1: ◆1oKmZSIAF. 2014/11/26(水) 04:49:04.35 ID:gsQT0vv/0

引用元: ・VAVA「唯一 確かなのは……俺が提督だってことだ!」【艦これ×VAKA Ⅱ】

592: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/06(金) 23:18:23.55 ID:a7RQWO+y0


飛行場「ハァー…変装ッテ疲レルゥ……ドゥ?私 ノ 本当 ノ 姿ハ。マズハ、 形 カラ 入ロウッテワケ」 



VAVA「…」 



飛行場「可愛イ服デショ♪ソウイエバ、完全 ナ 姿 ヲ 見セルノハ 初メテネ。キット万人 ニ 自慢デキルワヨ、私 ノ コノ姿 ヲ 見タッテ」 



VAVA「何がしたいんだ?」 



飛行場「アラ、ヒドイ。警戒 解コウ ト 思ッテ見セタノニ。マサカ、艦娘 達 ニモ 同ジヨウナ 対応 シテルトカ?」 



VAVA「だったらなんだ」 



飛行場「良クナイワ。部下 ガ 全員 女性 ナノニ、ソレジャ 何時カ 愛想 尽カサレチャウ カモ ヨ」 



VAVA「!?………………………本当か?」 



飛行場「マァ、自覚シテナカッタノ?デモ、大丈夫。私 ノ アドバイス 通リ ニ スレバ、艦娘 ト モット 仲良ク ナレルワ」 



VAVA「うーむ…」 



飛行場「今回 ノ 視察 ニ 来タ 一番 ノ 目的 ハ ソコナノヨ。艦娘 トノ 信頼関係 ノ 強化 ハ、必ズ 戦闘 ニモ 良イ 効果ヲ 発揮スル ハズダワ!」 



VAVA「………わかった。やってみよう」 



596: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/09(月) 23:22:49.81 ID:pJmbbuwo0



数分後 



VAVA「やはり駄目だ。少しでもお前の話を聞いた俺が馬鹿だった」 



飛行場「それはどうして?」 



VAVA「何故俺があいつらの体に触らなければならんのだ」 



飛行場「別に汚くないと思うけど」 



VAVA「そういうことを言っているんじゃない。あいつらが嫌がることはしない」 



飛行場「だから、触った方が仲良くなれるのよ。スキンシップってとても大事なの」 



VAVA「嘘だ」 



飛行場「んん…頑固なんだから」 



VAVA「当然だ。無意味に体を触られて喜ぶやつなどいるものか。俺とて無作為に体に触れられるのは御免だ」 



飛行場「本当だってば」 



VAVA「いや嘘だ」 



飛行場「じゃあ、こうしましょう。効果を目の前で実証できたら、信じるわね?」 



VAVA「ふん…できるのならな」 


597: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/10(火) 02:49:58.24 ID:XJ1MmJkP0


飛行場「わかったわ。それではまず、誰でもいいから艦娘を呼んで。そして、艦娘がドアを開けたと同時に どこでもいいから体に触って御覧なさい。もちろん、優しくね」 



VAVA「馬鹿も休み休み言え。そうして、俺のここでの立場を潰すつもりだろう。そうはいくか」 



飛行場「ねぇ~本当なのよ~~スキンシップが一番手っ取り早いんだから」 



VAVA「それはお前の中での話しだろう。お前の中の最善が、他人の最善とは限らん」 



飛行場「…」 



VAVA「諦めたか?」 



飛行場「こんなやり方は嫌だったけど…」 



VAVA「なんだ?……!?」 



がしっ!ぐい!!……むぎゅ… 



飛行場「ど…どうかしら?何か…感じない?」 



VAVA「…!?」 


598: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/10(火) 04:31:58.11 ID:XJ1MmJkP0


VAVA『このパワー…!やはりこいつは危険………なんだ?この鼓動は…?リコリス…飛行場が発しているのか…?』 



飛行場「こんな私でも胸が高鳴る時があるの……本当のことをいうと、恥ずかしくて、どうにかなりそうよ。でも…あなたが好きだから嫌じゃないの」 



スッ… 



VAVA「…」 



飛行場「私の気持ち…わかってくれた?」 



VAVA「……あぁ」 



VAVA『不可解だ……が、今だけは、飛行場が決して嘘をついていない ということが何故かわかる…これは一体……』 



飛行場「よかった…」ドキドキ…! 



VAVA「だが、一つ教えろ」 



飛行場「な、なぁに?」すーはー… 



VAVA「何故、お前は俺のことを気にかける?」 



飛行場「…」 



VAVA「答えろ。何故だ?あって間もないと言うのに、お前は俺のことを知り尽くしているようだ」 


599: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/10(火) 04:35:53.52 ID:XJ1MmJkP0


飛行場『さすが……二人の英雄を相手取った男…素敵……』 



飛行場「それは…まだ、教えられないわ。ごめんね、何度もこんな事を言って」 



VAVA「そうか…」 



飛行場「でも、安心したわ。あなたの心を感じることができたもの。私は、あなたの味方。そう断言できるわ」 



VAVA「味方なら、もっと大々的に支援して欲しいもんだが」 



飛行場「ズルは駄目♪提督業は地味なものよ。大丈夫。あなたならできるわ。誰の助けも借りずに…」 



VAVA「飛行場…少し、見直した。少しだ」 



飛行場「ありがとう」 



ガチャガチャ…!ガン!ガンッ!! 



VAVA「誰だ?扉を叩くのは……おい!今、客が来ているんだ。用があるなら後にしろ」 



ドン!ゴシャアアアア!! 



VAVA「な……!誰だ!!」ウィン! 



リコリス「!?……」フォン… 



602: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/14(土) 16:40:41.05 ID:CiZF2vBo0

食堂 



北方「わぁ~!!……プリンだぁ…」 



ぺたん… 



北方「いただきます」ぺこり 



北方「~♪」ぱくぱく! 



満潮「もぐ…もぐ……あいつ…最近になって、少しは可愛いとこあるな。って思ってきたのに…頑固なとこはまだまだね!」 



大淀「…」ぼ~… 



満潮「そうよね、大淀さん!」ダン! 



大淀「…」 



満潮「大淀さん?」トントン 



大淀「はっ!?え……な、何の話だったかしら」 



満潮「…大淀さん、疲れてるんじゃないですか?」 



大淀「大丈夫よ、心配しないで。考え事をしていただけだから…」 


603: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/16(月) 11:08:18.05 ID:DTLr9bxg0



大淀『胸が痛い』チクリ… 



大淀『いつも心配かけて、どうしても手が掛かってしまう人だけど…何故か、守ってあげたくなる』 



大淀『守ってもらってるのは、こちらのほうなのに…でも、提督の背中を見るたび、ふと……』 



大淀『翳りというか。そんなものを感じてしまう』グググ… 



大淀『さっきの光景……男性嫌いで知られるヘンダーソン嬢が、提督の隣を何気なく普通に歩いていた』バッ! 



大淀『何故かしら…何故こんな些細なことで、ここまで考え込むのかしら?私』わにわにー! 



大淀『は…っ!違うわ。恋じゃない。嫉妬じゃない。断じて違うわ。だって、提督と知り合って、まだ半年もたってないし』 



大淀『仮面で隠れていて、素顔だって見た事ないもの』ぐるんぐるん… 



大淀「う~~ん」はふぅ… 



604: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/16(月) 11:10:51.95 ID:DTLr9bxg0


満潮「…」じ~… 



満潮『これは危ないわね…働きすぎからくるストレスが、相当キテると見えるわ。艦娘うつ になってなきゃいいけど』 



北方「あまままま~~い」カップぺろぺろ! 



間宮「あらあら、可愛いお客様ですね~まだまだありますから、おかわりしてね!」コトン… 



北方「ひゃ~~…パフェ……こんなに大きいの、はじめてみたぁ!」 



間宮「さ、遠慮しないでどんどん食べてくださいね」 



北方「いららひま~~~ふ♪かんむひゅ!らいすき~~~♡」もしゃもしゃ!! 



間宮「うふふ、可愛い♪」 



ガシャン!! 



間宮「あら…?」キョロ… 


605: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/16(月) 11:26:25.95 ID:DTLr9bxg0


厨房 



装甲「ナナナ……何故 アノ子 ガ コンナ 所ニ…!?」 



「コラーーー!!何やってんだーーー!これでお皿割るの三枚目だぞ!このクイーン・オブ・不器用!」 



装甲「ア!シマッタ!?ス、スミマセーーン!妖精先輩!!」ペコペコ! 



「まったくもう!次割ったら酷いぞ!!」ぷんすか! 



装甲「…ハァ。ジャナイ!何デ 北方 ガ 地上 ニ……」 



装甲『港湾 ガ 北方 ヲ 手放ス 訳ガナイ……トイウコトハ…抜ケ出シテ 来タノカ?』 



装甲『ソレトモ、港湾 ト ケンカ デモ シタノカ ?デモ、ソレナラ 何故ココ ニ デ 食事 ヲ シテイル ノカ 説明 ガ ツカナイシ…』 



装甲『ア………成程。VAVAサン カ。ヨシ、気ニナッテ 仕方ナイシ、VAVAサン ニ 聞キニイコウ。キット 何カ 知ッテイルダロウ』 



装甲「センパーーイ。休憩入ッテイイデスカー?」 



「ん?そういえば、まだだったね。よし、いってこーい」 



装甲「シツレーシャース」ペコペコ… 


608: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/17(火) 06:08:39.05 ID:0Z91QYMG0


執務室 前 



装甲「今日 ハ 何カト 騒ガシイケド 何カ アルノカナ?」 



スタスタ… 



装甲「スミマセン。VAVAサ……アレ?」 



ペラペラ… 



装甲「取リ込ミ中カナ?話声ガ……!?」 



ソレデ…ソウソウ……スキンシップヲ… 



装甲『深海訛リ…!?ハッ!?………コノ 下種ヲ 極メタヨウナ、ヌルットシタ ムカツク 声ノ 持チ主ハ…!!』 



装甲『タトエ 死ンデモ 忘レナイ。アイツ マデ ココニイルトハ…』 



装甲『イケナイ!!VAVAサン ノ身 ガ 危ナイ!!』 



装甲「デェイ!!!」ゴンッ! 



ゴシャーー! 


614: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/18(水) 14:35:27.25 ID:G/68fGci0


執務室 



装甲「ヤッパリ貴様カ!!飛行場姫!!!」ギロッ! 



リコリス「キャ!こわ~い」 



装甲「シラジラシィ!ソンナ変装、見破レナイ私ジャナイワ!!」 



リコリス「ふふふ……久しぶり、装甲。少しはお利口になったのね。VAVAのおかげかしら?」 



装甲「黙レ!… 狡猾 ナ 貴様ノ 事。私ガ ココニイルコトモ ドウセ オ見通シダロウ」 



リコリス「さぁ?でも、貴女って大したことないし。別に自由に動いてもらって構わないわ。本当に」 



装甲「貴ッ様ァ…!言ワセテオケバ!!」ワナワナ…! 



リコリス「だって本当だもん。弱いんだもん」(  ̄3 ̄)<ぴゅるりろ~~♪ 



装甲「クッ…」 



VAVA「装甲、何をしに来た」 



装甲「ア……VAVAサン!ソイツ カラ 離レテ!!ソイツ ハ 危険スギル ヤツ ナンデス!!」 



VAVA「そうか。とにかく落ち着け」 



装甲「VAVAサン!!」 



VAVA「落ち着けと言っているんだ」 



装甲「ウゥ…」 


618: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/20(金) 12:03:54.09 ID:l2XLVf8u0


タッタッタ… 



長門「どうした提督。何かドアが壊れたような、ゴシャアアアア!! って音がしたぞ」 



VAVA「長門。いや、茶をもってきた装甲が足を滑らせてな。このザマだ」 



装甲「エ…?イヤソノ……ソウデス。ノック ガ 勢イ余ッテシマッテ…」 



長門「なんだ、そうだったのか。はっはっは!仕事に熱が入りすぎたようだな。元気でいいじゃないか!」 



装甲「アハハ…」 



長門「何事もなくてよかった。また、 深海棲艦 にでも侵入されたら大変だからな」 



リコリス『!?……気づかれた?まさか………まさか…ね』 



装甲「ア…アハハ!ソウデスネ。聞キマシタヨ!深海棲艦 ヲ 投ゲ飛バシタッテ。流石 長門サン!」 



長門「当然さ、何も凄いことはしていない。では、私はこれで……お?」 



リコリス「!……こんにちは♪」 



長門「おぉ、貴女がヘンダーソン嬢か。お初にお目にかかる、私は戦艦 長門だ。よろしく」 



リコリス「よろしく。リコリス・ヘンダーソンです。ビッグセブンのことは、よく聞いていまして…」 



長門「話は聞いている。これからも平和のため、子供たちの未来のために!!共に戦おう!」ぎゅ! 



リコリス「え……えぇ!モチロンです。分野は違えど、私も全力で、軍に協力させていただきます」 



リコリス「あの、提督さん。私、そろそろ各施設を見て回りたいのですけど…」ウィンク!パチッ!パチ☆ 


622: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/20(金) 12:38:30.76 ID:l2XLVf8u0


VAVA「了解した。長門、これから俺はヘンダーソン嬢の案内をする。お前は暇なら駆逐艦たちの艤装の手入れでもしてやれ」 



長門「駆逐艦の?」ピク…! 



VAVA「そうだ。あいつ等は武器の扱いもまだまだだからな。艤装の痛みも早い。どうだ?やってくれるか」 



長門「任せておけ。行ってくる!!」ダダダー…! 



装甲「アノ人…苦手」 



リコリス「あら……気が合うわ。私も…ここの長門ちゃんは苦手かも…」 



装甲「ナラ、苦手ジャナイ!貴様 ト 一緒 ナンテ 御免ダ!VAVAサン、今ナラ マダ 間ニ合イマス。2人デ コイツ ヲ 倒シマショウ!!」 



VAVA「…」 



リコリス「その場合。2人で、じゃなくて。VAVA1人で、でしょ?。貴女では足手まといになるだけよ」 



装甲「ウルサイ!VAVAサン、私 ハ VAVAサン ノ 為 ヲ 想ッテ 言ッテイルンデス。オ願イデス……何カ ガ 起キテカラ デハ 遅インデス!」 



VAVA「装甲。お前の考えはよく解った。だがな、ここでは無理だ。冷静になれ」 



装甲「VAVAサン~…!」 



VAVA「お前の口振りから、この飛行場姫がどれだけ危険なのかはわかった。しかし、それは今、関係のないことだ。こいつは客で、俺は提督だ」 



リコリス「…」 



VAVA「忠告には感謝している。だが、感情で動きすぎるな。感情に任せて行動すると……死ぬことになる」 



装甲「VAVAサン…」キュン… 



VAVA「戻れ」 



装甲「ハイ……飛行場、今回 ハ VAVAサン ニ 免ジテ、私 ガ 引キ下ガッテ ヤル!」スタスタ… 


623: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/20(金) 12:39:18.61 ID:l2XLVf8u0


リコリス「ハ~イ。ありがとうね」ニコニコ♪ 



VAVA「…ああ言った手前。何もしないわけにもいくまい。ドアがこれでは、話もまともにできんだろうしな」 



リコリス「そうね…VAVAには、いつでも逢いに来れるから。じゃ、鎮守府デートといきましょうか♪エスコートはお願いね?」 



VAVA「俺よりも、お前の方がここを詳しく把握してそうだが」 



リコリス「あ…流石」 



VAVA「図星か」 



リコリス「うん」 



VAVA「行くぞ」 



リコリス「うん!」 


630: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/21(土) 05:07:34.45 ID:LF8u1lam0

数十分後… 




リコリス「やっぱりここは広いわね。全て見て回ったら夜になっちゃいそう」 



VAVA「ここが射撃訓練場だ」 



射撃訓練場 



リコリス「へぇ、新しく造った施設ね。なんだか、とても……機械的な感じがするわね。あ、的が動いてる!」 



VAVA「効率的な射撃訓練が出来るよう、俺が組上げた」 



リコリス「VAVAが?すごいじゃない。手先が器用なのね」 



天龍「お、よぅ!今、射撃訓練してんだ。一緒にやろうぜ」 



VAVA「すまんな。今、仕事中だ」 



リコリス「こんにちわ。天龍さん」 



天龍「あぁ、こないだの」ぺこ… 



リコリス「お疲れ様。どう?提督お手製の訓練機材は?」 



天龍「文句なしだな。これやってるだけでも、かなり上達すると思うぜ。気になるなら、お嬢さんも1回やってみたらどうだ?」ニヤ… 



リコリス「私?どうしましょう。私、頭を使うばっかりで、体のほうはからっきしだから…」 



天龍「でも、拳銃くらいは扱えるんだろー?」 



リコリス「そうね…やってみてもいいかしら?」 



VAVA「どちらでもいい」 



天龍「おし、決まりだ。ホラ!」スッ… 



リコリス「ありがとう。一発でも命中すればいいけれど…」パシ… 


631: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/21(土) 09:57:16.26 ID:LF8u1lam0


天龍「その銃は装弾数が8発だ。ま、3発当たれば上出来って所だな」 



リコリス「えーっと…ここと、銃身の先にある照準を目標に合わせて……」じ~… 



天龍「おいおい…大丈夫かな」 



VAVA「…」 



訓練開始! 



リコリス「…!」チャキ! 



バン バン バン バン バン バン バン バン!! 



カツンッ…カカカカカッ…カインッ…… 



天龍「いきなり全部撃つか!?」 



カチ…カチ…カチ… 



リコリス「あら……?も、もう弾切れ??」 


632: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/21(土) 09:59:35.20 ID:LF8u1lam0


天龍「的は……一発命中か。ま、当たらないよかマシだな」 



VAVA「……もういいだろう。硝煙の匂いが服に移るぞ」 



リコリス「あ、はい。天龍さん、貴重な体験をさせてくれてありがとう。じゃあね」タタター… 



天龍「うーっす。さて、続きやるか」 



ピカ!……ピカ!…… 



天龍「ん?何だ?モニターが光って……ははっ、採点っつったって1点じゃ…………8発中14発命中?」 



天龍「14発?この拳銃は8発だぞ。機械の故障か?……いや、長門がこないだ高得点をだしたときも、こんなのがでたが……まさか!?」ダッ…! 



天龍「こ……こいつは…!!!」 



天龍「一発だけ……撃ち抜いている様に見えるが……穴が微妙に広がってるような…それもこの位置は…心臓(エンジン)だ…!?」 



天龍「い、一穴射撃。こんな軽い拳銃でやってのけたってことか!?」ガーン…! 



天龍「いや…でも装弾数8発の銃で14発ってのは絶対おかしい。やっぱ機械の故障だな。なんだよ、まったく!!」チャキ… 



天龍「一発のまぐれで脅かしやがって、やってらんねぇぜ!」バン!! 



スカッ… 



天龍「あらら…」ショボ… 


634: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/21(土) 18:12:50.46 ID:LF8u1lam0

中庭 



スタスタ… 



VAVA「跳弾させた弾に新たな弾を当て乱反射を起こし、それらの軌道を予測して一点に集中させる…か。大したものだ」 



リコリス「気づいてた?でも、あんなのはただの曲芸よ。実戦ではまるで役に立たないわ」 



VAVA「だろうな」 



リコリス「それに、20回以上当たると思ったけど。13回しか当たらなかったわ」 



VAVA「14回だ」 



リコリス「嘘!私、聞き間違えちゃったかな…」 



VAVA「俺を試しておもしろいか」 



リコリス「ふふ……あーー!緑が多くていいわね。ここは」ササッ… 



VAVA「あいつ等が、綺麗だからと植えているらしい」 



リコリス「やっぱり、女の子ね。VAVAは花、好き?」 



VAVA「好きでも嫌いでもない。あってもなくてもいいものだからな」 



リコリス「そう…」 


635: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/21(土) 18:15:23.23 ID:LF8u1lam0


スタスタ… 



VAVA「しかし、新鮮ではある。花など、落ち着いて見ることはいままでになかったからな」 



リコリス「きっと好きになれるわ」 



VAVA「…」 



リコリス「?」 



VAVA「お前は好きなのか」 



リコリス「えぇ……好きよ。海にも花のようなモノはあるけれど、花ではないもの」 



VAVA「では、どんな花を好む?」 



リコリス「皆に愛される花々よりも、野にひっそりと咲いている一輪の花。って感じ……あ、次は工廠が見たいわ」



VAVA「武器には触らせんぞ」 



リコリス「怖いなぁ。何もしないわ。アドバイザーとして視察するだけよ。もう、もっと私を信じて」 



VAVA「信じさせるのはお前だ」 



リコリス「わかった。頑張る」ふんす!ふんす! 



VAVA『稀に北方を髣髴させるような顔を見せるんだな…いや、逆か』 


642: ◆1oKmZSIAF. 2015/03/31(火) 22:23:23.83 ID:8owkqsbE0

しばらくして… 



ツカツカ……ガシュン…ガシュン…… 



VAVA「こんなところだ。一応、これで主要な施設は全て回ったな」 



リコリス「うん、これで十分よ。とても充実した時間だったわ。艦隊としては、まだ充実しているとは言い難いけれど」 



VAVA「あいつ等は俺とは違う。まだまだ、これからだ」 



リコリス「そうでしょうね。じゃ、そろそろ帰るわね。見てる間にあなたとたくさんおしゃべりできたし」 



VAVA「北方は置いていけ。こういう時は港湾に任されている」 



リコリス「港湾…」ピク… 



VAVA「どうした」 



リコリス「いえ、何でもないわ。そう、港湾が……」 



VAVA「お前たちの関係など、俺には興味のないことだが…あの店は俺が気に入っているんだ。放っておいてもらおう」 



リコリス「わかったわ。あの子はVAVAに任せる。でも、帰る前にもう一度、あの子に会いたいわ」 



VAVA「……まだ、食堂にいるだろう。ついてこい」 



リコリス「ありがとう…」 



VAVA「…」 

645: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/07(火) 20:37:17.54 ID:YS5N7yLa0


廊下 



ズンズン…♪ 



長門「あぁ、少し疲れたな。子供たち(駆逐艦)の装備を手入れしていたら、いつの間にか人数分以上の数をこなしてしまった」首ゴキゴキ! 



