1: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:15:53.683 ID:mWMhri/+0
桃「夢に潜りこむなんて能力考えればきりがないくらい悪用方があるし」

シャミ子「悪用方…まったく思いつきません。もしかして桃の方がまぞくに向いてるんじゃ?」

桃「ないない。昔そういう人たちの相手をしてたから悪い手口をよく知ってるってだけ」

シャミ子「悪い手口!桃、私悪い手口知りたい!」キラキラ

桃「駄目だよシャミ子。こんな凄い力の悪用方をホイホイ教えるわけにはいかない」

シャミ子「そこをなんとか。今ならたまさくらちゃんの限定ポストカードがついてきます」スッ

桃「そういえば昔、子供たちに水遊びしたりする楽しい夢を見せる敵がいた気がするな」

シャミ子「えっ?楽しい夢?いい人じゃないですか」

桃「うん、それが盲点だったんだ。その夢のせいでおねしょをする子供たちが大量に出てきてね…」

シャミ子「そんな落とし穴がっ!恐ろしい悪用方です!」

桃「うん、怖いよね。この歳でそれは避けたい」

シャミ子「たしかに…この歳でおねしょは厳しいものがあります」

桃「わかってると思うけどシャミ子は真似しちゃ駄目だよ。絶対にだからね」

シャミ子「わかってますよ。絶対にやりません」(いいことを聞きました!)

引用元: ・桃「シャミ子が夢魔の力を悪用しないか心配」

4: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:17:17.440 ID:mWMhri/+0
その日の夜

シャミ子「ごせんぞ!桃色魔法少女おねしょ大作戦です!」

リリス「シャミ子や、いつにも増してやる気に満ち溢れているではないか」

シャミ子「当たり前ですごせんぞ!これで桃が漏らしたところを写真に収め桃の弱みを握るんです」

リリス「桃の泣きっ面を拝めるチャンスだな」

シャミ子「そしてその弱みを使って私の眷属にしてみせます!」

リリス「完璧な計画だな!それでは今夜も余がサポートしてやる!さっそく桃の夢に行ってこい!」

6: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:18:50.722 ID:mWMhri/+0
桃の夢

シャミ子「さて、勢いで来たもののどうやって桃にごまかしましょう。絶対にやるなって言われてたし」

リリス「ノープランだったのか……もう適当に『来ちゃった(はぁと』とかでいいと思うぞ」

シャミ子「なんですか『(はぁと』って!それじゃあまるで桃に会いたくて来たみたいじゃないですか!」

リリス「うーん、桃ならそれで受け入れてくれるような気がs」

ガチャッ

桃「あれ?シャミ子?」

シャミ子「ひゃっ!桃!」

8: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:20:50.756 ID:mWMhri/+0
桃「どうしたの?こんなところで」

シャミ子「い、いえ、えーっと…そ、そうです。まぞくとしてのトレーニングをしていたんです」

桃「トレーニングか。そっか、そういうことなら私も付き合うよ」

シャミ子「えっ?いえ大丈夫です。桃はゆっくり寝ててください」

リリス(いやこれは好都合だぞ。このまま一緒に行動してどんどん水責めにするのだ!)

シャミ子(なるほど!さすがごせんぞ!)

桃「あと、さっきリリスさんの声も聞こえた気がするんだけど」

リリス(余はおらんと言えシャミ子)ビクビク

シャミ子(無理ですごせんぞ、バレバレです)

桃「リリスさん視てるよね?夢の中にリリスさんの魔力を感じる」ニコッ

リリス(あぁーっ、電波が急に悪く…頑張れシャミ子…応え…しとr…ぞ…)プツン

シャミ子「っ!?」(ごせんぞ?ごせんぞー!?)

桃「どうしたのかなシャミ子」

シャミ子「い、いえなんでもありません」

桃「それじゃあ特訓しよう」

シャミ子「そうですね……」

9: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:23:20.960 ID:mWMhri/+0
桃「まず最初はイメージしたものを出してみようか」

シャミ子「意外です。桃のことだから筋トレとかランニングとかいうと思ってました」

桃「ここは夢の中だからね。筋トレしてもそれほど効果ないし。それともする?筋トレ」

シャミ子「いえやめときます。何か出します何か…何を出しましょう?」

桃「それじゃあ喉が渇いたから飲み物とか出してみて」

シャミ子「それなら簡単です」ポン!

