2: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:11:54.40 ID:DLrnSX8X0
~あらすじ~
仕事ばかりで自分に構ってくれないPに対し、幸子は1日1回構うことを決意する
これは、1人のカワイイ美少女輿水幸子と、彼女の所属する事務所の愉快な面々が織りなす壮大な物語....


引用元: ・【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason

no title
15: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:22:26.99 ID:1yq03CYd0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(お久しぶりです!)」

幸子「(全人類のカワイイアイドル輿水幸子です!)」フフーン

幸子「(少し間が空いてしまいましたが)」

幸子「(またPさんに構ってあげますよ!)」

幸子「(待っていてくださいねPさん!)」バーン

何をする? >>16

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 21:23:12.04 ID:AMUukcaHo
Pのプライベートな過去を探ってみる

18: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:41:10.23 ID:1yq03CYd0
幸子「(次スレに突入したことですし....)」

幸子「(ここは1つ)」

幸子「(Pさんと親睦を深めることにしましょう!)」

幸子「....」

幸子「(親睦)」

幸子「(深めるといっても、ボクとPさんの親愛度なんてとっくに天元突破してるんですけどどうしましょうか)」

幸子「....」

19: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:41:43.81 ID:1yq03CYd0
幸子「(そういえば、Pさんの昔の話って全然知りませんね....)」

幸子「(....ということは!)」

幸子「(まだまだボクとPさんの親愛度には伸びしろがある!?)」

幸子「(決まりです)」

20: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:42:25.65 ID:1yq03CYd0
幸子「P~さんっ!」

P「幸子!?お前、前スレで埋め立てられたんじゃ!?」

幸子「あんなものはボクには通用しません!」

P「さすがトップアイドル」

P「次期シンデレラガール最有力候補」

P「カワイイ」

P「外ハネ食わせろ」

幸子「ありがとうございます!」

21: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:42:57.57 ID:1yq03CYd0
P「それで?」

幸子「ええ」

幸子「ボクとPさんの親愛度って既に天元突破してるじゃないですか」

P「してたっけ....」

幸子「しかしボクはですね」

幸子「それをさらに深めるための手段を思いついたんです!」

P「ほうほう」

幸子「それは....」

22: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:43:58.82 ID:1yq03CYd0
幸子「相手の過去のことを知る!」

P「....」

P「それが策なのか?」

幸子「はい」

幸子「ボクとPさんって」

幸子「スカウト直前から今に至るまでは大体お互いのことを知ってるじゃないですか」

P「まあそうだな」

幸子「でも、それ以前のことってあまり知りませんよね?」

P「それ以降と比べるとさすがになぁ」

P「一応俺は、お前をスカウトする前に事前情報には目を通しているが」

P「それでも出会った後ほど詳しくはないな」

幸子「そうでしょうそうでしょう!」

23: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:44:24.55 ID:1yq03CYd0
幸子「だからお互い、過去のパーソナルな情報をさらけ出し合うことで」

幸子「親愛度天元突破の先....」

幸子「グレンラガンへ行きましょう!」

P「いや先ってそっちの方かーい」

幸子「ですが、ただ漠然とさらけ出し合うのも面白くありませんし」

幸子「何よりテーマがふわふわとしていて話しづらい!」

P「まあな」

幸子「そこでボク、作ってきました!」

P「?」

24: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:45:07.11 ID:1yq03CYd0
幸子「こちらです!」ババーン

P「これは....トランプ?」

幸子「これは、過去エピトランプです」

P「過去エピトランプ?」

幸子「このトランプには数字やマークではなく」

幸子「過去に関する質問が書かれています」

幸子「全部で50枚ありますが、同じ質問が2枚ずつあるので」

幸子「カードは25種類です」

P「....なるほど、考えたな」

25: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:46:13.14 ID:1yq03CYd0
P「それで神経衰弱をするわけか」ニヤリ

幸子「その通り!」

幸子「通常の神経衰弱とは違い、揃えた場合は相手がその質問に答えなければいけません!」

P「突発的な思いつきにしてはなかなか凝ったゲームじゃないか」

P「面白い、受けてたとう」

幸子「Pさんの過去、全てさらけ出させてあげますよ!」

P「どうかな、お前のケツの穴までしゃぶりつくしてやる」ベロンベロン

26: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:47:02.21 ID:1yq03CYd0
P「そういえばこの質問って全部お前が考えたのか?」

幸子「いえ、この質問は全て」

幸子「LiPPSの皆さんに任せています」

幸子「なのでボクも内容は一切知りません!」

P「えぇ....」

P「よりによって一番任せちゃいけない連中に....」

幸子「関係ありませんね」フフン

幸子「ボクが全部揃えればいいだけですから」

P「すぐに泣きを見ることになるというのに」ニタァ

第一の質問 >>27
(安価のコンマが偶数なら幸子が、奇数ならPが答えます)

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 21:48:30.67 ID:sWNHN60fo
小学校の頃の武勇伝

29: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 21:52:40.77 ID:1yq03CYd0
幸子「ではボクから....」ペラ

幸子「....」ペラ

幸子「フフーン....」ニッコリ

P「なん、だと....」

幸子「トップアイドルの運を舐めないでください!」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『小学校の頃の武勇伝は?』

P「ぐぬぬ....」

幸子「さぁ!早く答えてください!」

幸子「Pさんが常に膝小僧を出していたあの頃の武勇伝を!」

P「そうだなぁ....」

Pの小学校の頃の武勇伝 >>30

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 21:54:25.26 ID:c6HxUW3Co
ヒステリー教師を辞めさせた