長門「これはもったいない。後ほど、提督に新たな駆逐艦の増員を申請しなくては。陽炎型なんかいいな」 



キャッキャ…♪ 



長門「!」 



ピキーン…! 



長門「この感じは……」キョロキョロ… 



てくてく… 



「あ、長門さん。こんにちはなの~♪」むちっ… 



長門「…」 



長門「なんだ、イクの部下か」ショボン… 



ティリリリリリリン!! 



長門「いや!やはり何かある!!どこだ!?……」 



長門「ん………!!…食堂か!?なにかわからんが、行かなくては!」カッ…! 



ダダダーーー! 



「?……何事なのね?」 




647: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/08(水) 20:16:21.55 ID:jwwe6jzc0


食堂 



ジャー…シャカシャカ! 



装甲「……アイツ メ 今ニ 見テイロ……!イツカ必ズ 始末 シテヤル!!…」ブツブツ… 



装甲「シカシ……私一人 デ、アイツ ニハ 絶対勝テナイ……ソウダ、アホ ノ 泊地 ニ……」 



装甲「幼馴染 ノ 空母 ヤ 空水 ヲ 騙シテ…」 




装甲「飛行場……殺………クク…」ニタァァァ… 




装甲「本当 ノ 策略 ト イウノ ヲ、アノ………クソバカ女 ニ 教エテクレルワ…!!」ゴシゴシ…! 



装甲「アーモウッ!!…シツコイ 汚レダ!」グイ! 



パリーーン!! 



装甲「ア」 



「あー!?……ここ…これで何枚目だ貴様!!わざとやってるだろ!?カレー皿を握り割るあほがいるかーー!!」ぱこんっ! 



装甲「イタァアア!?オ玉 デ 頭 殴ルノハ 反則ッスヨ!先輩~!」ウヒー! 



「だまらっしゃい!!」ぱこす! 



装甲「イダァアアア!」中破! 



648: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/08(水) 20:33:24.71 ID:jwwe6jzc0

北方「!」じっ…! 



北方「そーこーだ!」 



北方「きゃははは!怒られてるー!」 



満潮「装甲さんのこと知ってるの?」パク… 



北方「うん!お姉ちゃんの友達ー!ほっぽ、そーこーすきー!」タタ…! 



満潮「へぇ、装甲さん、ヘンダーソン嬢と友達だったんだ。意外ね」 



北方「へんだー?」 



ダキ! 



大淀「はいはい。だめですよー、ここにいないと。怒られちゃいますよ~?」グイ…ストン 



北方「ぽ!?」 



もわわわ~~ん… 



(# Y)/ <コラ! 



北方「!?」ハッ…! 



ピタ… 



北方「ほっぽ良い子だもん」スン… 



満潮『かわいいじゃない…』 



大淀『かわいい…』 



ダダダダダダダ………うぉおおおおおおーーーー………!! 



650: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/08(水) 20:48:23.03 ID:jwwe6jzc0


ズササー! 



長門「ここか!やはり、この長門の勘は的中したようだな」 



満潮「長門さん、一体何しに…」 



大淀「?」 



北方「?」 



長門「おぉ!……」 



長門『な、なんて愛らしいんだ…!!さて、それではひとつ…ビッグセブンとして……!』 



ツカツカ… 



北方「…なぁに?」じろ… 



長門「………ビッグバン・カワユス」なでなで… 



北方「むむ!?………ん~……」ごろごろ… 



長門「…」スッ… 



ツカツカ…… 



満潮「行っちゃった…な、なにしに来たんでしょうね…?あの人」 



大淀「さぁ?…私にも、見当がつかない…」 



北方「艦娘……あったかい」 



ガシュン…ガシュン……ガシュン…コツコツ…… 



北方「足音……ヴァヴァ!」 

652: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/10(金) 00:26:21.89 ID:4ROugWNs0


ガシュン… 



VAVA「大人しくしてたか。チビ」 



北方「してた!」 



満潮「嘘おっしゃい」 



大淀「まぁまぁ」 



VAVA「今日の視察はここまでだそうだ」 



リコリス「2人とも、どうもありがとう。この鎮守府のことは、上にきちんと報告しておくわ。もちろん良い意味でね」 



大淀「こちらこそ、ありがとうございました」ペコ… 



満潮「あぁ、やっと今日一日終わったわ…」はふ~ 



リコリス「ほっぽ、またね。お姉ちゃん、先にいくからね……はい、おまじないしたから、いつものほっぽに戻ったよ」なでなで… 



北方「て……ツメタイネ」ぼそっ…… 



リコリス「え…?」 



VAVA「もういいだろう。門前までおくろう」ガシュン… 



リコリス「え、えぇ。ありがとう。では皆さん、ごきげんよう」ペコリ…タタタ…… 


653: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/10(金) 01:25:35.70 ID:4ROugWNs0

門前 



リコリス「また来るわ。VAVA」 



VAVA「じゃあな」 



リコリス「じゃあ、ほっぽをよろしくね」 



VAVA「うむ」 



リコリス「あ、そうそう」 



VAVA「まだ何か用か?」 



リコリス「いえね、いい忘れたことがあって」 



VAVA「聞いてやる」 



リコリス「こないだは御免なさい。私達の同類が、ここを襲ったとかなんとか」 



VAVA「あの黒い忍者のことか、お前には関係ないことだろう」 



リコリス「始末はつけておいたから。それだけ、じゃあね」ノシ 



VAVA「…」 




654: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/10(金) 01:51:57.37 ID:4ROugWNs0

執務室 



北方「ブーーン…」ヒュン…ヒュン… 



VAVA「おい、夜が更けるまで大人しくしてろ……なんだそれは?」 



北方「カンバクー!ホッポ ノ 思ッタトーリ ニ ウゴクノ!!」えっへん! 



VAVA「艦爆…ここでは出すな。しまっておけ」 



北方「は~い」シュン…! 



VAVA「しかし…港湾は、こいつがここに居ることを知っているのか…?」 



北方「?……ヴァヴァン、コンナン 見ツケタ!」ゴソゴソ… 



VAVA「こんどはなんだ……?なんだその包みは」 



北方「ワカンナイ。テーブル ノ シタ ニ アッタ。ハイ」 



VAVA「かなりデカイな……」ガサガサ… 



VAVA「こいつは!?」 



北方「?」 



VAVA「フローズンキャッスル(明石製)……あいつ、始末をつけたとはこのことか…」 



北方「ナニナニ?見セテ!……ワッ!冷タイ!!」 



VAVA「やってくれたぜ……だが、装着するのは細部まで調べてからだな……何か仕込んであるかもしれん…」 

656: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/11(土) 05:51:32.67 ID:hyHAJ/7I0

南西諸島海域 



ふよふよ~~… 



「イヤァ、コナイダ ノ 空母ノ 艦娘 メッチャ強カッタナ」 



「ソダナ。シカシ マー、艦娘 ト 言ウヨリ 艦女 ダロ。娘 ッテ風ニハ ミエナカッタゼ」 



「ワカルワ。シカモ、アノ顔 デ サイドテール ダゼ?ウケルワwww」 



ゲラゲラwww…… 



ゴォッ!!ブワァアアアアアアアア!! 



「ワッ!?ゲホゲホ…!ナンダァ!?」 



港湾「貴女タチ!!ホッポ ヲ 見カケナカッタ!?」クワッ!! 



「ナ、ナンダヨ。港湾カ……脅カスナイ!北方 ガ ドウシタッテ……」 



港湾「イイカラ!!コタエテ!!知ッテルノ!?知ラナイノ!?」ギラリ…! 



「ヒッ……!シ、知ラナイヨ」ビクビク… 



「エト…港湾……サン。一体 ナニ ガ アッタン……」 



港湾「突然 居ナクナッチャッタノヨ!!少シ、目ヲ ハナシタ 隙ニ!!」ゴゴゴ…! 



「ヒェ……ソ、ソリャ大変ダ。アタシ タチ モ 探スノ 手伝オウカ…?」 



港湾「アリガトウ!モシ 見ツケ タラ 店ニ 連レテキテ!オ礼 ハ スルカラ!!……ホッポーーーー!!!」ダダダダダーーー! 



「ハエェ……大人シイカラッテ 馬鹿 ニ シテル ケド…ヤッパ 姫 ハ スゲーナ…」 



「アァ……アンナ 港湾 見タコトネー」 



「探スカ…?」 



「ソダナ」 


657: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/11(土) 21:34:57.90 ID:hyHAJ/7I0


その夜… 



執務室 



VAVA「もういい時間だな。おいチビ……」 



北方「スー……」スヤァ… 



VAVA「…」 



VAVA「チッ…」ソー…グイ… 



ガシュン…ガシュン…… 



VAVA「水に浸かれば、起きるだろ……」 

662: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/14(火) 22:39:41.20 ID:FjlSzZdH0


南西諸島海域 



ゴポン……ブクブク………ガシュン……ガシュン… 



北方「クピ~~…」スヤァ… 



VAVA『なんてガキだ……まだ寝ていやがる』 



VAVA『強い生物ほど、睡眠の仕方が大胆になっていくそうだが……流石は海の生態系の頂点と言ったところか』 



ピピピ…! 



VAVA「接近反応?……魚モドキどもか」 



「クシャアアアアアア!!!」 



VAVA「こんな時に面倒な…」 



北方「グゥ…」Zzzzz… 



「ギャハァアアアアーーー!……!?」ピタ… 



VAVA「…止まった?」 



「………」スサッ…サササッ… 



VAVA「何の真似だ…?頭を垂れているようにも見えるが…なるほど、このチビを見たな…上位種には逆らえんということか…」 



VAVA「下等なやつらだ………生まれついての強さなど、真の強者の前ではさして意味を成さんというのに」 



ガシュン…ガシュン…… 



663: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/15(水) 07:52:08.65 ID:McGbQPKj0


深海BAR ダーウィン 




ヲ級「ホッポチャン…見ツカッタカナァ…」 



ギイィィィ…… 



ヲ級「イラッシャイマセ……ッテ、何ダ………………ツ級サン」 



ツ級「アレ、ヲ級サン。ドウシテ、カウンター ノ 中ニ… …アノ、マスター ハ ドコデスカ?今日、私 ノ 出勤日ナンデスケド…」 



ヲ級「ソレハ………事情 ガ アッテ……」 



ツ級「事情?」 



ヲ級「ホッポチャン ガ 居ナクナッチャッタノ…マスター ト 私 ガ オシャベリ シテル 内ニ…ダカラ、アナタ ガ 来ルマデ オ留守番 ヲ……」 



ツ級「ツッ!?マ、マサカ…誘拐…!!」 



ヲ級「ヲヲ……マスター ガ、探シニ行ッテルケド…トニカク ホッポチャン ガ 心配 デ 心配デ…」 



ギイィィィィィ……てってって~♪……ガシュン……ガシュン… 


669: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/18(土) 21:15:17.44 ID:tffYd0ik0

しばらくして… 



港湾「駄目ダッタ…思イ当ル所、全部 探シタ……ケド……マサカ、地上 ニ 迷込ンデ…」 



ギイィィィィ…… 



港湾「ヲ級チャン、タダイマ……ツ級チャン モ……」 



VAVA「遅かったな……マスター」カラン… 



港湾「VAVA!……ホッポ!!」 



北方「オ姉チャン!!」ひしっ! 



港湾「モウ!何処行ッテタノ!?オ姉チャン、ドレダケ心配シタカ…!」ぎゅ~…! 



VAVA「…代金はきっかり置いておくぜ。じゃあなマスター」ガタ… 



港湾「待ッテ!セメテ、オ礼 ノ 一ツ デモ…」 



VAVA「これで、もう十分だ」コンコン… 



港湾「エ…?」 



ツ級「頭…?」 



北方「~♪」えっへん! 



ヲ級「アレ…?アレアレ!?ソウイエバ…VAVA ノ 兜…!」 



VAVA「その話はやめだ。あんな気苦労はもうごめんだからな。あばよ」 



ギィィイ……バタン… 



港湾「VAVA……」ぽっ…/// 



ツ級「…」 


ヲ級「…」 


670: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/18(土) 21:44:35.08 ID:tffYd0ik0
横須賀鎮守府 


執務室 


VAVA「…」ふきふき… 


VAVA「よし…匂いもないな」ぱっ… 



ドンドン!提督ぅ~いるか~~い? 



VAVA「誰だ、こんな時間に……入れ」 



ガチャリ… 



隼鷹「よぉ~~う提督!いぃやぁ!ここの仲間は皆良い子たちだねぇ。てあつーい歓迎で、もう大喜びさぁ♪」 



VAVA「そいつは良かったな。で……ここへ何しにきた?」 



隼鷹「それがさぁ、普通に酒飲んでたら何故か皆寝ちゃってさ。話相手が居ないと酒もうまくないじゃーん」しょんぼり… 



VAVA「ほう」 



隼鷹「ん~…あのさ~提督がお酒好きって大淀が言ってたからさ~~…」チラ…チラ! 



VAVA「…」スク… 



スッ…カチャ……コトン… 



隼鷹「はわぁ…!」キラキラ! 



VAVA「こんなものしかないが、やるか?」 



隼鷹「バーボン!?ぜんっぜん!いけるいける!!これも一緒にのもーよ」ゴドドン!! 



VAVA「ニホンシュか……これも上物だな。いいぜ、朝まで付きあってやる」 



隼鷹「ほんとぉ!?あたし、こう見えても強いかんね~~?」 



VAVA『どこをどう見れば弱いんだ…?』 



隼鷹「ささ、じゃあ提督からおひとつ…!」トクトク… 



VAVA「おう」 


ワイワイ!

673: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/20(月) 11:51:19.88 ID:b+xP4Kzo0

翌朝 



執務室 



ガチャ… 



大淀「おはようございます。提督、今日もがんばり…」ピタ… 



北上「おはよ~。今日はあたしが秘書艦だよ~って、おぉ、楽しそうなことしてんじゃん」 



隼鷹「おっ?おはよー!!もう朝かい?かーっ!早いなぁ。あっという間だねぇ!」ケラケラw 



VAVA「2人ともご苦労。今日の秘書艦は北上か。五月雨から話は聞いてるな?」スクッ… 



北上「もっち~」 



VAVA「うむ。では、点呼の準備を頼む。大淀、今日の予定はなんだ?」 



大淀「あっ…はい!こちらにまとめてあります」ペラ… 



VAVA「………いいだろう。この通りに進める」 



隼鷹「へぇ~!提督ってば、酔いが回ってないみたいだねぇ!?すごいじゃーん!あたし なんか もうベロンベロンで…」 



VAVA「隼鷹」 



隼鷹「ん?なんだぁい?」 



VAVA「…」 



隼鷹「どしたの?」 



VAVA「楽しかったぜ。こっちへ来てから、最も楽しい時間を過ごすことが出来た。礼を言う」 



隼鷹「最もって……そ、そんな///あたしゃ、ただ飲むのに付き合わせて、言いたい事言ってただけだし…え、えっと…ごめん!部屋帰って寝るぅー!!」ぴゅー!!ダダダー…! 


674: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/20(月) 11:55:25.58 ID:b+xP4Kzo0


ガチャ!バタン……! 



大淀「……軽空母 隼鷹、一日分減給…と」ボソ……カキカキ… 



北上「いいなー、あたしも混ざりたかったな~」 



VAVA「そのうちな」 



北上「えっへへ~♪その言葉、覚えとくかんね」 



VAVA「おう」 




ガチャリ…ゾロゾロ…… 




VAVA「来たな。今日も頼むぞ、お前ら」 




「「「了解!!」」」 



ガチャリ… 



川内「ごめ~ん…二度寝しちゃった」 



大淀「…次で減給です」 



川内「ひぇ…」ガーン… 



大淀『それにしても……なんて人。一晩中お酒を飲んで、直後に勤務だなんて……』 



VAVA「おい、大淀。抜けたまつ毛がまぶたにかかっているぞ。右目だ」 



大淀「え…?あ、どうも ありがとうございます」ごしごし… 



大淀『ほんとだ。眼に入ったら大変……注意力も落ちてない…か。でも……』 



大淀『私のこと…まつ毛が見えるほど、見てくれてるんだ…何かしら…この感じ。安心感?』 


676: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/21(火) 04:36:52.66 ID:HNUs0RIC0


しばらくして… 



工廠 



カン!コン!! 



明石「ふぅ………もっと設備が整えばなぁ。みんなの艤装も改修することができるんだけど…」 



明石「今のままじゃ、提督の兵装と新しい装備の開発くらいしか、手が回らないなぁ…」 



VAVA「邪魔するぜ」 



明石「あ、提督。おはようございます」 



VAVA「整備を頼みたくてな。腕と…足と…ショルダーキャノンだ」ゴトトン…! 



明石「おぉ……これまた多いですね……いいですよ!なんでもお任せください!!」 



VAVA「頼もしいな。後、こいつが問題なく使えるか、調べてみてくれ」ゴト… 



明石「この鎧…!?取り返してくれたんですか!?どうやって……」 



VAVA「お前と夕張の力作だからな……渡すものか。とにかく、頼んだぜ」ガシュン…ガシュン… 



明石「はいっ!もったいないお言葉、ありがとうございます!明石、頑張ります!!」 


678: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/21(火) 08:05:11.94 ID:HNUs0RIC0

VAVA「さて…」 



執務室 



ガチャリ… 



北上「おかえり」 



VAVA「うむ」ストン… 



VAVA『これで、大淀の組んだ予定はこなしたが…何かが足りん』 



VAVA「…」うずうず… 



VAVA「大淀」 



大淀「はい?なんでしょうか、提督」 



VAVA「艦隊の練度を高めたいのだが」 



大淀「では、出撃しますか?艦隊の状況は安定していますから、召集すればすぐにでも」 



VAVA「よし、あまり敵が強すぎず、かといって弱すぎないレベルの海域はないか?」 



大淀「となりますと…バシー島沖はどうでしょうか?」 



VAVA「資料は?」 



大淀「こちらです」 



VAVA「……戦艦に空母も確認されているか…しかし、そこまで強くもなく、かといって油断はできん敵だな…よかろう、ここに出撃だ」 



北上「編制はどうすんの?」 



VAVA「6人編制だ。6番艦の位置には俺が入る。残りの5人の人選はお前に任せる」 



北上「おっけー」 


680: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/21(火) 08:39:45.49 ID:HNUs0RIC0


北上「全員そろったよー」 



VAVA「うむ。北上、鳥海、青葉、鳳翔、赤城、そして俺だ。今回、このメンバーで海域の攻略に向かうわけだが」 



VAVA「今回の目的は、あくまで練度の向上であるということを忘れるな」 



VAVA「危険になればすぐに下がれ。短いマップだからといって、気を抜くなよ」 



「「「了解!」」」 



VAVA「出撃する」 


682: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/21(火) 09:22:04.66 ID:HNUs0RIC0
バシー島沖 



敵艦隊発見! 



北上「敵艦発見!砲雷撃戦、よーい!」 



VAVA「いいか!敵を良く見て、自分に当たる弾だけ避けろ!!攻撃は敵が隙を見せたそのときだ!」 



鳳翔「提督の仰るとおりに………赤城さん!」キリリ…! 



赤城「えぇ、ご一緒させていただきます!…………見える!」 



鳳翔 & 赤城「「そこです!」」ビシュンッ! 



カァーーーン………カッ! 



ドカーーーン! 



青葉「さすがです!敵、軽巡、駆逐の沈黙を目視!次は青葉が!」ドーン! 



ドッゴォォ! 



青葉「わー!命中です!すごい……敵が…深海棲艦の動きが、遅く見えます!!」キャッキャ! 



VAVA「馬鹿が浮かれるな!演習じゃねぇぞ!!」 



青葉「は、はいいぃ!」 



鳥海「そこっ!ってーーー!!」ドドーン! 



北上「さぁーて…ぶん殴りにいっちゃいますよ~!」 



VAVA「援護する」バルルルルルッ!! 



北上「ありがとっ!でぃやあ!!」ダダダダ……バシュッ!ドカーン!! 



ギャアアアアアアアアアア…!!! 



北上「ん~…魚雷で決めた瞬間って、良いよねぇ。援護助かったよ、提督♪」 



VAVA「あぁ、よくやった。敵影無し…被弾無し…こちらの完全勝利だ」 


687: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/22(水) 12:18:48.19 ID:AQsXUwCj0


新たな仲間を発見しました! 



鳥海「司令官さん、ドロップのようです」 



VAVA「そのようだ」 



パアァァァ……! 



