7: 名無しさん 2013/11/12(火) 00:28:10.29 ID:OEpUMcxQ0
八幡「とはいえ、文化祭以降、川崎の様子がおかしい。俺何かしたっけ?」
八幡「…あ、川崎。ちっす」
川崎「……っ!」
八幡「いや待てよ。おい、最近どうしたんだ?何で俺を露骨に避けるの?さすがに傷つくよ?」
川崎「お、お前!文化祭で、あ、あたしに何て言ったか覚えてないのか!」
八幡「へ…?…すまん、俺なんか言ったっけ?」
川崎「…え……」
八幡「…何て言ったんだよ……」
川崎「…あ、愛してるって…… 川崎愛してるって言った!!」
八幡「………」
八幡「…あ、川崎。ちっす」
川崎「……っ!」
八幡「いや待てよ。おい、最近どうしたんだ?何で俺を露骨に避けるの?さすがに傷つくよ?」
川崎「お、お前!文化祭で、あ、あたしに何て言ったか覚えてないのか!」
八幡「へ…?…すまん、俺なんか言ったっけ?」
川崎「…え……」
八幡「…何て言ったんだよ……」
川崎「…あ、愛してるって…… 川崎愛してるって言った!!」
八幡「………」
11: 名無しさん 2013/11/12(火) 00:43:56.20 ID:OEpUMcxQ0
ちなみに八幡は原作で本当に言いました
八幡「…そんなことを言ったような言ってないような…」
川崎「言ったよ…!…はっきり覚えてるもん…」
八幡「…まぁ、その、なんだ。悪かったな、そんな誤解されるようなこと言って」
川崎「…え…誤解…?」
八幡「いや、あん時は俺も急いでたっていうか…無意識っていうか」
川崎「………!」
川崎「そ、そんな、あれからあたしがどれだけ、あんたを…!」
八幡「へ?」
川崎「…あ、いや、何でもない!もうあたしに近付くな!」
八幡「…って言ってもなぁ。修学旅行、同んなじ班になっちゃったよ俺たち」
川崎「………」
八幡「…そんなことを言ったような言ってないような…」
川崎「言ったよ…!…はっきり覚えてるもん…」
八幡「…まぁ、その、なんだ。悪かったな、そんな誤解されるようなこと言って」
川崎「…え…誤解…?」
八幡「いや、あん時は俺も急いでたっていうか…無意識っていうか」
川崎「………!」
川崎「そ、そんな、あれからあたしがどれだけ、あんたを…!」
八幡「へ?」
川崎「…あ、いや、何でもない!もうあたしに近付くな!」
八幡「…って言ってもなぁ。修学旅行、同んなじ班になっちゃったよ俺たち」
川崎「………」
19: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:04:58.32 ID:OEpUMcxQ0
川崎「そんなの聞いてない…」
八幡「お前が寝てるのが悪い。今日の放課後に、修学旅行2日目に周る場所決めるらしいぞ。まだ提出してないの俺たちの班だけだからな」
川崎「わ、私はいい!帰って勉強すr」
海老名「あ、サキサキ!今日の打ち合わせ、サキサキも来るよね!?」
川崎「えっ!?あ、うん……」
八幡「お前が寝てるのが悪い。今日の放課後に、修学旅行2日目に周る場所決めるらしいぞ。まだ提出してないの俺たちの班だけだからな」
川崎「わ、私はいい!帰って勉強すr」
海老名「あ、サキサキ!今日の打ち合わせ、サキサキも来るよね!?」
川崎「えっ!?あ、うん……」
21: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:12:24.99 ID:OEpUMcxQ0
-放課後-
川崎「……」
海老名「…サキサキ、何で怒ってるの?」
川崎「え、な、何でもないし。別に怒ってないから気にしないで」
八幡「で、川崎。この前お前の弟が言ってた寺ってどこだっt」
川崎「お、お前は話しかけるな!!」
一同「……。(何があったのこの2人…)」
川崎「……」
海老名「…サキサキ、何で怒ってるの?」
川崎「え、な、何でもないし。別に怒ってないから気にしないで」
八幡「で、川崎。この前お前の弟が言ってた寺ってどこだっt」
