リトルバスターズ

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    1: 名無しさん 2016/09/18(日) 20:45:24.58 ID:V79FuTf40
    放課後

    教室

    理樹「…………………」

    理樹(下駄箱には『放課後、教室に来てほしい』と、杉並さんからの手紙が入っていた。僕だってそこまで鈍感じゃない。もしも勘違いなら恥ずかしいだけで終わるけど、もし想像通りなら……)

    ガラッ

    理樹「!」

    杉並「あっ……」

    理樹「す、杉並さん……」

    杉並「えと……その……」

    理樹「ご、ごほん!……や、約束通り……」

    杉並「あっ、うん………」

    理樹「……………」

    杉並「……………」

    理樹(お互いに何も喋らない。そのため外のソフトボール部の声がよく聞こえた。とても気まずい)

    理樹「杉並さん……あの手紙はどういう意味かな…?」

    理樹(言った!)

    杉並「……えっ?」

    理樹(しかし、その勇気とは裏腹に本人の反応は妙だった)

    理樹「えっ?」

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474199114

    引用元: ・理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」

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    1: 名無しさん 2016/09/24(土) 20:05:05.66 ID:Caf71Stf0
    教室

    キーンコーン

    生徒「起立、礼!」

    真人「んがーーっ……」

    理樹「もう起きなよ真人!学校終わったよ!」

    真人「むにゃむにゃ………」

    謙吾「そっとしておけ。昨日あんなにはしゃいだんだ、並大抵のことで起きるはずがない」

    理樹「いや、まあ確かに………」

    理樹(昨日、リトルバスターズのメンバーで行った2度目の修学旅行は最後まで騒ぎ倒した。特に真人はエネルギーが有り余っていたからか、帰り道の終盤には走りで僕らの乗る車と競争していたくらいだ)

    鈴「いつまで寝とるんじゃボケーーッ!!」

    ドゴォッ!

    真人「ぐはぁ!?」

    理樹(そこで鈴のハイキックがかまされた。並大抵の事ではない)

    理樹「ほら行こう真人」

    真人「ふあぁ……ああ。やっと疲れが取れたぜ……」






    下駄箱

    理樹(これからまた騒がしい日常が始まる。そんなことを考えながら靴箱を開けると、何かがそこから落ちた)

    理樹「んん?なんだこの紙……」

    真人「おっ、どうした?」

    理樹(紙にはこう書かれていた)


    『放課後、誰もいなくなった教室で待っています。杉並睦実』

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474715105

    引用元: ・理樹「杉並さんと付き合ったら皆から祝われた」

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    1: 名無しさん 2018/05/11(金) 23:26:13.29 ID:7Nfrf2E20


    理樹部屋

    恭介「さあー残った残った!」

    謙吾「うおおおおお!!!」

    真人「あああああああ!!!」

    理樹「頑張れ二人とも~」

    理樹(それは真人と謙吾の髪はどちらが剛毛なのか恭介の提案した"髪相撲"なるもので勝負していた時のことだった)

    コンコン

    理樹「ん、こんな時間に誰だろう……はーい」

    理樹(ドアを開けると、クドと小毬さんがニコニコして立っていた)

    クド「リキ、井ノ原さん、こんばんわ~なのです!」

    小毬「こんばんわ~!」

    理樹「やあ、こんばんわ。ごめんね…今ちょっと真人たちは取り込んでて……」

    理樹(後ろからはまだ必死に頭を突き合わせる二人の声が聞こえた)

    真人「くぉ!?け、謙吾!さては髪を捻れさせてやがったな卑怯だぞ!!」

    謙吾「ふん、お互い様だ!貴様こそジェルでパリッパリにさせていただろうがっ!」

    クド「わふ~なんだかまた熱い勝負を繰り広げてるんですね~!?」

    理樹「まあね。ところで何の用?」

    小毬「うん。実はゆいちゃんに、理樹君をゆいちゃんの部屋に呼んで来て~って言われたのです」

    理樹「えっ、こんな時間に!?」

    クド「今からみんなが退院してから初めてのお泊まり会を開くんです。そこでリキを呼ぼうと思って!」

    理樹(クド達は冗談で言っている素振りも見せず、さも当然の約束だといった風に言ってきた)

    理樹「いやいやいやいや!!お泊りでしょ!?なんで僕がそこに呼ばれるのさっ!」

    小毬「え~理樹君もいた方が楽しいよ~」

    理樹「だったら恭介達も呼べばいいじゃない!なにも僕だけ……」

    クド「き、恭介さん達が夜に女子寮にいたら犯罪っぽいです……」

    理樹(少し照れた風に言うクド)