龍田「初めまして、龍田だよ。天龍ちゃんがご迷惑かけてないかなあ~」 



VAVA「龍田というのか。俺はVAVAだ。憶えておけ」 



龍田「先輩?……珍しい艦種なんですねぇ。装甲戦艦?ですか?」ニコニコ 



VAVA「俺は艦娘じゃない。提督だ」 



龍田「へぇ~、あなたが?自ら戦線に赴く提督なんて初めてです~」ニコニコ 



VAVA「詳しいことは後ほど話す」ピッ… 



VAVA「大淀、新入りだ。通信機を渡すから、あとは頼む」 



大淀(了解しました) 



VAVA「龍田、この通信機を耳につけろ。指示通りに動けば鎮守府に着く」 



龍田「了解いたしましたぁ。じゃあ、御武運を~」ノシ 

688: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/23(木) 10:17:40.21 ID:GhEuxWJ10


スィー…ススススィー……ズォォー… 



北上「あ~駆逐艦がいなくてらくち~~ん」スィー♪ 



VAVA「…」ズォー…ボボボ… 



VAVA『浮くためとは言え…』 



VAVA『足裏とバックパックからの常時エネルギー噴出は、少し違和感がある。一応自然回復で±0だが、やはり回復速度が微妙に遅い。今後は、ゲージ上限を増やす研究でもしてみるか』 



VAVA『もっとも、海中を歩行していくのなら、そんな心配いらんのだが…その場合イムヤたちしか同行できんだろうな』 



VAVA「次だ」 



きゃあ!? 



VAVA「どうしたッ!赤城!!」ジャキッ! 




赤城「ボーキ!ボーキサイト見つけました!!」ぴょんこ!ぴょんこ! 




鳳翔「嬉しいですねー」ニコニコ 



赤城「はい!とっても嬉しいです!」ぺろり… 



VAVA「…」 



北上「どうしたッ!赤城~!!………ヒューッ!かっくい~~♪」つんつん! 



鳥海「北上さん、それはちょっぴりイジワルです」 



北上「だってぇ、つい、ね?」 



VAVA「…先、行くぞ」ガシュッ!ガシュッ!! 



北上「ちょっとぉ、ごめんごめん!走んないでよ~謝るからさ~♪」スィー! 

695: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/25(土) 12:34:06.23 ID:PjfxcsmB0

帰還後… 



執務室 



大淀「全員無傷…ドロップによる新規着任が2人。ここまでは良いのですが…」 



大淀「はじめの戦闘後のやりとりで?提督が機嫌を損ねてしまって、敵艦隊を一人で壊滅させたと…?」 



北上「うん」 



大淀「帰ってきてから提督の様子がおかしいので、鳥海さんに聞いてみたら…」 



北上「あはは…反省してまーす」 



大淀「困ります。提督は強靭に見えて、とても繊細なんですよ。秘書艦が提督の心を痛めてどうするんですか?」 



北上「いやぁ、ただ少しからかおうとしただけでさ、悪気があってやったんじゃないんだよ」 



大淀「今後は、もっと上官に対する態度を改めるべきです。いいですね?」 



北上「は~い…」 



北上『おかしいな~絶対喜ぶと思ったんだけどな~!あたしの読みもまだまだかぁ』 


697: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/25(土) 13:20:01.31 ID:PjfxcsmB0


屋上 



ひゅ~~~… 



VAVA「…」 



VAVA「リコリス…案外、お前の言うスキンシップって言うのも、悪くない気がしてきたぜ…」 



VAVA「北上に小突かれて……何か、えもいわれぬ幸福感のようなもので満たされた」 



VAVA「おかげで少し、はしゃぎすぎてしまったが……」 



ガチャ… 



てくてく… 



VAVA「すまんが、今は一人にしてくれ…」ハードボイルドゥ… 


698: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/25(土) 13:26:29.40 ID:PjfxcsmB0


ぐい! 



VAVA「ん!?」 



雷「こーら♪ダメじゃない。夜風にあたってたら風邪ひいちゃうわ」 



雷「それに、もう晩御飯の時間なんでしょ?皆と一緒に食べなきゃ」くいくい! 



VAVA「お、お前は誰だ?」 



雷「何言ってるの。あなたが私を呼んだんじゃない。着任ほやほやの、雷よ!かみなりじゃないわ」にこっ! 



VAVA「そういえば……バシーでお前を…おい、離せ…今はそんな気分じゃあないんだ」 



雷「わがまま言わないの。ほら、一緒に行ってあげるから、ね?行きましょ」くいくい… 



VAVA「だから、いいといって……」 



雷「はしゃぐことなんて誰にでもあるわ。そんなことでいちいち反省しちゃあダメよぉ!男の子なんだから、元気でいなくちゃね!さぁさぁ!」だきっ! 



VAVA『聞いていたのか!!』 



VAVA「!?……あ、あぁ。わかった。行けばいいんだろう?」 



雷「わぁ♪いい子いい子!素直になるってすごくむずかしいことなのよ。でもなれたじゃない!とってもえらいわ!司令官すごいすごーい!」なでなでなで……! 



VAVA「そうか…?」/// 



雷「そうよ!」 



VAVA「…晩メシ…食いに行くか?」 



雷「あ、ダメダメ!そんな不良みたいな言葉使っちゃ!!めっ!」がおー 



VAVA「…」 



VAVA「晩御飯食べに行こう」 



雷「えらーい!じゃ、行きましょ!!ほら、はぐれないように手を繋がなきゃ!ねっ♪」 



ぎゅっ…てくてくっ♪ガシュン…ガシュン…♪ 


710: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/27(月) 15:13:44.57 ID:07u/Pnkl0

食堂 



雷「はい司令官。にくじゃが、食べて。あ~ん」 



パク… 



VAVA「美味い」 



雷「ありがとー!これ、私がつくったのよ」 



VAVA「ほう?料理ができるのか」 



雷「勿論よ。これぐらいできて 当然 だもの」 



グサ…グサササ……!ごほっ!ごほ……!! 



雷「それとね、豚肉とこんにゃくを一緒に食べると、とっても体にいいの。こんにゃくがコレステロールをやっつけちゃうのよ」 



VAVA「博識だな」 



雷「えへへ!あ、司令官。顔が汁で汚れてるわ」ふきふき… 



VAVA「すまん」 



雷「いいのいいの!もーっと私を頼ってね!!」 



VAVA「あ、あぁ。わかった」 


713: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/27(月) 15:43:14.87 ID:07u/Pnkl0


曙「…」イライライラ… 



曙「なにアレ!新入りのくせに…べたべたべたべた……節操がないわ。節操が!そんなに出世したいのかしら!!」むしゃむしゃ! 



霞「本当よね、媚売ってる方は意地きたない。買ってる方は体裁もわきまえない!」 



満潮「まぁ…ちょっと、羨ましいのよね。私は」はふぅ… 



曙「何言ってんのよ。あんなのただの茶番よ!」 



霞「満潮、そろそろ目を覚ましたほうが懸命よ」 



満潮「それは、私に言ってるの?それとも、自分に言い聞かせているのかしら?」 



霞「ど、どういうこと?」 



満潮「冗談よ。とにかく、えこひいきは良くないわね」 



曙「なんか……あんた最近ますますあいつに甘くない?まさか、本気であいつのこと…」 



満潮「下らないわね。私はただ、実力主義なだけよ。あの強さを尊敬しているだけ。現に、この艦隊の誰一人、あいつには勝てないんだから…」 



霞「ぐぬ……面目ないったら……」 



曙「くやしすぎるのよ…けど、何時か必ず…!」 



漣「…」ぱくぱく… 



漣『まだツンだなこりゃ』 


717: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/28(火) 06:42:30.64 ID:fU993qPx0



赤城「この味…間宮さんが作ったものの味ではない……雑念を感じます…少し、厨房に意見する必要がありそうですね」むぐむぐ… 



翔鶴「提督って、若い娘のほうが好きなのかしら…」 



隼鷹「さぁね~でもまぁ、ロリコンって柄でもないさぁ。大丈夫大丈夫」ぐびぐび… 



赤城「おかわり」 



鳳翔「妖精さんとの接し方、ですか?」 



千代田「そうです。私、将来は軽空母になりたくて」 



鳳翔「なるほど、でも、コツなんてありません」 



千代田「え?」 



赤城「おかわり」 



鳳翔「妖精さんは、自分を映す鏡です。大切にすれば必ず応えてくれますよ」 



千代田「自分を映す鏡…」 



隼鷹「いいこと言うねぇ、鳳翔さんは…そうだよ千代田。好きになって欲しいなら、先ずはこっちが大好きにならなきゃねぇ!」 



千代田「隼鷹…ありがとう!私、頑張る!」 



赤城「おかわり」 


719: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/28(火) 10:09:34.17 ID:fU993qPx0


その後… 



執務室 



大淀「提督、今日もお疲れ様でした。おやすみなさい」 



北上「おやすみ~」 



VAVA「また明日な」 



ガチャ…パタム… 



VAVA「…もっと頼れ…か……」 



VAVA「疲れる一日だった…」  



VAVA「…酒を飲む気分じゃないな」 



VAVA「見回りでもするか」 



720: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/28(火) 11:02:08.62 ID:fU993qPx0



体育館 



ガガガ……チラ… 



VAVA『川内と長門か…こんな時間まで訓練とは、ご苦労だな』 



長門「せいっは!!」 



川内「きぇえええい!!」 



バシッ!! 



長門「いい身のこなしだ。速さではとてもついていけんよ」 



川内「とかいいつつ、攻撃全部いなしてんじゃん!!」 



長門「ふふっ!正確な攻撃ほど、予測するのはたやすいんでな!」 



ガッ…バキ!! 



VAVA『2人ともいい動きだが…これではまだ足りん。泊地はもっと素早かったが、南方とやらに負けた。つまり、それを凌ぐ何かを、南方が持っていたということだ…』 



川内「てやぁ!」シュッ…! 



VAVA『…惜しい。瞬間的なスピードならイーグリード以上、クワンガー未満と言ったところか…』 



VAVA「泊地…」 



VAVA『邪魔する前に消えるか…』 


721: ◆1oKmZSIAF. 2015/04/28(火) 11:21:14.03 ID:fU993qPx0

深海BAR ダーウィン 



港湾「…」キュッキュ… 



「マスター、オカンジョ」 



港湾「ア…ウン」キュッキュ… 



「イクラ?」 



港湾「ウン…」 



「マスター?ダカラ、イクラヨ」 



港湾「ウン…」キュッキュ… 



「…」 



「…シメシメ」ニヤリ… 



ヌキアシサシアシ……ムンズッ…!! 



「!?」 



北方「燃料200チョーダイ」 



「チェ、シッカリシテヤガラ。ホイ」 



北方「アリガト ゴザ マシタ。マタキテネー」ペコリ…ノシ 



「アイヨ、マタナ」 



バタン… 



北方「ドウシタノ、オネーチャン。眠タイノ?」 



港湾「……ハッ!?エ?ナニ?VAVA ガ ドウシタノ!?」 



北方「ヴァヴァン…?今日、来テナイヨ。変 ナ オネーチャン」 


724: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/02(土) 15:53:47.49 ID:Cck1iTk+0

後日 



執務室 



明石「提督、おはようございます。頼まれていた整備、済みましたよ。あと、この新型鎧も」ゴトン… 



VAVA「ご苦労」 



明石「それにしても、うらやましいですね」 



VAVA「何がだ?」 



明石「提督の身に着けている鎧にしろ、この兵装の数々にしろ…私では到底つくれないからです。整備といっても、大したことはできませんし」 



VAVA「そうだろうな」 



明石「ねぇ、これらはどこで手に入れたんですか?それとも、ご自分でつくったとか?メカニックとしての技術はどこで学んだんですか?」 



VAVA「すまんが、忘れてしまった。昔のことを無闇に思い出したくないんだ」 



明石「へぇ~!提督にいったいどんな過去が…」しんしん! 



VAVA「俺の知識が役に立つなら教えてやる。だが、つまらん詮索はするな」 



明石「わ、わかりました。肝に銘じます!」 


728: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 03:32:09.57 ID:KGmHtMjx0



工廠 



明石「ここなら、実験にぴったりですね」 



VAVA「そういうことだ」 



数十分後… 



カチャカチャ… 



明石「なるほどぉ…へぇ…!!ほぉ…!!!」 



VAVA「ほとんどは今教えた理論の応用だ。あとは、こいつをこうしてだな…こうだ」 



パシュッ!! 



729: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 03:34:28.79 ID:KGmHtMjx0



明石「キャ!なんかでた!?なんですか!いまのは!!」 



VAVA「レーザーだ」 



明石「レーザー!?」 



VAVA「技術と知識さえあれば、ここにあるものの有り合わせでも、この程度の物を作れる」 



明石「か、革命ですよ!これは!!これをいっぱい作って皆に使ってもらえば…」 



VAVA「それは無理だな」 



明石「どうしてです?」 



VAVA「見ろ」 



明石「けむり…?壊れちゃったんですか!?」 



VAVA「あぁ、おまけに電力もまるで足りん。こんな威力では、兵器としての利用は無理だ。いいか?これはあくまで、お前の学習のために作成したに過ぎない」 



明石「そうですかぁ…」 



VAVA「まぁ、焦りすぎない事だ」スッ…ガシュン… 



明石「あ、もう行っちゃうんですか?」 



VAVA「やることが多いんでな、また今度教えてやるよ。今日のことは、夕張にも教えてやるんだぜ」 



パタン… 



明石「え……?……私にできるかなぁ…ビーム…」 



ガチャ! 



VAVA「レーザーだ!!」ギロ…ッ! 



明石「はいぃ!!」 


730: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 04:35:52.85 ID:KGmHtMjx0

演習中……演習終了! 



演習場 



大淀(そこまで!皆、お疲れ様) 



VAVA「全員なかなかの動きだったぜ。いつもこうあって欲しいものだ」 



天龍「楽しかったぁ!やっぱ、お前と演習してるときが一番だぜ」 



VAVA「さっきの魚雷。見事な発射タイミングだったぞ、天龍」 



天龍「へへっ!見てろよー!近いうちに負かしてやるからな!」 



VAVA「おう、楽しみにしている」 



龍田『天龍ちゃん…楽しそう………でもぉ、わたしは たのしくない の よねぇ…』 



龍田『着任してからこっち…気づいたら提督のことばっかり話してて… 嫉妬 しちゃうなぁ…』 



龍田「…」ギッ… 



VAVA「…」クル…チャキッ… 



龍田「え…!?」 



天龍「!?お、おい!なんで龍田に銃口向けんだ!危ないから下ろせよ!」 



VAVA「龍田、演習は終わったぞ。その槍をしまえ」 



龍田『音もなく取り出したつもりだったけど…』 



龍田「いえ~、演習中に手荒に扱ってしまったので、刃こぼれしていないか心配だっただけです。まさか、刺されると思いましたぁ?」にこ~り♪ 



五月雨「龍田さん。冗談でも槍を持っている人が刺すなんて言ったら、相手に失礼だと思います」 



龍田「あら~ごめんなさいね~誤解を与えたみたいで…私、先に戻ってますね」スタスタ… 



天龍「龍田…なんだってんだよぅ…」 



VAVA「…」 


734: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 15:40:03.71 ID:KGmHtMjx0


それから… 



執務室 



ゴーヤ「提督、今日はゴーヤが秘書艦でち」 



VAVA「よろしくな」 



ゴーヤ「はいでち!さっそく、工廠の任務をこなしてきたから、見て欲しいでち!」 



VAVA「ほう?仕事がはやいな。いい心がけだ。どれ…」 



ゴーヤ「…」ドキドキ…! 



VAVA「開発は全て失敗、資材節約OK!…建造では駆逐艦 吹雪 雲、軽巡洋艦1隻、重巡洋艦1隻…いいだろう、上出来だ」 



ゴーヤ「てへへ、褒められたでち!!」ぴょんぴょん!ぴら… 



VAVA「…」じ~… 



VAVA「止まれ」 



ゴーヤ「へ?」ピタ… 



VAVA「お前が服の下に着ているそれはなんだ?」 


736: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 16:15:10.88 ID:KGmHtMjx0


それから… 



執務室 



ゴーヤ「提督、今日はゴーヤが秘書艦でち」 



VAVA「よろしくな」 



ゴーヤ「はいでち!さっそく、工廠の任務をこなしてきたから、見て欲しいでち!」 



VAVA「ほう?仕事がはやいな。いい心がけだ。どれ…」 



ゴーヤ「…」ドキドキ…! 



VAVA「開発は全て失敗、資材節約OK!…建造では駆逐艦 吹雪 叢雲、軽巡洋艦 長良、重巡洋艦 那智…いいだろう、上出来だ」 



ゴーヤ「やったー!褒められたでち!!」ぴょんぴょん!ぴら… 



VAVA「…」じ~… 



VAVA「止まれ」 



ゴーヤ「へ?」ピタ… 



VAVA「お前が服の下に着ているそれはなんだ?」 



737: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 16:17:09.58 ID:KGmHtMjx0



ゴーヤ「皆とおそろいの水着装甲でち」 



VAVA「…その装備について、何か不満はあるか?」 



ゴーヤ「う~ん…言われてみたら、太ももの付け根がちょっと苦しいでち」 



VAVA「そうか…よし、今日の働きぶりの褒美だ。俺がお前らに揃いの艤装を作ってやるよ」 



ゴーヤ「えぇ!本当でち?」 



VAVA「30分後に出発だ」 



ゴーヤ「出発って…どこへ行くんでち?」 



VAVA「街に繰り出して、参考のためにいくつか本物の水着を買う。お前も同行しろ」 



VAVA『その手のデザインは、俺にはさっぱりだからな。しかし、デザインは重要だ。機能性や士気さえ左右してしまう…』 



ゴーヤ「街へいけるんでち!?やったー!ちょ、ちょっと待っててね!すぐ用意してくるでち!」 



ガチャ!バタン!! 



VAVA「何をはしゃいでいるんだ?……そうか、普段ここから出ることが自由にできないんだったな…」 

738: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 16:32:31.30 ID:KGmHtMjx0


30分後… 



ゴーヤ「お待たせでち…」 



ハチ「お待たせしました」 



雷「お待たせ♪」 



五月雨「お待たせしました!」 



霞「ふん…待たせたわね」 



長門「久しぶりの内地か…胸が熱いな」 



VAVA「増えてないか?」 



ゴーヤ「ごめんなさいでち…用意してるときに話したら、皆が行きたいって言うから…」 



VAVA「…これで全員か?希望したのは」 



ゴーヤ「でちぃ…」 



VAVA「…いくぞ」 



那珂「まって~!!那珂ちゃんもいくーー!」 



739: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 16:50:36.83 ID:KGmHtMjx0


大淀「突然で驚きましたよ…皆、通信機と発信機なくさないようにね」 



「「「は~~い」」」 



VAVA「行ってくる」 



大淀「はい、行ってらっしゃい」ノシ 



ブロロロロ…! 



VAVA『前回のようにならんよう…大人数用の車両を用意しておいてよかったぜ…』 



五月雨「新しい車、広いですねー!」 



那珂「聞いた聞いた!パーティのときは膝に座ってたって。那珂ちゃんらっき~!」 



長門「霞、そっちは狭いだろう。こっちあいてるから座らないか?」 



霞「大丈夫です。ここで」 



長門「そっか…」ショボン… 



ゴーヤ「提督指定の水着…楽しみでち!」 



ハチ「面白い本が、いっぱいみつかるといいなぁ」ペラ… 



VAVA「ハチ、乱視になるぞ。本はやめて景色でも見てろ」 



ハチ「はい、了解しました」パタム…じ~… 



雷「飴、なめる?とってもおいしいのよ」 



ハチ「ダンケ」 


741: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 18:31:38.59 ID:KGmHtMjx0


街 



プップー!ブロロロロ… 



VAVA「混んでるな」 



五月雨「そうですね…」 



VAVA「うむ…仕方がない。お前ら、降りて店に行け」 



雷「司令官は?」 



VAVA「気分転換にそこらをまわっている。用が済んだら通信機で呼べ。迎えにきてやる」 



長門「それがいいな。これでは、らちがあかん」 



VAVA「ゴーヤ、ハチもいるんだ。2人で気に入ったものを買って来い」 



ゴーヤ「わかったでちー!」 



ガララ…ゾロゾロ…… 



VAVA「あとでな」 



ブロロロロ… 



長門「さて、行くとするか」 



742: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 19:05:14.32 ID:KGmHtMjx0



VAVA「とにかく、ここから少し離れるか…」 



ブロロロロ… 



VAVA「今のドクロマークは…?」 



VAVA「銃砲店か…暇つぶしによってみるか」 



キキッ… 



ガチャ… 



743: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 19:15:31.92 ID:KGmHtMjx0


「はむ…タコ焼きおいし……あ、いらっしゃい。何をお求めかしら?」 



VAVA「ひやかしだ。気にしないでれ」 



「ふぅん……ま、ゆっくりしていって」 



ウロウロ… 



VAVA「…」ピタ… 



「それ、気になる?手にとって見てもいいわよ」 



VAVA「…」チャ… 



VAVA「良いマシンガンだ」 



「へぇ、見る目あるじゃない!あなたこそ、それを片腕で保持できるなんて、結構な力してますわ」 



VAVA「………よく、こんなものを作れたな」 


744: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 19:16:54.84 ID:KGmHtMjx0


「私、こう見えても腕利きのメカニックですの」 



VAVA「そうかい」 



VAVA「…気に入ったぜ。このマシンガンを貰おう」 



「ありがとう。タコ焼き、おまけしとくわ」 



VAVA「つりはいらん」シュッ… 



「また買ってよね」 



VAVA「…」パク… 



VAVA「うまい…!」 



「私のお兄さまと弟が作ったの。おいしいでしょ」 



VAVA「…兄弟に礼を言っておいてくれ」 



「わかったわ。じゃあね」 



ガチャン… 



「何か…親近感を感じるお客だったわねぇ…」 


746: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 19:35:28.94 ID:KGmHtMjx0


ガシュン…ガシュン…ガチャ…バタン! 



