1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 20:57:41.37 ID:Jl93omof0

・ストライクウィッチーズのSS
・短編です
・誤字脱字があったらすみません
・まったり楽しんでもらえたら幸いです

前作
・捨てエイラ?
・サーニャへの100の質問
・サーニャが何か食べちゃった

黒桜



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441799861


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 20:58:10.86 ID:Jl93omof0

ミーナ「みなさん初めまして新しい担任のミーナです。よろしくねっ」 

一同「「よろしくお願いします」」 

ミーナ「はいっ。では最初なので質問タイムにしま~す。何かある人~」 

宮藤「はいっ!先生は結婚されてますか?」 

ミーナ「いいえ。してません。はい次」 

宮藤「えっしてないんですか?いいとし」バン 

ミーナ「はい次」 

サーニャ「はい。どうやってその見た目をキープ」バン 

ミーナ「はい。次」 

エイラ「はいはいはい。先生ってとしはいく」バン 

ミーナ「神様私この教室でやっていける気がしません」 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:02:05.21 ID:Jl93omof0

ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」 

一同「「はい」」 

ミーナ「はい。坂本さん」 

一同「「・・・」」 

ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」 

一同「「はい」」 

ミーナ「はい。坂本さん」 

一同「「・・・」」 

ミーナ「はい。ではこの問題わかる人?」 

一同「「・・・」」 

ミーナ「はい。坂本さん」 

坂本以外((私たちいる意味あるんだろうか)) 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:05:13.75 ID:Jl93omof0

ミーナ「・・・・・えっとみんな静かに・・・」 

一同「「ガヤガヤガヤ」」 

ダンッ 

バルクホルン「お前たち静かにしないか!!」 

一同「「シーン」」 

ミーナ「トゥルーデ・・・」 

バルクホルン「まったく。年配の方の言うことは聞くものだ」 

ミーナ「トゥルーデ・・・」 

バルクホルン「気にするな。ミーナ。とにかく静かになってよかった」 

ミーナ「ちょっと指導室来なさい」 

バルクホルン「・・・・・はい」 

ピシャ 

一同「「合掌」」 

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:06:19.12 ID:Jl93omof0

バルクホルン「おいっ。リベリアン今日はお前が日直だろう!さっさと黒板を綺麗にしないか!」 

シャーリー「あ~うるさいな。まだ放課の時間はあるんだから大丈夫だって」 

バルクホルン「大丈夫なわけあるかっ!勝手気ままなリベリアンめっ!」 

シャーリー「はんっ。流石は鋼鉄の学級委員長!そんなにゆうならお前がやればいいだろ」 

宮藤「も~また始まったぁ」 

エーリカ「いいじゃん。見てて面白いし」 

美緒「あいつらには困ったものだ」 

リーネ「とっ止めなくていいんですか?」 

美緒「なんだ。止めたいのか?じゃあリーネ行ってこい」 

リーネ「・・・ごめんなさい。無理です」 

美緒「そうだろう」 

コツコツ 

宮藤「あっ先生だ」 

ギャーギャー 

ミーナ「はい。そこまで」 

バルクホルンシャーリー「「邪魔するな」」 

ミーナ「んっ?」 

バルクホルンシャーリー「「あっ」」 

ミーナ「あらっジャンクにでもされたいのかしら?」 

一同((あの人絶対一人はやってるな)) 

