110: 名無しさん 2019/03/26(火) 21:53:39.41 ID:vxfIq2Mxo
夏樹「おいおい、大丈夫か?」 

炎陣P「ちょっち今日は厳しいわー……」 

里奈「ボスPちゃん、昨日も飲み過ぎー?」 

炎陣P「そうでもないと思ったんだけどねー……」 

涼「シャキッとしてくれよ、プロデューサーサン」 

炎陣P「あー……」 


炎陣P「拓海が今度の衣装でフリフリ着てくれたら頑張れるわー……」 


拓海「意味がわかんねぇぞコラァ!?」


引用元: ・武内P「泥酔、ですか」

111: 名無しさん 2019/03/26(火) 21:56:56.03 ID:vxfIq2Mxo
夏樹「だとさ、拓海?」 

拓海「着ねえっつってんだろ!?」 

炎陣P「うぷっ!?」 

里奈「まぢヤバ!?  リバっちゃう系!?」 

涼「ここで吐かないでくれよ!?」 

炎陣P「う……おえっ……」 


炎陣P「ピンクの……フリフリ……!」 


拓海「馬鹿言ってねぇで、さっさとトイレ行って来いや!」

112: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:02:50.49 ID:vxfIq2Mxo
  ・  ・  ・ 

炎陣P「……あー、きっつい」 

夏樹「そんなんで仕事になるのかい?」 

炎陣P「美少年のカレシが欲しいわー……中学生くらいの」 

里奈「ボスPちゃん!? その発言はまぢでヤバいって!」 

涼「……今日は仕事になりそうにないな」 

炎陣P「しょーがないでしょー……ストレス溜まるんだって」 


炎陣P「拓海ちゃーん……水買ってきてー……」 

炎陣P「フリフリじゃなく、フリッ位にしとくからさー……」 


拓海「おおっ、マジか! 二言はねぇな!?」 

拓海「……」 

拓海「いや、オイ! アタシをパシる気か!?」

113: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:08:18.62 ID:vxfIq2Mxo
   ・  ・  ・ 

炎陣P「……プハーッ!」 

炎陣P「うん、だーいぶマシになった!」 

夏樹「強くないのに、そんなに飲むからだぞ?」 

炎陣P「まあ、わかってるんだけどねー……」 


炎陣P「お酒の席って、結構大切なのよ?」 

炎陣P「特に、アンタ達の担当してるとね」 


四人「……」 


炎陣P「まあ、ビールはどの時期に飲んでも美味しいけどねん♪」 


四人「……おいおい」

114: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:15:58.21 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「ホラホラ、レッスン行って来なさい」 

炎陣P「お仕事お仕事!」 


夏樹「まあ、ここで話してても仕方ないしな」 

里奈「行ってくるねー♪ オミヤゲは何が良い?」 


炎陣P「315プロのピエールきゅんが良いな」 


涼「はぁ……目がちょっと本気なんだよな」 

拓海「戻ってもまだ腑抜けてるようなら、気合入れっからな!?」 


炎陣P「はいはーい」 


ガチャッ、バタンッ! 


炎陣P「あー……学生の頃より弱くなったなー……」

115: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:20:51.15 ID:vxfIq2Mxo
  ・  ・  ・ 

ガチャッ 

亜季「おはようございます……」 


炎陣P「おはよー……って、元気ないわね」 

炎陣P「いつもの元気はどこ行ったの?」 


亜季「いえ……私も、昨日は飲みすぎたであります」 

亜季「プロデューサー殿は、大丈夫でありますか?」 


炎陣P「まあねー」 

炎陣P「……顔がちょっちむくんでる位?」 


亜季「……あはは」

116: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:25:35.09 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「だから言ったでしょー?」 

炎陣P「あんな飲み会、付いて来るものじゃない、って」 


亜季「いえ……自分は、仮にも年長者でありますから」 

亜季「プロデューサー殿のお手伝いが少しでも出来るようになれば、と」 

亜季「……結果は……逆に、気を遣わせてしまって」 

亜季「――申し訳ありませんでした!」バッ! 


