けいおん!

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    592: 名無しさん 2011/06/23(木) 16:52:08.97 ID:MMl5JRg/o
    ##14

    純「すいません、買い物に付き合ってもらって」

    先輩A「いいのいいの。欲しいもの、見つかってよかったね」

    純「助かりました、ありがとうございます」

    先輩A「ところでそれ、何に使うの?」

    純「これはですね…」

    ぽつ……ぽつ……

    純「あれ?」

    先輩A「雨…かな。いきなりくるかも」

    ――…ザァァアアーー

    純「わっ!? ほんとにいきなり降ってきた!!」

    先輩A「と、とりあえずあっちで雨宿りしないと」

    引用元: ・純「ジャズけん!!」

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    560: 名無しさん 2011/06/17(金) 12:04:16.03 ID:129Sy0e8o
    ##13


    純「今年の文化祭は喫茶店かぁー」

    憂「楽しみだねー」

    純「んー…なんか別なのがよかったかな。飲食店って他のクラスも結構やってそうだし」

    梓「じゃあ何がよかった?」

    純「……まぁ喫茶店もいっか」

    梓「思いつかなかったか」

    純「だって急に言われても」

    憂「そういえば、今年は人手が足りなそうだね」

    純「部活とかで駆り出される子もいるからしょうがないよ」

    憂「なんか当日までドタバタしそう」

    純「お祭りに参加するのはいいけどさ、準備が大変なんだよね」

    引用元: ・純「ジャズけん!!」

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    3: 名無しさん 2010/08/12(木) 22:59:17.63 ID:oi4BMfHG0
    律「わるいわるい、店長との話が長引いちゃってさ」

    私は、ライブハウスのブッキングを終え、いつもの気分でスタジオに脚を踏み入れる。
    ちょっとした違和感。

    唯はソファーでだらだらしながらギターをいじっている。
    ああ、口の周りにチョコが…。

    袖口で拭って…。

    あーあー…。

    唯はびっくりするぐらいいつも通り。

    澪は、ベースをケースから出しもせず椅子にすわっている。

    いつもと同じように見えるけど、ちょっと緊張した面持ち。

    引用元: ・律「バンドミーティング」

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    1: 名無しさん 2012/10/10(水) 20:38:42.21 ID:URTv9G7C0
    梓「う~~、トイレトイレ」たったった

    今、トイレを求めて全力疾走している私は女子校に通うごく一般的な軽音部員

    強いて違うところをあげるなら女の子に興味があるってことかナ

    名前は中野梓

    そんなわけで放課後に、ある校舎の一角にやってきたのだ


    ふと見るとベンチに一人の軽音部員が座っていたのだ


    梓「ウホッ!いい軽音部員・・・」

    引用元: ・梓「ウホッ!いい軽音部員・・・」

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    7: 名無しさん 2010/11/28(日) 13:55:54.33 ID:nSt6T/KVP
    中野梓が風船の割れたような音に見上げると、生温かく、鉄の匂いを帯びたぬめぬめとしたものが頬に付着した。
    桜餅のように柔らかな弾力のある頬についたそれを、二つの指でそっと拭いとると、目についたのはどす黒い赤である。
    何故、苺のジャムがこんな所に? 浮かべた疑問を絶叫がかき消した。発したのは秋山澪だった。

    ライブの時でも聞かない音量の叫びだったので、思わず耳を塞ぎそうになった。
    田井中律に肩を支えられている澪は、音楽準備室の入口を指さしている。ジャムが飛来してきた場所である。
    改めて見直すと、真鍋和という、学園の生徒会長である女がやれやれと肩を竦めていた。

    和「唯が悪いのよ。私は生徒会に戻るって言ってるのに、邪魔をするから」

    和は目の前にある物体に話しかけていた。人の形によく似ているが、決して人ではない。
    人であるとは認めてはならない。だって首から上が無いんだから。

    梓の脳には、つい先刻までの記憶が、徐々に戻り始めていた。
    まずノックの音がして、和が入室してきた。手にはファイルケースを携えている。
    未提出の書類があったのを、律に提出するよう言いに来たらしい。
    忘れてた、とおどけて誤魔化そうとした律の頭に、澪の拳が落された。見慣れた光景であった。

    そして「じゃあまた後で来るから、その時にまでに用意しておいてね」と言って帰ろうとした和を、平沢唯が引きとめた。
    「折角きたんだから、お茶をしていきなさいな」と言った。和は断った。生徒会室にやることが残されていた。

    引用元: ・和「そうなんだ。それじゃ私、皆殺しにするね」

    【和「そうなんだ。それじゃ私、皆殺しにするね」】の続きを読む

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