涼宮ハルヒの憂鬱

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    2: 名無しさん 2009/10/13(火) 17:28:14.40 ID:deHZSp5P0

    ―― 一階 体育館

    女性「」

    ハルヒ「……眠りに着けたのね、やっと……この子」

    キョン「ああ……俺たちが来るのを、ずっと待ってたんだろうよ。誰かに、メッセージを伝えられるのを」

    みくる「……ぐす……『模様の部屋』……そこには、一人しか入ったらいけない、そういうことなんでしょうか……」

    古泉「ええ……そして、奥の扉から、廊下が伸びていると。
        しかし、見取り図には、それらしき場所が確認できません……」

    キョン「……とにかくよ。行ってみるしかねえと思うぜ。
        奥に扉っつったら……一つ見当たるが、ありゃ、用具倉庫か?」

    長門「他に、両脇の壁に鉄の扉が、二づつ」

    古泉「……とりあえず、用具倉庫から調べて見ましょう。ただし、彼女の言う『模様の部屋』がどこにあるかわかりません。
        十分に注意をしていきましょう……」

    キョン「……ハルヒ、行けるか?」

    ハルヒ「……当然よ」

    ぐしぐし

    ハルヒ「この子の遺志、ちゃんと引き継いであげなくちゃ……絶対、脱出するのよ。この学校から」

    引用元: ・ハルヒ「そういうわけで、今日は廃校探検!」

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    4: 名無しさん 2009/10/12(月) 17:29:45.94 ID:6Bg5MA9l0
    ハルヒ「本当は夜やりたいんだけど……まあ、夏休みも終わっちゃったことだし、仕方ないとするわ」

    キョン「なあ……こんな廃校、前からあったか? しかも、市内に」

    古泉「さあ、僕はこの土地には詳しくないですから……ですが、実際にあるんですから、あった……のでしょうね」

    みくる「こ、この学校に、入るんですか? すっごく古くて、今にも壊れちゃいそうですけど……」

    ハルヒ「確かに、あたしもちょっとびっくりしたけどね。こんなソレっぽいのが、市内にあったなんて、噂にも聞いたことなかったもの」

    キョン「……急ごしらえか」

    古泉「の、ようですね」

    ハルヒ「ん? 何?」

    キョ泉「「なんでもありません」」

    引用元: ・ハルヒ「そういうわけで、今日は廃校探検!」

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    1: 名無しさん 2021/05/03(月) 11:21:01.92 ID:fXMEQlMj0

    私の世界は、常に灰色だった。
    私と、それ以外の他者。
    誰とも繋がらず、繋がる勇気も持てなかった。

    私の世界には、私しかいない。
    だからなのか、世界は灰色に見えた。

    ---

    高校に入学するまでの記憶は殆どない。
    しかし、今と対して変わらない生活をしていたと思う。

    学校に行き、
    本を読み、
    誰もいない家に帰り、
    時々差し入れに来る朝倉さんとご飯を食べる。
    それの繰り返しだ。

    そんな代わり映えのない世界に、
    私はどこか安堵していた。

    なぜなら、その世界には他者が存在しないからだ。
    私と、時々来る朝倉さんだけの世界。
    肯定も否定もない、フラットな世界。

    そんな世界に安堵しつつも、
    私の胸には、孤独という名の、
    じっとりとした寂しさがあった。


    ---


    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1620008461

    引用元: ・消失長門「忘れないで。」

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    1: 名無しさん 2009/12/19(土) 21:15:17.68 ID:MIXbCzJT0
    古泉「ええ、そうです」

    キョン「メチャクチャ?」

    古泉「メチャクチャです」

    キョン「メチャクチャと言われてもいまいちよく分からんな」

    キョン「そもそもあいつの能力は、それこそ世界を作り変えちまうほどのものだろ?」

    キョン「それよりもさらに強力って、どういうことだよ?」

    古泉「そういう強力とはちょっと違うんですよ……おっと、続きはまた後で」

    ハルヒ「やっほー! みんな揃ってる?」バァン

    キョン「でかい声を出すな。相変わらず騒々しい奴だな」

    長門「……」

    引用元: ・キョン「ハルヒの能力がメチャクチャ強力になってる?」

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    1: 名無しさん 2010/01/06(水) 00:27:28.12 ID:2/tJ+Vm3O
    ハルヒ「キョン、ちょっと来て」

    キョン「ん?なんだいきなり」

    ハルヒ「いいから、早く来なさいよ」

    キョン「…いいけどよ別に」

    ハルヒ「…」

    キョン「…」

    キョン「…黙ってちゃわからんのだが」

    ハルヒ「あんた、何か隠してるわよね?」

    引用元: ・佐々木「一人の女性として、僕を見てほしい」

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