シャミ子「どうぞ、コーラです」

桃「ありがとうシャミ子」ゴクゴク

シャミ子(しめしめ、たっぷり水分をとってます)

シャミ子「どうですか?なにか違和感とかないですか?」(現実世界の下半身がしっとりするとか)

桃「違和感なんてないよ。完璧なコーラだった。やるねシャミ子」

シャミ子「っ!…それはどうもありがとうございましたーっ!」


『頑張れシャミ子 次は2Lボトル(炭酸抜き)で挑戦するんだ!』

11: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:25:19.355 ID:mWMhri/+0
桃「ごちそうさま。さて、次は体でも動かそうか?」

シャミ子「いやいや、さっき筋トレは効果ないって言ってませんでした?」

桃「違う違う。筋トレじゃないよ?ちょっと動きながら飛び道具で撃ち合いしようってだけだよ?」

シャミ子「死んじゃいます!!」

桃「前にシャミ子には飛び道具が向いてるんじゃないかって話をしたよね」

シャミ子「そういえばそんなこともあった気がしますけど」

桃「だから敵の魔法少女と飛び道具対決になったときのために体の動かし方だけでも練習しようと思って」

シャミ子「手加減してください!あとまだ私飛び道具覚えてません!」ウルウル

桃「仕方ないなシャミ子は。じゃあ今回は水鉄砲でやってみよう」

シャミ子「よかった。水鉄砲なら死なずに済みそうです」

桃「もちろん相手の弾は死ぬ気で避けて、自分は相手を”必ず殺す技”を放つつもりで撃つんだよ?」

シャミ子「そういう生々しい表現は止めてもらえませんか!?本当に水鉄砲でやるんですよね?」

桃「実戦形式だから」

12: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:28:10.093 ID:mWMhri/+0
シャミ子(偶然とは言えこれで水を正々堂々とぶっかけられます!覚悟しろ桃!)

桃「じゃあ出して」

シャミ子「へ?」

桃「水鉄砲くらい出せるよね?」

シャミ子「ちょっとそれは…」

桃「出せないの?」

シャミ子「そもそも水鉄砲で遊んだ経験が乏しくてイメージできないです…」

桃「そっか、それじゃあ今回は私のでやろうか」ガチャガチャ

シャミ子「なんかすごい本格的な水鉄砲が出ました!しかもドでかい!」

桃「最近の水鉄砲はよく飛ぶんだよ」シャコシャコ

シャミ子「えっ?なんで桃がイメージで物を作り出せるんですか?」

桃「これは私の夢にたまたまあったんだよ?」

シャミ子「たまたま?こんなのが?」

桃「うん、たまたま寝る前に水鉄砲を整備して枕元に置いて寝たから夢に出たんだと思う」

シャミ子「何故そんなもの持ってる!ハッ!まさか現実でもこれで特訓させるつもりだな貴様!」

桃「その話は一旦置いとこうか」

14: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:30:37.630 ID:mWMhri/+0
シャミ子「うー…仕方ない。今回はこれでやってやる!」ガチャリ

桃「じゃあ濡れてもいい服に着替えて」

シャミ子「なんで着替える必要があるんですか!」

桃「パジャマだと動きづらいでしょ?体操服出してみよう」

シャミ子「体操服、体操服出ろー」ポン

シャミ子「あっ、出ました体操服。なんだかんだ言って最近お世話になってましたしね」

桃「……」スッ

シャミ子「ん?今何か隠しませんでした?何か白いラインの入った紺色の布が見えましたけど」

桃「何のことかな?さ、始めよう」

15: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:32:44.285 ID:mWMhri/+0
桃「冗談だよシャミ子。じゃあ次はお風呂にでも入ろうか」

シャミ子「なんで急にお風呂!?ハッ!まさか駄目駄目だった私を釜茹でに!?」ブルブル

桃「釜茹で?違う違う。それだけ濡れたんだし体が冷えて風邪ひいたらいけないから」

シャミ子「そんなことないで ックシュン…」ブルブル

桃「ほら言わんこっちゃない」

シャミ子「なんか急に寒くなってきました…お風呂入りたいです」ブルブル

桃「うん、入ろう。よし、それじゃあ次は健康ランド出そうか」

シャミ子「健康ランド!?そんなものいくら私でも出せるわけありません!」

桃「冗談だよ。さすがに無理なのはわかってる」

シャミ子「最初から無理だといわれるとそれはそれで傷つきます……」

桃「ほら、私の家のお風呂使っていいから。健康ランドに比べれば小さいけど二人くらい一緒に入れるし」

シャミ子「そうですね一緒に…ってなんで一緒に入ることなってるんですか!?」

桃「光熱費の節約だよ」

シャミ子「なるほど、節約は大事です!」

17: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:34:25.805 ID:mWMhri/+0
『頑張れシャミ子 夢の中でまで電気代は請求されないことに気づくんだ』