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:09:58.18 ID:Jl93omof0

シャーリー「スピード番長のシャーリー!」 

ルッキーニ「狙撃番長のルッキーニ!」 

エーリカ「突風番長のエーリカ!」 

エイラ「回避番長エイラ!」 

坂本「普通の番長坂本!」 

5人「「5人揃ってゴバンジャー!!」 

シャーリー「なぁルッキーニ。流石にゴバンジャーはないんじゃないか?」 

ルッキーニ「え~かっくいいじゃ~ん」 

エイラ「それに回避番長って一人だけ何か弱そうじゃないカ?」 

坂本「私など普通だぞ」 

ミーナ「はいはい。授業後にやりなさい。授業後に」 

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:22:38.50 ID:Jl93omof0

シャーリー「スピード番長のシャーリーとは私のことだ!捕まえられるものなら捕まえてみろ~」ダダダダ 

ルッキーニ「わ~シャーリーが置いてった~」 

宮藤「わ~シャーリーさん流石に早いな~」 

リーネ「ねっ。とても追いつけないや」 

エイラ「ふへ~流石は学校一のスピード狂」 

ミーナ「・・・・」 

ミーナ「シャーリーさん・・・」 

ミーナ「赤字の補修をサボりと。誰か明日あったら職員室に来るように伝えてください」 

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:34:46.93 ID:Jl93omof0

コソコソコソ 

ルッキーニ「狙撃番長とは私のことだ~」 

コソコソ 

ルッキーニ「ということで。え~今日はこの狙撃銃でいつも机の中を掃除しろ~ってうるさいバルクホルンに・・・」 

バルクホルン「」テクテク 

ルッキーニ「狙撃してみたいと思います」 

バルクホルン「」テクテク 

ルッキーニ「ていっ」バンッ 

ビスッ 

ルッキーニ「よっし。ビンゴ~」 

バルクホルン「ふっいつから前を歩いていると錯覚していた」 

ルッキーニ「なっバルクホリュン!」 

バルクホルン「変わり身だ」 

ルッキーニ「そんな~」 

バルクホルン「ゲルマン忍術を甘く見たな」 

ギャーーーーーーー 

ミーナ「ルッキーニさんは入院と」 

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 21:48:30.96 ID:Jl93omof0

不良1「ふふふ。やぁエーリカ」 

不良2「この前のお礼はしっかり返してやるからな」 

不良3「謝るんだったら今だぜ?」 

不良4「へっここで突風番長を倒せば名が上がるってもんだぜ」 

エーリカ「え~戦うの面倒くさ~い」 

不良1「なんだったら立ってるだけでいいんだぜ?」 

不良2「へへへ。俺たちがいじめてあげるからよぉ」 

エーリカ「へ~じゃあ捕まえられるなら捕まえてみな!シュトルム!」 

一同「「このアングルを見るために喧嘩売ってます」」 

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:04:32.66 ID:Jl93omof0
シャーリーはビッチじゃなくて天使やしwwww

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:13:18.14 ID:Jl93omof0

エイラ「それにしても回避番長はないよなぁ」テクテク 

サーニャ「ふふ。結構お似合いの名前じゃない」 

エイラ「え~そうかナ~」 

サーニャ「ふふ。エイラちょっとこっち見て」 

エイラ「んっ?なんダ?」 

サーニャ「・・・」ジー 

エイラ「・・・・・・うっ///」ヒョイ 

サーニャ(ほら避けた。エイラのヘタレ) 

