂ったら許さないんだからねっ」
ザパーンッ!!
純「わぷっ!?」
憂「きゃっ!?」
梓「にゃっ!!」
437: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:29:22.62 ID:IXZ0zYDIo
―――――――――――――――
―――――――――
―――――
ガタゴトン ガタンゴトン
純「あー、疲れた。もう動けない」
憂「いっぱい遊んだもんね」
梓「うん…ふあ~」
純「次寝たらほんとに置いてっちゃおうかなー」
梓「ね、眠くないけど…」
純「冗談冗談♪」
梓「もう……」
憂「でも今日はほんとに楽しかったなぁ。また来年も行こうね、純ちゃん、梓ちゃん」
梓「うん、来年も……あっ」
純「どうしたの?」
梓「来年は私たち三年だから……受験」
438: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:30:09.61 ID:IXZ0zYDIo
純「そっか、来年は三年生だから受験勉強しなくちゃね」
憂「お姉ちゃんたちも今がんばってるもんね」
梓「うん…」
梓「……」
憂「梓ちゃん?」
梓「もう今年で最後かな、夏にこうやって三人で遊んだりするの」
純「なーにしょげてんの」ガバッ
梓「にゃっ!?」
純「来年の夏は来年の夏で、三人一緒に受験勉強でもすればいいじゃん」
梓「純……」
憂「そうだよ。それに遊べるときはいつでも遊べるんだし」
純「だからそんなしょんぼりした顔しないのっ」
梓「二人とも……うんっ」
梓「今日は私、楽しかったよ。二人と遊べて」
憂「ふふっ」
梓(本当に…楽しかった)
純「あっ、じゃあ来年は海で受験勉強でもする?」
梓「いや、それはさすがに……」
##10 おわり
憂「お姉ちゃんたちも今がんばってるもんね」
梓「うん…」
梓「……」
憂「梓ちゃん?」
梓「もう今年で最後かな、夏にこうやって三人で遊んだりするの」
純「なーにしょげてんの」ガバッ
梓「にゃっ!?」
純「来年の夏は来年の夏で、三人一緒に受験勉強でもすればいいじゃん」
梓「純……」
憂「そうだよ。それに遊べるときはいつでも遊べるんだし」
純「だからそんなしょんぼりした顔しないのっ」
梓「二人とも……うんっ」
梓「今日は私、楽しかったよ。二人と遊べて」
憂「ふふっ」
梓(本当に…楽しかった)
純「あっ、じゃあ来年は海で受験勉強でもする?」
梓「いや、それはさすがに……」
##10 おわり
439: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:30:36.09 ID:IXZ0zYDIo
##バレンタイン
――1年2組
憂「はい梓ちゃん、バレンタインのチョコレート」
梓「えっ」ドキッ
憂「昨日作ったの。よかったら食べて」
梓「わ、わわ私に!? 憂から!?」
憂「うん、そうだよ?」
梓「あ、ありがとう…」ドキドキ
梓(誰かにチョコもらうなんて初めて……)
梓「あっ」
憂「なに?」
梓「お、お返し! 私もチョコ!!」
憂「別に気にしなくていいよ、梓ちゃん」
憂「あっ、純ちゃーん!」
――1年2組
憂「はい梓ちゃん、バレンタインのチョコレート」
梓「えっ」ドキッ
憂「昨日作ったの。よかったら食べて」
梓「わ、わわ私に!? 憂から!?」
憂「うん、そうだよ?」
梓「あ、ありがとう…」ドキドキ
梓(誰かにチョコもらうなんて初めて……)
梓「あっ」
憂「なに?」
梓「お、お返し! 私もチョコ!!」
憂「別に気にしなくていいよ、梓ちゃん」
憂「あっ、純ちゃーん!」
440: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:31:06.50 ID:IXZ0zYDIo
純「なに? 憂」
憂「はいこれ、バレンタイン」
純「わぁ、ありがと! あっ、じゃあ私からも……」
純「はいこれ。昨日買ったんだけど、けっこう美味しいお店のところのやつなの」
憂「ありがとう、純ちゃん!」
梓「……」
純「どうしたの梓? 梓も食べる?」
梓「いや、その…女の子同士で普通にチョコ交換するんだ」
純「うん、友チョコだよ友チョコ」
梓「へぇ…」
梓(私も持ってくればよかったかな…)
憂「はいこれ、バレンタイン」
純「わぁ、ありがと! あっ、じゃあ私からも……」
純「はいこれ。昨日買ったんだけど、けっこう美味しいお店のところのやつなの」
憂「ありがとう、純ちゃん!」
梓「……」
純「どうしたの梓? 梓も食べる?」
梓「いや、その…女の子同士で普通にチョコ交換するんだ」
純「うん、友チョコだよ友チョコ」
梓「へぇ…」
梓(私も持ってくればよかったかな…)
441: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:31:32.86 ID:IXZ0zYDIo
ほうかご!