シャミ子(多少驚きましたが流れは悪くありません)

シャミ子(水鉄砲で濡らすのは失敗しましたが、お風呂で濡れるなというのは無理な話)

シャミ子(しかも温かいお湯に浸かるだなんて、自らおねしょをしにいくようなものです)

桃「シャミ子?どうしたのシャミ子?」

シャミ子「はい!?って桃、なんでそんな水着着てるんですか!しかも学校指定」

桃「なんでって、裸だと恥ずかしいし…シャミ子も着ていいんだよ?」

シャミ子「次は水着を出せと…水泳の授業はほとんど見学だった私が水着を出せるとは思えません…」

桃「そっか……じゃあこれ着る?スクール水着だけど」

シャミ子「だからなんでそんなものが夢にある!?」

桃「寝る前にタンスの整理をしてたら中学時代のスクール水着が出てきたんだ」

桃「あとで戻そうと思って枕元に置いてたら夢に出てきたみたいだね」

シャミ子「なんで寝る前にタンスの整理をしてたんですか」

桃「偶然だよ」

18: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:36:46.144 ID:mWMhri/+0
桃「で、どうするの?やっぱりシャミ子は全裸系まぞくだし全裸がいいかな?」

シャミ子「あれは全裸じゃありませんしごせんぞのセンスです!着ますよ!着ればいいんでしょう!」

桃「じゃあ先にお風呂で待ってる」

五分後 お風呂

シャミ子「失礼します」ガラガラ

桃「どうかな水着のサイズは?中学の時のだったけど」

シャミ子「胸の所が窮屈なだけで他はぴったりです…癪ですが」

桃「癪なのはこっちだよ…どうしたらそんなに胸ばかり育つかな」

シャミ子「知りませんよ!ほら湯船に浸かって温まりましょう!」

19: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:38:50.748 ID:mWMhri/+0
カポーン

シャミ子「ふわ~きもち~。冷えた身体に染みわたります~」ポカポカ

桃「はー、そうだね」ポカポカ

シャミ子「ふぃ~…………あれ?なんか忘れてるような」ポカポカ

桃「どうかした?シャミ子」

シャミ子(そうだ、おねしょ!お風呂に入ってこんなに緩んでるんです。現実世界の桃も緩みきってるず)

シャミ子「桃、気持ちいいですよね?」

桃「うん、トレーニングのあとのお風呂は気持ちいいよね」

シャミ子「なんかこうお風呂に入ったらしたくなることってないですか?」

桃「したくなること?うーん?アヒルさん浮かべたりとか?」

シャミ子「アヒルさん?それは可愛いし興味深いですけど、今はそれじゃないです!」

桃「なんだろう?シャミ子はお風呂で本を読むタイプだっけ?」

シャミ子「お風呂で本を読んだら濡れて駄目になるじゃないですか」

桃「濡れてもかまわない本とか、最近は耐水性のタブレットとかいろいろあるよ」

シャミ子「タブレット?」

桃「何千冊も本が収納できるこれくらいのサイズのスマホと思ったらいいよ」

シャミ子「なにそれ!良がすごく喜びそう!」シッポフリフリ

桃「私のは数百冊くらいしか入ってないけど、使ってないのがあるからよければ今度良ちゃんに貸すよ」

シャミ子「良いんですか桃。ありがとうございます!」


『頑張れシャミ子 本来の目的を思い出すんだ そして自然と通している尻尾穴の不自然さに気づくんだ』

20: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:41:56.390 ID:mWMhri/+0
桃「じゃあ今度シャミ子の家に行くとき持っていくよ」

シャミ子「はい、お願いします」

3分後

シャミ子「って、そうじゃありません!」ザバーッ

桃「立ち上がってどうしたの?」

シャミ子「そうじゃなくて、桃はその…おしっ…」

桃「ん?おし?」

シャミ子「桃はお風呂でおしっことかしたくなりませんか!?」

桃「おしっこ?…別にそれはないかな?」

シャミ子(っっ!こんな恥ずかしい思いまでしたのにこの作戦も……)プルプル

桃「それに夢の中でおしっこなんてしたら現実で漏らすかもしれないし危険だよ」

シャミ子「そ、そんなことないですよ!ゆ、夢は夢です!」アタフタ

桃「そんなことあるよ。もし私がしなくても他人がしてるのを見ただけで漏らすかもしれないし」

シャミ子(ッ!!これだ!)