炎陣P「良いの良いの、気にしないで」 

炎陣P「アイドルを守るのは、プロデューサーの役目だからね」 

炎陣P「ん? サーじゃなくて、プロデューマム?」 


亜季「あ、いや……プロデューサーで問題ないかと」

117: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:30:42.40 ID:vxfIq2Mxo
亜季「しかし……その……」 


炎陣P「プロデュース方針に関して色々言われてたんだ、って?」 


亜季「……はい」 

亜季「私達が、今のように……自分らしく、アイドル活動が出来る」 

亜季「それは――」 


炎陣P「――それは、亜季達自身の力」 

炎陣P「私がやってるのなんて、ちょっと道を整備してるだけよ」 

炎陣P「だから、ちゃーんと自信を持ちなさい」 


亜季「……はい!」

118: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:34:44.64 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「大体、男共は自分の欲望に忠実すぎるのよ」 

亜季「は、はあ……」 


炎陣P「――スタイルが良いんだからグラビアの仕事を増やせ」 

炎陣P「とか!」 

炎陣P「――もっと一般受けするように指導していけ」 

炎陣P「とか!」 


亜季「……」 


炎陣P「……ゴメン、愚痴った」 


亜季「い、いえ! お気になさらないでください!」

119: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:40:07.24 ID:vxfIq2Mxo
亜季「しかし……」 

炎陣P「ん? 何ー?」 

亜季「その言葉にも……一理あるかと」 

炎陣P「……まあねー」 


炎陣P「やっぱり、仕事だから」 

炎陣P「売れるように……っていうのは当たり前の事」 

炎陣P「確かに、言われた通りにすればお金は手に入る可能性は高い」 


亜季「……」 


炎陣P「でも、それじゃつまらないでしょ?」 


亜季「つ、つまらない……で、ありますか?」

120: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:45:13.79 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「スタイルが良くて、いっぱい愛想を振りまいて」 

炎陣P「……別に、そういうアイドルを否定する訳じゃないのよ?」 

炎陣P「私、どちらかと言うとそういう子好きだし」 

炎陣P「キューンと来て、抱きしめちゃいたくなるのよねー」 


亜季「……ならば、何故?」 

亜季「どうして、つまらないと思うのですか?」 


炎陣P「んー……」 

炎陣P「別に、アンタ達がそれをやる必要は無いから、かな?」 


亜季「……はい?」

121: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:51:13.99 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「何て言えば良いのかしら……」 

炎陣P「んー、ポエムくんなら、詩的に表現するんだろうけど……」 

亜季「ポエムくん?」 

炎陣P「そう、ポエムくん」 

亜季「……ああ、あの人でありますか」 


炎陣P「あー……階段を登る、って言うでしょ?」 

炎陣P「アイドルとして、成長したり、ファンが増えたり、活動の幅が広がる事を」 

炎陣P「亜季が仲良くしてる、楓ちゃんとか言ってるの聞いたこと無い?」 


亜季「ありますな」

122: 名無しさん 2019/03/26(火) 22:55:34.32 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「じゃあ、階段を登るのが、正しい事だとします」 

炎陣P「それってつまり、上に行く、って事でしょ?」 

亜季「そう……で、ありますな」 

炎陣P「そこで一つ、疑問が生まれるのよ」 


炎陣P「――上に行くためには、階段しか無いのかな?」 

炎陣P「って」 

炎陣P「――他にも、色々手段があるんじゃないかな?」 

炎陣P「ってね」 


亜季「……な、成る程?」

123: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:01:16.07 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「んー、難しい?」 

亜季「しょ、少々……難解であります」 

炎陣P「じゃあ、こう例えましょっか」 

亜季「……」 


炎陣P「今から、北海道に行くとするわよね」 

炎陣P「色々、ルートが考えられない?」 


亜季「そう……でありますな」 

亜季「空路、陸路、海路……それも、無数のルートがあります」 

亜季「……ああ!」 


炎陣P「そゆこと♪」

124: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:10:19.25 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「テッペン取る、だっけ?」 