唯「あーずにゃんっ! はいこれ」
梓「え?」
唯「バレンタインのチョコだよ」
梓「唯先輩から!?」
唯「私が作ったんだよ、えっへん」
梓「……ってこれ、憂のやつと同じじゃないですか」
梓「憂が作ったやつですよね?」
唯「えへへ、ばれちゃったか」
紬「私も今日はみんなにチョコ持ってきたの。はい、どうぞ」
唯「おぉっ!? おいしそうだねムギちゃん! 」
唯「これは間違いなくおいしいものだよ!」
澪「興奮しすぎだ…」
律「たっかいんだろうなー、これ。ありがたやありがたや」
紬「言うほど高級でもないわよ? ××××円くらいかしら」
律「ぶふっ!?」
澪「ムギ……十分高いって」
紬「そう?」
唯「あーずにゃんっ! はいこれ」
梓「え?」
唯「バレンタインのチョコだよ」
梓「唯先輩から!?」
唯「私が作ったんだよ、えっへん」
梓「……ってこれ、憂のやつと同じじゃないですか」
梓「憂が作ったやつですよね?」
唯「えへへ、ばれちゃったか」
紬「私も今日はみんなにチョコ持ってきたの。はい、どうぞ」
唯「おぉっ!? おいしそうだねムギちゃん! 」
唯「これは間違いなくおいしいものだよ!」
澪「興奮しすぎだ…」
律「たっかいんだろうなー、これ。ありがたやありがたや」
紬「言うほど高級でもないわよ? ××××円くらいかしら」
律「ぶふっ!?」
澪「ムギ……十分高いって」
紬「そう?」
442: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:32:20.55 ID:IXZ0zYDIo
律「値段聞いた後だと…なんか食べるのがもったいなくなるな」
唯「おいし~」モグモグ
梓「唯先輩、よくそんな食べれますね」
唯「え~? だっておいしいんだもん。食べなきゃもったいないよー」
律「まぁ…唯の言うことも正しいな」
紬「いっぱいあるから遠慮しないでいいのよ」
澪「おいしい…」モグモグ
唯「おかわり!」
律「こっちも!」
澪「って早っ!?」
梓「……あっ、そうだ」
梓「ムギ先輩、私ももう少しもらってもいいですか?」
紬「えぇ、いいわよ梓ちゃん」
梓「それと…もう一つ頼みが」
紬「?」
唯「おいし~」モグモグ
梓「唯先輩、よくそんな食べれますね」
唯「え~? だっておいしいんだもん。食べなきゃもったいないよー」
律「まぁ…唯の言うことも正しいな」
紬「いっぱいあるから遠慮しないでいいのよ」
澪「おいしい…」モグモグ
唯「おかわり!」
律「こっちも!」
澪「って早っ!?」
梓「……あっ、そうだ」
梓「ムギ先輩、私ももう少しもらってもいいですか?」
紬「えぇ、いいわよ梓ちゃん」
梓「それと…もう一つ頼みが」
紬「?」
443: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:33:09.13 ID:IXZ0zYDIo
・・・・・
唯「ふぅ、部活おわったー」
梓「唯先輩」
唯「どうしたの? あずにゃん」
梓「今日唯先輩の家に行ってもいいですか?」
唯「私の家?」
梓「はい、憂にこれを渡したくて」
唯「憂に?」
梓「さっきムギ先輩からもらたチョコなんですけど…」
唯「あれ、でもさっきのとちょっと形違うね」
紬「プレゼント用にラッピングしたの。梓ちゃんがどうしても友達にあげたいって言うから」
唯「あ、なるほど!」
梓「私だけもらってばかりじゃあれですし…こんなおいしいチョコなら憂にも食べて欲しいと思って」
梓「ムギ先輩からのもらい物を渡す形になっちゃいましたが…」
紬「そんなことないわ。梓ちゃんの気持ち、憂ちゃんもきっと喜ぶと思う」
唯「そうだよ~、あずにゃんえらいっ!」ナデナデ
梓「まぁ…唯先輩は憂の分も考えてなかったみたいですし、私があげないと……」モジモジ
唯「あうっ!? す、すいません…」
紬「うふふっ」
梓(あっ、純にはどうやって渡そう…)
唯「ふぅ、部活おわったー」
梓「唯先輩」
唯「どうしたの? あずにゃん」
梓「今日唯先輩の家に行ってもいいですか?」
唯「私の家?」
梓「はい、憂にこれを渡したくて」
唯「憂に?」
梓「さっきムギ先輩からもらたチョコなんですけど…」
唯「あれ、でもさっきのとちょっと形違うね」
紬「プレゼント用にラッピングしたの。梓ちゃんがどうしても友達にあげたいって言うから」
唯「あ、なるほど!」
梓「私だけもらってばかりじゃあれですし…こんなおいしいチョコなら憂にも食べて欲しいと思って」
梓「ムギ先輩からのもらい物を渡す形になっちゃいましたが…」
紬「そんなことないわ。梓ちゃんの気持ち、憂ちゃんもきっと喜ぶと思う」