32: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:12:59.24 ID:1yq03CYd0
P「小3の頃だったか」

P「俺はその時、級長やっててな」

幸子「へぇ~」

P「んで、当時の担任が結構酷かったんだよ」

幸子「まあ学校の先生は当たりはずれが激しいですからねぇ」

P「40代半ばのおばさん先生だったんだが」

P「気に入らないことがあるとすぐに絶叫、体罰、最後は教室を出ていって職員室に籠る」

幸子「そういうタイプですか....」

34: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:13:39.59 ID:1yq03CYd0
P「小3の子供なんてさ、大人が完璧に御せるわけないだろ?」

P「それも含めて小学校の先生のはずなんだが」

P「少なくとも、その先生はそうじゃなかったな」

幸子「困った先生です」

P「俺も、そして他のクラスメートもうんざりしていた」

P「だから2学期が始まったころ、みんなで話し合って決めたんだ」

P「あいつを辞めさせようって」

幸子「え」

35: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:14:06.93 ID:1yq03CYd0
幸子「や、辞めさせるって....」

幸子「それはあんまりじゃ....」

P「....」

P「どうしたと思う?」

幸子「....」

幸子「先生の酷いところを他の先生たちに相談した、とか?」

P「そんなことじゃまずやめないだろうな」

P「ああいうやつじゃ自分が絶対に正しいと思いこんでる」

P「そして学校側から辞めさせられるほどでもない」

幸子「....」

36: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:14:50.20 ID:1yq03CYd0
P「わからないか?」

幸子「はい....」

P「まあ難しいか」

P「正解はな」

P「毎日クラスメートの誰かが、その先生の家の近くで張り込んで」

P「奴の息子の写真を撮るんだ」

幸子「?」

幸子「なぜそんなことを....?」

37: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:15:43.58 ID:1yq03CYd0
P「毎日、毎日、欠かさず子供の写真を撮って」

P「次の日の朝、教卓の上に置いておく」

P「ポラロイドカメラだったからすぐに写真が出来るんだ」

幸子「....」

P「クラスメートは30人以上いたからな」

P「それぞれに何かしらの予定があっても」

P「持ち回りなら、誰か1人くらい先生の家に行く余裕はあった」

P「先生の家は学区外ではあったけど、同じ市内だったしな」

幸子「....」

38: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:17:00.93 ID:1yq03CYd0
幸子「それで、どうなったんですか....?」

P「当然最初の方はブチギレてたよ、いつものように」

P「俺たちはそれまでと全く変わらず、黙って奴に従ってた」

P「でも毎日子供の写真を撮って、教卓の上に置くのは」

P「絶対にやめなかった」

P「先生もキレ散らかしながらクラス全員を問い詰めてたが」

P「クラス全員がもれなく協力者だから」

P「口裏なんて簡単に合わせられる」

39: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:18:21.94 ID:1yq03CYd0
P「徐々に先生も、事の重大さに気付いてきたんだろう」

P「しばらくすると、以前のようにヒステリックに叫びながら怒ることはなくなった」

P「でも俺たちは絶対にやめなかった」

P「その後奴は、学校の上の方にこのことを訴えたらしい」

P「でも」

P「子供のすることだと、まったく取り合わなかったみたいだ」

P「あの先生自体が他の教師から疎まれていたってのもあったかもしれないな」

41: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:20:28.89 ID:1yq03CYd0
P「最後は警察に駆け込んだらしい」

P「でもそんなことで、当時の警察が本格的な捜査をするはずもない」

P「ストーカー規制法のない時代じゃ尚更だ」

幸子「....」

幸子「....どうなったんですか、その先生は」

P「何度も謝りながら辞めていったよ」

P「2学期が終わる少し前に」

幸子「....」

42: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:21:24.20 ID:1yq03CYd0
P「あの先生に限らず、ああいうタイプの先生ってのは」

P「自分よりも小さく弱い子供相手なら、多少の理不尽はまかり通るって」

P「理解した上でやってるんだ」

P「その子供達に追い詰められて」

P「最後は『子供だから』と取り合ってもらえず」

P「辞めていった」

P「当時はこんな言葉知らなかったが、今考えると」

P「皮肉だな」

幸子「....す、すごいですね」

P「....まあ、あんまりいい思い出じゃないな」

幸子「....」

第二の質問 >>43

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 22:21:46.21 ID:gWhiCUJs0
異性と風呂に入った経験は?

44: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:30:14.31 ID:1yq03CYd0
~数巡後~

P「なかなか揃わないな」

幸子「神経衰弱の序盤戦なんてこんなものですよ」

P「いきなり揃えてたくせに」

幸子「あれはボクだけの成せる」ペラ

幸子「技ですよ!」ペラ

P「あ゛っ!?」

幸子「おっと、連続ですみません」

P「くっそ~」

幸子「クエスチョンカード発動!」

『異性と風呂に入った経験は?』

P「ぐっ....」

幸子「先に行っておきますが、母親や親戚はNGですよ」

P「....」

Pは異性と風呂に入った経験がある?ない? >>45

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 22:30:54.09 ID:g50pFT6Mo
ある

46: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:38:20.44 ID:1yq03CYd0
P「....」