22: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:43:49.374 ID:mWMhri/+0
シャミ子「あー駄目です!限界です!実は私ずっと我慢しててもう漏れそうなんです」

桃「駄目だよシャミ子お風呂場でしたら。というか私の夢の中でしないでくれるかな」

シャミ子「これはただの夢です。夢だからおしっこも汚くなんてないです。ほら見ててください」

桃「そんな…私の水着を着たままとかやめて」

シャミ子「大丈夫ですよ桃、水着はズラしてやりますから。ちゃんと見ててください」スルッ

チョロチョロチョロ

桃「ああ……」ゴクリッ

シャミ子(勝った!ここまですれば桃も間違いなく漏らしてるはず)

シャミ子(ん?なんだか股間が温かい?湿っている?でも今ちゃんと水着はズラして…あっ)


現実


シャミ子「ハッ!」

リリス「シャミ子や起きたか!で、あれから上手くやれたか?」

シャミ子「ごせんぞー……」うるうる

ピンポーン

23: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:46:52.190 ID:mWMhri/+0
桃「シャミ子おはよう。開けてもらってもいいかな?」

良子「はーい、いらっしゃい桃さん」

桃「おはよう良ちゃん。シャミ子いる?」

良子「お姉ならまだ寝てたけど」

桃「そっか、まだ布団から出られないか。あっ、これ良ちゃんに貸そうと思って持ってきたんだ」

良子「なにこれ?」

桃「私が電子書籍用に使ってたタブレット。良ちゃんが喜びそうだからってシャミ子に言われて」

良子「わー!ありがとう桃さん!」キラキラ

桃「良ちゃんが読みそうなのは数冊くらいしかないと思うけど」

24: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:49:02.347 ID:mWMhri/+0
桃「それじゃあ上がるね」

良子「うん、どうぞいらっしゃい」

桃「おじゃまします」

良子「お姉ー、桃さんが来たよー?」

桃「おはようシャミ子」

シャミ子「お、おはようございます。桃」ダラダラ

桃「どうしたのシャミ子?お布団から出られないのかな?」

良子「具合悪いのお姉?」ハラハラ

桃「ほら、良ちゃんも心配してるよ?お布団から出てこようか」

シャミ子「りょ、良。今から桃と大事な話をするんでちょっと外に出ててくれませんか!?お願いです」

良子「わかった!子供にはとても言えないような会議をするんだね!!良そういうの本でいっぱい見た!」

シャミ子「そ、そういうことなのでお願いします」

良子「うん!行ってくる!」トタトタガチャッ

25: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:51:36.696 ID:mWMhri/+0
シャミ子「ふぅ……危ないところでした」

桃「一体どうしたのかなシャミ子」

シャミ子「なんでもありません。ちょっとお布団が気持ちよくて出られないだけです」

桃「そうなんだ…………ていっ!」

お布団ガバーッ

桃「これはまた盛大にやったね」

シャミ子「……もういっそ殺してください」

桃「どうするのこれ。干してもすぐには乾かないよ?良ちゃんにもお母さんにもばれるよ?」

シャミ子「ごせんぞ、どうしましょう」

リリス「お漏らしなんて気にするな。夢魔あるあるだぞ」

シャミ子「気にしますよ!」

26: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:54:21.134 ID:mWMhri/+0
桃「仕方ない」シャラン

