※前作
VAVA「俺が提督だと…?いいだろう。やってやろうじゃないか」【艦これ×VAKA】

412: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/09(木) 22:34:57.55 ID:G1REs2GK0



横須賀鎮守府 



執務室 



VAVA「応募者12名……か」 



黒潮「司令はん。緊張しとる?」 



VAVA「俺がきんつうなどするわけないだろう」 



黒潮「あはは、せやな」 



大淀「提督、準備が整ったようです」 



VAVA「うむ」 



引用元: ・VAVA「俺が提督だと…?いいだろう。やってやろうじゃないか」【艦これ×VAKA】

415: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 00:33:32.11 ID:8ydmbWav0


大淀「一番の方。どうぞ」 



ガチャ…! 



イムヤ「はい!失礼します。伊168です」 



VAVA「…」 



イムヤ「わぉ!?」 



VAVA「どうした?」 




イムヤ『こ、この紫色の鎧の人が…ここの提督なのね……』 




イムヤ「いえ!……何でもありません」 



VAVA「まぁ、座れ」 



イムヤ「はい!」ササ… 



イムヤ『よし、がんばるぞ!』 



417: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 00:57:24.29 ID:8ydmbWav0


数分後 



VAVA「成程な…訓練学校での成績も悪くない。そして、これまで大きな問題は起こしたことがなく、性格もいたって真面目…と」ペラ… 




大淀「特技は狙撃ですって」ヒソヒソ… 


黒潮「でもって、シュミは甲標的の分解、組立やろ?売り込むなぁ」ヒソヒソ… 




イムヤ「…」ドキドキ… 



VAVA「わかった。こちらから聞く事はもうない。何か、お前から質問はないか?」 



イムヤ『な、なにか聞かなきゃ…!』 



イムヤ「はい。提督の肩についている主砲の威力が知りたいです!」 



大淀「!」 


黒潮「!」 



418: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 01:04:54.98 ID:8ydmbWav0



VAVA「なんだ、そんなことか。しょうがない、やはり気になってしまったか。このショルダーキャノンが…ククク……」ウィン… 



黒潮「あっはっはー!冗談やて、司令はん。ほら、単装砲畳んでやー」なでなで 



VAVA「そうか…」カシュ… 



イムヤ「…」 



VAVA「ん……いいだろう。合格だ。お前を採用する。既に私室は用意されているから、自由に使っていいぞ」 




イムヤ「即日で着任していいんですか!?」 




大淀「えぇ、我が艦隊は特別に候補となりましたから。上層部にある程度の我侭がきくんですよ」 



大淀「もちろん、学校にも話はついていますのでご安心を」 



黒潮「それほど潜水艦のチカラが借りたいーっちゅーわけやな」 




VAVA「そういうことだ。嫌ならニ、三日経ってからでもいいが…どうするんだ。ここでいいのか?それとも辞退するか?」 




イムヤ「ここがいいです!即日着任したいです!!」 




VAVA「いい返事だ。霞を呼べ。霞に新入りの案内をさせろ」 



大淀「はい。仰るとおりに。では、次をもう呼びますか?」 



VAVA「あぁ、頼む」 


421: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 07:15:13.89 ID:8ydmbWav0



大淀「二番の方、どうぞ」 




ハチ「はい、失礼します。伊8です」 




VAVA「よく来たな。俺がここの提督。VAVAだ」 



ハチ「初めまして、ハチと呼んでください」 



VAVA「わかった。ハチ、座っていいぞ」 



ハチ「はい」 


422: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 07:33:23.28 ID:8ydmbWav0

数分後 




VAVA「オール甲…ほぅ。座学での成績も三年間トップクラス…射撃訓練、格闘訓練でも軒並み良い成績だな」 



ハチ「予習復習を頑張っただけです」 



VAVA「おまけに謙虚ときたか。だが、模擬戦の成績が芳しくないようだが?」ピラ… 



ハチ「す、すみません。戦闘は…あまり好きじゃないんです…」 



VAVA「謝ることは無い。それもいいだろう」 



ハチ「はい…」 



大淀「提督…」ボソ… 



VAVA「なんだ?」 


423: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 07:35:25.21 ID:8ydmbWav0


黒潮「あんまりいじめちゃ、かわいそうやで」 


大淀「そうです。彼女、ドイツ語が話せるようですよ。先に任されていた、海外艦との邂逅に適任ではないでしょうか?」ボソソ… 



VAVA「何?そうなのか……確かに」 



VAVA「ハチ、ここで働きたいか?」 



ハチ「勿論です!……大声だして、すみません……」 



VAVA「よし。ハチ、お前も合格だ。大淀」 



大淀「既に、満潮さんを呼んであります」 



満潮「ま、これも先輩の務めってね」 



VAVA「気が利くな。後は任せた」 



満潮「新入り、ついてらっしゃい」 



ハチ「はい」 



VAVA「よし、次だ」 



大淀「はい」 



427: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 21:17:32.45 ID:8ydmbWav0



ガチャ…! 



イク「はーい!失礼します!」 



VAVA「やっと活きの良いのが来たな」 



イク「ひゃあ!ウェヒヒ!!」 



VAVA「?」 



イク「素敵な提督で嬉しいのね。伊19なの!そう、イクって呼んでもいいの♪」ゆさっ… 



大淀「負けた…」 


黒潮「弩級やな…」 



VAVA「面白いやつだ。お前と話がしたい。座っていいぞ」 



イク「はいなの!」 



428: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 21:38:23.74 ID:8ydmbWav0


VAVA「うーむ…総合的な成績は並だが…夜間における模擬戦に限り、全勝無敗か…」 



大淀「提督、ちょっと性格はアレですけど、頼もしいですよ」ボソ… 



VAVA「俺もそう思ったところだ。磨けば輝くだろうな」 





イク「あと~特技はマッサージなのね!」 





VAVA「マッサージ…まぁ、ここならばその技術は役に立つだろう。いい特技だ」 



イク「ありがとうなのねー!じゃあ~褒めてくれたお礼に、ここで披露しちゃうのね……」サッ…フッ… 



VAVA「!?」 



VAVA『消えた…ハッ!背後を取られただと!?』 



さわさわ…なでなで…ずりずり… 



429: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/10(金) 21:41:00.42 ID:8ydmbWav0


イク「はわぁ…提督の肩、鋼みたいなのね~」ぐりぐり… 



VAVA「…」 



イク「くぅっ……提督の…かたくておおきいのね…///」すっすっす… 



黒潮「ちょ!」 



VAVA『わからん…何が面白いんだ…?そうか!こいつもショルダーキャノンに興味があるのか』ウィン… 




イク「きゃっ……えへへ、立派な主砲なのね~///」 




大淀「す、ストーーーップ!!合格!合格でいいですから!!ですよね!?」 




VAVA「あ…?……あぁ、採用だ」 




大淀「了解しました!この子は私がつれて行きます!!ほーら案内するから来てねー!」ぐいぐい! 



イク「あん!強引なのね~」 



イク「提督、続きはまたこんどなのねー!採用してくれてありがとーーー……」 




ダダダダダーーーーーーーーーーーッ!!! 




VAVA「いきなりなんだったんだ…?大淀」 




黒潮「えーーーっと…次!次いこか!!」 




VAVA「そうだな」 


436: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/11(土) 19:45:19.57 ID:Nhmm56AH0


数十分後… 



VAVA「いいだろう。お前も合格だ」 




「やったでちー!」 



五月雨「おめでとうございます!さぁ、私についてきてくださいね」 



「はいでち!」 




黒潮「にしても、潜水艦の学校って嫌なとこやなぁ。入学式に新入生を落っことすーなんて」 



VAVA「だが、あいつは這い上がってきたんだ。根性がある奴は大歓迎だ」 



黒潮「せやけど、ウチら駆逐艦は学校統一なんてされとらんし、色々とたのしかったでぇ」 



VAVA「ちょっと待て。お前はドロップでここに着任したんだぞ」 



黒潮「そうやね」 



VAVA「ドロップする前はどこにいたんだ?何故海で出会えるんだ?」 



黒潮「ウチも難しいことはようわからんけど、SFとかファンタジーによくあるやん。召喚術的な何か。そんなのと違う?」 



VAVA「そうだったのか…」 



ガチャ… 



437: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/11(土) 19:47:47.07 ID:Nhmm56AH0


大淀「ただいま戻りました…すみません…ちょっと、イクちゃんの案内で手間取ってしまって」ゼェゼェ… 



VAVA「ご苦労……随分疲れてるな」 



大淀「いえ、この程度………それに、連日頑張った後は、間宮さんのつくった甘味がいっそう美味しくなりますから!」 



VAVA「…」 



大淀「提督…?」 



黒潮「司令はん。どないした?」 



VAVA「いや、何でもない。それより、次で最後だったな」 



黒潮「せやな。次も伊58の子やで」 



大淀「お呼びしてもよろしいですか?」 



VAVA「いい、休んでろ。俺が呼ぶ」 



大淀「でも…」 



VAVA「おい、最後の!入って来い!!」 



438: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/11(土) 20:27:14.45 ID:Nhmm56AH0


ガチャ……トトト……パタム… 



ゴーヤ『とっ…とうとうゴーヤの番…』 



ゴーヤ「は…はひ…」カチコチ… 



ゴーヤ『あ、あしが竦むでち……』 



テクテク…ストン… 



VAVA「…」 



黒潮「あちゃ~…」 



大淀「…」 



大淀「提督は、着席していいなんて一言も言ってませんよ」 



ゴーヤ「あ!?ご、ごめんなさいでち!!」バッ! 



大淀「あなた、名前は?」 



ゴーヤ「はっ!?あの!!……伊58…」ボソソ… 



大淀「入室する際に礼もせず、失礼します。と、声もかけない……あろうことか、ドアを締めるとき、こちらに背を向けましたね…」 



ゴーヤ「あうぅ…」 



大淀「面接…学校で教わりませんでしたか?」ギラリ…! 



ゴーヤ「えっと…あのその…ひぇ…」 



VAVA「よく来たな」 



大淀「提督…」 



442: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/12(日) 14:46:29.14 ID:eKxLi9440


VAVA「大淀、お前ダメなヤツには厳しいんだな」 



ゴーヤ「ダメなヤツ…」 



大淀「いえ!そんなことは…ただ、常識がなってないと私は…」 



VAVA「始めるぞ」 



大淀「あ……はい」 



ゴーヤ『…どういうことでち?あんなに失敗したから、てっきり追い出されるものとばかり……』 


443: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/12(日) 16:44:11.20 ID:eKxLi9440

数分後 




ゴーヤ「とっ…得意なことは、海水の味でどこの海のものかわかることでち!」 



VAVA「ふぅむ……なかなかの曲者だな」 



大淀「ここに来た子達の能力は、みんな高水準にまとまっていると思ったのですが…この子はちょっと…」ボソ…



黒潮「でも、自分のアタマ悪いのを言い訳せずに、一生懸命受け答えしとるやん」 



大淀「それは当然のことよ。それまで何を積み重ねて、これからをどうしていくのか。それを聞きたいのよ」 



黒潮「数字や能力だけで判断する人事はどうかと思うで。性格や人柄をその場で見極めんと、あとで痛い目みるんはウチらやん」 



大淀「確かに…密偵は怖いけど、それでも能力は度外視できないはずよ」 



VAVA「うるせえぞ」 



大淀「…」ショボン… 


黒潮「…」クテー… 



VAVA「もういい。最後の質問にするぞ」 



ゴーヤ「はいでち!」 



ウィン… 



ゴーヤ「え…えぇ!?」 



ゴーヤ『た…単装砲がこっち向いたでち!?』 



444: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/12(日) 16:46:46.49 ID:eKxLi9440



VAVA「無限の可能性を秘めたチカラと…」 



VAVA「今、目の前にある強大なチカラ…」 



VAVA「どちらを信じる?」 



ゴーヤ「は…?えっと、それはどういう…」 



VAVA「質問しているのは俺だ!とっとと答えねぇか!!」ガチャ! 





ゴーヤ「きゃあああ!?強いチカラでち!可能性なんて、信じられないでち!!」ズサーッ! 




VAVA「…」 





ゴーヤ「ひぃぃ…」ガタガタ…! 



VAVA「そうか」ス… 



ゴーヤ「あえ…?」 



ポン…! 



VAVA「合格だ。ここで働いてもらう」 



ゴーヤ「?……本当に?ホントにここで働いていいでち?」 



VAVA「驚かせてすまなかったな。お前の考えを知りたかっただけだ」 



ゴーヤ「え?」 



黒潮「司令はん、もう後は無いし。ウチ、案内しよか?」 



VAVA「頼んだ」 


455: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 17:52:24.15 ID:ZXkRn4zg0


ラウンジ 




黒潮「ここはラウンジっちゅーてな、皆で話したり、遊んだり、何してもええんよ」 



ゴーヤ「はい!…あ……!」 



黒潮「お、同級生?」 



ゴーヤ「そうでち」 



黒潮「もう、案内は終わりや。あとは、司令はんの指示があるまで、この艦隊の子はの~んびりしててええんやで」 



ゴーヤ「わ、わかったでち…」うるっ… 



黒潮「邪魔者は消えるわ~ほな、何かあったら遠慮なく聞いてや。じゃあね」テクテク… 



456: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 17:58:03.48 ID:ZXkRn4zg0


ゴーヤ「み……みんなーーーーーー!!!」ダダダーー! 



イク「きゃん!ゴーヤ、激しいのね♪」ダキッ! 



イムヤ「おめでとうゴーヤ!」 



ハチ「これで、また4人一緒ですね」 



イムヤ「みんな、採用してくれた提督のために これからガンガンがんばりましょ!!」 



イク「なの!」 



ゴーヤ「でち!」 



ハチ「Ja!」 





ゴーヤ『お母さん。やったでち…ゴーヤ、あの横須賀鎮守府に合格したでち!!提督はスターウォーズみたいだったけど』 




457: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 18:03:05.82 ID:ZXkRn4zg0


執務室 




大淀「面接、終わりましたね」 



VAVA「…」 



大淀「12人、全て採用ですね」 



VAVA「…」 



大淀「ごめんなさい」 



VAVA「何がだ」 



大淀「私……………いえ、今日のお仕事はこれで終わりです。下がりますね」ニコ! 



VAVA「待て」 



大淀「何でしょう?」 



VAVA「………ご苦労」 



大淀「…」 



大淀「ありがとうございます…では、また明日…」パタン… 



459: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 18:22:50.08 ID:ZXkRn4zg0


その日の夜 




VAVA「提督、司令……か」 



VAVA「名前で呼んでくれ。なんて言える訳ねぇ……」カポ… 




トクトクトク…スカ… 




VAVA「何…!?」 



VAVA「酒…酒が無い……だと…!」 



VAVA「ニホンシュも無い…ワインも無い…そうだ、あんなに沢山あったんだ。シャンパンの一本くらい…」 



ガタガタ…ガサゴソ……スカーン… 



VAVA「無い…」 



バタン!……ガシュン!ガシュン!ガシュン! 