P「....ある」

幸子「」

まゆ「」

ゆかり「」

美嘉「」

智絵理「」

雫「」

美優「」

夕美「」

留美「」

菜々「」

アナスタシア「」

心「」

美穂「」

文香「」

茄子「」

響子「」

美波「」

友紀「」


50: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:41:12.32 ID:1yq03CYd0
P「なんだか一瞬、やたらとたくさんの視線を感じたような....」

幸子「そそそそそそそそそそ」

P「傷ついたCDみたいになってるぞ」

幸子「そっ、それはお母さまの話ですよね!?」

P「自分でそれは抜けって言っただろ....」

幸子「じゃあ何歳の頃ですか!」

P「ええっと....」

何歳の頃? >>49

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 22:41:32.56 ID:OafEG4HDo
中学校のとき

54: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:41:58.32 ID:1yq03CYd0
ずれましたが>>51を採用します

55: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:43:23.67 ID:1yq03CYd0
幸子「どうせ!幼稚園とか小学生の時の話でしょう!」

幸子「低学年の時に近所の女の子と遊んでいて汚れたからとかでしょう!」

P「....中学3年、卒業式の後だった」

幸子「」ブクブク

一同「」ブクブク

59: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:55:39.01 ID:1yq03CYd0
P「その頃、彼女がいたんだ」

P「小中って一緒で、家も割と近くて」

P「特別美人、ってわけじゃなかったかもしれないけど」

P「いい子だった」

P「卒業式の後、2人で歩きながら」

P「もう一緒に帰るのも最後かもね、とか言って」

P「違う高校って言っても、隣の市だし」

P「お互い自宅からの通学だったから」

P「別に今生の別れってわけでもなかったんだ」

P「でもなんだか無性に寂しくなっちゃってさ」

60: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:56:05.96 ID:1yq03CYd0
P「家が近づいてくるにつれて、お互いの歩みは遅くなっていって」

P「そしたら彼女が、家に誘ってきた」

P「寂しいのは俺だけじゃなかったみたいでな」

P「着いて行ったら、たまたま家の人は今日遅いって言うから」

P「そのまま2人で

幸子「ストップ!!!!やめ!終わり!このスレは完結!」

【完】

61: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 22:56:33.84 ID:1yq03CYd0
P「懐かしいなぁ」

P「今でもたまに思いだすんだ」

P「あいつの名前は

幸子「本当にストーーーーーーーップ!!!!!」

幸子「これ以上は危険です!生命の危機です!」

P「はぁ?」

P「なんで俺の過去を話したら生命の危機に瀕するんだよ」

幸子「Pさんじゃなくて元カノさんです!!!!」

P「?????」

幸子「次行きますよ次!!!」

第三の質問 >>62

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 22:56:55.70 ID:gWhiCUJs0
運動会で活躍したこと

67: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:02:11.71 ID:1yq03CYd0
~数巡後~

P「....」ペラ

P「....」ペラ

P「やっと当たった!」

幸子「さあどうぞ!」

P「クエスチョンカード発動!」

『運動会で活躍したことは?』

幸子「....」

幸子「そんなのでいいんですか?」

P「俺が選んだんじゃねーよ!」

幸子が運動会で活躍した競技は? >>68

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 23:02:53.72 ID:DsG0LsA3o
借り物競走

70: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:05:25.83 ID:1yq03CYd0
幸子「運動会....」

幸子「ボクレベルになると、当日不参加でも大活躍ですが」

P「どうなってんだよお前の学校は」

幸子「一番の活躍といえば、借り物競争ですかねぇ」

P「借り物競争か、今時まだやってるんだな」

借り物競争で幸子の引いたお題 >>71

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/11(木) 23:06:14.52 ID:0OrqZj300
100kgのバーベル

72: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:11:29.35 ID:1yq03CYd0
幸子「ボクが引いたお題は100kgのバーベルだったんです」

P「どうなってんだよお前の学校は(リターンズ)」

幸子「さすがのボクも困りましたよ」

幸子「小学校に100kgのバーベルなんてありませんから」

P「だろうなぁ」

幸子「仮にあったところで、ボクじゃどうやっても持てませんし」

P「借りる以前の問題だし、借り物競争の趣旨がぶっ壊れるよな」

幸子「困ったボクは、呆然と立ち尽くしていました」

73: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:11:59.55 ID:1yq03CYd0
幸子「すると、突然地面が揺れ出したんです」

P「!?」

幸子「始めは地震かと思いました」

幸子「しかし、それにしては揺れが長く、そして不規則でした」

幸子「しばらくして揺れは治まりました」

幸子「そしてボクの目の前には」

幸子「100kgのバーベルを抱えた筋骨隆々の男たちが大挙していたんです」

P「!!?!??!?!?!????」

74: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:19:28.26 ID:1yq03CYd0
幸子「筋骨隆々の男たち曰く」

幸子「『ジムでトレーニングをしていたところ、』」

幸子「『突然100kgのバーベルをここに持ってこなければならない気がした』と....」

P「いや怖っ!」

P「お前人知を超えた力持ってるだろ!?」

幸子「ええ、ボクは無意識のうちに」

幸子「持ち前のカワイイパワーを全開にしていたみたいです....」

幸子「それが遥か先にいる筋骨隆々の男たちの無意識に作用してしまったようで....」

P「えぇ....」

75: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:20:30.84 ID:1yq03CYd0
幸子「ともかく、彼らは100kgのバーベルとボクを抱え、ゴールしました」