唯「そうだよ~、あずにゃんえらいっ!」ナデナデ
梓「まぁ…唯先輩は憂の分も考えてなかったみたいですし、私があげないと……」モジモジ
唯「あうっ!? す、すいません…」
紬「うふふっ」
梓(あっ、純にはどうやって渡そう…)
444: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:33:53.29 ID:IXZ0zYDIo
・・・・・
純「ようやく部活終わった…」
同級生「寒いねー」
純「早く帰ろ。下駄箱下駄箱…」
同級生「ねぇ純、今日チョコもらった?」
純「うん、友達から」
同級生「友チョコじゃなくて、本命だよ」
純「本命? だってここ女子高だよ? 本命なんて……」
同級生「ふっふっふ、それがいるんだよねー、本命を渡す人たち」
純「うそ!?」
同級生「噂では一組の○○さん。あと三組の××さんと△△は両思いなんだって」
同級生「それにジャズ研のセンパイにもいるらしいって聞いた」
純「ほんとに? あくまで噂レベルの話でしょ?」
同級生「でも分かんないよー、こういう話は。純ももらったりしてね」
純「あははっ、ないな…………ん?」
純「ようやく部活終わった…」
同級生「寒いねー」
純「早く帰ろ。下駄箱下駄箱…」
同級生「ねぇ純、今日チョコもらった?」
純「うん、友達から」
同級生「友チョコじゃなくて、本命だよ」
純「本命? だってここ女子高だよ? 本命なんて……」
同級生「ふっふっふ、それがいるんだよねー、本命を渡す人たち」
純「うそ!?」
同級生「噂では一組の○○さん。あと三組の××さんと△△は両思いなんだって」
同級生「それにジャズ研のセンパイにもいるらしいって聞いた」
純「ほんとに? あくまで噂レベルの話でしょ?」
同級生「でも分かんないよー、こういう話は。純ももらったりしてね」
純「あははっ、ないな…………ん?」
445: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:34:19.65 ID:IXZ0zYDIo
同級生「もらえるんだったら私は部長にもらいたいかなー。あっ、センパイにも…」
純「……」
同級生「ねぇ、純は誰にもらいたい?」
純「……」
同級生「純?」
純「……」
同級生「どうしたのさっきから、下駄箱の中じーっと見て」
純「……入ってた」
同級生「え?」
純「これ……」
同級生「……そ、それって」ゴクリ
純「……チョコ」
同級生「えぇっ!?」
純「……」
同級生「ねぇ、純は誰にもらいたい?」
純「……」
同級生「純?」
純「……」
同級生「どうしたのさっきから、下駄箱の中じーっと見て」
純「……入ってた」
同級生「え?」
純「これ……」
同級生「……そ、それって」ゴクリ
純「……チョコ」
同級生「えぇっ!?」
446: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:34:47.27 ID:IXZ0zYDIo
純「な、なんかの間違いだよね!?」
同級生「で、でもちゃんと〝純へ〟って書いてあるよ!!」
純「と、友チョコだよきっと……」
同級生「下駄箱の中にわざわざ友チョコ入れると思ってるの?」
純「うっ……」
同級生「これは間違いなく…」
純「……」
同級生「……本命」
純「え…えぇーーっ!? ど、どどどどうしよう!?」
同級生「純、とりあえず落ち着いて」
純「わ、私は同性には…で、でも……あーどうしよう!!」ジタバタ
同級生「落ち着いてって! 差出人は?」
純「えっと……書いてない」
同級生「で、でもちゃんと〝純へ〟って書いてあるよ!!」
純「と、友チョコだよきっと……」
同級生「下駄箱の中にわざわざ友チョコ入れると思ってるの?」
純「うっ……」
同級生「これは間違いなく…」
純「……」
同級生「……本命」
純「え…えぇーーっ!? ど、どどどどうしよう!?」
同級生「純、とりあえず落ち着いて」
純「わ、私は同性には…で、でも……あーどうしよう!!」ジタバタ
同級生「落ち着いてって! 差出人は?」
純「えっと……書いてない」
447: 名無しさん 2011/02/14(月) 05:35:29.80 ID:IXZ0zYDIo
純「そうだ、イタズラ! これはきっとイタズラに違いない!!」
同級生「イタズラ?」
純「だって差出人の名前書いてないんだもん、そうとしか考えられないじゃない」
同級生「でも恥ずかしがって書けなかったという可能性も…」
純「そ、それは…」
同級生「純…現実を受け止めて。あなたは間違いなく誰かに惚れられている!!」
純「!?」ズッキューン!!
