1: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:42:12.76 ID:CO8rWGOY0
テマリ「」

シカマル「何でこんなに長いこと一緒にいたのに気付かなかったんだろうな」

テマリ「な、何だいきなりお前?! か、可愛いって! ///」

シカマル「ああ、滅茶苦茶かわいい。大きな吊り目も、白い肌も、すべてが可愛い」

テマリ「や、やめろ! 嬉しいけどなんか恥ずかしいからいったんやめろ! ///」

シカマル「いや、やめねえ。いつもは気が強いくせにそうやって恥ずかしがるところもすげえ可愛い」

テマリ「ちょ、ホント何なんだ?! あ、さては何か買いたいからそうやっておだててるんだろ? そうはいかないからな?! ///」

シカマル「いや、お前がいてくれたら俺は何もいらねえ。可愛いお前と結婚できただけで俺は十分幸せだ」ギュッ

テマリ「ぬあああ! やめろおおおお! ///」カアアアアアアア

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引用元: ・シカマル「お前、こんなに可愛かったんだな」

2: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:43:08.76 ID:CO8rWGOY0
シカマル「逆に幸せすぎてバチが当たりそうなくらいだしよ」

テマリ「……ど、どうせドッキリかなんかだろ?! いつも風俗行ってるくせしやがって! ///」

シカマル「こんなに可愛いお前がいるのに他の女見てたなんて俺、どうかしてたぜ」

テマリ「そ、そうだぞ! 妻がいるのにそんなとこ行くなんて普通はあり得ないことなんだからな?! ///」

シカマル「今までのこと、到底許してもらえるとは思ってねえ。だけどどうか俺を捨てないでくれ。お前がいなくなったら俺は生きていけねえ」

テマリ「い、生きていけないって……///」

シカマル「もう二度とお前から目を離さない。お前のこと、本当に愛してんだ」

テマリ「」ポヤーン

シカマル「……つってもあまり信じてもらえそうにねえから、今からお前がどれだけ可愛いかを説明してくぜ」

テマリ「いやいい! 分かったから! お前が愛してくれてるのは分かったからやめろ! これ以上なんか言われたら恥ずかしくて死ぬ! ///」

3: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:44:44.86 ID:CO8rWGOY0
シカマル「まずお嬢様育ちなのに意外と庶民的なとこが可愛い。作ってくれる飯もすべて美味い」

テマリ「ストップ! そこまで! ///」

シカマル「それから結んだ髪の毛がピンッてなってるとこが可愛い。二つ結びも四つ結びもどれもが可愛い」

テマリ「あー! あー! 何も聞こえない! ///」パタパタ

シカマル「すっげえスタイルが良い。腰がキュッてくびれてて超かわいい」

テマリ「そ、そういうシカマルだってすごくカッコいいぞ! まずその余裕をかm///」

シカマル「いや、今俺の話はいい。そんなことよりお前は着物が似合ってて可愛い。上品さと無邪気さが同時に備わってて可愛い」

テマリ「ず、ずるいぞ! お前ばっかり私のこと褒めやがって! ///」

シカマル「それに笑顔が可愛い。ムスっとしてる時さえ可愛い。ありとあらゆる表情が可愛い」

4: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:45:20.80 ID:CO8rWGOY0
テマリ「な、何が目的なんだよォ?! 一体私が何したってんだよォ!! ///」ダッ

シカマル「逃げんな。まだ言いたいことの半分も言ってねえ」

テマリ「これ以上聞いてたらホントに死んじまうだろーが! ///」バタバタ

シカマル「影真似の術」ビヨーン

テマリ「あ、クソッ! 離せえええッ! ///」

シカマル「離さねえ。俺のチャクラが完全に切れるまで、如何にお前が可愛いかを聞いてもらわなけりゃならねえからな」

テマリ「ぬあああああああッ! ///」

5: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:46:32.91 ID:CO8rWGOY0


***


テマリ「」ガバッ

テマリ「……ゆ、夢か」

テマリ「……。我ながら何てこっ恥ずかしい夢見てんだい……///」カアアアアアアア

シカダイ「お、やっと起きたか。母ちゃん、今何時だと思ってんだよ」

テマリ「へ? うわあ! もうこんな時間じゃないか! 起きてんなら何で起こしてくれないんだよ!」

シカダイ「いや、あまりにも幸せそうな夢見てるもんだからよ……。『それ以上可愛いって言うなあ!』って寝言で……」

テマリ「?! ///」

シカダイ「どんな夢見てたのかは知らねーけど、夫婦仲が良好なのはいいことだぜ」プププ

テマリ「と、父ちゃんに言うなよ?! もし喋ったら飯抜きだからな?! ///」

シカダイ「分かってるって……。それから父ちゃんもそろそろ起きろよ」

テマリ「ん?」

シカマル「も、もう少しだけ……」スピースピー

シカダイ「ったく、だらしねーな」

テマリ「……まぁ休日なんだしもう少しくらい寝かせてやりな」ポンポン

シカマル「うへへへ……」スピースピー

シカダイ「……いつになく父ちゃんに甘いな」

テマリ「そ、そんなことはない。私はいつだって夫や息子に優しい、よくできた母だからな」

シカダイ「どんだけ夢の中で愛されてきたんだよ……」ボソッ

テマリ「う、うるさいッ! さっさと居間に行ってろ! ///」

シカダイ「へいへい……」

6: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:47:21.09 ID:CO8rWGOY0


***


テマリ「ふう……。いつもよりたっぷり寝たのに、余計にくたくただ……」ヨッコイセ

シカマル「……か、かわいいぜ……///」ムニャムニャ

テマリ「?! ///」

シカマル「な、何で今まで気づかなかったんだろーな……///」ムニャムニャ

テマリ「……隣でこんな寝言聞かされてたからあんな夢見たのか……」

シカマル「……へへへ。かわいい……///」ムニャムニャ

テマリ「……ったく、たまには夢の中じゃなくて起きてる時に私に言えっての! ///」

シカマル「……へへへ……///」ムニャムニャ

テマリ「……///」フッ

シカマル「……砂隠れの遊郭も……木の葉に負けてねえじゃねえか……///」ムニャムニャ

テマリ「」

7: 名無しさん 2017/01/09(月) 23:55:56.38 ID:CO8rWGOY0
おしまい