幸子「筋肉の壁に阻まれた他の参加者は、ゴールすることができず」

幸子「ボクが1位、その他は失格となり」

幸子「ボクの母校史上、最も一競技で獲得ポイントに差がつけた者として」

幸子「記録にも記憶にも刻まれました」

P「どんな記録だよ」

幸子「ちなみに、100kgのバーベルを全力ダッシュで運んできた筋骨隆々の男たちはもれなく」

幸子「どこかしらの筋肉や骨が千切れたり折れたりしていて」

幸子「筋骨隆々から筋骨ブチボキになっていたそうです」

P「そりゃそうだ....」

76: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:21:11.21 ID:1yq03CYd0
~過去エピトランプ終了後~

P「結局、幸子の圧倒的勝利で終わったなぁ」

幸子「ボクの、Pさんのことをもっと知りたいという願いが天に届いたんですね!」

P「まあこんなことでお前との絆が深まるなら全然いいけどさ」

幸子「充実した時間を過ごせました!」

幸子「ありがとうございました!」

P「こちらこそ、楽しかったよ」

P「しかしこのゲーム、絆を深めるには確かに良さそうだ」

P「他のアイドルも交えてまたやってみたいな」

幸子「そうですね!盛り上がること間違いなしですよ!」

P「機会があったらまたやろう」

幸子「はい!」

78: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/11(木) 23:27:52.55 ID:1yq03CYd0
ガチャリ

幸子「いやー!大成功でしたね!」

幸子「Pさんの過去の話も色々聞けましたし!」

幸子「Pさんの言ったように、次は他の皆さんも交えて

まゆ「いいですねぇ」ニッコリ

美嘉「次は★」

智絵理「私たちも」

雫「混ぜてもらいましょう~」

美優「名案です....」

アナスタシア「сука!」

ゆかり「ピーヒョロロ」

夕美「でも」

留美「この人数じゃ」

文香「一巡する前に」

響子「終わっちゃいそうですね♪」

美穂「だから」

美波「まずは」

友紀「予選会を開いて」

菜々「その勝者数人が」

心「Pとの最終決戦だな☆」

茄子「私が全て取ることになるのでそれは無意味です」

幸子「もう勝手にしてください....」

18日目に続く

83: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:12:22.63 ID:t931MqxS0
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(さあ今日も構っていきましょう!)」

幸子「(Pさんもボクの構いを待っています!)」

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(....待っています!)」

何をする? >>84

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/12(金) 22:13:36.96 ID:zCgKOYE/0
あえて逆に放置

86: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:20:36.15 ID:t931MqxS0
幸子「(ここまでずっと構ってきたわけですし)」

幸子「(今回はあえて....)」

幸子「....」

幸子「(放置してみます!)」

幸子「(ボクは仕事をしているPさんの目の前に座っているのに)」

幸子「(いつものように構うことはありません!)」

幸子「(さて、既にPさんの身体にはボクの構いが染みついているはず....)」

幸子「(きっと耐えられないはずです....!)」ニヤリ

幸子「(それをボクは高みの見物と行きましょうか!)」

87: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:21:01.07 ID:t931MqxS0
~数時間後~

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「」

幸子「(お、おかしいです....)」

幸子「(Pさんに限らず、ボクが目の前で座っていたら)」

幸子「(世の中の男性は放っておかないはず....)」

幸子「(なのにPさんはなぜ!)」

幸子「(わき目もふらずに働いていられるんですか!?)」

P「....」カタカタ

88: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:21:28.40 ID:t931MqxS0
幸子「(困りました....)」

幸子「(放置という構いとは対極に位置する行為は)」

幸子「(本来、ボクの目的とは相反するもの....)」

幸子「(なのでこれは、Pさんが放置に耐えかねて構ってくることで)」

幸子「(ようやく完成するんです!)」

幸子「(でもこれではただの放置じゃないですか....!)」

幸子「(Pさんに構えていません!)」

幸子「....」

89: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:22:20.51 ID:t931MqxS0
幸子「(どうしましょう....)」

幸子「(一度決めたことを覆すわけにはいかないので)」

幸子「(ボクから構うことはできません....)」

幸子「(でもこのままじゃPさんに構えませんよ....)」

幸子「(何か膠着状態を打破する策を考えないと....)」

どうする? >>90

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/12(金) 22:22:41.03 ID:pr+Kt77co
こっそり助けを呼ぶ

91: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:27:28.65 ID:t931MqxS0
幸子「(これはもう....)」

幸子「(こっそり助けを呼ぶしかありません!)」

幸子「(誰を呼びましょうか....)」

幸子「(この状況をすぐに理解してくれて、気の利いた助け方をしてくれる人がいいんですが....)」

幸子「(そんな人がこの事務所にいますかね....)」

誰を呼ぶ? >>92

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/12(金) 22:27:40.64 ID:3GwiqKB30

94: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:36:31.61 ID:t931MqxS0
ガチャリ

裕美「....」スタスタ

裕美「....」ポスッ

幸子「よくぞ来てくれました」コソコソ

裕美「別にいいけど....」

裕美「なんで小声?」

幸子「事情がありまして....」

裕美「ふーん」

裕美「それで、お願いって?」

幸子「実はですね....」

95: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:43:20.82 ID:t931MqxS0
幸子「というわけでして」