川崎「お、お前は話しかけるな!!」
一同「……。(何があったのこの2人…)」
22: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:18:56.33 ID:OEpUMcxQ0
-修学旅行2日目-
八幡「おっ、小町に買うお守りはこれでいいな。おい川崎、お前も弟にこれ買ってってやれば」
川崎「…言われなくてもそのつもりだよ。大志には絶対合格して欲しいからね」
八幡 (このブラコンめ…)
川崎「…ところで、みんなはどこに行った?」
八幡「え?…あれ。…もしかしてはぐれちゃった?」
八幡「おっ、小町に買うお守りはこれでいいな。おい川崎、お前も弟にこれ買ってってやれば」
川崎「…言われなくてもそのつもりだよ。大志には絶対合格して欲しいからね」
八幡 (このブラコンめ…)
川崎「…ところで、みんなはどこに行った?」
八幡「え?…あれ。…もしかしてはぐれちゃった?」
24: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:26:05.97 ID:OEpUMcxQ0
八幡「…メールも通じない。人が多すぎるからっぽいな。とりあえず、この訳わからん人混みから出よう。行くぞ」
川崎「うん…。って、わっ!?」
八幡「どうした?…あっ……(しまった。小町の時のくせで、つい手を握ってしまった…)」
八幡「その、悪い。俺たちまではぐれたらまずいと思って…」
川崎「……別に、いいよ………」
川崎「うん…。って、わっ!?」
八幡「どうした?…あっ……(しまった。小町の時のくせで、つい手を握ってしまった…)」
八幡「その、悪い。俺たちまではぐれたらまずいと思って…」
川崎「……別に、いいよ………」
30: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:40:43.83 ID:OEpUMcxQ0
八幡 (…よし。人も少なってきたな。 …っ!?)ドンッ
男A「…あ?おい、痛えんだけど」
八幡「! …すみませんでした。不注意でした」
男B「ちょっと、なにこいつウケね?てかカップルですかー?ガキが調子にのんじゃねーよww」
川崎「…ちょっと、あんたら。比企谷謝ってんじゃん。大体、ぶつかってきたのはそっちでしょ!」
八幡「おい川崎!やめとけ!」
男A「あれー?何その態度ー?おこだよ俺らー?おーいみんなー、集合ー。生意気なクソガキカップル発見しちゃったんだよね」
男A「…あ?おい、痛えんだけど」
八幡「! …すみませんでした。不注意でした」
男B「ちょっと、なにこいつウケね?てかカップルですかー?ガキが調子にのんじゃねーよww」
川崎「…ちょっと、あんたら。比企谷謝ってんじゃん。大体、ぶつかってきたのはそっちでしょ!」
八幡「おい川崎!やめとけ!」
男A「あれー?何その態度ー?おこだよ俺らー?おーいみんなー、集合ー。生意気なクソガキカップル発見しちゃったんだよね」
39: 名無しさん 2013/11/12(火) 01:55:58.06 ID:OEpUMcxQ0
八幡・川崎「……!!」
八幡 (おいおい、何なのこれ。どっから湧いてきたのこの人たち。ゴキブリなの?)
男たちの誰か「ナイスタイミング。この人混みじゃん?イラついてたんだよね。ってことで、お前ら半殺し確定な」
八幡「ほんとすいませんでした。マジで反省してます。川崎も謝れ」
川崎「だ、だってあっちが」
八幡「いいから謝れ」
川崎「……すみませんでした」
男たちの誰か「えー?伝わってこねぇなぁ。あ、土下座してよ、彼氏くん?」
川崎「あ、あんたいい加減に…!しかもこんな人が多いところで…!」
八幡「……」
川崎「…ちょっと比企谷、まさかやんないよね?やめてよ?そんなことする必要ない!」
八幡「……」スッ
一同「!!」
八幡「…すみませんでした……」
八幡 (おいおい、何なのこれ。どっから湧いてきたのこの人たち。ゴキブリなの?)