シャミ子「貴様、なぜ変身した!?」

桃「必殺技いっとこうかと思って」

シャミ子「フ、フレッシュピーチハートシャワーですか!?ご、ごめんなさいでした!!」

桃「違う違う、最低出力の小技だよ」

シャミ子「小技?なんだかお掃除や家事に使えそうな響き」

桃「うん、シャミ子くらいのまぞくなら身体や魔力や存在ごと跡形もなく浄化できる程度だね」

シャミ子「ごめんなさいでした!桃におもらしさせようとして本当にごめんなさいでした!!」

桃「だから何を勘違いしてるのかな?ただシャミ子の体液を浄化しようってだけだよ」

シャミ子「体液?……あ、おしっこを!?」

桃「うん、この技ならお布団にはほぼノーダメでまぞくの体液だけ消せる。…はず」

シャミ子「『はず』って…」

桃「どうする?失敗しないとは思うけどやる?」

シャミ子「お願いします!なんでもしますからお願いします!」

桃「ん?いま何でもって?」

シャミ子「じょ、冗談です。なんでもというのは冗談です!」

桃「じゃあ脱ごうか」

シャミ子「冗談ですってばーっ!」

27: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:56:47.191 ID:mWMhri/+0
桃「違うよ。そのパジャマとパンツも濡れてるでしょ?それも浄化しようってだけ」

シャミ子「あ、そういうことですか。わかりました。じゃあ着替えてくるのでちょっと待ってて…」

桃「駄目だよシャミ子。ここで脱いで。急がないと良ちゃん帰ってきちゃうよ?」

シャミ子「ぐぬぬ…背に腹は代えられません…ええいっ!」スポーン

桃「良い脱ぎっぷり。さすが全裸系まぞくだね」

シャミ子「いまは何とでも言うがいい!」

桃「パジャマとパンツをお布団と並べて、っと…」

シャミ子「ちなみに技名は何ですか?なんて叫びながら出すんですか!」わくわく

桃「フレッss…えいっ」ピカッ

シャミ子「あっ、技名聞きたかった…」

28: 名無しさん 2019/09/27(金) 22:59:12.651 ID:mWMhri/+0
桃「……失敗した」

シャミ子「いえ、成功しすぎです桃。今までの私の汚れが根こそぎです。ピカピカです」

桃「お布団はいいとしてパジャマが下だけ綺麗なのはアンバランスだね。よし、上もやっちゃおう」

シャミ子「それって……」

桃「うん、全部脱いじゃおうか」

シャミ子「やっぱり」

桃「早くしないと良ちゃんが」

シャミ子「わかってますよ!」スッポーン

桃「やっぱりシャミ子は全裸がよく似合うね、っと」ピカッ

シャミ子「そんな台詞を言いながら必殺技使うのやめてください!」

桃「はい、これで完了。いい感じにバランス取れたと思う」スッ

シャミ子「うー…なんだか釈然としませんがありがとうございます。ん?」クンカクンカ

桃「どうかした?」

29: 名無しさん 2019/09/27(金) 23:01:12.998 ID:mWMhri/+0
シャミ子「なんだかいい香りです。フルーツの桃の香り」ホワホワ

桃「私のエーテル体の残り香だと思う。それくらいは我慢してほしいかな」

シャミ子「我慢だなんてそんな!すっごく良い香りです!ほら、お布団の中も!」クンカクンカ

桃「こらこら、全裸でお布団に入らない」

シャミ子「あーいい香り。今夜は良い夢見れそうです。桃、ありがとうございます!」

良子「ただいまー。お姉、会議終わった?」ガチャリッ

桃 シャミ子「「あっ」」

30: 名無しさん 2019/09/27(金) 23:02:50.869 ID:mWMhri/+0
脱ぎ散らかされた姉のパジャマと下着 コスプレ姿の姉の配下 全裸の姉in布団


良子「知ってる!これ子供に見せられない部下への労いだ!良そういうの本でいっぱい見た!」キラキラ

桃「…そ、そうだね…」

シャミ子「桃、そこは否定して!」

良子「ごめんなさい邪魔しちゃって。良もうちょっとお外行ってくる。お姉頑張って!」トタタタガチャッ

桃「応援されちゃったねシャミ子。じゃあ頑張ろうか」ヌギヌギ

シャミ子「貴様!なに脱いでる!」

桃「ん?さっきなんでもするって?それに良ちゃんの期待には応えないと」ゴソゴソ

シャミ子「一体なにを頑張るっていうんです」

桃「ああ本当だ、お布団の中少し魔力残ってる」

シャミ子「これで勝ったと思うなよー!!」


『頑張れシャミ子 良子が帰ってくるまであと2時間たっぷり頑張るんだ!』


おしまい