裕美「....」

裕美「ちょっと、よくわからないから整理させて?」

裕美「幸子ちゃんはプロデューサーさんに構いたい?でいいんだよね?」

幸子「その通りです!」

裕美「それじゃあどうして、あえて放置してるの?」

幸子「ぐっ....」

96: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:44:12.06 ID:t931MqxS0
裕美「一度決めたことは~って言ってたけど」

裕美「そんなにプロデューサーさんに構いたいなら」

裕美「普通に構えばいいのに」

裕美「これまでもそうやって来たんでしょ?」

幸子「ちょ、ちょっと!」

幸子「ド正論藤川球児ばりの火の玉ストレートはやめてください!」

幸子「普通に考えたらおかしなことを言っているなんてわかってますよ!」

裕美「わかってるんだ」

97: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:45:20.25 ID:t931MqxS0
裕美「だったら

幸子「しかし!」

裕美「!」

幸子「....」

幸子「....アイドルには、引いちゃいけない時もあるんです」

裕美「今はその時じゃないと思うけど....」

98: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:45:46.41 ID:t931MqxS0
幸子「とにかく!」

幸子「裕美さんには!」

幸子「ボクの作戦を実行しつつ!」

幸子「現状を打開する策を考えてもらいたいんです!」

裕美「そんなの私にもわからないよ」

幸子「お願いします!」

裕美「うーん....」

裕美の策 >>100

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/12(金) 22:45:53.86 ID:rfnCqpO2o
最近作った「付けたら(生物無生物問わず)いろんなものが構わずにいられなくなるようなオーラーを放つ(呪いの)ブレスレット」がある。定価¥4,980のところ友達価格で半額
学校でもクラスメイトに売って効果実証済み

102: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:57:28.13 ID:t931MqxS0
裕美「....1つだけ、あるよ」

幸子「!!!」

幸子「そうですかそうですか!」

幸子「どんな策ですか!」

裕美「....これ」スッ

幸子「これは....」

幸子「ブレスレットですか」

裕美「私が作ったんだけど....」

幸子「さすが裕美さんですねぇ、売り物と見分けがつきませんよ!」

裕美「ありがとう....でもね」

幸子「?」

103: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:57:59.82 ID:t931MqxS0
裕美「そのブレスレット、呪われているみたいなの」

幸子「の、呪い!?」

裕美「....うん」

裕美「元々は、友達が材料費は出すから作ってほしいって言ってくれたから作ったの」

裕美「原価だけで4980円で」

幸子「おお....結構しますね」

裕美「でもそんなに払ってもらうのも悪いし、半額だけ受け取って」

裕美「ブレスレットを渡したら」

裕美「その子、すごく喜んでくれて」

104: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:58:39.50 ID:t931MqxS0
裕美「私の目の前で着けてくれたんだ」

幸子「いいお友達じゃないですか」

裕美「その後のことは全く覚えてなくて....」

幸子「え?」

裕美「気が付いた時には、虚ろな目をして壁に向かってブツブツと何かをつぶやき続けてるその子と」

裕美「いつのまにか腕から外されたブレスレット」

裕美「そして、私たち2人だけしかいなかったはずの教室に」

裕美「100人以上の生徒、先生、それに学校中の備品が集まってた....」

幸子「えぇ....」

105: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 22:59:53.70 ID:t931MqxS0
幸子「一体何があったんですか!?」

裕美「わからない....」

裕美「でも、その子はそれ以来」

裕美「『やめて』『来ないで』『助けて』」

裕美「しか言わなくなって」

裕美「学校にも来なくなっちゃった....」

幸子「こ、怖すぎますよ....」

106: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:04:58.76 ID:t931MqxS0
裕美「このブレスレットについて私なりに考えてみたり」

裕美「実験してみて分かったことがあるの」

幸子「なんですか?」

裕美「このブレスレットをつけた人は」

裕美「周りの全てから、構われる」

幸子「???」

幸子「言っている意味がよくわかりませんが」

107: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:05:46.06 ID:t931MqxS0
裕美「正確には、周りの全ては」

裕美「このブレスレットをつけた人に対して」

裕美「構いたくて構いたくて仕方なくなっちゃうの」

幸子「?????」

裕美「しかもそれは」

裕美「人間だけじゃなく他の生物、そして無生物も含まれる」

幸子「???????」

108: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:06:16.93 ID:t931MqxS0
裕美「確かにこれは、特性上」

裕美「幸子ちゃんの望みを叶えるかもしれない」

裕美「でもそれは一瞬だけ」

裕美「すぐに大変なことになるよ」

裕美「最悪、私の友達みたいに....」

幸子「....」

幸子「とりあえずつけてもいいですか?」

裕美「話聞いてた!?」

109: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:07:54.17 ID:t931MqxS0
幸子「大丈夫ですよ」

幸子「ボク、トップアイドルなうえにカワイイので」

幸子「構われることには慣れてます!」フフーン

裕美「いや、そういう次元じゃないんだってば!」

裕美「私も実験のためにちょっとだけつけてみたけど」

裕美「恐ろしすぎてすぐに外しちゃったんだよ!」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ10分だけつけます」

裕美「死にたいの!?」

110: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:14:14.55 ID:t931MqxS0
裕美「どうしてもつけたいなら4980円払って!」

幸子「どうぞ」スッ

裕美「....」

幸子「とりあえず装着っと」

裕美「ちょっ」

幸子「....」

幸子「....何も変わりませんけど?」

裕美「....」ジー

幸子「....」ジー

幸子「....?」

111: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:14:44.12 ID:t931MqxS0
幸子「なんですか?ボクの顔に何かついてます?」