亜季「はい、拓海が言っていたであります」 

炎陣P「面白い事言う子よねー」 


炎陣P「――要は、トップアイドルになれば良いの」 

炎陣P「舗装された階段を登るのは、一番楽」 

炎陣P「……でも、アンタ達は違うでしょ?」 


亜季「……そうですなぁ」 

亜季「私達は、階段を登るよりも……」 

亜季「……獣道を行軍する方が向いていると思われます!」ニカッ! 


炎陣P「女子力低い発言よねぇ……」

125: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:18:54.98 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「だけど、そこはホラ……私も会社人だし?」 

炎陣P「上手くやっていく必要があるってわけ」 

亜季「いや……あの戦闘での立ち回り、見事でありました」 

炎陣P「ナイスバディで、悩殺しちゃうわよん♪」クネッ! 


炎陣P「……とまあ、そんな感じかなー」 

炎陣P「すぐに売れたい、って言うなら方針を変えるわよ?」 

炎陣P「もう、こーんな面積の小さい水着来ちゃってさー?」 


亜季「そ、それは遠慮したいであります……!」 


炎陣P「あはは!」

126: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:24:59.33 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「今回は、どうしても亜季が付いて来るって言ったから……」 

炎陣P「だから、一緒に来て貰ったわけなんだけど」 

亜季「はい」 

炎陣P「……悪いわね」 


炎陣P「アンタ、ああいう席はしばらく待機」 


亜季「ど、どうしてでありますか!?」 


炎陣P「はわはわしちゃって、使い物にならないからよ」 

炎陣P「やっぱり、まだまだ子供よねー」 


亜季「……む、無念!」

127: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:33:18.52 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「……さて! そろそろ仕事しますかー!」 

亜季「あの……一つ、お聞きしても?」 

炎陣P「ん? 何ー?」 

亜季「自分らしくアイドル活動出来るのは、自身の力ならば……」 


亜季「……その」 

亜季「たまに――妙に可愛らしい系の衣装や」 

亜季「かなりキワドイ衣装があるのは、どうしてでありましょうか?」 


炎陣P「自分でも気付いてない魅力を引き出す……これも仕事」 

炎陣P「それに、持ってるカードを一切使わない……これは怠慢」 

炎陣P「あとは、私の趣味って所かな?」 


亜季「……最後のは、聞きたくありませんでしたなぁ」

128: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:39:52.81 ID:vxfIq2Mxo
炎陣P「あ、この話はオフレコね」 

亜季「……了解であります」 

炎陣P「ん? 妙に素直ね?」 

亜季「何か、考えがあるでしょうから」 

炎陣P「ま、ねー」 


炎陣P「変に気を遣われるとさー、疲れるじゃない?」 

炎陣P「私、疲れるの嫌なのよねー」 

炎陣P「一週間位休み取って、ハワイにでも行きたいわー」 


亜季「……ふふっ」 

亜季「そういう事にしておくでありますよ」

129: 名無しさん 2019/03/26(火) 23:59:21.73 ID:vxfIq2Mxo
亜季「それでは、私は帰投するであります」 

亜季「本日は休暇でしたが、顔を見に来ただけなので」 

炎陣P「えー、ずるーい」 

亜季「ずるくはありません」 


炎陣P「あ、良いこと思いついた」 

炎陣P「ハワイでのグラビア撮影の仕事を入れたら……」 

炎陣P「……会社の経費でハワイに行けるんじゃない?」 


亜季「……」 

亜季「さっきまでの話は、どこへ行ったでありますか!?」 


炎陣P「良いじゃない、セクシーな水着!」 

炎陣P「ハワイで、サービスサービスぅ♪」 


亜季「背中から撃たれた気分でありますよ!」 




おわり