VAVA「いい寄り道だったな…なんだ?」 



ガタガタ… 



VAVA「!」 



VAVA「誰だ。後部座席にいるのは…出ろ!さもなくば…」 



ぴょん! 



VAVA「…?」 



「にゃあ」 



VAVA「なんだ…猫か。どこから入り込みやがったんだ?」 



VAVA「窓か…那珂のやつ、窓を閉めていかなかったな」 



ガララ… 



VAVA「おら、出てけ」 



「にゃあ」 



VAVA「…なかなか肝がすわったやつだな。ん…?」 


747: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 19:39:27.40 ID:KGmHtMjx0


よろよろ…こてん… 



VAVA「!?」 



「…にゃあ」 



VAVA『腹が減って動けないだけか…最後の頼みにここへ忍び込んだというわけだ』 



VAVA「ちっ…腹っ減らしを救ってやるのは、これで二度目だな…」 



VAVA「このタコ焼きをやるから出て行け、そら」ポイ! 



「にゃ!?…にゃあ!!」ぴょん!……はぐはぐはぐ! 



VAVA「猫舌とはいうが、空腹の前には関係なしか…」 



カチ…ブロロロロン… 



VAVA「あばよ」 



「にゃむ……けっぷ!」 



「…」 



「おんがえし……するにゃ」 


751: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 20:12:43.45 ID:KGmHtMjx0


一方そのころ… 



デパート 



五月雨「あれとこれと…漣ちゃんのはこれで…私は…」 



霞「このシュシュかわいいなぁ…」 



長門「ゆっくり選んでいいぞ。時間はたっぷりあるのだから」 



五月雨「はい!」 



長門「うむ!それにしても、ここには子供がたくさんいるなぁ。みんな無邪気で可愛いものだ」 



「みんなー戦艦チョコ買ったから一緒にあけようぜー!」 

「そうしよそうしよー!」 



長門「ははは、霞、見ろ。戦艦カードがおまけで入っている戦艦チョコだ。あれはな、この長門もカードとして入っているんだぞ」 



霞「へぇ、たくさんの子供たちが買っていますね」 



長門「そうだとも。幼き日の私も、あの子供たちのようにビッグセブンに憧れていたものだ。うんうん♪」 



752: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 20:14:16.48 ID:KGmHtMjx0


「やったー! 日向 だぁ!!」 

「あたし、 むっちゃん がでたよ!可愛いし、かっこいいなぁ!!」 

「よっしゃあ!ぼく、 ビスマルク がでた!キラキラカード!!」 


「ビスマルク いいなぁ、ぼく、 金剛 」 

「わたし、 扶桑 がでたの…」 

「それ、幻の航空戦艦 扶桑 じゃん!ね、だぶってるなら 金剛 と交換して!!」 

「いいよ! 金剛 ちゃん欲しかったの!」 


「わぁああああ!見てみて!! 大和 がでたああああ!!」 

「ふーんだ!おれなんか ローマ だもんね♪♪」 


「すっげー!」 



長門「ふふふ、可愛いなぁ。元気な子供たちの姿を見ていると、明日もがんばろう!という気になれるというものだ」しみじみ… 


753: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 20:16:00.28 ID:KGmHtMjx0


「ほら、おまえらもあけてみろよー」 


「うんうん!うわっ!」 

「うげ…」 

「なぁにこれぇ…」 




長門「おや、どうしたんだろう?」 


754: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/13(水) 20:17:44.84 ID:KGmHtMjx0



「長門 でたよ…ちくしょー!!」 

「おれもまた 長門 だよぉ!もー!」 

「くそー! 長クソ だよ!!こいつマジ邪魔!」 

「じゃまー!」 


「うえ~~~ん!!長門だぁ…」 

「なかないで、次にきっといいのでるよ」 

「う゛ん…」 


「いらね捨てよ」ポイ! 

「おれも」ポイ!! 

「あたしもー」ポイ!!! 




長門「ファッ………!?」ガァーーーーーーーーーーーン!!!!!! 


759: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 12:54:11.55 ID:v9TrTiVX0


水着売り場 



ゴーヤ「いろんな水着があるでち」 



ハチ「そうだね、あ、こんなの…どうかな?」 



ゴーヤ「わぁ、フリフリしてて可愛いね!」 



ハチ「ゴーヤちゃんはどんなのがいいの?」 



ゴーヤ「ん~…やっぱり、提督の役に立ちたいし、見た目よりも機能性を重視するでち。新しい装備のモデルにするって言ってたから、競泳水着なんかどうでち?」 



ハチ「いいね。じゃあ、探してみようよ」 



ゴーヤ「でち!」 


760: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 13:10:31.68 ID:v9TrTiVX0


しばらくして… 



ゴーヤ「競泳水着(?)があったでち…」かぁ/// 



ハチ「でも……なんか………え、えっちです。角度がつき過ぎてると言うか…布が少ない気が…」う~ん/// 



ゴーヤ「背中も布がないでち…ちょっと、露出過多でち…あっ!」 



ゴーヤ「これ!これなんかどう!下もスパッツみたいになってるし、ピタッとしてて動きやすそうでち!」 



ハチ「これなら、いいかも」 



ゴーヤ「決まりでち!じゃあ今度は、はっちゃんの目当ての本を探しにいくでち!」 



ハチ「ダンケ♪」 


761: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 13:28:41.76 ID:v9TrTiVX0


有料駐車場 



VAVA「…」 



VAVA「…」 



VAVA「…」 



ピリリリリ……! 



ピッ… 



VAVA「終わったか?あぁ、今行く」 



カチ…ブロロロロ… 



762: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 14:51:42.14 ID:v9TrTiVX0

キキィ…ガー… 



タタター! 



那珂「那珂ちゃん!いっちばんのりぃ!!提督みてみて~!可愛い服いっぱい買っちゃった!」きゃはっ☆ 



VAVA「お前が助手席に座るのか……派手な服ばかり買ったな」 



那珂「派手じゃなくて、ビビットって言ってよ~!もう!」 



VAVA「いつもの服がお前に一番似合っている」 



那珂「ははぁ、美味しいこと言ってぇ那珂ちゃんをおだてようたって、そうはいかないんだから!那珂ちゃんは…」



VAVA「事実だ。早く座ってシートベルトしろ」 



那珂「そ、そう。じゃあ……ま、いっか」ストン…シュル…カチ… 


765: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 16:10:11.42 ID:v9TrTiVX0


てくてく… 



ゴーヤ「提督、お迎えありがとうでち!」 



VAVA「おう」 



ハチ「本、いっぱい買えました。長門さん、運んでくれて、ありがとうございます」 



長門「いや……なに、この程度の重さ、わけもないさ。かるい…きゃるい…」うるっ… 



ハチ「長門さん…?」 



長門「ぐすっ……陸奥は喜ばれてたのに…なんで私だけ……うっ……」ぼろぼろ…! 



霞「長門さん」 



長門「なに?」ずずーっ! 



霞「きたな………いえ、私は好きですよ。このカード」チャ… 



長門「さ、さっきの戦艦カード…!!」 



霞「かっこいいじゃないですか、戦艦 長門。大きくて、強そうで。ていうか、実際強いんですから自信持ってください。だってあなたは…」 


766: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 16:17:08.15 ID:v9TrTiVX0




霞「ビッグセブンなんですから」 




長門「…!」 



長門「かっ……霞ー!!」 



霞「きゃあ!?」 



VAVA「おい、長門、雷はどうした」 



霞『助かった…』 



長門「え…?連絡を取り合ったんだが……いないのか!?」 



五月雨「いない…?雷ちゃんはどこだろう?」 



んしょ…!よいしょ!てくてく… 



雷「みんなー!遅れてゴメーン!!はぁっはぁ…!」 


767: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 16:20:07.50 ID:v9TrTiVX0


ガチャ!ダッ!! 



ガシュッ!ガシュッ!!ガシュ!!! 



VAVA「大丈夫か?」グィ… 



雷「うん、ありがとう。あ~重かった。缶詰って結構重いのよね」 



VAVA「こんなに缶詰ばかり買って、どうするんだ」 



雷「いつ何が起こるかわからないじゃない。だから、おいしい缶詰を選んでいっぱい買ったの。人数多いし、食料は少しでも多いほうがいいでしょ?」 



VAVA「……私用を許せば、少しは息抜きになるかと思ったが、逆に気を使わせたようだな…」 



雷「ううん、私用よ、私が好きでやったんだから♪司令官はちっとも悪くないわ!」にこっ! 



ビリ…!コロコロコロ~! 



雷「あ!缶詰が!」 



VAVA「すぐ拾う。雷は車に乗ってろ」ひょいひょい… 



雷「私も拾う!……ほら!もう最後の一個…!」ひょいひょい! 



ひょいひょい……ピト… 



雷「あ……」/// 


768: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/15(金) 16:22:35.97 ID:v9TrTiVX0


VAVA「雷…」 



雷「司令官…」/// 



ガシッ! 



雷「わっ!」 



五月雨「はい、雷ちゃん。缶詰」 



雷「あ、ありがと」パシ… 



五月雨「提督、みんな待ってます。行きましょう…」 



VAVA「そうか…すまん。五月雨」 



五月雨「…はっ!?……私こそごめんなさい!!生意気に催促してしまって…雷ちゃんも、ごめんね!」 



雷「謝らないで五月雨、私たち友達じゃない。さ、行きましょ!」 



五月雨「う…うん!」 

771: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/17(日) 08:27:46.56 ID:2Kc0aRl70

執務室 



大淀「よいしょ…」ふきふき… 



大淀「提督の机だし、いつもピカピカじゃなきゃね…」ふきふき… 



大淀「あ、提督の万年筆、インクが切れてる。いれておかなきゃ…」チュー… 



大淀「今度のスケジュールはこうで…カレンダーに書いておけば見やすいわね」カキカキ… 



ガシュン…ガシュン… 



大淀「!」 



ササササー…テキパキ!! 



ガチャ… 



VAVA「大淀、今帰った」 



大淀「お帰りなさい」ズズ… 



VAVA「休憩中か?」 



大淀「えぇ、提督もご一緒に、いかがですか?」 



VAVA「そうしたいところだが、一仕事あるんでな」 



大淀「そうですか…」 



VAVA「…しかし、ちょうどのどがかわいているしな、飲んでから行く。一杯もらおう」 



大淀「わかりました。しばし、お待ちを……ふふっ♪」 



VAVA「…」 



773: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/22(金) 13:14:07.48 ID:Tc1AH60q0


工廠 



ガララ… 



VAVA「邪魔するぞ」 



「あ、しれいかんさんだー」 


「こんちわー」 



VAVA「よう、明石はどうした?」 



「今の時間は店番だとおもいます」 



VAVA「そうか、では一人でやるか」 



「なにそれ?」 



VAVA「潜水艦に新しい装備をと思ってな」 



「手伝います?」 



VAVA「いや、いい。休んでろ」 



「はーい」 



VAVA「…」ピ…ビー…ダカダカ…… 



774: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/22(金) 13:42:18.23 ID:Tc1AH60q0



VAVA「…」 



「すごい速さ!」 


「機械みたいに正確な動き、真似できたらなぁ…」 


「ポンとできちゃったね」 



VAVA「完成だ。じゃあなお前ら」 



ガシュンガシュン… 



「ほえー…」 



ガララ…ピシャン… 



VAVA「機動性向上の都合上、デザインが多少変わってしまったが…まぁ、いいだろう。原型は留めているしな。人数分は…あるな。よし」 



777: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/23(土) 02:50:17.84 ID:AOwiuVyS0


ラウンジ 



VAVA「少し元の水着のデザインと異なるが、機能性には自信がある」 



ハチ「昔のスクール水着に近いですね…それも、標準装備の水着により近いデザインです」 



イク「えー!これをイクたちにくれるのぉ!?てーとく、ありがとーなのね♪首のとこのVの字がかっこいいのね!」



イムヤ「へぇ、いいデザイン。ありがとね!」 



ハチ「今、着てきたほうがいいですか?データは早く取れたほうが言いと思います」 



VAVA「そうしてくれ」 



ゴーヤ「かわいい装備!提督、ゴーヤ嬉しいでち!」ハグ! 



VAVA「そうか」なで… 



ゴーヤ「えへへ♪」 



イムヤ『いやらしい目で見ないし、セクハラ発言もしないし、本当に紳士的よね。鎧がちょっとアレだけど。あの人見知りのゴーヤがすっかり懐いてるのはすごいわ』 



778: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/23(土) 10:41:22.21 ID:AOwiuVyS0

数十分後… 



船着場 



ガシュン…ガシュン… 



VAVA「あんなもので大喜びするとは…こちらもつくった甲斐があったってもんだ。が、あまり高性能なものを渡してしまうのも、考え物だな…」 



(ゴーヤ「かわいい装備!提督、ゴーヤ嬉しいでち!」ハグ! ) 



VAVA「…」ぽかぽか… 



パァ… 



VAVA「もう夕方か…黄昏の陰影だけは、どこも変わらんものだな」 




VAVA「ん…?」 


779: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/23(土) 10:43:34.60 ID:AOwiuVyS0


那智「…」 



VAVA「お前は…」 



那智「水平線…夕日………綺麗だな…ん…?」 



那智「誰だ、貴さ…ま」クルリ… 



那智「!」 



VAVA「?……新入りか」 



VAVA『そういえば、ゴーヤが建造したと言っていたな』 



那智『素晴らしい……一目でわかるぞ。この体は、戦闘に特化したものだ…そしてこの単装砲、かくも洗練された美しい単装砲を、私は見たことがない…』 



那智『そうか、この御仁が、大淀の言っていたこの鎮守府の司令官か』 




那智「失礼した」スサーッ… 



那智「私は那智。よろしくお願い申し上げたい」 


780: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/23(土) 10:44:40.45 ID:AOwiuVyS0


VAVA「謙るな。お前のいつもの調子でかまわん」 



那智「ならば遠慮はしない。私は、貴様の下へ着任できたことを嬉しく思っている」 



VAVA「はっきりものを言うその態度、いいぞ。期待しておこう」 



那智「任せておけ。ところで司令官よ、その単装砲はどこで手に入れたのだ」 



VAVA「!?」 



VAVA「お前にもわかるのか?このショルダーキャノンの良さが」 



那智「…あぁ、正直、感動したよ。素晴らしい逸品だ」 



VAVA「そうか!!感動したか!!!お前とは美味い酒が飲めそうだな」 



那智「おぉ、貴様もいける口なのか?」 



VAVA「よし、執務室に来い。お前と話がしたい」 



那智「いいだろう!少し、待っていてくれ。肴を見繕ってくる」ダダッ! 


783: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/24(日) 12:41:02.85 ID:ZI9RDIjJ0

その夜… 



執務室 



VAVA「おい」 



隼鷹「うん?」 



VAVA「何故お前が俺の部屋にいるんだ」 



隼鷹「いやぁ、なんか めいっぱい酒を飲めそうな匂いがしたから、あやかろうと思ってね」 



VAVA「お前、そんなことがわかるのか?」 



隼鷹「へへ、あたしらには良い眼があるからねぇ~♪なぁ、彩雲?」 



「じゅんよーのために、いっぱいじょーほーあつめたよー!」 



隼鷹「えらいぞぉ~!いい子いい子!!」なでなで! 



「てへへ!」 



VAVA「…まぁ、いい。多いほど賑やかになる」 



隼鷹「そういうこと!やっぱ提督は話がわかるねぇ」 



ガチャリ… 



784: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/24(日) 12:43:47.13 ID:ZI9RDIjJ0

那智「待たせたな」 



VAVA「おう、どこでも好きなところに座れ」 



鳳翔「今晩は」ぺこり… 



VAVA「お前も来たのか、鳳翔」 



鳳翔「お邪魔だったでしょうか…?」 



那智「私が誘ったんだ。かまわないだろう?」 



VAVA「邪魔なものか。いいぜ、4人でとことんやろうじゃねぇか」 



隼鷹「ひゃっはー!いいねぇ!たのしいねぇ!!」けらけら! 



那智「では、はじめるぞ!」ガッ! 



VAVA「…」ハッ! 



VAVA「待て」 



那智「かんぱ……なんだ司令官」ぶすぅ… 



VAVA「あと一人、呼びたいやつがいる。ここまで賑やかになったなら、あと一人くらい増えてもかまわないだろう」 



那智「おぉ、仲間が増えるな。よし、その者の名前と部屋の場所を教えてくれ、私が行こう」 



VAVA「いや、ここは俺が行く。悪いが待っていてくれ」 



那智「しかし…」 



隼鷹「ははは!焦らずゆっくりいっといで!ころばないようにさ」 



鳳翔「提督はやさしいんですね。気をつけて、いってらっしゃいませ…」 



VAVA「すまんな」 



ガチャリ…ガシュン…ガシュン… 


785: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/24(日) 12:54:32.95 ID:ZI9RDIjJ0


北上さまのお部屋 



北上「今日も、一日つらかったなぁ~っと」シュル… 



ファサァ… 



北上「ふんふ~~ん…♪」シュッシュ…(くし) 



にゃおん… 



北上「!」鏡ごし 



北上「猫?………まさか!?」 



たたーっ…! 



北上「あっ!なんで逃げんのさ!!ちょっ…いいやこのまんまで!」髪おろし&パジャマ 



ガチャ!バタン!! 



786: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/24(日) 13:05:11.56 ID:ZI9RDIjJ0


中庭 



たたたーっ… 



ダッダッダッダッダ! 



北上「待って!待ってよ!!」 



北上「姉さん!姉さんでしょ!?」 



北上「多摩姉さん!!」 



北上「多摩ねえさーーーん!!」 



北上「はぁ…はぁ……!どこいった?」 



スト… 


787: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/24(日) 13:15:31.54 ID:ZI9RDIjJ0


スタスタ… 



「大姉ちゃんが見たら、きっと おぉー!(驚愕) って驚いてるとこだにゃ…」 



多摩「体力落ちたにゃ、北上。小姉ちゃんも、ちょっとびっくりしたにゃ」 



北上「はっ……多摩姉さん!」 



多摩「久ぶりにゃあ」 



北上「えっと…あたしの多摩姉さんだよね?他の多摩じゃないよね?」 



多摩「ひどいにゃ!実の姉の顔を忘れたにゃーか!!」 



北上「多摩姉さん!」ひしっ! 



多摩「ふにゃ………北上!」ひしぃ!ごろごろ… 


795: ◆1oKmZSIAF. 2015/05/30(土) 20:50:24.29 ID:e90GLxw50

しばらくして… 



北上「恩返し?」 



多摩「そうにゃ。感動の再開も束の間。これから多摩は多摩を助けてくれた人に、恩返しをしにいくのにゃ」 



北上「ふぅん、恩返しねぇ…一体どんな人に?」 



多摩「よくわからないにゃ」 



北上「なにそれ」 



多摩「口で言うのが難しいにゃあ…こう、メカーん!ってしてる人にゃ」 



北上「まさか…」 



北上「多摩姉さん、それってこんな人?」 



多摩「にゃ?」 



北上「えーと…そのへんの小石で…」ガリガリ… 



北上「こんなん」→( T ) 



多摩「それにゃ!北上、その顔をした人知り合いにゃん?」 



北上「まぁー…知り合いって言うか、上司っていうか…そうねぇ」 



VAVA「ここにいたか。探したぜ、北上」 



北上「あ、噂をすれば」 



VAVA「?」 


799: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/02(火) 21:22:20.60 ID:QZuOHn7q0


多摩「あ!見つけたにゃ!」 



VAVA「お前は…」 



北上「紹介するね。この人、あたしの姉さん。多摩っていうんだよ」 



VAVA「ほう、お前の姉は猫だったのか」 



北上「え?」 



多摩「た、多摩は猫じゃないにゃ。軽巡にゃ」 



VAVA「単なる冗談だ。所で北上、今からちょっとした宴会を俺の部屋でやるんだが、来るか?」 



北上「宴会かぁ!ん~……今日はやめとくよ、姉さんと一緒にいたいしさ。誘ってくれてありがと」 



VAVA「そうか。では、俺はもう行く」 



多摩「ちょっと待つにゃ!多摩は提督に用があるのにゃ」 



VAVA「何だ」 



多摩「ここで働かせてほしいにゃ。深海棲艦とも戦えるし、おつかいだって得意にゃ。決して損はさせないにゃ」 



VAVA「好きにしろ。じゃあな」ガシュン…ガシュン… 


800: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/02(火) 22:44:49.34 ID:QZuOHn7q0


多摩「にゃあ…」 



北上「やったじゃん。これで恩返しできるね」 



多摩「そうにゃんね。意外とすんなりいったにゃあ…よ~し!がんばるにゃ!」 



北上「あたしも手伝おうか?」 



多摩「心配無用にゃ。球磨型軽巡二番艦の名にかけて、一人でやり遂げるのにゃ」 



北上「で、何をどうしたら恩返し完了なのさ」 



多摩「…おいおい考えるにゃ」 



北上「あはは…多摩姉さんらしいね。もう遅いし、今夜はあたしの部屋で寝ようよ」 



多摩「ありがとうにゃ。その前に、お風呂はどこにゃ?」 



北上「あ、そっか。じゃあ一緒にいこ。久々に背中でも流すよ」 



多摩「いいにゃあ…早くいくにゃ!」 



北上「焦んない焦んない♪」 



801: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/03(水) 19:15:45.87 ID:n/wE1IKp0



翌朝 



大淀「また貴女ですか…」 



隼鷹「うぃ~…ひっく!あっはっは!みんなが帰ったあとも、ちょっ~と提督と飲んでたらいつの間にか朝でさ~♪」 



VAVA「すまん。大淀」 



大淀「いえ、これは自己管理の問題ですよ。現に提督も那智さんや鳳翔さんも業務が出来る状態なんですから。隼鷹さん、これでは困りますよ」 



隼鷹「ごめ~ん」 



VAVA「…」 



トントン! 