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:28:44.23 ID:Jl93omof0

坂本「う~む。普通の番長かぁ。私は普通なんだろうか」 

ルッキーニ「う~ん。どうかな~」 

坂本「おい。お前がつけた名前だろう」 

ルッキーニ「え~そんなこと言ったって~」 

坂本「はっ」 

ルッキーニ「どったの?」 

坂本「わかったぞ!ルッキーニ。髪型が普通なのがいけないのだ!」 

ルッキーニ「ふ~ん。でっ?」 

坂本「不良といえばリーゼント。よし。私もリーゼントにしよう!」もさもさ 

ジャキーン 

ルッキーニ「・・・普通だねっ」 

坂本「・・・あぁ普通だな」 

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:37:29.71 ID:Jl93omof0

ミーナ「はぁ」 

坂本「んっ?ミーナ先生どうした?」 

ミーナ「あっ。美緒さん」 

坂本「悩みか?」 

ミーナ「ええ。私は教師に向いているのかしら」 

坂本「はっはっはっ。私は口下手だから説明はできんが向いていると思うぞ?」 

ミーナ「はぁ。ホントかしら」 

坂本「うむ。あいつらがのびのびしているのはミーナ先生に甘えているからだろう」 

ミーナ「・・・」 

坂本「ゆえにあいつらは先生のことを嫌っていなんかいないと思うぞ?」 

ミーナ「・・・そう・・・ねっ。」 

坂本「うむ。言葉では伝わらないか。だがとりあえず、少なくとも私は先生が好きだぞ?」 

ミーナ「・・・美緒」 

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:42:47.16 ID:Jl93omof0

職員室 

カリカリ 

ミーナ「それでも・・・やっぱり・・・向いてるかどうか考えてしまうわ」フゥ 

カリカリ 

ミーナ「あっ間違えた。えっと修正液は机の・・・」 

ガサゴソ 

ミーナ「あらっ?これは・・・色紙?えっと・・・これは!?」 

ミーナ「・・・みんなありがとう」 

ミーナ「まさか生徒から誕生日のプレゼントをもらえるなんて」 

ミーナ「ふふ。シャーリーさん字もスピード任せに書いたわねっ。字が間違ってるわよ?」 

ミーナ「これは美緒ねっ。なんて力強い誕生日おめでとうかしら」 

ミーナ「この絵はルッキーニさんねっ。私かしら。もう少しスリムだと思うのだけど」 

ミーナ「リーネさん。私を優しくて綺麗だなんて。ふふありがと」 

ミーナ「トゥルーデさん私こそこれからよろしくねっ」 

ミーナ「フラウはトゥルーデに同じって。あの子らしいわねっ」 

ミーナ「宮藤、エイラさんは今度触らせてくださいって一体何をかしら」 

ミーナ「サーニャさん。・・・ありがとう。私なんかを理想の先生だなんて」 

ポタポタポタ 

ミーナ「いけない。涙が・・・」 

ミーナ「・・・・・・・・・・・・」 

ミーナ「決めた。決めたわ。私が向いてるか向いていないかなんて関係ない。ただあの子達のために全力を尽くすわ」 

ミーナ(みんな。本当にありがとう) 

ミーナ「ふふ。一生の宝ができちゃった」 

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:51:30.30 ID:Jl93omof0

物陰 

一同「「よかった」」 

宮藤「ふふ。よかった。喜んでくれてるみたい」 

リーネ「ふふ。先生の泣き顔見ちゃった」 

ルッキーニ「ニヒヒ。写真はばっちりとったよぉ」 

シャーリー「おっさすがはルッキーニ。後で私にもくれよ」 

坂本「喜んでくれて何よりだ」 

バルクホルン「まったくだ。先生に悩んだ顔は似合わないからな」 

エーリカ「ヒューヒュー。イケメンだねぇ」 

バルクホルン「からかうな」 

エイラ「それより約束守ってくれるかなぁ」 

サーニャ「エイラ。誕生日の贈る言葉があれではおかしいんじゃないかしら」 

エイラ「まぁ書いちゃったもんはしょうがないさ」 

坂本「しかし、慣れないことするとバランスがうまくいかないものだなぁ」 

ルッキーニ「そだねっ。裏のおめでとう!!ミーナさん。じゅうきゅうさいが。 
「おめでとう!!ミーナ」で上の部分は使い切っちゃって、さん、とじゅうきゅうさいが下の段に言っちゃったもんねぇ」 

坂本「はっはっはっ。あればっかりはしょうがない。それこそ今更どうすることもできん」 

ルッキーニ「だよねぇ。でもあれだとまるで三十九歳って書いてあるみたいだよねぇ」アハハ 

一同「「えっ!?」」 

宮藤「それってマズくないですか?」ガクガク 

エーリカ「これは流石にヤバイんじゃ・・・」ブルブル 

リーネ「私まだ死にたくありません」 

シャーリー「みっ。みんな早く逃げるぞ」 

エイラ「あっこっち向いた」 

一同「「ひぃ」」 

シャーリー「なに。このスピード番長のスピードを持ってすれば」 

ミーナ「あらっみんなお揃いみたいね」ニコニコ 

シャーリー「なっ回り込まれた!!早い!!」 

ミーナ「みなさん。ありがとう。じゃあ少し体育館裏まで行きましょうか」ニコニコ 

エイラ(あっ文字通り全員吊るされる未来予知が見えたんダナ) 

一同「「ギャーーーーーー」」 

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/09(水) 22:56:44.83 ID:Jl93omof0

後日 

ミーナ(ふふ。でもみんな。本当にありがとう。あの贈り物は私の人生の宝よっ) 

ミーナ(ふふ。これからはちゃんと美緒以外も当てなくっちゃwwww) 

おわり 

引用元: ・三年B組ミーナ先生