裕美「....見てただけ」ニコ

幸子「?」

幸子「どうしたんですか突然」

裕美「....」グッ

裕美「....」チョコン

幸子「え、そんなに寄らないでくださいよ」

幸子「ちょっと狭すぎますよ」

裕美「....」ギュッ

幸子「....」

幸子「....もしや」

112: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:15:16.02 ID:t931MqxS0
裕美「....手、あったかいね」

幸子「ああ、まあそうかもしれませんね」

裕美「....」ニギニギ

裕美「....」チョンチョン

幸子「....」

裕美「....」

裕美「....ふふっ」ニコッ

幸子「カワイイ」

幸子「じゃなくて!!!」

113: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:25:33.71 ID:t931MqxS0
幸子「この甘々な感じ!」

幸子「もしかしてブレスレットの効果なんですか!?」

幸子「....」

幸子「いいじゃないですかぁ!」

幸子「これならPさんもイチコロ」バッ

幸子「!?」

P「だーれだ」

幸子「?」

114: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:26:10.57 ID:t931MqxS0
幸子「も~」

幸子「何度この声を聞いたと思っているんですか?」

幸子「そもそもこの部屋には裕美さんとPさんしかいませんでしたし」

幸子「誰がやっているかなんてわかりきっているので」

幸子「早く手を目から外してくだ

P「本当に?」

幸子「へ?」

P「....」

115: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:26:45.60 ID:t931MqxS0
P「....」ギュ

幸子「!?!?!?!?!?!?!???」

幸子「ちょっとっ!?」

幸子「なに後ろから抱きしめてるんですか!?」

幸子「ボクはアイドル、あなたはPさんでしょう!?」

幸子「そんなことしたら

P「後ろの俺がプロデューサーとは限らないだろ」

幸子「はぁ?」

116: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:27:28.63 ID:t931MqxS0
P「....」

P「....プロデューサーじゃなかったら、こうやっててもいいだろ?」

幸子「何を言ってるんですか....?」

P「....お前が目を瞑れば、このままでいられるんだよ」ボソッ

幸子「っ....////」ビクン

幸子「そんなみ、耳元で、囁かないでくださいっ....」キュゥ

P「....」

P「幸子も、まだこうしてたいんじゃないか....?」フーッ

幸子「ボ、ボクは....」

117: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:34:06.15 ID:t931MqxS0
P「俺が誰かわからないままなら、いいだろ....?」

幸子「....」

P「後ろからならさ、顔も見えないし....」ギューッ

幸子「あ、当たってますからっ....////」

P「....当ててんだよ」

幸子「....////」


118: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:34:32.79 ID:t931MqxS0
P「....最後のチャンスだ」

P「だーれだ」ギュッ

幸子「....」

P「ん?」

P「わかってるんじゃないのか?」

幸子「....わ」

P「なんだって?」

幸子「....わか

119: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:34:59.18 ID:t931MqxS0
ギュギュギュギュッ

幸子「ちょ、抱きしめる力が強すぎません?」

P「え?俺は何も変えていないが」

幸子「!?」

ソファ「ギュルン!」

幸子「あぁっ!?」

幸子「よく見たらソファの形が変わって、ボクのことを飲みこもうとしています!?」

鳩時計「ポッポ!」ベシッ

幸子「うわぁ鳩時計の鳩がありえないくらい伸びてきてボクの頭を突いています!?」

床「ピカッ!」

幸子「ぎゃあ床が突然ピカピカになってボクのパンツを完璧に反射させています!?」

裕美「幸子ちゃん////」サワサワ

幸子「今となってはこのピュアな構い方があまりにも愛おしいです!?」

ギリギリギリギリギリッッッ

幸子「く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛!!!!!!!!」ジタバタ

プチッ

120: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:37:14.91 ID:t931MqxS0
ちひろ「もう!」

ちひろ「事務所内での呪われたブレスレットの着用は禁止します!」

幸子「すみません....」ショボン

裕美「だから言ったのに....」

ちひろ「幸子ちゃん!この流れは久々だからといって容赦はしませんよ!」

幸子「ひぇぇ....」

P「まあまあちひろさん、そのくらいで」


121: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:40:16.64 ID:t931MqxS0
ちひろ「Pさん!」

ちひろ「今回は過酷な体験に慣れている幸子ちゃんだから大事には至りませんでしたが」

ちひろ「他のアイドルの子たちがつけていたらどうなっていたか....」

P「その辺は2人ともわかっているでしょうから....」

ちひろ「もう....」

ちひろ「幸子ちゃん、今後は人の注意はちゃんと聞くんですよ!」

幸子「はい....」

ちひろ「裕美ちゃんも」

ちひろ「気軽に呪いのブレスレットなんて作ってばら撒いちゃダメです!」

裕美「私も作りたくて作ったわけじゃ

ちひろ「返事」

裕美「はい!」

122: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:43:56.23 ID:t931MqxS0
幸子「すみませんでした....」

P「謝ることはないさ」

P「むしろ俺は、お前が無事だったことを喜びたい」

幸子「Pさん....!」

P「ただな幸子」

幸子「....はい」

123: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:44:36.27 ID:t931MqxS0
P「どういう事情があったのかは知らないが」