VAVA「こんな朝っぱらから…誰だ?」 



ガチャ…! 



吹雪「おはようございます!司令官に、新規着任の挨拶に参りました!!吹雪です。よろしくお願いいたします!」 


805: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/05(金) 23:32:02.61 ID:lSTodSYO0


点呼後… 



大淀「今日も一日がんばりましょう!」 



は~~い! 



吹雪「あ、あの……赤城さん!」 



赤城「はい?」 



吹雪「私と一緒に射撃訓練をしてください!」 



赤城「あなたは?」 



吹雪「あっ…吹雪といいます!」 



赤城「吹雪さん?……知らない子ですね」 



VAVA「赤城、そいつは最近着任したばかりだ。付き合ってやってくれ」 



赤城「わかりました。では、行きましょうか」 



吹雪「はい!提督、ありがとうございます!!」ぺこ! 



VAVA「頑張りな」 



吹雪「はい!!」タッタッタ…! 



VAVA「…」 


806: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/05(金) 23:32:53.51 ID:lSTodSYO0


VAVA『艦娘の調達と育成は順調だが……俺の兵装とライドアーマーの開発が滞っている…』 



VAVA『ライドアーマーはエンジンのパワー不足が解消できない……兵装に至ってはリ級の拾物頼りだ』 



VAVA『戦力の増強……間に合うか?……あと二ヶ月ほどで、大規模な戦闘がはじまるというのに…』 



鳳翔「…」 



鳳翔「提督、悩み事ですか?」 



VAVA「いや、何でもない」 



鳳翔「そうですか。では、もし悩みができたら、いつでも相談してください……私でよろしければ、いつでもお力になります」 



VAVA「考えておこう」 



雷「司令官、悩んでるの?じゃあ私に愚痴っちゃいなさい。スッキリするわ!」ぎゅ! 



VAVA「ありがとよ」 



808: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/06(土) 21:43:37.03 ID:fzM7DMtq0

南方要塞 




南方「ドウ?地上侵攻 ニ 向ケテノ 戦力 ハ」 



「上々 ノ 順調 デ アリマス!艦娘 ドモ ヲ 蹴散ラス ニハ 十分過ギル 程 ノ 戦力 ガ 集結 シマシタ!」 



南方「結構。所デ、他 ノ 姫 ノ 動向 モ チャント 探ッテイルワネ?」 



「ハッ!抜カリ ハ アリマセン」 



南方「十分 ニ 気 ヲ ツケサセテネ。案外、艦娘 ヨリモ 厄介 ナ 手合イ ガ 多イカラ」スクッ! 



「ト、言イマスト……?」 



南方「最近……」スキップスキップ~ 



南方「深海 ト 地上 ヲ 行キ来 スル 不心得者 ガ 居ルト…」ピタッ…! 



南方「聞イタモノダカラ………ネ?」ジロ… 



「ナ、ナルホド」 



南方「ン、下ガッテ ヨシ。アトコレ、泊地 ノ 要塞 ニ 送ッテアゲテ。オ見舞イダカラ」スタンッ…! 



「ウミブドウ?」 



南方「ソ、安物ダケドネ~」くるりん♪ 


809: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/06(土) 21:45:03.82 ID:fzM7DMtq0


横須賀鎮守府 



それから… 



来る日も、来る日も…… 



次の日 



大淀「第一艦隊は伊168を旗艦にオリョールヘ。第二、第三は遠征を続けてください」 



「「「了解」」」 



工廠 



VAVA「…駄目だ。これでは駆逐艦の装備にすら劣る…」 



次の週 



VAVA「どうだ!……クソ」 



夕張「まだまだ!失敗は成功の母ですよ!」 



明石「がんばりましょう!」 


810: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/06(土) 21:47:15.47 ID:fzM7DMtq0



次の月 



カチャ……てくてく… 



五月雨「提督…最近工廠に篭りっきりで、体に毒ですよ。ご飯も食べないで…」 



VAVA「…」コンコン…! 



五月雨「新人の吹雪ちゃんや、長良さんも心配してて……」 



VAVA「ほっとけ!!」バチチチ… 



五月雨「!?……ごめんなさい…新しいお夜食、置いておきますね……お休みなさい」 



バタン… 



VAVA『しまった…』 



811: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/09(火) 08:37:00.19 ID:1kXXUjMq0



ガシュン…ガシュン…ガチャ 



執務室 



ギィィ… 



VAVA「…」 



VAVA「?」ピラ… 



急になに焦ってんのよ。部下の面倒も見ないで、ほんと見損なったわ。このクソ提督。 曙より 



VAVA「違いない」 



VAVA「…」 



VAVA「久々に…チビの顔でも見に行くか」 



812: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/09(火) 09:22:54.14 ID:1kXXUjMq0

深海BAR ダーウィン 



泊地「ハハハ、可愛イナァ、ホッポ ハ」なでなで 



北方「ハクチ、好キ!」 



泊地「私 モ 好キダゾ~」 



港湾「モウ、スッカリ 良クナッタ ミタイネ」 



泊地「世話 ニナッタナ。コノ 礼ハ イツカ返ス」 



港湾「イラナイ」 



北方「オ互イ様!」 



港湾&北方「「ネ~♪」」 



泊地「仲ガ 良イナァ………羨マシイ……イヤ!」 


813: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/09(火) 09:27:31.90 ID:1kXXUjMq0


泊地「傷 ガ 癒エタ 以上、ココニ 長居 スル 理由ハナイ。直グニ デモ 行動 セネバ」 



港湾「…マタ、戦イニ?」 



泊地「ソウダ。ダガ、安心シテクレ。モウ、私 ハ 自分 ノ 為ダケニ 戦ッタリシナイ」 



港湾「違ウ、ソウジャナイワ…戦イ ヲ 続ケレバ、キットマタ 大変ナ 事ガ 起コル。イイエ、モウ起キテルノヨ…アノ時ノヨウニ」 



泊地「マサカ……〔レレレ ノ 乱〕 カ?馬鹿ナ。アンナ 大昔 ノ 事ガ 二度モ 起ル ナド…」 



北方「レレレ?」 



港湾「…」キッ…! 



泊地「ア……イヤ、ナンデモナインダ。ハハハ…」サー… 



北方「フーン…ア!」ピーン…! 



港湾「ドシタノ?北方」 



北方「ワカンナイ!ダケド来ル!!」ぴょんぴょん! 



泊地「来ル?何ガ??」 



ガシュン…ガシュン…… 


819: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 03:36:31.01 ID:JbpL/iRC0


ギイィィィィ…… 



VAVA「…よう」 



泊地「VAVA…!」 



北方「ヴァヴァ!コッチキテ、ホラ!!ハクチ ハネ、ヴァヴァ ン コト ズット待ッテタンダヨ!」グイグイ! 



泊地「イヤ…ホッポ、イインダ。私ハ……」 



VAVA「体の損傷、もう治ったようだな」 



泊地「ア…アァ、スッカリ 元通リ ダ」 



VAVA「良かったな。どうだ、まだ本調子じゃあないだろうが、一杯やらないか」 



泊地「!」 



港湾「…」ほっ… 



港湾「ホッポ、ソロソロ 深海ウォッチ ノ 時間 ヨ。見ナク テ イイノ?」 



北方「ポ!見ルー!!シンカーイ ウォッチッチ♪」たたたー! 


820: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 03:47:52.94 ID:JbpL/iRC0


泊地「私 ト……イイノカ?」 



VAVA「いいんだよ。マスター、そうだな…ビールを二杯くれ」 



港湾「カシコマ」 



泊地「アノ…VAVA」 



VAVA「話はビールがきてからだ」 



泊地「ワカッタ…」 



港湾「ハイ、オマチドウ」 



VAVA「マスター、つまみなど頼んでいないぞ」 



港湾「サービスヨ♪サッキ トッテ キタ バカリ ノ 新鮮 ナ イカ ノ オ刺身」 



VAVA「そうか、ならば遠慮なくいただく…」 



港湾「ワサビ醤油 デ ドーゾ」 


821: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 05:44:11.68 ID:JbpL/iRC0


港湾『ソウダワ、仲直リ ノ ムード作リニ、ジュークボックス ヲ ツケマショ♪』カチ… 



♪~~~~♪~~~~…… 



ググ……コトンッ…! 



泊地「ナァ、私ノコト……許シテクレルノカ?」 



VAVA「殴って悪かった」 



泊地「VAVA…!?」 



VAVA「俺には…対人関係というか…なんだ。こういったことが理解できない。だが、今後はなるたけ理解できるよう勤めてみようと思う」 



泊地「…」 



VAVA「すまん。こんな言い方しかできん……」 



泊地「………頑固 ナ 奴 ダ♪」 



泊地「港湾、バーボン ダ!」 



港湾「カシコマ」 



泊地「VAVA、今度 ハ、私 モ 余計 ナ マネ ハ シナイ。VAVA ノ 為 ニ 全力 デ 支援 ニ 徹スル!」 



泊地「コナイダ ハ 伝エ ソビレタガ、南方棲鬼…イヤ、南方棲戦姫 トイウ 姫ガ、地上 ヲ 狙ッ……」 



VAVA「知っている。俺の部下の諜報員がその情報をキャッチしたんでな」 



泊地「ソウダッタノカ。ナラバ、話 ハ 早イ」 



VAVA『リコリスのことは伏せておくか…』 



港湾『ワカッテハイタケド…マタ、戦イ…戦イ…ハァ……』カラン…トクトク…… 


822: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 21:46:00.62 ID:JbpL/iRC0

しばらく… 



VAVA「なるほどな……過去の南方と比べ、格段にパワーアップしていたというわけだな?」 



泊地「面目ナイガ、ソノ通リダ。手足 ヲ 封ジラレテ、速力 モ 発揮デキナカッタ……惨敗ダヨ」 



VAVA「これは俺が独自に集めた情報だが、南方はコレといった戦闘スタイルは持たんそうだな」 



泊地「敵ニヨッテ 攻メ方 ヲ 180度変エル。奴 ノ 戦イ方ハ 変幻自在ダ」 



VAVA「そうか…面倒だな。戦闘スタイルがはっきりしていないなら、兵装の選択が難しくなる…」 



泊地「ダガ、弱点 モ アル……ト、私 ハ 考エテイル」 



VAVA「ほう?」 



泊地「奴 ハ 異様 ナ マデ ニ 執着心 ガ 強イノダ」 



VAVA「執着心?」 



泊地「ツマリ、自分 ガ 一度 決メタコト ヲ 曲ゲラレナイ ノダ」 



VAVA「なるほど…使えそうだ」 



泊地「頑張ッテクレ。VAVA ナラバ 勝テル ト 信ジテイル」 



ギイィィィ… 

823: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 21:49:07.56 ID:JbpL/iRC0

港湾「イラッシャイマセ」 



「イエ、私 ハ 客デハ アリマセン。泊地様ニ、南方様カラ ノ 贈リ物デス」 



泊地「……フン!ソコニ 置イテ トットト 失セロ!!」 



「ハイ、失礼イタシマシタ」コト… 



ギイィィィ…バタン 



泊地「奴メ、一体何 ヲ 寄越シタンダ…」ゴソゴソ… 



VAVA「…」 



泊地「ウミブドウ…ト、手紙ガ……」ピラ… 



VAVA「手紙…?」ズイ… 



港湾「ミタイ」ひょこ… 



南方(ソロソロ 傷ガ 癒エタ、コロカシラ?ゴメンナサイネ、手加減ッテ 難シクテ。南方より)キスマーク付 ♡ 



VAVA「…」 



港湾「泊地、アマリ気ニシナイ 方ガ……」 



泊地「」 


824: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/12(金) 21:50:37.56 ID:JbpL/iRC0



泊地「…」ワナワナ…! 





泊地「………」ピクピク…ッ!! 





泊地「スーハー…」 





泊地「…VAVA」 





VAVA「あぁ」 



泊地「絶対ニ…絶対 ニ!!コノ 思イ上ガッタ 虚ケ者 ニ、鉄槌ヲ…イヤ、ブットバシテ ケチョンケチョン シテヤッテクレ!!!」 



VAVA「もとよりそのつもりだ。徹底的に叩く」 


825: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/13(土) 07:51:31.48 ID:6m68vn0N0

翌朝 



輝く砂浜 



VAVA「ヲ級の所へ寄っていたら、また時間をくっちまった…」ガシュンガシュン! 



タッタッタ… 



長良「えっほえっほ…あ!しれいかーんーー!」タッタッタ! 



VAVA「ん?」 



長良「おはようございます。司令官も、朝の走りこみですか?やっぱり朝は気持ちいいですよね!」タッタッタ! 



VAVA「お前は…長良か?」 



長良「そう!長良型軽巡の一番艦!長良です。よろしくお願いします!」 



VAVA「元気がいいな。よろしく頼むぞ」 



長良「はい!じゃあ、司令官も一緒に走りましょう!そろそろ点呼ですよ!」 



VAVA「いいぜ」 



ガシュッ!ガシュッ!!タッタッター! 


826: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/14(日) 10:22:45.12 ID:zLDI9rsu0


執務室 



イク「今日はイクが秘書艦なのね~」 



VAVA「あぁ」 



イク「点呼しゅうーりょーなの♪今日も一日がんばるの!」 



VAVA「そうだな。ところで大淀、俺から全員に伝えることがあるんだが」 



大淀「なんでしょうか?一度、私に話してくださいませんか?」 



VAVA「リコリス・ヘンダーソンの助言を聞き入れることにした」 



大淀「…ヘンダーソン嬢との対話で、何をお話になったのですか…?」 



VAVA「敵の情報だ。お前たちには伝えていなかったが、俺なりに準備はしてきたつもりだ」 



イク「…」 


827: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/14(日) 10:26:04.35 ID:zLDI9rsu0



大淀「一体どんな情報なんです?」 



VAVA「敵がいつ攻め込んでくるか……だ」 



大淀「敵の作戦時期を察知したと…!?」 



大淀『そんな重要な情報を…!ヘンダーソン嬢はどうやって知り得たというの……』 



イク「う~~……てーとくは元気?イクは元気いっぱいなのね!」にぱっ! 



VAVA「そうだ。あぁ、元気いっぱいだ」 



大淀「わかりました。では、今日はもうみんな持ち場に着いているので、後日改めて全員の前で伝える。というのはどうでしょう?」 



VAVA「それでいい。任せる」 



大淀「はい、承りました」 



むぎゅ! 



イク「も~!!イクを無視するなんて、許せないの!!」うりうり! 



VAVA「無視はしていないだろ」カクカク… 



大淀「ごめんね。今、提督と重要な話をしているの」 



イク「だったらイクもまぜるのー!秘書艦なの!!」 


829: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/15(月) 08:50:49.22 ID:6sr881z40


かくかくじかじか… 



VAVA「そして、泊地棲鬼の次は、南方棲鬼とやらが俺たちの敵というわけだ」 



イク「あと一ヶ月と数週間…うん、それだけあるなら、鎮守府の防衛は可能だと思うのね」 



大淀「守りだけではどうしようもないわ。攻め込んでくる前にこちらから攻め込んで、敵を叩くべきでは?」 



VAVA「俺もその作戦を考えていたが、今回の敵はより計画的だ。生半可な作戦は通用しないし、戦力ももう十分に揃っていると考えるべきだろう」 



大淀「なるほど…」 



イク「ん~…」 



VAVA「ならば、俺たちが取る作戦は一つだ。まず俺が先陣を切り、敵艦隊を乱す。浮き足立った敵を一気に潰すのが、第一艦隊の面々だ」 



イク「奇襲作戦なのね!」 



VAVA「名付けて、(ダブル・グレネード作戦)だ」 


830: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/15(月) 08:52:17.72 ID:6sr881z40


大淀「また危険なことを…せめて、護衛を一人か二人つけてチームで行動してくださいませんか?」 



VAVA「いらん。足手まといだ」 



大淀「でも、心配で心配で…」 



イク「大淀さんは、提督のこと信じてないの?」 



大淀「え?」 



イク「イクは信じてるのね。提督が、深海棲艦なんかに負けるわけないのね」 



イク「これは、戦争なのね。戦争は悲しくて苦しいけど、はじまっちゃったら勝たなきゃいけないのね」 



大淀「イクちゃん…」 



VAVA「…」 



イク「ティヒヒ♪気合入れて、いっちゃうなのー!」 


833: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/18(木) 08:12:28.33 ID:rByq0gX30

演習場 



叢雲「…」ツーン 



五月雨「いつもの対提督演習だけど…誰が旗艦がいいかな?」 



曙「だから、誰でもかわんないでしょ」 



漣「五月雨ちゃんでいいんじゃない?」 



吹雪「そうだよ。このなかじゃ、五月雨ちゃんが一番の先輩なんだから」 



黒潮「かまへんでー」 



叢雲「…」 



曙「何?新入り、何か言いたげね?言いたいことがあるなら言えば?」 



叢雲「あんた、前歯に朝食の海苔がついてるわよ」 



曙「!?」 



叢雲「みんな行きましょ。もう時間じゃない。ブリーフィングは手短に簡潔にが基本よ」 



五月雨「じゃ、じゃあ、張り切っていきましょーー…!」 



吹雪「おーーー!」 


黒潮「おおーう!」 


曙「く、くの…!生意気な…」 



漣「まぁまぁ」 



曙「ふん!面白いじゃない!!お手並み拝見ね!!」 


834: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/18(木) 08:16:46.34 ID:rByq0gX30


演習開始! 



ズキューン!!ドドドドドン!!! 



VAVA「動きが遅いぞ!もっと速く動けねぇのか!艤装の馬力にばかり頼るな!!波を蹴り、流れを掴め!!」 



五月雨「ごめんなさーい!!」 



黒潮「今日の司令はん、とばしすぎとちゃうか!?」 



曙「絶対…!はぁはぁ…絶対負かしてやる…!」 



漣「きついっすわ…」 



叢雲「…」ヒュ…!バシャ!! 



VAVA「いいぞ新入り!その速度だ!!」 



叢雲「ふーん、こんなんでいいの」 



吹雪「波を……そっか!!」バシャ! 



吹雪「波に乗って…ここで加速する!!」ヒュ…! 



叢雲「へぇ、やるじゃない」 



吹雪「出来た!!」 



VAVA「ゆっくり波を選んでいる時間を敵がくれると思うか、吹雪!!!!」バルルルル!! 



吹雪「きゃあ!」小破 



叢雲「む…!不覚だわ」カスダメ 



VAVA『最小限に止めたか…あいつは伸びるな』 


838: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/26(金) 12:31:13.70 ID:KGbUoJQl0


潜水艦専用プール 



イムヤ「ぷはぁ!どう?」 



イク「すごいのねー!またまた自己ベスト更新なの!!」にぱー♪ 



ハチ「提督が作ってくれた装備のおかげだね」 



イムヤ「そうね、コレを身に着けていると、力が沸いてくるようだわ!」 



ぱちゃぱちゃ…! 



ゴーヤ「はい、いちにいちに…」 



まるゆ「いちにいち…わぷー!!」ぶくぶく! 



ゴーヤ「わ!大丈夫でち!?」 



まるゆ「だ、だいじょうぶですー…もう一度、お願いします!」 



イムヤ「まるゆもがんばってるわね」 



まるゆ「皆さんみたいにスイスイ泳ぎたいんです…!」 



ゴーヤ「きっとできるでち!だから、一緒にがんばろ!!」 



まるゆ「はいー!」 



イク「ねー、まるゆちゃんはどうして新装備を身につけてないの?イク、きちんと渡したはずなのね」 



まるゆ「まるゆの体には、隊長が作ってくれた装備が合わないみたいなんです…ごめんなさい……」 


839: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/26(金) 12:39:08.15 ID:KGbUoJQl0


イムヤ「そんなことってあるの…?同じ潜水艦じゃない」 



ハチ「どうしてだろう…独自規格……なのかな?」 



ザッ… 



あきつ丸「その通りであります」 



ゴーヤ「あきつ丸さん」 



あきつ丸「自分やまるゆ殿のように、陸軍の艤装を持つ我々には特別な規格が用いられているのであります」 



イムヤ「この装備が使えないなんて、勿体ないわね…」 



あきつ丸「えぇ、このように不便なことも多いのでありますが、この技術のおかげで、自分はダイハツの運用を、まるゆ殿は垂直潜水を可能にしているのであります」 



ゴーヤ「垂直に潜水できるのでち!?」 



イムヤ「そんな馬鹿な!?」 



ハチ「ビックリです…」 



イク「陸軍脅威のメカニズム…なのね!」 



まるゆ「えへへ…//////」てれてれ… 



あきつ丸「とはいえ、自分のダイハツは水上機母艦の方々なら扱えると聞いたことがある。少し、残念でありますな」 



あきつ丸「さて、うんちくはこの辺にして、間宮殿からの弁当の差し入れ。ここに置いておくであります」 



イク「ありがとーなのねー!」 


840: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/26(金) 21:43:44.94 ID:KGbUoJQl0

演習終了! 