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1526048772

    引用元: ・理樹「女子メンバーとのお泊まり会中なのにお腹の調子がすこぶる悪い」

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    1: 名無しさん 2017/08/22(火) 23:02:49.31 ID:KAp8fU8U0
    理樹(その電話がかかってきたのは洗濯物を取り込んでいた時のことだった。もう高校を卒業したとはいえ、未だに彼からのコールが来ると胸が高鳴る。彼はこういう時はいつも唐突に何か”面白いもの”をぶら下げてやってくるからだ)

    恭介「よう。元気か理樹」

    理樹「……うん。恭介の方は?」

    恭介「俺は出張で今は東京にいるよ。理樹こそ一人暮らしはもう慣れたか?」

    理樹「もう2年になるんだよ?……ところで今日はどんな用?」

    恭介「ああ、そうなんだ聞いてくれ。来ヶ谷を見つけたぞ」

    理樹「……」

    理樹(今回は少し違ったものを持ってきたようだ)

    恭介「あれ、反応が薄いな」

    理樹「……やめてよ恭介」

    恭介「まあそう邪険にするな。お前だって気になるだろ?」

    理樹(気にならないと言えば嘘になる。来ヶ谷さんは『ある時点』から僕はおろかリトルバスターズの誰とも連絡を取らないようになり、鵺のようにどこかへ消えてしまったからだ。しかし、その原因は多分僕にある)

    恭介「実は今、来ヶ谷も東京にいるんだ」

    理樹「なんで恭介はそれを知ったの?」

    恭介「フッ、それが驚くなよ?電車の広告で見たのさ。三日後にピアノコンサートをするらしい」

    理樹「本当!?」

    理樹(来ヶ谷さんは学校を卒業したあと、実家に……つまり海外に行ってずっとピアノを続けていた。元からあれは素人のものではないと思っていたけど、とうとうそこまでいったとは)

    恭介「逆に言えばそこまでいかないと俺たちの目に入らないっていうのも考えさせられるが、とにかくやっと見つけたんだ。一緒に行ってみないか理樹?」

    理樹「やっぱりそういう話になるんだね……」

    恭介「おいおい!まさか嫌だって言うんじゃないだろうな?俺はこれをお前の運命と受け取ったぜ。どうせ大学は今夏休みだろ?」

    理樹「そういう事じゃないよ。ただ、僕が今更行っても……」

    恭介「なあ、ずっとこのままでいるつもりか?自然消滅したまま燻ってるようじゃこの先どうやって前に進むつもりだ」

    理樹(なんだかその言葉を聞いて少しムッとした。多分、それは恭介のせいじゃなく、その不甲斐ない僕自身にイラついているからなんだろうけど、ついついその場でその怒りをこぼしてしまった)

    理樹「恭介に何が分かるのさ……」

    理樹(言ってからハッとなったが、恭介は意外にも怒った様子ではなさそうだった)

    恭介「分かるさ……今お前が電話してる顔だって目に見えるようだ。嘘だと思うか?」

    理樹「ふふっ……いや、そうかもしれないね」

    恭介「どちらにせよまずはこっちに来てみろ。東京観光がてら旧交を温めようじゃないか」

    理樹(結局恭介のペースに乗せられてしまった。こういう所は本当に変わっていない)

    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1503410568

    引用元: ・恭介「来ヶ谷を見つけたぞ」理樹「……」

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    1: 名無しさん 2017/09/29(金) 23:37:31.00 ID:SbteZZAh0
    恭介「リトルバスターズラジオをいつも聞いてくれてるリスナーのみんな...誠に残念なお知らせだが...

    今日でリトルバスターズラジオは最終回だ。」

    恭介「ではいつも通りリスナーの相談手紙を読んでいこう。」

    P.N H.N [高校で仲が良かったクラスメイトが事故って記憶喪失中です。
    恋人も出来たらしいですが私からちゃんといちど相談する機会が中々ありません。」

    恭介「ふむ...そんな時はだな...]
       
    ~数時間後~

    恭介「あらかた読み終わったな...じゃあ最後。今日は特別なゲストを呼んでる。芳野祐介さんと国崎往人さんだ!」

    国崎[くにざきさいこうー!」

    芳野「ふっ...今日は歌と聞いて飛んできた...]

    恭介「今日は大切な仲間...野郎どもに...伝える...聞いてくれ。ミュージックスタート!」

    https://www.youtube.com/watch?v=sJlr7erkyqQ



    芳野「どうしてだろ…いつもそうさ 近づくたび 空回りの夢…]

    国崎[前を向いて しがみついて そう少しずつ]

    恭介 [約束のあの場所へと 支え合いながら~!」

    三人「自信が足りない時は 胸に手をあてて
    ボクらが綴ったページ読み返そう

    今日までそして明日へと 続いてゆくのさ
    大切な夢が叶う その日まで ありのままの僕らで ずっと…」













    SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506695850

    引用元: ・恭介「今日でリトルバスターズラジオは終了だ」理樹「ええっ!?」

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