男たちの誰か「ナイスタイミング。この人混みじゃん?イラついてたんだよね。ってことで、お前ら半殺し確定な」
八幡「ほんとすいませんでした。マジで反省してます。川崎も謝れ」
川崎「だ、だってあっちが」
八幡「いいから謝れ」
川崎「……すみませんでした」
男たちの誰か「えー?伝わってこねぇなぁ。あ、土下座してよ、彼氏くん?」
川崎「あ、あんたいい加減に…!しかもこんな人が多いところで…!」
八幡「……」
川崎「…ちょっと比企谷、まさかやんないよね?やめてよ?そんなことする必要ない!」
八幡「……」スッ
一同「!!」
八幡「…すみませんでした……」
43: 名無しさん 2013/11/12(火) 02:04:56.55 ID:OEpUMcxQ0
男たちry「え!?マジでやりやがったよこいつww超ウケるってマジで!!」
川崎「ひ… 比企谷……!!」
男たちry「あーw 君、もう良いよー。何か見てるこっちが恥ずかしいわw じゃあね、今度から気をつけてねーww」
八幡「………。」ポンポン
川崎「あ、あんたって奴は…!なんで…!!」
八幡「…良いんだよ別に。何とも思わないなら気にするな。土下座は俺の奥義でもあるしな」
由比ヶ浜「あっ!いた!!ヒッキー、川崎さーん!おーい!」
川崎「………」
川崎「ひ… 比企谷……!!」
男たちry「あーw 君、もう良いよー。何か見てるこっちが恥ずかしいわw じゃあね、今度から気をつけてねーww」
八幡「………。」ポンポン
川崎「あ、あんたって奴は…!なんで…!!」
八幡「…良いんだよ別に。何とも思わないなら気にするな。土下座は俺の奥義でもあるしな」
由比ヶ浜「あっ!いた!!ヒッキー、川崎さーん!おーい!」
川崎「………」
47: 名無しさん 2013/11/12(火) 02:20:45.31 ID:OEpUMcxQ0
-夜・ホテルの部屋-
戸塚「八幡、どうしたの?」
八幡「…え?何だ、別に何もないぞ」
戸塚「…だって、今ウノって言わなかったから」
八幡「……あっ」
材木座「さあ八幡!罰ゲームを選ぶのだ!!我にジュースを買ってくるか、ラーメンを買ってくるか!!」
八幡「…どっちにしても買い出しは決定なのか。分かったよ、ジュースな」
戸塚「僕のもお願いね、八幡!」
八幡「任せろ。それじゃ行ってくるわ」ガチャ
川崎「っ……!」ビクッ
八幡「……お前、男子部屋の前で何してんだ…」
川崎「…ひ、比企谷、ちょっといい…?」
戸塚「八幡、どうしたの?」
八幡「…え?何だ、別に何もないぞ」
戸塚「…だって、今ウノって言わなかったから」
八幡「……あっ」
材木座「さあ八幡!罰ゲームを選ぶのだ!!我にジュースを買ってくるか、ラーメンを買ってくるか!!」
八幡「…どっちにしても買い出しは決定なのか。分かったよ、ジュースな」
戸塚「僕のもお願いね、八幡!」
八幡「任せろ。それじゃ行ってくるわ」ガチャ
川崎「っ……!」ビクッ
八幡「……お前、男子部屋の前で何してんだ…」
川崎「…ひ、比企谷、ちょっといい…?」
52: 名無しさん 2013/11/12(火) 02:43:08.60 ID:OEpUMcxQ0
八幡「…?まぁ、丁度これから買出しに行くとこだったし、別に良いけどよ」
川崎「…そうか。ありがと」
-外-
八幡 (なんで自動販売機が外にあるの?寒いんだけど)
八幡「マックスコーヒー、マックスコーヒーっと…。お前も飲むか、マックスコーヒー」
川崎「うん。はいお金。…でね、比企谷、話っていうのは…」
八幡「おう。なんだ?」
川崎「あ、あの、その… 。今日は、ありがとう」
八幡「…何だそんなことか。そんな大したことじゃないだろ。いいって」
川崎「た、大したことだよ!あんな、人が多いところで土下座までしてくれて…。例えあたしのためじゃないとしても、なんか、嬉しかったというか…。あと、ごめんね。あたしが突っかかっちゃったせいで、あんなことになって…」
川崎「…そうか。ありがと」
-外-
八幡 (なんで自動販売機が外にあるの?寒いんだけど)
八幡「マックスコーヒー、マックスコーヒーっと…。お前も飲むか、マックスコーヒー」
川崎「うん。はいお金。…でね、比企谷、話っていうのは…」
八幡「おう。なんだ?」
川崎「あ、あの、その… 。今日は、ありがとう」
八幡「…何だそんなことか。そんな大したことじゃないだろ。いいって」
川崎「た、大したことだよ!あんな、人が多いところで土下座までしてくれて…。例えあたしのためじゃないとしても、なんか、嬉しかったというか…。あと、ごめんね。あたしが突っかかっちゃったせいで、あんなことになって…」
53: 名無しさん 2013/11/12(火) 02:43:55.78 ID:OEpUMcxQ0