五月雨「つかれたぁ…」ボロボロ… 



なでなで… 



五月雨「あ……提督」 



VAVA「……まだまだだが、よくやった」スッ… 



五月雨「!」 



ガシュンガシュン… 



五月雨「…えへへ」 



タタターッ! 



五月雨「みんな!これから射撃訓練がしたいの!!一緒にやろうよ!!」 



漣「ごめ~ん、ちょっち腰がいたくて…パスぅ」 



黒潮「ウチも…ごめんなぁ、五月雨ちゃん」 



吹雪「行きたいけど……たたた、立てませぇん…」 



曙「い、いいわ。やってあげ……」ふら… 



ガシ… 


841: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/26(金) 21:44:20.50 ID:KGbUoJQl0


叢雲「あんまり無茶するもんじゃないわ」 



曙「余計なお世話よ!」 



叢雲「あんた、一番厳しくしごかれてたじゃない。今日は大人しく休んでおくのが懸命なんじゃないの?」 



曙「…」 



叢雲「五月雨。私で良ければ、一緒に訓練しましょう」 



五月雨「ありがとう!叢雲ちゃん!!」 



叢雲「いいのよ、私もまだいける気がしたから。行きましょ」 



五月雨「うん!」 



843: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/27(土) 08:17:05.23 ID:eta/rGdM0


その夜 



執務室 



VAVA「もう一杯。バーボンだ」 



翔鶴「大淀さんに怒られますよ」 



VAVA「許しは得てある。俺が大淀の許しで酒を飲むか飲まないかを決めるのもおかしな話だが…それにあいつは今忙しいそうだ」 



翔鶴「もう、今日はこれだけにしてください。体に毒ですから」 



VAVA「うむ」 



トクトク…グイ!……コトン 



翔鶴「近頃、演習に熱が入っていますね」 



VAVA「いつ敵が現れてもいいようにな」 



翔鶴「それにしても、少しやりすぎてはいませんか?あれではかえって疲労が溜まり過ぎてしまいます」 



VAVA「疲労?」 



翔鶴「私たちは機械ではありません。気持ち一つで、自分以上のチカラがでることも、でないときもあります」 



VAVA「…」 



翔鶴「提督は見たことがありませんか?艦娘が全身から発する、やる気と喜びで満ちたキラキラとした輝きを」 



VAVA「そういえば、何度か見たことがある」 



翔鶴「あれ、どうして光るのか誰にもわからないそうです。ただ、わかることは、あの光を発している艦娘は普段以上の実力を発揮するということです」 



VAVA「感情の起伏による一時的なものか…」 


844: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/27(土) 08:17:54.48 ID:eta/rGdM0


翔鶴「そうです。でも、わかってあげて欲しいんです。私たちは機械じゃありません。平和の為に、全てを捧げなければならない……おとm…///…こほん!女の子なんですから」 



VAVA「…」 



翔鶴「じゃ、じゃあ…私はこの辺で失礼いたします。生意気なことを言って、すみませんでした」 



VAVA「翔鶴」 



翔鶴「はい?」 



VAVA「やるよ。寝酒のバーボンだ」 



翔鶴「…ありがとうございます」 



VAVA「そいつでよく眠れる」 



翔鶴「提督……うふふ、おやすみなさい」キラ…☆ 



パタン…コツコツ…… 



VAVA「アレか……確かに、何で光るのか俺にもわからんな」 



カラン… 


848: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/28(日) 20:33:02.92 ID:P3R5kvgm0

数日後… 



早朝 



輝く砂浜 



長良「いっちに、さっんし!」 



きゅっきゅ……ぐいぐい! 



ラジヲ(………最後に肩の力を抜いて、深呼吸~!すぅ~~はぁ~~~はい!今日も一日がんばりましょ~!) 



長良「すぅ~~~ふぇあ~~~…」 



長良「よぉーし!今日は軽めに3kmくらいにしておこ」 



VAVA「ふぅ~~~~…」 



長良「あ、司令官!?いつから後ろに…」 



VAVA「腕を伸ばす運動あたりからだな」 



長良「もしかして、自主練に付き合ってくれるんですか?」 



VAVA「うむ」 



長良「やったぁ!早速、一緒に走りましょう!!」 


849: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/28(日) 20:34:41.10 ID:P3R5kvgm0

数日後… 



早朝 



輝く砂浜 



長良「いっちに、さっんし!」 



きゅっきゅ……ぐいぐい! 



ラジヲ(………最後に肩の力を抜いて、深呼吸~!すぅ~~はぁ~~~はい!今日も一日がんばりましょ~!) 



長良「すぅ~~~ふぇあ~~~…」 



長良「よぉーし!今日は軽めに3kmくらいにしておこ」 



VAVA「ふぅ~~~~…」 



長良「あ、司令官!?いつから後ろに…」 



VAVA「腕を伸ばす運動あたりからだな」 



長良「もしかして、自主練に付き合ってくれるんですか?」 



VAVA「うむ」 



長良「やったぁ!早速、一緒に走りましょう!!」 


850: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/28(日) 20:36:58.59 ID:P3R5kvgm0


たったったー…ガシュガシュッ!! 



長良「朝日がまぶしいですね!司令官」たったった! 



VAVA「あぁ」 



長良「気持ちいいなぁ。天気のいい日に朝の走りこみ、こんなに清々しいことって他にあるかなぁ?」 



VAVA「ないんじゃないか」ガシュ!ガシュ!! 



長良「やっぱり?そうですよね!健康にもいいし体も鍛えられるし!」 



VAVA『楽しそうに走るな』 



長良「最近どうですか?ウチの鎮守府の運営状況とか」 



VAVA「まずまずだ。練度はだいぶ安定してきている。人数にはまだ不安があるが」 



長良「なるほどぉ、ここ最近新しい子増えてますよね。私、最近着任したのにもう先輩になっちゃった」 



VAVA「各資材も建造材も余ってるからな。建造を繰り返したり、積極的に出撃してドロップを狙っている」 



長良「いい人が来ればいいですね」 



VAVA「そう簡単にはいくまい」 


855: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/29(月) 20:44:12.31 ID:GigNMi4E0


執務室 



ガヤガヤ…! 



大淀「皆さん!!ちょっと待って下さいね…ここ最近増員したものだから把握しきれてなくって」 



青葉「では、艦種ごとに並んで下さい。姉妹艦で固まってくれるとすごく助かります。あ、そこのあなた!ナイスですねー!!」パシャ! 



「ちょっと!レディを勝手に撮るなんてマナー違反よ!!」 



「なのです」ヒュッ! 



パァンッ! 



青葉「痛い!痛いです!!」 




856: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/29(月) 20:45:58.27 ID:GigNMi4E0


「三人とも聞いたかの?こういう時にこそ品位が求められるのじゃ。ピシッとせい」 



「了解」 



「はい!」 



「今日は何の日ー?子n…」 



「たわけ!せっかくの雰囲気を壊すでない!名前を伏せてる意味がなくなるじゃろ!」 


857: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/29(月) 20:46:59.77 ID:GigNMi4E0


「…」 



「なんや、空母はウチらだけかいな」 



「…」 



「よろしゅうな」 



「…」 



「…む」 



「こっちが挨拶してんねんで、何か言ったらどうや」 



「…」 



「何で無視するん!ウチ、何かしたか!?何や、正規空母はそんなにえらいんか!」 



「…?」 



「何かしら…私の顔に、何かついていて?」スポ… 



「あ、音楽聴いてはったん…」 



「ハイレゾよ……用がないのなら、静かにしてもらえるかしら」 



「す…すいません。気づかなかったもんで…っておかしいやろ!職場で音楽プレーヤー使うなや!!」 



「ウォークマンよ」 


858: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/29(月) 20:48:26.73 ID:GigNMi4E0


「広くて立派な執務室……きっと提督もご立派な方なのね」 



「那智姉ぇが先に来てるって聞いたけど…ね!ここの提督いい男かしらね?」 



「あの…人を外見で判断しちゃいけないって…」 



「確かにそうね。収入も大事よね」 



「そうじゃなくて…」 



「二人とも、もう少し静かになさい」 



「はぁい」 



「はい…」 


860: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/29(月) 21:43:28.47 ID:GigNMi4E0


ザザーーン… 



長良「あ~!走った走った!司令官、ちょっと休憩しましょうか?」 



VAVA「そうだな」 



ドカ…ちょこん… 



長良「今日は軽めで切り上げるつもりだったけど、司令官が一緒だったから、つい張り切りすぎちゃいました」 



VAVA「お前が気分よく走れたのなら、かまわん」 



長良「司令官、すごい体力ですね。あれだけ走ったのに、ぜんぜん息が乱れてない。それも、単装砲と鎧をつけたまま…」 



VAVA『そもそも呼吸はしていないしな』 



VAVA「鍛え方が違うんだ。何、この程度お前ならば直ぐに到達できる。訓練を継続してさえいればな」 



長良「わかりました!私、これからも訓練に励みます!!」 



VAVA「うむ」 



長良「あははっ!」 



862: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/30(火) 13:19:10.98 ID:dhWi6OKh0


シャワー室前 



長良「司令官、今日はありがとうございました。私、シャワー浴びたら今日の勤務につきますね」 



VAVA「ゆっくり浴びろよ」 



長良「はい!」 



ガシュン…ガシュン… 



長良「しれいかーん!また一緒に走りこみしましょーーね!!」 



VAVA「あぁ、楽しみにしている。じゃあな」 



ガシュン…ガシュン…… 



VAVA『長良…いい奴だな。さて、そろそろ新顔に会いに行ってみるか』 


863: ◆1oKmZSIAF. 2015/06/30(火) 19:04:02.12 ID:dhWi6OKh0

廊下 



VAVA『どんな奴が来たのか…少し気になるな』 



ガシュン…ガシュン…… 



ツカツカ…… 



クル…(曲がり角) 



ドン! 



「ひゃ!」ぽてっ 



VAVA「?」 



「いたた…貴様!どこを見て歩いておるのじゃ!!」ぷんすか! 



VAVA「すまん、大丈夫か?」スッ… 



「…ふん、まなーはなっておるようじゃの」グッ… 



グイ…ストン 



「まったくもう…髪が汚れたのじゃ……して、誰じゃ貴様は。その珍妙なかっこうも目につくのう」パンパン!サッサ… 



VAVA「俺の名はVAVAだ。見ての通り、この鎮守府の提督をしている」 



「なんと」 



VAVA「俺は名乗ったぞ。お前の名を聞かせてもらおう」 



「ふむ……見た目はさておき、名乗られたならば名乗り返さねばなるまい」 



初春「わらわが初春じゃ。妹共々、よろしく頼みますぞ」ぺこり… 



867: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/01(水) 15:36:11.18 ID:z0+Sncxj0


タタター……ぴょん!ガバッ!! 



VAVA「ん?」 



「はい!」ホワイトボード(子日) 



VAVA「誰だお前」 



「これ、なんて読むかわかる?ねぇ、わかりますかぁ!」グイグイ! 



初春「こ、こら!初対面の人に飛びついてはならんと、何度言えばわかる!早く降りるのじゃ!!」 



VAVA「ねのひ」 



初春「おぉ?」 



子日「え…知ってたのぉ!?正解でーす!!」ピンポーン! 



VAVA「お前の名か?」 



子日「はぁい!子日だよぉ!!艦名、もう覚えたよね?ねぇ?」 



VAVA「あぁ、覚えた」グィ…ストン 



子日「ありがとぉ~♪提督~~!」すりすり! 



初春「子日、なぜこの鎧兜が提督だとわかった?」 



子日「??………むっ!……見ればわかりますぅ~~!おねーちゃん、また子日のこと馬鹿にしてるー!!」ぷんぷん! 



初春「なんと…」 



子日「提督ぅ、子日の妹二人がね、提督に会いたがってたの。だから、子日たちの部屋にきてほしいなぁ」くいっくい! 



VAVA「わかった」 



子日「わぁ~~い!いこいこ!!」 

871: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/01(水) 19:50:30.09 ID:z0+Sncxj0


初春の部屋 



初春「なんでわらわの部屋にあつまるのじゃ…」 



子日「一番ひろいからー!」 



初春「さほど変わらんじゃろうに…」 



若葉「駆逐艦、若葉だ」 



VAVA「若葉か…俺の名はVAVA。ここの提督だ」 



若葉「うん」 



VAVA「……静かなやつだな」 



若葉「…」 



若葉「子日姉さんが…その分うるさくしてくれる」 



VAVA「ほう……!洒落は言えるようだな。なかなか面白い」 



子日「おもしろくなーーい!」 



初霜「あのぅ…」 



VAVA「お前は?」 



初霜「はい!初春型四番艦、初霜です。提督、よろしくお願いします!」パァ! 



VAVA「よろしくな」 



初春「顔合わせは済んだようじゃな。さて、それでは一つ、親睦を深めるために花札といこうかの」 



子日「わぁーい!」 

872: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/01(水) 20:10:54.42 ID:z0+Sncxj0


しばらくして… 



子日「わぁ~い……ビリだ~」 



若葉「提督、強いな」 



初霜「本当、初めてとは思えません」 



初春「ま、一番にあがったのはわらわじゃが…スジはいいようだの」 



VAVA「ふむ…花札か、ゲームの数も多彩でいいもんだな。なかなか楽しかったぜ」スク… 



初春「ん、もう行くのかや?」 



若葉「再戦…求む」 



VAVA「いや、他も周らなければならないんでな。悪いが今日はここまでだ。花札、また遊ばせてもらうぞ」 



初春「うむ、いつでもくるがよい」 



初霜「待ってますね」 



子日「きっとだよー?」 



若葉「お疲れ」 


877: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/04(土) 19:35:30.47 ID:FGtaDP4U0

廊下 



ツカツカ… 



「出撃が終わったから…次は工廠で艦載機の整備を…」 



ぐぅ~~~… 



「…」 



「いけない…補給を忘れていた」 



ツカツカ… 



食堂 



ガラガラ… 



装甲「お疲れ様デース」ペコ… 



「ありがとう。注文、いいかしら」 



装甲「はい、ドゾー」 



「カツ丼、ざるそば、シーザーサラダ、秋刀魚の塩焼き。飲み物は熱いお茶を。以上で」 



装甲「えっと…カツ丼、ざるそば………はい、うけたわまりマシタ!」 



「承る(うけた まわ る)よ」 



装甲「すみません。承る……以後、気をつけマス」 



「いえ、気になっただけだから…いいのよ。お郷の言葉を大事にしてくださいね」 



装甲「ありがとうございマス!すぐ持ってまいりますので、ショーショーお待ちください」タタッ…! 



「……どこの出身なのかしら…?聞いたこともない喋り方ね…」 



878: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/04(土) 19:38:06.63 ID:FGtaDP4U0



ガララ…コツコツ… 



「?」 



赤城「腹が減っては戦はできぬ…ん~、名言ですね。これは。妖精さん、とりあえずいつもの。あら…今日は先客がいましたか」 



「…私、何処かで、お会いしましたか?」 



赤城「……貴女に合うのは初めてのはずですが…何故か、昔から貴女を知っているような気がします」 



「私もです……何故かしら」 



赤城「貴女は…」 

「貴女は…」 



赤城「加賀さん」 



加賀「赤城さん」 




884: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/05(日) 14:22:02.74 ID:lkJt7+k60

廊下 



てくてく… 



ガシュンガシュン… 



VAVA「ん、よう霞」 



霞「…何、クズ司令官」 



VAVA「新入りたちがどこにいるか知らないか」 



霞「私が知る分けないったら。ていうか、部下の所在くらい熟知しておきなさいよ」 



VAVA「今は休憩時間中だろうが」 



霞「バカね、それもふまえてってことよ。へんっ!」ぷい! 



VAVA「チョコレートをやるよ」チラ… 



霞「……………………………………いらない。そんなの」 



VAVA「そうか、お前がいらないならこいつは捨ててくるが」 



霞「そういえば、さっき射撃訓練場で見たような気がするわ。重巡だったかもね」 



VAVA「うむ、ありがとよ。キャラメルもおまけしてやる」ポス… 



霞「わぁ…………はっ!?」 



霞「ありがたく思いなさい!私が気まぐれで教えてあげただけなんだから!!これからはキチンと己の責務を全うしなさ……へ?」 



霞「……居ない……………」 



霞「…」じー……ビリビリ…… 



霞「あむ…」ぱく… 



霞「んむー♪」にっこー!! 


887: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/06(月) 06:21:58.19 ID:9S61lJJ40


ガシュン…ガシュン 



ガララ… 



射撃訓練場 



VAVA「各々やってるな。そろそろ、撃ち返してくる的にしてやるか」 



「……ふぅ、一休み一休み」 



VAVA『見ない顔だな…あいつか?重巡にしては小せぇな』 



VAVA「よう、新入り」 



「んあ?誰やキミは。もしかして……」 



VAVA「俺はVAVA。ここの提督だ」 



「あぁ、大淀はんから話は聞いとるで。なんや、ホンマに話通りの容姿やな」 



VAVA「俺の姿など気にするな。ところで、お前は重巡なのか?」 



「へ?………キ、キミ、ウチが重巡にみえるん?」 



VAVA「…?違うのか??」 



VAVA『霞は重巡と言っていたが…』 



「…ぷっ!」 



「キミ、見る目あるなぁ!!そうなんや、同型のみんなは駆逐だなんだと言われてて、ウチもそう言われんかと内心心配だったんや。それを…重巡!!」 



「いやぁ、同型の皆に悪いなぁ。けど、しゃーないな!そう見えたんやから!!」 



「キミ、これから仲良うしようや♪キミとならうまくやってける気がするでー!!」にっこり(ご満悦) 



ぎゅ!ぶんぶん!(握手) 



VAVA「あ…?あぁ、よろしく頼む。で、お前の名は?」カクカク… 



龍驤「おぉっと!ウチ、軽空母 龍驤や!独特なシルエットでしょ?でも、艦載機を次々繰り出す、ちゃーんとした空母なんや。期待してや!」 


889: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/06(月) 22:54:14.63 ID:9S61lJJ40


VAVA「軽空母だったのか」 



龍驤「ええんやで。間違いは誰にでもあるもんや。さて、ウチはそろそろ訓練再開しよーかな!」 



VAVA「邪魔したな」 



龍驤「ええよ、気ぃつかわんと」 



VAVA「じゃあな」 



ガララ… 



ガシュンガシュン… 



VAVA『黒潮といい龍驤といい、面白い喋り方だ』 



VAVA「……もう少しうろついてみるか」 



スッ… 



890: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/06(月) 22:57:41.96 ID:9S61lJJ40


扶桑「あのぅ………提督」 



VAVA「扶桑、どうしたこんなところで。俺に用か?」 



扶桑「その…私…」 



VAVA「なんだ?」 



扶桑「最近…提督が、何か悩んでいるんじゃないか……心配になって…早々に仕事を切り上げて提督を探していたんです」 



VAVA「俺を…」 



VAVA『最近、こいつらに厳しくあたっていたからな…いらん心配をかけてしまった……俺としたことが…焦っていたな』 



扶桑「余計なお世話ですよね……ごめんなさい…」スッ… 



VAVA『新入りとの顔合わせは明日もできる』 



ガシ… 



扶桑「あ……」 



VAVA「待て扶桑」 



扶桑「提督…」 



VAVA「今夜…一杯どうだ」 



扶桑「!!…いいんですか……私、隼鷹さんのように陽気じゃないし…鳳翔さんのように気立てはよくないし…雷ちゃんみたいに可愛くないし…」うじうじ… 



VAVA「扶桑」 



扶桑「はい…」 



VAVA「待ってるぞ」 



扶桑「…」カァ/// 



ガシュン…ガシュン…… 


891: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/06(月) 22:59:00.26 ID:9S61lJJ40


扶桑「…」 



たったったー… 



山城「あ、姉さまー。ご一緒にお風呂に……姉さま?」 



扶桑「…」ギュ! 



山城「え!?……ど、どうしたんですか!?姉さま!!」 



山城『扶桑姉さまから抱きしめてくれるなんて……山城、感激です…!!』 



山城「扶桑姉さま、ダメですよ…こんなところで…」 



扶桑「提督…」ギュ~~~!! 



山城「は…?」ピク… 



扶桑「提督がね…優しいの……」 



山城「え…えぇーー…」 



扶桑「はぁ……幸せだわ…」ぽかぽか… 



山城「…姉さま。お気を確かに!相手はあの提督ですよ!!あんな変な鎧兜のどこがいいんですか!?」 



スス…パッ…… 



扶桑「山城…言っていいことと悪いことがあるわ…」 



山城「そんな…!?どうしてそこまであの人を信頼するんです!!」 



扶桑「今に…山城にも解るわ。あの人と私たちは…きっと似たもの同士だって」 



山城「私たちって……この山城が、男に気を許すことはありません!!」 



扶桑「そう……それはそれで、都合がいいかも……♪」るんるん… 



山城「あぁ!!姉さま!待ってー!!」 



898: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/12(日) 20:11:34.69 ID:CoDNQV570


翌日 



執務室 



大淀「う~ん…」 



大淀「お酒の量が…またこんなに減って……提督のためにも、もう少し厳しくしたほうがいいのかしら…」 



トントン!ガチャ…てくてく… 



「司令官、ごきげんようです」 



大淀「あら?提督なら、ここにはいないけど…」 



「むぅ…せっかくごあいさつに来たのに…わかりました。探してきます!」タター! 