462: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 19:07:17.13 ID:ZXkRn4zg0


深海BAR ダーウィン 




港湾「ネェ…ココ、バー ナンダケド…」 



泊地「ソレガ ドウシタ?ング………プハァ!オカワリ、アイスミルク ヲ ダブル ダ」 



港湾「ハァイ……」しぶしぶ… 



トクトク… 



港湾「ハイ、牛乳」コト… 




泊地「アイスミルク!!」 




ギィイイイイ……ガシュン…ガシュン… 



463: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 19:11:35.49 ID:ZXkRn4zg0


泊地「………コノ足音ハ!?」 




港湾「イラッシャイマセ。最近、来ナイノデ心配シチャッタ」 



ガラ…ストン… 



VAVA「すまん、忙しくてな。会いたかったぜマスター」 



港湾「私モ♪サ、一杯目ハ 何ニ致シマス?」 



VAVA「テキーラをストレートで頼む」 



港湾「チェイサー ハ ナシヨネ?」 



VAVA「あぁ」 



泊地「VAVA!!」 



VAVA「よう、久しぶりだな……なんだ、カルシウム不足か?」 



泊地「ナ、何ヲ言ッテイル?私 ハ 泊地棲鬼ダゾ。コンナモノ 単品 デ 飲ム ワケ ナカロウ?コレ ハ チェイサー ノ ミルク ダ」 



VAVA「そうか」 



泊地「ソウダ。オイ港湾!ウィスキーキテナイゾ!コノ 際 ダカラ VAVA ノト 一緒 ニ ダセ。アト、席移ルカラナ」 



港湾「ハイハイ、毎度アリ~」 



464: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 20:14:20.23 ID:ZXkRn4zg0

十数分後 




港湾「ヘェ…ソンナコト ガ」 



VAVA「砂糖がない。おまけに酒もな」 



港湾「ダカラ ココ ニ 来タノ?」 



VAVA「言ったろう、ここは俺のお気に入りだ。暇が出来たらまた通ってやる」 



港湾「ドウモ♪」 



泊地「砂糖…酒…ドレモ、嗜好品ダナ。ソウ言エバ…」 



VAVA「何か知っているのか?」 



泊地「ウム。最近、艦娘達 ノ 輸送船 ダケヲ 狙ッテ 襲ウ 連中 ガ イルラシイ」 



VAVA「それだ……その連中ってのは何者だ?」 



泊地「コレハ 定カ デハ 無イガ……装甲空母鬼 ノ 配下 ダト 、部下達 カラ 聞イタ コトガアル」 





VAVA「装甲空母鬼…」 





泊地「我々 ノ 中 デモ 一目置カレル ホドノ 防御力 ヲ 持ツ 姫ダ」 



VAVA「そいつの居場所はわかるか?」 



泊地「アイツ ニ 会イニ行クツモリカ?」 



VAVA「無論だ。借りた物は返して貰わなくてはな……」 



465: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/14(火) 20:17:16.99 ID:ZXkRn4zg0


泊地「ソウ言ウト思ッタゾ。ダガ、気ヲツケロヨ………アイツ ハ トンデモナイ性悪ダ」 



VAVA「そっちの方がやりやすくていいぜ」 



港湾「戦イハ好カナイワ…何トカ、話合イ デ 解決 出来ナイカシラ…」 



泊地「無理ダナ」 



VAVA「………努力はしよう。相手次第だがな」 



港湾「ソウヨネ……ア、ソロソロ 夜 ガ 明ケルワ」 



VAVA「もうか…泊地、案内の件頼んだぞ。明晩、またここで落ち合えるか?」 



泊地「明日モ来テクレルノカ!」 



VAVA「当たり前だろう」 



泊地「ワカッタ。ココデ待ッテイルゾ」 



VAVA「恩に着る。マスター、いくらだ?」 



港湾「鋼材500ボーキ500デス」 



VAVA「ちょうどだ」チャリン 



港湾「ドウモ♪ジャ、マタ明日ネ。VAVAサン」 



VAVA「…」 



VAVA「…そうだな。明日だ……あばよ」 



475: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/15(水) 21:24:06.08 ID:CEdpjHep0




後日 




VAVA「…」 



VAVA「酒が無くても死ぬことは無い…そもそも、飲食自体必要ないが、無いと落ち着かん…」 




トントン 



VAVA「誰だ?」 



私です。 



VAVA「間宮…入っていいぞ」 




476: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/15(水) 21:26:23.80 ID:CEdpjHep0


ガタン…! 




間宮「うっ…うぅ…砂糖が無いばっかりに、艦隊がやがてボロボロに…」ポロポロ… 



VAVA「そうか…いよいよ砂糖が…」 



間宮「はい…カロリーオフとか野菜スイーツとか小細工を弄して来ましたが…もう、限界です」 



VAVA「何とかもたないか?」 



間宮「どれだけ節約しても…今日の日没までもつかどうか…」 



VAVA「モタモタしている時間は無いな」 



間宮「あぁっ!!心配かけまいと、提督や大淀さんに相談しなかった私の責任です!!提督、私を撃ってください!!」 



VAVA「自棄になるな」 



間宮「いいえ!お菓子を作れない私なんて、弾薬の無い戦艦です!どうか私を!!」 




ガシッ…ズイッ……! 




間宮「きゃ…」 



477: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/15(水) 21:30:01.89 ID:CEdpjHep0



VAVA「おい」 



間宮「は…はい…」ぽっ…/// 




VAVA「俺は、撃ちたい。と思ったことは何度もあるがな、撃ちたくない。と思ったのはこれが初めてだ」 




間宮「提督…」 



VAVA「待っていろ。砂糖は必ず俺が手に入れる。俺を信じてくれ…」 



間宮「…」 



VAVA「…」 



間宮「信じます。私も、日没まで必ずもたせます。提督、よろしくお願いします」ギュッ… 



VAVA「信じてくれるか…この俺を…?」 



間宮「はい」 



VAVA「間宮……大淀に伝えろ。俺のいない間、艦隊を頼んだとな!!」ウィン! 




ドゥンッ!!…バーン!ガシュン!ガシュン!!ガシュン!!! 




間宮「提督…///」 



間宮「…はっ!?」 



間宮「何も…ドアを吹き飛ばしていかなくても…」 



489: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/16(木) 18:31:48.96 ID:IRvrwwLL0


深海BAR ダーウィン 




ギィ!バーン! 



VAVA「マスター!!泊地はいるか!?」 



港湾「イ…イラッシャイ…?アノ、マダ来テナイケド…約束 ハ 今夜 ジャナカッタ?マダ昼ヨ?」 



VAVA「予定が変わった。今すぐに装甲空母鬼とやらに会いたい。泊地を呼べないか?」 



港湾「チョット 待ッテネ 今、電話シテミルカラ」 



492: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/16(木) 20:29:04.55 ID:IRvrwwLL0


店外 




数分後… 




ゴォ…!スゥ… 



泊地「フゥ…」シュウウウウ… 



VAVA「待ったぜ」 



泊地「無茶 ヲ 言ウナ。コレデモ、本気ダシテ ココマデ スットンデ 来タンダゾ」 



VAVA「すまなかった」 



泊地「イイサ、状況 ガ 変ワッタンダロウ?」 



VAVA「そうだ。今すぐに案内してもらう」 



泊地「ワカッタ。ダガ、私 ガ 一緒 ニ 行ケルノハ アイツ ノ 城 ノ 近ク マデダ」 



VAVA「かまわん。拠点制圧は一人の方がやりやすい」 



泊地「制圧 カ…フフフ、アイツ ノ 驚イタ 顔ナラ 見タカッタガ、ソウモイカナイ」 



495: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 00:32:18.24 ID:3zqfpmzq0



VAVA「何だ?」 



泊地「スマン。私 ニモ 立場 ガ アルノデナ…ジャア、行クカ?」 



VAVA「頼む」 



泊地「私 ニ 掴マレ。直グ ニ 連レテ行ッテヤルカラ」 



VAVA「いや、必要ない。お前は全力で目的地へ向かってくれ」 



泊地「着イテクル気カ!?」 



VAVA「あぁ」 



泊地「……本気カ?」 



VAVA「今、嘘をついてどうする」 



泊地「ワカッタ…行クゾ!!」 



496: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 01:31:59.25 ID:3zqfpmzq0

しばらくして 



岩と岩の隙間 




泊地「ソレニシテモ…本当 ニ 走ッテ 着イテクル ナンテナ」コソ… 



VAVA「お前のおかげだ」ササ… 



泊地「エ?」 



VAVA「アレが、装甲空母鬼の城か?」 



泊地「ア…アァ、ソウダ。アレガ ヤツ ノ 城 ダ」 



VAVA「悪趣味だな」 



泊地「ナンデモ、配下 ノ 者 ヲ 強制的 ニ 働カセテ 築イタ 城ラシイ」 



VAVA「その配下も、大半は無理やり配下にさせられたんじゃないか?」 



泊地「当タリダ。 何故 知ッテル?」 



VAVA「知り合いにも似たようなのがいたからな…さて」ウィン… 



497: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 01:33:44.71 ID:3zqfpmzq0


泊地「私 ハ ココ ニ イル。終ワッタラ ココヘ 戻ッテコイ」 



VAVA「いや、さっきの一度で道は全て記憶した。帰り道の案内なら大丈夫だ」 



泊地「シカシ…一度キリ ノ 記憶 ナンテ 曖昧 ナ…」 



VAVA「俺の記憶は完璧だ」 




泊地「ダメダ。私ハ……ミ……身 ヲ アンジテ…」のの字クルクル…/// 




VAVA「騒ぎになる。もし、お前がここにいることが知れ渡ったら、お前の立場はどうなる?」 



泊地「…VAVA」 



VAVA「行け」 



泊地「……気 ヲ ツケロ。アイツ ハ 卑怯 ノ 化身 ダ」 



VAVA「ありがとよ。泊地」 



VAVA「ハッ!!」ドォッ!ピョンピョン!! 


498: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 02:18:22.00 ID:3zqfpmzq0

装甲城 



チャララララ~~ン♪ 



「ドウゾ…装甲様」 



装甲「ア~ン」パク! 



装甲「クフフ……アァ、美味シイ。甘味ッテサイコ~ネェ~!」もぐもぐ 



チャララ……ラ゛ララ~ン♪ 



装甲「…」 



装甲「チョットォ…ヴァイオリン ミスッタヤツ 手ヲアゲナサァイ…」 



「ワ…ワタシデス…」 



装甲「マタ貴女ァ?下手糞。モウ イラナイワ」 



「ソンナ…!?オマチクダサイ!休ミ ナシデ 演奏 シ 続ケル ナンテ…!」 



装甲「ジャア、休マセテアゲル。牢・獄・デ・ネ!」 



「…行クゾ」 


「…サッサト立テ」 



ガシ!ガシ! 




「ソンナ…………ワァー!!離シテ!!アソコハ嫌ダァーーー!!」じたばた! 




バタン!…シーン……… 




装甲「………プッwww」 



装甲「アーーーーーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 



499: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 02:20:59.05 ID:3zqfpmzq0



装甲「ア~可笑シイ。ネェ、今 ノ 顔見タァ?」 



「滑稽 デ ゴザイマシタ」 



装甲「ホント!可笑シイッタラナイワwww」 



装甲「ハァ…ンッン!ソウダ、次 ハ オ酒 ガ 飲ミタァイ」 



「ハイ…何 ヲ 御飲ミ ニ ナラレマスカ?」 



装甲「ン~~…ソウネェ、アッ!」 



装甲「バーボン ガ アッタワネェ。アレ」 



「直チニ…」 



装甲「ア~!混ゼテ 飲ム カラ、ラムネ モ 持ッテキテ」 



「…ハイ」 


500: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 02:35:57.43 ID:3zqfpmzq0

ツ級「装甲様。新シイ ケーキ ガ 焼キ アガリマシタ…」 



装甲「待ッテタワァ!早ク切リ分ケテ!!」 



ツ級「ハ、ハイ…」ヨロリ… 



サッサ……ボロッ…! 



ツ級「アァ!?」 



装甲「…」 



ツ級「申シ訳アリマセン!手元ガ狂ッテ…!」 



装甲「ドーシテクレルノォ?折角貴女 ガ 作ッテクレタ 美味シ~~イ!ケーキ ナノニ……崩レチャッタジャナイ……」 



バシン!ドカ!!ゲシィ!!! 



ツ級「アウ…!」 



装甲「ドウ、反省シタ?」 



ツ級「ハイ…」 



装甲「ジャ、牢獄デモォーーーーット反省ネ?」ニタァ… 



ツ級「ヒッ…」 



嫌ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 



バタン!!…シーーーン…… 



チャララララ~~ン♪ 



501: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 03:00:17.51 ID:3zqfpmzq0


装甲「コノ世 ハ チカラ ガ 全テ……弱者 ハ 強者 ノ 為 ニ 働ク シカ デキナイノヨ……クフフフフ♪」 




ゴゴゴゴゴ…!!グラグラ! 




装甲「何?コノ揺レハ?」 



ダダダー! 



「装甲様!侵入者デス!!」 



装甲「侵入者?艦娘?ソレトモ 同類?今度 ハ ドレクライ 入リ込ンダノカシラ?」 



「侵入者ハ一人デス!!単騎デ コノ 城ヘ侵入シマシタ!!」 





装甲「ナンデスッテ…??単騎…マ、マサカ………戦艦 ヤ 飛行場 ジャナイデショウネ!?」ガタガタ… 





「イエ!姫デハ アリマセン!!見タコトモ無イ風貌デ…」 



装甲「ホッ………全ク!!ソウジャナイ ナラ 早ク ナントカ シナサイ!!ウルサイノヨ!!」 



「ソレガ、我々デハ 全ク 敵ワナイ ノデス!!」 



装甲「ナ…何ィ~!?」 



503: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/17(金) 05:28:52.63 ID:3zqfpmzq0


装甲城 




VAVA「装甲空母鬼とやらはどこにいるんだ?」 



「オ…オイ!!トマレ!トマラント撃ツゾ!」ブルブル… 



VAVA「下がってな」 



「シ…侵入者メ!」ガタガタ… 



VAVA「返事はどうした!!」 



「ヒィ…」 


「コ、怖イ…」 


「アノ口径ノ主砲ヲ喰ラッタラ…アワワ…」 




「ウゥ……!コノ城 ハ オシマイダ!私ハ逃ゲルゾ!」 




「ズルイ!俺モ逃ゲル!!」 


「アチキ モ!!」 


「アタシ モ!」 



スタコラーーー…サッサ……!! 



VAVA「利口なやつらだ。忠義心に欠けるようだが…チッ、一人捕まえておくべきだったな」 



VAVA「しかたねぇ、もっと奥へ進んでみるか」 



504: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 06:20:50.59 ID:3zqfpmzq0



ガシュン…ガシュン… 



VAVA「妙な所に来たな…牢屋か?」 



ギチ…ユラユラ… 



VAVA「これは…」 



VAVA『鎖で自由を奪い、吊るし上げか…やはり悪趣味だな』 




ウゥ… 




ツ級「…ウッ…グス…」 



VAVA「おい、生きてるか?」 



ツ級「ハッ!?ゴメンナサイ!涙 ガ 勝手 ニ デテ……許可サレテ ナイノニ 泣イテ ゴメンナサイ!!」ガタガタ… 



VAVA「…」 



VAVA「涙を流せるんだな。俺には無理だ」 



ツ級「…?アナタ ハ 誰?」 



VAVA「VAVAだ」 



ツ級「ヴァヴァ…?」 



505: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 10:30:23.25 ID:3zqfpmzq0


ツ級「装甲様 トハ 関係ナインデスネ?」 



VAVA「無い」 



ツ級「良カッタ…アノ、スミマセン。ソコニ 落チテイル 仮面。拾ッテ 私 ニ 被セテクレマセンカ」 



VAVA「仮面…これか?」ヒョイ… 



ツ級「ハイ…イツモ 肌身 離サズ 着ケテイル モノデス」 



スポ… 



VAVA「これでいいか」 



ツ級「アリガトウゴザイマス……アァ…落チ着ク」 



VAVA「お前と似たようなやつを知ってるぞ。そんなに仮面が大事か?」 



ツ級「ソレハモウ。自分 ノ 一部 デスカラ」 



VAVA「そうか。ところでお前、装甲空母鬼の居場所を知っているか?」 



516: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 20:21:32.31 ID:3zqfpmzq0


ツ級「知ッテイマス」 



VAVA「よし、ここから出してやるから教えろ」 



ツ級「本当デスカ!?」 



VAVA「お前、戦闘員じゃないだろう?ならば、解放しても邪魔にはならないからな」 



ツ級「ソウデス…私、オ菓子 ヲ 作ル 為ダケ ニ 北 ノ 海カラ ココニ 連レテ来ラレテ…」 



VAVA「悪いが、お前とゆっくり話している時間は無い」ガシ…! 



ツ級「エ…?」ユラ… 



ブチンッ!!トサ… 



ツ級「……!鎖 ヲ 引キチギル ナンテ…」 



ヒュッ!ガシュ!ガシュ!ガシュ! 



ツ級「キャア!?アノォ!私、歩ケマス!降ロシテ下サーイ!」 



VAVA「時間がねぇんだ!俺が走るからお前は案内しろ!!」 



ツ級「ハ、ハイィ!!ソコ 右 デスゥ!!」 


519: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/17(金) 20:45:06.51 ID:3zqfpmzq0


装甲「コノ 城 ハ 防衛設備 モ 完璧 ナ ハズ…ナノニ……クックゥ…!」わなわな! 



装甲「侵入者 ハ マダ 掴マラナイノ!?」 



「侵入者、依然トシテ健在!!……ワァ!?」 



装甲「ドウシタノ!」 



「先ホド マデ 無鉄砲 ニ 暴レテイタ 侵入者 ガ……ココヘ一直線 ニ 向カッテキマス!!」 



装甲「…誰カ ガ 口 ヲ 割ッタンダワ……クソ!無能ドモメ!!」 




「ト、到着マデ…残リ…」 




ドゥン!ドカーン!!シュゥー……… 




VAVA「…ゼロだ」 




装甲「何テ ヤツダ……長門型 ノ 主砲 サエ 跳ネ除ケル 扉ヲ……!?」 




「ギャアーー!?バケモノダァーーーー!」 




装甲「待テ!!逃ゲルナ!?敵前逃亡 ハ 死刑ヨ!!」 




VAVA「ハッ……どうせ死ぬんなら、少しでも生の望みがあるほうに賭けたんだろう」 



VAVA「普段なら皆殺しにする所だが、今は遊んでる時間は無い。お前が 装甲空母鬼 だな」 



装甲「無礼ナ!!人 ノ 城ニ ズカズカ ト……フン!!ダッタラドウダトイウノ?」 





VAVA「砂糖を返してもらおう」 





装甲「……ナニ?」 


527: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/18(土) 04:34:02.04 ID:KOjMZiSC0



ツ級「…」チラ… 



装甲「ア!……ツ級!サテハ…… オマエ ガ ココヲ 教エタナ!!」 



ツ級「!」ササッ! 



装甲「裏切リ者メェ……沈メ!!」ゴォ! 



ツ級「ハッ!?」 



ゴォーーー!!ドンドンドン!……ポトポト… 



装甲「私 ノ 艦載機ガ!?」 



カシャコン! 