P「危険だと分かっているのに、こんなのをつけちゃダメだ」

幸子「....」

P「どうしてもつけなきゃいけないことになっても」

P「まずは俺に相談してくれ」

P「俺のできることなら、協力するから」

幸子「....」

幸子「....じゃあ」

P「....うん」

124: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/12(金) 23:45:37.10 ID:t931MqxS0
幸子「明日もPさんに....」

幸子「....」

P「どうした?」

幸子「な、なんでもありませんっ!」ダッ

P「....」

P「....ったく」ニコ

19日目に続く


3: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:15:27.49 ID:DLrnSX8X0
輿水幸子(14)
Pに構って欲しいから逆に構ってあげる系圧倒的カワイイ美少女
カワイイ
ブラックジャック(鈍器)を作れる
幽体離脱ができる
サイキックが使える
採血ができる
飛鳥のモノマネができる
ブログを開設できる
料理ができる
書類仕事ができる
虚ろな表情ができる
カワイイで人を殺そうと思えば殺せる
室内で釣りができる
とあるアイドル候補生ユニットのプロデュースをしている
胸のサイズを自由自在に操る特殊能力を持っている

4: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:15:56.63 ID:DLrnSX8X0
橘ありす(12)
10円玉貯金をしている
料理ができる
この事務所において極めて稀な常識人

高垣楓(25)
オヤジギャグ大好きお姉さん
高感度のギャグセンサーを搭載しており、
ギャグの波動を感じるとどこからでも飛んでくる
ギャグの亡者とかして事務所内を徘徊していることが多々ある

白坂小梅(13)
霊が見える
数年前に、人間の女の子の死体をベースにいろんな動物をつなぎ合わせた異形の美少女を作り出したことがある
『無』という没入型ホラーゲームの開発に協力した

北条加蓮(16)
かつての入院時の経験から、幽体離脱ができる

堀裕子(16)
サイキックが使えない

佐久間まゆ(16)
Pのことが好き
Pの全てを取り込みたい
Pあるところにはまゆが100匹いると思え
事務所内裏オークションの参加者の1人

5: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:16:31.99 ID:DLrnSX8X0
五十嵐響子(15)
Pのことが好き
料理が得意
事務所内裏オークションの参加者の1人

柳清良(23)
法律に則って採血ができる

辻野あかり(15)
山形りんごのことが好き
割とまとも(当社比)

一之瀬志希(18)
天才
世界のタブーである人体錬成を誰でも簡単に行えるキットを発明した
そんなタブーを犯しても一切の感情を抱かない

二宮飛鳥(14)
割とまとも(当社比)
りん子の持つミステリアスなオーラに少し憧れている

川島瑞樹(28)
時間を操ることができる
時を止める分にはリスクはないが、戻す場合は自分だけ歳を取ってしまう副作用がある

6: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:16:58.99 ID:DLrnSX8X0
黒埼ちとせ(19)
吸血鬼
Pに若干劣る程度の耐久性と再生力を持つ
うっかりやさん
肉体の一部が切断された場合、そのままくっつけることも、新しく生やすことも可能
切り離された肉体は新たに自我を持つ

白雪千夜(17)
幼い頃に火事に遭い、治療の過程で身体の約80%が義体となった
脳の半分も機械化されており、そこにSiriのようなものが搭載されている
落ちているちとせの手を見つけて以来、暇さえあればそれを吸っている

赤城みりあ(11)
競馬狂い
という未確定情報が存在している

的場梨沙(12)
パパを愛しているが、実の父親は数年前に他界しており
パパという言葉が何を指しているのか分かっていない
という未確定情報が存在している

南条光(14)
正義のヒーローに憧れるあまり、人助けと称して自分が悪と認定したものに対して容赦なく暴力をふるっている
そのため学内では孤立しており、正義と現実のギャップに苦しみながら月に1回保健室に登校している
という未確定情報が存在している

池袋晶葉(14)
事務所に降り立った2人目の天才
事務所に所属する全アイドルをモデルにしたヒューマギア(アンドロイド)を制作している

7: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:17:45.58 ID:DLrnSX8X0
浅利七海(14)
事務所内で「釣りー!」と大声で叫ぶと必ず現れる
海釣り川釣り室内釣りなんでもござれの釣りガール

姫川友紀(20)
キャッツのレジェンド、なかしましけお元選手のサインボールに釣られて釣られた野球キチお姉さん

星輝子(15)
キノコを愛しすぎたせいで、お股にキノコ(ちんちん)が生えるようになった
そのキノコ(ちんちん)は3か月周期で生え変わる
キノコであるため本人も丹精込めて育てており、抜けた物も冷蔵庫で保管している

岡崎泰葉(16)
芸歴が長く、異世界に詳しい人

依田芳乃(16)
穴の専門家
前作の前作で色々あった穴と今も戦っている

島村卯月(17)
一見まともだが、頑張れば何でも解決すると思っている狂人
母の愛に飢えるりん子に心を動かされ頑張った結果、10年後の乳房を前借して母乳が出した
凛と付き合っていると思っている

渋谷凛(15)
一見まともだが、美少女がかかわると碌なことにならない狂人
ただの監禁にもちょっと飽きてきたため、
媚薬を使って可愛い女の子の性欲を高めるだけ高めた後、監禁して何日も放置したいらしい
卯月と親密な関係だが、彼女にとってはキープしているたくさんの女の中の1人でしかない