大淀「もしかしたら、工廠にいるかもしれないわよー」 



「ありがとうなのです!」 


899: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/12(日) 20:13:15.15 ID:CoDNQV570

天龍の部屋 



天龍「なぁ、演習~~」 



VAVA「…」ごろん… 



天龍「じゃあ、格闘の稽古だ。な?」 



VAVA「…」ごろ… 



天龍「おい…」ぺちぺち! 



VAVA「…お前はそれしか考えてねぇのか……」ぐで~… 



天龍「なぁあ~~~!!遊びにくんのはかまわねぇけどよぉ…なんでぐーたらしてんだよ!寝るなら自分の部屋で寝ろよ!」 



VAVA「寝てねぇよ。ただ、考え事をしているんだ。そのためには、静かで落ち着ける場所がいい」 



天龍「…」 



VAVA「あの部屋は出入りが多すぎる。特にこの時間帯はな。だから、しばらくここで考えさせてもらう」 



天龍「ちぇっ……勝手にしろぃ」ツーン! 



VAVA「…」 



天龍「…」 



VAVA「…」 



天龍「…」チラ… 



VAVA「天龍」 


900: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/12(日) 20:15:32.75 ID:CoDNQV570


天龍「……なんだ?」 



VAVA「お前、沈んだことはあるか?」 



天龍「はぁ?あるわけねーだろ。沈んでたら今頃こんなとこにいねーよ」 



VAVA「沈むのは…怖いか?」 



天龍「ここには沈むのを怖がる奴なんていないって」 



VAVA「そうかな…」 



天龍「……でも、やっぱ沈みたくはねぇよ…寒そうだろ。深海って」 



VAVA「…案外、暖かい所かも知れんぞ」 



天龍「よせよ、気味がわりぃ」 



VAVA「…」 



天龍「…」 



天龍「……あのさ、お前って…」 



901: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/12(日) 20:21:38.96 ID:CoDNQV570

トントン!ガチャ!! 



「こんにちは。本日はお日柄もよく、なのです」 



天龍「えふん!えふんっん…!なんだよ。今日は騒がしいな。応答ぐらい待…」 



「司令官、やっと見つけました!」 



「なのです!」 



VAVA「髪型を変えたのか?雷…」 



「司令官さん、そのぅ…誰かと間違えてないですか?」 



ひょこ! 



雷「司令官!私を呼んだ?私が必要なんでしょ!ね?ねっ?」かたぐるまー! 



天龍「何時の間に俺の部屋に……」 



雷「驚くこと無いわ。さっき司令官が入るときに一緒に入っただけよ」 



VAVA「雷…は、いるな。そうか、お前ら新入りの駆逐艦だな」 



暁「そうです。暁型の長女、暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね!」 



電「電です。どうか、よろしくお願いいたします」ペコリ 



VAVA「雷の姉妹艦か…似ているわけだ」 



雷「暁、電!」 



暁「雷、久しぶりね」 



電「会えて嬉しいのです」 



きゃっきゃ!……ガチャ 


902: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/12(日) 20:35:05.85 ID:CoDNQV570


龍田「天龍ちゃ~ん♪水羊羹もらってきたから、一緒に食べま…あら?何事ぉ?」 



天龍「よぉ、龍田……提督、俺の部屋のドア…オートロックになんねぇかな…」 



VAVA「締め出されても知らんぞ……天龍、さっき何を言いかけた?」 



天龍「いや、なんでもねぇよ…気にすんな。お前こそ、考えはまとまったのかよ」 



龍田「…?」 



VAVA「おかげさんでな。決心がついた」 



天龍「そうかい…ま、たまにだったらいいぜ。ぐーたらしに来るのもよ」 



VAVA「おう」 



ガチャ… 



ガシュン…ガシュン… 



龍田「この子達といい提督といい…一体何があったの?」 



天龍「チビどもは遊んでるだけだろ。あいつは……あいつなりに苦労してるんだろうな」 



龍田「ふぅん」 



天龍「おらぁ!チビども!!騒ぐのやめねぇとケツたたきだぞー!!」がおー! 



電「きゃー♪こわいのです」 



雷「鬼ごっこ?負けないわよ!」 



暁「れ、レディは鬼ごっこなんて……やっぱりやる!」 



龍田「天龍ちゃん…楽しそう…きゃぁ~私もやるぅ~~」 



電「大きなお友達なのです!」 



きゃっきゃ! 



908: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/17(金) 21:54:56.59 ID:998sv5QQ0

食堂 



VAVA「…」カラン… 



雷「ダメよ、司令官。お酒ばっかり飲んでちゃ体によくないわ。はい、飲むならお茶にしましょ!」コトン! 



VAVA「そうだな……おい、グラスさげてくれ」 



装甲「はい、次はバーボンですか?」 



VAVA「いや、今日はやめておこう」 



装甲「はーい」 



龍驤「あ、おねーさん。注文ええかー?」 



装甲「ええデ!」タター! 



龍驤「チキンステーキと、何でもいいからサラダ頼むわ。ドレッシング無しで」 



装甲「わかリました。少々お待ちください」タッタッタ… 



VAVA「おい、醤油とってくれ」 



五月雨「はい」スッ… 



パシッ!ササッ!! 



「はい、どうぞ」 



五月雨「あ…」 



909: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/17(金) 21:58:11.90 ID:998sv5QQ0


VAVA「うむ……ん?お前は……」 



「初めましてよね?私、重巡の…」 



VAVA「お前、足柄だろ?」 



足柄「え!どうして知ってるの?」 



VAVA「那智から聞いたんだ。姉妹のことをな。実にいい姉妹だと詳しく話してくれたんでな」 



足柄「那智姉ぇが…?」 



コツコツ…カララ……ストン… 



那智「貴様、そういうことは言わぬが花というものだ」 



足柄「あ、那智姉ぇ。2人もきたんだ」 



VAVA「すまん」 



那智「冗談だよ。気にしないでくれ。それより、紹介しよう。私の姉、妙高 と 妹の 羽黒 だ」 



妙高「提督、初めまして。私、妙高型重巡洋艦、妙高と申します。共に頑張りましょう」スッ… 



VAVA「おう、現場を仕切れる奴が欲しかったところだ。期待しているぞ」ギュ…(握手) 



妙高「お任せを。さ、羽黒。提督に挨拶して」 



「…」ササッ… 



那智「おいおい…大丈夫だ羽黒。見かけはあんなだが、信頼できる男だ。さぁ」 



「あの…わかってはいるんです…人は見た目じゃありません……でも…緊張して…」 



VAVA「どうした、気分でも悪いのか?」 



足柄「ごめんなさい。この子、かなりの照れ屋で…でもすごくいい子なのよ」 



「足柄姉さん…」 



910: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/17(金) 21:59:48.71 ID:998sv5QQ0



VAVA「無理するな。誰だってこんなやつが目の前に居たらそうなる」 



VAVA『こんな反応にもそろそろ慣れてきたが…艦娘の感覚でいうと俺の外見はどう映るんだ…?やはりわからん』 



羽黒「は…羽黒です。妙高型重巡洋艦姉妹の末っ娘です。あ、あの…ごめんなさいっ!」ペコ…! 



VAVA「よろしくな」ス… 



羽黒「はいっ…!」ス… 



ぽむんっ! 



羽黒「きゃ…!?」 



那智「おぉ、手品か…貴様やるな」 



妙高「まぁ、綺麗。」 



足柄『性格はなかなかよさそうね……あとは年収…いやいや、この人なら絶対いいとこまでいけるわ!あとは…顔ね!!』 



羽黒「ゆ、指からお花が…」 



VAVA「小さいが一応本物だ。ほら」スポ…スッ… 



羽黒「ありがとう…ございます」 



VAVA「花瓶にでもさしてやれ。知ってるか?その花、ストックという花らしい。色が俺の好みなんだ」 



羽黒「お花の色…司令官さんと同じ色なんですね…うふっ♪」くすっ… 




911: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/17(金) 22:01:59.83 ID:998sv5QQ0


五月雨「むぅ…」ぷくー!! 



VAVA「………五月雨、ソースとってくれ」 



五月雨「はい!」キラッ! 



雷「司令官?コロッケには醤油派だったでしょ?」 



VAVA「王道ってやつだ」 



カパ!タラーリ… 



VAVA「あ…中濃か………」シュン… 



五月雨「はっ!?ウスターの方が良かったですか…?」 



VAVA「いい、食えば同じだ。こんなものいちいち拘っていたらきりがねぇ」 



五月雨「…はい!」 



羽黒「……かっこいい」 



妙高「なるほど…平らな食べ物は縦にして食べるのですね」 



足柄「兜はずせばいいのに…」 


917: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/21(火) 10:53:31.46 ID:xh2fkZdW0


その夜… 



VAVA「…」カキカキ…サラサラ… 



パサッ… 



大淀「お疲れ様です。提督」トントン… 



VAVA「うむ」 



大淀「ダブルグレネード作戦…この編成なら、十分な戦果が期待できますね」 



VAVA「そのための編成だからな。大淀、今日はもういい。部屋で休んでいいぞ」 



大淀「いえ、今日は帰りません」 



VAVA「?」 



大淀「…たまには、お酒を飲みたい夜があってもいいでしょう?」 



VAVA「…珍しいな。お前から誘ってくるとは」 



大淀「明日も、互いに絶対無事でいられる保障なんてないんですから」 



VAVA「馬鹿なことを言ってるな。奴らは俺が潰す。安心しろ」 



大淀「提督…」 



VAVA「座れよ。いい芋焼酎があるんだ。呑み方はどうする?」カチャ………キュポン… 



大淀「じゃあ、水割りで」 



VAVA「いいだろう」トクトク…カラカラ… 



918: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/31(金) 16:40:26.56 ID:5f9E7yeQ0

そして数日後… 



ラウンジ 



ザワザワ… 



大淀「……以上が、明日の大規模作戦の全容です。質問があれば受け付けます」 



スッ… 



赤城「作戦の内容はわかっていますが、提督が万が一陽動に失敗した場合は、前線で待機している部隊はどうすればよいでしょうか?」 



大淀「その場合は、全軍撤退です」 



VAVA「俺も最善を尽くすが、絶対とは言えん。無駄なダメージを抑えるためだ」 



龍驤「ちょっと待ってや。失敗って……もしキミが敵の捕虜になっても、ウチらにそれを放っとけちゅうんか?」 



VAVA「そうだ」 



大淀「…」ハァ… 



龍驤「キミ…」 



五月雨「龍驤さん…」 



VAVA「…」 



山城「少し無謀すぎじゃないんですか…?敵には姫もいるという話でしょう」 



長門「負けたときのことなど考えていてはきりがない。目指すは勝利のみだ」 



VAVA「そういうことだ。安心しろ。俺は死なん。お前たちも死なせはせん。作戦も成功させる」 



シーーン…… 



VAVA「まだ質問があるやつはいないか?……よし、解散!」 



了解!! 



919: ◆1oKmZSIAF. 2015/07/31(金) 20:00:10.91 ID:5f9E7yeQ0
夕方 



執務室 



VAVA「…よし。各兵装、問題無し。エネルギーゲージ正常」 



VAVA「あいつらも準備を終えたかな。見回りにいってやるか」 



ガチャ…ガシュン…ガシュン…… 



廊下 



加賀「…」ツカツカ… 



VAVA「よう」 



加賀「こんばんは」 



VAVA「どうだ、準備は整ったか」 



加賀「はい。少し、緊張していますが」 



VAVA「そうは見えんな」 



加賀「ごめんなさい。顔色変えるの、得意じゃないから」 



VAVA「無理するな。それより、明日は期待しているぞ。加賀」 



加賀「…第一艦隊。選んでくれたのは嬉しいけれど…」 



VAVA「お前ならばできる」 



加賀「わかりました。私なりに、最善を尽くします」 



VAVA「あぁ、頼んだぜ。今日はもう休め」 



加賀「提督は、休まないの?一番危険な目にあうのはあなたでしょう」 



VAVA「心配するな。俺は自分の心配はしていない」 



ガシュン…ガシュン…… 



加賀「凄い自信ね…」

920: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 07:55:44.94 ID:hk340Yup0


工廠 



ガラガラ… 



明石「提督。お疲れ様です」 



VAVA「うむ」 



漣「お、ご主人様。装備品の整備は終わったんですか?」 



VAVA「あぁ、仕上がりを見てみるか?」ウィン…ガチャリ! 



漣「かっくい~!」 



VAVA「フッ…お前たちはどうなんだ」スッ…ウィン… 



曙「終わってるに決まってるでしょ。攻めるってことは守りが薄くなるってことなんだから」 



吹雪「自分の身は自分で守るってことですね!」 



VAVA「そういうことだ」 




VAVA『大丈夫そうだな。これなら心配あるまい』 



VAVA「今日は早く寝ろよ」 



漣「はーい、おつかれでーす」 



ガシュンガシュン… 


921: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 08:42:10.49 ID:hk340Yup0


VAVA「ん…?食堂が騒がしいな」 



食堂 



間宮「…!」ぎゅっぎゅ! 



「よいしょよいしょ!」ぎゅっぎゅ! 



VAVA「よう」 



間宮「提督さん、こんばんわ」 



「こんばんわー」 



VAVA「チビたちも精が出るな。おにぎりか?」 



間宮「えぇ、具はあえて入れていません。味付けは塩だけです。これから、あと五百個ほど作ろうかと」 



VAVA「五百か……俺は好きだぞ。特に、間宮の握ったものは格別だ」 



間宮「まぁお上手♪」 



VAVA「装甲はどうした?手伝いに来てないのか?」 



間宮「え?今日は提督から休みをもらったから手伝いに来れないって…」 



VAVA「…いや、そうだった。今朝方きたんで忘れていた。じゃあ、がんばれよ。お前ら」 



間宮「提督、ちょっと待ってください!」 



VAVA「なんだ」 



間宮「あの…これ」スッ… 



VAVA「弁当か…?」 



間宮「明日も温かい朝食をと思ったんですが…こちらのほうが都合がいいと思って。どうぞ」 



VAVA「……ありがたくもらっとくぜ」 



922: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 08:44:52.84 ID:hk340Yup0



間宮「お気をつけて。私には…提督の無事を祈ることしかできませんから」 



VAVA「それで十分だ。以前ならありえん話だ」 



間宮「え?」 



VAVA「なんでもない。それより、明日の夜は宴会だ。今よりも忙しくなるぞ、間宮」肩ぽん… 



間宮「提督…」ぎゅ… 



「わぁ…ろまんちっく///」 


「こういうの、おとなの恋愛っていうのかな…?」 


「しぃ!いいとこなんだから、邪魔しちゃだめだよ!」 



VAVA「…」 



間宮「///」 



VAVA「仕事中だったな。引き続き、頑張ってくれ」 



間宮「はい……提督も頑張って!!!」 



VAVA「おう」 



ガシュン…ガシュン…… 



923: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 14:34:28.11 ID:hk340Yup0

音楽室前 



VAVA「…」 



VAVA「おい」トントン 



はいー? 



VAVA「はいじゃねぇ。入るぞ?」 



VAVAさん!?ちょっとマッ…! 



ガチャ… 



装甲「あ…」下着 



VAVA「…」 



装甲「い、いやん?」ササッ… 



VAVA「何をしている」 



装甲「…着替えです。あの、申し訳ないんですけど、後ろ向いてもらえませんか…この体勢辛くて……」ぷるぷる…! 



装甲『無反応…』ぐすん… 



VAVA「…」クル… 



装甲「ドモ…」 



VAVA「今日はなぜ休んだ。体調でも悪いのか?」 



装甲「それは…艤装の準備をしていたんです。今着ようとしてるのも、工廠で余った鋼材をもらって、造った鎧で…」 



VAVA「俺は、お前に戦えと言った覚えはないぞ」 



装甲「…う」 



VAVA「これは、俺と艦娘たちの戦いだ。お前の力は必要ない」 



装甲「ごめんなさい…」 



924: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 14:37:05.58 ID:hk340Yup0


VAVA「お前の気遣いには感謝する。だがな、立場を考えてみろ。お前は深海棲艦なんだぞ。その中でも特に凶悪だと言われている姫だ」 



VAVA「そんなお前が、地上の味方などしてみろ。艦娘や人間からは疑いの目をかけられ、同胞からは裏切り者と謗られる」 



VAVA「それがどういうことか、わからんお前じゃないだろう」 



装甲「VAVAさん、そんなに…私のことを……♡」 



VAVA「勘違いするな!……後味が悪くなっては俺が困るんで、忠告してるだけだ」 



装甲「はい…」ドキドキ… 



VAVA「そんなもん片付けて、間宮の手伝いに行ってやれ。間宮はお前のことを信頼しているんだぞ」 



装甲「間宮さん…わかりました。行ってきます!」 



VAVA「エプロン忘れてるぞ」ヒュ! 



装甲「はい!!」パシ! 



926: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 14:56:04.29 ID:hk340Yup0


数十分後 



執務室 



ガララ…ドカ…… 



VAVA「一通り回ったが…異常無しと…」 



カラン…トクトク… 



VAVA『最近、装甲の言葉がクリアに聞こえるようになってきたが…地上に適応したというのか…?』 



VAVA『そういえば…チビが来た時も訛りのようなものが消えていた…リコリスは自在に変えられるようだった』 



VAVA『そもそも、地上と深海でほぼ同じ言語を使っていることもおかしな話だが…』 



VAVA「…」 



天龍(寒そうだろ。深海って) 

北方(て……ツメタイネ) 



VAVA「艦娘…深海棲艦……いや、まさかな」グイ!ごくごく… 



コトン! 



VAVA「今は、ただ敵を潰す事だけに集中せねば、な…!」 


927: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 16:54:48.31 ID:hk340Yup0

後日 



ラウンジ 



大淀「…定時です。只今をもって、ダブル・グレネード作戦、開始します!」 



おぉーーーー!!!! 



VAVA「先に伝えていた、第一艦隊メンバー。点呼だ」 



満潮「一番艦 満潮よ。ま、順当よね!」 


長門「二番艦 長門だ!いつでもいいぞ!!」 


扶桑「三番艦 扶桑です…がんばります!」 


山城「四番艦 山城。姉さまと一緒なら、何処へでも…」 


赤城「五番艦 赤城。一航戦の誇り。ご覧に入れましょう」 


叢雲「六番艦 叢雲よ。言うこと?別にないわ」 



VAVA「よし、続いて第二艦隊だ。戦艦は継続して参戦してもらう」 



大淀「ごめんね、三人とも…戦艦はあなたたちしかいないから…」 



長門「なに、こちらの方がやりがいがあるというものだ」 



扶桑「伊勢、日向なんか居なくていいです」 



山城「はい、姉さま」 



928: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 16:56:46.04 ID:hk340Yup0


五月雨「一番艦 五月雨です!!精一杯頑張ります!!」 


加賀「五番艦 加賀…五航戦の子との違い。見せてあげるわ」 


吹雪「えと…六番艦 吹雪です!とにかくやっつけちゃいます!!」  



VAVA「うむ。お前たちの出番だが、もう一度確認しておくぞ」 



はい! 



VAVA「俺が第一、第二海域を突破し、第三海域に進撃すると同時に、第一艦隊が出撃…」 



VAVA「第一艦隊が残った敵を掃討した後、メンバー交代のため一旦帰還。交代と小休止が済んだら、第二艦隊として再び出撃」 



VAVA「その頃には、俺も敵の本拠地に進撃しているだろう。第二艦隊は俺に追いつく形で、第四海域へ進撃する…いいな?」 



神通「波状攻撃…ですね」 



夕張「あれ?川内ちゃんがいない…」 




神通「先ほど、お花を摘みにいきました」 




夕張「あぁ、なるほど」 


929: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 17:18:49.76 ID:hk340Yup0
鳥海「第二艦隊が出撃したあと、第一艦隊を空けておくのは、防衛のためですね?」 



VAVA「そうだ」 



足柄「もし敵がここへ攻めてきたら、ギッタンギッタンにしてやるわ!」 



VAVA「その意気だ」 



天龍「こーいう大規模な作戦だと、俺ら(軽巡)って暇だよなぁ…」 


多摩「役に立てない…つらいにゃあ……恩返しにゃのに…」 



龍田「まぁまぁ」 



長良「みんな、応援してるからね!!」 



北上「ま、この程度なら余裕っしょ。ねぇねぇ」 



VAVA「どうした北上?」 



北上「帰ったらさ、多摩姉さんも交えて、一杯やらない?多摩姉さん、飲むと虎になるんだよ」ぼそ… 



VAVA「面白そうだな。だが、宴会が終わった後だな。潰れるなよ?」 



北上「いうじゃーん!このこの!!」つんつん 



VAVA「おら」こつん 



北上「あはは♪」キラキラ… 



じと~… 



イク「くっつきすぎなの!北上!!」ぷんぷん! 



隼鷹「呑みで抜けがけたぁ…いい度胸だねぇ」 



大淀『大井さんって…どのレシピで呼べたかしら…』 



北上「あー…ははは。なんかごめんね?」 



VAVA「……全員配置につけ!!俺は直ぐに出撃する。通信機の電源は入れておけよ!」 



了解!!! 

931: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 18:19:06.47 ID:hk340Yup0

南方要塞 



南方「ヤダ、枝毛…」 



南方「フンフ~ン…♪」シャッシャ… 



南方「…ン?」 




ツォォン… 




南方「今 ノ 音 ハ…ドコカ デ 爆発ガ?」 



南方様ーーー!! 



ガチャ!! 