VAVA「バンザイビートル。驚いたろう?羽の着いたミサイルは、艦載機の掃除にうってつけだぜ」 



装甲「見タコトモナイ 兵器 ヲ …クッ…!」 



ツ級「ウ…腕、大丈夫デスカ?」 



VAVA「もともと俺の腕は外せるように出来てんだよ。お前は逃げるなり、隠れるなりしてろ」 



ツ級「ハイ…」 




534: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/18(土) 21:09:13.23 ID:KOjMZiSC0


装甲「マ…待テ!オマエ ハ 何者ナンダ!?」 



VAVA「そう聞かれて答えるヤツは相当なマヌケだろうな。俺は盗んだ物を返せと言ってるんだ」 



装甲「ワカッタ…奪ッタ物 ハ 返スワ!!」 



VAVA「始めからそう答えときゃあいいんだ。さっさとしろ」 



装甲「…」ニヤ! 



装甲「ナーンテ、素直 ニ 返スカ!!T字顔ガ!!」ポチ! 



パカ! 



VAVA「ん…?」ヒュー… 



ツ級「床ガ!?」 



装甲「馬鹿メ!ソノ先 ハ 針地獄ヨ!!古典的 ナ 罠 ダケド…ダカラコソ 使イヤスイ!!クフフフ!今頃アイツ ハ 串刺シニ…」 


535: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/18(土) 21:11:40.79 ID:KOjMZiSC0



ガッガッガッガッガッガ…… 




装甲「?」 




装甲「何 ノ 音 カシラ?」ヒョコ! 




装甲「…………ゲェーーーーーッ!?90度 ノ 壁 ヲ 蹴リ上ガッテ来ル!!」 




スタンッ! 



ツ級「ス…スゴイ!」 



VAVA「三角跳びなんぞ、基本中の基本だろうが」 



装甲「エェー!!」 



VAVA「貴様」 



装甲「ハ…ヒャイ!」 



VAVA「覚悟は出来てるんだろうな?」 



装甲「ヒェェ…」 



545: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/18(土) 21:35:54.85 ID:KOjMZiSC0



VAVA「…」ウィン… 





装甲『マ…マズイ…鬼 ノ 状態 デ アンナ モノ ヲ 喰ラッタラ…私トテ 危ウイ!…時間 ヲ 稼グ ノヨ…』 



装甲『ソウダ!コイツ ガ T字 ノ 通リ、艦娘ドモ ノ 提督ナラ…アノ手ダ!!』 




VAVA「観念したようだな…」コォォ… 




装甲「アー!アンナ 所 ニ 初風 ガ イル!!」ビシッ! 




VAVA「何!?」クル! 




装甲「今ダ!」ダダダーーーッ! 




VAVA「どこだ!?初風……クッ…いないじゃねぇか!!……しまった!」 




装甲「倉庫…倉庫 ニ 行キ サエ スレバ…!!」 




VAVA「謀ったな!待ちやがれ!!」 




装甲「待ツモンカ!!消化装置作動!!」ポチ! 




ブシュウウウウウウーーーーーーーーー!! 




VAVA「うぐわ…!味なマネを……!」べチャ… 



VAVA「大淀から聞いていたデータが仇になったか…クソ!!待て!今待てば楽に殺してやる!!」ドゥン!ドゥン!ドゥン! 




装甲「キャアーーーー!?マジ ダ!殺サレルーーーー!!」ダダダダダーーーーー!! 




ツ級「行ッチャッタ………」ぽつーん 


556: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/19(日) 21:04:54.43 ID:fgQ0IrA40



VAVA「あの手この手で逃げ回りやがって…だが、追い詰めたぜ」 



VAVA「観念しろ!大人しく出てきやがれ!!!」 




シーーーン……… 




装甲「クフフフフフフ…」 



VAVA「ほう、覚悟を決めたようだな」 



装甲「イイエ………覚悟 ヲ 決メルノハ アナタ ヨ」 



VAVA「……えらく余裕じゃないか」 



装甲「オマエ ハ マンマ ト 私 ノ 策略 ニ 絡メ 取トラレタ ノヨ……」 



VAVA「随分必死に逃げていたようだが?」 



装甲「アレ ハ オマエ 油断 サセル タメノ 演技……気ヅカナカッタノカシラ?」 



VAVA「アレが演技か、大した女優だぜ。リアル過ぎて気づかなかったなぁ」 



装甲「ウ、ウルサイ!馬鹿 ニ シテ!!…………目ニ モノ 見セテクレルッ!!」バサァッ! 



557: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/19(日) 21:07:13.98 ID:fgQ0IrA40



VAVA「…」 



装甲「フフン!」 



VAVA「脱ぐとは思っていたが……まさか、下まで脱ぐとは。言っておくが、俺に色仕掛けは無意味だぞ」 



装甲「チ…///…チガウ!ソウジャナイ!ヨク見ロ!体 ニ フィット シテイル 鎧ヲ!!」 



VAVA「百歩譲ってそれが鎧だとして、フィットし過ぎだろう。恥じらいはないのか?」 



装甲「ヌ……ウ……………ウルサイ!ウルサイ!!ウルサイ!!!」 



装甲「コノ 姿 ヲ 見テ、生存 出来タ 者 ハ 一人 モ イナイ!!」 



VAVA「その話も眉唾物だな。信じられん」 



装甲「ソンナ軽口、二度ト 聞ケナイ ヨウニ シテクレルワ……… 装甲空母姫 参ル!覚悟ナサイナ!」 



559: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/19(日) 21:30:02.90 ID:fgQ0IrA40



ドドドドドド!………ポトポトポト… 




VAVA「チッ……どうだ!」 




ボン!…シュー…… 




装甲「クフフフ…痒イワァ」 



装甲「ソノ 羽根ツキ 魚雷、艦載機 ヲ 落トセル 威力 ハ アッテモ、私 ニ ダメージ ヲ 与エラレル 威力 ハ 無イヨウネ!!」 




ヒュヒュヒュン! 




装甲「ソコヨ!!」 




ドガーン! 




VAVA「ク……ヤツの艦載機は無限なのか?いくら落としても爆撃が止まねぇ……」 



装甲「サァ、休ンデナイデ イラッシャイナ♪」 



装甲『私 ガ ココヲ 離レヌ 限リ……負ケハ無イ!!』モグモグ… 



562: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/20(月) 07:59:00.76 ID:E52q+DCC0


VAVA「………」カク…カク… 



装甲「ドーシタノォ?肩 デ 息 シチャッテ。貧弱ネェ……行ケ!艦攻!!」ヒュッ!! 



VAVA「うぉ!!」 



VAVA『ヤバイな……エネルギーの回復を待たなければ……』 



装甲「ホォラ!!避ケナキャ、灰 ニ ナルワヨ!!」 



VAVA「クソッたれが!!」バシュ!バシュ!! 



VAVA『バンザイビートルでは火力が足りないぜ…!』 



装甲「クッ……シブトイワネ…ア!艦載機 ガ ゼロ……ボーキ ヲ 補給シナクテハ…!」 



VAVA「攻撃が弱まった…?ん、あいつ…何をしているんだ?」 




ヒョイ!パク!!ヒョイ!パク!! 




装甲「!」モグモグ!! 




ポロ……カラン…コロン…… 



VAVA「アレは…ボーキサイト……」じー… 



VAVA「あいつがコンテナの上に陣取ってたのはそういう訳か……視界の為でもなく、地の利を生かすでもなく…」 



VAVA「まぁ、地の利と言えば地の利か……………気づかない俺が馬鹿だった」 



VAVA「どれ、そろそろこの茶番を終わらせてやるか」ウィン… 



565: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 04:00:19.15 ID:OdYlfr+60



装甲『?……照準 ヲ ズラシタ』 



VAVA「そらよ!!」ドゥン!ドゥン!! 




ビシッ!ビシィィッ!! 




装甲「!?」 



装甲「ワー!何処 ヲ 狙ッテルンダ!!私 ハ ココヨ!!」 



VAVA「ちょっと待ってな。今たまりにたまった羊の毛を刈ってやるところだ」 



装甲『バレタ!?私 ノ 完璧 ナ 作戦ガ……』 



VAVA「おら!」 



装甲「待テ!ヤメロ!!ボーキサイト ガ ドレダケ 貴重 カ 知ラナイノ!?」 



566: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/21(火) 04:39:41.89 ID:OdYlfr+60



VAVA「知ったことか!!」 



装甲「ウゥッ…!」 



VAVA「俺は自分の目的を果たすだけだ!」 



装甲「ナ…何故!?如何シテ 砂糖ナンカ ノ 為 ニ ソコマデ デキルノ!!」 



VAVA「…」ピク…! 



VAVA「砂糖なんか………だと…!」ブチッ! 



装甲「エ…」 



VAVA「そもそも、貴様のせいだろうが!!輸送船を襲わせてさえいなければ、俺が来ることもなかったろうぜ!!」 



装甲「ワ…私ガ 自分デ 疫病神 ヲ 呼ビ込ンデ シマッタト…!?」 





VAVA「いいや、お前が呼んだのはジョーカーだッ!!」カコンッ! 





コロ…コロン……ボォン!! 





装甲「何年 モ カケテ 集メタ ボーキガァ!アワワ……崩レルゥ!?」グラ…! 




ドンガラガッシャーーーーーン!! 



567: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 05:07:26.56 ID:OdYlfr+60




ドロォ…ブクブク…… 




装甲「ングゥーーーーーーーーー!?」ジタバタ! 



装甲『熱イィィィ!!ボーキ ガ ヤツ ノ 放ッタ爆弾 デ ドロドロ ニ 溶ケテ……カ、体 ニ ヘバリ 着イテクル!?』 



装甲『コレハ タマラン!!分厚イ 装甲 モ 高熱 ノ 前ニハ 無力ダ!!』 



装甲『ハ、早ク 鎧ヲ 脱ガナクテハ!鎧ガ 邪魔ダ!!』 




ドボォォォォ! 




装甲「プハァ!ヤット抜ケ…」 




チョン… 




VAVA「…」ガチャリ… 





装甲「ア……」サー… 





VAVA「随分熱かったみたいだが…ご自慢の鎧はどうした?それに………顔が青ざめてるぞ」コォォ… 



装甲「ヒェエーーー!マ、待ッテ!殺サナイデ!!私 ヲ 殺シタラ、砂糖 ノ 場所 ハ 永遠 ニ ワカラナイ ママ…」 





3 < ひゅるり~~~るり~~~~♪ 





装甲「ナンダ!?」 



VAVA「またあいつか…」 



569: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 06:42:21.56 ID:OdYlfr+60




川内「あい、やせんかめん。さんじょ~」ムスー 




装甲「夜戦仮面!?」 



川内「また会ったな、鋼鉄の提督。どうやら今日は私の出る幕はないようだ」 



VAVA「何しにきた」 



川内「そら、受け取れ」ヒュ! 



VAVA「………鍵か?」パシ! 



装甲「ソレハ…!!」 



川内「そいつのバカでかい椅子に敷いてあったざぶとんの下にあったものだ」 



VAVA「貯蔵庫 ノ 鍵 ……とあるが…まさか」 



川内「お前が暴れている隙に、私が捜索、確認してきた。この城の最下層に、その鍵で開く扉がある」 



装甲「バカナ…侵入者 ハ 2人ダッタノカ……」 



川内「フフフフフ……!そしてその先の貯蔵庫に、奪い集めた嗜好品が貯められているのだ。後は好きにするといい」 



570: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 06:51:32.23 ID:OdYlfr+60



VAVA「お前の言うことを信じろと?」 



川内「信じて欲しいな」 



VAVA「…」 



川内「…」じっ… 



VAVA「…チッ」 



VAVA「いいだろう。だが、なぜ俺を手助けする?お前はただ夜戦がしたいだけの戦闘狂じゃないのか?」 



川内「決めつけられる事には慣れてる。しかし、本当はそうじゃない」 



VAVA「………何が言いたい?」 



川内「ファンの一人だよ……さらば!!」ヒュン… 



VAVA「夜戦仮面………か」 




装甲「…」そろーり…そろーり… 




VAVA「どこへ行くんだ?」ガシ… 




装甲「ハ…ヒ……」ガタガタ… 



575: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 22:40:16.58 ID:OdYlfr+60


ペコォーッ!! 




装甲「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!!」土下座 



装甲「今マデ悪サ ヲ 働イテ スミマセン デシタ!!モウシマセン!!」ペコペコ! 



装甲「何モ カモ オ返シ シマス!!モウ アナタ ニハ 逆ライマセン!!」 



VAVA「…」 



装甲「命ダケハ…御慈悲ヲ…!」 



VAVA「……助けてやろう。しかし、条件がある」 



装甲「ウゥ……ヒック……ハイ。ナンナリト…」 



VAVA「よし…」 


580: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 23:42:12.23 ID:OdYlfr+60

横須賀鎮守府 



食堂 



天龍「おーい!俺、エビチリなー!」 



北上「こっちはナポリタンねー」 




ハーイ!!タダイマー!! 




ワイワイ! 




間宮「提督!ありがとうございました!!この活気も提督のおかげです!」 



VAVA「これも仕事だからな」 



間宮「それにしても、砂糖以外にも、世界中の食材が山ほど手に入ったのはどういうわけですか?」 



VAVA「ホッカイドウで買って来たんだよ」 



間宮「なるほどー…って!?北海道まで行って来たんですか!?さすが、提督です!!」 



VAVA「そうだ。新入りの給仕係はどうだ?」 



間宮「とても熱心に働いていますよ。そういえば、あの子が食材を全部もって来ましたよね。すごい怪力ですよ」 



VAVA「そうだろうな。きっと北国出身だからだろう」 



間宮「道産子は鍛え方が違うんですね。肌も美白で綺麗ですもの」 



581: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 23:45:41.00 ID:OdYlfr+60


漣「近いじゃん!とか、つっこんじゃだめだゾ♪」 

583: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/21(火) 23:52:29.78 ID:OdYlfr+60



満潮「ねぇ…私、こんなの頼んでないわよ」 



霞「ちょっと!これ辛口じゃない!!カレーは甘口に決まってるでしょ!!」 



曙「このポテトフライ冷めてるわ!!持ってくるの遅すぎよ!このデクノボー!!」 




装甲「ゴメンナサーイ!!」ペコペコ! 




曙「ゴメンで済んだら憲兵はいらないのよ!グズ!!冷めたポテトほど不味いものないわ!!」ブン! 




バラララ!! 




装甲「アウッ!直グ代ワリ ヲ オ持チシマス!!」 



584: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 00:00:52.13 ID:ylXYUGCH0



装甲『駆逐艦 ニ 好キ勝手言ワレテ……コンナ、屈辱ゥゥゥ…』 




装甲『ウゥゥ……給仕ダッテ、シタコトナイノニ……鬼!悪魔!!』うる… 




VAVA「…クッ」ぷるぷるw 



間宮「あらら…曙ちゃんたら、食べ物粗末にして…後で言っておかなくちゃ。あ、提督、あの子ですよ。怒られてますけど」 



VAVA「ククク…」 



間宮「提督…?」 



VAVA「クハハハハハハハハハハハハハ!!」 



587: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 01:05:49.47 ID:ylXYUGCH0


後日の夜 




VAVA「ってなわけでな。砂糖不足だったわけだ」 



大淀「もう、そういうことがあったなら、言ってくだされば良かったのに…」 



VAVA「お前に心配をかけたくなかったんだ」 



大淀「それは…嬉しいですけど…なんですか、この雇用契約書は?」 



VAVA「どうしてもここで働きたいというヤツでな。それでもいいというから、慈悲をくれてやったのさ」 



大淀「それにしたって、ひどい内容ですね…でも、無理やり契約させて無いなら、まぁ…」 



VAVA「それにな、こいつを見てみろ」ピラ… 



大淀「資材総量…えぇ!?いつの間に!!まだオリョクルもカレクルもしてないのに……!?」 



VAVA「?」 



大淀「あー!いえ!!何でもないです。そんなことより、どうやってこんな大量の資材を…?」 



VAVA「どうでもいいだろう。とにかく、それで少しは運営も楽になるだろ」 



大淀「もちろんですよ!」 



VAVA「なら、それでいい。定時だ。下がっていいぜ」 



大淀「わかりました。今回の臨時収入は有効に使わせていただきます。では、失礼します」パタン… 


588: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 05:38:17.80 ID:ylXYUGCH0


VAVA「…」トクトクトク…カラン 



VAVA「ヤツからせしめた上物…このバーボンはなかなかだぜ」クイ… 



VAVA「…」 



VAVA「しばらく生活して気づいることは…この世界には俺以外のレプリロイドが存在しない。ということだ」 



VAVA「全く別の世界。それも送り込まれたのではなく、迷いこんだというほうが正しい気もする」 



VAVA「案外、エックスの居ない世界ならば…どこでも良かったのかもな…」 



VAVA「もしも帰れるなら…この世界を捨てて、俺について来るヤツはいるかな…?」 




ガタ…! 




VAVA「誰だ」ウィン! 



VAVA「覗き見とは趣味が悪いな…入って来い!説教してやる!!」 




ガチャ…ピョーン!ズサー! 