同級生「そうじゃなかったら、こんな高そうなチョコまで用意しないはず」
純「わ、私が…?」
同級生「頑張って、青春は一度きりだよ」
純「わ、わわわわ!! どうしよー!!!」
・・・・・
梓(あっ、純のチョコに私の名前書き忘れてた…)
梓(まぁいっか)
次の日、梓から話を聞いた純は安心したようながっかりしったような
複雑な心境だったという。
##バレンタイン おわり
同級生「イタズラ?」
純「だって差出人の名前書いてないんだもん、そうとしか考えられないじゃない」
同級生「でも恥ずかしがって書けなかったという可能性も…」
純「そ、それは…」
同級生「純…現実を受け止めて。あなたは間違いなく誰かに惚れられている!!」
純「!?」ズッキューン!!
同級生「そうじゃなかったら、こんな高そうなチョコまで用意しないはず」
純「わ、私が…?」
同級生「頑張って、青春は一度きりだよ」
純「わ、わわわわ!! どうしよー!!!」
・・・・・
梓(あっ、純のチョコに私の名前書き忘れてた…)
梓(まぁいっか)
次の日、梓から話を聞いた純は安心したようながっかりしったような
複雑な心境だったという。
##バレンタイン おわり
455: 名無しさん 2011/02/19(土) 18:36:07.41 ID:V0kNhfVVo
#恒例のE
純「そういえばうちの学校って文化祭はあるけどさ」
梓「うん」
純「体育祭はないの?」
律「そこに気づくとは、さすが佐々木さんだ」
梓「あっ、律先輩。私服はパンツルック派の律先輩こんにちは」
律「ところで体育祭の件だけど…」
純「おかしいですよね、普通の学校なら毎年の恒例行事なのに! 何でなんですか律先輩」
律「佐々木さんはそんなに体育祭をやりたいのか?」
純「鈴木です。〝木〟しかあってませんよ」
律「私も体育祭やりたーい!!」
梓「私はやりたくないです」
律「ノリが悪いぞ中野ー!!」
純「ところでなんでうちの学校は……」
律「マラソンなんてクソ食らえ!! マラソンやるなら体育祭やれー!!」
梓「それは同感です」
純「あの、だからなんでうちの学校は体育祭をやらないんですか」
律「それは知りません」
純「あ、そうですか」
おわり
純「そういえばうちの学校って文化祭はあるけどさ」
梓「うん」
純「体育祭はないの?」
律「そこに気づくとは、さすが佐々木さんだ」
梓「あっ、律先輩。私服はパンツルック派の律先輩こんにちは」
律「ところで体育祭の件だけど…」
純「おかしいですよね、普通の学校なら毎年の恒例行事なのに! 何でなんですか律先輩」
律「佐々木さんはそんなに体育祭をやりたいのか?」
純「鈴木です。〝木〟しかあってませんよ」
律「私も体育祭やりたーい!!」
梓「私はやりたくないです」
律「ノリが悪いぞ中野ー!!」
純「ところでなんでうちの学校は……」
律「マラソンなんてクソ食らえ!! マラソンやるなら体育祭やれー!!」
梓「それは同感です」
純「あの、だからなんでうちの学校は体育祭をやらないんですか」
律「それは知りません」
純「あ、そうですか」
おわり
456: 名無しさん 2011/02/19(土) 18:37:03.20 ID:V0kNhfVVo
#Fの侵食
純「な、何このポスター!?」
後輩b「澪先輩のファンクラブ入会特典として等身大ポスターをもらってきました」
後輩a「なので部室に張っておきました」
純「最高! って、そうじゃないでしょ……流石にこれはまずいって」
先輩C「何だこのポスターは!? はがせ!! ジャズ研の風紀が乱れる!!」
先輩A「それくらいいいじゃないのミオ」
先輩C「ミ、ミオ? 何だその語尾…」
先輩B「お前も澪ちゃんファンクラブに入るミオ」
純「セ、センパイたちがファンクラブに洗脳されてるミオ!?」
先輩C「お前も洗脳されてるぞ!?」
先輩A「さぁ、入るミオ」
先輩B「お前もこっちにくるミオ」
先輩C「や、やめろ…私はそんな趣味は……いやぁぁあああああ!!」