南方「何事?」 



「申シ上ゲマス!正体不明ノ 敵 ニヨル 奇襲デス!!!」 



南方「コンナ大切 ナ 時期ニ…奇襲トハ 艦娘モ ヤルヨウニナッタワネ。各海域の戦力 デ ドウニカ デキナイノ?」



「敵 ハ 姫 ニ 匹敵スル 戦闘力 デ、ガムシャラ ニ 進ンデ 来テイマス!電探 デ 位置 ヲ 捉エル 事モデキマセン!」 



南方「姫デスッテ…敵 ハ 単騎 トイウコトネ…?」 



「ハイ…恐ルベキ 強サデス…!!情報 ニ ヨレバ 偵察隊 ニ 恐怖 ヲ 植付ケタ 例ノ艦娘 ニ 似テイルト…」 



南方「泊地 ノ 言ッタコトモ、嘘 デハ ナイトイウコトカ…」 



南方「全軍 ニ 伝エナサイ。敵 ニ 遭遇シタ 場合ハ、無理セズ 撤退シロ ト。前線 ハ 私 ガ 支エル」 



「ハッ!」 



南方「英雄 ノ 再来カ……ハタマタ 馬 ノ 骨カ…見セテモライマショウカ」 



南方「…」 



南方『情報 ヲ 漏ラシタノハ…泊地カシラ?攻メノ タイミング ガ ヨスギル 気ガスルノヨネ……』 



935: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 20:50:54.19 ID:hk340Yup0


南方第一海域 



壊滅 




VAVA「…」むしゃむしゃ… 



VAVA「泊地の時と大して変わらん…まるで手ごたえのねぇやつらだな」 



VAVA「…旨い。さすが間宮だ」 



VAVA「さて、もうひと働きだ…」 



ボォォ… 



VAVA「水中なら楽だが…あいつらが着いてくるんじゃあ水面を進むしかない」 



ピッ…! 



VAVA「大淀、俺だ。予定より早く第一海域を突破した。続いて第二海域に向かう」 




大淀(了解。提督、無事に帰ったら執務室、改装しましょうね) 




VAVA「そういえば、机と棚があるだけで手付かずだったな。楽しみにしてよう……また連絡する」 



ピッ… 



VAVA「次だ」 



937: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/01(土) 21:38:44.73 ID:hk340Yup0


「オイ、コンナ敵 ガ クルナンテ 聞イテナイゾ!!」 



「本部カラ 連絡ダ!撤退ダッテヨ!!」 



「アリガタイ!アンナ化物 冗談ジャナイゼ!!」 



VAVA「そらよ」ドゥン! 



「ウギャアアアアアアアアアアア!」 




ドカァアアアアーーーーーーーン!! 




VAVA「…」 



VAVA「敵が少ないな…ここは手薄なのか…?」 



ザッ… 



VAVA「…」 



VAVA「おら!」クルッ…ドゥン! 



南方「フン…!」パキン!シュウ~… 



VAVA『フロントランナーでは、威力が低すぎるか…』 



南方「フフフ…」ゴゴゴゴ……! 



南方「イラッシャイ……カンゲイスルワネ……」 


940: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/02(日) 19:19:02.41 ID:PkEvrbNe0

第二海域 



バルルルルルルルッ!! 



ゴゴゴゴォォォォ!!! 



南方「ソコ!」ドォオン!! 



VAVA「フンッ!!」スカッ… 



南方「アタラナイ…!」 



VAVA「そらよ!」ドゥン! 



南方「クッ…」ビシッ! 



ドゥンドゥンドゥン!!! 



南方「グゥッ……イイ腕シテルワネ…ハッ!!」シュタッ! 



VAVA「逃げるのか?」 



南方「逃ゲルモ 何モ、ココハ 私ノ領域ヨ。続キガ シタイナラ 追ッテキナサイナ」 



フッ… 



VAVA「…」 



VAVA「ならば、言う通りに進んでやるだけよ」 



大淀(ザーー……提督?予定よりも三分オーバーです。なにかあったんですか?) 



VAVA「なんでもない。第二海域を突破した。予定通り、第一艦隊を出撃させろ」 



大淀(了解。第一艦隊、抜錨します!!) 



VAVA「待て。敵の姫と遭遇したが、逃がしてしまった。第一艦隊の面々に、姫との遭遇には十分注意するよう伝えろ。最悪、撤退も許可する」 



大淀(わかりました。皆にそう伝えます) 



VAVA「頼む」ピッ! 

941: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/02(日) 19:44:50.57 ID:PkEvrbNe0


横須賀鎮守府 




満潮「期待した甲斐があったわ…さ、次は私たちの出番よ!」 



長門「おうさ!流石提督だ!!」 



扶桑「提督…ご無事で……いきましょう。山城」 



山城「はい…雑兵共を蹴散らしに」 



赤城「皆、準備はいいわね」 



「おー!」 

「いっこうせんのチカラ!みせてやるー!!」 

「敵はどこだー!」 




吹雪「怪我しないでね、叢雲ちゃん」 




叢雲「心配しないで、吹雪。予定通り、手短に済ませてくるわ」 




大淀「第一艦隊、出撃、お願いします!」 



了解!! 


948: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/03(月) 13:51:37.73 ID:sS2B+QVc0
南方要塞 



「南方様 ノ 艤装、整備イソゲー!」 



コツコツ… 



南方「変身前トハイエ…コノ私 ニ 一方的 ニ 当テテクル トハ、アノ時 以来ダワ…」 



南方「…」 



「南方様、後十分ホド オ待チヲ!!」 



南方「アリガトウ。次 ノ 出撃 ニハ 艦爆 モ 使ウ。カタパルト、念入リニネ」 



「防衛戦ニ、棲戦鬼 ノ チカラ ヲ 使ウノ デスカ…?」 



南方「心配 シナイデ。念 ノ タメヨ。敵 モ 死ニ物狂イ ダカラ」 



「ナルホド、流石南方様。カタパルト ノ 整備 取リ掛カリマス」 



南方「ヨロシク」 



「南方様、敵 ノ 別働隊デス!」 



南方「別働隊…?」 



「ハイ、コチラハ 通常 ノ 艦娘デス!友軍 ノ 混乱 ニ 乗ジテ、攻メ込ンデキタ ヨウデス!!」 



南方「ソウ、アノ紫 ノハ 囮 ト イウワケネ……艦娘風情 ガ 舐メタ真似 ヲ」ムッ… 



「南方様!電探 ガ 紫 ノ ヤツ ヲ 見失イマシタ!!」 

「偵察機 モ 応答アリマセン。全機 破壊サレタ ヨウデス!!」 



南方「プロ ネ……確実 ニ コノ 要塞 ヲ 落ス ツモリラシイワ」 



「ナ、南方様!」 



南方「落チ着キナサイ。タカガ 艦娘 数体 ニ 姫クラス ノ 敵一人、潰セヌ 我々デハナイ!!」 



南方「ドウセ、ヤツラガ 目指スノハ ココシカ ナイ。ナラバ、紫 ノハ 後回シ。先 ニ 艦娘 ノ 殲滅 ヲ 優先サセル!!」 



「「「ハッ!!!」」」 


951: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/04(火) 18:29:49.84 ID:zcfFUW930

第二海域 



「シャアアアアッ!!」 



満潮「うざい!」ドン!! 



叢雲「とどめは任せて!!」チャキ…! 



満潮「了解!」ササッ! 



叢雲「やぁ!!」 



ドスッ!! 



「ギャアアアア…!」 



叢雲「ふん…」ドカッ!ズボッ… 



ブクブク… 



叢雲「愚か者。そのまま沈んでなさい」 



シュゴォ!バシャーーー!!! 



「グオォオオオオオオーー!」 



叢雲「まだ残りが!」チャ…! 



長門「ダァーーッ!!」ラリアット! 



ドゴッ!!ドカーーーーーン! 



叢雲「…」 


952: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/04(火) 18:31:27.92 ID:zcfFUW930


赤城「敵影無し…この辺り一帯の敵は、全て倒したようですね」 



長門「そのようだ。大丈夫か?叢雲」MVP! 



叢雲「…ありがとうございます。でも、あれぐらい自分で対処できますから」 



長門「はっはっは!そうだな」 



ピカァ…! 



山城「扶桑姉さま、ドロップですよ」 



扶桑「えぇ、新しいお仲間がくるみたいね」 



阿武隈「こ、こんにちは。軽巡、阿武隈です」 



長門「うむ、私は長門だ。皆で自己紹介をと言いたい所だが、とりあえずこの通信機を耳に付けてくれ」スッ… 



阿武隈「わかりました」スチャ… 



長門「大淀、一人ドロップした。誘導を頼む」ピッ… 



大淀(了解) 



阿武隈「……初めまして、阿武隈です。はい…はい…わかりました。では、皆さん。限定海域、頑張ってください!」シュパー… 


954: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/04(火) 19:51:15.29 ID:zcfFUW930

満潮「よし、ここまで順調ね。そろそろ、帰還しましょう」 



赤城「そうですね。燃料も弾薬も残り少ないですし」 



山城「潮時ね」 



扶桑「提督は、もう第三海域を突破したかしら…」 



叢雲「さぁ…でも心配は無用でしょう。あの人強いですから」 



扶桑「そうね…ありがとう。叢雲ちゃん」 



叢雲「いえ」 



長門「む…!皆、気をつけろ。敵だ!!」 



ゴオォオオオオオオ!!!ピタッ!!!! 




南方「…」 




満潮「大淀さんから聞いたことがある…皆気をつけて!!こいつが、南方棲鬼よ!」 



叢雲「これが…深海棲艦の上位種。何よ、強そうじゃない」チャキッ…! 



赤城「…」キリキリ… 



扶桑「山城…危なくなったら下がるのよ」ジャコン! 



山城「姉さま…この山城が守ります」 



長門「相手にとって不足はない。胸が熱くなってきたぞ…!」 



南方「アマリ…ユックリ シテイラレナイカラ、チョット本気 出スワネ……カァッ…!」ズズズ…ガギィイイイン!!! 



満潮「南方…棲戦鬼。鬼タイプの変身を目の前で見れたなんて、いい土産話ができたわ…!」 



赤城「来ます!!」 



南方「ワタシノ ホウゲキハ…… ホンモノヨ……」 



ドォーーーーーーーーーーンッ!!! 

955: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/05(水) 14:54:37.68 ID:twXI0gVT0



ボォオオオオオオオオオン!! 



赤城「しまった…」中破 



南方「厄介ダッタケド、コレデ アナタハ 手モ足モ出ナイ」 



赤城「皆…!」 



扶桑「赤城さん、下がって!!はぁっ!」 



山城「てぇあっ!」 



ガシィン!!バシィイ!!!グググ…… 



扶桑「う…動かない……」 



南方「ソレデモ 戦艦ナノ??馬力 ガ ナイ。馬力 ガ」グイン!! 



扶桑&山城「「きゃああああああああああ!!!」」バシャア!! 




956: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/05(水) 14:57:21.20 ID:twXI0gVT0


叢雲「イャアアアアアッ!!!」突き!! 



南方「アラ~…?勇マシイコト」スッ… 



バキィン! 



叢雲「そんなっ…!?」 



南方「ナマクラ ネェ」ぺちん… 



叢雲「うわああああああ!」 



南方「次ハ……ア痛…」ボォン! 



満潮「直撃でもダメなの…!?」 



南方「ダメ ミタイ」ドォオン!! 



満潮「うなっ…!!爆風だけで…こんなぁ!?」ブワッ…! 



長門「満潮!!」ガシィ! 



満潮「長門さん…!」ストン… 



長門「次は私が相手だ!!デュワァ!!」正拳突き!! 



南方「オット…アナタ ナラ 少シハ モチソウネ」スカ… 


957: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/05(水) 20:03:34.74 ID:twXI0gVT0


数分後… 



南方「ヤッパリ…粘ルワネェ」 



長門「はぁ…はぁ…」小破 



長門『まずいぞ…中破以上のダメージを受けてしまったら、それこそ勝つ見込みがなくなる…!』 



南方「フフフ…」 



長門「来るっ!一か八か……ダァ!!」 



ボムン!!バシャアアアン!!! 



南方「コレハ…?目クラマシ ノ ツモリ…?オロカナ…」 



南方「コンナ 子供騙シ、通用スルト思ッテルノ…?ソコダ!オチナサイ!!」ドォンッ!! 



カッ!チュドーーーーン!!! 



南方「!?……手応エ ガ オカシイ…?…マサカ!」クルッ!! 



長門「遅い!!」チョップ!! 



ズガァ!! 



南方「チッ…!!」中破 



長門「どうだ!渾身のビッグセブン・チョップ!!」 



南方「ナル……ホド。艤装 ヲ 囮 ニ 使イ、同時 ニ 身軽ニ ナッテ 攻撃 トイウワケカ……」ブツブツ… 



長門「今だみんな!!集中砲火だ!!!」 


958: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/05(水) 20:30:28.55 ID:twXI0gVT0


満潮「旗艦は私だけど…了解!!」 



叢雲「魚雷、撃ち尽くすわよ!!」 



扶桑「主砲、ってぇーーー!!」 



山城「さっきはよくも!!!」 




ドドドドドドドン!!!ドシュドシューーーーー!!!!! 




南方「グ…ウンッ………ウヌゥゥゥゥ…!!」大破 




ドッゴォオオオオオオオオオオオン!!!! 



長門「やったぞ!」 



赤城「油断は禁物です!敵はまだ沈んでいないかもしれません…!」 



モクモク… 



南方「…」ブツブツ… 



959: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/05(水) 20:37:38.07 ID:twXI0gVT0


扶桑「生きて…いる」 



叢雲「化物め…!」 



南方「アノ時 ハ ココマデシカ ナカッタカラ、モット必死 ダッタッケ……アァ、彼女 ニ 申シ訳ガタタナイ…」 



南方「コンナ……コンナニ………下等 ナ ヤツラ ニ、追イ込マレテイルダナンテ…」 



南方「ゴメンナサイ。ドウヤラ……アナタ タチ ヲ 甘ク 見過ギテイタワ」 



南方「ワタシハ…モウ…ヤラレハシナイ!」ギラッ…! 



ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!ザパァ…ザブゥン!! 



満潮「地震…!?波が……」 



赤城「なんて気迫…」 



山城「嘘でしょ…この揺れって……!?」 




ピカァーーッ!!シュゥゥゥゥゥ… 




南方「…」コォ… 



長門「な……!」 



南方「ドウシタ。アマリ ノ 神々シサニ…感動シタカ?」 



長門「変身…していたのではないのか!?」 



南方「冥土 ノ 土産ダ。コノ 姿コソ、私 ノ 真 ノ 姿。南方棲戦姫」 



南方「モウ、遊ビ ハ 終ワリダ……ミナゾコニ…シズメテヤルヨ」ゴゴゴゴ…!! 




ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!! 




きゃあああああああああああああああ!!!!! 

964: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/07(金) 18:41:42.87 ID:Cj/f9Rjm0

長門「はぁ…はぁ………」 



南方「ドイツ モ コイツ モ 弱イ…マトモニ 動ケルノハ モウ 貴様 ダケカ」 



長門「うるさい!皆は、この長門が守る!ダァアアア!!」ミドルキック! 



ゲシィ…!! 



南方「艤装、囮 ニ スルンジャア ナカッタナァ……格闘 ナド、モウ 通ジヌ」 



長門「まだまだ!!ディアアアアアアアア!!!!」パンチ!! 



ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 



南方「…」 



長門「ぐっ……こ、拳が…」ポタ…ポタ… 



南方「言ッタロウガ!」ブン! 



長門「ゼイァ!!……う…ぐぬぬぬぬぬぬ!!!!」グググ… 



南方「コノ 状態 ノ 私 ト チカラ比ベナド…無駄ダ!!」ガシッ!ポイ!! 



長門「うわぁ!?」バシャア!! 



長門「この…長門が……肉弾戦でまったく歯が立たないなんて…」 



南方「当然ダ。貴様ラ ト 私 ト デハ、馬力 ガ 違ウノダ。長門型 ノ 貴様ハ 高々 8万 程度 ダロウ?」 



長門「…!」 



南方「私 ガ 艦娘 ニ ツイテ 何モ 知ラン ト 思ッテイタノカ?私 ハ 沈メタ 艦娘 ノ 艤装 ヲ 集メルノガ 趣味デナ…」



長門「なんてことを!」 



南方「艤装ヲ 調ベレバ、艦娘 ノ 性能 ヲ 把握 スルコトナド 容易ニ デキル」 



長門「どこまでホントか知らんが、私の性能を知ってたらなんだというのだ!艦娘は性能ではない!!」 



南方「果タシテソウカナ?一応言ッテオクガ……私 ノ 馬力 ハ 100万 ヲ 超エテイル」 



966: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/07(金) 19:24:00.45 ID:Cj/f9Rjm0

長門「」 



長門「なんだって?」 



南方「100万馬力 ヨリ 上ダ……ワカルカ?」 



長門「…」サーッ… 



南方「ヨウヤク理解シタヨウダナ。確カニ、チカラ ノ 差ハ アル程度 技術デ ウメル事ガデキル」 



長門「ひひ…ひゃくまん……」ブルッ… 



南方「シカシ、ソレモ 圧倒的 ナ チカラ ノ 前ニハ 無力」 



長門「う…嘘だ!」 



南方「嘘ナモノカ。貴様ガ ドレダケ 小細工 ヲ 弄シテモ、真ッ向カラ 粉砕シテヤル」 



長門「あわわ……こ、こわい…!!」ブルブル… 



南方「フフ…真 ノ 恐怖 ハ 未知 デハナイ。理解 カラ ヤッテクル ノダ」 



長門「い、いやだ…わわわ私は沈みたくない…!」タタッ… 



南方「ナッ…仲間 ヲ 置イテ 逃ゲルトハ……コノ 恥知ラズガ!!!」 



長門「そ、そうだ。皆が……」 



南方「誇リ ノ 無イ 者 ハ 死ネ!沈メッ!!」 





VAVA「くだらねぇな」 





長門「はっ!?提督!!戻ってきてくれたのか!!!」パァ! 



南方「!?……貴様 ハ イツ ノ 間ニ…!!」 



VAVA「そらよ!」バシュ…!! 



プシュン……ボンボンボンボンボンボンッ!!! 



969: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/07(金) 20:02:32.62 ID:Cj/f9Rjm0


南方「何ダ コレハ…!?ウ…グワァッ!?メ…目ガ…!?」 



VAVA「その面。どれだけ厚いか試してやる」ウィン…ピタ… 



南方「?」 



ドゥン!ドゥン!! 



南方「ブワァアアアアア!!……アァ……目ガ……目ガァ…ウゥゥ…チ、チクショウ!!」ドン! 



VAVA「くっ……パワーだけは一流だな」 



南方「ナンナンダ貴様ハ!?何者ナンダ!!!何デ 私 ト 張リ合エルンダ!!!」フラフラ… 



VAVA「…」 



VAVA「俺が何者なのか、それは俺にもわからん。まだ探している途中だ…だが」 



山城「…ん……あ、あいつ………」パチ… 





VAVA「唯一 確かなのは……俺が提督だってことだ!」 





長門「提督…!」 




山城「…」ぽっ…/// 




970: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/07(金) 20:05:42.02 ID:Cj/f9Rjm0




南方「テイトク……提督ダト!?」 




VAVA「おら!」バシュ! 



南方「マ…マタ!?クッ!!」ガバッ!! 




ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンッ!!! 




VAVA「長門!ここは一旦退くぞ。チビ二人は任せた」 



長門「赤城たちはどうする!?」 



VAVA「三人は俺が運ぶ。早く走れっ!!」ガシッ…! 



長門「わかったぁ!!」 



ガシュッ…ガシュッ……!!ダダダーーッ!!! 



972: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/07(金) 20:11:47.18 ID:Cj/f9Rjm0


南方「ウ…ウウゥゥゥ………ガァッ!!」ゴォッ!! 



ブワ!……シーーーーーン… 



南方「ウ~~~……」ゴシゴシ… 



南方「見エル………クッ!!」 



南方「逃ガサン…特ニ 戦艦長門 ト 提督!!」 



「南方サマーーーーー!!」サーーーッ!! 



南方「ン…?ドウシタ!!オ前タチ ニハ 要塞 ヲ 守レ ト 言ッタ ハズダゾ!!」キッ! 



「ヒッ……ソレガ、アノ 紫 ノ ヤツ ノ 攻撃 ヲ 受ケマシテ…我 ガ 方 ハ 混乱状態デス!!南方様、スグ ニ オ戻リヲ!」 



南方「ア…アイツ!!コノ 短イ間ニ ソンナコトマデ…!!ヌガァアア!!」水面叩き!! 




バシャアアアアアアアアアア!!!ゴゴゴゴゴゴ……!!! 




「ウワァ…波ガ…!?」ガタガタ… 


「南方様……新シイ チカラ ハ アマリ 使イ過ギナイ方ガ…」ビクビク… 


「イ、何時モノ 微笑ヲ オ見セクダサイ…南方サマ」 



南方「笑ッテ 勝テルノナラ チカラナド イラン!!戻ルゾ!!!」 



ギュウーーーーン!! 



「何時モノ 南方サマジャナイ…」グスン… 


「ヤッパリ…アノ チカラ ハ 艦娘の呪イ ナンダ……大戦艦 ノ 呪イダ…!!」 


「ソレデモ…我等ハ アノ方ヲ 信ジル シカナイ……ウゥ…」 


982: ◆1oKmZSIAF. 2015/08/08(土) 08:33:45.22 ID:juwr5nWO0


次スレ立てました。 



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VAVA「俺たちの愛機は特別チューンで手がかかってるんだぜ」【艦これ×VAKA Ⅲ】 


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