1: 名無しさん 20/05/28(木)19:29:13 ID:QtD
貴族令嬢「中瓶、あと皿盛りチャーシューとネギメンマ」

貴族令嬢「ひさびさにフルで働くとちょっと疲れますわねぇ…」

店員「へいビール、御注ぎします。お客さんお疲れさまです!」トクトク 

貴族令嬢「あ、どーもどーも」クイッゴッゴッ

貴族令嬢「あー、染みますわね!!」

引用元: ・貴族令嬢「豚骨ラーメン…?なんですのこの豚臭い店は!?」

2: 名無しさん 20/05/28(木)19:30:16 ID:QtD

5: 名無しさん 20/05/28(木)19:33:55 ID:QtD
店員「はい皿盛りチャーシューとネギメンマ!」トン

貴族令嬢「ラーメン屋、それも街中華ではない博多とんこつの店で呑む…こういう呑み方を覚えたあたり、わたくしも大人になりましたわね…」

貴族令嬢「ここのチャーシューはモモを使った歯ごたえ重視…噛み締めると赤身の旨味が感じられますわ…」

貴族令嬢「そしてアサヒスゥッパァドラァィ…!」グビグビ

6: 名無しさん 20/05/28(木)19:38:39 ID:QtD
貴族令嬢「非常事態宣言もやっと解除…そろそろ仕事も増えてきましたわ」

貴族令嬢「家飲みでしのぐ日々もこれで終わりになるかしら…檸檬堂がなかなか美味しいのでそれはそれで助かりましたけれど」

貴族令嬢「やはり店で飲む瓶は一味違って感じますわ…」グビグビ

貴族令嬢「メンマにラー油と絡めたネギの千切りを乗せたネギメンマ…芳醇な香りに酒が進んで当然…!」グビグビモグモグ

8: 名無しさん 20/05/28(木)19:41:09 ID:QtD
貴族令嬢「ビールを飲み干してネギメンマとチャーシューを少し残してから…」

貴族令嬢「すいません、とんこつラーメン麺固めおひとつお願いしますわ」

貴族令嬢「締めに移りますわよ…」

店員「へいお待ち」

貴族令嬢「初手はコショウとおろしニンニクでいただく…!」ズルズル

9: 名無しさん 20/05/28(木)19:43:51 ID:QtD
貴族令嬢「これで麺を食べた後に…」

貴族令嬢「替え玉、固めで」

店員「へい替え玉固め!」ドンッ

貴族令嬢「替え玉投入、さらに残しておいたチャーシューとネギメンマを融合…」

貴族令嬢「現れよ我が切り札…とんこつネギメンマチャーシューメンを場に召還!!」

10: 名無しさん 20/05/28(木)19:46:39 ID:QtD
貴族令嬢「ウッメウッメ」ガツガツズルズル

貴族令嬢「通常のラーメンにチャーシュー倍増とネギメンマがプラス…もはや覇王の風格…!!」

貴族令嬢「あーうまかった…」カラン

貴族令嬢「さてあとは家に帰って…」

貴族令嬢「帰って…」

貴族令嬢「かえ」

貴族令嬢「…店員さん、小ライス一つ」

11: 名無しさん 20/05/28(木)19:48:40 ID:QtD
貴族令嬢「やっぱスープにご飯入れないととんこつラーメンへの礼儀を果たせませんわよね!」ガツガツ

貴族令嬢「あーこんどこそフィニッシュ…」

トゥルルルルルル

貴族令嬢「はい、はい、あ、明日の現場ですか? 大宮? 朝九時? はいはい入れます入れますではお願いしますチィース」

貴族令嬢「ふぅ…明日も頑張りますわよ!」


 終わり

13: 名無しさん 20/05/28(木)19:53:51 ID:QtD
貴族令嬢「塩分と脂質は貴族の嗜みなので実質ゼロカロリーですわ」