装甲「…ゴ、ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…!」ペコペコ! 



VAVA「お前……」 


589: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 05:59:30.05 ID:ylXYUGCH0


VAVA「早速俺の寝首をかきに来たってことか?」 



装甲「違イマス!反抗スル 意思 ハ 毛頭 アリマセン!私 ハ 何処デ 寝レバ イイノカ 分ラナクテ」 



VAVA「そんなもん、厨房の妖精か間宮にでも聞けばよかったろう」 



装甲「デモォ…」 



VAVA「でも、じゃねぇ。城に居た時の ふてぶてしさ はどこに行ったんだ?」 



装甲「ココ…知ラナイ場所ダシ…コウイウ場合、ドウヤッテ他人 ト 話 ヲ スレバ イイノカ…ワカラナインデス。私、姫ダシ…」 



VAVA「……人より上の立場にいなければ、まともに会話もできねぇのか」 



装甲「ダッテ!……イ、イエ…ソノ通リデス…ゴメンナサイ」 



VAVA「……甘ったれるな。謝ってもどうにもならねぇだろう。こうなった以上、お前はここで生活するしかないんだからな」 



装甲「ヒェ………アノ…ドレ位 ココデ 働イタラ 海 ニ 返シテ 貰エルンデスカ?」 



VAVA「そうだな…お前何か得意なことはあるか?」 



装甲「エ?ウ~~ン………体 ガ 固イ コトト……艦載機 飛バセマス……」 



VAVA「それ以外はないのか?」 



装甲「チ…チカラ サエ アレバ ドウニデモ ナッタノデ……」 



VAVA「呆れて物も言えねえ」 



590: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 07:05:18.46 ID:ylXYUGCH0



装甲「ジャア…戦ウコト 以外 ニ アナタ ハ 何ガ 出来ルンデス?」ムッ… 



VAVA「俺か…?」 



装甲『ソレ見ナサイ!結局、自分ダッテ ソレシカ デキナイ 癖ニ…!!』 



VAVA「いいぜ、見せてやろう。着いて来な」 



装甲「へ…?」 


591: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 08:15:28.36 ID:ylXYUGCH0


