739: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:04:34 ID:GSPb
~事務所~

P「………ん~」カタカタカタ

P(俺の職業はプロデューサー。あらゆる舞台を立案、企画するのが仕事だ)カタカタ

P(その為に必要な諸経費の計算、スタッフやキャストの選択、決定、トラブルが起きそうなら適宜その対応にも追われ……)カタカタ

P(何より、この事務所はそれを俺一人に無茶振りさせてくる……何百といるアイドルそれぞれのスケジューリングやマネジメント、そして)カタタ

引用元: ・とりくろ!シリーズ2

740: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:04:47 ID:GSPb
藍子「むー……ちょっとこれ一旦やり直していいですかね」ピコピコ

紗南「確かに今のはちょっとガバだったかも…」

藍子「紗南ちゃんはその手の用語も躊躇いなく駆使する…と」フム

紗南「ふぇ?あっ、違うよ!?いつも見てるゲーム板とかRTAに触発されたとか、そういうのじゃないからね!?たまたまだから!!」

藍子「タマタマですか、なるほど」フム

紗南「マスターがいじめるー!!!プロデューサーさんも黙ってないで何か助太刀してよー!!」

P「64回」カタカタ

741: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:05:00 ID:GSPb
紗南「……へ?」

P「俺がこのくだりを通過した回数」カタカタ

P「それでもまだ俺に助けを乞うのか?」カタタ

P「全ての業務実績が64回水泡に帰した俺に?」カタカタカタッターン

P「これ以上、俺から何を奪い去る!!!!」ダンッ

紗南「待っておかしいおかしい」

P「何がだ」

紗南「だって64回ってそんな……さぁ、いくらマスターの力が万能でも、そんなに繰り返したらまたいつもの亀悪夢がさぁ」

P「藍子がやってるゲーム、それ何だ」

742: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:05:13 ID:GSPb
紗南「あ、たまたまゲームショップで見つけたニンテンドー64だよ!ONLINEに実装されてないソフトもカートリッジ買えれば遊べるんだよ!!」ワクワク

P「そうだな、それ故にONLINEならあるはずの巻き戻し機能が使えないんだよな」

紗南「うん、だから……って、だから64回も巻き戻すとかいくらなんでもマスターの負担が」ハッ

P「気付いたか…そう、64のソフトはな……容量が少ないからゆるふわによる巻き戻しの消耗を抑えられるんだよ……」

藍子「拡張パック対応のやつはきついですけどね」ユルフワ

P「マリオ64ならそのソフトの容量はせいぜい8メガ……今じゃ携帯のメール一通のが容量デカいくらいだ…」

743: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:05:26 ID:GSPb
P「そしてどういうわけだか64周も同じ業務を延々とぐるぐるぐるぐるやらされた俺は……流石にもう……限界が」バタン

紗南「ぬぁーっ!!!マスター!!プロデューサーさんに安眠できる時間と空間を用意してあげて!!!今すぐに!!!」

藍子「デレステの投票だけやってからにします、期日今日ですし」ポチポチ

藍子「……誰にするか悩みますねえ」フーム

紗南「悩むならとりあえずプロデューサーさんをどうにかしてからにして」

おわれ。

744: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 00:05:55 ID:GSPb
今回はまあ響子は休めたのでよしとしよう(できない)

お目汚し、失礼をば。

747: ◆6RLd267PvQ 22/11/13(日) 18:03:55 ID:GSPb
>>746
この現象をムシできれば…