八幡「それはそうだな。川崎、ちょっとお前ツンツンしすぎだよ?不良なの?」
川崎「ふ、不良じゃないし!…お前の前じゃなければ、こんなにツンツンしてないよ」
八幡「え?なに、お前そんなに俺のこと嫌いなの?」
川崎「違くて!何というか、お前の前じゃ、素直でいられなくて… 変な意識しちゃって…!」
八幡「…!」
川崎「お、お前が!…文化祭のあの時、あんなに変なことを言うから……!」
八幡「…えーと、つまり…?」
川崎「つまり…… あたしは、お、お前のことが… 好きだ」
川崎「ふ、不良じゃないし!…お前の前じゃなければ、こんなにツンツンしてないよ」
八幡「え?なに、お前そんなに俺のこと嫌いなの?」
川崎「違くて!何というか、お前の前じゃ、素直でいられなくて… 変な意識しちゃって…!」
八幡「…!」
川崎「お、お前が!…文化祭のあの時、あんなに変なことを言うから……!」
八幡「…えーと、つまり…?」
川崎「つまり…… あたしは、お、お前のことが… 好きだ」
59: 名無しさん 2013/11/12(火) 02:55:41.92 ID:OEpUMcxQ0
八幡「…は……?」
川崎「だ、だから!お前のことが好きだって言ってるんだよ!」
八幡「…い、いやぁ、お前。冗談きt」
川崎「捻くれてるところも!理屈っぽいところも!そのくせ大事なところでは何の言い訳もしないところも!あと、スカラシップを教えてくれた時も、今回も、お前は…!何だかんだで、あたしを助けてくれた…!」
八幡「ちょっと、落ち着けって!」
川崎「だ、だから!お前のことが好きだって言ってるんだよ!」
八幡「…い、いやぁ、お前。冗談きt」
川崎「捻くれてるところも!理屈っぽいところも!そのくせ大事なところでは何の言い訳もしないところも!あと、スカラシップを教えてくれた時も、今回も、お前は…!何だかんだで、あたしを助けてくれた…!」
八幡「ちょっと、落ち着けって!」
62: 名無しさん 2013/11/12(火) 03:05:42.35 ID:OEpUMcxQ0
川崎「ねぇ、あたしは知ってるよ。相模さんの件だって、あんた、相模さんのためにあんな汚れ役をやったんでしょ。相模さんを敵にしないために!」
八幡「…それは違う。とりあえず落ち着け」
川崎「…あ、ごめん…あたし……」
八幡「……そうか、分かった。お前も罰ゲームなんだな。嫌だよな、罰ゲーム。俺も今罰ゲームでさ、今買出ししてんだよ」
川崎「…は……?何それ、違うよ!罰ゲームじゃない!あたしは本当に…!」
八幡 (俺は信じない。中学の時、罰ゲームで告白されたのを俺は忘れない)
川崎「……じゃあ、こうしたら信じてくれる…?」
ギュッ
八幡「!!おい、何でお前、抱きついて…!」
川崎「だから…… 好きなんだってば」
八幡「…それは違う。とりあえず落ち着け」
川崎「…あ、ごめん…あたし……」
八幡「……そうか、分かった。お前も罰ゲームなんだな。嫌だよな、罰ゲーム。俺も今罰ゲームでさ、今買出ししてんだよ」
川崎「…は……?何それ、違うよ!罰ゲームじゃない!あたしは本当に…!」
八幡 (俺は信じない。中学の時、罰ゲームで告白されたのを俺は忘れない)
川崎「……じゃあ、こうしたら信じてくれる…?」
ギュッ
八幡「!!おい、何でお前、抱きついて…!」
川崎「だから…… 好きなんだってば」
64: 名無しさん 2013/11/12(火) 03:18:59.14 ID:OEpUMcxQ0
八幡「あっ…おい… む、胸が手に当たってるぞ…」
川崎「っ… いい… そのまま触ってろ」
八幡「いやそういう訳にもいかんでしょ」
川崎「…お前は… お前はどうなんだ。お前はあたしのことをどう思ってるんだ…」
八幡「…知りたいか?」
川崎「……うん」
八幡「じゃあ… 目を閉じろ」
川崎「…わかった」
川崎「……んっ」チュッ
八幡「……分かったか」
川崎「うん… でも、それズルいよ…」
八幡「……お互い様だ」
終わり
川崎「っ… いい… そのまま触ってろ」
八幡「いやそういう訳にもいかんでしょ」
川崎「…お前は… お前はどうなんだ。お前はあたしのことをどう思ってるんだ…」
八幡「…知りたいか?」
川崎「……うん」
八幡「じゃあ… 目を閉じろ」
川崎「…わかった」
川崎「……んっ」チュッ
八幡「……分かったか」
川崎「うん… でも、それズルいよ…」
八幡「……お互い様だ」
終わり
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アンタが正解な、よくこんな違和感丸出しの文章書けたな。
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