音楽室 




装甲「鎮守府 ニ コンナ 部屋ガ…?」 



VAVA「軍に音楽は付き物だ。だからこんな部屋がある」 



装甲「ヘェ…」キョロキョロ 



VAVA「…」パサ… 



装甲「綺麗 ナ ピアノ…」 



VAVA「すぐ終わる」ストン… 



装甲『嘘…アンナ ゴツゴツ ナ 手デ 弾ケルワケ……』 




~~~♪ 




装甲「ワァ…」 



装甲『ナンテ……美シイ音色』 


592: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 08:36:28.73 ID:ylXYUGCH0



装甲『コンナ演奏…聞イタコトナカッタ…コレガ、本当 ノ ピアノ ノ 音色ナノネ…』 



装甲『荒々シク モ……ソノ中 ニ 怒リ ト 悲シミ ヲ 感ジサセル…イヤ、ソレダケジャナイ』 



…~~♪ 



装甲『嫉妬…?孤独 ナ メロディ…』 



!~~♪ 



装甲『!?……曲調 ガ 変ワッタ…!今度 ハ 明ルイ…光 ニ 包マレテ イクヨウナ…軽快 ナ リズム…』 



装甲『アァ……コノ胸 ガ ハチ切レソウナホド…感情 ガ 込モッテイル 演奏…』 



装甲「…ア」ぽろり… 



装甲「涙…ガ」 



VAVA「…」スク… 



593: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 08:38:54.01 ID:ylXYUGCH0



VAVA「どうだ、即興にしては よくやったところだろう?……どうした?」 



装甲「イイエ…私……明日カラ 心 ヲ 入レ替エテ働キマス。ア……アリガトウゴザイマシタ」 



VAVA「礼を言われるとは思わなかったな。まぁ、今晩の寝る場所は自分でどうにかしろ」 



装甲「ハイ…ジャア、コノ ソファ デ 寝マス」 



VAVA「勝手にしろ」 



装甲「オヤスミナサイ…」 



VAVA「あぁ、そうだ、さっきの答えだが、ここで面白い芸でも身に着けて、俺を唸らせるんだな。その時はどこへ行こうとお前の自由だ」 



装甲「ハイ…エット…」 



VAVA「VAVAだ。俺の名はVAVA。忘れるんじゃねぇぞ」 



装甲「ヴァ…ヴァ。ハイ、忘レマセン決シテ……」 



VAVA「頑張りな…元の居場所に帰れるまで」 



ガシュン…ガシュン… 



608: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/22(水) 21:43:41.20 ID:ylXYUGCH0



後日 



VAVA「陸海合同会合?」 



大淀「こないだ言ったじゃないですか」 



VAVA「そうか?」 



大淀「そうです。提督に合う軍服を仕立てなければいけません」 



VAVA「俺が軍服を着るのか!?」 



大淀「規則ですから。それと、その右肩の主砲も外していただきます」 



VAVA「スケジュール詰め込み過ぎじゃないのか?」 



大淀「何を言います。忙しいうちは幸せです。ほらほら、そのために皆さんを助っ人として呼んだんですから!」 



翔鶴「私、お裁縫とか得意なんです」 



間宮「私も」 



明石「私もですよ!」 



扶桑「提督…採寸、図りますね」 



大淀「勿論、私もです。淑女の嗜みですから。さぁ、提督。さぁさぁさぁ!」 



ワサーーーーーーー! 



VAVA「待て!!やめろお前ら!!俺に触るな!?ぐわぁあああああああああああああああああ!!」 



613: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/23(木) 07:19:26.40 ID:VV5I/Tik0


天龍のお部屋 




天龍「で、ここに逃げて来たってか?」 



VAVA「そうだ」 



天龍「何で俺の部屋なんだよ。他の奴等のとこに…」 



VAVA「お前なら何も言わずかくまってくれると思っていたんだが…俺の見当外れだったようだ」スク… 




ガシッ…クイッ…クイッ… 




天龍「まぁ、座れよ。ざぶとん?座いす?」 



VAVA「ざぶとん」 




614: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/23(木) 08:06:52.16 ID:VV5I/Tik0



天龍「ほら、天龍茶だ。遠慮しないで飲めよ」コト! 



VAVA「なんだそれは」 



天龍「烏龍茶ってあるだろ?だったら 俺が淹れたお茶は、もはや天龍茶だろ?」 



VAVA「いまいち理解できんが…」ゴク… 



VAVA「普通だな」 



天龍「そりゃーそうだ。パックの麦茶で作ったんだから」キョトン? 



VAVA「…」 



VAVA「じゃあ麦茶じゃないのか?」 



天龍「天龍茶だ」どや! 



VAVA「…そうか」ゴクゴク… 



615: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/23(木) 08:57:34.28 ID:VV5I/Tik0



数分後 




天龍「にしても、海軍と陸軍のパーティかぁ」 



VAVA「俺に何をさせたいのか、サッパリわからん」 



天龍「俺だってわかんねぇよ」 



VAVA「だろうな」 



天龍「…」 



VAVA「…」 



天龍「いつまでここに居る気だよ」 



VAVA「出てけってことか」 



天龍「そうは言ってねぇだろ…行けよ、明日だろ。パーティ」 



VAVA「…」 



天龍「そう意固地になるなよ………そうだ、俺も一緒に行ってやるから」 



VAVA「お前が?」 


616: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/23(木) 08:59:54.45 ID:VV5I/Tik0


天龍「さっきも言ってたけどよ…ここに来たってことは、俺のことを頼って来たんだろ?なら、最後まで面倒みてやるよ」 



VAVA「…」 



天龍「あいつら、ぜってー心配してるぞ。お前に無理やり んーなもん着せて、嫌われたんじゃないかって」 



VAVA「俺は、この程度で…」 



天龍「わかってるって!お前はそんなヤツじゃねえよ。お前と演習してるからわかるんだ」 



VAVA「天龍…」 



天龍「見直したか?なら、演習だけじゃなく実戦もさせろよ。俺たちは戦うためにここに居るんだぜ!」 



VAVA「…結局は戦いたいから俺にあーだこーだ言ったんだろ。天龍」 



天龍「ゲッ…なんでわかったんだ!?」 



VAVA「クハハ………お前は可愛いやつだな」 



天龍「はぁ!?か、可愛くねぇし…///俺は怖いんだぞ!!」ムガー! 



VAVA「あぁ…怖ぇよ。とてつもなくな」スク… 



天龍「お…………行く気になったのか?」 



VAVA「明日だからな。準備しなきゃならねぇだろう?おら、行くぞ」 



天龍「うっしゃぁ!」 



623: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/23(木) 20:26:03.78 ID:VV5I/Tik0

後日 



ブロロロロロ…! 



VAVA「…」軍服 



五月雨「提督、軍服似合ってますよ!」ドレス 



VAVA「ありがとよ」 



天龍「久しぶりの街だなぁ」いつもの 



大淀「2人とも、内地に来たからって浮かれちゃダメ」ドレス 



五月雨「はーい……せっかく黒潮ちゃんが変わってくれたのに…」ショボン 



大淀「いい?私は参謀。五月雨ちゃんは秘書。天龍ちゃんは提督の護衛。という名目で、同席が許可されているのよ」 



天龍「へいへい」 



大淀「刀、しまいなさい」 



天龍「鞘に収めたあと更に皮袋に入れろ。だろ?そんなんじゃ護衛なんてできねぇよ」 



大淀「名目だからいいのよ」 



VAVA「あれか?」 



大淀「そうです!そのまま駐車場までお願いします」 



VAVA「おう」 



630: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/24(金) 07:18:46.97 ID:PKV2mHR/0


駐車場 




天龍「なんだよ、皆ヘタクソだな」 



大淀「空いてないわね…」 



VAVA「空いてるじゃないか。よく見ろ」ピッ! 



五月雨「提督、あそこに入れるのは難しいですよ」 



VAVA「お前らは先に降りろ」 



大淀「え?」 



五月雨「わかりました…?」 



天龍「おい…お前まさか…あんなところに縦列駐車する気か?」 



VAVA「…」グイ 




パーーーパーーーーーッ!! 




天龍「わーったわーーーった!!降りるよ!!」 


637: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/24(金) 15:35:27.60 ID:PKV2mHR/0



ブロロロロロロ…!!グルン! 



キキィィィィイイイイイイイイイイイイ!! 



……ピタ 



天龍「あいつ…ほとんど一台分の隙間しかないのに…やりやがった」 




「「「おぉぉぉーーーーーーーーーーー!」」」 




「さすがだ…」 



「あのお方が 泊地棲鬼 を仕留めたのか…」 



「素晴らしい体をしている…」 



五月雨「…///」 



五月雨「なんだか、提督が褒められてると、私まで照れちゃいます…」 



大淀「そうね♪」 



「あの紫の鎧に兜、あれが噂の………勇ましいお姿だ」 



「まったくだ… 中佐殿 は自動車の運転までいい腕をしておられるようだな」 



天龍「中佐?」 



648: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/24(金) 20:56:24.20 ID:PKV2mHR/0


ガチャ……バタン!スタッ…… 



VAVA「…」 



ガシュン…ガシュン… 



天龍「知らなかったぜ。お前、中佐だったんだな」 



こつん! 



天龍「いてっ!なにすんだよ!?」 



大淀「昇進したんです。自分の上官の階級くらい、常に把握しておきなさい。そんなことより、その言葉遣いを直しなさい」 



VAVA「…」 



天龍「なんでもいいじゃんかよー!なぁ?」ササ… 



VAVA「俺に対する言葉など、なんだってかまわん」 



天龍「そらみろ!」どや! 



大淀「すぐ甘やかすんですから…もぅ…」 



五月雨「提督」 



VAVA「ん?」 



五月雨「ちょっと、かがんで下さいませんか?」 



VAVA「あぁ…なんだ?」スッ… 



ちょこちょこ…クイ 



五月雨「はい!これで大丈夫です!!帽子、ずれてましたよ」 



VAVA「……そうか。ありがとな」なでなで 



五月雨「えへへへ…///」 

653: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 04:29:18.87 ID:p2tWcB9K0


会場内 



天龍「あくびがでるぜ。ねむてぇ話ばっか」 



五月雨「難しい話ですね」 



大淀「なるほど…今後の作戦は攻勢の傾向が強い…と」メモメモ 





「…である。引き続き、陸軍としては、深海棲艦の上陸に備えた準備と、テロ対策を~…」 





「え~…で、あるからして。今後も海軍は各国と協力して深海棲艦の撃滅~…」 





VAVA『何が陸海合同会合だ。それぞれで勝手に進行させているじゃねぇか。とても合同とは言えんな』 



大淀「提督」 



VAVA「どうした?」 



大淀「あと1時間ほどで帰れますから、辛抱してくださいね」 



VAVA「わかった。……ワインが飲みたいんだが、取りに言っても問題は無いか?」 



大淀「どうぞ、ここならいくら飲み食いしてもタダですから♪」 



VAVA「……行って来る」 



654: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/25(土) 05:54:16.48 ID:p2tWcB9K0


ガシュン…ガシュン… 



VAVA『食い物も飲み物も、バイキング形式に似ているが…いちいち給仕が手渡ししているな』 



あきつ丸「い、いらっしゃいませ…であります」 



VAVA「ワインをくれ」 



あきつ丸「わ…わいん でありますか…?少々お待ち頂きたいのであります」 



VAVA「うむ」 



あきつ丸「えっと……これは…違うであります…こっちも…ない。う~~ん…種類が多くて…」 



VAVA『ぎこちない給仕だな』 



あきつ丸「あ!これでありますか!!」 



VAVA「それはブランデーだ」 



あきつ丸「ぶらんでー?……と、とにかく、わいん ではないのでありますな…?」 



VAVA「そういうことになる」 



あきつ丸「あわわ…申し訳ないのであります。英語ばかりで……自分、英語は苦手でして…」 



655: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 06:45:18.01 ID:p2tWcB9K0



てくてく!! 




まるゆ「あきつ丸さぁん!お酒とおつまみの追加、もってきましたぁ!」 



あきつ丸「かたじけないであります!その中に わいん はあるか?」 



まるゆ「はい!箱の下の方に……たぶんコレです!!コレが最後の在庫で…………ひゃあ!?」こてん! 




ガシャアアアアン! 




あきつ丸「まるゆ殿!?」 



まるゆ「うあーーーん!痛いです!!」 



あきつ丸「あぁ…最後の わいん がぁ…」 



まるゆ「ごめんなさぁい!!何かが、脚にぶつかってきて…!!イタっ……」ズキィ…! 



VAVA「…」 



あきつ丸「申し訳ない!!御覧の通り、こちらの不手際で わいん は…」 



VAVA「酒などいい。そっちの小さいやつの手当てをしてやれ」 



656: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 07:17:45.56 ID:p2tWcB9K0


あきつ丸「咎めないので……ありますか?」 



VAVA「お前を咎めてワインが飲めるならそうする」 



あきつ丸「……貴殿は、寛大でありますな…その厚意に今は甘えさせて頂きます」 



まるゆ「すみませんでした…」 



あきつ丸「まるゆ殿、今手当てするであります…しかし、出血しているとあっては包帯が…こうなったら、自分の服を…」 



コツコツ… 



VAVA「!?」 



ファサァ…サラァ… 



白髪の美女「瓶が割れる音がしたけれど……大丈夫?」 





あきつ丸「ヘンダーソン嬢!いえ、問題ないであります!!」直立!陸軍式敬礼! 




657: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 07:43:15.56 ID:p2tWcB9K0



VAVA『表情…仕草…全てメッキだな』 



VAVA『だが…この女のかもし出す雰囲気に…俺は懐かしさを感じている』 



VAVA『真の鬼……あの至上の感覚を、この女も持っているのか…?』 



VAVA『この世界で初めて出会った真の鬼……かつてシグマが説いた、自ら狂うことができる者…』 




VAVA『イレギュラー』 




658: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 08:06:06.14 ID:p2tWcB9K0

白髪の美女「敬礼なんていいわ。まるゆちゃん、怪我をしているじゃない。このハンカチを包帯代わりにするといいわ」スッ… 



まるゆ「そんな!?恐れ多いです!!」 



白髪の美女「いいのよ。どうせ…消耗品だもの」 



まるゆ「ヘンダーソン嬢ぅ」うるうる 



あきつ丸「かたじけないであります…では、失礼して」 




ゴソゴソ… 




白髪の美女「……すみません。急に横から入ってしまって。ところで、先ほどはワインをご所望でしたよね」 



VAVA「あぁ」 



白髪の美女「白ワインでよければ、良いものがあるのですが、どうです?少し私とお話しませんか?」 



VAVA「俺と…?」 



白髪の美女「えぇ♪これは楽しいパーティですもの。楽しまなくちゃ!何か、おかしいですか?」 



VAVA「いや、何もおかしくはない。良い白ワイン、いただこうじゃないか」 



白髪の美女「まぁ…嬉しい。では、テラスに行きましょう。あそこは静かですから」 




ガシュン…ガシュン… 




あきつ丸「…ヘンダーソン嬢なんと徳のある女性でありましょう。見習いたいものであります」 



まるゆ「でも、あの鎧兜の人も優しかったです…聞いていた海軍の人とは大違いです」 



あきつ丸「そうでありますな…それにしても、男性嫌いと噂されているヘンダーソン嬢が…男性と並んで歩いているなんて…」 



まるゆ「もしかしたら、鎧兜の人は声が低いだけで、女性かもしれませんね」 



あきつ丸「なるほど、納得であります」 


660: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 08:41:35.95 ID:p2tWcB9K0

テラス 



チン…♪ 



VAVA「乾杯」 



白髪の美女「カンパイ♪」 



VAVA「…… ヘンダーソン嬢 と、呼べばいいのか?」 



白髪の美女「あら、いけない。申し遅れました。私、陸海両軍で特別顧問をしています。 リコリス・ヘンダーソン と申します」ペコリ… 



VAVA「特別顧問…?」 



リコリス「そうです。たとえば、海軍では深海棲艦の出現位置を予測したり…」 



リコリス「陸軍では、防衛にはどんな兵器が向いているか助言したり…まぁ、簡単に言えば、軍事専門のアドバイザーです。軍人ではありません」 



VAVA「だから、ヘンダーソン嬢 というわけか」 



リコリス「皆さんがそう呼んで下さるだけですよ……リコリス……と呼んでください」 



VAVA「スティングだ。スティング・カメリーオ」 



リコリス「スティング…さん?」 



VAVA「いい名だろう?」 



リコリス「フフフフフフ……冗談が好きなんですね♪」 



VAVA「ほう、冗談と?」 



リコリス「私は、陸海両軍全ての人員の名前と所属を記憶しています。その中に、スティング・カメリーオ という名前はありませんよ。ウフフ…」 




661: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 09:25:12.70 ID:p2tWcB9K0


リコリス「軍服からチラリと見える紫の鎧、特徴的な兜。そして、中佐の階級証と、新しい勲章を持ち、なおかつ海軍の提督。そうなると、アナタは…」 



VAVA「VAVAだ」 



リコリス「フフフ…やっぱり冗談でしたか!もう、からかわないで下さい♪」 



VAVA「悪いな、リコリスも冗談が好きだと思ったんでな。つい口をついてしまったんだ」 



リコリス「…私も?」 



VAVA「そうだろう?リコリス・ヘンダーソンだと?そんな人間、存在しない」 



リコリス「なぜ、そウ…思ウンデス?」 



VAVA「マヌケどもは騙せても、俺を騙すことはできん。お前は真の鬼だ。紛れもない…バケモノだ」 



ガシッ!ググググ……! 



VAVA「!?」 



リコリス「フフフフフ……」ギラン…(赤眼) 



VAVA『う…腕が…引き戻せん…!!』 



662: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 09:28:19.85 ID:p2tWcB9K0



スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ……………… 



VAVA「な…何だ……?」 



リコリス「ハァァァ……♪私 ノ 目ニ、狂イ ハ 無カッタ……」ほおずり♥ 



リコリス「ソウ…リコリス・ヘンダーソン ナンテ 人間、コノ世 ニ イナイ」 



リコリス「私 ノ 本当 ノ 名前 ハ …」 






五月雨「提督ーーーー!!どこですかーーー!?大淀さんが探してますよーーー!」 





VAVA「五月雨…!?」 



VAVA『よせ……来るな五月雨!!』 



リコリス「ウフフ…時間切レネ」フッ…(黒眼) 



パッ…… 



VAVA「はっ…?」 



664: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 09:55:36.88 ID:p2tWcB9K0



リコリス「心配しないで。今は、アナタと敵対するつもりは無いから」 



VAVA「目的はなんだ?」 



リコリス「待って…お楽しみは最後までとっておかなくちゃ」 



VAVA「…」 



リコリス「そうそう、黙って話を聞いてくれる人って素敵よ♪…3ヵ月後、とある姫が南方海域から本土へ攻め込むわ」 



VAVA「姫だと…?」 






五月雨「てーーーーいーーとーーーくーーー!!」 






グイ!ササ… 




VAVA「うっ…!?」 



リコリス「ごめんネ。あとちょっと、時間をちょうだい♪」 




665: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/25(土) 10:10:33.65 ID:p2tWcB9K0



リコリス「彼女の名は 南方棲鬼 。泊地や装甲と同じだと思っていると、痛い目に合う。彼女の砲撃は本物よ」 




リコリス「アナタだけでも勝てるかもしれないけど、絶対ではない。艦娘と協力したほうが得策よ」 



リコリス「しかし、今のままでは駄目。戦艦と正規空母を揃えて、それぞれの錬度を高めること。各資材の備蓄や装備の充実も忘れないで」 



VAVA「お前…」 



リコリス「あと、雷巡でもいたらもっと楽かもね。潜水艦がいるなら、削りも期待できるわ」 



VAVA「…」 



リコリス「今言ったことでわからないことがあったら、参謀のメガネちゃんにでも聞けばわかるはずよ」 