本田未央(15)
一見まともだし、実際まともな小悪魔美少女
必殺技である「計算され尽くした自然なボディタッチ」を使って
数多の男たちを悪戯に弄ぶ

佐藤心(26)
『無』の中にいた架空の佐藤心
現実のはぁとのことを幸子に託して消えていった

8: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:18:54.53 ID:DLrnSX8X0
山梨りん子(生後1か月)
身長:155cm 体重:ダイエットちゅう B:83cm W:65cm H:たぶんふつう
人体錬成によって生まれた山梨りんごのマスコットキャラクター
錬成に使われた材料はせっけん、釘、マッチ、鉛筆、石灰、硫黄、マグネシウム、水
りんご、サバのウロコ、事務所に所属する全アイドルのフェロモンを凝縮した液体
りんごを思わせる明るい赤の髪、足ではなく尾ひれ、地味で素朴な顔立ちが特徴
しかし事務所にいる全アイドルのフェロモンが混ざっているため、
一般的な男性は彼女に笑顔を向けられると、魅力の過剰摂取で死に至る
認識阻害能力が使える
生まれて初めて教わった言葉である「tonight....」が口癖
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

幸子ギア(生後数週間)
晶葉によって開発された幸子がモデルのヒューマギアに、
幸子の頭から抜き出して複製した意識を入れて起動させたもの
のはずだったが、起動直後にハッキングされてしまい殺戮マシーンと化した
しかし肉体の能力は幸子と同程度であるため、物理的な手段で人を殺すことは難しい
その代わりに、幸子が普段全力の10%に抑えているカワイさを80%以上使用して人間を殺しにかかる
一般的な男性は彼女にキメ顔を向けられると、カワイイの過剰摂取で死に至る
基本的に「コロス」しか喋らないが、最近は訓練の成果で「コ」と「ロ」と「ス」で構成される単語なら
話せるようになっている
指導に訪れた本田未央に攻略された
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
りん子、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

アゲハ(享年16歳)
身長:130cm 体重:40kg B:65cm W:51cm H:不明
樹海で暮らしていた異形の美少女
(境遇以外は)極めて常識人、青髪の正統派美少女
特技は体内で様々な毒を生成すること
数年前まで絵に描いたような幸せな家庭で恵まれた生活をしていたが事故で即死
よく面倒を見ていた小梅の手によって異形の存在として蘇生した
しかし一度死んだ者の居場所は既に無く、周りに視線から逃げるように樹海に辿り着いた
幸子の説得でもう一度生きることを決意する
認識阻害能力が使える
現在は事務所の寮に住みながら、幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している
そのユニットのリーダーを務めているが、他の3人はまともなコミュニケーションが不可能であるため
非常に苦労している

あの子(?)
小梅と仲の良い幽霊の少女
彼女を見ることのできる人は少ないが、
話しかけられるとラップ音で返事をするため、小梅がいなくともコミュニケーションは取れないこともない
現在は幸子プロデュースの元、
幸子ギア、アゲハ、あの子と4人でユニットを組んでアイドルデビューを目指している

9: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:19:28.63 ID:DLrnSX8X0
仮面's
事務所内オークションに参加していた6人のアイドル
仮面で顔を覆っているため素顔は判明していない
全員がPの私物を求めて、札束の殴り合いをしている
落札したPのシャツを細かく刻んでウォッカに入れて飲んだり
粉末にして鼻から吸ったりと極めて危険な人間たち
決して関わってはいけない

裸の男(?)
ヤミ金で金を借りたにもかかわらず返済の意思を見せなかったため、
樹海で裸にされたまま木に吊るされていた
その後ワインやハチミツをかけられたまま放置され、虫に食い殺される

ガタイのいい男(?)
ヤミ金の社長
ガタイがよく、眼鏡をかけている
ウサギが好き

もう1人のガタイのいい男(?)
ガタイのいい男の会社の社員

10: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:19:55.88 ID:DLrnSX8X0
穴(?)
前前作の主人公
今回は割と無害だが、穴の先は異世界に繋がっている

巨大ヒョウ君(?)
幸子が辿り着いた異世界「お空(おから)」にいた謎の存在
高さは幸子4~5人分、体長は7~8メートルと実際のヒョウ君と比べてかなり巨大な上に人の言葉を話す
彼に食べられて胃の中に入ると、体のパーツを分解してカワイイ虫に変化させられる
虫になると急速に人間性を喪失していき、次第に虫になりたくて仕方がなくなる
また胃の中に来た時点で、必ず身体のパーツ1つが欠けてしまうため
それを補充しなければ外には出られない

バグズライフ(?)
巨大ヒョウ君の胃の中で、完全な虫になりかけていた幸子を救った恩人のおっさん
長期間胃の中にいるが、本人の努力のせいか人間性を保ったまま生きていた
最後は胸のパーツを幸子に引きちぎられた影響で人間性を喪失し、完全な虫となる

無(製作期間数年)
白坂小梅の開発した没入型のホラーゲーム
常人ならばショック死することが濃厚なクソゲー
Pによって発売禁止を宣言された

11: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/10(水) 23:21:47.95 ID:DLrnSX8X0
P(?)
どんな傷を負ってもスタドリを飲めば完全回復する謎の存在
人外化け物勢揃いの事務所で働くにはあまりにも相応しすぎる素質を豊富に持っている
基本的にはアイドルのことを第一に考え、全てを捧げる覚悟で全アイドルに接しているため
事務所内では、Pに対して好意を持つアイドルが後を絶たない
暗い過去があるようだが、それは誰にも気づかれていない

千川ちひろさん
怒るとすごく怖い