:
:
:
先輩C「という夢を見たのでジャズ研ではあのファンクラブに入ることを禁止する」
後輩b「そんなー!!」
純「ファンクラブぐらい入らせてあげればいいじゃないですか」
先輩C「ダメだ! どうしても入りたいなら私のファンクラブでも作ってそこに入れ!!」
純「無理です」
おわり
純「な、何このポスター!?」
後輩b「澪先輩のファンクラブ入会特典として等身大ポスターをもらってきました」
後輩a「なので部室に張っておきました」
純「最高! って、そうじゃないでしょ……流石にこれはまずいって」
先輩C「何だこのポスターは!? はがせ!! ジャズ研の風紀が乱れる!!」
先輩A「それくらいいいじゃないのミオ」
先輩C「ミ、ミオ? 何だその語尾…」
先輩B「お前も澪ちゃんファンクラブに入るミオ」
純「セ、センパイたちがファンクラブに洗脳されてるミオ!?」
先輩C「お前も洗脳されてるぞ!?」
先輩A「さぁ、入るミオ」
先輩B「お前もこっちにくるミオ」
先輩C「や、やめろ…私はそんな趣味は……いやぁぁあああああ!!」
:
:
:
先輩C「という夢を見たのでジャズ研ではあのファンクラブに入ることを禁止する」
後輩b「そんなー!!」
純「ファンクラブぐらい入らせてあげればいいじゃないですか」
先輩C「ダメだ! どうしても入りたいなら私のファンクラブでも作ってそこに入れ!!」
純「無理です」
おわり
457: 名無しさん 2011/02/19(土) 18:38:59.29 ID:V0kNhfVVo
#Gで遊ぼう
純「部長ってゲームするんですか?」
先輩B「するよ~、DS大好き」
先輩C「私もWiiを買った」
純「センパイもゲームやるんですか? なんか以外…」
先輩C「妹が欲しいって言うから…ほら、今日はそのwiiを持ってきたぞ」ゴトッ
先輩B「……」
純「……なんですかそれ」
先輩C「なにって、wiiだろ?」
先輩B「それはwiiじゃなくてエキサイトピンポン」
先輩C「wiiじゃないのか!?」
先輩B「あはは~馬鹿だね~、間違えてエキサイトピンポンなんて買ってるよ~」
純「あはは……(エキサイトピンポンってなに……)」
先輩C「いいや、これはwiiだ! 私がwiiって言えばwiiなんだ!!」
先輩B「そんな無茶苦茶な……」
先輩C「いいからWiiで遊ぶぞ、Wiiで」
数十分後
純(なにこれ楽しい…)
先輩B(意外と面白い…)
先輩C(さすがWii…)
先輩B(だからエキサイトピンポンだって)
先輩C(いや、もうWiiでいいだろうこれ)
純(そうですね、Wiiでいいですよもう)
先輩B(そっかじゃあこれWiiでいいや)
おわり
純「部長ってゲームするんですか?」
先輩B「するよ~、DS大好き」
先輩C「私もWiiを買った」
純「センパイもゲームやるんですか? なんか以外…」
先輩C「妹が欲しいって言うから…ほら、今日はそのwiiを持ってきたぞ」ゴトッ
先輩B「……」
純「……なんですかそれ」
先輩C「なにって、wiiだろ?」
先輩B「それはwiiじゃなくてエキサイトピンポン」
先輩C「wiiじゃないのか!?」
先輩B「あはは~馬鹿だね~、間違えてエキサイトピンポンなんて買ってるよ~」
純「あはは……(エキサイトピンポンってなに……)」
先輩C「いいや、これはwiiだ! 私がwiiって言えばwiiなんだ!!」
先輩B「そんな無茶苦茶な……」
先輩C「いいからWiiで遊ぶぞ、Wiiで」
数十分後
純(なにこれ楽しい…)
先輩B(意外と面白い…)
先輩C(さすがWii…)
先輩B(だからエキサイトピンポンだって)
先輩C(いや、もうWiiでいいだろうこれ)
純(そうですね、Wiiでいいですよもう)
先輩B(そっかじゃあこれWiiでいいや)
おわり
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