リコリス「はい、アドバイス終了。大丈夫、アナタなら勝てる。そう願ってるわ」ぽんぽん! 



VAVA「何故、仲間を売るような真似をするんだ……向かってくるならば、俺は容赦なくそいつを潰すぞ?」 



リコリス「答えてあげたいけど……ほら…お迎えよ。次に会うときを楽しみにしてるわ……じゃあね」 






五月雨「あーーーーー!いたぁーーーーーーーー!提督♪」 





678: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 06:46:37.14 ID:mPNyaavpO
以後、ネタバレ注意! 


リコリス=飛行場姫 

夜戦仮面=川内 

オメガ=オリジナルゼロ 

モンゴルマン=ラーメンマン 

コナン=バーーーローー 



680: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/26(日) 14:42:29.72 ID:8vFOqjqP0


五月雨「もぉー!探しましたよ!!提督!」 



VAVA「すまん、酒を飲みすぎてしまってな。テラスで涼んでいたんだ」 



五月雨「なんだ、そうだったんですか。飲みすぎには注意です!」 



VAVA「そうだな」 



五月雨「さ、行きましょう。大淀さんが呼んでますから」 


682: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/10/27(月) 08:48:43.51 ID:njDkYH6m0


VAVA『あいつの話を信じていいのだろうか…?リコリス…結局、名前を言わずに去りやがった』 



大淀「すみません。呼び出した挙句、こんなお願いまで」 



VAVA「ん……俺は黙っていればいいんだな?」 



大淀「そうです。私が全て受け答えをしますから」 



VAVA「わかった」 





天龍「お?おい…お偉方がきたぜ」 





五月雨「提督、がんばって下さい…!」 

  

VAVA「頑張るも何も…な」 



大淀「少将、ご機嫌麗しゅうございます」ペコ 



少将「ほっほっほ!堅苦しい挨拶は結構。おお、君か!艦娘を用いず 泊地棲鬼 を倒したという新米は!話通りの鎧兜だ」 



VAVA「…」 



少将「ん…?どうしたのかね?」 



大淀「ふむふむ…申し訳ございません少将。提督は極度な上がり性なもので……提督は、恐縮です。と申しております」 



少将「そうか!初々しいのぉ!!まま、気楽にな」 



VAVA「…」 



大淀「提督は、今回の会合にお呼び頂いたご厚意に、深く感謝しています。と申しております」 



少将「ううむ!礼儀正しいな。感心だ!日本男児たるもの強いだけでは駄目だからな」 



大淀「提督は、仰るとおりです。と申しております」 



VAVA『なんだこれは…』 

686: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/28(火) 07:28:29.29 ID:MIKqtBs60


数分後 



VAVA「やっと終わったか」 



大淀「お疲れ様です」 



VAVA「俺は何もしてねぇぞ」 



天龍「はははっ!つっ立ってただけだからな」 



VAVA「くだらねぇ。帰るぞ。こんなところに長居は無用だ」 



五月雨「了解!」 



687: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/28(火) 08:05:48.54 ID:MIKqtBs60

ガシュン…ガシュン… 



バリーーーン! 



五月雨「提督、なにか騒がしいですね」 



VAVA「そうだな。あれは……さっきの給仕じゃないか」 



大淀「珍しいですね。彼女達は、陸軍出身の子達なんですよ」 



VAVA「陸軍出身?ということは、あの2人は艦娘ではないのか?」 



大淀「うーん…定義の問題ですね。しかし、根本的には私達となんら変わりはありません」 



天龍「にしても、2人とも弱そうだなー………なんだ?陸軍の奴が騒いでるけど、揉め事か?」 



大淀「関わらないほうがいいわね。提督、帰りましょう」 



VAVA「あぁ」 



バチン! 



天龍「…あーあ」 



五月雨「あ!?提督!陸軍の人たち、いじめられてます!!」 



VAVA「俺はあいつ等の提督じゃない。放っておくんだ。帰るぞ」 



五月雨「しかし…!」 



大淀「五月雨ちゃん。仕方ないのよ。気の毒だけど、私たちにはどうすることも出来ないわ」 



五月雨「でも……やっぱり、見過ごせません!!」ダダダー!! 



大淀「五月雨ちゃん!?」 



天龍「馬鹿!戻って来い!!」 



VAVA「世話が焼ける…」 


692: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/28(火) 09:50:18.02 ID:MIKqtBs60


あきつ丸「も、申し訳ないであります!」 



まるゆ「ごめんなさぁい!」 



「また貴様等か!!一体なんど無能を誇示すれば気が済むのだ!!まったく…陸軍出身だというのに…船だなどと」 



あきつ丸「しかし…こんな悪環境でまともな給仕など……しかも、自分は揚陸艦で…」 



「たわけ!通常任務でも無能の貴様等を、情けで会合の給仕係にしてやったことを忘れたか!!」 



まるゆ「でも…まるゆは…」 



「いいわけするな!今もお国のために頑張っている同志達に、悪いと思わんのか!」バシン! 



あきつ丸「ぐっ…」 



「どうだ、根性がついたか!」 



あきつ丸「…」 



まるゆ「あきつ丸さん!」 



「なんだ!その眼は!反抗的な眼だな。その腐った根性を叩きなおしてやる!!」 



693: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/28(火) 09:51:06.26 ID:MIKqtBs60


五月雨「やめて!」 




あきつ丸「!?」 


まるゆ「!?」 




「なにぃ…?何故子供がこんなところにいる?」 



五月雨「子供じゃありません!海軍 横須賀 鎮守府 所属。駆逐艦、五月雨です!!」 



「海軍…はん、艦娘というやつか?悪いが、これは我々陸軍の問題なのだ。邪魔をしないで頂きたい」 



五月雨「止めます!何が問題ですか2人をいじめてるだけじゃないですか!!理不尽な暴力は軍紀を乱す蛮行です!」 



「貴様ぁ…!子供だと思って優しく言っていれば、付け上がりおって!!もう海軍だろうが関係ない!貴様の根性も叩き直してやる!!」ゴォ! 



五月雨「うぅっ!」 



694: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/28(火) 10:07:43.78 ID:MIKqtBs60


サッ! 



VAVA「…」 



「!?」 



ゴンッ…!! 



「ぎにゃあああああああああああああああ!?手がああ!」 



五月雨「提督!」 



VAVA「馬鹿、俺は放っておけと言ったはずだぞ」こつん! 



五月雨「あうっ…ごめんなさい。でも……」 



VAVA「だが、お前は間違っていない。ぐじぐじ悩んでいるよりは、行動したほうが遥かにいい」 



五月雨「提督…///」 



「おい!貴様!!」 



VAVA「髪が乱れているじゃないか。綺麗な青髪が痛んだらどうする」サラリ… 



五月雨「…えへへ♡ 」 



「くぬ!!!聞こえんのか!?貴様に言ってるんだ!!この鎧兜め!!」ガシッ! 



VAVA「俺に用があるのか?」 



「大有りだ!」 



VAVA「まぁ、許してやってくれ。お前も俺を殴って満足したろう」 



703: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/29(水) 06:45:53.36 ID:/ReZHsmx0


「するわけないだろう!!」 



ざわざわ…なんだなんだ……?ケンカか? 



VAVA「欲張りなやつだ」 



「今すぐに土下座して謝罪すれば見逃してやらんこともないぞ!」 



VAVA「一応、レプリロイドは人間を攻撃できないようにできているんだがな……」 



「何をブツブツ言ってる!」 



VAVA「俺はできるんだよ…何故かなぁ…」 



「謝れと言っているのが聞こえんのか!?礼儀をわきまえぬ海軍め!」チャキ! 



VAVA「…そんなものを出して、どういうつもりだ?」 



「貴様がいかんのだ。中佐の分際で、大佐の私に口ごたえしたからな!」 



VAVA「大佐だったのか」 



「ふざけるな!これは脅しではないぞ!!不敬には厳重な罰を…」 





リコリス「そこまでです!」 




704: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/29(水) 06:59:35.71 ID:/ReZHsmx0



VAVA「…リコリス」 



五月雨「ヘンダーソン嬢!?すごーい!本物だぁ!!」 



「はっ…!?ヘンダーソン嬢!ただ今、私にあらぬ因縁をつけてきた無礼者を…」 



リコリス「嘘はいけません。私は一部始終を見ていました」 



「い、いえ、ヘンダーソン嬢。元はといえば、失敗を重ねるこの二名が…」 



あきつ丸「…」 



まるゆ「…」 



タッタッタ…… 



少将「ほぉ……はぁ…どう…したのかね?ヘンダーソン嬢。急に立って走り出して…あまり年寄りをいじめんでくれ」ゼェゼェ 



リコリス「ごめんなさい、少将。少将には運動が足りないと思いまして」 



少将「そうかね?言われてみると確かに…では、明日から散歩でもするかのぉ」 



「か、海軍少将殿!?」 


706: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/29(水) 08:29:06.55 ID:/ReZHsmx0


少将「ん?陸軍の……なんじゃ?何か、あったのかの?」 



リコリス「いえ、少将。何もありませんよ。ただ、一度中佐にお会いしてみたくて」 



VAVA「…」 



少将「おぉ!彼か!!その気持ちはよくわかる!!ワシも頑張る若者は大好きでの」 



リコリス「そうだわ!!……あ、失礼しました」 



少将「なんじゃ?言うてみい」 



リコリス「先ほど話していた、陸海における人事の最適化の件です」 



少将「ふむ、それがどうかしたかの?」 



リコリス「いかがでしょう。急成長を続ける中佐の艦隊に、陸軍の揚陸艦と潜水艦を転属させるというのは」 



少将「何?……これまた酔狂な。だが、君が言うのなら間違いはあるまい。陸軍のワシの知り合いに頼んで…」 



リコリス「その必要はありません。ねぇ?大佐」 



「え…?」 



リコリス「優秀な2人の部下ですが、ここは後輩のために一肌脱いで頂けませんか」 



「わ、わかりました。手続きは私のほうで…」 



リコリス「決まりですね。あきつ丸さん。まるゆさん。今からあなたの上官は中佐です。いきなりで申し訳ないですが、そういうことなので」 



あきつ丸「ヘンダーソン嬢…これは…?」 



まるゆ「え…?え?え?」 



少将「ほっほっほっほ!やはり君はゴーインじゃのう!!」 



718: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/31(金) 04:19:45.51 ID:J9M83Y+n0



「では……自分は手続きを急ぐので…これで!」 



スタター! 



天龍「なんだよあれ…あんな人事ありかよ」 



大淀「リコリス・ヘンダーソン……彼女の影響力は絶大よ。でも、ここまでだなんて……少し危険じゃないかしら…」 



天龍「たくっ…早く戻ってくりゃいいのに、何してんだよ」 



なんだ…ケンカじゃないのか…不発かよ…つまんね………ゾロゾロ… 



VAVA「五月雨、もういいだろう。その2人を連れて戻れ」 



五月雨「はい!あの、提督は?」 



VAVA「少将とヘンダーソン嬢に……挨拶をしなくてはならん。ほら、早く行け」 



五月雨「わかりました。えっと…あきつ丸さんと、まるゆさん?」 



あきつ丸「はい…いきなりのことで、頭がこんがらがっているであります…だが、命令は絶対であります」 



まるゆ「五月雨さん。よろしくおねがいします」 



五月雨「はい!行きましょう!!」 


719: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/31(金) 09:32:38.75 ID:J9M83Y+n0


リコリス「フフ…」にっこり 



リコリス「少将。先ほど、元帥がお話があると呼んでましたよ」 



少将「な……なぬー!?どうしてそれを早く言わん!全く君は年寄りを振り回して…あぁ、君!今後とも頑張るんじゃぞ!!またいつかじゃ!」ダダダー! 



VAVA「…」 



リコリス「また2人きり」 



VAVA「……次に会う時ってのは、まさかこれのことじゃないだろうな?」 



リコリス「まさか、これは偶然。アナタって厄介ごとに巻き込まれるのが得意ね」 



VAVA「得意じゃない」 



リコリス「そう。でも、よかったじゃない。新しいタイプの部下ができて」 



VAVA「結局、お前の思い通りに事が進んだわけか……気に食わん」 



リコリス「そんな邪険にしないで。アナタ次第で、私は敵にも味方にもなるんだから」 



VAVA「その上から物を言う態度が気にいらねぇんだよ。顎を上げて話すな」 


720: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/31(金) 09:35:41.86 ID:J9M83Y+n0


リコリス「ごめんなさい。コレは単なる癖よ。気にしないで」コク… 



VAVA「フン…新しい艦娘や助言に関しては感謝している。だが、俺はお前の言いなりにはならん。それを忘れるな」 



リコリス「わかったわ……じゃ、また会いましょう。VAVA」 



VAVA「…」 



VAVA「待て」 



リコリス「?」 



VAVA「お前の本当の名前を教えろ」 



リコリス「聞いてくれないと……思ッテタ」 



VAVA「早く言え。部下を待たせてる」 



リコリス「 飛行場姫 …コレ ガ 私 ノ 本当 ノ 名前」 



VAVA「覚えておいてやる」 



リコリス「……私の名前を聞いた者は、皆口を合わせてこう言う。二度と会いたくない。と、アナタはどうかしらね…」 



VAVA「どうもしねぇよ。またな」 



ガシュン…ガシュン… 



リコリス「…」 


721: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/31(金) 10:05:21.69 ID:J9M83Y+n0


大淀「お疲れ様です」 



VAVA「あぁ、全員いるな?帰るぞ」 



了解! 



あきつ丸「提督殿。自分、あきつ丸であります。艦隊にお世話になります」ペコ 



まるゆ「まるゆも、よろしくお願いします」 



VAVA「あぁ………不味いな」 



あきつ丸「!?」 



まるゆ「!?」 



五月雨「え…?何がですか?」 



大淀「あ!?車が……」 



天龍「そういやぁ…」 



VAVA「乗ってきた自動車は4人乗りだ…」 


725: ◆1oKmZSIAF. 2014/10/31(金) 12:48:05.87 ID:J9M83Y+n0

ガシュン…ガシュン…テクテク… 



VAVA「どうするか…」 



天龍「って、そうだお前!これどーすんだよ」 



あきつ丸「車間距離が……す、すごい駐車であります」 



大淀「これくらいなら大丈夫よ。提督、お願いします」 



VAVA「離れてろ」 



五月雨「はい!」 



VAVA「おらよ…!」グイ! 



ズ…ズズズズズ……!! 



まるゆ「すごぉい…車が真横に動いちゃいましたぁ…」 



VAVA「これで車は大丈夫だな。あとは人数だが…」 



五月雨「はい!!提督、私に良い考えがあります♪」 



VAVA「なんだ?言ってみろ」 



739: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/01(土) 10:16:53.34 ID:jC148UwI0

ブロロロロロ… 



五月雨「こ、こんなはずじゃなかったのにぃ……」グスン… 



天龍「ん、何か言ったか?」 



五月雨「なんでもないです…うぅ……あ、天龍さん柔らかい…」パフ… 



天龍「そうか?ま、俺は座り心地さえ、世界水準かるーく超えてるからな♪」 



まるゆ「あの…まるゆ、重くないですか?」 



VAVA「軽過ぎる」 



まるゆ「あぅぅ……ごめんさぁい…」 



VAVA「とにかく、よく食べ、よく寝て、よく動く。これが大切らしい。なぁ、大淀?」 



大淀「そうですよ~」 



まるゆ「わかりました!まるゆ、いつか大きくなって戦艦になります!」 



VAVA「あぁ、頑張れよ」 



VAVA『それは無理だろう』 


天龍『無理だろうなぁ』 


大淀『絶対無理ね』 


五月雨『戦艦かぁ…』 



あきつ丸「それにしても、2人の膝の上にまるゆ殿と五月雨殿が座るとは、体の小ささを生かしたのでありますな。良い作戦であります」 



五月雨「あ、どうも…あははは…」ショボン 


744: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/02(日) 11:12:26.25 ID:KbuR756L0


ブロロロロ… 




大淀「あと少しで鎮守府ですね」 



VAVA「あぁ」 



大淀「色々ありましたけど、無事に済んでよかったですね」 



VAVA「あぁ」 



VAVA「…!」 



VAVA『この音…近いな』 



まるゆ「わぁぁ…海と夕日が綺麗ですー」 



五月雨「…そうですね」ぷい! 



まるゆ「五月雨さん?あの…どうして怒ってるんですか?」 



五月雨「怒ってません。私、怒ってなんかいませんもん」ぷくー! 



天龍「ははは!風船みたいだな!!」 



VAVA「お前ら、何かしらに掴まってろ。とばすぞ」 




ギューーーーーーウウン!! 




746: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/02(日) 11:20:05.53 ID:KbuR756L0


あきつ丸「おぉ!?どうしてでありますか!?」 



大淀「提督、もう近いんですから急ぐことは…!」 




ヒューーーー……… 




天龍「はっ!?……風切り音だ!!近いぞ、全員衝撃に備えろ!!」 




チュドーーーーン!!チュドドドドドドドーーーーーン!!! 




VAVA「よっと」クルクル…ガチャッガチャッ!シュッ! 




ブロロロロロローーーー!! 




大淀「爆発!?………敵襲だわ!!」 



五月雨「道路が……あ、あと少し後ろを走っていたら…!」ゾゾー… 



天龍「こいつぁ…戦艦クラスの遠距離砲撃だ…!」 



まるゆ「きゃあああー!こわいぃ!!」わたわた!? 



VAVA「砲撃ぐらいでビビるな。大人しくしてろ。前が見えねぇだろうが」ギュ! 



まるゆ「むぎゅ…ふぁい」 



あきつ丸『こ、この非常事態に…まるゆ殿を制し、平然と片手で運転している…!やはり提督殿は只者ではない!』 



747: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/02(日) 11:57:48.19 ID:KbuR756L0


VAVA「よし、一旦砲撃が止んだな。止めるぞ」 



キキィィィィィ…! 



VAVA「まるゆ。今度は大淀の膝の上に座れ」ヒョイ 



まるゆ「え?…あぅ!」ぽす! 



VAVA「どれ…」グィ…ピリ…ビリリ… 



VAVA「…」 



VAVA「仕方ねぇ…」ぬぎぬぎ… 



大淀「提督!肩の主砲も無しに、どこへ行くんです!?」 



VAVA「なに、せっかく挨拶してくれたんだ。お返しをしなきゃ、失礼だろう?おら、コレを預かってろ」ガチャン!ス… 



大淀「軍帽と軍服…」 



VAVA「…お前たちの…力作だからな。焦がすわけにはいかん」 



大淀「提督…///」 


749: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/02(日) 12:02:43.50 ID:KbuR756L0


五月雨「提督、私も行きます!」 



VAVA「来るな、足手まといだ。そんな格好で何ができる」 



五月雨「…はい」 



天龍「じゃ、俺はいいわけだな?へへ…待ちわびたぜ。こんな時をさ」刀ぺろーり 



VAVA「ククク…遅れるなよ?」 



天龍「おうよ!」 



あきつ丸「提督殿、では運転は自分が交代するであります!全員で無事に鎮守府まで辿り着くであります!!」 



VAVA「そうしてくれ。大淀、鎮守府に着いたら、全員に完全武装での警戒態勢を命じろ。ただし、出撃はさせるな。援護もいらん」 



大淀「お返しって…はぁ…どうせ止めても無駄なんですよね……わかりました。2人とも御気をつけて」 



VAVA「よし、行くぞ天龍」 



天龍「うっしゃあ!!天龍様の手並み、見せてやるぜ!!」 


757: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/02(日) 19:10:18.92 ID:KbuR756L0


ガシュ!ガシュ!タッタッタ!! 




VAVA「海面での戦闘は久しぶりだ!!」バルルルルッ!! 



天龍「いつも演習でやってんじゃねぇか!!」ドンドン!! 



VAVA「そうだったな!」バルルルルルッ!! 



「ギャアアアア…!!」 



ワラワラ……! 



天龍「どっから湧いてくんだよ!雑魚どもが!!」スパァン!ザシュ!! 



VAVA「天龍、俺の後ろに隠れろ!まとめてやる!!」バシュッ…! 



