74: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:37:20 ID:7B21
~遊園地・オバケ屋敷~

加蓮「中は涼しいね~、待ち時間ずっと暑かったけど」

藍子「おばけって撮影OKなんでしょうか、記念に一枚撮りたいんですよね、私のキャラ的に」

加蓮「思い出したようにカメラキャラアピールするのやめよう、あとオバケ写ったら心霊写真だから」

響子「むぅ……」キョロキョロ

藍子「響子ちゃん?」

加蓮「さっきからきょろきょろして、そんなに怖がらなくてもオバケ屋敷のオバケなんてたかが知れてるでしょ」

引用元: ・とりくろ!シリーズ

75: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:37:38 ID:7B21
響子「いえ、怖いとかじゃなくて…まぁ、ホラーが得意とかでもないんですけど……そんな事より」

加蓮藍子「「?」」

響子「お化け屋敷に入ると、お掃除したくなりません?」

加蓮「出た、掃除魔!」

藍子「デレステのドラマティック・ナイト特訓前の台詞!」

響子「さしずめ藍子ちゃんは引用魔ですね」

76: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:38:01 ID:7B21
オバケ「う~ら~め~し~やぁ」ドロドロ

加蓮「あ、オバケのコスプレした係員さんだ」

響子「加蓮さん」

藍子「身も蓋もないですね…」

加蓮「いやぁ、だって私入院してた時に実際さぁ、本物…」

響子「わーっ!わーっ!」

藍子「話すにしてもここじゃホントに怪談になりますよ」

加蓮「そっか。……って言うかオバケのコスプレした係員さんも固まってるけど」

77: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:38:40 ID:7B21
オバケ「あの……もしかしてトリクロマティック・ナチュレの……」

藍子「あ、はい、高森藍子です、カメラキャラの」

響子「さらっと名乗る……私達一応アイドルですよ」

加蓮「アイドルの自覚は足りないと思うけどねー、私達のカッコ、特に変装も何もしてないし」

オバケ「あの、ふ、ファンです……この前のカバー曲も凄く良かった……し、CD、発売したら買います……」

藍子「うわぁ、ありがとうございます♪カメラキャラの高森藍子と」

響子「常識人枠の五十嵐響子と」

加蓮「ノるんだ……えー……私何枠だろ」

響子「ポテトでは?」

藍子「病人では?」

加蓮「よし、後でシメる」

78: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:39:00 ID:7B21
藍子「あ、サインとかは事務所通して下さいね」

響子「そして手慣れた対応…」

藍子「マニュアルに書いてありますよ」

加蓮「そこからも参照……は普通か…普通だ」

~~~

~オバケ屋敷・出口~

加蓮「あ~、涼しかった!」

響子「それにしても加蓮さんはともかく藍子ちゃんもお化け平気なんですね、ちょっと意外かも」

79: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:39:21 ID:7B21
藍子「おばけにも事情があるんですよ。話を聞いてあげれば怖くなくなります(デレステ・新緑の魔女特訓前ホーム台詞)」

響子「とうとう聞かれてないのにカッコで引用元添付し始めましたよ」

加蓮「あれ、でもシンデレラガールズ劇場第183話では普通にオバケ怖がってた気がするけど」

響子「まさかの引用カウンター!?」

藍子「聞きたいですか…?公式さんの設定は……時間が経つほどに……ブレていくんですよ……」ドロドロ…

響子「ぬぁーっ!!!」アタマカキカキ!!!

加蓮「今日イチ怖い話だったかもしんない」

響子「別な意味で背筋が寒くなりましたよ」

藍子「もう一回入ります?おばけ屋敷」

加蓮響子「「もういい!!!」」

おわれ。

80: ◆6RLd267PvQ 22/06/23(木) 14:40:09 ID:7B21
急に暑くなるんじゃない。
…とは言え、もうじきに7月なんだなぁ。

お目汚し、失礼をば。