天龍「あいよっ!」ササ… 



カコン…コロン…ボォオオン!! 



天龍「よっし、いっちょあがり!」 



VAVA「このまま鎮守府正面海域の敵を一掃するぞ」 



天龍「了解!」 



760: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/03(月) 14:55:16.36 ID:MB2B/4br0



ギャアアアアアア!!!!ドカーーン!!!!! 



天龍「へ…へへ……初めての実戦でこんなに稼いじゃ、次に撃沈スコアを更新するのはいつになるかな!」ゼェゼェ… 



VAVA「天龍?体力が持たないようなら、もういい。下がれ」 



天龍「冗談だろ!まだまだ……これからだろ。にしても、鎮守府正面海域にここまでの深海棲艦が現れるのは異常だぜ」 



VAVA「あぁ、恐らく後ろで手綱を握っている奴が居るはずだ。そいつを始末する」 



天龍「まかせろ!俺たちの恐ろしさを教えてやるぜ!」 


763: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/03(月) 17:14:57.40 ID:MB2B/4br0



数分後 



「…」 



ドドドドドドン!バシュゥー!! 



VAVA「戦艦タイプ…あいつだな、俺たちを狙い撃ったのは。そして、雑魚どもに指示を送る司令塔でもある訳だ」 



天龍「ハァ…ハァ…」 



VAVA「俺が正面から仕掛ける。天龍は後ろに回り込んでヤツを斬れ。これで終いだ」 



天龍「あ…あぁ!了解だ!!」ジャキン! 



VAVA「いくぜ!」バルルルルルッ!! 



「!?」 



VAVA「うろたえてやがる。今だ、天龍!」 



天龍「おう!………ぁ…」ヨロ… 



VAVA「天龍!?」 



「…!」ニヤリ 



ドン! 



天龍「ぐぶわぁっ……!!」大破 


764: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/03(月) 17:18:19.47 ID:MB2B/4br0



VAVA「しっかりしろ天龍!!………貴様ぁ、図に乗るな!!」バルルルルッ!! 



「…イテ…イテテテ…!テ、撤退!!」チュチュチュチュチュンッ!! 



スィー! 



VAVA「逃がさんぞ!」 



天龍「ぅ…うぅ…」 



VAVA「天龍……チッ…見逃してやるぜ」 



天龍「すまねぇ…俺がヘマしたせいで…」 



VAVA「いい、喋るな。帰還するぞ。歩けるか?」 



天龍「あたぼーよ………わっ…」ガク… 



VAVA「…」ガシッ… 



天龍「わ、わりぃ……へへ、膝がイカれちまったみてぇだ」 



VAVA「すまなかった…」グイ!クルリ! 



天龍「おいおい…俺、ガキじゃねえって…おろせよ」 



VAVA「…」 



天龍「おろせってば…ははは、お前ってめんどくせぇなぁ」 



ガシュン…ガシュン… 



776: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/04(火) 05:11:53.95 ID:FOr45WvN0

横須賀鎮守府 



入居ドック 



明石「大丈夫?まだ、どこか痛い所はある?」 



天龍「だいじょぶだよ。もう少し寝りゃあ、こんな傷治っちまうって」 



明石「そう…あんまり無茶をしちゃ駄目よ」 



天龍「ちぇ…」 



明石「私たち艦娘には、連続で何度も戦えるほどの持久力はないわ。こまめな補給が必要不可欠なのよ」 



天龍「…」 



明石「提督は特別。激しく動いても燃料は消費しないし、弾薬も凄い速さで自然回復していく…本当に凄い身体よね」 



天龍「あいつがすげーってことは、俺だってとっくに知ってるんだよ!!」 



明石「!?」 



天龍「けど………約束したんだ。最後まで面倒見るって。だから、あいつの背中くらい俺が守ってやんなきゃいけないんだ…」 



明石「天龍ちゃん…」 



天龍「情けねぇ…あいつはピンピンしてんのに、俺だけ息があがっちまって…着いていけないなんてよ…主砲の代わりにもなりゃしねぇ…うぅっ…情けねぇよ…」グスン… 



777: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/04(火) 05:27:31.45 ID:FOr45WvN0


独房 



VAVA「…」 



ガンガンガン!! 



大淀「てーいーーとーーーく!!出て来て下さい!!天龍ちゃん、気にしてないって言ってましたから!」 



大淀「新しく入った子達の面倒も見ないでどうするんです!?」ドンドン! 



五月雨「提督、みんな心配してますよ!」 



満潮「なんで閉じ込めるはずの独房に引きこもれるのよ。鍵で開ければいいじゃない」 



夕張「それが…提督が中からドアを捻じ曲げちゃったみたいで、鍵じゃ開かないの…」 



満潮「はぁ!?まったく、バカなんだから…」 



黒潮「そんなぁ!?司令はーん!後生やから出てきてー!」 



青葉「提督、自主禁固刑…と」メモメモ 



漣「空気嫁!」バシン! 



青葉「ふぎゃ!?」 



扶桑「みんな、落ち着いて!!」 



シーーーン… 



扶桑「今は、そっとしておいてあげましょう…」 



788: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/05(水) 05:26:02.36 ID:MJq3g3vA0


しばらくして 



VAVA「…」 



トントン… 



VAVA「…?」 



ゴーヤ「提督…提督が居ないと、ゴーヤ寂しいでち」 



イムヤ「そうそう。提督が居てくれないと、みんな締まらないのよね」 



ハチ「待っていますね…」 



イク「はいこれ。みんなで作ったビスケットなのね。よかったら食べてなのね♪」 



ゴーヤ「…じゃあ、また来るでち」 



ぺたぺた… 



789: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/05(水) 06:15:16.60 ID:MJq3g3vA0


VAVA「…」ぽりぽり… 



コンコン… 



翔鶴「提督、お疲れ様です」 



翔鶴「…」 



VAVA「…」 



翔鶴「んー…なんだか、昔を思い出します」 



翔鶴「私に、 瑞鶴 という妹がいる事は知っていますよね?」 



翔鶴「小さい頃から負けん気が強くて、いじっぱりで…それでも、優しいところがあったり、寂しがり屋だったり…」



翔鶴「瑞鶴って、何か嫌なことがあると、物置や押入れの中にこもって出てこないんです。何故だと思いますか?」 



VAVA「…」 



翔鶴「……瑞鶴は言っていました。これは、過去の自分と決別するための特別な儀式なんだって」 



VAVA「フッ…」 



翔鶴「ほら、思わず笑ってしまうでしょう?私もそうでした」にこ…♪ 



VAVA「!」 



翔鶴「提督が何の為にそこにいらっしゃるのか、私にはわかりません。気が向いたら、教えてくださいね」 



VAVA「…」 



翔鶴「提督…待っていますよ」 



コツコツ… 


791: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/05(水) 07:06:33.21 ID:MJq3g3vA0



ズンズン… 



カンカン… 



北上「ねぇ~いるの~?」 



VAVA「…」 



北上「なんだ、いるじゃん」 



ガギギギギ…バカン! 



北上「お邪魔♪」 



VAVA「北上…」 



北上「や、話に来たよ。別にいいでしょ?開けるな。ってどこにも書いてなかったし」 



VAVA「あぁ…」 



北上「ちょっと詰めて。ベッドに座りたいから。ほらほら~」ぐいぐい! 



793: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/05(水) 08:12:52.93 ID:MJq3g3vA0


数十分後 




VAVA「……そして、ペンギン野朗を焼き鳥にしてやったんだ」 



北上「ははははは!!おもしろ~♪ねぇ、クワァ!って言ってた?」 



VAVA「何度も言っていた」 



北上「本当!?あっははははは!!いやぁ、いい話が聞けたよ。また、提督の武勇伝聞かせてよね」 



VAVA「いいぜ。聞きに来い」 



北上「んふふ…その時は、提督の部屋でね。次もこんな場所じゃ、いやだかんね?」 



VAVA「わかった…礼をいうぜ。北上」 



北上「なんの、これくらい。礼には及ばないって。じゃぁね~」ノシ 



ギギギギギギギギ…ガゴン!!ピタァ…! 



VAVA「…」 



スッ… 



VAVA「きちんと閉めて行きやがって…」ガシ… 



バガァアン!! 



VAVA「開けるのが面倒じゃねぇか」 



ガシュン…ガシュン… 



VAVA「俺としたことが、まったくの不覚だ。早く大淀に会わなければ…!」 



チョロ…じぃー… 



川内『やられた…やっぱあの子只者じゃないなぁ。私の出番を……ま、立ち直れたみたいだし、いっか』ヒュン… 


811: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/07(金) 09:00:20.37 ID:PFOcyYIQ0

執務室 



ガチャ… 



VAVA「大淀、いるか……ん?」 



くー…すー… 



VAVA「そうか。もう夜だ…」 



ぐー… 



VAVA「この狭い部屋へ…………よくもこんなに入ったもんだ………これは…」 



VAVA「ホットケーキか…何かチョコレートで書いて……」クルリ… 



VAVA「ていとくげんきだして……」 



VAVA「…」 



VAVA「…」ムシャムシャ… 



VAVA「美味い…が、感想を言うのは明日にするか…」 



カチャ… 



813: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/07(金) 12:05:20.55 ID:PFOcyYIQ0


VAVA「だが、夜は暇だ……そうだ川内のところに行ってみるか」 



川内の部屋 



トントン… 



VAVA「川内、俺だ」 



VAVA「…」 



VAVA「なんだ、寝てるのか」 



VAVA「仕方ないな…また見回りでもするか」 



ガシュン…ガシュン 



川内「…」フッ… 



川内『部屋に戻るタイミングを完全に見失ってた…こんなことなら、もっと早く部屋に戻るべきだった…!アーッ!私の出番が…』わしゃわしゃ!! 


815: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/07(金) 13:21:57.42 ID:PFOcyYIQ0


廊下 



VAVA「異常は何も無し。夜更かしするやつもいない……疲れて当然か。引きこもりの馬鹿がいたからな…」 



VAVA「ん…?何か音がする。何の音だ…?」ス… 



ポロロン~♪ 



VAVA「ピアノだ。これはピアノの音だ。音楽室に誰かいるのか?」 



ポロロン…ゴッ…ポロロ…ジャ… 



VAVA「あまり…上手くはないようだが」 



ガチャ… 



VAVA「誰だ?ピアノを弾いてるのは」 



装甲「ア……」ビク!? 


816: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/07(金) 13:27:29.30 ID:PFOcyYIQ0


装甲「コンバンワ」ペコ… 



VAVA「装甲…お前、ピアノを弾いていたのか?」 



装甲「オ恥ズカシイ……///アノ時、 聴イタ メロディ ガ 忘レラレ ナクテ…」ペコ… 



VAVA「あの即興のか」 



装甲「ハイ…私デモ デキルンジャ ナイカト 思ッテ…練習シテイタンデス」 



VAVA「ほう」 



装甲「ピアノ ッテ、 トテモ 難シクテ 奥 ガ 深イ 楽器デスヨネ。初メテ 知リマシタ」 



VAVA「良い心掛けじゃないか」 



装甲「アリガトウゴザイマス」ペコペコ… 



VAVA「…」 



VAVA「何かと頭を下げるんだな」 



装甲「イエ!ソノ……ゴメンナサイ」ペコ… 



818: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/07(金) 14:20:15.86 ID:PFOcyYIQ0


VAVA「まぁ、お前の好きにしろ」 



装甲「ハイ」ペコリ 



VAVA「練習はもういいのか?」 



装甲「今日 ハ モウ コレデ オシマイ デス。続キハ マタ明日 ヤロウト思ッテ…」 



VAVA「ここで寝るわけか?」 



装甲「エェ、ココガ 気ニ入ッタンデス。防音 デ 静カ デスカラ」 



VAVA「なるほど。ここは誰も使っていないようだしな」 



装甲「アレ?デモ、防音ナノニ VAVAサン ニハ ピアノ ノ 音ガ 聴コエテ……アレレ?」 



VAVA「それは気にするな。俺の耳は特別だ。ここで何をしようが、外には何も聴こえんだろうよ」 



装甲「ソウデスカ。ナラ、ヨカッタ」 



VAVA「うむ。ところで、お前に頼みがある」 



装甲「私ニ?ナンデスカ?」 



VAVA「南方棲鬼のことを知っているか?」 



装甲「ナンポー……アァ、南方デスカ。知ッテイマスヨ」 


827: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/08(土) 10:28:50.22 ID:kHBOFl6J0


装甲「姫 ノ 中 デモ カナリ ノ 実力者デス。アイツ ノ 火力 ハ、並ノ 戦艦トハ 桁違イデ アラユル モノ ヲ 粉砕 スルト 言ワレテイマス」 



VAVA「真っ向からの殴り合いになるな…」 



装甲「モシヤ、南方 ガ 攻メテクルノデスカ!?」 



VAVA「あぁ、三ヵ月後にな。知らなかったのか?」 



装甲「ハイ…実ハ、深海棲艦 ハ 、トテモ 同族間 ノ 仲間意識 ガ 強イ 種 ナノデス。シカシ、姫 ハ ソウトハ 限ラナイ」 



VAVA「お前もか?」 



装甲「勿論デス!ナンセ 私 ハ 鉄壁 ノ 装甲 ト、 戦艦並ノ 火力 ヲ 併セ持ツ。装甲空母姫デスカラ!!」えっへん! 



VAVA「そういうことを聞いてるんじゃない」 



装甲「ア…ゴメンナサイ。エット…マァ、要スルニ、姫 同士 ノ 仲 ハ 険悪 ナ コトガ多イノデス」 



828: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/08(土) 10:31:24.62 ID:kHBOFl6J0


VAVA『ぺンギーゴとナウマンダーのようなものか?』 



装甲「ダカラ、滅多 ニ 話シ合ウコトモ無イ。一部、穏健ナ姫 モ イマスガ 殆ドハ…アハハ…」 



VAVA「お前の様に力づくで好き勝手ってか?」 



装甲「ハイ…反省シテマス…」ペコォ~! 



VAVA「いや、礼を言おう。これだけでも結構な情報だからな」 



装甲「イエイエ、今 ノ 私 ノ BOSS ハ VAVAサン デスカラ。ソレニ、他 ノ 姫 ガ ドーナロート、コレト言ッテ 私ニハ 関係アリマセン」 



VAVA「そうか…にしてもBOSSか。いいのか?お前は巨大な城の女王だったんだぞ?こんな地位でいいのか?」 



装甲「イインデス。私 ハ 海 ニ イナガラ、井 ノ 中 ノ 蛙 デシタ。VAVAサン…モットモット私 ニ 色ンナ コトヲ 教エテクダサイ」ペコリ… 



VAVA「装甲…」 



装甲「VAVAサン…」 



VAVA「は…………ッ!…もう、用は済んだ。邪魔したな」ササー! 




ガチャ!バタン!! 




装甲「ア……VAVAサン…」 



装甲「ナンダロウ?エンジン ガ 温カイ…私、故障シタノカシラ。コンナコト…生マレテ初メテダワ…」ドキドキ/// 


840: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/09(日) 18:58:59.20 ID:33LVnq8b0


VAVA「…」 



VAVA「まだ、かなり時間があるな」 



VAVA「…外出でもするか」 



VAVA「約束があったしな」 



ガシュン…ガシュン… 




海辺 




ザプン!……ゴボ……ゴポン…… 



VAVA『いつ見ても、代わり映えしねぇな。海の中ってのは』 



VAVA『鉄の魚を狩れないのが、こっちの海の寂しいところだな』 


841: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/09(日) 20:37:10.57 ID:33LVnq8b0


深海ハウス 




VAVA「…」ポチ 




ハーイ、新聞 ナラ 間 ニ 合ッテマスケドー? 




VAVA「よう」 




ヴァ…!?ドンガラガッシャーーーン!! 



ドドドドドド!!…ガー! 



ヲ級「VAVAァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」ピョーン!! 



ダキッ!シュルルルルルル…ピタ… 



VAVA「元気そうだな」 




ヲ級「元気ジャナカッタヨ……ズウット…待ッテタンダカラ///」のの字クルクル 



VAVA「そうか」 



ヲ級「ウン!デモ、モウ 元気 ニ ナッタ!!ホラ、入ッテ入ッテ!」 



VAVA『求められるのも…悪くない』 


848: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/11(火) 10:20:50.26 ID:QLWTSMqe0


時を同じくして 




南方要塞 




コツコツ… 



泊地「…」 



「泊地様…ワザワザ オ越シ 頂キ、アリガトウゴザイマス」 



泊地「早ク 南方 ノ 所ヘ 案内シロ。事 ハ 急 ヲ 要スルノダ」 



「デハ、コチラヘ」 



コツコツコツコツ…… 



849: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/11(火) 10:22:55.61 ID:QLWTSMqe0



泊地『イツ来テモ、慣レナイ 場所ダ……コンナ 物 ヲ 廊下 ニ 並べテル ナンテ…』 



泊地「オイ、コレ ハ 何ダ」 



「ソチラ ハ、 カツテ 南方様 ト 死闘 ヲ 演ジタ 大和型 ノ 艤装 デ ゴザイマス」 



泊地「アイツ ノ 新シイ コレクション ト 言ウ 訳カ。昔 ト マルデ 変ワッテ イナイナ」 



「泊地様 ト 南方様…ドレホド ノ 時 ヲ 隔テ テノ 再会 ナノデスカ?」 



泊地「細カイ コト ハ 忘レタ。少ナクトモ オマエガ 生マレル マエカラ ダ」 



「左様デ…」 



850: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/11(火) 10:25:04.96 ID:QLWTSMqe0



コツコツ… 



「到着致シマシタ。我ガ主、南方様 ノ 御部屋デゴザイマス」 



泊地「自分 ダケ 贅沢 ヲ セズ、部下 ノ 部屋 ト 同ジ 間取リ ノ 部屋 ヲ 使ウ……ヤハリ 変ワッテイナイナ」 



「南方様、泊地様 ガ 御見エ ニ…」 



泊地「入ルゾ…」 



「ア!?泊地様!」 



泊地「急イデルト言ッタロウガ!!」 




ガチャ! 




泊地「…」 



南方「…………髪型、変エタ?」 



泊地「オマエ ハ……何処 モ 変ワッテナイナ。南方」 



南方「ソレホドデモ……久シブリネ……泊地」 


851: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/11(火) 10:47:10.32 ID:QLWTSMqe0




南方「ニシテモ、酷イジャナイ。人ノコト、変ワッテナイ。変ワッテナイ。ッテ」 



泊地「ドウセ 聞イテルト 思ッタ カラダ」 



南方「ソコハ、アナタ ラシイ」 



泊地「南方。私 ハ オマエ ト 世間話 ヲ スルタメニ ココ ニ 来タノデハナイ」 



南方「ソウデショウネ」 



泊地「私 ノ 申シ入レ。シカト 受ケ入レテ欲シイノダ」 



南方「マァ、珍シイ。ドウゾ」 



泊地「地上ヘ ノ 攻撃作戦 ヲ 中止シテクレ。頼ム」ペコ… 



南方「断ル」 



854: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/12(水) 08:34:56.90 ID:VgiZAigP0



泊地「コレホド 頼ンデモカ?」 



南方「アナタ ホドノ 姫 ガ 頭ヲ 下ゲテマデ 頼ム ト 言ウコトハ、余程 深イ 事情 ガ アルト見エル」 



泊地「ソコマデ 察シテ イルノナラ、何故断ル」 



南方「私 ノ 決意 ハ 変ワラナイワ。何故ナラ、ソレガ 私 ノ 使命 ダカラ」 



泊地「オマエ マダ ソンナコト ヲ……」 



南方「良イ戦イ ヲ シタイ トカ、闘争 ヲ 遊ビニ シテイル アナタ ニ、 ソンナコト ダナンテ 言ワレル筋合イ ハ 無イ」



泊地「グ…」 



南方「アナタ ニ ドンナ 心変ワリ ガ アッタノカ 知ラナイケド、私 ニハ 無関係。ソレ 以外 ノ 頼ミ ナラ、聞イテ アゲタカモネ」 



泊地「使命、使命 ト…頑固者メ。神 ヲ 気取ッテ 何 ニ ナルノダ」 



南方「イイエ、神 ハ 残酷ヨ?ソノ点 私 ハ 優シイノ」 



泊地「言ウニ事欠イテ!」 



南方「誤解シナイデ。私 ハ コノ 世界 ノ 均衡 ヲ 保ツ 為 ニ、 間引キ ヲ シテイルダケ。コレハ 仕方無イ事ナノヨ」


855: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/12(水) 08:46:18.72 ID:VgiZAigP0


南方「ダッテ ソウデショ?人間 ヤ 艦娘 デ 言ウトコロノ 試験 ト 同ジ」 



南方「駄 ヲ 捨テ 良 ヲ 残ス。ソレノ 何ガ イケナイノ?」 



泊地「ソレハ…極論過ギル」 



南方「極論デモ 何デモ 無イ。慈悲ヨ。簡単 ナ 事デショ?私 ガ 攻メ込ム」 



南方「退ケタラ 生キ残リ」 



南方「ソレ以外ハ 滅ビル」 



南方「ネ?簡単!」 



泊地「フザケルナ!何ガ、ネ?ダ!!」 



南方「…フゥン。ナァンダ、アナタ モ 変ワラナイジャナイ」 



泊地「ソノヨウダ。ヤハリ、オマエ達 ノ 事 ハ 昔カラ イケ好カヌ!!!」 



南方「ナラバ、姫 ノ 掟ニ 従ウノミ」 



泊地「望ムトコロダ。今一度、オマエ ニ 両膝 ヲ ツカセテヤル」 



南方「私 ヲ 昔 ノ ママダト 思ッテイルト、大破スルワヨ」 



泊地「面白イ。表ヘデロ」 



南方「承知」 



バババーーーーーーーーッ!! 



866: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/13(木) 21:29:48.89 ID:Hfg2UPmY0


数十分後 



外 



「コレガ、姫 同士 ノ 対決 カ…コノ 眼 ニ 焼キ 付ケテ オコウ」 



「2人トモ 恐ロシク 強イガ…素晴ラシイホドニ 美シイ…」 



「シカシ、我等ガ 南方様 ガ 押サレテイルゾ!?」 



「安心シロ、勝負 ハ 見エテエイル。南方様 ニ 負ケハ ナイノダ!!」 




南方「ナント速イ………ヤッパリ強イワネ、泊地」 




泊地「サァ、負ケ ヲ 認メロ。姫 ノ 掟 ハ 絶対 ダ」 



南方「掟…ネェ?フハハハハ…ソノ 言葉 ガ 聞キタカッタ。カツテ 私 ニ 屈辱 ヲ 与エタ、ソノ 言葉 ヲ!!」 



泊地「屈辱…?」 



南方「ソウダ!例エ オマエ ガ 忘レテモ、私 ハ 忘レハシナイ!アノ時 ノ 屈辱、今コソ 拭イ去ル!!」 


南方「オマエ ハ 私 ニ 変ワッテイナイ ト 言ッタナ。ダガ、ソレハ 大キナ 間違イダ!!!」クワッ!! 



泊地「コノ気迫…!」ゾワ~… 



867: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/13(木) 21:37:00.73 ID:Hfg2UPmY0



南方「見セテ アゲル。偉大 ナ 艦娘トノ 死闘 ノ 末ニ 手 二 入レタ、 本物 ノ 戦艦 ノ チカラ ヲ!!」 




ピカァーーッ!!シュゥゥゥゥゥ… 




泊地「コ…コレハ…ソンナ…」 



南方「コノ姿 ニ 名 ヲ 冠スルナラバ…… 南方棲戦姫 」ギラギラ…!! 



泊地「馬鹿ナ…!!互イニ 変身 シテ 戦ッテイタハズダ!!」 



南方「ソノ通リ。ツマリ 私 ハ 深海 ノ 姫トシテ、 第二 ノ 進化 ヲ 遂ゲタノダ!!」 



泊地「二段変身 トデモ 言ウノカ!?」 



南方「ソウヨ…正直、私自身 驚イタモノダ。ソシテ深ク 感謝 シテイル。私 ノ 眠レル チカラ ヲ 目覚メサセテクレタ、偉大 ナ 艦娘ニネ」 



泊地「偉大 ナ 艦娘……………ナントイウコトダ。コンナ奴ガ、二段変身ダナンテ…」 



南方「紛レモナイ事実ヨ!!サァ、本物 ノ 砲撃 ヲ……ソノ身 ニ 刻メ、泊地棲姫!!!」ドォン!! 




ドカーーーーン! 




泊地「ウワァアアアアアアアアア゛ーーーーーーーーーーーーVAVAーーーー!!!…………」大破 




871: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/14(金) 12:41:35.65 ID:pbFhFt1X0


深海ハウス 




VAVA「!」ガタ! 



ヲ級「ドウシタノ?イキナリ 立チ上ガッテ」 



VAVA「誰かが俺を呼んだ…」 



リ級「VAVAー!」 



VAVA「リ級」 



VAVA『気のせいか…』 



リ級「ヨク来タネ。サ、ヲーチャン。モウ 思ウ存分 抱キツイタ デショ?VAVA ハ 私 ト 約束 ガ アルノ」 



ヲ級「ア…アト、5分!!」 



リ級「ダーメ」 



ヲ級「モゥ…VAVA、スグ 戻ッテキテネ」 



VAVA「リ級次第だな」 



リ級「早ク 早ク!!私 ノ ラボ マデ ゴーゴー!」 



872: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/14(金) 13:07:55.95 ID:pbFhFt1X0


深海アイテム屋さん 



チ級「ア!VAVAサン!!オ疲レ様デス」 



VAVA「家事の次は店の手伝いか?」 



チ級「色ンナ 物 ガ アッテ、案外 楽シイッスヨ」 



リ級「VAVA、コッチコッチ!!」 



VAVA「あぁ」 



ガチャ… 



リ級「サァ、コノ ベッド ニ 横ニ ナッテ」 



VAVA「わかった……!?ん………おい!!アレはなんだ!?」 



リ級「ア……シマッタ。シマイ忘レテタ…モー!イツカ 驚カソウト 思ッタノニ。 リリ!!」 



VAVA「お前が造ったのか!?」 



リ級「モウ、隠シテモ ショウガナイワネ。チーチャン、持ッテキテ」 



チ級「ハイ!」グイグイ! 



873: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/14(金) 13:18:44.05 ID:pbFhFt1X0


深海アイテム屋さん 



チ級「ア!VAVAサン!!オ疲レ様デス」 



VAVA「家事の次は店の手伝いか?」 



チ級「色ンナ 物 ガ アッテ、案外 楽シイッスヨ」 



リ級「VAVA、コッチコッチ!!」 



VAVA「あぁ」 



ガチャ… 



リ級「サァ、コノ ベッド ニ 横ニ ナッテ」 



VAVA「わかった……!?ん………おい!!アレはなんだ!?」 



リ級「ア……シマッタ。シマイ忘レテタ…モー!イツカ 驚カソウト 思ッタノニ。 リリ!!」 



VAVA「お前が造ったのか!?」 



リ級「モウ、隠シテモ ショウガナイワネ。チーチャン、持ッテキテ」 



チ級「ハイ!」グイグイ! 




ピカピカ… 




リ級「ドウ?カッコイイ デショ!!完成シタラ、VAVA ニ 使ッテモラオウ ト 思ッテ!」 



VAVA「俺のボディ……か……なかなか機能的で良いデザインをしている…」ペタペタ… 



チ級「紫モ 良イケド、緑 モ カッコイイッス!!」 



887: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/14(金) 21:41:44.60 ID:pbFhFt1X0


十数分後 



VAVA「ふむ……フィンガーバルカンは無しか…」ペタペタ…ポキ… 



VAVA「あ…」 



リ級「気ニ入ッタ?」 



サッ…! 



VAVA「あぁ、なんだ……これは…いいんじゃないか?完成が楽しみだ」 



リ級「ソウ 言ッテ 貰エテ 嬉シイワ。完成サセル 為ニモ VAVA ノ 体ヲ 調ベナクチャ イケナイノ」 



VAVA「そうだったのか」 



ガチャ! 



ヲ級「VAVAー♪暇ダカラ アンコウ鍋 作ッチャッタ~!戻ッテ 一緒 ニ 食ベヨ!!」スキップ♪ 



ヲ級「アー!リッチャン。VAVA ノ 新シイ 鎧、結構 進ンダネ。キャー♪カッコイーーー♡♡」ギュ♡ 



リ級「待ッテ!!実 ハ ソレ………!!」 



ポキ…バラバラバラバラ……!!ドシャ… 


888: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/14(金) 21:44:55.60 ID:pbFhFt1X0


ヲ級「ヘ…?」 



チ級「ア…アァ……アアアア!!!ダンナ ノ 鎧ガ!?」 



ヲ級「ゴッ…ゴゴ…!!ゴメンナサァアアイ!!!悪気 ハ ナカッタノ!!タダ、チョット抱キツイタダケデ ポキ ッテ……リッチャン!ゴメン!!」 



VAVA「リ級。ヲ級は悪くない。俺が先に壊しちまったんだ」 



ヲ級「VAVA…///嘘マデ ツイテ 私ヲ 庇ッテ…」ポッ…♡ 



VAVA「いや、違う。これは事実で…」 



チ級「ヲ級サン ノ 為ニ…VAVA ノ ダンナ……サスガダァ…///」ポッ…♡ 



VAVA「違うと言ってるだろうが!!」 



リ級「リリリリリリリリッ!!アー…可笑シイ♪気ニシナイデ。ソノ鎧、実ハ 外見 ダケノ 模型ダカラ」 



893: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/15(土) 21:45:09.68 ID:2lOHv8Az0


南方要塞 



外 



南方「イイザマダ。胸 ノ 奥 ガ スカッッッッッッット、シタワ♪」 



泊地「バカ ナ ヤツメ…」 



南方「?」 



泊地「知ル コト ニ ナルゾ。モウ 我々 ガ 海 ノ 覇者 デハ ナイ ト 言ウコト ヲ…」 



南方「ハッ…敗北シテ 何 ヲ 言ウカト 思エバ、戯言ダワ」 



泊地「イイヤ…コレ ハ 警告ダ… 艦娘 達ハ、トテツモナイ 怪物 ヲ 味方 ニ ツケタ ノダ…ダカラ、止メニ 来テ ヤッタノニ…」 



南方「警告ダト…?」 



南方「棲戦姫 ト ナリ、攻守 トモ ニ 完璧 ナ チカラ ヲ 持ツ 私ガ 敗レルト?」 



南方「………間引ク 対象 デアル 地上 ノ ゴミクズ 共 ニ ……マ・ケ・ル・ダ・トォ!!!!」 



泊地「…」 



南方「腑抜ケ タワネ!!泊地ィーーーーッ!!!」 



899: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/16(日) 21:40:12.09 ID:ObVOzbKF0


ガシィッ!! 



「南方様!オ止メ下サイ!勝負 ハ 既二 ツイテ イマス!!姫 ノ 掟 ヲ 破ッテハ ナリマセン!」 



「コレ 以上 攻撃 ヲ 続ケテハ、泊地様 ノ 生命 二 関ワリマス!!ドウカ、オ静マリヲ!」 



南方 「エエイ!ハナセ!!泊地、深海 ノ 誇リ ハ 何処ヘ ヤッタ!?」 



泊地「誇リカ…フフフ……奪ワレテシマッタヨ。私 ノ……真心 ト…… 共… 二…」ニコ…! 



南方「…コッ……コノ、恥晒シ ノ アホ ガァーーーッ!! 」ジャキッ! 



「アァ!?南方様!!」 



南方「!…」ピタリ…クル… 



「南方…様?」 



南方「捨テテ キナサイ」カシュ… 



スタスタスタ… 



泊地「…」 




「コ、コレハ…泊地様 ハ……笑顔 ノ ママ 気 ヲ 失ッテイルゾ!?」 



ドヨドヨ!? 




904: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/17(月) 22:26:22.08 ID:9NXWMqt70



南西諸島海域 




「モウ少シカ…」 



「アァ」 



スィー… 



泊地「…」 



「泊地様、我々 ハ 南方様 直属 ノ 部下 デスガ…」 



「姫 ニ 対スル 畏敬 ノ 念 ダケハ 忘レタ コトハ ナイノデス。ソレハ、勿論 貴女 モ 例外 デハ アリマセン」 



「無礼 ハ 承知 デスガ」 



「オ許シ下サイ…アナタ ノ 要塞 マデ オ連レスルコト モ デキマシタ ガ…」 



「人望 ノ 厚イ 貴女ノコト。貴女 ノ 部下 達 トノ 衝突 ハ 目 ニ 見エテイマス」 



「ナノデ、貴女 ト 友好関係 ニ アル アノ方 ナラバ……」 



泊地「…」 



905: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/18(火) 00:34:46.47 ID:edkBQntb0


深海BAR ダーウィン 




北方「ピカピカ ピカリン!」 



キャッキャ! 



北方「オネーチャン! ミテミテ!!プリキュア~♪」 



港湾「マァ、可愛イ!セーラームーン?」 



北方「ムーン?ナァニソレ??」 




トントントントントン! 




港湾「アラ?勝手口 カシラ?チョット、見テクルワネ」 



北方「オウ」 



港湾「VAVA ノ 真似 シチャ ダメ。今 ニ 顔 ガ コー ナッチャウ カラ」( T ) 



北方「カッコイー カラ イーモーーーン」 



港湾「フフフ♪」ガラ… 



コツコツ… 




907: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/18(火) 01:01:24.83 ID:edkBQntb0



台所 



港湾「ドナタデスカー?」 



シーン… 



港湾「オカシイワネ…確カニ、戸 ヲ 叩ク 音ガ…」ガチャ… 



港湾「アッ!?」 



泊地「…」 



港湾「泊地!!酷イ 傷…… 何 ガ アッタノ!?泊地!!泊地ィィィィィイイイイ!!!!」 



909: </b> ◇1oKmZSIAF.<b> 2014/11/18(火) 14:33:48.67 ID:edkBQntb0


深海アイテム屋さん 




リ級「コレ デ オシマイ。オ疲レ様ネ」 



VAVA「おう」 



リ級「ソレニシテモ、ヤッパリ 艦娘 ヤ 私 達トハ 違ウノネ。体 ノ 中ヲ 見テ 驚イチャッタ」 



VAVA「どうだ、少しは勉強になったか?」 



リ級「モチロン!デモ、コノ事 ハ 私達 ダケノ 秘密ニ シテオキ マショウ」 



VAVA「そうしてくれるか。俺もそれが良いと思っていた」 



リ級「ウン。コノ データ ハ、VAVA ノ 為 ニシカ 使ワナイ。約束スルワ」 



VAVA「…あ…ありが……………………ゴホン!!礼を言う」 



リ級「リリリ♪戻ッテ アンコウ鍋 食ベマショ!」 



VAVA「鮟鱇か……確か居たな。そのまんまの奴が…」 



リ級「ドシタノ?」 



VAVA「何でもない。昔の話だ」 



911: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/18(火) 22:52:23.05 ID:edkBQntb0

しばらくして… 




リ級「リリリ♪」ニヤニヤ… 



チ級「チッ♪」ニタニタ… 



ヲ級「アーーーン♡」 



VAVA「…」もぐもぐ 



ヲ級「美味シイ?」 



VAVA「美味い」 



ヲ級「マ…毎日食ベタクナァイ?」 



VAVA「できることならな」 



ヲ級「ジャア!ココデ 一緒ニ!!」 



VAVA「くどい」 



ヲ級「ヲ…」 



VAVA「…」 



912: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/18(火) 22:53:51.55 ID:edkBQntb0


VAVA「まぁ…」 



VAVA「いつになるかは、わからんが…」 



ヲ級「ヲ?」 



VAVA「全てが終わって、俺にやることが無くなったら…その時は……」 



ヲ級「一緒 ニ 暮ラシテ クレルノ!?」 



VAVA「馬鹿、早とちりするな!考えておいてやるだけだ!!」 



ヲ級「ヲヲ♡」シュルル… 



VAVA「触手はやめろ!!」ぺんっ! 



ヲ級「ヲ……私 ノ 種族 デハ 最上 ノ 愛情 表現ナノニ…」ショボン… 



914: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/18(火) 23:50:29.39 ID:edkBQntb0


リ級「ヲーチャン、嫌ワレタンダァ?」クスクス! 



ヲ級「違ウモン!」 



チ級「マーマー、楽シク イキマショウッテ。ダンナ、酒デモ ドウデス?ハイ、グラス」 



VAVA「おぉ、頼む」パシ… 



チ級「ダンナ ハ 酒 ガ 好キ デスヨネ。思エバ、ダーウィン デ 逢ッタノモ 運命カモ…」チョロチョロ… 



VAVA「おい」 



チ級「ハイ?」 



VAVA「空じゃないか。その瓶」 



チ級「エェ!?ソンナ ハズハ……ホント ダ。空ッポ…」スカー… 



ヲ級「テヘッ♪」ぺろ 



933: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 02:11:43.16 ID:fz527ccb0


リ級「コナイダ、家飲ミ シテ ソノママ ダッタンダッケ…?」 



ヲ級「寂シクテ ツイ 飲ミスギ チャッタノ」 



チ級「チ~…オレ ノ トッテオキ ノ 日本酒 ダッタノニ…」グスッ… 



VAVA「なら、BARでも行かないか?」 



ヲ級「ヲヲ!名案!!」 



リ級「賛成!」 



チ級「オレモー!」 



VAVA「決まりだな」 



VAVA『マスターの顔も見たくなってきたしな…装甲の件以来、泊地はどうしているんだろうか…』 



934: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 03:16:52.12 ID:fz527ccb0


十数分後… 



深海BAR ダーウィン 



キイィ… 



VAVA「マスター、飲みに来たぜ」 



ヲ級「私タチモー!」 



ツ級「イラッシャイマセー……!?……ア…………ァ…アナタハ!?」ぷるぷる… 



VAVA「お前は…!装甲の城で会った…」 



リ級「アレ?今日 ハ マスター休ミ?ホッポチャン ノ オ世話 カナ?」 



チ級「ツ級チャン?ドウシタンダヨ」 



ヲ級「マサカ…」 



935: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 03:25:39.88 ID:fz527ccb0



ツ級「VAVAサァーーーーン!」ピョン! 



ダキッ! 



VAVA「こんなところで再会するとはな」 



ツ級「エェ!驚キマシタ。新シイ 職場デ、VAVAサン ト 再会 デキルナンテ…私、ツ イテマス!!」 



ヲ級「…」 



VAVA「おい、取り合えずそのデカイ手を離せ。身動きが取れん」 



ツ級「ア!?スミマセン…VAVAサン…♡」スト… 



港湾「ツ級チャン。騒々シイケド…何 カ アッタ?」ガラガラ… 



VAVA「よう、マスター。元気そうだな」 



港湾「エェ、ドーモ……ッテ…アー!?VAVA!!良カッタ!コッチニ 来テ!!」グィィ!! 



VAVA「うぉお!?なんだ!いきなり!?」ヒョーイ…! 




バタン……シーーーーーン… 




リ級「…何ダロウネ?コレ」 



チ級「サァ…?」 



937: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 06:43:15.22 ID:fz527ccb0


港湾の寝室 




VAVA「一体なんだと言うのだ」 



港湾「側ニ 居テ アゲテ…」 



泊地「…」 



VAVA「泊地!?どうしたんだ!この損傷は…!?」 



港湾「安心シテ。命 ニ 別状 ハ ナイワ」 



VAVA「何ガあったんだ?」 



港湾「ワカラナイ。瀕死 ノ 泊地 ヲ、誰カガ ココマデ 運ンデ 置イテ行ッタノヨ…」 



VAVA「泊地…」 



港湾「デモ、誰ガ 泊地 ヲ 撃ッタノカ……私ニハ ワカルワ」 



VAVA「誰だ、そいつは」 



港湾「見テ。弾痕 ニ 癖ガ アルノ」ペタ…スス… 



VAVA「これは…急所を避けて撃っているのか?」 



港湾「サスガネ ソノ通リヨ 。逆ニ 肘 ヤ 膝 ト言ッタ、体 ヲ 動カスノニ 重要 ナ 箇所 ヲ 執拗 ニ 撃チ 続ケ…」ススス… 



ピタ… 



港湾「最後 ニ 腹部 ヲ ズドン…!コンナ 撃チ方 ヲ スル 姫 ヲ、一人 知ッテイルワ」 



938: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 06:46:39.69 ID:fz527ccb0



VAVA「まさか…南方棲鬼というやつじゃあるまいな」 



港湾「ソノマサカ。知リ合イナノ?」 



VAVA「いや、話で聞いていただけだ」 



港湾「ソウ……デモ、泊地 ト 南方 ガ 再ビ 戦ッタナンテ…」 



VAVA「再びだと?」 



港湾「深海 ノ 姫…アナタ ニ ナラ 話シテモ 良サソウネ。モウ、薄々気ヅイテイルンデショウ?」 



VAVA「お前と、あのチビも深海の姫ってことだろう」 



港湾「ウン、ワカッチャウワヨネ。ソユコト。ソシテ、教エテアゲル。深海 ノ 姫達 ノ コトヲ…」 



940: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/24(月) 12:40:44.31 ID:fz527ccb0


港湾「ズゥット 昔 ノ 話ヨ……深海棲艦 ハ 皆 純粋デ、仲間同士 助ケ合ッテ 生キテイク 種族ナノ」 



VAVA『装甲も同じようなことを言っていたな』 




港湾「時ニ、 ソノ 純粋サ ガ 仇ニ ナッテ…艦娘 ヤ 人間。果テハ、同族間 デ 争ウ ヨウニナッテ…」 



港湾「ソンナ時、各地 ノ 海デ 特別 ナ チカラ ヲ 持ッタ 深海棲艦 ガ 続々 ト 名乗リ ヲ アゲテ ハ 、圧倒的ナ 武力ト カリスマ デ 事態ヲ 収拾 シテイッタ」 



VAVA「それが姫というわけか」 



港湾「ソウ…姫達 ハ 愛サレ、尊敬サレ、ヤガテ コノ 海 ノ 中心的 存在 ト ナッテイッタ…」 



港湾「所 ガ 、今度 ハ 一部 ノ 姫達 ガ ケンカ ヲ 始メテ シマッタ。理由 ハ トテモ 些細 ナ 事 ダッタケド」 



港湾「ソレ ヲ 重ク 見タ トアル 姫 ガ、ケンカ ヲ シテイル 姫達 ヲ チカラ デ 制シ、コレハ 姫 全テノ 問題ダトシテ…」 



港湾「姫全員 ヲ 集メ、話シ合ッタ。ソシテ、姫 ノ 掟 ガ 創ラレタノ」 



VAVA「面倒なやつらだな」 



港湾「ホント、ソウヨネ…デ、一悶着アッテ 今 ニ 至ル。泊地 ト 南方 ノ 戦イハ、掟 ガ 出来タ アトダッタワ」 



VAVA「話を聞く限り、くだらなさ過ぎる。結局は自己満足でしかない」 



港湾「ソレデモ、掟 ハ 絶対。ト言ウ モラル ガ 出来タダケ 良カッタノヨ」 



VAVA「……なるほど」 


954: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/26(水) 04:51:46.26 ID:gsQT0vv/0